JPH07159866A - 多灯撮影システム - Google Patents
多灯撮影システムInfo
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- JPH07159866A JPH07159866A JP5304423A JP30442393A JPH07159866A JP H07159866 A JPH07159866 A JP H07159866A JP 5304423 A JP5304423 A JP 5304423A JP 30442393 A JP30442393 A JP 30442393A JP H07159866 A JPH07159866 A JP H07159866A
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- terminal
- flash
- signal
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- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は予め照明による陰影が確認でき、且つ
適正露光が得るられような発光光量比の制御が可能な多
灯撮影システムを提供することを目的とする。 【構成】本発明は、カメラ本体5にメインとなるフラッ
シュ装置1aがSHOEコネクタ2を通して接続され、
メインフラッシュ装置1aには、専用接続コード6を用
いて、所望する複数のサブフラッシュ装置1c,…,1
nがシリーズに接続されて構成され、該メインフラッシ
ュ装置1が、接続される複数のサブフラッシュ装置のそ
れぞれに識別番号を割り当て、設定したGNO比で間欠
小発光させ、事前に陰影等の様子を目で確認可能にし、
本発光の際には、事前確認の間欠小発光のインタバルを
短くし、短時間で発光および調光を行なう多灯撮影シス
テムである。
適正露光が得るられような発光光量比の制御が可能な多
灯撮影システムを提供することを目的とする。 【構成】本発明は、カメラ本体5にメインとなるフラッ
シュ装置1aがSHOEコネクタ2を通して接続され、
メインフラッシュ装置1aには、専用接続コード6を用
いて、所望する複数のサブフラッシュ装置1c,…,1
nがシリーズに接続されて構成され、該メインフラッシ
ュ装置1が、接続される複数のサブフラッシュ装置のそ
れぞれに識別番号を割り当て、設定したGNO比で間欠
小発光させ、事前に陰影等の様子を目で確認可能にし、
本発光の際には、事前確認の間欠小発光のインタバルを
短くし、短時間で発光および調光を行なう多灯撮影シス
テムである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラ等に搭載されるア
クセサリに係り、特に複数のフラッシュ装置の光量を制
御する多灯撮影システムに関する。
クセサリに係り、特に複数のフラッシュ装置の光量を制
御する多灯撮影システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フラッシュ装置を用いて、適正
な露出を実現する自動調光撮影を行う手法として、TT
L調光制御がよく利用されている。
な露出を実現する自動調光撮影を行う手法として、TT
L調光制御がよく利用されている。
【0003】この調光手法は、複数のフラッシュ装置を
接続しても、カメラからの発光開始信号により同時に発
光開始し、発光停止信号(TTL調光信号)により同時
に発光停止でき、しかも適正な露光が実現されている。
接続しても、カメラからの発光開始信号により同時に発
光開始し、発光停止信号(TTL調光信号)により同時
に発光停止でき、しかも適正な露光が実現されている。
【0004】しかし、複数のフラッシュ装置を使用する
場合には、単純に適正露光を実現するだけではなく、各
フラッシュ装置の発光光量比を変えて、ある部分は暗
く、ある部分は明るくしたいといった要望も現れてき
た。
場合には、単純に適正露光を実現するだけではなく、各
フラッシュ装置の発光光量比を変えて、ある部分は暗
く、ある部分は明るくしたいといった要望も現れてき
た。
【0005】ところが同時発碑・同時停止のTTL調光
では、各々の発光光量を調整することができないので、
ユーザーが発光光量比を変えるためにフラッシュ装置と
被写体の距離を変えたり、フラッシュ装置の発光部の前
に減光部材をとりつけるなどして被写体に対して与える
光量比を変える工夫をしていた。
では、各々の発光光量を調整することができないので、
ユーザーが発光光量比を変えるためにフラッシュ装置と
被写体の距離を変えたり、フラッシュ装置の発光部の前
に減光部材をとりつけるなどして被写体に対して与える
光量比を変える工夫をしていた。
【0006】そこで、特開昭57−173827号公報
に開示されているように、カメラにTTL調光レベルを
複数持たせ、TTL調光信号が出力される度に発光する
フラッシュ装置を切り換えて行く発光制御方法(TTL
調光順次発光制御)が提案されている。
に開示されているように、カメラにTTL調光レベルを
複数持たせ、TTL調光信号が出力される度に発光する
フラッシュ装置を切り換えて行く発光制御方法(TTL
調光順次発光制御)が提案されている。
【0007】この方法によればTTL調光レベルを変え
ることにより、各フラッシュ装置の発光光量比を実質的
に変えることが出来る。
ることにより、各フラッシュ装置の発光光量比を実質的
に変えることが出来る。
【0008】また、フラッシュ装置を使用した撮影の場
合、事前にどのように照らし出されるのかを確認できる
と大変便利である。目で確認することによってユーザー
が撮影前にフラッシュ装置や被写体の位置を移動させた
り、背景物を変えてみたりして、意図する写真を撮るこ
とができる。
合、事前にどのように照らし出されるのかを確認できる
と大変便利である。目で確認することによってユーザー
が撮影前にフラッシュ装置や被写体の位置を移動させた
り、背景物を変えてみたりして、意図する写真を撮るこ
とができる。
【0009】こういった事前確認として特開昭61−0
45599号公報で開示されている技術がある。つま
り、発光部を間欠発光させることで長時間被写体を照射
し、その様子をユーザーが目で確認するというものであ
る。
45599号公報で開示されている技術がある。つま
り、発光部を間欠発光させることで長時間被写体を照射
し、その様子をユーザーが目で確認するというものであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した特開
昭57−173827号公報に開示されている技術によ
れば、適正な露出が得られるが、撮影に先立って光量比
の発表することができない。
昭57−173827号公報に開示されている技術によ
れば、適正な露出が得られるが、撮影に先立って光量比
の発表することができない。
【0011】また、特開昭61−045599号公報で
開示されている技術においては、TTL調光順次発光制
御の場合、この様なモデリング照射で事前確認すると次
のような問題がある。
開示されている技術においては、TTL調光順次発光制
御の場合、この様なモデリング照射で事前確認すると次
のような問題がある。
【0012】つまり、複数のフラッシュ装置でモデリン
グ照射を行っても、その時に確認した様子と実際に撮影
した結果とが一致しない。というのは実際に順次発光で
多灯撮影する場合には、各々のフラッシュ装置の発光量
が設定されるTTL調光レベルにより異なってしまうか
らである。
グ照射を行っても、その時に確認した様子と実際に撮影
した結果とが一致しない。というのは実際に順次発光で
多灯撮影する場合には、各々のフラッシュ装置の発光量
が設定されるTTL調光レベルにより異なってしまうか
らである。
【0013】このように、発光光量比を変えることがで
き、しかも事前にその様子を確認することができる多灯
光撮影システムがなかった。
き、しかも事前にその様子を確認することができる多灯
光撮影システムがなかった。
【0014】そこで本発明は、予め照明による陰影が確
認でき、且つ適正露光が得られるように発光光量比の制
御が可能な多灯撮影システムを提供することを目的とす
る。
認でき、且つ適正露光が得られるように発光光量比の制
御が可能な多灯撮影システムを提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、多灯フラッシュ撮影可能な多灯撮影システ
ムにおいて、被写体に閃光を投射する発光部と、上記発
光部の発光の同期をとるための発光同期信号を入力する
ための入力手段と、各発光部の設定された発光量比、若
しくは発光量比に関する情報を入力するための発光量比
入力手段と、上記発光同期信号に同期して、上記発光量
比入力手段によって入力された発光量比に基づいて、上
記発光部を制御する発光制御手段と、を各フラッシュ装
置が有し、上記各フラッシュ装置に間歇的に発光同期信
号を送信するための発光同期出力手段と、を具備し、上
記各フラッシュ装置は上記発光量比に応じて間歇的に発
光を繰り返す多灯撮影システムを提供する。
するために、多灯フラッシュ撮影可能な多灯撮影システ
ムにおいて、被写体に閃光を投射する発光部と、上記発
光部の発光の同期をとるための発光同期信号を入力する
ための入力手段と、各発光部の設定された発光量比、若
しくは発光量比に関する情報を入力するための発光量比
入力手段と、上記発光同期信号に同期して、上記発光量
比入力手段によって入力された発光量比に基づいて、上
記発光部を制御する発光制御手段と、を各フラッシュ装
置が有し、上記各フラッシュ装置に間歇的に発光同期信
号を送信するための発光同期出力手段と、を具備し、上
記各フラッシュ装置は上記発光量比に応じて間歇的に発
光を繰り返す多灯撮影システムを提供する。
【0016】また、前記多灯撮影システムは、上記発光
同期信号出力手段が撮影時に比べ事前確認時には、上記
発光同期信号の出力間隔を長くする多灯撮影システムを
提供する。
同期信号出力手段が撮影時に比べ事前確認時には、上記
発光同期信号の出力間隔を長くする多灯撮影システムを
提供する。
【0017】
【作用】以上のような構成の多灯撮影システムは、フラ
ッシュ装置が発光同期信号を入力すると、設定された発
光光量比に応じた発光量だけ発光が行なわれる。また、
各フラッシュ装置は、発光光量比設定手段あるいは発光
光量比情報入力手段により、自分の発光光量比が決定さ
れ、各フラッシュ装置は発光同期信号が入力する度にそ
の比に応じた発光量だけ発光することにより、各々フラ
ッシュ装置の発光量比を可変される。
ッシュ装置が発光同期信号を入力すると、設定された発
光光量比に応じた発光量だけ発光が行なわれる。また、
各フラッシュ装置は、発光光量比設定手段あるいは発光
光量比情報入力手段により、自分の発光光量比が決定さ
れ、各フラッシュ装置は発光同期信号が入力する度にそ
の比に応じた発光量だけ発光することにより、各々フラ
ッシュ装置の発光量比を可変される。
【0018】さらに、カメラから発光開始信号が出力す
ると、発光同期信号発生手段が発光同期信号出力手段を
通じて各フラッシュ装置に対し同期信号を所定時間毎に
出力する。そしてカメラあるいはフラッシュ装置あるい
はその他のアクセサリから発光停止信号が出力されると
その同期信号の出力が停止され、カメラからのTTL調
光信号を発光停止信号とすれば、フラッシュ装置はTT
L調光信号が出力されると発光を停止することとなり、
多灯撮影でもTTL調光される。
ると、発光同期信号発生手段が発光同期信号出力手段を
通じて各フラッシュ装置に対し同期信号を所定時間毎に
出力する。そしてカメラあるいはフラッシュ装置あるい
はその他のアクセサリから発光停止信号が出力されると
その同期信号の出力が停止され、カメラからのTTL調
光信号を発光停止信号とすれば、フラッシュ装置はTT
L調光信号が出力されると発光を停止することとなり、
多灯撮影でもTTL調光される。
【0019】また、上記多灯撮影システムに加えて、発
光同期信号発生手段は、撮影時には発光同期信号の所定
間隔を短くし、事前確認時には発光同期信号の所定間隔
を長くすることにより、モデリング照射とされる。さら
に各フラッシュ装置の発光光量は設定した発光光量比に
応じた光量であり、モデリング照射時においても設定し
た光量比で確認される。
光同期信号発生手段は、撮影時には発光同期信号の所定
間隔を短くし、事前確認時には発光同期信号の所定間隔
を長くすることにより、モデリング照射とされる。さら
に各フラッシュ装置の発光光量は設定した発光光量比に
応じた光量であり、モデリング照射時においても設定し
た光量比で確認される。
【0020】撮影時はこの所定間隔を短くし、事前確認
時と同じ照射が行われ、且つ高速で断続発光するため、
ごく短時間に発光動作が終了して、シャッタスピードへ
影響されない。
時と同じ照射が行われ、且つ高速で断続発光するため、
ごく短時間に発光動作が終了して、シャッタスピードへ
影響されない。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0022】図1は、本発明による実施例としてのカメ
ラに搭載されるフラッシュ装置の外観を示す図である。
ラに搭載されるフラッシュ装置の外観を示す図である。
【0023】図1は、フラッシュ装置を正面から見たと
きの外観図である。このフラッシュ装置1は、カメラに
直接取り付けるための接続コネクタSHOE(6PI
N)2と、信号入力コネクタLIN (7PIN)3と、信
号出力コネクタLOUT(7PIN) 4の3つのコネクタが
設けられている。
きの外観図である。このフラッシュ装置1は、カメラに
直接取り付けるための接続コネクタSHOE(6PI
N)2と、信号入力コネクタLIN (7PIN)3と、信
号出力コネクタLOUT(7PIN) 4の3つのコネクタが
設けられている。
【0024】図2は、図1に示したフラッシュ装置を複
数用いて、多灯接続した構成を示す。この多灯接続は、
カメラ本体5と、複数のフラッシュ装置1a,…,1n
により構成される。このように接続された複数のフラッ
シュ装置のうち1つは、メインフラッシュ装置1aとし
て、SHOEコネクタ2を通してカメラ本体5と接続し
ている。
数用いて、多灯接続した構成を示す。この多灯接続は、
カメラ本体5と、複数のフラッシュ装置1a,…,1n
により構成される。このように接続された複数のフラッ
シュ装置のうち1つは、メインフラッシュ装置1aとし
て、SHOEコネクタ2を通してカメラ本体5と接続し
ている。
【0025】この接続構成においては、隣のサブフラッ
シュ装置1bと専用接続コード6で接続されており、さ
らにサブフラッシュ装置1cは、別のサブフラッシュ装
置と専用接続コード6で順次、シリーズに接続されてい
る。この専用接続コード6は、フラッシュ装置のLOUT
コネクタ4とLINコネクタ3とを接続するものであっ
て、コネクタのLOUT 端子とLOUT 端子どうし、または
LIN端子とLIN端子どうしは接続することができない構
造となっている。また本実施例の説明では、上記メイン
フラッシュ装置のLIN端子に、サブフラッシュ装置のL
OUT 端子を専用接続コード6で接続しても制御できない
ものとする。但し、データ通信用の機器は接続可能であ
る。
シュ装置1bと専用接続コード6で接続されており、さ
らにサブフラッシュ装置1cは、別のサブフラッシュ装
置と専用接続コード6で順次、シリーズに接続されてい
る。この専用接続コード6は、フラッシュ装置のLOUT
コネクタ4とLINコネクタ3とを接続するものであっ
て、コネクタのLOUT 端子とLOUT 端子どうし、または
LIN端子とLIN端子どうしは接続することができない構
造となっている。また本実施例の説明では、上記メイン
フラッシュ装置のLIN端子に、サブフラッシュ装置のL
OUT 端子を専用接続コード6で接続しても制御できない
ものとする。但し、データ通信用の機器は接続可能であ
る。
【0026】ここで、メインフラッシュ装置とサブフラ
ッシュ装置とは、まったく同じ構成であり、カメラ本体
5に取り付けられたフラッシュ装置をメインフラッシュ
装置とし、カメラ本体5とは直接接続しておらず、専用
接続コード3によって他のフラッシュ装置と接続してい
るものをサブフラッシュ装置と呼ぶことにする。
ッシュ装置とは、まったく同じ構成であり、カメラ本体
5に取り付けられたフラッシュ装置をメインフラッシュ
装置とし、カメラ本体5とは直接接続しておらず、専用
接続コード3によって他のフラッシュ装置と接続してい
るものをサブフラッシュ装置と呼ぶことにする。
【0027】更にカメラ本体5を“CB”と表し、メイ
ンフラッシュ装置1aは“MF”、サブフラッシュ装置
1b,…,1nは、“SF”と表す。
ンフラッシュ装置1aは“MF”、サブフラッシュ装置
1b,…,1nは、“SF”と表す。
【0028】また、複数のサブフラッシュ装置は、MF
に近いほうからSF1,SF2,…,SFnの符号を付
す。この符号は、MFとSF若しくは、SFとSFとの
通信を行う際にコード番号として用いる。
に近いほうからSF1,SF2,…,SFnの符号を付
す。この符号は、MFとSF若しくは、SFとSFとの
通信を行う際にコード番号として用いる。
【0029】図3は、前述したフラッシュ装置の回路構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【0030】まず、6端子のカメラ取り付け用端子(S
HOEコネクタ)2と、7端子の信号入力端子(LINコ
ネクタ)3と、7端子の信号出力端子(LOUT コネク
タ)4とが後述するIF回路7にそれぞれ接続される。
このIF回路7は、発光制御回路及び発光回路8と接続
され、前記各コネクタの端子と発光制御回路との間で信
号の入・出力を行う回路である。
HOEコネクタ)2と、7端子の信号入力端子(LINコ
ネクタ)3と、7端子の信号出力端子(LOUT コネク
タ)4とが後述するIF回路7にそれぞれ接続される。
このIF回路7は、発光制御回路及び発光回路8と接続
され、前記各コネクタの端子と発光制御回路との間で信
号の入・出力を行う回路である。
【0031】前記発光制御回路及び発光回路8におい
て、発光制御回路は、IF回路7と、発光モードや発光
量などを設定する複数のスイッチからなる操作SW9と
が発した信号により、発光回路を制御し、また、発光回
路は、図5に示す発光に必要な電荷を蓄積するためのメ
インコンデンサMCと、その電荷を放電することにより
発光を行う発光管XEと、発光管XEとメインコンデン
サMCのループの間に挿入された発光停止を制御するた
めのスイッチング素子(ここではIGBTを使用する)
とで構成される。
て、発光制御回路は、IF回路7と、発光モードや発光
量などを設定する複数のスイッチからなる操作SW9と
が発した信号により、発光回路を制御し、また、発光回
路は、図5に示す発光に必要な電荷を蓄積するためのメ
インコンデンサMCと、その電荷を放電することにより
発光を行う発光管XEと、発光管XEとメインコンデン
サMCのループの間に挿入された発光停止を制御するた
めのスイッチング素子(ここではIGBTを使用する)
とで構成される。
【0032】また、前記発光制御回路及び発光回路8に
は、低電圧電源BTを昇圧して高電圧VMCを発生させる
電源回路10と、LCD11を直接制御するためのCP
Uであり、操作SWからの信号を入力して発光モードや
発光量を切り換える機能も持つL−CPU12とが接続
される。LCD11は、発光モード、発光量などの情報
を表示するための液晶表示装置である。
は、低電圧電源BTを昇圧して高電圧VMCを発生させる
電源回路10と、LCD11を直接制御するためのCP
Uであり、操作SWからの信号を入力して発光モードや
発光量を切り換える機能も持つL−CPU12とが接続
される。LCD11は、発光モード、発光量などの情報
を表示するための液晶表示装置である。
【0033】次に図4には、前述したIF回路および各
コネクタの端子の構成及び接続関係を示し説明する。
コネクタの端子の構成及び接続関係を示し説明する。
【0034】SHOEコネクタ2は、MCTs端子、X
s端子、TTLs端子、STXDs端子、SRXDs端
子及び、GND端子からなる。
s端子、TTLs端子、STXDs端子、SRXDs端
子及び、GND端子からなる。
【0035】前記MCTs端子は、フラッシュ装置がカ
メラに直接取り付けられたことを検出するための端子で
あり、バッファBF01を介して発光制御回路に接続す
る。前記BF01の入力端は、プルアップされており、
カメラに接続されていなければ信号レベルは、Hレベル
となり、接続されれば、Lレベルとなる。
メラに直接取り付けられたことを検出するための端子で
あり、バッファBF01を介して発光制御回路に接続す
る。前記BF01の入力端は、プルアップされており、
カメラに接続されていなければ信号レベルは、Hレベル
となり、接続されれば、Lレベルとなる。
【0036】前記Xs端子は、カメラのシャッタ幕が全
開になった時に、発光開始信号がこの端子を通して、カ
メラからフラッシュ装置に送られる。バッファBF02
の入力端は、プルアップされており、前記発光開始信号
は、この端子をLレベルにすることで伝達される。
開になった時に、発光開始信号がこの端子を通して、カ
メラからフラッシュ装置に送られる。バッファBF02
の入力端は、プルアップされており、前記発光開始信号
は、この端子をLレベルにすることで伝達される。
【0037】そして、前記TTLs端子は、カメラから
のTTL調光信号を入力する端子であり、プルアップさ
れた入力端を有するバッファBF03に接続される。カ
メラからフラッシュ装置に調光信号(発光停止信号)を
出力して、発光を停止させる場合には、この端子の信号
レベルをLレベルにする。
のTTL調光信号を入力する端子であり、プルアップさ
れた入力端を有するバッファBF03に接続される。カ
メラからフラッシュ装置に調光信号(発光停止信号)を
出力して、発光を停止させる場合には、この端子の信号
レベルをLレベルにする。
【0038】前記STXDs端子は、フラッシュ装置は
この端子を通してカメラからの非同期通信の受信を行
う。またSRXDs端子は、フラッシュ装置はこの端子
を通してカメラに非同期通信の送信を行う。GND端子
は、グランドレベル電圧の端子である。
この端子を通してカメラからの非同期通信の受信を行
う。またSRXDs端子は、フラッシュ装置はこの端子
を通してカメラに非同期通信の送信を行う。GND端子
は、グランドレベル電圧の端子である。
【0039】次に、LOUT コネクタ4は、RLo端子、
SCTo端子、Xo端子、TTLo端子、SDTo端
子、SDRo端子及び、GND端子からなる。
SCTo端子、Xo端子、TTLo端子、SDTo端
子、SDRo端子及び、GND端子からなる。
【0040】前記RLo端子は、図2に示した専用接続
コード3によりLOUT コネクタと他のフラッシュ装置の
LINコネクタを接続すると、他のフラッシュ装置のRL
i端子と電気的に接続される。このRLi端子を発光制
御回路により、オープンドレインのバッファBF21を
介してLレベルにする。
コード3によりLOUT コネクタと他のフラッシュ装置の
LINコネクタを接続すると、他のフラッシュ装置のRL
i端子と電気的に接続される。このRLi端子を発光制
御回路により、オープンドレインのバッファBF21を
介してLレベルにする。
【0041】前記SCTo端子は、専用接続コード3に
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3とを接続すると、他のフラッシュ装置のSCTi
端子と電気的に接続される。このSCTi端子の信号レ
ベルを発光制御路により、オープンドレインのバッファ
BF22を介して、Lレベルにする。
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3とを接続すると、他のフラッシュ装置のSCTi
端子と電気的に接続される。このSCTi端子の信号レ
ベルを発光制御路により、オープンドレインのバッファ
BF22を介して、Lレベルにする。
【0042】前記Xo端子は、専用接続コード3により
LOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネクタ
3を接続すると、他のフラッシュ装置のXi端子と電気
的に接続される。Xo端子はXi端子に対し、SHOE
コネクタ2のX端子の信号またはLINコネクタ3のXi
端子の信号のいずれかを選択して出力する。
LOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネクタ
3を接続すると、他のフラッシュ装置のXi端子と電気
的に接続される。Xo端子はXi端子に対し、SHOE
コネクタ2のX端子の信号またはLINコネクタ3のXi
端子の信号のいずれかを選択して出力する。
【0043】そしてTTLo端子は、専用接続コード3
によりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコ
ネクタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のTTLi
端子と電気的に接続される。TTLo端子はTTLi端
子に対し、SHOEコネクタ2のTTL端子の信号また
はLINコネクタ3のTRLi端子の信号のいずれかを選
択して出力する。
によりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコ
ネクタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のTTLi
端子と電気的に接続される。TTLo端子はTTLi端
子に対し、SHOEコネクタ2のTTL端子の信号また
はLINコネクタ3のTRLi端子の信号のいずれかを選
択して出力する。
【0044】前記SDTo端子は、専用接続コード3に
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のSDTi端
子と電気的に接続される。SDTo端子はSDTi端子
に対し、非同期通信を送信する。
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のSDTi端
子と電気的に接続される。SDTo端子はSDTi端子
に対し、非同期通信を送信する。
【0045】前記SDRo端子は、専用接続コード3に
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のSDRi端
子と電気的に接続される。SDRo端子はSDRi端子
に対し、非同期通信を受信する。GND端子はグランド
レベル電圧の端子である。
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のSDRi端
子と電気的に接続される。SDRo端子はSDRi端子
に対し、非同期通信を受信する。GND端子はグランド
レベル電圧の端子である。
【0046】次に、LINコネクタ3は、RLi端子、S
CTi端子、Xi端子、TTLi端子、SDTi端子、
SDRi端子及び、GND端子からなる。
CTi端子、Xi端子、TTLi端子、SDTi端子、
SDRi端子及び、GND端子からなる。
【0047】前記RLi端子は、専用接続コード3によ
り接続されたフラッシュ装置のRLo端子から信号を受
け取る。この信号はフラッシュ装置の専用接続コード3
によるシリアル接続がパラレルに2本ある場合の識別信
号である。詳細は後述する。前記SCTi端子は、専用
接続コード3により接続されたフラッシュ装置のSCT
からサブフラッシュコントロール信号を受け取る。
り接続されたフラッシュ装置のRLo端子から信号を受
け取る。この信号はフラッシュ装置の専用接続コード3
によるシリアル接続がパラレルに2本ある場合の識別信
号である。詳細は後述する。前記SCTi端子は、専用
接続コード3により接続されたフラッシュ装置のSCT
からサブフラッシュコントロール信号を受け取る。
【0048】前記Xi端子は、専用接続コード3により
接続されたフラッシュ装置のXo端子から発光開始信号
を受け取る。
接続されたフラッシュ装置のXo端子から発光開始信号
を受け取る。
【0049】前記TTLi端子は、専用接続コード3に
より接続されたフラッシュ装置のTTLo端子から発光
停止信号を受け取る。
より接続されたフラッシュ装置のTTLo端子から発光
停止信号を受け取る。
【0050】前記SDTi端子は、専用接続コード3に
より接続されたフラッシュ装置のSDTo端子から非同
期通信を受信する。
より接続されたフラッシュ装置のSDTo端子から非同
期通信を受信する。
【0051】前記SDRi端子は、専用接続コード3に
より接続されたフラッシュ装置のSDRo端子に対し非
同期通信を送信する。前記GND端子は、グランドレベ
ル電圧の端子である。
より接続されたフラッシュ装置のSDRo端子に対し非
同期通信を送信する。前記GND端子は、グランドレベ
ル電圧の端子である。
【0052】次にIF回路について説明する。
【0053】このIF回路において、アンドオアインバ
ータ回路AOI11は、SHOEコネクタ2のXs端子か
ら入力する発光開始信号と、LINコネクタ3のXi端子
から入力する発光開始信号の内いずれか一方を選択し、
発光制御回路及びLOUT コネクタ4のXo端子に選択し
た発光開始信号を出力する。
ータ回路AOI11は、SHOEコネクタ2のXs端子か
ら入力する発光開始信号と、LINコネクタ3のXi端子
から入力する発光開始信号の内いずれか一方を選択し、
発光制御回路及びLOUT コネクタ4のXo端子に選択し
た発光開始信号を出力する。
【0054】また前記アンドオアインバータ回路AOI
12は、SHOEコネクタ2のTTLs端子から入力する
発光停止信号と、LINコネクタ3のTTLi端子から入
力する発光停止信号のうちいずれか一方を選択し、発光
制御回路及びLOUT コネクタ4のTTLo端子に選択し
た発光停止信号を出力する。
12は、SHOEコネクタ2のTTLs端子から入力する
発光停止信号と、LINコネクタ3のTTLi端子から入
力する発光停止信号のうちいずれか一方を選択し、発光
制御回路及びLOUT コネクタ4のTTLo端子に選択し
た発光停止信号を出力する。
【0055】この2つの回路がいずれを選択するかは、
発光制御回路から出力される信号線XTsel1 (端
子)の出力値がLレベルならば、Xs端子及びTTLs
端子の出力を選択し、XTsel1 の出力値がHレベル
ならば、Xi端子及びTTLi端子の出力を選択する。
発光制御回路から出力される信号線XTsel1 (端
子)の出力値がLレベルならば、Xs端子及びTTLs
端子の出力を選択し、XTsel1 の出力値がHレベル
ならば、Xi端子及びTTLi端子の出力を選択する。
【0056】そして、アンド回路AD11は、LINコネク
タ3のSDTi端子から入力するデータ信号と、発光制
御回路の信号線SDTcから出力する信号とを合成し
て、LOUT コネクタ4のSDTo端子に出力する。ここ
で、SDTi端子及び信号線SDTc(端子)は、通信
を行わない場合(アイドル状態の時)、Hレベルにな
る。この両方の端子は、同時にデータ通信を出力するこ
とはなく、SDTi端子からのデータ信号も信号線SD
Tcからのデータ信号もSDTo端子から出力すること
ができる。
タ3のSDTi端子から入力するデータ信号と、発光制
御回路の信号線SDTcから出力する信号とを合成し
て、LOUT コネクタ4のSDTo端子に出力する。ここ
で、SDTi端子及び信号線SDTc(端子)は、通信
を行わない場合(アイドル状態の時)、Hレベルにな
る。この両方の端子は、同時にデータ通信を出力するこ
とはなく、SDTi端子からのデータ信号も信号線SD
Tcからのデータ信号もSDTo端子から出力すること
ができる。
【0057】前記アンド回路AD12は、LOUT コネクタ
4のADRo端子から入力するデータ信号と、発光制御
回路の信号線SDRcから出力する信号とを合成して、
LINコネクタ3のSDRi端子に出力する。ここでSD
Ro端子および信号線SDRcは、通信を行わない場合
(アイドル状態の時)、Hレベルになる。
4のADRo端子から入力するデータ信号と、発光制御
回路の信号線SDRcから出力する信号とを合成して、
LINコネクタ3のSDRi端子に出力する。ここでSD
Ro端子および信号線SDRcは、通信を行わない場合
(アイドル状態の時)、Hレベルになる。
【0058】この両方の端子は、同時にデータ通信を出
力することはなく、SDRo端子からのデータ信号も信
号線SDRcからのデータ信号もSDRi端子から出力
することができる。
力することはなく、SDRo端子からのデータ信号も信
号線SDRcからのデータ信号もSDRi端子から出力
することができる。
【0059】次に図5には、図1に示した発光制御回路
および発光回路の構成を示し説明する。
および発光回路の構成を示し説明する。
【0060】まず、発光制御回路について説明する。こ
の発光制御回路は、CPU21とその他の制御回路部と
からなる。
の発光制御回路は、CPU21とその他の制御回路部と
からなる。
【0061】前記CPU21は、図4に示したIF回路
を通して、各コネクタやその他の回路に入・出力する信
号を処理する。これらの信号は大きく分けて3種類あ
り、1つは識別信号の入出力信号、1つが非同期通信の
入出力データ信号、残る1つが発光制御信号である。
を通して、各コネクタやその他の回路に入・出力する信
号を処理する。これらの信号は大きく分けて3種類あ
り、1つは識別信号の入出力信号、1つが非同期通信の
入出力データ信号、残る1つが発光制御信号である。
【0062】まず、前記識別信号として、RLi端子、
SCTi端子、MCTs端子の各端子のレベル状態を検
出し、また、RLo端子、SCTo端子の各端子に対し
て、HレベルまたはLレベルの信号を出力する。これら
識別端子の信号処理については後述する。
SCTi端子、MCTs端子の各端子のレベル状態を検
出し、また、RLo端子、SCTo端子の各端子に対し
て、HレベルまたはLレベルの信号を出力する。これら
識別端子の信号処理については後述する。
【0063】そして、前記非同期通信の入出力端子は、
それぞれ3つずつあり、カメラとの通信用にSTXDs
端子とSRXDs端子、メインフラッシュMFとの通信
用にSDRo端子、SDRc端子、サブフラッシュSF
との通信用にSDTi端子とSDTc端子を備えてい
る。
それぞれ3つずつあり、カメラとの通信用にSTXDs
端子とSRXDs端子、メインフラッシュMFとの通信
用にSDRo端子、SDRc端子、サブフラッシュSF
との通信用にSDTi端子とSDTc端子を備えてい
る。
【0064】前記発光制御回路は、図4で前述したXo
端子、TTLo端子の両端子に出力する信号をインバー
タIV1 ,IV2 によって反転し、それをXoの反転信
号(バーXoとする)とTTLoの反転信号(バーTT
Loとする)の端子で検出する。またXo、TTLo端
子の信号を切り換えるための信号XTsel1 について
はCPU21が出力する。ここで、CPU12の端子の
うち、コネクタと名前が同じものは、その端子で入出力
される信号(いずれもデジタル信号)も同じであること
を示す。
端子、TTLo端子の両端子に出力する信号をインバー
タIV1 ,IV2 によって反転し、それをXoの反転信
号(バーXoとする)とTTLoの反転信号(バーTT
Loとする)の端子で検出する。またXo、TTLo端
子の信号を切り換えるための信号XTsel1 について
はCPU21が出力する。ここで、CPU12の端子の
うち、コネクタと名前が同じものは、その端子で入出力
される信号(いずれもデジタル信号)も同じであること
を示す。
【0065】前記CPU21は、L−CPU12に対
し、図3に示したLCD11に表示する内容をデータと
して送信する。またCPU21は、スイッチSW1〜S
W6およびSW10のオン・オフ状態を検出する。すな
わち、CPU21は各スイッチに対応する端子S01〜
S06およびS10がHレベルかLレベルかにより、そ
のオン・オフを検出する。
し、図3に示したLCD11に表示する内容をデータと
して送信する。またCPU21は、スイッチSW1〜S
W6およびSW10のオン・オフ状態を検出する。すな
わち、CPU21は各スイッチに対応する端子S01〜
S06およびS10がHレベルかLレベルかにより、そ
のオン・オフを検出する。
【0066】さらに、CPU21は、XTsel2 端子
の信号を変更することにより、発光制御をハード的に行
うか、あるいはソフト的に行うかを選択することができ
る。ここで、ハード的に発光制御をおこなう、というの
はカメラまたは他のフラッシュ装置から入力した発光制
御信号(つまりバーXo端子、バーTTLo端子に入力
する信号)により、発光制御させることを意味する。つ
まり、その信号が入力すると、CPU21の操作とは全
く独立して発光制御するためハード的と称している。
の信号を変更することにより、発光制御をハード的に行
うか、あるいはソフト的に行うかを選択することができ
る。ここで、ハード的に発光制御をおこなう、というの
はカメラまたは他のフラッシュ装置から入力した発光制
御信号(つまりバーXo端子、バーTTLo端子に入力
する信号)により、発光制御させることを意味する。つ
まり、その信号が入力すると、CPU21の操作とは全
く独立して発光制御するためハード的と称している。
【0067】一方、ソフト的に発光制御するというの
は、CPU21の端子SON,SOFFから出力する信
号によって、発光制御することを意味している。つまり
Xo端子やXs端子、TTLo端子やTTLs端子から
の信号とは、無関係にCPU21の操作により発光制御
するため、ソフト的と称している。
は、CPU21の端子SON,SOFFから出力する信
号によって、発光制御することを意味している。つまり
Xo端子やXs端子、TTLo端子やTTLs端子から
の信号とは、無関係にCPU21の操作により発光制御
するため、ソフト的と称している。
【0068】CPUの端子XTsel2 をHレベルにす
るとソフト的に、Lレベルにするとハード的に発光制御
することとする。
るとソフト的に、Lレベルにするとハード的に発光制御
することとする。
【0069】次に、その他の制御回路と発光回路につい
て説明する。
て説明する。
【0070】アンドオアインバータ回路AOI1 ,AO
I2 は、前述したハード的・ソフト的発光制御の切替の
回路であり、発光開始の時は、STONからHレベルの
信号が出力され、発光停止の時は、STOFFからHレ
ベルの信号が出力される。
I2 は、前述したハード的・ソフト的発光制御の切替の
回路であり、発光開始の時は、STONからHレベルの
信号が出力され、発光停止の時は、STOFFからHレ
ベルの信号が出力される。
【0071】そして発光回路部分は、メインコンデンサ
MC、放電管XE、ダイオードDI発光停止用スイッチ
ング素子IGBTから構成されている。
MC、放電管XE、ダイオードDI発光停止用スイッチ
ング素子IGBTから構成されている。
【0072】また、サイリスタSCR1、そのゲートに
接続する抵抗R6,R7およびコンデンサC3と、トリ
ガトランスT1、トリガコンデンサC2、また倍圧用コ
ンデンサC1、抵抗R4とC1,C2の片端を電位VMC
にチャージする抵抗R5により、トリガ回路および倍圧
回路が構成される。
接続する抵抗R6,R7およびコンデンサC3と、トリ
ガトランスT1、トリガコンデンサC2、また倍圧用コ
ンデンサC1、抵抗R4とC1,C2の片端を電位VMC
にチャージする抵抗R5により、トリガ回路および倍圧
回路が構成される。
【0073】前記コンデンサC1,C2は一端を抵抗R
5を通してVMC端子に接続されて電位VMCにチャージさ
れ、それぞれの他端はGNDレベルに固定している。そ
して、アンドオアインバータ回路AOI1 からHレベル
のパルスが出力されると、サイリスタSCR1がオン
し、コンデンサC1およびC2の電位VMCがGNDレベ
ルに下がる。
5を通してVMC端子に接続されて電位VMCにチャージさ
れ、それぞれの他端はGNDレベルに固定している。そ
して、アンドオアインバータ回路AOI1 からHレベル
のパルスが出力されると、サイリスタSCR1がオン
し、コンデンサC1およびC2の電位VMCがGNDレベ
ルに下がる。
【0074】すると、コンデンサC2にチャージされて
いた電荷が、トリガトランスT1の1次側配線を通じ
て、一瞬のうちに放電するため、該トリガトランスT1
の2次側には高電圧が発生し、放電間XEを励起する。
いた電荷が、トリガトランスT1の1次側配線を通じ
て、一瞬のうちに放電するため、該トリガトランスT1
の2次側には高電圧が発生し、放電間XEを励起する。
【0075】一方、コンデンサC1はコンデンサC2と
同様に、放電しようとするが、抵抗R4の負荷により、
放電に時間がかかる。そのため、GNDレベルに固定さ
れていたコンデンサC1の一端は、−VMCに変化する。
すなわち、放電管がトリガされる瞬間に、その両端には
VMC〜−VMCつまり2VMCの電位差が生じることにな
る。このため放電され、発光を開始する。
同様に、放電しようとするが、抵抗R4の負荷により、
放電に時間がかかる。そのため、GNDレベルに固定さ
れていたコンデンサC1の一端は、−VMCに変化する。
すなわち、放電管がトリガされる瞬間に、その両端には
VMC〜−VMCつまり2VMCの電位差が生じることにな
る。このため放電され、発光を開始する。
【0076】また、トランジスタQ1、そのベースに付
随する抵抗R1,R2、IGBTのゲートにオンするの
に必要な電圧を発生させる抵抗R3とツェナーダイオー
ドZD1により、発光停止回路が構成される。
随する抵抗R1,R2、IGBTのゲートにオンするの
に必要な電圧を発生させる抵抗R3とツェナーダイオー
ドZD1により、発光停止回路が構成される。
【0077】通常は、STOFFはLレベルであるた
め、トランジスタQ1はオフしている。従って、IGB
Tのゲートには、ツェナーダイオードZD1より発生す
る電圧が印加されており、IGBTはオンした状態にな
っている。そして、STOFFからHレベルのパルス信
号が出力されると、トランジスタQ1はオンし、ツェナ
ーダイオードZD1の両端(IGBTのゲートとカソー
ド)をショートし、IGBTがオフし、放電管は発光を
停止する。
め、トランジスタQ1はオフしている。従って、IGB
Tのゲートには、ツェナーダイオードZD1より発生す
る電圧が印加されており、IGBTはオンした状態にな
っている。そして、STOFFからHレベルのパルス信
号が出力されると、トランジスタQ1はオンし、ツェナ
ーダイオードZD1の両端(IGBTのゲートとカソー
ド)をショートし、IGBTがオフし、放電管は発光を
停止する。
【0078】次に図6には、MCTs端子及びSCTi
端子に流れる信号のよるメイン−サブフラッシュ装置の
識別について説明する。
端子に流れる信号のよるメイン−サブフラッシュ装置の
識別について説明する。
【0079】本実施例では、SHOEコネクタ2のMC
Ts端子とLINコネクタ3のSCTi端子から出力する
2種類の信号によりフラッシュ装置が自らをメインフラ
ッシュ装置(MF)またはサブフラッシュ装置(SF)
のいずれかであるかを識別することができる。
Ts端子とLINコネクタ3のSCTi端子から出力する
2種類の信号によりフラッシュ装置が自らをメインフラ
ッシュ装置(MF)またはサブフラッシュ装置(SF)
のいずれかであるかを識別することができる。
【0080】MCTs端子の信号がLレベルである場合
には、無条件で自らをMFと認識する。従ってCPU2
1は、XTsel1 をLレベルにして発光開始・停止信
号として、SHOEコネクタ2側のXs,TTLs端子
の信号を選択する。またこの時に隣接するフラッシュ装
置側のXs,TTLs端子の信号を選択する。またこの
時に隣接するフラッシュ装置へ出力する識別信号SCT
oをLレベルにする。次にMCTs端子の信号がHレベ
ルで、SCTi端子の信号がLレベルの場合には、自ら
をSFと認識する。
には、無条件で自らをMFと認識する。従ってCPU2
1は、XTsel1 をLレベルにして発光開始・停止信
号として、SHOEコネクタ2側のXs,TTLs端子
の信号を選択する。またこの時に隣接するフラッシュ装
置側のXs,TTLs端子の信号を選択する。またこの
時に隣接するフラッシュ装置へ出力する識別信号SCT
oをLレベルにする。次にMCTs端子の信号がHレベ
ルで、SCTi端子の信号がLレベルの場合には、自ら
をSFと認識する。
【0081】従って、前記CPU21は、XTsel1
をHレベルにして、発光開始・停止信号として、LINコ
ネクタ3側のXi、TTLi端子の信号を選択する。ま
た、この時には、隣接するフラッシュ装置へ出力する識
別信号SCToをLレベルにする。
をHレベルにして、発光開始・停止信号として、LINコ
ネクタ3側のXi、TTLi端子の信号を選択する。ま
た、この時には、隣接するフラッシュ装置へ出力する識
別信号SCToをLレベルにする。
【0082】MCTs端子、CTi端子の信号がHレベ
ルの場合には、接続されていない若しくは、スタンバイ
状態と認識する。電源スイッチ(図示せず)を投入した
後、両端子の信号が継続的にHレベルであるならば、接
続されていないと判断して、XTsel1 をLレベルに
し、X,TTL信号として、SHOEコネクタ2側のX
s、TTLs端子を選択する。また、SCTo端子の信
号はHレベルにする。この様な状態が発生する場合は、
実際にカメラも専用接続コードも接続していない場合
と、MCT端子を持たないカメラを接続した場合であ
る。後者の場合でも少なくとも発光制御は行えるよう
に、XTsel1 をLレベルにしている。
ルの場合には、接続されていない若しくは、スタンバイ
状態と認識する。電源スイッチ(図示せず)を投入した
後、両端子の信号が継続的にHレベルであるならば、接
続されていないと判断して、XTsel1 をLレベルに
し、X,TTL信号として、SHOEコネクタ2側のX
s、TTLs端子を選択する。また、SCTo端子の信
号はHレベルにする。この様な状態が発生する場合は、
実際にカメラも専用接続コードも接続していない場合
と、MCT端子を持たないカメラを接続した場合であ
る。後者の場合でも少なくとも発光制御は行えるよう
に、XTsel1 をLレベルにしている。
【0083】そして電源スイッチを投入した後、一度で
もMCTs端子またはSCTi端子の信号がLレベルに
なった場合には、両方の端子の信号がHレベルになって
も、XTsel1 の状態はそのままに保ち、スタンバイ
状態と認識する。ただし、この時にはSCTo端子の信
号はHレベルにする。
もMCTs端子またはSCTi端子の信号がLレベルに
なった場合には、両方の端子の信号がHレベルになって
も、XTsel1 の状態はそのままに保ち、スタンバイ
状態と認識する。ただし、この時にはSCTo端子の信
号はHレベルにする。
【0084】次に図7を参照して、非同期通信について
説明する。
説明する。
【0085】本実施例では、非同期通信によりカメラ本
体CB、メインフラッシュ装置MF、サブフラッシュ装
置SFの三者で通信を行っている。勿論、クロック端子
を別個に設けて同期通信を行ってもよい。
体CB、メインフラッシュ装置MF、サブフラッシュ装
置SFの三者で通信を行っている。勿論、クロック端子
を別個に設けて同期通信を行ってもよい。
【0086】カメラ本体CBとメインフラッシュ装置M
Fは、STXD(またはSTXDs)端子、SRXD
(またはSRXDs)端子を通して、またメインフラッ
シュ装置MFとサブフラッシュ装置SFは、SDTo
(またはSDTi)端子、SDRo(またはSDRi)
端子を通して通信を行う。これらの端子を通して行う通
信時の信号波形は、いずれも同じである。
Fは、STXD(またはSTXDs)端子、SRXD
(またはSRXDs)端子を通して、またメインフラッ
シュ装置MFとサブフラッシュ装置SFは、SDTo
(またはSDTi)端子、SDRo(またはSDRi)
端子を通して通信を行う。これらの端子を通して行う通
信時の信号波形は、いずれも同じである。
【0087】ここでは、その波形について説明する。
【0088】まず、通信を行わない時、すなわちアイド
ル値の時はHレベルの状態になる。通信を行う場合に
は、データの先頭を確定するため、最初にパイロット信
号が出力される。このパイロット信号は、一定時間のL
レベルの信号であり、その長さは、その後に続くデータ
の最小単位1キャラクタの2倍以上を目安とする。ここ
では、約3キャラクタ分、すなわち3msecとする
(但し、通信速度9600bpsの場合)。
ル値の時はHレベルの状態になる。通信を行う場合に
は、データの先頭を確定するため、最初にパイロット信
号が出力される。このパイロット信号は、一定時間のL
レベルの信号であり、その長さは、その後に続くデータ
の最小単位1キャラクタの2倍以上を目安とする。ここ
では、約3キャラクタ分、すなわち3msecとする
(但し、通信速度9600bpsの場合)。
【0089】上記パイロット信号が出力した後、一旦、
信号をアイドル値Hレベルに戻して、その後、1キャラ
クタ毎に出力する。1キャラクタはスタートビット1b
itと、データ8bitと、ストップビット1bitの
合計10bitからなる。ここでスタートビットは必ず
Lレベルであり、ストップビットは必ずHレベルの信号
である。
信号をアイドル値Hレベルに戻して、その後、1キャラ
クタ毎に出力する。1キャラクタはスタートビット1b
itと、データ8bitと、ストップビット1bitの
合計10bitからなる。ここでスタートビットは必ず
Lレベルであり、ストップビットは必ずHレベルの信号
である。
【0090】これらのキャラクタを出力し終わると、再
びアイドル値に戻り、次のデータ通信に備える。
びアイドル値に戻り、次のデータ通信に備える。
【0091】ここで、前述した複数のキャラクタの内、
第1番目に送るキャラクタC1は、該第1キャラクタの
数値により、それ以後のキャラクタが通信であることを
示したり、あるいは特別な信号やコマンドであったりす
ることを示す特別な意味を持つ。このキャラクタは、図
11において後述する。
第1番目に送るキャラクタC1は、該第1キャラクタの
数値により、それ以後のキャラクタが通信であることを
示したり、あるいは特別な信号やコマンドであったりす
ることを示す特別な意味を持つ。このキャラクタは、図
11において後述する。
【0092】次に図8を参照して、多灯時のソフト発光
時の通信方法について説明する。
時の通信方法について説明する。
【0093】前述したように、カメラから出力される発
光開始信号、発光停止信号によりハード的に発光を制御
するハード発光と、CPUからの制御信号によりソフト
的に発光を制御するソフト発光とがある。
光開始信号、発光停止信号によりハード的に発光を制御
するハード発光と、CPUからの制御信号によりソフト
的に発光を制御するソフト発光とがある。
【0094】ところで、メインフラッシュ装置MFとサ
ブフラッシュ装置SFとを同期させて発光させるには、
もちろんハード発光でも可能であるが、ソフト発光にお
いても実現することができる。図8は、それを実現する
ためにメインフラッシュ装置MFがSDTo端子から出
力する信号の波形である。
ブフラッシュ装置SFとを同期させて発光させるには、
もちろんハード発光でも可能であるが、ソフト発光にお
いても実現することができる。図8は、それを実現する
ためにメインフラッシュ装置MFがSDTo端子から出
力する信号の波形である。
【0095】前記メインフラッシュ装置MFは、まず、
SDTo端子より非同期通信時と同様にパイロット信号
を出力した後、第1キャラクタ“04H”を出力する。
図11で後述するように、C1=04Hは、ソフト発光
コマンドである。
SDTo端子より非同期通信時と同様にパイロット信号
を出力した後、第1キャラクタ“04H”を出力する。
図11で後述するように、C1=04Hは、ソフト発光
コマンドである。
【0096】このコマンドを出力した後所定時間は、こ
のSDTo端子の信号線をソフト発光用の信号ラインと
して使用する。この時間内にSDTo端子がHレベルか
らLレベルに立ち下がると、メインフラッシュ装置MF
とサブフラッシュ装置SFが共に同時に発光する。但
し、逆にSDTo端子からの信号がLレベルからHレベ
ルになった時には、発光停止とすることも可能である
が、本実施例では発光停止信号としては使用しない。
のSDTo端子の信号線をソフト発光用の信号ラインと
して使用する。この時間内にSDTo端子がHレベルか
らLレベルに立ち下がると、メインフラッシュ装置MF
とサブフラッシュ装置SFが共に同時に発光する。但
し、逆にSDTo端子からの信号がLレベルからHレベ
ルになった時には、発光停止とすることも可能である
が、本実施例では発光停止信号としては使用しない。
【0097】この一定時間が過ぎると、SDTo端子の
信号線は、データ通信用として復帰する。もちろん、こ
の一定時間を通信により変更することも可能である。
信号線は、データ通信用として復帰する。もちろん、こ
の一定時間を通信により変更することも可能である。
【0098】次に図9を参照して、フラッシュ装置の多
灯制御時のデータ通信の流れについて説明する。この図
9は、多灯制御時のデータ通信の一連の流れを示したも
のである。
灯制御時のデータ通信の流れについて説明する。この図
9は、多灯制御時のデータ通信の一連の流れを示したも
のである。
【0099】(1)データ…まず、カメラ本体CBから
STXDs端子を通して、メインフラッシュ装置MFへ
一連の情報がデータとして送られる。
STXDs端子を通して、メインフラッシュ装置MFへ
一連の情報がデータとして送られる。
【0100】(2)データ…メインフラッシュ装置MF
はカメラ本体CBからデータを受け取ると、SRXDs
端子を通して、メインフラッシュ装置MFが記憶する情
報をデータとしてカメラ本体CBに送る。
はカメラ本体CBからデータを受け取ると、SRXDs
端子を通して、メインフラッシュ装置MFが記憶する情
報をデータとしてカメラ本体CBに送る。
【0101】(3)データ…次にメインフラッシュ装置
MFは、SDTo端子を通して、メインフラッシュ装置
MFが記憶する情報をデータとしてSF端子に送る。
MFは、SDTo端子を通して、メインフラッシュ装置
MFが記憶する情報をデータとしてSF端子に送る。
【0102】(4)データ…メインフラッシュ装置MF
はSDTo端子を通してSFNo.の割付を行うことを
各サブフラッシュ装置SFに対し宣言する。(この割付
の宣言はパイロット信号+“07H”をSDTo端子か
ら出力することにより実行する。この時SFNo.割付
宣言と同時に、SCTo端子の信号をHレベルに、RL
o端子の信号をLレベルにする。所定時間後SCTo端
子をLレベルに戻す。また他のSF端子もSCTo端子
の信号もHレベルにセットする。) (5)データ…次にメインフラッシュ装置MFは、SD
To端子を通して“01H”を送信する。
はSDTo端子を通してSFNo.の割付を行うことを
各サブフラッシュ装置SFに対し宣言する。(この割付
の宣言はパイロット信号+“07H”をSDTo端子か
ら出力することにより実行する。この時SFNo.割付
宣言と同時に、SCTo端子の信号をHレベルに、RL
o端子の信号をLレベルにする。所定時間後SCTo端
子をLレベルに戻す。また他のSF端子もSCTo端子
の信号もHレベルにセットする。) (5)データ…次にメインフラッシュ装置MFは、SD
To端子を通して“01H”を送信する。
【0103】この時、MFの隣のサブフラッシュ装置S
Fは、その送信された番号“01H”を取り込み、自身
の番号とする。すなわちサブフラッシュ装置SF1と認
識する。その後、サブフラッシュ装置SF1は、SCT
o端子の信号レベルをLレベルにする。
Fは、その送信された番号“01H”を取り込み、自身
の番号とする。すなわちサブフラッシュ装置SF1と認
識する。その後、サブフラッシュ装置SF1は、SCT
o端子の信号レベルをLレベルにする。
【0104】(5)´データ…サブフラッシュ装置SF
1からメインフラッシュ装置MFに対し、SDR1端子
を通して“01H”と、充電情報を表す1キャラクタの
データ、合計2キャラクタ分を送信する。メインフラッ
シュ装置MFは、最初の1キャラクタでサブフラッシュ
装置SF1が接続していることを確認し、2つめのキャ
ラクタでその充電状態を知る。
1からメインフラッシュ装置MFに対し、SDR1端子
を通して“01H”と、充電情報を表す1キャラクタの
データ、合計2キャラクタ分を送信する。メインフラッ
シュ装置MFは、最初の1キャラクタでサブフラッシュ
装置SF1が接続していることを確認し、2つめのキャ
ラクタでその充電状態を知る。
【0105】(6)データ…次に、メインフラッシュ装
置MFは、SDTo端子を通して“02H”を送信す
る。
置MFは、SDTo端子を通して“02H”を送信す
る。
【0106】このとき、メインフラッシュ装置MFから
数えて2番目に接続されているサブフラッシュ装置SF
は、受信した番号を取り込んで自身の番号とする。すな
わちサブフラッシュ装置SF2と認識する。またこの
時、このサブフラッシュ装置SF2は、SCTo端子の
信号レベルをLレベルにする。
数えて2番目に接続されているサブフラッシュ装置SF
は、受信した番号を取り込んで自身の番号とする。すな
わちサブフラッシュ装置SF2と認識する。またこの
時、このサブフラッシュ装置SF2は、SCTo端子の
信号レベルをLレベルにする。
【0107】(6)´データ…前記サブフラッシュ装置
SF2からメインフラッシュ装置MFに対し、SDRi
端子を通して“02H”とサブフラッシュ装置SF2の
持つ充電情報を送信する。メインフラッシュ装置MF
は、(5)´データの時と同様にサブフラッシュ装置S
F2の存在とその充電状態を知る。
SF2からメインフラッシュ装置MFに対し、SDRi
端子を通して“02H”とサブフラッシュ装置SF2の
持つ充電情報を送信する。メインフラッシュ装置MF
は、(5)´データの時と同様にサブフラッシュ装置S
F2の存在とその充電状態を知る。
【0108】(7)データ(図10)…サブフラッシュ
装置SFが、さらに接続されている場合には、(5),
(5)´データ若しくは、(6),(6)´データの繰
り返しとなる。
装置SFが、さらに接続されている場合には、(5),
(5)´データ若しくは、(6),(6)´データの繰
り返しとなる。
【0109】次に図10のタイムチャートを参照して、
メインフラッシュ装置MFのデータ通信について説明す
る。
メインフラッシュ装置MFのデータ通信について説明す
る。
【0110】この図10は、図9で前述した内容を各デ
ータ端子STXDs端子,SRXDs端子,SDTo端
子,SDRo端子に流れる信号波形で表したものであ
る。
ータ端子STXDs端子,SRXDs端子,SDTo端
子,SDRo端子に流れる信号波形で表したものであ
る。
【0111】(1)〜(6)´データまでは、図9で説
明した通りである。
明した通りである。
【0112】以下はサブフラッシュ装置SFが2台しか
ない場合の説明である。
ない場合の説明である。
【0113】(7)データ…メインフラッシュ装置MF
は、SDTo端子を通して“03H”を送信する。とこ
ろが、サブフラッシュ装置SF3に当たるフラッシュは
存在しないため、SDRi端子からSDRo端子を通し
ての応答はない。メインフラッシュ装置MFは一定時間
を待ち、応答が無い場合“03H”の7bit目をセッ
トした値、すなわち80Hを加えた“83H”を再び出
力する。これでも応答が無い場合には、一定時間後にS
FNo割付作業を終了する。
は、SDTo端子を通して“03H”を送信する。とこ
ろが、サブフラッシュ装置SF3に当たるフラッシュは
存在しないため、SDRi端子からSDRo端子を通し
ての応答はない。メインフラッシュ装置MFは一定時間
を待ち、応答が無い場合“03H”の7bit目をセッ
トした値、すなわち80Hを加えた“83H”を再び出
力する。これでも応答が無い場合には、一定時間後にS
FNo割付作業を終了する。
【0114】また、80Hを加えた“83H”を再び出
力するのは、分岐可能な専用接続コード2を使用した接
続状態のところで後述する。
力するのは、分岐可能な専用接続コード2を使用した接
続状態のところで後述する。
【0115】次に図11には、第1キャラクタC1のキ
ャラクタ表示とその意味を示す。
ャラクタ表示とその意味を示す。
【0116】第1キャラクタC1は、前述したように、
それ以後に送るキャラクタが何を意味するかを示した
り、あるいはそのキャラクタ自体がコマンドであったり
する特別なキャラクタである。ここでは、本実施例で使
用している7つの第1キャラクタC1の意味を説明す
る。
それ以後に送るキャラクタが何を意味するかを示した
り、あるいはそのキャラクタ自体がコマンドであったり
する特別なキャラクタである。ここでは、本実施例で使
用している7つの第1キャラクタC1の意味を説明す
る。
【0117】01H…カメラ本体CBからメインフラッ
シュ装置MFへデータ通信する場合に第1キャラクタと
して出力する。第2キャラクタ以降はフィルム感度、絞
り値、シャッタスピード、レンズの焦点距離等に関する
データを表す。
シュ装置MFへデータ通信する場合に第1キャラクタと
して出力する。第2キャラクタ以降はフィルム感度、絞
り値、シャッタスピード、レンズの焦点距離等に関する
データを表す。
【0118】02H…メインフラッシュ装置MFからカ
メラ本体CBへデータ通信する場合に、第1キャラクタ
として出力する。第2キャラクタ以降は発光モード情
報、サブフラッシュ装置SFの接続後、充電状態等に関
するデータを表す。
メラ本体CBへデータ通信する場合に、第1キャラクタ
として出力する。第2キャラクタ以降は発光モード情
報、サブフラッシュ装置SFの接続後、充電状態等に関
するデータを表す。
【0119】03H…メインフラッシュ装置MFからサ
ブフラッシュ装置SFへデータ通信する場合に、第1キ
ャラクタとして出力する。第2キャラクタ以降にはカメ
ラ本体CBから得たフィルム感度、シャッタスピード等
の情報の他、メインフラッシュ装置MFの操作部材で設
定された各フラッシュの発光GNoや発光量比、あるい
は発光モード等も送信する。
ブフラッシュ装置SFへデータ通信する場合に、第1キ
ャラクタとして出力する。第2キャラクタ以降にはカメ
ラ本体CBから得たフィルム感度、シャッタスピード等
の情報の他、メインフラッシュ装置MFの操作部材で設
定された各フラッシュの発光GNoや発光量比、あるい
は発光モード等も送信する。
【0120】04H…各フラッシュ装置をソフト的に同
期させて発光させる場合に、メインフラッシュ装置MF
からサブフラッシュ装置SFに対して出力するコマン
ド。このコマンドを出力するとSDToはソフト発光制
御用の信号ラインとなり、各SFはSDToがLレベル
になると発光する。但し、このコマンド出力後、所定時
間が経過するとSDToは基のデータ通信用の信号ライ
ンに復帰する。
期させて発光させる場合に、メインフラッシュ装置MF
からサブフラッシュ装置SFに対して出力するコマン
ド。このコマンドを出力するとSDToはソフト発光制
御用の信号ラインとなり、各SFはSDToがLレベル
になると発光する。但し、このコマンド出力後、所定時
間が経過するとSDToは基のデータ通信用の信号ライ
ンに復帰する。
【0121】05H・・・・各フラッシュ装置を同時に
テスト発光させるためにメインフラッシュ装置MFが出
力するコマンドである。このコマンドが出力されると、
ソフト発光同様、SDTo端子の信号線がソフト発光用
の信号ラインとなり各サブフラッシュ装置SFはSDT
o端子の信号レベルがLレベルになると発光する。この
テスト発光コマンドとソフト発光コマンドとの内容は、
ほとんどおなじであるが、ソフト発光制御用から通常の
データ通信用の信号ラインに復帰する時間が異なる。特
に発光モードが2(TTL2モード)の時のテスト発光
時の時間は長く設定してある。
テスト発光させるためにメインフラッシュ装置MFが出
力するコマンドである。このコマンドが出力されると、
ソフト発光同様、SDTo端子の信号線がソフト発光用
の信号ラインとなり各サブフラッシュ装置SFはSDT
o端子の信号レベルがLレベルになると発光する。この
テスト発光コマンドとソフト発光コマンドとの内容は、
ほとんどおなじであるが、ソフト発光制御用から通常の
データ通信用の信号ラインに復帰する時間が異なる。特
に発光モードが2(TTL2モード)の時のテスト発光
時の時間は長く設定してある。
【0122】06H…カメラのレリーズボタンが押され
たときに、カメラ本体CBからメインフラッシュ装置M
Fに対し出力する信号である。メインフラッシュ装置M
Fの発光モードが1(TTL1)の時には、ハード発光
制御であり、問題は無いが、発光モードが2(TTL
2)若しくは(MANU)の時は、ソフト発光制御であ
り、予めカメラ本体CBがメインフラッシュ装置MFに
対して、あるいはメインフラッシュ装置MFがサブフラ
ッシュ装置SFに対して、ソフト発光の準備をさせなけ
ればならない。そのためカメラのレリーズボタンが押さ
れた時に、カメラ本体CBからメインフラッシュ装置M
Fに対してレリーズオン信号(SC1=“06H”)を
出力する。(この信号を受けるとメインフラッシュ装置
MFはサブフラッシュ装置SFに対しソフト発光コマン
ドを出力する。) 07H…メインフラッシュ装置MFが各サブフラッシュ
装置SFに対して、サブフラッシュ装置SFの番号を割
り付ける作業を行うルーチンい入るよう命令するコマン
ドである。メインフラッシュ装置MFはカメラとのデー
タ通信を終えると、サブフラッシュ装置SFに対して、
SDTo端子を通して、各種の情報を送信する。その
後、このSFNo割付コマンドを送信し、SFNoの割
付作業を行う。
たときに、カメラ本体CBからメインフラッシュ装置M
Fに対し出力する信号である。メインフラッシュ装置M
Fの発光モードが1(TTL1)の時には、ハード発光
制御であり、問題は無いが、発光モードが2(TTL
2)若しくは(MANU)の時は、ソフト発光制御であ
り、予めカメラ本体CBがメインフラッシュ装置MFに
対して、あるいはメインフラッシュ装置MFがサブフラ
ッシュ装置SFに対して、ソフト発光の準備をさせなけ
ればならない。そのためカメラのレリーズボタンが押さ
れた時に、カメラ本体CBからメインフラッシュ装置M
Fに対してレリーズオン信号(SC1=“06H”)を
出力する。(この信号を受けるとメインフラッシュ装置
MFはサブフラッシュ装置SFに対しソフト発光コマン
ドを出力する。) 07H…メインフラッシュ装置MFが各サブフラッシュ
装置SFに対して、サブフラッシュ装置SFの番号を割
り付ける作業を行うルーチンい入るよう命令するコマン
ドである。メインフラッシュ装置MFはカメラとのデー
タ通信を終えると、サブフラッシュ装置SFに対して、
SDTo端子を通して、各種の情報を送信する。その
後、このSFNo割付コマンドを送信し、SFNoの割
付作業を行う。
【0123】次に図12には、分岐した多灯接続の構成
例を示す。
例を示す。
【0124】前述した図2に示す接続構成では、サブフ
ラッシュ装置SFを何台でも増やすことが可能な反面、
一方向にしか延ばせない、という欠点がある。すなわ
ち、カメラから被写体に向かって左方向あるいは右方向
には増灯可能であるが両方行へ同時に延ばすことができ
ない。このような不都合を解消するため、本実施例では
二股に分かれている専用接続コード6aを使用する。こ
の接続コードをメインフラッシュ装置MFのLOUT コネ
クタ4に接続することにより、右方向と左方向同時に増
灯することが可能になる。
ラッシュ装置SFを何台でも増やすことが可能な反面、
一方向にしか延ばせない、という欠点がある。すなわ
ち、カメラから被写体に向かって左方向あるいは右方向
には増灯可能であるが両方行へ同時に延ばすことができ
ない。このような不都合を解消するため、本実施例では
二股に分かれている専用接続コード6aを使用する。こ
の接続コードをメインフラッシュ装置MFのLOUT コネ
クタ4に接続することにより、右方向と左方向同時に増
灯することが可能になる。
【0125】図13には、図2に示した専用接続コード
6の構成を示す。
6の構成を示す。
【0126】この専用接続コード6は、ひとつのLOUT
コネクタ4とLINコネクタ3を接続するためのものであ
り、各端子のRLoとRLi,SCToとSCTi、X
oとXi,TTLoとTTLi、SDToとSDTi,
SDRoとSDRi、及びGNDがそれぞれ1対1の接
続対応になっている。
コネクタ4とLINコネクタ3を接続するためのものであ
り、各端子のRLoとRLi,SCToとSCTi、X
oとXi,TTLoとTTLi、SDToとSDTi,
SDRoとSDRi、及びGNDがそれぞれ1対1の接
続対応になっている。
【0127】図14は、図12に示した専用接続コード
6aの構成を示す。
6aの構成を示す。
【0128】この専用接続コード6aは、1つのLOUT
コネクタと2つのLINコネクタとを接続するように1対
2対応に構成される。対応する端子は、専用接続コード
6と同じである。但し、R側のLINコネクタのRLi端
子は接続を識別するためにRLo端子とは接続しておら
ず、オープンになっている。
コネクタと2つのLINコネクタとを接続するように1対
2対応に構成される。対応する端子は、専用接続コード
6と同じである。但し、R側のLINコネクタのRLi端
子は接続を識別するためにRLo端子とは接続しておら
ず、オープンになっている。
【0129】図15には、図2に示した構成のアリセサ
リシステムの動作(メインルーチン)を説明するための
フローチャートである。接続構成された各フラッシュ装
置は、電源スイッチ(図示せず)を投入すると、必ずこ
のルーチンに入る。
リシステムの動作(メインルーチン)を説明するための
フローチャートである。接続構成された各フラッシュ装
置は、電源スイッチ(図示せず)を投入すると、必ずこ
のルーチンに入る。
【0130】まず、最初にフラッシュ装置は、メモリを
初期化する若しくは、ディフォルト値を設定する(ステ
ップS1)。
初期化する若しくは、ディフォルト値を設定する(ステ
ップS1)。
【0131】次に、SCTi端子及びMCTs端子の信
号を取り込み、上記図6に示した表に従い、自らの識別
を行う。また、SCTo端子からの識別信号SCToも
表にしたがって出力する(ステップS2)。
号を取り込み、上記図6に示した表に従い、自らの識別
を行う。また、SCTo端子からの識別信号SCToも
表にしたがって出力する(ステップS2)。
【0132】そして上記識別に従い、図6に示した設定
に従いXTsel1 を制御する(ステップS3)。な
お、ステップS1において、メモリを初期化した後、M
CTs端子とSCTi端子の信号がHレベル状態であれ
ば、次のステップS2においての識別では“接続無し”
と認識し、XTsel1 はLレベルになる。もちろん1
回でもMCTs端子またはSCTi端子の信号レベルが
Lレベルになれば、フラッシュ装置の電源スイッチがオ
フされない限り“接続無し”の識別をすることはなく、
両端子の信号がHレベルになっても“スタンバイ状態”
と見なし、XTsel1 は前状態を維持する。
に従いXTsel1 を制御する(ステップS3)。な
お、ステップS1において、メモリを初期化した後、M
CTs端子とSCTi端子の信号がHレベル状態であれ
ば、次のステップS2においての識別では“接続無し”
と認識し、XTsel1 はLレベルになる。もちろん1
回でもMCTs端子またはSCTi端子の信号レベルが
Lレベルになれば、フラッシュ装置の電源スイッチがオ
フされない限り“接続無し”の識別をすることはなく、
両端子の信号がHレベルになっても“スタンバイ状態”
と見なし、XTsel1 は前状態を維持する。
【0133】次に、スタンバイ状態か否か判定し(ステ
ップS4)、スタンバイ状態と判定した場合には(YE
S)、ステップS2に戻る。すなわち、スタンバイ状態
において、データやコマンドの送受信や設定操作等の動
作は一切せず、省エネモードにはいる。しかし、スタン
バイ状態ではないと判定した場合には(NO)、次のス
テップS5に移行する。
ップS4)、スタンバイ状態と判定した場合には(YE
S)、ステップS2に戻る。すなわち、スタンバイ状態
において、データやコマンドの送受信や設定操作等の動
作は一切せず、省エネモードにはいる。しかし、スタン
バイ状態ではないと判定した場合には(NO)、次のス
テップS5に移行する。
【0134】このステップS5で、メインフラッシュ装
置MFか否か判定し、メインフラッシュ装置MFであっ
た場合(YES)、“設定操作”サブルーチン(図16
参照)に移行し(ステップS6)、設定操作が終了した
後、STXDs=Lか否か判定し(ステップS7)、こ
の判定でLレベルならば(YES)、カメラ本体CB及
びサブフラッシュ装置SFとデータ通信する“MFデー
タ通信”サブルーチンへと進み(ステップS8)、Hレ
ベルならば(NO)、ステップS2に戻る。
置MFか否か判定し、メインフラッシュ装置MFであっ
た場合(YES)、“設定操作”サブルーチン(図16
参照)に移行し(ステップS6)、設定操作が終了した
後、STXDs=Lか否か判定し(ステップS7)、こ
の判定でLレベルならば(YES)、カメラ本体CB及
びサブフラッシュ装置SFとデータ通信する“MFデー
タ通信”サブルーチンへと進み(ステップS8)、Hレ
ベルならば(NO)、ステップS2に戻る。
【0135】一方、前述したステップS5の判定で、メ
インフラッシュ装置MFではないと判定された場合には
(NO)、識別結果が、サブフラッシュ装置SFか否か
判定する(ステップS9)。この判定でサブフラッシュ
装置SFであった場合はSDToを検出し、Lレベルで
あったら(ステップS12)でサブルーチン“SFデー
タ通信”(第24図)を実行する。SFではない場合、
より具体的には“接続無し”と認識した場合には(ステ
ップS12)の処理を通らずに(ステップS14)に進
む。(ステップS14)は“設定動作”のサブルーチン
であり、第16図で詳しく説明する。この処理が終わる
と(ステップS2)に戻り、再び同じ処理を繰り返す。
インフラッシュ装置MFではないと判定された場合には
(NO)、識別結果が、サブフラッシュ装置SFか否か
判定する(ステップS9)。この判定でサブフラッシュ
装置SFであった場合はSDToを検出し、Lレベルで
あったら(ステップS12)でサブルーチン“SFデー
タ通信”(第24図)を実行する。SFではない場合、
より具体的には“接続無し”と認識した場合には(ステ
ップS12)の処理を通らずに(ステップS14)に進
む。(ステップS14)は“設定動作”のサブルーチン
であり、第16図で詳しく説明する。この処理が終わる
と(ステップS2)に戻り、再び同じ処理を繰り返す。
【0136】次に、図16のフローチャート参照して、
“設定操作”サブルーチンについて説明する。
“設定操作”サブルーチンについて説明する。
【0137】このサブルーチンでは主として、操作釦S
W1〜SW4のいずれかが押されている場合の処理と、
LCD表示を制御するためのL−CPUに対してデータ
を送る処理とを行う。
W1〜SW4のいずれかが押されている場合の処理と、
LCD表示を制御するためのL−CPUに対してデータ
を送る処理とを行う。
【0138】まず、SW1がオンしている否か判定し
(ステップS21)、オンしていれば、すなわちS01
=Lの場合には(YES)、“テスト発光”サブルーチ
ンを実行する(ステップS22)。次にSW2がオンし
ている否か判定し(ステップS23)、オンしている、
すなわちS02=Lの場合には(YES)、“モード設
定”サブルーチンを実行する(ステップS24)。
(ステップS21)、オンしていれば、すなわちS01
=Lの場合には(YES)、“テスト発光”サブルーチ
ンを実行する(ステップS22)。次にSW2がオンし
ている否か判定し(ステップS23)、オンしている、
すなわちS02=Lの場合には(YES)、“モード設
定”サブルーチンを実行する(ステップS24)。
【0139】さらにSW3がオンしている否か判定し
(ステップS25)、オンしている、すなわちS03=
Lの場合には(YES)、表示切替の処理を行う(ステ
ップS26)。ここで“テスト発光”サブルーチンは、
図19で、“モード設定”サブルーチンは図20で詳し
く説明する。
(ステップS25)、オンしている、すなわちS03=
Lの場合には(YES)、表示切替の処理を行う(ステ
ップS26)。ここで“テスト発光”サブルーチンは、
図19で、“モード設定”サブルーチンは図20で詳し
く説明する。
【0140】以下、図16のフローチャートでは、表示
切替の処理について説明する。
切替の処理について説明する。
【0141】ここで、表示状態は3通りあり、表示A、
表示B、表示Cの状態をSW3により切り換えることが
できるものとする。これらの表示A、表示B、表示Cの
表示状態は図31に示した。表示AではISO値(フィ
ルム感度)、FNo値(絞り値)、ZOOM値(照射
角)を数値で表示する。表示BではMF,SF1,SF
2,SF3のGNo値を表示する。(多灯制御モードに
なっていない場合は自分のGNoのみを表示する。)表
示CではMF,SF1,SF2,SF3の発光GNo比
を表示する。
表示B、表示Cの状態をSW3により切り換えることが
できるものとする。これらの表示A、表示B、表示Cの
表示状態は図31に示した。表示AではISO値(フィ
ルム感度)、FNo値(絞り値)、ZOOM値(照射
角)を数値で表示する。表示BではMF,SF1,SF
2,SF3のGNo値を表示する。(多灯制御モードに
なっていない場合は自分のGNoのみを表示する。)表
示CではMF,SF1,SF2,SF3の発光GNo比
を表示する。
【0142】この表示切替ではSW3が押されていると
表示A→表示B→表示Cの順に表示を切り換えて行く。
表示A→表示B→表示Cの順に表示を切り換えて行く。
【0143】まず、現在の表示モードが表示Aか表示B
か表示Cかを判定する(ステップS27,S28)。ス
テップS27で表示モードが表示Aである場合(YE
S)、SW4がオンすなわち、S04=Lであるか否か
判定する(ステップS29)。この判定でSW4がオン
の場合には(YES)、設定切換A”サブルーチンを実
行し(ステップS30)、表示A操作を行う(ステップ
S31)。しかしSW4がオフの場合には(NO)、直
ちにステップS31の表示A操作を行う。この表示Aの
操作はISO値やFNo値、ZOOM値をL−CPUに
データとして送信する他、発光モード等の情報も送信す
る。
か表示Cかを判定する(ステップS27,S28)。ス
テップS27で表示モードが表示Aである場合(YE
S)、SW4がオンすなわち、S04=Lであるか否か
判定する(ステップS29)。この判定でSW4がオン
の場合には(YES)、設定切換A”サブルーチンを実
行し(ステップS30)、表示A操作を行う(ステップ
S31)。しかしSW4がオフの場合には(NO)、直
ちにステップS31の表示A操作を行う。この表示Aの
操作はISO値やFNo値、ZOOM値をL−CPUに
データとして送信する他、発光モード等の情報も送信す
る。
【0144】次に上記ステップS27で表示モードが表
示Aでなかった場合には(NO)、表示モードが表示B
であるか否か判定する(ステップS28)。表示Bであ
った場合には(YES)、S04=Lか否か判定する
(ステップS32)。S04=Lならば(YES)、
“設定切換B”サブルーチンを実行する(ステップS3
3)。その後、設定B操作を行う(ステップS34)。
この表示B操作は、ISO値、FNo値、ZOOM値の
代わりにMF,SF1,SF2,SF3の各GNo値を
L−CPUに送信する以外は表示A操作と同じである。
但し、多灯制御モードではない場合は、自分のGNo値
のみを送信し、他のGNo値はブランク表示するよう送
信する。
示Aでなかった場合には(NO)、表示モードが表示B
であるか否か判定する(ステップS28)。表示Bであ
った場合には(YES)、S04=Lか否か判定する
(ステップS32)。S04=Lならば(YES)、
“設定切換B”サブルーチンを実行する(ステップS3
3)。その後、設定B操作を行う(ステップS34)。
この表示B操作は、ISO値、FNo値、ZOOM値の
代わりにMF,SF1,SF2,SF3の各GNo値を
L−CPUに送信する以外は表示A操作と同じである。
但し、多灯制御モードではない場合は、自分のGNo値
のみを送信し、他のGNo値はブランク表示するよう送
信する。
【0145】上記ステップS38で表示Bでないと判定
された場合には(NO)、表示Cであるでものと判定さ
れ、次にS04=Lか否か判定する(ステップS3
5)。
された場合には(NO)、表示Cであるでものと判定さ
れ、次にS04=Lか否か判定する(ステップS3
5)。
【0146】この判定でS04=Lならば(YES)、
“設定切換C”サブルーチンを実行する(ステップS3
6)。その後、表示C操作を行う(ステップS37
6)。この表示Cの操作は、GNo値の代わりにGNo
比をL−CPUに送信する以外は表示B操作と同様であ
る。
“設定切換C”サブルーチンを実行する(ステップS3
6)。その後、表示C操作を行う(ステップS37
6)。この表示Cの操作は、GNo値の代わりにGNo
比をL−CPUに送信する以外は表示B操作と同様であ
る。
【0147】これらの処理が終わるとリターンし、メイ
ンルーチンに戻る。
ンルーチンに戻る。
【0148】次に図17,図18のフローチャートを参
照して、”設定切換A”サブルーチンについて説明す
る。
照して、”設定切換A”サブルーチンについて説明す
る。
【0149】前述した図16のフローチャート中で表示
モードが表示Aの場合に、SW4がオンになると、本サ
ブルーチンに入り(ステップS41)、SW4がオフに
なった時点で(NO)、次のステップS42に移行す
る。ここでISO値の変更を行うことを明示するために
L−CPUに対し、ISO値の表示を点滅させる命令を
出す。その後数値を上下させるループ(ステップS43
〜S49)に移行する。このループにおいては、SW5
がオンか否か判定し(ステップS43)、SW5がオ
ン、すなわちS05=Lの場合には(YES)、ISO
値をアップさせる(ステップS44)、しかしSW5が
オフの場合には(NO)、次にSW6がオンか否か判定
する(ステップS45)。
モードが表示Aの場合に、SW4がオンになると、本サ
ブルーチンに入り(ステップS41)、SW4がオフに
なった時点で(NO)、次のステップS42に移行す
る。ここでISO値の変更を行うことを明示するために
L−CPUに対し、ISO値の表示を点滅させる命令を
出す。その後数値を上下させるループ(ステップS43
〜S49)に移行する。このループにおいては、SW5
がオンか否か判定し(ステップS43)、SW5がオ
ン、すなわちS05=Lの場合には(YES)、ISO
値をアップさせる(ステップS44)、しかしSW5が
オフの場合には(NO)、次にSW6がオンか否か判定
する(ステップS45)。
【0150】この判定で、SW6がオン、すなわちS0
6=Lの場合には(YES)、ISO値をダウンさせる
(ステップS46)。その変更値は、その度L−CPU
へデータとして送信し(ステップS47)、0.5秒の
待機する(ステップS48)。このループの中には、
0.5秒の待機時間が入っているため、連続してISO
値をアップまたはダウンする場合でも、0.5秒ずつ数
値が変化するようになっている。
6=Lの場合には(YES)、ISO値をダウンさせる
(ステップS46)。その変更値は、その度L−CPU
へデータとして送信し(ステップS47)、0.5秒の
待機する(ステップS48)。このループの中には、
0.5秒の待機時間が入っているため、連続してISO
値をアップまたはダウンする場合でも、0.5秒ずつ数
値が変化するようになっている。
【0151】次に、SW4が再びオン、すなわちS04
=Lか否か判定し(ステップS49)、SW4が再びオ
ンすれば、すなわちS04=Lになると(YES)、こ
のループから抜け、SW4が再びオフするまで待機する
(ステップS50)。
=Lか否か判定し(ステップS49)、SW4が再びオ
ンすれば、すなわちS04=Lになると(YES)、こ
のループから抜け、SW4が再びオフするまで待機する
(ステップS50)。
【0152】SW4がオフすると(NO)、ISO値を
点灯及びFNo値を点滅させる命令をL−CPUに出し
て(ステップS51)、次のループに移行し、同様に、
SW5およびSW6によりFNo値をアップ・ダウンし
てSW4が再びオンになるまでこのループでの操作を続
ける(ステップS52〜S58)。
点灯及びFNo値を点滅させる命令をL−CPUに出し
て(ステップS51)、次のループに移行し、同様に、
SW5およびSW6によりFNo値をアップ・ダウンし
てSW4が再びオンになるまでこのループでの操作を続
ける(ステップS52〜S58)。
【0153】上記ステップS58で、SW4がオンにな
ることにより(YES)、このループから抜け出て、S
W4がオフになるまで待機する(ステップS59)。そ
して、ステップS59でSW4がオフになると(N
O)、FNoを点灯状態に戻した後ZOOM値を点滅す
る命令をL−CPUに出力する(ステップS60)。
ることにより(YES)、このループから抜け出て、S
W4がオフになるまで待機する(ステップS59)。そ
して、ステップS59でSW4がオフになると(N
O)、FNoを点灯状態に戻した後ZOOM値を点滅す
る命令をL−CPUに出力する(ステップS60)。
【0154】その後、前述したと同様に、SW5とSW
6によりZOOM値をアップ・ダウンし、SW4が再び
オンになったところでこのループでの操作を抜け出す
(ステップS61〜S67)。次にステップS68でS
W4がオフされると(NO)、ZOOM値を点灯状態に
戻す命令をL−CPUに出力して(ステップS69)、
メインルーチンにリターンする。
6によりZOOM値をアップ・ダウンし、SW4が再び
オンになったところでこのループでの操作を抜け出す
(ステップS61〜S67)。次にステップS68でS
W4がオフされると(NO)、ZOOM値を点灯状態に
戻す命令をL−CPUに出力して(ステップS69)、
メインルーチンにリターンする。
【0155】次に、図19のフローチャートを参照し
て、“設定切換B”、“設定切換C”サブルーチン)に
ついて説明する。
て、“設定切換B”、“設定切換C”サブルーチン)に
ついて説明する。
【0156】ここで、設定切り換えB、設定切り換えC
では、設定する数値自体は異なるが、操作内容は全く同
じであるため、併せて説明する。
では、設定する数値自体は異なるが、操作内容は全く同
じであるため、併せて説明する。
【0157】まず、S04=Lでなくなる、すなわちS
W4がオフになるまで(つまりSW4から指を離す)待
機する(ステップS71)。SW4がオフされる(S0
4=Hになる)と、変数n=0に設定する(ステップS
72)。
W4がオフになるまで(つまりSW4から指を離す)待
機する(ステップS71)。SW4がオフされる(S0
4=Hになる)と、変数n=0に設定する(ステップS
72)。
【0158】次に、左からn番目(n=0の場合は一番
左)の数値表示を点滅させる(ステップS73)。
左)の数値表示を点滅させる(ステップS73)。
【0159】その後、“設定切換B”の時は、GNo値
であるG(n)、また“設定切換C”の時はGNo比で
あるR(n)を、SW5がオンまたはSW6がオンして
いる場合に+1または−1を加える(ステップS74〜
S77)。このG(n)またはR(n)の値は、1回の
ループにつき1回L−CPUにデータとして出力する
(ステップS78)。そして、0.5秒待機する(ステ
ップS79)。この0.5秒の待機時間があるため、S
W5若しくはSW6がオン状態を維持し続けている場合
には、0.5秒毎にその値がアップまたはダウンする。
であるG(n)、また“設定切換C”の時はGNo比で
あるR(n)を、SW5がオンまたはSW6がオンして
いる場合に+1または−1を加える(ステップS74〜
S77)。このG(n)またはR(n)の値は、1回の
ループにつき1回L−CPUにデータとして出力する
(ステップS78)。そして、0.5秒待機する(ステ
ップS79)。この0.5秒の待機時間があるため、S
W5若しくはSW6がオン状態を維持し続けている場合
には、0.5秒毎にその値がアップまたはダウンする。
【0160】次にSW4のオンにより(ステップS8
0)、このループから一旦抜け、さらにSW4のオフす
れば、すなわちS04=Lでなくなると(ステップS8
1)、n番目の表示を点滅から点灯に戻すようにL−C
PUに命令を出力する(ステップS82)。
0)、このループから一旦抜け、さらにSW4のオフす
れば、すなわちS04=Lでなくなると(ステップS8
1)、n番目の表示を点滅から点灯に戻すようにL−C
PUに命令を出力する(ステップS82)。
【0161】その後、n=3か否か判定し(ステップS
83)、n=3でなければ(NO)、nに1を加えて
(ステップS84)、ステップS73に戻り、再び同じ
操作を繰り返す。すなわち左から順に点滅が移動しその
点滅している数値を切り換えて行く。この操作をn=3
まで行い、N=3ならば(YES)、このサブルーチン
を終了し、メインルーチンにリターンする。
83)、n=3でなければ(NO)、nに1を加えて
(ステップS84)、ステップS73に戻り、再び同じ
操作を繰り返す。すなわち左から順に点滅が移動しその
点滅している数値を切り換えて行く。この操作をn=3
まで行い、N=3ならば(YES)、このサブルーチン
を終了し、メインルーチンにリターンする。
【0162】次に図20のフローチャートを参照して
“テスト発光”サブルーチンについて説明する。
“テスト発光”サブルーチンについて説明する。
【0163】まず、“テスト発光”サブルーチンでは、
最初に図2(b)に示すような発光モードが1〜3のい
ずれであるかを判定する(ステップS91,S92)。
この判定で、発光モードが1、または3の場合には、M
Fの多灯制御であるか否か判定する(ステップS9
3)。
最初に図2(b)に示すような発光モードが1〜3のい
ずれであるかを判定する(ステップS91,S92)。
この判定で、発光モードが1、または3の場合には、M
Fの多灯制御であるか否か判定する(ステップS9
3)。
【0164】このステップS93の判定で、多灯制御に
設定してある場合には(YES)、まず、SDToから
パイロット信号を出力し(ステップS99)、その後、
SDToよりテスト発光コマンドを表す第1キャラクタ
C1=“05H”を出力する(ステップS100)。す
なわち、従属するSFに対し、テスト発光の準備をさせ
る。
設定してある場合には(YES)、まず、SDToから
パイロット信号を出力し(ステップS99)、その後、
SDToよりテスト発光コマンドを表す第1キャラクタ
C1=“05H”を出力する(ステップS100)。す
なわち、従属するSFに対し、テスト発光の準備をさせ
る。
【0165】次に、1msec程待機した後(ステップ
S101)、SDToをLレベルにする(ステップS1
02)。その直後に、CPUは自分の発光部をソフト発
光させる(ステップS103)。このソフト発光の時間
は発光モードにより異なり、発光モードが1の時(すな
わちTTL1モードの時)にはフル発光するのは無駄な
ので発光しているのが確認できる程度の時間だけ発光す
る。また、発光モードが3の時(すなわちマニュアルモ
ードの時)にはマニュアル設定されているGNo分だけ
発光する。ソフト発光が終了するとSDToをHレベル
に戻し(ステップS104)、次のステップS107に
移行する。
S101)、SDToをLレベルにする(ステップS1
02)。その直後に、CPUは自分の発光部をソフト発
光させる(ステップS103)。このソフト発光の時間
は発光モードにより異なり、発光モードが1の時(すな
わちTTL1モードの時)にはフル発光するのは無駄な
ので発光しているのが確認できる程度の時間だけ発光す
る。また、発光モードが3の時(すなわちマニュアルモ
ードの時)にはマニュアル設定されているGNo分だけ
発光する。ソフト発光が終了するとSDToをHレベル
に戻し(ステップS104)、次のステップS107に
移行する。
【0166】しかし上記ステップS93の判定で、多灯
制御に設定されていない場合には(NO)、識別検出を
行い(ステップS94)、この識別検出の結果がSFか
それともMFあるいは接続無しの状態かにより異なる処
理を実行する。この判定で、MFまたは接続無しの場合
には(NO)、前述したステップS103と同様なソフ
ト発光し(ステップS98)、次のステップS107に
移行する。しかし、ステップS94の判定で、SFの場
合には(YES)、まずタイマセットをし(ステップS
95)、SDToをデータ通信用ラインとして復帰させ
る時間を設定する(例えば5msecなど)。
制御に設定されていない場合には(NO)、識別検出を
行い(ステップS94)、この識別検出の結果がSFか
それともMFあるいは接続無しの状態かにより異なる処
理を実行する。この判定で、MFまたは接続無しの場合
には(NO)、前述したステップS103と同様なソフ
ト発光し(ステップS98)、次のステップS107に
移行する。しかし、ステップS94の判定で、SFの場
合には(YES)、まずタイマセットをし(ステップS
95)、SDToをデータ通信用ラインとして復帰させ
る時間を設定する(例えば5msecなど)。
【0167】そして、この設定時間の間、SDToがL
レベルになるか、あるいはタイムオーバーになるまで待
つ(ステップS96〜S97)。タイムオーバーの時に
は(YES)、発光せずにループを抜けて次のステップ
S107に移行する。また、タイムオーバーになる前に
SDTo=Lになった場合は(YES)、ソフト発光を
行い(ステップS98)、次のステップS107に移行
する。
レベルになるか、あるいはタイムオーバーになるまで待
つ(ステップS96〜S97)。タイムオーバーの時に
は(YES)、発光せずにループを抜けて次のステップ
S107に移行する。また、タイムオーバーになる前に
SDTo=Lになった場合は(YES)、ソフト発光を
行い(ステップS98)、次のステップS107に移行
する。
【0168】前述したステップS91の判定で(N
O)、ステップS92の判定で(YES)の場合には、
発光モードが2である、すなわちTTL2モードである
と判定される。次にMFの多灯制御か否かを判定する
(ステップS105)。この判定でMFの多灯制御の場
合(YES)、SDToよりパイロット信号を出力し
(ステップS106)、続いて、第1キャラクタとして
“05H”を出力する(ステップS107)。そして1
msec待機した後(ステップS108)、変数N(発
光回数を表す)を20にセットする(ステップS10
9)。
O)、ステップS92の判定で(YES)の場合には、
発光モードが2である、すなわちTTL2モードである
と判定される。次にMFの多灯制御か否かを判定する
(ステップS105)。この判定でMFの多灯制御の場
合(YES)、SDToよりパイロット信号を出力し
(ステップS106)、続いて、第1キャラクタとして
“05H”を出力する(ステップS107)。そして1
msec待機した後(ステップS108)、変数N(発
光回数を表す)を20にセットする(ステップS10
9)。
【0169】このセットをした後、ステップS110〜
S115のループにはいる。
S115のループにはいる。
【0170】まず、SDToをLレベルにする(ステッ
プS110)。その後、所定時間のソフト発光を行う
(ステップS111)。このソフト発光時間は、例えば
図35の<表示C>の例で言うと、MFはGNoが2と
なる時間とする。その後、SDToをHに戻し(ステッ
プS112)、30msec待機する(ステップS11
3)。そしてNから1引いて(ステップS114)、N
=0か否かを判定し(ステップS115)、N=0でな
ければ(NO)、ステップS110に戻る。ここでは2
0回発光するとN=0となり、次のステップS107に
移行する。
プS110)。その後、所定時間のソフト発光を行う
(ステップS111)。このソフト発光時間は、例えば
図35の<表示C>の例で言うと、MFはGNoが2と
なる時間とする。その後、SDToをHに戻し(ステッ
プS112)、30msec待機する(ステップS11
3)。そしてNから1引いて(ステップS114)、N
=0か否かを判定し(ステップS115)、N=0でな
ければ(NO)、ステップS110に戻る。ここでは2
0回発光するとN=0となり、次のステップS107に
移行する。
【0171】また、上記ステップS105の判定で、多
灯制御ではないと判定された場合には(NO)、SFか
否か識別検出を行い(ステップS116)、SFである
場合には(YES)、まず、タイマをセットする(ステ
ップS117)。このタイマセット時間はインターバル
時間30msec、発光回数20回の間欠発光を行うの
に必要な時間をセットする。例えば、その時間を600
msecとする。
灯制御ではないと判定された場合には(NO)、SFか
否か識別検出を行い(ステップS116)、SFである
場合には(YES)、まず、タイマをセットする(ステ
ップS117)。このタイマセット時間はインターバル
時間30msec、発光回数20回の間欠発光を行うの
に必要な時間をセットする。例えば、その時間を600
msecとする。
【0172】そして(ステップS118〜S121)の
ループに入り、そのセットされた時間の間、SDTiが
H→Lになる度に所定量発光する。例えば図35の<表
示C>に見られる数値が設定されているとすると、MF
が1回当たりGNo.2だけ発光するとすれば、各々の
SFの1回当たりの発光量はSF1はGNo.1、SF
2はGNo.3、SF3はGNo.2だけ発光する。
ループに入り、そのセットされた時間の間、SDTiが
H→Lになる度に所定量発光する。例えば図35の<表
示C>に見られる数値が設定されているとすると、MF
が1回当たりGNo.2だけ発光するとすれば、各々の
SFの1回当たりの発光量はSF1はGNo.1、SF
2はGNo.3、SF3はGNo.2だけ発光する。
【0173】そしてステップS118で、タイムオーバ
ーになると(YES)、次のステップS107に移行す
る。
ーになると(YES)、次のステップS107に移行す
る。
【0174】一方、上記ステップS116の判定でSF
ではないと判断された場合には(NO)、発光回数Nを
20回に設定する(ステップS122)。この設定した
後、発光間隔30msecの間欠発光を行う(ステップ
S123〜S126)。そして、20回の発光が終了す
ると、ステップS126の判定でN=0となり(YE
S)、ステップS107に移行し、S01=Lか否か判
定、すなわちSW1がまだオンしているかどうかを調べ
る。つまり、SW1を連続して押し続けていると再びこ
のサブリーチンに入ってしまい、何度も発光してしまう
といったエネルギーの無駄を避けるために、SW1を一
旦離さないと、このサブルーチンを抜けられないように
している。
ではないと判断された場合には(NO)、発光回数Nを
20回に設定する(ステップS122)。この設定した
後、発光間隔30msecの間欠発光を行う(ステップ
S123〜S126)。そして、20回の発光が終了す
ると、ステップS126の判定でN=0となり(YE
S)、ステップS107に移行し、S01=Lか否か判
定、すなわちSW1がまだオンしているかどうかを調べ
る。つまり、SW1を連続して押し続けていると再びこ
のサブリーチンに入ってしまい、何度も発光してしまう
といったエネルギーの無駄を避けるために、SW1を一
旦離さないと、このサブルーチンを抜けられないように
している。
【0175】次に図22(a)のフローチャートを参照
して、“モード設定”サブルーチンについて説明する。
図22(b)には、発光モードと、そのモードに対応す
るガイドナンバを示す。
して、“モード設定”サブルーチンについて説明する。
図22(b)には、発光モードと、そのモードに対応す
るガイドナンバを示す。
【0176】この“モード設定”サブルーチンでは、ま
ず発光モード値を一旦変数にセットし(ステップS13
1)、次にNに1を加える(ステップS132)。
ず発光モード値を一旦変数にセットし(ステップS13
1)、次にNに1を加える(ステップS132)。
【0177】そして、N=4か否か判定し(ステップS
133)、N=4である場合には(YES)、Nを1と
して(ステップS134)、発光モード値としてNを代
入する(ステップS135)。
133)、N=4である場合には(YES)、Nを1と
して(ステップS134)、発光モード値としてNを代
入する(ステップS135)。
【0178】次に、L−CPUに対し、この発光モード
値をデータ通信する(ステップS136)。0.5秒間
待機した後(ステップS137)、S02=Lか否か判
定しつまりSW2がオンしているかどうかを調べ(ステ
ップS138)、SW2がオンならば(YES)、ステ
ップS132に戻り、再度同じ操作を繰り返す。すなわ
ちSW2をオンし続けると発光モードは1→2→3→1
の順に、0.5秒毎に切り替わってゆく。従ってLCD
の表示を見るとTTL1→TTL2→MANU→TTL
1・・・の順に変わってゆくのが確かめられる。
値をデータ通信する(ステップS136)。0.5秒間
待機した後(ステップS137)、S02=Lか否か判
定しつまりSW2がオンしているかどうかを調べ(ステ
ップS138)、SW2がオンならば(YES)、ステ
ップS132に戻り、再度同じ操作を繰り返す。すなわ
ちSW2をオンし続けると発光モードは1→2→3→1
の順に、0.5秒毎に切り替わってゆく。従ってLCD
の表示を見るとTTL1→TTL2→MANU→TTL
1・・・の順に変わってゆくのが確かめられる。
【0179】しかし、SW2がオフならば(NO)、リ
ターンする。
ターンする。
【0180】次に図23のフローチャートを参照して、
“MFデータ通信”サブルーチンについて説明する。
“MFデータ通信”サブルーチンについて説明する。
【0181】このMFデータ通信サブルーチンにはいる
と、まず、STXDsからのパイロット信号の検出を行
う(ステップS141)。このパイロット信号は所定時
間のLレベルの信号であることが必要で、この条件を満
たさない場合には(NO)、リターンして、このサブル
ーチンから抜け出す。パイロット信号がOKならば(Y
ES)、第1キャラクタC1を読み出す(ステップS1
43)。
と、まず、STXDsからのパイロット信号の検出を行
う(ステップS141)。このパイロット信号は所定時
間のLレベルの信号であることが必要で、この条件を満
たさない場合には(NO)、リターンして、このサブル
ーチンから抜け出す。パイロット信号がOKならば(Y
ES)、第1キャラクタC1を読み出す(ステップS1
43)。
【0182】この第1キャラクタC1が、01Hか否か
判定し(ステップS144)、01Hである場合には
(YES)、第2キャラクタ以降のデータを読み出す
(ステップS145)。これら第2キャラクタ以降のデ
ータには、ISO値(フィルム感度)やFNo値、レン
ズの焦点距離、カメラ機種データ、露出モード等の情報
を含んでおり、これらのデータを読出し、メモリに書き
込むなどの処理を行う(ステップS146)。
判定し(ステップS144)、01Hである場合には
(YES)、第2キャラクタ以降のデータを読み出す
(ステップS145)。これら第2キャラクタ以降のデ
ータには、ISO値(フィルム感度)やFNo値、レン
ズの焦点距離、カメラ機種データ、露出モード等の情報
を含んでおり、これらのデータを読出し、メモリに書き
込むなどの処理を行う(ステップS146)。
【0183】次に、カメラに対してMF側のデータ、つ
まり、パイロット信号、第1キャラクタ02H、および
各種データの順に出力する(ステップS147〜S14
9)。ここで各種データとは、発光モード情報、SFの
接続数、充電状態、各フラッシュ装置のGNo.値ある
いはGNo.比等のデータであるものとする。
まり、パイロット信号、第1キャラクタ02H、および
各種データの順に出力する(ステップS147〜S14
9)。ここで各種データとは、発光モード情報、SFの
接続数、充電状態、各フラッシュ装置のGNo.値ある
いはGNo.比等のデータであるものとする。
【0184】そして、カメラへのデータ転送が終わる
と、S10=Lか否か判定する(ステップS150)、
つまりS10のオン・オフを検出し、S10=Lでなけ
れば(NO)、このサブルーチンを終え元のプログラム
に戻る。
と、S10=Lか否か判定する(ステップS150)、
つまりS10のオン・オフを検出し、S10=Lでなけ
れば(NO)、このサブルーチンを終え元のプログラム
に戻る。
【0185】しかし、S10=Lであれば(YES)、
多灯制御モードであることを意味し、、SDToを通し
てSFに対しデータ通信を行う。
多灯制御モードであることを意味し、、SDToを通し
てSFに対しデータ通信を行う。
【0186】まず、パイロット信号を出力し(ステップ
S151)、次に第1キャラクタとして03Hを出力し
(ステップS152)、その後各種データ(ISO値、
FNo値、発光GNo値、発光モード、発光GNo比等
のデータ)を出力する(ステップS153)。その後1
msec待機して(ステップS154)、“SF割付”
サブルーチンを実行して(ステップS155)、このサ
ブルーチンを終了する。
S151)、次に第1キャラクタとして03Hを出力し
(ステップS152)、その後各種データ(ISO値、
FNo値、発光GNo値、発光モード、発光GNo比等
のデータ)を出力する(ステップS153)。その後1
msec待機して(ステップS154)、“SF割付”
サブルーチンを実行して(ステップS155)、このサ
ブルーチンを終了する。
【0187】また、上記ステップS144の判定で、第
1キャラクタC1が01Hでない場合には(NO)、C
1が06Hか否かを判定し(ステップS156)、C1
が06Hであれば(YES)、設定モードが1か否か判
定し(ステップS157)、設定モードが1でなければ
(NO)、MFソフト発光のサブルーチンを実行して
(ステップS158)、リターンする。
1キャラクタC1が01Hでない場合には(NO)、C
1が06Hか否かを判定し(ステップS156)、C1
が06Hであれば(YES)、設定モードが1か否か判
定し(ステップS157)、設定モードが1でなければ
(NO)、MFソフト発光のサブルーチンを実行して
(ステップS158)、リターンする。
【0188】次に、図24,図25のフローチャートを
参照して、“SFNo.割付”サブルーチンについて説
明する。この“SFNo.割付”サブルーチンは、図1
0のMFのデータ通信で説明しているが、ここではCP
Uの動きを中心に説明する。まず、SDToからパイロ
ット信号を出力し(ステップS161)、その後、第1
キャラクタC1として“07H”(SFNo割付コマン
ド)を出力する(ステップS162)。このコマンド出
力後に、SCToをHレベルに一旦セットする、またR
LoをLレベルにセットする(ステップS163)。1
msec待機した後(ステップS164)、SCToを
Lレベルに戻す(ステップS165)。このSCToの
操作は、SFの番号をつけていく上で重要な意味をな
す。これについては図30で詳しく説明する。また、R
Loの操作は、図12に示したような接続の際にR側と
L側の識別を行うのに必要な操作である。
参照して、“SFNo.割付”サブルーチンについて説
明する。この“SFNo.割付”サブルーチンは、図1
0のMFのデータ通信で説明しているが、ここではCP
Uの動きを中心に説明する。まず、SDToからパイロ
ット信号を出力し(ステップS161)、その後、第1
キャラクタC1として“07H”(SFNo割付コマン
ド)を出力する(ステップS162)。このコマンド出
力後に、SCToをHレベルに一旦セットする、またR
LoをLレベルにセットする(ステップS163)。1
msec待機した後(ステップS164)、SCToを
Lレベルに戻す(ステップS165)。このSCToの
操作は、SFの番号をつけていく上で重要な意味をな
す。これについては図30で詳しく説明する。また、R
Loの操作は、図12に示したような接続の際にR側と
L側の識別を行うのに必要な操作である。
【0189】そして、1キャラクタとしての変数Nに0
1Hを代入すると、この変数NはSFの番号を示す(ス
テップS166)。DToより、このキャラクタNを出
力する(ステップS167)。その後、割り込みタイマ
をセットし(ステップS168)、SDToからデータ
が入力するのを待機する。この設定時間がタイムオーバ
したか否か判定し(ステップS169)、この設定時間
待中にSDRo=Lか否か判定する(ステップS17
0)。また設定時間がタイムオーバしても入力しない場
合には(YES)、ステップS176に移行する。
1Hを代入すると、この変数NはSFの番号を示す(ス
テップS166)。DToより、このキャラクタNを出
力する(ステップS167)。その後、割り込みタイマ
をセットし(ステップS168)、SDToからデータ
が入力するのを待機する。この設定時間がタイムオーバ
したか否か判定し(ステップS169)、この設定時間
待中にSDRo=Lか否か判定する(ステップS17
0)。また設定時間がタイムオーバしても入力しない場
合には(YES)、ステップS176に移行する。
【0190】上記ステップS170で、SDRo=Lで
あれば(YES)、SDRoから2キャラクタ分のデー
タを入力し(ステップS171)、このデータと第1キ
ャラクタとのNを比較し(ステップS172)、第1キ
ャラクタがNと等しい場合には(YES)、SFNo.
Nのフラッシュ装置が接続されているもの判定して、N
max1にNを代入し(ステップS173)、L側の接
続SF数を更新する。そして、この第2キャラクタは充
電情報であり、この充電情報をメモリに書き込む(ステ
ップS174)。次に、Nに01Hを加えて再び、ステ
ップS167に戻る。すなわちこの操作は1つずつL側
のサブフラッシュに番号の割付を行うループである。
あれば(YES)、SDRoから2キャラクタ分のデー
タを入力し(ステップS171)、このデータと第1キ
ャラクタとのNを比較し(ステップS172)、第1キ
ャラクタがNと等しい場合には(YES)、SFNo.
Nのフラッシュ装置が接続されているもの判定して、N
max1にNを代入し(ステップS173)、L側の接
続SF数を更新する。そして、この第2キャラクタは充
電情報であり、この充電情報をメモリに書き込む(ステ
ップS174)。次に、Nに01Hを加えて再び、ステ
ップS167に戻る。すなわちこの操作は1つずつL側
のサブフラッシュに番号の割付を行うループである。
【0191】しかし上記ステップS172の判定で、第
1キャラクタのNと等しくない場合には(NO)、L側
のSFNo.Nのフラッシュ装置はないと判定してステ
ップS176に移行する。
1キャラクタのNと等しくない場合には(NO)、L側
のSFNo.Nのフラッシュ装置はないと判定してステ
ップS176に移行する。
【0192】このようなL側のサブフラッシュの番号割
付が終了すると今度はR側のフラッシュ装置の番号割付
を行う。まず、ステップS176では、変数Nに80H
を加える。この変数Nは、L側に接続されているフラッ
シュ数よりも1多い数値である。例えばL側に2つのS
FがあるとするとNは03Hになる。従って、80Hを
加えるとN=83Hとなる。この80Hを加える操作は
数値を8bitで表示した場合に10000000を加
えること、すなわち7bit目を1にすることに等し
い。SFはこの7bit目が1か0かでRまたはL側の
番号であることを判別する。
付が終了すると今度はR側のフラッシュ装置の番号割付
を行う。まず、ステップS176では、変数Nに80H
を加える。この変数Nは、L側に接続されているフラッ
シュ数よりも1多い数値である。例えばL側に2つのS
FがあるとするとNは03Hになる。従って、80Hを
加えるとN=83Hとなる。この80Hを加える操作は
数値を8bitで表示した場合に10000000を加
えること、すなわち7bit目を1にすることに等し
い。SFはこの7bit目が1か0かでRまたはL側の
番号であることを判別する。
【0193】次に、ステップS177〜S185のルー
プにおいては、R側のフラッシュ番号割付操作であり、
L側のSFNo割付と同様である。R側の接続SF数
は、Nmax2に書き込む。ステップS179でタイム
オーバーした場合(YES)、若しくはステップS17
2の判定で第1キャラクタがNと等しくない場合(N
O)、すなわち、R側のフラッシュ装置からの応答がな
くなると、このループを抜け、Nmax1,Mmax2
より多灯数を調べ、更に各々のSFの充電状態も調べて
L−CPUにデータ転送する(ステップS186)。こ
の時にLCDの表示の内、SFFの有無や充電完了マー
クを更新する。
プにおいては、R側のフラッシュ番号割付操作であり、
L側のSFNo割付と同様である。R側の接続SF数
は、Nmax2に書き込む。ステップS179でタイム
オーバーした場合(YES)、若しくはステップS17
2の判定で第1キャラクタがNと等しくない場合(N
O)、すなわち、R側のフラッシュ装置からの応答がな
くなると、このループを抜け、Nmax1,Mmax2
より多灯数を調べ、更に各々のSFの充電状態も調べて
L−CPUにデータ転送する(ステップS186)。こ
の時にLCDの表示の内、SFFの有無や充電完了マー
クを更新する。
【0194】そして、RLoをHに戻し(ステップS1
87)、このサブルーチンを終了する。
87)、このサブルーチンを終了する。
【0195】次に図26,図27のフローチャートを参
照して、“MFソフト発光”サブルーチンについて説明
する。
照して、“MFソフト発光”サブルーチンについて説明
する。
【0196】このサブルーチンは、MFが行うソフト発
光操作であり、特にカメラ側から“レリーズオン”の信
号が送られてきた場合に、発光モードが2または3であ
った時に実行するサブルーチンである。
光操作であり、特にカメラ側から“レリーズオン”の信
号が送られてきた場合に、発光モードが2または3であ
った時に実行するサブルーチンである。
【0197】最初に、多灯制御モードか否かを判定する
(ステップS191)。この判定で多灯制御モードの場
合は(YES)、自らソフト発光の動作を行うのに先ん
じてSFを制御するために、SDToよりパイロット信
号及び第1キャラクタC1として“04H”(ソフト発
光コマンド)を出力する(ステップS192)。一方、
多灯制御モードでない場合は(NO)、SFを制御する
必要な全くないため、上に述べた操作は行わなず、後述
するステップS203に移行する。
(ステップS191)。この判定で多灯制御モードの場
合は(YES)、自らソフト発光の動作を行うのに先ん
じてSFを制御するために、SDToよりパイロット信
号及び第1キャラクタC1として“04H”(ソフト発
光コマンド)を出力する(ステップS192)。一方、
多灯制御モードでない場合は(NO)、SFを制御する
必要な全くないため、上に述べた操作は行わなず、後述
するステップS203に移行する。
【0198】上記多灯制御モードの場合には、ソフト発
光コマンドを出力した後(ステップS193)、タイマ
を所定時間をセットする(ステップS194)。この所
定時間は、ソフト発光用の制御ラインとして、SDTo
ラインを使用する時間であり、カメラ側でレリーズボタ
ンが押されてから発光開始信号が発生し、その信号によ
ってフラッシュ装置が発光を開始して終了するまでの動
作を十分に行えるだけの時間である。
光コマンドを出力した後(ステップS193)、タイマ
を所定時間をセットする(ステップS194)。この所
定時間は、ソフト発光用の制御ラインとして、SDTo
ラインを使用する時間であり、カメラ側でレリーズボタ
ンが押されてから発光開始信号が発生し、その信号によ
ってフラッシュ装置が発光を開始して終了するまでの動
作を十分に行えるだけの時間である。
【0199】次に、所定時間内にXo端子の信号がLレ
ベルになるのを待つ(ステップS195,S196)。
このタイマでセットした時間内にXo=Lにならない場
合はタイムオーバーと判定され(YES)、このサブル
ーチンを終了する。
ベルになるのを待つ(ステップS195,S196)。
このタイマでセットした時間内にXo=Lにならない場
合はタイムオーバーと判定され(YES)、このサブル
ーチンを終了する。
【0200】ステップS196でXo=Lとなると(Y
ES)、発光モードが2か否か判定し(ステップS19
7)、発光モード=2(TTL2:GNo比発光)の場
合には(YES)、ステップS198〜S202のルー
プへ移行する。
ES)、発光モードが2か否か判定し(ステップS19
7)、発光モード=2(TTL2:GNo比発光)の場
合には(YES)、ステップS198〜S202のルー
プへ移行する。
【0201】しかし、発光モードが2でない場合には、
発光モード=3(MANU:マニュアル発光)とされ、
以下のステップS203〜S205のループの操作を行
う。発光モード=2の時、まずSDToをLにセットし
(ステップS198)、その後ソフト発光を行う(ステ
ップS199)。この時発光する時間は、表示Cの設定
操作で定めた光量比になるような時間である。例えば、
図32に示すような場合、表示Cにおいて MF:SF1:SF2:SF3=2:1:3:2 と設定してあるので、この比に合うような小量のガイド
ナンバーで各々のフラッシュ装置が発光する。例えばM
FをDGo=2で発光させる。(このとき、SF1はG
No=1、SF2はGNo=3、SF3はGNo=2だ
け発光する。なお、発光時間はこれらの発光量及びメイ
ンコンデンサの充電電圧により設定するものであり、こ
れらの関係はメモリ中にマップとして予め書き込まれて
いて、CPUは発光の際にこのマップを調べて発光時間
を決める。)その後、SDToをHレベルにする(ステ
ップS200)。その後、所定時間待機する(ステップ
S201)。これは他のフラッシュ装置が必ずしも発光
を終わって次の動作に移行する準備が整っているとは限
らないので、それが整うに十分な時間だけ待機させるも
のである。その後、CPUはTTLoの端子の信号レベ
ルを判定し(ステップS202)、Lレベルであるなら
ば(YES)、M発光操作を終了し、ステップS206
に移行する。しかし、Lレベルでなければ(NO)、ス
テップS198に戻り、再び同じ操作を繰り返す。
発光モード=3(MANU:マニュアル発光)とされ、
以下のステップS203〜S205のループの操作を行
う。発光モード=2の時、まずSDToをLにセットし
(ステップS198)、その後ソフト発光を行う(ステ
ップS199)。この時発光する時間は、表示Cの設定
操作で定めた光量比になるような時間である。例えば、
図32に示すような場合、表示Cにおいて MF:SF1:SF2:SF3=2:1:3:2 と設定してあるので、この比に合うような小量のガイド
ナンバーで各々のフラッシュ装置が発光する。例えばM
FをDGo=2で発光させる。(このとき、SF1はG
No=1、SF2はGNo=3、SF3はGNo=2だ
け発光する。なお、発光時間はこれらの発光量及びメイ
ンコンデンサの充電電圧により設定するものであり、こ
れらの関係はメモリ中にマップとして予め書き込まれて
いて、CPUは発光の際にこのマップを調べて発光時間
を決める。)その後、SDToをHレベルにする(ステ
ップS200)。その後、所定時間待機する(ステップ
S201)。これは他のフラッシュ装置が必ずしも発光
を終わって次の動作に移行する準備が整っているとは限
らないので、それが整うに十分な時間だけ待機させるも
のである。その後、CPUはTTLoの端子の信号レベ
ルを判定し(ステップS202)、Lレベルであるなら
ば(YES)、M発光操作を終了し、ステップS206
に移行する。しかし、Lレベルでなければ(NO)、ス
テップS198に戻り、再び同じ操作を繰り返す。
【0202】ステップS197の判定で、発光モード=
2ではない、すなわち発光モード=3はマニュアル発光
であり、まず、SDToを一旦Lにして(ステップS2
03)、その後、ソフト発光を行う(ステップS20
3)。この時発光する時間は、表示Bの設定操作で定め
た光量になるような時間である。例えば、図35に示す
ような場合、表示Bにおいて、 MF:SF1:SF2:SF3=20:10:25:3
0 と設定されているから、MFはGNo20に相当する光
量だけ発光する。その後、SDToの信号レベルをHレ
ベルに戻し(ステップS205)、ステップと206に
移行する。
2ではない、すなわち発光モード=3はマニュアル発光
であり、まず、SDToを一旦Lにして(ステップS2
03)、その後、ソフト発光を行う(ステップS20
3)。この時発光する時間は、表示Bの設定操作で定め
た光量になるような時間である。例えば、図35に示す
ような場合、表示Bにおいて、 MF:SF1:SF2:SF3=20:10:25:3
0 と設定されているから、MFはGNo20に相当する光
量だけ発光する。その後、SDToの信号レベルをHレ
ベルに戻し(ステップS205)、ステップと206に
移行する。
【0203】上記ステップS191の判定で、多灯制御
ではない場合には(NO)、以下、ステップS207〜
S210は、ステップS194〜S197までと全く同
じであり、説明は省略する。
ではない場合には(NO)、以下、ステップS207〜
S210は、ステップS194〜S197までと全く同
じであり、説明は省略する。
【0204】上記ステップS210の判定で、発光モー
ドが2であるときは(YES)、ステップS199と同
様なGNo比に応じた所定時間のソフト発光を行う(ス
テップ211)。そして所定時間待機し(ステップS2
12)、TTLoがLか否か判定し(ステップS21
3)、TTLo=Lであれば(YES)、このループを
抜け、ステップS206に移行する。
ドが2であるときは(YES)、ステップS199と同
様なGNo比に応じた所定時間のソフト発光を行う(ス
テップ211)。そして所定時間待機し(ステップS2
12)、TTLoがLか否か判定し(ステップS21
3)、TTLo=Lであれば(YES)、このループを
抜け、ステップS206に移行する。
【0205】しかし、ステップS210の判定で、発光
モードが2でない場合(NO)、所定時間のソフト発光
を行う(ステップS214)。このソフト発光する時間
は、ステップS204で説明した時間と同じである。
モードが2でない場合(NO)、所定時間のソフト発光
を行う(ステップS214)。このソフト発光する時間
は、ステップS204で説明した時間と同じである。
【0206】上記ステップS206は、ステップS19
4,S207でセットしたタイマがタイムオーバーにな
るのを待つ部分である。すなわち、発光操作が終了して
もタイムオーバーになるまではSDToはソフト発光制
御ラインとして使用されるので、誤って通信操作をする
とSFが誤発光する可能性があるため、SDToがデー
タ通信用ラインとして復帰するまで待つ。この後、この
サブルーチンを終了し、元のプログラムに戻る。
4,S207でセットしたタイマがタイムオーバーにな
るのを待つ部分である。すなわち、発光操作が終了して
もタイムオーバーになるまではSDToはソフト発光制
御ラインとして使用されるので、誤って通信操作をする
とSFが誤発光する可能性があるため、SDToがデー
タ通信用ラインとして復帰するまで待つ。この後、この
サブルーチンを終了し、元のプログラムに戻る。
【0207】次に、図28のフローチャートを参照し
て、“SFデータ通信”サブルーチンについて説明す
る。このフローチャートは、SFが、MFとデータ通信
するときのサブルーチンである。
て、“SFデータ通信”サブルーチンについて説明す
る。このフローチャートは、SFが、MFとデータ通信
するときのサブルーチンである。
【0208】まず、SDTiからのパイロット信号を検
出する(ステップS221)。そしてパイロット信号が
適切なものであるか判定し(ステップS222)、この
判定で、パイロット信号が不適切であった場合には(N
O)、このルーチンを抜け、サブルーチンを終了する。
また、適切なパイロット信号と判定された場合には(Y
ES)、第1キャラクタC1を読み出す(ステップS2
23)。
出する(ステップS221)。そしてパイロット信号が
適切なものであるか判定し(ステップS222)、この
判定で、パイロット信号が不適切であった場合には(N
O)、このルーチンを抜け、サブルーチンを終了する。
また、適切なパイロット信号と判定された場合には(Y
ES)、第1キャラクタC1を読み出す(ステップS2
23)。
【0209】次に、読出した第1キャラクタC1が“0
3H”であるか(ステップS224)“04H”である
か(ステップS225)、“05H”であるか(ステッ
プS226)、あるいは“07H”であるか(ステップ
S227)を判定して、各々の処理を行う。これ以外の
キャラクタの場合はデータ処理をせず、サブルーチンを
終了する。
3H”であるか(ステップS224)“04H”である
か(ステップS225)、“05H”であるか(ステッ
プS226)、あるいは“07H”であるか(ステップ
S227)を判定して、各々の処理を行う。これ以外の
キャラクタの場合はデータ処理をせず、サブルーチンを
終了する。
【0210】上記ステップS224で第1キャラクタC
1=“03H”である場合には(YES)、第2キャラ
クタ以降を読み出し(ステップS228)、これらのデ
ータを各々のメモリ等に書き込むなどのデータ処理を行
う(ステップS229)。この場合、MFから送られて
くるデータの内容はISO値(フィルム感度)、FNo
値(絞り値)、シャッタスピード等のカメラの持つ情報
の他、MFにて設定された発光モードや各フラッシュ装
置のGNo.値、発光GNo.比等である。これらの値
をメモリに書き込むことにより、それまで各SFで設定
されていたデータは書き換えられ、送られたデータに従
って、セットする。
1=“03H”である場合には(YES)、第2キャラ
クタ以降を読み出し(ステップS228)、これらのデ
ータを各々のメモリ等に書き込むなどのデータ処理を行
う(ステップS229)。この場合、MFから送られて
くるデータの内容はISO値(フィルム感度)、FNo
値(絞り値)、シャッタスピード等のカメラの持つ情報
の他、MFにて設定された発光モードや各フラッシュ装
置のGNo.値、発光GNo.比等である。これらの値
をメモリに書き込むことにより、それまで各SFで設定
されていたデータは書き換えられ、送られたデータに従
って、セットする。
【0211】上記ステップS225で第1キャラクタC
1=“04H”である場合には(YES)、“SFソフ
ト発光”サブルーチンの処理を実行する(ステップS2
30)。上記ステップS226で第1キャラクタC1=
“05H”である場合には(YES)、“テスト発光”
サブルーチンの処理を実行する(ステップS231)。
上記ステップS227で第1キャラクタC1=“07
H”である場合には(YES)、“SFNo.セット”
サブルーチンの処理を実行する(ステップS232)。
1=“04H”である場合には(YES)、“SFソフ
ト発光”サブルーチンの処理を実行する(ステップS2
30)。上記ステップS226で第1キャラクタC1=
“05H”である場合には(YES)、“テスト発光”
サブルーチンの処理を実行する(ステップS231)。
上記ステップS227で第1キャラクタC1=“07
H”である場合には(YES)、“SFNo.セット”
サブルーチンの処理を実行する(ステップS232)。
【0212】次に、図29のフローチャートを参照し
て、“SFソフト発光”サブルーチンについて説明す
る。
て、“SFソフト発光”サブルーチンについて説明す
る。
【0213】このサブルーチンに入ると、まず、タイマ
をセットする(ステップS235)。このタイマがセッ
トする時間は図26のフローチャートのステップS19
4におけるセット時間と同じである。すなわち、MFと
SFとで各々同じ時間をセットしておくことにより、S
DTo(またはSDTi)ラインがソフト発光制御ライ
ンからデータ通信ライン、あるいはその逆に切り換えら
れるタイミングをほぼ一致させることができる。
をセットする(ステップS235)。このタイマがセッ
トする時間は図26のフローチャートのステップS19
4におけるセット時間と同じである。すなわち、MFと
SFとで各々同じ時間をセットしておくことにより、S
DTo(またはSDTi)ラインがソフト発光制御ライ
ンからデータ通信ライン、あるいはその逆に切り換えら
れるタイミングをほぼ一致させることができる。
【0214】そしてタイマセットした後、ステップS2
36〜S239のループにはいる。このループではSD
TiがH→Lに切り替わる度に所定時間のソフト発光を
行う。ステップS239で、SDTiがHになるのを待
っているのは、MFの発光制御よりも早く発光制御が終
わった場合にSDTiがL→Hに戻る前に再びソフト発
光するのを防ぐためである。
36〜S239のループにはいる。このループではSD
TiがH→Lに切り替わる度に所定時間のソフト発光を
行う。ステップS239で、SDTiがHになるのを待
っているのは、MFの発光制御よりも早く発光制御が終
わった場合にSDTiがL→Hに戻る前に再びソフト発
光するのを防ぐためである。
【0215】このループではSDTiがLになる度に発
光するが、所定時間が経過すると、すなわちステップS
236で、タイムオーバーになるとこのループを抜け出
しサブルーチンを終了する。
光するが、所定時間が経過すると、すなわちステップS
236で、タイムオーバーになるとこのループを抜け出
しサブルーチンを終了する。
【0216】次に図30のフローチャートを参照して、
“SFNo.セット”サブルーチンについて説明する。
“SFNo.セット”サブルーチンについて説明する。
【0217】このサブルーチンでは、MFからSFN
o.割付コマンドを受信した場合にSFが自分の番号を
設定する処理を行う。
o.割付コマンドを受信した場合にSFが自分の番号を
設定する処理を行う。
【0218】まず、SCToをHにセットする(ステッ
プS241)。これは各SFがMFより送られて来るS
F番号に対して自分に割り当てられたものかどうかを判
別するための操作である。この操作については後に詳し
く説明する。
プS241)。これは各SFがMFより送られて来るS
F番号に対して自分に割り当てられたものかどうかを判
別するための操作である。この操作については後に詳し
く説明する。
【0219】そして、RLi=Lか否か判定し(ステッ
プS242)、RLi=Lである場合には(YES)、
RLoをLにセットする(ステップS243)。つま
り、L側の接続である場合には、L側の接続であること
を隣のSFに対しても信号として出力する。但し、R側
である場合はHにセットしたままにする。
プS242)、RLi=Lである場合には(YES)、
RLoをLにセットする(ステップS243)。つま
り、L側の接続である場合には、L側の接続であること
を隣のSFに対しても信号として出力する。但し、R側
である場合はHにセットしたままにする。
【0220】その後、タイマセットを行い(ステップS
244)、SFNo.の割付を行うのに十分な時間をセ
ットする。そして、SDTiがLか否か判定する(ステ
ップS245)。SDTiがLであれば、MFのSDT
oからの信号受信を待つ。ここで、タイマによるセット
時間をオーバーすると(ステップS246)、ステップ
S257に移行する。
244)、SFNo.の割付を行うのに十分な時間をセ
ットする。そして、SDTiがLか否か判定する(ステ
ップS245)。SDTiがLであれば、MFのSDT
oからの信号受信を待つ。ここで、タイマによるセット
時間をオーバーすると(ステップS246)、ステップ
S257に移行する。
【0221】上記ステップS245でSDTi=Lであ
れば(YES)、直ちにキャラクタCXを読み出す(ス
テップS247)。そして、SCTiがLであるか否か
判定し(ステップS248)、Lでなければ(NO)、
ステップS245に戻り、次のキャラクタが送られてく
るのを待つ。しかしSCTiがLであれば(YES)、
RLiがLであるか否か判定する(ステップS24
9)。
れば(YES)、直ちにキャラクタCXを読み出す(ス
テップS247)。そして、SCTiがLであるか否か
判定し(ステップS248)、Lでなければ(NO)、
ステップS245に戻り、次のキャラクタが送られてく
るのを待つ。しかしSCTiがLであれば(YES)、
RLiがLであるか否か判定する(ステップS24
9)。
【0222】この判定で、RLi=Lの場合(YE
S)、SDRiよりMFに対してキャラクタCX(すな
わちMF〜送られてきたキャラクタ)を出力する(ステ
ップS250)。そのすぐ後に、自分の持つ充電情報を
SDRiを通して、MFに対し出力する、すなわち2キ
ャラクタ分をMFに対して出力する(ステップS25
1)。そして、自分のSF番号としてキャラクタCXを
そのまま記憶する、すなわち自分をSF1であることを
記憶する(ステップS252)。そして、SCToをK
にセットして(ステップS257)、このサブルーチン
を終了する。
S)、SDRiよりMFに対してキャラクタCX(すな
わちMF〜送られてきたキャラクタ)を出力する(ステ
ップS250)。そのすぐ後に、自分の持つ充電情報を
SDRiを通して、MFに対し出力する、すなわち2キ
ャラクタ分をMFに対して出力する(ステップS25
1)。そして、自分のSF番号としてキャラクタCXを
そのまま記憶する、すなわち自分をSF1であることを
記憶する(ステップS252)。そして、SCToをK
にセットして(ステップS257)、このサブルーチン
を終了する。
【0223】一方、上記ステップS249の判定で、R
LiがLでない場合に、すなわちR側の接続である場合
(NO)、MFより送られてきたキャラクタCXが80
H以上であるかどうか即ち7bit目が1であるかどう
か判定する(ステップS253)。この判定で、キャラ
クタCXが80H以上でない場合には(NO)、ステッ
プS245に戻り、次のキャラクタがMFから送られて
くるのを待つ。しかし、キャラクタCXが80H以上の
場合には(YES)、ステップS250〜S252と同
様に、SDRiよりMFに対してキャラクタCXを出力
し(ステップS254)、SDRiを通してMFに対し
出力する(ステップS255)。その後、自分のSF番
号としてキャラクタCXから80Hを引いた数値を記憶
する(ステップS256)。
LiがLでない場合に、すなわちR側の接続である場合
(NO)、MFより送られてきたキャラクタCXが80
H以上であるかどうか即ち7bit目が1であるかどう
か判定する(ステップS253)。この判定で、キャラ
クタCXが80H以上でない場合には(NO)、ステッ
プS245に戻り、次のキャラクタがMFから送られて
くるのを待つ。しかし、キャラクタCXが80H以上の
場合には(YES)、ステップS250〜S252と同
様に、SDRiよりMFに対してキャラクタCXを出力
し(ステップS254)、SDRiを通してMFに対し
出力する(ステップS255)。その後、自分のSF番
号としてキャラクタCXから80Hを引いた数値を記憶
する(ステップS256)。
【0224】次に、SCToをLにセットし(ステップ
S257)、このサブルーチンを終了する。
S257)、このサブルーチンを終了する。
【0225】ここで、SFNo.の割付について全体を
通して説明する。
通して説明する。
【0226】MFからSFNo.割付コマンドが出力さ
れると、MFをはじめ各SFはSCToを一斉にHにセ
ットする。またMFはRLoをLにセットする。この時
L側接続(図14参照)のSFはRLoを一斉にLにセ
ットする。R側接続のSFはRLoをHのままにしてお
く。
れると、MFをはじめ各SFはSCToを一斉にHにセ
ットする。またMFはRLoをLにセットする。この時
L側接続(図14参照)のSFはRLoを一斉にLにセ
ットする。R側接続のSFはRLoをHのままにしてお
く。
【0227】この準備が終わると、MFはSCToをL
にして、SDToより数値“01H”をキャラクタとし
て出力する。この時、SCTiがLになっているのは、
すぐ隣のSFのみであるからこのSFがこの“01H”
を取り込んで自分の番号とし(すなわちSF1と認識
し)、その後MFに対しSDRiを通してこの数値“0
1H”と充電情報の合計2キャラクタ分を送り返す。
にして、SDToより数値“01H”をキャラクタとし
て出力する。この時、SCTiがLになっているのは、
すぐ隣のSFのみであるからこのSFがこの“01H”
を取り込んで自分の番号とし(すなわちSF1と認識
し)、その後MFに対しSDRiを通してこの数値“0
1H”と充電情報の合計2キャラクタ分を送り返す。
【0228】またそれと同時に、SCToをLにする。
なお、L側接続とR側接続との両方のSFが存在する場
合、MFから送られてくる番号が80Hより小さい(す
なわち7bit目が0である)時にはR側接続のSFは
反応しないプログラムになっており、同時に2つのSF
が同じ番号を設定するような事は発生しない。
なお、L側接続とR側接続との両方のSFが存在する場
合、MFから送られてくる番号が80Hより小さい(す
なわち7bit目が0である)時にはR側接続のSFは
反応しないプログラムになっており、同時に2つのSF
が同じ番号を設定するような事は発生しない。
【0229】MFはSF1より“01H”が返される
と、SF1の存在を確認し、次に“02H”をSDTo
より出力する。SF1はすでにSFNo.をセットする
サブルーチンを抜け出しているので、SCTiがLにな
っているすぐ隣のSFだけがこのMFからのデータ通信
に応答する。したがって、SF1の隣のSFがSF2と
認識し、SF1の場合と同様、MFに対しSDRiを通
して番号を表すキャラクタ“02H”と充電情報として
更に1キャラクタ送信する。またそれと同時にSCTo
をLにする。
と、SF1の存在を確認し、次に“02H”をSDTo
より出力する。SF1はすでにSFNo.をセットする
サブルーチンを抜け出しているので、SCTiがLにな
っているすぐ隣のSFだけがこのMFからのデータ通信
に応答する。したがって、SF1の隣のSFがSF2と
認識し、SF1の場合と同様、MFに対しSDRiを通
して番号を表すキャラクタ“02H”と充電情報として
更に1キャラクタ送信する。またそれと同時にSCTo
をLにする。
【0230】この時MFは、SF2より“02H”が送
り返されたので、SF2の存在を確認し、つぎに“93
H”をSDRoを通して出力する。
り返されたので、SF2の存在を確認し、つぎに“93
H”をSDRoを通して出力する。
【0231】SF2の隣に更にSFが接続されている場
合は以上の操作を繰り返す。
合は以上の操作を繰り返す。
【0232】一方、SF2の隣に他のSFが接続されて
いない場合は、“03H”のデータ送信に対して応答す
るフラッシュ装置がない。MFは所定時間SDRoから
の信号をモニターするが、応答がなかった場合はL側の
サブフラッシュはSF2までしかないことを確認し、次
に“03H”に“80H”を加えた“83H”を出力す
る。
いない場合は、“03H”のデータ送信に対して応答す
るフラッシュ装置がない。MFは所定時間SDRoから
の信号をモニターするが、応答がなかった場合はL側の
サブフラッシュはSF2までしかないことを確認し、次
に“03H”に“80H”を加えた“83H”を出力す
る。
【0233】この時L側接続のSFはすでにSFNo.
をセットするサブルーチンを抜け出していて応答するこ
とはない。R側のSFのうちSCTiがLになっている
SFは、MFと専用接続コード2でつながっているSF
だけである。しかもこの時にMFから送られてくるキャ
ラクタは“83H”であり、80Hよりも数値が大であ
るから、このMFからのデータ通信に応答する。すなわ
ちMFに対し、SDRiと通してキャラクタ“83H”
と充電情報として更に1キャラクタ送信する。また、そ
れと同時にSCToをLにする。次にのこの“83H”
より“80H”を差し引いた“03H”を自分に割り当
てられた番号と見なし、SF3と認識する。
をセットするサブルーチンを抜け出していて応答するこ
とはない。R側のSFのうちSCTiがLになっている
SFは、MFと専用接続コード2でつながっているSF
だけである。しかもこの時にMFから送られてくるキャ
ラクタは“83H”であり、80Hよりも数値が大であ
るから、このMFからのデータ通信に応答する。すなわ
ちMFに対し、SDRiと通してキャラクタ“83H”
と充電情報として更に1キャラクタ送信する。また、そ
れと同時にSCToをLにする。次にのこの“83H”
より“80H”を差し引いた“03H”を自分に割り当
てられた番号と見なし、SF3と認識する。
【0234】一方、MFは“83H”の応答によりR側
接続のSF3の存在を認識し、次にSDToより1キャ
ラクタ“84H”を出力する。
接続のSF3の存在を認識し、次にSDToより1キャ
ラクタ“84H”を出力する。
【0235】R側接続のSFの隣にフラッシュ装置が接
続している場合には今のべた操作を繰り返し行う。
続している場合には今のべた操作を繰り返し行う。
【0236】一方、SF3の隣にフラッシュ装置が接続
していない場合は、“84H”のデータ送信に対して応
答するフラッシュ装置がないことになる。MFは所定時
間SDRoを通してSFからの応答を待ち、ついにその
応答を得られなかった場合にはR側のフラッシュ装置は
SF3迄しかなかったことを認識し、最後にRLo端子
をHに戻してSFNo.割付サブルーチンを終了する。
していない場合は、“84H”のデータ送信に対して応
答するフラッシュ装置がないことになる。MFは所定時
間SDRoを通してSFからの応答を待ち、ついにその
応答を得られなかった場合にはR側のフラッシュ装置は
SF3迄しかなかったことを認識し、最後にRLo端子
をHに戻してSFNo.割付サブルーチンを終了する。
【0237】以上の一連の操作により、例えば、図12
に示すような場合には、MFは、L側情報のサブフラッ
シュ装置にはSF1〜SF2が存在し、R側接続のサブ
フラッシュ装置にはSF3のみが存在することを認識す
る。
に示すような場合には、MFは、L側情報のサブフラッ
シュ装置にはSF1〜SF2が存在し、R側接続のサブ
フラッシュ装置にはSF3のみが存在することを認識す
る。
【0238】以上のようにL側接続、R側接続のSFの
順に、またMFに近いSFの順に番号が割り当てられる
こととなる。
順に、またMFに近いSFの順に番号が割り当てられる
こととなる。
【0239】次に図31を参照して、多灯制御時の撮影
方法について説明する。
方法について説明する。
【0240】多灯撮影する場合には、MFのスイッチS
W10をオン(S10=L)にすれば良い。この時、図
31に示したように、MFおよびSFがカメラのレリー
ズボタンを押すことにより同時に発光する。
W10をオン(S10=L)にすれば良い。この時、図
31に示したように、MFおよびSFがカメラのレリー
ズボタンを押すことにより同時に発光する。
【0241】この多灯制御時の撮影にはTTL1モード
でも、MANUモードでも同時に発光させることが可能
であるが、フラッシュ装置を自動制御する場合にはTT
L1モードで撮影を行う方が簡単である。
でも、MANUモードでも同時に発光させることが可能
であるが、フラッシュ装置を自動制御する場合にはTT
L1モードで撮影を行う方が簡単である。
【0242】TTL1モードの場合、全てのフラッシュ
装置はCBのX端子からの発光開始信号により同時に発
光を開始し、CBのTTL端子からの発光停止信号によ
り発光を同時に終了するハード発光制御を行う。このモ
ードで撮影するとカメラからの調光信号により適切な露
出で撮影が可能であるが、各フラッシュ装置が発光した
瞬間の陰影については事前に知ることができず、また光
量を制御するにもフラッシュ装置と被写体との距離を変
えたり、フラッシュ装置の発光部にNDフィルタ等をセ
ットするなどして各フラッシュ装置の被写体に与える光
量を調整しなければならなかった。
装置はCBのX端子からの発光開始信号により同時に発
光を開始し、CBのTTL端子からの発光停止信号によ
り発光を同時に終了するハード発光制御を行う。このモ
ードで撮影するとカメラからの調光信号により適切な露
出で撮影が可能であるが、各フラッシュ装置が発光した
瞬間の陰影については事前に知ることができず、また光
量を制御するにもフラッシュ装置と被写体との距離を変
えたり、フラッシュ装置の発光部にNDフィルタ等をセ
ットするなどして各フラッシュ装置の被写体に与える光
量を調整しなければならなかった。
【0243】TTL2モードは、その欠点を解消する撮
影方法である。TTL2モードにて各々の発光量比を設
定し、その状態でテスト発光スイッチSW10を押す
と、各々のフラッシュ装置はその発光量比を保った状態
でモデリング撮影を行う。すなわち間欠小発光を行うこ
とで目で確認できる程度の発光を長い時間行い、またそ
の1回毎の発光量は設定した発光量比に体操した小光量
とすることにより撮影時の陰影を事前に見ることができ
る。実際の撮影ではこの間欠発光のインターバルをごく
短くし、カメラから調光信号が出力されるまで間欠発光
を繰り返す。
影方法である。TTL2モードにて各々の発光量比を設
定し、その状態でテスト発光スイッチSW10を押す
と、各々のフラッシュ装置はその発光量比を保った状態
でモデリング撮影を行う。すなわち間欠小発光を行うこ
とで目で確認できる程度の発光を長い時間行い、またそ
の1回毎の発光量は設定した発光量比に体操した小光量
とすることにより撮影時の陰影を事前に見ることができ
る。実際の撮影ではこの間欠発光のインターバルをごく
短くし、カメラから調光信号が出力されるまで間欠発光
を繰り返す。
【0244】従ってTTL2モードでは事前に撮影時の
陰影が確認できる上、各々の発光量比を変えることが可
能なので、これまで難しかった多灯撮影をはるかに簡単
で正確なものにしている。実際の制御については次の図
32を参照して説明する。
陰影が確認できる上、各々の発光量比を変えることが可
能なので、これまで難しかった多灯撮影をはるかに簡単
で正確なものにしている。実際の制御については次の図
32を参照して説明する。
【0245】図32に、TTL2モード時のテスト発光
波形を示し制御について説明する。まず、MFのSW1
0を押すとS10=Lとなり、それを受けてMFのCP
Uは、SDToからテスト発光コマンドが出力される。
このコマンドの出力後から所定時間はSDToは発光制
御信号ラインになり、MFはSDToからLレベルのパ
ルス(発光信号)を20回出力する。MF及びSFはこ
のSDToがLレベルになる度に所定量発光する。この
所定量とは設定された発光量比に応じたものであって、
例えば、図35に示す表示Cの場合では、 MF:SF1:SF2:SF3:=2:1:3:2 なので、MFをGNo.2のみ発光するとものすると、
SF1はGNo.1,SF2はGNo.3,SF3はG
No.2のみを発光する。この間欠発光のインターバル
はTint=30msecであり、従って、0.6se
cの間発光を続けるので、被写体の陰影を目で確認する
ことが可能である。
波形を示し制御について説明する。まず、MFのSW1
0を押すとS10=Lとなり、それを受けてMFのCP
Uは、SDToからテスト発光コマンドが出力される。
このコマンドの出力後から所定時間はSDToは発光制
御信号ラインになり、MFはSDToからLレベルのパ
ルス(発光信号)を20回出力する。MF及びSFはこ
のSDToがLレベルになる度に所定量発光する。この
所定量とは設定された発光量比に応じたものであって、
例えば、図35に示す表示Cの場合では、 MF:SF1:SF2:SF3:=2:1:3:2 なので、MFをGNo.2のみ発光するとものすると、
SF1はGNo.1,SF2はGNo.3,SF3はG
No.2のみを発光する。この間欠発光のインターバル
はTint=30msecであり、従って、0.6se
cの間発光を続けるので、被写体の陰影を目で確認する
ことが可能である。
【0246】また各々のフラッシュ装置の発光光量比に
応じた分だけ発光するので、光量比を設定し直すときの
参考にもなる。(更に発光を長くするために発光回数を
増やすか、あるいはインターバルを長くしてもよい)。
20回発光した後、SDToは通常のデータ通信信号ラ
インに復帰する。
応じた分だけ発光するので、光量比を設定し直すときの
参考にもなる。(更に発光を長くするために発光回数を
増やすか、あるいはインターバルを長くしてもよい)。
20回発光した後、SDToは通常のデータ通信信号ラ
インに復帰する。
【0247】次に図34には、TTL2モード時の発光
波形を示し制御について説明する。ここで、TTL2モ
ード時の発光波形について述べる。
波形を示し制御について説明する。ここで、TTL2モ
ード時の発光波形について述べる。
【0248】この図34で表しているのは、MFがTT
L2に設定され、且つ多灯制御モードに設定されている
ときに、CBからMFに対してレリーズオン信号が出力
された後の信号波形及び発光波形である。この時にMF
は各SFに対してソフト発光コマンドをSDToを通し
て出力し、ソフト発光の準備をさせる。MFはその後す
ぐにXs端子の信号検出に入り、発光開始信号(Xs=
L)を待つ。
L2に設定され、且つ多灯制御モードに設定されている
ときに、CBからMFに対してレリーズオン信号が出力
された後の信号波形及び発光波形である。この時にMF
は各SFに対してソフト発光コマンドをSDToを通し
て出力し、ソフト発光の準備をさせる。MFはその後す
ぐにXs端子の信号検出に入り、発光開始信号(Xs=
L)を待つ。
【0249】そしてXs=Lになると、すぐにSDTo
からソフト発光信号(SDTo=Lのパルス信号)が出
力される。この信号を受けてMFを含む全てのフラッシ
ュ装置が所定量発光する。例えば、図32で前述したよ
うに図35に示す表示Cの設定であった場合に、MFは
GNo.2、SF1はGNo.1、SF2はGNo.
3、SF3はGNo.2だけ発光する。
からソフト発光信号(SDTo=Lのパルス信号)が出
力される。この信号を受けてMFを含む全てのフラッシ
ュ装置が所定量発光する。例えば、図32で前述したよ
うに図35に示す表示Cの設定であった場合に、MFは
GNo.2、SF1はGNo.1、SF2はGNo.
3、SF3はGNo.2だけ発光する。
【0250】その後、MFは一定周期Tint毎にソフ
ト発光信号(Xs=L)を出力する。その信号が発生す
る度に各フラッシュ装置は所定量発光する。MFはこの
様に定期的にソフト発光信号を出力すると同時にTTL
s端子も信号検出し、TTLsがLとなるとMFはSD
Toからソフト発光信号を出力するのを止める。そして
SDToラインが元のデータ通信ラインに復帰するのを
待ち(つまり、設定したタイマがタイムオーバーになる
のを待ち)、その後通常のデータ通信に戻る。
ト発光信号(Xs=L)を出力する。その信号が発生す
る度に各フラッシュ装置は所定量発光する。MFはこの
様に定期的にソフト発光信号を出力すると同時にTTL
s端子も信号検出し、TTLsがLとなるとMFはSD
Toからソフト発光信号を出力するのを止める。そして
SDToラインが元のデータ通信ラインに復帰するのを
待ち(つまり、設定したタイマがタイムオーバーになる
のを待ち)、その後通常のデータ通信に戻る。
【0251】次に図33には、液晶表示パネルと操作部
材の構成を示し説明する。
材の構成を示し説明する。
【0252】図33は液晶パネルが全点灯したときの表
示と、各スイッチからなる操作部材について示してい
る。(ただし、フラッシュ装置の電源をオン・オフする
スイッチについては図示していない)まず操作部材につ
いて説明する。
示と、各スイッチからなる操作部材について示してい
る。(ただし、フラッシュ装置の電源をオン・オフする
スイッチについては図示していない)まず操作部材につ
いて説明する。
【0253】“TEST”と書かれたスイッチはSW1
に相当するブッシュスイッチである。このスイッチを押
すとテスト発光する。
に相当するブッシュスイッチである。このスイッチを押
すとテスト発光する。
【0254】“MODE”と書かれたスイッチはSW2
に相当するブッシュスイッチである。このスイッチを押
すと、その度に発光モードがTTL1,TTL2,MA
MUの順に切り替わる。ここでTTL1モードとは通常
のTTL自動調光であって、多灯制御モード時はカメラ
のX端子からの発光開始信号により全てのフラッシュ装
置が同時に発光開始し、TTL調光信号(発光停止信
号)によって全て同時に発光停止するモードである。T
TL2モードは多灯制御において所定のGNo.比を保
ったままTTL調光を行うモードである。これについて
は、図34においてすでに説明した。MANUモードは
マニュアル発光モードで、設定されたGNo.値だけ発
光する。尚、このモードにおいては多灯制御モード時に
は、MFの操作SWによりMFと、SF1〜SF3のG
No.値を設定することができる。
に相当するブッシュスイッチである。このスイッチを押
すと、その度に発光モードがTTL1,TTL2,MA
MUの順に切り替わる。ここでTTL1モードとは通常
のTTL自動調光であって、多灯制御モード時はカメラ
のX端子からの発光開始信号により全てのフラッシュ装
置が同時に発光開始し、TTL調光信号(発光停止信
号)によって全て同時に発光停止するモードである。T
TL2モードは多灯制御において所定のGNo.比を保
ったままTTL調光を行うモードである。これについて
は、図34においてすでに説明した。MANUモードは
マニュアル発光モードで、設定されたGNo.値だけ発
光する。尚、このモードにおいては多灯制御モード時に
は、MFの操作SWによりMFと、SF1〜SF3のG
No.値を設定することができる。
【0255】“DISP”と書かれたスイッチはSW3
に相当するブッシュスイッチである。このスイッチは図
35に示す表示A、表示B、表示Cの3状態を切り換え
るブッシュスイッチであり、この順に表示を切り換えて
行く。
に相当するブッシュスイッチである。このスイッチは図
35に示す表示A、表示B、表示Cの3状態を切り換え
るブッシュスイッチであり、この順に表示を切り換えて
行く。
【0256】“NEXT”と書かれたスイッチはSW4
に相当するブッシュスイッチである。このスイッチは各
表示状態において表示されている数値を変更する際に、
その変更をする項目を選択するブッシュスイッチであ
る。表示Aの場合には、SW4を1回押すとISO値
(4桁)が点滅する。この時にSW5を押すとISO値
が大となり、SW6を押すとISO値が小となる。
に相当するブッシュスイッチである。このスイッチは各
表示状態において表示されている数値を変更する際に、
その変更をする項目を選択するブッシュスイッチであ
る。表示Aの場合には、SW4を1回押すとISO値
(4桁)が点滅する。この時にSW5を押すとISO値
が大となり、SW6を押すとISO値が小となる。
【0257】更にSW4を1回押すとISO値は点灯に
戻り、その代わりにFNo.値が点滅を始める。この状
態でSW5を押せばFNo.値は大となり、逆にSW6
を押せばFNo.値は小となる。再びSW4を1回押す
とFNo.値は点灯に戻りZOOM値が点滅となる。こ
の状態でSW5を押せば大となり、SW6を押せば小と
なる。SW4をもう一度押すとZOOM値は点灯にな
り、元の状態に戻る。
戻り、その代わりにFNo.値が点滅を始める。この状
態でSW5を押せばFNo.値は大となり、逆にSW6
を押せばFNo.値は小となる。再びSW4を1回押す
とFNo.値は点灯に戻りZOOM値が点滅となる。こ
の状態でSW5を押せば大となり、SW6を押せば小と
なる。SW4をもう一度押すとZOOM値は点灯にな
り、元の状態に戻る。
【0258】また表示Bの場合はSW4を1回押すとM
Fの発光GNo.値(一番左側)が点滅する。更にSW
4を押して行くとSF1,SF2,SF3の順に点滅
し、5回目にSW4を押すと全て点灯に戻る。これらの
設定項目が点滅しているときにはSW5,SW6により
数値を変更することができる。
Fの発光GNo.値(一番左側)が点滅する。更にSW
4を押して行くとSF1,SF2,SF3の順に点滅
し、5回目にSW4を押すと全て点灯に戻る。これらの
設定項目が点滅しているときにはSW5,SW6により
数値を変更することができる。
【0259】そして表示Cの時にはSW4を1回押すと
MFの発光GNo.比が点滅する。あとは表示Bの時と
同様である。
MFの発光GNo.比が点滅する。あとは表示Bの時と
同様である。
【0260】SW5,SW6はいま説明したように点滅
している各々の設定値を変更する場合に操作するための
部材であり、SW5を押すと数値は大となり、SW6を
押すと逆に数値は小となる。
している各々の設定値を変更する場合に操作するための
部材であり、SW5を押すと数値は大となり、SW6を
押すと逆に数値は小となる。
【0261】SW10はスライドスイッチであり、Pの
位置とSの位置に設定することができる。Sの位置に設
定すると単灯モードとなり、他のフラッシュ装置との通
信は行わない。Pの位置に設定すると多灯接続モードと
なり、他のフラッシュ装置と通信を行い、MFの場合に
は接続しているSFを制御する。
位置とSの位置に設定することができる。Sの位置に設
定すると単灯モードとなり、他のフラッシュ装置との通
信は行わない。Pの位置に設定すると多灯接続モードと
なり、他のフラッシュ装置と通信を行い、MFの場合に
は接続しているSFを制御する。
【0262】次に液晶表示について説明する。
【0263】表示画面の上方に描かれているカメラと4
つのフラッシュ装置、及びそれらのフラッシュ装置の間
に描かれている線はフラッシュ装置とカメラ及びその他
のフラッシュ装置との接続状態を表している。また、フ
ラッシュ装置の右上に位置する矢印は各々のフラッシュ
装置の充電状態を示しており、矢印が点灯するとそのフ
ラッシュ装置の充電が完了したことを示す。
つのフラッシュ装置、及びそれらのフラッシュ装置の間
に描かれている線はフラッシュ装置とカメラ及びその他
のフラッシュ装置との接続状態を表している。また、フ
ラッシュ装置の右上に位置する矢印は各々のフラッシュ
装置の充電状態を示しており、矢印が点灯するとそのフ
ラッシュ装置の充電が完了したことを示す。
【0264】またその下のTTL12,MANUの文字
は発光モードを示すものであって、SW3(DISP)
を押す度にTTL1,TTL2,MANUの順に表示が
切り替わる。更に、その下の表示は数値の設定状態を示
す部分があり、これについては後述する。
は発光モードを示すものであって、SW3(DISP)
を押す度にTTL1,TTL2,MANUの順に表示が
切り替わる。更に、その下の表示は数値の設定状態を示
す部分があり、これについては後述する。
【0265】次に図35には、表示A、表示B、表示C
の一例を示し説明する。
の一例を示し説明する。
【0266】SW3により表示A、表示B、表示Cの3
状態を切り換えることができることは前にも述べた。こ
こではもう少し詳しく説明する。
状態を切り換えることができることは前にも述べた。こ
こではもう少し詳しく説明する。
【0267】表示字AではISO値、FNo.値、ZO
OM値を表示する。この時、ISO値は7セグメントの
表示を4つ使用し、IS03〜6400まで表示可能で
ある。FNo値は7セグメントの液晶表示を2つ、ZO
OM値も同様に2つ使用し、FNoの場合はその2つの
数値の間に小数点も表示することができる。FNo値は
1.4〜22まで表示可能であり、ZOOM値は24〜
85mmまで表示可能である。数値の上にはISO、F
No、ZOOMの文字が表示され、各々の数値の意味が
判るよう配慮されている。
OM値を表示する。この時、ISO値は7セグメントの
表示を4つ使用し、IS03〜6400まで表示可能で
ある。FNo値は7セグメントの液晶表示を2つ、ZO
OM値も同様に2つ使用し、FNoの場合はその2つの
数値の間に小数点も表示することができる。FNo値は
1.4〜22まで表示可能であり、ZOOM値は24〜
85mmまで表示可能である。数値の上にはISO、F
No、ZOOMの文字が表示され、各々の数値の意味が
判るよう配慮されている。
【0268】また、これらの数値の下にはMF,SF
1,SF2,SF3の文字が表示できるようになってお
り、この表示A状態では自分に割り付けられた番号が確
認できるようになっている。(ただし、SFの場合はM
Fが多灯制御モードでないと番号割付を行わないので表
示しない)そして、表示BではMF,SF1,SF2,
SF3のGNo.値を表示する。これらはいずれも7セ
グメントの液晶表示を2つずつ使用し、それらの間には
コロンが表示される。数値の左にはGNOの文字が表示
され、また数値の下にはMF,SF1,SF2,SF3
の文字が表示されるのでどの数値が何を表すかが判るよ
うに配慮されている。
1,SF2,SF3の文字が表示できるようになってお
り、この表示A状態では自分に割り付けられた番号が確
認できるようになっている。(ただし、SFの場合はM
Fが多灯制御モードでないと番号割付を行わないので表
示しない)そして、表示BではMF,SF1,SF2,
SF3のGNo.値を表示する。これらはいずれも7セ
グメントの液晶表示を2つずつ使用し、それらの間には
コロンが表示される。数値の左にはGNOの文字が表示
され、また数値の下にはMF,SF1,SF2,SF3
の文字が表示されるのでどの数値が何を表すかが判るよ
うに配慮されている。
【0269】さらに表示CではMF,SF1,SF2,
SF3のGNo.比を表示する。これらはいずれも7セ
グメントの液晶表示を2つずつ使用し、それらの間には
コロンが表示される。数値の左にはRATIOの文字が
表示され、また数値の下にはMF,SF1,SF2,S
F3の文字が表示されるのでどの数値が何を表すかが判
るように配慮されている。
SF3のGNo.比を表示する。これらはいずれも7セ
グメントの液晶表示を2つずつ使用し、それらの間には
コロンが表示される。数値の左にはRATIOの文字が
表示され、また数値の下にはMF,SF1,SF2,S
F3の文字が表示されるのでどの数値が何を表すかが判
るように配慮されている。
【0270】次に図36には、単灯制御時のMF及びS
Fの表示の一例を示し説明する。
Fの表示の一例を示し説明する。
【0271】MFのSW10をSの位置にセット、すな
わち単灯モードに設定すると第3図のような表示とな
る。MFはCBとは通信を行うが、SFとはデータ通信
しないため、それぞれの表示は全く別個となっている。
またMFはみずからをMFと認識できるものの、SFは
番号の割付を行わないのでMF以外は自分のフラッシュ
番号を表示しない。
わち単灯モードに設定すると第3図のような表示とな
る。MFはCBとは通信を行うが、SFとはデータ通信
しないため、それぞれの表示は全く別個となっている。
またMFはみずからをMFと認識できるものの、SFは
番号の割付を行わないのでMF以外は自分のフラッシュ
番号を表示しない。
【0272】なお、この単灯発光モードではSFはハー
ド発光であるTTL1モードの時だけ発光する。
ド発光であるTTL1モードの時だけ発光する。
【0273】次に図37には、多灯制御時で、TTL1
モード時のMF及びSFの表示の一例を示し説明する。
モード時のMF及びSFの表示の一例を示し説明する。
【0274】まず、MFのSW10をPの位置にセッ
ト、すなわち多灯制御モードに設定し、発光モードをT
TL1モードに設定すると第33図のような表示とな
る。MFはCBとデータ通信し、またSFともデータ通
信を行うのでSFの表示はZOOM値以外はMFのそれ
に準じて表示する。つまり発光モード、ISO値、FN
o値等はすべて同じ表示になる。
ト、すなわち多灯制御モードに設定し、発光モードをT
TL1モードに設定すると第33図のような表示とな
る。MFはCBとデータ通信し、またSFともデータ通
信を行うのでSFの表示はZOOM値以外はMFのそれ
に準じて表示する。つまり発光モード、ISO値、FN
o値等はすべて同じ表示になる。
【0275】なお、この実施例では明記していないがZ
OOM値については多灯制御時のSFであると識別した
場合には35mmに初期設定する。
OOM値については多灯制御時のSFであると識別した
場合には35mmに初期設定する。
【0276】そして、MFの液晶表示ではカメラとMF
の状態図、および接続しているSFの数だけ(但し3つ
以下)表示する。またそれらSFとの接続状態について
も表示する。ここでは3つのSFがシリーズに接続して
いる場合の表示である。また各フラッシュ装置の充電状
態についても表示しており、この図37ではMFとSF
2とが充電完了していることがわかる。その下には発光
モードを表すTTL1の文字と、表示Aの場合はその下
のようにISO値、FNo値、ZOOM値が表示され
る。
の状態図、および接続しているSFの数だけ(但し3つ
以下)表示する。またそれらSFとの接続状態について
も表示する。ここでは3つのSFがシリーズに接続して
いる場合の表示である。また各フラッシュ装置の充電状
態についても表示しており、この図37ではMFとSF
2とが充電完了していることがわかる。その下には発光
モードを表すTTL1の文字と、表示Aの場合はその下
のようにISO値、FNo値、ZOOM値が表示され
る。
【0277】SFの場合は自分を表すSFのみ表示す
る。SF1は未充電なので矢印は出ていないが、SF2
は充電完了しているので右上に矢印が出ている。また、
表示A状態の時には一番下に自分に割り付けられた番号
が表示される。
る。SF1は未充電なので矢印は出ていないが、SF2
は充電完了しているので右上に矢印が出ている。また、
表示A状態の時には一番下に自分に割り付けられた番号
が表示される。
【0278】次に、図38には、多灯制御時、TTL2
モード時のMFおよびSFの表示の一例を示し説明す
る。
モード時のMFおよびSFの表示の一例を示し説明す
る。
【0279】図38は、MFが多灯制御モードで、発光
モードがTTL2の時の表示例を示している。ここで
は、いずれのフラッシュ装置も表示C状態にしてある
が、もし表示A状態にしたら数値等の表示は、図37で
示したものと同じになる。
モードがTTL2の時の表示例を示している。ここで
は、いずれのフラッシュ装置も表示C状態にしてある
が、もし表示A状態にしたら数値等の表示は、図37で
示したものと同じになる。
【0280】次に図39には、多灯制御時、MANUモ
ード時のMFおよびSFの表示の一例を示す。
ード時のMFおよびSFの表示の一例を示す。
【0281】この図39は、MFが多灯制御モードで、
発光モードがMANUの時の表示を示している。ここで
は、いずれもフラッシュ装置も表示C状態にしてある
が、もし表示A状態にすると数値等の表示は、図37で
示したものと同じになる。
発光モードがMANUの時の表示を示している。ここで
は、いずれもフラッシュ装置も表示C状態にしてある
が、もし表示A状態にすると数値等の表示は、図37で
示したものと同じになる。
【0282】次に、図40には、多灯制御時のSF4以
降の表示の一例を示す。
降の表示の一例を示す。
【0283】なお、この表示と設定スイッチではSFが
4つ以上あるとGNo.やGNo.比についてはMFか
らは設定できないが、各SFの設定スイッチを操作する
ことにより設定が可能である。
4つ以上あるとGNo.やGNo.比についてはMFか
らは設定できないが、各SFの設定スイッチを操作する
ことにより設定が可能である。
【0284】割付番号がSF4以降の場合、表示A状態
においては他のSFと同じ表示を行う。(ただし、SF
No.は表示されない。)しかし、表示B,表示Cの場
合は図40に示すように、右前の4つの7セグメントを
使用してSFNo.を表示し2つの7セグメントを消灯
し、一番左の2つの7セグメントによりGNo.あるい
はRATIOを表示する。この表示状態でSW4〜SW
6の設定スイッチを操作することによりそれらの数値を
設定することができる。なお、この表示および設定に関
するフローチャートについての図面は省略した。
においては他のSFと同じ表示を行う。(ただし、SF
No.は表示されない。)しかし、表示B,表示Cの場
合は図40に示すように、右前の4つの7セグメントを
使用してSFNo.を表示し2つの7セグメントを消灯
し、一番左の2つの7セグメントによりGNo.あるい
はRATIOを表示する。この表示状態でSW4〜SW
6の設定スイッチを操作することによりそれらの数値を
設定することができる。なお、この表示および設定に関
するフローチャートについての図面は省略した。
【0285】次に図41には、図12の場合のMFの表
示の一例を示す。
示の一例を示す。
【0286】図12に示したように、専用接続コード6
aを使用した場合、表示は図41のように表示される。
すなわち、SF1とSF2はMFとシリーズに接続され
ており、SF3はMFと別途直接接続されているのが判
るような表示になっている。この様な接続でも左のフラ
ッシュ装置からMF,SF1,SF2,SF3の順に番
号が割り付けられており、使用者に対し混乱のないよう
な表示になっている。なお、他のSFの表示について
は、シリーズに接続した場合と全く同じである。次に図
42にカメラ本体のインターフェース回路の構成を示し
説明する。
aを使用した場合、表示は図41のように表示される。
すなわち、SF1とSF2はMFとシリーズに接続され
ており、SF3はMFと別途直接接続されているのが判
るような表示になっている。この様な接続でも左のフラ
ッシュ装置からMF,SF1,SF2,SF3の順に番
号が割り付けられており、使用者に対し混乱のないよう
な表示になっている。なお、他のSFの表示について
は、シリーズに接続した場合と全く同じである。次に図
42にカメラ本体のインターフェース回路の構成を示し
説明する。
【0287】このインターフェース回路においては、フ
ラッシュ装置のSHOEコネクタを取り付ける部分に、
MCT,X,TTL,STXD,SRXD,GNDの6
つの端子がある。これらの端子はSHOEコネクタのM
CTs,Xs,TTLs,STXDs,SRXDs,G
NDの各端子を設け、それぞれ接続する。
ラッシュ装置のSHOEコネクタを取り付ける部分に、
MCT,X,TTL,STXD,SRXD,GNDの6
つの端子がある。これらの端子はSHOEコネクタのM
CTs,Xs,TTLs,STXDs,SRXDs,G
NDの各端子を設け、それぞれ接続する。
【0288】MCT端子は、エミッタ抵抗R102とベ
ース抵抗R101を有するトランジスタQ101のコレ
クタとつながっていて、またトランジスタQ101のエ
ミッタはGNDとつながっている。カメラボディCBの
中にはマイクロコンピュータ(C−CPU)22が設け
られ、このC−CPU22のMCTx端子からの信号に
より、トランジスタQ101をオン・オフすることがで
きる。MCTxはカメラの電源がオンであり、且つ動作
モードの状態の場合には(つまり撮影動作が可能な状態
では)、Hを出力し、トランジスタQ101をオンにし
て、MCTをGNDレベルに設定する。カメラがスタン
バイモード(つまり省電力のためにC−CPU22以外
の回路の電源をオフした状態)の時には、MCTxはL
レベルの信号を出力し、トランジスタQ101をオフに
して、MCTをオープンにする。次にX端子は、サイリ
スタSCR101のアノードに接続される。そのサイリ
スタSCR101のカソードはGNDに、ゲートは抵抗
R104、インバータ回路IV101を介してシャッタ
幕スイッチに接続する。またSCR101のゲートとG
NDの間には、誤動作防止用としてコンデンサC10
1、抵抗R103が挿入されている。
ース抵抗R101を有するトランジスタQ101のコレ
クタとつながっていて、またトランジスタQ101のエ
ミッタはGNDとつながっている。カメラボディCBの
中にはマイクロコンピュータ(C−CPU)22が設け
られ、このC−CPU22のMCTx端子からの信号に
より、トランジスタQ101をオン・オフすることがで
きる。MCTxはカメラの電源がオンであり、且つ動作
モードの状態の場合には(つまり撮影動作が可能な状態
では)、Hを出力し、トランジスタQ101をオンにし
て、MCTをGNDレベルに設定する。カメラがスタン
バイモード(つまり省電力のためにC−CPU22以外
の回路の電源をオフした状態)の時には、MCTxはL
レベルの信号を出力し、トランジスタQ101をオフに
して、MCTをオープンにする。次にX端子は、サイリ
スタSCR101のアノードに接続される。そのサイリ
スタSCR101のカソードはGNDに、ゲートは抵抗
R104、インバータ回路IV101を介してシャッタ
幕スイッチに接続する。またSCR101のゲートとG
NDの間には、誤動作防止用としてコンデンサC10
1、抵抗R103が挿入されている。
【0289】そして、シャッタ幕スイッチは、通常、H
レベルの信号を出力するが、後幕がまだ走行していない
状態で先幕が走行完了した場合にはLレベルの信号を出
力する。すなわち、シャッタが全開した場合にLレベル
の信号が出るようになっている。シャッタ幕スイッチが
LになるとSCR101はオンとなり、発光開始信号と
してフラッシュ装置にLレベル信号が出力される。
レベルの信号を出力するが、後幕がまだ走行していない
状態で先幕が走行完了した場合にはLレベルの信号を出
力する。すなわち、シャッタが全開した場合にLレベル
の信号が出るようになっている。シャッタ幕スイッチが
LになるとSCR101はオンとなり、発光開始信号と
してフラッシュ装置にLレベル信号が出力される。
【0290】そして、TTL端子はコンデンサC10
2、トランジスタQ102を介してGNDと接続する。
コンデンサC102とトランジスタQ102のコレクタ
との接続部は、抵抗R107を介してVcc(回路電源
電圧)にプルアップされている。トランジスタQ102
は、ベース抵抗R106とエミッタ抵抗R105を有
し、ベースは測光・調光回路に接続する。
2、トランジスタQ102を介してGNDと接続する。
コンデンサC102とトランジスタQ102のコレクタ
との接続部は、抵抗R107を介してVcc(回路電源
電圧)にプルアップされている。トランジスタQ102
は、ベース抵抗R106とエミッタ抵抗R105を有
し、ベースは測光・調光回路に接続する。
【0291】この測光・調光回路は、C−CPU22の
TTLx端子からの信号でレンズを通る光量の積分を開
始し、所定量に達するとHの信号を出力する。この時、
トランジスタQ102はオンし、コンデンサC102を
瞬時にGNDレベルに切り換える。
TTLx端子からの信号でレンズを通る光量の積分を開
始し、所定量に達するとHの信号を出力する。この時、
トランジスタQ102はオンし、コンデンサC102を
瞬時にGNDレベルに切り換える。
【0292】従ってTTL端子も−Vcc分だけ電位が
下がる。フラッシュ装置はこの電位の低下を検出し、発
光を停止する。
下がる。フラッシュ装置はこの電位の低下を検出し、発
光を停止する。
【0293】STXD,SRXDは非同期通信を行うた
めの端子であり、バッファBF101,BF102を介
してC−CPUと接続する。C−CPU22の送受信す
るデータ内容については既に説明してあるので、ここで
は省略する。
めの端子であり、バッファBF101,BF102を介
してC−CPUと接続する。C−CPU22の送受信す
るデータ内容については既に説明してあるので、ここで
は省略する。
【0294】なお、実施例ではアクセサリをすべてフラ
ッシュ装置で構成したが、すべてフラッシュ装置である
必要はなく、メインアクセサリとしてフラッシュコント
ローラ(自らは発光することはできない各フラッシュ装
置の制御が可能なもの)を使用したり、あるいはサブア
クセサリとしてビデオライトや雲台等を組み込むように
することも可能である。
ッシュ装置で構成したが、すべてフラッシュ装置である
必要はなく、メインアクセサリとしてフラッシュコント
ローラ(自らは発光することはできない各フラッシュ装
置の制御が可能なもの)を使用したり、あるいはサブア
クセサリとしてビデオライトや雲台等を組み込むように
することも可能である。
【0295】以上のことから、本実施例のアクセサリ制
御システムは、カメラに取り付けたアクセサリがメイン
アクセサリとなり、そのメインアクセサリがサブアクセ
サリを制御する。それらアクセサリを制御するための設
定や表示は、メインアクセサリの操作部材で行う。
御システムは、カメラに取り付けたアクセサリがメイン
アクセサリとなり、そのメインアクセサリがサブアクセ
サリを制御する。それらアクセサリを制御するための設
定や表示は、メインアクセサリの操作部材で行う。
【0296】よって、第1に、カメラ側制御回路の負担
が少ない、第2に、操作部材・表示部材はカメラがもつ
必要がなく、カメラを軽量化・低価格化できる、第3
に、操作・表示がメインアクセサリで制御できるのでユ
ーザーにとって分かりやすく便利である、第4に、カメ
ラとは独立的にアクセサリが複数のアクセサリを制御す
るから、古いカメラでも対応できる、といった効果があ
る。
が少ない、第2に、操作部材・表示部材はカメラがもつ
必要がなく、カメラを軽量化・低価格化できる、第3
に、操作・表示がメインアクセサリで制御できるのでユ
ーザーにとって分かりやすく便利である、第4に、カメ
ラとは独立的にアクセサリが複数のアクセサリを制御す
るから、古いカメラでも対応できる、といった効果があ
る。
【0297】また、メインフラッシュ装置とサブフラッ
シュ装置群間との通信は、メインフラッシュ装置がカメ
ラからデータを受け取った後に行うので、独立した2種
類の通信を行う際に生じ易いデータの読み損ないも発生
せず、誤動作を防ぐことが出来る。
シュ装置群間との通信は、メインフラッシュ装置がカメ
ラからデータを受け取った後に行うので、独立した2種
類の通信を行う際に生じ易いデータの読み損ないも発生
せず、誤動作を防ぐことが出来る。
【0298】そして、本実施例の多灯撮影システムは、
フラッシュ装置が発光同期信号を入力すると、設定され
た発光光量比に応じた発光量だけ発光が行なわれる。
フラッシュ装置が発光同期信号を入力すると、設定され
た発光光量比に応じた発光量だけ発光が行なわれる。
【0299】また、各フラッシュ装置は、発光光量比部
あるいは発光光量比情報入力部により、自分の発光光量
比が決定され、各フラッシュ装置は発光同期信号が入力
する度にその比に応じた発光量だけ発光することによ
り、各々フラッシュ装置の発光量比を可変可能になる。
あるいは発光光量比情報入力部により、自分の発光光量
比が決定され、各フラッシュ装置は発光同期信号が入力
する度にその比に応じた発光量だけ発光することによ
り、各々フラッシュ装置の発光量比を可変可能になる。
【0300】さらに、カメラから発光開始信号が出力す
ると、発光同期信号発生部が発光同期信号出力手段を通
じて各フラッシュ装置に対し同期信号を所定時間毎に出
力する。そしてカメラあるいはフラッシュ装置あるいは
その他のアクセサリから発光停止信号が出力されるとそ
の同期信号の出力が停止され、カメラからのTTL調光
信号を発光停止信号とすれば、フラッシュ装置はTTL
調光信号が出力されると発光を停止することとなり、多
灯撮影でもTTL調光される。
ると、発光同期信号発生部が発光同期信号出力手段を通
じて各フラッシュ装置に対し同期信号を所定時間毎に出
力する。そしてカメラあるいはフラッシュ装置あるいは
その他のアクセサリから発光停止信号が出力されるとそ
の同期信号の出力が停止され、カメラからのTTL調光
信号を発光停止信号とすれば、フラッシュ装置はTTL
調光信号が出力されると発光を停止することとなり、多
灯撮影でもTTL調光される。
【0301】また、上記多灯撮影システムに加えて、発
光同期信号発生手段は、撮影時には発光同期信号の所定
間隔を短くし、事前確認時には発光同期信号の所定間隔
を長くすることにより、モデリング照射とされ、照射具
合を目で確認される。しかも各フラッシュ装置の発光光
量は設定した発光光量比に応じた光量であるから、モデ
リング照射時においても設定した光量比での確認ができ
る。
光同期信号発生手段は、撮影時には発光同期信号の所定
間隔を短くし、事前確認時には発光同期信号の所定間隔
を長くすることにより、モデリング照射とされ、照射具
合を目で確認される。しかも各フラッシュ装置の発光光
量は設定した発光光量比に応じた光量であるから、モデ
リング照射時においても設定した光量比での確認ができ
る。
【0302】撮影時はこの所定間隔を短くするだけであ
るから、当然事前確認時と同じ照射が行われ、しかも高
速で断続発光するからごく短時間に発光動作が終了し、
シャッタスピードに大きな影響を与えることもない。
るから、当然事前確認時と同じ照射が行われ、しかも高
速で断続発光するからごく短時間に発光動作が終了し、
シャッタスピードに大きな影響を与えることもない。
【0303】従って、本発明によれば、設定したGNO
比で間欠小発光し、事前に陰影等の様子を目で確認で
き、本発光の際には、事前確認ので間欠小発光のインタ
バルを短くし、短時間で発光および調光を行なわれる。
比で間欠小発光し、事前に陰影等の様子を目で確認で
き、本発光の際には、事前確認ので間欠小発光のインタ
バルを短くし、短時間で発光および調光を行なわれる。
【0304】なお、本実施例では、各フラッシュ装置に
発光量比や該発光量比に関する情報を記憶、設定させた
が、これに限定されるものではなく、メインアクセサリ
(メインフラッシュ装置)に集中させて記憶および設定
することも容易に可能である。
発光量比や該発光量比に関する情報を記憶、設定させた
が、これに限定されるものではなく、メインアクセサリ
(メインフラッシュ装置)に集中させて記憶および設定
することも容易に可能である。
【0305】また本発明は、前述した実施例に限定され
るものではなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
るものではなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0306】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、予
め照明による陰影が確認でき、且つ適正露光が得られよ
うな発光光量比の制御が可能な多灯撮影システムを提供
することができる。
め照明による陰影が確認でき、且つ適正露光が得られよ
うな発光光量比の制御が可能な多灯撮影システムを提供
することができる。
【図1】本発明による実施例としてのカメラに搭載され
るフラッシュ装置の外観を示す図である。
るフラッシュ装置の外観を示す図である。
【図2】図1に示したフラッシュ装置を複数用いて、多
灯接続した構成を示す図である。
灯接続した構成を示す図である。
【図3】図1に示したフラッシュ装置の回路構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】IF回路および各コネクタの端子の接続構成を
示す図である。
示す図である。
【図5】図2に示した発光制御回路及び発光回路の具体
的な構成を示す図である。
的な構成を示す図である。
【図6】MCTs端子及びSCTi端子の信号レベルに
よる識別構成を示す図である。
よる識別構成を示す図である。
【図7】非同期通信の信号の構成を示す図である。
【図8】多灯制御時のソフト発光する通信方法の信号構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図9】多灯制御時のデータ通信の流れを説明するため
の図である。
の図である。
【図10】メインフラッシュ装置のデータ通信の信号の
タイミングを示す図である。
タイミングを示す図である。
【図11】第1キャラクタC1の番号とその内容を示す
図である。
図である。
【図12】多数のサブフラッシュ装置が並列接続される
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図13】多数のサブフラッシュ装置をシリーズに接続
するための専用接続コードの配線図である。
するための専用接続コードの配線図である。
【図14】多数のサブフラッシュ装置を並列に接続する
ための専用接続コードの配線図である。
ための専用接続コードの配線図である。
【図15】実施例のカメラに搭載されるフラッシュ装置
のメインルーチンを示すフローチャートである。
のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図16】“操作設定”のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図17】“設定切換A”の前半のサブルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図18】“設定切換A”の後半のサブルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図19】“設定切換B”及び“設定切換C”のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
ーチンを示すフローチャートである。
【図20】“テスト発光”の前半のサブルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図21】“テスト発光”の後半のサブルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図22】“モード設定”の発光モード及び、サブルー
チンを示すフローチャートである。
チンを示すフローチャートである。
【図23】“MFデータ通信”のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図24】“SFNo.割付”の前半のサブルーチンを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図25】“SFNo.割付”の後半のサブルーチンを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図26】“MFソフト発光”の前半のサブルーチンを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図27】“MFソフト発光”の後半のサブルーチンを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図28】“SFデータ通信”のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図29】“SFソフト発光”の後半のサブルーチンを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図30】“SFNoセット”のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図31】多灯制御時の撮影を行う構成の一例を示す図
である。
である。
【図32】TTL2モード時のテスト発光の波形を示す
図である。
図である。
【図33】液晶表示パネルと操作部材を示す図である。
【図34】TTL2モード時の発光の波形を示す図であ
る。
る。
【図35】液晶表示パネルの表示例を示す図である。
【図36】表示パネルに表示される単灯制御時のメイン
フラッシュ装置及びサブフラッシュ装置を示す図であ
る。
フラッシュ装置及びサブフラッシュ装置を示す図であ
る。
【図37】表示パネルに表示される多灯制御時のTTL
1モード時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ
装置を示す図である。
1モード時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ
装置を示す図である。
【図38】表示パネルに表示される多灯制御時のTTL
1モード時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ
装置を示す図である。
1モード時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ
装置を示す図である。
【図39】表示パネルに表示される多灯制御時のMAN
U時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ装置を
示す図である。
U時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ装置を
示す図である。
【図40】表示パネルに表示される多灯制御時の第4番
目以降のサブフラッシュ装置を示す図である。
目以降のサブフラッシュ装置を示す図である。
【図41】表示パネルに表示される図12のサブフラッ
シュ装置構成を示す図である。
シュ装置構成を示す図である。
【図42】本実施例のアクセサリ制御システムをカメラ
本体に接続するためのインターフェース回路の構成を示
す図である。
本体に接続するためのインターフェース回路の構成を示
す図である。
1…フラッシュ装置、2…接続コネクタSHOE(6P
IN)、3…信号入力コネクタLIN (7PIN)、4…
信号出力コネクタLOUT(7PIN) 、5…カメラ本体、
6…専用接続コード、7…IF回路、8…発光制御回路
及び発光回路、9…操作SW、10…電源回路、11…
LCD、12…L−CPU。
IN)、3…信号入力コネクタLIN (7PIN)、4…
信号出力コネクタLOUT(7PIN) 、5…カメラ本体、
6…専用接続コード、7…IF回路、8…発光制御回路
及び発光回路、9…操作SW、10…電源回路、11…
LCD、12…L−CPU。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 多灯撮影システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラ等に搭載されるア
クセサリに係り、特に複数のフラッシュ装置の光量を制
御する多灯撮影システムに関する。
クセサリに係り、特に複数のフラッシュ装置の光量を制
御する多灯撮影システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フラッシュ装置を用いて、適正
な露出を実現する自動調光撮影を行う手法として、TT
L調光制御がよく利用されている。
な露出を実現する自動調光撮影を行う手法として、TT
L調光制御がよく利用されている。
【0003】この調光手法は、複数のフラッシュ装置を
接続しても、カメラからの発光開始信号により同時に発
光開始し、発光停止信号(TTL調光信号)により同時
に発光停止でき、しかも適正な露光が実現されている。
接続しても、カメラからの発光開始信号により同時に発
光開始し、発光停止信号(TTL調光信号)により同時
に発光停止でき、しかも適正な露光が実現されている。
【0004】しかし、複数のフラッシュ装置を使用する
場合には、単純に適正露光を実現するだけではなく、各
フラッシュ装置の発光光量比を変えて、ある部分は暗
く、ある部分は明るくしたいといった要望も現れてき
た。
場合には、単純に適正露光を実現するだけではなく、各
フラッシュ装置の発光光量比を変えて、ある部分は暗
く、ある部分は明るくしたいといった要望も現れてき
た。
【0005】ところが同時発光・同時停止のTTL調光
では、各々の発光光量を調整することができないので、
ユーザーが発光光量比を変えるためにフラッシュ装置と
被写体の距離を変えたり、フラッシュ装置の発光部の前
に減光部材をとりつけるなどして被写体に対して与える
光量比を変える工夫をしていた。
では、各々の発光光量を調整することができないので、
ユーザーが発光光量比を変えるためにフラッシュ装置と
被写体の距離を変えたり、フラッシュ装置の発光部の前
に減光部材をとりつけるなどして被写体に対して与える
光量比を変える工夫をしていた。
【0006】そこで、特開昭57−173827号公報
に開示されているように、カメラにTTL調光レベルを
複数持たせ、TTL調光信号が出力される度に発光する
フラッシュ装置を切り換えて行く発光制御方法(TTL
調光順次発光制御)が提案されている。
に開示されているように、カメラにTTL調光レベルを
複数持たせ、TTL調光信号が出力される度に発光する
フラッシュ装置を切り換えて行く発光制御方法(TTL
調光順次発光制御)が提案されている。
【0007】この方法によればTTL調光レベルを変え
ることにより、各フラッシュ装置の発光光量比を実質的
に変えることが出来る。
ることにより、各フラッシュ装置の発光光量比を実質的
に変えることが出来る。
【0008】ところで、フラッシュ装置を使用した撮影
の場合、事前にどのように照らし出されるのかを確認で
きると大変便利である。目で確認することによってユー
ザーが撮影前にフラッシュ装置や被写体の位置を移動さ
せたり、背景物を変えてみたりして、意図する写真を撮
ることができる。
の場合、事前にどのように照らし出されるのかを確認で
きると大変便利である。目で確認することによってユー
ザーが撮影前にフラッシュ装置や被写体の位置を移動さ
せたり、背景物を変えてみたりして、意図する写真を撮
ることができる。
【0009】こういった事前確認として特開昭61−0
45599号公報で開示されている技術がある。つま
り、発光部を間欠発光させることで長時間被写体を照射
し、その様子をユーザーが目で確認するというものであ
る。
45599号公報で開示されている技術がある。つま
り、発光部を間欠発光させることで長時間被写体を照射
し、その様子をユーザーが目で確認するというものであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した特開
昭57−173827号公報に開示されている技術によ
れば、適正な露出が得られるが、撮影に先立って光量比
を確認することができない。
昭57−173827号公報に開示されている技術によ
れば、適正な露出が得られるが、撮影に先立って光量比
を確認することができない。
【0011】また、特開昭61−045599号公報で
開示されている技術においては、TTL調光順次発光制
御の場合、この様なモデリング照射で事前確認すると次
のような問題がある。
開示されている技術においては、TTL調光順次発光制
御の場合、この様なモデリング照射で事前確認すると次
のような問題がある。
【0012】つまり、複数のフラッシュ装置でモデリン
グ照射を行っても、その時に確認した様子と実際に撮影
した結果とが一致しない。というのは実際に順次発光で
多灯撮影する場合には、各々のフラッシュ装置の発光量
が設定されるTTL調光レベルにより異なってしまうか
らである。
グ照射を行っても、その時に確認した様子と実際に撮影
した結果とが一致しない。というのは実際に順次発光で
多灯撮影する場合には、各々のフラッシュ装置の発光量
が設定されるTTL調光レベルにより異なってしまうか
らである。
【0013】このように、発光光量比を変えることがで
き、しかも事前にその様子を確認することができる多灯
光撮影システムがなかった。
き、しかも事前にその様子を確認することができる多灯
光撮影システムがなかった。
【0014】そこで本発明は、予め照明による陰影が確
認でき、且つ適正露光が得られるように発光光量比の制
御が可能な多灯撮影システムを提供することを目的とす
る。
認でき、且つ適正露光が得られるように発光光量比の制
御が可能な多灯撮影システムを提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、多灯フラッシュ撮影可能な多灯撮影システ
ムにおいて、被写体に閃光を投射する発光部と、上記発
光部の発光の同期をとるための発光同期信号を入力する
ための入力手段と、各発光部の設定された発光量比、若
しくは発光量比に関する情報を入力するための発光量比
入力手段と、上記発光同期信号に同期して、上記発光量
比入力手段によって入力された発光量比に基づいて、上
記発光部を制御する発光制御手段と、を各フラッシュ装
置が有し、上記各フラッシュ装置に間歇的に発光同期信
号を送信するための発光同期出力手段と、を具備し、上
記各フラッシュ装置は上記発光量比に応じて間歇的に発
光を繰り返す多灯撮影システムを提供する。
するために、多灯フラッシュ撮影可能な多灯撮影システ
ムにおいて、被写体に閃光を投射する発光部と、上記発
光部の発光の同期をとるための発光同期信号を入力する
ための入力手段と、各発光部の設定された発光量比、若
しくは発光量比に関する情報を入力するための発光量比
入力手段と、上記発光同期信号に同期して、上記発光量
比入力手段によって入力された発光量比に基づいて、上
記発光部を制御する発光制御手段と、を各フラッシュ装
置が有し、上記各フラッシュ装置に間歇的に発光同期信
号を送信するための発光同期出力手段と、を具備し、上
記各フラッシュ装置は上記発光量比に応じて間歇的に発
光を繰り返す多灯撮影システムを提供する。
【0016】また、前記多灯撮影システムは、上記発光
同期信号出力手段が撮影時に比べ事前確認時には、上記
発光同期信号の出力間隔を長くする多灯撮影システムを
提供する。
同期信号出力手段が撮影時に比べ事前確認時には、上記
発光同期信号の出力間隔を長くする多灯撮影システムを
提供する。
【0017】
【作用】以上のような構成の多灯撮影システムは、フラ
ッシュ装置が発光同期信号を入力すると、設定された発
光光量比に応じた発光量だけ発光が行なわれる。また、
各フラッシュ装置は、発光光量比設定手段あるいは発光
光量比情報入力手段により、自分の発光光量比が決定さ
れ、各フラッシュ装置は発光同期信号が入力する度にそ
の比に応じた発光量だけ発光することにより、各々フラ
ッシュ装置の発光量比を可変される。
ッシュ装置が発光同期信号を入力すると、設定された発
光光量比に応じた発光量だけ発光が行なわれる。また、
各フラッシュ装置は、発光光量比設定手段あるいは発光
光量比情報入力手段により、自分の発光光量比が決定さ
れ、各フラッシュ装置は発光同期信号が入力する度にそ
の比に応じた発光量だけ発光することにより、各々フラ
ッシュ装置の発光量比を可変される。
【0018】さらに、カメラから発光開始信号が出力す
ると、発光同期信号発生手段が発光同期信号出力手段を
通じて各フラッシュ装置に対し同期信号を所定時間毎に
出力する。そしてカメラあるいはフラッシュ装置あるい
はその他のアクセサリから発光停止信号が出力されると
その同期信号の出力が停止され、カメラからのTTL調
光信号を発光停止信号とすれば、フラッシュ装置はTT
L調光信号が出力されると発光を停止することとなり、
多灯撮影でもTTL調光される。
ると、発光同期信号発生手段が発光同期信号出力手段を
通じて各フラッシュ装置に対し同期信号を所定時間毎に
出力する。そしてカメラあるいはフラッシュ装置あるい
はその他のアクセサリから発光停止信号が出力されると
その同期信号の出力が停止され、カメラからのTTL調
光信号を発光停止信号とすれば、フラッシュ装置はTT
L調光信号が出力されると発光を停止することとなり、
多灯撮影でもTTL調光される。
【0019】また、上記多灯撮影システムに加えて、発
光同期信号発生手段は、撮影時には発光同期信号の所定
間隔を短くし、事前確認時には発光同期信号の所定間隔
を長くすることにより、モデリング照射とされる。さら
に各フラッシュ装置の発光光量は設定した発光光量比に
応じた光量であり、モデリング照射時においても設定し
た光量比で確認される。
光同期信号発生手段は、撮影時には発光同期信号の所定
間隔を短くし、事前確認時には発光同期信号の所定間隔
を長くすることにより、モデリング照射とされる。さら
に各フラッシュ装置の発光光量は設定した発光光量比に
応じた光量であり、モデリング照射時においても設定し
た光量比で確認される。
【0020】撮影時はこの所定間隔を短くし、事前確認
時と同じ照射が行われ、且つ高速で断続発光するため、
ごく短時間に発光動作が終了して、シャッタスピードに
影響しない。
時と同じ照射が行われ、且つ高速で断続発光するため、
ごく短時間に発光動作が終了して、シャッタスピードに
影響しない。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0022】図1は、本発明による実施例としてのカメ
ラに搭載されるフラッシュ装置の外観を示す図である。
ラに搭載されるフラッシュ装置の外観を示す図である。
【0023】図1は、フラッシュ装置を正面から見たと
きの外観図である。このフラッシュ装置1は、カメラに
直接取り付けるための接続コネクタSHOE(6PI
N)2と、信号入力コネクタLIN (7PIN)3と、信
号出力コネクタLOUT(7PIN) 4の3つのコネクタが
設けられている。
きの外観図である。このフラッシュ装置1は、カメラに
直接取り付けるための接続コネクタSHOE(6PI
N)2と、信号入力コネクタLIN (7PIN)3と、信
号出力コネクタLOUT(7PIN) 4の3つのコネクタが
設けられている。
【0024】図2は、図1に示したフラッシュ装置を複
数用いて、多灯接続した構成を示す。この多灯接続は、
カメラ本体5と、複数のフラッシュ装置1a,…,1n
により構成される。このように接続された複数のフラッ
シュ装置のうち1つは、メインフラッシュ装置1aとし
て、SHOEコネクタ2を通してカメラ本体5と接続し
ている。
数用いて、多灯接続した構成を示す。この多灯接続は、
カメラ本体5と、複数のフラッシュ装置1a,…,1n
により構成される。このように接続された複数のフラッ
シュ装置のうち1つは、メインフラッシュ装置1aとし
て、SHOEコネクタ2を通してカメラ本体5と接続し
ている。
【0025】この接続構成においては、隣のサブフラッ
シュ装置1bと専用接続コード6で接続されており、さ
らにサブフラッシュ装置1cは、別のサブフラッシュ装
置と専用接続コード6で順次、シリーズに接続されてい
る。この専用接続コード6は、フラッシュ装置のLOUT
コネクタ4とLINコネクタ3とを接続するものであっ
て、コネクタのLOUT 端子とLOUT 端子どうし、または
LIN端子とLIN端子どうしは接続することができない構
造となっている。また本実施例の説明では、上記メイン
フラッシュ装置のLIN端子に、サブフラッシュ装置のL
OUT 端子を専用接続コード6で接続しても制御できない
ものとする。但し、データ通信用の機器は接続可能であ
る。
シュ装置1bと専用接続コード6で接続されており、さ
らにサブフラッシュ装置1cは、別のサブフラッシュ装
置と専用接続コード6で順次、シリーズに接続されてい
る。この専用接続コード6は、フラッシュ装置のLOUT
コネクタ4とLINコネクタ3とを接続するものであっ
て、コネクタのLOUT 端子とLOUT 端子どうし、または
LIN端子とLIN端子どうしは接続することができない構
造となっている。また本実施例の説明では、上記メイン
フラッシュ装置のLIN端子に、サブフラッシュ装置のL
OUT 端子を専用接続コード6で接続しても制御できない
ものとする。但し、データ通信用の機器は接続可能であ
る。
【0026】ここで、メインフラッシュ装置とサブフラ
ッシュ装置とは、まったく同じ構成であり、カメラ本体
5に取り付けられたフラッシュ装置をメインフラッシュ
装置とし、カメラ本体5とは直接接続しておらず、専用
接続コード3によって他のフラッシュ装置と接続してい
るものをサブフラッシュ装置と呼ぶことにする。
ッシュ装置とは、まったく同じ構成であり、カメラ本体
5に取り付けられたフラッシュ装置をメインフラッシュ
装置とし、カメラ本体5とは直接接続しておらず、専用
接続コード3によって他のフラッシュ装置と接続してい
るものをサブフラッシュ装置と呼ぶことにする。
【0027】更にカメラ本体5を“CB”と表し、メイ
ンフラッシュ装置1aは“MF”、サブフラッシュ装置
1b,…,1nは、“SF”と表す。
ンフラッシュ装置1aは“MF”、サブフラッシュ装置
1b,…,1nは、“SF”と表す。
【0028】また、複数のサブフラッシュ装置は、MF
に近いほうからSF1,SF2,…,SFnの符号を付
す。この符号は、MFとSF若しくは、SFとSFとの
通信を行う際にコード番号として用いる。
に近いほうからSF1,SF2,…,SFnの符号を付
す。この符号は、MFとSF若しくは、SFとSFとの
通信を行う際にコード番号として用いる。
【0029】図3は、前述したフラッシュ装置の回路構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【0030】まず、6端子のカメラ取り付け用端子(S
HOEコネクタ)2と、7端子の信号入力端子(LINコ
ネクタ)3と、7端子の信号出力端子(LOUT コネク
タ)4とが後述するIF回路7にそれぞれ接続される。
このIF回路7は、発光制御回路及び発光回路8と接続
され、前記各コネクタの端子と発光制御回路との間で信
号の入・出力を行う回路である。
HOEコネクタ)2と、7端子の信号入力端子(LINコ
ネクタ)3と、7端子の信号出力端子(LOUT コネク
タ)4とが後述するIF回路7にそれぞれ接続される。
このIF回路7は、発光制御回路及び発光回路8と接続
され、前記各コネクタの端子と発光制御回路との間で信
号の入・出力を行う回路である。
【0031】前記発光制御回路及び発光回路8におい
て、発光制御回路は、IF回路7と、発光モードや発光
量などを設定する複数のスイッチからなる操作SW9と
が発した信号により、発光回路を制御し、また、発光回
路は、図5に示す発光に必要な電荷を蓄積するためのメ
インコンデンサMCと、その電荷を放電することにより
発光を行う発光管XEと、発光管XEとメインコンデン
サMCのループの間に挿入された発光停止を制御するた
めのスイッチング素子(ここではIGBTを使用する)
とで構成される。
て、発光制御回路は、IF回路7と、発光モードや発光
量などを設定する複数のスイッチからなる操作SW9と
が発した信号により、発光回路を制御し、また、発光回
路は、図5に示す発光に必要な電荷を蓄積するためのメ
インコンデンサMCと、その電荷を放電することにより
発光を行う発光管XEと、発光管XEとメインコンデン
サMCのループの間に挿入された発光停止を制御するた
めのスイッチング素子(ここではIGBTを使用する)
とで構成される。
【0032】また、前記発光制御回路及び発光回路8に
は、低電圧電源BTを昇圧して高電圧VMCを発生させる
電源回路10と、LCD11を直接制御するためのL−
CPU12とが接続される。LCD11は、発光モー
ド、発光量などの情報を表示するための液晶表示装置で
ある。
は、低電圧電源BTを昇圧して高電圧VMCを発生させる
電源回路10と、LCD11を直接制御するためのL−
CPU12とが接続される。LCD11は、発光モー
ド、発光量などの情報を表示するための液晶表示装置で
ある。
【0033】次に図4には、前述したIF回路および各
コネクタの端子の構成及び接続関係を示し説明する。
コネクタの端子の構成及び接続関係を示し説明する。
【0034】SHOEコネクタ2は、MCTs端子、X
s端子、TTLs端子、STXDs端子、SRXDs端
子及び、GND端子からなる。
s端子、TTLs端子、STXDs端子、SRXDs端
子及び、GND端子からなる。
【0035】前記MCTs端子は、フラッシュ装置がカ
メラに直接取り付けられたことを検出するための端子で
あり、バッファBF01を介して発光制御回路に接続す
る。前記BF01の入力端は、プルアップされており、
カメラに接続されていなければ信号レベルは、Hレベル
となり、接続されれば、Lレベルとなる。
メラに直接取り付けられたことを検出するための端子で
あり、バッファBF01を介して発光制御回路に接続す
る。前記BF01の入力端は、プルアップされており、
カメラに接続されていなければ信号レベルは、Hレベル
となり、接続されれば、Lレベルとなる。
【0036】前記Xs端子は、カメラのシャッタ幕が全
開になった時に、発光開始信号がこの端子を通して、カ
メラからフラッシュ装置に送られる。バッファBF02
の入力端は、プルアップされており、前記発光開始信号
は、この端子をLレベルにすることで伝達される。
開になった時に、発光開始信号がこの端子を通して、カ
メラからフラッシュ装置に送られる。バッファBF02
の入力端は、プルアップされており、前記発光開始信号
は、この端子をLレベルにすることで伝達される。
【0037】そして、前記TTLs端子は、カメラから
のTTL調光信号を入力する端子であり、プルアップさ
れた入力端を有するバッファBF03に接続される。カ
メラからフラッシュ装置に調光信号(発光停止信号)を
出力して、発光を停止させる場合には、この端子の信号
レベルをLレベルにする。
のTTL調光信号を入力する端子であり、プルアップさ
れた入力端を有するバッファBF03に接続される。カ
メラからフラッシュ装置に調光信号(発光停止信号)を
出力して、発光を停止させる場合には、この端子の信号
レベルをLレベルにする。
【0038】前記STXDs端子は、フラッシュ装置は
この端子を通してカメラからの非同期通信の受信を行
う。またSRXDs端子は、フラッシュ装置はこの端子
を通してカメラに非同期通信の送信を行う。GND端子
は、グランドレベル電圧の端子である。
この端子を通してカメラからの非同期通信の受信を行
う。またSRXDs端子は、フラッシュ装置はこの端子
を通してカメラに非同期通信の送信を行う。GND端子
は、グランドレベル電圧の端子である。
【0039】次に、LOUT コネクタ4は、RLo端子、
SCTo端子、Xo端子、TTLo端子、SDTo端
子、SDRo端子及び、GND端子からなる。
SCTo端子、Xo端子、TTLo端子、SDTo端
子、SDRo端子及び、GND端子からなる。
【0040】前記RLo端子は、図2に示した専用接続
コード6によりLOUT コネクタと他のフラッシュ装置の
LINコネクタを接続すると、他のフラッシュ装置のRL
i端子と電気的に接続される。このRLi端子を発光制
御回路により、オープンドレインのバッファBF21を
介してLレベルにする。
コード6によりLOUT コネクタと他のフラッシュ装置の
LINコネクタを接続すると、他のフラッシュ装置のRL
i端子と電気的に接続される。このRLi端子を発光制
御回路により、オープンドレインのバッファBF21を
介してLレベルにする。
【0041】前記SCTo端子は、専用接続コード6に
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3とを接続すると、他のフラッシュ装置のSCTi
端子と電気的に接続される。このSCTi端子の信号レ
ベルを発光制御路により、オープンドレインのバッファ
BF22を介して、Lレベルにする。
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3とを接続すると、他のフラッシュ装置のSCTi
端子と電気的に接続される。このSCTi端子の信号レ
ベルを発光制御路により、オープンドレインのバッファ
BF22を介して、Lレベルにする。
【0042】前記Xo端子は、専用接続コード6により
LOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネクタ
3を接続すると、他のフラッシュ装置のXi端子と電気
的に接続される。Xo端子はXi端子に対し、SHOE
コネクタ2のXs端子の信号またはLINコネクタ3のX
i端子の信号のいずれかを選択して出力する。
LOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネクタ
3を接続すると、他のフラッシュ装置のXi端子と電気
的に接続される。Xo端子はXi端子に対し、SHOE
コネクタ2のXs端子の信号またはLINコネクタ3のX
i端子の信号のいずれかを選択して出力する。
【0043】そしてTTLo端子は、専用接続コード6
によりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコ
ネクタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のTTLi
端子と電気的に接続される。TTLo端子はTTLi端
子に対し、SHOEコネクタ2のTTLs端子の信号ま
たはLINコネクタ3のTTLi端子の信号のいずれかを
選択して出力する。
によりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコ
ネクタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のTTLi
端子と電気的に接続される。TTLo端子はTTLi端
子に対し、SHOEコネクタ2のTTLs端子の信号ま
たはLINコネクタ3のTTLi端子の信号のいずれかを
選択して出力する。
【0044】前記SDTo端子は、専用接続コード6に
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のSDTi端
子と電気的に接続される。SDTo端子はSDTi端子
に対し、非同期通信を送信する。
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のSDTi端
子と電気的に接続される。SDTo端子はSDTi端子
に対し、非同期通信を送信する。
【0045】前記SDRo端子は、専用接続コード6に
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のSDRi端
子と電気的に接続される。SDRo端子はSDRi端子
に対し、非同期通信を受信する。GND端子はグランド
レベル電圧の端子である。
よりLOUT コネクタ4と他のフラッシュ装置のLINコネ
クタ3を接続すると、他のフラッシュ装置のSDRi端
子と電気的に接続される。SDRo端子はSDRi端子
に対し、非同期通信を受信する。GND端子はグランド
レベル電圧の端子である。
【0046】次に、LINコネクタ3は、RLi端子、S
CTi端子、Xi端子、TTLi端子、SDTi端子、
SDRi端子及び、GND端子からなる。
CTi端子、Xi端子、TTLi端子、SDTi端子、
SDRi端子及び、GND端子からなる。
【0047】前記RLi端子は、専用接続コード6によ
り接続されたフラッシュ装置のRLo端子から信号を受
け取る。この信号はフラッシュ装置の専用接続コード6
によるシリアル接続がパラレルに2本ある場合の識別信
号である。詳細は後述する。前記SCTi端子は、専用
接続コード6により接続されたフラッシュ装置のSCT
からサブフラッシュコントロール信号を受け取る。
り接続されたフラッシュ装置のRLo端子から信号を受
け取る。この信号はフラッシュ装置の専用接続コード6
によるシリアル接続がパラレルに2本ある場合の識別信
号である。詳細は後述する。前記SCTi端子は、専用
接続コード6により接続されたフラッシュ装置のSCT
からサブフラッシュコントロール信号を受け取る。
【0048】前記Xi端子は、専用接続コード6により
接続されたフラッシュ装置のXo端子から発光開始信号
を受け取る。
接続されたフラッシュ装置のXo端子から発光開始信号
を受け取る。
【0049】前記TTLi端子は、専用接続コード6に
より接続されたフラッシュ装置のTTLo端子から発光
停止信号を受け取る。
より接続されたフラッシュ装置のTTLo端子から発光
停止信号を受け取る。
【0050】前記SDTi端子は、専用接続コード6に
より接続されたフラッシュ装置のSDTo端子から非同
期通信を受信する。
より接続されたフラッシュ装置のSDTo端子から非同
期通信を受信する。
【0051】前記SDRi端子は、専用接続コード6に
より接続されたフラッシュ装置のSDRo端子に対し非
同期通信を送信する。前記GND端子は、グランドレベ
ル電圧の端子である。
より接続されたフラッシュ装置のSDRo端子に対し非
同期通信を送信する。前記GND端子は、グランドレベ
ル電圧の端子である。
【0052】次にIF回路について説明する。
【0053】このIF回路において、アンドオアインバ
ータ回路AOI11は、SHOEコネクタ2のXs端子か
ら入力する発光開始信号と、LINコネクタ3のXi端子
から入力する発光開始信号の内いずれか一方を選択し、
発光制御回路及びLOUT コネクタ4のXo端子に選択し
た発光開始信号を出力する。
ータ回路AOI11は、SHOEコネクタ2のXs端子か
ら入力する発光開始信号と、LINコネクタ3のXi端子
から入力する発光開始信号の内いずれか一方を選択し、
発光制御回路及びLOUT コネクタ4のXo端子に選択し
た発光開始信号を出力する。
【0054】また前記アンドオアインバータ回路AOI
12は、SHOEコネクタ2のTTLs端子から入力する
発光停止信号と、LINコネクタ3のTTLi端子から入
力する発光停止信号のうちいずれか一方を選択し、発光
制御回路及びLOUT コネクタ4のTTLo端子に選択し
た発光停止信号を出力する。
12は、SHOEコネクタ2のTTLs端子から入力する
発光停止信号と、LINコネクタ3のTTLi端子から入
力する発光停止信号のうちいずれか一方を選択し、発光
制御回路及びLOUT コネクタ4のTTLo端子に選択し
た発光停止信号を出力する。
【0055】この2つの回路がいずれを選択するかは、
発光制御回路から出力される信号線XTsel1 (端
子)の出力値がLレベルならば、Xs端子及びTTLs
端子の出力を選択し、XTsel1 の出力値がHレベル
ならば、Xi端子及びTTLi端子の出力を選択する。
発光制御回路から出力される信号線XTsel1 (端
子)の出力値がLレベルならば、Xs端子及びTTLs
端子の出力を選択し、XTsel1 の出力値がHレベル
ならば、Xi端子及びTTLi端子の出力を選択する。
【0056】そして、アンド回路AD11は、LINコネク
タ3のSDTi端子から入力するデータ信号と、発光制
御回路の信号線SDTcから出力する信号とを合成し
て、LOUT コネクタ4のSDTo端子に出力する。ここ
で、SDTi端子及び信号線SDTc(端子)は、通信
を行わない場合(アイドル状態の時)、Hレベルにな
る。この両方の端子は、同時にデータ通信を出力するこ
とはなく、SDTi端子からのデータ信号も信号線SD
Tcからのデータ信号もSDTo端子から出力すること
ができる。
タ3のSDTi端子から入力するデータ信号と、発光制
御回路の信号線SDTcから出力する信号とを合成し
て、LOUT コネクタ4のSDTo端子に出力する。ここ
で、SDTi端子及び信号線SDTc(端子)は、通信
を行わない場合(アイドル状態の時)、Hレベルにな
る。この両方の端子は、同時にデータ通信を出力するこ
とはなく、SDTi端子からのデータ信号も信号線SD
Tcからのデータ信号もSDTo端子から出力すること
ができる。
【0057】前記アンド回路AD12は、LOUT コネクタ
4のADRo端子から入力するデータ信号と、発光制御
回路の信号線SDRcから出力する信号とを合成して、
LINコネクタ3のSDRi端子に出力する。ここでSD
Ro端子および信号線SDRcは、通信を行わない場合
(アイドル状態の時)、Hレベルになる。
4のADRo端子から入力するデータ信号と、発光制御
回路の信号線SDRcから出力する信号とを合成して、
LINコネクタ3のSDRi端子に出力する。ここでSD
Ro端子および信号線SDRcは、通信を行わない場合
(アイドル状態の時)、Hレベルになる。
【0058】この両方の端子は、同時にデータ通信を出
力することはなく、SDRo端子からのデータ信号も信
号線SDRcからのデータ信号もSDRi端子から出力
することができる。
力することはなく、SDRo端子からのデータ信号も信
号線SDRcからのデータ信号もSDRi端子から出力
することができる。
【0059】次に図5には、図1に示した発光制御回路
および発光回路の構成を示し説明する。
および発光回路の構成を示し説明する。
【0060】まず、発光制御回路について説明する。こ
の発光制御回路は、CPU21とその他の制御回路部と
からなる。
の発光制御回路は、CPU21とその他の制御回路部と
からなる。
【0061】前記CPU21は、図4に示したIF回路
を通して、各コネクタやその他の回路に入・出力する信
号を処理する。これらの信号は大きく分けて3種類あ
り、1つは識別信号の入出力信号、1つが非同期通信の
入出力データ信号、残る1つが発光制御信号である。
を通して、各コネクタやその他の回路に入・出力する信
号を処理する。これらの信号は大きく分けて3種類あ
り、1つは識別信号の入出力信号、1つが非同期通信の
入出力データ信号、残る1つが発光制御信号である。
【0062】まず、前記識別信号として、RLi端子、
SCTi端子、MCTs端子の各端子のレベル状態を検
出し、また、RLo端子、SCTo端子の各端子に対し
て、HレベルまたはLレベルの信号を出力する。これら
識別端子の信号処理については後述する。
SCTi端子、MCTs端子の各端子のレベル状態を検
出し、また、RLo端子、SCTo端子の各端子に対し
て、HレベルまたはLレベルの信号を出力する。これら
識別端子の信号処理については後述する。
【0063】そして、前記非同期通信の入出力端子は、
それぞれ3つずつあり、カメラとの通信用にSTXDs
端子とSRXDs端子、メインフラッシュMFとの通信
用にSDRo端子、SDRc端子、サブフラッシュSF
との通信用にSDTi端子とSDTc端子を備えてい
る。
それぞれ3つずつあり、カメラとの通信用にSTXDs
端子とSRXDs端子、メインフラッシュMFとの通信
用にSDRo端子、SDRc端子、サブフラッシュSF
との通信用にSDTi端子とSDTc端子を備えてい
る。
【0064】前記発光制御回路は、図4で前述したXo
端子、TTLo端子の両端子に出力する信号をインバー
タIV1 ,IV2 によって反転し、それをXoの反転信
号(バーXoとする)とTTLoの反転信号(バーTT
Loとする)の端子で検出する。またXo、TTLo端
子の信号を切り換えるための信号XTsel1 について
はCPU21が出力する。ここで、CPU12の端子の
うち、コネクタと名前が同じものは、その端子で入出力
される信号(いずれもデジタル信号)も同じであること
を示す。
端子、TTLo端子の両端子に出力する信号をインバー
タIV1 ,IV2 によって反転し、それをXoの反転信
号(バーXoとする)とTTLoの反転信号(バーTT
Loとする)の端子で検出する。またXo、TTLo端
子の信号を切り換えるための信号XTsel1 について
はCPU21が出力する。ここで、CPU12の端子の
うち、コネクタと名前が同じものは、その端子で入出力
される信号(いずれもデジタル信号)も同じであること
を示す。
【0065】前記CPU21は、L−CPU12に対
し、図3に示したLCD11に表示する内容をデータと
して送信する。またCPU21は、スイッチSW1〜S
W6およびSW10のオン・オフ状態を検出する。すな
わち、CPU21は各スイッチに対応する端子S01〜
S06およびS10がHレベルかLレベルかにより、そ
のオン・オフを検出する。
し、図3に示したLCD11に表示する内容をデータと
して送信する。またCPU21は、スイッチSW1〜S
W6およびSW10のオン・オフ状態を検出する。すな
わち、CPU21は各スイッチに対応する端子S01〜
S06およびS10がHレベルかLレベルかにより、そ
のオン・オフを検出する。
【0066】さらに、CPU21は、XTsel2 端子
の信号を変更することにより、発光制御をハード的に行
うか、あるいはソフト的に行うかを選択することができ
る。ここで、ハード的に発光制御をおこなう、というの
はカメラまたは他のフラッシュ装置から入力した発光制
御信号(つまりバーXo端子、バーTTLo端子に入力
する信号)により、発光制御させることを意味する。つ
まり、その信号が入力すると、CPU21の操作とは全
く独立して発光制御するためハード的と称している。
の信号を変更することにより、発光制御をハード的に行
うか、あるいはソフト的に行うかを選択することができ
る。ここで、ハード的に発光制御をおこなう、というの
はカメラまたは他のフラッシュ装置から入力した発光制
御信号(つまりバーXo端子、バーTTLo端子に入力
する信号)により、発光制御させることを意味する。つ
まり、その信号が入力すると、CPU21の操作とは全
く独立して発光制御するためハード的と称している。
【0067】一方、ソフト的に発光制御するというの
は、CPU21の端子SON,SOFFから出力する信
号によって、発光制御することを意味している。つまり
Xo端子やXs端子、TTLo端子やTTLs端子から
の信号とは、無関係にCPU21の操作により発光制御
するため、ソフト的と称している。
は、CPU21の端子SON,SOFFから出力する信
号によって、発光制御することを意味している。つまり
Xo端子やXs端子、TTLo端子やTTLs端子から
の信号とは、無関係にCPU21の操作により発光制御
するため、ソフト的と称している。
【0068】CPUの端子XTsel2 をHレベルにす
るとソフト的に、Lレベルにするとハード的に発光制御
することとする。
るとソフト的に、Lレベルにするとハード的に発光制御
することとする。
【0069】次に、その他の制御回路と発光回路につい
て説明する。
て説明する。
【0070】アンドオアインバータ回路AOI1 ,AO
I2 は、前述したハード的・ソフト的発光制御の切替の
回路であり、発光開始の時は、STONからHレベルの
信号が出力され、発光停止の時は、STOFFからHレ
ベルの信号が出力される。
I2 は、前述したハード的・ソフト的発光制御の切替の
回路であり、発光開始の時は、STONからHレベルの
信号が出力され、発光停止の時は、STOFFからHレ
ベルの信号が出力される。
【0071】そして発光回路部分は、メインコンデンサ
MC、放電管XE、ダイオードD1発光停止用スイッチ
ング素子IGBTから構成されている。
MC、放電管XE、ダイオードD1発光停止用スイッチ
ング素子IGBTから構成されている。
【0072】また、サイリスタSCR1、そのゲートに
接続する抵抗R6,R7およびコンデンサC3と、トリ
ガトランスT1、トリガコンデンサC2、また倍圧用コ
ンデンサC1、抵抗R4とC1,C2の片端を電位VMC
にチャージする抵抗R5により、トリガ回路および倍圧
回路が構成される。
接続する抵抗R6,R7およびコンデンサC3と、トリ
ガトランスT1、トリガコンデンサC2、また倍圧用コ
ンデンサC1、抵抗R4とC1,C2の片端を電位VMC
にチャージする抵抗R5により、トリガ回路および倍圧
回路が構成される。
【0073】前記コンデンサC1,C2は一端を抵抗R
5を通してVMC端子に接続されて電位VMCにチャージさ
れ、それぞれの他端はGNDレベルに固定している。そ
して、アンドオアインバータ回路AOI1 からHレベル
のパルスが出力されると、サイリスタSCR1がオン
し、コンデンサC1およびC2の電位VMCがGNDレベ
ルに下がる。
5を通してVMC端子に接続されて電位VMCにチャージさ
れ、それぞれの他端はGNDレベルに固定している。そ
して、アンドオアインバータ回路AOI1 からHレベル
のパルスが出力されると、サイリスタSCR1がオン
し、コンデンサC1およびC2の電位VMCがGNDレベ
ルに下がる。
【0074】すると、コンデンサC2にチャージされて
いた電荷が、トリガトランスT1の1次側配線を通じ
て、一瞬のうちに放電するため、該トリガトランスT1
の2次側には高電圧が発生し、放電間XEを励起する。
いた電荷が、トリガトランスT1の1次側配線を通じ
て、一瞬のうちに放電するため、該トリガトランスT1
の2次側には高電圧が発生し、放電間XEを励起する。
【0075】一方、コンデンサC1はコンデンサC2と
同様に、放電しようとするが、抵抗R4の負荷により、
放電に時間がかかる。そのため、GNDレベルに固定さ
れていたコンデンサC1の一端は、−VMCに変化する。
すなわち、放電管がトリガされる瞬間に、その両端には
VMC〜−VMCつまり2VMCの電位差が生じることにな
る。このため放電され、発光を開始する。
同様に、放電しようとするが、抵抗R4の負荷により、
放電に時間がかかる。そのため、GNDレベルに固定さ
れていたコンデンサC1の一端は、−VMCに変化する。
すなわち、放電管がトリガされる瞬間に、その両端には
VMC〜−VMCつまり2VMCの電位差が生じることにな
る。このため放電され、発光を開始する。
【0076】また、トランジスタQ1、そのベースに付
随する抵抗R1,R2、IGBTのゲートにオンするの
に必要な電圧を発生させる抵抗R3とツェナーダイオー
ドZD1により、発光停止回路が構成される。
随する抵抗R1,R2、IGBTのゲートにオンするの
に必要な電圧を発生させる抵抗R3とツェナーダイオー
ドZD1により、発光停止回路が構成される。
【0077】通常は、STOFFはLレベルであるた
め、トランジスタQ1はオフしている。従って、IGB
Tのゲートには、ツェナーダイオードZD1より発生す
る電圧が印加されており、IGBTはオンした状態にな
っている。そして、STOFFからHレベルのパルス信
号が出力されると、トランジスタQ1はオンし、ツェナ
ーダイオードZD1の両端(IGBTのゲートとカソー
ド)をショートし、IGBTがオフし、放電管は発光を
停止する。
め、トランジスタQ1はオフしている。従って、IGB
Tのゲートには、ツェナーダイオードZD1より発生す
る電圧が印加されており、IGBTはオンした状態にな
っている。そして、STOFFからHレベルのパルス信
号が出力されると、トランジスタQ1はオンし、ツェナ
ーダイオードZD1の両端(IGBTのゲートとカソー
ド)をショートし、IGBTがオフし、放電管は発光を
停止する。
【0078】次に図6には、MCTs端子及びSCTi
端子に流れる信号のよるメイン−サブフラッシュ装置の
識別について説明する。
端子に流れる信号のよるメイン−サブフラッシュ装置の
識別について説明する。
【0079】本実施例では、SHOEコネクタ2のMC
Ts端子とLINコネクタ3のSCTi端子から出力する
2種類の信号によりフラッシュ装置が自らをメインフラ
ッシュ装置(MF)またはサブフラッシュ装置(SF)
のいずれかであるかを識別することができる。
Ts端子とLINコネクタ3のSCTi端子から出力する
2種類の信号によりフラッシュ装置が自らをメインフラ
ッシュ装置(MF)またはサブフラッシュ装置(SF)
のいずれかであるかを識別することができる。
【0080】MCTs端子の信号がLレベルである場合
には、無条件で自らをMFと認識する。従ってCPU2
1は、XTsel1 をLレベルにして発光開始・停止信
号として、SHOEコネクタ2側のXs,TTLs端子
の信号を選択する。またこの時に隣接するフラッシュ装
置へ出力する識別信号SCToをLレベルにする。
には、無条件で自らをMFと認識する。従ってCPU2
1は、XTsel1 をLレベルにして発光開始・停止信
号として、SHOEコネクタ2側のXs,TTLs端子
の信号を選択する。またこの時に隣接するフラッシュ装
置へ出力する識別信号SCToをLレベルにする。
【0081】次にMCTs端子の信号がHレベルで、S
CTi端子の信号がLレベルの場合には、自らをSFと
認識する。
CTi端子の信号がLレベルの場合には、自らをSFと
認識する。
【0082】従って、前記CPU21は、XTsel1
をHレベルにして、発光開始・停止信号として、LINコ
ネクタ3側のXi、TTLi端子の信号を選択する。ま
た、この時には、隣接するフラッシュ装置へ出力する識
別信号SCToをLレベルにする。
をHレベルにして、発光開始・停止信号として、LINコ
ネクタ3側のXi、TTLi端子の信号を選択する。ま
た、この時には、隣接するフラッシュ装置へ出力する識
別信号SCToをLレベルにする。
【0083】MCTs端子、SCTi端子の信号がHレ
ベルの場合には、接続されていない若しくは、スタンバ
イ状態と認識する。電源スイッチ(図示せず)を投入し
た後、両端子の信号が継続的にHレベルであるならば、
接続されていないと判断して、XTsel1 をLレベル
にし、X,TTL信号として、SHOEコネクタ2側の
Xs、TTLs端子を選択する。また、SCTo端子の
信号はHレベルにする。 この様な状態が発生する場合
は、実際にカメラも専用接続コードも接続していない場
合と、MCT端子を持たないカメラを接続した場合であ
る。後者の場合でも少なくとも発光制御は行えるよう
に、XTsel1 をLレベルにしている。
ベルの場合には、接続されていない若しくは、スタンバ
イ状態と認識する。電源スイッチ(図示せず)を投入し
た後、両端子の信号が継続的にHレベルであるならば、
接続されていないと判断して、XTsel1 をLレベル
にし、X,TTL信号として、SHOEコネクタ2側の
Xs、TTLs端子を選択する。また、SCTo端子の
信号はHレベルにする。 この様な状態が発生する場合
は、実際にカメラも専用接続コードも接続していない場
合と、MCT端子を持たないカメラを接続した場合であ
る。後者の場合でも少なくとも発光制御は行えるよう
に、XTsel1 をLレベルにしている。
【0084】そして電源スイッチを投入した後、一度で
もMCTs端子またはSCTi端子の信号がLレベルに
なった場合には、両方の端子の信号がHレベルになって
も、XTsel1 の状態はそのままに保ち、スタンバイ
状態と認識する。ただし、この時にはSCTo端子の信
号はHレベルにする。
もMCTs端子またはSCTi端子の信号がLレベルに
なった場合には、両方の端子の信号がHレベルになって
も、XTsel1 の状態はそのままに保ち、スタンバイ
状態と認識する。ただし、この時にはSCTo端子の信
号はHレベルにする。
【0085】次に図7を参照して、非同期通信について
説明する。
説明する。
【0086】本実施例では、非同期通信によりカメラ本
体CB、メインフラッシュ装置MF、サブフラッシュ装
置SFの三者で通信を行っている。勿論、クロック端子
を別個に設けて同期通信を行ってもよい。
体CB、メインフラッシュ装置MF、サブフラッシュ装
置SFの三者で通信を行っている。勿論、クロック端子
を別個に設けて同期通信を行ってもよい。
【0087】カメラ本体CBとメインフラッシュ装置M
Fは、STXD(またはSTXDs)端子、SRXD
(またはSRXDs)端子を通して、またメインフラッ
シュ装置MFとサブフラッシュ装置SFは、SDTo
(またはSDTi)端子、SDRo(またはSDRi)
端子を通して通信を行う。これらの端子を通して行う通
信時の信号波形は、いずれも同じである。
Fは、STXD(またはSTXDs)端子、SRXD
(またはSRXDs)端子を通して、またメインフラッ
シュ装置MFとサブフラッシュ装置SFは、SDTo
(またはSDTi)端子、SDRo(またはSDRi)
端子を通して通信を行う。これらの端子を通して行う通
信時の信号波形は、いずれも同じである。
【0088】ここでは、その波形について説明する。
【0089】まず、通信を行わない時、すなわちアイド
ル値の時はHレベルの状態になる。通信を行う場合に
は、データの先頭を確定するため、最初にパイロット信
号が出力される。このパイロット信号は、一定時間のL
レベルの信号であり、その長さは、その後に続くデータ
の最小単位1キャラクタの2倍以上を目安とする。ここ
では、約3キャラクタ分、すなわち3msecとする
(但し、通信速度9600bpsの場合)。
ル値の時はHレベルの状態になる。通信を行う場合に
は、データの先頭を確定するため、最初にパイロット信
号が出力される。このパイロット信号は、一定時間のL
レベルの信号であり、その長さは、その後に続くデータ
の最小単位1キャラクタの2倍以上を目安とする。ここ
では、約3キャラクタ分、すなわち3msecとする
(但し、通信速度9600bpsの場合)。
【0090】上記パイロット信号が出力した後、一旦、
信号をアイドル値Hレベルに戻して、その後、1キャラ
クタ毎に出力する。1キャラクタはスタートビット1b
itと、データ8bitと、ストップビット1bitの
合計10bitからなる。ここでスタートビットは必ず
Lレベルであり、ストップビットは必ずHレベルの信号
である。
信号をアイドル値Hレベルに戻して、その後、1キャラ
クタ毎に出力する。1キャラクタはスタートビット1b
itと、データ8bitと、ストップビット1bitの
合計10bitからなる。ここでスタートビットは必ず
Lレベルであり、ストップビットは必ずHレベルの信号
である。
【0091】これらのキャラクタを出力し終わると、再
びアイドル値に戻り、次のデータ通信に備える。
びアイドル値に戻り、次のデータ通信に備える。
【0092】ここで、前述した複数のキャラクタの内、
第1番目に送るキャラクタC1は、該第1キャラクタの
数値により、それ以後のキャラクタが通信であることを
示したり、あるいは特別な信号やコマンドであったりす
ることを示す特別な意味を持つ。このキャラクタは、図
11において後述する。
第1番目に送るキャラクタC1は、該第1キャラクタの
数値により、それ以後のキャラクタが通信であることを
示したり、あるいは特別な信号やコマンドであったりす
ることを示す特別な意味を持つ。このキャラクタは、図
11において後述する。
【0093】次に図8を参照して、多灯時のソフト発光
時の通信方法について説明する。
時の通信方法について説明する。
【0094】前述したように、カメラから出力される発
光開始信号、発光停止信号によりハード的に発光を制御
するハード発光と、CPUからの制御信号によりソフト
的に発光を制御するソフト発光とがある。
光開始信号、発光停止信号によりハード的に発光を制御
するハード発光と、CPUからの制御信号によりソフト
的に発光を制御するソフト発光とがある。
【0095】ところで、メインフラッシュ装置MFとサ
ブフラッシュ装置SFとを同期させて発光させるには、
もちろんハード発光でも可能であるが、ソフト発光にお
いても実現することができる。図8は、それを実現する
ためにメインフラッシュ装置MFがSDTo端子から出
力する信号の波形である。
ブフラッシュ装置SFとを同期させて発光させるには、
もちろんハード発光でも可能であるが、ソフト発光にお
いても実現することができる。図8は、それを実現する
ためにメインフラッシュ装置MFがSDTo端子から出
力する信号の波形である。
【0096】前記メインフラッシュ装置MFは、まず、
SDTo端子より非同期通信時と同様にパイロット信号
を出力した後、第1キャラクタ“04H”を出力する。
図11で後述するように、C1=04Hは、ソフト発光
コマンドである。
SDTo端子より非同期通信時と同様にパイロット信号
を出力した後、第1キャラクタ“04H”を出力する。
図11で後述するように、C1=04Hは、ソフト発光
コマンドである。
【0097】このコマンドを出力した後所定時間は、こ
のSDTo端子の信号線をソフト発光用の信号ラインと
して使用する。この時間内にSDTo端子がHレベルか
らLレベルに立ち下がると、メインフラッシュ装置MF
とサブフラッシュ装置SFが共に同時に発光する。但
し、逆にSDTo端子からの信号がLレベルからHレベ
ルになった時には、発光停止とすることも可能である
が、本実施例では発光停止信号としては使用しない。
のSDTo端子の信号線をソフト発光用の信号ラインと
して使用する。この時間内にSDTo端子がHレベルか
らLレベルに立ち下がると、メインフラッシュ装置MF
とサブフラッシュ装置SFが共に同時に発光する。但
し、逆にSDTo端子からの信号がLレベルからHレベ
ルになった時には、発光停止とすることも可能である
が、本実施例では発光停止信号としては使用しない。
【0098】この一定時間が過ぎると、SDTo端子の
信号線は、データ通信用として復帰する。もちろん、こ
の一定時間を通信により変更することも可能である。
信号線は、データ通信用として復帰する。もちろん、こ
の一定時間を通信により変更することも可能である。
【0099】次に図9を参照して、フラッシュ装置の多
灯制御時のデータ通信の流れについて説明する。この図
9は、多灯制御時のデータ通信の一連の流れを示したも
のである。
灯制御時のデータ通信の流れについて説明する。この図
9は、多灯制御時のデータ通信の一連の流れを示したも
のである。
【0100】(1)データ…まず、カメラ本体CBから
STXDs端子を通して、メインフラッシュ装置MFへ
一連の情報がデータとして送られる。
STXDs端子を通して、メインフラッシュ装置MFへ
一連の情報がデータとして送られる。
【0101】(2)データ…メインフラッシュ装置MF
はカメラ本体CBからデータを受け取ると、SRXDs
端子を通して、メインフラッシュ装置MFが記憶する情
報をデータとしてカメラ本体CBに送る。
はカメラ本体CBからデータを受け取ると、SRXDs
端子を通して、メインフラッシュ装置MFが記憶する情
報をデータとしてカメラ本体CBに送る。
【0102】(3)データ…次にメインフラッシュ装置
MFは、SDTo端子を通して、メインフラッシュ装置
MFが記憶する情報をデータとしてSF端子に送る。
MFは、SDTo端子を通して、メインフラッシュ装置
MFが記憶する情報をデータとしてSF端子に送る。
【0103】(4)データ…メインフラッシュ装置MF
はSDTo端子を通してSFNo.の割付を行うことを
各サブフラッシュ装置SFに対し宣言する。(この割付
の宣言はパイロット信号+“07H”をSDTo端子か
ら出力することにより実行する。この時SFNo.割付
宣言と同時に、SCTo端子の信号をHレベルに、RL
o端子の信号をLレベルにする。所定時間後SCTo端
子をLレベルに戻す。また他のSF端子もSCTo端子
の信号もHレベルにセットする。) (5)データ…次にメインフラッシュ装置MFは、SD
To端子を通して“01H”を送信する。
はSDTo端子を通してSFNo.の割付を行うことを
各サブフラッシュ装置SFに対し宣言する。(この割付
の宣言はパイロット信号+“07H”をSDTo端子か
ら出力することにより実行する。この時SFNo.割付
宣言と同時に、SCTo端子の信号をHレベルに、RL
o端子の信号をLレベルにする。所定時間後SCTo端
子をLレベルに戻す。また他のSF端子もSCTo端子
の信号もHレベルにセットする。) (5)データ…次にメインフラッシュ装置MFは、SD
To端子を通して“01H”を送信する。
【0104】この時、MFの隣のサブフラッシュ装置S
Fは、その送信された番号“01H”を取り込み、自身
の番号とする。すなわちサブフラッシュ装置SF1と認
識する。その後、サブフラッシュ装置SF1は、SCT
o端子の信号レベルをLレベルにする。
Fは、その送信された番号“01H”を取り込み、自身
の番号とする。すなわちサブフラッシュ装置SF1と認
識する。その後、サブフラッシュ装置SF1は、SCT
o端子の信号レベルをLレベルにする。
【0105】(5)´データ…サブフラッシュ装置SF
1からメインフラッシュ装置MFに対し、SDR1端子
を通して“01H”と、充電情報を表す1キャラクタの
データ、合計2キャラクタ分を送信する。メインフラッ
シュ装置MFは、最初の1キャラクタでサブフラッシュ
装置SF1が接続していることを確認し、2つめのキャ
ラクタでその充電状態を知る。
1からメインフラッシュ装置MFに対し、SDR1端子
を通して“01H”と、充電情報を表す1キャラクタの
データ、合計2キャラクタ分を送信する。メインフラッ
シュ装置MFは、最初の1キャラクタでサブフラッシュ
装置SF1が接続していることを確認し、2つめのキャ
ラクタでその充電状態を知る。
【0106】(6)データ…次に、メインフラッシュ装
置MFは、SDTo端子を通して“02H”を送信す
る。
置MFは、SDTo端子を通して“02H”を送信す
る。
【0107】このとき、メインフラッシュ装置MFから
数えて2番目に接続されているサブフラッシュ装置SF
は、受信した番号を取り込んで自身の番号とする。すな
わちサブフラッシュ装置SF2と認識する。またこの
時、このサブフラッシュ装置SF2は、SCTo端子の
信号レベルをLレベルにする。
数えて2番目に接続されているサブフラッシュ装置SF
は、受信した番号を取り込んで自身の番号とする。すな
わちサブフラッシュ装置SF2と認識する。またこの
時、このサブフラッシュ装置SF2は、SCTo端子の
信号レベルをLレベルにする。
【0108】(6)´データ…前記サブフラッシュ装置
SF2からメインフラッシュ装置MFに対し、SDRi
端子を通して“02H”とサブフラッシュ装置SF2の
持つ充電情報を送信する。メインフラッシュ装置MF
は、(5)´データの時と同様にサブフラッシュ装置S
F2の存在とその充電状態を知る。
SF2からメインフラッシュ装置MFに対し、SDRi
端子を通して“02H”とサブフラッシュ装置SF2の
持つ充電情報を送信する。メインフラッシュ装置MF
は、(5)´データの時と同様にサブフラッシュ装置S
F2の存在とその充電状態を知る。
【0109】(7)データ(図10)…サブフラッシュ
装置SFが、さらに接続されている場合には、(5),
(5)´データ若しくは、(6),(6)´データの繰
り返しとなる。
装置SFが、さらに接続されている場合には、(5),
(5)´データ若しくは、(6),(6)´データの繰
り返しとなる。
【0110】次に図10のタイムチャートを参照して、
メインフラッシュ装置MFのデータ通信について説明す
る。
メインフラッシュ装置MFのデータ通信について説明す
る。
【0111】この図10は、図9で前述した内容を各デ
ータ端子STXDs端子,SRXDs端子,SDTo端
子,SDRo端子に流れる信号波形で表したものであ
る。
ータ端子STXDs端子,SRXDs端子,SDTo端
子,SDRo端子に流れる信号波形で表したものであ
る。
【0112】(1)〜(6)´データまでは、図9で説
明した通りである。
明した通りである。
【0113】以下はサブフラッシュ装置SFが2台しか
ない場合の説明である。
ない場合の説明である。
【0114】(7)データ…メインフラッシュ装置MF
は、SDTo端子を通して“03H”を送信する。とこ
ろが、サブフラッシュ装置SF3に当たるフラッシュは
存在しないため、SDRi端子からSDRo端子を通し
ての応答はない。メインフラッシュ装置MFは一定時間
を待ち、応答が無い場合“03H”の7bit目をセッ
トした値、すなわち80Hを加えた“83H”を再び出
力する。これでも応答が無い場合には、一定時間後にS
FNo割付作業を終了する。
は、SDTo端子を通して“03H”を送信する。とこ
ろが、サブフラッシュ装置SF3に当たるフラッシュは
存在しないため、SDRi端子からSDRo端子を通し
ての応答はない。メインフラッシュ装置MFは一定時間
を待ち、応答が無い場合“03H”の7bit目をセッ
トした値、すなわち80Hを加えた“83H”を再び出
力する。これでも応答が無い場合には、一定時間後にS
FNo割付作業を終了する。
【0115】また、80Hを加えた“83H”を再び出
力するのは、分岐可能な専用接続コード2を使用した接
続状態のところで後述する。
力するのは、分岐可能な専用接続コード2を使用した接
続状態のところで後述する。
【0116】次に図11には、第1キャラクタC1のキ
ャラクタ表示とその意味を示す。
ャラクタ表示とその意味を示す。
【0117】第1キャラクタC1は、前述したように、
それ以後に送るキャラクタが何を意味するかを示した
り、あるいはそのキャラクタ自体がコマンドであったり
する特別なキャラクタである。ここでは、本実施例で使
用している7つの第1キャラクタC1の意味を説明す
る。
それ以後に送るキャラクタが何を意味するかを示した
り、あるいはそのキャラクタ自体がコマンドであったり
する特別なキャラクタである。ここでは、本実施例で使
用している7つの第1キャラクタC1の意味を説明す
る。
【0118】01H…カメラ本体CBからメインフラッ
シュ装置MFへデータ通信する場合に第1キャラクタと
して出力する。第2キャラクタ以降はフィルム感度、絞
り値、シャッタスピード、レンズの焦点距離等に関する
データを表す。
シュ装置MFへデータ通信する場合に第1キャラクタと
して出力する。第2キャラクタ以降はフィルム感度、絞
り値、シャッタスピード、レンズの焦点距離等に関する
データを表す。
【0119】02H…メインフラッシュ装置MFからカ
メラ本体CBへデータ通信する場合に、第1キャラクタ
として出力する。第2キャラクタ以降は発光モード情
報、サブフラッシュ装置SFの接続後、充電状態等に関
するデータを表す。
メラ本体CBへデータ通信する場合に、第1キャラクタ
として出力する。第2キャラクタ以降は発光モード情
報、サブフラッシュ装置SFの接続後、充電状態等に関
するデータを表す。
【0120】03H…メインフラッシュ装置MFからサ
ブフラッシュ装置SFへデータ通信する場合に、第1キ
ャラクタとして出力する。第2キャラクタ以降にはカメ
ラ本体CBから得たフィルム感度、シャッタスピード等
の情報の他、メインフラッシュ装置MFの操作部材で設
定された各フラッシュの発光GNoや発光量比、あるい
は発光モード等も送信する。
ブフラッシュ装置SFへデータ通信する場合に、第1キ
ャラクタとして出力する。第2キャラクタ以降にはカメ
ラ本体CBから得たフィルム感度、シャッタスピード等
の情報の他、メインフラッシュ装置MFの操作部材で設
定された各フラッシュの発光GNoや発光量比、あるい
は発光モード等も送信する。
【0121】04H…各フラッシュ装置をソフト的に同
期させて発光させる場合に、メインフラッシュ装置MF
からサブフラッシュ装置SFに対して出力するコマン
ド。このコマンドを出力するとSDToはソフト発光制
御用の信号ラインとなり、各SFはSDToがLレベル
になると発光する。但し、このコマンド出力後、所定時
間が経過するとSDToは基のデータ通信用の信号ライ
ンに復帰する。
期させて発光させる場合に、メインフラッシュ装置MF
からサブフラッシュ装置SFに対して出力するコマン
ド。このコマンドを出力するとSDToはソフト発光制
御用の信号ラインとなり、各SFはSDToがLレベル
になると発光する。但し、このコマンド出力後、所定時
間が経過するとSDToは基のデータ通信用の信号ライ
ンに復帰する。
【0122】05H・・・・各フラッシュ装置を同時に
テスト発光させるためにメインフラッシュ装置MFが出
力するコマンドである。このコマンドが出力されると、
ソフト発光同様、SDTo端子の信号線がソフト発光用
の信号ラインとなり各サブフラッシュ装置SFはSDT
o端子の信号レベルがLレベルになると発光する。この
テスト発光コマンドとソフト発光コマンドとの内容は、
ほとんどおなじであるが、ソフト発光制御用から通常の
データ通信用の信号ラインに復帰する時間が異なる。特
に発光モードが2(TTL2モード)の時のテスト発光
時の時間は長く設定してある。
テスト発光させるためにメインフラッシュ装置MFが出
力するコマンドである。このコマンドが出力されると、
ソフト発光同様、SDTo端子の信号線がソフト発光用
の信号ラインとなり各サブフラッシュ装置SFはSDT
o端子の信号レベルがLレベルになると発光する。この
テスト発光コマンドとソフト発光コマンドとの内容は、
ほとんどおなじであるが、ソフト発光制御用から通常の
データ通信用の信号ラインに復帰する時間が異なる。特
に発光モードが2(TTL2モード)の時のテスト発光
時の時間は長く設定してある。
【0123】06H…カメラのレリーズボタンが押され
たときに、カメラ本体CBからメインフラッシュ装置M
Fに対し出力する信号である。メインフラッシュ装置M
Fの発光モードが1(TTL1)の時には、ハード発光
制御であり、問題は無いが、発光モードが2(TTL
2)若しくは(MANU)の時は、ソフト発光制御であ
り、予めカメラ本体CBがメインフラッシュ装置MFに
対して、あるいはメインフラッシュ装置MFがサブフラ
ッシュ装置SFに対して、ソフト発光の準備をさせなけ
ればならない。そのためカメラのレリーズボタンが押さ
れた時に、カメラ本体CBからメインフラッシュ装置M
Fに対してレリーズオン信号(SC1=“06H”)を
出力する。(この信号を受けるとメインフラッシュ装置
MFはサブフラッシュ装置SFに対しソフト発光コマン
ドを出力する。) 07H…メインフラッシュ装置MFが各サブフラッシュ
装置SFに対して、サブフラッシュ装置SFの番号を割
り付ける作業を行うルーチンに入るよう命令するコマン
ドである。メインフラッシュ装置MFはカメラとのデー
タ通信を終えると、サブフラッシュ装置SFに対して、
SDTo端子を通して、各種の情報を送信する。その
後、このSFNo割付コマンドを送信し、SFNoの割
付作業を行う。
たときに、カメラ本体CBからメインフラッシュ装置M
Fに対し出力する信号である。メインフラッシュ装置M
Fの発光モードが1(TTL1)の時には、ハード発光
制御であり、問題は無いが、発光モードが2(TTL
2)若しくは(MANU)の時は、ソフト発光制御であ
り、予めカメラ本体CBがメインフラッシュ装置MFに
対して、あるいはメインフラッシュ装置MFがサブフラ
ッシュ装置SFに対して、ソフト発光の準備をさせなけ
ればならない。そのためカメラのレリーズボタンが押さ
れた時に、カメラ本体CBからメインフラッシュ装置M
Fに対してレリーズオン信号(SC1=“06H”)を
出力する。(この信号を受けるとメインフラッシュ装置
MFはサブフラッシュ装置SFに対しソフト発光コマン
ドを出力する。) 07H…メインフラッシュ装置MFが各サブフラッシュ
装置SFに対して、サブフラッシュ装置SFの番号を割
り付ける作業を行うルーチンに入るよう命令するコマン
ドである。メインフラッシュ装置MFはカメラとのデー
タ通信を終えると、サブフラッシュ装置SFに対して、
SDTo端子を通して、各種の情報を送信する。その
後、このSFNo割付コマンドを送信し、SFNoの割
付作業を行う。
【0124】次に図12には、分岐した多灯接続の構成
例を示す。
例を示す。
【0125】前述した図2に示す接続構成では、サブフ
ラッシュ装置SFを何台でも増やすことが可能な反面、
一方向にしか延ばせない、という欠点がある。すなわ
ち、カメラから被写体に向かって左方向あるいは右方向
には増灯可能であるが両方行へ同時に延ばすことができ
ない。このような不都合を解消するため、本実施例では
二股に分かれている専用接続コード6aを使用する。こ
の接続コードをメインフラッシュ装置MFのLOUT コネ
クタ4に接続することにより、右方向と左方向同時に増
灯することが可能になる。
ラッシュ装置SFを何台でも増やすことが可能な反面、
一方向にしか延ばせない、という欠点がある。すなわ
ち、カメラから被写体に向かって左方向あるいは右方向
には増灯可能であるが両方行へ同時に延ばすことができ
ない。このような不都合を解消するため、本実施例では
二股に分かれている専用接続コード6aを使用する。こ
の接続コードをメインフラッシュ装置MFのLOUT コネ
クタ4に接続することにより、右方向と左方向同時に増
灯することが可能になる。
【0126】図13には、図2に示した専用接続コード
6の構成を示す。
6の構成を示す。
【0127】この専用接続コード6は、ひとつのLOUT
コネクタ4とLINコネクタ3を接続するためのものであ
り、各端子のRLoとRLi,SCToとSCTi、X
oとXi,TTLoとTTLi、SDToとSDTi,
SDRoとSDRi、及びGNDがそれぞれ1対1の接
続対応になっている。
コネクタ4とLINコネクタ3を接続するためのものであ
り、各端子のRLoとRLi,SCToとSCTi、X
oとXi,TTLoとTTLi、SDToとSDTi,
SDRoとSDRi、及びGNDがそれぞれ1対1の接
続対応になっている。
【0128】図14は、図12に示した専用接続コード
6aの構成を示す。
6aの構成を示す。
【0129】この専用接続コード6aは、1つのLOUT
コネクタと2つのLINコネクタとを接続するように1対
2対応に構成される。対応する端子は、専用接続コード
6と同じである。但し、R側のLINコネクタのRLi端
子は接続を識別するためにRLo端子とは接続しておら
ず、オープンになっている。
コネクタと2つのLINコネクタとを接続するように1対
2対応に構成される。対応する端子は、専用接続コード
6と同じである。但し、R側のLINコネクタのRLi端
子は接続を識別するためにRLo端子とは接続しておら
ず、オープンになっている。
【0130】図15には、図2に示した構成のアリセサ
リシステムの動作(メインルーチン)を説明するための
フローチャートである。接続構成された各フラッシュ装
置は、電源スイッチ(図示せず)を投入すると、必ずこ
のルーチンに入る。
リシステムの動作(メインルーチン)を説明するための
フローチャートである。接続構成された各フラッシュ装
置は、電源スイッチ(図示せず)を投入すると、必ずこ
のルーチンに入る。
【0131】まず、最初にフラッシュ装置は、メモリを
初期化する若しくは、ディフォルト値を設定する(ステ
ップS1)。
初期化する若しくは、ディフォルト値を設定する(ステ
ップS1)。
【0132】次に、SCTi端子及びMCTs端子の信
号を取り込み、上記図6に示した表に従い、自らの識別
を行う。また、SCTo端子からの識別信号SCToも
表にしたがって出力する(ステップS2)。
号を取り込み、上記図6に示した表に従い、自らの識別
を行う。また、SCTo端子からの識別信号SCToも
表にしたがって出力する(ステップS2)。
【0133】そして上記識別に従い、図6に示した設定
に従いXTsel1 を制御する(ステップS3)。な
お、ステップS1において、メモリを初期化した後、M
CTs端子とSCTi端子の信号がHレベル状態であれ
ば、次のステップS2においての識別では“接続無し”
と認識し、XTsel1 はLレベルになる。もちろん1
回でもMCTs端子またはSCTi端子の信号レベルが
Lレベルになれば、フラッシュ装置の電源スイッチがオ
フされない限り“接続無し”の識別をすることはなく、
両端子の信号がHレベルになっても“スタンバイ状態”
と見なし、XTsel1 は前状態を維持する。
に従いXTsel1 を制御する(ステップS3)。な
お、ステップS1において、メモリを初期化した後、M
CTs端子とSCTi端子の信号がHレベル状態であれ
ば、次のステップS2においての識別では“接続無し”
と認識し、XTsel1 はLレベルになる。もちろん1
回でもMCTs端子またはSCTi端子の信号レベルが
Lレベルになれば、フラッシュ装置の電源スイッチがオ
フされない限り“接続無し”の識別をすることはなく、
両端子の信号がHレベルになっても“スタンバイ状態”
と見なし、XTsel1 は前状態を維持する。
【0134】次に、スタンバイ状態か否か判定し(ステ
ップS4)、スタンバイ状態と判定した場合には(YE
S)、ステップS2に戻る。すなわち、スタンバイ状態
において、データやコマンドの送受信や設定操作等の動
作は一切せず、省エネモードにはいる。しかし、スタン
バイ状態ではないと判定した場合には(NO)、次のス
テップS5に移行する。
ップS4)、スタンバイ状態と判定した場合には(YE
S)、ステップS2に戻る。すなわち、スタンバイ状態
において、データやコマンドの送受信や設定操作等の動
作は一切せず、省エネモードにはいる。しかし、スタン
バイ状態ではないと判定した場合には(NO)、次のス
テップS5に移行する。
【0135】このステップS5で、メインフラッシュ装
置MFか否か判定し、メインフラッシュ装置MFであっ
た場合(YES)、“設定操作”サブルーチン(図16
参照)に移行し(ステップS6)、設定操作が終了した
後、STXDs=Lか否か判定し(ステップS7)、こ
の判定でLレベルならば(YES)、カメラ本体CB及
びサブフラッシュ装置SFとデータ通信する“MFデー
タ通信”サブルーチンへと進み(ステップS8)、Hレ
ベルならば(NO)、ステップS2に戻る。
置MFか否か判定し、メインフラッシュ装置MFであっ
た場合(YES)、“設定操作”サブルーチン(図16
参照)に移行し(ステップS6)、設定操作が終了した
後、STXDs=Lか否か判定し(ステップS7)、こ
の判定でLレベルならば(YES)、カメラ本体CB及
びサブフラッシュ装置SFとデータ通信する“MFデー
タ通信”サブルーチンへと進み(ステップS8)、Hレ
ベルならば(NO)、ステップS2に戻る。
【0136】一方、前述したステップS5の判定で、メ
インフラッシュ装置MFではないと判定された場合には
(NO)、識別結果が、サブフラッシュ装置SFか否か
判定する(ステップS9)。この判定でサブフラッシュ
装置SFであった場合はSDToを検出し、Lレベルで
あったら(ステップS11)でサブルーチン“SFデー
タ通信”(図28)を実行する。SFではない場合、よ
り具体的には“接続無し”と認識した場合には(ステッ
プS10)の処理を通らずに(ステップS12)に進
む。このステップS12は“設定操作”のサブルーチン
であり、図16で詳しく説明する。この処理が終わると
(ステップS2)に戻り、再び同じ処理を繰り返す。
インフラッシュ装置MFではないと判定された場合には
(NO)、識別結果が、サブフラッシュ装置SFか否か
判定する(ステップS9)。この判定でサブフラッシュ
装置SFであった場合はSDToを検出し、Lレベルで
あったら(ステップS11)でサブルーチン“SFデー
タ通信”(図28)を実行する。SFではない場合、よ
り具体的には“接続無し”と認識した場合には(ステッ
プS10)の処理を通らずに(ステップS12)に進
む。このステップS12は“設定操作”のサブルーチン
であり、図16で詳しく説明する。この処理が終わると
(ステップS2)に戻り、再び同じ処理を繰り返す。
【0137】次に、図16のフローチャート参照して、
“設定操作”サブルーチンについて説明する。
“設定操作”サブルーチンについて説明する。
【0138】このサブルーチンでは主として、操作釦S
W1〜SW4のいずれかが押されている場合の処理と、
LCD表示を制御するためのL−CPUに対してデータ
を送る処理とを行う。
W1〜SW4のいずれかが押されている場合の処理と、
LCD表示を制御するためのL−CPUに対してデータ
を送る処理とを行う。
【0139】まず、SW1がオンしているか否か判定し
(ステップS21)、オンしていれば、すなわちS01
=Lの場合には(YES)、“テスト発光”サブルーチ
ンを実行する(ステップS22)。次にSW2がオンし
ている否か判定し(ステップS23)、オンしている、
すなわちS02=Lの場合には(YES)、“モード設
定”サブルーチンを実行する(ステップS24)。
(ステップS21)、オンしていれば、すなわちS01
=Lの場合には(YES)、“テスト発光”サブルーチ
ンを実行する(ステップS22)。次にSW2がオンし
ている否か判定し(ステップS23)、オンしている、
すなわちS02=Lの場合には(YES)、“モード設
定”サブルーチンを実行する(ステップS24)。
【0140】さらにSW3がオンしているか否か判定し
(ステップS25)、オンしている、すなわちS03=
Lの場合には(YES)、表示切替の処理を行う(ステ
ップS26)。ここで“テスト発光”サブルーチンは、
図19で、“モード設定”サブルーチンは図20で詳し
く説明する。
(ステップS25)、オンしている、すなわちS03=
Lの場合には(YES)、表示切替の処理を行う(ステ
ップS26)。ここで“テスト発光”サブルーチンは、
図19で、“モード設定”サブルーチンは図20で詳し
く説明する。
【0141】以下、図16のフローチャートでは、表示
切替の処理について説明する。
切替の処理について説明する。
【0142】ここで、表示状態は3通りあり、表示A、
表示B、表示Cの状態をSW3により切り換えることが
できるものとする。これらの表示A、表示B、表示Cの
表示状態は図35に示した。表示AではISO値(フィ
ルム感度)、FNo値(絞り値)、ZOOM値(照射
角)を数値で表示する。表示BではMF,SF1,SF
2,SF3のGNo値を表示する。(多灯制御モードに
なっていない場合は自分のGNoのみを表示する。)表
示CではMF,SF1,SF2,SF3の発光GNo比
を表示する。
表示B、表示Cの状態をSW3により切り換えることが
できるものとする。これらの表示A、表示B、表示Cの
表示状態は図35に示した。表示AではISO値(フィ
ルム感度)、FNo値(絞り値)、ZOOM値(照射
角)を数値で表示する。表示BではMF,SF1,SF
2,SF3のGNo値を表示する。(多灯制御モードに
なっていない場合は自分のGNoのみを表示する。)表
示CではMF,SF1,SF2,SF3の発光GNo比
を表示する。
【0143】この表示切替ではSW3が押されていると
表示A→表示B→表示Cの順に表示を切り換えて行く。
表示A→表示B→表示Cの順に表示を切り換えて行く。
【0144】まず、現在の表示モードが表示Aか表示B
か表示Cかを判定する(ステップS27,S28)。ス
テップS27で表示モードが表示Aである場合(YE
S)、SW4がオンすなわち、S04=Lであるか否か
判定する(ステップS29)。この判定でSW4がオン
の場合には(YES)、設定切換A”サブルーチンを実
行し(ステップS30)、表示A操作を行う(ステップ
S31)。しかしSW4がオフの場合には(NO)、直
ちにステップS31の表示A操作を行う。この表示Aの
操作はISO値やFNo値、ZOOM値をL−CPUに
データとして送信する他、発光モード等の情報も送信す
る。
か表示Cかを判定する(ステップS27,S28)。ス
テップS27で表示モードが表示Aである場合(YE
S)、SW4がオンすなわち、S04=Lであるか否か
判定する(ステップS29)。この判定でSW4がオン
の場合には(YES)、設定切換A”サブルーチンを実
行し(ステップS30)、表示A操作を行う(ステップ
S31)。しかしSW4がオフの場合には(NO)、直
ちにステップS31の表示A操作を行う。この表示Aの
操作はISO値やFNo値、ZOOM値をL−CPUに
データとして送信する他、発光モード等の情報も送信す
る。
【0145】次に上記ステップS27で表示モードが表
示Aでなかった場合には(NO)、表示モードが表示B
であるか否か判定する(ステップS28)。表示Bであ
った場合には(YES)、S04=Lか否か判定する
(ステップS32)。S04=Lならば(YES)、
“設定切換B”サブルーチンを実行する(ステップS3
3)。その後、表示B操作を行う(ステップS34)。
この表示B操作は、ISO値、FNo値、ZOOM値の
代わりにMF,SF1,SF2,SF3の各GNo値を
L−CPUに送信する以外は表示A操作と同じである。
但し、多灯制御モードではない場合は、自分のGNo値
のみを送信し、他のGNo値はブランク表示するよう送
信する。
示Aでなかった場合には(NO)、表示モードが表示B
であるか否か判定する(ステップS28)。表示Bであ
った場合には(YES)、S04=Lか否か判定する
(ステップS32)。S04=Lならば(YES)、
“設定切換B”サブルーチンを実行する(ステップS3
3)。その後、表示B操作を行う(ステップS34)。
この表示B操作は、ISO値、FNo値、ZOOM値の
代わりにMF,SF1,SF2,SF3の各GNo値を
L−CPUに送信する以外は表示A操作と同じである。
但し、多灯制御モードではない場合は、自分のGNo値
のみを送信し、他のGNo値はブランク表示するよう送
信する。
【0146】上記ステップS38で表示Bでないと判定
された場合には(NO)、表示Cであるでものと判定さ
れ、次にS04=Lか否か判定する(ステップS3
5)。
された場合には(NO)、表示Cであるでものと判定さ
れ、次にS04=Lか否か判定する(ステップS3
5)。
【0147】この判定でS04=Lならば(YES)、
“設定切換C”サブルーチンを実行する(ステップS3
6)。その後、表示C操作を行う(ステップS37)。
この表示Cの操作は、GNo値の代わりにGNo比をL
−CPUに送信する以外は表示B操作と同様である。
“設定切換C”サブルーチンを実行する(ステップS3
6)。その後、表示C操作を行う(ステップS37)。
この表示Cの操作は、GNo値の代わりにGNo比をL
−CPUに送信する以外は表示B操作と同様である。
【0148】これらの処理が終わるとリターンし、メイ
ンルーチンに戻る。
ンルーチンに戻る。
【0149】次に図17,図18のフローチャートを参
照して、”設定切換A”サブルーチンについて説明す
る。
照して、”設定切換A”サブルーチンについて説明す
る。
【0150】前述した図16のフローチャート中で表示
モードが表示Aの場合に、SW4がオンになると、本サ
ブルーチンに入り(ステップS41)、SW4がオフに
なった時点で(NO)、次のステップS42に移行す
る。ここでISO値の変更を行うことを明示するために
L−CPUに対し、ISO値の表示を点滅させる命令を
出す。その後数値を上下させるループ(ステップS43
〜S49)に移行する。このループにおいては、SW5
がオンか否か判定し(ステップS43)、SW5がオ
ン、すなわちS05=Lの場合には(YES)、ISO
値をアップさせる(ステップS44)、しかしSW5が
オフの場合には(NO)、次にSW6がオンか否か判定
する(ステップS45)。
モードが表示Aの場合に、SW4がオンになると、本サ
ブルーチンに入り(ステップS41)、SW4がオフに
なった時点で(NO)、次のステップS42に移行す
る。ここでISO値の変更を行うことを明示するために
L−CPUに対し、ISO値の表示を点滅させる命令を
出す。その後数値を上下させるループ(ステップS43
〜S49)に移行する。このループにおいては、SW5
がオンか否か判定し(ステップS43)、SW5がオ
ン、すなわちS05=Lの場合には(YES)、ISO
値をアップさせる(ステップS44)、しかしSW5が
オフの場合には(NO)、次にSW6がオンか否か判定
する(ステップS45)。
【0151】この判定で、SW6がオン、すなわちS0
6=Lの場合には(YES)、ISO値をダウンさせる
(ステップS46)。その変更値は、その度L−CPU
へデータとして送信し(ステップS47)、0.5秒の
待機する(ステップS48)。このループの中には、
0.5秒の待機時間が入っているため、連続してISO
値をアップまたはダウンする場合でも、0.5秒ずつ数
値が変化するようになっている。
6=Lの場合には(YES)、ISO値をダウンさせる
(ステップS46)。その変更値は、その度L−CPU
へデータとして送信し(ステップS47)、0.5秒の
待機する(ステップS48)。このループの中には、
0.5秒の待機時間が入っているため、連続してISO
値をアップまたはダウンする場合でも、0.5秒ずつ数
値が変化するようになっている。
【0152】次に、SW4が再びオン、すなわちS04
=Lか否か判定し(ステップS49)、SW4が再びオ
ンすれば、すなわちS04=Lになると(YES)、こ
のループから抜け、SW4が再びオフするまで待機する
(ステップS50)。
=Lか否か判定し(ステップS49)、SW4が再びオ
ンすれば、すなわちS04=Lになると(YES)、こ
のループから抜け、SW4が再びオフするまで待機する
(ステップS50)。
【0153】SW4がオフすると(NO)、ISO値を
点灯及びFNo値を点滅させる命令をL−CPUに出し
て(ステップS51)、次のループに移行し、同様に、
SW5およびSW6によりFNo値をアップ・ダウンし
てSW4が再びオンになるまでこのループでの操作を続
ける(ステップS52〜S58)。
点灯及びFNo値を点滅させる命令をL−CPUに出し
て(ステップS51)、次のループに移行し、同様に、
SW5およびSW6によりFNo値をアップ・ダウンし
てSW4が再びオンになるまでこのループでの操作を続
ける(ステップS52〜S58)。
【0154】上記ステップS58で、SW4がオンにな
ることにより(YES)、このループから抜け出て、S
W4がオフになるまで待機する(ステップS59)。そ
して、ステップS59でSW4がオフになると(N
O)、FNoを点灯状態に戻した後ZOOM値を点滅す
る命令をL−CPUに出力する(ステップS60)。
ることにより(YES)、このループから抜け出て、S
W4がオフになるまで待機する(ステップS59)。そ
して、ステップS59でSW4がオフになると(N
O)、FNoを点灯状態に戻した後ZOOM値を点滅す
る命令をL−CPUに出力する(ステップS60)。
【0155】その後、前述したと同様に、SW5とSW
6によりZOOM値をアップ・ダウンし、SW4が再び
オンになったところでこのループでの操作を抜け出す
(ステップS61〜S67)。次にステップS68でS
W4がオフされると(NO)、ZOOM値を点灯状態に
戻す命令をL−CPUに出力して(ステップS69)、
メインルーチンにリターンする。
6によりZOOM値をアップ・ダウンし、SW4が再び
オンになったところでこのループでの操作を抜け出す
(ステップS61〜S67)。次にステップS68でS
W4がオフされると(NO)、ZOOM値を点灯状態に
戻す命令をL−CPUに出力して(ステップS69)、
メインルーチンにリターンする。
【0156】次に、図19のフローチャートを参照し
て、“設定切換B”、“設定切換C”サブルーチン)に
ついて説明する。
て、“設定切換B”、“設定切換C”サブルーチン)に
ついて説明する。
【0157】ここで、設定切り換えB、設定切り換えC
では、設定する数値自体は異なるが、操作内容は全く同
じであるため、併せて説明する。
では、設定する数値自体は異なるが、操作内容は全く同
じであるため、併せて説明する。
【0158】まず、S04=Lでなくなる、すなわちS
W4がオフになるまで(つまりSW4から指を離す)待
機する(ステップS71)。SW4がオフされる(S0
4=Hになる)と、変数n=0に設定する(ステップS
72)。
W4がオフになるまで(つまりSW4から指を離す)待
機する(ステップS71)。SW4がオフされる(S0
4=Hになる)と、変数n=0に設定する(ステップS
72)。
【0159】次に、左からn番目(n=0の場合は一番
左)の数値表示を点滅させる(ステップS73)。
左)の数値表示を点滅させる(ステップS73)。
【0160】その後、“設定切換B”の時は、GNo値
であるG(n)、また“設定切換C”の時はGNo比で
あるR(n)を、SW5がオンまたはSW6がオンして
いる場合に+1または−1を加える(ステップS74〜
S77)。このG(n)またはR(n)の値は、1回の
ループにつき1回L−CPUにデータとして出力する
(ステップS78)。そして、0.5秒待機する(ステ
ップS79)。この0.5秒の待機時間があるため、S
W5若しくはSW6がオン状態を維持し続けている場合
には、0.5秒毎にその値がアップまたはダウンする。
であるG(n)、また“設定切換C”の時はGNo比で
あるR(n)を、SW5がオンまたはSW6がオンして
いる場合に+1または−1を加える(ステップS74〜
S77)。このG(n)またはR(n)の値は、1回の
ループにつき1回L−CPUにデータとして出力する
(ステップS78)。そして、0.5秒待機する(ステ
ップS79)。この0.5秒の待機時間があるため、S
W5若しくはSW6がオン状態を維持し続けている場合
には、0.5秒毎にその値がアップまたはダウンする。
【0161】次にSW4のオンにより(ステップS8
0)、このループから一旦抜け、さらにSW4のオフす
れば、すなわちS04=Lでなくなると(ステップS8
1)、n番目の表示を点滅から点灯に戻すようにL−C
PUに命令を出力する(ステップS82)。
0)、このループから一旦抜け、さらにSW4のオフす
れば、すなわちS04=Lでなくなると(ステップS8
1)、n番目の表示を点滅から点灯に戻すようにL−C
PUに命令を出力する(ステップS82)。
【0162】その後、n=3か否か判定し(ステップS
83)、n=3でなければ(NO)、nに1を加えて
(ステップS84)、ステップS73に戻り、再び同じ
操作を繰り返す。すなわち左から順に点滅が移動しその
点滅している数値を切り換えて行く。この操作をn=3
まで行い、N=3ならば(YES)、このサブルーチン
を終了し、メインルーチンにリターンする。
83)、n=3でなければ(NO)、nに1を加えて
(ステップS84)、ステップS73に戻り、再び同じ
操作を繰り返す。すなわち左から順に点滅が移動しその
点滅している数値を切り換えて行く。この操作をn=3
まで行い、N=3ならば(YES)、このサブルーチン
を終了し、メインルーチンにリターンする。
【0163】次に図20のフローチャートを参照して
“テスト発光”サブルーチンについて説明する。
“テスト発光”サブルーチンについて説明する。
【0164】まず、“テスト発光”サブルーチンでは、
最初に図2(b)に示すような発光モードが1〜3のい
ずれであるかを判定する(ステップS91,S92)。
この判定で、発光モードが1、または3の場合には、M
Fの多灯制御であるか否か判定する(ステップS9
3)。
最初に図2(b)に示すような発光モードが1〜3のい
ずれであるかを判定する(ステップS91,S92)。
この判定で、発光モードが1、または3の場合には、M
Fの多灯制御であるか否か判定する(ステップS9
3)。
【0165】このステップS93の判定で、多灯制御に
設定してある場合には(YES)、まず、SDToから
パイロット信号を出力し(ステップS99)、その後、
SDToよりテスト発光コマンドを表す第1キャラクタ
C1=“05H”を出力する(ステップS100)。す
なわち、従属するSFに対し、テスト発光の準備をさせ
る。
設定してある場合には(YES)、まず、SDToから
パイロット信号を出力し(ステップS99)、その後、
SDToよりテスト発光コマンドを表す第1キャラクタ
C1=“05H”を出力する(ステップS100)。す
なわち、従属するSFに対し、テスト発光の準備をさせ
る。
【0166】次に、1msec程待機した後(ステップ
S101)、SDToをLレベルにする(ステップS1
02)。その直後に、CPUは自分の発光部をソフト発
光させる(ステップS103)。このソフト発光の時間
は発光モードにより異なり、発光モードが1の時(すな
わちTTL1モードの時)にはフル発光するのは無駄な
ので発光しているのが確認できる程度の時間だけ発光す
る。また、発光モードが3の時(すなわちマニュアルモ
ードの時)にはマニュアル設定されているGNo分だけ
発光する。ソフト発光が終了するとSDToをHレベル
に戻し(ステップS104)、次のステップS107に
移行する。
S101)、SDToをLレベルにする(ステップS1
02)。その直後に、CPUは自分の発光部をソフト発
光させる(ステップS103)。このソフト発光の時間
は発光モードにより異なり、発光モードが1の時(すな
わちTTL1モードの時)にはフル発光するのは無駄な
ので発光しているのが確認できる程度の時間だけ発光す
る。また、発光モードが3の時(すなわちマニュアルモ
ードの時)にはマニュアル設定されているGNo分だけ
発光する。ソフト発光が終了するとSDToをHレベル
に戻し(ステップS104)、次のステップS107に
移行する。
【0167】しかし上記ステップS93の判定で、多灯
制御に設定されていない場合には(NO)、識別検出を
行い(ステップS94)、この識別検出の結果がSFか
それともMFあるいは接続無しの状態かにより異なる処
理を実行する。この判定で、MFまたは接続無しの場合
には(NO)、前述したステップS103と同様なソフ
ト発光し(ステップS98)、次のステップS107に
移行する。しかし、ステップS94の判定で、SFの場
合には(YES)、まずタイマセットをし(ステップS
95)、SDToをデータ通信用ラインとして復帰させ
る時間を設定する(例えば5msecなど)。
制御に設定されていない場合には(NO)、識別検出を
行い(ステップS94)、この識別検出の結果がSFか
それともMFあるいは接続無しの状態かにより異なる処
理を実行する。この判定で、MFまたは接続無しの場合
には(NO)、前述したステップS103と同様なソフ
ト発光し(ステップS98)、次のステップS107に
移行する。しかし、ステップS94の判定で、SFの場
合には(YES)、まずタイマセットをし(ステップS
95)、SDToをデータ通信用ラインとして復帰させ
る時間を設定する(例えば5msecなど)。
【0168】そして、この設定時間の間、SDToがL
レベルになるか、あるいはタイムオーバーになるまで待
つ(ステップS96〜S97)。タイムオーバーの時に
は(YES)、発光せずにループを抜けて次のステップ
S107に移行する。また、タイムオーバーになる前に
SDTo=Lになった場合は(YES)、ソフト発光を
行い(ステップS98)、次のステップS107に移行
する。
レベルになるか、あるいはタイムオーバーになるまで待
つ(ステップS96〜S97)。タイムオーバーの時に
は(YES)、発光せずにループを抜けて次のステップ
S107に移行する。また、タイムオーバーになる前に
SDTo=Lになった場合は(YES)、ソフト発光を
行い(ステップS98)、次のステップS107に移行
する。
【0169】前述したステップS91の判定で(N
O)、ステップS92の判定で(YES)の場合には、
発光モードが2である、すなわちTTL2モードである
と判定される。次にMFの多灯制御か否かを判定する
(ステップS105)。この判定でMFの多灯制御の場
合(YES)、SDToよりパイロット信号を出力し
(ステップS106)、続いて、第1キャラクタとして
“05H”を出力する(ステップS107)。そして1
msec待機した後(ステップS108)、変数N(発
光回数を表す)を20にセットする(ステップS10
9)。
O)、ステップS92の判定で(YES)の場合には、
発光モードが2である、すなわちTTL2モードである
と判定される。次にMFの多灯制御か否かを判定する
(ステップS105)。この判定でMFの多灯制御の場
合(YES)、SDToよりパイロット信号を出力し
(ステップS106)、続いて、第1キャラクタとして
“05H”を出力する(ステップS107)。そして1
msec待機した後(ステップS108)、変数N(発
光回数を表す)を20にセットする(ステップS10
9)。
【0170】このセットをした後、ステップS110〜
S115のループにはいる。
S115のループにはいる。
【0171】まず、SDToをLレベルにする(ステッ
プS110)。その後、所定時間のソフト発光を行う
(ステップS111)。このソフト発光時間は、例えば
図35の<表示C>の例で言うと、MFはGNoが2と
なる時間とする。その後、SDToをHに戻し(ステッ
プS112)、30msec待機する(ステップS11
3)。そしてNから1引いて(ステップS114)、N
=0か否かを判定し(ステップS115)、N=0でな
ければ(NO)、ステップS110に戻る。ここでは2
0回発光するとN=0となり、次のステップS107に
移行する。
プS110)。その後、所定時間のソフト発光を行う
(ステップS111)。このソフト発光時間は、例えば
図35の<表示C>の例で言うと、MFはGNoが2と
なる時間とする。その後、SDToをHに戻し(ステッ
プS112)、30msec待機する(ステップS11
3)。そしてNから1引いて(ステップS114)、N
=0か否かを判定し(ステップS115)、N=0でな
ければ(NO)、ステップS110に戻る。ここでは2
0回発光するとN=0となり、次のステップS107に
移行する。
【0172】また、上記ステップS105の判定で、多
灯制御ではないと判定された場合には(NO)、SFか
否か識別検出を行い(ステップS116)、SFである
場合には(YES)、まず、タイマをセットする(ステ
ップS117)。このタイマセット時間はインターバル
時間30msec、発光回数20回の間欠発光を行うの
に必要な時間をセットする。例えば、その時間を600
msecとする。
灯制御ではないと判定された場合には(NO)、SFか
否か識別検出を行い(ステップS116)、SFである
場合には(YES)、まず、タイマをセットする(ステ
ップS117)。このタイマセット時間はインターバル
時間30msec、発光回数20回の間欠発光を行うの
に必要な時間をセットする。例えば、その時間を600
msecとする。
【0173】そして(ステップS118〜S121)の
ループに入り、そのセットされた時間の間、SDTiが
H→Lになる度に所定量発光する。例えば図35の<表
示C>に見られる数値が設定されているとすると、MF
が1回当たりGNo.2だけ発光するとすれば、各々の
SFの1回当たりの発光量はSF1はGNo.1、SF
2はGNo.3、SF3はGNo.2だけ発光する。
ループに入り、そのセットされた時間の間、SDTiが
H→Lになる度に所定量発光する。例えば図35の<表
示C>に見られる数値が設定されているとすると、MF
が1回当たりGNo.2だけ発光するとすれば、各々の
SFの1回当たりの発光量はSF1はGNo.1、SF
2はGNo.3、SF3はGNo.2だけ発光する。
【0174】そしてステップS118で、タイムオーバ
ーになると(YES)、次のステップS107に移行す
る。
ーになると(YES)、次のステップS107に移行す
る。
【0175】一方、上記ステップS116の判定でSF
ではないと判断された場合には(NO)、発光回数Nを
20回に設定する(ステップS122)。この設定した
後、発光間隔30msecの間欠発光を行う(ステップ
S123〜S126)。そして、20回の発光が終了す
ると、ステップS126の判定でN=0となり(YE
S)、ステップS107に移行し、S01=Lか否か判
定、すなわちSW1がまだオンしているかどうかを調べ
る。つまり、SW1を連続して押し続けていると再びこ
のサブルーチンに入ってしまい、何度も発光してしまう
といったエネルギーの無駄を避けるために、SW1を一
旦離さないと、このサブルーチンを抜けられないように
している。
ではないと判断された場合には(NO)、発光回数Nを
20回に設定する(ステップS122)。この設定した
後、発光間隔30msecの間欠発光を行う(ステップ
S123〜S126)。そして、20回の発光が終了す
ると、ステップS126の判定でN=0となり(YE
S)、ステップS107に移行し、S01=Lか否か判
定、すなわちSW1がまだオンしているかどうかを調べ
る。つまり、SW1を連続して押し続けていると再びこ
のサブルーチンに入ってしまい、何度も発光してしまう
といったエネルギーの無駄を避けるために、SW1を一
旦離さないと、このサブルーチンを抜けられないように
している。
【0176】次に図22(a)のフローチャートを参照
して、“モード設定”サブルーチンについて説明する。
図22(b)は、図20(b)と同じである。
して、“モード設定”サブルーチンについて説明する。
図22(b)は、図20(b)と同じである。
【0177】この“モード設定”サブルーチンでは、ま
ず発光モード値を一旦変数にセットし(ステップS13
1)、次にNに1を加える(ステップS132)。
ず発光モード値を一旦変数にセットし(ステップS13
1)、次にNに1を加える(ステップS132)。
【0178】そして、N=4か否か判定し(ステップS
133)、N=4である場合には(YES)、Nを1と
して(ステップS134)、発光モード値としてNを代
入する(ステップS135)。
133)、N=4である場合には(YES)、Nを1と
して(ステップS134)、発光モード値としてNを代
入する(ステップS135)。
【0179】次に、L−CPUに対し、この発光モード
値をデータ通信する(ステップS136)。0.5秒間
待機した後(ステップS137)、S02=Lか否か判
定しつまりSW2がオンしているかどうかを調べ(ステ
ップS138)、SW2がオンならば(YES)、ステ
ップS132に戻り、再度同じ操作を繰り返す。すなわ
ちSW2をオンし続けると発光モードは1→2→3→1
の順に、0.5秒毎に切り替わってゆく。従ってLCD
の表示を見るとTTL1→TTL2→MANU→TTL
1・・・の順に変わってゆくのが確かめられる。
値をデータ通信する(ステップS136)。0.5秒間
待機した後(ステップS137)、S02=Lか否か判
定しつまりSW2がオンしているかどうかを調べ(ステ
ップS138)、SW2がオンならば(YES)、ステ
ップS132に戻り、再度同じ操作を繰り返す。すなわ
ちSW2をオンし続けると発光モードは1→2→3→1
の順に、0.5秒毎に切り替わってゆく。従ってLCD
の表示を見るとTTL1→TTL2→MANU→TTL
1・・・の順に変わってゆくのが確かめられる。
【0180】しかし、SW2がオフならば(NO)、リ
ターンする。
ターンする。
【0181】次に図23のフローチャートを参照して、
“MFデータ通信”サブルーチンについて説明する。
“MFデータ通信”サブルーチンについて説明する。
【0182】このMFデータ通信サブルーチンにはいる
と、まず、STXDsからのパイロット信号の検出を行
う(ステップS141)。このパイロット信号は所定時
間のLレベルの信号であることが必要で、この条件を満
たさない場合には(NO)、リターンして、このサブル
ーチンから抜け出す。パイロット信号がOKならば(Y
ES)、第1キャラクタC1を読み出す(ステップS1
43)。
と、まず、STXDsからのパイロット信号の検出を行
う(ステップS141)。このパイロット信号は所定時
間のLレベルの信号であることが必要で、この条件を満
たさない場合には(NO)、リターンして、このサブル
ーチンから抜け出す。パイロット信号がOKならば(Y
ES)、第1キャラクタC1を読み出す(ステップS1
43)。
【0183】この第1キャラクタC1が、01Hか否か
判定し(ステップS144)、01Hである場合には
(YES)、第2キャラクタ以降のデータを読み出す
(ステップS145)。これら第2キャラクタ以降のデ
ータには、ISO値(フィルム感度)やFNo値、レン
ズの焦点距離、カメラ機種データ、露出モード等の情報
を含んでおり、これらのデータを読出し、メモリに書き
込むなどの処理を行う(ステップS146)。
判定し(ステップS144)、01Hである場合には
(YES)、第2キャラクタ以降のデータを読み出す
(ステップS145)。これら第2キャラクタ以降のデ
ータには、ISO値(フィルム感度)やFNo値、レン
ズの焦点距離、カメラ機種データ、露出モード等の情報
を含んでおり、これらのデータを読出し、メモリに書き
込むなどの処理を行う(ステップS146)。
【0184】次に、カメラに対してMF側のデータ、つ
まり、パイロット信号、第1キャラクタ02H、および
各種データの順に出力する(ステップS147〜S14
9)。ここで各種データとは、発光モード情報、SFの
接続数、充電状態、各フラッシュ装置のGNo.値ある
いはGNo.比等のデータであるものとする。
まり、パイロット信号、第1キャラクタ02H、および
各種データの順に出力する(ステップS147〜S14
9)。ここで各種データとは、発光モード情報、SFの
接続数、充電状態、各フラッシュ装置のGNo.値ある
いはGNo.比等のデータであるものとする。
【0185】そして、カメラへのデータ転送が終わる
と、S10=Lか否か判定する(ステップS150)、
つまりS10のオン・オフを検出し、S10=Lでなけ
れば(NO)、このサブルーチンを終え元のプログラム
に戻る。
と、S10=Lか否か判定する(ステップS150)、
つまりS10のオン・オフを検出し、S10=Lでなけ
れば(NO)、このサブルーチンを終え元のプログラム
に戻る。
【0186】しかし、S10=Lであれば(YES)、
多灯制御モードであることを意味し、SDToを通して
SFに対しデータ通信を行う。
多灯制御モードであることを意味し、SDToを通して
SFに対しデータ通信を行う。
【0187】まず、パイロット信号を出力し(ステップ
S151)、次に第1キャラクタとして03Hを出力し
(ステップS152)、その後各種データ(ISO値、
FNo値、発光GNo値、発光モード、発光GNo比等
のデータ)を出力する(ステップS153)。その後1
msec待機して(ステップS154)、“SFNo割
付”サブルーチンを実行して(ステップS155)、こ
のサブルーチンを終了する。 また、上記ステップS1
44の判定で、第1キャラクタC1が01Hでない場合
には(NO)、C1が06Hか否かを判定し(ステップ
S156)、C1が06Hであれば(YES)、設定モ
ードが1か否か判定し(ステップS157)、設定モー
ドが1でなければ(NO)、MFソフト発光のサブルー
チンを実行して(ステップS158)、リターンする。
S151)、次に第1キャラクタとして03Hを出力し
(ステップS152)、その後各種データ(ISO値、
FNo値、発光GNo値、発光モード、発光GNo比等
のデータ)を出力する(ステップS153)。その後1
msec待機して(ステップS154)、“SFNo割
付”サブルーチンを実行して(ステップS155)、こ
のサブルーチンを終了する。 また、上記ステップS1
44の判定で、第1キャラクタC1が01Hでない場合
には(NO)、C1が06Hか否かを判定し(ステップ
S156)、C1が06Hであれば(YES)、設定モ
ードが1か否か判定し(ステップS157)、設定モー
ドが1でなければ(NO)、MFソフト発光のサブルー
チンを実行して(ステップS158)、リターンする。
【0188】次に、図24,図25のフローチャートを
参照して、“SFNo.割付”サブルーチンについて説
明する。この“SFNo.割付”サブルーチンは、図1
0のMFのデータ通信で説明しているが、ここではCP
Uの動きを中心に説明する。まず、SDToからパイロ
ット信号を出力し(ステップS161)、その後、第1
キャラクタC1として“07H”(SFNo割付コマン
ド)を出力する(ステップS162)。このコマンド出
力後に、SCToをHレベルに一旦セットする、またR
LoをLレベルにセットする(ステップS163)。1
msec待機した後(ステップS164)、SCToを
Lレベルに戻す(ステップS165)。このSCToの
操作は、SFの番号をつけていく上で重要な意味をな
す。これについては図30で詳しく説明する。また、R
Loの操作は、図12に示したような接続の際にR側と
L側の識別を行うのに必要な操作である。
参照して、“SFNo.割付”サブルーチンについて説
明する。この“SFNo.割付”サブルーチンは、図1
0のMFのデータ通信で説明しているが、ここではCP
Uの動きを中心に説明する。まず、SDToからパイロ
ット信号を出力し(ステップS161)、その後、第1
キャラクタC1として“07H”(SFNo割付コマン
ド)を出力する(ステップS162)。このコマンド出
力後に、SCToをHレベルに一旦セットする、またR
LoをLレベルにセットする(ステップS163)。1
msec待機した後(ステップS164)、SCToを
Lレベルに戻す(ステップS165)。このSCToの
操作は、SFの番号をつけていく上で重要な意味をな
す。これについては図30で詳しく説明する。また、R
Loの操作は、図12に示したような接続の際にR側と
L側の識別を行うのに必要な操作である。
【0189】そして、1キャラクタとしての変数Nに0
1Hを代入すると、この変数NはSFの番号を示す(ス
テップS166)。SDToより、このキャラクタNを
出力する(ステップS167)。その後、割り込みタイ
マをセットし(ステップS168)、SDToからデー
タが入力するのを待機する。この設定時間がタイムオー
バしたか否か判定し(ステップS169)、この設定時
間待中にSDRo=Lか否か判定する(ステップS17
0)。また設定時間がタイムオーバしても入力しない場
合には(YES)、ステップS176に移行する。
1Hを代入すると、この変数NはSFの番号を示す(ス
テップS166)。SDToより、このキャラクタNを
出力する(ステップS167)。その後、割り込みタイ
マをセットし(ステップS168)、SDToからデー
タが入力するのを待機する。この設定時間がタイムオー
バしたか否か判定し(ステップS169)、この設定時
間待中にSDRo=Lか否か判定する(ステップS17
0)。また設定時間がタイムオーバしても入力しない場
合には(YES)、ステップS176に移行する。
【0190】上記ステップS170で、SDRo=Lで
あれば(YES)、SDRoから2キャラクタ分のデー
タを入力し(ステップS171)、このデータと第1キ
ャラクタとのNを比較し(ステップS172)、第1キ
ャラクタがNと等しい場合には(YES)、SFNo.
Nのフラッシュ装置が接続されているもの判定して、N
max1にNを代入し(ステップS173)、L側の接
続SF数を更新する。そして、この第2キャラクタは充
電情報であり、この充電情報をメモリに書き込む(ステ
ップS174)。次に、Nに01Hを加えて再び、ステ
ップS167に戻る。すなわちこの操作は1つずつL側
のサブフラッシュに番号の割付を行うループである。
あれば(YES)、SDRoから2キャラクタ分のデー
タを入力し(ステップS171)、このデータと第1キ
ャラクタとのNを比較し(ステップS172)、第1キ
ャラクタがNと等しい場合には(YES)、SFNo.
Nのフラッシュ装置が接続されているもの判定して、N
max1にNを代入し(ステップS173)、L側の接
続SF数を更新する。そして、この第2キャラクタは充
電情報であり、この充電情報をメモリに書き込む(ステ
ップS174)。次に、Nに01Hを加えて再び、ステ
ップS167に戻る。すなわちこの操作は1つずつL側
のサブフラッシュに番号の割付を行うループである。
【0191】しかし上記ステップS172の判定で、第
1キャラクタのNと等しくない場合には(NO)、L側
のSFNo.Nのフラッシュ装置はないと判定してステ
ップS176に移行する。
1キャラクタのNと等しくない場合には(NO)、L側
のSFNo.Nのフラッシュ装置はないと判定してステ
ップS176に移行する。
【0192】このようなL側のサブフラッシュの番号割
付が終了すると今度はR側のフラッシュ装置の番号割付
を行う。まず、ステップS176では、変数Nに80H
を加える。この変数Nは、L側に接続されているフラッ
シュ数よりも1多い数値である。例えばL側に2つのS
FがあるとするとNは03Hになる。従って、80Hを
加えるとN=83Hとなる。この80Hを加える操作は
数値を8bitで表示した場合に10000000を加
えること、すなわち7bit目を1にすることに等し
い。SFはこの7bit目が1か0かでRまたはL側の
番号であることを判別する。
付が終了すると今度はR側のフラッシュ装置の番号割付
を行う。まず、ステップS176では、変数Nに80H
を加える。この変数Nは、L側に接続されているフラッ
シュ数よりも1多い数値である。例えばL側に2つのS
FがあるとするとNは03Hになる。従って、80Hを
加えるとN=83Hとなる。この80Hを加える操作は
数値を8bitで表示した場合に10000000を加
えること、すなわち7bit目を1にすることに等し
い。SFはこの7bit目が1か0かでRまたはL側の
番号であることを判別する。
【0193】次に、ステップS177〜S185のルー
プにおいては、R側のフラッシュ番号割付操作であり、
L側のSFNo割付と同様である。R側の接続SF数
は、Nmax2に書き込む。ステップS179でタイム
オーバーした場合(YES)、若しくはステップS18
2の判定で第1キャラクタがNと等しくない場合(N
O)、すなわち、R側のフラッシュ装置からの応答がな
くなると、このループを抜け、Nmax1,Mmax2
より多灯数を調べ、更に各々のSFの充電状態も調べて
L−CPUにデータ転送する(ステップS186)。こ
の時にLCDの表示の内、SFの有無や充電完了マーク
を更新する。
プにおいては、R側のフラッシュ番号割付操作であり、
L側のSFNo割付と同様である。R側の接続SF数
は、Nmax2に書き込む。ステップS179でタイム
オーバーした場合(YES)、若しくはステップS18
2の判定で第1キャラクタがNと等しくない場合(N
O)、すなわち、R側のフラッシュ装置からの応答がな
くなると、このループを抜け、Nmax1,Mmax2
より多灯数を調べ、更に各々のSFの充電状態も調べて
L−CPUにデータ転送する(ステップS186)。こ
の時にLCDの表示の内、SFの有無や充電完了マーク
を更新する。
【0194】そして、RLoをHに戻し(ステップS1
87)、このサブルーチンを終了する。
87)、このサブルーチンを終了する。
【0195】次に図26,図27のフローチャートを参
照して、“MFソフト発光”サブルーチンについて説明
する。
照して、“MFソフト発光”サブルーチンについて説明
する。
【0196】このサブルーチンは、MFが行うソフト発
光操作であり、特にカメラ側から“レリーズオン”の信
号が送られてきた場合に、発光モードが2または3であ
った時に実行するサブルーチンである。
光操作であり、特にカメラ側から“レリーズオン”の信
号が送られてきた場合に、発光モードが2または3であ
った時に実行するサブルーチンである。
【0197】最初に、多灯制御モードか否かを判定する
(ステップS191)。この判定で多灯制御モードの場
合は(YES)、自らソフト発光の動作を行うのに先ん
じてSFを制御するために、SDToよりパイロット信
号及び第1キャラクタC1として“04H”(ソフト発
光コマンド)を出力する(ステップS192)。一方、
多灯制御モードでない場合は(NO)、SFを制御する
必要は全くないため、上に述べた操作は行わなず、後述
するステップS207に移行する。
(ステップS191)。この判定で多灯制御モードの場
合は(YES)、自らソフト発光の動作を行うのに先ん
じてSFを制御するために、SDToよりパイロット信
号及び第1キャラクタC1として“04H”(ソフト発
光コマンド)を出力する(ステップS192)。一方、
多灯制御モードでない場合は(NO)、SFを制御する
必要は全くないため、上に述べた操作は行わなず、後述
するステップS207に移行する。
【0198】上記多灯制御モードの場合には、ソフト発
光コマンドを出力した後(ステップS193)、タイマ
を所定時間をセットする(ステップS194)。この所
定時間は、ソフト発光用の制御ラインとして、SDTo
ラインを使用する時間であり、カメラ側でレリーズボタ
ンが押されてから発光開始信号が発生し、その信号によ
ってフラッシュ装置が発光を開始して終了するまでの動
作を十分に行えるだけの時間である。
光コマンドを出力した後(ステップS193)、タイマ
を所定時間をセットする(ステップS194)。この所
定時間は、ソフト発光用の制御ラインとして、SDTo
ラインを使用する時間であり、カメラ側でレリーズボタ
ンが押されてから発光開始信号が発生し、その信号によ
ってフラッシュ装置が発光を開始して終了するまでの動
作を十分に行えるだけの時間である。
【0199】次に、所定時間内にXo端子の信号がLレ
ベルになるのを待つ(ステップS195,S196)。
このタイマでセットした時間内にXo=Lにならない場
合はタイムオーバーと判定され(YES)、このサブル
ーチンを終了する。
ベルになるのを待つ(ステップS195,S196)。
このタイマでセットした時間内にXo=Lにならない場
合はタイムオーバーと判定され(YES)、このサブル
ーチンを終了する。
【0200】ステップS196でXo=Lとなると(Y
ES)、発光モードが2か否か判定し(ステップS19
7)、発光モード=2(TTL2:GNo比発光)の場
合には(YES)、ステップS198〜S202のルー
プへ移行する。
ES)、発光モードが2か否か判定し(ステップS19
7)、発光モード=2(TTL2:GNo比発光)の場
合には(YES)、ステップS198〜S202のルー
プへ移行する。
【0201】しかし、発光モードが2でない場合には、
発光モード=3(MANU:マニュアル発光)とされ、
以下のステップS203〜S205のループの操作を行
う。発光モード=2の時、まずSDToをLにセットし
(ステップS198)、その後ソフト発光を行う(ステ
ップS199)。この時発光する時間は、表示Cの設定
操作で定めた光量比になるような時間である。例えば、
図32に示すような場合、表示Cにおいて MF:SF1:SF2:SF3=2:1:3:2 と設定してあるので、この比に合うような小量のガイド
ナンバーで各々のフラッシュ装置が発光する。例えばM
FをDGo=2で発光させる。(このとき、SF1はG
No=1、SF2はGNo=3、SF3はGNo=2だ
け発光する。なお、発光時間はこれらの発光量及びメイ
ンコンデンサの充電電圧により設定するものであり、こ
れらの関係はメモリ中にマップとして予め書き込まれて
いて、CPUは発光の際にこのマップを調べて発光時間
を決める。)その後、SDToをHレベルにする(ステ
ップS200)。その後、所定時間待機する(ステップ
S201)。これは他のフラッシュ装置が必ずしも発光
を終わって次の動作に移行する準備が整っているとは限
らないので、それが整うに十分な時間だけ待機させるも
のである。その後、CPUはTTLoの端子の信号レベ
ルを判定し(ステップS202)、Lレベルであるなら
ば(YES)、M発光操作を終了し、ステップS206
に移行する。しかし、Lレベルでなければ(NO)、ス
テップS198に戻り、再び同じ操作を繰り返す。
発光モード=3(MANU:マニュアル発光)とされ、
以下のステップS203〜S205のループの操作を行
う。発光モード=2の時、まずSDToをLにセットし
(ステップS198)、その後ソフト発光を行う(ステ
ップS199)。この時発光する時間は、表示Cの設定
操作で定めた光量比になるような時間である。例えば、
図32に示すような場合、表示Cにおいて MF:SF1:SF2:SF3=2:1:3:2 と設定してあるので、この比に合うような小量のガイド
ナンバーで各々のフラッシュ装置が発光する。例えばM
FをDGo=2で発光させる。(このとき、SF1はG
No=1、SF2はGNo=3、SF3はGNo=2だ
け発光する。なお、発光時間はこれらの発光量及びメイ
ンコンデンサの充電電圧により設定するものであり、こ
れらの関係はメモリ中にマップとして予め書き込まれて
いて、CPUは発光の際にこのマップを調べて発光時間
を決める。)その後、SDToをHレベルにする(ステ
ップS200)。その後、所定時間待機する(ステップ
S201)。これは他のフラッシュ装置が必ずしも発光
を終わって次の動作に移行する準備が整っているとは限
らないので、それが整うに十分な時間だけ待機させるも
のである。その後、CPUはTTLoの端子の信号レベ
ルを判定し(ステップS202)、Lレベルであるなら
ば(YES)、M発光操作を終了し、ステップS206
に移行する。しかし、Lレベルでなければ(NO)、ス
テップS198に戻り、再び同じ操作を繰り返す。
【0202】ステップS197の判定で、発光モード=
2ではない、すなわち発光モード=3はマニュアル発光
であり、まず、SDToを一旦Lにして(ステップS2
03)、その後、ソフト発光を行う(ステップS20
3)。この時発光する時間は、表示Bの設定操作で定め
た光量になるような時間である。例えば、図35に示す
ような場合、表示Bにおいて、 MF:SF1:SF2:SF3=20:10:25:3
0 と設定されているから、MFはGNo20に相当する光
量だけ発光する。その後、SDToの信号レベルをHレ
ベルに戻し(ステップS205)、ステップと206に
移行する。
2ではない、すなわち発光モード=3はマニュアル発光
であり、まず、SDToを一旦Lにして(ステップS2
03)、その後、ソフト発光を行う(ステップS20
3)。この時発光する時間は、表示Bの設定操作で定め
た光量になるような時間である。例えば、図35に示す
ような場合、表示Bにおいて、 MF:SF1:SF2:SF3=20:10:25:3
0 と設定されているから、MFはGNo20に相当する光
量だけ発光する。その後、SDToの信号レベルをHレ
ベルに戻し(ステップS205)、ステップと206に
移行する。
【0203】上記ステップS191の判定で、多灯制御
ではない場合には(NO)、以下、ステップS207〜
S210は、ステップS194〜S197までと全く同
じであり、説明は省略する。
ではない場合には(NO)、以下、ステップS207〜
S210は、ステップS194〜S197までと全く同
じであり、説明は省略する。
【0204】上記ステップS210の判定で、発光モー
ドが2であるときは(YES)、ステップS199と同
様なGNo比に応じた所定時間のソフト発光を行う(ス
テップ211)。そして所定時間待機し(ステップS2
12)、TTLoがLか否か判定し(ステップS21
3)、TTLo=Lであれば(YES)、このループを
抜け、ステップS206に移行する。
ドが2であるときは(YES)、ステップS199と同
様なGNo比に応じた所定時間のソフト発光を行う(ス
テップ211)。そして所定時間待機し(ステップS2
12)、TTLoがLか否か判定し(ステップS21
3)、TTLo=Lであれば(YES)、このループを
抜け、ステップS206に移行する。
【0205】しかし、ステップS210の判定で、発光
モードが2でない場合(NO)、所定時間のソフト発光
を行う(ステップS214)。このソフト発光する時間
は、ステップS204で説明した時間と同じである。
モードが2でない場合(NO)、所定時間のソフト発光
を行う(ステップS214)。このソフト発光する時間
は、ステップS204で説明した時間と同じである。
【0206】上記ステップS206は、ステップS19
4,S207でセットしたタイマがタイムオーバーにな
るのを待つ部分である。すなわち、発光操作が終了して
もタイムオーバーになるまではSDToはソフト発光制
御ラインとして使用されるので、誤って通信操作をする
とSFが誤発光する可能性があるため、SDToがデー
タ通信用ラインとして復帰するまで待つ。この後、この
サブルーチンを終了し、元のプログラムに戻る。
4,S207でセットしたタイマがタイムオーバーにな
るのを待つ部分である。すなわち、発光操作が終了して
もタイムオーバーになるまではSDToはソフト発光制
御ラインとして使用されるので、誤って通信操作をする
とSFが誤発光する可能性があるため、SDToがデー
タ通信用ラインとして復帰するまで待つ。この後、この
サブルーチンを終了し、元のプログラムに戻る。
【0207】次に、図28のフローチャートを参照し
て、“SFデータ通信”サブルーチンについて説明す
る。このフローチャートは、SFが、MFとデータ通信
するときのサブルーチンである。
て、“SFデータ通信”サブルーチンについて説明す
る。このフローチャートは、SFが、MFとデータ通信
するときのサブルーチンである。
【0208】まず、SDTiからのパイロット信号を検
出する(ステップS221)。そしてパイロット信号が
適切なものであるか判定し(ステップS222)、この
判定で、パイロット信号が不適切であった場合には(N
O)、このルーチンを抜け、サブルーチンを終了する。
また、適切なパイロット信号と判定された場合には(Y
ES)、第1キャラクタC1を読み出す(ステップS2
23)。
出する(ステップS221)。そしてパイロット信号が
適切なものであるか判定し(ステップS222)、この
判定で、パイロット信号が不適切であった場合には(N
O)、このルーチンを抜け、サブルーチンを終了する。
また、適切なパイロット信号と判定された場合には(Y
ES)、第1キャラクタC1を読み出す(ステップS2
23)。
【0209】次に、読出した第1キャラクタC1が“0
3H”であるか(ステップS224)“04H”である
か(ステップS225)、“05H”であるか(ステッ
プS226)、あるいは“07H”であるか(ステップ
S227)を判定して、各々の処理を行う。これ以外の
キャラクタの場合はデータ処理をせず、サブルーチンを
終了する。
3H”であるか(ステップS224)“04H”である
か(ステップS225)、“05H”であるか(ステッ
プS226)、あるいは“07H”であるか(ステップ
S227)を判定して、各々の処理を行う。これ以外の
キャラクタの場合はデータ処理をせず、サブルーチンを
終了する。
【0210】上記ステップS224で第1キャラクタC
1=“03H”である場合には(YES)、第2キャラ
クタ以降を読み出し(ステップS228)、これらのデ
ータを各々のメモリ等に書き込むなどのデータ処理を行
う(ステップS229)。この場合、MFから送られて
くるデータの内容はISO値(フィルム感度)、FNo
値(絞り値)、シャッタスピード等のカメラの持つ情報
の他、MFにて設定された発光モードや各フラッシュ装
置のGNo.値、発光GNo.比等である。これらの値
をメモリに書き込むことにより、それまで各SFで設定
されていたデータは書き換えられ、送られたデータに従
って、セットする。
1=“03H”である場合には(YES)、第2キャラ
クタ以降を読み出し(ステップS228)、これらのデ
ータを各々のメモリ等に書き込むなどのデータ処理を行
う(ステップS229)。この場合、MFから送られて
くるデータの内容はISO値(フィルム感度)、FNo
値(絞り値)、シャッタスピード等のカメラの持つ情報
の他、MFにて設定された発光モードや各フラッシュ装
置のGNo.値、発光GNo.比等である。これらの値
をメモリに書き込むことにより、それまで各SFで設定
されていたデータは書き換えられ、送られたデータに従
って、セットする。
【0211】上記ステップS225で第1キャラクタC
1=“04H”である場合には(YES)、“SFソフ
ト発光”サブルーチンの処理を実行する(ステップS2
30)。上記ステップS226で第1キャラクタC1=
“05H”である場合には(YES)、“テスト発光”
サブルーチンの処理を実行する(ステップS231)。
上記ステップS227で第1キャラクタC1=“07
H”である場合には(YES)、“SFNo.セット”
サブルーチンの処理を実行する(ステップS232)。
1=“04H”である場合には(YES)、“SFソフ
ト発光”サブルーチンの処理を実行する(ステップS2
30)。上記ステップS226で第1キャラクタC1=
“05H”である場合には(YES)、“テスト発光”
サブルーチンの処理を実行する(ステップS231)。
上記ステップS227で第1キャラクタC1=“07
H”である場合には(YES)、“SFNo.セット”
サブルーチンの処理を実行する(ステップS232)。
【0212】次に、図29のフローチャートを参照し
て、“SFソフト発光”サブルーチンについて説明す
る。
て、“SFソフト発光”サブルーチンについて説明す
る。
【0213】このサブルーチンに入ると、まず、タイマ
をセットする(ステップS235)。このタイマがセッ
トする時間は図26のフローチャートのステップS19
4におけるセット時間と同じである。すなわち、MFと
SFとで各々同じ時間をセットしておくことにより、S
DTo(またはSDTi)ラインがソフト発光制御ライ
ンからデータ通信ライン、あるいはその逆に切り換えら
れるタイミングをほぼ一致させることができる。
をセットする(ステップS235)。このタイマがセッ
トする時間は図26のフローチャートのステップS19
4におけるセット時間と同じである。すなわち、MFと
SFとで各々同じ時間をセットしておくことにより、S
DTo(またはSDTi)ラインがソフト発光制御ライ
ンからデータ通信ライン、あるいはその逆に切り換えら
れるタイミングをほぼ一致させることができる。
【0214】そしてタイマセットした後、ステップS2
36〜S239のループにはいる。このループではSD
TiがH→Lに切り替わる度に所定時間のソフト発光を
行う。ステップS239で、SDTiがHになるのを待
っているのは、MFの発光制御よりも早く発光制御が終
わった場合にSDTiがL→Hに戻る前に再びソフト発
光するのを防ぐためである。
36〜S239のループにはいる。このループではSD
TiがH→Lに切り替わる度に所定時間のソフト発光を
行う。ステップS239で、SDTiがHになるのを待
っているのは、MFの発光制御よりも早く発光制御が終
わった場合にSDTiがL→Hに戻る前に再びソフト発
光するのを防ぐためである。
【0215】このループではSDTiがLになる度に発
光するが、所定時間が経過すると、すなわちステップS
236で、タイムオーバーになるとこのループを抜け出
しサブルーチンを終了する。
光するが、所定時間が経過すると、すなわちステップS
236で、タイムオーバーになるとこのループを抜け出
しサブルーチンを終了する。
【0216】次に図30のフローチャートを参照して、
“SFNo.セット”サブルーチンについて説明する。
“SFNo.セット”サブルーチンについて説明する。
【0217】このサブルーチンでは、MFからSFN
o.割付コマンドを受信した場合にSFが自分の番号を
設定する処理を行う。
o.割付コマンドを受信した場合にSFが自分の番号を
設定する処理を行う。
【0218】まず、SCToをHにセットする(ステッ
プS241)。これは各SFがMFより送られて来るS
F番号に対して自分に割り当てられたものかどうかを判
別するための操作である。この操作については後に詳し
く説明する。
プS241)。これは各SFがMFより送られて来るS
F番号に対して自分に割り当てられたものかどうかを判
別するための操作である。この操作については後に詳し
く説明する。
【0219】そして、RLi=Lか否か判定し(ステッ
プS242)、RLi=Lである場合には(YES)、
RLoをLにセットする(ステップS243)。つま
り、L側の接続である場合には、L側の接続であること
を隣のSFに対しても信号として出力する。但し、R側
である場合はHにセットしたままにする。
プS242)、RLi=Lである場合には(YES)、
RLoをLにセットする(ステップS243)。つま
り、L側の接続である場合には、L側の接続であること
を隣のSFに対しても信号として出力する。但し、R側
である場合はHにセットしたままにする。
【0220】その後、タイマセットを行い(ステップS
244)、SFNo.の割付を行うのに十分な時間をセ
ットする。そして、SDTiがLか否か判定する(ステ
ップS245)。SDTiがLであれば、MFのSDT
oからの信号受信を待つ。ここで、タイマによるセット
時間をオーバーすると(ステップS246)、ステップ
S257に移行する。
244)、SFNo.の割付を行うのに十分な時間をセ
ットする。そして、SDTiがLか否か判定する(ステ
ップS245)。SDTiがLであれば、MFのSDT
oからの信号受信を待つ。ここで、タイマによるセット
時間をオーバーすると(ステップS246)、ステップ
S257に移行する。
【0221】上記ステップS245でSDTi=Lであ
れば(YES)、直ちにキャラクタCXを読み出す(ス
テップS247)。そして、SCTiがLであるか否か
判定し(ステップS248)、Lでなければ(NO)、
ステップS245に戻り、次のキャラクタが送られてく
るのを待つ。しかしSCTiがLであれば(YES)、
RLiがLであるか否か判定する(ステップS24
9)。
れば(YES)、直ちにキャラクタCXを読み出す(ス
テップS247)。そして、SCTiがLであるか否か
判定し(ステップS248)、Lでなければ(NO)、
ステップS245に戻り、次のキャラクタが送られてく
るのを待つ。しかしSCTiがLであれば(YES)、
RLiがLであるか否か判定する(ステップS24
9)。
【0222】この判定で、RLi=Lの場合(YE
S)、SDRiよりMFに対してキャラクタCX(すな
わちMFから送られてきたキャラクタ)を出力する(ス
テップS250)。そのすぐ後に、自分の持つ充電情報
をSDRiを通して、MFに対し出力する、すなわち2
キャラクタ分をMFに対して出力する(ステップS25
1)。そして、自分のSF番号としてキャラクタCXを
そのまま記憶する、すなわち自分をSF1であることを
記憶する(ステップS252)。そして、SCToをL
にセットして(ステップS257)、このサブルーチン
を終了する。
S)、SDRiよりMFに対してキャラクタCX(すな
わちMFから送られてきたキャラクタ)を出力する(ス
テップS250)。そのすぐ後に、自分の持つ充電情報
をSDRiを通して、MFに対し出力する、すなわち2
キャラクタ分をMFに対して出力する(ステップS25
1)。そして、自分のSF番号としてキャラクタCXを
そのまま記憶する、すなわち自分をSF1であることを
記憶する(ステップS252)。そして、SCToをL
にセットして(ステップS257)、このサブルーチン
を終了する。
【0223】一方、上記ステップS249の判定で、R
LiがLでない場合に、すなわちR側の接続である場合
(NO)、MFより送られてきたキャラクタCXが80
H以上であるかどうか即ち7bit目が1であるかどう
か判定する(ステップS253)。この判定で、キャラ
クタCXが80H以上でない場合には(NO)、ステッ
プS245に戻り、次のキャラクタがMFから送られて
くるのを待つ。しかし、キャラクタCXが80H以上の
場合には(YES)、ステップS250〜S252と同
様に、SDRiよりMFに対してキャラクタCXを出力
し(ステップS254)、SDRiを通してMFに対し
出力する(ステップS255)。その後、自分のSF番
号としてキャラクタCXから80Hを引いた数値を記憶
する(ステップS256)。
LiがLでない場合に、すなわちR側の接続である場合
(NO)、MFより送られてきたキャラクタCXが80
H以上であるかどうか即ち7bit目が1であるかどう
か判定する(ステップS253)。この判定で、キャラ
クタCXが80H以上でない場合には(NO)、ステッ
プS245に戻り、次のキャラクタがMFから送られて
くるのを待つ。しかし、キャラクタCXが80H以上の
場合には(YES)、ステップS250〜S252と同
様に、SDRiよりMFに対してキャラクタCXを出力
し(ステップS254)、SDRiを通してMFに対し
出力する(ステップS255)。その後、自分のSF番
号としてキャラクタCXから80Hを引いた数値を記憶
する(ステップS256)。
【0224】次に、SCToをLにセットし(ステップ
S257)、このサブルーチンを終了する。
S257)、このサブルーチンを終了する。
【0225】ここで、SFNo.の割付について全体を
通して説明する。
通して説明する。
【0226】MFからSFNo.割付コマンドが出力さ
れると、MFをはじめ各SFはSCToを一斉にHにセ
ットする。またMFはRLoをLにセットする。この時
L側接続(図14参照)のSFはRLoを一斉にLにセ
ットする。R側接続のSFはRLoをHのままにしてお
く。
れると、MFをはじめ各SFはSCToを一斉にHにセ
ットする。またMFはRLoをLにセットする。この時
L側接続(図14参照)のSFはRLoを一斉にLにセ
ットする。R側接続のSFはRLoをHのままにしてお
く。
【0227】この準備が終わると、MFはSCToをL
にして、SDToより数値“01H”をキャラクタとし
て出力する。この時、SCTiがLになっているのは、
すぐ隣のSFのみであるからこのSFがこの“01H”
を取り込んで自分の番号とし(すなわちSF1と認識
し)、その後MFに対しSDRiを通してこの数値“0
1H”と充電情報の合計2キャラクタ分を送り返す。
にして、SDToより数値“01H”をキャラクタとし
て出力する。この時、SCTiがLになっているのは、
すぐ隣のSFのみであるからこのSFがこの“01H”
を取り込んで自分の番号とし(すなわちSF1と認識
し)、その後MFに対しSDRiを通してこの数値“0
1H”と充電情報の合計2キャラクタ分を送り返す。
【0228】またそれと同時に、SCToをLにする。
なお、L側接続とR側接続との両方のSFが存在する場
合、MFから送られてくる番号が80Hより小さい(す
なわち7bit目が0である)時にはR側接続のSFは
反応しないプログラムになっており、同時に2つのSF
が同じ番号を設定するような事は発生しない。
なお、L側接続とR側接続との両方のSFが存在する場
合、MFから送られてくる番号が80Hより小さい(す
なわち7bit目が0である)時にはR側接続のSFは
反応しないプログラムになっており、同時に2つのSF
が同じ番号を設定するような事は発生しない。
【0229】MFはSF1より“01H”が返される
と、SF1の存在を確認し、次に“02H”をSDTo
より出力する。SF1はすでにSFNo.をセットする
サブルーチンを抜け出しているので、SCTiがLにな
っているすぐ隣のSFだけがこのMFからのデータ通信
に応答する。したがって、SF1の隣のSFがSF2と
認識し、SF1の場合と同様、MFに対しSDRiを通
して番号を表すキャラクタ“02H”と充電情報として
更に1キャラクタ送信する。またそれと同時にSCTo
をLにする。
と、SF1の存在を確認し、次に“02H”をSDTo
より出力する。SF1はすでにSFNo.をセットする
サブルーチンを抜け出しているので、SCTiがLにな
っているすぐ隣のSFだけがこのMFからのデータ通信
に応答する。したがって、SF1の隣のSFがSF2と
認識し、SF1の場合と同様、MFに対しSDRiを通
して番号を表すキャラクタ“02H”と充電情報として
更に1キャラクタ送信する。またそれと同時にSCTo
をLにする。
【0230】この時MFは、SF2より“02H”が送
り返されたので、SF2の存在を確認し、つぎに“03
H”をSDRoを通して出力する。
り返されたので、SF2の存在を確認し、つぎに“03
H”をSDRoを通して出力する。
【0231】SF2の隣に更にSFが接続されている場
合は以上の操作を繰り返す。
合は以上の操作を繰り返す。
【0232】一方、SF2の隣に他のSFが接続されて
いない場合は、“03H”のデータ送信に対して応答す
るフラッシュ装置がない。MFは所定時間SDRoから
の信号をモニターするが、応答がなかった場合はL側の
サブフラッシュはSF2までしかないことを確認し、次
に“03H”に“80H”を加えた“83H”を出力す
る。
いない場合は、“03H”のデータ送信に対して応答す
るフラッシュ装置がない。MFは所定時間SDRoから
の信号をモニターするが、応答がなかった場合はL側の
サブフラッシュはSF2までしかないことを確認し、次
に“03H”に“80H”を加えた“83H”を出力す
る。
【0233】この時L側接続のSFはすでにSFNo.
をセットするサブルーチンを抜け出していて応答するこ
とはない。R側のSFのうちSCTiがLになっている
SFは、MFと専用接続コード2でつながっているSF
だけである。しかもこの時にMFから送られてくるキャ
ラクタは“83H”であり、80Hよりも数値が大であ
るから、このMFからのデータ通信に応答する。すなわ
ちMFに対し、SDRiと通してキャラクタ“83H”
と充電情報として更に1キャラクタ送信する。また、そ
れと同時にSCToをLにする。次にのこの“83H”
より“80H”を差し引いた“03H”を自分に割り当
てられた番号と見なし、SF3と認識する。
をセットするサブルーチンを抜け出していて応答するこ
とはない。R側のSFのうちSCTiがLになっている
SFは、MFと専用接続コード2でつながっているSF
だけである。しかもこの時にMFから送られてくるキャ
ラクタは“83H”であり、80Hよりも数値が大であ
るから、このMFからのデータ通信に応答する。すなわ
ちMFに対し、SDRiと通してキャラクタ“83H”
と充電情報として更に1キャラクタ送信する。また、そ
れと同時にSCToをLにする。次にのこの“83H”
より“80H”を差し引いた“03H”を自分に割り当
てられた番号と見なし、SF3と認識する。
【0234】一方、MFは“83H”の応答によりR側
接続のSF3の存在を認識し、次にSDToより1キャ
ラクタ“84H”を出力する。
接続のSF3の存在を認識し、次にSDToより1キャ
ラクタ“84H”を出力する。
【0235】R側接続のSFの隣にフラッシュ装置が接
続している場合には今のべた操作を繰り返し行う。
続している場合には今のべた操作を繰り返し行う。
【0236】一方、SF3の隣にフラッシュ装置が接続
していない場合は、“84H”のデータ送信に対して応
答するフラッシュ装置がないことになる。MFは所定時
間SDRoを通してSFからの応答を待ち、ついにその
応答を得られなかった場合にはR側のフラッシュ装置は
SF3迄しかなかったことを認識し、最後にRLo端子
をHに戻してSFNo.割付サブルーチンを終了する。
していない場合は、“84H”のデータ送信に対して応
答するフラッシュ装置がないことになる。MFは所定時
間SDRoを通してSFからの応答を待ち、ついにその
応答を得られなかった場合にはR側のフラッシュ装置は
SF3迄しかなかったことを認識し、最後にRLo端子
をHに戻してSFNo.割付サブルーチンを終了する。
【0237】以上の一連の操作により、例えば、図12
に示すような場合には、MFは、L側情報のサブフラッ
シュ装置にはSF1〜SF2が存在し、R側接続のサブ
フラッシュ装置にはSF3のみが存在することを認識す
る。
に示すような場合には、MFは、L側情報のサブフラッ
シュ装置にはSF1〜SF2が存在し、R側接続のサブ
フラッシュ装置にはSF3のみが存在することを認識す
る。
【0238】以上のようにL側接続、R側接続のSFの
順に、またMFに近いSFの順に番号が割り当てられる
こととなる。
順に、またMFに近いSFの順に番号が割り当てられる
こととなる。
【0239】次に図31を参照して、多灯制御時の撮影
方法について説明する。
方法について説明する。
【0240】多灯撮影する場合には、MFのスイッチS
W10をオン(S10=L)にすれば良い。この時、図
31に示したように、MFおよびSFがカメラのレリー
ズボタンを押すことにより同時に発光する。
W10をオン(S10=L)にすれば良い。この時、図
31に示したように、MFおよびSFがカメラのレリー
ズボタンを押すことにより同時に発光する。
【0241】この多灯制御時の撮影にはTTL1モード
でも、MANUモードでも同時に発光させることが可能
であるが、フラッシュ装置を自動制御する場合にはTT
L1モードで撮影を行う方が簡単である。
でも、MANUモードでも同時に発光させることが可能
であるが、フラッシュ装置を自動制御する場合にはTT
L1モードで撮影を行う方が簡単である。
【0242】TTL1モードの場合、全てのフラッシュ
装置はCBのX端子からの発光開始信号により同時に発
光を開始し、CBのTTL端子からの発光停止信号によ
り発光を同時に終了するハード発光制御を行う。このモ
ードで撮影するとカメラからの調光信号により適切な露
出で撮影が可能であるが、各フラッシュ装置が発光した
瞬間の陰影については事前に知ることができず、また光
量を制御するにもフラッシュ装置と被写体との距離を変
えたり、フラッシュ装置の発光部にNDフィルタ等をセ
ットするなどして各フラッシュ装置の被写体に与える光
量を調整しなければならなかった。
装置はCBのX端子からの発光開始信号により同時に発
光を開始し、CBのTTL端子からの発光停止信号によ
り発光を同時に終了するハード発光制御を行う。このモ
ードで撮影するとカメラからの調光信号により適切な露
出で撮影が可能であるが、各フラッシュ装置が発光した
瞬間の陰影については事前に知ることができず、また光
量を制御するにもフラッシュ装置と被写体との距離を変
えたり、フラッシュ装置の発光部にNDフィルタ等をセ
ットするなどして各フラッシュ装置の被写体に与える光
量を調整しなければならなかった。
【0243】TTL2モードは、その欠点を解消する撮
影方法である。TTL2モードにて各々の発光量比を設
定し、その状態でテスト発光スイッチSW10を押す
と、各々のフラッシュ装置はその発光量比を保った状態
でモデリング撮影を行う。すなわち間欠小発光を行うこ
とで目で確認できる程度の発光を長い時間行い、またそ
の1回毎の発光量は設定した発光量比に体操した小光量
とすることにより撮影時の陰影を事前に見ることができ
る。実際の撮影ではこの間欠発光のインターバルをごく
短くし、カメラから調光信号が出力されるまで間欠発光
を繰り返す。
影方法である。TTL2モードにて各々の発光量比を設
定し、その状態でテスト発光スイッチSW10を押す
と、各々のフラッシュ装置はその発光量比を保った状態
でモデリング撮影を行う。すなわち間欠小発光を行うこ
とで目で確認できる程度の発光を長い時間行い、またそ
の1回毎の発光量は設定した発光量比に体操した小光量
とすることにより撮影時の陰影を事前に見ることができ
る。実際の撮影ではこの間欠発光のインターバルをごく
短くし、カメラから調光信号が出力されるまで間欠発光
を繰り返す。
【0244】従ってTTL2モードでは事前に撮影時の
陰影が確認できる上、各々の発光量比を変えることが可
能なので、これまで難しかった多灯撮影をはるかに簡単
で正確なものにしている。実際の制御については次の図
32を参照して説明する。
陰影が確認できる上、各々の発光量比を変えることが可
能なので、これまで難しかった多灯撮影をはるかに簡単
で正確なものにしている。実際の制御については次の図
32を参照して説明する。
【0245】図32に、TTL2モード時のテスト発光
波形を示し制御について説明する。まず、MFのSW1
0を押すとS10=Lとなり、それを受けてMFのCP
Uは、SDToからテスト発光コマンドが出力される。
このコマンドの出力後から所定時間はSDToは発光制
御信号ラインになり、MFはSDToからLレベルのパ
ルス(発光信号)を20回出力する。MF及びSFはこ
のSDToがLレベルになる度に所定量発光する。この
所定量とは設定された発光量比に応じたものであって、
例えば、図35に示す表示Cの場合では、 MF:SF1:SF2:SF3:=2:1:3:2 なので、MFをGNo.2のみ発光するとものすると、
SF1はGNo.1,SF2はGNo.3,SF3はG
No.2のみを発光する。この間欠発光のインターバル
はTint=30msecであり、従って、0.6se
cの間発光を続けるので、被写体の陰影を目で確認する
ことが可能である。
波形を示し制御について説明する。まず、MFのSW1
0を押すとS10=Lとなり、それを受けてMFのCP
Uは、SDToからテスト発光コマンドが出力される。
このコマンドの出力後から所定時間はSDToは発光制
御信号ラインになり、MFはSDToからLレベルのパ
ルス(発光信号)を20回出力する。MF及びSFはこ
のSDToがLレベルになる度に所定量発光する。この
所定量とは設定された発光量比に応じたものであって、
例えば、図35に示す表示Cの場合では、 MF:SF1:SF2:SF3:=2:1:3:2 なので、MFをGNo.2のみ発光するとものすると、
SF1はGNo.1,SF2はGNo.3,SF3はG
No.2のみを発光する。この間欠発光のインターバル
はTint=30msecであり、従って、0.6se
cの間発光を続けるので、被写体の陰影を目で確認する
ことが可能である。
【0246】また各々のフラッシュ装置の発光光量比に
応じた分だけ発光するので、光量比を設定し直すときの
参考にもなる。(更に発光を長くするために発光回数を
増やすか、あるいはインターバルを長くしてもよい)。
20回発光した後、SDToは通常のデータ通信信号ラ
インに復帰する。
応じた分だけ発光するので、光量比を設定し直すときの
参考にもなる。(更に発光を長くするために発光回数を
増やすか、あるいはインターバルを長くしてもよい)。
20回発光した後、SDToは通常のデータ通信信号ラ
インに復帰する。
【0247】次に図34には、TTL2モード時の発光
波形を示し制御について説明する。ここで、TTL2モ
ード時の発光波形について述べる。
波形を示し制御について説明する。ここで、TTL2モ
ード時の発光波形について述べる。
【0248】この図34で表しているのは、MFがTT
L2に設定され、且つ多灯制御モードに設定されている
ときに、CBからMFに対してレリーズオン信号が出力
された後の信号波形及び発光波形である。この時にMF
は各SFに対してソフト発光コマンドをSDToを通し
て出力し、ソフト発光の準備をさせる。MFはその後す
ぐにXs端子の信号検出に入り、発光開始信号(Xs=
L)を待つ。
L2に設定され、且つ多灯制御モードに設定されている
ときに、CBからMFに対してレリーズオン信号が出力
された後の信号波形及び発光波形である。この時にMF
は各SFに対してソフト発光コマンドをSDToを通し
て出力し、ソフト発光の準備をさせる。MFはその後す
ぐにXs端子の信号検出に入り、発光開始信号(Xs=
L)を待つ。
【0249】そしてXs=Lになると、すぐにSDTo
からソフト発光信号(SDTo=Lのパルス信号)が出
力される。この信号を受けてMFを含む全てのフラッシ
ュ装置が所定量発光する。例えば、図32で前述したよ
うに図35に示す表示Cの設定であった場合に、MFは
GNo.2、SF1はGNo.1、SF2はGNo.
3、SF3はGNo.2だけ発光する。
からソフト発光信号(SDTo=Lのパルス信号)が出
力される。この信号を受けてMFを含む全てのフラッシ
ュ装置が所定量発光する。例えば、図32で前述したよ
うに図35に示す表示Cの設定であった場合に、MFは
GNo.2、SF1はGNo.1、SF2はGNo.
3、SF3はGNo.2だけ発光する。
【0250】その後、MFは一定周期Tint毎にソフ
ト発光信号(Xs=L)を出力する。その信号が発生す
る度に各フラッシュ装置は所定量発光する。MFはこの
様に定期的にソフト発光信号を出力すると同時にTTL
s端子も信号検出し、TTLsがLとなるとMFはSD
Toからソフト発光信号を出力するのを止める。そして
SDToラインが元のデータ通信ラインに復帰するのを
待ち(つまり、設定したタイマがタイムオーバーになる
のを待ち)、その後通常のデータ通信に戻る。
ト発光信号(Xs=L)を出力する。その信号が発生す
る度に各フラッシュ装置は所定量発光する。MFはこの
様に定期的にソフト発光信号を出力すると同時にTTL
s端子も信号検出し、TTLsがLとなるとMFはSD
Toからソフト発光信号を出力するのを止める。そして
SDToラインが元のデータ通信ラインに復帰するのを
待ち(つまり、設定したタイマがタイムオーバーになる
のを待ち)、その後通常のデータ通信に戻る。
【0251】次に図33には、液晶表示パネルと操作部
材の構成を示し説明する。
材の構成を示し説明する。
【0252】図33は液晶パネルが全点灯したときの表
示と、各スイッチからなる操作部材について示してい
る。(ただし、フラッシュ装置の電源をオン・オフする
スイッチについては図示していない)まず操作部材につ
いて説明する。
示と、各スイッチからなる操作部材について示してい
る。(ただし、フラッシュ装置の電源をオン・オフする
スイッチについては図示していない)まず操作部材につ
いて説明する。
【0253】“TEST”と書かれたスイッチはSW1
に相当するプッシュスイッチである。このスイッチを押
すとテスト発光する。
に相当するプッシュスイッチである。このスイッチを押
すとテスト発光する。
【0254】“MODE”と書かれたスイッチはSW2
に相当するプッシュスイッチである。このスイッチを押
すと、その度に発光モードがTTL1,TTL2,MA
MUの順に切り替わる。ここでTTL1モードとは通常
のTTL自動調光であって、多灯制御モード時はカメラ
のX端子からの発光開始信号により全てのフラッシュ装
置が同時に発光開始し、TTL調光信号(発光停止信
号)によって全て同時に発光停止するモードである。T
TL2モードは多灯制御において所定のGNo.比を保
ったままTTL調光を行うモードである。これについて
は、図34においてすでに説明した。MANUモードは
マニュアル発光モードで、設定されたGNo.値だけ発
光する。尚、このモードにおいては多灯制御モード時に
は、MFの操作SWによりMFと、SF1〜SF3のG
No.値を設定することができる。
に相当するプッシュスイッチである。このスイッチを押
すと、その度に発光モードがTTL1,TTL2,MA
MUの順に切り替わる。ここでTTL1モードとは通常
のTTL自動調光であって、多灯制御モード時はカメラ
のX端子からの発光開始信号により全てのフラッシュ装
置が同時に発光開始し、TTL調光信号(発光停止信
号)によって全て同時に発光停止するモードである。T
TL2モードは多灯制御において所定のGNo.比を保
ったままTTL調光を行うモードである。これについて
は、図34においてすでに説明した。MANUモードは
マニュアル発光モードで、設定されたGNo.値だけ発
光する。尚、このモードにおいては多灯制御モード時に
は、MFの操作SWによりMFと、SF1〜SF3のG
No.値を設定することができる。
【0255】“DISP”と書かれたスイッチはSW3
に相当するプッシュスイッチである。このスイッチは図
35に示す表示A、表示B、表示Cの3状態を切り換え
るプッシュスイッチであり、この順に表示を切り換えて
行く。
に相当するプッシュスイッチである。このスイッチは図
35に示す表示A、表示B、表示Cの3状態を切り換え
るプッシュスイッチであり、この順に表示を切り換えて
行く。
【0256】“NEXT”と書かれたスイッチはSW4
に相当するプッシュスイッチである。このスイッチは各
表示状態において表示されている数値を変更する際に、
その変更をする項目を選択するプッシュスイッチであ
る。表示Aの場合には、SW4を1回押すとISO値
(4桁)が点滅する。この時にSW5を押すとISO値
が大となり、SW6を押すとISO値が小となる。
に相当するプッシュスイッチである。このスイッチは各
表示状態において表示されている数値を変更する際に、
その変更をする項目を選択するプッシュスイッチであ
る。表示Aの場合には、SW4を1回押すとISO値
(4桁)が点滅する。この時にSW5を押すとISO値
が大となり、SW6を押すとISO値が小となる。
【0257】更にSW4を1回押すとISO値は点灯に
戻り、その代わりにFNo.値が点滅を始める。この状
態でSW5を押せばFNo.値は大となり、逆にSW6
を押せばFNo.値は小となる。再びSW4を1回押す
とFNo.値は点灯に戻りZOOM値が点滅となる。こ
の状態でSW5を押せば大となり、SW6を押せば小と
なる。SW4をもう一度押すとZOOM値は点灯にな
り、元の状態に戻る。
戻り、その代わりにFNo.値が点滅を始める。この状
態でSW5を押せばFNo.値は大となり、逆にSW6
を押せばFNo.値は小となる。再びSW4を1回押す
とFNo.値は点灯に戻りZOOM値が点滅となる。こ
の状態でSW5を押せば大となり、SW6を押せば小と
なる。SW4をもう一度押すとZOOM値は点灯にな
り、元の状態に戻る。
【0258】また表示Bの場合はSW4を1回押すとM
Fの発光GNo.値(一番左側)が点滅する。更にSW
4を押して行くとSF1,SF2,SF3の順に点滅
し、5回目にSW4を押すと全て点灯に戻る。これらの
設定項目が点滅しているときにはSW5,SW6により
数値を変更することができる。
Fの発光GNo.値(一番左側)が点滅する。更にSW
4を押して行くとSF1,SF2,SF3の順に点滅
し、5回目にSW4を押すと全て点灯に戻る。これらの
設定項目が点滅しているときにはSW5,SW6により
数値を変更することができる。
【0259】そして表示Cの時にはSW4を1回押すと
MFの発光GNo.比が点滅する。あとは表示Bの時と
同様である。
MFの発光GNo.比が点滅する。あとは表示Bの時と
同様である。
【0260】SW5,SW6はいま説明したように点滅
している各々の設定値を変更する場合に操作するための
部材であり、SW5を押すと数値は大となり、SW6を
押すと逆に数値は小となる。
している各々の設定値を変更する場合に操作するための
部材であり、SW5を押すと数値は大となり、SW6を
押すと逆に数値は小となる。
【0261】SW10はスライドスイッチであり、Pの
位置とSの位置に設定することができる。Sの位置に設
定すると単灯モードとなり、他のフラッシュ装置との通
信は行わない。Pの位置に設定すると多灯接続モードと
なり、他のフラッシュ装置と通信を行い、MFの場合に
は接続しているSFを制御する。
位置とSの位置に設定することができる。Sの位置に設
定すると単灯モードとなり、他のフラッシュ装置との通
信は行わない。Pの位置に設定すると多灯接続モードと
なり、他のフラッシュ装置と通信を行い、MFの場合に
は接続しているSFを制御する。
【0262】次に液晶表示について説明する。
【0263】表示画面の上方に描かれているカメラと4
つのフラッシュ装置、及びそれらのフラッシュ装置の間
に描かれている線はフラッシュ装置とカメラ及びその他
のフラッシュ装置との接続状態を表している。また、フ
ラッシュ装置の右上に位置する矢印は各々のフラッシュ
装置の充電状態を示しており、矢印が点灯するとそのフ
ラッシュ装置の充電が完了したことを示す。
つのフラッシュ装置、及びそれらのフラッシュ装置の間
に描かれている線はフラッシュ装置とカメラ及びその他
のフラッシュ装置との接続状態を表している。また、フ
ラッシュ装置の右上に位置する矢印は各々のフラッシュ
装置の充電状態を示しており、矢印が点灯するとそのフ
ラッシュ装置の充電が完了したことを示す。
【0264】またその下のTTL12,MANUの文字
は発光モードを示すものであって、SW3(DISP)
を押す度にTTL1,TTL2,MANUの順に表示が
切り替わる。更に、その下の表示は数値の設定状態を示
す部分があり、これについては後述する。
は発光モードを示すものであって、SW3(DISP)
を押す度にTTL1,TTL2,MANUの順に表示が
切り替わる。更に、その下の表示は数値の設定状態を示
す部分があり、これについては後述する。
【0265】次に図35には、表示A、表示B、表示C
の一例を示し説明する。
の一例を示し説明する。
【0266】SW3により表示A、表示B、表示Cの3
状態を切り換えることができることは前にも述べた。こ
こではもう少し詳しく説明する。
状態を切り換えることができることは前にも述べた。こ
こではもう少し詳しく説明する。
【0267】表示字AではISO値、FNo.値、ZO
OM値を表示する。この時、ISO値は7セグメントの
表示を4つ使用し、IS03〜6400まで表示可能で
ある。FNo値は7セグメントの液晶表示を2つ、ZO
OM値も同様に2つ使用し、FNoの場合はその2つの
数値の間に小数点も表示することができる。FNo値は
1.4〜22まで表示可能であり、ZOOM値は24〜
85mmまで表示可能である。数値の上にはISO、F
No、ZOOMの文字が表示され、各々の数値の意味が
判るよう配慮されている。
OM値を表示する。この時、ISO値は7セグメントの
表示を4つ使用し、IS03〜6400まで表示可能で
ある。FNo値は7セグメントの液晶表示を2つ、ZO
OM値も同様に2つ使用し、FNoの場合はその2つの
数値の間に小数点も表示することができる。FNo値は
1.4〜22まで表示可能であり、ZOOM値は24〜
85mmまで表示可能である。数値の上にはISO、F
No、ZOOMの文字が表示され、各々の数値の意味が
判るよう配慮されている。
【0268】また、これらの数値の下にはMF,SF
1,SF2,SF3の文字が表示できるようになってお
り、この表示A状態では自分に割り付けられた番号が確
認できるようになっている。(ただし、SFの場合はM
Fが多灯制御モードでないと番号割付を行わないので表
示しない)そして、表示BではMF,SF1,SF2,
SF3のGNo.値を表示する。これらはいずれも7セ
グメントの液晶表示を2つずつ使用し、それらの間には
コロンが表示される。数値の左にはGNOの文字が表示
され、また数値の下にはMF,SF1,SF2,SF3
の文字が表示されるのでどの数値が何を表すかが判るよ
うに配慮されている。
1,SF2,SF3の文字が表示できるようになってお
り、この表示A状態では自分に割り付けられた番号が確
認できるようになっている。(ただし、SFの場合はM
Fが多灯制御モードでないと番号割付を行わないので表
示しない)そして、表示BではMF,SF1,SF2,
SF3のGNo.値を表示する。これらはいずれも7セ
グメントの液晶表示を2つずつ使用し、それらの間には
コロンが表示される。数値の左にはGNOの文字が表示
され、また数値の下にはMF,SF1,SF2,SF3
の文字が表示されるのでどの数値が何を表すかが判るよ
うに配慮されている。
【0269】さらに表示CではMF,SF1,SF2,
SF3のGNo.比を表示する。これらはいずれも7セ
グメントの液晶表示を2つずつ使用し、それらの間には
コロンが表示される。数値の左にはRATIOの文字が
表示され、また数値の下にはMF,SF1,SF2,S
F3の文字が表示されるのでどの数値が何を表すかが判
るように配慮されている。
SF3のGNo.比を表示する。これらはいずれも7セ
グメントの液晶表示を2つずつ使用し、それらの間には
コロンが表示される。数値の左にはRATIOの文字が
表示され、また数値の下にはMF,SF1,SF2,S
F3の文字が表示されるのでどの数値が何を表すかが判
るように配慮されている。
【0270】次に図36には、単灯制御時のMF及びS
Fの表示の一例を示し説明する。
Fの表示の一例を示し説明する。
【0271】MFのSW10をSの位置にセット、すな
わち単灯モードに設定すると図36(a)のような表示
となる。MFはCBとは通信を行うが、SFとはデータ
通信しないため、それぞれの表示は全く別個となってい
る。またMFはみずからをMFと認識できるものの、S
Fは番号の割付を行わないのでMF以外は自分のフラッ
シュ番号を表示しない。
わち単灯モードに設定すると図36(a)のような表示
となる。MFはCBとは通信を行うが、SFとはデータ
通信しないため、それぞれの表示は全く別個となってい
る。またMFはみずからをMFと認識できるものの、S
Fは番号の割付を行わないのでMF以外は自分のフラッ
シュ番号を表示しない。
【0272】なお、この単灯発光モードではSFはハー
ド発光であるTTL1モードの時だけ発光する。
ド発光であるTTL1モードの時だけ発光する。
【0273】次に図37には、多灯制御時で、TTL1
モード時のMF及びSFの表示の一例を示し説明する。
モード時のMF及びSFの表示の一例を示し説明する。
【0274】まず、MFのSW10をPの位置にセッ
ト、すなわち多灯制御モードに設定し、発光モードをT
TL1モードに設定すると第33図のような表示とな
る。MFはCBとデータ通信し、またSFともデータ通
信を行うのでSFの表示はZOOM値以外はMFのそれ
に準じて表示する。つまり発光モード、ISO値、FN
o値等はすべて同じ表示になる。
ト、すなわち多灯制御モードに設定し、発光モードをT
TL1モードに設定すると第33図のような表示とな
る。MFはCBとデータ通信し、またSFともデータ通
信を行うのでSFの表示はZOOM値以外はMFのそれ
に準じて表示する。つまり発光モード、ISO値、FN
o値等はすべて同じ表示になる。
【0275】なお、この実施例では明記していないがZ
OOM値については多灯制御時のSFであると識別した
場合には35mmに初期設定する。
OOM値については多灯制御時のSFであると識別した
場合には35mmに初期設定する。
【0276】そして、MFの液晶表示ではカメラとMF
の状態図、および接続しているSFの数だけ(但し3つ
以下)表示する。またそれらSFとの接続状態について
も表示する。ここでは3つのSFがシリーズに接続して
いる場合の表示である。また各フラッシュ装置の充電状
態についても表示しており、この図37ではMFとSF
2とが充電完了していることがわかる。その下には発光
モードを表すTTL1の文字と、表示Aの場合はその下
のようにISO値、FNo値、ZOOM値が表示され
る。
の状態図、および接続しているSFの数だけ(但し3つ
以下)表示する。またそれらSFとの接続状態について
も表示する。ここでは3つのSFがシリーズに接続して
いる場合の表示である。また各フラッシュ装置の充電状
態についても表示しており、この図37ではMFとSF
2とが充電完了していることがわかる。その下には発光
モードを表すTTL1の文字と、表示Aの場合はその下
のようにISO値、FNo値、ZOOM値が表示され
る。
【0277】SFの場合は自分を表すSFのみ表示す
る。SF1は未充電なので矢印は出ていないが、SF2
は充電完了しているので右上に矢印が出ている。また、
表示A状態の時には一番下に自分に割り付けられた番号
が表示される。
る。SF1は未充電なので矢印は出ていないが、SF2
は充電完了しているので右上に矢印が出ている。また、
表示A状態の時には一番下に自分に割り付けられた番号
が表示される。
【0278】次に、図38には、多灯制御時、TTL2
モード時のMFおよびSFの表示の一例を示し説明す
る。
モード時のMFおよびSFの表示の一例を示し説明す
る。
【0279】図38は、MFが多灯制御モードで、発光
モードがTTL2の時の表示例を示している。ここで
は、いずれのフラッシュ装置も表示C状態にしてある
が、もし表示A状態にしたら数値等の表示は、図37で
示したものと同じになる。
モードがTTL2の時の表示例を示している。ここで
は、いずれのフラッシュ装置も表示C状態にしてある
が、もし表示A状態にしたら数値等の表示は、図37で
示したものと同じになる。
【0280】次に図39には、多灯制御時、MANUモ
ード時のMFおよびSFの表示の一例を示す。
ード時のMFおよびSFの表示の一例を示す。
【0281】この図39は、MFが多灯制御モードで、
発光モードがMANUの時の表示を示している。ここで
は、いずれもフラッシュ装置も表示C状態にしてある
が、もし表示A状態にすると数値等の表示は、図37で
示したものと同じになる。
発光モードがMANUの時の表示を示している。ここで
は、いずれもフラッシュ装置も表示C状態にしてある
が、もし表示A状態にすると数値等の表示は、図37で
示したものと同じになる。
【0282】次に、図40には、多灯制御時のSF4以
降の表示の一例を示す。
降の表示の一例を示す。
【0283】なお、この表示と設定スイッチではSFが
4つ以上あるとGNo.やGNo.比についてはMFか
らは設定できないが、各SFの設定スイッチを操作する
ことにより設定が可能である。
4つ以上あるとGNo.やGNo.比についてはMFか
らは設定できないが、各SFの設定スイッチを操作する
ことにより設定が可能である。
【0284】割付番号がSF4以降の場合、表示A状態
においては他のSFと同じ表示を行う。(ただし、SF
No.は表示されない。)しかし、表示B,表示Cの場
合は図40に示すように、右前の4つの7セグメントを
使用してSFNo.を表示し2つの7セグメントを消灯
し、一番左の2つの7セグメントによりGNo.あるい
はRATIOを表示する。この表示状態でSW4〜SW
6の設定スイッチを操作することによりそれらの数値を
設定することができる。なお、この表示および設定に関
するフローチャートについての図面は省略した。
においては他のSFと同じ表示を行う。(ただし、SF
No.は表示されない。)しかし、表示B,表示Cの場
合は図40に示すように、右前の4つの7セグメントを
使用してSFNo.を表示し2つの7セグメントを消灯
し、一番左の2つの7セグメントによりGNo.あるい
はRATIOを表示する。この表示状態でSW4〜SW
6の設定スイッチを操作することによりそれらの数値を
設定することができる。なお、この表示および設定に関
するフローチャートについての図面は省略した。
【0285】次に図41には、図12の場合のMFの表
示の一例を示す。
示の一例を示す。
【0286】図12に示したように、専用接続コード6
aを使用した場合、表示は図41のように表示される。
すなわち、SF1とSF2はMFとシリーズに接続され
ており、SF3はMFと別途直接接続されているのが判
るような表示になっている。この様な接続でも左のフラ
ッシュ装置からMF,SF1,SF2,SF3の順に番
号が割り付けられており、使用者に対し混乱のないよう
な表示になっている。なお、他のSFの表示について
は、シリーズに接続した場合と全く同じである。次に図
42にカメラ本体のインターフェース回路の構成を示し
説明する。
aを使用した場合、表示は図41のように表示される。
すなわち、SF1とSF2はMFとシリーズに接続され
ており、SF3はMFと別途直接接続されているのが判
るような表示になっている。この様な接続でも左のフラ
ッシュ装置からMF,SF1,SF2,SF3の順に番
号が割り付けられており、使用者に対し混乱のないよう
な表示になっている。なお、他のSFの表示について
は、シリーズに接続した場合と全く同じである。次に図
42にカメラ本体のインターフェース回路の構成を示し
説明する。
【0287】このインターフェース回路においては、フ
ラッシュ装置のSHOEコネクタを取り付ける部分に、
MCT,X,TTL,STXD,SRXD,GNDの6
つの端子がある。これらの端子はSHOEコネクタのM
CTs,Xs,TTLs,STXDs,SRXDs,G
NDの各端子に対応し、それぞれ接続する。
ラッシュ装置のSHOEコネクタを取り付ける部分に、
MCT,X,TTL,STXD,SRXD,GNDの6
つの端子がある。これらの端子はSHOEコネクタのM
CTs,Xs,TTLs,STXDs,SRXDs,G
NDの各端子に対応し、それぞれ接続する。
【0288】MCT端子は、エミッタ抵抗R102とベ
ース抵抗R101を有するトランジスタQ101のコレ
クタとつながっていて、またトランジスタQ101のエ
ミッタはGNDとつながっている。カメラボディCBの
中にはマイクロコンピュータ(C−CPU)22が設け
られ、このC−CPU22のMCTx端子からの信号に
より、トランジスタQ101をオン・オフすることがで
きる。MCTxはカメラの電源がオンであり、且つ動作
モードの状態の場合には(つまり撮影動作が可能な状態
では)、Hを出力し、トランジスタQ101をオンにし
て、MCTをGNDレベルに設定する。カメラがスタン
バイモード(つまり省電力のためにC−CPU22以外
の回路の電源をオフした状態)の時には、MCTxはL
レベルの信号を出力し、トランジスタQ101をオフに
して、MCTをオープンにする。次にX端子は、サイリ
スタSCR101のアノードに接続される。そのサイリ
スタSCR101のカソードはGNDに、ゲートは抵抗
R104、インバータ回路IV101を介してシャッタ
幕スイッチに接続する。またSCR101のゲートとG
NDの間には、誤動作防止用としてコンデンサC10
1、抵抗R103が挿入されている。
ース抵抗R101を有するトランジスタQ101のコレ
クタとつながっていて、またトランジスタQ101のエ
ミッタはGNDとつながっている。カメラボディCBの
中にはマイクロコンピュータ(C−CPU)22が設け
られ、このC−CPU22のMCTx端子からの信号に
より、トランジスタQ101をオン・オフすることがで
きる。MCTxはカメラの電源がオンであり、且つ動作
モードの状態の場合には(つまり撮影動作が可能な状態
では)、Hを出力し、トランジスタQ101をオンにし
て、MCTをGNDレベルに設定する。カメラがスタン
バイモード(つまり省電力のためにC−CPU22以外
の回路の電源をオフした状態)の時には、MCTxはL
レベルの信号を出力し、トランジスタQ101をオフに
して、MCTをオープンにする。次にX端子は、サイリ
スタSCR101のアノードに接続される。そのサイリ
スタSCR101のカソードはGNDに、ゲートは抵抗
R104、インバータ回路IV101を介してシャッタ
幕スイッチに接続する。またSCR101のゲートとG
NDの間には、誤動作防止用としてコンデンサC10
1、抵抗R103が挿入されている。
【0289】そして、シャッタ幕スイッチは、通常、H
レベルの信号を出力するが、後幕がまだ走行していない
状態で先幕が走行完了した場合にはLレベルの信号を出
力する。すなわち、シャッタが全開した場合にLレベル
の信号が出るようになっている。シャッタ幕スイッチが
LになるとSCR101はオンとなり、発光開始信号と
してフラッシュ装置にLレベル信号が出力される。
レベルの信号を出力するが、後幕がまだ走行していない
状態で先幕が走行完了した場合にはLレベルの信号を出
力する。すなわち、シャッタが全開した場合にLレベル
の信号が出るようになっている。シャッタ幕スイッチが
LになるとSCR101はオンとなり、発光開始信号と
してフラッシュ装置にLレベル信号が出力される。
【0290】そして、TTL端子はコンデンサC10
2、トランジスタQ102を介してGNDと接続する。
コンデンサC102とトランジスタQ102のコレクタ
との接続部は、抵抗R107を介してVcc(回路電源
電圧)にプルアップされている。トランジスタQ102
は、ベース抵抗R106とエミッタ抵抗R105を有
し、ベースは測光・調光回路に接続する。
2、トランジスタQ102を介してGNDと接続する。
コンデンサC102とトランジスタQ102のコレクタ
との接続部は、抵抗R107を介してVcc(回路電源
電圧)にプルアップされている。トランジスタQ102
は、ベース抵抗R106とエミッタ抵抗R105を有
し、ベースは測光・調光回路に接続する。
【0291】この測光・調光回路は、C−CPU22の
TTLx端子からの信号でレンズを通る光量の積分を開
始し、所定量に達するとHの信号を出力する。この時、
トランジスタQ102はオンし、コンデンサC102を
瞬時にGNDレベルに切り換える。
TTLx端子からの信号でレンズを通る光量の積分を開
始し、所定量に達するとHの信号を出力する。この時、
トランジスタQ102はオンし、コンデンサC102を
瞬時にGNDレベルに切り換える。
【0292】従ってTTL端子も−Vcc分だけ電位が
下がる。フラッシュ装置はこの電位の低下を検出し、発
光を停止する。
下がる。フラッシュ装置はこの電位の低下を検出し、発
光を停止する。
【0293】STXD,SRXDは非同期通信を行うた
めの端子であり、バッファBF101,BF102を介
してC−CPUと接続する。C−CPU22の送受信す
るデータ内容については既に説明してあるので、ここで
は省略する。
めの端子であり、バッファBF101,BF102を介
してC−CPUと接続する。C−CPU22の送受信す
るデータ内容については既に説明してあるので、ここで
は省略する。
【0294】なお、実施例ではアクセサリをすべてフラ
ッシュ装置で構成したが、すべてフラッシュ装置である
必要はなく、メインアクセサリとしてフラッシュコント
ローラ(自らは発光することはできない各フラッシュ装
置の制御が可能なもの)を使用したり、あるいはサブア
クセサリとしてビデオライトや雲台等を組み込むように
することも可能である。
ッシュ装置で構成したが、すべてフラッシュ装置である
必要はなく、メインアクセサリとしてフラッシュコント
ローラ(自らは発光することはできない各フラッシュ装
置の制御が可能なもの)を使用したり、あるいはサブア
クセサリとしてビデオライトや雲台等を組み込むように
することも可能である。
【0295】以上のことから、本実施例のアクセサリ制
御システムは、カメラに取り付けたアクセサリがメイン
アクセサリとなり、そのメインアクセサリがサブアクセ
サリを制御する。それらアクセサリを制御するための設
定や表示は、メインアクセサリの操作部材で行う。
御システムは、カメラに取り付けたアクセサリがメイン
アクセサリとなり、そのメインアクセサリがサブアクセ
サリを制御する。それらアクセサリを制御するための設
定や表示は、メインアクセサリの操作部材で行う。
【0296】よって、第1に、カメラ側制御回路の負担
が少ない、第2に、操作部材・表示部材はカメラがもつ
必要がなく、カメラを軽量化・低価格化できる、第3
に、操作・表示がメインアクセサリで制御できるのでユ
ーザーにとって分かりやすく便利である、第4に、カメ
ラとは独立的にアクセサリが複数のアクセサリを制御す
るから、古いカメラでも対応できる、といった効果があ
る。
が少ない、第2に、操作部材・表示部材はカメラがもつ
必要がなく、カメラを軽量化・低価格化できる、第3
に、操作・表示がメインアクセサリで制御できるのでユ
ーザーにとって分かりやすく便利である、第4に、カメ
ラとは独立的にアクセサリが複数のアクセサリを制御す
るから、古いカメラでも対応できる、といった効果があ
る。
【0297】また、メインフラッシュ装置とサブフラッ
シュ装置群間との通信は、メインフラッシュ装置がカメ
ラからデータを受け取った後に行うので、独立した2種
類の通信を行う際に生じ易いデータの読み損ないも発生
せず、誤動作を防ぐことが出来る。
シュ装置群間との通信は、メインフラッシュ装置がカメ
ラからデータを受け取った後に行うので、独立した2種
類の通信を行う際に生じ易いデータの読み損ないも発生
せず、誤動作を防ぐことが出来る。
【0298】そして、本実施例の多灯撮影システムは、
フラッシュ装置が発光同期信号を入力すると、設定され
た発光光量比に応じた発光量だけ発光が行なわれる。
フラッシュ装置が発光同期信号を入力すると、設定され
た発光光量比に応じた発光量だけ発光が行なわれる。
【0299】また、各フラッシュ装置は、発光光量比設
定部あるいは発光光量比情報入力部により、自分の発光
光量比が決定され、各フラッシュ装置は発光同期信号が
入力する度にその比に応じた発光量だけ発光することに
より、各々フラッシュ装置の発光量比を可変にできる。
定部あるいは発光光量比情報入力部により、自分の発光
光量比が決定され、各フラッシュ装置は発光同期信号が
入力する度にその比に応じた発光量だけ発光することに
より、各々フラッシュ装置の発光量比を可変にできる。
【0300】さらに、カメラから発光開始信号が出力す
ると、発光同期信号発生部が発光同期信号出力手段を通
じて各フラッシュ装置に対し同期信号を所定時間毎に出
力する。そしてカメラあるいはフラッシュ装置あるいは
その他のアクセサリから発光停止信号が出力されるとそ
の同期信号の出力が停止され、カメラからのTTL調光
信号を発光停止信号とすれば、フラッシュ装置はTTL
調光信号が出力されると発光を停止することとなり、多
灯撮影でもTTL調光される。
ると、発光同期信号発生部が発光同期信号出力手段を通
じて各フラッシュ装置に対し同期信号を所定時間毎に出
力する。そしてカメラあるいはフラッシュ装置あるいは
その他のアクセサリから発光停止信号が出力されるとそ
の同期信号の出力が停止され、カメラからのTTL調光
信号を発光停止信号とすれば、フラッシュ装置はTTL
調光信号が出力されると発光を停止することとなり、多
灯撮影でもTTL調光される。
【0301】また、上記多灯撮影システムに加えて、発
光同期信号発生手段は、撮影時には発光同期信号の所定
間隔を短くし、事前確認時には発光同期信号の所定間隔
を長くすることにより、モデリング照射とされ、照射具
合を目で確認される。しかも各フラッシュ装置の発光光
量は設定した発光光量比に応じた光量であるから、モデ
リング照射時においても設定した光量比での確認ができ
る。
光同期信号発生手段は、撮影時には発光同期信号の所定
間隔を短くし、事前確認時には発光同期信号の所定間隔
を長くすることにより、モデリング照射とされ、照射具
合を目で確認される。しかも各フラッシュ装置の発光光
量は設定した発光光量比に応じた光量であるから、モデ
リング照射時においても設定した光量比での確認ができ
る。
【0302】撮影時はこの所定間隔を短くするだけであ
るから、当然事前確認時と同じ照射が行われ、しかも高
速で断続発光するからごく短時間に発光動作が終了し、
シャッタスピードに大きな影響を与えることもない。
るから、当然事前確認時と同じ照射が行われ、しかも高
速で断続発光するからごく短時間に発光動作が終了し、
シャッタスピードに大きな影響を与えることもない。
【0303】従って、本発明によれば、設定したGNO
比で間欠小発光し、事前に陰影等の様子を目で確認で
き、本発光の際には、事前確認の間欠小発光のインタバ
ルを短くし、短時間で発光および調光を行う。
比で間欠小発光し、事前に陰影等の様子を目で確認で
き、本発光の際には、事前確認の間欠小発光のインタバ
ルを短くし、短時間で発光および調光を行う。
【0304】なお、本実施例では、各フラッシュ装置に
発光量比や該発光量比に関する情報を記憶、設定させた
が、これに限定されるものではなく、メインアクセサリ
(メインフラッシュ装置)に集中させて記憶および設定
することも容易に可能である。
発光量比や該発光量比に関する情報を記憶、設定させた
が、これに限定されるものではなく、メインアクセサリ
(メインフラッシュ装置)に集中させて記憶および設定
することも容易に可能である。
【0305】また本発明は、前述した実施例に限定され
るものではなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
るものではなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0306】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、予
め照明による陰影が確認でき、且つ適正露光が得られよ
うな発光光量比の制御が可能な多灯撮影システムを提供
することができる。
め照明による陰影が確認でき、且つ適正露光が得られよ
うな発光光量比の制御が可能な多灯撮影システムを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例としてのカメラに搭載され
るフラッシュ装置の外観を示す図である。
るフラッシュ装置の外観を示す図である。
【図2】図1に示したフラッシュ装置を複数用いて、多
灯接続した構成を示す図である。
灯接続した構成を示す図である。
【図3】図1に示したフラッシュ装置の回路構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】IF回路および各コネクタの端子の接続構成を
示す図である。
示す図である。
【図5】図2に示した発光制御回路及び発光回路の具体
的な構成を示す図である。
的な構成を示す図である。
【図6】MCTs端子及びSCTi端子の信号レベルに
よる識別構成を示す図である。
よる識別構成を示す図である。
【図7】非同期通信の信号の構成を示す図である。
【図8】多灯制御時のソフト発光する通信方法の信号構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図9】多灯制御時のデータ通信の流れを説明するため
の図である。
の図である。
【図10】メインフラッシュ装置のデータ通信の信号の
タイミングを示す図である。
タイミングを示す図である。
【図11】第1キャラクタC1の番号とその内容を示す
図である。
図である。
【図12】多数のサブフラッシュ装置が並列接続される
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図13】多数のサブフラッシュ装置をシリーズに接続
するための専用接続コードの配線図である。
するための専用接続コードの配線図である。
【図14】多数のサブフラッシュ装置を並列に接続する
ための専用接続コードの配線図である。
ための専用接続コードの配線図である。
【図15】実施例のカメラに搭載されるフラッシュ装置
のメインルーチンを示すフローチャートである。
のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図16】“操作設定”のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図17】“設定切換A”の前半のサブルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図18】“設定切換A”の後半のサブルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図19】“設定切換B”及び“設定切換C”のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
ーチンを示すフローチャートである。
【図20】“テスト発光”の前半のサブルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図21】“テスト発光”の後半のサブルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図22】“モード設定”の発光モード及び、サブルー
チンを示すフローチャートである。
チンを示すフローチャートである。
【図23】“MFデータ通信”のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図24】“SFNo.割付”の前半のサブルーチンを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図25】“SFNo.割付”の後半のサブルーチンを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図26】“MFソフト発光”の前半のサブルーチンを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図27】“MFソフト発光”の後半のサブルーチンを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図28】“SFデータ通信”のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図29】“SFソフト発光”の後半のサブルーチンを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図30】“SFNoセット”のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図31】多灯制御時の撮影を行う構成の一例を示す図
である。
である。
【図32】TTL2モード時のテスト発光の波形を示す
図である。
図である。
【図33】液晶表示パネルと操作部材を示す図である。
【図34】TTL2モード時の発光の波形を示す図であ
る。
る。
【図35】液晶表示パネルの表示例を示す図である。
【図36】表示パネルに表示される単灯制御時のメイン
フラッシュ装置及びサブフラッシュ装置を示す図であ
る。
フラッシュ装置及びサブフラッシュ装置を示す図であ
る。
【図37】表示パネルに表示される多灯制御時のTTL
1モード時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ
装置を示す図である。
1モード時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ
装置を示す図である。
【図38】表示パネルに表示される多灯制御時のTTL
2モード時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ
装置を示す図である。
2モード時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ
装置を示す図である。
【図39】表示パネルに表示される多灯制御時のMAN
U時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ装置を
示す図である。
U時のメインフラッシュ装置及びサブフラッシュ装置を
示す図である。
【図40】表示パネルに表示される多灯制御時の第4番
目以降のサブフラッシュ装置を示す図である。
目以降のサブフラッシュ装置を示す図である。
【図41】表示パネルに表示される図12のサブフラッ
シュ装置構成を示す図である。
シュ装置構成を示す図である。
【図42】本実施例のアクセサリ制御システムをカメラ
本体に接続するためのインターフェース回路の構成を示
す図である。
本体に接続するためのインターフェース回路の構成を示
す図である。
【符号の説明】 1…フラッシュ装置、2…接続コネクタSHOE(6P
IN)、3…信号入力コネクタLIN (7PIN)、4…
信号出力コネクタLOUT(7PIN) 、5…カメラ本体、
6…専用接続コード、7…IF回路、8…発光制御回路
及び発光回路、9…操作SW、10…電源回路、11…
LCD、12…L−CPU。
IN)、3…信号入力コネクタLIN (7PIN)、4…
信号出力コネクタLOUT(7PIN) 、5…カメラ本体、
6…専用接続コード、7…IF回路、8…発光制御回路
及び発光回路、9…操作SW、10…電源回路、11…
LCD、12…L−CPU。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図24
【補正方法】変更
【補正内容】
【図24】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】変更
【補正内容】
【図25】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図26
【補正方法】変更
【補正内容】
【図26】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図27
【補正方法】変更
【補正内容】
【図27】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図30
【補正方法】変更
【補正内容】
【図30】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図34
【補正方法】変更
【補正内容】
【図34】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図35
【補正方法】変更
【補正内容】
【図35】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図36
【補正方法】変更
【補正内容】
【図36】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図37
【補正方法】変更
【補正内容】
【図37】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図38
【補正方法】変更
【補正内容】
【図38】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図40
【補正方法】変更
【補正内容】
【図40】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図41
【補正方法】変更
【補正内容】
【図41】
Claims (2)
- 【請求項1】 多灯フラッシュ撮影可能な多灯撮影シス
テムにおいて、 被写体に閃光を投射する発光部と、 上記発光部の発光の同期をとるための発光同期信号を入
力するための入力手段と、 各発光部の設定された発光量比、若しくは発光量比に関
する情報を入力するための発光量比入力手段と、 上記発光同期信号に同期して、上記発光量比入力手段に
よって入力された発光量比に基づいて、上記発光部を制
御する発光制御手段と、を各フラッシュ装置が有し、 上記各フラッシュ装置に間歇的に発光同期信号を送信す
るための発光同期出力手段と、を具備し、上記各フラッ
シュ装置は上記発光量比に応じて間歇的に発光を繰り返
すことを特徴とする多灯撮影システム。 - 【請求項2】 上記発光同期信号出力手段は、撮影時に
比べ事前確認時には、上記発光同期信号の出力間隔を長
くすることを特徴とする請求項1記載の多灯撮影システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5304423A JPH07159866A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 多灯撮影システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5304423A JPH07159866A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 多灯撮影システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07159866A true JPH07159866A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17932824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5304423A Withdrawn JPH07159866A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 多灯撮影システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07159866A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-12-03 JP JP5304423A patent/JPH07159866A/ja not_active Withdrawn
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