JP2004335426A - 蛍光灯兌換型発光ダイオード灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】既存の直管型またはサークライン型蛍光灯の規格に対応でき、既存の直管型またはサークライン型蛍光灯取付器具および筐体を改造することなく、蛍光灯型から発光ダイオード灯型へ容易に兌換切り換えることができる。
【解決手段】例えば棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状合成樹脂外管体の開口両端部に調整可能に取り付けた口金と、この口金に取り付けた電極ピンまたは前記リング状合成樹脂外管体の内側に取り付けた電極ピンと、前記棒状合成樹脂外管体の内部に取り付けた棒状配線基板またはリング状配線基板と、この棒状配線基板またはリング状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成る。
【選択図】 図２
【解決手段】例えば棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状合成樹脂外管体の開口両端部に調整可能に取り付けた口金と、この口金に取り付けた電極ピンまたは前記リング状合成樹脂外管体の内側に取り付けた電極ピンと、前記棒状合成樹脂外管体の内部に取り付けた棒状配線基板またはリング状配線基板と、この棒状配線基板またはリング状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成る。
【選択図】 図２
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば内照道路標識装置などに使用して好適な蛍光灯兌換型発光ダイオード灯に関し、特に電源に接続するための電極ピンを、ＪＩＳ規格されている既存の蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法にして、既存の蛍光灯取付器具や筐体を改造することなく、蛍光灯型から発光ダイオード灯型へ容易に兌換切換え可能にした蛍光灯兌換型発光ダイオード灯に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、一般に使用されている直管蛍光灯５０は、内面にケイ光体５１を塗布したガラス管５２の中に、水銀ガスを主体とする放電ガス５３を内臓させ、このガラス管５２の両端部に、規格されている電極ピン５４（ヒーター５５が接続されている）を取付けている。この電極ピン５４を蛍光灯ソケット５６に差し込み、点灯管５７および安定器５８を介して商用電源を供給して、図１７に示すような蛍光灯の基本電気回路図によって点灯させるのであるが、放電ガス蒸気中の放電から出る紫外線がケイ光体５１にあたり可視光線に変え照明している。
また、図１８は、従来の直管型蛍光灯５０を角型筐体内照標識装置５９に使用した場合の外観斜視図であり、図１９は、従来のサークライン型蛍光灯５０ａを円形型筐体内照標識装置６０に使用した場合の外観斜視図である。
これらの図において、６１は角型筐体、６２は拡散板、６３は標識図柄印刷板、６４は円形型筐体である。６５は角型筐体６１や円形型筐体６４を取付けるための支柱である。６６は従来のサークライン型蛍光灯５０ａの保持器具である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の蛍光灯５０では、熱によって水銀ガスが凝固したり、また、水銀ガスなどの規制有害ガス成分が発生したり、点灯管５７の点滅などにより寿命が低下するおそれがあった。
また、ケイ光体５１、放電ガス５３、点灯管５７、安定器５８および付帯部品などが必要となるため、大幅なコストアップにつながることになり、また、ガラス管５２の破損による２次災害の発生が生じたり。屋外高所作業コストもかかるなどの問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、前記課題を解決することを目的とし、棒状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状合成樹脂外管体の開口両端部に調整可能に取り付けた口金と、この口金に取り付けた電極ピンと、前記棒状合成樹脂外管体の内部に取り付けた棒状配線基板と、この棒状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成ることを特徴とする。
【０００５】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、棒状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状合成樹脂外管体の開口両端部に調整可能に取り付けた口金とは、相互に所要角度可動しうるように構成されていることを特徴とする。
【０００６】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、リング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、このリング状合成樹脂外管体の内側に取り付けた電極ピンと、前記リング状合成樹脂外管体の内部に取り付けたリング状配線基板と、このリング状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成ることを特徴とする。
【０００７】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状またはリング状合成樹脂外管体の内部に取り付けた棒状またはリング状配線基板と、この棒状またはリング状配線基板の片面に固定した発光ダイオードとより成り、この発光ダイオードの取り付け側の配線基板の表面に反射シートを配設したことを特徴とする。
【０００８】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、配線基板の表面に配設した反射シートの反対側の合成樹脂外管体の外表面に反射不透明シートを配設したことを特徴とする。
【０００９】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、配線基板の表面に配設した反射シート側の合成樹脂外管体の外表面に拡散シートを配設したことを特徴とする。
【００１０】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状またはリング状合成樹脂外管体の内部に取り付けたパイプ状の配線基板と、このパイプ状の配線基板の全周に固定した発光ダイオードとより成ることを特徴とする。
【００１１】
さらにまた、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、電極ピンを、ＪＩＳ規格されている既存の直管型、サークライン型蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法にしたことを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の実施の形態を詳細に説明する。
図１は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第１実施例（直管型）を示す外観斜視図である。図２は、図１の一部切欠外観斜視図である。図３は、図１の内部構成図である。図４は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の点灯電気回路図である。図５は、図２中Ａ−Ａ線に沿う断面図である。図６は、拡散シートを配設した場合の図２中Ａ−Ａ線に沿う断面図である。図７は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第２実施例（サークライン型）を示す外観斜視図である。図８は、図７に示す蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の一部切欠外観斜視図である。図９は、図８中Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。図１０は、図７に示す蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の内部構成図である。図１１は、第１実施例の一要部を示す概略外観斜視図である。図１２は、同説明図である。
【００１３】
図１乃至図６は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１の第１実施例（直管型）を示すものであり、これらの図において、２は、棒状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体である。この棒状合成樹脂外管体２の直径および長さ寸法は、一般に使用されている既存の規格からなる直管型蛍光灯の直径および長さ寸法と同じである。３は、この棒状合成樹脂外管体２の開口両端部にそれぞれ調整可能に取り付けた口金（ＪＩＳＣ７６０１，Ｇ１３口金規格）である。４は、この口金３に絶縁材５を介して取り付けた電極ピン（ＪＩＳ，Ｇ１３口金規格）である。これら口金３および電極ピン４は、一般に使用されている既存の規格からなる直管型蛍光灯の口金および電極ピンと同じ形状、寸法である。
【００１４】
前記棒状合成樹脂外管体２と、この棒状合成樹脂外管体２の開口両端部に、図３に示すように口金取付樹脂管３ａを介して調整可能に取り付けた口金３とは、図１１に示すように相互に所要角度可動しうるよう構成されており、図１２に示すように可動させると、光の照射角度を容易に変化させることができるものである。
【００１５】
６は、前記棒状合成樹脂外管体２の内部に取り付けた棒状配線基板である。７は、この棒状配線基板６の片面に固定した白色発光ダイオードである。８は、配線基板６の表面に配設した白色反射シートである。９は、この白色反射シート８の反対側の合成樹脂外管体２の外表面に配設した白色反射不透明シートである。１０は、棒状配線基板６の表面に配設した白色反射シート８側の棒状合成樹脂外管体２の外表面に配設した拡散シートである。
【００１６】
図４に示すように、前記両電極ピン４間には、両波整流器１１と複数の電流制限抵抗器１２と複数の白色発光ダイオード７とが接続されて、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１が構成される。前記各電極ピン４には、商用電源が供給される。
【００１７】
図１５は、第１実施例（直管型）にて構成した蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１を、角型筐体内照標識装置５９に使用した場合の外観斜視図であり、図中、図１８に示す部分に付した符号と同じ部分には同じ符号を付してある。
この図において、支柱６５に固着されている既存の角型筐体６１内には、一般に使用されている既存の蛍光灯ソケット５６が複数個並設されており、この蛍光灯ソケット５６に、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１の電極ピン４を装着することによって複数個の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１が取り付けられる。
【００１８】
図７乃至図１０は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ａの第２実施例（サークライン型）を示すものであり、これらの図において、１３は、リング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体である。このリング状合成樹脂外管体１３のパイプ径、外寸法、内寸法は、一般に使用されている既存の規格からなるサークライン型蛍光灯の寸法と同じである。
このリング状合成樹脂外管体１３は、上半円部体１３ａと下半円部体１３ｂとからなり、それぞれの端部を接合（１４）してパイプ状に形成している。
１５は、このリング状合成樹脂外管体１３の内側に取り付けた電極ピン（ＪＩＳＧ１０Ｑ口金規格）である。この電極ピン１５は、一般に使用されている既存の規格からなるサークライン型蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法である。
【００１９】
図１６は、第２実施例（サークライン型）にて構成した蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ａを、円形型筐体内照標識装置６０に使用した場合の外観斜視図であり、図中、図１９に示す部分に付した符号と同じ部分には同じ符号を付してある。
【００２０】
１６は、前記リング状合成樹脂外管体１３の内部に取り付けたリング状配線基板である。このリング状配線基板１６の片面には、白色発光ダイオード７が固定されており、かつこのリング状配線基板１６の表面には、白色反射シート８が配設されている。この白色反射シート８の反対側のリング状合成樹脂外管体１３の下半円部体１３ｂ外表面には、白色反射不透明シート９が配設されている。
【００２１】
図１３は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｂの第３実施例を示す断面構造図である。
この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｂは、棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体２または１３と、この棒状またはリング状合成樹脂外管体２または１３の内部に取り付けたパイプ状の配線基板１７と、このパイプ状の配線基板１７の全周に固定した白色発光ダイオード７とより構成されている。
これによると、前記蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｂの全周にわたって均一に発光することになる。
【００２２】
図１４は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｃの第４実施例を示す断面構造図である。
この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｃは、棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体２または１３と、この棒状またはリング状合成樹脂外管体２または１３の内部に取り付けた棒状またはリング状配線基板６または１６の両面に固定した発光ダイオード７とより構成されている。これによると、蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｃの概ねほぼ全周にわたって発光することになる。
【００２３】
このように構成したこの発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、下記のような種々の特長を有するものである。
既存の直管型またはサークライン型蛍光灯取付器具および筐体を改造することなく、蛍光灯型から発光ダイオード灯型へ容易に変更することができる。
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の取付規格は、既存の直管型、サークライン型蛍光灯の取付規格と同一であり、極めて有効、かつ利用価値が高く、コストメリットが大きい。
また、寿命は、既存の蛍光灯の約７倍以上である。
また、低消費電力型であるため、ＣＯ２削減に寄与できると共に、既存の蛍光灯におけるような熱による水銀ガスの凝固がなく、また、水銀ガスなどの規制有害ガス成分も含まない環境対応型である。
蛍光灯とこの発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯との組合わせによるハイブリット型も容易に可能となり、減灯を防止することができる。
屋外高所作業による補修費の大幅な削減が可能となると共に、既存の蛍光灯に必要な点灯管、安定器などが不要となり、低コストである。
合成樹脂外管体を使用しているので、既存の蛍光灯に使用されているガラス管の破損による２次災害の発生がない。
【００２４】
なお、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の実施例では、白色発光ダイオードを主体として説明したが、発光ダイオードの有色種類を変えることにより白色光以外の有色光としても照明可能であること勿論である。
【００２５】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、棒状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状合成樹脂外管体の開口両端部に調整可能に取り付けた口金と、この口金に取り付けた電極ピンと、前記棒状合成樹脂外管体の内部に取り付けた棒状配線基板と、この棒状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成るものであるから、既存の直管型蛍光灯の規格に対応でき、既存の直管型蛍光灯取付器具および筐体を改造することなく、電源に接続するための電極ピンを、ＪＩＳ規格されている既存の直管型蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法にして、蛍光灯型から発光ダイオード灯型へ容易に兌換切り換えすることができる効果がある。
【００２６】
また、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、リング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、このリング状合成樹脂外管体の内側に取り付けた電極ピンと、前記リング状合成樹脂外管体の内部に取り付けたリング状配線基板と、このリング状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成るものであるから、既存のサークライン型蛍光灯の規格に対応でき、既存のサークライン型蛍光灯取付器具および筐体を改造することなく、電源に接続するための電極ピンを、ＪＩＳ規格されている既存のサークライン型蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法にして、蛍光灯型から発光ダイオード灯型へ容易に兌換切り換えすることができるなど、大幅なコスト低廉となるなどの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第１実施例（直管型）を示す外観斜視図である。
【図２】図１の一部切欠外観斜視図である。
【図３】図１の内部構成図である。
【図４】この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の点灯電気回路図である。
【図５】図２中Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図６】拡散シートを配設した場合の図２中Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図７】この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第２実施例（サークライン型）を示す外観斜視図である。
【図８】図７に示す蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の一部切欠外観斜視図である。
【図９】図８中Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図１０】図７に示す蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の内部構成図である。
【図１１】第１実施例の一要部を示す概略外観斜視図である。
【図１２】同説明図である。
【図１３】この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第３実施例を示す断面構造図である。
【図１４】この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第４実施例を示す断面構造図である。
【図１５】第１実施例（直管型）にて構成した蛍光灯兌換型発光ダイオード灯を、角型筐体内照標識装置に使用した場合の外観斜視図である。
【図１６】第２実施例（サークライン型）にて構成した蛍光灯兌換型発光ダイオード灯を、丸型筐体内照標識装置に使用した場合の外観斜視図である。
【図１７】従来一般に使用されている蛍光灯の点灯電気回路図である。
【図１８】従来の直管型蛍光灯を角型筐体内照標識装置に使用した場合の外観斜視図である。
【図１９】従来のサークライン型蛍光灯を丸型筐体内照標識装置に使用した場合の外観斜視図である。
【符号の説明】
１ 蛍光灯兌換型発光ダイオード灯
１ａ 蛍光灯兌換型発光ダイオード灯
１ｂ 蛍光灯兌換型発光ダイオード灯
１ｃ 蛍光灯兌換型発光ダイオード灯
２ 棒状合成樹脂外管体
３ 口金
３ａ 口金取付樹脂管
４ 電極ピン
５ 絶縁材
６ 棒状配線基板
７ 白色発光ダイオード
８ 白色反射シート
９ 白色反射不透明シート
１０ 拡散シート
１１ 両波整流器
１２ 電流制限抵抗器
１３ リング状合成樹脂外管体
１３ａ 上半円部体
１３ｂ 下半円部体
１４ 接合部
１５ 電極ピン
１６ リング状配線基板
１７ パイプ状の配線基板
５０ 従来の直管型蛍光灯
５０ａ 従来のサークライン型蛍光灯
５１ ケイ光体
５２ ガラス管
５３ 放電ガス
５４ 電極ピン
５５ ヒーター
５６ 蛍光灯ソケット
５７ 点灯管
５８ 安定器
５９ 角型筐体内照標識装置
６０ 円形型筐体内照標識装置
６１ 角型筐体
６２ 拡散板
６３ 標識図柄印刷板
６４ 円形型筐体
６５ 支柱
６６ 従来のサークライン型蛍光灯の保持器具
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば内照道路標識装置などに使用して好適な蛍光灯兌換型発光ダイオード灯に関し、特に電源に接続するための電極ピンを、ＪＩＳ規格されている既存の蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法にして、既存の蛍光灯取付器具や筐体を改造することなく、蛍光灯型から発光ダイオード灯型へ容易に兌換切換え可能にした蛍光灯兌換型発光ダイオード灯に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、一般に使用されている直管蛍光灯５０は、内面にケイ光体５１を塗布したガラス管５２の中に、水銀ガスを主体とする放電ガス５３を内臓させ、このガラス管５２の両端部に、規格されている電極ピン５４（ヒーター５５が接続されている）を取付けている。この電極ピン５４を蛍光灯ソケット５６に差し込み、点灯管５７および安定器５８を介して商用電源を供給して、図１７に示すような蛍光灯の基本電気回路図によって点灯させるのであるが、放電ガス蒸気中の放電から出る紫外線がケイ光体５１にあたり可視光線に変え照明している。
また、図１８は、従来の直管型蛍光灯５０を角型筐体内照標識装置５９に使用した場合の外観斜視図であり、図１９は、従来のサークライン型蛍光灯５０ａを円形型筐体内照標識装置６０に使用した場合の外観斜視図である。
これらの図において、６１は角型筐体、６２は拡散板、６３は標識図柄印刷板、６４は円形型筐体である。６５は角型筐体６１や円形型筐体６４を取付けるための支柱である。６６は従来のサークライン型蛍光灯５０ａの保持器具である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の蛍光灯５０では、熱によって水銀ガスが凝固したり、また、水銀ガスなどの規制有害ガス成分が発生したり、点灯管５７の点滅などにより寿命が低下するおそれがあった。
また、ケイ光体５１、放電ガス５３、点灯管５７、安定器５８および付帯部品などが必要となるため、大幅なコストアップにつながることになり、また、ガラス管５２の破損による２次災害の発生が生じたり。屋外高所作業コストもかかるなどの問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、前記課題を解決することを目的とし、棒状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状合成樹脂外管体の開口両端部に調整可能に取り付けた口金と、この口金に取り付けた電極ピンと、前記棒状合成樹脂外管体の内部に取り付けた棒状配線基板と、この棒状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成ることを特徴とする。
【０００５】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、棒状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状合成樹脂外管体の開口両端部に調整可能に取り付けた口金とは、相互に所要角度可動しうるように構成されていることを特徴とする。
【０００６】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、リング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、このリング状合成樹脂外管体の内側に取り付けた電極ピンと、前記リング状合成樹脂外管体の内部に取り付けたリング状配線基板と、このリング状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成ることを特徴とする。
【０００７】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状またはリング状合成樹脂外管体の内部に取り付けた棒状またはリング状配線基板と、この棒状またはリング状配線基板の片面に固定した発光ダイオードとより成り、この発光ダイオードの取り付け側の配線基板の表面に反射シートを配設したことを特徴とする。
【０００８】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、配線基板の表面に配設した反射シートの反対側の合成樹脂外管体の外表面に反射不透明シートを配設したことを特徴とする。
【０００９】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、配線基板の表面に配設した反射シート側の合成樹脂外管体の外表面に拡散シートを配設したことを特徴とする。
【００１０】
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状またはリング状合成樹脂外管体の内部に取り付けたパイプ状の配線基板と、このパイプ状の配線基板の全周に固定した発光ダイオードとより成ることを特徴とする。
【００１１】
さらにまた、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、電極ピンを、ＪＩＳ規格されている既存の直管型、サークライン型蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法にしたことを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の実施の形態を詳細に説明する。
図１は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第１実施例（直管型）を示す外観斜視図である。図２は、図１の一部切欠外観斜視図である。図３は、図１の内部構成図である。図４は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の点灯電気回路図である。図５は、図２中Ａ−Ａ線に沿う断面図である。図６は、拡散シートを配設した場合の図２中Ａ−Ａ線に沿う断面図である。図７は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第２実施例（サークライン型）を示す外観斜視図である。図８は、図７に示す蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の一部切欠外観斜視図である。図９は、図８中Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。図１０は、図７に示す蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の内部構成図である。図１１は、第１実施例の一要部を示す概略外観斜視図である。図１２は、同説明図である。
【００１３】
図１乃至図６は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１の第１実施例（直管型）を示すものであり、これらの図において、２は、棒状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体である。この棒状合成樹脂外管体２の直径および長さ寸法は、一般に使用されている既存の規格からなる直管型蛍光灯の直径および長さ寸法と同じである。３は、この棒状合成樹脂外管体２の開口両端部にそれぞれ調整可能に取り付けた口金（ＪＩＳＣ７６０１，Ｇ１３口金規格）である。４は、この口金３に絶縁材５を介して取り付けた電極ピン（ＪＩＳ，Ｇ１３口金規格）である。これら口金３および電極ピン４は、一般に使用されている既存の規格からなる直管型蛍光灯の口金および電極ピンと同じ形状、寸法である。
【００１４】
前記棒状合成樹脂外管体２と、この棒状合成樹脂外管体２の開口両端部に、図３に示すように口金取付樹脂管３ａを介して調整可能に取り付けた口金３とは、図１１に示すように相互に所要角度可動しうるよう構成されており、図１２に示すように可動させると、光の照射角度を容易に変化させることができるものである。
【００１５】
６は、前記棒状合成樹脂外管体２の内部に取り付けた棒状配線基板である。７は、この棒状配線基板６の片面に固定した白色発光ダイオードである。８は、配線基板６の表面に配設した白色反射シートである。９は、この白色反射シート８の反対側の合成樹脂外管体２の外表面に配設した白色反射不透明シートである。１０は、棒状配線基板６の表面に配設した白色反射シート８側の棒状合成樹脂外管体２の外表面に配設した拡散シートである。
【００１６】
図４に示すように、前記両電極ピン４間には、両波整流器１１と複数の電流制限抵抗器１２と複数の白色発光ダイオード７とが接続されて、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１が構成される。前記各電極ピン４には、商用電源が供給される。
【００１７】
図１５は、第１実施例（直管型）にて構成した蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１を、角型筐体内照標識装置５９に使用した場合の外観斜視図であり、図中、図１８に示す部分に付した符号と同じ部分には同じ符号を付してある。
この図において、支柱６５に固着されている既存の角型筐体６１内には、一般に使用されている既存の蛍光灯ソケット５６が複数個並設されており、この蛍光灯ソケット５６に、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１の電極ピン４を装着することによって複数個の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１が取り付けられる。
【００１８】
図７乃至図１０は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ａの第２実施例（サークライン型）を示すものであり、これらの図において、１３は、リング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体である。このリング状合成樹脂外管体１３のパイプ径、外寸法、内寸法は、一般に使用されている既存の規格からなるサークライン型蛍光灯の寸法と同じである。
このリング状合成樹脂外管体１３は、上半円部体１３ａと下半円部体１３ｂとからなり、それぞれの端部を接合（１４）してパイプ状に形成している。
１５は、このリング状合成樹脂外管体１３の内側に取り付けた電極ピン（ＪＩＳＧ１０Ｑ口金規格）である。この電極ピン１５は、一般に使用されている既存の規格からなるサークライン型蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法である。
【００１９】
図１６は、第２実施例（サークライン型）にて構成した蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ａを、円形型筐体内照標識装置６０に使用した場合の外観斜視図であり、図中、図１９に示す部分に付した符号と同じ部分には同じ符号を付してある。
【００２０】
１６は、前記リング状合成樹脂外管体１３の内部に取り付けたリング状配線基板である。このリング状配線基板１６の片面には、白色発光ダイオード７が固定されており、かつこのリング状配線基板１６の表面には、白色反射シート８が配設されている。この白色反射シート８の反対側のリング状合成樹脂外管体１３の下半円部体１３ｂ外表面には、白色反射不透明シート９が配設されている。
【００２１】
図１３は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｂの第３実施例を示す断面構造図である。
この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｂは、棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体２または１３と、この棒状またはリング状合成樹脂外管体２または１３の内部に取り付けたパイプ状の配線基板１７と、このパイプ状の配線基板１７の全周に固定した白色発光ダイオード７とより構成されている。
これによると、前記蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｂの全周にわたって均一に発光することになる。
【００２２】
図１４は、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｃの第４実施例を示す断面構造図である。
この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｃは、棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体２または１３と、この棒状またはリング状合成樹脂外管体２または１３の内部に取り付けた棒状またはリング状配線基板６または１６の両面に固定した発光ダイオード７とより構成されている。これによると、蛍光灯兌換型発光ダイオード灯１ｃの概ねほぼ全周にわたって発光することになる。
【００２３】
このように構成したこの発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、下記のような種々の特長を有するものである。
既存の直管型またはサークライン型蛍光灯取付器具および筐体を改造することなく、蛍光灯型から発光ダイオード灯型へ容易に変更することができる。
また、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の取付規格は、既存の直管型、サークライン型蛍光灯の取付規格と同一であり、極めて有効、かつ利用価値が高く、コストメリットが大きい。
また、寿命は、既存の蛍光灯の約７倍以上である。
また、低消費電力型であるため、ＣＯ２削減に寄与できると共に、既存の蛍光灯におけるような熱による水銀ガスの凝固がなく、また、水銀ガスなどの規制有害ガス成分も含まない環境対応型である。
蛍光灯とこの発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯との組合わせによるハイブリット型も容易に可能となり、減灯を防止することができる。
屋外高所作業による補修費の大幅な削減が可能となると共に、既存の蛍光灯に必要な点灯管、安定器などが不要となり、低コストである。
合成樹脂外管体を使用しているので、既存の蛍光灯に使用されているガラス管の破損による２次災害の発生がない。
【００２４】
なお、この発明の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の実施例では、白色発光ダイオードを主体として説明したが、発光ダイオードの有色種類を変えることにより白色光以外の有色光としても照明可能であること勿論である。
【００２５】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、棒状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状合成樹脂外管体の開口両端部に調整可能に取り付けた口金と、この口金に取り付けた電極ピンと、前記棒状合成樹脂外管体の内部に取り付けた棒状配線基板と、この棒状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成るものであるから、既存の直管型蛍光灯の規格に対応でき、既存の直管型蛍光灯取付器具および筐体を改造することなく、電源に接続するための電極ピンを、ＪＩＳ規格されている既存の直管型蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法にして、蛍光灯型から発光ダイオード灯型へ容易に兌換切り換えすることができる効果がある。
【００２６】
また、この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯は、リング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、このリング状合成樹脂外管体の内側に取り付けた電極ピンと、前記リング状合成樹脂外管体の内部に取り付けたリング状配線基板と、このリング状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成るものであるから、既存のサークライン型蛍光灯の規格に対応でき、既存のサークライン型蛍光灯取付器具および筐体を改造することなく、電源に接続するための電極ピンを、ＪＩＳ規格されている既存のサークライン型蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法にして、蛍光灯型から発光ダイオード灯型へ容易に兌換切り換えすることができるなど、大幅なコスト低廉となるなどの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第１実施例（直管型）を示す外観斜視図である。
【図２】図１の一部切欠外観斜視図である。
【図３】図１の内部構成図である。
【図４】この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の点灯電気回路図である。
【図５】図２中Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図６】拡散シートを配設した場合の図２中Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図７】この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第２実施例（サークライン型）を示す外観斜視図である。
【図８】図７に示す蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の一部切欠外観斜視図である。
【図９】図８中Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図１０】図７に示す蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の内部構成図である。
【図１１】第１実施例の一要部を示す概略外観斜視図である。
【図１２】同説明図である。
【図１３】この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第３実施例を示す断面構造図である。
【図１４】この発明に係る蛍光灯兌換型発光ダイオード灯の第４実施例を示す断面構造図である。
【図１５】第１実施例（直管型）にて構成した蛍光灯兌換型発光ダイオード灯を、角型筐体内照標識装置に使用した場合の外観斜視図である。
【図１６】第２実施例（サークライン型）にて構成した蛍光灯兌換型発光ダイオード灯を、丸型筐体内照標識装置に使用した場合の外観斜視図である。
【図１７】従来一般に使用されている蛍光灯の点灯電気回路図である。
【図１８】従来の直管型蛍光灯を角型筐体内照標識装置に使用した場合の外観斜視図である。
【図１９】従来のサークライン型蛍光灯を丸型筐体内照標識装置に使用した場合の外観斜視図である。
【符号の説明】
１ 蛍光灯兌換型発光ダイオード灯
１ａ 蛍光灯兌換型発光ダイオード灯
１ｂ 蛍光灯兌換型発光ダイオード灯
１ｃ 蛍光灯兌換型発光ダイオード灯
２ 棒状合成樹脂外管体
３ 口金
３ａ 口金取付樹脂管
４ 電極ピン
５ 絶縁材
６ 棒状配線基板
７ 白色発光ダイオード
８ 白色反射シート
９ 白色反射不透明シート
１０ 拡散シート
１１ 両波整流器
１２ 電流制限抵抗器
１３ リング状合成樹脂外管体
１３ａ 上半円部体
１３ｂ 下半円部体
１４ 接合部
１５ 電極ピン
１６ リング状配線基板
１７ パイプ状の配線基板
５０ 従来の直管型蛍光灯
５０ａ 従来のサークライン型蛍光灯
５１ ケイ光体
５２ ガラス管
５３ 放電ガス
５４ 電極ピン
５５ ヒーター
５６ 蛍光灯ソケット
５７ 点灯管
５８ 安定器
５９ 角型筐体内照標識装置
６０ 円形型筐体内照標識装置
６１ 角型筐体
６２ 拡散板
６３ 標識図柄印刷板
６４ 円形型筐体
６５ 支柱
６６ 従来のサークライン型蛍光灯の保持器具
Claims (8)
- 棒状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状合成樹脂外管体の開口両端部に調整可能に取り付けた口金と、この口金に取り付けた電極ピンと、前記棒状合成樹脂外管体の内部に取り付けた棒状配線基板と、この棒状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成ることを特徴とする蛍光灯兌換型発光ダイオード灯。
- 請求項１に記載の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯において、棒状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状合成樹脂外管体の開口両端部に調整可能に取り付けた口金とは、相互に所要角度可動しうるように構成されていることを特徴とする蛍光灯兌換型発光ダイオード灯。
- リング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、このリング状合成樹脂外管体の内側に取り付けた電極ピンと、前記リング状合成樹脂外管体の内部に取り付けたリング状配線基板と、このリング状配線基板の片面または両面に固定した発光ダイオードとより成ることを特徴とする蛍光灯兌換型発光ダイオード灯。
- 棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状またはリング状合成樹脂外管体の内部に取り付けた棒状またはリング状配線基板と、この棒状またはリング状配線基板の片面に固定した発光ダイオードとより成り、この発光ダイオードの取り付け側の配線基板の表面に反射シートを配設したことを特徴とする蛍光灯兌換型発光ダイオード灯。
- 請求項４に記載の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯において、配線基板の表面に配設した反射シートの反対側の合成樹脂外管体の外表面に反射不透明シートを配設したことを特徴とする蛍光灯兌換型発光ダイオード灯。
- 請求項５に記載の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯において、配線基板の表面に配設した反射シート側の合成樹脂外管体の外表面に拡散シートを配設したことを特徴とする蛍光灯兌換型発光ダイオード灯。
- 棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプからなる合成樹脂外管体と、この棒状またはリング状合成樹脂外管体の内部に取り付けたパイプ状の配線基板と、このパイプ状の配線基板の全周に固定した発光ダイオードとより成ることを特徴とする蛍光灯兌換型発光ダイオード灯。
- 請求項１乃至請求項７に記載の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯において使用されている電極ピンを、ＪＩＳ規格されている既存の直管型、サークライン型蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法にしたことを特徴とする蛍光灯兌換型発光ダイオード灯。
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041221 |