JP5503164B2 - 蛍光灯型led照明管及び該照明管を装着した蛍光灯型led照明装置 - Google Patents
蛍光灯型led照明管及び該照明管を装着した蛍光灯型led照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5503164B2 JP5503164B2 JP2009056058A JP2009056058A JP5503164B2 JP 5503164 B2 JP5503164 B2 JP 5503164B2 JP 2009056058 A JP2009056058 A JP 2009056058A JP 2009056058 A JP2009056058 A JP 2009056058A JP 5503164 B2 JP5503164 B2 JP 5503164B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- heat
- lamp type
- led lighting
- lighting tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21K—NON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21K9/00—Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
- F21K9/20—Light sources comprising attachment means
- F21K9/27—Retrofit light sources for lighting devices with two fittings for each light source, e.g. for substitution of fluorescent tubes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
- F21Y2115/00—Light-generating elements of semiconductor light sources
- F21Y2115/10—Light-emitting diodes [LED]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
灯のスタータ方式がグロー1灯式、ラピッド1灯式及びラピッド2灯式のいずれのタイプ
のものであっても、従来どおりの装着が可能で、かつノイズの発生が少なく、寿命が長く
、簡易な構造で低コストの地球環境に易しいLED照明管及びこの照明管を用いた蛍光灯
型LED照明装置(以下、「LED照明装置」と略称する。)を提供することにある。
基板と、前記基板の照明方向側に実装された複数のLED素子と、該複数のLED素子の点灯制御をするLED制御回路と、前記基板及び前記LED制御回路を包囲するとともに、前記複数のLED素子の発光を外部に拡散させる筒体と、前記筒体の両端部を閉塞するとともに、前記LED制御回路を既存の蛍光灯照明管のソケットに接続可能なJIS規格の口金と、該口金と前記基板とを接続する接続具とを備え、
前記LED制御回路は、
前記複数のLED素子の一次側に定電流回路が直列に接続され、
スタータ方式がグロー1灯式またはラピッド1灯式並びにラピッド2灯式の既存蛍光灯に内蔵されている安定器の出力電圧をしきい値として、前記LED素子を前記いずれかのスタータ方式に対応すべく直列又は並列に切り替えるメカニカル型リレーを備えることを特徴とする。
前記基板に、前記LED制御回路からの発熱を系外に放熱させるためのヒートシンクを、その放熱部の少なくとも一部が前記筒体外に位置するように設けるとともに、更に、該ヒートシンクの前記放熱部に放熱を促進させるための放熱促進膜を形成させることにより、前記LED制御回路から発生する熱を系外に放熱させることを特徴とする。
記載の蛍光灯型LED照明管において、前記放熱促進膜の熱伝導率は、0.5W/m・k〜3W/m・kの範囲内のものであることを特徴とする。
灯式のいずれのタイプのものであっても、従来どおりの装着が可能で、ノイズの発生が少
なく、寿命が長い、簡易構造で低コストの地球環境に易しいLED照明管を得ることがで
きる。特に上記既存蛍光灯のスタータ方式に対応するために、既存蛍光灯の安定器の出力
電圧をしきい値としてLED素子の制御回路を自動的に並列又は直列に切替えるリレーに、メカニカル型のものを用いたので、切り替え動作が確実で、ノイズが少なく、長寿命且つ低コストのLED照明管が得られる。
2灯式のいずれの形式から成るものであっても、本発明のLED照明管に内蔵されている
メカニカル型リレーが既存蛍光灯の変圧器の出力電圧をしきい値として自動的に切り替って対応するので、ユーザはノイズの少ない、低コストで利便性の非常に高いLED照明装置を得ることができる。
に記載のLED照明管の効果に加え、ヒートシンクの放熱促進膜の熱伝導率が、0.5W/m・k〜3W/m・kの範囲内のものであるので、LED素子及びその制御回路からの発熱を確実に系外に放熱させることができる。
<LED照明管及びLED照明装置の基本構成>
図1は、本発明に係るLED照明装置70の全体斜視図である。図2は、図1中のLED照明管50の全体斜視図、図3は、図2中のLED照明管50の分解斜視図、図4は図2のLED照明管50を平面S位置で切断した横断面図である。
1灯式又はラピッド2灯式のタイプのもので、LED照明管50の長手方向に長い直方体
状の筐体61と、筐体61の両端部の下面において、図示しない端子孔を互いに対向させ
て設けた左右二対のソケット62とで構成されている。
に設けられた複数のLED素子ユニット1A〜2C(図5参照)と、これらLED素子ユニ
ット1A〜2CのLED制御回路20と、上部にスリット5a(図3参照)を有する直管状の筒体5と、その両端部に位置する口金6と、筒体5と口金6間に位置し、両部材を接続する接続具7と、基板3の上部に位置するヒートシンク8とで構成されている。
EDの他、2色以上のLEDによる混合色を利用するマルチチップ方式の白色又は有色L
EDであっても良い。本実施例では、詳細は後述するがLED素子ユニット1A〜2Cは
、白色LEDを基板3の裏面の長手に沿って隣接間隔Lで2列(図4参照)で複数個を配列している。
<LED制御回路>
次に、図5、図6を参照して、上記基板3の裏面に形成されているLED制御回路20について説明する。
制御回路20であり、この回路全体が図3で説明した基板3の長手方向に沿って実装され
ている。そして、この二点鎖線枠上部の両側に位置する符号6a及び62は、それぞれ、
図3で説明した本体側のピン状端子6aと、筐体61内部に設けられている安定器63の端子62である。
<LED照明管の作用及び効果>
次に、本発明のLED照明管50の作用を説明する。
本実施例で説明した上記LED素子ユニット1A〜2C及びそのLED制御回路20は一例であり、その他種々の変形例とすることもできる。
記放熱促進膜103を塗布して第1の高効率放熱ヒートシンク100とした、本発明に係るLED照明管50の別実施例である。
図7(a)は、第1の高効率放熱ヒートシンク100の正面を模式的に表した正面図、
図7(b)は、側面図、図7(c)は、図7(a)に示されている放熱フィン102の部
分拡大図、図7(d)は、その放熱メカニズムの模式図である。
[第2の高効率放熱ヒートシンク]
図8は、第2の高効率放熱ヒートシンク200の構成例を模式的に示す図である。なお、放熱促進膜以外の構成は、実施例1のLED照明管と同じであり、以下の説明は実施例2と異なっている部分のみ説明する。
近から系外に放熱される様子を模式的に示している。
<放熱促進膜>
次に、第1の高効率放熱ヒートシンク100及び第2の高効率放熱ヒートシンク200が備える放熱促進膜103について、詳しく説明する。
[絶縁放熱膜塗料A]
絶縁放熱膜塗料Aは、アルコキシド化合物の加水分解反応とシラノール脱水縮合反応により生成されるバインダーを用いる。バインダーはまずアルコキシド化合物の加水分解によりシラノール基が生成され、その後シラノール脱水縮合反応が進んでSi−Oネットワークが形成されて行く。このシラノール脱水縮合の進展により形成されるSi−Oネットワーク及び残存するシラノール基により構成される被膜により熱伝導性と放熱性と絶縁性とが発揮される。また、顔料が高効率熱放射性物質を含んでおり顔料による放熱性も発揮される。
次に、バインダーの組成の例について述べる。
熱伝導・放熱性塗布膜用塗料A(第1の熱伝導・放熱性塗布膜用塗料A)のバインダー組成は、アルコキシド化合物からなるバインダーとして、テトラアルコキシシランとトリアルコキシシランを所定割合で混合したものとなっている。
次に、放熱促進膜103が、絶縁性と熱伝導性と放熱性を兼ね備えたものとなっていることを説明する。
付着性実験に用いた熱伝導・放熱性塗布膜用塗料のバインダー組成
実験に用いた熱伝導・放熱性塗布膜用塗料のバインダー組成は、4官能基を備えたテトラアルコキシシランとしてモメンティブマテリアル社製のテトラメトキシシランを用いた。また、3官能基を備えたバインダーのトリアルコキシシランとしてモメンティブマテリアル社製のトリメチルメトキシシランを用いた。また、2官能基を備えたジメトキシシランとしてモメンティブマテリアル社製のジメチルメトキシシランを用いた。テトラメトキシシラン、トリメチルメトキシシラン、ジメチルメトキシシランの配合を変えてそれぞれ製作した。
ブラスト処理を行ったアルミプレートを用いた。
−付着性実験の手法
付着性実験は、JIS−K5600−5−6の手法により碁盤目テストを行った。実験は3回行った。ブラスト処理を行ったアルミプレートに対する付着実験結果を[表2]に示す。
放熱促進膜103において、高い熱伝導率が得られていることを確認した。
−熱伝導試験に用いた絶縁放熱塗料のバインダー組成
絶縁放熱塗料のバインダー組成は、付着性実験に用いた絶縁放熱塗料のバインダー組成と同じものとした。
−放熱促進膜103を形成する基板3
アルミブラスト処理を行ったアルミプレート(150mm×75mm×1.0mm)を用いた。
−熱伝導性試験の手法
アルミプレートの半分に放熱促進膜103を形成し、残り半分は放熱促進膜103は形成せずアルミプレートが剥き出しのままとする。アルミプレートの裏面から加熱し、アルミプレートの表面の温度分布を測定した。
熱伝導・放熱性塗布膜では、Si−Oネットワークが膜全体を全通しているので熱伝導
率が高く、ポーラス構造にかかわらずコージライト、アルミナ、シリカ、ジルコニアとい
う無機鉱物である無機顔料が含まれて固化されているので熱伝導率が高い。実際に熱伝導・放熱性塗布膜2の試料片を用いて熱伝導率を計測したところ、2W/m・K以上の熱伝導率が得られていた。
次に、放熱膜としての機能、つまり、発熱体から受けた熱エネルギーの遠赤外線エネルギーへの変換効率について検証する。本発明の熱伝導・放熱性塗布膜用塗料において、含有されている顔料は形成した膜において遠赤外線放射機能を与えるものである。それゆえに顔料の配合が重要である。
次に、顔料について説明する。
次に、絶縁膜としての機能、つまり、モーターコイル体10とモーターシャーシ30及び電子素子部品40との絶縁性について検証する。
[耐熱性試験]
熱伝導・放熱性塗布膜を800℃に熱し、水で急冷却するという処理を繰り返して、クラックが入るか否かを試験した。
熱伝導・放熱性塗布膜の耐摩耗性を調べるために熱伝導・放熱性塗布膜を用いて表面硬度テストも行った。
本発明の熱伝導・放熱性塗布膜の耐腐食性も調べるために熱伝導・放熱性塗布膜を用いて塩水噴霧試験と水浸試験も行った。
[熱伝導・放熱性塗布膜用塗料B]
放熱促進膜103は、熱伝導・放熱性塗布膜用塗料Bの顔料において、着色顔料として酸化チタンを含有させるとともに、酸化チタン粒子の周囲に遠赤外線放射性物質の顔料をコーティングせしめたことを特徴とするものである。
[熱伝導・放熱性塗布膜用塗料C]
この熱伝導・放熱性塗布膜用Cの塗料は、遠赤外線放射顔料として、スペクトル波長領域において高温領域から低温領域まで効率良い変換を得るため、低温領域にて放射能率が高い第1の遠赤外線顔料に加え、特に高温領域にて放射能率が高い第2の遠赤外線顔料を添加したものである。
<点灯試験>
[試験目的]
LED蛍光灯具の拡散、放熱効果を確認するため、上記放熱促進膜を塗布した本発明のLED蛍光灯具を試作し、既存の蛍光灯との点灯試験を行った。
なお、両蛍光灯の条件と点灯試験条件は次の通りである。
(寸法:直径32.5mm、長さ1200mm、明るさ:40W)
・供試LED蛍光灯具
アルミ基板、
ヒートシンク(寸法:直径28.5mm、長さ1197mm、明るさ:24W)
塗布膜条件(材質:無機放熱コート剤、塗布厚さ20〜30μ)
・点灯試験条件
注1:既存蛍光灯は、室内灯を午前9時より点灯開始し、連続点灯の後、15時30分に点灯中の室内灯の温度を横河電機株式会社製「データーロガー(型式:XL1000)」温度計で測定した。
[測定結果]
次の表12は、両蛍光灯の温度上昇を点灯時間の経過と共に測定したものである。
ヒートシンク放射部の全面積600cm2、出力24W
測定結果
外気温の上昇6.0℃(16.4℃→22.4℃)に伴い、両蛍光灯の口金先端部の表面温度もほぼ同程度上昇しているが、本発明のLED照明管は、同時点灯の従来の蛍光灯と比較しても温度が低い。
添付データの通り、現状では十分放熱効果が出ているのでLED素子ユニットへの熱負荷は少なく余裕がある。
2A〜2C・・・LED素子ユニット
3・・・基板
5・・・筒体
6・・・口金
7・・・接続具
8・・・ヒーシンク
12、13・・・励磁コイル
21〜24・・・リレー
20・・・LED制御回路
50・・・蛍光灯型LED照明管(本発明)
60・・・既存の蛍光灯本体
63・・・安定器
70・・・蛍光灯型LED照明装置(本発明)
103・・・放熱促進膜
P・・・商用電源
Claims (13)
- スタータ方式がグロー1灯式、ラピッド1灯式及びラピッド2灯式のうちのいずれかの方式の既存の蛍光灯照明管のソケットにそのまま装着可能な蛍光灯型LED照明管であって、
基板と、前記基板の照明方向側に実装された複数のLED素子と、該複数のLED素子の点灯制御をするLED制御回路と、前記基板及び前記LED制御回路を包囲するとともに、前記複数のLED素子の発光を外部に拡散させる筒体と、前記筒体の両端部を閉塞するとともに、前記LED制御回路を既存の蛍光灯照明管のソケットに接続可能なJIS規格の口金と、該口金と前記基板とを接続する接続具とを備え、
前記LED制御回路は、
前記複数のLED素子の一次側に定電流回路が直列に接続され、
スタータ方式がグロー1灯式またはラピッド1灯式並びにラピッド2灯式の既存蛍光灯に内蔵されている安定器の出力電圧をしきい値として、前記LED素子を前記いずれかのスタータ方式に対応すべく直列又は並列に切り替えるメカニカル型リレーを備えることを特徴とする蛍光灯型LED照明管。 - 請求項1に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記LED制御回路は、該LED制御回路のスタータ方式が、グロー1灯式またはラピ
ッド1灯式に内蔵されている安定器の出力が交流200Vの電圧の商用電源が入力されて
いる場合はメカニカル型リレーによって複数のLED素子が直列接続され、
一方、スタータ方式が、ラピッド2灯式に内蔵されている安定器の出力が交流290V
の電圧の商用電源が印加された場合は、前記メカニカル型リレーを切り替え、一列当り145Vの電圧で前記直列接続されたLEDの一部を並列回路に切り替えて動作するように構成したことを特徴とする蛍光灯型LED照明管。 - 請求項1または2に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記筒体及び接続具は、該接続具側に係止部を、前記口金側に被係止部を設けることに
より、接続具の両端部が口金に内挿された状態で管軸周りに所定角度(θ)の範囲内で回動
可能であることを特徴とする蛍光灯型LED照明管。 - 請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の蛍光灯型LED照明管と、
スタータ方式が、既存のグロースタート式蛍光灯器具本体又は既存のラピッドスタート
式蛍光灯器具本体と、から成ることを特徴とする蛍光灯型LED照明装置。 - 請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記基板に、前記LED制御回路からの発熱を系外に放熱させるためのヒートシンクを
、その放熱部の少なくとも一部が前記筒体外に位置するように設けるとともに、
更に、該ヒートシンクの前記放熱部に放熱を促進させるための放熱促進膜を形成させる
ことにより、前記LED制御回路から発生した熱を系外に放熱させることを特徴とする蛍
光灯型LED照明管。 - 請求項5に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記放熱促進膜は、アルコキシド化合物の加水分解反応とシラノール脱水縮合反応によ
り生成されるバインダーと、遠赤外線放射性物質の顔料と、溶媒とを備えた無機塗料を塗
布・乾燥することにより形成された塗布膜であって、
前記アルコキシド化合物の加水分解後、シラノール脱水縮合の進展により形成されるS
i−Oネットワーク及び残存するシラノール基により構成される被膜により前記熱伝導性
と前記放熱性と前記絶縁性とを発揮せしめたものであり、
前記ヒートシンクの放熱部の放熱面積は、少なくとも15cm2/Wを有することを特徴
とする蛍光灯型LED照明管。 - 請求項5または6に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記アルコキシド化合物の加水分解反応とシラノール脱水縮合反応により生成されるバ
インダーとして、テトラアルコキシシランに対してトリアルコキシシランを、テトラアル
コキシシラン:トリアルコキシシランが5対5から0対10の割合で配合することにより
、前記アルコキシド化合物の加水分解後のシラノール脱水縮合により生じる塗料中に存在
するSi−Oネットワーク素材の形成進行の制御とシラノール基の残存量の制御を行う素
材を塗布したヒートシンクを備えることを特徴とする蛍光灯型LED照明管。 - 請求項5〜7のうちのいずれか1項に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記アルコキシド化合物の加水分解反応とシラノール脱水縮合反応により生成されるバ
インダーとして、テトラアルコキシシランに対してトリアルコキシシランとジアルコキシ
シランを、テトラアルコキシシラン:トリアルコキシシラン:ジアルコキシシランが4.
5対4.5対1から1.8対7.2対1の割合で配合し、前記アルコキシド化合物の加水分
解後のシラノール脱水縮合により生じる塗料中に存在するSi−Oネットワーク素材の形
成進行の制御とシラノール基の残存量の制御を行う素材を塗布したヒートシンクを備える
ことを特徴とする蛍光灯型LED照明管。 - 請求項5〜8のうちのいずれか1項に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記顔料が、シリカ(SiO2)、マグネシア(MgO2)、コージライトとシリカ(
SiO2)、コージライトとアルミナ(Al2O3)、コージライトとシリカ(SiO2
)及びアルミナ(Al2O3)の化合物のいずれかを含む第1の顔料を備えたことを特徴
とする蛍光灯型LED照明管。 - 請求項5〜9のうちのいずれか1項に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記顔料が、前記第1の顔料に加え、酸化鉄(FeO、Fe2O3、Fe3O4)、二酸
化マンガン(MnO2)、酸化コバルト(CoO)、三酸化コバルト(Co2O3)、酸
化銅(I)(Cu2O)、酸化銅(II)(CuO)、酸化ニッケル(NiO)、酸化ジル
コニウム(ZrO2)またはそれらの化合物のいずれかを含む第2の顔料、または、前記
第1および第2の顔料に、第3の顔料であるカーボン(C)を備えたことを特徴とする蛍
光灯型LED照明管。 - 請求項5〜10のうちのいずれか1項に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記溶媒が、沸点が常温より高い温度のアルコール類であり、
前記熱伝導・放熱性塗布膜形成の際に前記溶媒を揮発させることによりポーラス構造を
形成せしめることを特徴とする蛍光灯型LED照明管。 - 請求項5〜11のうちのうちのいずれか1項に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記基板は、アルミニューム若しくは銅又はこれらを含む合金からなることを特徴とす
る蛍光灯型LED照明管。 - 請求項5〜12のうちのいずれか1項に記載の蛍光灯型LED照明管において、
前記放熱促進膜の熱伝導率は、0.5W/m・k〜3W/m・kの範囲内のものであることを特徴とする蛍光灯型LED照明管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009056058A JP5503164B2 (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 蛍光灯型led照明管及び該照明管を装着した蛍光灯型led照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009056058A JP5503164B2 (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 蛍光灯型led照明管及び該照明管を装着した蛍光灯型led照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010212043A JP2010212043A (ja) | 2010-09-24 |
JP5503164B2 true JP5503164B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=42972001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009056058A Expired - Fee Related JP5503164B2 (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 蛍光灯型led照明管及び該照明管を装着した蛍光灯型led照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5503164B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023161116A1 (en) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | Signify Holding B.V. | Dual tapped l2 supply configuration for tled lamps |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9318860B2 (en) * | 2010-03-23 | 2016-04-19 | Panasonic Corporation | Light source, lamp socket and illumination device using the lamp socket |
JP5402900B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2014-01-29 | 豊田合成株式会社 | 直管蛍光灯型led照明装置 |
CN102338316A (zh) * | 2011-09-26 | 2012-02-01 | 腾达科技发展有限公司 | Led灯具及其led灯管 |
CN102401256A (zh) * | 2011-09-30 | 2012-04-04 | 宁波市柯玛士太阳能科技有限公司 | 一种led日光灯 |
WO2013049969A1 (zh) * | 2011-10-07 | 2013-04-11 | Meng Yifan | 适应高速自动化组装的led日光灯 |
KR101338899B1 (ko) * | 2012-01-06 | 2013-12-10 | 한국산업기술대학교산학협력단 | 엘이디 조명 장치 |
JP5296236B2 (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-25 | エヌズエンタープライズ株式会社 | Led蛍光照明装置 |
KR101165381B1 (ko) * | 2012-04-25 | 2012-07-12 | (주)힌지코리아 | 형광등식 엘이디 램프 |
CN102711329B (zh) * | 2012-05-31 | 2014-07-09 | 宁波福泰电器有限公司 | 自适应led日光灯 |
KR200470540Y1 (ko) * | 2012-06-19 | 2013-12-23 | 이석순 | Led 인테리어 조명등 |
JP5763025B2 (ja) * | 2012-09-14 | 2015-08-12 | 三菱電機照明株式会社 | 照明ランプ |
JP2014141626A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-08-07 | Konica Minolta Inc | 塗布液、反射膜、反射シート、太陽電池モジュール、led照明装置および実装用基板 |
JP6210449B2 (ja) * | 2013-04-12 | 2017-10-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明装置 |
CN105143370A (zh) * | 2013-04-26 | 2015-12-09 | 捷恩智株式会社 | 水性涂料、散热构件、金属组件、电子装置 |
JP6353675B2 (ja) * | 2014-03-24 | 2018-07-04 | アイリスオーヤマ株式会社 | Led照明器具及びled照明装置 |
CN104507208B (zh) * | 2014-11-26 | 2017-05-24 | 绍兴嘉恒创能电子科技有限公司 | 兼容传统日光灯管和led灯管的电流自动调节输出方法及电子镇流器 |
CN114315324A (zh) * | 2020-10-09 | 2022-04-12 | 上海三思电子工程有限公司 | 一种led灯散热体及其制备方法和用途 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3563731B2 (ja) * | 2001-07-25 | 2004-09-08 | 株式会社神戸製鋼所 | 放熱性及び導電性に優れた電子機器部材用塗装体 |
JP2004119422A (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-15 | Pioneer Electronic Corp | 発光素子駆動回路 |
JP2004335426A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Shingo Kizai Kk | 蛍光灯兌換型発光ダイオード灯 |
EP1740644A1 (en) * | 2004-04-13 | 2007-01-10 | University College Cork-National University of Ireland, Cork | A process for preparing mesoporous materials |
JP4037857B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2008-01-23 | 有限会社タック リサーチ | Led照光装置 |
JP2007173548A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Rohm Co Ltd | 発光装置及び照明器具 |
JP2007280739A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Royal Lighting Co Ltd | 照明用ledラインランプ |
JP3965419B1 (ja) * | 2006-08-23 | 2007-08-29 | 株式会社モモ・アライアンス | 照明装置 |
JP4994101B2 (ja) * | 2007-05-01 | 2012-08-08 | シャープ株式会社 | Led照明灯及び該led照明灯を用いた灯器具 |
JP5142620B2 (ja) * | 2007-08-06 | 2013-02-13 | シャープ株式会社 | 照明装置 |
JP2008304090A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Sakata Takashi | 液体加熱装置 |
JP2008303263A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Teijin Ltd | 熱伝導性塗料 |
JP2009042302A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Sony Corp | 面状光源装置及び液晶表示装置組立体 |
-
2009
- 2009-03-10 JP JP2009056058A patent/JP5503164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023161116A1 (en) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | Signify Holding B.V. | Dual tapped l2 supply configuration for tled lamps |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010212043A (ja) | 2010-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5503164B2 (ja) | 蛍光灯型led照明管及び該照明管を装着した蛍光灯型led照明装置 | |
EP3623691B1 (en) | Lamp light source assembly, illumination assembly, and illumination lamp for road illumination | |
JP2009152536A (ja) | 高効率放熱電子機器基板およびそれを含んだ電子制御機器、コンピュータシステム、家庭電化製品および産業機器製品 | |
US20110170302A1 (en) | Illumination apparatus with a heat sink | |
CN102695910A (zh) | 照明装置 | |
US8686557B2 (en) | Illumination device comprising a light-emitting diode | |
KR20100096005A (ko) | 광원 장치 | |
EP2376834A1 (en) | Led lamp system | |
JP2009152537A (ja) | 高効率放熱ヒートシンクおよびそれを用いた産業機器、電子機器、コンピューター製品および自動車 | |
CN102588755A (zh) | 一种led球泡灯 | |
TWI452226B (zh) | 具有暖白光、特別是火焰般白光之改型led燈 | |
KR20100096004A (ko) | 광원 장치 | |
CN201416791Y (zh) | 发光二极管灯泡 | |
TWM412318U (en) | The lighting features | |
JP2009150636A (ja) | 高効率熱交換器およびそれを含んだ空気調和装置 | |
CN101832487A (zh) | Led多晶集成照明单元 | |
CN212840770U (zh) | 一种led照明设备 | |
CN209278891U (zh) | 可携式led防爆灯 | |
CN102518956B (zh) | 发光源封装体 | |
CN207486694U (zh) | Led双光透镜 | |
CN207893433U (zh) | 一种灯具 | |
CN206786378U (zh) | 一种超高功率led灯的散热结构 | |
CN109595491A (zh) | 一种感应式自散热led灯 | |
CN207740816U (zh) | 灯具 | |
CN216480313U (zh) | 一种包括多层扁平导线的led灯板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130705 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130716 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5503164 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |