JP5512390B2 - 遊技媒体受入具及び遊技媒体案内ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機の受皿から落下する遊技媒体を受け入れる遊技媒体受入具と、この遊技媒体受入具を備えた遊技媒体案内ユニットに関する。
従来、一対のパチンコ機及び玉貸機毎に対応付けて設置され、パチンコ機の前面下部の受皿から落下する遊技媒体を玉貸機の下端側に収納されている玉計数機に案内する遊技媒体案内ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。遊技媒体玉案内ユニットは、遊技媒体を受け入れる遊技媒体受入具と、遊技媒体受入具内の遊技媒体を玉計数機に流下させる玉通路とを主に有している。
特開平10−249047号公報(図1)
前記した特許文献1の遊技媒体玉案内ユニットにおいては、受皿から落下した遊技媒体が、遊技媒体受入具の貯留空間内で他の遊技媒体と衝突したり、貯留空間を形成する底板や側壁などと衝突したりして、遊技媒体受入具の外部に跳び出してしまう虞があった。
そこで本発明は、前記した問題に鑑みてなされたものであり、遊技機の受皿から落下した遊技媒体が遊技媒体受入具から外部へ跳び出すのを阻止することができる遊技媒体受入具及びこれを備えた遊技媒体案内ユニットを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決したものであり、遊技機の受皿から落下する遊技媒体を受け入れる遊技媒体受入具であって、遊技媒体が貯留される貯留空間を備えた本体部材と、前記本体部材に可動に支持され、付勢手段の付勢力により前記本体部材から迫り出した状態で前記受皿と前記本体部材との隙間を塞ぐ可動壁部材と、前記本体部材の背面側に取り付けられ、前記遊技機と前記本体部材との隙間を塞ぐ弾性部材と、を有することを特徴とする。
かかる構成によれば、可動壁部材及び弾性部材によって、本体部材と受皿との隙間及び本体部材と遊技機との隙間が塞がれるため、遊技媒体が遊技媒体受入具から外部に跳び出すのを阻止することができる。
また、前記弾性部材は、前記遊技機と前記本体部材との隙間を塞いだ状態で、前記貯留空間に向けて下り傾斜を形成する状態に変形可能であることが好ましい。
かかる構成によれば、弾性部材の傾斜によって遊技媒体を貯留空間に案内することができる。
また、前記弾性部材の上面部の端部に、前記遊技媒体の落下を阻止する凸部が形成されていることが好ましい。かかる構成によれば、遊技媒体の落下をより確実に阻止することができる。
また、前記弾性部材は、前記本体部材に対して着脱自在に連結する連結手段を有することが好ましい。かかる構成によれば、弾性部材の取付性を向上させることができる。
また、前記可動壁部材は、前記貯留空間に向けて張り出す張出板部材を有することが好ましい。かかる構成によれば、貯留空間に入った遊技媒体が外部に跳び出すことをより確実に阻止することができる。
また、前記可動壁部材は、押込み式係止機構部を介して前記本体部材に係止されて前記本体部材内に収容された第1の位置と、前記押込み式係止機構部に解除されて前記本体部材から迫り出す第2の位置とを取り得ることが好ましい。
かかる構成によれば、可動壁部材を第1の位置に位置させた状態で遊技媒体受入具を取り付けることができるため、取付性を高めることができる。なお、押込み式係止機構部としては、例えばプッシュラッチ機構が挙げられる。
また、前記張出板部材は、前記貯留空間に向けて下り傾斜となるように形成されていることが好ましい。かかる構成によれば、遊技媒体が張出板部材に乗り上げたとしても貯留空間に案内することができる。
また、前記張出板部材は、前記可動壁部材に対して着脱自在であることが好ましい。かかる構成によれば、張出板部材の取付性を高めることができる。
また、前記本体部材と前記遊技媒体受入具を支持する膳板との間に設置され、前記本体部材の下面を固定するとともに、前記本体部材の高さを変更する少なくとも一つの固定ベース部材を更に備えることが好ましい。
かかる構成によれば、固定ベースを用いて遊技媒体受入具の高さ調節を容易に行うことができる。
また、前記固定ベース部材及び前記本体部材は、前記各固定ベース部材同士や、前記固定ベース部材と前記本体部材とを相互に着脱自在に連結する連結手段を有することが好ましい。かかる構成によれば、固定ベース部材の取付性を高めることができる。
また、前記固定ベース部材は、前記本体部材が載置される載置部位と、前記載置部位の周囲に形成された案内溝とを有し、前記案内溝には、所定の箇所に遊技媒体を案内可能な傾斜が形成されていることが好ましい。
かかる構成によれば、仮に、遊技媒体が遊技媒体受入具の外部に飛び出たとしても、案内溝でその遊技媒体を受け入れて、案内溝の傾斜によって所定の箇所に遊技媒体を集めることができる。
また、前記本体部材内に、前記遊技媒体の跳ね返りの小さい低反発素材で形成された底板部材を更に備えていることが好ましい。かかる構成によれば、底板部材による遊技媒体の跳ね返りを抑えることができる。
また、前記本体部材は、前記受皿から受け入れた遊技媒体を計数機に案内する案内路部に連設された流路部を有し、前記底板部材は、前記流路部に向けて下り傾斜になっていることが好ましい。かかる構成によれば、受け入れた遊技媒体を計数機方向にスムーズに流下させることができる。また、本発明は、遊技機の受皿から落下する遊技媒体を受け入れる遊技媒体受入具であって、遊技媒体が貯留される貯留空間を備えた本体部材と、前記本体部材に可動に支持され、付勢手段の付勢力により前記本体部材から迫り出した状態で前記受皿と前記本体部材との隙間を塞ぐ可動壁部材と、前記本体部材の背面側に取り付けられ、前記遊技機と前記本体部材との隙間を塞ぐ弾性部材と、を有し、前記可動壁部材は、背面側を支点として正面側が回動自在に構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、請求項1〜13のいずれか一項に記載の遊技媒体受入具と、前記遊技媒体受入具で受け入れた遊技媒体を計数機に案内する案内路部とを備えることが好ましい。かかる構成によれば、遊技媒体受入具の遊技媒体を計数機に案内することができる。
本発明に係る遊技媒体受入具及び遊技媒体案内ユニットよれば、遊技機の受皿から落下した遊技媒体が遊技媒体受入具から外部へ跳び出すのを阻止することができる。
本実施形態のパチンコ玉案内ユニットの設置態様を示す外観斜視図である。 パチンコ玉案内ユニットの構成を示す外観斜視図であって、(a)は可動壁部材が迫り出した状態を示し、(b)は可動壁部材が収納された状態を示す。 可動壁部材周りを示す一部透過斜視図である。 張出板部材を示す斜視図であって、(a)が張出板部材を可動壁部材に実装する前の状態を示し、(b)が張出板部材を可動壁部材に実装した後の状態を示し、(c)が(a)とは反対方向から張出板部材を可動壁部材に実装する前の状態を示す。 固定ベース部材を示す図であって、(a)が一対の固定ベース部材を連結する前の状態を斜め上方から見た図であり、(b)が一対の固定ベース部材を連結した後の状態を斜め上方から見た図であり、(c)が、本体部材と固定ベース部材とを連結した後の状態を斜め下方から見た図である。 弾性部材を示す図であり、(a)が正面から見た斜視図であって本体部材との係合状態を示し、(b)が弾性部材を背面から見た斜視図であり、(c)が弾性部材単体を正面から見た斜視図である。 パチンコ玉案内ユニットを右側から見た側面図である。 遊技媒体受入具の底板部材を示した斜視図である。 (a)は案内路部の断面図であり、(b)は案内路部の下流側を示す斜視図であり、(c)は玉計数機の開口を示す斜視図である。 固定ベース部材の変形例を示す斜視図である。 可動壁部材及び張出板部材の変形例を示す斜視図である。 弾性部材の変形例を示す全体斜視図であり、係合前の状態を示す。 (a)は、弾性部材の変形例を示す単体斜視図であり、(b)は、ブラケットを示す単体斜視図であり、(c)は、弾性部材とブラケットを係合させた状態の断面図である。 第一支持部及び第三支持部を示す斜視図である。 (a)は、弾性部材の変形例を示す全体斜視図であり、係合後の状態を示し、(b)はその要部拡大図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本実施形態に係る遊技媒体案内ユニットは、遊技結果に応じて遊技媒体を外部の受皿に払い出す遊技機毎に設置される。本実施形態では、遊技媒体案内ユニットがパチンコ機に設置される場合を例示して説明する。なお、説明においてはパチンコ機に対して遊技者側を正面側、正面の反対側を背面側、遊技者から見て左を左側、右を右側とする。
<遊技媒体案内ユニット1の構成>
図1に示すように、遊技媒体案内ユニット1(以下、「パチンコ玉案内ユニット1」とも言う)は、受皿2aから落下する遊技媒体Bを受け入れて一時貯留する遊技媒体受入具10と、この遊技媒体受入具10で受け入れて一時貯留された遊技媒体Bを玉計数機4に案内する案内路部20とを主体に構成されている。
パチンコ玉案内ユニット1は、一対のパチンコ機2及び玉貸機3毎に対応付けて設置され、パチンコ機2の前面下部の受皿2aから落下する遊技媒体Bを玉貸機3の下端側に収納されている玉計数機4に案内するための器具である。
パチンコ機2から受皿2aに払い出された遊技媒体Bは、遊技者の排出レバー2bのスライド操作によってシャッタ2cが開くことにより、開口した落下口2dから遊技媒体受入具10へ落下する。
玉計数機4は、通過する遊技媒体Bをそれぞれ検知して計数する遮光型フォトセンサなどの計数センサであり、この計数センサにて計数を終えた遊技媒体Bは、玉計数機4の背面側の排出口(不図示)からパチンコ島の内部に排出されて回収される。
<遊技媒体受入具10の構成>
遊技媒体受入具10は、図2に示すように、本体部材11と、可動壁部材12と、張出板部材13と、固定ベース部材14と、弾性部材15と、底板部材16とで主に構成されている。
本体部材11は、遊技媒体受入具10のベース部分であって、上方が開放された箱状体を呈する。本体部材11は、受皿2aから落下する遊技媒体Bを受け入れるための上方開口部O1と、その上方開口部O1から受け入れた多数の遊技媒体Bを一時貯留するための貯留空間Sなどが形成されている。
貯留空間Sは、図2に示すように、底板部材16と、底板部材16を囲む正面壁部11Bと、背面壁部11Cと、左側壁部11D、右側壁部11Eとによって形成される空間であり、所定量の遊技媒体Bを収容する。左側壁部11Dには、案内路部20に連通する排出口O2が形成されている。
可動壁部材12は、図3に示すように、平面視コの字状を呈する部材であって、本体部材11の内部に設置される。可動壁部材12は、正面側に配設された正面部12A、左側に配設された左側部12B及び右側に配設された右側部12Cを主に有する。可動壁部材12は、遊技媒体受入具10と受皿2aの間の隙間のうち、正面及び左右側を塞ぐことで受皿2aから落下した遊技媒体Bの遊技媒体受入具10から外部への跳び出しを阻止する部材である。可動壁部材12は、本体部材11の上方開口部O1の背面側において回動機構部18を介して取り付けられており、回動機構部18を支点に正面部12A側が上下に可動する。
回動機構部18は、図3に示すように、可動壁部材12を本体部材11に対して回動自在に支持するための機構部であり、本実施形態では、本体部材11に形成された軸穴11aに軸装される回動軸18aと、その回動軸18aに取り付けられる捩りばね(付勢手段)18bとを主体に構成される。捩りばね18bは、一端が可動壁部材12に係止されるとともに、他端が本体部材11に形成された溝部11bに貫挿される。可動壁部材12は、捩りばね18bの反力によって上方に付勢される。本実施形態では、正面部12Aが正面側(遊技者側)に向かって円弧状に膨らむように湾曲形成されている。そのため、使用状態においては、可動壁部材12が本体部材11から扇状に迫り出す(図7参照)。
なお、前記捩りばね(付勢手段)18bの強度や、巻き数等を変更することにより、可動壁部材12の本体部材11からの迫り出し量又は受皿2aへの押圧力等を変更することが可能である。
また、本実施形態の可動壁部材12は、可動壁部材12を固定又は固定解除するためのプッシュラッチ機構部17(押込み式係止機構部)を備えている。プッシュラッチ機構部17は、本実施形態では、正面部12Aの中央下端に設けられたオス部17aと、本体部材11の正面壁部11Bの内面中央に設けられたメス部17bとを主体に構成されている。プッシュラッチ機構部17は、メス部17bにオス部17aを押入することで、メス部17bとオス部17aが係止されて係止状態を維持できる。また、係止状態からメス部17b(可動壁部材12)を押下すると、メス部17bとオス部17aの係止が解除される。
より詳しく説明すると、店員などによって可動壁部材12が矢印A1方向に押下操作されると、メス部17bにオス部17aが係止され、図2の(b)に示すように、可動壁部材12が本体部材11内に収容された状態が維持される。つまり、可動壁部材12は、本体部材11内に収容された第1の位置に位置する。
一方、第一の位置から店員などによって可動壁部材12が矢印A1方向に押下操作されると、オス部17aがメス部17bから解除されて可動壁部材12が捩りばね18bの付勢力により本体部材11から上方に迫り出される。つまり、可動壁部材12は、本体部材11から迫り出した第2の位置に位置する。
張出板部材13は、図2に示すように、可動壁部材12の上端側に取り付けられ、上方開口部O1の開口を小さくすることで受皿2aから遊技媒体受入具10内に落下して跳ね返る遊技媒体Bの外部への跳び出しを阻止する部材である。
ここで、図4は、張出板部材13を示す斜視図であって、(a)が張出板部材13を可動壁部材12に実装する前の状態を示し、(b)が張出板部材13を可動壁部材12に実装した後の状態を示し、(c)が(a)とは反対方向から張出板部材13を可動壁部材12に実装する前の状態を示す。
図4の(a)及び(b)に示すように、この張出板部材13は、3つの規制板部13A〜13Cによって略コの字状に形成された板部材である。本実施形態では、3つの規制板部13A〜13Cは、貯留空間Sの中央に向かって緩やかな下り傾斜になっている。張出板部材13は、可動壁部材12の上端に形成された溝部12aに係合される複数のツメ部材13a〜13eを備えている。溝部12aは、可動壁部材12の内縁の全周に亘って形成されている。張出板部材13は、溝部12aとツメ部材13a〜13eとを係合又は解除することで、可動壁部材12の上端に着脱自在に取り付けられる。
張出板部材13を取り付ける場合には、図4の(a)に示すように、張出板部材13の左右の規制板部13B及び13Cを溝部12a上で矢印A2方向にスライドさせて、正面の規制板部13Aに形成された3つのツメ部材13a〜13cを溝部12aに係合させる。そして、左右の規制板部13B、13Cに形成された各ツメ部材13d,13eの付近を下方(矢印A3及び矢印A4)に押下して各ツメ部材13d,13eを溝部12aに係合させることにより、張出板部材13を可動壁部材12の上端に取り付ける。
張出板部材13を外す場合には、前記した取り付け順序とは逆に、左右の規制板部13B,13Cに形成された各ツメ部材13d,13eの付近を上方に引っ張って各ツメ部材13d,13eと溝部12aとの係合を解除させる。そして、張出板部材13の左右の規制板部13B,13Cを溝部12a上で背面側に向けてスライドさせて正面の規制板部13Aに形成された3つのツメ部材13a〜13cと溝部12aとの係合を解除させることにより、張出板部材13を可動壁部材12の上端から取り外す。
なお、この張出板部材13は、パチンコ機2の受皿2aの位置に応じて、取り付け方向を変更することが可能である。つまり、図4(c)に示すように、上方開口部O1の背面側及び左側及び右側を規制するように規制板部13A〜13Cを配置させてもよい。
固定ベース部材14は、図2に示すように、遊技媒体受入具10の高さを調整するとともに当該遊技媒体受入具10を膳板Tに固定する部材である。
ここで図5は、固定ベース部材14を示す図であって、(a)が一対の固定ベース部材14を連結する前の状態を斜め上方から見た図であり、(b)が一対の固定ベース部材14を連結した後の状態を斜め上方から見た図であり、(c)が、本体部材11と固定ベース部材14とを連結した後の状態を斜め下方から見た図である。
図5の(a)に示すように、本実施形態では、厚み寸法が小さい第1の固定ベース部材14Aと、厚み寸法が大きい第2の固定ベース部材14Bの2種類の固定ベース部材を用いている。第1の固定ベース部材14Aの厚み寸法をH1(例えば、6mm)とし、第2の固定ベース部材14Bの厚み寸法をH1より大きいH2(例えば、9mm)とする。
第1の固定ベース部材14A及び第2の固定ベース部材14Bは、板状を呈する部材であって、板厚を除いては略同等の形状で形成されている。第1の固定ベース部材14A及び第2の固定ベース部材14Bは、遊技媒体受入具10の本体部材11の底面と略同等の大きさで形成された載置部位140aと、載置部位140aの背面側に形成された非載置部位140bと、を有する。また、第1の固定ベース部材14A及び第2の固定ベース部材14Bの載置部位140aには、それぞれ対向する固定ベース部材に連結するための第1連結手段と、遊技媒体受入具10に連結するための第2連結手段とが形成されている。
載置部位140aは、その固定ベース部材14が最上位である場合(本実施形態では、第1の固定ベース部材14Aが最上位)に、遊技媒体受入具10の本体部材11が載置される部位である。非載置部位140bは、載置部位140aと略同等の長さで、載置部位140aの背面側に張り出している。非載置部位140bは、左右方向の中央部分が最も高く、左右両端に向けて低くなるように傾斜している(図5(a)、(b)中の矢印A4,A5参照)。仮に、遊技媒体受入具10の背面側に遊技媒体Bが入り込み非載置部位140bに乗ると、遊技媒体Bが非載置部位140bの傾斜に案内されて支持面T1に落下する。これにより、遊技媒体Bを容易に回収することができる。
第1連結手段は、各固定ベース部材の表面の両サイド側に形成された連結用のツメ部材141a〜141dと、各固定ベース部材の裏面の両サイド側、即ち、連結用のツメ部材141a〜141dに対応して形成された連結用の4つの係合穴から構成される。例えば、図5の(c)に示す係合穴142a,142abは、ツメ部材141a,141bに係合される部位である。
第2連結手段は、図5の(a)及び(c)に示すように、各固定ベース部材14の表面から裏面まで挿通した挿通孔143a,143bと、遊技媒体受入具10の本体部材11の下面に形成されたそれぞれ一対の挿入部11d,11eと、係合部11f,11gから構成される。挿入部11d,11dは、挿通孔143aに隙間なく挿入される。挿入部11e,11eは、挿通孔143bに隙間なく挿入される。挿通孔143a,143bの下端にはそれぞれ切り欠かれた切欠き部144a,144bが形成されており、この切欠き部144a,144bに係合部11f,11gがそれぞれ係合する。
図5の(b)に示すように、本実施形態では、膳板Tの支持面(パチンコ玉案内ユニット1が設置される設置面)T1の高さと台取付面T2の高さとの段差H3に応じて、第1の固定ベース部材14A及び第2の固定ベース部材14Bの各枚数の組み合わせを調節することにより、段差H3を無くすことができる。例えば、段差H3と第1の固定ベース部材14A及び第2の固定ベース部材14Bの合計高さとの差が±1mmの範囲内に収めるように設定することで、パチンコ玉案内ユニット1を水平に設置することができるので、安定した状態でパチンコ玉案内ユニット1を設置することができる。
固定ベース部材14の枚数調節の具体的な例としては、例えば、段差H3が18〜20mmであれば、厚み寸法が9mmの第2の固定ベース部材14Bを2枚の組合せとなるし、段差H3が14〜16mmなら、厚み寸法が6mmの第1の固定ベース部材14Aを1枚と、厚み寸法が9mmの第2の固定ベース部材14Bを1枚の組み合わせとなる。
固定ベース部材14の組み合わせが決定されると、それら必要な固定ベース部材を用意し、例えば下側に配置される第2の固定ベース部材14Bを両面粘着シートなどにより支持面T1に固定する。次いで、固定された第2の固定ベース部材14Bに、第1の固定ベース部材14Aを前記した第1連結手段により連結する。最後に、第1の固定ベース部材と遊技媒体受入具10とを前記した第2連結手段により連結する。
弾性部材15は、図2に示すように、本体部材11の背面側に取り付けられる部材であって、パチンコ機2(図1参照)に押し当てて、遊技媒体受入具10の背面側とパチンコ機2との間の間隙を塞ぐ部材である。
ここで図6は、弾性部材15を示す図であり、(a)が正面から見た斜視図であって本体部材との係合状態を示し、(b)が弾性部材を背面から見た斜視図であり、(c)が、弾性部材単体を正面から見た斜視図である。
図6に示すように、弾性部材15は、本体部材11の背面壁部11Cに着脱自在に取り付けられるゴムなどの弾性体で形成される部材である。弾性部材15は、背面壁部11Cの長手方向の寸法と略同じ寸法からなる上面部15Aと、その上面部15Aの長手方向の一縁に接続されて略円弧状に湾曲した背面部15Bと、その背面部15Bの長手方向の一縁に接続され、上面部15Aの下端から鉛直方向に立設される側面部15Cとを主体に構成されている。上面部15A、背面部15B及び側面部15Cで囲まれた部分は中空状態となっている。
図6の(c)に示すように、弾性部材15には、上面部15Aの短手方向(幅方向)の正面側の縁部から垂直下方に延設されたツメ部材15a〜15cと、側面部15Cに垂設されたツメ部材15d〜15fと、上面部15A及び背面部15Bの変形を容易にするための複数のスリット部15gと、上面部15Aに乗った遊技媒体Bが当該上面部15Aの両端からこぼれ落ちるのを阻止するための凸部15h,15iとが形成されている。
具体的には、ツメ部材15a〜15cは、本体部材11の背面壁部11Cの上端に引っ掛かって係合する(図2の(a)参照)。また、図6の(a)に示すように、ツメ部材15d〜15fは、本体部材11の背面壁部11Cに形成された係合孔11h〜11jにそれぞれ挿通されて係合する。
図7に示すように、弾性部材15の使用態様としては、本体部材11に連結させた後、弾性部材15をパチンコ機2に押し当てながら本体部材11を固定する。弾性部材15は、押し当てられることにより実線で示した部分のように変形して設置され、パチンコ機2と本体部材11の間を塞ぐ。
底板部材16は、図8に示すように、本体部材11の内部に設置される部材であって、落下した遊技媒体Bを跳ねにくくする。底板部材16は、案内路部20に遊技媒体Bを導く玉流路部111と段差が少なく、かつ、玉流路部111を取り囲むように配置され、玉流路部111に向かう緩やかな下り斜面になっている。底板部材16は、受皿2aから落下した遊技媒体Bの衝撃を抑えるため、例えば、低反発素材やゴムシートなどの跳ね返りの小さい素材で構成されることが好ましい。
<案内路部20の構成>
案内路部20は、図2及び図9に示すように、本体21と、本体21を覆うカバー部材22と、本体21に形成された玉流路部111とを主体に構成されている。案内路部20は、遊技媒体受入具10に貯留された遊技媒体Bを玉流路部111で流下させて玉計数機4側に搬送する部材である。案内路部20は、一端を遊技媒体受入具10に、他端を玉計数機4に連結される。
図9の(a)に示すように、玉流路部111には、2枚の縦板111aと、縦板111aの間に立設する玉分離板21aとが形成されている。縦板111aは、玉計数機4側に向けて下り傾斜になっている。玉分離板21aによって2列の流路が形成されており、遊技媒体Bは縦板111a上を玉計数機4方向に流下する。縦板111a,111a及び玉分離板21aはそれぞれ隙間があいているため、この隙間から遊技媒体Bに付着したゴミなどが落ちるようになっている。
玉流路部111の上部には、高さ規制ピン21jが流下方向と直交する向きに架け渡されている。これにより、遊技媒体Bが上下2段に重なり合うことを阻止している。
図9の(b)に示すように、玉流路部111の下流端部は、流下方向を玉計数機4側に向けて90度方向転換し玉計数機4側に臨んでいる。カバー部材22の上部には、錠21hが形成されている。錠21hは、錠21hに鍵を差し込んで旋回することにより、錠21hの係止片21iが長穴21gから突出又は収納するように構成されている。
図9の(b)に示すように、案内路部20の下流端部には、矩形を呈する開口21bが設けられている。開口21bは、玉計数機4の開口41(図9の(c)参照)に望む部位である。開口21bの両側には、玉計数機4方向に向かって突設された板状の嵌合片21d,21dが形成されている。一対の嵌合片21dは、開口41に差し込まれる部位である。嵌合片21dの下縁には、上方に向かつて切り欠きされた係合凹部21fが形成されている。嵌合片21dの上部には、丸シャフトからなる係合軸21eが水平に架け渡されている。
図9の(c)に示すように、玉計数機4の前面には、正面視矩形を呈する開口41が設けられている。開口41には、中央に立設した玉分離板42が奥行き方向に延設されており、2列の玉通路43,43を形成している。玉分離板42は、案内路部20に形成された玉分離板21aと連続的に設けられている。玉通路43は、奥行き方向に向かって下り傾斜となっており、図示しない計数センサ側に遊技媒体Bを流下させる。
開口41の下部には、丸シャフトからなる係合軸44が水平に架け渡されている。また、開口41の上部には、先端を上方に折り曲げて形成した係合部45が、開口41に臨んで設けられている。係合軸44及び係合部45は、案内路部20と係合する部位である。
案内路部20と玉計数機4の係合作業は次の手順で行う。
まず、案内路部20の下流端部を持ち上げながら、玉計数機4の開口41に嵌合片21dを奥まで嵌挿させた後、下流端部を押し下げる。これにより、係合軸44に係合凹部21fが上方から係合するとともに、係合部45に係合軸21eが係合する。
そして、錠21hを施錠すると、長穴21gより係止片21iが突出する。突出した係止片21iは、玉計数機4の開口41の上縁直下に配置され、この係止片21iによって、案内路部20の上下方向の移動が拘束される。なお、案内路部20を離脱する際には、装着と逆の手順で行えばよい。
以上説明した本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の可動壁部材12によれば、受皿2aと遊技媒体受入具10の正面側及び左右側の間隙からの遊技媒体Bの跳び出しを阻止することができるので、貯留空間S内で跳ね返った遊技媒体Bが外部に跳び出してパチンコ店の床などに落下してしまうなどの不都合を解消することができる。これにより、遊技者がわざわざ椅子から立ち上がって床に落下した遊技媒体を探したり、収集したりするなどの煩わしい作業をしなくても済むとともに、遊技者が獲得した遊技媒体を紛失することも無い。
また、本実施形態では、可動壁部材12にはプッシュラッチ機構部17が形成されているため、可動壁部材12をワンタッチで収納位置(第1の位置)又は迫り出した位置(第2の位置)に位置させることができる。例えば、可動壁部材12を第1の位置に位置させて遊技媒体受入具10を膳板Tに設置した後、可動壁部材12を押下して可動壁部材12を第2の位置に位置させることにより、遊技媒体受入具10の取り付け作業を容易に行うことができる。
また、パチンコ玉案内ユニット1を膳板Tに固定した状態で、パチンコ機2のメンテナンス等を行う場合には、可動壁部材12を押し下げて収納位置(第1の位置)に位置させる。これにより、前扉2e(図1参照)を開閉する際に、遊技媒体受入具10と前扉2eとが接触するのを回避できるため、メンテナンス等を容易に行うことができる。なお、図1の符号2fは、前扉2eの下端を示す。
また、パチンコ機2の前扉2eを開閉させるため、遊技媒体受入具10の本体部材11の上端は、前扉2eの下端2fよりも下になるように設置するが、本実施形態では、本体部材11の上端を下端2fに近接させることで、遊技媒体受入具10の容量を大きくすることができる。
また、本実施形態の張出板部材13によれば、受皿2aから落下して貯留空間S内から上方に跳ね返った遊技媒体Bを規制板部13A〜13Cの裏面で跳ね返して貯留空間S内に戻すことができる。また、各規制板部13A〜13Cは下方に傾斜しているため、上面に乗り上げた遊技媒体Bを自重により転動させて貯留空間S内に戻すことができる。また、パチンコ機2の落下口2d(図1参照)の位置に応じて張出板部材13の取り付け位置を変更することで、遊技媒体Bの跳び出しを適切に阻止することができる。
また、本実施形態の固定ベース部材14によれば、段差H3がパチンコ島の製造業者別に統一されていない状況においても、段差H3と略同じ高さとなる複数の固定ベース部材(第1の固定ベース部材14A及び第2の固定ベース部材14Bの組み合わせ)を遊技媒体受入具10と膳板Tの間に設置することで、パチンコ玉案内ユニット1を容易に設置することができる。
また、本実施形態の固定ベース部材14によれば、両面粘着シートで膳板Tの支持面T1に固定するように構成したため、膳板Tに穴を開けるなどの追加工を施す必要がなく、パチンコ機2の設置の際や機種の入替えの際の作業性を向上させることができる。また、これにより、膳板Tを繰り返し使用することができる。
また、本実施形態の弾性部材15によれば、パチンコ機2に押し当てられて遊技媒体受入具10の背面側とパチンコ機2との間の間隙を塞ぐことができるので、貯留空間S内で跳ね返って背面側(パチンコ機2側)に跳んだ遊技媒体Bが外部に跳び出すのを阻止することができる。また、パチンコ機2に押し当てられた状態で上面部15Aが傾斜することで当該上面部15A上に跳ね乗った遊技媒体Bを貯留空間S内に戻すことができる。さらに、上面部15Aの両端に凸部15h,15iを備えることで、上面部15Aに跳ね乗った遊技媒体Bが両サイドからこぼれ落ちるのを阻止することができる。
本実施形態の底板部材16によれば、玉流路部111との段差を少なくしたことから、遊技媒体受入具10の貯留空間Sに収容できる遊技媒体Bの数量を増大することが可能となる。また、跳ね返りの小さい素材を採用していることから、底板部材16に衝突した遊技媒体Bが跳ね返る高さを低くすることが可能となる。さらに、底板部材16は、玉流路部111に連続する緩やかな下り斜面が形成されていることから、底板部材16の上面に落下した遊技媒体Bを自重により転動させて玉流路部111にスムーズに案内することが可能である。
<固定ベース部材の変形例>
次に、固定ベース部材の変形例について説明する。図10は、固定ベース部材の変形例を示す斜視図である。図10に示すように、固定ベース部材14Cは、遊技媒体受入具10を連結した場合に、遊技媒体受入具10の本体部材11の周囲にできる周縁スペース部分に案内溝151が形成されている点で前記した実施形態と相違する。
固定ベース部材14Cは、遊技媒体受入具10の本体部材11が載置される載置部位150と、載置部位150の周りを囲む非載置部位151(案内溝151とも言う)を備えている。案内溝151は、図10中のハッチで示す部分である。固定ベース部材14Cは、案内溝151分だけ遊技媒体受入具10の本体部材11の底面よりも一回り大きなサイズとなっている。
案内溝151の外縁の正面側及び左右側には溝壁152a〜152cが形成されている。また、案内溝151は、正面中央部分151aに向けて下るように傾斜している。固定ベース部材14Cによれば、遊技媒体受入具10の高さ調節が可能となるとともに、仮に、遊技媒体Bが遊技媒体受入具10からこぼれ落ちた場合であっても、案内溝151が遊技媒体Bを受け止め、遊技媒体Bの自重により案内溝151内を転動して正面中央部分151a付近(遊技者の手元)まで案内することができる。つまり、遊技媒体受入具10の外部に跳び出た遊技媒体を容易に回収することができる。なお、必要に応じて案内溝151の背面側にも溝壁を設けてもよい。
<可動壁部材及び張出板部材の変形例>
次に、可動壁部材及び張出板部材の変形例について説明する。図11は、可動壁部材及び張出板部材の変形例を示す斜視図である。変形例で示す可動壁部材12’は、溝部121及び貯留部122を有する点で前記した実施形態と相違する。
図11に示すように、可動壁部材12’の上端部には、遊技媒体Bを正面中央(遊技者の手元)まで案内するための溝部121と、その溝部121で案内された遊技媒体Bを複数個貯留することが可能な貯留部122とが形成されている。
溝部121は、可動壁部材12’の上端部の周縁に沿って延設された底面部121aと、底面部121aの一端側に立設する立設部121bと、底面部121aの他端側に設置された張出板部材13’とで構成されている。底面部121aは、貯留部122に向けて下るように傾斜している。張出板部材13’の規制板部13A’〜13C’は、底面部121a側に向けて傾斜するように設置されている。
貯留部122は、可動壁部材12’の正面中央の上部において、正面側に張り出した部分である。貯留部122は、複数個の遊技媒体Bを貯留可能に形成されており、背面側が貯留空間Sに連通している。
変形例に係る可動壁部材12’及び張出板部材13’によれば、張出板部材の上面に乗った遊技媒体Bが傾斜面により底面部121aに案内され、底面部121aの傾斜によって遊技媒体Bが貯留部122に案内される。これにより、仮に、張出板部材13’に遊技媒体Bが乗り上げても溝部121を介して遊技媒体Bを容易に回収することが可能となる。
<弾性部材の変形例>
次に、弾性部材の変形例について説明する。図12は、弾性部材の変形例を示す全体斜視図であり、係合前の状態を示す。図13の(a)は、弾性部材の変形例を示す単体斜視図であり、(b)は、ブラケットを示す単体斜視図であり、(c)は、弾性部材とブラケットを係合させた状態の断面図である。図14は、第一支持部及び第三支持部を示す斜視図である。図15の(a)は、弾性部材の変形例を示す全体斜視図であり、係合後の状態を示し、(b)はその要部拡大図である。
図12に示すように、変形例に係る弾性部材201は、ブラケット202を介して遊技媒体受入具10の本体部材11に係合される点で前記した実施形態と相違する。
弾性部材201は、図13の(a)に示すように、基板部211と、下側延設部212,213と、上側延設部214と、立壁215と、を有する。弾性部材201は、ゴムなどの弾性体で形成されている。
基板部211は、板状を呈し、本体部材11の長手方向と略同等の長さで形成されている。基板部211には、背面側に突出する突起部211aが等間隔で4つ形成されている。突起部211aの先端には、その外周面から突出する一対の突条が形成されている。
下側延設部212,213は、基板部211の下端から背面側に張り出す板状の部位である。下側延設部212,213は、ブラケット202の下端を保持する部位である。下側延設部212,213の張り出し長さは、ブラケット202の板厚よりも若干大きくなっている。また、下側延設部212,213の間は空間になっている。
上側延設部214は、基板部211の上端から背面側に張り出す板状の部位である。上側延設部214の張り出し長さは、後記するブラケット202の基部221に係る板厚の約2倍になっている。上側延設部214は、中央部214aと、中央部214aに連続し中央部214aよりも一段下がった位置に形成された左側部214b、右側部214cとを備えている。
立壁215は、上側延設部214の中央部214aにおいて上方に立設する部位である。立壁215は、センター部215aと、センター部215aの左端に形成された左側迫出し部215bと、センター部215aの右端に形成された右側迫出し部215cと、を有する。センター部215aは、上側延設部214の中央部214aと略同等の長さで形成されている。左側迫出し部215b及び右側迫出し部215cは、センター部215aに対して正面側に傾斜し、正面側に迫り出すように形成されている。
ブラケット202は、図13の(b)に示すように、基部221と、左側挿入部222と、右側挿入部223と、保護部224とを有する。ブラケット202の材料は特に制限されないが、本実施形態では金属で形成されている。
基部221は、板状を呈し、弾性部材201の基板部211と面接触する部位である。基部221には、弾性部材201の突起部211aが押入される貫通孔221aが4つ形成されている。
左側挿入部222は、基部221の左端に形成され、図12に示す第一支持部203に係合される部位である。右側挿入部223は、基部221の右端に形成され、図12に示す第二支持部204に係合される部位である。左側挿入部222及び右側挿入部223は、弾性部材201の基板部211の板厚分正面側にセットバックしている。左側挿入部222及び右側挿入部223には、それぞれ外側に向けて開放されたスリット222a,223bが形成されている。
保護部224は、基部221の上端に設けられており、上方で折り返して下端が自由端になっている。つまり、保護部224によって、基部221の上部の板厚が二倍になっている。保護部224は、弾性部材201の中央部214aと略同等の長さで形成されている。保護部224は、弾性部材201の基板部211の上部のへたりを防ぐ部位である。
ブラケット202に弾性部材201を取り付ける際には、ブラケット202の正面側から弾性部材201の突起部211aを貫通孔221aに押し込んで係合させる。これにより、図13の(c)に示すように、ブラケット202の基部221の正面側の面と、弾性部材201の基板部211の背面側の面が接触し、ブラケット202の基部221の下端が、下側延設部212(213)に支持される。また、具体的な図示はしないが、弾性部材201の基板部211の正面側の面と、ブラケット202の左側挿入部222及び右側挿入部223の正面側の面は略面一になる。
次に、図12に示すように、ブラケット202を係合させる支持部について説明する。ブラケット202は、本体部材11の背面側に形成された第一支持部203、第二支持部204及び第三支持部205で支持される。
図14に示すように、第一支持部203は、基体部231と、支持板232と、係合片233とを有する。第一支持部203は、ブラケット202の左側挿入部222(図12参照)と係合する部位である。
基体部231は、本体部材11の左側壁部11Dに対して垂直に形成された板状部材である。基体部231は、背面側から見ると略逆L字状を呈する。基体部231は、本体部材11の背面壁部11Cからブラケット202の板厚分背面側にセットバックしている。
支持板232は、背面壁部11Cと基体部231とを連結する部材であって、ブラケット202の左側挿入部222を当接支持する。支持板232は、背面壁部11C及び基体部231に対してそれぞれ垂直に形成されている。
係合片233は、背面壁部11Cから下方に向けて延設された板状部材であって、下部が自由端になっている。係合片233の下端には、背面側に向けて突出された係合突起233aが形成されている。係合突起233aは、背面壁部11Cの背面側の面よりも背面側に突出している。係合突起233aの断面形状は、本実施形態では三角形になっている。
第二支持部204は、図12に示すように、ブラケット202の右側挿入部223と係合する部位である。第二支持部204は、第一支持部203と対称に形成されているため、詳細な説明は省略する。
第三支持部205は、ブラケット202の基部221の下端を当接支持する部位である。第三支持部205は、図14に示すように、背面壁部11Cの背面側の面に形成されており、断面視略L字状を呈する。第三支持部205は、背面壁部11Cに対して垂直な底面部205aと、底面部205aに対して垂直な鉛直部205bとを有する。底面部205aの上面は、支持板232の上面と同一の高さ位置となるように形成されている。
図12乃至図15に示すように、弾性部材201を取り付けたブラケット202を本体部材11に取り付ける際には、ブラケット202の左側挿入部222を第一支持部203に、右側挿入部223を第二支持部204にそれぞれ挿入する。左側挿入部222と係合片233の係合突起233aとが接触することによって、係合突起233aが正面側に一旦押し込まれる。左側挿入部222の下端が支持板232に当接すると、係合片233の付勢によって、左側挿入部222のスリット222aに係合突起233aが係合する。また、右側挿入部223も左側挿入部222と同様に、第二支持部204に係合する。さらに、第三支持部205の底面部205aにブラケット202の基部221の下端が当接する。これにより、本体部材11に対して弾性部材201を取り付けたブラケット202を係合支持することができる。
本体部材11に弾性部材201を取り付けると、図15の(a)及び(b)に示すように、立壁215は、可動壁部材12の上端よりも上方に位置する。弾性部材201の左側迫出し部215b及び右側迫出し部215cは正面側、つまり、可動壁部材12の内側に迫り出すように配置される。パチンコ機2(図1参照)の前扉2eを開閉する際には、前扉2eの下端2fが立壁215に接触するが、立壁215が弾性変形して撓むため、前扉2eの開閉を行うことができる。
弾性部材201を取り付けたブラケット202を本体部材11から取り外す際には、例えば工具等を用いて係合突起233aを正面側に押し込んで、左側挿入部222のスリット222a及び右側挿入部223のスリット223bとの係合を解除しつつ、ブラケット202を上方に引き上げる。これにより、ブラケット202を本体部11から取り外すことができる。
この変形例によってもパチンコ機2(図1参照)と本体部材11との間を弾性部材201で塞ぐことができる。さらに、この変形例によれば、弾性部材201の左側迫出し部215b及び右側迫出し部215cが正面側に迫り出しているため、遊技媒体Bが外部に跳び出るのをより防止することができる。
また、この変形例では、ブラケット202に保護部224を備えているため、弾性部材201の基部211の上部を補強することができる。前扉2eの開閉に伴って立壁215周りが撓んでへたり易くなるが、保護部224によって弾性部材201の寿命を長くすることができる。
また、弾性部材201を本体部材11に取り付ける際には、ブラケット202を第一支持部203、第二支持部204及び第三支持部205に落としこむだけでよいため取り付け性が高い。また、係合突起233aをスリット222b,223bから解除してブラケット202を引き上げるだけで容易に取り外すことができる。
また、例えば立壁215がへたって劣化した場合は、ブラケット202から弾性部材201のみを取り替えて対応することができる。また、ブラケット202は、金属製であるため剛性が高い。これにより、取付性、耐久性を高めることができる。なお、この変形例においては、ブラケット202と本体部材11を前記したように係合させたが、ブラケット202と本体部材11との係合手段は他の形態であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲において適宜設計変更が可能である。
例えば、前記した実施形態では、パチンコ店やゲームセンタなどの遊技店舗に設置され、入賞役の抽選を実行し、抽選結果に応じて遊技媒体を払出す機能を有する弾球遊技機(パチンコ機)に対応付けて設置されるパチンコ玉案内ユニット1について説明したが、これに限らず、遊技結果に応じて遊技媒体(球状の遊技媒体や、球状以外の形状の遊技媒体など)を外部の受皿に払出すことができる遊技機であれば他の遊技機に対応付けて設置される遊技媒体案内ユニット1とすることも可能である。
また、前記した実施形態では、遊技媒体受入具10と案内路部20とは別体で構成される形態について説明したが、遊技媒体受入具10と案内路部20とが一体に形成されるような形態としてもよい。
また、前記した実施形態では、パチンコ玉案内ユニット1が遊技媒体Bを案内する案内先として、玉計数機4の下端側に収納された玉計数機4の場合を例にして説明したが、これに限らず、玉計数機4以外の箱体に収納された玉計数機4などその他の箇所を案内先として設定してもよい。
また、前記した実施形態では、可動壁部材を受皿に押し当てる付勢力を生じることができる付勢手段として、捩りばねを例にした場合について説明したが、これに限らず、電気的に付勢することができる機構部を設けるようにしてもよい。また、本実施形態では、可動壁部材と受皿とを当接させたが、必ずしも当接させる必要は無い。
また、前記した実施形態では、段差H3を考慮して固定ベース部材14を実装するパチンコ玉案内ユニット1の場合について説明したが、これに限らず、遊技媒体受入具10の高さを調整しなくても安定してパチンコ玉案内ユニット1を設置できる遊技媒体受入具10である場合には、固定ベース部材14を実装しない形態のパチンコ玉案内ユニット1とすることも可能である。
その他、前記した実施形態における各部材の構成、形状、材質などは単なる例として記載したものであり、本発明はこれらにより限定されない。
1 パチンコ玉案内ユニット(遊技媒体案内ユニット)
2 パチンコ機(遊技機)
2a 受皿
3 玉貸出機
4 玉計数機(計数機)
10 遊技媒体受入具
20 案内路部
11 本体部材
12 可動壁部材
13 張出板部材
14 固定ベース部材
15 弾性部材
15h 凸部
15i 凸部
16 底板部材
17 プッシュラッチ機構部(押込み式係止機構部)
17a オス部
17b メス部
18 回動機構部
18a 回動軸
18b 捩りばね(付勢手段)
111 玉流路部(流路部)
150 載置部位
151 案内溝
201 弾性部材
202 ブラケット
B 遊技媒体
S 貯留空間
T 膳板

Claims (14)

  1. 遊技機の受皿から落下する遊技媒体を受け入れる遊技媒体受入具であって、
    遊技媒体が貯留される貯留空間を備えた本体部材と、
    前記本体部材に可動に支持され、付勢手段の付勢力により前記本体部材から迫り出した状態で前記受皿と前記本体部材との隙間を塞ぐ可動壁部材と、
    前記本体部材の背面側に取り付けられ、前記遊技機と前記本体部材との隙間を塞ぐ弾性部材と、を有し、
    前記可動壁部材は、背面側を支点として正面側が回動自在に構成されていることを特徴とする遊技媒体受入具。
  2. 遊技機の受皿から落下する遊技媒体を受け入れる遊技媒体受入具であって、
    遊技媒体が貯留される貯留空間を備えた本体部材と、
    前記本体部材に可動に支持され、付勢手段の付勢力により前記本体部材から迫り出した状態で前記受皿と前記本体部材との隙間を塞ぐ可動壁部材と、
    前記本体部材の背面側に取り付けられ、前記遊技機と前記本体部材との隙間を塞ぐ弾性部材と、を有し、
    前記本体部材は、前記遊技媒体の跳ね返りの小さい低反発素材で形成された底板部材を備えていることを特徴とする遊技媒体受入具。
  3. 遊技機の受皿から落下する遊技媒体を受け入れる遊技媒体受入具であって、
    遊技媒体が貯留される貯留空間を備えた本体部材と、
    前記本体部材に可動に支持され、付勢手段の付勢力により前記本体部材から迫り出した状態で前記受皿と前記本体部材との隙間を塞ぐ可動壁部材と、
    前記本体部材の背面側に取り付けられ、前記遊技機と前記本体部材との隙間を塞ぐ弾性部材と、
    前記本体部材と前記遊技媒体受入具を支持する膳板との間に設置され、前記本体部材の下面を固定するとともに、前記本体部材の高さを変更する少なくとも一つの固定ベース部材と、
    を有することを特徴とする遊技媒体受入具。
  4. 前記弾性部材は、前記遊技機と前記本体部材との隙間を塞いだ状態で、前記貯留空間に向けて下り傾斜を形成する状態に変形可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技媒体受入具。
  5. 前記弾性部材の上面部の端部に、前記遊技媒体の落下を阻止する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技媒体受入具。
  6. 前記弾性部材は、前記本体部材に対して着脱自在に形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の遊技媒体受入具。
  7. 前記可動壁部材は、前記貯留空間に向けて張り出す張出板部材を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の遊技媒体受入具。
  8. 前記可動壁部材は、押込み式係止機構部を介して前記本体部材に係止されて前記本体部材内に収容された第1の位置と、前記押込み式係止機構部に解除されて前記本体部材から迫り出す第2の位置とを取り得ることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の遊技媒体受入具。
  9. 前記張出板部材は、前記貯留空間に向けて下り傾斜となるように形成されていることを特徴とする請求項に記載の遊技媒体受入具。
  10. 前記張出板部材は、前記可動壁部材に対して着脱自在であることを特徴とする請求項に記載の遊技媒体受入具。
  11. 前記固定ベース部材及び前記本体部材は、前記各固定ベース部材同士や、前記固定ベース部材と前記本体部材とを相互に着脱自在に連結する連結手段を有することを特徴とする請求項に記載の遊技媒体受入具。
  12. 前記固定ベース部材は、前記本体部材が載置される載置部位と、前記載置部位の周囲に形成された案内溝とを有し、
    前記案内溝には、所定の箇所に遊技媒体を案内可能な傾斜が形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項11に記載の遊技媒体受入具。
  13. 前記本体部材は、前記受皿から受け入れた遊技媒体を計数機に案内する案内路部に連設された流路部を有し、
    前記底板部材は、前記流路部に向けて下り傾斜になっていることを特徴とする請求項に記載の遊技媒体受入具。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の遊技媒体受入具と、前記遊技媒体受入具で受け入れた遊技媒体を計数機に案内する案内路部とを備えることを特徴とする遊技媒体案内ユニット。
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