JP5499829B2 - 移動無線通信端末、およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の通信システムに接続可能な移動無線通信端末、およびその制御方法に関し、特に、移動体通信網と無線LANとの双方の通信システムに接続する機能を備えた移動無線通信端末、及びその移動無線通信端末が通信システムを切り替えるための制御方法に関する。
無線LANの発達に伴い、移動体通信網と無線LANとの双方の通信システムに接続可能な携帯電話機などの移動無線通信端末が広く普及している。また、無線LANと接続可能な携帯電話機の中には、IP(Internet Protocol)電話に対応して、2つの通信システム上で通信接続が可能な携帯電話機も普及している。このような携帯電話機を用いて電話通信を発信する場合には、2つの通信システムから手動で電話番号を指定して発信を行う。または、優先する通信システムをあらかじめ設定しておくことにより、他の通信システムを指定しない限り優先している通信システムを用いて発信を行う。
また、通信端末(移動無線通信端末)が、電話番号に基づいて通信可能な通信網(通信システム)を決定し、通信可能な通信網が複数ある場合は、あらかじめ設定した優先度に基づいて最適な通信網に接続する技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、通信端末が、ダイヤルする電話番号に対応した優先度に応じて、移動体通信網と無線LANとを最適に選択して通信を行うことができる。
さらに、通信端末が、特定の通信網に対応する識別番号をあらかじめ登録しておき、その通信端末が電話番号を入力すると、その電話番号に対応した入力情報と識別番号とを比較して、一致する場合は特定の通信網(通信システム)を選択して接続し、一致しない場合は他の通信網にアクセスするように制御を行う技術も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−243323号公報 特開2008−177727号公報
しかしながら、移動体通信網と無線LANとの2つの通信システム上で通信接続が可能な携帯電話機において、優先する通信システムをあらかじめ設定しておく発信方法では、次のような幾つかの問題がある。すなわち、特定の電話番号(例えば、時報や緊急先の電話番号など)には、2つの通信システムのうち片方の通信システムでは発信できないことがある。つまり、特定の電話番号に対して発信不可能な通信システムを優先して選択した場合には、手動で通信システムを切り替えて発信操作を行う必要がある。または、発信不可能な通信システムに気付かずに発信操作を行った直後に通信失敗に気付くこともある。
また、発信する通信相手によって料金の安い通信システムが異なる場合がある。例えば、IP電話網ではIP電話同士の通話料金が無料か割安で提供されている場合がある。同様にして、携帯電話機などの移動体通信網においても、同じ移動体通信網内であれば、携帯電話機の通話料金を無料で提供されている場合もある。言い換えると、優先する通信システムをあらかじめ設定してしまうと、発信する通信相手によっては通話料金の高い通信システムを選択してしまうことになる。このようにして、通信システムの選択を誤ることによって、より高い通話料金がユーザ側に請求されることになる。
また、特許文献1の技術においては、携帯電話機は、選択する通信網(通信システム)が通信可能な圏内にあるか否かを判定しないで、複数の通信網から優先度の高い通信網を選択しているので、通信網の選択にロスが生じることがある。すなわち、携帯電話機が、通信不可能なエリア(通信可能なエリアの圏外)に存在する通信網を選択してしまった場合は、再度、優先度の高い通信網を選択しなおさなければならないので、携帯電話機の使い勝手が極めて悪い。
さらに、特許文献2の技術においても、携帯電話機は、特定の通信網が通信可能は圏内あるか否かを考慮しないで、電話番号に対応した入力情報と識別番号とを比較して、一致する場合は特定の通信網を選択している。言い換えると、特定の通信網が通信可能は圏内に存在しない場合でも、携帯電話機は特定の通信端末の選択を試みるので、無駄なエネルギを消費すると共に、通信網の選択操作が二度手間となるために使い勝手が悪い。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、複数の通信システムに接続可能な移動無線通信端末が、所望の通信システムを択一的に介在させることにより、発信者側にとって最適な通信システムで通信を行うことができる移動無線通信端末、及びその移動無線通信端末の制御方法を提供する。具体的には、移動体通信網と無線LANとの双方の通信システムに接続可能な移動無線通信端末が、それら2つの通信システムを選択して択一的に介在させることにより、発信者側にとって最適な通信システムで通信を行うことができる移動無線通信端末、及びその移動無線通信端末の制御方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の第1の構成は、複数の通信システムに対して通信接続が可能な移動無線通信端末であって、前記複数の通信システムが、それぞれ、通信可能な圏内に存在するか否かを判定する圏内判定部と、あらかじめ設定した条件と最適な通信システムとを対応付けたテーブルを格納する対応付けテーブル格納部と、前記圏内判定部の判定結果に応じて、前記対応付けテーブル格納部に格納されたテーブルを参照して、前記複数の通信システムから、あらかじめ設定した条件と対応つけられた通信システムを選択接続させるか否かを決定する通信システム選択・接続部とを備え、前記通信システム選択・接続部は、前記圏内判定部が、前記複数の通信システムのうち何れか一の通信システムのみが通信可能な圏内に存在すると判定した場合には、前記テーブルを参照することなく当該一の通信システムを選択接続させることを特徴としている。
本発明の第2の構成は、複数の通信システムに対して通信接続可能な移動無線通信端末が所望の通信システムを選択するための移動無線通信端末の制御方法であって、あらかじめ設定した条件と最適な通信システムとを対応付けたテーブルを格納する第1のステップと、前記複数の通信システムが、それぞれ、通信可能な圏内に存在するか否かを判定する第2のステップと、前記第2のステップにおける判定結果に応じて、前記テーブルを参照しながら、前記複数の通信システムから、あらかじめ設定した条件と対応つけられた通信システムを選択接続させるか否かを決定する第3のステップとを含み、前記第3のステップにおいて、前記第2のステップで前記複数の通信システムのうち何れか一の通信システムのみが通信可能な圏内に存在すると判定した場合には、前記テーブルを参照することなく当該一の通信システムを選択接続させることを特徴としている。
本発明によれば、複数の通信システム(例えば、移動体通信網と無線LAN)に接続可能な移動無線通信端末が、それぞれの通信システムが通信可能な圏内に存在するか否かを判定した上で、電話番号を条件として、通信経路として使用する通信システムを選択している。このようにして、選択する通信システムが通信可能な圏内にあることを確認した上で、電話番号に対応した通信システム選択しているので、ユーザの期待する最適な通信システムを効果的に選択して通信接続することが可能となる。
本発明の各実施形態に共通な携帯電話機の主要な構成要素を示すブロック図である。 本発明の各実施形態に共通な携帯電話機の外観図である。 本発明の第1実施形態において通信システムを選択する設定項目の例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る移動無線通信端末の電話帳画面及び通信システム設定画面を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
本発明に係る携帯電話機は、複数の通信システム(例えば、移動体通信網と無線LANとの双方)に接続する機能を備え、キー操作等により入力された電話番号を、発信キーの操作等によるダイヤル指令に基づいてダイヤル発信する携帯電話機のダイヤル発信方法に関するものである。このとき、通信システムが通信可能な圏内に存在するか否か(すなわち、在圏状態)を判定した上で、電話番号を条件として、通信経路として使用する通信システムを最適に切り替えてダイヤル発信を行わせることを特徴としている。
以下、図面を参照して、本発明の移動無線通信端末に係る幾つかの実施形態について詳細に説明する。なお、以下の各実施形態では、移動無線通信端末を携帯電話機とした場合について説明する、
[第1実施形態]
図1は、本発明の各実施形態に共通な携帯電話機の主要な構成要素を示すブロック図である。また、図2は、本発明の各実施形態に共通な携帯電話機の外観図である。さらに、図3は、本発明の第1実施形態において通信システムを選択する設定項目の例を示す図である。また、図4は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
以下、第1実施形態では、携帯電話機が所望の通信システムを自動的に選択する制御方法について、図1乃至図4を参照して説明する。なお、以下の例では、移動体通信網をW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)網として説明を行う。
図1及び図2に示すように、携帯電話機100は、W−CDMA用アンテナ1、W−CDMA用無線部2、無線LAN用アンテナ3、無線LAN用無線部4、制御部5、記憶部であるメモリ6、キー操作部7、マイク8、出力部であるレシーバ9、および表示部10を少なくとも備えている。なお、W−CDMA用アンテナ1、W−CDMA用無線部2、無線LAN用アンテナ3、および無線LAN用無線部4は、携帯電話機100を用いた通話や電子メールの送受信などを実現するための無線通信部である。
また、制御部5は、複数の通信システムが、それぞれ、通信可能な圏内に存在するか否かを判定する圏内判定部5aと、圏内判定部5aの判定結果に応じて、複数の通信システムから、あらかじめ設定した条件(例えば、電話番号)と対応付けられた通信システムを選択して接続させる通信システム選択・接続部5bとを備えている。さらに、メモリ6は、あらかじめ設定した条件(例えば、電話番号)と最適な通信システムとを対応付けたテーブルを格納する対応付けテーブル格納部6aを備えている、
上述のような機能を備えた制御部5は、CPUなどで構成され、携帯電話機100の各要素と接続されていて、携帯電話機100の全体の制御を行う。例えば、制御部5は、キー操作部7で入力された電話帳の設定をメモリ6に格納したり、メモリ6に記憶された電話帳の設定と発信するダイヤル番号とを比較し、設定内容に応じて通信システムを切り替えたり、通話を行うためのマイク8およびレシーバ9や電話帳の設定画面を表示部10に表示させるなどの各種の制御を行う。
メモリ6は、RAM(Random Access Memory)などで構成され、携帯電話機を動作させるためのプログラム、ユーザデータ、通信システムを切り替える設定情報、及び他の機能の動作条件などを格納する。また、キー操作部7は、数字キー、方向キー、及び特殊キーなどを含む各種キーからの入力を受ける入力回路である。
マイク8及びレシーバ9は、W−CDMA用アンテナ1とW−CDMA用無線部2、および、無線LAN用アンテナ3と無線LAN用無線部4を用いて送受信した音声信号や呼出音信号を音声や音にして入出力する要素である。
表示部10は、液晶表示装置や有機EL(Electroluminescence)表示装置などで構成され、携帯電話機100の各種情報を表示すると共に、メニュー画面、設定画面、及び待ち受け画面などを表示する。
なお、図1は、本実施形態に係る携帯電話機の基本構成であり、上記の基本構成以外にデジタルカメラ機能、テレビ電話機能、テレビ放送受信機能、および非接触ICカード機能などの各種の機能を実現させるための各種機能部を備えていてもよい。
また、図2は、図1に示す携帯電話機100の一例を示す表面外観図であり、表面にはキー操作部7と表示部10が配置され、さらに、表面側の内部にはマイク8およびレシーバ9が内蔵されている。なお、携帯電話機100は、図2に示すような1つの筐体で構成される一体型携帯電話機に限らず、2つの筐体がスライド可能に支持されたスライド型、2つの筐体がヒンジ部で開閉可能に支持された折り畳み型など、任意の形態の携帯電話機とすることができる。
次に、図3のテーブルを参照しながら、図4のフローチャートの流れに沿って携帯電話機100の動作を説明する。最初に、図3を参照して、現在の携帯電話機100に設けられている通信システムの切り替え機能の設定項目について説明する。図3のテーブルにおいて、『No.』は通信システムのコード番号であり、『条件』は通信システムを選択するための条件(ここでは、電話番号)である。また、『通信システム』は条件(電話番号)に対応して切り替えられる通信システムの種類であり、『状態』は設定している条件(電話番号)を通信システムに適用するか否かを示す情報である。すなわち。図3に示すテーブルは、携帯電話機100の電話番号を用いて通信システムの選択するための情報を格納している。
次に、図4のフローチャートを参照して、第1実施形態に係る携帯電話機100の動作について説明する。まず、携帯電話機100でダイヤル発信を行うと(ステップS1)、制御部5の圏内判定部5aは、移動体通信網(すなわち、W−CDMA)と無線LANの2つの通信システムがともに通信可能な圏内であるか否かの判定を行う(ステップS2)。
ここで、制御部5の圏内判定部5aが、2つの通信システムはともに通信可能な圏内にあると判定した場合は(ステップS2でYES)、制御部5の通信システム選択・接続部5bが、ダイヤルする電話番号が第1通信システムに対応する「090」で始まるか否かを判定する(ステップS3)。ここで、電話番号は「090」で始まると判定した場合は(ステップS3のYES)、第1通信システムであるW−CDMAで発信する(ステップS4)。
また、ステップS3の判定処理において、制御部5の通信システム選択・接続部5bが、電話番号は「090」で始まらないと判定した場合は(ステップS3でNO)、制御部5の通信システム選択・接続部5bは、ダイヤルする電話番号が第2通信システムに対応する「050」で始まるか否かを判定する(ステップS5)。ここで、電話番号は「050」で始まると判定した場合は(ステップS5でYES)、第2通信システムである無線LANで発信する(ステップS6)。
一方、ステップS5の判定処理において、電話番号は「050」で始まらないと判定した場合は(ステップS5でNO)、通信可能な圏内に存在する通信システムによって発信を行う(ステップS8)。
また、ステップS2の判定処理において、制御部5の圏内判定部5aは、2つの通信システムはともに通信可能な圏内にないと判定した場合は(ステップS2でNO)、1つの通信システムのみが通信可能な圏内にあるか否かを判定する(ステップS7)。ここで、1つの通信システムのみが通信可能な圏内にあると判定した場合は(ステップS7でYES)、制御部5の通信システム選択・接続部5bは、通信可能な圏内に存在する通信システムによって発信を行わせる(ステップS8)。なお、ステップS7の判定処理において、1つの通信システムも通信可能な圏内に存在しない判定した場合は(ステップS7でNO)、そのまま通信システムの選択処理を終了する(END)。
本発明に係る携帯電話機によれば、選択する通信システムが通信可能な圏内にあることを確認した上で、ダイヤルする電話番号に応じて、例えば、「090」で始まる電話番号であれば該当する移動体通信網を選択し、「050」で始まる電話番号であれば、無線LANを使用したIP電話の通信網を選択するというように、あらかじめ登録されている電話番号に基づいて接続する通信システム(通信網)を決定することができる。
したがって、本発明に係る携帯電話機は、ユーザの期待する通信システムを選択して通信接続することが可能となる。また、本発明にかかる携帯電話機では、発信時において選択する通信システムの決定は、移動無線通信端末の無線構内通信網、及び移動体通信網における在圏状態に基づいて判断することを必須の条件としている。例えば、移動無線通信端末が無線構内通信網の圏外に位置する場合には、移動体通信網を介して通信接続する。すなわち、選択する通信システムの在圏状態を確認した上で、発信する相手先電話番号によって使用する通信システムを自動的に切り替えている。
このようにして、ダイヤルする電話番号によって使用する通信システムを自動的に切り替えることにより、ダイヤル発信が不可能な通信システムを優先して選択していた場合に、手動で切り替えることをユーザに強いたり、気づかずに発信して発信操作の直後に失敗するという使い勝手の悪さを解消することができる。また、通信システムの選択を誤ったために、より高い通話料金をユーザに請求すると言う事態を回避し、料金のより安い通信システムを選択して通話を行うことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る移動無線通信端末について説明する。前述の第1実施形態では、電話番号の最初の3桁の情報を用いて、通信システムを選択する条件を設定したが、第2実施形態では、きめ細かく電話番号ごとに通信システムを選択する条件を設定する方法について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る移動無線通信端末の電話帳画面及び通信システム設定画面を示す図である。図5に示すように、電話帳画面51には、電話番号と、その電話番号に対応する通信システムの情報とが関連付けられて格納されている。また、通信システム設定画面52には、これから電話しようとする電話番号に対応する通信システムを設定する画面が表示される。さらに、その電話番号による電話を終了すると、再び、各電話番号と通信システムが対応付けられた初期の電話帳画面51に戻る。
図6は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機の動作を示すフローチャートである。したがって、図6のフローチャートを参照して、第2実施形態に係る携帯電話機の動作について説明する。まず、携帯電話機100によってダイヤル発信を行う(ステップS11)。次に、制御部5の圏内判定部5aが、移動体通信網(すなわち、W−CDMA)と無線LANの2つの通信システムがともに通信可能な圏内であるか否かの判定を行う(ステップS12)。
ここで、制御部5の圏内判定部5aが、2つの通信システムはともに通信可能な圏内にあると判定した場合は(ステップS12でYES)、制御部5の通信システム選択・接続部5bは、これからダイヤルする電話番号は電話帳の中で通信システムの設定がなされているか否かの判定を行う(ステップS13)。ここで、これからダイヤルする電話番号には通信システムの設定がされていると判定した場合には(ステップS13でYES)、制御部5の通信システム選択・接続部5bは、電話帳に設定されている電話番号に対応した通信システムを選択して発信を行わせる(ステップS14)。
また、ステップS13の判定処理において、これからダイヤルする電話番号には通信システムの設定がされていないと判定した場合には(ステップS13でNO)、制御部5の通信システム選択・接続部5bは、あらかじめ設定されている優先度の順位にしたがって最も優先度の高い通信システムを選択して発信を行わせる(ステップS15)。
また、ステップS12の判定処理において、制御部5の圏内判定部5aは、2つの通信システムはともに通信可能な圏内にないと判定した場合は(ステップS12でNO)、1つの通信システムのみが通信可能な圏内にあるか否かを判定する(ステップS16)。ここで、1つの通信システムのみが通信可能な圏内にあると判定した場合は(ステップS16でYES)、制御部5の通信システム選択・接続部5bは、通信可能な圏内に存在する通信システムによって発信を行わせる(ステップS17)。なお、ステップS16の判定処理において、1つの通信システムも通信可能な圏内に存在しない判定した場合は(ステップS16でNO)、そのまま通信システムの選択処理を終了する(END)。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る移動無線通信端末について説明する。第3実施形態では、上記第1実施形態と第2実施形態を組み合わせて、電話番号によって通信システムを選択する方法について説明する。すなわち、ダイヤルする電話番号が、電話帳の中で通信システムの設定がなされていない場合には、その電話番号が「090」及び「050」で始まるか否かの判定を行い、二つの通信システムの切り替えを行う。
以上、本発明に係る移動無線通信端末の実施形態について、図面を参照して詳述してきたが、この発明の具体的に構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもそれらは本発明に含まれる。
本発明は、複数の通信システムに対して通信機能を備える携帯端末、及びそれらの携帯端末における通信システムの切り替え機能に対して有効に利用することができる。具体的には、無線LAN及び移動体通信網の双方の通信システムに対して通信機能を備える携帯端末、及びそれらの携帯端末における通信システムの切り替え機能に対して有効に利用することができる。
1 W−CDMA用アンテナ
2 W−CDMA用無線部
3 無線LAN用アンテナ
4 無線LAN用無線部
5制御部
5a 圏内判定部
5b 通信システム選択・接続部
6メモリ
6a 対応付けテーブル格納部
7 キー操作部
8マイク
9レシーバ
10 表示部
100 携帯電話機

Claims (8)

  1. 複数の通信システムに対して通信接続が可能な移動無線通信端末であって、
    前記複数の通信システムが、それぞれ、通信可能な圏内に存在するか否かを判定する圏内判定部と、
    あらかじめ設定した条件と最適な通信システムとを対応付けたテーブルを格納する対応付けテーブル格納部と、
    前記圏内判定部の判定結果に応じて、前記対応付けテーブル格納部に格納されたテーブルを参照して、前記複数の通信システムから、あらかじめ設定した条件と対応付けられた通信システムを選択接続させるか否かを決定する通信システム選択・接続部と
    を備え、
    前記通信システム選択・接続部は、
    前記圏内判定部が、前記複数の通信システムのうち何れか一の通信システムのみが通信可能な圏内にあると判定した場合は、前記テーブルを参照することなく通信可能な圏内に存在する当該一の通信システムを選択接続させる
    ことを特徴とする移動無線通信端末。
  2. 前記複数の通信システムは移動体通信網と無線LANであり、かつ、あらかじめ設定した前記条件は発信する電話番号であって、
    前記圏内判定部が、前記移動体通信網と前記無線LANは、それぞれ、通信可能な圏内に存在すると判定したとき、
    前記通信システム選択・接続部は、前記対応付けテーブル格納部に格納されたテーブルを参照して、前記移動体通信網と前記無線LANの2つの通信システムから、あらかじめ設定した電話番号と対応付けられた通信システムを選択接続させることを特徴とする請求項1に記載の移動無線通信端末。
  3. 前記複数の通信システムは移動体通信網と無線LANであり、かつ、あらかじめ設定した前記条件は電話帳に記録された電話番号であって、
    前記圏内判定部が、前記移動体通信網と前記無線LANは、それぞれ、通信可能な圏内に存在すると判定したとき、
    前記通信システム選択・接続部は、前記対応付けテーブル格納部に格納されたテーブルを参照して、前記移動体通信網と前記無線LANの2つの通信システムから、前記電話帳に記録された電話番号と対応付けられた通信システムを選択接続させることを特徴とする請求項1に記載の移動無線通信端末。
  4. 前記通信システム選択・接続部は、発信する電話番号が前記電話帳に記録されていないときは、あらかじめ設定した優先順位にしたがって、最も優先順位の高い通信システムを選択接続させることを特徴とする請求項3に記載の移動無線通信端末。
  5. 複数の通信システムに対して通信接続可能な移動無線通信端末が所望の通信システムを選択するための移動無線通信端末の制御方法であって、
    あらかじめ設定した条件と最適な通信システムとを対応付けたテーブルを格納する第1のステップと、
    前記複数の通信システムが、それぞれ、通信可能な圏内に存在するか否かを判定する第2のステップと、
    前記第2のステップにおける判定結果に応じて、前記テーブルを参照しながら、前記複数の通信システムから、あらかじめ設定した条件と対応付けられた通信システムを選択接続させるか否かを決定する第3のステップと、
    を含み、
    前記第3のステップにおいて、
    前記第2のステップで、前記複数の通信システムのうち何れか一の通信システムのみが通信可能な圏内にあると判定した場合は、前記テーブルを参照することなく通信可能な圏内に存在する当該一の通信システムを選択接続させる
    ことを特徴とする移動無線通信端末の制御方法。
  6. 前記複数の通信システムは移動体通信網と無線LANであり、かつ、あらかじめ設定した前記条件は発信する電話番号であって、
    前記第2のステップにおいて、前記移動体通信網と前記無線LANは、それぞれ、通信可能な圏内に存在すると判定されたとき、
    前記第3のステップにおいて、前記テーブルを参照しながら、前記移動体通信網と前記無線LANの2つの通信システムから、あらかじめ設定した電話番号と対応付けられた通信システムを選択接続させることを特徴とする請求項5に記載の移動無線通信端末の制御方法。
  7. 前記複数の通信システムは移動体通信網と無線LANであり、かつ、あらかじめ設定した前記条件は電話帳に記録された電話番号であって、
    前記第2のステップにおいて、前記移動体通信網と前記無線LANは、それぞれ、通信可能な圏内に存在すると判定されたとき、
    前記第3のステップにおいて、前記テーブルを参照しながら、前記移動体通信網と前記無線LANの2つの通信システムから、前記電話帳に記録された電話番号と対応付けられた通信システムを選択接続させることを特徴とする請求項5に記載の移動無線通信端末の制御方法。
  8. 前記第3のステップにおいて、発信する電話番号が前記電話帳に記録されていないときは、あらかじめ設定した優先順位にしたがって、最も優先順位の高い通信システムを選択接続させることを特徴とする請求項7に記載の移動無線通信端末の制御方法。
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