JP5511213B2 - 撮像装置、発光装置、及び撮像システム - Google Patents

撮像装置、発光装置、及び撮像システム Download PDF

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Description

本発明は、発光装置を用いて撮像装置により撮影を行う場合の発光制御技術に関する。
従来、カメラに直結されたマスタストロボ装置と、マスタストロボ装置から離れた位置に配された少なくとも1つ以上のスレーブストロボ装置を用いて撮影を行う際に、各ストロボ装置の発光量を制御する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2000−89307号公報
しかしながら、特許文献1では、マスタストロボ装置からスレーブストロボ装置への片方向の通信により発光制御を行っている。
このため、多灯撮影時に、マスタストロボ装置から要求された発光量でスレーブストロボ装置が発光できない場合であっても、マスタストロボ装置は、その事実を認識することができない。これにより、ユーザが設定した各ストロボ装置間の光量比で撮影することができず、ユーザの意図した撮影画像が得られなくなる。
本発明は、このような背景技術の下になされたもので、その目的は、発光装置を用いて撮影する場合に要求された発光量で発光装置が発光できない場合であっても、適切な撮影画像が得られるようにすることにある。
上記目的を達成するため、本発明にかかる撮像装置は、通信手段を介して複数の発光装置と双方向通信が可能な撮像装置であって、被写体の測光を行う測光手段と、前記測光手段の測光結果に基づいて、前記複数の発光装置の第1の発光量を算出する第1の算出手段と、前記複数の発光装置の現在の発光可能量を表すデータを取得する取得手段と、前記複数の発光装置の中に前記取得手段により取得されたデータが表す発光可能量が前記第1の発光量よりも小さい発光装置がある場合に、前記第1の発光量よりも小さくて前記第1の発光量との差分が最も大きい発光可能量に基づいて、前記複数の発光装置の光量比が前記第1の発光量における光量比と等しくなるような第2の発光量を算出する第2の算出手段と、前記複数の発光装置の中に前記発光可能量が前記第1の発光量よりも小さい発光装置がある場合に、前記第2の発光量で発光するように前記複数の発光装置を制御する制御手段と、前記第1の発光量と前記第2の発光量との差分の光量を補うように、前記第1の発光量に対応して設定された撮影パラメータを変更する変更手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、閃光発光装置を用いて撮影する場合に要求された発光量で発光装置が発光できない場合であっても、適切な撮影画像を得ることができる。
本発明の実施例に係る電子スチルカメラの構成を示すブロック図である。 閃光発光前処理の概要を示すフローチャートである。 図2のS203における理想発光量の算出処理を示すフローチャートである。 図2のS209における各グループの最終発光量の算出処理を示すフローチャートである。 図2のS213における撮影パラメータの再演算・再設定処理を示すフローチャートである。 図2のS206,S211,S212における送信処理を示すフローチャートである。 図2のS207における受信処理を示すフローチャートである。 スレーブストロボ装置の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施例に係る撮像装置のブロック図であり、本撮像装置は、電子スチルカメラ(以下、カメラ本体という)100として構成されている。また、カメラ本体100は、外部の発光装置としての外部ストロボ装置(特定の閃光発光装置)53、外部の記憶媒体としてのメモリカード16及びハードディスク17を有し、撮像システムの主要な構成要素となっている。
なお、本撮像システムは、図示省略した複数のスレーブストロボ装置も有し、多灯撮影が可能となっている。また、カメラ本体100と、外部ストロボ装置53及びスレーブストロボ装置は、無線による双方向通信が可能となっている。
図1に示したカメラ本体100において、1は撮影レンズ、2は絞り機能を有するシャッタ、3はCCD等により被写体光像を光電変換する撮像素子、4はガンマ補正等のカメラ信号処理を行うプロセス回路である。5はプロセス回路4から出力されたアナログの画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、6は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮/伸張する画像圧縮回路である。7は画像圧縮回路6により圧縮された画像データの転送と、画像圧縮回路6をバイパスした非圧縮の画像データの転送を切換える切換スイッチである。
8は外部音声入力用のマイク、9はマイク8から出力される音声信号のノイズを低減するノイズ低減回路、10はノイズ低減回路9のアナログの出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器である。11は適応差分PCM(DPCM)等により音声データを圧縮/伸張する音声圧縮回路、12は音声圧縮回路11により圧縮された音声データの転送と、音声圧縮回路11をバイパスした非圧縮の音声データの転送を切換える切換スイッチである。13はバッファメモリであり、画像データ(映像信号)、音声データ(音声信号)を一時記憶する。バッファメモリ13に記憶されたデータは、後述するメモリ制御回路14によって読出される。
14はA/D変換器5,10、画像圧縮回路6、音声圧縮回路11、切換スイッチ7,12及びバッファメモリ13を制御するメモリ制御回路である。メモリ制御回路14は、画像データを圧縮する場合は画像圧縮回路6からの圧縮画像データをバッファメモリ13に書込み、圧縮しない場合はA/D変換器5から出力される画像データをバッファメモリ13に書込む。また、メモリ制御回路14は、音声データを圧縮する場合は音声圧縮回路11からの圧縮音声データをバッファメモリ13に書込み、圧縮しない場合はA/D変換器10から出力される音声データをバッファメモリ13に書込む。
15はメモリカード16、ハードディスク17とのインタフェースを司るメモリ用I/F部、18はメモリカード16或はハードディスク17とカメラ本体100との電気的接続を行うカメラ本体100側のコネクタである。
メモリカード16の記録領域には、管理データ領域19と情報データ領域20とが形成され、これら領域に対するアクセスは、メモリカード側のインタフェース21及びコネクタ22を介してカメラ本体100から行われる。また、ライトプロテクト(書込み禁止)23の情報も、インタフェース21及びコネクタ22を介してカメラ本体100に読出すことができる。
インタフェース21は、CPU、MPU等の制御回路、ROM、EEPROM等の不揮発性メモリ、及びRAM等により構成され(インタフェース26も同様)、所定のプログラムに基づいてメモリカード16の制御を行う。ハードディスク17の記憶領域には、管理データ領域24と情報データ領域25とが形成され、これら領域に対するアクセスは、インタフェース26及びコネクタ27を介してカメラ本体100から行われる。
なお、オプションで提供されるメモリカード16、又ハードディスク17には、本実施例に特有な後述する図2〜図5のフローチャートに係るアプリケーションプログラムが格納されている。これは、ストロボ撮影機能を利用しないユーザを考慮し、カメラ本体やストロボ装置の高価格化を回避したものである。ただし、図6、図7の送受信(双方向通信)に係るアプリケーションプログラムは、マスタストロボ装置に搭載されている(スレーブストロボ装置も同様)。
28はシャッタ2を駆動するシャッタ駆動回路、29は撮影レンズ1内のフォーカスレンズを駆動するレンズ駆動回路、30は被写体までの距離を測定する測距回路、31は被写体の輝度を測定する測光回路、32は内蔵ストロボである。33は温度検出回路であり、記録媒体の温度、凍結や露結の有無を検出する。
34は電源の状態検出及び制御を行う電源制御回路、35は電源部であり、電池、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り換えるスイッチ等により構成されており、電源制御回路34によって制御される。また、電源制御回路34は、電池装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びカメラ制御部39の指示に基づいて電源部35を制御する。
カメラ制御部39は、CPU、MPU等の制御回路、ROM、EEPROM等の不揮発性メモリ、及びRAM等により構成され、所定のプログラムに基づいてカメラ本体100の各種動作を制御する。カメラ制御部39は、CPU、MPU等の制御回路、ROM、EEPROM等の不揮発性メモリ、及びRAM等により構成され、CPUは、ROMに格納されたプログラムに基づいて外部ストロボ装置53の各種動作を制御する。
36はカメラの各種情報、撮影画像、メニュー項目等を表示する表示部、37はカメラ制御部39の撮影動作用の定数や変数等を記憶する制御用メモリである。38は外部ストロボ装置53とのインタフェースを司るストロボ用I/F部である。
カメラ制御部39には、カメラ制御部39に対して動作指示を行うための各種のスイッチが接続されている。これらスイッチとしては、次のようなものがある。電源スイッチ40は、電源を投入するためのスイッチである。
シャッタスイッチ41は、第1ストロークでONする第1スイッチSW1と、第2ストロークでONする第2スイッチSW2により構成されている。
この第1スイッチSW1がONすることにより、測距回路30、測光回路31による測距、測光処理が開始され、更に、後述のストロボモードが設定されている場合は、本実施の形態に特有な後述の閃光発光前処理が開始される。また、第2スイッチSW2がONすることにより、撮影処理が開始される。この場合、ストロボモードが設定されている場合は、ストロボ光(閃光)が発光された状態でシャッタが切られる。また、撮影画像のメモリカード16或はハードディスク17への画像データの記録も行われる。
モードスイッチ44は、1枚または1組の撮影を行うシングル(S)モード、連続して複数枚の又は複数組の撮影を行う連続(C)モード、及びセルフタイマ撮影モード、ストロボ撮影を行うストロボモード等の各種のモードを選択するスイッチである。
画像モードスイッチ45は、画像の記録枚数、フレーム記録/フィールド記録の区別、アスペクト比、画素構成、圧縮方式、圧縮率等の画像記録方式を選択するスイッチである。なお、画像モードスイッチ45は、図1では1つのスイッチとして示されているが、実際には複数のスイッチにより構成されている。
消去モードスイッチ46は消去モードを選択するスイッチ、消去スイッチ47は消去を指示するスイッチである。音声記録スイッチ48は音声記録のオン/オフを指定する音声記録用のメインスイッチであり、実際の音声記録の実行指示は音声記録実行スイッチ49により行われる。
カメラ制御部39は、上記の各スイッチからの指示信号、カメラ本体100に装着されている記録媒体の種類及び該記録媒体の状態(残り記憶容量等)の検出信号等に基づいて、カメラ全体の制御を行う。例えば、カメラ制御部39は、測距回路30での測距結果に基づいて、レンズ駆動回路29により撮影レンズ1のフォーカスレンズを駆動して撮影レンズ1を合焦状態に制御する。更に、カメラ制御部39は、測光回路31の測光結果に基づいて、シャッタ駆動回路28によるシャッタ2の開放時間を決定し、最適な露光量になるように制御する。
50は外部機器と接続するためのコネクタである。61は外部機器と双方向の無線通信を行うための無線通信回路である。51は外部ストロボ装置と接続するためのコネクタである。52は外部ストロボ装置53側の接続部であるコネクタであり、カメラ本体100に装着する場合は、コネクタ51,52を接続することとなる。54はカメラ本体100とのインタフェースを司るI/F部である。
外部ストロボ装置53は、コネクタ51,52によりカメラ本体100と接続された状態で、後述するマスタストロボ装置として機能する。そこで、必要に応じて外部ストロボ装置53をマスタストロボ装置Mと称する。スレーブストロボ装置は、図示省略したが、双方向の無線通信機能を有し、カメラ本体100から離れた位置に配備される。
なお、本実施の形態では、複数のスレーブストロボ装置を用いて多灯撮影を行いことを想定しており、複数のスレーブストロボ装置はグループ化されている。また、本実施の形態では、マスタストロボ装置M、及び各スレーブストロボ装置の電源は、二次電池であることを想定している。
55は外部ストロボ装置53の動作を制御する制御を行うストロボ制御部である。ストロボ制御部55は、CPU、MPU等の制御回路、ROM、EEPROM等の不揮発性メモリ、及びRAM等により構成され、CPUは、ROMに格納されたプログラムに基づいて外部ストロボ装置53の各種動作を制御する。また、発光部57の発光制御も行い、スレーブストロボ装置の発光に同期させて発光部57を発光させる。なお、ROMには、後述する図5〜図6のフローチャートに係るアプリケーションプログラムも格納されている。
56はスレーブストロボ装置と双方向の無線通信を行うための無線通信回路である。57はストロボ光を発光する発光部、58は発光部57のズーム制御を行うためのズーム制御回路、59は外部ストロボ装置53の各種設定状態を表示するための表示部、60は外部ストロボ装置53の操作スイッチである。
なお、図1ではマスタストロボ装置Mだけを図示したが、本実施の形態では、この他に複数のスレーブストロボ装置が存在し、これらマスタストロボ装置M、及びスレーブストロボ装置のストロボ光(閃光)の発光能力は同一であることを想定している。また、各ストロボ装置はグループ化されており、ユーザは、カメラ本体100のモードスイッチ44等の操作によりグループ単位で光量比を設定することを想定している。さらに、ストロボ装置に係るグループは、1つのストロボ装置しか所属していないグループが存在していてもよいが、マスタストロボ装置Mは何れか1つのグループにのみ所属するものとする。
次に、カメラ制御部39による閃光発光前処理の概要を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
カメラ制御部39は、第1シャッタSW1のON信号、或はFEロックボタンのON信号の入力の有無を判別することにより、プリ発光の開始タイミングが到来したか否かを判別する(S201)。カメラ制御部39は、プリ発光の開始タイミングが到来すると、ストロボ装置に係る着目グループを初期化する(S202)。
次に、カメラ制御部39は、マスタストロボ装置Mのストロボ制御部55を介して、着目グループの各ストロボ装置に対してプリ発光を要求し、そのプリ発光に係る測光結果に基づいて当該着目グループの理想発光量を算出する(S203)。なお、カメラ制御部39は、S203では、マスタストロボ装置Mが含まれるグループに着目している場合は、そのマスタストロボ装置Mに対してもプリ発光を要求し、当該着目グループの理想発光量を算出する。
この理想発光量(第1の発光量)の算出処理は、後で、図3に基づいて詳細に説明するが、ここでは、算出に係る理想発光量の概念を説明しておく。S203で算出する理想発光量は、着目グループのグループとしての理想的な発光量であるが、本実施の形態では、後述するように、グループ全体の発光量の値それ自体ではなく、グループ全体の「プリ発光の発光量」に対する「倍率」として算出している。
このグループ全体の「プリ発光の発光量」は、プリ発光時に測光された測定値ではなく、当該グループ内の各ストロボ装置が内蔵の二次電池が満充電の場合に発光するであろうと想定される理論値(固定値)を合計した発光量である。また、本実施の形態では、上記のように各グループの各ストロボ装置のストロボ光の発光能力は同一であることを想定しており、上記の「プリ発光の発光量」は、各ストロボ装置で同一の値となっている。
従って、グループ全体の「プリ発光の発光量」に対する「倍率」として算出される各グループの理想発光量(倍率値)は、当該グループ内の各ストロボ装置の理想発光量と同一、すなわち個別のストロボ装置のプリ発光の発光量に対する倍率値と同一となる。
カメラ制御部39は、グループの理想発光量の算出処理を全グループに対して行う(S204→S205→S203)。そして、カメラ制御部39は、マスタストロボ装置Mのストロボ制御部55を介して、全てのストロボ装置に対して、現在の発光可能量を通知するように要求する(S206)。この通知要求に係る送信処理については、図6に基づいて後で詳細に説明する。なお、図6は、S211,S212の送信処理にも対応している。
そして、カメラ制御部39は、マスタストロボ装置Mのストロボ制御部55を介して、各ストロボ装置の現在の発光可能量を受信して、RAMに記憶する(S207、S208)。なお、各ストロボ装置の現在の発光可能量の収集処理、マスタストロボ装置Mのストロボ制御部55が主体となって行うものであり、図7に基づいて後で詳細に説明する。
次に、カメラ制御部39は、各グループの最終発光量を算出する(S209)。この各グループの最終発光量(第2の発光量)の算出処理については、図4に基づいて後で詳細に説明する。次に、カメラ制御部39は、グループの理想発光量とグループの最終発光量とに差分が有るグループが存在するか否か、すなわち、理想発光量に対して不足光量となるグループが存在するか否かを判別する(S210)。
カメラ制御部39は、理想発光量に対して不足光量となるグループが1つでも存在する場合は、マスタストロボ装置Mのストロボ制御部55を介して、全てのストロボ装置に対して最終発光量を送信する(S211)。そして、カメラ制御部39は、理想発光量と最終発光量との差分の光量(不足光量)を補うべく、ISO感度等の撮影パラメータを再設定し(S213)、閃光発光前処理を終了する。
一方、理想発光量に対して不足光量となるグループが1つも存在しない場合は、カメラ制御部39は、マスタストロボ装置Mのストロボ制御部55を介して、全てのストロボ装置に対して理想発光量を送信し(S212)、閃光発光前処理を終了する。
次に、図2のS203における理想発光量の算出処理(第1の算出処理)を、図3に基づいて詳細に説明する。
カメラ制御部39は、測光回路31により、ストロボ光を発光しない自然の状態の被写界輝度(定常光)を測光し、所定時間だけ定常光に係る光電荷を蓄積する(S301、S302)。この際、測光回路31は、定常光に係るアナログの光電荷(積分値)をデジタルの輝度信号に変換する。そして、カメラ制御部39は、測光回路31から定常光の光量を読出してRAMに記憶する(S303)。
次に、カメラ制御部39は、マスタストロボ装置Mのストロボ制御部55を介して、着目グループに属する全てのストロボ装置に対して、プリ発光を要求する(S304)。この場合、プリ発光要求を受けた各ストロボ装置は、その時点で発光可能な最大の光量でストロボ光を発光する。
そして、カメラ制御部39は、測光回路31により、プリ発光に係る被写界輝度を測光し、その光電荷を蓄積する(S305、S306)。そして、カメラ制御部39は、測光回路31からプリ発光に係る光量を読出してRAMに記憶する(S307)。
次に、カメラ制御部39は、プリ発光に係る光量と定常光に係る光量を用いて、着目グループの理想発光量を算出する(S308)。この理想発光量は、グレーチャート時の想定差分値を、プリ発光に係る光量から定常光に係る光量を減算した値(プリ発光だけによる光量)で割り、その結果(商の値)にプリ発光の発光量を乗算することで求められる。
ここで、グレーチャート時の想定差分値とは、所定の光反射率のグレーチャートに対してプリ発光し、((プリ発光時定常光測光結果)―(プリ発光前定常光測光結果))を計算した場合の想定値を意味する。
また、プリ発光の発光量は、前述のように、着目グループのグループ全体の発光量であり、プリ発光時の測定値ではなく、当該グループ内の各ストロボ装置が内蔵の二次電池が満充電の場合に発光するであろうと想定される理論値(固定値)を合計した発光量である。
なお、上記の算出式から明らかなように、グループの理想発光量は、当該プリ発光の発光量に対する倍率として算出される。グループの理想発光量は、上記のS308以外の方法で求めることも可能である。
次に、カメラ制御部39は、ユーザにより設定されたグループ単位での光量比に基づいて、各グループの最終理想発光量を算出する(S309)。この最終理想発光量も、プリ発光の発光量に対する倍率として算出される。また、最終理想発光量は、光量比が最小のグループの理想発光量を基準の最終理想発光量とし、他のグループの最終理想発光量は、基準の最終理想発光量に対する倍率として算出する。
次に、図2のS209における各グループの最終発光量の算出処理(第2の算出処理)を、図4のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
ここで算出する各グループの最終発光量は、全グループに属するストロボ装置の中で、当該ストロボ装置が属するグループの最終理想発光量に対する不足光量が最大となるストロボ装置が発光可能な発光量を基準とするものである。また、各グループの最終発光量を算出する際に用いる光量は、全て、プリ発光の光量(理論値)に対する倍率値となっている。
この各グループの最終発光量を算出するに当たり、本実施の形態では、最初に各グループごとに属するストロボ装置の中で最大の不足光量となるものを求め、次に各グループにおいて最大であった不足光量を比較し、その中で最大のものを求めている。
カメラ制御部39は、まず、着目グループ、及び着目ストロボ装置を初期化する(S401)。そして、カメラ制御部39は、着目グループの最終理想光量に対する着目ストロボ装置の不足光量(差分量)を算出する(S402)。
この場合、前述のようにグループの最終理想光量は、当該グループのプリ発光の光量(理論値)に対する倍率値で示されるので、当該着目ストロボ装置の最終理想光量と同一の値となる。従って、カメラ制御部39は、単純に図3のS309で求めた着目ストロボ装置の最終理想光量から着目ストロボ装置の発光可能量(上記の倍率値)を減じることで、着目ストロボ装置の不足光量を求めることができる。
なお、カメラ制御部39は、着目ストロボ装置の発光可能量は、図2のS207で取得したものを用いる。この場合、カメラ制御部39は、ストロボ装置から取得した発光可能量がプリ発光の光量(理論値)に対する倍率値で示されていないときは、その発光可能量を当該倍率値に変換してS402における減算処理を行う。
次に、カメラ制御部39は、S402の減算結果(差分)が「0」より大きいか否か、すなわち、着目ストロボ装置の発光可能量が、当該着目ストロボ装置の最終理想発光量に対して光量不足となっているか否かを判別する(S403)。その結果、差分が「0」より大きく、光量不足となっている場合は、カメラ制御部39は、着目ストロボ装置の発光量候補に当該着目ストロボ装置の発光可能量(倍率値)をセットする(S404)。
一方、差分が「0」以下であり、光量不足となっていない場合は、カメラ制御部39は、着目ストロボ装置の発光量候補に当該着目ストロボ装置の最終理想発光量(倍率値)をセットする(S405)。この当該着目ストロボ装置の最終理想発光量(倍率値)は、上記のように、当該着目グループの最終理想発光量(倍率値)と同一値である。
カメラ制御部39は、着目グループに属する全てのストロボ装置について、S402〜S405の処理、すなわち発光量候補のセット処理を行う(S406→S407→S402)。
次に、カメラ制御部39は、着目グループの発光量候補の中で最小の発光量候補を抽出する(S408)。そして、カメラ制御部39は、その最小の発光量候補を当該着目グループの最終理想発光量(倍率値)、すなわち当該ストロボ装置の最終理想発光量(倍率値)から減じる。そして、減じた光量(倍率値)を、当該着目グループの最終理想発光量に対する不足光量(代表差分量)とする(S408)。
カメラ制御部39は、全てのグループについて、グループの最終理想発光量に対する不足光量を求める(S409→S410→S402)。
次に、カメラ制御部39は、全グループの最終理想発光量に対する不足光量の中で最大の不足光量(代表差分量)を最終不足光量(最終差分量)としてセットする(S411)。そして、カメラ制御部39は、順次、各グループの最終理想発光量からS411でセットした最終不足光量(最大不足光量:最終差分量)を減算し、その減算値(倍率値)を各グループの最終発光量としてセットする(S412〜415)。
次に、図2のS213における撮影パラメータの再演算・再設定処理を、図5のフローチャートに基づいて詳細に説明する。この撮影パラメータの再演算・再設定処理では、図4のS411で求められた最大不足光量に基づいて、現在設定されている撮影用パラメータを設定し直すことにより、最終理想発光量に対する不足光量を補うようにしている。
この場合、本実施の形態では、撮影パラメータの再演算・再設定の優先順位を、ISO感度値>絞り値(以後、Av値という)>シャッタ速度値(以後、Tv値という)としている。なお、ISO感度値、Av値、Tv値は、何れも、前述のグループのプリ発光量に対する倍率値として換算することが可能な値である。
カメラ制御部39は、現在設定されている撮影用ISO感度値(倍率値)と最大不足光量を補償するための加算値が、カメラ内部で使用可能なISO感度値の上限値(以後、ISOR_MAXという)を超えているか否かを判別する(S501)。その結果、上限値を超えていない場合は、上記の加算値を撮影用ISO感度として設定し直す(S503)。この場合は、上記の加算値により、各グループ共に最終理想発光量で発光した場合と同等の撮影を行えるので、カメラ制御部39は、撮影パラメータの再演算・再設定処理を終了する。
一方、現在設定されている撮影用ISO感度値と最大不足光量との加算値がISOR_MAXを超えていた場合は、カメラ制御部39は、それ以上のISO感度値には設定できないため、撮影用ISO感度値をISOR_MAXに設定し直す(S502)。ここで、撮影用ISO感度値をISOR_MAXに設定し直すことで補償することができる光量を第1の補償光量とし、次に、カメラ制御部39は、第1の補償光量で補償し切れなかった不足光量として、第2の補償光量を算出する(S504)。すなわち、カメラ制御部39は、(最大不足光量−ISOR_MAX−再設定前の元の撮影用ISO感度値)を第2の不足光量とする(S504)。
次に、カメラ制御部39は、現在設定されている撮影用Av値から第2の不足光量を補償するために減じた値(倍率値)が、カメラ内部の状態及び装着レンズにより決定される開放Av値(以後、AVR_MINという)より小さいか否かを判別する(S505)。
その結果、小さくない場合は、カメラ制御部39は、現在設定されている撮影用Av値から第2の不足光量を補償するために減じた値(倍率値)を、撮影用Av値として設定し直す(S507)。この場合は、S507、S502で設定し直した撮影用Av値及びISO感度値により、各グループ共に最終理想発光量で発光した場合と同等の撮影を行えるので、カメラ制御部39は、撮影パラメータの再演算・再設定処理を終了する。
一方、現在設定されている撮影用Av値から第2の不足光量を補償するために減じた値(倍率値)が、AVR_MINより小さい場合は、そのAVR_MINより開放側のAv値には設定できない。そのため、カメラ制御部39は、撮影用Av値をAVR_MINに設定し直す(S506)。
ここで、カメラ制御部39は、撮影用Av値をAVR_MINに設定し直すことで補償することができる光量を第2の補償光量とし、第1、第2の補償光量で補償し切れなかった不足光量として、第3の不足光量を算出する(S508)。すなわち、カメラ制御部39は、再設定前の撮影用Av値からAVR_MINを減算した値を、上記の第2の不足光量から減算した値(倍率値)を、第3の不足光量とする(S508)。
次に、カメラ制御部39は、現在設定されている撮影用Tv値が、ストロボ光の同調速度より高速シャッタ側の値であり、且つFP(Focal Plain:フラット発光とも呼ばれる)発光であるか否かを判別する(S509)。すなわち、シャッタ速度系の設定変更で光量を増大できるか否かを判別する。
その結果、現在設定されている撮影用Tv値が、ストロボ光の同調速度より高速シャッタ速度側ではなく、且つFP発光ではないため、シャッタ速度を遅くしても光量を増大できない場合は、カメラ制御部39は、撮影パラメータの再演算・再設定処理を終了する。この場合は、各グループ共に最終理想発光量で発光した場合と同等の撮影を行うことはできないが、S506、S502で絞り値、ISO感度値の設定変更で不足光量の一部は補償されているので、最終理想発光量で発光した場合に近い撮影を行うことが可能となる。
一方、シャッタ速度を遅くすることで光量を増大できる場合は、カメラ制御部39は、現在設定されている撮影用Tv値から第3の不足光量を補償するために減算した値が、ストロボ光の同調速度より低速シャッタ速度側の値であるか否かを判別する(S510)。
その結果、上記の減算した値が、ストロボ光の同調速度より低速シャッタ速度側の値でなければ、カメラ制御部39は、当該減算した値を撮影用Tv値として設定し直す(S512)。この場合は、S512、S506、S502で設定し直した撮影用Tv値、Av値、及びISO感度値により、各グループ共に最終理想発光量で発光した場合と同等の撮影を行えるので、カメラ制御部39は、撮影パラメータの再演算・再設定処理を終了する。
一方、上記の減算した値が、ストロボ光の同調速度より低速シャッタ速度側の値であれば、カメラ制御部39は、撮影用Tv値をストロボ光の同調速度に係るシャッタ速度値に設定し直し(S511)、撮影パラメータの再演算・再設定処理を終了する。この場合は、各グループ共に最終理想発光量で発光した場合と同等の撮影を行えるとは限らないが、最終理想発光量で発光した場合により近い撮影を行うことが可能となる。
なお、上記の設定変更の対象となる現在設定されている撮影用パラメータは、ユーザが設定したパラメータそれ自体ではなく、ユーザが設定したパラメータを元にして、カメラの測光・調光結果等に応じて求められた最良のパラメータを意味している。
ただし、ユーザが設定したパラメータを、上記の設定変更の対象となる現在設定されている撮影用パラメータとしてもよい。また、撮影用パラメータは、多灯撮影時に必要に応じて一時的に設定変更されるだけであり、多灯撮影が終了した場合には、元のパラメータに戻される。
次に、図2のS206,S211,S212における送信処理を、図6のフローチャートに基づいて詳細に説明する。この送信処理は、カメラ制御部39の制御の下に、マスタストロボ装置Mのストロボ制御部55が行うので、ここでは、ストロボ制御部55が動作主体であるものとして説明する。図7についても同様である。
ストロボ制御部55は、カメラ制御部39から各スレーブストロボ装置に対する送信要求コマンドを受信する(S601)。そして、ストロボ制御部55は、1つのスレーブストロボ装置の装置IDを設定する(S602)。次に、ストロボ制御部55は、送信バッファに当該スレーブストロボ装置に対する送信データ、及びコマンドを設定する(S603)。
この場合、ストロボ制御部55は、図2のS211では、最終発光量と当該最終発光量の受信要求コマンドを設定し、S212では最終理想発光量と当該最終理想発光量の受信要求コマンドを設定し、図2のS206では、発光可能量通知要求コマンドを設定する。次に、ストロボ制御部55は、S602,S603で設定した設定データの送信を開始する(S604)。
ストロボ制御部55は、このような各スレーブストロボ装置に対する送信処理を、カメラ制御部39から要求された全てのスレーブストロボ装置に対して行う(S605→S606→S607→S602)。
次に、図2のS207における受信処理(実際には、各ストロボ装置の現在の発光可能量の収集処理)を、図7のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
マスタストロボ装置Mのストロボ制御部55は、上記の発光可能量通知要求コマンドに応じて各スレーブストロボ装置から返信されてくる発光可能量を受信し、受信バッファに格納する(S701)。そして、ストロボ制御部55は、各スレーブストロボ装置からの発光可能量を受信し終えると(S702)、受信バッファから各スレーブストロボ装置の発光可能量を取得し(S703)、カメラ制御部39に転送する(S704)。
次に、スレーブストロボ装置の処理を、図8のフローチャートに基づいて説明する。スレーブストロボ装置の制御部(以下、制御部という)は、マスタストロボ装置からのコマンド(データを含む)の受信を待機し(S801)、受信したコマンドを受信バッファに格納する(S802)。そして、制御部は、受信したコマンドに応じた処理を行う。
すなわち、制御部は、受信コマンドがプリ発光要求コマンドであれば、プリ発光を行う(S803)。受信コマンドが発光量通知コマンドであれば、制御部は、通知に係る発光量(最終発光量、又は理想発光量)を本露光(本発光)時の発光量として設定する(S804,S805)。
受信コマンドが発光可能量通知要求コマンドであれば、制御部は、当該スレーブストロボ装置のストロボ光の発光用のコンデンサの充電電圧に基づいて、発光可能量を算出する(S806、S807)。次に、制御部は、算出した発光可能量をマスタストロボ装置に通知する(S808)。
制御部は、受信コマンドがプリ発光要求、発光量通知、発光可能量通知要求に係るコマンドの何れでもない場合は、そのコマンドに応じた処理を行う(S809)。そして、制御部は、受信コマンドに応じた処理を行った後は、S801に戻り、マスタストロボ装置からのコマンドの受信を待機する。
このようにして、設定された光量で発光できないスレーブストロボ装置が存在する場合は、そのストロボ装置が発光可能な発光可能量を基準として、各ストロボの発光量、及び撮影パラメータを再演算・再設定し、多灯撮影時における撮影光量比を維持している。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、例えば、マスターストロボ装置とスレーブストロボ装置は、無線通信ではなく、有線通信で双方向通信を行うように構成することも可能である。
また、上記の実施の形態に係る閃光発光前処理は、カメラ本体のカメラ制御部39が主導して行うのではなく、マスタストロボ装置等のストロボ制御部55が主導して行うことも可能である。また、上記の実施の形態に係る閃光発光前処理の全てをカメラ本体、又はストロボ装置だけで行うように構成してもよい。
また、上記の実施の形態では、マスタストロボ装置としてカメラ本体に装着された外部ストロボ装置を介してスレーブストロボ装置と双方向の無線通信を行っているが、カメラ本体に内蔵された無線通信回路を用いてスレーブストロボ装置との通信を行ってもよい。あるいは、カメラ本体に無線通信装置を装着し、装着された無線通信装置を介してスレーブストロボ装置との通信を行ってもよい。
また、ストロボ装置として閃光発光を行う光源を有する発光装置を用いたが、例えば、LEDのように閃光発光を行わない光源を有する発光装置を用いてもよい。
39…カメラ制御部
51…コネクタ(カメラ側)
52…コネクタ(カストロボ側)
53…外部ストロボ装置(マスタストロボ装置M)
55…ストロボ制御部
56…無線通信回路(ストロボ側)
57…発光部
61…無線通信回路(カメラ側)
100…電子スチルカメラ

Claims (8)

  1. 通信手段を介して複数の発光装置と双方向通信が可能な撮像装置であって、
    被写体の測光を行う測光手段と、
    前記測光手段の測光結果に基づいて、前記複数の発光装置の第1の発光量を算出する第1の算出手段と、
    前記複数の発光装置の現在の発光可能量を表すデータを取得する取得手段と、
    前記複数の発光装置の中に前記取得手段により取得されたデータが表す発光可能量が前記第1の発光量よりも小さい発光装置がある場合に、前記第1の発光量よりも小さくて前記第1の発光量との差分が最も大きい発光可能量に基づいて、前記複数の発光装置の光量比が前記第1の発光量における光量比と等しくなるような第2の発光量を算出する第2の算出手段と、
    前記複数の発光装置の中に前記発光可能量が前記第1の発光量よりも小さい発光装置がある場合に、前記第2の発光量で発光するように前記複数の発光装置を制御する制御手段と、
    前記第1の発光量と前記第2の発光量との差分の光量を補うように、前記第1の発光量に対応して設定された撮影パラメータを変更する変更手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の算出手段は、前記複数の発光装置に対して設定された光量比に基づいて、前記第1の発光量をそれぞれ算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記変更手段は、前記撮影パラメータとして、ISO感度、シャッタ速度、絞り値のうち少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記変更手段は、前記撮影パラメータとして、ISO感度、シャッタ速度、絞り値を優先順位を付けて変更することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 前記通信手段は、前記撮像装置に着脱可能に装着された無線通信装置が有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記通信手段は、前記撮像装置に着脱可能に装着された発光装置が有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 測光手段の測光結果に基づいて複数の発光装置の第1の発光量を算出し、前記複数の発光装置の中に現在の発光可能量が前記第1の発光量よりも小さい発光装置がある場合に、前記第1の発光量よりも小さくて前記第1の発光量との差分が最も大きい発光可能量に基づいて、前記複数の発光装置の光量比が前記第1の発光量における光量比と等しくなるような第2の発光量を算出する撮像装置に接続可能であり、通信手段を介して複数の発光装置と双方向通信が可能な発光装置であって、
    発光手段と、
    前記発光手段の発光制御を行う発光制御手段と、
    前記撮像装置に接続する接続部と、
    前記接続部に接続された撮像装置からの要求を前記複数の発光装置へ送信する送信手段と、
    前記複数の発光装置からそれぞれの現在の発光可能量を表すデータを受信する受信手段と、を有し、
    前記送信手段は、前記受信手段により前記複数の発光装置から受信した前記それぞれの発光可能量を表すデータに基づいて算出された前記第2の発光量を表すデータを前記複数の発光装置に送信し、
    前記発光制御手段は、前記撮像装置が前記第1の発光量と前記第2の発光量との差分の光量を補うように前記第1の発光量に対応して設定された撮影パラメータを変更して撮影を行う際に、前記第2の発光量で前記発光手段を前記複数の発光装置の発光に対応させて発光させることを特徴とする発光装置。
  8. 通信手段を介して撮像装置との間で双方向通信が可能な複数の発光装置を有する撮像システムであって、
    被写体の測光を行う測光手段と、
    前記測光手段の測光結果に基づいて、前記複数の発光装置の第1の発光量を算出する第1の算出手段と、
    前記複数の発光装置の現在の発光可能量を表すデータを取得する取得手段と、
    前記複数の発光装置の中に前記取得手段により取得されたデータが表す発光可能量が前記第1の発光量よりも小さい発光装置がある場合に、前記第1の発光量よりも小さくて前記第1の発光量との差分が最も大きい発光可能量に基づいて、前記複数の発光装置の光量比が前記第1の発光量における光量比と等しくなるような第2の発光量を算出する第2の算出手段と、
    前記複数の発光装置の中に前記発光可能量が前記第1の発光量よりも小さい発光装置がある場合に、前記第2の発光量で発光するように前記複数の発光装置を制御する制御手段と、
    前記第1の発光量と前記第2の発光量との差分の光量を補うように、前記第1の発光量に対応して設定された撮影パラメータを変更する変更手段と、
    を有することを特徴とする撮像システム。
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