JP5514359B1 - 男性用吸収パッド - Google Patents

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Abstract

【課題】身体の形状に合わせて一部を外方へ凸曲させることによってフィット性を向上させることのできる男性用吸収パッドを提供すること。
【解決手段】互いに直交する縦方向(Y)と横方向(X)と、肌対向面及びその反対側の非肌対向面と、前記横方向Xの寸法を二等分する縦軸(P)とを有し、透液性の身体側ライナ(21)と、不透液性の裏面シート(22)と、前記身体側ライナと前記裏面シートとの間に位置する吸液性コア(23)とを有するパッド本体(20)を含む男性用吸収パッド(10)において、前記パッド本体は、前記肌対向面から前記非肌対向面側へ凹となる折曲誘導溝(40)を有し、前記折曲誘導溝は、前記縦軸と交差して斜めに延びる第1溝(41)と、前記縦軸と交差し、かつ、前記第1溝と交差する方向へ延びる第2溝(42)とを有し、前記第1溝と前記第2溝との交点(M)は前記縦軸上に位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の凹状溝を有する男性用吸収パッドに関する。
従来、パンツ等の下着とともに使用される吸液性の吸収パッドは公知である。例えば、特許文献1の吸収パッドは、身体側ライナと、裏面シートと、身体側ライナと裏面シートとの間に介在する吸液性コアとを含み、吸液性コアには縦軸に関して対称に形成され縦方向へ延びる一対の縦線状溝と、縦線状溝の縦方向の外側に位置し、横軸に関して対称に形成され横方向へ延びる一対の横線状溝とが形成される。
特開2009−82480号公報
かかる吸収パッドは、着用状態において、縦線状溝及び横線状溝を介して吸液性コアが折れ曲がり、縦方向における両端域が着用者の肌側に向けて凸曲するとともに、縦線状溝に重なる部分又は縦線状溝の間の部分に位置する吸液性コアが着用者の肌側に向けて凸曲するので、肌に対するフィット性を向上させることができる。しかし、かかる構成を有する吸収パッドを男性用の吸収パッドとして使用した場合には、肌側へ凸曲した部分が陰茎等に当たって着用者に違和感や不快感を与えてしまうおそれがある。また、内方へ凸曲した部分が陰茎等に押し当てられることによって吸液性コアが不規則に変形して、吸収パッドと着用者の身体との間に隙間が形成されてフィット性が低下し、尿が漏れ出る原因となるおそれがある。
そこで、本発明の課題は、従来の技術の改良であって、身体の形状に合わせて一部を外方へ凸曲させることによってフィット性を向上させることのできる男性用吸収パッドの提供に関する。
上記課題を達成するために、本発明が対象とするのは、互いに直交する縦方向と横方向と、肌対向面及びその反対側の非肌対向面と、前記横方向の寸法を二等分する縦軸とを有し、透液性の身体側ライナと、不透液性の裏面シートと、前記身体側ライナと前記裏面シートとの間に位置する吸液性コアとを有するパッド本体を含む男性用吸収パッドである。
本発明は、上記男性用吸収パッドにおいて、前記パッド本体は、前記肌対向面から前記非肌対向面側へ凹となる折曲誘導溝を有し、前記折曲誘導溝は、前記縦軸と交差して斜めに延びる第1溝と、前記縦軸と交差し、かつ、前記第1溝と交差する方向へ延びる第2溝とを有し、前記第1溝と前記第2溝との交点は前記縦軸上に位置し、前記吸液性コアの単位面積当たりの質量は、前記横方向における両側域よりも前記両側域の間に位置する中央域の方が大きく、前記パッド本体は、着用状態においてスペースを形成するように前記折曲誘導溝を介して外方へ凸曲状に変形する凸曲変形域を有することを特徴とする。
本発明に係る男性用吸収パッドの一つ以上の実施形態によれば、折曲誘導溝を介して吸収パッドを外方へ凸曲状に変形させることができ、凸曲した部分によって陰茎等を包み込むことができるため、男性用吸収パッドのフィット性を向上させることができる。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
吸収パッドの斜視図。 吸収パッドの一部破断平面図。 吸収パッドの一部破断裏面図。 図2のIV−IV線断面図。 図2のV−V線に沿う模式的断面図。 パッド本体の平面図。 図6のVII−VII線断面図。 パッド本体の一部拡大図。 吸収パッドの装着状態を例示する斜視図。 図9のX−X線に沿う模式的断面図。 吸収パッドの他の実施態様を示す平面図。 吸収パッドの他の実施態様を示す平面図。 吸収パッドの他の実施態様を示す平面図。 吸収パッドの他の実施態様を示す図5と同様の図。
下記の実施の形態は、図1〜14に示す男性用吸収パッドに関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。
<第1実施形態>
図1〜5は、本発明に係る男性用吸収パッド10の一例を示す。吸収パッド10は、互いに直交する縦方向Yと横方向Xと、肌対向面及びその反対側の非肌対向面と、縦方向Yへ沿って延び、かつ、横方向Xにおける寸法W1を二等分する縦軸Pと、横方向Xへ沿って延び、かつ、縦方向Yにおける寸法L1を二等分する横軸Qとを有する。吸収パッド10は、縦軸Pに関して対称に形成されるとともに、縦方向Yにおいて互いに対向する曲状の第1端縁10a及び第2端縁10bと、それらの間において縦方向Yへ延びる両側縁10c,10dとによって画定される。また、吸収パッド10は、第1端縁10a側に位置する第1端域11と、第2端縁10b側に位置する第2端域12と、それらの間に位置して縦方向へ延びる両側域14とを有する。第1端縁10aは、第2端縁10bよりも緩やかにカーブした曲状であって、横方向Xの寸法が大きく、第1端域11は第2端域12よりも幅広に形成される。吸収パッド10は、かかる平面視形状のほかに、後記の本願発明の効果を奏する限りにおいて、円形や矩形状などの各種公知の平面視形状であってもよい。吸収パッド10は、説明の便宜上、横軸Qから第1端縁10a側に位置する第1区域16と横軸Qから第2端縁10b側に位置する第2区域17とに区分される。
吸収パッド10は、その全体形状をなすパッド本体20と、パッド本体20の両側域に配置された一対のバリアカフシート(封じ込めシート)50と、第1端域11と第2端域12とに位置して吸収パッド20を被覆する第1及び第2カバーシート61,62とを含む。パッド本体20と、バリアカフシート50および第1及び第2カバーシート61,62とは、吸収パッド10の外周縁に沿って延びる熱溶着手段によって形成されたシール部18によって互いに積層された状態で固定される。
パッド本体20は、肌対向面側に位置する身体側ライナ21と、非肌対向面側に位置する裏面シート22と、身体側ライナ21及び裏面シート22の間に位置する吸液性コア23とを含む。また、身体側ライナ21と吸液性コア23との間には、オプションとして、クッションシート24が配置される。パッド本体20には、肌対向面側から非肌対向面側へ凹となる折曲誘導溝40が設けられている。
身体側ライナ21及びクッションシート24は、透液性を有する繊維不織布から形成されており、例えば、質量約15〜40g/mの親水性スパンボンド繊維不織布、ポイントボンド繊維不織布又はエアスルー不織布等の各種公知の繊維不織布を用いることができる。裏面シート22は、不透液性の繊維不織布、プラスチックフィルム又はそれらのラミネートシートから形成されており、繊維不織布から形成される場合には、例えば、質量約10〜30g/mのスパンボンド・メルトブローン・スパンボンド(SMS)繊維不織布又はスパンボンド繊維不織布を用いることができる。
身体側ライナ21及びクッションシート24の質量が約15g/m未満の場合には、比較的に強度が低下するので、折曲誘導溝40を形成する際にそれらのシート21,24の一部が破れて吸液性コア23が露出するおそれがある。また、それらのシート21,24の質量が約40g/m超の場合には、シート全体が比較的に嵩高となり、それらの積層シートとともに吸液性コア23に折曲誘導溝40を形成し難くなる。クッションシート24は、クッション性を向上させるために身体側ライナ21よりも嵩高であって、バリアカフシート50間に位置する身体側ライナ21が露出した中央域には、身体側ライナ21を介して透視される着色要素を配置してもよい。クッションシート24の中央域に着色要素が配置される場合には、着用者がパッド本体20の内面に陰茎をあてがうときに、陰茎を該中央域と当接する位置に容易に配置することができる。
吸液性コア23は、吸収パッド10とほぼ同形に賦型されたものであって、木材フラッフパルプ、超吸収性ポリマー粒子(SAP)、オプションとして熱可塑性繊維を含む混合物から形成された吸収性の芯材と、芯材を包被するティッシュペーパ等の液拡散性シートとから構成される。
バリアカフシート50は、第1端縁10aから第2端縁10bに向かって次第にテーパとなる形状を有する不透液性の繊維不織布から形成されている。バリアカフシート50は、シール部18によって他のシート部材とともに固定された近位縁部51と、第1及び第2端域11,12においてホットメルト接着剤を介して身体側ライナ21に固定された固定両端部と、固定両端部間において縦方向Yへ延びる、バリアカフシート50の内側縁を内方へ折り返すことによって形成されたスリーブ状の遠位縁部52とを有する。バリアカフシート50の遠位縁部52には、縦方向Yへ延びるストリング状又はストランド状のカフ弾性要素53が収縮可能に固定される。遠位縁部52は、おむつ10の着用状態において、カフ弾性要素53の収縮作用によって身体側ライナ21の肌対向面から着用者の身体側へ離間し、尿の横漏れを防止するための一対のバリアカフ(立体カフ)が形成される。
パッド本体20において、身体側ライナ21、クッションシート24及び裏面シート22は、吸液性コア23の外周縁から外方へ延出しており、それらのシートの該延出部分は、シール部18とともにホットメルト接着剤や熱溶着等の公知の接合手段によって互いに接合される。それらの接合された該延出部分及びバリアカフシート50の近位縁部51とによって、吸液性コア23の両側縁から横方向Xの外側に位置するサイドフラップが形成され、該延出部分とバリアカフシート50の固定両端部及び第1及び第2カバーシート61,62の固定両側部61a,62aとによって、吸液性コア23の両端縁から縦方向Yの外側に位置するエンドフラップが形成される。
図3を参照すると、吸収パッド10の裏面側、すなわち、裏面シート22の外面には、下着等の着衣に吸収パッド10を取り付けるための、感圧性接着剤から形成された、縦方向Yへ延びる複数条の留付部30が配置される。留付部30は、横軸Qと交差して第1端域11から第2端域12へ延びる中央留付部31と、第1端域11側において中央留付部31の両側に位置するサイド留付部32とを有する。中央留付部31及びサイド留付部32は、プラスチック製又は繊維不織布製のセパレータ33で被覆される。
図2及び4を参照すると、吸液性コア23は、折曲誘導溝40が配置された中央域35と、中央域35の両側に位置する両側域36とを有する。吸液性コア23の中央域35の厚さは、両側域36の厚さよりも大きくなっている。中央域35と両側域36との間に境界近傍では、内方へ向かって吸液性コア23の厚さが次第に大きくなるように変化しており、吸液性コア23の中央域35における質量は200〜800g/mであり、両側域36における質量は100〜300g/mである。中央域35における質量が200g/m未満の場合、折曲誘導溝40の深さが浅くなって折り曲げ部として機能し難くなり、800g/m超の場合、厚くなり過ぎて着用者に違和感を与える可能性がある。両側域36における質量が100g/m未満の場合、剛性が低くなって形状を維持することが困難になり、300g/m超の場合、厚くなり過ぎて着用者に違和感を与える可能性がある。
図5を参照すると、吸液性コア23の両端縁部23a,23bでは、肉薄に形成されている。このように、吸液性コア23において、両側域36を中央域35に比して肉薄に形成し、かつ、中央域35において両端縁部23a,23bをその他の部分に比して肉薄にすることによって、吸液性コア23の外周縁とそれに隣接するエンドフラップ及びサイドフラップとにおける急激な厚さの変化(段差)を抑制することができる。したがって、大きな段差によって吸液性コア23の外形輪郭が吸収パッド10を取り付けた下着の外面に凸状に現れることはなく、吸収パッド10の外周縁部を着用者の身体によりフィットさせることができる。
図2及び5を参照すると、第1及び第2カバーシート61,62は、それぞれ、第1端縁10a及び第2端縁10b側においてバリアカフシート50に固定された固定両側部61a,62aと、固定両側部61a,62a間においてパッド本体20の中央域15を被覆する被覆部61b,62bとを有する。図4及び5に示すとおり、バリアカフが起立することによって第1及び第2カバーシート61,62の被覆部61b,62bは、パッド本体20の中央域15に位置する身体側ライナ21から離間し、被覆部61b,62bと身体側ライナ21との間には、第1及び第2ポケット64,65が形成される。
図6を参照すると、吸液性コア23に形成された折曲誘導溝40は、身体側ライナ21から吸液性コア23に向かって圧搾された凹状のラインであって、縦軸Pに対して斜めに交差する第1溝41と、第1溝41と交差する方向へ延びる第2溝42とを有する。第1及び第2溝41,42は、その製造工程において、パッド本体20を凸状に一連に延びるプレートを使用したプレス工程によって局所的に加圧、加熱処理して形成したり、周面に凹凸が交互に配置されたギアによって局所的に圧搾することによって形成される。このように、吸収パッド10の一部を圧搾して形成された第1及び第2溝41,42を形成することによって、第1及び第2溝41,42の位置する吸液性コア23の密度は他の部分に比して高密度になっている。
第1及び第2溝41,42は、本実施形態のように圧搾して形成するほかに、対応する部分における吸液性コア23の質量を他の領域に比して低くすることによって、凹状に形成することもできる。具体的には、例えば、成形型内の通気底面に該成形型の深さ方向に適宜隆起する通気凸部を形成した成形型を使用して形成することができる。この場合、前記通気凸部における原材料の集積厚さは、吸液性コア23の他の部分の厚さよりも薄く、その薄い分だけ単位面積当りの質量が小さくなる。このように、吸液性コア23の一部を取り除く(又は予め質量を低く設定する)ことによって凹状ラインを形成することができるが、かかる形成工であっても、体液の漏れを防止するために、第1及び第2溝41,42は吸液性コア23全体を貫通する透孔ではなく、有底の溝であることが好ましい。
図6〜8を参照すると、パッド本体20は、吸収パッド10の第1及び第2端縁10a,10b(図2参照)と重なる第1及び第2端縁20a,20bと、吸収パッド10の両側縁10c,10dと重なる両側縁20c,20dとを有する。第1及び第2溝41,42は、縦軸Pに対して傾斜して延びており、第1区域16(図2参照)において縦軸P上に位置する交点Mにおいて互いに交差する。第1及び第2溝41,42は、それぞれ、凸部71と凹部72とを有する一対の凹溝部(第1部分)41a,42aと、凹溝部41a,42a間に位置する交点Mを含めた交差部(第2部分)41b,42bとを有する。本実施形態において、第1及び第2溝41,42の交差部41b,42bには、凹溝部41a,42aと異なり、凹溝が実際に形成されておらず、図6において仮想線で示されている。ただし、後記の本発明の効果を奏する限りにおいて、交差部41b,42bにおいても実際に凹溝が形成されていてもよい。ここで、「第1及び第2溝41,42が交差する」とは、本実施形態のように、実際に凹溝が形成されていない交差部41b,42bにおいて第1及び第2溝41,42が交差する場合と、交差部41b,42bにおいても凹溝が形成されており、凹溝どうしが実際に互いに交差する場合とを含むものである。凹溝が形成される部位では、パッド本体20の剛性が高くなるため、第1及び第2溝41,42が近接する交差部41b,42bにおいて凹溝を形成しないことにより、交差部41b,42bにおける剛性の増加を防止し、着用感を良好にすることができる。
第1及び第2溝41,42の凹溝部41a,42aは、それぞれ、縦軸P側に位置する曲状部位44,45と、曲状部位44,45の外端から屈曲して縦方向Yの外側へ延びる直状部位46,47とを有する。各寸法において一例を挙げると、第1及び第2溝41,42の第1端縁20a側の端縁から第2端縁20b側の端縁までの長さ寸法L2は約90mm、凹溝部41a,42aの幅寸法W2は約2mm、交差部41b,42bが存在する領域、すなわち、凹溝部41a,42aの内端に囲まれた溝が形成されていない非圧搾域48の縦方向Yにおける寸法L3は約15mm、各溝41,42の縦方向Yにおける寸法L4は約75mmであって、寸法L3が寸法L4の約10〜50%の大きさを有する。折曲誘導溝40によってパッド本体20を折曲して着用者の陰茎を包み込むように収容するためには、折曲誘導溝40の中心周辺が陰茎と対向して配置されていることが必要であって、折曲誘導溝40をかかる適正な位置に配置するために、縦軸Pに沿う第1端縁20aから交点Mまでの寸法L5が縦軸Pに沿うパッド本体20全体の縦方向Yの寸法(吸収パッドの縦方向Yの寸法L1と同じ)の約25〜50%の大きさであることが好ましい。
第1及び第2溝41,42は、それらの直状部位46,47を除き、全体として曲状を有しており、第1端縁20a側へ延びる凹溝部41a,42aと第2端縁20b側へ延びる凹溝部41a,42aとは異なる方向へ湾曲している。また、各凹溝部41a,42aは、交点Mを中心として放射状に配置されている。第1及び第2溝41,42の各凹溝部41a,42aの長さ寸法はほぼ同一であって、縦軸Pを挟んで互いに対向する凹溝部41a,42aは縦軸Pに関して対称に配置される。第1及び第2溝41,42は、全体として直線状であってもよいし、内端から外端まで全体的に曲状に形成されていてもよい。
図8(a),(b)を参照すると、かかる形状を有する折曲誘導溝40において、第1及び第2溝41,42の各凹溝部41a,42aは、横方向Xの外側から内側へ向かって力が加えられたときに、それを起点として吸収パッド10が折曲されて、第1及び第2溝41,42に囲まれた領域(凸曲変形域)が肌対向面側から非肌対向面側へ向かって凸曲される。具体的には、交点Mを中心として放射状に位置する凹溝部41a,42aが折曲されて、それらの間に位置する部分49が周壁70となって交点M周辺に位置する非圧搾域48を取り囲み、凸曲変形域はカップ形状を呈する。このように凸曲変形域が全体としてカップ形状を呈するためには、4本以上の凹溝部41a,42aが非圧搾域48(底部)の周方向において所与寸法離間して配置されていることが好ましい。配置される凹溝部41a,42aの数が多くなるほどに周壁70の強度が向上してより安定的にカップ形状を形成することができるが、凹溝部41a,42aが集中的に配置されることによって凸曲変形域の剛性が高くなり、着用者の肌に触れると違和感を与えるおそれがある。したがって、周壁70を形成する凹溝部41a,42aの本数は4〜8本であることが好ましい。
再び、図7を参照すると、凹溝部41a(凹溝部42aの構成も同じ)は、その長さ方向へ向かって交互に配置された凸部71と凹部72とを有する。凹部72における吸液性コア23の厚さ寸法D2(吸液性コア23の底面から凹部72の位置する部分までの離間寸法)は、折曲誘導溝40が位置していない吸液性コア23の厚さ寸法D1の約10〜50%の大きさを有する。厚さ寸法D1に対する厚さ寸法D2の大きさが10%未満の場合には、凹溝部41aが比較的に深く形成されて、吸液性コア23の圧縮された部分の剛性が比較的に高くなり着用者に違和感を与えるおそれがある。一方、厚さ寸法D1に対する厚さ寸法D2の大きさが50%超の場合には、溝が比較的に浅く、他の領域との剛性の差が小さくなるので、吸液性コア23を所定形状に変形し難くなるおそれがある。このように、凹溝部41a,42aは、エンボス加工によってその長さ方向へ凸部71と凹部72とが交互に配置されていることによって、凹凸のない平坦な溝に比してその幅方向に曲げ難くなるので、吸収パッド10が着衣に取り付けられて湾曲したときに、周壁70を形成する凹溝部41a,42aの凹溝形状が崩れてしまうことはない。
図9及び10を参照すると、吸収パッド10は、全体として着用者の身体に宛がわれて湾曲状を呈し、折曲誘導溝40を介して凸曲変形域において外方へ(着衣側へ)凸曲状に変形する。この変形により、凸曲変形域を形成する周壁70と底壁(非圧搾域48)内に陰茎75を包み込むように収容しうるスペースが形成される。吸収パッド10の陰茎75と対向する部分が平面形状を有する場合には、陰茎75が吸収パッド10にフィットせず、着用感が悪く、かつ、吸収パッド10と陰茎75との間に形成された隙間から尿が漏れ出るおそれがある。本実施形態に係る吸収パッド10においては、凸曲変形域によって形成されたスペースに陰茎75が位置し、吸収パッド10が陰茎75にフィットされるので、着用感に優れ、陰茎75と吸収パッド10との間に尿が横漏れするような隙間が形成されるおそれはない。
既述のとおり、各凹溝部41a,42aは、最も肉薄の凹部72においても吸液性コア23全体の厚さ寸法D1に対して少なくとも10%以上の厚さ寸法D2を有するものであるから、凹溝部41a,42aには所要の比較的に高密度の吸液性コア23が配置されている。したがって、それらに進入した尿は速やかに吸収されるとともに、一部の尿は上方から下方へ(第1端縁10aから第2端縁10b側へ)吸液性コア23全体に拡散される。また、吸収パッド10全体が湾曲状を呈することによって、カフ弾性要素53が伸長されてバリアカフが起立して、尿の横漏れを効果的に防止するとともに、凸曲変形域及びバリアカフによって形成されたスペース内に陰茎75及び陰嚢76の一部が包みこまれるように収容されることによって、よりフィット性が向上する。
更に、バリアカフが起立されることによって、第1及び第2カバーシート61,62と身体側ライナ21との間には第1及び第2ポケット64,65が形成される。第1ポケット64が形成されることによって、陰茎75の先端が上方を向いた状態(第1端縁10a側へ向いた状態)で凸曲変形域内に位置する場合には、尿道口が身体形状に沿って湾曲された第1端域11と対向する。かかる状態において、尿道口から排泄された尿流が第1ポケット64の内面に当たるので、第1ポケット64は尿が吸収パッド10の外部に排泄されるのを防止するための(上方)防漏壁としての機能を果たす。また、第2カバーシート62による第2ポケット65が形成されることによって、陰茎75の先端が下方へ向いた状態(第2端縁10b側へ向いた状態)で凸曲変形域内に位置する場合には、尿道口が着用者の股下部に沿って屈曲された第2端域12と対向する。かかる状態において尿道口から排泄された尿流が第2ポケット65の内面に当たるので、第2ポケット65は尿が第2端縁10bを越えて外部に漏れ出るのを防ぐための(下方)防漏壁としての機能を果たすとともに、その内部に進入した尿を一時的に貯留して吸収する機能をも有する。
<第2実施形態>
図11(a)を参照すると、本実施形態においては、折曲誘導溝40は、第1及び第2溝41,42のほかに、縦軸P上において直状に延びる第3溝80を有する。第3溝80は、第1及び第2溝41,42の凹溝部41a,42aの内端近傍から第2端縁20b側へ向かって延びており、凹溝部41a,42aとほぼ同一の幅寸法及び厚さ寸法を有する。かかる実施形態においても、各凹溝部41a,42a,80が交点Mを中心として放射状に延びていることから、凸曲変形域は陰茎を包み込むようなカップ形状を呈するとともに、第1及び第2溝41,42のみの場合に比して凸曲変形域によるスペースがより大きく形成される。本実施形態のほかに、第3溝80は、縦軸P上において第1端縁20a側へ延びていてもよいし、縦軸P上において直線状に延びるラインのほかに、その両側に斜めに延びる直線又は曲線のラインが配置されていてもよい。第3溝80が交点Mから第1端縁20a側へ延びることにより、陰茎先端の収容スペースを広く確保して、着用時における違和感をより低減することができる。また、図11(a)に示すように、第3溝80が交点Mから第2端縁20b側へ延びる場合には、陰茎の股下部側への収容スペースを広く確保することができ、これにより着用時における違和感をより低減することができる。
図11(b)は、第2実施形態における変更例に一例を示すものであって、本実施態様においては、折曲誘導溝40の第3溝80は、縦軸P上に位置し、交点Mに関して対称となるように第1端縁20a側及び第2端縁20b側へ延びる溝から形成される。第3溝80は、第1及び第2溝41,42とともに交点Mを中心として放射状に延びているので、凸曲変形域は陰茎を包み込むように変形されるとともに、周壁70(図8(b)参照)に形成される凹溝部の間隔を狭くすることによって、より形状の安定したカップ形状を形成することができる。
<第3実施形態>
図12を参照すると、本実施形態において、折曲誘導溝40は、第1及び第2溝41,42のほかに、それらの交点Mと重なって位置する第3溝80を有する。第3溝80は、第1及び第2溝41,42の凹溝部41a,42aと離間し、かつそれらと同様の幅寸法及び厚さ寸法を有するものであって、縦軸P上において直状に延びている。凸曲変形域の中央部に第3溝80が配置されることによって、凸曲状に変形される吸収パッド10の外面の先端がややテーパ状になって、より立体的な凸曲形状を形成し得る。また、縦軸Pに沿って延びる第3溝80の両端に、縦軸Pの外側へ傾斜して延びる第1及び第2溝41,42が配置されることにより、折曲誘導溝40によって囲まれた凸曲変形域の幅寸法(横方向Xにおける寸法)を大きくして、凸曲変形域における吸収面積を広く確保することができる。更に、凸曲変形域の縦方向Yにおける両端部では、縦軸Pに沿った凹溝が形成されていないため、該両端部において凸状変形域を横方向Xに緩やかにカーブさせることができ、着用時における違和感をより一層低減してフィット性を向上させることができる。
<第4実施形態>
図13を参照すると、本実施形態において、折曲誘導溝40は、第1及び第2溝41,42のほかに、それらよりも第2端縁20b側に位置する第3溝80とを有する。第3溝80は、凹溝部41a,42a間に位置し、かつ、縦軸P上において直状に延びる第1凹溝部81と、縦軸Pから横方向Xの外側へ向かって斜めに延びる一対の第2凹溝部82とを有する。第1及び第2凹溝部81,82は、凹溝部41a,42aと同様の幅寸法及び厚さ寸法を有し、それらが形成されることによって凸曲変形域の縦方向Yにおける寸法は大きくなる。よって、第1〜第3溝41,42,80に沿って吸収パッド10を折曲することによって、第1及び第2溝41,42のみが形成される場合に比してさらに大きなカップ形状を形成することができる。
図14は、第4実施形態の変形例であって、該実施例において、吸液性コア23の中央域35は、縦方向Yに離間する両端部分と、横軸Qが位置する中間部分とを有する。吸液性コア23の中央域35において、第2端域12側に位置する縦方向Yの一端部分の単位面積当たりの質量は、他の部分に比して大きく肉厚であって、高吸収性域85が形成される。高吸収性域85における吸液性コア23の単位面積当たりの質量は、300〜1000g/mである。質量が300g/m未満の場合、十分な吸収性能を確保できない可能性があり、1000g/m超の場合、厚くなり過ぎて着用者に違和感を与える可能性がある。高吸収性域85と、他の領域84(縦方向Yにおける他端部分及び中間部分)との境界85aは、第2カバーシート62による第2ポケット65の開口端近傍に位置しており、第2ポケット65内には高吸収性域85が位置するので、第2ポケット65内に滞留した比較的に多量の尿を吸収することができる。また、境界85aにおいて吸収パッド10の剛性が変化することによって第2ポケット65全体を着用者の股下部に沿うように屈曲させることができるので、吸収パッド10のフィット性を向上させることができる。さらに、第2ポケット65の両側が着用者の大腿部間に挟まれた状態で屈曲されることによって、第2カバーシート62の被覆部62bがより身体側へ向かって凸となり、第2ポケット65の開口がより大きく形成され、身体側ライナ21の表面を伝って流れ落ちてきた尿を確実に第2ポケット65内に進入させることができる。折曲誘導溝40は、中央域35の中間部分及び縦方向Yにおける他端部分、すなわち領域84に形成される。
尚、図11〜13に示す実施形態では、吸収パッド10のパッド本体20のみを図示しているが、パッド本体20に形成される折曲誘導溝40以外の構成は第1実施形態と同様である。また、特に本明細書に記載のない限りにおいて、吸収パッド10の構成部材としてこの種の分野で通常使用される各種公知の材料を制限なく用いることができる。
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に整理することができる。
互いに直交する縦方向Yと横方向Xと、肌対向面及びその反対側の非肌対向面と、横方向Xの寸法を二等分する縦軸Pとを有し、透液性の身体側ライナ21と、不透液性の裏面シート22と、身体側ライナ21と裏面シート22との間に位置する吸液性コア23とを有するパッド本体20を含む男性用吸収パッド10において、パッド本体20は、前記肌対向面から前記非肌対向面側へ凹となる折曲誘導溝40を有し、折曲誘導溝40は、縦軸Pと交差して斜めに延びる第1溝41と、縦軸Pと交差し、かつ、第1溝41と交差する方向へ延びる第2溝42とを有し、第1溝41と第2溝42との交点Mは縦軸P上に位置する吸収パッド10。
上記段落0040に開示した本発明は、少なくとも下記の実施の形態を含むことができる。該実施の形態は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
(1)吸収パッド10は、縦方向Yにおいて離間対向する第1及び第2端域11,12と、縦方向Yの寸法を二等分する横軸Qと、横軸Qから第1端域11側に位置する第1区域16と、横軸Qから第2端域12側に位置する第2区域17とを有し、第1溝41と第2溝42との交点Mは、第1区域16に位置する。
(2)第1端域11の横方向Xの寸法は第2端域12の横方向Xの寸法よりも大きい。
(3)縦軸Pに沿う第1端域11の端縁10aから交点Mまでの縦方向Yの寸法は、縦軸Pに沿う吸収パッド10の縦方向Yの寸法L1の約25〜50%の大きさである。
(4)第1及び第2溝41,42は、交点Mに対して放射状に位置する凹溝部41a,42aと、交点Mを含む交差部41b,42bとを有し、交差部41b,42bには溝が形成されていない。
(5)第1及び第2溝41,42は、曲状を有する。
(6)第1溝41と第2溝42とが縦軸Pに関して対称に配置される。
(7)折曲誘導溝40は、縦軸P上において直状に延びる第3溝80をさらに含む。
(8)第3溝80は、縦軸P上において直状に延びる第1凹溝部81と、縦軸Pから横方向Xの外側へ向かって斜めに延びる一対の第2凹溝部82とを有する。
(9)第3溝80の第2凹溝部82は、曲状を有する。
(10)折曲誘導溝40は、その長さ方向において交互に配置される凸部71と凹部72とを有する圧搾条溝である。
(11)吸液性コア23の単位面積当たりの質量は、横方向Xにおける両側域36よりも両側域36の間に位置する中央域35の方が大きい。
(12)吸液性コア23の中央域35は、横軸Qの位置する中間部分と、縦方向Yにおいて離間する両端部分とを有し、縦方向Yにおいて離間対向する吸収パッド10の第1及び第2端域11,12のうち、第2端域12側に位置する一端部分における単位面積当たりの質量が、前記中間部分の単位面積当たりの質量よりも大きい。
10 吸収パッド
11 第1端域
12 第2端域
14 両側域
15 中央域
16 第1区域
17 第2区域
20 パッド本体
21 身体側ライナ
22 裏面シート
23 吸液性コア
40 折曲誘導溝
41 第1溝
42 第2溝
50 バリアカフシート
61 第1カバーシート
62 第2カバーシート
80 第3溝

Claims (12)

  1. 互いに直交する縦方向と横方向と、肌対向面及びその反対側の非肌対向面と、前記横方向の寸法を二等分する縦軸とを有し、透液性の身体側ライナと、不透液性の裏面シートと、前記身体側ライナと前記裏面シートとの間に位置する吸液性コアとを有するパッド本体を含む男性用吸収パッドにおいて、
    前記パッド本体は、前記肌対向面から前記非肌対向面側へ凹となる折曲誘導溝を有し、
    前記折曲誘導溝は、前記縦軸と交差して斜めに延びる第1溝と、前記縦軸と交差し、かつ、前記第1溝と交差する方向へ延びる第2溝とを有し、
    前記第1溝と前記第2溝との交点は前記縦軸上に位置し、
    前記吸液性コアの単位面積当たりの質量は、前記横方向における両側域よりも前記両側域の間に位置する中央域の方が大きく、前記パッド本体は、着用状態においてスペースを形成するように前記折曲誘導溝を介して外方へ凸曲状に変形する凸曲変形域を有することを特徴とする前記吸収パッド。
  2. 前記吸収パッドは、着用者の身体に対して上方に位置する第1端域と、前記第1端域と前記縦方向において離間対向する第2端域と、前記縦方向の寸法を二等分する横軸と、前記横軸から前記第1端域側に位置する第1区域と、前記横軸から前記第2端域側に位置する第2区域とを有し、前記第1溝と前記第2溝との交点は、前記第1区域に位置する請求項1記載の吸収パッド。
  3. 前記第1端域の前記横方向の寸法は前記第2端域の前記横方向の寸法よりも大きい請求項2記載の吸収パッド。
  4. 前記縦軸に沿う前記第1端域の端縁から前記交点までの前記縦方向の寸法は、前記縦軸に沿う前記吸収パッドの縦方向の寸法の約25〜50%の大きさである請求項2または3に記載の吸収パッド。
  5. 前記第1及び第2溝は、前記交点に対して放射状に位置する凹溝部と、前記交点を含む交差部とを有し、前記交差部には溝が形成されていない請求項1〜4のいずれかに記載の吸収パッド。
  6. 前記第1及び第2溝は、曲状を有する請求項1〜5のいずれかに記載の吸収パッド。
  7. 前記第1溝と前記第2溝とが前記縦軸に関して対称に配置される請求項1〜6のいずれかに記載の吸収パッド。
  8. 前記折曲誘導溝は、前記縦軸上において直状に延びる第3溝を含む請求項1〜7のいずれかに記載の吸収パッド。
  9. 前記折曲誘導溝は、前記第2端縁側に位置する前記第1及び第2溝の間に位置して前記縦軸上において直状に延びる第1凹溝部と、前記第1凹溝よりも前記第2端縁側に位置し、前記縦軸から前記横方向の外側へ向かって斜めに延びる一対の第2凹溝部とを含む請求項記載の吸収パッド。
  10. 記第2凹溝部は、曲状を有する請求項9記載の吸収パッド。
  11. 前記折曲誘導溝は、その長さ方向において交互に配置される凸部と凹部とを有する圧搾条溝である請求項1〜10のいずれかに記載の吸収パッド。
  12. 前記吸液性コアの前記中央域は、前記横軸の位置する中間部分と、前記縦方向において離間する両端部分とを有し、前記縦方向において離間対向する前記吸収パッドの第1及び第2端域のうち、前記第2端域側に位置する一端部分における単位面積当たりの質量が、前記中間部分の単位面積当たりの質量よりも大きい請求項1〜11のいずれかに記載の吸収パッド。
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