JP4656406B2 - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はレンズ鏡筒および撮像装置に関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置にはレンズ鏡筒が設けられている。
このようなレンズ鏡筒は、被写体像を撮像する撮像素子の前方箇所に、被写体像を撮像素子に導くレンズと、レンズを保持しそのレンズの光軸方向に延在するガイド軸に沿って移動可能に設けられたレンズ枠と、レンズ枠を光軸方向に移動させる駆動機構とを有し、これらレンズ、レンズ枠、駆動機構が鏡筒内部に配設されている。
このような駆動機構としてリニアモータの一種類であるボイスコイルモータを用いたレンズ鏡筒が提案されている(特許文献1参照)。
このレンズ鏡筒の駆動機構は、前記ガイド軸を磁性体で形成してレンズ枠の軸受部に挿通するとともに、軸受部にガイド軸の外周の周方向にわたって巻線が巻回された可動コイルを設け、可動コイルの移動範囲の全域を囲む円筒壁状のマグネットを設け、さらにマグネットの外周面を覆うように円筒壁状の接地ヨークを設けることで構成されている。
したがって、ガイド軸によって対向ヨークが構成され、この対向ヨークと接地ヨークとによって、マグネットの磁力線を可動コイル導く磁気回路が形成されている。
特開平4−30506号公報
上述した従来のレンズ鏡筒では、磁気回路を構成するヨークのうち、接地ヨークが前記光軸と直交する方向において大きなスペースを占有するため、レンズ鏡筒の光軸と直交する方向の寸法を削減する上で限界があり、レンズ鏡筒の小型化、ひいては、撮像装置の小型化を図る上で不利があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、その目的は小型化を図る上で有利なレンズ鏡筒および撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、被写体像を撮像素子に導く第1レンズを有する光学系と、前記第1レンズを保持する第1レンズ枠と、前記第1レンズ枠を前記光学系の光軸方向に案内する第1ガイド軸と、前記第1レンズ枠を前記光軸方向に移動させる駆動機構とを備えるレンズ鏡筒であって、前記第1ガイド軸の近傍に前記第1ガイド軸と平行してロッドが設けられ、前記第1ガイド軸および前記ロッドは磁性体で形成され、前記駆動機構は、前記第1レンズ枠に支持されその巻線の内側に形成される空間に前記第1ガイド軸が挿通される可動コイルと、前記ロッドに取着されて前記ロッドに沿って延在し前記可動コイルに臨むマグネットとを備え、前記第1ガイド軸および前記ロッドは、前記マグネットから発せられる磁力線を前記可動コイルに導くヨークを構成し、前記光学系は、被写体像を撮像素子に導く第2レンズを有し、前記第2レンズを保持する第2レンズ枠が設けられ、前記ロッドは、前記第2レンズ枠に滑動可能に結合され前記第2レンズ枠を前記光学系の光軸方向に案内する第2ガイド軸を兼用していることを特徴とする。
また、本発明は、鏡筒に設けられた撮像素子と、前記鏡筒の内部に設けられた光学系を有するレンズ鏡筒を備え、前記光学系は被写体像を前記撮像素子に導く第1レンズを含み、前記第1レンズを保持する第1レンズ枠と、前記第1レンズ枠を前記光学系の光軸方向に案内する第1ガイド軸と、前記第1レンズ枠を前記光軸方向に移動させる駆動機構とを備える撮像装置であって、前記第1ガイド軸の近傍に前記第1ガイド軸と平行してロッドが設けられ、前記第1ガイド軸および前記ロッドは磁性体で形成され、前記駆動機構は、前記第1レンズ枠で支持されその巻線の内側に形成される空間に前記第1ガイド軸が挿通される可動コイルと、前記ロッドに取着されて前記ロッドに沿って延在し前記可動コイルに臨むマグネットとを備え、前記第1ガイド軸および前記ロッドは、前記マグネットから発せられる磁力線を前記可動コイルに導くヨークを構成し、前記光学系は、被写体像を撮像素子に導く第2レンズを有し、前記第2レンズを保持する第2レンズ枠が設けられ、前記ロッドは、前記第2レンズ枠に滑動可能に結合され前記第2レンズ枠を前記光学系の光軸方向に案内する第2ガイド軸を兼用していることを特徴とする。
本発明によれば、第1ガイド軸およびロッドは、マグネットから発せられる磁力線を可動コイルに導くヨークを構成しており、そのヨークを構成する対向ヨークと接地ヨークのうち、接地ヨークを占有スペースが少なくて済むロッドで構成できるため、従来のように大きなスペースを占有する円筒状の接地ヨークを設ける場合に比較して、レンズ鏡筒の光軸と直交する方向の寸法を大幅に縮小でき、レンズ鏡筒および撮像装置の小型化を図る上で極めて有利となる。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は第1の実施の形態の撮像装置の斜視図、図2は第1の実施の形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態の撮像装置100はデジタルスチルカメラであり、外装を構成するケース102を有している。
ケース102の前面右側部寄りの箇所には光学系104を収容保持するレンズ鏡筒10が設けられている。
ケース102の前面上部寄りの箇所には閃光を発光するフラッシュ部106、光学式ファインダの対物レンズ108などが設けられている。
ケース102の上端面にはシャッタボタン110が設けられ、ケース102の後面には、前記光学式ファインダの接眼窓(不図示)、電源のオンオフ、撮影モード、再生モードの切替など種々の操作を行なうための複数の操作スイッチ112、撮像した映像を表示するディスプレイ114などが設けられている。
図2に示すように、レンズ鏡筒10の後部には、光学系104によって結像された被写体像を撮像するCCDやCMOSセンサなどで構成された撮像素子116が配設され、撮像装置100は、撮像素子116から出力された撮像信号に基づいて画像データを生成し、メモリカードなどの記憶媒体118に記録する画像処理部120、前記画像データをディスプレイ114に表示させる表示処理部122、操作スイッチ112やシャッタボタン110の操作に応じて画像処理部120、表示処理部122を制御するCPUなどを含む制御部126などを備えている。
次に、レンズ鏡筒10について説明する。
図3はレンズ鏡筒10の要部の分解斜視図、図4はレンズ鏡筒10の要部の斜視図、図5は図4のA矢視図、図6は図4のB斜視図、図7はレンズ鏡筒10の断面図、図8は図7のXX線断面方向の図である。
図9(A)はマグネット44、54の斜視図、(B)は第1、第2駆動機構40、50の断面図である。
図7、図8に示すように、レンズ鏡筒10は鏡筒11を有し、鏡筒11には、光学系104を構成する第1固定レンズ群12、第1可動レンズ群14(特許請求の範囲の第1レンズに相当)、第2固定レンズ群16、第2可動レンズ群18(特許請求の範囲の第2レンズに相当)が光軸方向の前方から後方に向かってこの順番で配設されている。
本実施の形態では、光学系14は、これら2つの可動群を持つインナーフォーカスレンズとして構成され、第1固定レンズ群12と第2固定レンズ群16は光学系104の光軸方向に移動不能に鏡筒11に固定され、第1可動レンズ群14と第2可動レンズ群18は後述する第1、第2駆動機構により光学系104の光軸方向に移動されるように構成されている。
第1可動レンズ群14と第2可動レンズ群18は、それぞれ光軸方向に移動されることで協働して光学系14の焦点距離の調整(ズーミング)を行うとともに光学系14の焦点調節(フォーカシング)を行うものである。
図7、図8に示すように、鏡筒11は筒状及び箱状を呈している。
鏡筒11の前端には、第1固定レンズ群12が接着剤などにより接着固定されたり、カシメ等により固定されている。
鏡筒11の光軸方向の中間の箇所には光軸方向と直交する方向に延在する壁部1104が設けられ、光軸が通過する壁部1104箇所には開口1106が形成され、この開口1106に臨ませて第2固定レンズ群16が接着剤などにより壁部1104に接着固定されたり、カシメ等により固定されている。
また、この壁部1104は、光量調整や、シャッター機能を持つアイリスユニットであってもよいし、第2固定レンズ群の前側や後側、もしくはその間に、アイリスユニットを配置することも可能である。
鏡筒11の後端には開口1102が設けられ、撮像素子116は長方形を呈する撮像面116Aを開口1102から前方に臨ませた状態で鏡筒11の後端に取着されている。
また、開口1102には第2可動レンズ群18を通過した光が通過する光学フィルタ1110が取着されており、光学フィルタ1110は例えばローパスフィルタ、あるいは、赤外線フィルタで構成されている。
図3、図4に示すように、第1可動レンズ群14は第1可動レンズ枠20(特許請求の範囲の第1レンズ枠に相当)に接着剤などにより接着されて保持され、第1可動レンズ枠20の外周には第1可動レンズ群14を挟んで軸受部22と係合部24が設けられている。
鏡筒11の内部には、図7に示すように、光軸方向に平行に延在する第1メインガイド軸26(特許請求の範囲の第1ガイド軸に相当)と第1サブガイド軸28(特許請求の範囲のロッドに相当)が設けられており、各ガイド軸の両端は鏡筒11の前部を構成する前壁1112と後部を構成する後壁1114に圧入などにより固定されている。
図3乃至図6に示すように、第1可動レンズ枠20は、軸受部22に第1メインガイド軸26が挿通され、係合部24にサブガイド軸28が係合されることによって、前記光軸回りに回転不能にかつ前記光軸方向に沿って移動可能に設けられている。
図3、図4に示すように、第2可動レンズ群18は第2可動レンズ枠30(特許請求の範囲の第2レンズ枠に相当)に接着剤などにより接着されて保持され、第2可動レンズ枠30の外周には第2可動レンズ群18を挟んで軸受部32と係合部34が設けられている。
図7に示すように、鏡筒11の内部には、光軸方向に平行に延在する第2メインガイド軸36(特許請求の範囲の第1ガイド軸に相当)と第2サブガイド軸38(特許請求の範囲のロッドに相当)が設けられており、各ガイド軸の両端は鏡筒11の前部を構成する前壁1112と後部を構成する後壁1114に圧入などにより固定されている。
図3乃至図6に示すように、第2可動レンズ枠30は、軸受部32に第2メインガイド軸36が挿通され、係合部34にサブガイド軸38が係合されることによって、前記光軸回りに回転不能にかつ前記光軸方向に沿って移動可能に設けられている。
また、各ガイド軸は、壁部1104等により、壁部の前後で別体となって、それぞれ壁部1104等と前壁1112、壁部1104と後壁1114によって、圧入などにより固定されていても構わない。
本実施の形態では、図5に示すように、第1メインガイド軸26と第2サブガイド軸38は互いに近接した箇所に平行して配設され、図6に示すように、第2メインガイド軸36と第1サブガイド軸28は互いに近接した箇所に平行して配設されている。
また、第1メインガイド軸26、第1サブガイド軸28、第2メインガイド軸36、第2サブガイド軸38は透磁率に優れた材料である磁性体で構成され、本実施の形態では断面が円状に形成されている。
前記磁性体としては、後述するマグネット44、54の磁力線を効率よく導くことができるもの、言い換えると、飽和磁束密度が高い材料が好ましく、例えば、ステンレスSUS410、SUS420、あるいは、これらステンレスよりも飽和磁束密度が高い材料である純鉄、あるいは、パーマロイなどを用いることができる。
鏡筒11内には、第1可動レンズ枠20を前記光軸方向に移動させる第1駆動機構40が設けられている。
図4、図5に示すように、第1駆動機構40は、可動コイル42とマグネット44を備えている。
可動コイル42は、円筒状を呈しており、軸受部22に一体的に設けられその巻線の内側に形成される空間に第1メインガイド軸26が挿通されるように構成され、可動コイル42の内周面と第1メインガイド軸26の外周面との間には環状の隙間が確保される。
マグネット44は、第2サブガイド軸38に取着され第2サブガイド軸38に沿って延在し可動コイル42に臨むように構成されている。
本実施の形態では、マグネット44は、図9(A)、(B)に示すように、第1メインガイド軸26の中心と第2サブガイド軸38の中心を結ぶ想像線に沿った高さと、この高さよりも大きい寸法の幅を有する断面が矩形の帯板で構成されている。
マグネット44は、前記高さ方向の一方の面にN極が、他方の面にS極が位置するように着磁されており、本実施の形態では、マグネット44の幅方向の中心は、第1メインガイド軸26の中心と第2サブガイド軸38の中心を結ぶ想像線上に位置するように配置されている。
したがって、第1メインガイド軸26と第2サブガイド軸38が磁性体で構成されていることから、第1メインガイド軸26と第2サブガイド軸38は、マグネット44から発せられる磁力線を可動コイル42に導くヨークを構成することになる。
具体的に説明すると、第1メインガイド軸26は、マグネット44に対向して配置されマグネット44から発せられる磁力線を可動コイル42を通過させる方向に導く対向ヨークとして機能する。また、第2サブガイド軸38は、マグネット44に接触して配置されマグネット44から発せられる磁力線を可動コイル42を通過させる方向に導く接地ヨークとして機能する。
したがって、マグネット44と、前記対向ヨークと、前記接地ヨークとによってマグネット44の磁力線を可動コイル42に導く第1磁気回路49が構成されている。
また、可動コイル42には、駆動信号を供給するための不図示の配線材が電気的に接続されており、前記制御部126によって制御される不図示のドライブ回路から前記配線材を介して駆動信号が可動コイル42に供給されるようになっている。
また、図5に示すように、第1可動レンズ枠20の外周には、光軸方向に沿ってN極とS極が交互に位置するように磁気目盛りが形成されたMRマグネット46が設けられ、このMRマグネット46に臨む鏡筒11の箇所には、MRマグネット46の磁気目盛りを検出して光軸方向における第1可動レンズ枠20(第1可動レンズ群14)の位置を検出して位置検出信号を前記制御部126に供給する磁気抵抗素子を含むMRセンサ48が設けられている。
また、鏡筒11内には、第2可動レンズ枠30を前記光軸方向に移動させる第2駆動機構50が設けられている。
図4、図6に示すように、第2駆動機構50は、可動コイル52とマグネット54を備えている。
可動コイル52は、軸受部32に一体的に設けられその巻線の内側に形成される空間に第2メインガイド軸36が挿通されるように構成され、可動コイル52の内周面と第2メインガイド軸36の外周面との間には環状の隙間が確保される。
マグネット54は、第1サブガイド軸28に取着され第1サブガイド軸28に沿って延在し可動コイル52に臨むように構成されている。
本実施の形態では、マグネット54は、図9(A)、(B)に示すように、第2メインガイド軸36の中心と第1サブガイド軸28の中心を結ぶ想像線に沿った高さと、この高さよりも大きい寸法の幅を有する断面が矩形の帯板で構成されている。
マグネット54は、前記高さ方向の一方の面にN極が、他方の面にS極が位置するように着磁されており、本実施の形態では、マグネット54の幅方向の中心は、第2メインガイド軸36の中心と第1サブガイド軸28の中心を結ぶ想像線上に位置するように配置されている。もちろん、前記想像線上に位置しなくても構わない。
したがって、第2メインガイド軸36と第1サブガイド軸28が磁性体で構成されていることから、第2メインガイド軸36と第1サブガイド軸28は、マグネット54から発せられる磁力線を可動コイル52に導くヨークを構成することになる。
具体的に説明すると、第2メインガイド軸36は、マグネット54に対向して配置されマグネット54から発せられる磁力線を可動コイル32を通過させる方向に導く対向ヨークとして機能する。また、第1サブガイド軸28は、マグネット54に接触して配置されマグネット54から発せられる磁力線を可動コイル52を通過させる方向に導く接地ヨークとして機能する。
したがって、マグネット54と、前記対向ヨークと、前記接地ヨークとによってマグネット54の磁力線を可動コイル52に導く第2磁気回路59が構成されている。
また、可動コイル52には、駆動信号を供給するための不図示の配線材が電気的に接続されており、前記制御部126によって制御される不図示のドライブ回路から前記配線材を介して駆動信号が可動コイル52に供給されるようになっている。
また、図6に示すように、第2可動レンズ枠30の外周には、光軸方向に沿ってN極とS極が交互に位置するように磁気目盛りが形成されたMRマグネット56が設けられ、このMRマグネット56に臨む鏡筒11の箇所には、MRマグネット56の磁気目盛りを検出して光軸方向における第2可動レンズ枠30(第2可動レンズ群18)の位置を検出して位置検出信号を前記制御部126に供給する磁気抵抗素子を含むMRセンサ58が設けられている。
次に、レンズ鏡筒10の動作について説明する。
第1可動レンズ枠20を移動させる場合には、前記制御部126が前記ドライブ回路を介して前記駆動信号を可動コイル42に供給する。
すると、可動コイル42で発生した磁界と、第1磁気回路49の磁界と間でフレミング左手の法則に従った磁気相互作用が発生し、可動コイル42に対して光軸方向に沿って前方、あるいは、後方に向かう力(推力)が発生し、第1可動レンズ枠20が前方あるいは後方に移動される。
制御部126は、MRセンサ58からの位置検出信号に基づいて前記駆動信号を制御することにより、第1可動レンズ枠20の光軸方向の位置をサーボ制御する。
また、第2可動レンズ枠30を移動させる倍には、前記制御部126が前記ドライブ回路を介して前記駆動信号を可動コイル52に供給する。
すると、可動コイル52で発生した磁界と、第2磁気回路59の磁界と間でフレミング左手の法則に従った磁気相互作用が発生し、可動コイル52に対して光軸方向に沿って前方、あるいは、後方に向かう力(推力)が発生し、第2可動レンズ枠30が前方あるいは後方に移動される。
制御部126は、MRセンサ48からの位置検出信号に基づいて前記駆動信号を制御することにより、第2可動レンズ枠30の光軸方向の位置をサーボ制御する。
本実施の形態によれば、第1駆動機構40では、第1メインガイド軸26および第2サブガイド軸38は、マグネット44から発せられる磁力線を可動コイル42に導くヨークを構成し、第2駆動機構50では、第2メインガイド軸36および第1サブガイド軸28は、マグネット54から発せられる磁力線を可動コイル52に導くヨークを構成している。
したがって、ヨークを構成する対向ヨークと接地ヨークのうち、接地ヨークを占有スペースが少なくて済む軸状の第2サブガイド軸38、第1サブガイド軸28で構成できるため、従来のように大きなスペースを占有する円筒状の接地ヨークを設ける場合に比較して、レンズ鏡筒10の光軸と直交する方向の寸法を大幅に縮小でき、レンズ鏡筒10および撮像装置100の小型化を図る上で極めて有利となる。
また、本実施の形態では、第1駆動機構40における前記接地ヨークを第2駆動機構50における第2サブガイド軸38で兼用し、かつ、第2駆動機構50における前記接地ヨークを第1駆動機構50における第1サブガイド軸28で兼用したので、接地ヨーク専用の部材を設ける必要がなく、部品点数を増加することなく、レンズ鏡筒10の光軸と直交する方向の寸法をより縮小でき、レンズ鏡筒10および撮像装置100の小型化を図る上でより有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
図10は第2の実施の形態における第1駆動機構40の構成を示す斜視図である。
図11(A)は第2の実施の形態におけるマグネット44の斜視図、(B)は第1駆動機構40の断面図の断面図である。なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部材、部分については同一の符号を付して説明する。
第2の実施の形態は第1の実施の形態の変形例であり、第1の実施の形態と異なるのは、第1駆動機構40において、マグネットとサブガイド軸の間に補助ヨークを設けた点とマグネットの形状が異なる点である。
第1駆動機構40において、マグネット44は、図11(A)、(B)に示すように、高さと高さよりも大きな寸法の幅を有し、可動コイル42に臨む箇所が第1メインガイド軸26の中心を中心とした半径の円弧面4402で形成された帯板で構成されている。
マグネット44は、その高さ方向の一方の面にN極が、他方の面にS極が位置するように着磁されており、本実施の形態では、マグネット44の幅方向の中心は、第1メインガイド軸26の中心と第2サブガイド軸38の中心を結ぶ想像線上に位置するように配置されている。もちろん、前記想像線上に位置しなくても構わない。
図10に示すように、マグネット44が第1メインガイド軸26に臨む面と反対側の面には補助ヨーク60が取着され、マグネット44はこの補助ヨーク60を介して第2サブガイド軸38に取着されている。
補助ヨーク60は、各ガイド軸26、28、36、38と同様の磁性体で形成されている。
本実施の形態では、補助ヨーク60は、マグネット44と同じ幅と長さを有する断面矩形の帯板で構成されている。もちろん異なる幅と長さでも構わない。
したがって、第1メインガイド軸26と第2サブガイド軸38と補助ヨーク60は、マグネット44から発せられる磁力線を可動コイル42に導くヨークを構成することになる。
具体的に説明すると、第1メインガイド軸26は、マグネット44に対向して配置されマグネット44から発せられる磁力線を可動コイル42を通過させる方向に導く対向ヨークとして機能する。また、第2サブガイド軸38と補助ヨーク60は、マグネット44に接触して配置されマグネット44から発せられる磁力線を可動コイル42を通過させる方向に導く接地ヨークとして機能する。
したがって、本実施の形態では、マグネット44と、第1メインガイド軸26(対向ヨーク)と、第2サブガイド軸38(接地ヨーク)と、補助ヨーク60(接地ヨーク)とによってマグネット44の磁力線を可動コイル42に導く第1磁気回路49が構成されている。
なお、第2駆動機構50についても上述と同様の補助ヨーク60とマグネット54を設けるが、それらの構成は上述と同様であるため、説明を省略する。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することは無論のこと、第2サブガイド軸38で構成される接地ヨークに加えて補助ヨーク60を設けたので、第2サブガイド軸38で構成される接地ヨークが有する飽和磁束と補助ヨーク60が有する飽和磁束とを合わせた飽和磁束を有する接地ヨークを構成できる。
したがって、マグネット44の磁力線を可動コイル42に、より効率的に導くことができ、第1の実施の形態に比較して、可動コイル42部分を通過する磁力線をより増加させることができ、可動コイル42に作用する推力を確保する上で有利となる。
また、マグネット44が可動コイル42に臨む箇所が第1メインガイド軸26の中心を中心とした半径の円弧面4402で形成されているため、マグネット44が断面矩形の帯板で構成されている場合に比較して、可動コイル42部分を通過する磁力線のうち、推力に寄与する方向の磁力線を増加させることができ、有利となる。
したがって、第1の実施の形態に比較して、可動コイル42部分を通過する磁力線のうち、推力に寄与する方向の磁力線をより増加させることができ、可動コイル42に作用する推力を確保する上でより有利となる。
なお、補助ヨーク60を設けることで、第2サブガイド軸38で構成される接地ヨークが有する飽和磁束と補助ヨーク60が有する飽和磁束とを合わせた飽和磁束を有する接地ヨークを構成できるので、第2のサブガイド軸38の直径を縮小して第2のサブガイド軸38で構成される接地ヨークの体積を縮小させても、前記飽和磁束を確保できることになる。
したがって、この場合には、第2サブガイド軸38と補助ヨーク60で構成される接地ヨークによる飽和磁束を確保しつつ、言い換えると、可動コイル42に作用する推力を確保しつつ、第2サブガイド軸38の直径を縮小することができ、レンズ鏡筒10および撮像装置100の小型化を図る上で有利となる。
また、第2駆動機構50においても上述と同様の作用効果を奏することは無論である。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
図12は第3の実施の形態における第2駆動機構50の構成を示す斜視図である。
第3の実施の形態は第1の実施の形態の変形例であり、第1の実施の形態と異なるのは、第2駆動機構50において、第2メインガイド軸36と第1サブガイド軸28を磁性部材で連結した点である。
図12に示すように、第2駆動機構50において、マグネット54の延在方向の両端における第2メインガイド軸36の箇所と第1サブガイド軸28の箇所とは、それぞれ磁性部材62で連結されている。
磁性部材62は、マグネット44、54の磁力線を効率よく導くことができるもの、言い換えると、飽和磁束密度が高い材料が好ましく、例えば、ステンレスSUS410、SUS420、あるいは、これらステンレスよりも飽和磁束密度が高い材料である純鉄、あるいは、パーマロイなどを用いることができる。
磁性部材62はマグネット54の端部に接触してもよいし、隙間をおいて離間してもよい。
したがって、第1サブガイド軸28、第2メインガイド軸36、2つの磁性部材62からなる第2磁気回路59は物理的に閉塞され、漏れ磁束が少なくなる。
なお、第1駆動機構40についても上述と同様の磁性部材62を設けるが、その構成は上述と同様であるため、説明を省略する。
第3の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することは無論のこと、第2磁気回路59が物理的に閉塞されているので、磁力線が効率よく第2磁気回路59を通るため、磁気効率を確保する上で有利となりもれ磁束の発生を抑制できることから、マグネット54の磁力線のうち、推力に寄与する方向の磁力線を可動コイル52に、より効率的に導くことができ、第1の実施の形態に比較して、可動コイル52部分を通過する磁力線のうち、推力に寄与する方向の磁力線をより増加させることができ、可動コイル52に作用する推力を確保する上で有利となる。
なお、第1駆動機構40においても上述と同様の作用効果を奏することは無論である。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について説明する。
図13は第4の実施の形態における第1駆動機構40の構成を示す斜視図である。
第4の実施の形態は第2の実施の形態の変形例であり、第2の実施の形態と異なるのは、第1駆動機構40において、第1メインガイド軸26と第2サブガイド軸38を磁性部材で連結した点である。
図13に示すように、第1駆動機構40において、マグネット44の延在方向の両端における第1メインガイド軸26の箇所と第2サブガイド軸38の箇所とは、それぞれ第3の実施の形態と同様の磁性部材62で連結されている。
磁性部材62は第3の実施の形態と同様な材料で形成され、磁性部材62はマグネット54の端部に接触してもよいし、隙間をおいて離間してもよい。
したがって、第1サブガイド軸28、第2メインガイド軸36、補助ヨーク60、2つの磁性部材62からなる第1磁気回路49は物理的に閉塞され、漏れ磁束が少なくなる。
なお、第2駆動機構50についても上述と同様の磁性部材62を設けるが、その構成は上述と同様であるため、説明を省略する。
第4の実施の形態では、第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することは無論のこと、第1磁気回路49が物理的に閉塞されているので、磁力線が効率よく第1磁気回路49を通るため、磁気効率を確保する上で有利となりもれ磁束の発生を抑制できることから、マグネット44の磁力線のうち、推力に寄与する方向の磁力線を可動コイル42により効率的に導くことができ、第2の実施の形態に比較して、可動コイル42部分を通過する磁力線のうち、推力に寄与する方向の磁力線をより増加させることができ、可動コイル42に作用する推力を確保する上で有利となる。
なお、第2駆動機構50においても上述と同様の作用効果を奏することは無論である。
(第5の実施の形態)
次に第5の実施の形態について説明する。
図14は第5の実施の形態における第1駆動機構40の構成を示す斜視図である。
第5の実施の形態は第4の実施の形態の変形例であり、第4の実施の形態と異なるのは補助ヨークの構成である。
図14に示すように、第1駆動機構40において、補助ヨーク64は、第4の実施の形態の補助ヨーク60と同様の磁性体で形成され、直線状に延在する直線部64Aと、直線部64Aの両端から直線部64Aの延在方向と直交する方向に屈曲された2つの屈曲部64Bとで構成されている。
直線部64Aが第2サブガイド軸38に取着され、2つの屈曲部64Bがマグネット44の延在方向の両端における第1メインガイド軸26の箇所と第2サブガイド軸38の箇所とを連結している。
すなわち、第4の実施の形態における第1メインガイド軸26と第2サブガイド軸38を連結する磁性部材62が補助ヨーク60に一体に形成されている。
なお、2つの屈曲部64Bはマグネット54の端部に接触してもよいし、隙間をおいて離間してもよい。
したがって、第1サブガイド軸28、第2メインガイド軸36、補助ヨーク64の直線部64Aおよび屈曲部64Bからなる第1磁気回路49は物理的に閉塞され、漏れ磁束が少なくなる。
なお、第2駆動機構50についても上述と同様の補助ヨーク64を設けるが、その構成は上述と同様であるため、説明を省略する。
第5の実施の形態においても第4の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、第2駆動機構50においても上述と同様の作用効果を奏することは無論である。
(第6の実施の形態)
なお、この第6の実施の形態から、第9の実施の形態までは、マグネットの断面形状および可動コイルの断面形状が前記実施の形態と異なるものである。
第6の実施の形態について説明する。
図15(A)は第6の実施の形態におけるレンズ鏡筒10の一部を示す斜視図、(B)第6の実施の形態における第1駆動機構40の断面図である。なお、図15(A)、図16(A)、図17(A)、図18(A)においてマグネット44の形状の明確化を図るため第2サブガイド軸38の図示を省略している。
第6の実施の形態は第1の実施の形態の変形例であり、第1の実施の形態と異なるのはマグネットの構成である。
マグネット44は、可動コイル42に臨む箇所が第1メインガイド軸26の中心を中心とした半径の円弧面4402で形成され、第2サブガイド軸38に臨む箇所が第1メインガイド軸26の中心を中心とし前記半径よりも大きい寸法の半径の円弧面4404で形成された断面が円弧(扇形)の帯板で構成されている。
また、マグネット44は、その高さ方向の一方の面にN極が、他方の面にS極が位置するように着磁されており、本実施の形態では、マグネット44の幅方向の中心は、第1メインガイド軸26の中心と第2サブガイド軸38の中心を結ぶ想像線上に位置するように配置されている。もちろん、前記想像線上に位置しなくても構わない。
なお、第2駆動機構50についても上述と同様のマグネット44を設けるが、その構成は上述と同様であるため、説明を省略する。
第6の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することは無論のこと、マグネット44が可動コイル42に臨む箇所が第1メインガイド軸26の中心を中心とした半径の円弧面4402で形成されているため、マグネット44が断面矩形の帯板で構成されている場合に比較して、可動コイル42部分を通過する磁力線のうち、推力に寄与する方向の磁力線を増加させる上で有利となる。
したがって、第1の実施の形態に比較して、可動コイル42部分を通過する磁力線のうち、推力に寄与する方向の磁力線をより増加させることができ、可動コイル42に作用する推力を確保する上でより有利となる。
なお、第2駆動機構50においても上述と同様の作用効果を奏することは無論である。
(第7の実施の形態)
図16(A)は第7の実施の形態における第1駆動機構40の斜視図、(B)は第1駆動機構40の断面図である。
図16(A)、(B)に示すように、マグネット44は、第6の実施の形態と同様に、2つの円弧面4402、4404を有し、第6の実施の形態と異なるのは、マグネット44の両側の側面4406が、第6の実施の形態では、第1メインガイド軸26のほぼ中心を通る平面上に位置していたのに対し、第7の実施の形態では、マグネット44の両側の側面4406が、第2サブガイド軸38と第1メインガイド軸26の中心を結ぶ平面に対して平行する平面上に位置している点である。
なお、第2駆動機構50についても上述と同様のマグネット44を設けるが、その構成は上述と同様であるため、説明を省略する。
第7の実施の形態によれば、第6の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
(第8の実施の形態)
図17(A)は第8の実施の形態における第1駆動機構40の斜視図、(B)は第1駆動機構40の断面図である。
図17(A)、(B)に示すように、マグネット44は、第1メインガイド軸26の中心と第2サブガイド軸38の中心を結ぶ想像線に沿った高さと、この高さよりも大きい寸法の幅を有する断面が矩形の帯板で構成されている。
マグネット44が可動コイル42に臨む箇所は第1メインガイド軸26の中心と第2サブガイド軸38の中心を結ぶ想像線に直交する平面4410で形成されている。
また、マグネット44は、その高さ方向の一方の面にN極が、他方の面にS極が位置するように着磁されており、本実施の形態では、マグネット44の幅方向の中心は、第1メインガイド軸26の中心と第2サブガイド軸38の中心を結ぶ想像線上に位置するように配置されている。もちろん、前記想像線上に位置しなくても構わない。
可動コイル42は、断面が三角形の枠状を呈しており、可動コイル42がマグネット44に臨む箇所は、マグネット44の平面4410に平行する平面4210で形成されている。
なお、第2駆動機構50についても上述と同様のマグネット44を設けるが、その構成は上述と同様であるため、説明を省略する。
第8の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することは無論のこと、マグネット44の平面4410と可動コイル42の平面4210とが互いに平行して対面しているため、可動コイル42部分を通過する磁力線のうち、推力に寄与する方向の磁力線を増加させる上で有利となる。
したがって、第1の実施の形態に比較して、可動コイル42部分を通過する磁力線のうち、推力に寄与する方向の磁力線をより増加させることができ、可動コイル42に作用する推力を確保する上でより有利となる。
(第9の実施の形態)
図18(A)は第9の実施の形態における第1駆動機構40の斜視図、(B)は第1駆動機構40の断面図である。
第9の実施の形態は第8の実施の形態の変形例であり、第8の実施の形態と異なるのは可動コイル42の断面形状である。
図18(A)、(B)に示すように、マグネット44は、第8の実施の形態と同様に、第1メインガイド軸26の中心と第2サブガイド軸38の中心を結ぶ想像線に沿った高さと、この高さよりも大きい寸法の幅を有する断面が矩形の帯板で構成されている。
マグネット44が可動コイル42に臨む箇所は第1メインガイド軸26の中心と第2サブガイド軸38の中心を結ぶ想像線に直交する平面4410で形成されている。
また、マグネット44は、その高さ方向の一方の面にN極が、他方の面にS極が位置するように着磁されており、本実施の形態では、マグネット44の幅方向の中心は、第1メインガイド軸26の中心と第2サブガイド軸38の中心を結ぶ想像線上に位置するように配置されている。もちろん、前記想像線上に位置しなくても構わない。
可動コイル42は、断面が矩形の枠状を呈しており、可動コイル42がマグネット44に臨む箇所は、マグネット44の平面4410に平行する平面4210で形成されている。
第9の実施の形態によれば、第8の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
また、第2駆動機構50においても同様の作用効果を奏することは無論である。
なお、実施の形態では、第1メインガイド軸26が第1レンズ枠20に設けられた軸受部22に滑動可能に結合され、可動コイル42が軸受部22で支持されている場合について説明したが、可動コイル42はその巻線の内側に形成される空間に第1メインガイド軸26が挿通されていればよく、軸受部22以外の第1レンズ枠20の箇所に支持されていてもよいことは無論である。
また、可動コイル52についても上記と同様であり、可動コイル52が軸受部32以外の第2レンズ枠30の箇所に支持されていてもよいことは無論である。
また、実施の形態では、撮像装置としてデジタルスチルカメラを用いて説明したが、本発明は、ビデオカメラ、その他種々の撮像装置に適用可能である。
第1の実施の形態の撮像装置の斜視図である。 第1の実施の形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。 レンズ鏡筒10の要部の分解斜視図である。 レンズ鏡筒10の要部の斜視図である。 図4のA矢視図である。 図4のB斜視図である。 レンズ鏡筒10の断面図である。 図7のXX線断面方向の図である。 (A)はマグネット44、54の斜視図、(B)は第1、第2駆動機構40、50の断面図である。 第2の実施の形態における第1駆動機構40の構成を示す斜視図である。 (A)は第2の実施の形態におけるマグネット44の斜視図、(B)は第1駆動機構40の断面図の断面図である。 第3の実施の形態における第2駆動機構50の構成を示す斜視図である。 第4の実施の形態における第1駆動機構40の構成を示す斜視図である。 第5の実施の形態における第1駆動機構40の構成を示す斜視図である。 (A)は第6の実施の形態におけるレンズ鏡筒10の一部を示す斜視図、(B)第6の実施の形態における第1駆動機構40の断面図である。 (A)は第7の実施の形態における第1駆動機構40の斜視図、(B)は第1駆動機構40の断面図である。 (A)は第8の実施の形態における第1駆動機構40の斜視図、(B)は第1駆動機構40の断面図である。 (A)は第9の実施の形態における第1駆動機構40の斜視図、(B)は第1駆動機構40の断面図である。
符号の説明
10……レンズ鏡筒、11……鏡筒、14……第1可動レンズ、18……第2可動レンズ、20……第1可動レンズ枠、32……第2可動レンズ枠、22、32……軸受部、26……第1メインガイド軸、28……第1サブガイド軸、36……第2メインガイド軸、38……第2サブガイド軸、40……第1駆動機構、50……第2駆動機構、42、52……可動コイル、44、54……マグネット、100……撮像装置、104……光学系、116……撮像素子。

Claims (9)

  1. 被写体像を撮像素子に導く第1レンズを有する光学系と、
    前記第1レンズを保持する第1レンズ枠と、
    前記第1レンズ枠を前記光学系の光軸方向に案内する第1ガイド軸と、
    前記第1レンズ枠を前記光軸方向に移動させる駆動機構と
    を備えるレンズ鏡筒であって、
    前記第1ガイド軸の近傍に前記第1ガイド軸と平行してロッドが設けられ、
    前記第1ガイド軸および前記ロッドは磁性体で形成され、
    前記駆動機構は、
    前記第1レンズ枠に支持されその巻線の内側に形成される空間に前記第1ガイド軸が挿通される可動コイルと、
    前記ロッドに取着されて前記ロッドに沿って延在し前記可動コイルに臨むマグネットとを備え、
    前記第1ガイド軸および前記ロッドは、前記マグネットから発せられる磁力線を前記可動コイルに導くヨークを構成し、
    前記光学系は、被写体像を撮像素子に導く第2レンズを有し、前記第2レンズを保持する第2レンズ枠が設けられ、前記ロッドは、前記第2レンズ枠に滑動可能に結合され前記第2レンズ枠を前記光学系の光軸方向に案内する第2ガイド軸を兼用している
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記ヨークは、前記マグネットから発せられる磁力線を前記可動コイルを通過させる方向に導く対向ヨークと、前記マグネットに接触して配置され前記マグネットから発せられる磁力線を可動コイルを通過させる方向に導く接地ヨークとで構成され、前記対向ヨークは前記第1ガイド軸で構成され、前記接地ヨークは前記ロッドで構成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記ロッドが前記可動コイルに臨む箇所に該ロッドに沿って延在する磁性体からなる補助ヨークが取着され、前記マグネットは前記補助ヨークが前記マグネットに臨む箇所に取着され、前記ヨークは、前記第1ガイド軸および前記ロッド並びに前記補助ヨークで構成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記ロッドが前記可動コイルに臨む箇所に該ロッドに沿って延在する磁性体からなる補助ヨークが取着され、前記マグネットは前記補助ヨークが前記マグネットに臨む箇所に取着され、前記ヨークは、前記第1ガイド軸および前記ロッド並びに前記補助ヨークで構成され、前記ヨークは、前記マグネットから発せられる磁力線を前記可動コイルを通過させる方向に導く対向ヨークと、前記マグネットに接触して配置され前記マグネットから発せられる磁力線を可動コイルを通過させる方向に導く接地ヨークとで構成され、前記対向ヨークは前記第1ガイド軸で構成され、前記接地ヨークは前記ロッドおよび前記補助ヨークで構成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記マグネットは、前記第1ガイド軸の中心と前記ロッドの中心を結ぶ想像線に沿った高さと、この高さよりも大きい寸法の幅を有する断面が矩形の帯板で構成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記マグネットは、前記可動コイルに臨む箇所が前記第1ガイド軸の中心を中心とした半径の円弧面で形成され、前記ロッドに臨む箇所が前記第1ガイド軸の中心を中心とし前記半径よりも大きい寸法の半径の円弧面で形成された断面が円弧の帯板で構成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記マグネットは、前記可動コイルに臨む箇所が前記第1ガイド軸の中心を中心とした半径の円弧面で形成された帯板で構成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記マグネットは、前記可動コイルに臨む箇所が、前記第1ガイド軸の中心と前記ロッドの中心を結ぶ想像線に直交する平面で形成され、前記可動コイルが前記マグネットに臨む箇所は、前記平面に平行する平面で形成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  9. 鏡筒に設けられた撮像素子と、前記鏡筒の内部に設けられた光学系を有するレンズ鏡筒を備え、
    前記光学系は被写体像を前記撮像素子に導く第1レンズを含み、
    前記第1レンズを保持する第1レンズ枠と、前記第1レンズ枠を前記光学系の光軸方向に案内する第1ガイド軸と、前記第1レンズ枠を前記光軸方向に移動させる駆動機構とを備える撮像装置であって、
    前記第1ガイド軸の近傍に前記第1ガイド軸と平行してロッドが設けられ、
    前記第1ガイド軸および前記ロッドは磁性体で形成され、
    前記駆動機構は、
    前記第1レンズ枠で支持されその巻線の内側に形成される空間に前記第1ガイド軸が挿通される可動コイルと、
    前記ロッドに取着されて前記ロッドに沿って延在し前記可動コイルに臨むマグネットとを備え、
    前記第1ガイド軸および前記ロッドは、前記マグネットから発せられる磁力線を前記可動コイルに導くヨークを構成し、
    前記光学系は、被写体像を撮像素子に導く第2レンズを有し、前記第2レンズを保持する第2レンズ枠が設けられ、前記ロッドは、前記第2レンズ枠に滑動可能に結合され前記第2レンズ枠を前記光学系の光軸方向に案内する第2ガイド軸を兼用している
    ことを特徴とする撮像装置。
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