JP2013257383A - 画像形成装置 - Google Patents

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厚 高橋
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Abstract

【課題】反転部での結露を確実かつ効果的に防止する。
【解決手段】画像形成装置100Aは、用紙反転部70にエアーを送風する送風ファン20を備える。制御部は、両面印刷モードの開始、または用紙検知部64により用紙Pが反転ローラー72を通過したことが検知されると、反転ローラー72のニップを解除する。送風ファン20から送風されたエアーは、反転経路60A内を経由して用紙反転部70に流れ、ニップが解除された反転ローラー72間を通過し、用紙反転部70の空間部S内に送り込まれる。空間部Sに送り込まれたエアーにより空間部S内に溜まった水蒸気Wが外部に排出される。これにより、用紙反転部70での結露が防止される。
【選択図】図5

Description

両面印刷が可能な画像形成装置に関する。
画像形成装置においては、画像形成部によりトナー像が用紙に転写された後、画像形成部の下流側に設けられた定着部により未定着のトナー像を用紙に定着させる定着処理が行われる。定着処理では、未定着のトナー像を用紙に定着させるために用紙を所定の温度で加熱している。そのため、定着処理での加熱により用紙に含まれる水分が水蒸気となって蒸発する場合がある。
両面印刷が行われる場合、定着部により定着処理が行われた用紙は、用紙の表裏を反転させた状態で画像形成部に再給紙するための反転経路に搬送される。反転経路には、用紙の搬送方向を反転させるローラーと、用紙の斜行を補正する際のループ形成を補助するガイド板とを有する反転部が設けられている。定着部から反転部に搬送された用紙は、用紙の斜行が補正された後にスイッチバック搬送され、反転経路を経由して画像形成部に再給紙される。
ここで、反転部のガイド板等で構成される内部は、機密性が高くなっている。そのため、定着部により定着処理された温度の高い用紙が反転部に搬送されてくると、その用紙の熱や水蒸気等が反転部の内部に溜まってしまい、その結果、反転部で結露が発生してしまう場合があった。両面印刷を行う場合に、反転部で結露が発生すると、反転部において用紙に水分が付着し、この水分の影響により画像不良や搬送不良、用紙の汚損等が発生してしまうという問題があった。
画像形成装置内で発生した結露を防止する手段としては、種々の方法が提案されている。例えば、特許文献1には、両面搬送路よりも定着部寄りの定着部上方に設けられ空洞部と、空洞部に向かう気流を生成する気流生成手段とを具備することにより、定着部で発生した水蒸気の結露により発生する水滴を空洞部に集めることを可能とした画像形成装置が提案されている。特許文献2には、シートと、シートに当接した規制部材およびシート再搬送部の筐体と共に、トナー像の定着の際、シートから発生した水蒸気の再搬送通路への流入を規制する規制空間を形成することにより、結露による画像品位の低下を防ぐことを可能とした画像形成装置が提案されている。
特許文献3には、定着ローラーから排紙部に至る用紙搬送路上方にファンを設けると共に、定着ローラーから用紙搬送路を通りファンに達する気流等を通風させるダクトを設け、定着時発生された水分を気流により除去する画像形成装置が提案されている。特許文献4には、画像形成装置本体の背面に空気排出口を設け、ルーバーと送風ファンとを繋ぐ風路を形成して風路の途中に記録紙反転部を配置することにより、記録紙からの水蒸気を画像形成装置本体の背面の空気排出口から機外に排出することを可能とした画像形成装置が提案されている。
特開2009−175663号公報 特開2010−155682号公報 特開平7−160179号公報 特開2002−108178号公報
しかしながら、上記引用文献1から4には、用紙の表裏を反転させる反転経路に設けられた反転部の結露を防止する手段については何ら開示されていない。そのため、上記引用文献1から4に開示された画像形成装置では、反転部の内部に溜まった水蒸気を効果的に排出させることができず、反転部での結露を防止することが困難であるという問題がある。
上記引用文献1から4に開示される方法以外に、反転部を構成するガイド板等に穴を形成することにより、定着部で定着処理された用紙から発生する水蒸気を穴から反転部の外部に排出させる方法も提案されている。しかしながら、この方法では、用紙の反転動作中に用紙が穴に引っ掛かってしまう場合があり、これによりジャムが発生し易いという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、反転部での結露を確実かつ効果的に防止することが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成部により形成された画像を用紙に定着させる定着部と、定着部により画像が定着された用紙の搬送方向を反転させるローラーを含む反転部を有し、当該反転部により搬送方向が反転された用紙を表裏反転させた状態で画像形成部に搬送する反転経路と、用紙の搬送方向において反転部より上流側に設けられ、反転部にエアーを送風する送風部と、反転部のローラーのニップおよびニップ解除の動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、用紙がローラーに接していないとき、ローラーのニップを解除するように制御し、送風部からのエアーをニップを解除したローラー間を通して反転部に送り込むものである。
本発明によれば、用紙がローラーに接していないとき、ローラーのニップを解除し、送風部からのエアーを離間したローラー間を通して反転部に送り込むので、この送り込まれたエアーにより反転部の水蒸気を外部に排出させることができる。これにより、反転部での結露を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 反転経路および送風ファン等の構成例を示す図である。 画像形成装置のブロック構成例を示す図である。 両面印刷モード時における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 送風ファンから送風されるエアーの流れを説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 画像形成装置のブロック構成例を示す図である。 両面印刷モード時における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 送風ファンから送風されるエアーの流れを説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 画像形成装置のブロック構成例を示す図である。 両面印刷モード時における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 送風ファンから送風されるエアーの流れを説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 画像形成装置のブロック構成例を示す図である。 両面印刷モード時における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする)について説明する。
<第1の実施の形態>
[画像形成装置の構成例]
第1の実施の形態に係る画像形成装置100Aは、両面印刷モードが実行される場合、用紙Pが反転ローラー72に接していないときに反転ローラー72のニップを解除し、送風ファン20からのエアーをニップ解除した反転ローラー72間を通して用紙反転部70に送り込むことで、用紙反転部70内に溜まっている水蒸気を外部に排出させ、用紙反転部70内での結露防止を可能としている。
図1は、画像形成装置100Aの構成の一例を示している。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上拡張されており、実際の比率と異なる場合がある。図1に示すように、画像形成装置100Aは、タンデム型の画像形成装置と称されるものであり、操作表示部30と自動原稿給紙部80と画像読取部90と画像形成部10と定着部44とを備えている。なお、本例では、画像形成装置100Aの上流側に連結された図示しない大容量給紙装置から用紙Pが給紙されるものとする。もちろん、画像形成装置100Aに給紙部を設け、この給紙部から用紙Pを給紙するようにすることもできる。
操作表示部30は、画像形成装置100Aを構成する筐体上面部に取り付けられ、例えば静電容量方式や抵抗膜方式等の位置入力装置とLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置とが組み合わされて構成されたタッチパネルと、タッチパネルの周辺部に設けられた数字ボタンや印刷スタートボタン等を含むハードキーとを有している。操作表示部30は、ユーザー操作による用紙サイズや用紙種類等の画像形成条件の設定を受け付ける。自動原稿給紙部80は、ADF(Auto Document Feeder)とも呼ばれ、ADF給紙トレイ82にセットされた原稿を原稿読取用スリットガラス84に搬送し、後述する画像読取部90で読み取られた原稿をADF用排紙トレイ86に排出する。
画像読取部90は、自動原稿給紙部80のADF給紙トレイ82から一枚ずつ搬送される原稿やプラテンガラス92に載置された原稿に光源から光を照射し、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)94で受光することで原稿の画像データを取得する。画像読取部90で取得された画像データは、図示しない画像処理部によりアナログ処理、アナログ/ディジタル(以下A/Dという)変換処理、画像圧縮処理等が行われた後に、HDD(Hard disk drive)等で構成されるメモリ部58に保存される。
画像形成部10は、電子写真方式により画像を形成するものであり、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成ユニット10Yと、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成ユニット10Mと、シアン(C)色の画像を形成する画像形成ユニット10Cと、黒(K)色の画像を形成する画像形成ユニット10Kとを有している。この例では、それぞれ共通する機能名称、例えば、符号10の後ろに形成する色を示すY,M,C,Kを付して表記する。また、画像形成部10は、画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにより形成された画像を保持する中間転写ベルト8と、中間転写ベルト8上にある画像を用紙Pに転写するための二次転写部Nを形成するニップ作成ローラー42とを有している。
画像形成ユニット10Yは、感光体ドラム1Yと、その周囲に配置される帯電部2Y、露光部(光書込み部)3Y、現像部4Yおよびクリーニング部6Yを有している。画像形成ユニット10Mは、感光体ドラム1Mと、その周囲に配置される帯電部2M、露光部3M、現像部4Mおよびクリーニング部6Mを有している。画像形成ユニット10Cは、感光体ドラム1Cと、その周囲に配置される帯電部2C、露光部3C、現像部4Cおよびクリーニング部6Cを有している。画像形成ユニット10Kは、感光体ドラム1Kと、その周囲に配置される帯電部2K、露光部3K、現像部4Kおよびクリーニング部6Kを有している。
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにおけるそれぞれの感光体ドラム(像担持体)1Y,1M,1C,1K、帯電部2Y,2M,2C,2K、露光部3Y,3M,3C,3K、現像部4Y,4M,4C,4K、クリーニング部6Y,6M,6C,6Kは、それぞれ共通する内容の構成である。以下、特に、区別が必要な場合を除き、Y,M,C,Kを付さずに表記することとする。
帯電部2は、感光体ドラム1の表面をほぼ一様に帯電する。露光部3は、例えばLEDアレイと結像レンズとを有するLPH(LED Print Head)や、ポリゴンミラー方式のレーザ露光走査装置により構成され、画像データに基づいて感光体ドラム1上をレーザ光により走査して静電潜像を形成する。現像部4は、感光体ドラム1上に形成された静電潜像をトナーにより現像する。これにより、感光体ドラム1上に可視画像であるトナー像が形成される。中間転写ベルト8は、複数のローラーにより張架されると共に走行可能に支持されている。一次転写ローラーが動作すると、中間転写ベルト8が走行し、中間転写ベルト8の画像転写位置に各感光体ドラム1に形成されたトナー像が転写される(一次転写)。
画像形成処理が開始されると、図示しない大容量給紙装置から操作表示部30等で指定された用紙Pが画像形成装置100Aに給紙される。画像形成装置100Aに給紙された用紙Pは、搬送ローラー34,38等を介してレジストローラー32に搬送される。レジストローラー32は、ループ作成ローラー36による用紙Pの先端の突き当てによりループを形成して用紙Pの斜行を補正する。このとき、レジストローラー32を用紙幅方向に揺動させることにより、用紙Pの片寄り補正を行っても良い。
用紙Pの斜行補正が終了すると、用紙Pは所定のタイミングでニップ作成ローラー42の二次転写部Nに搬送される。二次転写部Nでは、中間転写ベルト8の画像形成位置に転写されたカラー画像が、搬送されてくる用紙Pの表面に一括転写される(2次転写)。2次転写された用紙Pは、定着部44に搬送される。定着部44は、二次転写部Nよりも用紙搬送方向の下流側に設けられ、加圧ローラーおよび加熱ローラー等を有している。定着部44は、二次転写部Nで画像が転写された用紙Pに加圧、加熱処理を行うことにより用紙P表面のトナー像を用紙Pに定着させる。
定着部44の用紙搬送方向の下流側には、用紙Pの搬送経路を排紙経路40側または反転経路60側に切り替えるための定着側ゲート切替部48が設けられている。定着側ゲート切替部48は、例えばソレノイドやモータ等から構成され、選択されている印刷モード(片面印刷モード、両面印刷モード)に基づいて搬送経路の切り替え制御を行う。片面印刷モードで片面の印刷が終了した用紙P、または両面印刷モードで両面の印刷が終了した用紙Pは、定着部44で定着処理が施された後、排紙ローラー46により図示しない排紙トレイ上に排出される。
一方、両面印刷モードで用紙Pを表裏反転させる場合、表面側に画像が形成された用紙Pは定着側ゲート切替部48を介して搬送ローラー63等により反転経路60に搬送される。反転経路60に搬送された用紙Pは、反転ローラー72の逆回転制御により用紙Pの後端を先頭にしてスイッチバック搬送され、搬送ローラー67,68等を経由して介して用紙Pの表裏反転させた状態でレジストローラー32に再給紙される。レジストローラー32に再給紙された用紙Pは、用紙Pの表面側の画像形成処理の場合と同様に、用紙Pの斜行補正が行われ、二次転写部Nにて用紙Pの裏面に所定の画像が形成される。画像形成部10により裏面に画像が転写された用紙Pは、定着部44で定着処理が行われた後に、定着側ゲート切替部48および排紙ローラー46を介して排紙トレイ上に排出される。
[反転経路の構成例]
次に、画像形成装置100Aの反転経路60等について説明する。図2は、画像形成装置100Aの反転経路60等の構成の一例を模式的に示している。画像形成装置100Aは、図2に示すように、反転経路60と用紙反転部70と送風部の一例である送風ファン20と用紙検知部62,64とゲート切替部68とを備えている。
反転経路60は、片面の印刷および定着処理が終了した用紙Pを取り込んで用紙反転部70に搬送する反転経路60Aと、用紙反転部70により用紙Pの搬送方向が反転された用紙Pを表裏反転させた状態で画像形成部10(二次転写部N)に再給紙する反転経路60Bとを有している。反転経路60Aは例えば一対のガイド板G1から構成され、反転経路60Bは例えば一対のガイド板G4から構成されている。図2では、ガイド板G1,G4を単数で構成しているが、複数枚のガイド板により構成しても良い。
用紙反転部70は、対となるガイド板G2,G3と反転ローラー72と搬送ローラー78とを有している。ガイド板G2は、例えば山型形状からなり、用紙Pの斜行補正を行う場合において用紙Pの先端にループを形成するときのガイド部として機能する。ガイド板G3は、平板状からなり、ガイド板G2に対向した位置に配置されている。本例では、ガイド板G2,G3等により空間部Sが構成され、この空間部S内はその密閉度の高さにより高気密となっている。
反転ローラー72は、駆動ローラーと従動ローラーとにより構成され、反転経路60Aから搬送されてくる用紙Pを用紙反転部70に取り込む。反転ローラー72は、用紙反転部70に取り込んだ用紙Pが搬送ローラー78によりスイッチバック搬送されると、ローラーの回転を一時停止する。これにより、スイッチバック搬送される用紙Pの先端が反転ローラー72に突き当たることでループが形成され、用紙Pの斜行が補正される。反転ローラー72は、用紙Pの斜行補正が終了すると、逆回転することで用紙Pの搬送方向を反転させて用紙Pを反転経路60Bに送り出す。
また、反転ローラー72は、ニップおよびニップ解除可能に構成されている。本例では、用紙Pを搬送していないとき(用紙Pが接していないとき)、ニップが解除される。このように、反転ローラー72が使用されていないときに、反転ローラー72のニップを解除して駆動ローラーと従動ローラーとを離間させることにより、送風ファン20から送風されるエアーを用紙反転部70の空間部Sに送り込む経路を形成する。
送風ファン20は、例えばシロッコファンから構成され、用紙Pの搬送方向において反転ローラー72よりも反転経路60Aの上流側に設けられている。送風ファン20は、後述するファン駆動部の駆動により作動し、作動により生成したエアーを反転経路60A内を経由させて下流側の用紙反転部70に送風する。本例において、送風ファン20は、反転経路60の定着部44に近接した反転経路60Aの位置であって、反転経路60Aの排紙口47側に設けられている。これは、定着部44を通過した直後の温度が高い用紙Pにエアーを当てて効果的に用紙Pを冷却すると共に、高温の用紙Pの通過により温められた反転経路60Aのガイド板G1等の冷却を効果的に行うためである。もちろん、送風ファン20を反転経路60Aの排紙口47とは反対側に設けることもできる。なお、送風ファン20は、その送風口をガイド板G1に設けられた隙間に配置することで、この隙間を介して反転経路60にエアーを供給することができる。ガイド板G1の隙間にダクトを形成しても良い。また、ガイド板G1の幅方向の端部側に設けることで、ガイド板G1の端部側から反転経路60にエアーを供給しても良い。
用紙検知部62は、例えば反射型センサや透過型センサから構成され、反転経路60A上であってかつゲート切替部68の上流側近傍の位置に設けられている。用紙検知部62は、反転ローラー72の手前の反転経路60Aを通過する用紙Pを検知することにより、用紙Pが用紙反転部70に到達する前に反転ローラー72をニップ状態とさせる。
用紙検知部64は、例えば反射型センサや透過型センサから構成され、反転経路60B上であってかつゲート切替部68の下流側近傍の位置に設けられている。用紙検知部64は、反転経路60Bにスイッチバック搬送される用紙Pが反転ローラー72を通過したか否かを検知することにより、用紙Pが反転ローラー72を通過した後に反転ローラー72をニップ解除状態とさせる。
ゲート切替部68は、例えばソレノイドやモータ等から構成され、反転ローラー72の反転経路60Aと反転経路60Bとの接続部に設けられている。ゲート切替部68は、用紙Pを用紙反転部70に搬送する場合に用紙Pを反転経路60Aに通過させるようにゲート切り替えを行い、用紙Pを用紙反転部70から排出する場合に用紙Pを反転経路60Bに通過させるようにゲート切り替えを行う。
[画像形成装置のブロック構成例]
次に、画像形成装置100Aのブロック構成の一例について説明する。図3は、画像形成装置100Aのブロック構成の一例を示している。図3に示すように、画像形成装置100Aは、装置全体の動作を制御する制御部50を備えている。制御部50は、CPU(Central Processing Unit)52と、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行うROM(Read Only Memory)54と、CPU52のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)56とを有している。CPU52は、ROM54から読み出したソフトウェアやデータをRAM56上に展開してソフトウェアを起動させ、画像形成装置100Aの各部を制御することにより所定の画像形成処理を実行する。
制御部50には、操作表示部96と画像形成部10と定着部44と定着側ゲート切替部48と送風ファン駆動部120と用紙検知部62,64と反転側ゲート切替部66と反転ローラー駆動部74とニップ調整部76とがそれぞれ接続されている。
操作表示部96は、操作画面等においてユーザーにより選択されたボタンに対応した操作信号を生成して制御部50に供給する。画像形成部10は、制御部50の制御に基づいて露光、現像、転写等の画像形成処理を行う。定着部44は、制御部50の制御に基づいてヒーター温度等の制御を行い、未定着のトナーが用紙Pに定着するように用紙Pに対して加熱、加圧処理を行う。
定着側ゲート切替部48は、制御部50から供給される駆動信号に基づいて、搬送経路を排紙経路40側に切り替えたり、反転経路60側に切り替えたりする。反転側ゲート切替部66は、制御部50から供給される駆動信号に基づいて、搬送経路を反転経路60A側に切り替えたり、反転経路60B側に切り替えたりする。
用紙検知部62は、反転ローラー72の手前位置の反転経路60Aを用紙Pが通過したか否かを検知し、この検知により得られた検知信号を制御部50に供給する。用紙検知部64は、用紙反転部70により反転経路60Bにスイッチバック搬送された用紙Pが反転ローラー72(の近傍位置)を通過したか否かを検知し、この検知により得られた検知信号を制御部50に供給する。
送風ファン駆動部120は、例えばステッピングモータから構成され、制御部50から供給される駆動信号に基づいて送風ファン20を駆動する。反転ローラー駆動部74は、例えばステッピングモータ等から構成され、制御部50から供給される駆動信号に基づいて反転ローラー72の正回転、逆回転、停止等の回転制御を行う。
ニップ調整部76は、例えばソレノイドやモータ等により構成され、制御部50から供給される制御信号に基づいて反転ローラー72をニップしたり、ニップを解除したりする。例えば、用紙Pを搬送する場合に反転ローラー72をニップさせ、用紙Pを搬送していない場合に反転ローラー72のニップを解除させる。
[画像形成装置の動作例]
次に、両面印刷モード時における画像形成装置100Aの動作の一例について説明する。図4は、両面印刷モード時における画像形成装置100Aの動作の一例を示すフローチャートである。図5(A)および図5(B)は、送風ファン20から送風されるエアーの流れを説明するための図である。なお、以下では、今回実行する印刷ジョブよりも前の印刷ジョブの実行により用紙反転部70の空間部S内に水蒸気が溜まっているものとする。
図4に示すように、ステップS100で制御部50は、印刷処理が開始されたか否かを判断する。印刷処理が開始されたか否かの判断は、操作表示部30の操作画面にて印刷スタートボタンがユーザーにより選択されたか否かにより判断したり、画像形成装置100Aに接続されている図示しないコンピューターから印刷ジョブが送信されたか否かにより判断したりする。制御部50は、印刷ジョブの取得により印刷処理が開始されたと判断するとステップS102に進み、印刷処理が開始されていないと判断すると印刷処理が開始されるまで待機する。
ステップS102で制御部50は、取得した印刷ジョブに基づいて印刷モードが両面印刷モードであるか否かを判断する。制御部50は、印刷モードが両面印刷モードであると判断した場合にステップS104に進む。一方、印刷モードが両面印刷モードでない(片面印刷モード)と判断した場合に、図4のフローから外れ、図示しない片面印刷モードに対応した印刷処理を実行する。片面印刷モードの動作については公知の方法が採用されるため、便宜上説明を省略している。
印刷モードが両面印刷モードである場合、ステップS104で制御部50は、送風ファン駆動部120を駆動することにより送風ファン20を作動させる。送風ファン20の作動により、図5(A)に示すように、送風ファン20からのエアーが反転経路60Aに送風される。送風ファン20から送風されたエアーは、反転経路60A内を経由して用紙反転部70に送られる。また、送風ファン20から送風されるエアーは、反転経路60Aを構成するガイド板G1に当たると共に反転経路60A内を通過することにより、高温の用紙Pにより温められたガイド板G1を冷却する。さらに、反転経路60Aを通過する用紙Pも、送風ファン20からのエアーや冷却されたガイド板G1によって直接または間接的に冷却される。
ステップS106で制御部50は、ニップ調整部76を駆動することにより反転ローラー72のニップを解除させる。反転ローラー72のニップが解除されると、図5(A)に示すように、送風ファン20から反転経路60Aを経由して送られたエアーが離間した反転ローラー72間を通過し、ガイド板G2,G3等により構成される用紙反転部70の空間部S内に送り込まれる。空間部Sでは、送り込まれたエアーにより空間部Sの内部が冷却されると共に、送り込まれたエアーの流れ方向に沿って空間部S内に溜まった水蒸気Wが流れて空間部Sの外に排出される。
ここで、両面印刷モードの開始により片面に画像が形成された用紙Pが反転経路60Aに搬送されると、ステップS108で制御部50は、用紙Pが用紙検知部62により検知されたか否かを判断する。制御部50は、用紙検知部62から供給される検知信号に基づき、用紙Pが用紙検知部62により検知されたと判断した場合にはステップS110に進む。一方、用紙Pが用紙検知部62により検知されていないと判断した場合にはステップS106に戻り、用紙Pが用紙検知部62により検知されるまで反転ローラー72のニップを解除した状態を維持する。
用紙検知部62により用紙Pが検知されると、ステップS110で制御部50は、ニップ調整部76を駆動することにより反転ローラー72をニップさせる。反転ローラー72がニップされると、図5(B)に示すように、送風ファン20からのエアーが反転ローラー72に当たるので、エアーは反転ローラー72の手前位置の反転経路60Aから排出される。また、制御部50は、反転ローラー駆動部74を駆動することにより反転ローラー72を正回転させる。これにより、定着部44から搬送される用紙Pが反転ローラー72によりニップされて用紙反転部70に送り込まれる。
ステップS112で制御部50は、用紙Pが用紙反転部70に搬送されると、反転ローラー駆動部74を制御して反転ローラー72の動作を停止させると共に、搬送ローラー78を反転駆動することにより用紙Pの搬送方向を反転させる。これにより、搬送方向が反転された用紙Pの先端が反転ローラー72に突き当てられて先端ループが形成されることにより用紙Pの斜行が補正される。なお、用紙Pが用紙反転部70の空間部Sに搬送されると、その空間部S内の機密性の高さにより、用紙Pから発生した水蒸気Wが空間部S内に溜まる。
用紙Pの斜行補正が終了すると、制御部50は、反転ローラー駆動部74の反転駆動することにより反転ローラー72を逆回転させる。反転ローラー72は、用紙Pの搬送方向を反転させてスイッチバック搬送し、用紙反転部70から用紙Pを排出させる。用紙反転部70から排出された用紙Pは、ゲート切替部68を介して反転経路60Bに搬送される。
ステップS114で制御部50は、用紙Pの用紙反転部70からの反転排出が終了したか否かを判断する。制御部50は、用紙検知部64により用紙Pの後端が検知された場合(例えば検知信号がオンからオフになった場合)には、用紙Pが反転ローラー72に接しておらず、用紙Pが用紙反転部70から排出されたと判断してステップS116に進む。一方、用紙検知部64により用紙Pの後端が検知されない場合には、用紙Pが反転ローラー72に接しており、用紙Pが用紙反転部70から排出されていないと判断してステップS112に戻り、用紙Pの反転排出動作を継続して実行する。
ステップS116で制御部50は、印刷ジョブで指定されている全ての印刷が終了したか否かを判断する。制御部50は、全ての印刷が終了したと判断した場合には、一連の両面印刷モードの処理を終了する。一方、全ての印刷が終了していないと判断した場合には、ステップS106に戻り、上述した一連の印刷処理を繰り返し実行する。
具体的には、用紙Pがスイッチバック搬送されて反転ローラー72を通過したと判断すると(図5(A)中破線で示す用紙P)、ステップS106で説明したように、ニップ調整部76を駆動することにより反転ローラー72のニップを解除させる。例えば、次の用紙Pが用紙反転部70に到達するまで、反転ローラー72のニップを解除させることで反転ローラー72を離間した状態とする。これにより、図5(A)に示したように、送風ファン20から反転経路60Aを経由して搬送されたエアーが、離間した駆動ローラーと従動ローラーとの間を通過し、ガイド板G2,G3等により構成される空間部Sに送り込まれる。送風ファン20から送り込まれたエアーにより空間部Sの内部が冷却されると共に、空間部S内の湿った水蒸気Wがエアーの流れ方向に沿って流れて空間部Sの外に排出される。続けて、次の用紙Pが用紙検知部62によって検知されると、反転ローラー72をニップさせる。このような動作が印刷ジョブが終了するまで繰り返し実行される。
以上説明したように、第1実施の形態によれば、両面印刷モードであって、反転ローラー72を使用していない場合に、反転ローラー72のニップを解除してローラー間を離間させてエアーの通り道を形成することにより、送風ファン20からのエアーを用紙反転部70の空間部S内に送り込むことができる。これにより、空間部S内に溜まった水蒸気Wを送風ファン20からのエアーにより空間部Sの外部に排出することができ、用紙反転部70の空間部S内での結露を防止することができる。その結果、用紙反転部70の空間部Sに搬送された用紙Pに水分等が付着することを防止でき、この水分の影響による画像不良や搬送不良、用紙の汚損等を回避することができる。また、送風ファン20からのエアーをガイド板G1,G2,G3に当てることにより、ガイド板G1,G2,G3自体の冷却も行うことができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態では、用紙反転部70に取り込んだエアーを外部に強制的に排気するための排気ファン22を設ける点において上記第1の実施の形態と相違している。なお、その他の画像形成装置100Bの構成および動作等については、上記第1の実施の形態の画像形成装置100Aと同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
[画像形成装置の構成例]
図6は、第2の実施の形態に係る画像形成装置100Bの構成の一例を示している。図6に示すように、画像形成装置100Bは、上記第1の実施の形態で説明した構成に加えて、排気ファン22を備えている。排気ファン22は、反転ローラー72よりもエアーの流れ方向Dの下流側であってかつガイド板G3の下方に設けられ、用紙反転部70の空間部S内に溜まった水蒸気等を空間部Sの外部に引き抜く(排気する)機能を有している。排気ファン22は、その吸込口をガイド板G3に設けられた隙間に配置することで、この隙間を介して空間部Sからエアーを引き抜くことができる。ガイド板G3の隙間にダクトを形成しても良い。また、ガイド板G2、G3の幅方向の端部側に設けることで、ガイド板G2、G31の端部側から外部にエアーを引き抜くようにしても良い。
[画像形成装置のブロック構成例]
次に、画像形成装置100Bのブロック構成の一例について説明する。図7は、画像形成装置100Bのブロック構成の一例を示している。図7に示すように、画像形成装置100Bは、排気ファン駆動部122を有している。排気ファン駆動部122は、例えばステッピングモータから構成され、制御部50に接続されている。排気ファン駆動部122は、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動することにより、排気ファン22を作動させる。
[画像形成装置の動作例]
次に、両面印刷モード時における画像形成装置100Bの動作の一例について説明する。図8は、両面印刷モード時における画像形成装置100Bの動作の一例を示すフローチャートである。図9(A)および図9(B)は、送風ファン20から送風されるエアーの流れを説明するための図である。なお、図4で説明した第1の実施の形態の画像形成装置100Aと共通する動作については簡略化して説明する。
図8に示すように、ステップS200で制御部50は、印刷処理が開始されたか否かを判断する。制御部50は、印刷ジョブの取得により印刷処理が開始されたと判断するとステップS202に進み、印刷処理が開始されていないと判断すると印刷処理が開始されるまで待機する。
ステップS202で制御部50は、印刷ジョブに基づいて印刷モードが両面印刷モードであるか否かを判断する。制御部50は、印刷モードが両面印刷モードであると判断した場合、ステップS204に進む。一方、印刷モードが両面印刷モードでない(片面印刷モード)と判断した場合、図8のフローから外れ、片面印刷モードに対応した印刷処理を実行する。
印刷モードが両面印刷モードである場合、ステップS204で制御部50は、送風ファン駆動部120を駆動することにより送風ファン20を作動させる。送風ファン20の作動により、図9(A)に示すように、送風ファン20からのエアーが反転経路60Aに送風される。送風ファン20から送風されたエアーは、反転経路60A内を経由して用紙反転部70に送られる。
ステップS206で制御部50は、ニップ調整部76を駆動することにより反転ローラー72のニップを解除させる。反転ローラー72のニップが解除されると、図9(A)に示すように、送風ファン20から反転経路60Aを経由して送られたエアーが離間した反転ローラー72間を通過し、用紙反転部70の空間部S内に送り込まれる。空間部Sでは、送り込まれたエアーにより空間部Sの内部が冷却されると共に、送り込まれたエアーの流れ方向に沿って空間部S内の溜まった水蒸気Wが流れて空間部Sの外に排出される。
また、制御部50は、両面印刷モードが開始されると、排気ファン駆動部122を駆動することにより排気ファン22を作動(オン)させる。排気ファン22の作動により、図9(A)に示すように、空間部S内に送り込まれたエアーが空間部S内の水蒸気Wと共に空間部Sの外部に強制的に排出される。空間部Sから外部に排出されたエアーは排気ファン22の吸込口から吸い込まれ、排気ファン22の吹出口から画像形成装置100内の、例えば用紙Pの搬送経路がない下方に排気される。このとき、水蒸気Wを含むエアーを画像形成装置100の外部に排出させるようにしても良い。
ここで、両面印刷モードの開始により片面に画像が形成された用紙Pが反転経路60Aに搬送されると、ステップS208で制御部50は、用紙Pが用紙検知部62により検知されたか否かを判断する。制御部50は、用紙Pが用紙検知部62により検知されたと判断した場合にはステップS210に進む。一方、用紙Pが用紙検知部62により検知されていないと判断した場合にはステップS206に戻る。この場合、用紙Pが用紙検知部62により検知されるまで反転ローラー72のニップを解除した状態を維持する。
用紙検知部62により用紙Pが検知されると、ステップS210で制御部50は、ニップ調整部76を駆動することにより反転ローラー72をニップさせる。反転ローラー72がニップされると、図9(B)に示すように、送風ファン20からのエアーが反転ローラー72に当たるので、エアーは反転ローラー72の手前位置の反転経路60Aから排出される。また、制御部50は、反転ローラー駆動部74を駆動することにより反転ローラー72を正回転させる。これにより、定着部44から搬送される用紙Pが反転ローラー72にニップされて用紙反転部70に送り込まれる。
また、制御部50は、排気ファン駆動部122の駆動を停止することにより排気ファン22の動作を停止(オフ)させる。これは、反転ローラー72がニップ状態となり、用紙反転部70の空間部Sへのエアーの送風が反転ローラー72により遮断されてしまい、排気ファン22を駆動させたとしても用紙反転部70内の水蒸気Wを効果的に排出させることができないからである。
ステップS212で制御部50は、用紙Pが用紙反転部70に搬送されると、反転ローラー駆動部74を制御して反転ローラー72の回転を停止させると共に、搬送ローラー78を反転駆動することにより用紙Pの搬送方向を反転させる。これにより、搬送方向が反転された用紙Pの先端が反転ローラー72に突き当てられて先端ループが形成されることにより用紙Pの斜行が補正される。
用紙Pの斜行補正が終了すると、制御部50は、反転ローラー駆動部74を反転駆動することにより反転ローラー72を逆回転させる。反転ローラー72は、用紙Pの搬送方向を反転させてスイッチバック搬送し、用紙反転部70から用紙Pを排出させる。用紙反転部70から排出された用紙Pは、ゲート切替部68を介して反転経路60Bに搬送される。
ステップS214で制御部50は、用紙Pの反転排出が終了したか否かを判断する。制御部50は、用紙検知部64により用紙Pの後端が検知された場合には、用紙Pが反転ローラー72に接しておらず、用紙Pが用紙反転部70から排出されたと判断してステップS216に進む。一方、用紙検知部64により用紙Pの後端が検知されない場合には、用紙Pが反転ローラー72に接しており、用紙Pが用紙反転部70から排出されていないと判断してステップS212に戻り、用紙Pの反転排出動作を継続して実行する。
ステップS216で制御部50は、印刷ジョブで指定されている全ての印刷が終了したか否かを判断する。制御部50は、全ての印刷が終了したと判断した場合には、一連の両面印刷モードの処理を終了する。一方、全ての印刷が終了していないと判断した場合には、ステップS206に戻り、上述した一連の印刷処理を繰り返し実行する。このような動作が印刷処理が終了するまで繰り返し実行される。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、反転ローラー72よりもエアーの流れ方向Dの下流側に排気ファン22を配置することにより、用紙反転部70の空間部S内の水蒸気Wを効率的に排出させることができる。ここで、排気ファン22を設けなくても、送風ファン20からのエアーの流れにより、ガイド板G3の隙間(ダクト)から用紙反転部70内の水蒸気Wをある程度抜くことはできるが、排気ファン22を配置することでより効果的に用紙反転部70内の水蒸気Wを排出することができる。これにより、より確実に用紙反転部70での結露を防止することができる。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態では、反転ローラー72のニップが解除されているとき用の第1の排気ファン22と、反転ローラー72がニップされているとき用の第2の排気ファン24とを設ける点において上記第1および第2の実施の形態と相違している。なお、その他の画像形成装置100Cの構成および動作については、上記第1の実施の形態の画像形成装置100Aと同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
[画像形成装置の構成例]
図10は、第3の実施の形態に係る画像形成装置100Cの構成の一例を示している。図10に示すように、画像形成装置100Cは、上記第1の実施の形態で説明した構成に加えて、第1の排気ファン22および第2の排気ファン24を備えている。第1の排気ファン22は、反転ローラー72よりもエアーの流れ方向Dの下流側であって、かつ、ガイド板G3の下方に設けられている。第1の排気ファン22は、反転ローラー72のニップが解除されているときに用いられるファンであって、用紙反転部70の空間部S内に溜まった水蒸気等を空間部Sの外部に引き抜く(排気する)機能を有している。第1の排気ファン22は、その吸込口をガイド板G3に設けられた隙間に配置することで、この隙間を介して空間部Sからエアーを引き抜くこともできる。ガイド板G3の隙間にダクトを形成しても良い。また、ガイド板G2、G3の幅方向の端部側に設けることで、ガイド板G2、G3の端部側から外部にエアーを引き抜くようにしても良い。
第2の排気ファン24は、反転ローラー72よりも手前上流側であって、反転ローラー72に近接した位置に設けられている。第2の排気ファン24は、反転ローラー72がニップされているときに用いられるファンであって、送風ファン20から反転経路60Aを経由して流れてくるエアーを反転経路60Aから外部に引き抜く(排気する)機能を有している。なお、第2の排気ファン24は、その吸込口をガイド板G3に設けられた隙間に配置することで、この隙間を介して空間部Sからエアーを引き抜くこともできる。ガイド板G3の隙間にダクトを形成しても良い。また、ガイド板G2、G3の幅方向の端部側に設けることで、ガイド板G2、G3の端部側から外部にエアーを引き抜くようにしても良い。
[画像形成装置のブロック構成例]
次に、画像形成装置100Cのブロック構成の一例について説明する。図11は、画像形成装置100Cのブロック構成の一例を示している。図11に示すように、画像形成装置100Cは、排気ファン駆動部122,124を有している。排気ファン駆動部122は、例えばステッピングモータから構成され、制御部50に接続されている。排気ファン駆動部122は、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動することにより、第1の排気ファン22を作動させる。
排気ファン駆動部124は、例えばステッピングモータから構成され、制御部50に接続されている。排気ファン駆動部124は、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動することにより、第2の排気ファン24を作動させる。
[画像形成装置の動作例]
次に、両面印刷モード時における画像形成装置100Cの動作の一例について説明する。図12は、両面印刷モード時における画像形成装置100Cの動作の一例を示すフローチャートである。図13(A)および図13(B)は、送風ファン20から送風されるエアーの流れを説明するための図である。なお、図4で説明した第1の実施の形態の画像形成装置100Aと共通する動作については簡略化して説明する。
図12に示すように、ステップS300で制御部50は、印刷処理が開始されたか否かを判断する。制御部50は、印刷ジョブの取得により印刷処理が開始されたと判断するとステップS302に進み、印刷処理が開始されていないと判断すると印刷処理が開始されるまで待機する。
ステップS302で制御部50は、取得した印刷ジョブに基づいて印刷モードが両面印刷モードであるか否かを判断する。制御部50は、印刷モードが両面印刷モードであると判断した場合、ステップS304に進む。一方、印刷モードが両面印刷モードでない(片面印刷モード)と判断した場合、図12のフローから外れ、片面印刷モードに対応した印刷処理を実行する。
印刷モードが両面印刷モードである場合、ステップS304で制御部50は、送風ファン駆動部120を駆動することにより送風ファン20を作動させる。送風ファン20の作動により、図13(A)に示すように、送風ファン20からのエアーが反転経路60Aに送風される。送風ファン20から送風されたエアーは、反転経路60A内を経由して用紙反転部70に送られる。
ステップS306で制御部50は、ニップ調整部76を駆動することにより反転ローラー72のニップを解除させる。反転ローラー72のニップが解除されると、図13(A)に示すように、送風ファン20から反転経路60Aを経由して送られたエアーが離間した反転ローラー72間を通過し、用紙反転部70の空間部S内に送り込まれる。空間部Sでは、送り込まれたエアーにより空間部Sの内部が冷却される。
また、制御部50は、両面印刷モードが開始されると、排気ファン駆動部122を駆動することにより第1の排気ファン22を作動(オン)させる。第2の排気ファン24はオフ状態とする。第1の排気ファン22の作動により、図13(A)に示すように、用紙反転部70内に送り込まれたエアーの流れに乗って移動する空間部S内の水蒸気Wが強制的に空間部Sの外に排出される。空間部Sから外部に排出されたエアーは第1の排気ファン22の吸込口から吸い込まれ、第1の排気ファン22の吹出口から画像形成装置100内の下方に排気される。
ここで、両面印刷モードの開始により片面に画像が形成された用紙Pが反転経路60Aに搬送されると、ステップS308で制御部50は、用紙Pが用紙検知部62により検知されたか否かを判断する。制御部50は、用紙Pが用紙検知部62により検知されたと判断した場合にはステップS310に進む。一方、用紙Pが用紙検知部62により検知されていないと判断した場合にはステップS306に戻る。この場合、用紙Pが用紙検知部62により検知されるまで反転ローラー72のニップを解除した状態を維持する。
用紙検知部62により用紙Pが検知されると、ステップS310で制御部50は、ニップ調整部76を駆動することにより反転ローラー72をニップさせる。また、制御部50は、反転ローラー駆動部74を駆動することにより反転ローラー72を正回転させる。これにより、定着部44から搬送される用紙Pが反転ローラー72によりニップされて用紙反転部70に送り込まれる。
制御部50は、排気ファン駆動部122の駆動を停止することにより第1の排気ファン22の作動を停止(オフ)させる。これは、反転ローラー72がニップ状態となり、用紙反転部70の空間部Sへのエアーの送風が反転ローラー72により遮断されてしまうからである。また、制御部50は、用紙検知部62により用紙Pが検知されると、排気ファン駆動部124を駆動することにより第2の排気ファン24を作動(オン)させる。第2の排気ファン24の作動により、図13(B)に示すように、反転経路60A内を流れるエアーが反転ローラー72の手前位置から外部に排出される。反転経路60Aから外部に排出されたエアーは第2の排気ファン24の吸込口から吸い込まれ、第2の排気ファン24の吹出口から画像形成装置100内の下方に排気される。
ステップS312で制御部50は、用紙Pが用紙反転部70に搬送されると、反転ローラー駆動部74を制御して反転ローラー72の回転を停止させると共に、搬送ローラー78を反転駆動することにより用紙Pの搬送方向を反転させる。これにより、搬送方向が反転された用紙Pの先端が反転ローラー72に突き当てられて先端ループが形成されることにより用紙Pの斜行が補正される。
用紙Pの斜行補正が終了すると、制御部50は、反転ローラー駆動部74を反転駆動することにより反転ローラー72を逆回転させる。反転ローラー72は、用紙Pの搬送方向を反転させてスイッチバック搬送し、用紙反転部70から用紙Pを排出させる。用紙反転部70から排出された用紙Pは、ゲート切替部68を介して反転経路60Bに搬送される。
ステップS314で制御部50は、用紙Pの反転排出が終了したか否かを判断する。制御部50は、用紙検知部64により用紙Pの後端が検知された場合には、用紙Pが反転ローラー72に接しておらず、用紙Pが用紙反転部70から排出されたと判断してステップS316に進む。一方、用紙検知部64により用紙Pの後端が検知されない場合には、用紙Pが反転ローラー72に接しており、用紙Pが用紙反転部70から排出されていないと判断してステップS312に戻り、用紙Pの反転排出動作を継続して実行する。
ステップS316で制御部50は、印刷ジョブで指定されている全ての印刷が終了したか否かを判断する。制御部50は、全ての印刷が終了したと判断した場合には、一連の両面印刷モードの処理を終了する。一方、全ての印刷が終了していないと判断した場合には、ステップS306に戻り、上述した一連の印刷処理を繰り返し実行する。
以上説明したように、第3の実施の形態によれば、第1の排気ファン22を設置することにより上記第2の実施の形態と作用効果の作用効果を奏することができる。また、反転ローラー72の手前位置に第2の排気ファン24を設置することにより、反転ローラー72がニップしている場合に、送風ファン20から反転経路60Aを経由して流れてくるエアーをより効率的に反転経路60Aから排出させることができる。これにより、エアーを反転経路60A内に円滑に循環させることができ、反転経路60Aを構成するガイド板G1や、この反転経路60Aを通過する用紙Pを効果的に冷却することができる。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態では、画像形成装置100Dのウォーミング時に定着部44で温められたエアーを反転経路60等に送り込むことで装置内の結露を防止する機能を備える点において上記第1の実施の形態と相違している。なお、その他の画像形成装置100Dの構成および動作については、上記第1の実施の形態の画像形成装置100Aと同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
[画像形成装置の構成例]
図14(A)および図14(B)は、第4の実施の形態に係る画像形成装置100Dの構成の一例を示している。図14(A)および図14(B)に示すように、画像形成装置100は、上記第1の実施の形態で説明した構成に加えて、第1の流路の一例である定着部側ダクト200と第2の流路の一例である外気側ダクト202とダクト切替部204とを備えている。
定着部側ダクト200は、定着部44の下流側と送風ファン20の吸込口との間に延設され、ウォーミングアップ時における定着部44の暖気運転により温められた定着部44周辺のエアーを送風ファン20に導く。本例において定着部側ダクト200は、略L字状に加工されたガイド板により構成されている。
外気側ダクト202は、画像形成装置100に設けられた外気を取り込むための取込口と送風ファン20の吸込口との間に延設され、画像形成動作時に画像形成装置100の取込口から取り込んだ外気を送風ファン20に導く。画像形成装置100の取込口は、装置本体の背面側に設けても良い。取込口を背面側に設ける場合には、外気側ダクト202を背面側から送風ファン20側にまで引き回して形成する。
ダクト切替部204は、運転動作に応じてダクトを定着部側ダクト200または外気側ダクト202に切り替えるための部材である。具体的には、ダクト切替部204は、図14(A)に示すように、ウォーミングアップ動作時に、連結部204aを支点として第1の位置P1に移動することによりエアーの流路を定着部側ダクト200に切り替える。ダクト切替部204は、図14(B)に示すように、画像形成動作時に、連結部204aを支点として第2の位置P2に移動することによりエアーの流路を外気側ダクト202に切り替える。なお、上述した定着部側ダクト200、外気側ダクト202およびダクト切替部204は、排紙経路40と重ならないように排紙経路40の周辺部に設けられている。
[画像形成装置のブロック構成例]
次に、画像形成装置100Dのブロック構成の一例について説明する。図15は、画像形成装置100Dのブロック構成の一例を示している。図15に示すように、画像形成装置100Dは、ダクト駆動部210を有している。ダクト駆動部210は、例えばステッピングモータから構成され、制御部50に接続されている。ダクト駆動部210は、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動することにより、ダクト切替部204を第1の位置P1または第2の位置P2に移動させる。
[画像形成装置の動作例]
次に、画像形成装置100Dの動作の一例について説明する。図16は、画像形成装置100Dの動作の一例を示すフローチャートである。図16に示すように、ステップS400で制御部50は、画像形成装置100の電源がオンされたか否かを判断する。制御部50は、画像形成装置100の電源がオンされたと判断した場合には、例えば定着部44の暖気運転等を含むウォームアップ動作を開始してステップS402に進む。一方、画像形成装置100の電源がオンされていないと判断した場合には、画像形成装置100の電源がオンされるまで待機する。
ステップS402で制御部50は、画像形成装置100の電源がオンされると、送風ファン駆動部120を駆動することにより送風ファン20を作動させる。
ステップS404で制御部50は、ダクト駆動部210を駆動することによりダクト切替部204を第2の位置P2から第1の位置P1に移動させる。これにより、エアーの流路が定着部側ダクト200に切り替えられる。また、制御部50は、ニップ調整部76を駆動することにより反転ローラー72のニップを解除させる。これにより、図14(A)に示したように、定着部44により温められた定着部44周辺のエアーが定着部側ダクト200を経由して送風ファン20に取り込まれる。送風ファン20に取り込まれたエアーは、送風ファン20の吹出口から反転経路60に向けて送風される。反転経路60に向けて送風されたエアーは、反転経路60を経由してニップが解除された反転ローラー72間を通過し、用紙反転部70の空間部Sに取り込まれる。このように、ウォーミングアップ動作時において、定着部44の暖気運転により温められたエアーを反転経路60内に循環させることで、反転経路60の全体を温めることができる。
ステップS406で制御部50は、定着部44の温度が印刷可能な温度範囲内となったか否かを判断する。例えば、定着部44の近傍に温度センサを設け、この温度センサの測定結果に基づいて定着部44の温度が印刷可能な温度範囲となったか否かを判断する。制御部50は、定着部44の温度が印刷可能な温度範囲内となった場合には、画像形成動作が可能な状態になったとものと判断してステップS408に進む。一方、定着部44の温度が印刷可能な温度範囲内となっていない場合には、画像形成動作が可能な状態になっていないものと判断し、定着部44の温度が印刷可能な温度範囲内となるまで継続して監視する。
ステップS408で制御部50は、定着部44の温度が印刷可能な温度範囲内となると、ダクト駆動部210を駆動することによりダクト切替部204を第1の位置P1から第2の位置P2に移動させる。これにより、エアーの流路が外気側ダクト202に切り替えられる。また、制御部50は、ニップ調整部76を駆動することにより反転ローラー72をニップさせる。反転ローラー72がニップされると、図14(B)に示すように、送風ファン20からのエアーが反転ローラー72に当たるので、エアーは反転ローラー72の手前位置の反転経路60Aから排出される。
ステップS410では、上記第1の実施の形態で説明した図4に示した両面印刷モード時における動作が実行される。なお、第4の実施の形態では、第1の実施の形態で説明した画像形成装置100Aを用いてウォーミングアップ時等の動作を説明したが、これに限定されることはない。例えば、第2および第3の実施の形態で説明した画像形成装置100B,100Cを第4の実施の形態に適用することもできる。また、電源オン時における装置内の温度が一定温度以上の場合には、上述したウォーミングアップ時においても外気側ダクト202に設定しておき、外気を取り込むようにしても良い。
以上説明したように、第4の実施の形態では、画像形成装置100Dのウォーミングアップ動作時に、定着部側ダクト200に切り替えて定着部44の暖気運転により温められたエアーを反転経路60に送り込むので、反転経路60を含む画像形成装置100Dの全体を温めることができる。これにより、電源オン時に装置内が冷えていることにより発生する結露を防止することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施の形態に種々の変更を加えたものを含む。上記実施の形態では、用紙検知部62,64の用紙Pの検知結果に基づいて反転ローラー72のニップおよびニップ解除を行ったが、これに限定されることはない。例えば、搬送距離と搬送速度等から用紙Pの反転ローラー72への到達時刻や用紙Pの反転ローラー72の通過時刻を予測し、制御部50のタイマー機能を利用して予測した時刻をカウントすることにより、用紙Pの到達時刻や通過時刻を判断して反転ローラー72のニップおよびニップ解除の制御を行うこともできる。
10 画像形成部
20 送風ファン(送風部)
22 排気ファン,第1の排気ファン
24 第2の排気ファン
44 定着部
50 制御部
60,60A,60B 反転経路
62,64 用紙検知部(検知部)
70 用紙反転部
72 反転ローラー(ローラー)
76 ニップ調整部
100A,100B,100C,100D 画像形成装置
200 定着部側ダクト(第1の流路)
202 外気側ダクト(第2の流路)
204 ダクト切替部(切替部)
P 用紙
W 水蒸気

Claims (9)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された画像を用紙に定着させる定着部と、
    前記定着部により画像が定着された用紙の搬送方向を反転させるローラーを含む反転部を有し、当該反転部により搬送方向が反転された用紙を表裏反転させた状態で前記画像形成部に搬送する反転経路と、
    用紙の搬送方向において前記反転部より上流側に設けられ、前記反転部にエアーを送風する送風部と、
    前記反転部の前記ローラーのニップおよびニップ解除の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    用紙が前記ローラーに接していないとき、前記ローラーのニップを解除するように制御し、前記送風部からのエアーを前記ニップを解除したローラー間を通して前記反転部に送り込む
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記反転部から前記画像形成部に搬送される用紙を検知する検知部を備え、
    前記制御部は、
    前記検知部により用紙が前記反転部を通過したことが検知された場合に前記ローラーのニップを解除させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記用紙の両面に画像を形成する両面印刷モードが開始される場合に前記ローラーのニップを解除させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記反転部に送り込まれたエアーを前記反転部から排気する排気部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記ローラーのニップが解除されたとき、前記排気部をオンし、
    前記ローラーがニップされたとき、前記排気部をオフする
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記反転部に送り込まれたエアーを前記反転部から排気する第1の排気部と、
    前記送風部から前記反転部に送風されるエアーを前記反転経路から排気する第2の排気部とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記ローラーのニップが解除されたとき、前記第1の排気部をオンすると共に前記第2の排気部をオフし、
    前記ローラーがニップされたとき、前記第1の排気部をオフすると共に前記第2の排気部をオンする
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記ローラーは、用紙の斜行を補正する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記定着部と前記送風部との間に設けられた第1の流路と、
    前記画像形成装置の外部と前記送風部との間に設けられた第2の流路と、
    前記第1の流路および前記第2の流路のうち何れか一方の流路に切り替える切替部とを備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成装置のウォーミングアップ時、前記第1の流路に切り替わるよう前記切替部を制御し、
    画像形成動作時、前記第2の流路に切り替わるよう前記切替部を制御する
    ことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載の画像形成装置。
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JP2019172457A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 搬送装置
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JP7508892B2 (ja) 2020-06-24 2024-07-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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