JP5514126B2 - 超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
つまり、少なくとも数分以内に通常の実験室用磁石に引き寄せられると共に、光特性などの機能性に優れ、磁場のない場合の分散性に優れた複合ビーズが、センサなどへの使用のために最も好ましい。しかしながら、現在までこのような条件を満たす複合ビーズは知られていない。
(2)III−V族化合物半導体ナノ結晶(コア)/III−V族化合物半導体ナノ結晶(シェル)
(3)III−V族化合物半導体ナノ結晶(コア)/II−VI族化合物半導体ナノ結晶(シェル)
(1)超常磁性クラスタの製造
FeCl3(0.65g、4.0mmol)及びクエン酸三ナトリウム(0.20g、0.68mmol)をエチレングリコール(20ml)に溶解し、酢酸ナトリウム(1.20g)を添加して30分間攪拌した。この溶液をオートクレーブに移して密封し、200℃のオーブンで12時間反応させて超常磁性クラスタを製造した。この溶液を常温に冷却した後、クラスタを、エタノール及び蒸留水で1回ずつ洗浄し、磁石で引き寄せてエタノール(20ml)に分散させて保管した。以下、これを溶液Aという。前記溶液Aの一部を取ってXRD、TEM、及び磁気履歴分析を実施した。その結果を図2、図3(a)、及び図4(a)に示す。TEM分析の結果、超常磁性クラスタの平均サイズは約150nmであった。ただし、本実施例の製造方法に限定されるものではなく、いずれの方法で製造されたクラスタでも本発明による多孔体複合ビーズの製造に使用できる。
前記(1)で製造した溶液Aを2.5ml取って1Lのフラスコに移し、エタノールを追加して0.5Lにした。ここに、3次蒸留水50ml、及びクエン酸三ナトリウム0.225gを追加して攪拌し、10分間超音波浴処理を施した。ここに、濃アンモニア水15mlを追加して1時間攪拌し、TEOS(tetraethyl orthosilicate)22.5mlを添加して20℃で10〜14時間攪拌して、中心に超常磁性クラスタを内包する超常磁性クラスタ・シリカ多孔体複合ビーズを製造した。磁石とエタノールを用いて多孔体複合ビーズを数回洗い、エタノール20mlに分散して保管した。以下、これを溶液Bという。前記溶液Bの一部を取ってTEM及び磁気履歴分析を実施した。その結果を図3(b)及び図4(b)に示す。
前記(2)で製造した溶液B20mlに、エタノール80mlを追加して100mlにした。ここに、濃アンモニア水3ml及びアミノプロピルトリメトキシシラン0.011mlを加えて16時間攪拌した。この溶液を遠心分離によりメタノールで洗浄した。最終的に、蒸留水20mlに分散させ、希塩酸を数滴加えて溶液のpHを約6に調節した。このシリカビーズのFT−IRスペクトルを分析した結果、1630cm−1及び1576cm−1でN−Hピークが観察され、2939cm−1でC−Hピークが観察されて、アミノプロピル基が結合されたことが確認された。下記工程(5)の反応においては、溶液のpHを約4に調節してポリカチオン性を増加させて使用した。
表面がオクタデシルアミン(ODA)で保護されているコア/シェル構造のCdSe/CdS−ODA量子ドット溶液(2×10−5M)2mlを取って、真空下でヘキサン溶媒を除去し、クロロホルム4mlに分散させ、0.05Mのメルカプトプロピオン酸(MPA)及び0.06Mの水酸化ナトリウムを共に溶解させたメタノール溶液を過剰量加えて30分間強く攪拌した。この溶液に蒸留水を2〜3ml追加すると、量子ドットが水層に上がった。この水層を分離してメタノール及び酢酸エチルを加え、遠心分離により量子ドットを回収した。この量子ドットを水に分散させて、単分散量子ドット溶液(2×10−6M)20mlを製造した。この溶液の一部を取って5×10−8Mの溶液を製造して蛍光スペクトルを分析した。その結果を、図5の(a)に示す。また、この溶液2.5mlを薄め、希水酸化ナトリウム溶液を使用して溶液のpHを約10に調節して、量子ドット表面のカルボン酸が−CO2 −状態のポリアニオン性単分散量子ドットCdSe/CdS(−SCH2CH2CO2 −)ex溶液20ml(2.5×10−7M)を製造し、下記工程(5)の反応に使用した。ここで、熱分析の結果、量子ドットの表面に結合したMPA分子の数は粒子当たり300個以上と判断され、これをexと表記する。
前記工程(3)で製造したポリカチオン性超常磁性シリカビーズ溶液を、前記(4)で製造したポリアニオン性単分散量子ドット溶液に徐々に加えながら、均一に混合されるように振とうした。白く濁った時点で止めて、さらにこの溶液をしばらく振とうして遠心分離した。濾液は、蛍光がほとんど検出されなかったので廃棄し、沈殿物を、エタノール100mlに分散させて表面に量子ドット層がドープされた超常磁性シリカビーズ溶液を製造した。このシリカビーズのTEM画像を図3の(c)に示す。また、複合ビーズ内の量子ドットが5×10−8Mの溶液を製造した。その蛍光スペクトルを図5の(b)に示す。
前記工程(5)で製造した、表面に量子ドット(発光ナノ粒子)層がドープされた超常磁性シリカビーズ溶液100mlに、蒸留水3ml及び濃アンモニア水2mlを入れて30分間攪拌した。次に、テトラエトキシシラン(TEOS)0.5mlを入れて5時間攪拌して、表面に量子ドット層がドープされた磁性シリカビーズ上にシリカ層をさらに成長させることにより、中心には約150nmサイズの超常磁性クラスタがあり、表面に近い内部には量子ドット層がドープされたシリカ複合ビーズを製造した。磁石及びエタノールを用いて合成されたビーズを3回以上洗浄し、エタノール10mlに分散した。このシリカ複合ビーズのTEM画像及び磁気履歴測定結果を、図3の(d)及び図4の(c)に示す。また、複合ビーズ内の量子ドットが5×10−8Mの溶液を製造した。その蛍光スペクトルを図5の(c)に示す。このシリカ複合ビーズ溶液の入った容器に磁石を当てると、10分以内に全てのシリカ複合ビーズが磁石に引き寄せられ、磁石を除去して振とうすると、均一な元の溶液に戻った。
まず、実施例1の工程(1)で他の条件は同一にし、FeCl3の量を0.975g(6.0mmol)に増加させて、約340nmサイズの超常磁性クラスタを製造した。そのTEM画像を図6の(a)に示す。次に、実施例1の工程(2)から(6)を繰り返して、中心に約340nmサイズの超常磁性クラスタを含む超常磁性クラスタ・多孔体複合ビーズを製造した。そのTEM画像を図6の(b)に示す。また、中心に約340nmサイズの超常磁性クラスタを含み、表面に近い内部に量子ドット層がドープされた最終サイズ約650nmの超常磁性クラスタ・ナノ粒子・シリカ多孔体複合ビーズを製造した。そのTEM画像を図6の(c)に示す。このシリカ複合ビーズ溶液の入ったバイアルに磁石を当てると、1分以内に全てのシリカ複合ビーズが磁石に引き寄せられ、磁石を除去して振とうすると、均一な元の溶液に戻った。
透析容器(dialysis jar)に10μm注射器の針先を用いて微細気孔を5つ作った。実施例1で最終生成物として得られた超常磁性クラスタ・発光ナノ粒子・多孔体複合ビーズ22mgを蒸留水10mlに溶解した溶液を透析容器に入れ、図7の写真のように0.5Lの水を含むビーカーに設置し、ビーカーの水をマグネチックバーを用いて攪拌した。図7は、透析膜損傷検知実験の前後の比較写真である。365nmの紫外線を照射した写真によれば、最初はマグネチックバーから複合ビーズの赤色蛍光が全く検出されなかったが、1日後は透析容器から漏れ出た複合ビーズがマグネチックバーに付いて、赤色蛍光を放出することが肉眼ではっきりと識別された。この現象は、一般灯の下では、透析容器から漏れ出た複合ビーズがマグネチックバーに付いて茶色に見える。よって、本発明で製造した複合ビーズにより透析膜の小さい損傷も簡単かつ容易に検知することができる。
(1)ポリアニオン性単分散金ナノ粒子Au(クエン酸)ex溶液の製造
表面がクエン酸で保護されている金ナノ粒子溶液(直径約13nm、濃度2.65×10−7M)を合成し、この溶液10mlを取ってpHを約10に調節した。合成された金ナノ粒子のTEM画像を図8の(a)に示し、5×10−9Mの溶液の吸光スペクトルを図9の(a)に示す。
実施例2の過程で得られた、中心に約340nmサイズの超常磁性クラスタを含み、表面にアミノプロピル基が結合されている超常磁性クラスタ・多孔体複合ビーズ溶液の、pHを約4に調節した溶液を準備した。この溶液の0.02%溶液の吸光スペクトルを図9の(b)に示す。
前記工程(2)で製造したポリカチオン性超常磁性シリカビーズ溶液を前記(1)で製造したポリアニオン性単分散金ナノ粒子溶液に徐々に加えながら均一に混合されるように振とうした。白く濁った時点で止めて、さらにこの溶液をしばらく振とうして遠心分離した。濾液は、金ナノ粒子がほとんど検出されなかったので廃棄し、沈殿物を、エタノール100mlに分散させて、表面に金ナノ粒子層がドープされた超常磁性シリカビーズ溶液を製造した。このシリカビーズのTEM画像を図8の(b)に示す。また、複合ビーズ内の金ナノ粒子が5×10−9Mの溶液を製造した。その吸光スペクトルを図9の(c)に示す。
前記工程(3)で製造した、表面に金ナノ粒子層がドープされた超常磁性シリカビーズ溶液100mlに、蒸留水3ml及び濃アンモニア水2mlを入れて1分間攪拌した。次に、テトラエトキシシラン(TEOS)0.5mlを入れて3時間攪拌して、表面に金ナノ粒子層がドープされた磁性シリカビーズ上にシリカ層をさらに成長させることにより、中心には約340nmサイズの超常磁性ナノ粒子のクラスタがあり、表面に近い内部には金ナノ粒子層がドープされたシリカ複合ビーズを製造した。磁石とエタノールを用いて合成されたビーズを3回以上洗浄し、エタノール10mlに分散させた。このシリカ複合ビーズのTEM画像を図8の(c)に示す。複合ビーズ内の金ナノ粒子が5×10−9Mの溶液を製造した。その吸光スペクトルを図9の(d)に示す。このシリカ複合ビーズ溶液の入った容器に磁石を当てると、1分以内に全てのシリカ複合ビーズが磁石に引き寄せられ、磁石を除去して振とうすると、均一な元の溶液に戻った。
20 多孔体ビーズ
21 中心多孔体ビーズ
22 多孔体層
30 ナノ粒子
S 同心球
Claims (17)
- 超常磁性クラスタと、
前記クラスタを囲む多孔体ビーズと、
前記多孔体ビーズの外面に近い内部の同心球上に放射状に分布しているナノ粒子と
を含み、
前記多孔体ビーズが、前記ナノ粒子と結合する前記同心球の表面を外面として有する中心多孔体ビーズと、前記中心多孔体ビーズの外面に静電気的引力により結合されている前記ナノ粒子を囲むように形成された多孔体層とを含み、
前記ナノ粒子が、発光ナノ粒子であり、
前記各ナノ粒子が、前記中心多孔体ビーズの中心から等距離に位置して静電気的層を形成する、超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。 - 前記クラスタが50nm以上1μm以下であり、前記中心多孔体ビーズの内径が前記クラスタの直径より大きく、前記中心多孔体ビーズの外径が10μm以下であり、前記各ナノ粒子のサイズが1nm以上100nm未満であり、前記多孔体層の厚さが前記ナノ粒子の直径より大きく100nm以下である、請求項1記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。
- 前記同心球が、前記多孔体ビーズの内面と外面との間に位置する、請求項1記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。
- 前記多孔体ビーズが、シリカ、チタニア、ジルコニア、及びゼオライトからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項1記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。
- 超常磁性クラスタと、
前記クラスタを囲む中心多孔体ビーズと、
静電気的引力により前記中心多孔体ビーズの外面に放射状に結合されているナノ粒子と、
前記ナノ粒子を囲むように形成された多孔体層と
を含み、
多孔体ビーズが、前記ナノ粒子と結合する同心球の表面を外面として有する中心多孔体ビーズと、前記中心多孔体ビーズの外面に静電気的引力により結合されている前記ナノ粒子を囲むように形成された多孔体層とを含み、
前記ナノ粒子が、発光ナノ粒子であり、
前記各ナノ粒子が、前記中心多孔体ビーズの中心から等距離に位置して静電気的層を形成する、超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。 - 前記ナノ粒子が静電気的単一層を形成する、請求項5記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。
- 前記中心多孔体ビーズと前記多孔体層とが同種の物質である、請求項5記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。
- 前記中心多孔体ビーズ及び前記多孔体層が、それぞれ、シリカ、チタニア、ジルコニア、及びゼオライトからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項5記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。
- 前記発光ナノ粒子が、II−VI族化合物半導体ナノ結晶、III−V族化合物半導体ナノ結晶、及び無機蛍光体からなる群から選択される少なくとも1つのナノ粒子である、請求項1又は5記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。
- 前記発光ナノ粒子が、下記(1)〜(3)のいずれか1つのコア/シェル構造を有する、請求項9記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。
(1)前記II−VI族化合物半導体ナノ結晶(コア)/前記II−VI族化合物半導体ナノ結晶(シェル)
(2)前記III−V族化合物半導体ナノ結晶(コア)/前記III−V族化合物半導体ナノ結晶(シェル)
(3)前記III−V族化合物半導体ナノ結晶(コア)/前記II−VI族化合物半導体ナノ結晶(シェル) - 前記II−VI族化合物半導体ナノ結晶が、CdS、CdSe、CdTe、ZnS、ZnSe、ZnTe、HgS、HgSe、及びHgTeからなる群から選択される少なくとも1つであり、前記III−V族化合物半導体ナノ結晶が、GaN、GaP、GaAs、InP、及びInAsからなる群から選択される少なくとも1つであり、前記無機蛍光体が、La2O2S:Eu、Li2Mg(MoO4):Eu,Sm、(Ba,Sr)2SiO4:Eu、ZnS:Cu,Al、SrGa2S4:Eu、Sr5(PO4)3Cl:Eu、(SrMg)5PO4Cl:Eu、及びBaMg2Al16O27:Euからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項9記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズ。
- 請求項1記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズの製造方法であって、
(a)超常磁性クラスタを含有する第1の溶液と多孔体の製造に必要な物質とを混合して、前記クラスタと前記クラスタの表面を囲むように成長した中心多孔体ビーズとを含む溶液を製造する工程と、
(b)前記中心多孔体ビーズの外面に第1の電荷を帯びる分子を結合させて、第2の溶液を製造する工程と、
(c)前記第1の電荷と反対の第2の電荷を帯びる、ナノ粒子を含有する第3の溶液を準備する工程と、
(d)前記第2の溶液と前記第3の溶液とを混合して、静電気的引力により前記中心多孔体ビーズの外面に前記ナノ粒子を結合させる工程と、
(e)前記工程(d)を経た溶液と前記多孔体の製造に必要な物質とを混合して、前記ナノ粒子を囲むように多孔体層を形成する工程と
を含み、
前記工程(c)のナノ粒子が、発光ナノ粒子であり、
多孔体ビーズが、同心球の表面を外面として有し、かつ前記ナノ粒子と結合する中心多孔体ビーズと、前記中心多孔体ビーズの外面に静電気的引力により結合されている前記ナノ粒子を囲むように形成された多孔体層とを含み、
前記各ナノ粒子が、前記中心多孔体ビーズの中心から等距離に位置して静電気的層を形成する、超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズの製造方法。 - 前記工程(a)の第1の溶液が、超常磁性ナノ粒子のクラスタを含有する溶液に、2つ以上のカルボキシル基を有する物質を追加し、超音波処理して分散させた溶液である、請求項12記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズの製造方法。
- 前記2つ以上のカルボキシル基を有する物質が、クエン酸三ナトリウム、ジメルカプトコハク酸、アスパラギン酸、又はアクリレートオリゴマーである、請求項13記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズの製造方法。
- 前記第1の電荷を帯びる分子が、アミノプロピル基を有する分子である、請求項12記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズの製造方法。
- 前記工程(d)で、各溶液のpHを調節して前記第2の溶液と前記第3の溶液が単分散溶液となるようにする、請求項12記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズの製造方法。
- 前記中心多孔体ビーズが球形状である、請求項12記載の超常磁性クラスタ・ナノ粒子・多孔体複合ビーズの製造方法。
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