JP5500967B2 - レンズ鏡筒、及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents

レンズ鏡筒、及びそれを用いた撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、レンズ鏡筒、及びそれを用いた撮像装置に関するものである。
ビデオカメラ等の撮像装置は、複数のレンズからなる光学素子群と、CCDイメージセンサ等の撮像素子とを含むレンズ鏡筒を備える。このレンズ鏡筒において、各光学素子を光軸方向に駆動するモータから発生する磁気は、撮像素子に磁気ノイズを発生させる原因の一つとなる。そこで、従来、磁気ノイズに対する防磁手段として、透磁率の高い材料で形成された防磁シールドを撮像素子の周辺に設置することにより、磁気を遮蔽する方法がある。例えば、特許文献1は、撮像素子の周囲に電気的ノイズを遮蔽するシールドケースを備えた撮像装置を開示している。
特開2008−160757号公報
しかしながら、光軸方向に移動する撮像素子と、その前方で光軸方向に可動する2個以上のボイスコイルモータとを有するフォーカス移動群を備えたレンズ鏡筒では、特許文献1に示すようなシールドケースを適用することが難しい。例えば、撮像装置の制御部は、フォーカス動作の際、ボイスコイルモータ内のコイルに通電する。この通電、即ち、電流変化により撮像素子の周囲の磁気の流れが変化するので、撮像素子が磁気に晒され、結果的に、磁気ノイズが発生する可能性がある。特に、上記のようなレンズ鏡筒では、コイルと撮像素子との距離が短く、また、コイル数も多いため、磁気ノイズが大きくなる。これに対して、例えば、単に防磁シールドで撮像素子を覆うにしても、撮像素子が磁気の影響を十分受けないようにするためには、防磁シールドの形状が、光軸方向に垂直な周方向に対して大型化する。即ち、レンズ鏡筒の大型化やコスト増に繋がる結果となる。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、防磁シールドを大型化することなく、撮像素子を好適に防磁するレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、少なくとも2つの光学素子からなる光学素子群と、該光学素子群により結像した被写体像を光電変換する撮像素子と、更に、2つの平板部を互いに対向させつつ一方の端で連なる長U字形のヨークと、方の平板部の内側面に設置された平板形のマグネットと、光学素子の少なくとも1つを保持する可動枠に固定され、可動枠に近い側の方の平板部を非接触で貫通させ、光軸方向に移動するように他方の平板部の周囲に巻かれたコイルとからなる駆動用磁気回路とを備えたレンズ鏡筒であって、撮像素子の撮像面に対面した光学素子を光軸方向に移動させるために、撮像素子の4辺のうち少なくとも隣接する2辺と光軸方向において平行となるようにヨークを設置する少なくとも2個の駆動用磁気回路を有する場合、一方の駆動用磁気回路が有するコイルへの通電方向は、他方の駆動用磁気回路が有するコイルへの通電方向とは、光軸方向を基準として反転し、かつ、一方のマグネットの撮像素子側の極性は、他方のマグネットの撮像素子側の極性と反対であることを特徴とする。
本発明によれば、各駆動用磁気回路において、一方のコイルへの通電方向を反転させ、かつ、一方のマグネットの極性を変えることで、各駆動用磁気回路から撮像素子内の撮像面に入り込む磁気を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の構成を示す概略断面図である。 撮像素子周辺の駆動機構の構成を示す概略斜視図である。 ボイスコイルモータと撮像素子との位置関係を示す概略図である。 従来の撮像素子周辺の構成及び磁気分布を示す概略図である。 第1実施形態による撮像素子周辺の構成及び磁気分布を示す概略図である。 従来の撮像素子周辺の構成及び磁気分布を示す概略図である。 第2実施形態による撮像素子周辺の構成及び磁気分布を示す概略図である。 本発明の撮像装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面等を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡筒の構成について説明する。なお、本発明のレンズ鏡筒は、ビデオカメラ等の撮像装置に採用されるものとする。また、以下の各図において、レンズ鏡筒の光軸方向において被写体側から見た方向にZ軸を取り、該Z軸に対して垂直平面において、重力方向にY軸を取り、該Y軸に対して垂直方向にX軸を取って説明する。図1は、第1実施形態に係るレンズ鏡筒1の構成を示す概略断面図である。レンズ鏡筒1は、略円筒の形状を有する第1ホルダ2と、第2ホルダ3と、第3ホルダ4とで形成される光学系である。また、レンズ鏡筒1は、内部に、第1群レンズL1と、第2群レンズL2と、第3群レンズL3と、第4群レンズL4と、第5群レンズL5とで構成される光学素子群と、撮像素子5とを備える。
第1ホルダ2は、レンズ鏡筒1のZ軸方向の最外部に位置する固定筒であり、第1群レンズL1と、第2群レンズL2とを内包する。第1群レンズL1は、レンズ鏡筒1の最外周面に位置し、内周部に螺設される第1固定枠6に保持された光学素子である。第2群レンズL2は、第1ホルダ2の内部の第1可動枠7に保持され、光軸方向に移動することで変倍動作を行う光学素子である。ここで、第1ホルダ2は、Z軸方向に延設された2種類のガイドバーを備える。不図示の第1ガイドバーは、第1可動枠7をZ軸方向で移動可能に支持し、一方、第2ガイドバー8は、第1可動枠7に形成されたU溝と係合させることで、第1可動枠7の第1ホルダ2内での円周方向の回転を規制する。
第2ホルダ3は、第1ホルダ2に接続され、レンズ鏡筒1の中間部に位置する固定筒であり、第3群レンズL3を内包する。第3群レンズL3は、第2ホルダ3の内部の第2可動枠9に保持され、光軸方向に移動することで変倍動作を行う光学素子である。ここで、第2ホルダ3は、Z軸方向に延設された2種類のガイドバーを備える。不図示の第3ガイドバーは、第2可動枠9をZ軸方向で移動可能に支持し、一方、第4ガイドバー10は、第2可動枠9に形成されたU溝と係合させることで、第2可動枠9の第2ホルダ3内での円周方向の回転を規制する。なお、上記の第1可動枠7及び第2可動枠9は、それぞれボイスコイルモータ等の不図示のモータにより駆動される。
第3ホルダ4は、第2ホルダ3に接続され、レンズ鏡筒1のZ軸方向の最内部に位置する固定筒であり、第4群レンズL4と、第5群レンズL5と、撮像素子5とを内包する。第4群レンズL4は、第3ホルダ4の最外周面に位置し、内周部に螺設される第2固定枠11に保持された光学素子である。第5群レンズL5は、撮像素子5の撮像面に対面し、第3ホルダ4の内部の第3可動枠12に保持され、光軸方向に移動することで合焦(フォーカス)動作を行う光学素子である。ここで、第3ホルダ4は、Z軸方向に延設された2種類のガイドバーを備える。不図示の第5ガイドバーは、第3可動枠12をZ軸方向で移動可能に支持し、一方、第6ガイドバー13は、第3可動枠12に形成されたU溝(後述の図2におけるU溝12a)と係合させることで、第3可動枠12の第3ホルダ4内での円周方向の回転を規制する。また、撮像素子5は、第1〜5群の各レンズL1〜L5によって結像される被写体像を光電変換する撮像部である。この撮像素子5として、本実施形態では、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサを採用する。なお、撮像素子5としては、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の他の種類の撮像素子を用いる場合もある。また、撮像素子5は、各種配線を介し、レンズ鏡筒1を採用する撮像装置内の不図示のメイン基板に接続される。
次に、第5群レンズL5と撮像素子5とを含む第3ホルダ4の内部構造について、図2を用いて詳説する。図2は、撮像素子5周辺の駆動機構の構成を示す概略斜視図であり、図2(a)は、組立図であり、図2(b)は、分解図である。なお、図2において、図1と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。まず、第3ホルダ4は、図1における第5ガイドバー及び第6ガイドバー13に沿って、第3可動枠12を駆動させるための2個のボイスコイルモータ(駆動用磁気回路)を備える。ボイスコイルモータは、第5群レンズL5の光軸(Z軸)に対して、上部(Y軸方向)に位置する第1ボイスコイルモータM1と、側部(X軸方向)に位置する第2ボイスコイルモータM2とで構成される。ここで、「上部」とは、撮影者が被写体に対して図2の駆動機構を含む撮像装置を向けた際、撮影者に対して上方に位置する部分を示し、一方、「側部」とは、本実施形態では、撮影者の右手側に位置する部分を示す。第1ボイスコイルモータM1は、まず、縦断面が長U字形のヨーク(継鉄)20と、該ヨーク20の開放端部を塞ぐ平板形(H形)のヨーク21と、ヨーク20の内側面の一方に設置された平板形のマグネット22とを備える。更に、第1ボイスコイルモータM1は、第3可動枠12の側面に固定され、第5群レンズL5に近い側のヨーク20の平板部20aを軸として移動するように、略矩形筒形に細線が巻かれたコイル23を備える。このとき、第1ボイスコイルモータM1は、第5群レンズL5の上部において、コイル23が光軸方向に対して平行移動するように配置される。同様に、第2ボイスコイルモータM2は、まず、縦断面が長U字形のヨーク24と、該ヨーク24の開放端部を塞ぐ不図示のヨークと、ヨーク24の内側面の一方に設置された平板形のマグネット25とを備える。更に、第2ボイスコイルモータM2は、第3可動枠12の側面に固定され、第5群レンズL5に近い側のヨーク24の平板部24aを軸として移動するように、略矩形筒形に細線が巻かれたコイル26を備える。このとき、第2ボイスコイルモータM2は、第5群レンズL5の側部において、コイル26が光軸方向に対して平行移動するように配置される。即ち、第1及び第2ボイスコイルモータM1、M2の各ヨーク20、24は、撮像素子5の4辺のうち隣接する2辺と光軸方向において平行となるように設置されることとなる。この構成により、第3可動枠12は、コイル23、26内へ通電により、光軸方向に適宜移動可能である。
また、第3ホルダ4は、撮像素子5を光軸方向に移動可能に保持する可動枠である撮像素子ユニット27を備える。この撮像素子ユニット27は、撮像素子5を固定するベース板28と、該ベース板28を保持し、撮像素子ユニット27の本体となるCCDホルダ29とを備える。ベース板28は、撮像素子5を固定しつつ、撮像素子5の側部から延接する各種配線をレンズ鏡筒1の外部に排出するための矩形穴が貫設された平板部材である。CCDホルダ29は、ベース板28に設置された撮像素子5を覆いつつ、光軸方向に移動可能とする可動枠本体である。このCCDホルダ29は、被写体側の前面に、第5群レンズL5から撮像素子5の撮像面5aに集光された光を通過させるための開口部29aと、該開口部29aの後部に設置されたローパスフィルタ31とを備える。また、CCDホルダ29は、第3ホルダ4内に延設された不図示の第7ガイドバーに沿って移動可能に支持するためのスリーブ29bと、図1に示す第8ガイドバー32に係合し、第3ホルダ4内での円周方向の回転を規制するための不図示のU溝とを備える。更に、CCDホルダ29は、内部に撮像素子5に対して第1及び第2ボイスコイルモータM1、M2からの磁力を遮蔽する防磁シールド30を備える。該防磁シールド30は、第1及び第2ボイスコイルモータM1、M2とそれぞれ対向する撮像素子5の側面を覆うように形成された、連続する2辺からなるL字形の板材であり、パーマロイ等の強磁性体で形成される。この防磁シールド30は、自身の外部を流れる磁気を自身に流れやすくする機能を有する。なお、撮像素子ユニット27も、第1可動枠7及び第2可動枠9と同様に、ボイスコイルモータ等の不図示のモータにより駆動される。
次に、本実施形態に係るレンズ鏡筒1の作用について説明する。まず、従来と本実施形態の作用を比較するために、第1及び第2ボイスコイルモータM1、M2と撮像素子5との位置関係について説明する。図3は、第1及び第2ボイスコイルモータM1、M2と撮像素子5との位置関係を示す概略図であり、図3(a)は、図2の撮像素子5周辺の駆動機構のX軸方向から見た断面図であり、図3(b)は、Z軸方向から見た図3(a)のA−A´断面図である。特に、図3(b)は、説明のために、第1及び第2ボイスコイルモータM1、M2の各断面に加えて、撮像素子5と防磁シールド30とを示している。図3(b)に示すように、第1及び第2ボイスコイルモータM1、M2は、それぞれ撮像素子5の上部及び側部において、撮像素子5の撮像面5aの中心位置を通る光軸と、コイル23、26の移動方向とが平行となるように設置される。また、防磁シールド30は、L字板の一方の面がヨーク20の平板部20aに対向し、かつ、L字板の他方の面がヨーク24の平板部24aに対向するように設置される。更に、本実施形態では、第1ボイスコイルモータM1のコイル23に通電する電流の方向は、図3(b)中の矢印に示すように、撮像面5aに向かう光軸を基準として反時計方向である。一方、第2ボイスコイルモータM2のコイル26に通電する電流の方向は、撮像面5aに向かう光軸を基準として時計方向である。
更に、本実施形態の作用との比較のために、第3可動枠12を駆動する機構として、2個のボイスコイルモータを採用した場合の従来のレンズ鏡筒による磁気分布について説明する。図4は、2個のボイスコイルモータの各コイルに対する従来の通電方向と、この通電による撮像素子5周辺の磁気分布を示す概略図である。特に、図4(a)は、図3に対応しており、各コイルに対する通電方向を図示した断面図である。また、図4(b)は、フォーカス時にコイル内を流れる電流に起因して発生した磁気分布を示す、図4(a)に対応した磁気分布図である。更に、図4(c)は、フォーカス時にコイル内を流れる電流に起因して発生した磁気分布を示す、撮像素子周辺の斜視図である。なお、図4の各図において、本実施形態と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。ここで、図4中の矢印は、磁力線の向きを示し、丸に×を付した印は、被写体側から撮像面5aに対して光軸と平行な方向に向かう磁力線の位置を示し、丸に黒点を付した印は、撮像面5aから被写体側に対して光軸と平行な方向に向かう磁力線の位置を示す。また、図4中の磁力線の間隔は、磁力の大きさを示し、磁力線の間隔が狭いほど磁力は大きい。なお、説明のために、図4(b)、(c)において、撮像素子5に対して影響が少ない磁力線は、適宜省略し、各マグネット22、25自体から発生する磁気は無視する。まず、従来の撮像素子ユニット27は、図4(a)に示すように、上述した防磁シールド30を有しない。また、従来、第1及び第2ボイスコイルモータM1、M2の各コイル23、26に通電する電流の方向は、図4(a)中の矢印に示すように、それぞれ撮像面5aに向かうZ軸を基準として反時計方向とするのが一般的である。しかしながら、このような構成、及び各コイル23、26への通電方向を採用した場合、図4(b)、(c)に示すように、フォーカス時の通電に起因して発生した磁気は、各平板部20a、24aの断面20b、24bの中を被写体側へ向かう。このとき、磁気の一部は、各平板部20a、24aの表面の被写体側から出て、互いに強め合いながら撮像面5aに向かう。この磁気は、撮像面5a内を被写体側から裏面に向けて流れ、撮像素子5内を通過すると再び2つに分かれ、各平板部20a、24aの表面の撮像素子5側へそれぞれ向かう。そして、この磁気は、再び断面20b、24bの中を被写体側へ向かうことにより、結果的に、図4(c)に示すような撮像面5aを通過する磁力線を形成する。なお、各平板部20a、24aの表面を出た磁力の大きさは、撮像面5aの中心で最大であり、外周部に向かうにつれて小さくなる。このように、従来のレンズ鏡筒では、各コイル23、26への通電に起因して発生する磁気に撮像素子5が晒されるので、撮像素子5に磁気ノイズが発生する可能性が高い。
次に、本実施形態のレンズ鏡筒1による磁気分布について、従来のレンズ鏡筒による磁気分布と比較しつつ説明する。図5は、図3(b)に示す各コイル23、26への通電により発生する撮像素子5周辺の磁気分布を示す概略図である。特に、図5(a)は、フォーカス時にコイル内を流れる電流に起因して発生した磁気分布を示す、図4(b)に対応した磁気分布図である。また、図5(b)は、フォーカス時にコイル内を流れる電流に起因して発生した磁気分布を示す、図4(c)に対応した撮像素子周辺の斜視図である。なお、図5(a)及び(b)では、防磁シールド30を設置しない場合を想定している。一方、図5(c)は、防磁シールド30を設置した場合のフォーカス時にコイル内を流れる電流に起因して発生した磁気分布を示す、図5(a)に対応した磁気分布図である。本実施形態のレンズ鏡筒1では、まず、第1及び第2ボイスコイルモータM1、M2の各コイル23、26のうち、フォーカス時の一方のコイル内の通電方向を、他方のコイル内の通電方向とは反転させる。即ち、従来のレンズ鏡筒では、図4(a)に示すように、各コイル23、26に通電させる電流の方向は、共に撮像面5aに向かうZ軸を基準として反時計方向である。一方、本実施形態のレンズ鏡筒1では、図3(b)に示すように、コイル23に通電させる電流の方向は、撮像面5aに向かうZ軸を基準として反時計方向であるが、コイル26に通電させる電流の方向は、撮像面5aに向かうZ軸を基準として時計方向である。これにより、まず、第2ボイスコイルモータM2において、フォーカス時の通電に起因して発生した磁気は、平板部24aの断面24bの中を撮像素子5側へ向かう。したがって、各平板部20a、24aの表面から出る磁力線の形状は、従来とは異なる形状となる。即ち、この場合の磁力線は、ヨーク20の平板部20aの表面から出た後、撮像面5aには向かわず、ヨーク24の平板部24aの表面に向かう。具体的には、まず、ヨーク20の平板部20aの被写体側表面から出た磁気は、ヨーク24の平板部24aの被写体側表面に向かう。一方、ヨーク24の平板部24aの撮像素子5側表面から出た磁気は、ヨーク20の平板部20aの撮像素子5側表面に向かう。この場合、磁力は、撮像素子5の上端付近(第1ボイスコイルモータM1と第2ボイスコイルモータM2との最接近部)で最大となり、周方向に向かうにつれて小さくなる。結果的に、撮像面5aを通過する磁気の大きさは、従来と比較して小さくなる。なお、この場合、マグネット22、25における撮像素子側の極性は、互いに反対である。したがって、上述のようにコイル23、26への通電方向を互いに反対にしても同じ方向に駆動力が発生するので、第3可動枠12を好適に移動させることができる。また、図3(b)に示すコイル23、26の通電方向を共に反転すると、磁力線の向き及び第3可動枠12の移動方向が反転するが、撮像面5aを通過する磁気の大きさは、変化しない。
更に、本実施形態のレンズ鏡筒1では、図5(c)に示すように、撮像素子5の2側面を覆うように防磁シールド30を備えるので、撮像面5aに向かう磁気を防磁シールド30へ向かわせ、かつ、防磁シールド30内に流す。これにより、撮像面5aへ向かう磁気を、更に小さくすることが可能になる。更に、本実施形態の防磁シールド30によれば、従来のような、撮像素子5の全ての側面と撮像面5aを除く撮像素子5の前面を覆う強磁性体を用いたシールド材を使用する必要がなく、より簡易的な構成となる。
以上のように、本発明のレンズ鏡筒1によれば、撮像素子5の近傍に設置された駆動装置のコイルから発生する磁気を撮像面5aに極力入り込まないようにするので、撮像素子5における磁気ノイズの発生を抑えることができる。また、このレンズ鏡筒1では、各ボイスコイルモータの各コイルへの通電方向を変更することで磁気ノイズの発生を抑えるので、低コストとなる。更に、防磁シールド30を採用することにより、シールドを大型化することなく、効率良く磁気の影響を抑えることが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るレンズ鏡筒について説明する。本実施形態のレンズ鏡筒の特徴は、第1実施形態の示した第3可動枠12を駆動するボイスコイルモータの設置個数を4個とし、各ボイスコイルモータの各コイルへの通電方向を第1実施形態のように変更する点にある。まず、従来と本実施形態の作用を比較するために、第1、第2、第3、及び第4の各ボイスコイルモータM1、M2、M3、M4と撮像素子5との位置関係と、この場合の磁気分布とについて説明する。図6は、第1〜4の各ボイスコイルモータM1〜M4と撮像素子5との位置関係を示す概略図である。特に、図6(a)は、第1実施形態の図4(a)に対応し、4個のボイスコイルモータの各コイルに対する従来の通電方向を図示した断面図である。また、図6(b)は、フォーカス時にコイル内を流れる電流に起因して発生した磁気分布を示す、図4(b)に対応した磁気分布図である。なお、図6において、第1実施形態に係るレンズ鏡筒1の各図と同一構成のものには同一の符号を付し説明を省略する。図6(a)に示すように、本実施形態のレンズ鏡筒は、第3可動枠12の駆動機構として、第1実施形態の第1及び第2ボイスコイルモータM1、M2に加えて、第3ボイスコイルモータM3と、第4ボイスコイルモータM4とを備える。第3ボイスコイルモータM3は、撮像素子5の位置を基準として、第1ボイスコイルモータM1に対向する位置に設置される。なお、第3ボイスコイルモータM3を構成する、ヨーク40、マグネット41、及びコイル42は、それぞれ第1及び第2ボイスコイルモータの構成要素と同一部材である。同様に、第4ボイスコイルモータM4は、撮像素子5の位置を基準として、第2ボイスコイルモータM2に対向する位置に設置される。第4ボイスコイルモータM4を構成する、ヨーク50、マグネット51、及びコイル52も、それぞれ第1及び第2ボイスコイルモータの構成要素と同一部材である。即ち、各ヨーク20、24、40、50は、それぞれ撮像素子5の4辺と光軸方向において平行となるように設置されることとなる。まず、従来の撮像素子ユニットは、図6(a)に示すように、上述のような防磁シールドを有しない。また、従来、各コイル23、26、42、52に通電する電流の方向は、図6(a)中の矢印に示すように、それぞれ撮像面5aに向かうZ軸を基準として反時計方向とするのが一般的である。しかしながら、このような構成及び通電方向を採用した場合、図6(b)に示すように、フォーカス時の通電に起因して発生した磁気は、各平板部20a、24a、40a、50aの各断面20b、24b、40b、50bの中を被写体側へ向かう。このとき、磁気の一部は、各平板部20a、24a、40a、50aの表面の被写体側から出て、互いに強め合いながら撮像面5aに向かう。この磁気は、撮像面5a内を被写体側から裏面に向けて流れ、撮像素子5内を通過すると再び4つに分かれ、各平板部20a、24a、40a、50aの表面の撮像素子5側へそれぞれ向かう。そして、この磁気は、再び断面20b、24b、40b、50bの中を被写体側へ向かうこととなり、結果的に、図6(b)に示すような撮像面5aを通過する磁力線を形成する。なお、各平板部20a、24a、40a、50aの表面を出た磁力の大きさは、撮像面5aの中心で最大であり、外周部に向かうにつれて小さくなる。このように、従来のレンズ鏡筒では、各コイル23、26、42、52への通電に起因して発生する磁気に撮像素子5が晒されるので、撮像素子5に磁気ノイズが発生する可能性が高い。
次に、本実施形態のレンズ鏡筒による磁気分布について、従来のレンズ鏡筒による磁気分布と比較しつつ説明する。図7は、本実施形態における第1〜4の各ボイスコイルモータM1〜M4と撮像素子5との位置関係を示す概略図である。特に、図7(a)は、図6(a)に対応し、4個のボイスコイルモータの各コイルに対する通電方向を図示した断面図である。また、図7(b)は、フォーカス時にコイル内を流れる電流に起因して発生した磁気分布を示す、図6(b)に対応した磁気分布図である。なお、図7(a)及び(b)では、簡単化のために、防磁シールドを設置しない場合を想定している。本実施形態のレンズ鏡筒では、まず、第1〜4の各ボイスコイルモータM1〜M4の各コイル23、26、42、52のうち、フォーカス時の2つのコイル内の通電方向を、他の2つのコイル内の通電方向とは反転させる。即ち、従来のレンズ鏡筒では、図6(a)に示すように、各コイル23、26、42、52に通電させる電流の方向は、共に撮像面5aに向かうZ軸を基準として反時計方向である。一方、本実施形態のレンズ鏡筒では、図7(a)に示すように、コイル23及びコイル42に通電させる電流の方向は、撮像面5aに向かうZ軸を基準として反時計方向である。しかしながら、コイル26及びコイル52に通電させる電流の方向は、撮像面5aに向かうZ軸を基準として時計方向である。これにより、第2及び第4ボイスコイルモータM2、M4において、フォーカス時の通電に起因して発生した磁気は、平板部24aの断面24b、及び平板部50aの断面50bの中を撮像素子5側へ向かう。したがって、各平板部20a、24a、40a、50aの表面から出る磁力線の形状は、従来とは異なる形状となる。即ち、まず、撮像素子5の上部に分布する磁力線は、ヨーク20の平板部20aの表面から出た後、撮像面5aには向かわず、ヨーク24の平板部24aとヨーク50の平板部50aとの2つの表面に向かう。具体的には、まず、ヨーク20の平板部20aの被写体側表面から出た磁気は、ヨーク24の平板部24aの被写体側表面と、ヨーク50の平板部50aの被写体側表面とに向かう。一方、ヨーク24の平板部24aの撮像素子5側表面、及びヨーク50の平板部50aの撮像素子5側表面から出た磁気は、ヨーク20の平板部20aの撮像素子5側表面に向かう。これに対して、撮像素子5の下部に分布する磁力線も、上記の上部に分布する磁力線と同様の形状となる。この場合、磁力は、撮像素子5の四隅付近(各ボイスコイルモータの最接近部)で最大となり、その部分から周方向に向かうにつれて小さくなる。結果的に、撮像面5aを通過する磁気の大きさは、従来と比較して小さくなる。なお、この場合、マグネット22、25、41、51における撮像素子側の極性は、隣接するマグネット同士で互いに反対である。したがって、上述のように隣接するコイルで通電方向を互いに反対にしても同じ方向に駆動力が発生するので、第3可動枠12を好適に移動させることができる。また、図7(a)に示す各コイルの通電方向を全て反転すると、磁力線の向き及び第3可動枠12の移動方向が反転するが、撮像面5aを通過する磁気の大きさは、変化しない。
なお、不図示であるが、本実施形態のレンズ鏡筒1でも、撮像素子5の外周部で、第1〜4ボイスコイルモータM1〜M4に対向する位置に、撮像素子5の4側面を覆うように防磁シールドを備えても良い。この場合も、撮像面5aに向かう磁気は、防磁シールドに向かい、かつ、防磁シールド内で流れる。これにより、本実施形態のレンズ鏡筒1でも、撮像面5aへ向かう磁気を、更に小さくすることが可能になる。以上のように、本実施形態のレンズ鏡筒によれば、第1実施形態のレンズ鏡筒1と同様の効果を奏する。
(撮像装置)
次に、本発明の上記レンズ鏡筒を適用した撮像装置について説明する。図8は、本発明のレンズ鏡筒を適用した撮像装置であるビデオカメラの構成を示すブロック図である。ビデオカメラ60は、上記実施形態に係るレンズ鏡筒1と、画像信号処理部61と、AFゲート62と、AF信号処理部63と、CPU64と、ズームスイッチ65とを備える。まず、ユーザは、ビデオカメラ60に設置された不図示の撮影ボタンを操作することにより撮影を開始する。このとき、被写体からの光は、レンズ鏡筒1内において、レンズ群を通過し、撮像素子5の撮像面5aに入射する。この入射した光は、撮像素子5においてデジタル信号に光電変化される。次に、このデジタル信号は、画像信号処理部61において画像出力信号と録画処理信号とに分岐し、このうち録画処理信号は、AFゲート62を介して、AF信号処理部63にて信号処理された後、CPU64に入力される。ここで、ズーム機能等の動作を実施する際、ユーザの操作、若しくは自動補正により、ズームスイッチ65が機能する。この指令により、ビデオカメラ60は、CPU64に入力された信号に基づいて、第1及び第2ボイスコイルモータ3、4、及び第1可動枠7、第2可動枠9、及び撮像素子ユニット27用の各駆動モータ66、67、68を駆動する。これにより、レンズ鏡筒1内のレンズ群、及び撮像素子5は、光軸方向に適宜移動する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 レンズ鏡筒
5 撮像素子
5a 撮像面
12 第3可動枠
20 ヨーク
20a 平板部
22 マグネット
23 コイル
24 ヨーク
24a 平板部
25 マグネット
26 コイル
30 防磁シールド
60 ビデオカメラ
L1 第1群レンズ
L2 第2群レンズ
L3 第3群レンズ
L4 第4群レンズ
L5 第5群レンズ
M1 第1ボイスコイルモータ
M2 第2ボイスコイルモータ

Claims (4)

  1. 少なくとも2つの光学素子からなる光学素子群と、該光学素子群により結像した被写体像を光電変換する撮像素子と、更に、2つの平板部を互いに対向させつつ一方の端で連なる長U字形のヨークと、方の前記平板部の内側面に設置された平板形のマグネットと、前記光学素子の少なくとも1つを保持する可動枠に固定され、前記可動枠に近い側の方の前記平板部を非接触で貫通させ、光軸方向に移動するように該他方の平板部の周囲に巻かれたコイルとからなる駆動用磁気回路とを備えたレンズ鏡筒であって、
    前記撮像素子の撮像面に対面した前記光学素子を光軸方向に移動させるために、前記撮像素子の4辺のうち少なくとも隣接する2辺と光軸方向において平行となるように前記ヨークを設置する少なくとも2個の前記駆動用磁気回路を有する場合、
    一方の前記駆動用磁気回路が有する前記コイルへの通電方向は、他方の前記駆動用磁気回路が有する前記コイルへの通電方向とは、光軸方向を基準として反転し、かつ、一方の前記マグネットの前記撮像素子側の極性は、他方の前記マグネットの前記撮像素子側の極性と反対であることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記撮像素子の外周部で、かつ、前記駆動用磁気回路に対向する位置に、前記駆動用磁気回路からの磁力を遮蔽する防磁シールドを備えることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記防磁シールドは、強磁性体で形成された、少なくとも連続する2辺からなる板材であることを特徴とする請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
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