JP5501933B2 - 交流電気量測定装置および交流電気量測定方法 - Google Patents
交流電気量測定装置および交流電気量測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5501933B2 JP5501933B2 JP2010239011A JP2010239011A JP5501933B2 JP 5501933 B2 JP5501933 B2 JP 5501933B2 JP 2010239011 A JP2010239011 A JP 2010239011A JP 2010239011 A JP2010239011 A JP 2010239011A JP 5501933 B2 JP5501933 B2 JP 5501933B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- gauge
- value data
- current
- instantaneous value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
f(Hz)=60+Δf
本実施の形態にかかる交流電気量測定装置および交流電気量測定方法を説明するにあたり、まず、本実施の形態の要旨を成す交流電気量測定手法の概念(アルゴリズム)について説明し、その後、本実施の形態にかかる交流電気量測定装置の構成および動作について説明する。なお、以下の説明において、アルファベットの小文字表記のうち、括弧付のもの(例えば“v(t)”)は、ベクトルを表し、括弧無しのもの(例えば“v2”)は、瞬時値を表すものとする。また、アルファベットの大文字表記(例えば“Vg”)は、実効値もしくは振幅値を表すものとする。
(b)回転位相角αが90度より小さい場合、サンプリング周波数fSが高くなれば(サンプリング1周期時間Tが小さくなれば)、回転位相角αも小さくなり、ゲージ電圧Vgは小さくなる。逆に、サンプリング周波数fSが低くなれば(サンプリング1周期時間Tが大きくなれば)、回転位相角αも大きくなり、ゲージ電圧Vgは大きくなる。
(c)一方、回転位相角αが90度より大きい場合、サンプリング周波数fSが高くなれば(サンプリング1周期時間Tが小さくなれば)、回転位相角αも小さくなり、ゲージ電圧Vgは大きくなる。逆に、サンプリング周波数fSが低くなれば(サンプリング1周期時間Tが大きくなれば)、回転位相角αも大きくなり、ゲージ電圧Vgは小さくなる。
(d)なお、回転位相角αの限界は180度であるが、このときの実周波数はサンプリング周波数の1/2である。すなわち、この性質は、通信分野におけるサンプリング定理の性質そのものである。
2 ゲージ電圧算出部
3 ゲージ差分電圧算出部
4 回転位相角・周波数算出部
5 電圧振幅算出部
6 ゲージ電流算出部
7 ゲージ差分電流算出部
8 電流振幅算出部
9 ゲージ有効電力算出部
10 ゲージ差分有効電力算出部
11 ゲージ無効電力算出部
12 ゲージ差分無効電力算出部
13 有効電力算出部
14 無効電力算出部
15 インターフェース
16 記憶部
100 交流電気量測定装置
Claims (14)
- 測定対象となる交流電圧を当該交流電圧の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でサンプリングした連続する少なくとも3点の電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた電圧振幅を正規化したゲージ電圧を算出するゲージ電圧算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされ、前記ゲージ電圧を算出する際に用いた3点の電圧瞬時値データを含む連続する少なくとも4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた値を正規化したゲージ差分電圧を算出するゲージ差分電圧算出部と、
前記ゲージ電圧および前記ゲージ差分電圧を用いて前記交流電圧の振幅を算出する電圧振幅算出部と、
を備えたことを特徴とする交流電気量測定装置。 - 測定対象となる交流電流を当該交流電流の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でサンプリングした連続する少なくとも3点の電流瞬時値データの二乗積分演算により求めた電流振幅を正規化したゲージ電流を算出するゲージ電流算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされ、前記ゲージ電流を算出する際に用いた3点の電流瞬時値データを含む連続する少なくとも4点の電流瞬時値データにおける隣接する2点の電流瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電流瞬時値データの二乗積分演算により求めた値を正規化したゲージ差分電流を算出するゲージ差分電流算出部と、
前記ゲージ電流および前記ゲージ差分電流を用いて前記交流電流の振幅を算出する電流振幅算出部と、
を備えたことを特徴とする交流電気量測定装置。 - 測定対象となる交流電圧の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定3点の電圧瞬時値データのうちの測定時刻の遅い2点の電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該所定3点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた3点の電流瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ有効電力を算出するゲージ有効電力算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定3点の電圧瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該2点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた2点の電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ無効電力を算出するゲージ無効電力算出部と、
前記ゲージ電圧および前記ゲージ差分電圧を用いてサンプリング1周期時間における回転位相角を算出する回転位相角算出部と、
前記ゲージ有効電力、前記ゲージ無効電力および前記回転位相角を用いて有効電力を算出する有効電力算出部と、
を備えたことを特徴とする交流電気量測定装置。 - 測定対象となる交流電圧を当該交流電流の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でサンプリングした連続する少なくとも3点の電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた電圧振幅を正規化したゲージ電圧を算出するゲージ電圧算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する少なくとも3点の電流瞬時値データの二乗積分演算により求めた電流振幅を正規化したゲージ電流を算出するゲージ電流算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定3点の電圧瞬時値データのうちの測定時刻の遅い2点の電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該所定3点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた3点の電流瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ有効電力を算出するゲージ有効電力算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定3点の電圧瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該2点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた2点の電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ無効電力を算出するゲージ無効電力算出部と、
前記ゲージ電圧、前記ゲージ電流、前記ゲージ有効電力、前記ゲージ無効電力および、前記回転位相角を用いて無効電力を算出する無効電力算出部と、
を備えたことを特徴とする交流電気量測定装置。 - 測定対象となる交流電圧を当該交流電圧の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でサンプリングした連続する少なくとも3点の電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた電圧振幅を正規化したゲージ電圧を算出するゲージ電圧算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされ、前記ゲージ電圧を算出する際に用いた3点の電圧瞬時値データを含む連続する少なくとも4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた値を正規化したゲージ差分電圧を算出するゲージ差分電圧算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データのうちの測定時刻の遅い2点の差分電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該所定4点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた4点の電流瞬時値データにおける隣接する2点の電流瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電流瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の差分電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ差分有効電力を算出するゲージ差分有効電力算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の差分電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該2点の差分電圧瞬時値の元となる3点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた3点の電流瞬時値データにより求められる2点の差分電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ差分無効電力を算出するゲージ差分無効電力算出部と、
前記ゲージ電圧および前記ゲージ差分電圧を用いてサンプリング1周期時間における回転位相角を算出する回転位相角算出部と、
前記ゲージ差分有効電力、前記ゲージ差分無効電力および前記回転位相角を用いて有効電力を算出する有効電力算出部と、
を備えたことを特徴とする交流電気量測定装置。 - 測定対象となる交流電圧を当該交流電圧の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でサンプリングした連続する少なくとも3点の電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた電流振幅を正規化したゲージ電流を算出するゲージ電流算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされ、前記ゲージ電流を算出する際に用いた3点の電流瞬時値データを含む連続する少なくとも4点の電流瞬時値データにおける隣接する2点の電流瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電流瞬時値データの二乗積分演算により求めた値を正規化したゲージ差分電流を算出するゲージ差分電流算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データのうちの測定時刻の遅い2点の差分電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該所定4点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた4点の電流瞬時値データにおける隣接する2点の電流瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電流瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の差分電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ差分有効電力を算出するゲージ差分有効電力算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の差分電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該2点の差分電圧瞬時値の元となる3点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた3点の電流瞬時値データにより求められる2点の差分電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ差分無効電力を算出するゲージ差分無効電力算出部と、
前記ゲージ電流および前記ゲージ差分電流を用いてサンプリング1周期時間における回転位相角を算出する回転位相角算出部と、
前記ゲージ差分有効電力、前記ゲージ差分無効電力および前記回転位相角を用いて有効電力を算出する有効電力算出部と、
を備えたことを特徴とする交流電気量測定装置。 - 測定対象となる交流電圧の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でサンプリングされた連続する少なくとも3点の電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた電圧振幅を正規化したゲージ電圧を算出するゲージ電圧算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する少なくとも3点の電流瞬時値データの二乗積分演算により求めた電流振幅を正規化したゲージ電流を算出するゲージ電流算出部と、
前記ゲージ電圧を算出する際に用いた3点の電圧瞬時値データを含む連続する少なくとも4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた値を交流電圧の振幅値で正規化したゲージ差分電圧を算出するゲージ差分電圧算出部と、
前記ゲージ電流を算出する際に用いた3点の電流瞬時値データを含む連続する少なくとも4点の電流瞬時値データにおける隣接する2点の電流瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電流瞬時値データの例えば二乗積分演算により求めた値を交流電流の振幅値で正規化してゲージ差分電流として算出するゲージ差分電流算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データのうちの測定時刻の遅い2点の差分電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該所定4点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた4点の電流瞬時値データにおける隣接する2点の電流瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電流瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の差分電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ差分有効電力を算出するゲージ差分有効電力算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の差分電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該2点の差分電圧瞬時値の元となる3点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた3点の電流瞬時値データにより求められる2点の差分電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ差分無効電力を算出するゲージ差分無効電力算出部と、
前記ゲージ電圧および前記ゲージ差分電圧を用いてサンプリング1周期時間における回転位相角を算出する回転位相角算出部と、
前記ゲージ差分電圧、前記ゲージ差分電流、前記ゲージ差分有効電力、前記ゲージ差分無効電力および前記回転位相角を用いて無効電力を算出する無効電力算出部と、
を備えたことを特徴とする交流電気量測定装置。 - 測定対象となる交流電圧を当該交流電圧の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でサンプリングした連続する少なくとも3点の電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた電圧振幅を正規化したゲージ電圧を算出するゲージ電圧算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する少なくとも3点の電流瞬時値データの二乗積分演算により求めた電流振幅を正規化したゲージ電流を算出するゲージ電流算出部と、
前記ゲージ電圧を算出する際に用いた3点の電圧瞬時値データを含む連続する少なくとも4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた値を交流電圧の振幅値で正規化したゲージ差分電圧を算出するゲージ差分電圧算出部と、
前記ゲージ電流を算出する際に用いた3点の電流瞬時値データを含む連続する少なくとも4点の電流瞬時値データにおける隣接する2点の電流瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電流瞬時値データの例えば二乗積分演算により求めた値を交流電流の振幅値で正規化してゲージ差分電流として算出するゲージ差分電流算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データのうちの測定時刻の遅い2点の差分電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該所定4点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた4点の電流瞬時値データにおける隣接する2点の電流瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電流瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の差分電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ差分有効電力を算出するゲージ差分有効電力算出部と、
前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の差分電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該2点の差分電圧瞬時値の元となる3点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた3点の電流瞬時値データにより求められる2点の差分電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ差分無効電力を算出するゲージ差分無効電力算出部と、
前記ゲージ電流および前記ゲージ差分電流を用いてサンプリング1周期時間における回転位相角を算出する回転位相角算出部と、
前記ゲージ差分電圧、前記ゲージ差分電流、前記ゲージ差分有効電力、前記ゲージ差分無効電力および前記回転位相角を用いて無効電力を算出する無効電力算出部と、
を備えたことを特徴とする交流電気量測定装置。 - 前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データのうちの測定時刻の遅い2点の差分電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該所定4点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた4点の電流瞬時値データにおける隣接する2点の電流瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電流瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の差分電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ差分有効電力を算出するゲージ差分有効電力算出部を備え、
前記回転位相角算出部は、前記ゲージ有効電力および前記ゲージ差分有効電力を用いて前記回転位相角を算出することを特徴とする請求項3または4に記載の交流電気量測定装置。 - 前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定3点の電圧瞬時値データのうちの測定時刻の遅い2点の電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該所定3点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた3点の電流瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ有効電力を算出するゲージ有効電力算出部を備え、
前記回転位相角算出部は、前記ゲージ有効電力および前記ゲージ差分有効電力を用いて前記回転位相角を算出することを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載の交流電気量測定装置。 - 前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の差分電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該2点の差分電圧瞬時値の元となる3点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた3点の電流瞬時値データにより求められる2点の差分電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ差分無効電力を算出するゲージ差分無効電力算出部を備え、
前記回転位相角算出部は、前記ゲージ無効電力および前記ゲージ差分無効電力を用いて前記回転位相角を算出することを特徴とする請求項3または4に記載の交流電気量測定装置。 - 前記サンプリング周波数でサンプリングされた連続する所定3点の電圧瞬時値データのうちの測定時刻の早い2点の電圧瞬時値データと、前記サンプリング周波数でサンプリングされ、当該2点の電圧瞬時値と同一時刻でサンプリングされた2点の電流瞬時値データとによる所定の積差演算により求めた値を正規化したゲージ無効電力を算出するゲージ無効電力算出部を備え、
前記回転位相角算出部は、前記ゲージ無効電力および前記ゲージ差分無効電力を用いて前記回転位相角を算出することを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載の交流電気量測定装置。 - 測定対象となる交流電圧を当該交流電圧の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でサンプリングした連続する少なくとも3点の電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた電圧振幅を正規化してゲージ電圧として算出するステップと、
前記サンプリング周波数でサンプリングされ、前記ゲージ電圧を算出する際に用いた3点の電圧瞬時値データを含む連続する少なくとも4点の電圧瞬時値データにおける隣接する2点の電圧瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電圧瞬時値データの二乗積分演算により求めた値を正規化してゲージ差分電圧として算出するステップと、
前記ゲージ電圧および前記ゲージ差分電圧を用いて交流電圧の振幅を算出するステップと、
を含むことを特徴とする交流電気量測定方法。 - 測定対象となる交流電流を当該交流電流の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でサンプリングした連続する少なくとも3点の電流瞬時値データの二乗積分演算により求めた電流振幅を正規化してゲージ電流として算出するステップと、
前記サンプリング周波数でサンプリングされ、前記ゲージ電流を算出する際に用いた3点の電流瞬時値データを含む連続する少なくとも4点の電流瞬時値データにおける隣接する2点の電流瞬時値データ間の先端間距離を表す3点の差分電流瞬時値データの二乗積分演算により求めた値を正規化してゲージ差分電流として算出するステップと、
前記ゲージ電流および前記ゲージ差分電流を用いて交流電流の振幅を算出するステップと、
を含むことを特徴とする交流電気量測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010239011A JP5501933B2 (ja) | 2010-10-25 | 2010-10-25 | 交流電気量測定装置および交流電気量測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010239011A JP5501933B2 (ja) | 2010-10-25 | 2010-10-25 | 交流電気量測定装置および交流電気量測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012093137A JP2012093137A (ja) | 2012-05-17 |
JP5501933B2 true JP5501933B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=46386635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010239011A Active JP5501933B2 (ja) | 2010-10-25 | 2010-10-25 | 交流電気量測定装置および交流電気量測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5501933B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7351014B2 (ja) | 2020-01-15 | 2023-09-26 | トヨタ モーター ヨーロッパ | オンデマンド運転ペダルを持つオンデマンド運転制御システム |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5538203B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2014-07-02 | 三菱電機株式会社 | 電力動揺検出装置および電力動揺検出方法 |
JP6049469B2 (ja) * | 2013-01-21 | 2016-12-21 | 三菱電機株式会社 | 電気量測定装置および電気量測定方法ならびに、これらの装置および方法を利用した電力系統品質監視装置、三相回路測定装置、電力系統脱調予測装置、アクティブフィルタおよび開閉極位相制御装置 |
JP6351537B2 (ja) * | 2015-04-20 | 2018-07-04 | 三菱電機株式会社 | 信号処理装置、信号処理方法、および電力系統保護装置 |
JP6416072B2 (ja) * | 2015-09-29 | 2018-10-31 | 三菱電機株式会社 | 同期フェーザ測定装置およびパルス生成装置 |
JP7308607B2 (ja) * | 2018-11-09 | 2023-07-14 | 三菱電機株式会社 | 交流電気量測定装置、交流電気量測定方法、およびバス転送システム |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60194716A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-10-03 | 三菱電機株式会社 | 過電流保護継電器の振幅2乗値の判定方法 |
JPS63188775A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-04 | Hitachi Ltd | 実効値及び電力検出方式 |
JP2538758Y2 (ja) * | 1988-02-29 | 1997-06-18 | 日新電機株式会社 | ベクトル変化検出装置 |
JPH0767226B2 (ja) * | 1988-12-09 | 1995-07-19 | 三菱電機株式会社 | デジタル保護継電器 |
JPH0726976B2 (ja) * | 1989-01-11 | 1995-03-29 | 三菱電機株式会社 | 電気量検出器 |
JPH0320677A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-29 | Nissin Electric Co Ltd | 変化分検出方法 |
JPH0339659A (ja) * | 1989-07-05 | 1991-02-20 | Toshiba Corp | 振幅値演算装置 |
JPH03252560A (ja) * | 1990-03-01 | 1991-11-11 | Toshiba Corp | 振幅値演算装置 |
JPH08110358A (ja) * | 1994-10-12 | 1996-04-30 | Toshiba Corp | 電圧検出装置 |
JP4080952B2 (ja) * | 2003-06-02 | 2008-04-23 | 三菱電機株式会社 | 周波数測定装置 |
JP4038484B2 (ja) * | 2004-01-13 | 2008-01-23 | 三菱電機株式会社 | 同期フェーザ測定装置 |
JP4657151B2 (ja) * | 2006-06-01 | 2011-03-23 | 三菱電機株式会社 | 回転位相角測定装置及びこれを用いた周波数測定装置、同期フェーザ測定装置、開閉極位相制御装置、同期投入装置及び相判別装置 |
JP5049675B2 (ja) * | 2007-07-02 | 2012-10-17 | 株式会社東芝 | 配電線事故原因推定システムとその方法、およびプログラム |
-
2010
- 2010-10-25 JP JP2010239011A patent/JP5501933B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7351014B2 (ja) | 2020-01-15 | 2023-09-26 | トヨタ モーター ヨーロッパ | オンデマンド運転ペダルを持つオンデマンド運転制御システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012093137A (ja) | 2012-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5501933B2 (ja) | 交流電気量測定装置および交流電気量測定方法 | |
JP4987068B2 (ja) | 交流電気量測定装置 | |
JPWO2008126240A1 (ja) | 同期フェーザ測定装置及びこれを用いた母線間位相角差測定装置 | |
JP4698768B1 (ja) | 交流電気量測定装置および交流電気量測定方法 | |
JP4874438B1 (ja) | 交流電気量測定装置および交流電気量測定方法 | |
CN103543335B (zh) | 一种同步相量测量方法 | |
JP6416072B2 (ja) | 同期フェーザ測定装置およびパルス生成装置 | |
JP2005204367A (ja) | 同期フェーザ測定装置 | |
JP5538203B2 (ja) | 電力動揺検出装置および電力動揺検出方法 | |
CN104300530A (zh) | 用于估计电力电网的电网属性的方法和设备 | |
JP6033030B2 (ja) | 電気量測定装置および電気量測定方法ならびに、これらの装置および方法を利用した絶縁監視装置およびインピーダンス測定装置 | |
CN105911341A (zh) | 一种谐波无功功率的测量方法 | |
JP6049469B2 (ja) | 電気量測定装置および電気量測定方法ならびに、これらの装置および方法を利用した電力系統品質監視装置、三相回路測定装置、電力系統脱調予測装置、アクティブフィルタおよび開閉極位相制御装置 | |
JP2013092473A (ja) | 交流電気量測定装置および交流電気量測定方法 | |
JP5517646B2 (ja) | 交流電気量測定装置および交流電気量測定方法 | |
JP5188449B2 (ja) | 同期フェーザ測定装置 | |
JP2021081295A (ja) | データ処理装置およびデータ処理方法 | |
JP5517723B2 (ja) | 高調波電流補償装置および高調波電流補償方法 | |
JP2011106876A (ja) | 周波数測定装置および周波数測定方法 | |
JP5078763B2 (ja) | 送電線事故点標定装置および送電線事故点標定方法 | |
Bai et al. | ADC border effect and suppression of quantization error in the digital dynamic measurement | |
CN104635033A (zh) | 应用于马达的电流误差补偿方法 | |
CN109946553B (zh) | 三相电表及其接地故障检测方法 | |
JP2018105635A (ja) | 信号処理装置および信号処理方法 | |
CN107677864A (zh) | 一种基于采样式精确测量智能电表数据的设计方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140312 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5501933 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |