JP3113986U - 炊事用手袋乾燥器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】通気性の乏しいゴム製或いは合成樹脂製の長手袋を乾燥させる場合に、完全に乾燥させることが困難な先端部分まで確実に乾燥させると同時に、悪臭や黴の発生を抑制するための炊事用手袋乾燥器具を提供する。
【解決手段】加熱装置11と、加熱装置11の下流に配置され、被乾燥物Pを被せて乾燥気体により被乾燥物を乾燥させるための筒状の乾燥管19と、前記加熱装置11において加熱された乾燥気体を移送するために前記加熱装置11の上流に設けられた送風機13と、からなる炊事用手袋乾燥器具1において、前記乾燥管19の内部或いは外部に、乾燥管19に被せた被乾燥物Pにおいて特に乾燥の困難な先端部分を乾燥するための先端部乾燥手段21が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本考案は、通気性の無い或いは通気性に乏しい素材で製造された手袋類の内部を効率的に乾燥させるための乾燥器具に関する。特に、炊事、洗濯等において頻繁に使用されるゴム製・ビニル製の長手袋の内部を乾燥させるための炊事用手袋乾燥器具に関する。
従来、炊事、洗濯等において使用されるゴム製・ビニル製の長手袋は、水仕事に使用するために、その内部に水が入ることが多々あり、水が入った後は、素材の通気性の乏しさから完全に乾燥させることが困難であった。上述の手袋は通常5本指の構造になっているため、裏返して乾燥させるには手間がかかる一方で、裏返して乾燥させたとしても指先部分が完全に乾燥するには時間がかかり、万一生乾きの時には、後々までかび臭さが残ってしまうこともあった。
このような問題点に鑑み、従来以下のような装置が開示されていた。
特開2004−194973号公報には、通気性の困難な魚釣り等の深形の長靴や、深形の手袋の内部を効率よく速く乾燥する乾燥器を開示するものであり、垂直な通風管と、通風管と平行に設けられた乾燥管と、それぞれを連結させる連結管とで構成されている。通風管の上端には送風機を備えており、送風機は蓄電池や太陽電池などの電源装置で駆動するものであって、通気性の困難な深形の乾燥物内部で発生する水蒸気をいち早く排出し、乾燥物内を乾燥する。
特開2002−177192号公報には、消毒乾燥装置を乾燥用ホルダーと装置本体と分け、乾燥用ホルダーとして手袋用ホルダー、袋物用ホルダー、靴用ホルダー等を用途に応じて使い分けられるようにし、乾燥物をこの乾燥用ホルダーに装着して、消毒用のミスト、乾燥温風、オゾン化された空気などを手袋等の乾燥物の内部に吹き出すように構成し、装置本体を内部に送風機、空気加熱装置、噴霧装置、薬剤貯蔵タンク、オゾン発生装置、運転操作のためのマイコン制御装置などを必要に応じて組み込んだ乾燥装置が開示されている。
特開2004−194973号公報 特開2002−177192号公報
しかしながら、上記の様な従来の乾燥装置には以下のような問題点があった。
すなわち、特開2004−194973号公報に開示された乾燥器においては、通風管2の上端に送風機6が配置されており、送風機6は深形の被乾燥物から湿気を吸引し排出する。そのため、送風機6により被乾燥物が直接乾燥されず、内部に湿気が残留し、悪臭や黴の原因となる。
特開2002−177192号公報に開示された乾燥装置においては、乾燥用ホルダーを装着して乾燥温風を乾燥物の内部に吹き出すように構成されているが、乾燥物が五本指の手袋等の場合、手袋の指先部分までは完全に乾燥するのが困難である。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載するように、本考案の炊事用手袋乾燥器具は、
加熱装置と、加熱装置の下流に配置され、炊事用の手袋を被せて乾燥気体により乾燥させるための筒状の乾燥管と、前記加熱装置において加熱された乾燥気体を移送するために前記加熱装置の上流に設けられた送風機と、からなる乾燥器具であって、前記乾燥管の内部或いは外部に、特に乾燥の困難な先端部分を乾燥するための先端部乾燥手段が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載するように、前記先端部乾燥手段は、主に遠赤外線を含む赤外線を照射するためのヒータであることを特徴とする。
請求項3に記載するように、さらに本考案の炊事用手袋乾燥器具には、芳香消臭剤供給装置が配置されていることを特徴とする。
さらにまた、請求項4に記載するように、本考案の炊事用手袋乾燥器具には、被乾燥物の内部を蒸気によって洗浄するための蒸気洗浄装置を設けることを特徴とする。
請求項1に記載の構成とすることにより、完全に乾燥することの困難な手袋先端部分を乾燥させることができる。また、先端部乾燥手段を、乾燥気体を発生させるための加熱装置とは別個独立の構成とすることにより、被乾燥物を全体的には屋外の太陽光により乾燥させた後に、別個に先端部分のみを乾燥させることもできる。
請求項2に記載のように先端部乾燥装置を赤外線ヒータとすることにより、乾燥効率の向上を図ることができ、短時間で乾燥を完了させることができる。また、消費電力エネルギーも少ない。
請求項3に記載の構成により芳香消臭剤供給装置から芳香剤・消臭剤を拡散させることにより、完全に乾燥し難い被乾燥物Pの先端部分において悪臭を発生させることを抑制し、且つ使用者の好みにより芳香を付加することが可能とする。
請求項4に記載の構成とすることにより、被乾燥物の乾燥前に予め洗浄装置で内部を洗浄することも可能である。
以下に、本考案の炊事用手袋乾燥器具を図を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本考案の炊事用手袋乾燥器具1において、加熱装置11、送風装置13、がハウジング15中に収納されている。ハウジング15の一部に構成された吸込口151から吸入された空気は、送風装置13により気流を発生させた後に加熱装置11により加熱され、下流へと導かれる。加熱装置11により加熱された気体の温度は、被乾燥物を傷めないために、80℃以下の温度となるよう調整される。
加熱装置11はヒータ11aとその外殻の断熱部材11bとから構成されており、この断熱部材11bにより、加熱時にもハウジング15やその他周辺部材が熱くなりすぎることを防止している。
加熱装置11の上流に配された送風装置13は、円筒状の羽根車131と、羽根車131を回転させるモータ133とからなり、吸入口151から吸入された空気がモータ133で回転された羽根車131により気流となる。
ハウジング15の一部には送風装置13やヒータ11aの動作のオンオフを制御するスイッチ(図示せず)や、電源供給用のコード(図示せず)が延出されている。
図2に示すように、加熱装置11の下流方向には、筒状の通気管17が配設され、さらに通気管17の下流方向には少なくとも一つの乾燥管19が取り付けられている。
図2に示すように、乾燥管19は、通気管17よりも細身の筒状に構成され、先端部191は被乾燥物をセットしやすくするため先細テーパ状となっている。乾燥管19の材質としては、耐熱性を有する素材、例えば金属素材或いは耐熱性樹脂が用いられる。耐熱温度としては少なくとも100℃以上であることが必要とされる。
図3に示すように、乾燥管19の先端191最上部には開口部193が設けられている。また、乾燥管胴部側面には、乾燥気体等を噴出させるための複数の小穴195が空けられている。前記乾燥装置11によって発生した加熱気体は、前記送風機13により前記通気管17を通過して乾燥管19の先端開口部193及び側面の小穴195から吹き出し、乾燥管19に被せられた被乾燥物Pを乾燥させる。
さらに図4のように、乾燥管19には、先端部乾燥手段21が設けられている。すなわち、被乾燥物Pが通気性に乏しいゴム手袋や、合成樹脂製の手袋の場合、掌に該当する部分は比較的容易に乾燥可能であるが、指先部分は乾燥が困難であり、且つ生乾きのまま放置すると、その後洗浄を行ったとしても後々までかび臭さが残る。そこで、特に先端部分にも独立した乾燥装置21を設けることにより、完全な乾燥が困難な先端部分を強制的に乾燥させることができる。
先端乾燥装置21の構成としては、図4に示すように、平板状或いはシート状のヒーター211を乾燥管19の外表面或いは内表面に一体となる様に貼り付ける。或いは、図3に示すように、乾燥管19の内部中心に棒状のヒーター213を乾燥管19と平行になるように配置することも可能である。
特に、先端部乾燥手段21は、赤外線を照射する赤外線ヒータであることが好ましい。
波長領域が約800nm〜1mmの赤外線は、近赤外線と遠赤外線とに分けられる。波長領域が約3μm〜1mmである遠赤外線は、被乾燥物の主な素材であるプラスチック、繊維、ゴム等に吸収されるため、本考案の乾燥用途には最適である。一方、波長領域が約0.75〜2μm、中心波長が約1.2μmである近赤外線は、上記プラスチックやゴム等に対する吸収率が低いため、大部分が被乾燥物の表層部分を通過すると考えられる。しかしながら、乾燥の気候は遠赤外線と同じく輻射熱を利用する。これらの赤外線が本考案の乾燥用途に使用される。
赤外線を利用する乾燥方式は、熱伝導や対流による熱風乾燥方式に比べ、そのエネルギー効率は著しく高い。したがって、乾燥温度までに被乾燥物を昇温するのに要する時間が短く、加熱時間の短時間化を実現することができると同時に、装置の小型化が可能である。さらに、スイッチのオン/オフとほぼ同時に立ち上がるため、熱風乾燥に比べて電力エネルギーの使用量が少ない処理方法であり、製造コストも削減できる。
なお、乾燥手段としては、上記赤外線を利用する方式のみによって行っても良いが、熱風による加熱を併用しても良い。
前記先端乾燥装置21の加熱温度としては、被乾燥物を傷めないため、或いは、乾燥時に必要な電気エネルギーの観点から、比較的低温とすることが必要である。具体的には、80度以下、好ましくは、30〜70℃程度の温度で加熱・乾燥を行う。この際、30℃以下であれば、目的とする乾燥を行うことができないか、乾燥に膨大な時間が必要となる。一方70℃を超えた温度で加熱乾燥を行うと、被乾燥物を傷めるだけでなく、余分な電気エネルギーが必要とされるため好ましくない。
図1に示すように、本考案の炊事用手袋乾燥器具1においては、芳香消臭剤供給装置31を配置することが好ましい。
すなわち、ゴム手袋等の被乾燥物Pの内部は通気性に乏しいため、一旦水濡れ等した場合に乾燥し難いばかりか、放置しておくと悪臭や黴等の原因になる。一旦悪臭がしたゴム手袋は、その後複数回洗浄・乾燥したとしても完全に悪臭を除くことは困難であり、それ以上悪臭を増加させないためにこまめに洗浄、乾燥を行うしかない。そこで、本考案において芳香消臭剤供給装置31を配置して、加熱装置11により発生させた乾燥気体と共に、或いは被乾燥物Pを乾燥後に、芳香剤或いは消臭剤を順次拡散させることにより、完全に乾燥し難い被乾燥物Pの先端部分においても悪臭を発生させることを抑制し、且つ使用者の好みにより芳香を付加することが可能である。
芳香消臭剤供給装置31は、加熱装置11と通気管17との間に配置された蒸発皿33と、蒸発皿33に芳香剤或いは消臭剤を収容するためのボトル35と、ポンプ37と、ポンプを制御するための制御手段39とからなる。ボトル35は、本体351と、本体を気密的に塞ぐキャップ353とからなり、キャップ353には、ボトル内部に収容された芳香剤、消臭剤を蒸発皿33に供給するための排出管355が取り付けられている。制御手段39によりポンプ37が一定時間ごとに作動され、ボトル35内部の内圧を上昇させる。ボトル35内部に収容された芳香剤或いは消臭剤はボトル内圧の上昇に伴って排出管355を通って押し出されて蒸発皿33に滴下され、蒸発皿33に保持された状態で少しずつ蒸発していく。また、加熱装置11及び送風機13を作動させれば、加熱装置11により蒸発皿に保持された芳香剤・消臭剤の蒸発・拡散の速度が早まる。
なお、芳香消臭剤供給装置31には、芳香剤及び消臭剤を同時に収容することは、それぞれの作用を相殺するため好ましくなく、どちらか一方のみを収容する。ただし、収容するためのボトル35は芳香剤と消臭剤で兼用することができ、装置自体が大型化することを防止する。
また、上述のように、芳香機能、消臭機能のみならず、抗菌機能を追加することもできる。この場合、前記芳香消臭剤供給装置31に、芳香剤或いは消臭剤と同様に抗菌剤を収容して抗菌機能を発揮させても良いし、オゾン等の抗菌機能を有する気体を発生させて、送風機13により拡散させても良い。
さらに、被乾燥物Pの内部を蒸気によって予め洗浄するための蒸気洗浄装置41が設けられている。蒸気洗浄装置41は、外部から洗浄水を供給するための給水口411と、前期給水口411に接続された蒸気発生装置413とを備えている。給水口411から蒸気発生装置413内に洗浄水が供給された後に、加熱装置11により加熱され蒸気が発生する。その後、発生した蒸気は乾燥時における乾燥気体と同様にして通気管17及び乾燥管19を通じて、被乾燥物Pの内部を洗浄する。すなわち、通気管17及び乾燥管19は、乾燥気体、及び芳香剤、消臭剤の通気路として構成されているだけでなく、洗浄用の蒸気の通路も兼ねている。
また、蒸気洗浄装置41は、前記加熱装置11の下流部に蒸気噴霧手段415を備えている。前記蒸気噴霧415は、前記蒸気発生装置413により発生した蒸気を高圧蒸気に変え、通気管17及び乾燥管19を介して被乾燥物(被洗浄物)Pに対して噴出する。この際、連続的に蒸気を噴出するよりも間欠的に蒸気を噴出した方が、使用する水量やヒーター出力の面から効率的である。また、間欠的に噴出することで、加熱蒸気による被洗浄物の傷みを防止できる。なお、間欠的に噴霧する場合でも、連続的に噴霧する場合に比べて洗浄能力は劣らない。
本考案の炊事用手袋乾燥器具を用いてゴム手袋等の被乾燥物を乾燥させるに際しては、以下の順序で実施する。
まず、必要に応じて、乾燥管19に被洗浄物Pをセットし、蒸気洗浄装置41を用いて内部の蒸気洗浄を行う。蒸気洗浄装置41は間欠的に蒸気を噴出し、該蒸気によって被洗浄物の内側の汚れが取り込まれ、汚れを取り込んだ蒸気が液体に戻って排出される。
その後、加熱装置11によって発生させた乾燥気体を送風機13によって送風し、内部の乾燥を行う。この乾燥の温度は上述したように80℃以下で乾燥することが必要である。その他、必要に応じて、乾燥過程で温度を変更することも可能である。例えば、最初70℃で10分間乾燥させた後に、35℃まで温度を下げて40分間乾燥させることも可能である。
次に、被乾燥物Pの内部先端の乾燥のために、特に先端部乾燥手段21により乾燥を行う。この際、加熱装置11と先端部乾燥手段21とは別個独立に動作するため、単独のみでも使用可能である。例えば、先端部分だけが僅かに湿気を帯びている場合であって、この先端部分だけを乾燥すれば足りる場合には、先端部乾燥手段21のみのスイッチをオンとして、部分的な乾燥を行う。
最後に、必要に応じて芳香消臭剤供給装置31を作動させ、芳香剤或いは防臭剤、又はその両方を順次拡散させ、被乾燥物P内部の悪臭発生を抑制する。また、必要に応じて抗菌機能を発揮させても良く、例えば、抗菌作用のあるオゾンを拡散させて殺菌することも可能である。
なお、洗浄、乾燥、先端乾燥、芳香及び防臭の各過程は、タイマーをセットすることにより、自動的に切換が可能である。全過程が終了したら、自動的にスイッチがオフとなる。さらに、各過程を全て順番に実施する必要はなく、使用者が希望する過程のみを選択して実施することもできる。例えば、先端乾燥及び防臭の過程のみを選択し、洗浄は行わない、といったことも可能である。
本考案の他の実施例として、図5を示して説明する。
本考案において使用される乾燥管19の形状としては、円筒状のみではなく、図5に示されるような四角錐状とすることも可能である。四角錐の各側面には、小穴195を多数設けて乾燥気体や洗浄蒸気を噴出できるようにする。
また、乾燥管19内部には先端部乾燥手段21として、固形乾燥剤を配置し、先端部を強制的に乾燥させることができる。固形乾燥剤としては例えばシリカゲル等公知のものを使用することができ、使用後は適宜新しい乾燥剤に交換可能とすることも可能である。電気式のヒータと比較して電気エネルギーを必要とせず、装置の構造としても容易である。
その他の実施例として、図6を示して説明すると、図6に示すように、通気管17は耐熱性を有していれば、軟質の合成樹脂等を用いても良い。例えば、弾性・可撓性を有するフレキシブルホース等を使用しても良い。
また、通気管17や乾燥管19等の各部品は、汚れが付着した際の掃除を容易とするため、分解可能としても良い。
図6に示すように、通気管17の下方には、洗い終わった手袋の水滴を受けるための受け皿50が設置されていることが好ましい。
さらに、図6に示すように手袋セット部分に別途ハンガーXを取り付け可能としておけば、洗浄・乾燥し終わった手袋を前記ハンガーXごと竿や鴨居に引っ掛けておき、使用する際にすぐに取り外して使用できるため好適である。
本考案の炊事用手袋乾燥器具によれば、乾燥管の外側表面に、独立して動作する先端部乾燥手段が設けられているため、通気性の乏しいゴム手袋や、合成樹脂製の手袋等を乾燥させる場合に、完全に乾燥することの困難な手袋先端部分を、他の部分とは別個に乾燥させることができる。さらに本考案の炊事用手袋乾燥器具には、芳香消臭剤供給装置が配置されているため、芳香剤・消臭剤を拡散させることにより、完全に乾燥し難い被乾燥物Pの先端部分において悪臭を発生させることを抑制し、且つ必要に応じて使用者の好みの芳香を付加することが可能である。
本考案の炊事用手袋乾燥器具は、手袋類の乾燥のみならず、布製、或いは革製等の靴の乾燥にも使用することができる。また、台所用ふきん等の乾燥及び殺菌にも用いることができる。本考案の炊事用手袋乾燥器具は、低温で加熱乾燥させるため、毎日使用しても被乾燥物を傷めることが無く好適である。
本考案の炊事用手袋乾燥器具を示す模式図である。 本考案の炊事用手袋乾燥器具の使用状態を示す模式図である。 本考案の先端部乾燥手段の例を示す斜視図である。 本考案の先端部乾燥手段の例を示す斜視図である。 本考案の炊事用手袋乾燥器具の他の実施形態を示す模式図である。 本考案の炊事用手袋乾燥器具の他の実施形態を示す模式図である。
符号の説明
1 炊事用手袋乾燥器具
11 加熱装置
11a ヒータ
11b 断熱部材
13 送風装置
131 羽根車
133 モータ
15 ハウジング
151 吸込口
17 通気管
19 乾燥管
191 先端
193 開口部
195 小穴
21 先端部乾燥手段
211 シート状ヒーター
213 棒状ヒーター
31 芳香消臭剤供給装置
33 蒸発皿
35 ボトル
351 本体
353 キャップ
355 排出管
37 ポンプ
39 制御手段
41 蒸気洗浄装置
411 給水口
413 蒸気発生装置
415 蒸気噴霧手段
50 受け皿
P 被乾燥物
X ハンガー

Claims (4)

  1. 加熱装置と、加熱装置の下流に配置され、被乾燥物を被せて乾燥気体により乾燥させるための筒状の乾燥管と、前記加熱装置において加熱された乾燥気体を移送するために前記加熱装置の上流に設けられた送風機と、からなる乾燥器具であって、前記乾燥管の内部或いは外部に、特に乾燥の困難な先端部分を乾燥するための先端部乾燥手段が設けられていることを特徴とする炊事用手袋乾燥器具。
  2. 前記先端部乾燥手段が、遠赤外線を含む赤外線を照射するためのヒータであることを特徴とする、請求項1に記載の炊事用手袋乾燥器具。
  3. さらに芳香消臭剤供給装置が配置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の炊事用手袋乾燥器具。
  4. 被乾燥物の内部を蒸気によって洗浄するための蒸気洗浄装置がさらに設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の炊事用手袋乾燥器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111031831A (zh) * 2017-08-30 2020-04-17 顶级手套有限公司 用于手套制造过程中水分含量去除的扩散系统
KR20230099806A (ko) * 2021-12-28 2023-07-05 박진환 휴대용 골프장갑 건조기

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