JPS61217160A - 失禁症男性用の吸収性性器収容袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、液体を集めるための袋に関する。特に本発明
は、男性の性器を収容し、着用者の失禁に対して保護を
与えるのに適する吸収材で内張すした袋に関する。

（従来の技術） 男性の失禁症に特に適する保護装置は周知である。周知
の保護装置は、上向きの挿入開口を備えたストッキング
状のさやケースとして形成されている。さやケースは後
壁と前壁を有し、前壁は開口上方へと上向きに延び、シ
ールドを形成して特別の保護を与える。このような装置
は、心地が悪く、容量が制限されるという欠点を有する
。また、ペニスが標準サイズより著しく小さかったり、
収縮したり、着用者の動作によって引き出されてしまう
と、装置は満足すべき保護を与えられない。

Ｂｒｅｎｄｌｉｎｇの米国特許第４．４５３，９３８号
では、男性使用者用の失禁ガードを形成することが提案
されている。Ｂｒｅｎｄｌｉｎｇのさやケースは、男性
の性器を収容する充分な大きさとし得る。このさやケー
スは、継ぎ目で溶着された２枚の材料シートで形成され
、超吸収性のシー１−材料で裏張りされている。しかし
このさやケースは、洩れを防ぐため、継ぎ目を形成する
シールが注意深く完成されないという欠点を持つ、さら
に、開口が性器の周囲にぴったり密着するので、使用前
においても不快感が住じる。その他の男性用装置として
、Ｌａｒｋｏの米国意匠特許第２６３．１６９号に開示
されたものがある。Ｌａｒｋｏの装置は折り込み式の非
常に丈夫な女性用パッドとや＼似ており、長い部分が前
方に向けられ、折り込みによって形成されたさやケース
内にペニスが挿入される。しかしこの装置は、ペニスだ
けを収容する装置について上述したような欠点を有する
。

このため、尿失禁症の男性に対して確実な失禁保護を与
えられる装置が尚要望されている。オムツのような装置
は、尿失禁の洩れ保護としては嵩ぼり過ぎる。また女性
用パッドのようなものは、男性の性器を収容するのに充
分な嵩が得られないので、男性用に通さない。ペニスだ
けを収容する装置は、付心地がｊｌ！　＜　、充分な嵩
でないと容量が制限され、所定箇所に保つのが困難であ
るため適当でない。従って、男性の性器を収容でき、適
切な容量を与え、嵩ぼらず控え目で、不快感を生じない
装置が望まれている。

（発明の目的） この発明の目的は、尿失禁症の男性に対し、不快感を生
じない確実な洩れ保護を与えることにある。

この発明の別の目的は、ペニスが収縮した男性にも適す
る尿失禁症の男性用の装置を提供することにある。

この発明の他の目的は、皮膚炎症を生しにくい失禁症の
男性用の装置を提供することにある。

この発明の更なる目的は、作製コス１−が低く、下方の
シールから洩れない失禁症の男性用の装置を提供するこ
とにある。

（発明の構成） 上記及びその他の目的は一般に、は〜′３角形の開口で
、その１辺が性器の上方領域に対して平らに当てがわれ
、残りの２辺が股肉へと後下方に延び、陰のうの後側で
合流するような開口を有する男性性器用の吸収袋を与え
ることによって達成される。３角形の開口から下方に延
びた袋が男性性器を不快感を生じずに収容する充分な容
量を持ち、頂部の開口は空気の循環を可能にするのに充
分な大きさである。空気の循環が可能なので、皮Ｊｆに
係わる問題が減少する。

特に好ましい態様において、袋は１枚の不浸透性裏当て
材を折りたーむことによって形成され、裏当て材には液
体浸透性部材で覆われた吸収媒体が固着されている。

（作　用） 本発明の装置は、従来の装置と比べ数多くの利点を有す
る。本発明の装置は不快感を生じずに男性の性器に装着
され、体の前面に対して平らに当てかわれるので確実に
洩れを生じない。畢九とペニスの全体を包囲するのに、
本装置は収縮したまたは短いペニスを持つ男性に対して
も有効である。

好ましい態様において、本発明の袋は洩れを防ぐために
シールしなければならない下方継ぎ目を持たず、１枚の
フラットなシートから形成されるのでコストが低い、さ
らに、好ましい装置における吸収材は、湿れたとき剥が
れず、袋の底へと垂れ下がらない。袋は頂部が開放しゆ
るいため、性器への空気循環を可能とする。又本装置は
フレキシブルなので、容量を失ったり、不快感を生じる
ことなく、着用者の体形に容易に適合し得る６本装置は
密着した下着や、嵩ばらず低コストな品下げ方式によっ
て所定位置に保持できる。更なる利点として、好ましい
装置は、ぬるつとした感じを与え、多くの人達の皮膚特
に敏感な性器領域に炎症を生じる超吸収材に着用者をさ
らさない。上記及びその他の利点は、以下の説明から明
らかとなろう。

（実　施　例） 第１．２図は、従来の男性失禁症用の装置１゜を示して
いる。この装置は、非浸透性の外側カバー１２．吸収性
の内側構造物１３．及び内表面上の浸透性部材１６を備
えて形成されている。ペニスは空所部１８内に入れられ
る。上部２０は追加の吸収を与え、ペニスを収容部内に
保持し、ペニスの短い男性が装置を使うときの補助とし
て機能する。この装置は、折り込み式の女性用パッドと
や＼似ている。第３．４及び５図は、男性の性器全体を
収容するようにしたＢｒｅｎｄｌｉｎｇの米国特許第４
，４５３．９３８号に開示された装置を表わす３つの図
である。この装置２６は、部分２８を前方に向けて着用
される。装置２６は３０で開口しており、男性の性器は
こ−から装置２６の内部に入れられる。装置２６はかな
り重量の重いポリマーシート３４で構成され、超吸収材
３６で内張すされている。第５図に示すように、装置２
６は使用前フラットな形状で、使用時上下方向につぶさ
れて男性性器の周囲に装着される。この装置は、湿れた
とき超吸収材が底にたまり、ぬるつとした不快な塊を形
成するという欠点を持つ。

第６図に示すように、本発明の装置４０は着用者の上方
陰部領域に当てかわれる３角形状開口の一辺４２を有す
る。装置は一般的な男性ブリーフつまり下着４４によっ
て所定位置に保持される。

第６図の７−７線に沿った断面図である第７図は、着用
者４６がペニス４８と陰のう５０を収容する衣類を身に
着けた状態を示している。衣類４０の前部５２は、体の
線に沿って延び、出っ張っていない、尚、衣類４０の頂
部開口は開放しており、空気の循環を可能とする点に留
意のこと。

第８図は、本発明の好ましい失禁用の袋を形成するのに
通したシートを示している。シート５６は複合品から成
る。つまり、シートは非浸透性の外側裏当てシートを有
する。この裏当てシート上に吸収性の構造物が接着され
、好ましい吸収構造物は一体成形（ｃｏｆｏｒｍ）材料
から成る。この一体成形材料に、浸透性の身体例シート
が接着されている。身体側シート材は一般に、浸透性の
スパンボンデツドシートから成る。尚、シートは好まし
いサイズが約９・３インチＸ１１・Ａインチ（約２４．
１〜２８．２　ｃｍ）のはソ゛矩形であるが、衣類の前
面でとがった耳・や尖端が形成されないように、２つの
領域５８．６０が折りた−み前に切り取られている。

第１０．１１図は、第８図のシートを折りた−んで第１
２図の衣類つまり袋を形成する過程を示している。第１
０図は、線６２．６４に沿って折りた＼まれたシート５
６を示している。折りた−み線６２．６４は、切り取り
領域５Ｂ、ＧＯを含まない側のシート端から約５インチ
（約１２．７　ｃｍ）の位置にある。線６２．６４に沿
って折りた＼んだ後、両コーナー６６．６８が折りた＼
み線７０゜７２．７４及び７６に沿って上方且つ中央へ
向は折りた＼まれる。次いで、折り目線７４．７６が折
りた＼み線７８．８０に沿って袋の中央へ向は内側に折
りた−まれ、本発明の好ましい衣類を形成する。折りた
−み完了後、衣類８２の上縁が接触領域８４．９０でシ
ールされ、衣類の耳を形成する。さらに衣類８２は、３
角形状開口の後方延出縁８６，８８でシールされる。尚
、この折りた−み方式は、洩れの原因となる衣類の底部
に継ぎ目を含まない衣類とし得る点で望ましいことに留
意されたい。さらに、シートに接着された吸収材は、折
りた＼みにより身体と直接接触していないところでも液
体が容易に浸透可能なため、すべて残らず液体の吸収に
利用できる。第１２図で折り目７４．’Ｎ；が付けられ
ると、折り目９４が外側へ延び、衣類の３角形状開口を
形成する。折り目７４．７６を付けなくても、３角形状
の開口は形成される。しかし、この場合の衣類は、折り
目７４．７６を付けるときに形成されるものより構造上
望ましくない、衣類８２は、開口前縁９２から底９５ま
でよりも、後端９３から底９５までの方で小さい深さを
持つ、この深さにおける差の有用さは、衣類の前縁が着
用者の身体４Ｇに対してほゞ平らに当てがわれたとき、
前縁４２が後端４３より高くなることを示した第７図か
ら明らかであろう。

第９図は、本発明の袋状衣類の別の態様を折りた＼み形
成するためのシートの平面図である。シート１１０は好
ましい態様において 約９．５インチＸ１１．５インチ（約２４．１〜２８．
２ｃｓ）のほゞ矩形で、２つのコーナーが１１２．１１
４で切り取られている。第１３．１４及び１５図に、シ
ート１１０を折りた＼んで本態様の衣類１１６を形成す
る過程を示す。この衣類は前例と比べ、人によってもっ
と心地よく感じられるように広い股部１１８を有する点
が異なる。第１３．１４図に示した衣類の折りた＼みは
、第１０．１１図について前述したものと同様である。

つまり、シート１１０は初め、シート１１０の中心から
や＼すれた線１２０．１２２に沿って折りた−まれる。

この最初の折りたーみ後、両コーナー１２４．１２６が
中央へ向かって上向きに折りた＼まれる。しかしこの例
では、両コーナーが合流せず、衣類１１Ｇの広い内側股
部を形成する開放股部１１８が残される０両コーナー１
２４，１２６の折りた＼みは線１２８．１３０．１３２
及び１３４に沿って成される０次いで、折り目１３２．
１３４が線１３８゜１３６に沿って内方に折りた＼まれ
、ほゞ３角形状の開口を持つ衣類を形成するが、この３
角形は広い股部１１８によってやや台形状となっている
。

衣類１１６は、使用時陰部領域に当てかわれる前部１４
０と、後方に延びた側面１４２，１４４を有する。衣類
１１６は所望の永久的形状とするため、接合領域１４８
，１４２．１４４及び１４６に沿ってシールされる。

第１６．１７図は、本発明の衣類用に使える別の折りた
−み方式を示している。この折りた＼みは、第１Ｏ図の
シートと同じ折りた＼み線を持ったシート１５０を用い
て行われる。シート１５０はまず、シー）１５０の中心
からずれた折りた−み線１５２．１５４に沿って折りた
＼まれる。次いで、２つのコーナー１５６．１５８が逆
さまに、折り目１５２，１５４において内方へと折りた
−まれる。この両コーナー１５６，１５８の内方への折
りた＼みにより、折り目線１６０，１６２゜１６４及び
１６６が露出される。両コーナー１５６゜１５８は衣類
１７０の内部に位置する。次いで、折り目１６０，１６
４が線１７２．１７４に沿って内方に折りた−まれる。

衣類１７０は、後方延出部１７８．１８０を備えたほゞ
３角形状の開口の前部１７６を有する。上縁は１８４．
１７８゜１８０及び１８２でシールされる。第１６．１
７図の折りた＼み方式で形成された衣［１７０は、この
方式だと尿が内方に折りた＼んだ吸収材へ達するのかや
〜困難となるので、あまり好ましいとは言えない。

以上、本発明の袋状衣類を、本発明によるほゞ３角形状
の袋を形成するための３種の折りた＼み方式について例
示した。勿論これら以外にも、１枚のシートを折りた＼
んで３角形状または台形状の袋開口を形成する方法が可
能である。

本明細書で用いたように、′はＳ：′３角形状１という
用語は、第１５図に示すととぎ台形も含むものである。

さらに、は！゛ピラミツド状外形を成す衣類を例示した
が、ピラミッド状の頂点はしばしば折り返され、や−フ
ラットな底部とするような別の折りた＼み方式も適する
。男性の性器は尖端状となっていず、男性性器に不快感
を生じない任意の形状が適することに留意されたい。但
し、尖端状の底部は、性器と接触せず不快感を生じない
性器下方に、液体を貯めるためのリザーバを与えられる
点で有利と言える。

第１９図は、本発明の失禁用衣類を形成するのに使われ
る好ましいパッドの断面図を示している。

バッド１９０は次の３つの層から形成される：第１の浸
透性の身体つまり性器側層１９２；第２の吸収層１９４
及び第３の非ｆ！に透性裏当て部材１９６゜図示のごと
く、非浸透性部材１９６は次ぎの２層から形成されてい
る：すなわち非浸透性のポリマー膜である層１９８と、
この非浸透層１９８を覆う織布から成る層２００である
。好ましい２層の非浸透性被覆材は、ポリマー一般には
ポリプロピレンが薄いスパンボンデツド織布２００上に
押出成形される一体押出成形材料である。このような材
料は、皮膚に対して有様の感触を与えるばがりか、強靭
で、コストが低く、最少量のポリマー１９８を用いても
重量がある。

本発明による袋の別の構成が、第２０．２１図に示しで
ある。第２０図のシート２２ｏは第８図の成形シートと
比べ、シート２２０の一端に半円形状のシールド領域２
２２が形成されている点で異なる。シート２２０は第ｉ
ｏ、ｔｉ及び１２図に示した通り折りた−まれ、第２１
図のような袋２３０となる。袋２３０は、その前面にシ
ールド２２２を形成する半円形状の領域２２２を有する
。

袋の開口は、側面２３２，２３４と、接着点２３８゜２
４０に合流する前部仮想線２３６とによって画成される
。この代替方式は、着用者のペニスが収縮していたり、
上向きの場合に特に望ましい。

好ましい：＆透性部材１９２は、スパンボンデツド部材
である。そしてこの部材が、成形中その上に吸収材が置
かれる担持シートとなる。液体が移行し易くなると共に
垂れに（くするため、浸透性部材は吸収材に接着される
のが好ましい。その他の代表的な浸透性部材は、けば立
てたセルロース織布や穿孔したポリマーシートである。

好ましい吸収材は、溶融吹出しポリプロピレンと木質繊
維の空気成形混合体から成る一体成形構造物である。好
ましい態様においては、３層が一体状に接合される。こ
の接合は接着剤（図示せず）で行ってもよいし、あるい
は載置時に一体成形物の繊維を浸透性部材と絡ませるこ
とによって、浸透性部材を一体成形物に接合してもよい
。さらに接着剤の他、あるパターンの熱シールを使って
パッド全体に一体性を与えることも、できる。上述した
ごとく使用後湿れでも衣類が垂れ下がらないように、吸
収材を裏当て材上に保持するのが好ましい。

本発明の衣類では、超吸収材を使用することもできる。

超吸収材とは、デンプン誘導ヒドロゲルポリマーや架橋
アクロニトリルポリマー等、ゲル構造の形成によって多
量の液体を保持可能なポリマーのことである。好ましい
一例は、グレイン・プロセシング社製のナトリウム・ポ
リアクリレート、商標−ａｔｅｒ　−Ｌｏｃｋ　　Ｊ−
５００等の粒状超吸収材である。一部の超吸収材はアレ
ルギー性の皮袋を生じることがあり、またいずれの超吸
収材もぬるつとした感触を与えるので、超吸収材は性器
に面する吸収材の表面に設けない方が好ましい。

つまり超吸収材は、裏当てシートと吸収材の間に入れら
れるか、または吸収材の裏側に組み入れられるのが好ま
しい。特に好ましい態様において、吸収材１９４は、−
超吸収材が裏当てシートの方を向いて位置する一体状に
接合された層構造である。

このような構造はＭｃＦａｒｌａｎｄとＬａｎｇによる
１９８３年４月２３日付提出の米国特許出願第６０２　
、９９３号に開示されており、同出願は本出願人に譲受
され、参考試料としてこ＼に含める。

上記では好ましい実施例を１枚のシートから折りた＼む
ものとして示したが、本発明による衣類は、本発明のほ
ゞ３角形状の開口を持つ装炭の衣類を形成するようにシ
ーリングによって結合される別々の部材から形成するこ
ともできる。こうした衣類は、上述の好ましい衣類より
材料が節約される。しかし、着用者に炎症を引き起した
り、洩れを生じる不良シールの可能性を与える継ぎ目が
存在する点で好ましくない。

本発明の袋におけるほゞ３角形状の開口サイズは、着用
者の性器に適合する任意のサイズとし得る。一般に、成
人男性及び青年男性用の開口は、一辺が約７〜１４ｃｍ
のは譬゛正３角形または台形である。台形の場合、狭い
後部は上記の値と別で、その他の３辺が上記の所定範囲
に含まれる。子供用のサイズは、３角形状開口の一辺に
ついて約７ｃｌｌである。一般に、不快感を生じないで
平均的男性に装着でき、尿と性器を収容する充分な容積
を与えるのに好ましいサイズは、正３角形の一辺につき
約１０ｃｍである。

袋の容積は、ペニス、性器及び尿を不快感を生じないで
収容するため、任意の所望サイズとし得る。成人に適し
た容積は、約２７５〜約４００ｃｃである。吸収と性器
のために充分な容積で、嵩ぼり過ぎて装着時に不快感を
伴わない好ましい容積は約３００〜約３５０　ｃｃの間
である。子供・や青年用のサイズは、もう少し小さい容
量でもよい。

３角形状開口下方の袋の深さは、着用者に不快感を与え
ない任意の適切な深さとし得る−０一般に、本衣類は開
口から下がるにつれ傾斜し、狭くなっている。しかし、
性器が圧縮されるほど慾勾配で狭くする必要はない、従
うて一般的には、３角形状開口の後部からの深さが約５
〜６・！４ｃｍの地点で、開口の断面積が約１７〜約３
１ｃｍ２であるのが適切である。尚、この断面積は衣類
の後部壁または折り目に沿って下方に５〜６・％ｃｍの
地点で、衣類の後部に対して直角な平面上で測定した値
である。衣類の後部は第１２図におけるような折り目か
、第１５図におけるような壁から成る。衣類が第１２ま
たは１５図に示したような好ましい構造に折りたーまれ
る場合、後方股部折り目１１８゜９４における深さは前
部９２．１４０における深さよりや一小さい。

本発明の衣類を形成する袋は、任意の適切な手段で着用
者の身に付けられる。一般に重装は、目的に適ったブリ
ーフやメリヤス頬部密着する下着によって保持される。

しかしその他、女性用パッドで周知な吊り紐構成や、あ
るいは同じく女性用パッドで実施されているように、感
圧接着材のラインまたは領域を衣類の前面に設けること
によって、本衣類を所定位置に保持することもできる。

また上記において、本発明の衣料は１枚のシートを所定
の形状に折りた＼むか、シート片をシーリングによって
それぞれの縁部で接合するかのいずれかで材料シートか
ら形成されると説明した。

しかし本衣類は、プラスチック材を所定の形状に型成形
し、この型成形袋を吸収材で内張り１−ることによって
も形成できる。この種の特に好ましい例は、軟質の非浸
透性発泡シートを、超吸収材を含む一体成形物等の吸収
材で内張すしたものである。発泡体はポリエチレン−ポ
リビニルアセテート発泡シートで構成でき、これが所定
の形状に真空または加熱成形され、次いでその上に吸収
材が施される。あるいは、発泡体を袋形状へ加熱型成形
する前に、吸収材を非浸透性の発泡シートに接合しても
よい。第２２図に、本発明による型成形袋２１０を示す
。この袋２１０は上部の型成形発泡体リップ２１２と、
非浸透性で軟質の型成形発泡シートから成る袋部２１４
とを有する。袋２１０は、吸収材２１６で内張すされて
いる。

（発明の効果） 上記したように、本発明の袋によって与えられる男性失
禁症用の衣類は、効果的で、不快感を生じない衣類を低
コストで提供する。以上好ましい特定の実施例について
説明したが、発明のその他の変形が可能であり、これら
も本発明に含まれることが理解されよ゛う。本発明の範
囲は、特許請求の範囲に記載の範囲によってのみ限定さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１．　２図は従来のペニス収容装置を示す平面図およ
び断面図である。 第３．４及び５図は性器を収容するための従来の装置を
示す斜視図、断面図および側面図である。 第６図は本発明の装置を着用した男性の部分破断図。 第７図は第６図の男性の７−７線に沿った断面図。 第８図は本発明の袋を形成するシー］・の平面図で、折
りた＼み線が示しである。 第９図は折りた−み線が幾分異なった本発明の袋を形成
するシートの平面図。 第ｉｏ、ｉｔ図はそれぞれ第８図のシートの折りた＼み
過程を示す斜視図である。 第１２図は第８図のシー；・から形成された本発明によ
る袋を示す斜視図である。 第１３．１４図はそれぞれ第９図のシートの折りた＼み
過程を示す斜視図である。 第１５図は第９図のシートを折りた＼んで形成された本
発明の袋を示す斜視図である。 第１６．１７図は第８図のシートの別の折りた＼み方式
を示す図である。 第１８図は第１（ｉ、１７図の折りた〜み方式によって
形成された本発明の袋を示す斜視図である。 第１９図は本発明の衣類を形成するのに使われるバッド
の部分断面図。 第２０図は本発明の袋の他の例を示す平面図であり、第
２１図はその折りたたんだ状態を示す斜視図である。 第２２図は本発明の更に偽の例を示す斜視図である。 ４０．８２，１１６，１７０，２１０．２３０・・・・
・・失禁用装Ｗｔ（袋容器）、５２、　１４０．　１７
６；８６．　　ａｓ、　　１４２゜１４４，１７８，１
８０，２３２，２４２・・・・・・壁、４４・・・・・
・下　着、 ５６．１１０，１５０．２２０・・・・・・シート状複
合部材、 ５８．６０，１１２．１１４・・・切り取りコーナー、
ｆ３２，６４，１２０，１２２，１５２，１５４・・・
・・・・・・最初の折りた＼み線、 ６Ｇ、６８，１２４，１２６，１５６，１５８・・・・
・・・・・端　点、 ８４．９０，１４２，１４８，１８２．１８４・・・・
・・・・・シール縁部、 ９５・・・・・・底　部、 １９２・・・・・・内側浸透性層、 １９４・・・・・・吸収層、 １９６・・・・・・外側非浸透材、 １９Ｂ・・・・・・ポリマー、 ２００・・・・・・スパンボンド、 ２２２・・・・・・シールド。 ◆＋２　　　　　　　　　　　ＦＩＧ、　２ＦＩＧ、１ ＦＩＧ、５ ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、６ ＦＩＧ、７ ＦＩＧ、８ ＦＩＧ、９ ＦＩＧ、　１５ ＦＩＧ、旧 ＦＩＧ、　１９ ＦＩＧ、２０ 手続補正書（方式） 昭和　　年　６１月４・１へ 特許庁長官　　宇　賀　道　部　　殿 ２、発明の名称　　　失禁症男性用の吸収性性器収容袋
３、？Ｉ！ｉ正をする者 事件との関係　　出願人 名称　　　キンバリー　クラーク　コーポレーション４
、代理人 ５、補正命令の日付　　昭和６１年３月２５日６、補正
の対象　　　　明細書

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、袋容器から成る失禁症男性用の排出物収容装置であ
   って、該袋容器がほゞ３角形状の開口と、該３角形状の
   開口から下方に延びた壁を備え、これらの壁が相互に接
   近するように傾斜し、３角形状開口の断面積より小さい
   断面積を持つ底部領域で結合している排出物収容装置。 ２、前記壁及び底部領域が外側非浸透性材、内側液体吸
   収部材及び内側液体浸透性部材から成る特許請求の範囲
   第１項の装置。 ３、前記吸収材が一体成形物から成る特許請求の範囲第
   １項の装置。 ４、前記袋容器が約２７５〜４００ｃｍ＾３の容積を持
   つ特許請求の範囲第１項の装置。５、前記装置の開口面
   積か、装置の後部開口から装置の底部へ向かい下方に約
   ５〜約６・（１／２）ｃｍの深さ地点で約１７〜約３１
   ｃｍ＾２である特許請求の範囲第１項の装置。 ６、前記吸収部材が超吸収材から成る特許請求の範囲第
   ２項の装置。 ７、前記非浸透性材がスパンボンドとポリマーの一体押
   出成形物から成る特許請求の範囲第２項の装置。 ８、洩れ防止のためにシールしなければならない下方の
   継ぎ目を含まない特許請求の範囲第２項の装置。 ９、前記装置が１枚のシートから形成されている特許請
   求の範囲第１項の装置。 １０、容積が男性の性器を不快感を生ぜず収容するのに
   充分な特許請求の範囲第１項の装置。 １１、前記吸収材が湿れても装置の底部へと垂れ下がら
   ない特許請求の範囲第１項の装置。 １２、前記ほゞ３角形状の開口がほゞ正３角形を形成す
   る特許請求の範囲第１項の装置。１３、前記装置の３角
   形状開口の前辺が該開口のその他の２辺のレベルより上
   方に延び、シールドを形成する特許請求の範囲第１項の
   装置。 １４、前記装置が約３００〜約３５０ｃｃの容量を有す
   る特許請求の範囲第１項の装置。１５、前記非浸透性材
   が発泡シートである特許請求の範囲第２項の装置。 １６、前記３角形状開口の前部中央から袋容器の底部ま
   での深さが、３角形状開口の後部から袋容器の底部まで
   の深さより大きい特許請求の範囲第１項の装置。 １７、前記装置が下着へ取り付けるための少くとも１つ
   の接着領域を備えた特許請求の範囲第１項の装置。 １８、前記３角形状の開口が、各一辺が約７〜約１４ｃ
   ｍのほゞ正３角形である特許請求の範囲第１項の装置。 １９、前記各辺が約１０ｃｍである特許請求の範囲第１
   ８項の装置。 ２０、失禁用装置を形成する方法であって、非浸透性の
   裏当て、浸透性のカバー、及び該裏当てとカバーの間の
   吸収材層を有するほゞ矩形の複合部材を用意し、該複合
   部材をその中心からずれた折りたゝみ線に沿い、上記矩
   形の長縁に対してほゞ直角に折りたゝみ、該最初の折り
   たゝみ線の両外端を形成する端点を折りたゝんで、該両
   端点が近接しほゞ３角形状の開口を持った装置を形成す
   ることから成る方法。 ２１、前記装置の３角形状開口において、折りたゝみに
   より重ねられた縁部を一体状にシールすることを更に含
   む特許請求の範囲第２０項の方法。 ２２、前記ほゞ矩形の部材が切り取られた一方の狭い端
   部側に２つの切り取りコーナーを有し、各コーナーが１
   回の角度を成す切断によって形成され、前記最初の折り
   たゝみ線が他端部からの距離より切り取りコーナーを有
   する一端部から大きく離れている特許請求の範囲第２１
   項の方法。 ２３、前記矩形部材の最初の折り目が、前記角度を成す
   切断線が前記矩形の長縁と交差する箇所に近接して複合
   部材の両コーナーを形成する特許請求の範囲第２２項の
   方法。 ２４、前記３角形状装置の前部両コーナーが前記角度を
   成す切断線に沿って折りたゝみシールすることによって
   形成される特許請求の範囲第２１項の方法。