JP5500482B2 - 食器乾燥機および食器乾燥除菌方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、食器乾燥機および食器乾燥除菌方法に関する。
今日、洗浄後の食器を乾燥する機能に限らず、種々の付加機能を有する食器乾燥機が知られている。
例えば、電解ミスト発生装置を備え、食器乾燥室内に電解ミストを供給可能な食器乾燥機が知られている。この電解ミストは、食器乾燥室内にカビなどの雑菌の繁殖を抑制するとともに、食器や箸などの被乾燥物の除菌効果を高める。
特開2006−239200号公報
電解ミスト発生装置を備えた従来の食器乾燥機は、食器乾燥室内に電解ミストを放出し、この電解ミストを被乾燥物や食器乾燥室内に付着させて除菌や消臭を行う。
ところで、この電解ミストは帯電している。このため、電解ミストが付着した被乾燥物や食器乾燥室内の種々の備品は帯電してしまう。特に、帯電した金属食器や金属器具、金属製食器カゴなどの金属物質は、使用者が触れた際に静電気の放電によって瞬間的な電撃を感じさせる恐れがある。
そこで、本発明は、乾燥室内の帯電電位を好適に低減させることができる食器乾燥機および食器乾燥除菌方法を提供することを目的とする。
実施形態の食器乾燥機は、本体と、前記本体を覆い前記本体とともに乾燥室を形成する蓋体と、前記乾燥室に設置され被乾燥物を収納する食器カゴと、前記乾燥室に向けて空気を送風する送風機と、前記空気を加熱するヒータと、帯電したイオンを発生させ前記乾燥室内に供給するイオン発生装置と、前記ヒータにより加熱された空気を前記乾燥室に供給する温風運転と、前記イオンを前記乾燥室に供給する除菌運転とを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記除菌運転を開始する前に前記温風運転のみを先行させ、後に前記温風運転とともに前記除菌運転を同時に行うことを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る食器乾燥機を示した外観斜視図。 本発明の実施形態に係る食器乾燥機から食器カゴを除いて示した外観斜視図。 本発明の実施形態に係る食器乾燥機の乾燥室内における排水の様子を特に示した正面の断面図。 本発明の実施形態に係る食器乾燥機の本体内部を示す平面図。 本発明の実施形態に係る食器乾燥機に設けられた操作部の一例を示した図。 本発明の実施形態に係る食器乾燥機を示した機能ブロック図。 本発明の実施形態に係る食器乾燥機の引出およびイオン発生装置の外観を示した斜視図。 本発明の実施形態に係る食器乾燥機のイオン発生装置を示した分解斜視図。 本発明の実施形態に係る食器乾燥機の本体内部とイオン発生装置との関係を示した縦断面図。 本実施形態における食器乾燥機の各運転コースの一例を説明するチャート図。 本実施形態における食器乾燥機を乾燥・除菌運転コースで運転を行った際の乾燥室内の帯電電位と電荷保持時間との関係の一例を示した図。 本実施形態における食器乾燥機を除菌運転終了後、放電時間を設けた場合の乾燥室内の帯電電位と電荷保持時間との関係の一例を示した図。 本実施形態における食器乾燥機の変形例を示した機能ブロック図。 本実施形態における食器乾燥機を除菌運転終了後、正に帯電したイオンを乾燥室内に供給した場合の乾燥室内の帯電電位と電荷保持時間との関係の一例を示した図。 本発明の実施形態に係る食器乾燥機の他の変形例におけるイオン発生装置の電源供給系統を示した概略的な回路図。
本発明に係る食器乾燥機および食器乾燥除菌方法の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る食器乾燥機を示した外観斜視図である。
図2は、本発明の実施形態に係る食器乾燥機から食器カゴを除いて示した外観斜視図である。
図3は、本発明の実施形態に係る食器乾燥機の乾燥室内における排水の様子を特に示した正面の断面図である。
図4は、本発明の実施形態に係る食器乾燥機の本体内部を示した平面図である。
なお、図1は蓋体11が閉じた状態、図2は蓋体11が開いた状態を示す。
図1に示すように、本実施形態に係る食器乾燥機1は、主に本体10、蓋体11、食器カゴ12および操作部14を備える。本体10と蓋体11とは乾燥室21を形成する。食器カゴ12は、この乾燥室21に配置され、食器などの被乾燥物を収納する。
蓋体11は、ヒンジ22により本体10に支持された透明合成樹脂製の固定蓋体11aと前面蓋体11bと中間蓋体11cとからなる。固定蓋体11aは本体10に固定される。一方、前面蓋体11bと中間蓋体11cとはヒンジ22を軸に順次回転する。図2に示すように、蓋体11は、開いた状態においては重なり合って収納される。また、図1に示すように、蓋体11は閉じた状態においては前面蓋体11bと中間蓋体11cとが食器乾燥機1手前に順次回転し、乾燥室21を密閉する。
なお、本実施形態においては、蓋体11の開口部側を手前(正面)側、蓋体11の固定部側を奥側という。また、手前側および奥側と直交する面を、それぞれ側面という。
食器カゴ12は、例えばステンレス製であり、乾燥室21に取り外し自在に配置される。また、食器カゴ12内には、箸やスプーンなどの食器を立てて収納するスタンド13が配置される。
本体10は、例えば合成樹脂製の矩形の容器状をなし、乾燥室21底面を形成する仕切板32によって本体10内部と乾燥室21とが仕切られている。なお、本体10内部は、乾燥室21以外の空間であり、仕切板32より下部をいう。図3に示すように、仕切板32は、乾燥室21で発生した水分(被乾燥物に付着した水分)を本体10内部に排水する排水孔33を有する。仕切板32は、排水孔33に水分を流れ込ませるため、排水孔33が設けられた位置が最も低くなる(本体10の底面に近くなる)ような傾斜を有する。排水孔33から排水された水分は、本体10内部に配置された水受カップ34に回収される。
図2に示すように、本体10は、食器乾燥機1の図示右手前側に引出41を有する。引出41には、イオン発生装置43を収納する収納室41aおよび送風機44の吸気口41bが設けられる。イオン発生装置43は、被乾燥物および乾燥室21の除菌作用を有するイオンを発生させる装置である。このイオン発生装置43および引出41の構成については後述する。
なお、食器乾燥機1は、引出41にイオン発生装置43の収納室41aと吸気口41bとを一体に備えるため、部品点数を削減できる。また、イオン発生装置43(引出41)は、本体10内部において送風機44およびヒータ45を介して排水孔33(水受カップ34)と対向する位置に配置されるのが好ましい。例えば、図4に示すように、イオン発生装置43が本体10内部の右側、排水孔33が左側に設けられる。イオン発生装置43を設けたこと、および他の本体10の内部構成物との関係により、排水孔33近傍に設置される水受カップ34の容量を減少させないためである。
図4に示すように、本体10内部には送風機44、ヒータ45、イオン発生装置43が主に設けられる。
送風機44は、モータ44aとこのモータ44aにより回転するファン44bを備える。送風機44は、引出41に設けられた吸気口41bより吸気された空気をヒータ用風路47およびイオン用風路48に送風する。ヒータ用風路47およびイオン用風路48は、本体10内部に設けられる。ヒータ用風路47は、ヒータ45に空気を送風するための風路である。イオン用風路48は、イオン発生装置43に空気を送風するための風路である。イオン用風路48は、イオンを乾燥室21に運ぶために十分な量の送風を行うことができればよいため、ヒータ用風路47よりも風量が小さくなるように構成される。
ヒータ45により加熱された空気は、ヒータ用風路47から送風された空気によって温風吹出口49(図2参照)より吹き出され、乾燥室21の被乾燥物を乾燥させる。また、イオン発生装置43で発生したイオンはイオン用風路48から送風された空気とともにイオン吹出口50(図2参照)より吹き出される。このイオンは、乾燥室21内に供給されて被乾燥物および乾燥室21を除菌する。
なお、イオン用風路48は、風路幅を可変式にし、風路幅の調整により風量を調整するようにしてもよい。ヒータ用風路47とイオン用風路48は、ヒータ45の下流で分岐してもよい。ヒータ用風路47とイオン用風路48は、独立ではなく共通の風路であってもよい。この場合、イオン発生装置43をヒータ45よりも下流側に配置させることが好ましい。
図2に示すように、本体10は、温風吹出口49を乾燥室21の奥壁面10aに、イオン吹出口50を右側壁面10bに有する。イオン吹出口50は、温風吹出口49(温風吹出口49が設けられた奥壁面10a)の近傍に設けられるのが好ましい。イオン吹出口50から吹き出されたイオンが温風吹出口49から吹き出された温風によって運ばれるため、イオンを乾燥室21内に充満させることができ、除菌性能を高く保つことができる。なお、温風吹出口49とイオン吹出口50とは、同一平面(例えば乾燥室21の奥壁面10a)に設けてもよい。
また、温風吹出口49とイオン吹出口50は、本体10における食器カゴ12の食器載置面より下方位置であって、食器カゴ12底面と仕切板32との間に配置される。被乾燥物などの障害物が存在しないため、温風吹出口49とイオン吹出口50は、温風およびイオンを効率よく乾燥室21内全体に充満させることができる。
本体10には使用者が各種指示入力を行うための操作部14が設けられる。
図5は、本発明の実施形態に係る食器乾燥機に設けられた操作部の一例を示した図である。
図5に示すように、食器乾燥機1の操作部14は、入/切ボタン51、乾燥時間設定ボタン53aおよび除菌乾燥ボタン53bを備える。入/切ボタン51は、食器乾燥機1の電源を入れたり切ったりする指示を受け付ける。乾燥時間設定ボタン53aは、乾燥運転の運転時間の設定を受け付ける。乾燥時間設定ボタン53aは、入力を受け付けるごとに例えば20分、40分、60分と設定値が変化する。除菌乾燥ボタン53bは、温風による乾燥のみを行う「乾燥運転コース」と、温風による乾燥とイオンによる除菌とを行う「乾燥・除菌運転コース」との2つの運転コースを切り替える指示を受け付ける。各運転コースの詳細な説明は後述する。
操作部14は、給水確認ランプ54、乾燥運転ランプ55および除菌運転ランプ56を有する。給水確認ランプ54は、イオン発生装置43のタンク61に対する給水を通知するランプである。乾燥運転ランプ55は、乾燥運転の運転時間を通知するランプである。乾燥運転ランプ55は、設定された運転時間が20分であることを示す20分ランプ55a、40分であることを示す40分ランプ55b、60分であることを示す60分ランプ55cを有する。除菌運転ランプ56は、乾燥運転とともに除菌運転が行われる旨を示すランプである。
図6は、本発明の実施形態に係る食器乾燥機を示した機能ブロック図である。
図6に示すように、本実施形態に係る食器乾燥機1は、タイマ58、メモリ59および電源投入検知部60を有する。各ランプの点灯制御は、制御部31により行われる。タイマ58は、後述する乾燥運転および除菌運転を行う際に必要な時間などの計測を行う。メモリ59は、前回の運転コースやイオン発生装置43が設置されてからの経過期間を記憶する。電源投入検知部60は、電源プラグ(図示せず)が家庭用コンセントに差し込まれ、食器乾燥機1に電源が投入されたか否かを検知する。
次に、引出41およびこの引出41に収納されたイオン発生装置43について説明する。なお、本実施形態に係るイオン発生装置43の一例として静電ミストを発生させる静電ミスト発生装置を説明するが、これに限らず、イオン発生装置43は被乾燥物を除菌するために帯電したイオンを発生する装置であればよい。
図7は、本発明の実施形態に係る食器乾燥機の引出およびイオン発生装置の外観を示した斜視図である。
図7に示すように、送風機44の吸気口41bは、引出41の手前側に設けられる。吸気口41bには、吸気フィルタ42が取り外し可能に配置される。イオン発生装置43を収納する収納室41aは、引出の奥側に設けられる。イオン発生装置43は、収納室41aから取り外し可能に配置される。
図8は、本発明の実施形態に係る食器乾燥機のイオン発生装置の分解斜視図である。
図8に示すように、イオン発生装置43は、主にタンク61、汲水芯62、保水体63、接続電極64、ミスト発生電極65を備える。
タンク61は、水道水などの水を所定量貯水する。タンク61は、パッキン66を介してタンク蓋67により密閉される。タンク蓋67は、タンク61に対して取り外し可能になっており、使用者により適宜給水が可能である。タンク蓋67には、挿通孔67aが設けられる。ミスト発生電極ケース68に保持された汲水芯62は、この挿通孔67aからタンク61内の水に浸される。ミスト発生電極ケース68には、吸水性および保水性を有する保水体63が配置される。保水体63は汲水芯62と接しており、汲水芯62によりタンク61から汲まれた水を保持する。保水体63は、例えばセラミックス材料、合成樹脂材料もしくは金属材料の多孔体、または繊維体により形成される。
ミスト発生電極65は、保水体63に対して上部に突出するように配置される。ミスト発生電極65は、ミスト発生電極台69に保持された状態で配置される。ミスト発生電極65は、棒状体に形成され、例えばセラミックス繊維、有機繊維、金属繊維により形成される。ミスト発生電極65は、イオン(静電ミスト)の放出量に応じて複数本設けられる。なお、食器乾燥機1の高さ方向に伸びたミスト発生電極65および汲水芯62の高さは、食器乾燥機1機体の寸法に影響を及ぼす。このため、ミスト発生電極65および汲水芯62の高さをできる限り抑制することにより、食器乾燥機1機体の高さを抑制できコンパクト化を実現することができる。ミスト発生電極65は、例えば14mm以下の高さであることが好ましい。汲水芯62は、例えば35mm以下の高さであることが好ましい。
ミスト発生電極ケース68には、高電圧電源71の負極と接続可能な接続電極64が保持される。接続電極64は保水体63に接続され、保水体63を負に帯電させる。高電圧電源71は、例えば4〜10kV程度のDCマイナス電圧を発生させる電源であり、食器乾燥機1の本体10内部の所定位置に配置される。
イオン発生装置43のタンク蓋67より上部の構成(ミスト発生電極ケース68、汲水芯62、保水体63、ミスト発生電極台69、ミスト発生電極65および接続電極64)は、電極カバー70により覆われる。電極カバー70は、引出41の挿入方向に伸びた接続電極64をカバーする突起部70aを有する。この突起部70aは、本体10内に設けられたイオン発生装置検知スイッチ74(後述)と接触し、イオン発生装置43の設置の有無を検知させる構造(機能)を有する。電極カバー70にイオン発生装置検知スイッチ74と接触する構造を持たせることで、構造の簡素化を図ることができる。
なお、イオン発生装置43の構成については、例えば特開2006−212156号公報(機能性成分含有ミストの発生装置)および特開2008−212887号公報(静電霧化装置)に記載された技術を適用することができる。
図9は、本発明の実施形態に係る食器乾燥機の本体内部とイオン発生装置との関係を示した縦断面図である。
図9に示すように、本体10内部には、高電圧電源71の負極と接続された接続端子72が接続電極64に対応する位置に配置される。接続端子72は、安全上の観点から接続端子ケース75に覆われている。また、接続端子ケース75よりさらに本体10内部の奥側には、イオン発生装置43が引出41とともに本体10に設置されたことを検知するイオン発生装置検知スイッチ74(検知部)が設けられる。
イオン発生装置検知スイッチ74は、スイッチシャフト76およびマイクロスイッチ77を備える。スイッチシャフト76は、引出41の出し入れ方向(図9の矢印A方向)に移動可能となっている。スイッチシャフト76は、イオン発生装置43が設置されて電極カバー70の突起部70aにより本体10奥方向(図示右方向)に押し出されると、マイクロスイッチ77のレバーに接触する。これによりマイクロスイッチ77はオンし、イオン発生装置43の装着を検知する。
イオン発生装置43は、引出41とともに本体10に設置されると、接続電極64が接続端子72と接触する。また、電極カバー70の突起部70aがスイッチシャフト76と接触しマイクロスイッチ77によりイオン発生装置43の設置が検知される。すると、高電圧電源71の負極に接続された接続電極64に電圧が印加される。接続電極64に接続された保水体63が負に帯電されると、電流は最も放電しやすい場所を求めて流れる。通常、電子は先端がとがっている場所や金属など通電性に優れた場所に集まる性質を有する。このため、電子はミスト発生電極65へと集まる。すると、ミスト発生電極65において自然放電現象が起こり、その放電作用でイオン風が発生する。このイオン風を利用し、水はピコサイズまたはナノサイズ(500pm〜5000pm程度)の目に見えない微細なミストとしてミスト発生電極65から空気中に放出される。
ここで、ミストは負に帯電しているため、ミストが付着した被乾燥物や食器乾燥室内は負に帯電する。特に、帯電した金属食器や金属器具、金属製食器カゴなどの金属物質は、使用者が触れた際に静電気の放電によって瞬間的に電撃を感じさせる恐れがある。この電撃は使用者に不快感を与えてしまう恐れがある。そこで、本実施形態における食器乾燥機1は、乾燥・除菌コースで運転を行った際に発生する静電気を好適に低減させるようになっている。
図10は、本実施形態における食器乾燥機の各運転コースの一例を説明するチャート図である。
図10に示した運転コースの制御は、制御部31により行われる。
乾燥運転コースは、ヒータ45により加熱されて送風機44より送風された空気(温風)により被乾燥物を乾燥させる温風運転と、送風機44より送風された空気で乾燥物を冷却させる冷却運転とからなるコースである。乾燥運転コースは、運転開始からヒータ45および送風機44がONされて温風運転が50分間継続され、その後(運転終了10分前)ヒータ45がOFFされて冷却運転が10分間継続される(全体で60分)。乾燥運転コースにおいては、イオン発生装置43はOFFされたままである。
乾燥・除菌運転コースは、乾燥コースと同様の温風運転と冷却運転とに加えイオンを供給する除菌運転を行うコースである。乾燥・除菌運転コースは、運転開始時、ヒータ45および送風機44がONされて温風運転のみが例えば、10分間行われる。以下、乾燥・除菌コースにおける運転開始から10分間の温風運転のみの運転を「温風先行運転」という。このとき、イオン発生装置43はOFFである。温風先行運転の後、イオン発生装置43はONされて温風運転とともに除菌運転が開始される。イオン発生装置43は、乾燥・除菌運転コースの開始から50分でOFFされる。すなわち、除菌運転は40分間継続される。
図11は、本実施形態における食器乾燥機を乾燥・除菌運転コースで運転を行った際の乾燥室内の帯電電位と電荷保持時間との関係の一例を示した図である。
図11に示すグラフの横軸は運転開始からの経過時間を示し、縦軸は乾燥室内の帯電電位および乾燥室内の温度を示す。実線で示すデータは、図10に示す乾燥・除菌運転コースと同様に温風先行運転を行った場合の帯電電位の測定結果を示す。点線で示すデータは比較例であり、温風先行運転を行わなかった場合(運転開始直後から温風運転とともに除菌運転を行った場合)の帯電電位の測定結果を示す。比較例は、図10に示す乾燥・除菌運転コースを行った場合と同様に、運転終了10分前に除菌運転を終了した場合の測定結果である。また、一点鎖線で示すデータは、乾燥室内の温度の遷移の様子を示す。
点線で示すように、運転開始直後(0分)から10分間の温風先行運転を行わなかった場合、乾燥室21内の帯電電位は徐々に増加し、最大約2.0kVに達する。その後、運転開始から50分経過時に除菌運転が終了すると(50分間の除菌運転継続後)、帯電電位は自然放電により徐々に低下し運転終了時には約1.5kVの帯電電位が測定された。
通常、約1.5kV程度の帯電電位では、使用者は金属製の被乾燥物等に触れても電撃を感じることはないが、除菌運転中は比較的帯電電位が高いため、除菌運転中に蓋体11を開けて被乾燥物などに触れ、さらに触れる指や手が水で濡れていると、体質的に電撃を感じ易い使用者の場合には電撃による不快感を与えてしまう可能性がある。
これに対し、温風先行運転を行った場合、実線で示すように、乾燥室21内の帯電電位は徐々に増加するが、最大でも約1.0kV弱であり、ヒータ45および送風機44がONを先行させて除菌運転の開始を遅らせることで帯電量を減少させることが確認できた。この現象は、温風先行運転が行なわれることで乾燥室21が高温になり、そして被乾燥物に付着した水滴が蒸発して乾燥室21内が高湿になったことで、被乾燥物が帯電し難くなったものと推測される。
また、運転開始から50分経過時に除菌運転が終了すると(40分間の除菌運転継続後)、帯電電位は自然放電により徐々に低下し乾燥・除菌運転コース終了時には約0.3kVの帯電が測定された。すなわち、温風先行運転を行わない場合に比べて温風先行運転を行うことにより、除菌運転中の帯電電位を減少させることができるとともに、乾燥・除菌運転コース終了時の帯電電位も減少させることができることを確認した。
この本実施形態における食器乾燥機1によれば、イオンを乾燥室21内に供給する除菌運転に先立って温風運転のみからなる温風先行運転を行うことにより、乾燥・除菌運転コース中および終了時において帯電電位を増加させることなく除菌運転を好適に行うことができる。これにより、使用者が除菌運転中に不意に被乾燥物に触れてしまった場合や、乾燥・除菌運転コース終了直後であっても静電気の放電により電撃を与えることなく、使用者に対する不快感を抑制することができる。また、乾燥・除菌運転コース終了直後であっても帯電電位が十分に低下しているため、不要な待機時間を要することなく被乾燥物を乾燥室21内から取り出すことができる。
なお、図10および図11に示す乾燥・除菌運転は一例であって、本発明は上述した運転時間には限られない。例えば、温風先行運転は少なくとも10分間前後行われればよく、例えば10〜20分間行われるのが好ましい。また、除菌運転の終了時間は、運転終了の10分前としたが、使用者に静電気の放電により電撃を与えない程度の帯電電位が確認できれば、これに限らない。さらに、温風先行運転の後除菌運転を連続的に行う例を説明したが、除菌運転は所定間隔で断続的に行うようにしてもよい。さらにまた、温風先行運転は所定時間でなくても、例えば乾燥室21内が所定温度以上に達したことで、除菌運転に移行してもよい。さらにまた、除菌運転中に温風運転を並行して行なう例を説明したが、必ずしも除菌運転中に温風運転を行なわなくてもよい。さらにまた、イオン発生装置43は帯電したイオンを発生するものであれば良く、マイナスイオン発生装置など種々の変更が可能である。
乾燥室21内の帯電電位をより低減させる方法として、除菌運転終了後さらに放電時間を設けてもよい。
図12は、本実施形態における食器乾燥機を除菌運転終了後、放電時間を設けた場合の乾燥室内の帯電電位と電荷保持時間との関係の一例を示した図である。
ここでは、食器乾燥機1は、乾燥・除菌運転開始から10分後に除菌運転を開始し、乾燥・除菌運転コース開始から60分後(除菌運転開始から50分後)に除菌運転を終了した。図12に示すデータは、除菌運転終了から20分経過時までの乾燥室21の放電の様子を測定したものである。なお、上述した乾燥・除菌運転コース(図10)では除菌運転終了後に、温風運転または冷却運転を行ったが、温風運転および冷却運転を行わなくてもよい。
除菌運転終了後、20分経過前に乾燥室21内の帯電電位はほぼ0kVまで低下した。すなわち除菌運転終了後、乾燥室21内の静電気を所定時間、例えば20分弱自然放電することにより、帯電電位をほぼ考慮する必要がない程度まで低減することができる。
このため、食器乾燥機1は、乾燥・除菌運転コースを放電時間を含めて設定することにより、使用者に静電気による不快感を与えることを可能な限り低減することができる。
乾燥室21内の帯電電位を低減させる他の方法として、負に帯電したイオンによる除菌運転後、正に帯電したイオンを発生させてもよい。
図13は、本実施形態における食器乾燥機の変形例を示した機能ブロック図である。
図13の食器乾燥機100が図5の食器乾燥機1と異なる点は、高電圧電源71に代えて高電圧電源71a、71bを有する点である。このため、図5と共通する構成については説明を省略する。
食器乾燥機100は、イオン発生装置43の接続電極64と負極が接続される高電圧電源71aを有する。イオン発生装置43は、高電圧電源71aとの接続時には負に帯電したイオンを発生させて被乾燥物を除菌する。また、食器乾燥機100は、イオン発生装置43の接続電極64と正極が接続される高電圧電源71bを有する。イオン発生装置43は、高電圧電源71bとの接続時には正に帯電したイオンを発生させる。イオン発生装置43の接続電極64は、高電圧電源71aの負極と高電圧電源71bの正極との間で接続が切替えられるようになっている。
図14は、本実施形態における食器乾燥機を除菌運転終了後、正に帯電したイオンを乾燥室内に供給した場合の乾燥室内の帯電電位と電荷保持時間との関係の一例を示した図である。
ここでは、食器乾燥機100は、乾燥・除菌運転コース開始から10分後に除菌運転を開始し、乾燥・除菌運転コース開始から60分後(除菌運転開始から50分後)に除菌運転を終了した。食器乾燥機100は、除菌運転時にはイオン発生装置43の接続電極64を高電圧電源71aに接続させて負に帯電したイオンを発生させた。食器乾燥機100は、除菌運転終了後、イオン発生装置43の接続電極64を高電圧電源71bに接続を切替えて正に帯電したイオンを発生させ数秒間乾燥室21に供給した(以下、正に帯電したイオンを発生させる運転を「中和運転」という。)。
図14に示すように、除菌運転時に供給された負に帯電したイオンと、数秒間の中和運転時に供給された正に帯電したイオンとが中和し、除菌運転終了直後に約1.0kVであった乾燥室21内の帯電電位を0kVに低減することができた。
この食器乾燥機100によれば、除菌運転後、正に帯電したイオンを供給する中和運転を行うことにより、自然放電時間を要することなく直ちに乾燥室21内の帯電電位を低減することができる。
図15は、本発明の実施形態に係る食器乾燥機の他の変形例におけるイオン発生装置の電源供給系統を示した概略的な回路図である。
図15に示した食器乾燥機200は、高電圧電源71を跨ぐ抵抗202を有する点において図5に示した食器乾燥機1と異なる。このため、食器乾燥機200について食器乾燥機1と共通する構成については説明を省略する。
図15に示すように、食器乾燥機200は、交流電源Eに接続された制御部31から高電圧電源71を経てイオン発生装置43に電力を供給する。
高電圧電源71は、制御部31とイオン発生装置43とを電気的に接続する電源部であり、例えば約4kVから約10kVのDCマイナス電圧を発生させる電源であり、食器乾燥機200の本体10内部の所定位置に配置される。
イオン発生装置43は、高電圧電源71の負極に電気的に接続される。
また、食器乾燥機200は、高電圧電源71を跨いでイオン発生装置43と制御部31とを電気的に接続(直結)させる抵抗202を備える。イオン発生装置43は、高電圧電源71の動作の如何に関わらず抵抗202によって制御部31を経て接地される。抵抗202は、約10MΩから約500MΩの範囲の電気抵抗を有し、約100MΩの電気抵抗を有することが好適である。
出願人は、抵抗202を経て接地されたイオン発生装置43によって金属製の食器類や食器カゴ12などの帯電が速やかに放電されることを発見した。例えば、除菌運転終了直後における金属製の食器類や食器カゴ12などの帯電電位は、約1.0kVに達することがある。そして、帯電した金属製の食器類や食器カゴ12などを0.1kv以下に自然放電させる場合は、約10分から約15分の時間を要する(図12参照)。また、低温かつ高湿な環境(例えば、気温5℃以下、相対湿度80%以上。具体的には、冬場に寒い部屋の中でお湯を沸かし、その蒸気の近傍に食器乾燥機が設置されるような場合が想定される。)においてイオン発生装置43を運転すると帯電が2.0kVを超えることがある。
一方、食器乾燥機200のように抵抗202によってイオン発生装置43を接地させると、所望の除菌性能を維持可能なイオンの発生量を確保しつつ、金属製の食器類や食器カゴ12などの帯電電位を速やかに0.1kv以下に放電させることができる。具体的には、約500MΩの電気抵抗を有する抵抗202では約3秒から約5秒、約100MΩの電気抵抗を有する抵抗202では約1秒で金属製の食器類や食器カゴ18などの帯電電位を放電させることができる。
なお、本実施形態における食器乾燥機1、100は、イオン発生装置43によりイオンを発生して除菌を行う例を適用して説明した。しかし、除菌を目的として発生させるイオンは、正または負に帯電しているものであれば電気分解などの他の発生方法を利用して発生したイオンであってもよい。
また、本実施形態における食器乾燥機は、除菌運転中や除菌運転後の放電時間、中和運転中において使用者が不用意に開け閉めを行わないよう蓋体11をロックするロック機能を有してもよい。使用者に対して静電気の放電による不快感を与えない点で有効である。
本実施形態においては、主に食器などの乾燥物を乾燥させる機能を有する食器乾燥機1について説明した。しかし、食器を洗浄する機能を備えた洗浄機能付食器乾燥機に本発明を適用してもよい。
1、100、200 食器乾燥機
10 本体
11 蓋体
12 食器カゴ
14 操作部
21 乾燥室
31 制御部
32 仕切板
33 排水孔
34 水受カップ
41 引出
41a 収納室
41b 吸気口
43 イオン発生装置
44 送風機
44a モータ
44b ファン
45 ヒータ
47 ヒータ用風路
48 イオン用風路
49 温風吹出口
50 イオン吹出口
61 タンク
62 汲水芯
63 保水体
64 接続電極
65 ミスト発生電極
67a 挿通孔
68 ミスト発生電極ケース
70 電極カバー
71、71a、71b 高電圧電源
74 イオン発生装置検知スイッチ
202 抵抗

Claims (7)

  1. 本体と、
    前記本体を覆い前記本体とともに乾燥室を形成する蓋体と、
    前記乾燥室に設置され被乾燥物を収納する食器カゴと、
    前記乾燥室に向けて空気を送風する送風機と、
    前記空気を加熱するヒータと、
    帯電したイオンを発生させ前記乾燥室内に供給するイオン発生装置と、
    前記ヒータにより加熱された空気を前記乾燥室に供給する温風運転と、前記イオンを前記乾燥室に供給する除菌運転とを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記除菌運転を開始する前に前記温風運転を先行させ、後に前記温風運転とともに前記除菌運転を同時に行うことを特徴とする食器乾燥機。
  2. 前記制御部は、前記除菌運転終了後、前記イオンにより前記被乾燥物に帯電した静電気を放電させる放電時間を設けた請求項1記載の食器乾燥機。
  3. 前記イオン発生装置は、負および正に帯電したイオンを発生させ前記乾燥室内に供給し、
    前記制御部は、前記負に帯電したイオンを発生させて前記除菌運転を行った後、前記正に帯電したイオンを発生させて前記負に帯電したイオンとの中和を行う中和運転を行う請求項1記載の食器乾燥機。
  4. 前記制御部と前記イオン発生装置とを電気的に接続する電源部と、
    前記電源部を跨いで前記イオン発生装置と前記制御部とを電気的に接続させる抵抗と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の食器乾燥機。
  5. 前記抵抗は、約10MΩから約500MΩの範囲の電気抵抗を有することを特徴とする請求項4記載の食器乾燥機。
  6. 前記抵抗は、約100MΩの電気抵抗を有することを特徴とする請求項4記載の食器乾燥機。
  7. 本体と、前記本体を覆い前記本体とともに乾燥室を形成する蓋体と、前記乾燥室に設置され被乾燥物を収納する食器カゴと、前記乾燥室に向けて空気を送風する送風機と、前記空気を加熱するヒータと、帯電したイオンを発生させ前記乾燥室内に供給するイオン発生装置とを準備する工程と、
    前記ヒータにより加熱された空気を前記乾燥室に供給する温風運転を先行させ、後に前記温風運転とともに前記イオンを前記乾燥室に供給する除菌運転を同時に行う工程とを備えたことを特徴とする食器乾燥除菌方法。
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