JP5507070B2 - 印刷用ブランケットの製造方法及びオフセット印刷機 - Google Patents

印刷用ブランケットの製造方法及びオフセット印刷機 Download PDF

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Description

本発明は、刷用ブランケットの製造方法、及び、そのような方法によって製造された印刷用ブランケットを取り付けたブランケット胴を有するオフセット印刷機に関する。
オフセット印刷機は、原稿となる版を捲回した版胴と、版胴に連動して回転するブランケット胴と、ブランケット胴とともに印刷用紙を挟持する圧胴と、を有する。
印刷用ブランケットをブランケット胴に装着する場合、ブランケット胴に印刷用ブランケットを捲回した後、その両端部をブランケット胴に設けられた装着用ギャップに挿入し、巻き込み具によって巻き込み装着する。
装着用ギャップに挿入された両端部以外の部位は、巻き込み具に巻き込まれた両端部間の張力によって、ブランケット胴に固定される。
印刷時に、版圧及び印圧がかかると、印刷用ブランケットの表面に、垂直方向の圧縮応力がかかるだけでなく、平行方向にずり応力もかかる。
そのため、印刷用ブランケットの表面には、垂直方向の圧縮変形のみならず、平行方向のずり変形も生じる。
そうすると、特に、印刷面積が大きい場合や印圧等が大きい場合に、平行方向に生じるずり応力により、印刷用ブランケットがブランケット胴の表面に対して微少ながらもずれることがある。
そして、印刷用ブランケットのずれにより、版上におけるパターン位置から印刷パターンがずれることがありうる。
そのため、このような印刷パターンのずれを防止すべく、特許文献1にはその裏面の全面に滑止め層を形成した印刷用ブランケットが記載されている。
しかしながら、この印刷用ブランケットは、裏面の全面に滑止め層を形成しているため、印刷用ブランケットをブランケット胴に装着する際に、印刷用ブランケットをブランケット胴に対して滑らせにくく、そのため装着性に問題がある。
特許文献2には、その裏面の一部に滑止め部を形成した印刷用ブランケットが記載されている。
この印刷用ブランケットによれば、印刷用ブランケットをブランケット胴に装着する際の装着性は良好である。
しかしながら、この印刷用ブランケットは、その裏面に、滑止め剤をスプレー塗布により含浸させて滑止め部を形成しているため、滑止め剤がブランケット裏面に露出しているにすぎない。そのため、印刷用ブランケットのブランケット胴に対する接着力は十分ではなく、印刷用ブランケットがブランケット胴に対してずれることがある。
実開昭60− 91454号公報 実開平 5− 63869号公報
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、印刷用ブランケットの装着性を良好に維持しつつ、印刷用ブランケットのブランケット胴に対するずれが生じにくい、印刷用ブランケットの製造方法を提供することを目的とする。また、そのような方法によって製造された印刷用ブランケットを使用するオフセット印刷機を提供することを目的とする。
また、上記目的を達成するため、この発明の第1の観点に係る印刷用ブランケットの製造方法は、
ブランケット胴の装着用ギャップに挿入される一対の挿入端部と、ブランケット胴に取り付けられることで円を形成する一対の側端部と、を有するとともに、印刷面とその反対面である裏面を有する、方形状の印刷用ブランケットの製造方法であって、
前記裏面の中央部付近に、一方の側端部から他方の側端部まで、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤を塗布し、かつ、乾燥させる工程を複数回繰り返し、前記ブランケット胴に対して前記印刷用ブランケットが位置ずれするのを防止するための滑止め層を形成する滑止め層形成工程を有する、ことを特徴とする。
また、前記水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の50℃における動的粘度は、80ポイズ以上150ポイズ以下である、ことも可能である。
また、前記水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の塗布後の乾燥温度は80℃以上100℃以下であり、乾燥時間は10分以上20分以下である、ことも可能である。
また、前記水性エマルジョン型アクリル系粘着剤に含有される水性エマルジョン型アクリル樹脂は、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸4−ヒドロキシブチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸4−ヒドロキシブチル、メタクリル酸グリシジル、3,4−エポキシシクロヘキシルメチルメタクリレート、N,N−ジメチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、及び、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシランのうち少なくとも何れか1つを含む(メタ)アクリル酸エステル、及び、(メタ)アクリル酸のうち少なくとも何れか一つを乳化重合にて合成する、ことも可能である。
また、上記目的を達成するため、この発明の第の観点に係るオフセット印刷機は、
上述の印刷用ブランケットの製造方法で製造された印刷用ブランケットを取り付けたブランケット胴を有する印刷部と、
紙を前記印刷部に給紙する給紙部と、
前記紙を前記印刷部から排紙する排紙部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明に係る印刷用ブランケットは、装着性が良好であり、かつ、ブランケット胴に対するずれが生じにくい。
〔印刷用ブランケット〕
本実施形態に係る印刷用ブランケット900は、図1に示されるように方形状であり、一対の挿入端部Lbと、一対の側端部Laと、を有する。
本実施形態に係る印刷用ブランケット900は、挿入端部Lbは相対的に短手端部で、側端部Laは相対的に長手端部である。このような長さに限定されるものではないが、例えば、側端部Laの長さは130cmであり、挿入端部Lbの長さは83cmである。
一対の挿入端部Lbは、図2に示されるように、ブランケット胴610の装着用ギャップ611に挿入され、巻き込み具612によって巻き込み装着される。
また、一対の側端部Laは、図2に示されるように、印刷用ブランケット900がブランケット胴610に取り付けられることで円を形成する。
図1にもどり、印刷用ブランケット900は、印刷面とその反対面である裏面950を有する。
裏面950の中央部付近には、一方の側端部Laから他方の側端部Laまで、滑止め層500が形成されている。滑止め層500の側端部Lsの長さは30cmである。
印刷用ブランケット900は、図3に示されるように、基材層550と、表面ゴム層300と、を有する。印刷用ブランケット900の全体の厚みは、とくに限定されるものではないが、例えば、1.6mm〜2.4mmとすることができる。
表面ゴム層300は、インキの受理及び転写を行うための層であり、例えばアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)等で形成される。表面ゴム層300の厚みは、特に限定されるものではないが、例えば、0.2〜0.5mmとすることができる。
表面ゴム層300は、基材層550の表面に積層される。ここで、基材層550の表面とは、版胴に装着される版に付着しているインキが転写される側の面である。
基材層550は、基布110と120との間に接着ゴム層210を介して構成される。基布は、従来からこの種の印刷用ブランケットに使用されているものを有効に使用することができる。例えば、綿布や、ポリエステル若しくはレーヨン等の織布を挙げることができるが、これに限定されるものではない。なお、図3では、基布は2枚で構成されているが、このような実施形態に限定されることはなく、基材層550は、3枚以上の基布が積層されて構成されることも可能である。
基材層550はスポンジ層(圧縮層)400を有する。スポンジ層400は、印刷用ブランケット900に好適な圧縮特性を付与し、印圧を緩和して良好な印刷を可能にするために形成される任意の層である。スポンジ層400の厚みは、例えば0.1mm〜0.6mmとすることができる。
印刷用ブランケット900の裏面950(即ち、基材層550のブランケット胴610に接する側の面)には、滑止め層500が形成される。図3に示されるように、滑止め層500は、厚みを有する層状構造である。
滑止め層500の厚みは、特に限定されるものではないが、例えば0.001mm以上0.01mm以下とすることができる。
滑止め層500の厚みが0.001mmよりも小さいと、滑止め層500の厚みが小さく、印刷用ブランケット900のブランケット胴610に対する接着力が不十分となることで、ブランケット胴610に対するずれが生じる可能性がありうる。
一方、滑止め層500の厚みが0.01mmよりも大きいと、滑止め層500の厚みが大きく、滑止め層500の設けられている部位が突出することにより、不均一な印刷面を形成する可能性がありうるからである。
滑止め層500は、印刷用ブランケット900の裏面950をブランケット胴610に接着させるため、粘着剤を含有する。
滑止め層500の粘着剤は、特に限定されるものではないが、例えばアクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、酢酸ビニル系粘着剤等を使用することができる。
本実施形態では、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤を使用する。水性エマルジョン型アクリル系粘着剤は、有機溶媒を含有しないため、印刷用ブランケット900を製造する工程において、室内等にて作業する作業員に悪影響を及ぼす可能性が低い。そのため、安全に印刷用ブランケット900を製造することができる。
滑止め層500の側端部Lsの長さの、印刷用ブランケット900の側端部Laの長さに対する割合は、特に限定されるものではないが、例えば1/13以上5/13以下とすることができる。
滑止め層500の側端部Lsの長さの、印刷用ブランケット900の側端部Laの長さに対する割合が、1/13よりも小さいと、印刷用ブランケット900のブランケット胴610に対する接着力が不十分となることで、ブランケット胴610に対するずれが生じる可能性がありうる。
一方、滑止め層500の側端部Lsの長さの、印刷用ブランケット900の側端部Laの長さに対する割合が、5/13よりも大きいと、印刷用ブランケット900をブランケット胴610に装着する際に、ブランケット胴610に対して滑りが悪くなることで装着性が不十分となる可能性がありうる。
本実施形態では、滑止め層500の側端部Lsは例えば30cmであるから、滑止め層500の側端部Lsの長さの、印刷用ブランケット900の側端部Laの長さに対する割合は、3/13である。
印刷用ブランケット900の裏面950の中央部とは、図4(a)に示されるように、印刷用ブランケット900の側端部Laの半等分位置にある中央線920と、滑止め層500の側端部Lsの半等分位置にある中央線510とが、重なるところを意味する。
そして、印刷用ブランケット900の裏面950の中央部付近とは、裏面950のみならず、裏面950の中央部の付近も含む概念である。
例えば、印刷用ブランケット900の裏面950の中央部付近とは、このような範囲に限定されるものではないが、図4(b)に矢印にて示されるように、側端部Laの半等分位置(La×0.5)から側端部Laの0.4倍の位置(La×0.4)までの間に、滑止め層500の中央線510が存在することを意味する。
印刷用ブランケット900は方形状であるが、方形状とは、長方形に限定されず、例えば図5に示されるように、印刷用ブランケット900の各コーナー部分に三角形状の切り欠きが形成されている形状も含む概念である。
また、印刷用ブランケット900の方形状とは、側端部La若しくは挿入端部Lbが直線で形成されるものに限定されず、側端部La若しくは挿入端部Lbのいずれか若しくは双方が外側に凸曲面を形成するものを含む概念である。
〔印刷用ブランケットの製造方法〕
次に、上述した印刷用ブランケット900の製造方法を説明する。本実施形態に係る印刷用ブランケット900の製造方法は、印刷用ブランケット900の裏面950の中央部付近に、一方の側端部Laから他方の側端部Laまで、滑止め層を形成する、滑止め層形成工程を有する。
滑止め層形成工程に使用する粘着剤は、特に限定されるものではないが、例えばアクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、酢酸ビニル系粘着剤等を使用することができる。
本実施形態では、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤を使用する。そして、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤を、裏面950の中央部付近に塗布し、その後、乾燥させて滑止め層500を形成する。水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の塗布は、例えば、刷毛、スプレー、ロール、バーコーター等を用いて行うことができる。
水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の50℃における動的粘度は、特に限定されるものではないが、例えば80ポイズ以上150ポイズ以下とすることができる。
50℃における動的粘度が150ポイズより大きいと、粘度が高すぎて、塗布作業を行う際の作業効率が低下する可能性がありうるからである。一方、50℃における動的粘度が80ポイズより小さいと、滑止め層500の層構造の形成が困難となる可能性がありうるからである。
水性エマルジョン型アクリル系粘着剤を塗布した後の乾燥温度は、特に限定されるものではないが、例えば80℃以上100℃以下とすることができる。乾燥温度が80℃よりも小さいと乾燥効率が不十分となる可能性がありうるからであり、一方、乾燥温度が100℃よりも大きいと作業現場が高温となることで作業環境に問題が生じうるからである。
また、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤を塗布した後の乾燥時間は、特に限定されるものではないが、例えば10分以上20分以下とすることができる。乾燥時間が10分よりも短いと、乾燥温度にもよるが乾燥が不十分となる可能性がありうるからであり、一方、乾燥時間が20分よりも長いと、作業工程の歩留まりが悪化する可能性がありうるからである。
水性エマルジョン型アクリル系粘着剤に使用される水性エマルジョンアクリル樹脂は、乳化重合で得られる。
乳化重合に使用するモノマーは、特に限定されるものではなく、種々の(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル等を使用できる。例えば、(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸4−ヒドロキシブチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸4−ヒドロキシブチル、メタクリル酸グリシジル、3,4−エポキシシクロヘキシルメチルメタクリレート、N,N−ジメチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、及び、これらの組合せ等を使用できる。また、水性エマルジョンアクリル樹脂は、これらの共重合体でもよい。
なお、乳化重合に使用する界面活性剤は、公知の反応性界面活性剤や、非反応性界面活性剤等を単独で、あるいは2種類以上混合して使用することができる。
水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の樹脂エマルジョンの平均粒子径は、特に限定されるものではないが、例えば80nm〜150nmとすることができる。平均粒子径が80nmよりも小さい場合は、樹脂エマルジョンの粘度が高くなりすぎて塗布する際の作業効率が低下する可能性がありうる。一方、平均粒子径が150nmよりも大きい場合は、乳化重合の反応時間が長くなり歩留まりが低下する可能性がありうる。
滑止め層形成工程では、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の塗布・乾燥を複数回繰り返すことができる。例えば、裏面950の中央部付近に、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤を塗布して、乾燥をする。次に、乾燥した水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の上に、再度、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤を塗布して、乾燥をする。このように、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の塗布・乾燥を複数回繰り返すことにより、ムラなく、均一的な厚みの滑止め層500を形成しやすくなる。
〔オフセット印刷機〕
次に、上述の実施形態に係る印刷用ブランケット900を用いるオフセット印刷機910を、図6を参照して説明する。
オフセット印刷機910は、印刷を行う印刷部710と、紙を印刷部710に給紙する給紙部720と、紙を印刷部710から排紙する排紙部730と、を有する。印刷される紙としては、例えば、枚葉紙、巻取り紙等を用いることが可能である。
印刷部710は、版胴630と、版胴630と連接して紙に印刷をするブランケット胴610と、ブランケット胴610と連接して紙を搬送し、紙をブランケット胴610に圧接させる圧胴620と、を有する。
ブランケット胴610には、本実施形態に係る印刷用ブランケット900を装着性良く取り付けることができる。また、ブランケット胴610には、本実施形態に係る印刷用ブランケット900が取り付けられるから、例えば1000rpmの高速印刷を行う場合でも、印刷用ブランケット900がブランケット胴610に対してずれにくい。
〔印刷用ブランケット〕
図1及び図3に示した構造の印刷用ブランケット900を形成した。側端部Laは130cmであり、挿入端部Lbは83cmであった。滑止め層500の側端部Lsの長さは30cmであった(実施例1)。
表面ゴム層を形成する材質としてNBRを用いた。表面ゴム層の厚みは0.4mmであった。スポンジ層400を形成する材質はNBRであった。スポンジ層400は連泡型であり、スポンジ層400の厚みは0.2mmであった。基布110と基布120は綿布で作成した。接着ゴム層210は、主成分として中高ニトリルタイプのNBRを用いた。基材層550の厚みは2.2mmであった。
滑止め層500は、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤(綜研化学製:RE−4)を水に薄めて使用して形成した。水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の50℃における動的粘度は、90〜100ポイズであった。
滑止め層500は、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤を、裏面950の中央部に刷毛により塗布し、その後乾燥させ、さらに再度、刷毛により塗布し、その後乾燥させることにより形成した。乾燥時間は、それぞれ12分ずつであった。また、乾燥温度は、それぞれ85℃であった。
このようにして形成した滑止め層500の厚みは、0.005mmであった。
次に、比較例1として、滑止め層500の無い印刷用ブランケットを形成した。その他の構成・材質は実施例1と同様であった。
次に、比較例2として、実施例1における滑止め層500と異なり、アクリル系粘着剤であるスプレー糊55(住友3M社製)を使用して、スプレー塗布により、アクリル系粘着剤を含浸させて、滑止め部を有する印刷用ブランケットを形成した。比較例2に係る印刷用ブランケットでは、アクリル系粘着剤は基材層に含浸しているため、滑止め部は、層構造を形成するものではない。滑止め部500の側端部Lsの長さは30cmであった。その他の構成・材質は実施例1と同様であった。
〔接着力試験〕
実施例1、比較例1、比較例2について、ブランケット胴610に対する接着力を試験した。接着力試験は、印刷用ブランケットをブランケット胴610に装着させ、所定回数回転させた後に、ブランケット胴610に装着した印刷用ブランケットが、図7に矢印で示されるように、装着した場所から蛇行しているか否かを測定することにより判定した。試験条件は、印圧が0.30mmで、回転速度が900rpmで、総回転数が10,000回転であった。
蛇行の有無を試験する測定箇所は、図8に示されるように、ブランケット胴610の装着用ギャップ611から180度半回転させた箇所であった。これは、装着用ギャップ611付近は、巻き込み具612により固定されているので、印刷用ブランケットが蛇行する可能性が少ないからである。
蛇行量は、図9(a)及び(b)に示されるように、ブランケット胴610の装着用ギャップ611から180度半回転させた位置である基準線を定め、図9(a)に示すブランケット胴610の回転前の状態と比較して、図9(b)に示すブランケット胴610の回転後の状態で、印刷用ブランケットの位置のズレが、基準線上において、一端からどの程度あるか測定して決定した。
上述した条件における試験は、実施例1、比較例1、比較例2につき、それぞれ3回行われた。蛇行量の評価は平均値にて行った。
その結果、実施例1に係る印刷用ブランケット900の平均蛇行量は、0.0mmであった。比較例1に係る印刷用ブランケットの平均蛇行量は、3.0mmであった。比較例2に係る印刷用ブランケットの平均蛇行量は、2.5mmであった。
以上より、実施例1に係る印刷用ブランケット900は、ブランケット胴610に対するずれが生じにくいことが判明した。
〔装着性試験〕
次に、ブランケット胴610への装着性を試験した。実施例2として、滑止め部500の側端部Lsの長さが10cmである印刷用ブランケット900を用意した。また、実施例3として、滑止め部500の側端部Lsの長さが50cmである印刷用ブランケット900を用意した。さらに、比較例3として、裏面の全面(水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の塗布幅は、側端部Laの長さ130cmに等しい)に滑止め層を有する印刷用ブランケットを用意した。
印刷用ブランケットをブランケット胴610に装着する際は、印刷用ブランケットの一方の挿入端部Lbを装着用ギャップ611に挿入し、他方の挿入端部Lbを持って、印刷用ブランケットをブランケット胴610に巻き付け、滑らせて、巻き込み具612により巻き込み装着するが、印刷用ブランケット900のブランケット胴610に対する滑りが悪いと、ブランケット胴への装着性が悪化する。このように、ブランケット胴への装着性とは、印刷用ブランケット900をブランケット胴610に巻き付けて、滑らせて装着する際の作業性の容易さを意味する。
実施例1、実施例2、実施例3、比較例3について、それぞれ装着性を試験したところ、表1に示すように、実施例1、実施例2、実施例3は、いずれも装着性は良好であった。しかし、比較例3では、装着性は不十分であった。
なお、実施例2及び実施例3についても、上述した条件により、接着力試験を行った。表1に示すように、実施例2では、平均蛇行量は1.5mmであり、やや蛇行が見られるもののブランケット胴610に対するずれは微少であった。実施例3では、平均蛇行量は0.0mmであった。

以上より、実施例1、実施例2、実施例3に係る印刷用ブランケット900は、装着性が良好であることが判明した。また、実施例2、3に係る印刷用ブランケット900は、ブランケット胴610に対するずれが生じにくいことが判明した。
本実施例にて実証されたように、本発明に係る印刷用ブランケット900は、ブランケット胴610に対するずれが生じにくく、しかも、装着性も良好である。そのため、ビジネスフォーム用印刷等のように、高速で印刷するオフセット印刷機に使用したとしても印刷用ブランケットがブランケット胴に対してずれにくく、印刷画像のずれは極めて生じにくい。さらに、本発明に係る印刷用ブランケット900は、ブランケット胴610に対して極めて装着性が良好であり、作業効率が極めて良好である。さらには、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤にて滑止め層を形成する場合にあっては、有機溶媒を含有しないため、作業員に悪影響を及ぼす可能性が低く、安全面でも有利である。このように、本発明に係る印刷用ブランケット900から得られる利益は多大である。
本実施形態に係る印刷用ブランケットの平面図である。 本実施形態に係る印刷用ブランケットをブランケット胴に装着した状態を説明する図である。 本実施形態に係る印刷用ブランケットの断面図である。 本実施形態に係る印刷用ブランケットの裏面を説明する図であり、そのうち(a)は中央部を説明する図であり、(b)は中央部付近を説明する図である。 本実施形態に係る印刷用ブランケットの方形状の形態について説明する図である。 本実施形態に係るオフセット印刷機を説明する図である。 蛇行試験を説明する図である。 蛇行試験の測定箇所を説明する図である。 蛇行試験の蛇行量の測定手法を説明する図であり、そのうち(a)は回転前の状態であり、(b)は回転後の状態である。
符号の説明
500 滑止め層
610 ブランケット胴
611 装着用ギャップ
612 巻き込み具
620 圧胴
630 版胴
710 印刷部
720 給紙部
730 排紙部
900 印刷用ブランケット
910 オフセット印刷機
950 裏面

Claims (5)

  1. ブランケット胴の装着用ギャップに挿入される一対の挿入端部と、ブランケット胴に取り付けられることで円を形成する一対の側端部と、を有するとともに、印刷面とその反対面である裏面を有する、方形状の印刷用ブランケットの製造方法であって、
    前記裏面の中央部付近に、一方の側端部から他方の側端部まで、水性エマルジョン型アクリル系粘着剤を塗布し、かつ、乾燥させる工程を複数回繰り返し、前記ブランケット胴に対して前記印刷用ブランケットが位置ずれするのを防止するための滑止め層を形成する滑止め層形成工程を有する、
    ことを特徴とする印刷用ブランケットの製造方法。
  2. 前記水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の50℃における動的粘度は、80ポイズ以上150ポイズ以下である、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷用ブランケットの製造方法。
  3. 前記水性エマルジョン型アクリル系粘着剤の塗布後の乾燥温度は80℃以上100℃以下であり、乾燥時間は10分以上20分以下である、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の印刷用ブランケットの製造方法。
  4. 前記水性エマルジョン型アクリル系粘着剤に含有される水性エマルジョン型アクリル樹脂は、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸4−ヒドロキシブチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸4−ヒドロキシブチル、メタクリル酸グリシジル、3,4−エポキシシクロヘキシルメチルメタクリレート、N,N−ジメチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、及び、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシランのうち少なくとも何れか1つを含む(メタ)アクリル酸エステル、及び、(メタ)アクリル酸のうち少なくとも何れか一つを乳化重合にて合成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の印刷用ブランケットの製造方法。
  5. 請求項1乃至の何れか1項に記載の印刷用ブランケットの製造方法で製造された印刷用ブランケットを取り付けたブランケット胴を有する印刷部と、
    紙を前記印刷部に給紙する給紙部と、
    前記紙を前記印刷部から排紙する排紙部と、を有する、
    ことを特徴とするオフセット印刷機。
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