JP2009207516A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品において、装着者の脚周りからの体液漏れを防止するとともに、人体へのフィット性や装着感を向上させる。
【解決手段】インナーパッド1は、装着時に装着者の脚周りに位置する二つの脚周り部17の各々に内側摘み部18を備え、腹側部14と背側部15の間に設けられる股下部16に外側摘み部19を備えているため、この内側摘み部18と外側摘み部19とにより立体形状が形成され、この立体形状が吸収性物品を着用する装着者の人体の膨らみや凹みに沿ってフィットすることとなり、装着者の脚周りからの体液漏れを防ぐとともに、吸収性物品の人体へのフィット性が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来、使い捨ての紙おむつや尿取りパッド、生理用ナプキン等の吸収性物品として、トップシートとバックシートの間に吸収体を介在させて成るものが知られている。そして、例えば、紙おむつを下腹部に着用することによって、失禁により排出された尿などの体液をその紙おむつに備えられた吸収体に吸収させることができる。
このような吸収性物品において、その吸収性物品の一部分が立体的に摘まれて、摘み部が形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−98037号公報
しかしながら、上記特許文献1における摘み部は、装着者が吸収性物品を装着する際の中心位置を示す目印となって、その吸収性物品の装着ずれを防ぐためのものに過ぎず、装着者の脚周りからの体液漏れを防ぐ効果や、人体へのフィット性や装着感を向上させる効果を得ることはできなかった。
本発明の目的は、装着者の脚周りからの体液漏れを防止するとともに、人体へのフィット性や装着感を向上させることができる吸収性物品を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に介装される吸収体と、を備える吸収性物品において、
装着時に、装着者の脚周りに位置する二つの脚周り部と、
当該吸収性物品における腹側部と背側部の間に設けられる股下部と、
前記脚周り部に各々設けられ、前記表面シート側が摘まれて肌当接面側に凸となる内側摘み部と、
前記股下部に設けられ、前記裏面シート側が摘まれて外面側に凸となる外側摘み部と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品において、前記内側摘み部を、前記脚周り部の各々に、当該吸収性物品の長手方向に沿って複数備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の吸収性物品において、前記外側摘み部を、当該吸収性物品の幅方向に沿って複数備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品において、前記内側摘み部は、前記表面シート側から当該吸収性物品の全体を折り曲げるように摘まれて形成され、前記外側摘み部は、前記裏面シート側から当該吸収性物品の全体を折り曲げるように摘まれて形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の吸収性物品において、前記内側摘み部は、前記表面シート側が摘まれた反対面側において接着され、前記外側摘み部は、前記裏面シート側が摘まれた反対面側において接着されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の吸収性物品において、前記内側摘み部が設けられる位置と前記外側摘み部が設けられる位置とに、弾性部材が配置され、
前記弾性部材は、各々伸張状態で固定され、伸長状態で固定された当該弾性部材の収縮により前記内側摘み部と前記外側摘み部とが形成されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の吸収性物品において、前記吸収体における前記内側摘み部同士を結ぶ線、前記吸収体における前記外側摘み部同士を結ぶ線又は前記吸収体における前記内側摘み部と前記外側摘み部とを結ぶ線のうちの何れか一又は複数の線上に、スリットが設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の吸収性物品において、前記股下部に設けられ、前記表面シート側が摘まれて内面側に凸となる第二内側摘み部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、吸収性物品は、装着時に装着者の脚周りに位置する二つの脚周り部の各々に内側摘み部を備え、腹側部と背側部の間に設けられる股下部に外側摘み部を備えているため、内側摘み部と外側摘み部とにより立体形状が形成され、この立体形状が吸収性物品を着用する装着者の人体の膨らみや凹みに沿ってフィットすることとなる。したがって、装着者の脚周りからの体液漏れを防止することができるとともに、吸収性物品の人体へのフィット性が向上することとなる。
また、この吸収性物品は、二つの脚周り部の各々に、肌当接面側に凸となる内側摘み部を備えているため、脚周り部が装着者の肌に対して突出することとなり、体液が脚周り部から外側に漏れるのを防いで、吸収性物品の防漏性がより向上することとなる。さらに、この吸収性物品は、股下部に、外面側に凸となる外側摘み部を備えているため、体液が吸収性物品の股下部の方向へ移動しやすくなり、体液漏れの防止効果を更に高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
まず、本発明の実施形態1について、図1〜図4に基づいて説明する。本実施形態1では、吸収性物品として、使い捨て紙おむつなどの内部に備えて使用するインナーパッドを一例として説明する。
図1は、実施形態1におけるインナーパッド1の内面側の平面図である。図2は、実施形態1におけるインナーパッド1の内面側の斜視図であり、図3は、実施形態1におけるインナーパッド1の外面側の斜視図である。図4(a)は、図2のA−A線における断面図であり、図4(b)は、図2のB−B線における断面図であり、図4(c)は、図2のC−C線における断面図であり、図4(d)は、図2のD−D線における断面図である。
インナーパッド1は、図1〜図4に示すように、人体との接触面側に設けられ、尿などの体液を速やかに透過させる透液性の表面シート11と、人体との接触面と反対側に設けられる、不透液性の裏面シート12と、これら表面シート11と裏面シート12との間に介装される吸収体13等を備えて構成されている。
このインナーパッド1においては、人体の股部を腹側から背側にかけて覆うように、一方の端部に腹側部14が形成され、他方の端部に背側部15が形成されている。また、腹側部14と背側部15との間の幅方向X中央領域は股下部16となっており、股下部16の左右両側の領域は、インナーパッド1の装着時に、装着者の脚周りに位置することとなる脚周り部17となっている。
また、このインナーパッド1における2つの脚周り部17の各々には、長手方向Yに沿って複数(例えば、2つ)の内側摘み部18が設けられている。また、インナーパッド1における股下部16には、一又は複数(例えば、1つ)の外側摘み部19が設けられている。
そして、これらの内側摘み部18と外側摘み部19とによって、インナーパッド1を着用する装着者の人体に沿う立体形状を呈する装着部10が形成されている。
表面シート11は、有孔または無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどにより形成されている。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。また、不織布を製造する方法としては、公知の方法を適宜用いることができ、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブロー法、ニードルパンチ法、或いはこれらを組み合わせた方法等によって不織布を製造することができる。
表面シート11に多数の透孔を形成した場合には、体液がより速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。
裏面シート12は、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材により形成されている。また、ムレ防止の観点から透湿性を有するシート材であることが好ましく、この遮水性と透湿性とを具備するシート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シート材が好適に用いられる。
そして、図4に示すように、この裏面シート12の幅方向Xの端部は、それぞれ裏面シート12の内側へ向けて折り返されて、表面シート11を挟み込むようになっている。この裏面シート12が折り返された部分に、ホットメルトなどの接着剤からなる接着剤層(図示省略)が設けられており、折り返された裏面シート12と表面シート11とが接着されている。
吸収体13は、インナーパッド1の使用時に、体液としての尿等の水様成分を吸収するものであり、綿やパルプ等の吸収性素材や、高吸水性樹脂(SAP;Super Absorbent Polymer)や、繊維或いはフィルム等のシート状基材とを組み合わせて形成される。
吸収体13は、インナーパッド1の腹側部14側から背側部15側に亘る長さに形成され、この吸収体13の長手方向Yの中央側は、吸収体13の長手方向Yの両端部の幅より狭く形成されている。つまり、吸収体13の略中央部である股下部16に相当する部分は、吸収体13の長手方向Yの両端部である腹側部14や背側部15に相当する部分より、幅が狭く形成されて、砂時計様の形状を呈している。
この吸収体13における略中央部である股下部16に相当する部分の幅を、その長手方向Yの両端部に比べて狭く形成することにより、インナーパッド1を人体に装着した際に、人体の股下(そけい部)に対して吸収体13がフィットしやすくなっている。
内側摘み部18は、表面シート11側が摘まれて、インナーパッド1の装着時に内側になる肌当接面側に凸となる立体部であって、このインナーパッド1の全体(具体的には、表面シート11と吸収体13と裏面シート12の3層)が表面シート11側から折り曲げられるように摘まれて形成されている。
これらの内側摘み部18は、表面シート11側が摘まれた反対面側において、折り曲げられて対向する配置となった裏面シート12同士が接着剤や熱融着などによって接着されて、その形状が保持されるようになっている。
これらの内側摘み部18は、インナーパッド1の装着時に装着者の脚周りに位置する2つの脚周り部17における腹側部14寄りの位置に、長手方向Yの中心線Cに対して線対称となるよう、長手方向Yに沿って各々2つずつ設けられ、略台形の頂点の配置となっている。
外側摘み部19は、裏面シート12側が摘まれて、インナーパッド1の装着時に外側になる外面側に凸となる立体部であって、このインナーパッド1の全体(具体的には、裏面シート12と吸収体13と表面シート11の3層)が裏面シート12側から折り曲げられるように摘まれて形成されている。
この外側摘み部19は、裏面シート12側が摘まれた反対面側において、折り曲げられて対向する配置となった表面シート11同士が接着剤や熱融着などによって接着されて、その形状が保持されるようになっている。
この外側摘み部19は、股下部16における幅方向X略中間部に配置されており、上述した4つの内側摘み部18により形成される略台形の内側に位置している。
装着部10は、4つの内側摘み部18と1つの外側摘み部19とによる凹凸や折目が組み合わされてなる立体形状を成しており、この装着部10は、図4(b)に示すように、表面シート11から裏面シート12に向かってくぼんだ形状を有している。そして、装着部10は、装着者の人体の膨らみや凹みに沿う立体形状に形成されているので、インナーパッド1が人体に好適にフィットするようになっている。
また、図1に示すように、吸収体13において、内側摘み部18同士を結ぶ線、外側摘み部19同士を結ぶ線、内側摘み部18と外側摘み部19とを結ぶ線のうちの何れか一又は複数(例えば、8つ)の線上に、スリット13aが設けられている。
これらのスリット13aは、装着部10を形成するための折目に沿って設けられているため、インナーパッド1を装着する際に、インナーパッド1をスリット13a上の折目に沿って容易に変形させることができ、人体の膨らみや凹みに対応する装着部10を容易に形成することができる。したがって、インナーパッド1の人体への装着を容易に行うことができ、また、インナーパッド1の人体へのフィット性が向上する。
また、この装着部10は、体液(例えば、尿)が排出される箇所(例えば、尿道口の近傍)に形成されており、排出された体液が吸収体13に吸収されるまでの一時的な溜め場となる体液ポケットとして機能し、インナーパッド1における体液漏れを防止することが可能になっている。
以上のように、実施形態1のインナーパッド1は、装着時に装着者の脚周りに位置する二つの脚周り部17の各々に内側摘み部18を備え、腹側部14と背側部15の間に設けられる股下部16に外側摘み部19を備えているため、内側摘み部18と外側摘み部19とにより立体形状が形成され、この立体形状がインナーパッド1を着用する装着者の人体の膨らみや凹みに沿ってフィットすることとなる。したがって、装着者の脚周りからの体液漏れを防止することができるとともに、インナーパッド1の人体へのフィット性が向上することとなる。
また、このインナーパッド1は、二つの脚周り部17の各々に、肌当接面側に凸となる内側摘み部18を備えているため、脚周り部17が装着者の肌に対して突出することとなり、体液が脚周り部17から外側に漏れるのを防いで、インナーパッド1の防漏性がより向上することとなる。さらに、このインナーパッド1は、股下部16に、外面側に凸となる外側摘み部19を備えているため、体液がインナーパッド1の股下部16の方向へ移動しやすくなり、体液漏れの防止効果を更に高めることができる。
また、内側摘み部18は、脚周り部17の各々に、当該インナーパッド1の長手方向Yに沿って複数(例えば、2つ)備わるため、インナーパッド1の人体へのフィット性が更に向上することとなる。
また、内側摘み部18は、表面シート11側から当該インナーパッド1の全体を折り曲げるように摘まれて形成され、外側摘み部19は、裏面シート12側から当該インナーパッド1の全体を折り曲げるように摘まれて形成されているため、内側摘み部18と外側摘み部19とからなる立体形状は、その内側摘み部18と外側摘み部19や、それらに応じた折目に沿って曲がり易くなっており、インナーパッド1を装着する際にその折目などに沿って曲がるなどして、人体の膨らみや凹みに対応して変形し易くなっている。そのため、インナーパッド1の人体へのフィット性が良好になり、体液漏れを効果的に防ぐことができる。
また、内側摘み部18は、表面シート11側が摘まれた反対面側において接着され、外側摘み部19は、裏面シート12側が摘まれた反対面側において接着されているため、内側摘み部18及び外側摘み部19の形状を容易に保持することができる。
さらに、インナーパッド1における内側摘み部18同士を結ぶ線、外側摘み部19同士を結ぶ線又は内側摘み部18と外側摘み部19とを結ぶ線のうちの何れか一又は複数(例えば、8つ)の線上に、スリット13aが設けられている。そのため、インナーパッド1がスリット13aに沿って曲がり易くなっており、内側摘み部18と外側摘み部19とからなる立体形状を容易に形成することができる。
(変形例)
次に、実施形態1のインナーパッドの変形例について説明する。
変形例のインナーパッドでは、図5(a)に示すように、内側摘み部18が設けられる位置に糸ゴム等の弾性部材18aが配置されている。また、図5(b)に示すように、外側摘み部19が設けられる位置に糸ゴム等の弾性部材19aが配置されている。具体的には、これらの弾性部材18a、19aは、吸収体13の内側に、内部摘み部18及び外側摘み部19の摘み方向(例えば、幅方向)に沿って伸張状態で固定されている。そして、これらの弾性部材18a、19aが収縮することにより、表面シート11及び吸収体13が肌当接面側に折れ曲がるとともに、裏面シート12及び吸収体13が外面側に折り曲がり、内側摘み部18と外側摘み部19とが形成される。
なお、弾性部材18a、19aの配置位置は吸収体13内に限られることなく、例えば、吸収体13の表面に弾性部材18a、19aを配置しても良い。また、表面シート11と吸収体13、吸収体13と裏面シート12が接着されて一体となっている場合には、表面シート11の表面と裏面シート12の表面とに、弾性部材18a、19aを配置しても良い。また、表面シート11側又は裏面シート12側から弾性部材18a、19aを吸収体13に貫通させるように配置し、表面シート11又は裏面シート12に弾性部材18a、19aの両端部を固定することにより、内側摘み部18と外側摘み部19とを形成しても良い。
このように、本変形例におけるインナーパッドでは、内側摘み部18が設けられる位置と外側摘み部19が設けられる位置とに、弾性部材18a、19aを各々伸張状態で固定し、弾性部材18a、19aの収縮により内側摘み部18と外側摘み部19とを形成する。したがって、内側摘み部18及び外側摘み部19とを容易に形成することができることとなって、簡易な構成で人体へのフィット性が良好なインナーパッドを提供することができる。また、内側摘み部18が形成された位置の裏面シート12同士と外側摘み部19が形成された位置の表面シート11同士とを接着剤により接着することなく、内側摘み部18と外側摘み部19の形状を保持することが可能となり、製造工程の短縮化を図ることができる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について、図6〜図8に基づいて説明する。本実施形態2では、上記実施形態1と同様に、吸収性物品として、使い捨て紙おむつなどの内部に備えて使用するインナーパッドを一例として説明する。
なお、以下の説明において上記実施形態と同一部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
図6は、実施形態2におけるインナーパッド2の背面側の平面図である。図7は、実施形態2におけるインナーパッド2の内面側の斜視図であり、図8は、実施形態2におけるインナーパッド2の外面側の斜視図である。
インナーパッド2は、図6〜図8に示すように、2つの脚周り部17の各々に、一又は複数(例えば、2つ)の内側摘み部としての第1内側摘み部21が設けられている。また、インナーパッド2における股下部16には、一又は複数(例えば、1つ)の第2内側摘み部22と、一又は複数(例えば、1つ)の外側摘み部23とが設けられている。
そして、これら第1内側摘み部21と第2内側摘み部22と外側摘み部23とによって、インナーパッド2を着用する装着者の人体に沿う立体形状を呈する装着部20が形成されている。
第1内側摘み部21は、インナーパッド2の装着時に装着者の脚周りに位置する2つの脚周り部17における腹側部14寄りの位置に、長手方向Yの中心線Cに対して線対称となるよう、各々2つずつ設けられ、略台形の頂点の配置となっている。
また、第2内側摘み部22は、インナーパッド2の腹側部14と背側部15の間の股下部16における幅方向X略中間部に設けられている。
これら第1内側摘み部21及び第2内側摘み部22は、表面シート11側が摘まれて、インナーパッド2の装着時に内側になる肌当接面側に凸となる立体部であって、このインナーパッド2の全体(具体的には、表面シート11と吸収体13と裏面シート12の3層)が表面シート11側から折り曲げられるように摘まれて形成されている。また、第1内側摘み部21及び第2内側摘み部22は、表面シート11側が摘まれた反対面側において、折り曲げられて対向する配置となった裏面シート12同士が接着剤や熱融着などによって接着されて、その形状が保持されるようになっている。
また、外側摘み部23は、股下部16における幅方向X略中央領域に、同じく股下部16に設けられた第2内側摘み部22とインナーパッド2の長手方向Yに並ぶようにして配置されており、4つの第1内側摘み部21により形成される略台形の内側に位置している。
そして、装着部20は、4つの第1内側摘み部21と1つの第2内側摘み部22と1つの外側摘み部23とによる凹凸や折目が組み合わされてなる立体形状であって、装着者の人体の膨らみや凹みに沿う立体形状に形成されており、表面シート11から裏面シート12に向かってくぼんだ形状を有している。
特に、この装着部20は、インナーパッド2における股下部16から腹側部14側であって、インナーパッド2を着用した装着者の所定位置としての男性器を収容する位置に形成されている。つまり、装着部20は、人体おける男性器の膨らみや厚みを考慮した立体形状に形成されており、装着部20におけるくぼみに男性器をフィットさせるように収容することが可能になっている。
また、この装着部20は、インナーパッド2における股下部16から腹側部14側であって、体液(例えば、尿)が排出される箇所(例えば、尿道口の近傍)に形成されている窪みであるので、排出された体液が吸収体13に吸収されるまでの一時的な溜め場となる体液ポケットとして機能し、インナーパッド2からの体液漏れを防止することができる。
また、図6に示すように、吸収体13において、第1内側摘み部21同士を結ぶ線、外側摘み部23同士を結ぶ線、第1内側摘み部21と外側摘み部23とを結ぶ線、第2内側摘み部22同士を結ぶ線、第1内側摘み部21と第2内側摘み部22とを結ぶ線又は第2内側摘み部22と外側摘み部23とを結ぶ線のうちの何れか一又は複数(具体的には、7つ)の線上に、スリット13bが設けられている。
これらのスリット13bは、装着部20を形成するための折目に沿って設けられているため、インナーパッド2を装着する際に、インナーパッド2をスリット13b上の折目に沿って容易に変形することができ、人体の膨らみや凹みに対応する装着部20を容易に形成することができる。したがって、インナーパッド2の人体への装着を容易に行うことができ、また、インナーパッド2の人体へのフィット性が向上する。
以上のように、実施形態2のインナーパッド2は、装着時に装着者の脚周りに位置する二つの脚周り部17の各々に第1内側摘み部21を備え、腹側部14と背側部15の間に設けられる股下部16に外側摘み部23を備えているため、第1内側摘み部21と外側摘み部23とにより立体形状が形成され、この立体形状がインナーパッド2を着用する装着者の人体の膨らみや凹みに沿ってフィットすることとなる。したがって、装着者の脚周りからの体液漏れを防止することができるとともに、インナーパッド2の人体へのフィット性が向上することとなる。
また、このインナーパッド2は、二つの脚周り部17の各々に、肌当接面側に凸となる第1内側摘み部21を備えているため、脚周り部17が装着者の肌に対して突出することとなり、体液が脚周り部17から外側に漏れるのを防いで、インナーパッド2の防漏性がより向上することとなる。さらに、このインナーパッド2は、股下部16に、外面側に凸となる外側摘み部23を備えているため、体液がインナーパッド2の股下部16の方向へ移動しやすくなり、体液漏れの防止効果を更に高めることができる。
また、このインナーパッド2は、脚周り部17の各々に、当該インナーパッド2の長手方向Yに沿って複数(例えば、2つ)の第1内側摘み部21を備え、股下部16に、表面シート11側が摘まれて内面側に凸となる第2内側摘み部22を備えているため、インナーパッド2の人体へのフィット性が更に向上することとなる。
また、第1内側摘み部21及び第2内側摘み部22は、表面シート11側から当該インナーパッド2の全体を折り曲げるように摘まれて形成され、外側摘み部23は、裏面シート12側から当該インナーパッド2の全体を折り曲げるように摘まれて形成されているため、第1内側摘み部21と第2内側摘み部22と外側摘み部23とからなる立体形状は、その第1内側摘み部21と第2内側摘み部22と外側摘み部23や、それらに応じた折目に沿って曲がり易くなっており、インナーパッド2を装着する際にその折目などに沿って曲がるなどして、人体の膨らみや凹みに対応して変形し易くなっている。そのため、インナーパッド2の人体へのフィット性が良好になり、体液漏れを効果的に防ぐことができる。
また、第1内側摘み部21及び第2内側摘み部22は、表面シート11側が摘まれた反対面側において接着され、外側摘み部23は、裏面シート12側が摘まれた反対面側において接着されているため、第1内側摘み部21、第2内側摘み部22及び外側摘み部23の形状が容易且つ確実に保持されることとなる。
さらに、インナーパッド2における第1内側摘み部21同士を結ぶ線、外側摘み部23同士を結ぶ線、第1内側摘み部21と外側摘み部23とを結ぶ線、第2内側摘み部22同士を結ぶ線、第1内側摘み部21と第2内側摘み部22とを結ぶ線又は第2内側摘み部22と外側摘み部23とを結ぶ線のうちの何れか一又は複数(例えば、7つ)の線上に、スリット13bが設けられている。そのため、インナーパッド2がスリット13bに沿って曲がり易くなっており、第1内側摘み部21と第2内側摘み部22と外側摘み部23とからなる立体形状を容易に形成することができる。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について、図9〜図11に基づいて説明する。本実施形態3では、上記各実施形態と同様に、吸収性物品として、使い捨て紙おむつなどの内部に備えて使用するインナーパッドを一例として説明する。
なお、以下の説明において上記各実施形態と同一部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
図9は、実施形態3におけるインナーパッド3の内面側の平面図である。図10は、実施形態3におけるインナーパッド3の内面側の斜視図であり、図11は、実施形態3におけるインナーパッド3の外面側の斜視図である。
インナーパッド3は、図9〜図11に示すように、2つの脚周り部17の各々に、長手方向Yに沿って複数(例えば、2つ)の内側摘み部31が設けられている。また、インナーパッド3における股下部16には、幅方向Xに沿って、複数(例えば、2つ)の外側摘み部32が設けられている。
そして、これらの内側摘み部31と外側摘み部32とによって、インナーパッド3を着用する装着者の人体に沿う立体形状を呈する装着部30が形成されている。
内側摘み部31は、インナーパッド3の装着時に装着者の脚周りに位置する2つの脚周り部17における腹側部14寄りの位置に、長手方向Yの中心線Cに対して線対称となるよう、各々2つずつ設けられ、略台形の頂点の配置となっている。
また、外側摘み部32は、股下部16における幅方向X略中央領域に、インナーパッド3の幅方向Xに並ぶようにして配置されており、4つの内側摘み部31により形成される略台形の内側に位置している。
そして、装着部30は、4つの内側摘み部31と2つの外側摘み部32とによる凹凸や折目が組み合わされてなる立体形状であって、装着者の人体の膨らみや凹みに沿う立体形状に形成されており、表面シート11から裏面シート12に向かってくぼんだ形状を有している。
また、この装着部30は、体液(例えば、尿)が排出される箇所(例えば、尿道口の近傍)に形成されており、排出された体液が吸収体13に吸収されるまでの一時的な溜め場となる体液ポケットとして機能し、インナーパッド3における体液漏れを防止することが可能になっている。
また、図9に示すように、吸収体13において、内側摘み部31同士を結ぶ線、外側摘み部32同士を結ぶ線、内側摘み部31と外側摘み部32とを結ぶ線のうちの何れか一又は複数(例えば、9つ)の線上に、スリット13cが設けられている。
これらのスリット13cは、装着部30を形成するための折目に沿って設けられているため、インナーパッド3を装着する際に、インナーパッド3をスリット13c上の折目に沿って容易に変形することができ、人体の膨らみや凹みに対応する装着部30を容易に形成することができる。したがって、インナーパッド3の人体への装着を容易に行うことができ、また、インナーパッド3の人体へのフィット性が向上する。
以上のように、実施形態3のインナーパッド3は、装着時に装着者の脚周りに位置する二つの脚周り部17の各々に内側摘み部31を備え、腹側部14と背側部15の間に設けられる股下部16に外側摘み部32を備えているため、内側摘み部31と外側摘み部32とにより立体形状が形成され、この立体形状がインナーパッド3を着用する装着者の人体の膨らみや凹みに沿ってフィットすることとなる。したがって、装着者の脚周りからの体液漏れを防止することができるとともに、インナーパッド3の人体へのフィット性が向上することとなる。
また、このインナーパッド3は、二つの脚周り部17の各々に、肌当接面側に凸となる内側摘み部31を備えているため、脚周り部17が装着者の肌に対して突出することとなり、体液が脚周り部17から外側に漏れるのを防いで、インナーパッド3の防漏性がより向上することとなる。さらに、このインナーパッド3は、股下部16に、外面側に凸となる外側摘み部32を備えているため、体液がインナーパッド3の股下部16の方向へ移動しやすくなり、体液漏れの防止効果を更に高めることができる。
また、このインナーパッド3は、脚周り部17の各々に、当該インナーパッド3の長手方向Yに沿って複数(例えば、2つ)の内側摘み部31を備え、股下部16に、外側摘み部32を、インナーパッド3の幅方向Xに沿って複数(例えば、2つ)備えるため、インナーパッド3の人体へのフィット性が更に向上することとなる。
また、内側摘み部31は、表面シート11側から当該インナーパッド3の全体を折り曲げるように摘まれて形成され、外側摘み部32は、裏面シート12側から当該インナーパッド3の全体を折り曲げるように摘まれて形成されているため、内側摘み部31と外側摘み部32とからなる立体形状は、その内側摘み部31と外側摘み部32や、それらに応じた折目に沿って曲がり易くなっており、インナーパッド3を装着する際にその折目などに沿って曲がるなどして、人体の膨らみや凹みに対応して変形し易くなっている。そのため、インナーパッド3の人体へのフィット性が良好になり、体液漏れを効果的に防ぐことができる。
また、内側摘み部31は、表面シート11側が摘まれた反対面側において接着され、外側摘み部32は、裏面シート12側が摘まれた反対面側において接着されているため、内側摘み部31及び外側摘み部32の形状が容易且つ確実に保持されることとなる。
さらに、インナーパッド3における内側摘み部31同士を結ぶ線、外側摘み部32同士を結ぶ線又は内側摘み部31と外側摘み部32とを結ぶ線のうちの何れか一又は複数(例えば、9つ)の線上に、スリット13cが設けられている。そのため、インナーパッド3がスリット13cに沿って曲がり易くなっており、内側摘み部31と外側摘み部32とからなる立体形状を容易に形成することができる。
なお、上記の各実施形態では、内側摘み部18、31、第1内側摘み部21、第2内側摘み部22、外側摘み部19、23、32は、インナーパッド1、2、3の全体である、表面シート11と吸収体13と裏面シート12の3層を折り曲げるように摘んで形成されるとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、内側摘み部18、31、第1内側摘み部21、第2内側摘み部22を、表面シート11のみや、表面シート11と吸収体13とを折り曲げるように摘んで形成してもよく、また、外側摘み部19、23、32を、裏面シート12のみや、裏面シート12と吸収体13とを折り曲げるように摘んで形成してもよい。
また、表面シート11と吸収体13との間に嵩高なセカンドシートを介在させ、このセカンドシートを、表面シート11、吸収体13、裏面シート12等とともに折り曲げるように摘んで内側摘み部18、31、第1内側摘み部21、第2内側摘み部22、外側摘み部19、23、32を構成しても良い。これにより、内側摘み部18、31、第1内側摘み部21、第2内側摘み部22、外側摘み部19、23、32、及び、これらの摘み部により形成される装着部10、20、30の折れ曲がりの形状が更に保持しやすくなる。
また、装着部10、20、30を形成するための折目に沿って、表面シート11と吸収体13、裏面シート12と吸収体13を接着するためのホットメルト等の接着剤が塗布されない非塗布部を設けても良い。これにより、折目に沿ってインナーパッドが更に折れ曲がりやすくなるとともに、装着部10、20、30の立体形状が保持しやすくなる。
また、内側摘み部18、31、第1内側摘み部21、第2内側摘み部22、外側摘み部19、23、32、及び、これらの摘み部により形成される装着部10、20、30の折れ曲がりの形状を更に保持し易くするため、摘み部を設ける層(例えば、表面シート11、吸収体13、裏面シート12等)に嵩高い素材を用いてコシを持たせるといった方法や、これらの素材の目付けを高くすることによりコシを持たせるといった方法を適宜用いることができる。また、素材同士を接着する接着剤の塗布パターンを、スパイラルの代わりにベタにするなどして、接着剤の目付けを高くすることにより、素材にコシを持たせて、折れ曲がりの形状を保持し易くしても良い。
また、インナーパッド1、2、3において、装着部10、20、30を形成するための折目に沿って、表面シート11と吸収体13と裏面シート12とを接着するためのホットメルト等の接着剤が塗布されない非塗布部(図示省略)を設けても良い。これにより、折目に沿ってインナーパッド1、2、3が折れ曲がりやすくなり、装着部10、20、30の立体形状の形成が容易となる。
また、変形例のように、表面シート11と吸収体13との間又は裏面シート12と吸収体13との間に弾性部材18a、19aを設ける場合であっても、内側摘み部18が形成された位置の裏面シート12同士と外側摘み部19が形成された位置の表面シート11同士とを接着剤により接着しても良い。
また、内側摘み部18、31、第1内側摘み部21、第2内側摘み部22、外側摘み部19、23、32の数や配置や個々の大きさ等は任意であって、所望する装着部の形状やサイズに応じて、適宜調整して形成すればよい。例えば、上記各実施形態では脚周り部17の各々に内側摘み部が2つずつ設けられる場合について説明したが、脚周り部17の各々に内側摘み部を1つずつ設けても良く、また、3つ以上ずつ設けても良い。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
実施形態1におけるインナーパッドの内面側平面図である。 実施形態1におけるインナーパッドの内面側斜視図である。 実施形態1におけるインナーパッドの外面側斜視図である。 図4(a)は、図2のA−A線における断面図であり、図4(b)は、図2のB−B線における断面図であり、図4(c)は、図2のC−C線における断面図であり、図4(d)は、図2のD−D線における断面図である。 図5は、実施形態1のインナーパッドの変形例であって、図5(a)は、図2のC−C線における断面図であり、図5(b)は、図2のD−D線における断面図である。 実施形態2におけるインナーパッドの背面側平面図である。 実施形態2におけるインナーパッドの内面側斜視図である。 実施形態2におけるインナーパッドの外面側斜視図である。 実施形態3におけるインナーパッドの内面側平面図である。 実施形態3におけるインナーパッドの内面側斜視図である。 実施形態3におけるインナーパッドの外面側斜視図である。
符号の説明
1 インナーパッド(吸収性物品)
11 表面シート
12 裏面シート
13 吸収体
13a スリット
14 腹側部
15 背側部
16 股下部
17 脚周り部
18 内側摘み部
19 外側摘み部
18a、19a 弾性部材
2 インナーパッド(吸収性物品)
13b スリット
21 第1内側摘み部(内側摘み部)
22 第2内側摘み部
23 外側摘み部
3 インナーパッド(吸収性物品)
13c スリット
31 内側摘み部
32 外側摘み部

Claims (8)

  1. 透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に介装される吸収体と、を備える吸収性物品において、
    装着時に、装着者の脚周りに位置する二つの脚周り部と、
    当該吸収性物品における腹側部と背側部の間に設けられる股下部と、
    前記脚周り部に各々設けられ、前記表面シート側が摘まれて肌当接面側に凸となる内側摘み部と、
    前記股下部に設けられ、前記裏面シート側が摘まれて外面側に凸となる外側摘み部と、
    を備えることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記内側摘み部を、前記脚周り部の各々に、当該吸収性物品の長手方向に沿って複数備えることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記外側摘み部を、当該吸収性物品の幅方向に沿って複数備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記内側摘み部は、前記表面シート側から当該吸収性物品の全体を折り曲げるように摘まれて形成され、前記外側摘み部は、前記裏面シート側から当該吸収性物品の全体を折り曲げるように摘まれて形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記内側摘み部は、前記表面シート側が摘まれた反対面側において接着され、前記外側摘み部は、前記裏面シート側が摘まれた反対面側において接着されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記内側摘み部が設けられる位置と前記外側摘み部が設けられる位置とに、弾性部材が配置され、
    前記弾性部材は、各々伸張状態で固定され、伸長状態で固定された当該弾性部材の収縮により前記内側摘み部と前記外側摘み部とが形成されることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の吸収性物品。
  7. 前記吸収体における前記内側摘み部同士を結ぶ線、前記吸収体における前記外側摘み部同士を結ぶ線又は前記吸収体における前記内側摘み部と前記外側摘み部とを結ぶ線のうちの何れか一又は複数の線上に、スリットが設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の吸収性物品。
  8. 前記股下部に設けられ、前記表面シート側が摘まれて内面側に凸となる第二内側摘み部を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の吸収性物品。
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