JP2011216447A - Led式蛍光灯型照明装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】 蛍光灯用ソケットに装着可能で、簡易な構成で、照明装置を固定することができるLED照明装置を提供する。
【解決手段】 本発明のLED式蛍光灯型照明装置は、矩形状の基板と、この基板の長手方向に沿って配列されたLED素子と、前記基板を固定する平板状の載置部と、前記基板が前記平板状の載置部に接触していない部分を覆う略半円柱状またはかまぼこ形状のカバーと、前記載置部の基板が固定されている面と逆の面に設けられた1個以上の照明装置固定部と、前記平板状の載置部とカバーの両端に設けられた口金とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明のLED式蛍光灯型照明装置は、矩形状の基板と、この基板の長手方向に沿って配列されたLED素子と、前記基板を固定する平板状の載置部と、前記基板が前記平板状の載置部に接触していない部分を覆う略半円柱状またはかまぼこ形状のカバーと、前記載置部の基板が固定されている面と逆の面に設けられた1個以上の照明装置固定部と、前記平板状の載置部とカバーの両端に設けられた口金とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、既存の蛍光灯照明装置に用いることができるLED式蛍光灯型照明装置に関する。
従来の蛍光灯型照明装置では、ガラス管の両端部分よりガラス管内部に封入されたアルゴンガスと水銀蒸気の混合気体中に高圧放電させて、ガス気体から紫外線を発生させる。この紫外線がガラス管内面に塗布された蛍光体に照射され、蛍光体が白色に発光する。蛍光灯型照明装置は、電力を光に変換する効率(1m/W)も、ハロゲン球や白熱球が30%前後なのに対し、50〜60%と高い。また、棒状の白色光源として自然な白色光度が均一に出せるので、幅広く利用されている。
しかし、従来の蛍光灯型照明装置には、寿命末期によるちらつきや不点灯という問題がある。また、その寿命は7000〜1万時間と短い。
LEDは、直流電流で、それも低い電圧で容易に点灯制御ができる。また、球切れなどの不点灯になりにくく、長期信頼性に優れている。このため、寿命の長いLEDを蛍光灯型照明装置に使用することが試みられている。特に、既設の電球用ソケットや蛍光灯用ソケットに装着可能なLED照明装置に関する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の蛍光灯型照明装置は、ガラス管両端部とソケットとがジョイントしているだけなので、照明装置が外れやすいという問題がある。特に、蛍光灯用ソケットに装着可能なLED照明装置に関して顕著である。
一方、LED照明装置は、ガラス管内に塗布された蛍光体を発光させるのではない。このため、蛍光灯用ソケットに装着可能なLED照明装置を従来の蛍光灯型照明装置と同じ形態でなくてもよい。
一方、LED照明装置は、ガラス管内に塗布された蛍光体を発光させるのではない。このため、蛍光灯用ソケットに装着可能なLED照明装置を従来の蛍光灯型照明装置と同じ形態でなくてもよい。
そこで、本発明者らは、LED照明装置の形状を検討し、蛍光灯用ソケットに装着可能で、簡易な構成で、照明装置を固定することができるLED照明装置を開発した。すなわち、本発明は、以下のとおりである。
本発明のLED式蛍光灯型照明装置は、矩形状の基板と、この基板の長手方向に沿って配列されたLED素子と、前記基板を固定する平板状の載置部と、前記基板が前記平板状の載置部に接触していない部分を覆う略半円柱状またはかまぼこ形状のカバーと、前記載置部の基板が固定されている面と逆の面に設けられた1個以上の照明装置固定部と、前記平板状の載置部とカバーの両端に設けられた口金とを備える。
本発明のLED式蛍光灯型照明装置は、全体として、略半円柱状またはかまぼこ形状をしている。照明装置は平坦面を有する。この平坦面に1個以上の照明装置固定部を設けることで、任意の位置で、LED式蛍光灯型照明装置を固定することができる。
前記照明装置固定部の固定手段が磁石であるとよい。また、前記照明装置固定部は、スライド移動、高さ調整、または個数調整の少なくとも1つが可能であると好ましい。また、前記カバーがレンズカバーであるとよい。
本発明のLED式蛍光灯型照明装置は、管状形状の一部に平坦面を有する。このため、平坦面に1個以上の照明装置固定部を設けることができる。この結果、管状構造の両端以外の任意の位置で、LED式蛍光灯型照明装置を固定することができる。
以下、本発明のLED式蛍光灯型照明装置の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1、2は、本発明のLED式蛍光灯型照明装置の一実施例の概略を示した説明図である。図1、2において、1はカバー、2は口金、3は載置部、4は照明装置固定部、5はLED素子、6は基板を示す。図1 a)は本発明のLED式蛍光灯型照明装置の正面図、図1 b)は本発明のLED式蛍光灯型照明装置の背面図、図1 c)は本発明のLED式蛍光灯型照明装置の側面図を示す。
図1、2は、本発明のLED式蛍光灯型照明装置の一実施例の概略を示した説明図である。図1、2において、1はカバー、2は口金、3は載置部、4は照明装置固定部、5はLED素子、6は基板を示す。図1 a)は本発明のLED式蛍光灯型照明装置の正面図、図1 b)は本発明のLED式蛍光灯型照明装置の背面図、図1 c)は本発明のLED式蛍光灯型照明装置の側面図を示す。
本発明のLED式蛍光灯型照明装置は、既存の蛍光灯照明装置の長さ、径などの寸法と互換性を有する。この結果、蛍光灯管の差込口にそのまま設置が可能である。2に示す口金に設けられた端子の大きさ、配列などは既存蛍光灯管と同じである。口金2は、LED式蛍光灯型照明装置の固定手段として機能する。
LED素子5は、矩形上の基板6の長手方向に複数個配列されている。交流電流を用いる場合は、両端の口金2に設けられた端子、基板、基板上に配列されたLED素子は電気的に接続されている。この場合には、使用する端子を選択することにより行う。直流電流を用いる場合は、両端の口金2に設けられた端子を用いずに、直接基板、基板上に配列されたLED素子を直流電源装置(図示せず。)に接続する。直流電源装置は、LED式蛍光灯型照明装置の外部・内部のいずれに設けておいてもよい。
矩形上の基板6は、平板状の載置部3に固定されている。固定方法は、特に制限されず、嵌合、ボルト等による結合など公知の方法による。平板状の載置部3は、照明装置全体の重量を軽減するために、ポリカーボネートなどの樹脂を用いればよい。
本発明のLED式蛍光灯型照明装置の外側は、平板状の載置部3と前記基板6が前記平板状の載置部3に接触していない部分を覆う略半円柱状またはかまぼこ形状のカバー1とで構成される。載置部3を平板状にするのは、照明装置固定部4を設けることを容易にするためである。載置部3は、照明装置固定部4を強固に取付けるため、アルミニウムなどの金属で作製すると好ましい。本明細書中で、平板状と言う場合は、完全な平板でなくてもよいという意味である。例えば、平面にレール等を設けていてもよい。また、カバー1を略半円柱状またはかまぼこ形状にするのは、光の拡散を均一にし、既存の既存蛍光灯管と外観を同様にするためである。このため、カバー1は、半透明または白色等に着色したものを用いるとよい。また、照明装置全体の重量を軽減するために、ポリカーボネートなどの樹脂を用いればよい。カバー1は、既存の既存蛍光灯管のように表面が平滑であってもよく、カバーの長手方法に蛇腹状であってもよい。また、カバー1がレンズカバーであるとよい。レンズカバーを用いると、光の拡散効率が向上するので、好ましい。レンズカバーは、例えば、平板の一方の面に、照明装置の長手方向に沿って、例えば柱状(略半円柱状、かまぼこ形状、多角柱状(例えば、三角柱状など))などの複数の凸状の突起が設けられている樹脂シート、または、平板の一方の面に、略半球状、多角錘状(例えば、三角錘状など)など複数の凸状の突起が規則的あるいは不規則的に設けられている樹脂シートである。このシートを、凸状の突起が設けられている側を内側に折り曲げて、略半円柱状またはかまぼこ形状にして、カバー1として用いる。
平板状の載置部3とカバー1とは、嵌合あるいは、ボルト等で結合する。また、前記平板状の載置部とカバーの両端に設けられた口金2と共に、照明装置の内部に水蒸気などが入りにくいように密接して構成する。
本発明では、前記載置部3の基板6が固定されている面と逆の面に設けられた1個以上の照明装置固定部4を有することを最大の特徴とする。照明装置固定部4は、特に制限されず、フックなどのように掛合するものや、磁石のような公知の固定手段による。好ましくは、磁石を用いる固定手段である。通常蛍光灯型照明装置は、金属製の取付け本体に設けられたソケットに取付ける。したがって、磁石を用いると、金属製の取付け本体に特別な固定器具を設けなくても容易に固定をすることができる。また、特に永久磁石を用いると好ましい。
また、照明装置固定部4は、スライド移動、高さ調整、または個数調整の少なくとも1つが可能であると好ましい。この構成によると、既に設置されている取付け本体の形状が異なっていても、容易に適合することができるからである。スライド移動、高さ調整、または個数調整の少なくとも1つが可能にさせる方法は、特に制限はない。例えば、図1、図2に示すように、平板状の載置部3にレールとなる溝部を設け、このレールに咬合するアタッチメントを付けた磁石を用いる。ネジを緩めた状態で、レール内をアタッチメントをスライド移動させ、ネジを締めることで、照明装置固定部4の位置を移動させることができる。また、アタッチメントの軸の長さを、ネジを回転させて変えることで、高さ調整を行う。あるいは、アタッチメントは、交換可能であるので、固定に適した軸の長さ(高さ)を有するアタッチメントを用いることで、高さ調整を行う。また、アタッチメントの数を任意に調整して、個数調整を行う。あるいは、アタッチメントの軸に対して、所望の角度を有する位置に磁石を設けたものを用いれば、角度調整をすることもできる。
本発明のLED式蛍光灯型照明装置は、既存の蛍光灯照明装置に用いることができ、しかも安定に固定することができる。
1 カバー
2 口金
3 載置部
4 照明装置固定部
5 LED素子
6 基板
2 口金
3 載置部
4 照明装置固定部
5 LED素子
6 基板
Claims (4)
- 矩形状の基板と、
この基板の長手方向に沿って配列されたLED素子と、
前記基板を固定する平板状の載置部と、
前記基板が前記平板状の載置部に接触していない部分を覆う略半円柱状またはかまぼこ形状のカバーと、
前記載置部の基板が固定されている面と逆の面に設けられた1個以上の照明装置固定部と、
前記平板状の載置部とカバーの両端に設けられた口金とを備える、LED式蛍光灯型照明装置。 - 前記照明装置固定部の固定手段が磁石である、請求項1に記載のLED式蛍光灯型照明装置。
- 前記照明装置固定部は、スライド移動、高さ調整、または個数調整の少なくとも1つが可能である、請求項1または2に記載のLED式蛍光灯型照明装置。
- 前記カバーがレンズカバーである、請求項1〜3のいずれかに記載のLED式蛍光灯型照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010086139A JP2011216447A (ja) | 2010-04-02 | 2010-04-02 | Led式蛍光灯型照明装置。 |
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JP2010086139A JP2011216447A (ja) | 2010-04-02 | 2010-04-02 | Led式蛍光灯型照明装置。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=44945959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5153958B1 (ja) * | 2012-08-01 | 2013-02-27 | 豊田通商株式会社 | 照明器具 |
WO2013162183A1 (ko) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | (주) 티피티 | 형광등식 엘이디 램프 |
WO2014006941A1 (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-09 | 豊田通商株式会社 | 照明器具 |
KR101551535B1 (ko) * | 2013-10-08 | 2015-09-09 | 에이펙스인텍 주식회사 | 낙하 및 탈락방지용 구조를 가진 엘이디 직관형 램프 |
WO2018199404A1 (ko) * | 2017-04-28 | 2018-11-01 | 전병준 | 광원 모듈 체결 구조 |
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2010
- 2010-04-02 JP JP2010086139A patent/JP2011216447A/ja active Pending
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