JP6672656B2 - 位置検出装置及び光学装置 - Google Patents

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Description

本発明はデジタルカメラ等の光学機器に設けられた光学要素を移動制御する際に必要とされる位置検出装置に関し、特にボイスコイルモータ(VCM)で構成された駆動装置における位置検出に適用して好適な位置検出装置、及びこれを備えた手振れ補正装置、撮像装置等の光学装置に関するものである。
光学装置、なかでもデジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置では、手振れ撮像による画像品質の低下を防止するために、手振れの発生時に撮像素子あるいはレンズ等の光学要素を光軸方向と直交する平面上で移動させる手振れ防止機構を設けたものがある。このような手振れ防止機構では、光学要素を移動制御する際の駆動源としてボイスコイルモータ(VCM)が用いられることが多い。また、この移動制御に際しては、移動制御された光学要素の移動位置を検出し、この検出した移動位置に基づくフィードバック制御による移動制御も行なわれている。
このようなVCMを用いた駆動装置での位置検出に際しては、移動制御される光学要素と一体に磁束密度を検出するホール素子を設けておき、VCMを構成しているマグネット(永久磁石)の磁界中において光学要素と共に移動される当該ホール素子の検出出力を利用する技術が提案されている。しかし、マグネットにより形成される磁界の磁束密度分布の不均一性によってホール素子での位置検出のリニアリティが問題になることがあり、特許文献1,2ではこのリニアリティを改善した技術が提案されている。この位置検出のリニアリティはホール素子の移動距離変化に対する検出出力の変化の割合を一定とすることである。
特許文献1では、対をなす2つのマグネットの間隔を拡大することにより、ホール素子の位置検出のリニアリティを改善する技術が提案されている。特許文献2では、VCMを構成するコイル側ヨーク、すなわちコイルを挟んでマグネットと反対側に配置されるヨークに所要長さのスペース、例えば穴を配設することによりリニアリティを改善する技術が提案されている。
特開2005−275379号公報 特開2013−50499号公報
特許文献1の技術は、対をなす2つのマグネットの間隔を拡大することで、ホール素子の移動距離に対するリニアリティは改善されるが、間隔の拡大に伴って磁束密度分布が低下され、ホール素子で検出する際の検出レベルが低下してしまう。そのため、検出レベルを増幅するための回路手段が必要となり、位置検出装置の構造が複雑になるとともに、位置検出装置の消費電力が増大してしまう。
特許文献2の技術は、コイル側ヨークに設けたスペースや穴によってコイル側ヨークの透磁量が低下され、当該ヨークを透磁する磁束の密度分布が低下し、ホール素子で検出する際の検出レベルが低下される。また、磁束密度分布の低下によってVCMとしての駆動能力も低下してしまうことになる。
さらに、特許文献1,2はいずれもホール素子の移動距離、すなわち位置検出の対象となる光学要素の移動距離、特に最大移動距離については特に考慮されておらず、光学要素の実際の移動距離に対応した好適なリニアリティの位置検出装置を得ることはできない。そのため、マグネットの間隔やコイル側ヨークのスペースを必要以上に大きく設計することになり、位置検出装置がいたずらに大型化してしまうという問題が生じる。
本発明の目的は、磁束密度検出素子、特にホール素子を用いた位置検出のリニアリティを高めた位置検出装置、及びこれを備える光学装置を提供するものである。
本発明の位置検出装置は、所定の間隔寸法で配置され、当該間隔寸法の違いに応じて形成される磁界の磁束密度分布が変化される一対の永久磁石対と、これら永久磁石対で形成される磁界内で移動される磁束密度検出素子とを備えており、磁束密度検出素子の検出出力に基づいて磁束密度検出素子を搭載している可動部材の移動位置を検出する位置検出装置であって、磁束密度検出素子が永久磁石対の間隔の中央位置から最大移動位置まで移動されたときに検出される磁束密度に基づいて直線特性の磁束密度目標が設定され、永久磁石対の間隔寸法は、設定される磁束密度目標に対して磁界の磁束密度特性の誤差最大値が最小となる間隔寸法に設定されていることを特徴とする。
本発明の第1の好ましい形態は、磁束密度検出素子の永久磁石対と反対側に、永久磁石対とで磁気回路を構成するヨークが配設されており、間隔寸法と最大移動位置への移動距離との相関比(間隔寸法/最大移動距離)がほぼ1.2である。
本発明の第2の好ましい形態は、磁束密度検出素子の永久磁石対と反対側に第2の永久磁石対が配設されており、これら2対の永久磁石対で磁界か形成されており、間隔寸法と最大移動位置への移動距離との相関比(間隔寸法/最大移動距離)がほぼ1.1である。
本発明の光学装置は、本発明にかかる位置検出装置を備えており、その第1の形態として光学要素に生じる手振れを防止する手振れ防止装置である。第2の形態としてスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置であり、第3の形態として望遠鏡等の光学機器である。
本発明によれば、磁束密度検出素子の最大移動位置で検出された磁束密度に基づいて設定される直線特性の磁束密度目標に対して磁界の磁束密度特性の誤差最大値が最小となるように永久磁石対の間隔寸法を設定することにより、磁束密度検出素子で検出される位置検出信号のリニアリティを高めることができる。また、本発明によれば手振れを防止した光学装置が得られる。
本発明の位置検出装置を含む手振れ補正装置を備えたカメラの概略構成図。 実施形態1の手振れ補正装置の一部を破断した後面図と平面図。 実施形態1の手振れ補正装置の分解斜視図。 実施形態1のX駆動VCMの拡大断面図。 実施形態1のX駆動永久磁石対の磁束密度の特性図。 実施形態1におけるXホール素子におけるリニアリティを設定する手法を示す図。 実施形態1における間隔寸法/最大移動距離の相関比の好適値を得る図。 実施形態1の変形例のX駆動VCMの拡大断面図。 実施形態2の手振れ補正装置の一部を破断した後面図と平面図。 実施形態2のX駆動VCMの拡大断面図。 実施形態2におけるX駆動永久磁石対の磁束密度の特性図。 実施形態2における間隔寸法/最大移動距離の相関比の好適値を得る図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明をスチルカメラやムービーカメラ(ビデオカメラ)のカメラCAM内に内装される撮像素子ISの手振れ防止装置SRにおいて、当該撮像素子ISの移動位置を検出するための位置検出装置に適用した実施形態1の概略斜視図である。この手振れ防止装置SRは、撮像時にカメラに発生する手振れ等によってカメラが振動されたときに、この振動を相殺するように撮像素子ISをカメラレンズ系のレンズ光軸Oxと垂直な平面上でX方向とY方向に移動制御させる構成とされている。ここで、X方向とY方向はそれぞれカメラを通常の姿勢に保持したときに前面方向から見たときの水平方向と鉛直方向である。これらX方向とY方向の移動制御は、それぞれ独立して、あるいは同時に行なうことが可能であり、これらX方向とY方向の移動制御を行なうためのアクチュエータ(駆動源)としてVCM(ボイスコイルモータ)が備えられている。
図2(a)は前記手振れ防止装置SRをカメラ後方から見たときの後面図であり、図2(b)はその平面図である。また、図3は後面側から見た部分分解概略斜視図である。前記撮像素子ISは、CCDあるいはCMOS等の半導体撮像素子で構成されており、その撮像面をカメラの前方に向け、かつレンズ光軸Oxと垂直な立面方向に向けた状態で可動支持体1に支持されている。この可動支持体1は上下の各辺部がX方向に延長され、左右の各辺部がY方向に延長された矩形の平板状に形成されている。前記撮像素子ISはこの可動支持体1の前面のほぼ中央に配置され、当該可動支持体1に一体化された状態に支持されている。
前記可動支持体1をレンズ光軸Oxの方向に挟んだ前後位置、すなわち前記可動支持体1の前面と後面に対してそれぞれ微細な間隙をおいて対向された位置には、強磁性体材料の板材で形成された一対のヨーク2,3が配設されている。これらのヨーク2,3について、便宜的に可動支持体1の前面に対向されているヨーク2を磁石側ヨークと称し、可動支持体1の後面に対向されているヨーク3をコイル側ヨークと称する。これら磁石側ヨーク2とコイル側ヨーク3は、前記可動支持体1の周縁部に沿って延長された上下、左右の各枠部を有する矩形枠状に形成されており、それぞれ前記カメラCAMの内部に固定支持されている。
その上で、図には表れないが、前記両ヨーク2,3にはそれぞれ前記可動支持体1に対向する側の面の複数箇所に転動ボールを配設したベアリング機構が設けられている。前記磁石側ヨーク2とコイル側ヨーク3の複数のベアリング機構は、それぞれ同数でかつレンズ光軸Oxの方向に対向配置されている。そして、各ヨーク2,3の各ベアリング機構の各転動ボールは、前記可動支持体1をレンズ光軸Oxの方向に挟持するように、当該可動支持体1の前面と後面にそれぞれ当接されている。これにより、可動支持体1は両ヨーク2,3によりレンズ光軸方向に挟持された状態で、かつ転動ボールの転動によって両ヨーク2,3に対してY方向およびX方向に移動することが可能とされている。
前記磁石側ヨーク2は前記撮像素子ISの撮像面を開放する開口窓21が開口されるとともに、その後面、すなわち前記可動支持体1に対向する側の面には、前記開口窓21の左右と下側に4組の永久磁石対22,23が配設され、かつ可動支持体1に支持されている。ここでは、2組の永久磁石対22はY駆動永久磁石対であり、前記磁石側ヨーク2の下枠部にX方向に所要の間隔で並んで配設されている。他の2組の永久磁石対23はX駆動永久磁石対であり、前記磁石側ヨーク2の左右の各枠部にそれぞれ1対ずつ配設されている。
前記Y駆動永久磁石対22および前記X駆動永久磁石対23は、それぞれ細長い矩形小片状をした永久磁石で構成されており、各永久磁石はそれぞれの長辺が互いに微小の間隔をもって並列状態に配置されている。すなわち、前記Y駆動永久磁石対22は各永久磁石の長辺がX方向に向けられた状態で並列配置されている。また、前記X駆動永久磁石23は各永久磁石の長辺がY方向に向けられた状態で並列配置されている。
一方、前記可動支持体1には、前記4つの永久磁石対22,23に対してレンズ光軸Oxに対向位置された駆動コイル12,13が配設され、当該可動支持体1に一体的に支持されている。これら4つの駆動コイ12,13は厚み寸法が小さく、レンズ光軸Ox方向から見たときに偏平な俵形、長円形あるいは角がとれた矩形等となるように導線が巻回されたコイル、ここでは長円形のコイルで構成されており、前記可動支持体1の前記撮像素子ISの下側位置と左右位置にそれぞれ貫通された開口11内に厚み方向に埋設された状態で配設されている。
これら4つの駆動コイル12,13について、前記Y駆動永久磁石対22に対向配置された2つの駆動コイル12をY駆動コイルと称し、前記X駆動永久磁石対23に対向配置された他の2つの駆動コイル13をX駆動コイルと称する。
前記Y駆動コイル12は長円形の長軸がX方向に向けられている。したがって、後述するようにY駆動コイル12が移動されるY方向について見れば、Y駆動コイル12はY方向に離間されている2つの長辺部はそれぞれY駆動永久磁石対22の各永久磁石のY方向の領域内に位置されている。同様に、前記X駆動コイル13は長円形の長軸がY方向に向けられている。したがって、X駆動コイル13が移動されるX方向について見れば、X駆動コイル13はX方向に離間されている2つの長辺部はそれぞれが対向配置されているX駆動永久磁石対23の各永久磁石のX方向の領域内に位置されている。
前記可動支持体1の前記各永久磁石対22,23に対向される側に向けられた前面で、かつ前記X駆動コイル12と前記Y駆動コイル13の各中心位置には磁束密度検出素子としてのホール素子5X,5Yが配設されている。すなわち、前記可動支持体1がX方向及びY方向について基準となる位置に存在するときに、前記Y駆動永久磁石対22のY方向の中央位置にYホール素子5Yが配設され、前記X駆動永久磁石対23のX方向の中央位置にXホール素子5Xが配設されている。これら4つのホール素子5X,5Yは図には表れない検出回路に接続されており、各ホール素子5X,5Yで検出した検出信号に基づいてホール素子5X,5YのY方向とX方向の移動位置、すなわち可動支持体1のY方向とX方向の移動位置を検出するようになっている。
前記コイル側ヨーク3は前記可動支持体1の後面に微小間隔で対向配置された矩形枠状の板部材として形成されている。そして、中央の開口31を囲む枠部のうち、下枠部32と左右枠部33は所定の幅寸法に形成され、これら下枠部32と左右枠部33は前記Y駆動コイル12と前記X駆動コイル13に対向配置されている。
以上の構成により、Y駆動永久磁石対22と、これに対向配置されたY駆動コイル12は、磁石側ヨーク2及びコイル側ヨーク3と共にY方向に推力(移動力)を生成するY駆動VCM4Yが構成される。すなわち、Y駆動永久磁石対22、磁石側ヨーク2、コイル側ヨーク3の下枠部32はY駆動VCM4Yの固定部として構成され、Y駆動コイル12はY方向に移動されるY駆動VCM4Yの可動部として構成される。
同様に、X駆動永久磁石対23と、これに対向配置されたX駆動コイル13は、磁石側ヨーク2及びコイル側ヨーク3と共にX方向に推力(移動力)を生成するX駆動VCM4Xが構成される。すなわち、X駆動永久磁石対23、磁石側ヨーク2、コイル側ヨーク3の左右枠部33はX駆動VCM4Xの固定部として構成され、X駆動コイル13はX方向に移動されるX駆動VCM4Xの可動部として構成される。
この構成の手振れ防止装置SRでは、X駆動VCM4Xにおいては、X駆動永久磁石対23は磁石側ヨーク2とコイル側ヨーク3の左右枠部33との間にレンズ光軸Oxに沿った方向の磁界を形成する。そして、この磁界内に位置されているX駆動コイル13に電流を通流し、かつその電流値を制御することにより、当該磁界とX駆動コイル13を流れる電流によるローレンツ力が発生し、X駆動コイル13はX方向に移動される。X駆動コイル13に通流する電流の向きを反転制御することにより、X駆動コイル13は反対方向に移動される。したがって、X駆動コイル13を支持している可動支持体1は、X駆動コイル13と一体にX方向に移動制御され、これに支持されている撮像素子ISがX方向に移動制御されることになる。
Y駆動VCM4Yにおいても同様であり、Y駆動永久磁石対22は磁石側ヨーク2とコイル側ヨーク3の下枠部32との間にレンズ光軸Oxに沿った方向の磁界を形成する。そして、この磁界内に位置されているY駆動コイル12に電流を通流し、かつその電流値を制御することにより、当該磁界とY駆動コイル12を流れる電流によるローレンツ力が発生し、Y駆動コイル12はY方向に移動される。Y駆動コイル12に通流する電流の向きを反転制御することにより、Y駆動コイル12は反対方向に移動される。したがって、Y駆動コイル12を支持している可動支持体1は、Y駆動コイル12と一体にY方向に移動制御され、支持されている撮像素子ISはY方向に移動制御されることになる。
したがって、カメラCAMでの撮像時に手振れが生じると、この手振れによる振動を検出するセンサーの出力に基づいてカメラ制御回路部(いずれも図示せず)は、当該手振れ振動を相殺する制御信号を生成し、Y駆動VCM4YとX駆動VCM4Xに通流する電流を制御する。Y駆動VCM4Yでは、制御された電流をY駆動コイル12に通流することで可動支持体1をY方向に移動制御し、X駆動VCM4Xでは、制御された電流をX駆動コイル13に通流することで可動支持体1をX方向に移動制御する。
このとき、Xホール素子5Xは可動支持体1のX方向の移動に伴ってX駆動永久磁石対23とヨーク2,3で構成される磁界内で移動され、当該磁界の磁束密度に対応した出力を検出し、この出力に基づいてX方向の移動位置(移動量)が検出される。同様に、Yホール素子5Yは可動支持体1のY方向の移動に伴ってY駆動永久磁石対22とヨーク2,3で構成される磁界内で移動され、当該磁界の磁束密度に対応した出力を検出し、この出力に基づいてY方向の移動位置(移動量)が検出される。そして、検出されたX方向とY方向の移動量を相殺するようにX駆動VCM4XとY駆動VCM4Yでの前記した移動制御を実行する。これにより、可動支持体1は手振れ振動を相殺するX方向およびY方向に移動制御され、可動支持体1に支持されている撮像素子ISもこれに追従してX方向およびY方向に移動制御され、撮像素子ISで撮像する画像の手振れが防止される。
ここで前記Xホール素子5XとYホール素子5Yにおける位置検出動作について、Xホール素子5Xを代表して説明する。図4はX駆動VCM4Xの拡大図であり、X駆動永久磁石対23と磁石側ヨーク2とコイル側ヨーク3とで磁界が形成される。X駆動永久磁石対23の各永久磁石は磁極が反対に向けられているので、それぞれ逆極性の磁界が形成される。そして、Xホール素子5Xは可動支持体1がX方向に移動されたときに当該磁界内で移動される。このとき、可動支持体1が定常位置にあるときに、Xホール素子5XはX方向の中央位置C、すなわち前記磁界の中央位置Cにある。また、可動支持体1はこの中央位置CからX方向の両側にそれぞれ最大移動距離として+Xm,−Xmの範囲で移動される。
一方、前記X駆動永久磁石対23とヨーク2,3で形成される磁界の磁束密度は必ずしも均一ではなく、図5に示すような非線型(非リニアリティ)の特性を有している。図5において、横軸はX駆動永久磁石対23のX方向の中央位置Cからの距離であり、右側は中央位置CからS極側への移動距離、左側は中央位置CからN極側への移動距離を示している。縦軸はX駆動永久磁石対23とヨーク2,3で形成されるS極側とN極側の各磁界における磁束密度である。この図5からは、中央位置Cからの移動距離が大きくなると磁束密度はS極側とN極側のいずれにも緩やかなS字特性で増加する特性となることが判る。また、この図5からは、図4に示したX駆動永久磁石対23の間隔寸法Dを変化させると磁束密度特性もS1〜S4と変化していることが判る。中央位置Cからの距離が最大移動距離程度まで大きくなると磁束密度は最大の磁束密度にほぼ飽和する。
このように磁束密度特性がS字特性であると、Xホール素子5Xの移動距離に対する磁束密度の変化の割合が一定とならず、Xホール素子5Xの検出出力のリニアリティが得られずに位置検出に誤差が生じる。ここで、X駆動永久磁石対23の間隔寸法Dを大きくすれば磁束密度特性のS字特性の変化率は緩くなるという傾向は見られるので、当該間隔寸法Dを大きくすることによりリニアリティが改善できることは特許文献1に記載されていることと共通する。しかし、図5から判るように、中央位置Cからの距離が小さい領域ではリニアリティが改善されることが言えるとしても、中央位置Cからの距離が大きくなったときには、必ずしも改善されるとは言えない。そのため、Xホール素子5Xの移動距離が大きくなったときにおける位置検出のリニアリティを確保して位置検出の精度を高めることは難しい。
そこで、本発明においては、可動支持体1の最大移動距離に対応して適切な永久磁石対23の間隔を設定する。その手法として、先ず図6(a)に示すように、X駆動VCM4Xにおいて設計されている可動支持体1がN極方向とS極方向にそれぞれ最大に移動される際の最大移動距離+Xm,−Xm、換言すれば可動支持体1とともにXホール素子5XがS極方向とN極方向の両方向に最大移動距離±Xmだけ移動されたときの各磁束密度の値を測定し、これらの測定値を互いに直線で結ぶ線を目標線Obとして設定する。図6(a)の例では、ホール素子が中央位置Cから左右に最大移動距離±Xm移動されたときの磁束密度B1,−B1を結ぶ直線を目標線Obとする。
そして、この目標線Obを図5に示した各磁束密度特性S1〜S4と対比させ、目標線Obと各磁束密度特性との誤差(磁束密度の差)を求め、この誤差の最大値がもっとも小さくなる磁束密度特性を判定する。この例では、図6(b)に示す磁束密度特性S1では移動距離が大きい領域において誤差が顕著になる。反対に、図6(c)に示す磁束密度特性S4では移動距離が小さい領域において誤差が顕著になる。しかし、図6(d)に示す磁束密度特性S2あるいはS3では誤差が抑制され、目標線Obに対してリニアリティのある磁束密度特性であると判定できる。この判定結果から、実施形態1では、X駆動永久磁石対23における磁束密度特性が磁束密度特性S2となる間隔寸法、ここでは2.6mmに設定することで、Xホール素子5Xによる位置検出に最もリニアリティのある検出出力が得られることになる。
ここで、本発明者において、図5に示した各磁束密度特性S1〜S4と目標線Obとの誤差の最大値について、ホール素子5Xの最大移動距離±Xmと永久磁石対の間隔寸法Dとの相関比を求めたところ、図7の相関がえられた。これから、前記相関比(間隔寸法/最大移動距離)が1.20においてホール素子5Xによる位置検出の誤差が最小になることが判明した。したがって、相関比がこの値となるようにX駆動VCM4Xを構成することにより、Xホール素子5Xによるリニアリティの高い位置検出が可能になる。すなわち、可動支持体1の最大移動距離を±2.2mmとしたときに、X駆動磁石対23の間隔寸法を2.6mmに設定すればよいことになる。以上のことはY駆動VCM4Yにおいても同様である。
以上のように、X駆動VCM4XおよびY駆動VCM4Yのいずれにおいても、可動支持体1の最大移動距離±Xmに対応させて永久磁石対22,23の間隔寸法Dを適切に設定することにより、ホール素子5X,5Yで検出される位置検出の誤差を抑制したリニアリティの高い位置検出が可能になり、検出精度を向上することができる。これにより、VCMを駆動源とする手振れ補正装置による手振れ補正効果を高めることができる。
ここで、図8に示すように、例えばX駆動VCM4Xを構成する際には、X駆動永久磁石対23を一対の永久磁石で構成するのではなく、1つの磁性体23に対して非磁性領域23aを挟んでS極とN極に着磁した構成としてもよい。これはY駆動VCM4Yについても同じである。したがって、永久磁石対をこのように構成したときには、当該非磁性領域23aの幅寸法を前記した間隔寸法Dに置き換えてVCMを設計すればよい。この場合にもXホール素子5Xによるリニアリティの高い位置検出が実現できる。
図9(a),(b)は実施形態2の手振れ補正装置SRを示す図であり、図2(a),(b)に対応する図である。なお、等価な部分には同一符号を付してある。この実施形態2は、実施形態1のコイル側ヨーク3に第2永久磁石対を配設したものである。すなわち、磁石側ヨーク2に配設されている永久磁石対(以下、第1駆動永久磁石対)22,23のN極とS極にそれぞれ対向するように、S極とN極を向けた第2駆動永久磁石対22A,23Aをコイル側ヨーク3に配設し、結果として2対の駆動永久磁石対22と22A、23と23Aによって磁界が形成されるようになっている。そして、これら第1駆動永久磁石対22,23と第2駆動永久磁石対22A,23Aの間に可動支持体1のコイル12,13とホール素子5X,5Yを配設したものである。
図10はX駆動VCM4Xを代表して示す拡大図であり、第1X駆動永久磁石対23のN極と第2X駆動永久磁石対23AのS極との間、及び第1X駆動永久磁石対23のS極と第2X駆動永久磁石対23AのN極との間にそれぞれ反対方向に向けられた磁界が形成され、この磁界内でX駆動コイル13とXホール素子5Xが可動支持体1と共に移動されるようになっている。なお、第1X駆動永久磁石対23と第2X駆動永久磁石対23Aの各永久磁石の寸法と、各駆動永久磁石対の間隔寸法Dは同じである。
実施形態2のX駆動VCM4Xの基本的な動作と、Xホール素子5Xによる位置検出動作は実施形態1と同じであるので、ここではこれらの説明は省略する。一方、実施形態2の第1と第2のX駆動永久磁石対23,3Aで形成される磁界の磁束密度分布は実施形態1とは異なっている。図11は実施形態2における第1と第2のX駆動永久磁石対23,23Aの磁束密度特性である。この場合においても磁束密度特性はS字特性となることは同じであるが、X駆動永久磁石対23,23Aの間隔寸法Dの違いによる磁束密度特性S11〜S15の違いは実施形態1よりも顕著になっている。
実施形態2においても、図示は省略するが、図6に示した実施形態1と同様に、Xホール素子5Xの最大移動距離+Xm,−Xmと磁束密度の値とから目標線Obを設定し、この目標線Obと前記各磁束密度特性S11〜S15とを対比させることにより、最も誤差の最大値が小さく、目標線Obに対してリニアリティのある磁束密度特性を選択することができる。したがって、この磁束密度特性から第1と第2のX駆動永久磁石対23,23Aの間隔寸法Dを設定することにより、リニアリティのある位置検出が可能になる。
ここで、図12に示すように、ホール素子5Xの最大移動距離±Xmと、第1と第2のX永久磁石対23,23Aの間隔寸法Dとの相関比を演算し、この相関比と最大誤差との相関を求めたところ、相関比が1.10の近傍において誤差が最小になることが判明した。Y駆動VCM4YにおけるYホール素子5Yによる位置検出も同じである。
実施形態2のように、2対の駆動永久磁石対により形成される磁界内で移動されるホール素子により位置検出を行なう構成においても、移動可動支持体の最大移動距離に対応させて駆動永久磁石対の間隔寸法を適切に設定することにより、ホール素子で検出される位置検出の誤差を抑制し、検出精度を向上することができる。これにより、VCMを駆動源とする手振れ補正装置による手振れ補正効果を高めることができる。
以上の実施形態はY駆動VCMとX駆動VCMがそれぞれ1対ずつ配設された駆動装置の位置検出装置として構成されているが、本発明はY駆動VCMとX駆動VCMがそれぞれ1つ、あるいは一方のみが1つの駆動装置の位置検出装置についても適用可能である。
本発明の位置検出装置は、永久磁石対と、この永久磁石対で形成される磁界内でホール素子を移動させることによって当該ホール素子、ないし当該ホール素子を搭載している可動部材の位置を検出する位置検出装置に適用することができる。したがって、必ずしもVCMを駆動源とする駆動装置に本発明の位置検出装置が適用されることに限定されるものではない。
以上の実施形態は本発明の位置検出装置を手振れ防止装置に適用しているが、光学機器に設けられて移動制御される光学要素を位置検出するための装置であれば同様に適用することが可能である。例えば、カメラのレンズ鏡筒内に配設され、レンズ光学系を構成する一部のレンズをレンズ光軸と直交する面上でXY方向に移動させる手振れ防止装置における位置検出装置として構成することが可能である。光学機器以外の機器に用いられる位置検出装置として構成することが可能であることは言うまでもない。
1 可動支持体(可動部材)
2 磁石側ヨーク
3 コイル側ヨーク
4X,4Y 駆動VCM(ボイスコイルモータ)
5X,5Y ホール素子(磁束密度検出素子)
12,13 駆動コイル
22,23 永久磁石対(第1永久磁石対)
23A 第2永久磁石対
SR 手振れ防止装置
IS 撮像素子(光学要素)
CAM カメラ

Claims (13)

  1. 所定の間隔寸法で配置され、当該間隔寸法の違いに応じて形成される磁界の磁束密度分布が変化される一対の第1の永久磁石対と、これら第1の永久磁石対で形成される磁界内で移動される磁束密度検出素子とを備え、前記磁束密度検出素子の検出出力に基づいて当該磁束密度検出素子を搭載している可動部材の移動位置を検出する位置検出装置であって、前記磁束密度検出素子が前記第1の永久磁石対の間隔の中央位置から最大移動位置まで移動されたときに検出される磁束密度に基づいて直線特性の磁束密度目標が設定され、前記第1の永久磁石対の間隔寸法は、前記磁束密度目標に対して前記磁界の磁束密度特性の誤差最大値が最小となる間隔寸法に設定されていることを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記磁束密度検出素子の前記第1の永久磁石対と反対側に、前記永久磁石対とで磁気回路を構成するヨークが配設されている請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 前記間隔寸法と前記最大移動位置への移動距離との相関比(間隔寸法/最大移動距離)が1.2である請求項に記載の位置検出装置。
  4. 前記磁束密度検出素子の前記第1の永久磁石対と反対側に一対の第2の永久磁石対が配設されており、これら2対の永久磁石対で磁界が形成されている請求項に記載の位置検出装置。
  5. 前記間隔寸法と前記最大移動位置への移動距離との相関比(間隔寸法/最大移動距離)が1.1である請求項に記載の位置検出装置。
  6. 前記可動部材には前記第1の永久磁石対または前記第1と第2の永久磁石対で形成される磁界内で移動可能な駆動コイルが搭載され、これら永久磁石対と駆動コイルとでボイスコイルモータが構成されている請求項1ないし5のいずれかに記載の位置検出装置。
  7. 前記駆動コイル光学機器の光軸と直交する面上でX方向とY方向に移動させるX駆動ボイスコイルモータとY駆動ボイスコイルモータを備えており、前記磁束密度検出素子は、前記X駆動ボイスコイルモータと前記Y駆動ボイスコイルモータの各コイルを搭載した可動支持板に搭載されている請求項に記載の位置検出装置。
  8. 前記可動支持板にはX方向とY方向に移動させる光学要素が搭載されている請求項7に記載の位置検出装置。
  9. 前記光学機器は撮像装置であり、前記光学要素は撮像素子又は撮像レンズであり、撮像装置の手振れ防止装置の位置検出装置として構成されている請求項8に記載の位置検出装置。
  10. 所定の間隔寸法で配置され、当該間隔寸法の違いに応じて形成される磁界の磁束密度分布が変化される永久磁石対と、この永久磁石対を支持する磁石側ヨークと、前記永久磁石対および前記磁石側ヨークとの間に磁界を形成するコイル側ヨークと、前記永久磁石対及び前記磁石側ヨークと前記コイル側ヨークとの間に配設された可動支持体と、前記可動支持体に支持されて、前記永久磁石対及び前記磁石側ヨークと前記コイル側ヨークとで形成される磁界内に配置される駆動コイルと、前記可動支持体に支持されて前記磁界内に配置されるホール素子を備え、前記永久磁石対と前記駆動コイルとでボイスコイルモータが構成され、前記ホール素子が前記永久磁石対の間隔の中央位置から最大移動位置まで移動されたときに検出される磁束密度に基づいて直線特性の磁束密度目標が設定され、前記永久磁石対の間隔寸法は、前記磁束密度目標に対して前記永久磁石対の磁束密度特性の誤差が最小となる間隔寸法に設定されていることを特徴とする位置検出装置。
  11. 前記ボイスコイルモータは、前記駆動コイルおよび前記可動支持体をY方向に移動させるY駆動ボイスコイルモータと、前記駆動コイルおよび前記可動支持体をX方向に移動させるX駆動ボイスコイルモータを備えており、前記駆動コイルおよび前記可動支持体はY方向およびX方向に独立してあるいは同時に移動制御される構成であり、前記ホール素子は前記Y駆動ボイスコイルモータと前記X駆動ボイスコイルモータのそれぞれに配設されている請求項10に記載の位置検出装置。
  12. 光学装置に内装されている光学要素を支持した可動部材を備え、当該光学装置に生じた手振れに基づいて前記可動部材を駆動して当該手振れを相殺するための手振れ補正装置であって、所定の間隔寸法で配置され、当該間隔寸法の違いに応じて形成される磁界の磁束密度分布が変化される永久磁石対と、これら永久磁石対で形成される磁界内で移動される磁束密度検出素子とを有し、前記磁束密度検出素子の検出出力に基づいて当該磁束密度検出素子を搭載している可動部材の移動位置を検出する位置検出装置と、この位置検出装置で検出した移動位置に基づいて前記可動部材を駆動制御する駆動手段を備えており、前記磁束密度検出素子が前記永久磁石対の間隔の中央位置から最大移動位置まで移動されたときに検出される磁束密度に基づいて直線特性の磁束密度目標が設定され、前記永久磁石対の間隔寸法は、前記磁束密度目標に対して前記磁界の磁束密度特性の誤差最大値が最小となる間隔寸法に設定されていることを特徴とする手振れ補正装置。
  13. 学装置であって、当該光学装置に生じた手振れに基づいて光学装置に内装されている光学要素を支持した可動部材を駆動して当該手振れを相殺するための手振れ補正装置を備えており、当該手振れ補正装置は、所定の間隔寸法で配置され、当該間隔寸法の違いに応じて形成される磁界の磁束密度分布が変化される永久磁石対と、これら永久磁石対で形成される磁界内で移動される磁束密度検出素子とを有し、前記磁束密度検出素子の検出出力に基づいて当該磁束密度検出素子を搭載している可動部材の移動位置を検出する位置検出装置と、前記位置検出装置で検出した移動位置に基づいて前記可動部材を駆動制御する駆動手段を備え、前記磁束密度検出素子が前記永久磁石対の間隔の中央位置から最大移動位置まで移動されたときに検出される磁束密度に基づいて直線特性の磁束密度目標が設定され、前記永久磁石対の間隔寸法は、前記磁束密度目標に対して前記磁界の磁束密度特性の誤差最大値が最小となる間隔寸法に設定されていることを特徴とする光学装置。
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