JP5901173B2 - 光学素子駆動装置および光学機器 - Google Patents

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本発明は、スチルカメラ、ビデオカメラおよび交換レンズ等の光学機器においてレンズ等の光学素子をボイスコイルモータによって移動させる光学素子駆動装置に関する。
ボイスコイルモータは、上記のような光学機器におけるフォーカスレンズその他の光学素子の駆動源として多く用いられている。特許文献1には、ボイスコイルモータを用いてフォーカスレンズの位置制御を行う光学機器が開示されている。
この特許文献1にて開示されたボイスコイルモータには、ボイスコイルモータを構成する駆動用マグネットとは別に設けられた位置検出用マグネットとMR素子とで構成される位置検出器が設けられている。そして、位置検出器からの信号に基づいたフィードバック制御による光学素子の位置制御を行う。
特許第3750251号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された光学機器のように、ボイスコイルモータの駆動用マグネットとは別に位置検出用マグネットを設けて位置検出器を構成すると、ボイスコイルモータ回りの構造の大型化につながる。この結果、これを内部に収容する光学機器の小型化を妨げる。
本発明は、小型で部品点数が少なく、良好な位置検出精度が得られる光学素子駆動装置および光学機器を提供する。
本発明の一側面としての光学素子駆動装置は、第1の方向に移動可能な光学素子と、第1の方向に延びるヨーク、該ヨークに沿って延びるように該ヨークに取り付けられた永久磁石および該永久磁石に対して第1の方向に直交する第2の方向にて対向する位置に配置されたコイルを含み、該コイルへの通電により光学素子を第1の方向に移動させるボイスコイルモータと、光学素子の第1の方向での位置を検出する位置検出手段とを有する。永久磁石は、第1の方向から、第1および第2の方向に直交する第3の方向への傾きを有して延びている。位置検出手段は、光学素子の第1の方向の移動範囲全域において、第2の方向について永久磁石とコイルの間に位置しないように設けられている。そして、位置検出手段は、永久磁石における第3の方向での端面に対向する磁気検出素子を用いて光学素子の位置を検出することを特徴とする。
なお、上記光学素子駆動装置を備えた光学機器も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、ボイスコイルモータを構成する永久磁石を利用して光学素子の位置を検出するので、小型で部品点数が少ない光学素子駆動装置および光学機器を実現することができる。しかも、磁気検出素子が永久磁石とコイルとの間に配置されていないので、磁気検出素子がコイルからの磁束の影響を大きく受けて位置検出精度が低下したり、ボイスコイルモータの駆動効率が低下したりする等の弊害が生じることも回避することができる。すなわち、ボイスコイルモータの駆動に影響を与えることなく、良好な精度で光学素子の位置を検出することができる。
本発明の実施例1である光学素子駆動装置を備えた光学機器の一部の構成を示す断面図、平面図およびブロック図。 本発明の実施例2である光学素子駆動装置を備えた光学機器の一部の構成を示す断面図、平面図およびブロック図。 実施例1と比較例における磁気検出素子からの出力を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である光学素子駆動装置10を搭載したデジタルスチルカメラ又はビデオカメラ等の撮像装置(光学機器)の一部の構成を示している。なお、本実施例では撮像装置について説明するが、本発明の光学素子駆動装置は、交換レンズ等の多の光学機器にも用いることができる。図1の上側には、撮像装置を側面から見たときの断面を示している。また、図1の下側には、上側の図中に示したA−A線での断面を矢印Aの方向から見て示している。
図1において、11は撮影光軸であり、12は光学素子としてのフォーカスレンズである。13はフォーカスレンズ12を保持するレンズ保持枠であり、14はレンズ保持枠13を撮影光軸11が延びる方向(第1の方向:以下、光軸方向という)に移動可能に支持するガイド軸である。ガイド軸15は、その両端の支持部15a,15bが撮像装置1の鏡筒部に固定されている。
131は鏡筒部に固定されたヨークであり、光軸方向に延びる上ヨーク131aと、該上ヨーク131aに間隔をあけて対向し、光軸方向に延びる下ヨーク131bとを有する。17は上ヨーク131aに沿って延びるように、上ヨーク131aにおける下ヨーク側の面に吸着された永久磁石である。永久磁石17は、矢印17aで示す方向(光軸方向に対して直交する第2の方向:以下、着磁方向という)にN極とS極が形成されるように着磁されている。19は永久磁石17に対して着磁方向17aにて間隔をあけて対向する位置に配置されたコイルであり、該コイル19はレンズ保持枠13に固定されている。ヨーク131と永久磁石17とコイル19とによりボイスコイルモータが構成される。132a,132bは、ヨーク131、永久磁石17およびコイル19間での磁束の流れを示している。
110はフォーカスレンズ12を含む不図示の撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子であり、CCDやCMOS等の光電変換素子により構成されている。111は撮像装置1の様々な動作を制御するCPUである。CPU111内には、コイル19への通電指示を行う駆動指示部111aと、撮像素子110から出力された撮像信号から、被写体像のコントラスト状態を示すコントラスト評価値を算出する評価値算出部111bとが設けられている。また、CPU111内には、駆動指示部111aと評価値算出部111bの出力とを関連付ける関連付け部111cも設けられている。さらに、CPU111内には、関連付け部111cの出力および評価値算出部111bからのコントラスト評価値に基づいて駆動指示部111aを制御するAF制御部111dも設けられている。
112は駆動指示部111aからの指令出力に応じてコイル19に駆動電流を印加する(通電する)駆動部である。134a,134bは、コイル19およびレンズ保持枠13(以下、これらをまとめてコイル19ともいう)と一体化された位置検出基板である。133a,133bはそれぞれ、位置検出基板134a,134bに取り付けられたホール素子等の2つの磁気検出素子である。AF制御部111dおよび駆動指示部111aは、該2つの磁気検出素子133a,133bとともに位置検出器(位置検出手段)を構成する。
図1の下側の図に示す17aは、光軸方向(11)および着磁方向17aに直交する幅方向(第1および第2の方向に直交する第3の方向)を示す。この図に示すように、永久磁石17は、光軸方向(11)から、幅方向に傾きを有して延びている。永久磁石17の光軸方向での長さは、フォーカスレンズ12およびコイル19の移動範囲に対応して設定されている。
2つの磁気検出素子133a,133bは、永久磁石17の幅方向の両端面(両側面)にそれぞれ対向するように配置されている。このため、コイル19が光軸方向に移動すると、磁気検出素子133a,133bと永久磁石17の両側面との間の間隔が変化(一方との間隔が増加、他方との間隔が減少)し、これに応じて磁気検出素子133a,133bの出力も変化する。すなわち、磁気検出素子133a,133bのうち一方の出力が増加し、他方の出力が減少する。そして、これら磁気検出素子133a,133bの出力の差を差動アンプ135から出力させ、該差動アンプ135からの出力を駆動指示部111に入力する。これにより、駆動指示部111は、コイル19(フォーカスレンズ12)の光軸方向での位置を検出することができる。
駆動指示部111aは、検出した位置とAF制御部111dから入力される目標位置とを比較し、これらの差が小さくなるようにコイル19に流す電流を制御する。こうして、フォーカスレンズ12の位置のフィードバック制御を行うことができる。
本実施例によれば、ボイスコイルモータを構成する駆動用の永久磁石17を利用してフォーカスレンズ12の位置を検出するので、永久磁石17とは別の位置検出用の永久磁石を用いる場合に比べて、小型で部品点数が少ない光学素子駆動装置を実現できる。したがって、該光学素子駆動装置を搭載した撮像装置の小型化に寄与することができる。
図3(a)には、本実施例における磁気検出素子133a,133bの出力(差動アンプ135の出力)としての位置検出出力を示している。横軸はフォーカスレンズ12(コイル19)の光軸方向での位置であり、縦軸は位置検出出力である。位置検出出力は、フォーカスレンズ12の移動範囲全域において、フォーカスレンズ12の移動に伴って概ねリニアに、かつ緩やかに変化する。このような位置検出出力の変化によれば、フォーカスレンズ12の移動範囲全域においてフォーカスレンズ12の位置を精度良く検出することができる。
ここで、図3(c)には、比較例としてのボイスコイルモータを示している。永久磁石17およびコイル19(レンズ保持枠13)の配置は図1に示した本実施例と同じである。ただし、比較例では、磁気検出素子233(図3(c)では1つの磁気検出素子)を、レンズ保持枠13上におけるコイル19と永久磁石17との間に配置している。
そして、図3(b)には、比較例におけるフォーカスレンズ12(コイル19)の光軸方向での位置(横軸)と磁気検出素子233の出力である位置検出出力(縦軸)との関係を示している。この図で示すように、フォーカスレンズ12の移動に対して位置検出出力があまり変化しない領域と急激に変化する領域とが現れる。このため、フォーカスレンズ12の移動範囲全域においてフォーカスレンズ12の位置を良好な精度で検出することが難しい。これは、コイル19と永久磁石17との間に配置された磁気検出素子233がコイル19からの磁束の影響を大きく受けるのが原因の1つと考えられる。
しかも、磁気検出素子233が永久磁石17とコイル19との間に配置されることで、ボイスコイルモータの駆動効率が低下する可能性も考えられる。
これに対し、本実施例によれば、磁気検出素子133a,133bが永久磁石17とコイル19との間に配置されていないので、ボイスコイルモータの駆動に影響を与えることなく、良好な精度でフォーカスレンズ12の位置を検出することができる。
図2には、本発明の実施例2である光学素子駆動装置を搭載した撮像装置の一部の構成を示している。本実施例において、実施例1と共通する構成要素には実施例1と同符号を付して説明に代える。
実施例1では、2つの磁気検出素子133a,133bの出力の差を用いてフォーカスレンズ12の位置を検出する場合について説明したが、本実施例では、1つの磁気検出素子133を用いている。磁気検出素子133は、永久磁石17の幅方向の両端面(両側面)のうち一方に対向するように配置されている。
磁気検出素子133からの出力は、アンプ141によって増幅されて、駆動指示部111aに入力される。本実施例によれば、実施例1に比べてさらなる小型化を図ることができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
フォーカスレンズ等の光学素子を駆動するとともに、該光学素子の高精度な位置検出も行える光学機器を提供できる。
12 フォーカスレンズ
17 永久磁石
19 コイル
131 ヨーク
133a,133b,133 磁気検出素子

Claims (3)

  1. 第1の方向に移動可能な光学素子と、
    前記第1の方向に延びるヨーク、該ヨークに沿って延びるように該ヨークに取り付けられた永久磁石および該永久磁石に対して前記第1の方向に直交する第2の方向にて対向する位置に配置されたコイルを含み、該コイルへの通電により前記光学素子を前記第1の方向に移動させるボイスコイルモータと、
    前記光学素子の前記第1の方向での位置を検出する位置検出手段とを有し、
    前記永久磁石は、前記第1の方向から、前記第1および第2の方向に直交する第3の方向への傾きを有して延びており、
    前記位置検出手段は、前記光学素子の第1の方向の移動範囲全域において、前記第2の方向について前記永久磁石と前記コイルの間に位置しないように設けられており、
    前記位置検出手段は、前記永久磁石における前記第3の方向での端面に対向する磁気検出素子を用いて前記光学素子の位置を検出することを特徴とする光学素子駆動装置。
  2. 前記位置検出手段は、前記永久磁石における前記第3の方向での両端面に対向する2つの磁気検出素子を有し、該2つの磁気検出素子からの出力の差を用いて前記光学素子の位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の光学素子駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光学素子駆動装置を備えたことを特徴とする光学機器。
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