JP5503914B2 - 角度検知装置 - Google Patents

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    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/30Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes

Description

本発明は、角度検知装置に係り、たとえば、自動車の自動変速装置のシャフトの回動角度を検知するものに関する。
図11は、従来の角度検知装置200の概略構成を示す断面図であり、図12は、角度検知装置200に使用されているねじりコイルばね202の構成を示す図である。なお、図12(b)は、図12(a)におけるXII矢視図である。図13は、図11に示すハウジング(角度検知装置200を構成しているハウジング)204のXIII―XIII断面図であり、図14は、角度検知装置200を構成している回動体206の概略構成を示す図である。なお、図14(b)は、図14(a)におけるXIV−C1−XIV断面を示す図である。
従来の角度検知装置200は、たとえば、自動車の自動変速装置のミッションケースに対するシャフトの回動角度を検知するものであり、ハウジング204と回動体206とねじりコイルばね202と磁気センサー208と永久磁石210とを備えて構成されている。
回動体206は、軸C1を回動中心にしてハウジング204に回動自在に設けられている。ハウジング204が、自動変速装置のミッションケースに一体的に設置され、回動体206が、自動変速装置のシャフトに一体的に設置された状態で、自動変速装置のミッションケースに対してシャフトが回動すると、ハウジング204に対して回動体206が回動するようになっている。そして、回動体206に一体的に設けられている永久磁石210を磁気センサー208が検知することにより、自動車の自動変速装置のミッションケースに対するシャフトの回動角度が検知されるようになっている。
回動体206は、ねじりコイルばね202により、回動体206の回動方向で付勢されている。ねじりコイルばね202の一端部は、ハウジング204に設けられている孔に入り込んで、ハウジング204に一体的に設置されている。ねじりコイルばね202の他端部は、回動体206に設けられている扇状の凹部212に入り込んでいる。
図11で示す状態では、ねじりコイルばね202の他端部は、扇状の凹部212の中間部に位置しており、しかも、ねじりコイルばね202にはなんら外力が加わっていないので、ねじりコイルばね202による回動体206の付勢はなされていない。
しかし、図11で示す状態から回動体206が軸C1を中心にして矢印A11aの方向に回動すると、ねじりコイルばね202の他端部が凹部212の一方の側壁212Aに当接し、この当接した状態からさらに矢印A11aの方向に回動体206が回動すると、回動体206が矢印A11aとは逆の方向(矢印A11bの方向)に付勢されるようになっている。図11で示す状態から回動体206が軸C1を中心にして矢印A11bの方向に回動する場合も同様にして、ねじりコイルばね202の他端部が凹部212の他方の側壁212Bに当接し、回動体206が矢印A11aの方向に付勢されるようになっている。
なお、従来の技術に関連する特許文献として、たとえば、特許文献1、特許文献2を掲げることができる。
特開2000−179681号公報 特開2001−254812号公報
ところで、従来の角度検知装置200では、ねじりコイルばね202を用いて回動体206の回転幅を制御しているが、ねじりコイルばね202の他端部(取っ手)が、回動体206に一体的に係合されていない。したがって、図11に示すような状態では、ねじりコイルばね202による付勢がされておらず、ハウジング204に対して回動体206がフリーになっている。そこで、回動体206の原点出しを、車両(自動車)の制御装置のソフトウェアにより、強制的に行う必要があり、回動体206の原点出しの作業が煩雑であるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ハウジングに対して回動する軸体の回動角度を検知する角度検知装置において、回動体の原点出しの作業が容易である角度検知装置を提供することを目的とする。
請求項に記載の発明は、軸体を貫通させて、前記軸体と共に回動する回動体と、前記回動体を回転自在に支持するハウジングと、前記回動体の前記ハウジングに対する回動角度を検知する回動角度検知体と、前記回動体をこの回動方向の一方向に付勢する付勢部材と、前記ハウジングに設けられた係合部と、前記回動体に設けられ、前記付勢部材で付勢されることにより前記係合部に係合し、前記回動体の原点を規定する被係合部とを有し、回動する前記軸体の回動角度を検知する角度検知装置において、前記回動体は、前記ハウジングに対し360°よりも小さい所定の角度の範囲内で回動自在なように、前記ハウジングの内側に設置されており、前記ハウジングは、本体部と蓋部とを備えて構成されており、前記係合部は、前記ハウジングの内壁に形成された凹部で構成されており、前記被係合部は、前記回動体に形成された凸部で構成されており、前記回動体と前記付勢部材とを前記ハウジングの本体部の内側に設置した後に、前記本体部に前記蓋部を設置する場合、前記ハウジングに対する前記回動体の回動角度が前記回動体の回動角度範囲内であるときに、前記凸部が前記凹部内に入り込むことにより、前記本体部に前記蓋部を設置することが可能なように構成されている角度検知装置である。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の角度検知装置において、前記付勢部材は、ねじりコイルばねで構成されており、このねじりコイルばねの一端部が前記ハウジングに設置されており、前記ねじりコイルばねの他端部が前記回動体に設置されている角度検知装置である。
本発明によれば、ハウジングに対して回動する軸体の回動角度を検知する角度検知装置において、回動体の原点出しの作業が容易になるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る角度検知装置のハウジングの概略構成を示す斜視図である。 角度検知装置の回動体とねじりコイルばねとの概略構成を示す斜視図である。 角度検知装置の概略構成を示す断面図である。 図3におけるIV−IV断面を示す図である。 角度検知装置に使用されているねじりコイルばねの構成を示す図である。 角度検知装置に使用されているハウジングの概略構成を示す断面図であり、図3におけるVI−VI断面を示す図である。 角度検知装置を構成している回動体の概略構成を示す図である。 図3に対応する図であって、回動体が回動した状態を示す図である。 被係合部を凹部で構成した場合を示す図であり、図3に対応した図である。 図9におけるX−X断面を示す図である。 従来の角度検知装置の概略構成を示す断面図である。 従来の角度検知装置に使用されているねじりコイルばねの構成を示す図である。 図11に示すハウジングのXIII―XIII断面図である。 従来の角度検知装置を構成している回動体の概略構成を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係る角度検知装置1のハウジング3の概略構成を示す斜視図であり、図2は、角度検知装置1の回動体5とねじりコイルばね7との概略構成を示す斜視図である。
図3は、角度検知装置1の概略構成を示す断面図であり、図4は、図3におけるIV−IV断面を示す図である。図5は、角度検知装置1に使用されているねじりコイルばね7の構成を示す図である。なお、図5(b)は、図5(a)におけるV矢視図である。
図6は、角度検知装置1に使用されているハウジング3の概略構成を示す断面図であり、図3におけるVI−VI断面を示す図である。図7は、角度検知装置1を構成している回動体5の概略構成を示す図である。なお、図7(b)は、図7(a)におけるVII−VII断面を示す図である。
角度検知装置1は、たとえば、自動車等の車両に使用される自動変速機のミッションケースに対して回動する軸体(シャフト)9の、前記ミッションケースに対する回動角度を検知する装置である。なお、シャフトとして、マニュアルバルブシャフト、トランスミッションセレクタシャフト、スロットルシャフト等の様々なものを掲げることができる。
角度検知装置1は、回動体5とハウジング3と回動角度検知体11と付勢部材(たとえば、ねじりコイルばね)7とを備えて構成されている。回動体5は、貫通孔13を備えており、貫通孔13に軸体9を貫通させて軸体9に一体的に支持されている。そして、回動体5は軸体9と共に回動するようになっている。なお、軸体9と回動体5とで軸組立体が構成されている。
ハウジング3は、前記ミッションケースに一体的に設けられ、回動体5を内蔵して、回動体5を回転自在に支持している。このように支持されていることによって回動体5が軸C1を回動中心にして回動するようになっている。
回動角度検知体11は、回動体5のハウジング3に対する回動角度を検知するようになっている。すなわち、回動角度検知体11は、ハウジング3に一体的に設けられた回動角度検知センサー(たとえば、磁気センサー)15と、回動体5に一体的に設けられ回動角度検知センサー15で検知される被検知体(たとえば、永久磁石)17とを備えて構成されている。
そして、回動体5がハウジング3に対して回動することにより、たとえば、回動角度検知センサー15で被検知体17の回動によるパルス信号を得て、この取得したパルスの数で、ハウジング3に対する回動体5の回動角度が検知されるように構成されている。すなわち、回動角度検知センサー15と被検知体17とでインクリメンタル形のロータリエンコーダが形成されている。
なお、回動角度検知センサー15と被検知体17とで、アブソリュート形のロータリエンコーダが構成されていてもよい。そして、後述する原点(回動体5の回動における原点)を基準とした回動体5の回動角度を絶対値として得るようにしてもよい。
ねじりコイルばね7は、ハウジング3に対して回動する回動体5を、この回動方向の一方向(図3に示す矢印A3bの方向)に付勢するものである。
ハウジング3には、係合部19が一体でもしくは一体的に設けられている。回動体5には、被係合部21が、一体でもしくは一体的に設けられている。そして、ねじりコイルばね7で付勢されることにより、係合部19に被係合部21が係合し(たとえば、当接し)、回動体5の原点(ハウジング3対する回動体5の回動角度の原点)を規定するようになっている。
また、回動体5は、360°よりも小さい所定の角度(たとえば、120°程度)の範囲内でハウジング3に対して回動するようにして、ハウジング3の内側に設置されている。すなわち、係合部19に被係合部21が係合している状態(図3の状態)から、ねじりコイルばね7の付勢方向とは逆の方向(図3に示す矢印A3aの方向)に回動体5が所定の角度だけ回動可能になっている。
ハウジング3は、前記ミッションケースに一体的に設置される本体部23と、この本体部23に着脱自在であって本体部23に一体的に設置される蓋部25とを備えて構成されている。これにより、ハウジング3の内部に、回動角度検知センサー15や回動体5やねじりコイルばね7を組み付けることができるようになっている。
係合部19は、ハウジング3(本体部23)の内壁に形成された凸部(ハウジング3の内壁からハウジング3の内部空間に突出している突起)27で構成されており、被係合部21は、回動体5に形成された切り欠き29で構成されている。
そして、回動角度検知センサー15と回動体5とねじりコイルばね7とをハウジング3の本体部23の内部に設置した後に、本体部23に蓋部25を設置する場合、ハウジング3に対する回動体5の回動角度が回動体5の回動角度の範囲内であれば、凸部27が切り欠き29内に入り込み、回動体5と蓋部25との干渉が発生せず、本体部23に蓋部25を設置することが可能なように構成されている。
すなわち、ハウジング3に対する回動体5の回動角度が回動体5の回動角度の範囲内になければ、凸部27が回動体5の後述する回動円筒部35に干渉し、回動体5がハウジング3内に正しく設置されずハウジング3内から一部が突出してしまい、本体部23に蓋部25を設置することができないようになっている。
なお、ハウジング3の本体部23は、円筒状の部位と、この円筒状部位の一方の開口部を塞いでいる円板状の部位とを備えて円筒の枡状に形成されている。ハウジング3の蓋部25は、本体部23の円筒状部位の他方の開口部を塞ぐような円板状に形成されている。また、本体部23の円板状の部位と蓋部25との中央部には、円形状の貫通孔31が形成されている。
また、ハウジング3の本体部23の外周部には、ハウジング3をミッションケースに設置するためのフランジ部33が設けられている。係合部19を構成している凸部(突起)27は、本体部23の円板状の部位で貫通孔31から離れたところに設けられている。
回動体5は、外径がハウジング3の内径よりも小さい回動円筒部35と、この回動円筒部35よりも外径が小さく回動中心軸C1の延伸方向の両端部に一体で設けられている軸円筒部37とを備えて構成されている。
軸円筒部37は、回動円筒部35の軸C1の延伸方向の一端部側で回動円筒部35から突出している第1の軸円筒部37Aと、回動円筒部35の軸C1の延伸方向の他端部側で回動円筒部35から突出している第2の軸円筒部37Bとで構成されている。第1の軸円筒部37Aと第2の軸円筒部37Bとはお互いがほぼ同一形状に形成されている。また、回動円筒部35と各軸円筒部37A,37Bとの軸は、お互いが一致している。また、回動円筒部35の内径と各軸円筒部37A,37Bの内径とは、お互いが等しくなっており、これにより、軸体9が貫通する貫通孔13が回動体5に形成されている。貫通孔13の内径は、軸体9の外径とほぼ等しくなっている。
また、ハウジング3の本体部23と蓋部25とには、前述したように、各軸円筒部37A,37Bと係合する貫通孔(内径が各軸円筒部37A,37Bの外径にほぼ等しい貫通孔)31があいており、各軸円筒部37A,37Bが本体部23と蓋部25との貫通孔31に係合することよって、ハウジング3対して回動体5が回動するようになっている。
さらに、回動円筒部35の長さ(軸C1の方向の寸法)は、ハウジング3の円柱状の内部空間の長さよりも僅かに小さくなっている。
また、回動体5の回動円筒部35の外周部には、弓状の切り欠き(前述した被係合部21を構成している切り欠き)29が設けられていることにより、回動円筒部35の側面に平面状の部位39が形成されている。そして、ハウジング3の凸部(弓状の切り欠き29よりも小さい突起)27が切り欠き29内に位置することにより、回動体5がハウジング3に対して、所定の回動角度の範囲内で回動するようになっている。すなわち、ハウジング3の凸部27が回動円筒部35の側面の平面状部位39の一部に当接している状態から、ハウジング3の凸部27が回動円筒部35の側面の平面状部位39の他の一部に当接している状態にわたる所定の回動角度範囲で、回動体5が回動するようになっている。
ねじりコイルばね7の一端部は、ハウジング3に一体的に設置されており、ねじりコイルばね7の他端部が回動体5に一体的に設置されている。
ねじりコイルばね7は、巻き数が1〜4程度(より具体的には2)になっている。コイルの内径は、回動体5の回動円筒部35の外径よりも僅かに大きくなっており、コイルの外径は、ハウジング3の本体部23の内径よりも僅かに小さくなっている。
ねじりコイルばね7の一端部(ねじりコイルばね7の素線の一端部)は、円環状(トーラス状)のねじりコイルばね7の本体部の外周方向に(円環状のねじりコイルばね7の本体部の外周の所定の部位からこの部位における法線方向に)所定の長さだけ延出している。
ねじりコイルばね7の他端部(ねじりコイルばね7の素線の他端部)は、円環状のねじりコイルばね7の本体部の軸方向(コイルばね7のコイルの巻き中心の軸C1の延伸方向)に、円環状のねじりコイルばね本体部7の外周の他の所定の部位から所定の長さだけ延出している。
そして、ねじりコイルばね7の一端部が、ハウジング3の本体部23の内壁に設けられている孔41に入り込んで、ハウジング3の本体部23に固定されている。また、ねじりコイルばね7の他端部が、回動体5の回動円筒部35に設けられている孔(回動円筒部35の軸C1から離れて回動円筒部35の軸C1と平行に延びている貫通孔)43に入り込んで、回動体5に固定されている。これにより、回動体5がねじりコイルばね7で回動方向の一方向(図3に示す矢印A3bの方向)に付勢されるようになっている。
回動体5の回動円筒部35には、被係合部21を構成している切り欠き29とは異なる切り欠き45が形成されており、切り欠き45に永久磁石17が設けられている。そして、磁気センサー15で、永久磁石17の磁気を検知するようになっている。また、ハウジング3には、磁気センサー15の入出力端子47が設けられている。
ここで、角度検知装置1の組み付け手順について説明する。
まず、前記ミッションケースにハウジング3の本体部23を設置し、本体部23にねじりコイルばね7を設置する。この設置のときには、前記ミッションケースに対する軸体9の回動位置が原点位置になっており、軸体9は、この原点位置から図3に示す矢印A3aの方向にのみ回動するようになっている。
続いて、軸体9が貫通孔13を貫通するようにして、回動体5をハウジング3に設置する。この設置するときには、ねじりコイルばね7の他端部を、回動体5の孔43に挿入し、回動体5の軸円筒部37Aを、ハウジング3の本体部23の貫通孔31に適宜挿入し、軸C1を中心にして回動体5を適宜回動させ、ハウジング3の凸部27を、回動体5の切り欠き29に入り込ませ、回動体5の軸円筒部37Aを、ハウジング3の本体部23の貫通孔31に、さらに、押し込む。
続いて、ハウジング3の本体部23に蓋部25を設置する。
なお、組み付けが完了した状態から、図3に示す矢印A3aの方向に軸体9(回動体5)が回動すると図8(図3に対応する図であって、回動体5が回動した状態を示す図である)に示す状態になる。
角度検知装置1によれば、ハウジング3に設けられた係合部19と、回動体5に設けられねじりコイルばね7で付勢されることにより係合部19に係合し回動体5の原点を規定する被係合部21とを備えているので、従来の角度検知装置200のように回動体206がフリーになる状態が存在しなくなり、ストッパーの役目をはたす係合部19とねじりコイルばね7とによって、回動体5の強制的な原点出しが行われる。すなわち、従来のように車両の制御装置のソフトウェアで原点出しをする必要がなくなるので、原点出しをするためのソフトウェアが不要になり、角度検知装置1単体で回動体5の原点出しを行うことができ、回動体5(角度検知装置1)の原点出しの作業が容易になる。
また、角度検知装置1によれば、回動体5とねじりコイルばね7とをハウジング3の本体部23の内部に設置した後に、本体部23に蓋部25を設置する場合、ハウジング3に対する回動体5の回動角度が回動体5の回動角度の範囲内であるときに、本体部23に蓋部25を設置することが可能なように構成されているので、角度検知装置1が誤って組み立てられる事態を回避することができる。
また、角度検知装置1によれば、ねじりコイルばね7の他端部が回動体5の軸C1と平行にあいている孔43に嵌り込むようになっているので、ねじりコイルばね7をハウジング3の本体部23に設置した後に、回動体5を設置する作業がしやすくなる。すなわち、従来の角度検知装置200では、ねじりコイルばね202をハウジング204内に設置した後に回動体206を設置する場合、ねじりコイルばね202の他端部が回動体206で見えなくなってしまい、ねじりコイルばね202の他端部と回動体206の凹部212との位置合わせをしづらいが、角度検知装置1では、回動体5の軸C1と平行に延びて設けられている孔43にねじりコイルばね7の他端部を挿入すればよいので、ねじりコイルばね7をハウジング3の本体部23に設置した後に、回動体5を設置する作業がしやすくなる。
ところで、図9や図10で示すように、被係合部21が、凹部49で構成されていてもよい。また、ハウジング3に凹部を設けて係合部19を構成し、回動体5に凸部を設けて被係合部21を構成してもよい。
すなわち、係合部19が、ハウジング3の内壁に形成された凹部(ハウジングの内壁からハウジングの外方に凸になっている凹部)で構成されており、被係合部21が、回動体5に形成された部で構成されており、回動体5とねじりコイルばね7とをハウジング3の本体部23の内部に設置した後に、本体部23に蓋部25を設置する場合、ハウジング3に対する回動体5の回動角度が回動体5の回動回動角度範囲内であるときに、前記凸部が前記凹部内に入り込むことにより、本体部23に蓋部25を設置することが可能なように構成されていてもよい。
1 角度検知装置
3 ハウジング
5 回動体
7 付勢部材(ねじりコイルばね)
9 軸体(シャフト)
11 回動角度検知体
19 係合部
21 被係合部
23 本体部
25 蓋部
27 凸部
29 切り欠き
49 凹部

Claims (2)

  1. 体を貫通させて、前記軸体と共に回動する回動体と
    前記回動体を回転自在に支持するハウジングと
    前記回動体の前記ハウジングに対する回動角度を検知する回動角度検知体と
    前記回動体をこの回動方向の一方向に付勢する付勢部材と
    前記ハウジングに設けられた係合部と
    前記回動体に設けられ、前記付勢部材で付勢されることにより前記係合部に係合し、前記回動体の原点を規定する被係合部と
    を有し、回動する前記軸体の回動角度を検知する角度検知装置において、
    前記回動体は、前記ハウジングに対し360°よりも小さい所定の角度の範囲内で回動自在なように、前記ハウジングの内側に設置されており、
    前記ハウジングは、本体部と蓋部とを備えて構成されており、
    前記係合部は、前記ハウジングの内壁に形成された凹部で構成されており、
    前記被係合部は、前記回動体に形成された凸部で構成されており、
    前記回動体と前記付勢部材とを前記ハウジングの本体部の内側に設置した後に、前記本体部に前記蓋部を設置する場合、前記ハウジングに対する前記回動体の回動角度が前記回動体の回動角度範囲内であるときに、前記凸部が前記凹部内に入り込むことにより、前記本体部に前記蓋部を設置することが可能なように構成されていることを特徴とする角度検知装置。
  2. 請求項1に記載の角度検知装置において、
    前記付勢部材は、ねじりコイルばねで構成されており、このねじりコイルばねの一端部が前記ハウジングに設置されており、前記ねじりコイルばねの他端部が前記回動体に設置されていることを特徴とする角度検知装置。
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