JP4037857B2 - Led照光装置 - Google Patents

Led照光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4037857B2
JP4037857B2 JP2004282320A JP2004282320A JP4037857B2 JP 4037857 B2 JP4037857 B2 JP 4037857B2 JP 2004282320 A JP2004282320 A JP 2004282320A JP 2004282320 A JP2004282320 A JP 2004282320A JP 4037857 B2 JP4037857 B2 JP 4037857B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal pair
circuit
emitting element
light emitting
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004282320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006100036A (ja
Inventor
保夫 吉澤
元 三村
匠 吉澤
穣 吉澤
慧 吉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Jitsugyo Co Ltd
Original Assignee
Ebara Jitsugyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Jitsugyo Co Ltd filed Critical Ebara Jitsugyo Co Ltd
Priority to JP2004282320A priority Critical patent/JP4037857B2/ja
Publication of JP2006100036A publication Critical patent/JP2006100036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4037857B2 publication Critical patent/JP4037857B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

この発明は、LED等の固体発光素子を用いた照光装置に関する。とくに、現在広く普及している既存の蛍光灯器具に対する取付互換性を持った、LED照明管に関する。
一般に、蛍光灯は、内面に蛍光体を塗布した円筒状のガラス管の内部に水銀蒸気と不活性ガスを封入し、内面両端に電極(ヒータ)を設け、この電極に接続する端子をガラス管の両端に突設した構成を持っている。この蛍光灯は、蛍光灯の始動に必要な交流電圧を与えるとともに点灯に適した電流を流す安定器と、点灯スタート時の電圧を上げるグローランプを備えた器具に取り付けるようになっている。
ところで、蛍光灯は、LEDなどの固体発光素子に比べれば寿命が短く消費電力も大きい。また、蛍光灯はガラス管で構成されているので衝撃に弱く、取り扱いを誤った場合に破裂する危険があり、また得られる光の色彩(あるいは色温度)も限られている。
LEDは発光素子として広く用いられ、様々な用途で用いられている。近年、消費電力が少なく、寿命、耐久性に優れ、しかも各種の色(赤、緑、青、白など)を発光させることができる高輝度LEDが多くの分野で使用され、このLEDを多数取り付けた照明装置(照光装置)も提案されている。
具体例を挙げると、蛍光灯器具に接続できる機構を有しLEDおよび商用電源によってLEDを点灯する回路を内蔵し蛍光灯器具に装着することによってLEDを点灯し投光する投光器がある(特許文献1)。この投光器では、複数のLEDが直列接続されて用いられている(文献1の図2参照)。
あるいは、蛍光管と同様に既設の蛍光灯器具に簡単に取り付けられる蛍光灯型LED照明装置がある(特許文献2)。このLED照明装置は、透明な円筒パイプと、このパイプ内に設けた支持板と、この支持板両端に設けられ蛍光灯器具のソケットに嵌合する端子と、この端子に接続され支持板の上面に設けられたAC/DC変換器と、この変換器に接続され支持板の底面に設けられた複数のLEDと、これらLEDそれぞれに給電され電圧を調整する電圧制御部とで構成されている。この照明装置では、各LEDに供給する電圧を電圧制御部で2.8V〜1.99Vに調整している(文献2の段落00013、0019、0020参照)。
あるいは、既存の電球用ソケットや蛍光灯用ソケットに直接的に装着可能なLED照明装置がある(特許文献3)。このLED照明装置は、LEDを光源とする発光部と、AC用一般電球が装着される電球用ソケットに装着可能であってLEDと電気的に接続された口金と、AC給電された場合に生成したDC電圧を電球用ソケットおよび口金を介してLEDに印加する電源部を備えている。この照明装置では、複数のLEDが並列接続されて用いられている(文献3の図4、図6参照)。
実開平6−54103号公報 特開2001−351402号公報 特開2001−52504号公報
文献1〜文献3に開示されるようなLEDを用いた投光器あるいは照明装置は、耐久性に優れているが、LEDを取り付ける灯具および/またはLEDに合わせて、AC/DC変換器、トランスおよび制御装置などの付帯機器を個別に接続しなければならず、設備費が高くなりがちで施工作業も面倒である。
また既存の蛍光灯器具に対する取付互換性を保証するにあたっては、蛍光管を前後左右逆挿入しても安全に点灯することが前提条件としてあり、この条件を満たすことは必須である。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、その目的の1つは、既存の蛍光灯器具にそのまま装着して使用可能な、LED等の発光素子を用いた照光装置を提供することである。
この発明の一実施の形態に係る照光装置(蛍光灯互換のLED蛍光管)は、両端部それぞれに、周囲から電気的に絶縁された第1の端子対(A1/A2)および第2の端子対(B1/B2)を備えた棒状体(10)を本体として持つ。この棒状体(10)内部には、複数の直列固体発光素子(LED)により構成される発光素子アレイ(150)が取り付けられる。この発光素子アレイ(150)の両端(アノード側とカソード側)は、前記第1の端子対(A1/A2)および第2の端子対(B1/B2)にそれぞれへ直接的または間接的に接続される。
ここで、前記第1の端子対(A1/A2)および第2の端子対(B1/B2)のうちの一方端子対(A1/A2)と前記発光素子アレイ(150)の一端(アノード側)との間には、ダイオードオア回路(110)が挿入される。このダイオードオア回路(110)は、一方電極同士(例えばカソード同士)が結ばれた2個のダイオード(111、112)により構成できる。この場合、一方ダイオード(111)の他方電極(アノード)は前記一方端子対(A1/A2)の一端(A1)に接続され、他方ダイオード(112)の他方電極(アノード)は前記一方端子対(A1/A2)の他端(A2)に接続され、これらダイオードの一方電極(カソード)が前記発光素子アレイ(150)の一端(アノード側)へ直接的あるいは間接的(定電流回路を介するときは間接的)に接続される。
このような回路構成とすると、前記一方端子対(A1/A2)の一端(A1)または前記一方端子対(A1/A2)の他端(A2)を通過する電流は通すが(OR機能または論理和機能)、前記一方端子対(A1/A2)の一端(A1)から前記一方端子対(A1/A2)の他端(A2)への電流は通さず(逆流防止機能)、かつ前記一方端子対(A1/A2)の他端(A2)から前記一方端子対(A1/A2)の一端(A1)への電流を通さない(逆流防止機能)ようにできる(つまり、ダイオードオア回路(110)は、論理和機能と逆流防止機能とダイオード本来の整流機能を兼務することができる)。
前記第1の端子対(A1/A2)および第2の端子対(B1/B2)のうちの他方(B1/B2)と前記ダイオードオア回路(110)との間には、平滑用キャパシタ(120)が挿入される。このキャパシタ(120)は、前記第1の端子対(A1/A2)および第2の端子対(B1/B2)の間に印加される交流入力を前記ダイオードオア回路(110)で整流した直流によりチャージされる。このキャパシタ(120)にチャージされた直流が前記発光素子アレイ(150)に加わり、発光素子アレイ内の発光素子が発光する。
このように構成された照光装置において、前記第1の端子対(A1/A2)および前記第2の端子対(B1/B2)は、所定の(既存の)蛍光灯器具のソケット(20、22)に対して、前記棒状体左右両端部のいずれの方向から装着しても嵌合する寸法を持つ。そのため、前記棒状体(10)は所定の(既存の)蛍光灯器具に左右何れの方向からも装着できるが、棒状体内部の電気回路(平滑キャパシタ、発光素子アレイなど)には前記ダイオードOR回路により常に所定の極性の直流が印加されるから、平滑用キャパシタが逆電圧でパンクしたり、発光素子アレイが逆電圧で発光しない(最悪破壊)といった事故は起きない。
この発明の実施によれば、従来の蛍光灯照明装置にそのままトラブルなく装着できる、蛍光灯互換性を持った照光装置を提供できる。別の言い方をすれば、既存の蛍光管取付装置に前後左右いずれの方向でも取付装着可能で、逆接続でも安全に点灯する照光装置を提供できる。
図1は、既存の蛍光灯器具(従来の蛍光灯照明器具)の構成例を説明する図である。商用交流電源(AC100V)の一方ラインL1は蛍光灯器具の左側ソケットの端子C1に接続される。また、AC100Vの他方ラインL2は、スイッチ30および安定器32を介して、蛍光灯器具の右側ソケットの端子D1に接続される。また、蛍光灯器具の左側ソケットの端子C2および右側ソケットの端子D2には、グローランプ34が接続される。左右ソケットの一対端子C1/C2およびD1/D2は、同一形状および同一サイズを持っている。(なお、蛍光灯器具によっては、グローランプ34は端子C1〜D1間に接続され、端子C2〜D2がAC100V側に配線される場合もある。)
このような構成の蛍光灯器具に、左右に一対の端子A1/A2およびB1/B2を持った棒状の通常蛍光管10pが装着される。なお、蛍光管10pの左右一対の端子A1/A2およびB1/B2は対称の形状寸法を持つため、図示のように端子C1−A1、C2−A2、D1−B1、D2−B2のように装着できるほか、C1−A2、C2−A1、D1−B2、D2−B1のようにも、あるいはC1−B2、C2−B1、D1−A2、D2−A1のようにも装着できる。つまり、一般ユーザが蛍光管10pを蛍光灯器具に装着するときは、端子の向きを考慮せずに装着する。
図1の構成では、蛍光管10pがどのような向きに蛍光灯器具に装着されていても、スイッチ30が閉じられると、グローランプ34がオンして蛍光管10p内部のヒータが一時通電され、内部封入水銀が十分気化した頃にグローランプ34がオフして安定器32から高圧パルスが発生される。この高圧により端子A1/A2および端子B1/B2の間で放電がスタートし、蛍光管10pは発光する。発光後は安定器32からの高圧がなくなっても、通常のAC100Vで放電が維持され、発光を続ける。
図1のような構成の既存蛍光灯器具は「端子の向きを考慮せずに蛍光管を蛍光灯器具に装着できる」ことと、「発光スタート時に安定器から高圧パルスが発生する」ことを、必須の特徴として備えている。そこで、既存の蛍光灯と互換性を持たせたLED照明管を提供するにあたっては、「端子の向きを考慮せずに蛍光管を蛍光灯器具に装着」してもトラブルなく使用でき、かつ「安定器から発生する高圧パルス」によりダメージを受けないことが必要条件となる。以下、この必要条件を備えた、この発明の実施の形態を説明する。
図2は、図1の蛍光灯器具に装着可能であって、この発明の一実施の形態に係る蛍光灯互換LED照明管10(照光装置)の内部回路構成例を説明する図である。既存の蛍光灯器具の例えば左側ソケット端子C1に嵌合するLED照明管10の端子A1にはダイオード111のアノードが接続される。この蛍光灯器具の左側ソケット端子C2に嵌合するLED照明管10の端子A2にはダイオード112のアノードが接続される。これらのダイオード111、112のカソードは互いに接続され、接続されたカソードは平滑用キャパシタ(有極性電解コンデンサ)120の+端子に接続される。このキャパシタ120の−端子はLED照明管10の端子B1およびB2に接続される(端子B1および端子B2は結線される)。
端子A1と端子B1の間には、抵抗およびキャパシタの直列回路からなる高電圧パルス吸収回路(逆電圧保護回路)131が接続される。また、端子A2と端子B2の間には、抵抗およびキャパシタの直列回路からなる高電圧パルス吸収回路(逆電圧保護回路)132が接続される。
平滑用キャパシタ120の+端子は定電流制御回路/点灯制御回路140を介してLEDアレイ150のアノード側に接続され、LEDアレイ150のカソード側は平滑用キャパシタ120の−端子に接続される。この接続状態を抽出して示すのが図3である。なお、定電流回路は、簡単に構成したいときは、固定抵抗器だけでも構成できる。
以上の回路構成において、端子A1/A2にアノードが接続されカソード同士が接続されたダイオード111、112は、ダイオードOR回路110を構成している。また、結線された端子B1/B2は、ワイヤードOR回路160を構成している。
図2または図3の構成において、個々のLEDの順方向電圧を仮に3V前後とした場合、例えば30〜40個のLEDを直列接続することで、LEDアレイ150を構成することができる。また、各LEDの順方向電流が仮に100mA(最大輝度)〜3mA(最小輝度)〜0mA(消灯)とした場合、定電流制御回路/点灯制御回路140の電流制御は、例えば100mA(最大輝度)〜3mA(最小輝度)の間で行なわれ、その点灯制御は動作電流(100mA〜3mA)と消灯(実質0mA)との間で行われる。この例では、1個のLEDの最大輝度における消費電力は約300mWとなる。このLEDが30個用いられるとすれば、1つのLEDアレイ150でおよそ9Wの電力消費となる。ダイオード111、112および制御回路140でのパワーロスを3Wと見積もれば、LED照明管10は全体で12Wの電力を消費する。使用するLEDの性能にもよるが、最近の高輝度白色LEDを用いれば、これで十分に従来蛍光灯と置換使用可能な明るさが得られる。また、同じ明るさの照明器具として比較すれば、LEDアレイは蛍光灯より発光効率が良いので、実使用中の動作電流は既存蛍光灯より小さい。そのため安定器32に流れる電流も小さくなり、安定器32の発熱もうなり音も小さくなる。
なお、LEDアレイ150を構成するLEDは直列接続であるため、LEDを何個使用しても動作電流は同じでよい(トータルの動作電圧が直列LED数により変わる)。つまり、直列LEDを何個使用しても制御回路140は1個でよく、またその制御電流も直列使用LEDの個数によらず同じ(上記例では制御電流は最大100mA)である。そのため、直列LEDの使用個数増大に応じて制御回路140の取り扱い可能電流容量を増やす必要はない。むしろ、平滑キャパシタ120の両端電圧が同じなら、直列LEDの数が増えてLEDアレイ150での電圧降下が増えれば相対的に制御回路140に印加される電圧は下がるため、制御回路140が動作できる最小電圧さえ確保できれば、制御回路140におけるパワーロス(発熱)は下がる。逆に、直列LEDの必要個数が少なくLEDアレイ150での電圧降下が小さくなって相対的に制御回路140に印加される電圧が高くなるようであれば、平滑キャパシタ120の静電容量を小さくし(例えば220μF〜470μF160Vのケミコンを47μF〜100μF160Vのケミコンに替えるなど)、AC100Vをダイオード111または112で半波整流した後に得られるキャパシタ120の両端直流電圧の平均値を小さくすればよい。この場合キャパシタ120の両端電圧のリプル(50Hz〜60Hz)は増えるが、制御回路140の定電流特性により、LEDアレイ150に流す電流にこのリプルは混入しない。
図4は、図1の蛍光灯器具に装着可能であって、この発明の一実施の形態に係る蛍光灯互換LED照明管10の外観・構造(例1)を説明する図である。LED照明管10は、従来の蛍光管と異なり内部にガスを封入する必要がないことから、気密構造は不要である。そのため蛍光管本体の材料および構造上の制約が小さく、形状の自由度が高い。ここでは、円筒パイプを縦に半分に割ったような構成のアルミニウム押し出し材(あるいはアルミニウム板をプレス加工したもの)で本体10aを作っている。そして、本体10aの内面に反射部10xを設け、その底面側の一部にプレス加工等で平坦部10yを設けている(押し出し成型時に平坦部10yを同時形成してもよい)。この平坦部10yに、適宜絶縁シート(図示しないプラスチックフィルムあるいはシリコンゴムシートなど)を介して、基板100を密着させるようにしている。この基板100には、動作時に発熱するLEDアレイ150および周辺回路(制御回路140など)が組み込まれる。このLEDアレイ150等からの発熱は、基板100および絶縁シートを介して、本体10aの平坦部10yへ放熱される。なお、基板100に隣接して適宜設けられるオプション基板200については、図11等を参照して後述する。
本体10aの内面の反射部10xは、アルミニウム押し出し材の地肌そのままでも良いが、ポリッシュしたりメッキするなどして反射率を上げた反射部10xを構成するとよい。また、LED照明管10では内部気密構造は不要なので、本体10aの何処か(例えば端子A1/A2が設けられる端面と端子B1/B2が設けられる端面)に、内部空冷用の空気流を通す通風孔を設けることもできる(管内空気はLEDの発熱で管外空気より高温となるため、自然対流が生じ、特別な送風機構はなくても空冷可能)。
基板100上のLEDアレイ150と対向する位置には、光透過体12aが取り付けられる。この光透過体12aは、蛍光管10としての外観上の美観を整える(基板まる見えでは商品になり難い)とともに、LEDアレイ150からの光を散乱させるディフューザとしての機能も持つ。具体的には、乳白色の半透明プラスチック板(片面または両面に凹凸加工や梨地処理があってもよい)を光透過体12aとして用いることができる。あるいは、LEDアレイ150と対向する面側に蛍光体が塗布されたプラスチック板を光透過体12aとして用いることができる。光透過体12aの色は、白に限らず、用途に応じて種々に着色されていてもよい。また、光透過体12aに塗布する蛍光体の種類も、用途(例えば求める色彩や色温度)に応じて適宜選択できる。
本体10の左右端面の絶縁板それぞれには、1対の端子A1/A2およびB1/B2が埋め込まれている。これらの端子A1/A2およびB1/B2は、既存の蛍光灯器具のソケット(例えば図1のC1/C2とD1/D2を持つソケット)に嵌合するようなサイズおよび寸法を持つ。そのため、電気知識を持たない一般ユーザが従来の蛍光灯を取り扱うのと同じ感覚で、図4のLED蛍光管10を既存の蛍光灯器具に装着できる。その際、どのような方向にLED蛍光管10を装着してもノートラブルで使用できる(その詳細は、図6〜図8を参照して後述する)。
図5は、図1の蛍光灯器具に装着可能であって、この発明の他の実施の形態に係る蛍光灯互換LED照明管10の外観・構造(例2)を説明する図である。図4での例では円筒パイプを縦に半分に割ったような構成のアルミニウム押し出し材で本体10aを作っているが、図5の例では台形断面のアルミニウム板をプレス加工で作るか、同断面形状のアルミニウム棒状体を押し出し加工して、本体10bを得ている。
図5の例では、台形断面の本体10bの底面に、適宜絶縁シートを介して、LEDアレイ150および周辺回路(制御回路140など)が組み込まれた基板100を密着させるようにしている。LEDアレイ150等からの発熱は、基板100および絶縁シートを介して、本体10bの底面へ放熱される。なお、基板100に隣接して適宜設けられるオプション基板200については、図11等を参照して後述する。
基板100上のLEDアレイ150と対向する位置には、光透過体12bが取り付けられる。この光透過体12bは、図4の光透過体12aと同様に、蛍光管10としての外観上の美観を整えるとともに、LEDアレイ150からの光を散乱させるディフューザとしての機能も持つ。図5の光透過体12bは、図4の光透過体12aと同じように構成(凹凸加工や蛍光体塗布など)できる。
図6は、図4または図5に例示される蛍光灯互換LED照明管が、図1に例示される既存の蛍光灯器具に装着された場合の例(通常装着例)を説明する図である。図6の通常装着がなされた場合の、蛍光灯器具とLED照明管10内部との間の電気的配線状態は、図2と同じになる。
この場合は、AC100VラインL1からの交流電流の+半周期分は、端子C1/A1を介し、ダイオード111を通過してキャパシタ120の+端子に流入する。また、キャパシタ120の−端子から流出する電流は、端子B1/D1を介し、安定器32とスイッチ30を通ってAC100VラインL2に戻る(キャパシタ120は正常な±極性で充電される)。この場合、ダイオード111を通過した交流電流の+半周期分は、ダイオード112によりブロックされ、グローランプ34側には流れない。そのため、仮にグローランプ34が不良でショート状態にあったとしても、ラインL1からの交流電流の+半周期分が端子D2/B2および端子B1/D1を介して安定器32へ直接流入することはなく、トラブルは生じない。この状態、すなわちAC100VラインL1からの交流電流の+半周期の期間は、LEDアレイ150は、キャパシタ120を充電しつつAC100Vラインから流入する電流により発光を続ける。
一方、AC100VラインL1からの交流電流の−半周期分、すなわちAC100VラインL2からの交流電流の+半周期は、端子D1/B1およびキャパシタ120を介してダイオード111のカソードに向かうが、この交流電流はダイオード111によりブロックされ、流れない。また、ラインL2からの交流電流の+半周期は、端子D1/B1および端子B2/D2を介し、グローランプ34とダイオード112を通ってダイオード111のカソードに向かうが、この交流電流もダイオード111によりブロックされ、流れない。従い、AC100VラインL1からの交流電流の−半周期の期間は、LEDアレイ150はキャパシタ120に充電された電荷により発光を続けるが、AC100VラインからLED照明管10内部への電流流入はなく、トラブルは生じない(ただしダイオード111が壊れてショート状態になると、キャパシタ120がケミコンのように有極性の場合、キャパシタ120は破壊されてLED照明管10は故障する)。
図7は、図4または図5に例示される蛍光灯互換LED照明管が、図1とは端子配線が異なる既存の蛍光灯器具に装着された場合の例を説明する図である。この場合は、AC100VラインL1からの交流電流の+半周期分は端子C2/A2を介しダイオード112を通過してキャパシタ120の+端子に流入する。また、キャパシタ120の−端子から流出する電流は、端子B2/D2を介し、安定器32とスイッチ30を通ってAC100VラインL2に戻る(キャパシタ120は正常な±極性で充電される)。この場合、ダイオード112を通過した交流電流の+半周期分は、ダイオード111によりブロックされ、グローランプ34側には流れない。そのため、仮にグローランプ34が不良でショート状態にあったとしても、ラインL1からの交流電流の+半周期分が端子D1/B1および端子B2/D2を介して安定器32へ直接流入することはなく、トラブルは生じない。
一方、AC100VラインL1からの交流電流の−半周期分、すなわちAC100VラインL2からの交流電流の+半周期は、端子D2/B2およびキャパシタ120を介してダイオード112のカソードに向かうが、この交流電流はダイオード112によりブロックされ、流れない。また、ラインL2からの交流電流の+半周期は、端子D2/B2および端子B1/D1を介し、グローランプ34とダイオード111を通ってダイオード112のカソードに向かうが、この交流電流もダイオード112によりブロックされ、流れない。従い、AC100VラインL1からの交流電流の−半周期の期間は、LEDアレイ150はキャパシタ120に充電された電荷により発光を続けるが、AC100VラインからLED照明管10内部への電流流入はなく、トラブルは生じない(ただしダイオード112が壊れてショート状態になると、キャパシタ120がケミコンのように有極性の場合、キャパシタ120は破壊されてLED照明管10は故障する)。
上述したようにダイオードOR回路110を構成するダイオード111および112は、壊れてショート状態になると、LED照明管10の内部部品が壊れるという2次災害を引き起こし、結果的にLED照明管10は故障する。従い、ダイオード111および112には信頼性の高い電源用シリコンダイオード(逆耐圧300V以上で順方向電流1A以上のもの)を用いることが望ましい。しかしそれでも、既存の蛍光灯器具には、状況により極めて高い電圧パルスを発生し得るインダクタ(安定器32)が存在するため、このインダクタからの高電圧パルスがダイオード111にもダイオード112にも掛からないようにすることが望まれる。そのために設けたのが、図2の逆電圧保護回路131および132である。
図8は、図4または図5に例示される蛍光灯互換LED照明管が、図1に例示される既存の蛍光灯器具に、図6の場合とは左右逆に装着された場合(左右逆装着例)を例示している。また、図9は、図8のように左右逆装着された場合における、蛍光灯互換LED照明管の内部回路状態を簡略化して示している。このような左右逆装着の場合においては、AC100VラインL2からの交流電流の+半周期分は、安定器32および端子D1/A2を介し、ダイオード112を通過して、キャパシタ120の+端子に流入する。また、キャパシタ120の−端子から流出する電流は、端子B2/C1を介してAC100VラインL2に戻る(キャパシタ120は正常な±極性で充電される)。この場合、ダイオード112を通過した交流電流の+半周期分は、ダイオード111によりブロックされ、グローランプ34側には流れない。そのため、仮にグローランプ34が不良でショート状態にあったとしても、安定器32を通ったラインL2からの交流電流の+半周期分が、端子C2/B1および端子B2/C1を介してラインL1へ直接流入することはなく、トラブルは生じない。
一方、AC100VラインL2からの交流電流の−半周期分、すなわちAC100VラインL1からの交流電流の+半周期は、端子C1/B2およびキャパシタ120を介してダイオード112のカソードに向かうが、この交流電流はダイオード112によりブロックされ、流れない。また、ラインL1からの交流電流の+半周期は、端子C1/B2および端子B1/C2を介し、グローランプ34とダイオード111を通ってダイオード112のカソードに向かうが、この交流電流もダイオード112によりブロックされ、流れない。従い、AC100VラインL2からの交流電流の−半周期の期間は、LEDアレイ150はキャパシタ120に充電された電荷により発光を続けるが、AC100VラインからLED照明管10内部への電流流入はなく、トラブルは生じない。
図10は、図2の蛍光灯互換LED照明管の内部回路構成において、端子B1/B2側のワイヤードOR回路をダイオードOR回路に置換した例を説明する図(この場合は端子A1/A2側のダイオードOR回路をワイヤードOR回路に置換可能)である。このように、左右両端にダイオードOR回路を設けておくと、一方のOR回路のダイオードが壊れてショート状態になっても、他方のOR回路のダイオードが正常であれば、キャパシタ120が客極性充電されることはなく、トラブルは生じない。つまり、図10の構成は、ダイオード2個分のコストアップはあるが、よりトラブルの少ないものになる。従い、図10の構成は、病院や国防関係の照明施設(あるいは電源系統に落雷の被害が起きやすい地域の照明施設)の蛍光灯をLED照明管に置換する用途に向いている。
図11は、図2の蛍光灯互換LED照明管におけるLEDアレイを、複数種類の色のLEDアレイにより構成するとともに、各色のLEDアレイの駆動電流を、無線、赤外線または有線による外部指令に従って制御できるように構成する場合の一例を説明する図である(この場合の外部指令を用いる制御系回路210〜230は、図4〜図8のオプション基板200に組み込むことができる)。複数種類の色のLEDアレイを用いる方法は色々あるが、ここでは、赤、緑、青の3色のLEDアレイを用いる場合で説明する(白色LEDアレイをさらに用いても良いし、赤、緑、青うちの1色を白色LEDに置換してもよい)。
図11の構成において、ダイオードOR回路を構成するダイオード111および112のカソードは、平滑用キャパシタ(ケミコン)120の+端子に接続され、キャパシタ120の−端子は蛍光灯器具のソケットに嵌合する端子B1/B2の回路に接続される。このキャパシタ120と並列に、赤、緑、青の3色のLEDアレイの回路が接続される。
すなわち、第1のLEDアレイ(赤)150Rのカソード側はキャパシタ120の−端子回路に接続され、そのアノード側は第1定電流レギュレータ141Rと第1電流設定素子142Rの直列回路を介してキャパシタ120の+端子回路に接続される。同様に、第2のLEDアレイ(緑)150Gのカソード側はキャパシタ120の−端子回路に接続され、そのアノード側は第2定電流レギュレータ141Gと第2電流設定素子142Gの直列回路を介してキャパシタ120の+端子回路に接続される。さらに、第3のLEDアレイ(青)150Bのカソード側はキャパシタ120の−端子回路に接続され、そのアノード側は第3定電流レギュレータ141Bと第3電流設定素子142Bの直列回路を介してキャパシタ120の+端子回路に接続される。
第1定電流レギュレータ141Rおよび第1電流設定素子142Rと、第2定電流レギュレータ141Gおよび第2電流設定素子142Gと、第3定電流レギュレータ141Bおよび第3電流設定素子142Bは、同じ回路構成を持つ。各定電流レギュレータ141(=141R、141G、または141B)は制御端子付きの汎用3端子レギュレータICで構成できる。このレギュレータICから取り出す定電流値は、外部抵抗等で任意に設定できる。この設定を行なうのが、各定電流レギュレータに接続された電流設定素子142(=142R、142G、または142B)である。この電流設定素子142は、ゲート電圧によりドレイン〜ソース間の等価的な直流抵抗値が変化するFETを利用して構成できる。そして、各FETのゲートに与えられる制御電圧を所定の通信プロトコルで定義された指令により任意に設定すれば、各LEDアレイに流入する定電流値を、無線あるいは有線を用いたリモート機器から、自由に制御できるようになる。
すなわち、各電流設定素子142R、142G、142Bの制御入力へは、制御MPU220の出力インターフェイスから、制御電圧が個別に与えられる。このMPU220がどのような制御電圧を出力するかは、無線、赤外線、または有線の受信回路210から送られてくる指令により、決定できる。MPU220は、図示しないが、受信回路210からの指令に対応した制御電圧を各電流設定素子142R、142G、142Bに出力するファームウエアROMと、制御操作に必要なワークRAMを内蔵している。また、MPU220および受信回路210は、キャパシタ120の充電電圧を所定の一定電圧(例えば5Vdc)に変換する定電圧レギュレータ230により、給電されるようになっている。そして、回路素子210〜230は、図4〜図8のオプション基板200、あるいはLEDアレイも組み込んだ基板100に組み込むことができる。
例えば赤外線リモートコントローラを用いるとすれば、一般的な家庭用TVのリモートコントローラと同様のプロトコルを用い、TV画面の明るさ調整をするような感覚で各レギュレータの定電流出力値を連続可変で設定できる。これにより、リモートコントローラによるTV明るさ調整と同様にして、対応するLEDアレイへの電流を任意に設定して、このLEDアレイ全体としての明るさ(全光束および全放射光の照度)を連続的に変化させることが可能となる。
また、各電流設定素子142R、142G、142Bへの制御電圧を、所定のホワイトバランスを保ちつつ可変とすれば、全体としての発光の色温度を連続的に変化させることができる。具体的には、各電流設定素子142R、142G、142Bへの制御電圧を全て電流増加方向に制御することにより、LEDアレイ全体としての全光束を連続増加させて全放射光の色温度を連続的に高めることができる(すなわち、晴天の昼間のように明るくなる方向の照明では色温度を上げる)。逆に、各電流設定素子142R、142G、142Bへの制御電圧を全て電流減少方向に制御することにより、LEDアレイ全体としての全光束を連続減少させて全放射光の色温度を連続可変する(例えば、薄暮のように暗くなる方向の照明では色温度を下げる)。
なお、赤外線でなく無線あるいは有線を使って外部のパーソナルコンピュータPC(または携帯電話)から操作指示を行なうときは、その指示の伝送に、AC100Vの配線を利用できる。すなわち、受信回路210の高周波受信入力部を、小容量のキャパシタ211〜213を介して、端子A1/A2、および端子B1/B2に繋がる回路に接続する。すると、AC100Vラインの一部が無線アンテナとして機能できる。あるいは操作指示を行なう外部機器(PC)が同じAC100Vラインに接続されているときは、このACラインを有線として通信制御に利用できる。
図12は、図11の変形例を説明する図(端子B1/B2への回路を可変抵抗素子のコモングランドにした例)である。図12の回路機能は図11と同じであるが、複数の電流設定素子が、端子B1/B2ラインを制御回路のコモングランドとして利用できる点が異なっている。
図13は、図11あるいは図12における定電流レギュレータと可変抵抗素子との組み合わせの具体例を説明する図である。定電流レギュレータ141(図12の141R、141G、または141B)は制御端子付きの汎用3端子レギュレータICで構成できる。このレギュレータICから取り出す定電流値は、電流設定素子142(図12の142R、142G、または142B)により連続的に可変設定できる。この電流設定素子142は(一般的な可変抵抗器でもよいが)、ゲート電圧によりドレイン〜ソース間の等価的な直流抵抗値が変化するFETを利用して構成できる。そして、各FETのゲートに与えられる制御電圧Vgsは、図12のMPU220から得ることができる。
図14は、図13の変形例を説明する図である。ここでは小型のパワーMOS・FET143を、ゲート〜ソース間電圧Vgsで制御される可変定電流素子として用いている。このFET143は、1つで図13の2素子(141と142)の機能を兼ねている。図13と図14のどちらを採用するかは、パーツコストと必要な定電流特性とその制御安定性を勘案して決めればよい。
図15は、図11の他の変形例を説明する図である。ここでは、1つの定電流回路141+142(あるいは図14の143)でもって、複数のLEDアレイ150−1〜150−2への供給電流を同時に一括制御している。ここで、LEDアレイ150−1の順方向電圧とLEDアレイ150−2の順方向電圧が異なる場合に単純並列接続してしまうと、順方向電圧が高い方のLEDアレイが暗くなる(場合によっては点灯しない)事態が生じ得る。これを防ぐため、各LEDアレイ150−1、150−2にバラスト抵抗R1、R2を直列挿入している。なお、このバラスト抵抗R1、R2は、回路141+142(あるいは図14の143)が何らかの事故で壊れショート状態になったときは、LEDアレイ150−1、150−2に対する過電流保護機能も持つ。
なお、LEDアレイ150(あるいは150R、150G、150Bや150−1、150−2)に流す駆動電流がDCの場合はLEDアレイはフリッカ・レスで点灯できる。一方、従来のAC点灯による蛍光灯のように、50Hzあるいは60Hzで高速点滅する照明を得たい場合は、例えば図13または図14の直流制御電圧Vgsを50Hzあるいは60Hzの交流制御電圧Vgsとすればよい。この場合、交流制御電圧VgsがAC100Vラインと同じ正弦波交流であれば、LEDアレイ150の輝度は正弦波状に変化する。また、交流制御電圧Vgsが矩形波交流であれば、LEDアレイ150はオン・オフ点滅で点灯する。その際、矩形波交流のデューティ比を0%〜100%の範囲で変化させれば、LEDアレイ150の平均的な明るさを連続的に(任意に)変化させることができる(デューティ比=0%で消灯、デューティ比=50%で中間の明るさ、デューティ比=100%=直流制御電圧相当で最大の明るさ)。
さらに、図2のLEDアレイ150を多数並設し(例えば図12のような構成で9列)、各LEDアレイに個別の制御回路140(141+142または143)を設け、各制御回路140により対応するLEDアレイ150のオン/オフ制御を例えば20ms毎(50Hz)に変化させてやる(この制御はMPU220でソフトウエアコントロール)こともできる。そうすると、このオン/オフ制御に応じた照明効果(一種のイメージ表示)が得られる。
<まとめ>
(1)従来の蛍光管の端子対A1/A2、および/または端子対B/B2に接続されるヒータ部に替えて、ダイオードによるOR回路(110および/または160)を採用し、左右両方の端子対の間で入れ替え交代を可能とする(左右どちらの方向で蛍光灯器具のソケットに装着されても、LEDアレイは点灯できる)。なお、ダイオードOR回路は左右両方に合っても良い(図10)が、左右のいずれか一方だけでも良い(図3等)。
(2)ダイオードOR回路(110、160)にはさらに、AC100V入力を整流してDC電源を作り出す整流回路機能を持たせる。これにより、左右どちらの方向で蛍光灯器具のソケットに装着されても、内部の平滑用キャパシタ120には正規の極性でDC電圧が印加される。つまり、有極性の電解コンデンサを平滑用に用いても、逆電圧印加でパンクしない。また、この平滑用キャパシタ120に充電された(±の極性が定まった)DCを、定電流回路140(簡単には固定抵抗器)を介してLEDアレイ150に印加することにより、LEDアレイを正常点灯させることができる(LEDアレイ150に±が逆の電圧が印加されることはない)。なお、定電流回路140(簡単には固定抵抗器)は、LEDアレイ150に対する過電流保護回路(電流制限回路)としても機能する。
(3)一般の蛍光灯器具には安定器と呼ばれるインダクタが装備されている。通常、初期点灯時にはグローランプもしくはスイッチにより蛍光灯内のヒータに通電され、水銀が蒸発状態になり、前通電状態からスイッチが切られると安定器の逆電圧で蛍光灯が放電し点灯する。点灯すると電圧が下がり安定に放電するようになる。しかし、この逆電圧がLED点灯回路に悪影響を与える(最悪、過電圧で回路破壊に至る)可能性がある。そのため、図2等にあるように、端子A1〜B1間および端子A2〜B2間それぞれに、逆電圧保護回路(パルス状高圧を吸収するCR回路)131、132を挿入する。
(4)本体ケース(図4の10a、図5の10bなど)としては、例えばアルミニウム板を化学研磨した反射板を利用してケースとすれば、簡単に反射効率のよいケースが得られる(LEDを配列した基板100を絶縁シートを介してアルミニウム板に熱結合すれば反射板を放熱器として兼用できる)。そこにディフューザ(図4の12a、図5の12bなど)を設けてLEDの光軸を単方向から乱反射させることで、効率よく面照明とすることができる。これにより少数のLEDで、十分(面光源としての)照明効果が得られる。
(5)制御回路140として、半導体定電流回路を1または必要数用いれば、LEDの直列数を替えても電流は変わらず、また直列LEDブロックを並列接続により増やしても各LEDブロックの電流調整は容易となる(定電流回路の電流で任意に設定できる)。
(6)定電流回路に点灯制御回路を接続すると、無線プロトコルIC等(図11の210+220に対応する機能を含むIC等)を用いてその命令で制御回路の点灯制御を行うことができる。そのように構成すれば、無線(有線でも可)により点灯制御が可能となる。そうすれば、手動による点灯制御のほか、無線コントローラ(またはパーソナルコンピュータ)を用いて、部屋全体のアドレス番号(各ICにアサインされたアドレス)による部分点灯、全点灯、照明調整が可能となる。このように、通信制御回路を付加して点灯制御すれば、システム照明点灯管として動作できる。
(7)一般照明に用いるLEDは白色発光素子である場合が普通であるが、RGB各色のLEDを混成使用すれば、RGBそれぞれのLED駆動電流によりRGB光量のブレンド比を任意に設定できる。そのため、このブレンド比をRGBそれぞれのLED駆動電流により制御すれば、発光の色彩、明るさ、および/または色温度を任意に変更できる。
<実施の形態の効果>
(A)この発明の一実施の形態に係る蛍光灯互換LED照明管は、通電に方向性を持たせた論理回路(ダイオードOR回路)の付加により、前後左右いずれの方向でも取付装着が可能でありながら、この論理回路に整流回路機能を持たせることにより、小型で済む電源装置が可能になる。そのため、従来のLED照明管よりも安価になる。また、(OR回路を構成するダイオードの逆流防止機能により)LED照明管に内蔵される有極性キャパシタ(電解コンデンサ)やLEDアレイ、制御回路等に対する保護回路としての動作が確実で、安全性に優れる。
(B)この発明の蛍光灯互換LED照明管は、グローランプおよび点灯スイッチ、安定器を含む蛍光灯器具の回路を改造せずに直接、前後左右、正方向および逆方向の挿入が可能となっている。そのため、電気知識を持たない一般ユーザでも、容易に、従来の蛍光灯器具のソケットに、この発明のLED照明管を装着できる。
(C)LEDは消費電流は少ないが長期間連続使用すると発熱による熱障害が発生する可能性がある。この発明の一実施の形態では、LEDの発熱を反射板ケースに放熱することで熱障害を防止でき、長寿命化を図れる。
(D)LEDアレイはAC100Vの直接整流で得たDCを用いて点灯可能なため、降圧電源トランスなどを用いるLED点灯専用外部電源が不要であり、小型の蛍光管と置換する用途のLED照明管にも内蔵できる。
(E)多数のLEDを同時使用する方法には並列接続と直列接続がある。並列接続では、発光動作時のLEDの順方向電圧にはばらつきがあるので、多数のLEDを単純に並列接続すると各LEDの発光輝度にばらつきが生じ蛍光管全体の輝度の均一性が損なわれやすい。一方、この発明の一実施の形態のように直列接続にすると、直列接続された全てのLEDの駆動電流が同じになるので、使用するLEDの順方向電圧にばらつきがあっても、輝度の均一性に優れる。
また、個々のLEDの順方向電圧は数ボルトオーダであるので、並列接続では商用交流(例えば100Vrms)を直接整流したDCを利用するのが難しい(シリーズレギュレータを入れて電圧を落としたり、直列抵抗で電圧を落とすとその部分での電力ロスが多すぎてLED使用による高効率化が期待できなくなる)。直列接続すれば、この問題は解消する(たとえば順方向電圧が3〜4VのLEDを30個直列にすれば全体の順方向電圧を90V〜120V程度に設定できる。AC100Vrmsをダイオードで半波整流すると、整流後のフィルタ回路の構成(時定数)にもよるが、100V〜120V前後の直流が得られるので、DC電源回路系の電力ロスを抑えつつ、多数のLEDブロックを点灯させる電源の構成を簡略化できる。
(F)この発明の一実施の形態では、逆流防止機能を兼ねるダイオードOR回路を照光装置の両端(A端とB端)にある一対のソケット端子(A1/A2端子とB1/B2端子)の少なくとも一方(例えばA端)に設けている。このため、蛍光装置を回転させて一対のソケット端子のをどの向き(A1/A2向きまたはA2/A1)に既存の蛍光灯ソケットに挿入しても逆流が防止されつつ(つまりLEDに流れる電流は常に一方向になる)ソケットから照光装置内への給電が可能となる。さらに、照光装置の両端(A端とB端)にある一対のソケット端子(A1/A2端子とB1/B2端子)の少なくとも一方(例えばA端)にOR回路を構成するダイオードによる逆流防止機能を設けているので、照光装置の両端(A端とB端)を左右入れ替えてどの向き(A端向きまたはB端向き)に既存の蛍光灯ソケットに装着しても、問題なく使用できる。
つまり、既存の蛍光管をこの発明の実施に係るLED照光装置に交換しようとするユーザは、照光装置のソケット端子の向きも左右の方向も気にすることなく、既存の蛍光灯ソケットに装着できる。それでいて、従来の蛍光灯のように安定器によるうなりがなく、グローランプの劣化による不安定なチカチカ点灯もなく、(明るさの割に)消費電力が小さく、さらに長寿命で保守の容易な照光装置が得られる。
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、現在または将来の実施段階では、その時点で利用可能な技術に基づき、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。例えば、本体10の形状は必ずしも直線状の棒状体でなくても本願発明を実施可能であり、本体の全体または部分が非直線状をなす部分を含んだ実施の形態もあり得る。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
既存の蛍光灯器具の構成例を説明する図。 図1の蛍光灯器具に装着可能であって、この発明の一実施の形態に係る蛍光灯互換LED照明管の内部回路構成例を説明する図。 図2の回路構成から要部を抽出して説明する図。 図1の蛍光灯器具に装着可能であって、この発明の一実施の形態に係る蛍光灯互換LED照明管の外観・構造(例1)を説明する図。 図1の蛍光灯器具に装着可能であって、この発明の他の実施の形態に係る蛍光灯互換LED照明管の外観・構造(例2)を説明する図。 図4または図5に例示される蛍光灯互換LED照明管が、図1に例示される既存の蛍光灯器具に装着された場合の例(通常装着例)を説明する図。 図4または図5に例示される蛍光灯互換LED照明管が、図1とは端子配線が異なる既存の蛍光灯器具に装着された場合の例を説明する図。 図4または図5に例示される蛍光灯互換LED照明管が、図1に例示される既存の蛍光灯器具に、図6の場合とは左右逆に装着された場合の例(左右逆装着例)を説明する図。 図8のように左右逆装着された場合における、蛍光灯互換LED照明管の内部回路状態を説明する図。 図2の蛍光灯互換LED照明管の内部回路構成において、端子B1/B2側のワイヤードOR回路をダイオードOR回路に置換した例を説明する図。 図2の蛍光灯互換LED照明管におけるLEDアレイを(白色LEDアレイの代わりに、あるいは白色LEDアレイの他にさらに追加して)、複数種類の色のLEDアレイにより構成するとともに、各色のLEDアレイの駆動電流を、無線、赤外線または有線による外部指令に従って制御できるように構成する場合の一例を説明する図。 図11の変形例を説明する図。 図11あるいは図12における定電流レギュレータと可変抵抗素子との組み合わせの具体例を説明する図。 図13の変形例を説明する図。 図11の他の変形例を説明する図。
符号の説明
10…棒状の蛍光灯互換LED照明管;10a、10b…LED照明管の本体(内側に光反射部10xを持ち、LEDアレイに熱結合されて放熱器を兼務);12a、12b…光透過体(光を散乱させるディフューザあるいは適宜蛍光体が塗布された半透明体);10p…通常の蛍光管;20、22…蛍光灯器具のソケット;30…スイッチ;32…安定器(インダクタ);34…グローランプ;100…LEDアレイ/周辺回路基板;110…ダイオードOR回路(整流機能兼務);111〜114…ダイオードOR回路を構成するダイオード;120…平滑用キャパシタ(有極性電解コンデンサ);131、132…高電圧パルス吸収回路(逆電圧保護回路);140…定電流制御回路/点灯制御回路;141(141R、141G、141B)…定電流レギュレータ;142(142R、142G、142B)…電流設定素子(可変抵抗素子あるいは可変定電流素子:電流を変えないときは固定抵抗で置換可能);150(150R、150G、150B、150−1、150−2)…LEDアレイ(複数LED直列接続);160…ワイヤードOR回路;200…オプション基板;210…無線、赤外線または有線の受信回路(無線LAN受信回路、赤外線リモートコントローラ受信回路、あるいは有線LAN受信回路など);220…制御MPU/入出力IF(受信回路で受けた指令により各電流設定素子を制御するファームウエアが書き込まれたROMおよびワークRAMを内蔵);230…定電圧レギュレータ;R1、R2…バラスト抵抗(電流バランス用)。

Claims (10)

  1. 両端部それぞれに、周囲から電気的に絶縁された第1の端子対および第2の端子対を備えた本体と、
    前記第1の端子対および第2の端子対にそれぞれへ直接的または間接的に接続される両端を持ち、複数の直列固体発光素子により構成されるものであって、前記本体に取り付けられる発光素子アレイと、
    前記第1の端子対および第2の端子対のうちの一方端子対と前記発光素子アレイの一端との間に挿入されるものであって、前記一方端子対の一端または前記一方端子対の他端を通過する電流は通すが、前記一方端子対から前記一方端子対の他端への電流は通さず、かつ前記一方端子対の他端から前記一方端子対の一端への電流を通さないように構成されたダイオードオア回路を備え、
    前記ダイオードオア回路により整流された直流が前記発光素子アレイに加わるように構成された照光装置であって、
    前記第1の端子対および前記第2の端子対が、所定の蛍光灯器具のソケットに対して、前記本体左右両端部のいずれの方向から装着しても嵌合する寸法を持つように構成され
    前記第1の端子対と前記第2の端子対との間に高電圧パルスを吸収する逆電圧保護回路が設けられた照光装置。
  2. 前記本体の内側に反射部を設け、前記本体内の前記発光素子アレイと対向する位置に光を散乱させるディフューザあるいは蛍光体が付着された光透過体を設けた請求項1に記載の照光装置。
  3. 前記発光素子アレイと直列に、任意の電流値を設定できる定電流回路を設けた請求項1または請求項2に記載の照光装置。
  4. 前記発光素子アレイを複数設け、これら複数の前記発光素子アレイを並列接続し、並列接続された複数の前記発光素子アレイを定電流回路で一括照度制御するように構成した請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の照光装置。
  5. 前記発光素子アレイに対する駆動電流を制御することにより、前記発光素子アレイから放射される全光束および全放射光の照度連続的に変化させる制御回路を備えた請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の照光装置。
  6. 前記制御回路に、無線、赤外線または有線操作による制御が可能な回路構成を付加し、
    前記発光素子アレイを複数設け、これら複数の発光素子アレイを複数同時に、あるいは個別に、前記無線、赤外線または有線操作により制御するように構成した請求項5に記載の照光装置。
  7. 前記制御回路に、無線、赤外線または有線操作による制御が可能な回路構成を付加し、
    前記発光素子アレイから放射される全光束および全放射光の照度を前記無線、赤外線または有線操作による制御により連続的に変化させるように構成した請求項5または請求項6に記載の照光装置。
  8. 前記発光素子アレイから放射される全光束を連続的に変化させるとともに前記発光素子アレイから放射される全放射光の色温度を連続的に可変するように構成した請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の照光装置。
  9. 前記発光素子アレイを第1の色のLEDアレイと第2の色のLEDアレイと第3の色のLEDアレイにより構成し、これらのLEDアレイからの光の混合割合を変化させることにより、これらの発光素子アレイから放射される全光束および全放射光の色温度を連動させながら連続的に可変するように構成した請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の照光装置。
  10. 両端部それぞれに、周囲から電気的に絶縁された第1の端子対および第2の端子対を備えた本体と、
    前記第1の端子対および第2の端子対にそれぞれへ直接的または間接的に接続される両端を持ち、複数の直列固体発光素子により構成されるものであって、前記本体に取り付けられる発光素子アレイと、
    前記第1の端子対および第2の端子対のうちの一方端子対と前記発光素子アレイの一端との間に挿入されるものであって、前記一方端子対の一端または前記一方端子対の他端を通過する電流は通すが、前記一方端子対の一端から前記一方端子対の他端への電流は通さず、かつ前記一方端子対の他端から前記一方端子対の一端への電流を通さないように構成されたダイオードオア回路と、
    前記第1の端子対および第2の端子対のうちの他方と前記ダイオードオア回路との間に挿入される平滑用キャパシタとを備え、
    前記平滑用キャパシタにチャージされた直流が前記発光素子アレイに加わるように構成された照光装置であって、
    前記第1の端子対および前記第2の端子対が、所定の蛍光灯器具のソケットに対して、前記本体左右両端部のいずれの方向から装着しても嵌合する寸法を持つように構成され
    前記第1の端子対と前記第2の端子対との間に高電圧パルスを吸収する逆電圧保護回路が設けられた照光装置。
JP2004282320A 2004-09-28 2004-09-28 Led照光装置 Expired - Fee Related JP4037857B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282320A JP4037857B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 Led照光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282320A JP4037857B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 Led照光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006100036A JP2006100036A (ja) 2006-04-13
JP4037857B2 true JP4037857B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=36239635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004282320A Expired - Fee Related JP4037857B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 Led照光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4037857B2 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20080001050A (ko) * 2006-06-29 2008-01-03 삼성전기주식회사 Led를 구비한 lcd 백라이트 구동 시스템
KR100799869B1 (ko) 2006-06-29 2008-01-31 삼성전기주식회사 Led를 구비한 lcd 백라이트 구동 시스템
CN101720403A (zh) * 2007-06-27 2010-06-02 阿贝鲁系统株式会社 荧光灯互换型led照明装置
WO2009136322A1 (en) * 2008-05-05 2009-11-12 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh Light emitting diode system
KR100935996B1 (ko) 2008-12-05 2010-01-06 금호전기주식회사 형광등을 대체 가능한 led 형광램프
US9253830B2 (en) 2008-10-16 2016-02-02 Kumho Electric, Inc. LED fluorescent lamp
US9078309B2 (en) 2008-10-16 2015-07-07 Kumho Electric Inc. LED fluorescent lamp
US9732915B2 (en) 2008-10-16 2017-08-15 Kumho Electric Inc. LED fluorescent lamp
US8358056B2 (en) 2008-10-16 2013-01-22 Kumho Electric Inc. LED fluorescent lamp
KR100933076B1 (ko) * 2009-02-05 2009-12-21 금호전기주식회사 Led 형광램프
JP5503164B2 (ja) * 2009-03-10 2014-05-28 東神電気株式会社 蛍光灯型led照明管及び該照明管を装着した蛍光灯型led照明装置
KR100984850B1 (ko) 2009-03-20 2010-10-04 주식회사 엠에스엠텍 형광램프 및 형광램프대체용 엘이디 램프용 전원공급 장치
DE102010002489A1 (de) * 2010-03-02 2011-09-08 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Lampe
JP5441118B2 (ja) * 2010-03-19 2014-03-12 株式会社Esl Led照明装置およびledを用いた装置
US8411025B2 (en) 2010-04-10 2013-04-02 Lg Innotek Co., Ltd. Lighting apparauts
TWI466592B (zh) * 2010-11-08 2014-12-21 Advanced Connectek Inc Light-emitting element lamp circuit
JP2012146470A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Panasonic Corp ランプ及び照明装置
KR101276356B1 (ko) * 2011-10-10 2013-06-18 희성전자 주식회사 발광다이오드 형광등
KR101211094B1 (ko) * 2011-12-29 2012-12-11 에이에스피 반도체(주) 플리커 방지 기능을 가지는 엘이디 형광등
JP6003264B2 (ja) * 2012-06-12 2016-10-05 株式会社リコー 照明装置及び位置情報管理システム
JP6007680B2 (ja) * 2012-08-31 2016-10-12 株式会社リコー 点灯制御回路及びその点灯制御回路を用いた照明灯及び点灯制御回路の制御方法
ITMI20130338A1 (it) * 2013-03-06 2014-09-07 E R C Highlight S R L Apparecchio di illuminazione con dispositivo per la protezione contro scariche elettrostatiche per moduli a led
JP6044608B2 (ja) 2013-12-09 2016-12-14 株式会社リコー 照明装置及び通信システム
JP6432147B2 (ja) * 2014-02-26 2018-12-05 株式会社リコー 照明灯及び照明装置
RU2682180C2 (ru) * 2014-06-10 2019-03-15 Филипс Лайтинг Холдинг Б.В. Возбуждение световой цепи посредством беспроводного управления
JP6855168B2 (ja) * 2016-02-25 2021-04-07 株式会社Tmリンク Led照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006100036A (ja) 2006-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4037857B2 (ja) Led照光装置
KR102421727B1 (ko) Led 구동 장치
JP5214585B2 (ja) Led駆動回路、位相制御式調光器、led照明灯具、led照明機器、及びled照明システム
US9033569B2 (en) Lamp holder has built-in night light
US8004203B2 (en) Electronic light generating element with power circuit
KR100759054B1 (ko) 발광 다이오드를 이용한 조명 장치
US20100102729A1 (en) Light emitting diode assembly
WO2013001756A1 (ja) Led照明回路及びled照明装置
JP2001351402A (ja) 蛍光灯型led照明装置
JP5655124B2 (ja) Led照明装置
JP6685009B2 (ja) 点灯システム並びに照明システム
CN109792819B (zh) 一种用于在多灯灯具照明系统中实现分步调光的改装发光二极管led灯管
JP2011108597A (ja) 照明装置及び照明システム
JP2001325809A (ja) 電球型発光ダイオード
KR101040145B1 (ko) 소켓결합구성을 갖는 교류전원 엘이디 조명장치
KR101338395B1 (ko) 조명 소자
KR101690567B1 (ko) 색온도 선택이 가능한 led 실내 평판 조명등 장치
WO2012137964A1 (ja) Led照明灯、並びにそれを有するled照明装置及びled照明システム
US11326745B2 (en) LED light tube apparatus
CN111867192B (zh) 基于线性电源的低待机功率智能灯泡
CN209659659U (zh) 一种led光源的可调整亮度和色温的装置
KR100918496B1 (ko) Led 전구
US20200340645A1 (en) Lighting apparatus
KR101051386B1 (ko) Led조명등
KR20090106210A (ko) 엘이디 램프 및 엘이디 조명 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees