JP5505924B2 - サスペンション軸力測定装置及びサスペンション軸力測定方法 - Google Patents

サスペンション軸力測定装置及びサスペンション軸力測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載されるサスペンションの軸力を測定するサスペンション軸力測定装置及びサスペンション軸力測定方法に関する。
サスペンションは、路面の凸凹によるタイヤの振動を車体に伝えない緩衝機能を有する。また、サスペンションは、車輪の位置を決めて、車輪を路面に対して押さえつける機能を有する。そのため、サスペンションは、車両の乗り心地や操縦の安定性などに影響を与える。
車両の乗り心地を評価するために、サスペンションの緩衝機能の測定が従来より行われている。例えば、レーザ光を照射してサスペンションの挙動を測定する方法が知られている。また、昇降台によって車両にローリング力を与えてローリング時におけるサスペンションの挙動を測定する方法が知られている(特許文献1、特許文献2参照)。
特開2002−267577 特開平9−292313
ところで、サスペンションの軸力を測定して、車両の乗り心地を評価するサスペンション軸力測定方法が従来より知られている。
しかしながら、サスペンションは、車種毎に種類が異なる。サスペンション軸力測定装置で複数車種のサスペンションを測定するには、サスペンションに当接するアタッチメントを車種毎に製作する必要があった。そのため、サスペンションの軸力測定には、多大な工数と費用が必要であった。
また、従来のサスペンション軸力測定装置では、ホイールアライメントのキャスター角によるサスペンションの軸力への影響を測定するためには、所望のキャスター角に合わせてアタッチメントを製作する必要があった。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、車種毎にアタッチメントを製作することなく、車種毎に形状が異なるサスペンションに対応でき、且つホイールアライメントのキャスター角を調整することが可能なサスペンション軸力測定装置及びサスペンション軸力測定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のサスペンション軸力測定装置は、車両に搭載されるサスペンションの軸力を測定するサスペンション軸力測定装置において、前記サスペンションの軸体に対応して設けられ、前記サスペンションの軸力を測定する軸力測定部と、前記軸力測定部の位置を前記サスペンションの軸心に対応する位置に調整する調整部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、軸力測定部の位置をサスペンションの軸心に対応する位置に調整することで、正確にサスペンションの軸力を測定することができる。また、同じタイプのサスペンションであれば車種にかかわらず適用できる。さらに、意図的に位置を変えることで、キャスター角の軸力への影響を実験することができる。
また、上記発明に加えて、前記調整部は、前記軸力測定部の角度を前記サスペンションの軸心に対応する角度に調整することを特徴とする。
本発明によれば、サスペンションの軸心の傾きに対応して、軸力測定部の角度を変えることができる。軸力測定部の角度をサスペンションの軸心に対して所望の角度に調整することで、正確にサスペンションの軸力を測定することができる。
本発明のサスペンション軸力測定装置は、車両のタイヤの振動を緩衝するサスペンションの軸力を測定するサスペンション軸力測定装置において、前記サスペンションの軸体に対応して設けられ、前記サスペンションの軸力を測定する軸力測定部と、前記軸力測定部の角度を前記サスペンションの軸心に対応する角度に調整する調整部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、サスペンションの軸心の傾きに対応して、軸力測定部の角度を変えることができる。軸力測定部の角度をサスペンションの軸心に対して所望の角度に調整することで、正確にサスペンションの軸力を測定することができる。また、同じタイプのサスペンションであれば車種にかかわらず適用できる。さらに、意図的にサスペンション軸心の傾きを変えることで、キャスター角の軸力への影響を実験することが出来る。
前記調整部は、前記軸力測定部の位置を前記サスペンションの軸心に対して略直角となるように調整することを特徴とする。
本発明によれば、軸力測定部の位置がサスペンションの軸心に対して略直角であるため、軸力測定部は、その測定面にサスペンションの軸力が最も伝わりやすい。軸力測定部をこの位置に調整することで、サスペンションから軸力測定部へ伝わるサスペンションの軸力を損なうこと無く正確に測定することができる。
また、上記発明に加えて、前記調整部は、前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の前後方向及び左右方向の少なくとも一つを軸とする軸回りの回転方向に前記軸力測定部を傾動させる傾動部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、サスペンションの軸心の傾きに対応するように、軸力測定部を所定の方向に傾動させ、サスペンションの軸力を正確に測定することができる。
また、上記発明に加えて、前記調整部は、前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の前後方向及び左右方向の少なくとも一方向に前記軸力測定部を移動させる移動部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、軸力測定部を所望の方向に移動させることができる。サスペンションの軸心に対応した位置に軸力測定部を移動させて、サスペンションの軸力を正確に測定することができる。
また、上記発明に加えて、前記軸力測定部は、前記サスペンションの軸力を所定の複数の方向にかかる分力として測定する軸力計を備えることを特徴とする。
本発明によれば、サスペンションの軸力を所定方向の分力として測定することで、サスペンションの軸力を定量的に解析することができる。
また、上記発明に加えて、前記軸力測定部の角度を測定する角度測定部をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、角度測定部が測定した軸力測定部の角度を確認しながら、角度測定部をサスペンションの軸心の傾きに対応した角度に調整することができる。角度測定部を備えることで、サスペンションの軸心の傾きに対応した角度に正確に合わせ、軸力測定部の測定精度を向上させることができる。
また、上記発明に加えて、前記角度測定部は、前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の前後方向を軸とする軸回りの前記軸力測定部の角度を測定する第1の角度計と、前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の左右方向を軸とする軸回りの前記軸力測定部の角度を測定する第2の角度計と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、サスペンションの軸心の傾きは、鉛直方向に対して車両の前後方向に傾いた角度と、鉛直方向に対して車両の左右方向に傾いた角度で示される。このサスペンションの軸心の2方向の傾きを測定する第1の角度計と第2の角度計を備えることで、サスペンションの軸心の傾きに対応した軸力測定部の角度に正確に調整することができる。よって、第1の角度計と第2の角度計を備えることで、角度測定部の測定精度を向上させることができる。
また、上記発明に加えて、前記角度測定部は、2片の成す角が直角のL字状のプレートを備え、前記第1の角度計を前記プレートの2片の一方の端部に配置し、前記第2の角度計を前記プレートの2片の他方の端部に配置することを特徴とする。
本発明によれば、2つの角度計が測定する方向を直角に配置することで、直交する2方向の軸力測定部の角度を測定することができる。サスペンションの軸心の傾きは直交する2方向の角度で示すことができるので、サスペンションの軸心の傾きに対応した軸力測定部の角度に正確に調整することができる。また、プレートにより2つの角度計を同一平面に配置することできる。
また、上記発明に加えて、前記プレートに接して配置され、前記サスペンションに当接するアタッチメントをさらに備え、前記軸力測定部は、前記アタッチメントが前記プレートに接している面の対面側でプレートと接していることを特徴とする。本発明によれば、プレートに配置した2つの角度計は、軸力測定部の測定面と同一平面となるので、軸力測定部の角度を正確に求めることができる。また、軸力測定部の角度を正確に調整することで、軸力測定部は、サスペンションからアタッチメントを介して軸力測定部へ伝わるサスペンションの軸力を損なうこと無く正確に測定することができる。
また、上記発明に加えて、前記軸力測定部を前記調整部により傾動させた位置に保持する保持部をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、サスペンションの軸力を測定中に、軸力の影響を受けて軸力測定部の位置が可変することを防止する。また、軸力測定部は、測定中はサスペンションの軸心の傾きに対応した角度で常に保持されるので、測定精度を向上させることができる。
また、上記発明に加えて、前記保持部は、前記調整部に接触するパッドと、前記パッドを前記調整部により調整した所定の位置に傾ける関節部と、前記関節部を前記所定の位置で固定する固定部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、軸力測定部を関節部により所望の角度に傾けた状態で保持することができる。軸力測定部は、保持部によりサスペンションの軸心の傾きに対応した角度で常に保持されるので、測定精度を向上させることができる。
本発明のサスペンション軸力測定方法は、車両に搭載されるサスペンションの軸力を、前記サスペンションの軸体に対応して設けられた軸力測定部により測定するサスペンション軸力測定方法であって、所定の調整部により前記軸力測定部の位置を前記サスペンションの軸心に対応する位置に調整する調整ステップと、前記サスペンションの軸力を測定する軸力測定ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、軸力測定部の位置をサスペンションの軸心に対応する位置に調整することで、正確にサスペンションの軸力を測定することができる。また、同じタイプのサスペンションであれば車種にかかわらず適用できる。さらに、意図的に位置を変えることで、キャスター角の軸力への影響を実験することができる。
また、上記発明に加えて、前記調整ステップは、前記軸力測定部の角度を前記サスペンションの軸心に対応する角度に調整する角度調整ステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、サスペンションの軸心の傾きに対応して、軸力測定部の角度を変えることができる。軸力測定部の角度をサスペンションの軸心に対して所望の角度に調整することで、正確にサスペンションの軸力を測定することができる。
また、上記発明に加えて、前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の前後方向及び左右方向の少なくとも一方向に前記軸力測定部を移動させる移動ステップをさらに有することを特徴とする。
本発明によれば、軸力測定部を所望の方向に移動させることができる。サスペンションの軸心に対応した位置に軸力測定部を移動させて、サスペンションの軸力を正確に測定することができる。
また、上記発明に加えて、前記軸力測定部の角度を測定する角度測定ステップをさらに有することを特徴とする。
本発明によれば、測定した軸力測定部の角度を確認しながら、角度測定部をサスペンションの軸心の傾きに対応した角度に調整することができる。サスペンションの軸心の傾きに対応した角度に正確に合わせ、軸力測定部の測定精度を向上させることができる。
また、上記発明に加えて、前記角度測定ステップは、前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の前後方向を軸とする軸回りの前記軸力測定部の角度を測定するステップと、前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の左右方向を軸とする軸回りの前記軸力測定部の角度を測定するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、サスペンションの軸心の傾きは、鉛直方向に対して車両の前後方向に傾いた角度と、鉛直方向に対して車両の左右方向に傾いた角度で示される。サスペンションの軸心の2方向の傾きに対して、同じ2方向の軸力測定部の角度を測定して軸力測定部の角度を調整することで、軸力測定部をサスペンションの軸心の傾きに対応した角度に正確に合わせることができる。よって、角度測定部の測定精度を向上させることができる。
本発明の装置は、サスペンションの軸体に対応して設けられ、前記サスペンションの軸力を測定する軸力測定部と、前記軸力測定部の位置を前記サスペンションの軸心に対応する位置とは異なる位置に調整する調整部と、を備えることを特徴とする。この発明によれば、軸力測定部の位置を意図的に変えることで、キャスター角の軸力への影響を実験することができる。
本発明によれば、車種毎にアタッチメントを製作することなく、車種毎に形状が異なるサスペンションに対応でき、且つホイールアライメントのキャスター角を調整することが可能なサスペンション軸力測定装置及びサスペンション軸力測定方法を提供することができる。
本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置を示す構成図である。 本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置の測定部及び調整部を示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置置の測定部及び調整部を下方から上方へ向けて示した斜視図である。 本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置の測定部及び調整部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置のアジャスタパッドを示す説明図である。 本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置の測定部のY軸方向の位置調整を行う際の調整部を示した説明図である。 本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置の測定部のX軸方向の位置調整を行う際の調整部を示した説明図である。 本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置のサスペンション軸力測定処理を示すフロー図である。
以下、発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置を示す構成図である。尚、以降は、サスペンション100を車両に搭載した際の車両前後方向をX軸方向、車幅方向をY軸方向、車両の上下方向をZ軸方向として説明する。サスペンション軸力測定装置1は、架台2、アッパーブラケット3、アッパーベース4、ロアベース5、測定部10、アタッチメント11、調整部20、ロアアーム用測定部30、及びロアアームアタッチメント8、9を備える。
架台2は、サスペンション100よりも高さが高い柱状体である。架台2の上方には、アッパーブラケット3が固定されて、中央からやや下方の位置には、ロアベース5が固定されている。アッパーブラケット3は、架台2の上方からY軸方向に突出した突出部がある。その突出部の下面でアッパーベース4が固定されている。アッパーベース4は、長方形の板状体であり、サスペンション100から加わる軸力に十分耐えうる強度を有する素材で構成される。アッパーベース4の下面には、調整部20が固定されている。また、調整部20の下方には、測定部10が取付けられている。
測定部10は、サスペンション100の軸力を測定する。アタッチメント11は、サスペンション100のショックアブソーバ105に当接し、サスペンション100の軸力を測定部10へ伝える。調整部20は、測定部10をショックアブソーバ105の軸心に対応する位置に測定部10の位置を調整する。
ロアベース5は、架台2のY軸側の側面に設けられている。ロアベース5は、アッパーベース4と同様に、板状体であり、サスペンション100から加わる軸力に十分耐えうる強度を有する素材で構成されている。ロアベース5には、ロアアーム用測定部30が固定されている。
ロアアーム用測定部30は、2つの六分力計6、7を備える。2つの六分力計6、7には、其々ロアアームアタッチメント8、9が取付けられている。ロアアームアタッチメント8は、サスペンション100のロアアーム102に当接される。六分力計6は、ロアアームアタッチメント8を介してロアアーム102から伝達されるサスペンション100の軸力を測定する。サスペンション100の種類によっては、ロアアームを2つ備えているサスペンションがあり、もう一つの六分力計7とロアアームアタッチメント9にて、2つ目のロアアームから伝達されるサスペンション100の軸力を測定することができる。
サスペンション100は、ロアアーム102、スプリング104、及びショックアブソーバ105で構成されている。スプリング104は、路面からの衝撃や振動を吸収する。ショックアブソーバ105は、スプリング104の余分な揺れを止める。ロアアーム102は、車体に対してホイールを所定の正しい位置に保持する機能を有する。ロアアーム102及びショックアブソーバ105は、サスペンション100を車両に搭載した際に車体と連結する連結部を備える。其々の連結部を介して、タイヤの振動や車両の駆動力、制動力、遠心力等の力がサスペンション100の軸力として車体へ伝達される。
以上のように、サスペンション軸力測定装置1は、ショックアブソーバ105の位置におけるサスペンション100の軸力を測定部10で測定し、ロアアーム102の位置におけるサスペンション100の軸力をロアアーム用測定部30で測定している。
次に、サスペンション軸力測定装置の測定部及び調整部の構成について説明する。図2は、本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置の測定部及び調整部を示す斜視図である。図3は、本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置の測定部及び調整部を下方から上方へ向けて示した斜視図である。図4は、本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置の測定部及び調整部を拡大して示す斜視図である。
測定部10は、六分力計12を備える。アタッチメント11は、後述する角度計プレート28を介して六分力計12に取付けられ、ショックアブソーバ105の端部と当接する。六分力計12は、アタッチメント11が角度計プレート28に接している面の対面側で角度計プレート28と接している。六分力計12は、アタッチメント11に伝達したサスペンション100の軸力を6方向の分力に分解し、その各6方向の分力を測定する。ここでいう6方向とは、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向、X軸回りの回転方向(ローリング)、Y軸回りの回転方向(ピッチング)、及びZ軸回りの回転方向(ヨーイング)である。六分力計12の測定面は、アタッチメント11の当接面と同一平面であり、アタッチメント11に伝達したサスペンション100の軸力を正確に測定することできる。
調整部20は、X軸角度調整ベース21、Y軸角度調整ベース22、ヒンジブロック23、スライドプレート24、ガイド25、ヒンジピン26、27及びアッパープレート29を備える。X軸角度調整ベース21又はY軸角度調整ベース22とその周辺構造で傾動部を構成している。
X軸角度調整ベース21は、下側に六分力計6が取付けられている。X軸角度調整ベース21は、X軸と平行で、重心を通る線上に貫通穴を有する。その貫通穴には、ヒンジピン26が挿入されている。
Y軸角度調整ベース22は、X軸角度調整ベース21の4方を囲った枠体である。Y軸角度調整ベース22は、X軸角度調整ベース21の貫通穴に対応する位置に、ヒンジピン26を係合する係合穴を有し、ヒンジピン26がX軸回りに回転できるようにヒンジピン26を軸支している。ヒンジピン26を回転すると、X軸角度調整ベース21はヒンジピン26と同じ回転を行う。これにより、X軸角度調整ベース21は、X軸回りに測定部10の角度を可変することができる。
また、ヒンジピン26の回転する量とX軸角度調整ベース21が回転する量が同じである。ヒンジピン26の回転量を調整することで、X軸角度調整ベース21のX軸回りの角度を所望の角度に調整することができる。
また、Y軸角度調整ベース22は、X軸角度調整ベース21の4方を囲う枠体のうち、X軸と平行な2つの枠体の中央に、Y軸方向に突出したヒンジピン27を其々備えている。
ヒンジブロック23は、ヒンジピン27に対応した位置に設けられた、T字状のブロック体である。ヒンジブロック23の下側部分には、ヒンジピン27を係合する係合穴を備える。ヒンジブロック23は、ヒンジピン27がY軸回りに回転できるようにこの係合穴でヒンジピン27を軸支している。ヒンジピン27を回転すると、Y軸角度調整ベース22はヒンジピン27と同じ回転を行う。これにより、Y軸角度調整ベース22は、Y軸回りに測定部10の角度を可変することができる。
また、ヒンジピン27の回転する量とY軸角度調整ベース22が回転する量が同じである。ヒンジピン27の回転量を調整することで、Y軸角度調整ベース22のY軸回りの角度を所望の角度に調整することができる。
スライドプレート24は、Y軸角度調整ベース22と略同じ大きさに矩形体である。スライドプレート24は、2つのヒンジブロック23を固定している。また、スライドプレート24は、固定ボルトによりアッパープレート29に固定される。
ガイド25は、アッパーベース4に固定する固定部と、スライドプレート24を挟み込むクリップ部を備える。ガイド25は、クリップ部がスライドプレート24のX軸側の面を挟み込むように複数箇所設けられている。このため、ガイド25によりスライドプレート24を平行移動させることができる。
アッパープレート29は、スライドプレート24よりやや大きい平板である。アッパープレート29には、スライドプレート24及びガイド25が固定されている。また、アッパープレート29は、固定ボルトによりアッパーベース4に固定される。
また調整部20は、3本のアジャスタパッド41を備える。3本のアジャスタパッド41は、X軸角度調整ベース21に接触し、測定部10の角度を保持したまま測定部10の角度を固定する。
次に、サスペンション軸力測定装置の測定部の角度計プレートの構成について説明する。
角度計プレート28は、アタッチメント11と六分力計12とに挟まれるように構成されている。角度計プレート28は、2片の成す角が直角であるL字状の平板である。また、角度計プレート28は、一片をX軸方向に、他片をY軸方向に平行となるように配設される。角度計プレート28は、2片の其々の端部に角度計40a、40bを其々配置し、2片の基部に六分力計12を配置する。
角度計プレート28の2片の端部には、其々位置決めプレート46a、46bが設けられている。位置決めプレート46a、46bは、角度計40a、40bを乗せるプレートであり、角度計プレート28が傾いても角度計40a、40bが位置ズレを生じないようにガイドを備える。位置決めプレート46aは、角度計プレート28のY軸の一片に設けられている。そして位置決めプレート46aに乗せた角度計40aは、測定部10のX軸回りの角度を測定することができる。また、位置決めプレート46bは、角度計プレート28のX軸の一片に設けられている。そして位置決めプレート46bに乗せた角度計40bは、測定部10のY軸回りの角度を測定することができる。
次に、サスペンション軸力測定装置の測定部の角度調整について説明する。まず、角度計プレート28の位置決めプレート46a、46b上に、それぞれ角度計40a、40bを配置する。次に、アタッチメント11が自由に角度を変えられるように、3本のアジャスタパッド41をX軸角度調整ベース21から離す。
次に、角度計40a、40bが測定した測定部10の角度を確認しながら、測定部10の角度をサスペンション100の軸心に対応する角度に調整する。尚、サスペンション100の軸心に対応する測定部10の角度は、サスペンション100の種類毎に決められていて、各々のサスペンション100の軸心に対して略直角と成る角度である。このとき、測定部10のX軸回りの角度とY軸回りの角度の調整を同時に行う。また、このとき、手でアタッチメント11の傾きを調整しながら、測定部10が所望の角度に成るように調整する。ヒンジピン26、27を回して測定部10の角度を調整してもよい。
次に、3本のアジャスタパッド41をX軸角度調整ベース21に当接させる。測定部10を所望の角度にした状態で、3本のアジャスタパッド41を仮止めする。そして、再度、角度計40a、40bで測定部10の角度を確認する。
最後に、測定部10の角度が、サスペンション100の種類毎に決められた角度になっているかを再度確認して、3本のアジャスタパッド41を本締めする。これにより、測定部10をサスペンション100の軸心に対して略直角となるように調整することができる。
次に、アジャスタパッド41の傾き保持機能について図4及び図5にて説明する。図5は、本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置のアジャスタパッドを示す説明図である。
アジャスタパッド41は、パッド42、関節部43、シャフト44、及びねじ部45を備える。アジャスタパッド41は、シャフト44の一端をアッパーベース4に螺合されている。シャフト44を回転させると、シャフト44がアッパーベース4の螺合穴に沿って挿脱するため、パッド42の高さを調整することができる。パッド42は、X軸角度調整ベース21に当接する当接部である。関節部43は、パッド42の内部に設けられ、シャフト44に対するパッド42の角度を可変させる。ねじ部45は、関節部43の上方でシャフト44上に設けられている。ねじ部45を回転させると、関節部43によるパッド42の角度の可変を禁止するロック状態と、パッド42の角度を可変できるリリース状態とに切換えることができる。
図5に示すように、X軸角度調整ベース21を所望の角度に傾けた状態で保持する際は、まず、アジャスタパッド41のシャフト44を回転させ、パッド42の高さを調整し、パッド42をX軸角度調整ベース21に当接させる。次に、パッド42がX軸角度調整ベース21と略平行となるようにパッド42を傾ける。そして、ねじ部45を回転させて、関節部43にロックをかけてパッド42を保持する。これにより、X軸角度調整ベース21は所望の角度に傾けた状態で保持される。
また、図4で示すように、3本のアジャスタパッド41は、X軸角度調整ベース21と当接する位置が同一直線上にならないように配置されている。そのため、Y軸角度調整ベース22がY軸回りに回転する力が加わっても、3本のアジャスタパッド41のうちいずれかが抗うため、Y軸角度調整ベース22は回転することができない。そのため、3本のアジャスタパッド41は、Y軸角度調整ベース22をY軸回り所望の角度に傾けた状態で保持することができる。つまり、3本のアジャスタパッド41は、アタッチメント11のX軸方向及びY軸方向の傾きを保持することができる。
次に、サスペンション軸力測定装置の測定部の位置調整について説明する。図6は、本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置の測定部のY軸方向の位置調整を行う際の調整部を示した説明図である。図7は、本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置の測定部のX軸方向の位置調整を行う際の調整部を示した説明図である。
図6は、サスペンション軸力測定装置の測定部をX軸方向から示したYZ平面図である。調整部20は、固定ボルト51、52、押しボルト53a、53b、及びボルト係止部55を備える。
固定ボルト51は、アッパープレート29をアッパーベース4に固定する。固定ボルト52は、スライドプレート24をアッパープレート29に固定する。押しボルト53a、53bは、スライドプレート24の内部に設けられ、Y軸上に向かい合わせに配置される。ボルト係止部55は、スライドプレート24の内部の略中央で、2つの押しボルト53a、53bの間に設けた矩形体である。押しボルト53a、53bは、ボルト係止部55の其々のY軸側の側面に当接している。つまり、ボルト係止部55が2つの押しボルト53a、53bに挟持されることで、スライドプレート24のY軸方向の位置ズレを防止する。
測定部10をY軸方向に位置調整する場合、まず、固定ボルト51,52及び押しボルト53a、53bを適度に弛める。次に、アッパープレート29及びスライドプレート24を押しボルト53a又は押しボルト53bで押してY軸方向に移動させ、測定部10の中央がサスペンション100の軸心に来るように調整する。そして、アッパープレート29及びスライドプレート24を調整した位置で保持したまま、先程弛めた固定ボルト51,52及び押しボルト53a、53bを締結する。
図7は、サスペンション軸力測定装置の測定部をY軸方向から示したXZ平面図である。調整部20は、押しボルト54a、54bを備える。押しボルト54a、54bは、アッパープレート29のX軸側の両端に其々設けられる。押しボルト54a、54bは、アッパープレート29の其々のX軸側の側面に当接している。つまり、アッパープレート29が2つの押しボルト54a、54bに挟持されることで、アッパープレート29のX軸方向の位置ズレを防止する。
測定部10をX軸方向に位置調整する場合、まず、図6で示した固定ボルト51,52を適度に弛め、更に図7で示す押しボルト54a、54bを適度に弛める。次に、アッパープレート29を押しボルト54a、54bで押してX軸方向に移動させ、測定部10の中央がサスペンション100の軸心に来るように調整する。そして、アッパープレート29を調整した位置で保持したまま、先程弛めた固定ボルト51,52及び押しボルト54a、54bを締結する。
サスペンション軸力測定装置の調整部20のZ軸方向の調整については、サスペンション100の下部に、嵩上げプレートを挿入することで、サスペンション100をZ軸方向に移動させてZ軸方向の調整を行う。尚、サスペンション100をZ軸方向に移動させずに、例えばアッパープレート29とアッパーベース4との間に高さ調整ブロックを挿入して、調整部20をZ軸方向に移動させて調整してもよい。
次に、サスペンション軸力測定装置のサスペンション軸力測定方法について説明する。図8は、本発明の実施形態におけるサスペンション軸力測定装置のサスペンション軸力測定処理を示すフロー図である。ステップS10において、測定部10をX軸回り及びY軸回りに傾動させて測定部10の角度を調整する。この処理において、図4で説明したとおり、測定部10の角度をサスペンション100の角度に対応した角度となるように調整する。この処理が終了したら、ステップS20へ移行する。
ステップS20において、ステップS10で調整した測定部10の角度を計測する。この処理において、図4で説明したとおり、角度計40aにより測定部10のX軸回りの角度を測定し、角度計40bにより測定部10のY軸回りの角度を測定する。この処理が終了したら、ステップS30へ移行する。
ステップS30において、ステップS20で計測した測定部10の角度がサスペンション100の角度に対応した所望の角度であるか否かを判定する。測定部10の角度がサスペンション100の角度に対応した所望の角度である場合は、ステップS40へ移行し、測定部10の角度がサスペンション100の角度に対応した所望の角度ではない場合は、ステップS10へ移行する。
ステップS40において、測定部10をステップS30で調整した角度で保持する。この処理において、図5で説明したとおり、アジャスタパッド41をロック状態にして、調整した角度で測定部10を保持しながら測定部10を固定する。この処理が終了したら、ステップS50へ移行する。
ステップS50において、測定部10をX軸方向及びY軸方向へ移動して測定部10の位置を調整する。この処理において、図6、図7で説明したとおり、サスペンション100の軸心が測定部10の中心にくるように、測定部10をX軸方向及びY軸方向へ移動して調整する。この処理が終了したら、ステップS60へ移行する。
ステップS60において、ステップS50で調整した測定部10の中心が、サスペンション100の軸心にあるか否かを判定する。測定部10の中心がサスペンションの軸心となる位置にあるかを、レーザ墨出し器等を用いて確認する。測定部が測定部10の中心がサスペンション100の軸心にある場合は、ステップS50へ移行し、測定部10の中心がサスペンション100の軸心にない場合は、ステップS70へ移行する。
ステップS70において、サスペンションの軸力を測定する処理を行う。この処理において、測定部10の六分力計12は、サスペンション100の軸力を所定の6方向の分力に分解し、その6方向の分力を測定する処理を行う。この処理が終了したら、サスペンションの軸力測定処理を終了する。
上記実施形態によれば、サスペンション軸力測定装置1は、車種毎にアタッチメントを製作することなく、同タイプのサスペンションであれば車種にかかわらず適用できる。
また、本実施形態において、ロアアーム102におけるサスペンション100の軸力測定は、ロアアーム102に対応するロアアームアタッチメント8を用いて測定しているが、ショックアブソーバ105の測定方法と同様に、ロアアーム102の軸心に対して所定の位置となるように測定部6の位置を調整する調整部を設けてもよい。
また、サスペンション軸力測定装置1は、測定部10を調整部20によりサスペンション100の軸心に合わせて、ショックアブソーバ105の位置におけるサスペンションの軸力を測定しているが、特にこれに限定しない。測定部10をサスペンション100の軸心から意図的に位置を変えることで、サスペンション100が成すキャスター角を変えることができる。つまり、調整部20で測定部10の位置を変えるだけで、様々なキャスター角でサスペンション100の軸力を測定することが可能である。よって、サスペンション軸力測定装置1は、ホイールアライメントのキャスター角によるサスペンション100の軸力への影響を容易に測定することができる。
また、サスペンション軸力測定装置1は、ストラット式サスペンションを例に挙げて、車種毎に形状が異なる場合でもアタッチメントを製作することなく対応できることを示した。更に加えて、サスペンション軸力測定装置1は、アタッチメント11の構成を変更することで、ウイッシュボーン式サスペンションやマルチリンク式サスペンション等のサスペンションにも適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は、特許請求の範囲の概念を逸脱しない範囲で、上記実施の形態の構造に種々の変形や変更を施すことも可能である。
1 サスペンション軸力測定装置
2 架台
3 アッパーブラケット
4 アッパーベース
5 ロアベース
6、7 六分力計
8,9 ロアアームアタッチメント
10 測定部
11 アタッチメント
12 六分力計
20 調整部
21 X軸角度調整ベース
22 Y軸角度調整ベース
23 ヒンジブロック
24 スライドプレート
28 角度計プレート
29 アッパープレート
30 ロアアーム用測定部
40 角度計
41 アジャスタパッド
51、52 固定ボルト
53、54 押しボルト
100 サスペンション
102 ロアアーム
105 ショックアブソーバ

Claims (16)

  1. 車両に搭載されるサスペンションの軸力を測定するサスペンション軸力測定装置において、
    前記サスペンションの軸体に対応して設けられ、前記サスペンションの軸力を測定する軸力測定部と、
    前記軸力測定部の位置を前記サスペンションの軸心に対応する位置に調整する調整部と、
    前記軸力測定部の角度を測定する角度測定部と、
    を備えることを特徴とするサスペンション軸力測定装置。
  2. 前記調整部は、前記軸力測定部の角度を前記サスペンションの軸心に対応する角度に調整することを特徴とする請求項1に記載のサスペンション軸力測定装置。
  3. 車両のタイヤの振動を緩衝するサスペンションの軸力を測定するサスペンション軸力測定装置において、
    前記サスペンションの軸体に対応して設けられ、前記サスペンションの軸力を測定する軸力測定部と、
    前記軸力測定部の角度を前記サスペンションの軸心に対応する角度に調整する調整部と、
    前記軸力測定部の角度を測定する角度測定部と、
    を備えることを特徴とするサスペンション軸力測定装置。
  4. 前記調整部は、前記軸力測定部前記サスペンションの軸心とのなす角が略直角となるように調整することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のサスペンション軸力測定装置。
  5. 前記調整部は、前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の前後方向及び左右方向の少なくとも一つを軸とする軸回りの回転方向に前記軸力測定部を傾動させる傾動部を備えることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のサスペンション軸力測定装置。
  6. 前記調整部は、前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の前後方向及び左右方向の少なくとも一方向に前記軸力測定部を移動させる移動部を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のサスペンション軸力測定装置。
  7. 前記軸力測定部は、前記サスペンションの軸力を所定の複数の方向にかかる分力として測定する軸力計を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のサスペンション軸力測定装置。
  8. 前記角度測定部は、前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の前後方向を軸とする軸回りの前記軸力測定部の角度を測定する第1の角度計と、
    前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の左右方向を軸とする軸回りの前記軸力測定部の角度を測定する第2の角度計と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のサスペンション軸力測定装置。
  9. 前記角度測定部は、2片の成す角が直角のL字状のプレートを備え、前記第1の角度計を前記プレートの2片の一方の端部に配置し、前記第2の角度計を前記プレートの2片の他方の端部に配置することを特徴とする請求項に記載のサスペンション軸力測定装置。
  10. 前記プレートに接して配置され、前記サスペンションに当接するアタッチメントをさらに備え、
    前記軸力測定部は、前記アタッチメントが前記プレートに接している面の対面側でプレートと接していることを特徴とする請求項に記載のサスペンション軸力測定装置。
  11. 前記軸力測定部を前記調整部により調整した位置に保持する保持部をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載のサスペンション軸力測定装置。
  12. 前記保持部は、
    前記調整部に接触するパッドと、
    前記パッドを前記調整部により調整した所定の位置に傾ける関節部と、
    前記関節部を前記所定の位置で固定する固定部と、を備えることを特徴とする請求項11に記載のサスペンション軸力測定装置。
  13. 車両に搭載されるサスペンションの軸力を、前記サスペンションの軸体に対応して設けられた軸力測定部により測定するサスペンション軸力測定方法であって、
    所定の調整部により前記軸力測定部の位置を前記サスペンションの軸心に対応する位置に調整する調整ステップと、
    前記軸力測定部の角度を測定する角度測定ステップと、
    前記サスペンションの軸力を測定する軸力測定ステップと、
    を有することを特徴とするサスペンション軸力測定方法。
  14. 前記調整ステップは、前記軸力測定部の角度を前記サスペンションの軸心に対応する角度に調整する角度調整ステップを有することを特徴とする請求項13に記載のサスペンション軸力測定方法。
  15. 前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の前後方向及び左右方向の少なくとも一方向に前記軸力測定部を移動させる移動ステップをさらに有することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載のサスペンション軸力測定方法。
  16. 前記角度測定ステップは、
    前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の前後方向を軸とする軸回りの前記軸力測定部の角度を測定するステップと、
    前記サスペンションが前記車両に搭載されたときの車両の左右方向を軸とする軸回りの前記軸力測定部の角度を測定するステップと、を有することを特徴とする請求項13から請求項15のいずれかに記載のサスペンション軸力測定方法。
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