JP5500113B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明はステアリング装置、特に、アウターコラムとインナーコラムが軸方向に相対的に摺動可能に嵌合することによって、二次衝突時にステアリングホイールが車体前方側にコラプス移動して、衝撃荷重を吸収するようにしたステアリング装置に関する。
アウターコラムとインナーコラムが軸方向に相対的に摺動可能に嵌合することによって、二次衝突時の衝撃荷重を吸収するようにしたステアリング装置がある。このようなステアリング装置においては、アウターコラムの内周面をインナーコラムの外周面に締め付け、通常の運転操作時には、アウターコラムをインナーコラムに対して摺動不能にしている。また、二次衝突時には、アウターコラムの内周面とインナーコラムの外周面との間の締め付力に抗して、アウターコラムがインナーコラムに対して車体前方側にコラプス移動して、衝撃荷重を吸収する構造のものが一般的である。
従来のステアリング装置は、インナーコラムの外周面に、半径方向外側に突出し軸方向に長い軸方向突条を形成し、アウターコラムの内周面にこの軸方向突条を締まりばめ嵌合して、アウターコラムの内周面をインナーコラムの外周面に締め付けている。しかし、この方法では、締め代のわずかな違いによって、締め付け力が大きく変動し、衝撃荷重の吸収特性が大きく変動してしまうため、各部を精度良く製造する必要があり、製造コストが上昇する問題があった。
特許文献1のステアリング装置は、アウターコラムの内周面とインナーコラムの外周面
との間の隙間の円周上に、複数本の軸方向に伸びるピアノ線等の細材を押し込むことにより、アウターコラムの内周面にインナーコラムの外周面を締め付けている。しかし、特許文献1の方法では、部品点数と組付け工数が増大するとともに、部品寸法のわずかな違いによって、締め付け力が大きく変動し、衝撃荷重の吸収特性が大きく変動するため、各部を精度良く製造する必要があり、製造コストが上昇する問題があった。
特許文献2のステアリング装置は、アウターコラムの内周面とインナーコラムの外周面との間の隙間にスペーサの主体部を配置し、アウターコラムの開口部から外方へ軸方向に延設されるスペーサの延設部の外周に突起を形成している。衝撃吸収時には、スペーサがアウターコラムに押し込まれることにより、突起が破壊されつつ衝撃を吸収するようにして、隙間外の広いスペースに突起を配置して、突起の設計の自由度を高くしている。しかし、特許文献2の方法では、部品形状が複雑で、部品点数と組付け工数が増大する問題があった。
特開2002−37088号公報 特開2003−63417号公報
本発明は、部品形状が簡単で、部品点数、組付け工数が増大せず、二次衝突時の衝撃吸収荷重を精度良く設定可能なステアリング装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、中空円筒状
のインナーコラム、上記インナーコラムの外周面に車体前方側にコラプス移動可能に外嵌
された内周面を有する中空円筒状のアウターコラム、上記インナーコラムの外周面には、
当該インナーコラムの外周面から半径方向外側に突出して形成され、上記アウターコラム
の内周面に締まりばめ嵌合する第1の軸方向突条、上記インナーコラムの外周面に形成
され、当該インナーコラムの外周面から半径方向外側に突出して、上記アウターコラムの
内周面に隙間ばめ嵌合する第2の軸方向突条を備え、上記第1の軸方向突条と上記第2の
軸方向突条の上記インナーコラムの内面側には凹部が形成されていることを特徴とするス
テアリング装置である。

第2番目の発明は、中空円筒状のインナーコラム、上記インナーコラムの外周面に車体
前方側にコラプス移動可能に外嵌された内周面を有する中空円筒状のアウターコラム、上
記アウターコラムの内周面には、当該アウターコラムの内周面から半径方向内側に突出し
て形成され、上記インナーコラムの外周面に締まりばめ嵌合する第1の軸方向突条、上
記アウターコラムの内周面に形成され、当該アウターコラムの内周面から半径方向内側に
突出して、上記インナーコラムの外周面に隙間ばめ嵌合する第2の軸方向突条を備えたこ
とを特徴とするステアリング装置である。
番目の発明は、第1番目又は番目の発明のステアリング装置において、上記第2の軸方向突条は上記第1の軸方向突条とほぼ同一の軸方向長さに形成されていることを特徴とするステアリング装置である。
番目の発明は、第1番目又は番目の発明のステアリング装置において、上記第2の軸方向突条は軸方向に離間して複数個形成されていることを特徴とするステアリング装置である。
本発明のステアリング装置は、インナーコラムまたはアウターコラムのいずれか一方の円周上の複数箇所に半径方向に突出して形成され、インナーコラムまたはアウターコラムのいずれか他方の円周面に締まりばめ嵌合する第1の軸方向突条と、インナーコラムまたはアウターコラムのいずれか一方の円周上に軸方向突条の間に形成され、半径方向外側または半径方向内側に突出して、インナーコラムまたはアウターコラムのいずれか他方の円周面に隙間ばめ嵌合する第2の軸方向突条を備えている。
従って、アウターコラムの内周面にインナーコラムを内嵌すると、アウターコラムの内周面と第1の軸方向突条が締まりばめ嵌合する。この締まりばめ嵌合の締め代が変動すると、第2の軸方向突条が弾性変形し、アウターコラムの内周面が第1の軸方向突条を締め付ける締め付け力の変動が小さくなる。締め付け力の変動が小さいため、アウターコラムの内周面と第1の軸方向突条との間の摩擦力の変動が小さく、衝撃荷重の吸収特性の変動を抑制できる。また、部品形状が簡単で、部品点数の増加が無いため、組付け工数が増大せず、製造コストの上昇を抑制することができる。
本発明の実施例1のステアリング装置を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。 本発明の実施例1のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示す断面図である。 本発明の実施例1のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示し、図2のA−A断面図である。 本発明の実施例2のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示す断面図である。 本発明の実施例2のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示し、図4のB−B断面図である。 本発明の実施例3のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示す断面図である。 本発明の実施例3のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示し、図6のC−C断面図である。 本発明の実施例4のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示し、実施例1の図3相当図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施例1から実施例4を説明する。
図1は本発明の実施例1のステアリング装置10を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。図1に示すように、中空円筒状のコラム1が車体に取付けられ、このコラム1にはステアリングシャフト3が回動可能に軸支されている。ステアリングシャフト3には、その右端(車体後方側)にステアリングホイール2が装着され、ステアリングシャフト3の左端(車体前方側)には、自在継手4を介して中間シャフト5が連結されている。
中間シャフト5は、雄スプラインが形成された中実の中間インナーシャフト5aと、雌スプラインが形成された中空円筒状の中間アウターシャフト5bで構成され、中間インナーシャフ5aの雄スプラインが、中間アウターシャフト5bの雌スプラインに伸縮可能(摺動可能)に、かつ回転トルクを伝達可能に嵌合している。
さらに、中間アウターシャフト5bの車体後方側が上記自在継手4に連結され、中間インナーシャフト5aの車体前方側が自在継手6に連結されている。自在継手6には、ステアリングギヤ7の図示しないラックに噛合うピニオンが連結されている。
運転者がステアリングホイール2を回転操作すると、ステアリングシャフト3、自在継手4、中間シャフト5、自在継手6を介して、その回転力がステアリングギヤ7に伝達され、ラックアンドピニオン機構を介して、タイロッド8を移動し、操舵輪9の操舵角を変えることができる。
図2は本発明の実施例1のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示す断面図、図3は本発明の実施例1のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示し、図2のA−A断面図である。
図2から図3に示すように、コラム1は、中空円筒状のアウターコラム(アッパーコラム)11と、このアウターコラム11の内周面112に、軸方向にコラプス移動可能に内嵌した中空円筒状のインナーコラム(ロアーコラム)12で構成されている。
アウターコラム11には、上記したステアリングシャフト3が回転可能に軸支され、ステアリングシャフト3の右端(車体後方側)に、上記したステアリングホイール2(図1参照)が固定されている。
アウターコラム11、インナーコラム12は鉄製であって、プレス成形によって所定の形状に成形されている。インナーコラム12の外周面121には、第1の軸方向突条21が半径方向外側に突出して形成され、アウターコラム11の内周面112に締まりばめ嵌合している。第1の軸方向突条21は、インナーコラム12の外周面121に、90度間隔に4箇所形成されている。
また、インナーコラム12の外周面121には、第2の軸方向突条22が半径方向外側に突出して形成され、アウターコラム11の内周面112に隙間ばめ嵌合している。第2の軸方向突条22は、第1の軸方向突条21の間に、インナーコラム12の外周面121に、90度間隔に4箇所形成されている。また、第2の軸方向突条22は第1の軸方向突条21とほぼ同一の軸方向長さに形成されている。
従って、アウターコラム11の内周面112にインナーコラム12を内嵌すると、アウターコラム11の内周面112と第1の軸方向突条21が締まりばめ嵌合する。製造誤差等によって、この締まりばめ嵌合の締め代が変動すると、第2の軸方向突条22が弾性変形し、アウターコラム11の内周面112が第1の軸方向突条21を締め付ける締め付け力の変動が小さくなる。
二次衝突時に、運転者がステアリングホイール2に衝突すると、アウターコラム11がインナーコラム12に対して車体前方側にコラプス移動する。アウターコラム11がインナーコラム12に対して車体前方側にコラプス移動すると、アウターコラム11の内周面112が第1の軸方向突条21に擦られながらコラプス移動する。
上記したように、締め付け力の変動が小さいため、アウターコラム11の内周面112と第1の軸方向突条21との間の摩擦力の変動が小さく、衝撃荷重の吸収特性の変動を抑制できる。また、部品形状が簡単で、部品点数の増加が無いため、組付け工数が増大せず、製造コストの上昇を抑制することができる。
図4は本発明の実施例2のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示す断面図、図5は本発明の実施例2のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示し、図4のB−B断面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。実施例2は実施例1の変形例であって、第2の軸方向突条を半径方向内側に突出して形成した例である。
図4から図5に示すように、インナーコラム12の外周面121には、実施例1と同一形状の第1の軸方向突条21が半径方向外側に突出して形成され、アウターコラム11の内周面112に締まりばめ嵌合している。第1の軸方向突条21は、インナーコラム12の外周面121に、90度間隔に4箇所形成されている。
また、インナーコラム12の内周面122には、第2の軸方向突条23が半径方向内側に突出して形成され、アウターコラム11の内周面112に隙間ばめ嵌合している。第2の軸方向突条23は、第1の軸方向突条21の間に、インナーコラム12の内周面122に、90度間隔に4箇所形成されている。また、第2の軸方向突条23は第1の軸方向突条21とほぼ同一の軸方向長さに形成されている。
従って、アウターコラム11の内周面112にインナーコラム12を内嵌すると、アウターコラム11の内周面112と第1の軸方向突条21が締まりばめ嵌合する。製造誤差等によって、この締まりばめ嵌合の締め代が変動すると、第2の軸方向突条23が弾性変形するため、アウターコラム11の内周面112が第1の軸方向突条21を締め付ける締め付け力の変動が小さくなる。
二次衝突時に、運転者がステアリングホイール2に衝突すると、アウターコラム11がインナーコラム12に対して車体前方側にコラプス移動する。アウターコラム11がインナーコラム12に対して車体前方側にコラプス移動すると、アウターコラム11の内周面112が第1の軸方向突条21に擦られながらコラプス移動する。
上記したように、締め付け力の変動が小さいため、アウターコラム11の内周面112と第1の軸方向突条21との間の摩擦力の変動が小さく、衝撃荷重の吸収特性の変動を抑制できる。また、部品形状が簡単で、部品点数の増加が無いため、組付け工数が増大せず、製造コストの上昇を抑制することができる。
図6は本発明の実施例3のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示す断面図、図7は本発明の実施例3のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示し、図4のC−C断面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。実施例3は実施例1の変形例であって、第1の軸方向突条及び第2の軸方向突条をアウターコラム側に形成した例である。
図6から図7に示すように、インナーコラム12の外周面121は円筒状で、アウターコラム11の内周面112には、第1の軸方向突条31が半径方向内側に突出して形成され、インナーコラム12の外周面121に締まりばめ嵌合している。第1の軸方向突条31は、アウターコラム11の内周面112に、90度間隔に4箇所形成されている。
また、アウターコラム11の内周面112には、第2の軸方向突条32が半径方向内側に突出して形成され、インナーコラム12の外周面121に隙間ばめ嵌合している。第2の軸方向突条32は、第1の軸方向突条31の間に、アウターコラム11の内周面112に、90度間隔に4箇所形成されている。また、第2の軸方向突条32は第1の軸方向突条31とほぼ同一の軸方向長さに形成されている。
従って、アウターコラム11の内周面112にインナーコラム12を内嵌すると、インナーコラム12の外周面121と第1の軸方向突条31が締まりばめ嵌合する。製造誤差等によって、この締まりばめ嵌合の締め代が変動すると、第2の軸方向突条32が弾性変形するため、第1の軸方向突条31がインナーコラム12の外周面121を締め付ける締め付け力の変動が小さくなる。
二次衝突時に、運転者がステアリングホイール2に衝突すると、アウターコラム11がインナーコラム12に対して車体前方側にコラプス移動する。アウターコラム11がインナーコラム12に対して車体前方側にコラプス移動すると、アウターコラム11の第1の軸方向突条31がインナーコラム12の外周面121に擦られながらコラプス移動する。
上記したように、締め付け力の変動が小さいため、第1の軸方向突条31とインナーコラム12の外周面121との間の摩擦力の変動が小さく、衝撃荷重の吸収特性の変動を抑制できる。また、部品形状が簡単で、部品点数の増加が無いため、組付け工数が増大せず、製造コストの上昇を抑制することができる。実施例3では、第2の軸方向突条32が半径方向内側に突出して形成されているが、半径方向外側に突出して形成してもよい。
図8は本発明の実施例4のステアリング装置のアウターコラムとインナーコラムの嵌合部を示し、実施例1の図3相当図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。実施例4は実施例1の変形例であって、第2の軸方向突条を軸方向に離間して複数形成した例である。
図8に示すように、インナーコラム12の外周面121には、実施例1と同一形状の第1の軸方向突条21が半径方向外側に突出して形成され、アウターコラム11の内周面112に締まりばめ嵌合している。図示はしないが、第1の軸方向突条21は、インナーコラム12の外周面121に、90度間隔に4箇所形成されている。
また、インナーコラム12の外周面121には、第2の軸方向突条24、24が半径方向外側に突出し、かつ軸方向に離間して2個形成され、アウターコラム11の内周面112に隙間ばめ嵌合している。第2の軸方向突条24、24は、第1の軸方向突条21の間に、インナーコラム12の外周面121に、90度間隔に4箇所形成されている。
従って、アウターコラム11の内周面112にインナーコラム12を内嵌すると、アウターコラム11の内周面112と第1の軸方向突条21が締まりばめ嵌合する。製造誤差等によって、この締まりばめ嵌合の締め代が変動すると、第2の軸方向突条24、24が弾性変形するため、アウターコラム11の内周面112が第1の軸方向突条21を締め付ける締め付け力の変動が小さくなる。
二次衝突時に、運転者がステアリングホイール2に衝突すると、アウターコラム11がインナーコラム12に対して車体前方側にコラプス移動する。アウターコラム11がインナーコラム12に対して車体前方側にコラプス移動すると、アウターコラム11の内周面112が第1の軸方向突条21に擦られながらコラプス移動する。
上記したように、締め付け力の変動が小さいため、アウターコラム11の内周面112と第1の軸方向突条21との間の摩擦力の変動が小さく、衝撃荷重の吸収特性の変動を抑制できる。また、部品形状が簡単で、部品点数の増加が無いため、組付け工数が増大せず、製造コストの上昇を抑制することができる。実施例4では、第2の軸方向突条24が軸方向に離間して2個形成されているが、3個以上形成してもよい。
本発明の実施例では、第1の軸方向突条を90度間隔に4箇所形成しているが、3箇所以上形成すればよい。また、第2の軸方向突条を第1の軸方向突条の間に各々1箇所形成しているが、2箇所以上形成してもよい。また、第1の軸方向突条を等間隔に形成しているが、不等間隔に形成してもよい。
本発明の実施例では、車体後方側に配置したアウターコラム11が、車体前方側に配置したインナーコラム12を摺動自在に内嵌してコラム1を構成しているが、車体前方側にアウターコラムを配置し、車体後方側にインナーコラムを配置してもよい。
1 コラム
2 ステアリングホイール
3 ステアリングシャフト
4 自在継手
5 中間シャフト
5a 中間インナーシャフト
5b 中間アウターシャフト
6 自在継手
7 ステアリングギヤ
8 タイロッド
9 操舵輪
10 ステアリング装置
11 アウターコラム
112 内周面
12 インナーコラム
121 外周面
122 内周面
21 第1の軸方向突条
22 第2の軸方向突条
23 第2の軸方向突条
24 第2の軸方向突条
31 第1の軸方向突条
32 第2の軸方向突条

Claims (4)

  1. 中空円筒状のインナーコラム、
    上記インナーコラムの外周面に車体前方側にコラプス移動可能に外嵌された内周面を有
    する中空円筒状のアウターコラム、
    上記インナーコラムの外周面には、当該インナーコラムの外周面から半径方向外側に突
    出して形成され、上記アウターコラムの内周面に締まりばめ嵌合する第1の軸方向突条

    上記インナーコラムの外周面に形成され、当該インナーコラムの外周面から半径方向外
    側に突出して、上記アウターコラムの内周面に隙間ばめ嵌合する第2の軸方向突条を備え

    上記第1の軸方向突条と上記第2の軸方向突条の上記インナーコラムの内面側には凹部
    が形成されていること
    を特徴とするステアリング装置。
  2. 中空円筒状のインナーコラム、
    上記インナーコラムの外周面に車体前方側にコラプス移動可能に外嵌された内周面を有
    する中空円筒状のアウターコラム、
    上記アウターコラムの内周面には、当該アウターコラムの内周面から半径方向内側に突
    出して形成され、上記インナーコラムの外周面に締まりばめ嵌合する第1の軸方向突条

    上記アウターコラムの内周面に形成され、当該アウターコラムの内周面から半径方向内
    側に突出して、上記インナーコラムの外周面に隙間ばめ嵌合する第2の軸方向突条を備え
    たこと
    を特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたステアリング装置において、
    上記第2の軸方向突条は上記第1の軸方向突条とほぼ同一の軸方向長さに形成されてい
    ること
    を特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項1又は2に記載されたステアリング装置において、
    上記第2の軸方向突条は軸方向に離間して複数個形成されていること
    を特徴とするステアリング装置。
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