JP2005176101A - マルチバンド通話方式を備える携帯電話機における発信方法 - Google Patents

マルチバンド通話方式を備える携帯電話機における発信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 発信時に通信方式を自動で選択する場合に、予め電話番号に対して設定した特定の通信方式が常に優先して選択されるのではなく、ユーザの意図が反映されていると考えられる発信前に選択している通信方式にも基づいて通信方式を選択して発信する携帯電話機を提供する。
【解決手段】 本発明に係る携帯端末は、発信処理を行う時、ユーザによって端末に設定され保持されている通信方式(モード)と同じ発信モードと関連付けられた電話番号の電話帳登録があるか否かを検索し(S003)、ある場合はその電話番号を選択して(S004)、端末に設定され保持されているモードにて発信を行う(S005)。
【選択図】 図2

Description

本発明はマルチバンド携帯電話機における、通話方式の切り替えに関する。
現在、PHSやGSMやPDCやUMTSなどといった様々な通信方式による携帯電話の通信サービスが提供されている。それぞれの通信方式は通信費用、通話品質、通信速度などで異なる特性をもつが、1つの携帯電話機で複数の通信方式を利用できるようなマルチバンド携帯電話機が提案され、利用されるようになってきた。
このようなマルチバンド携帯電話機では、ユーザは通信費用や電波状況などに応じて、どの通信方式を用いるかを予め選択しておき、その通信方式で受信待ち受け、及び発信をすることが可能である。
このような従来の機能に加えて、発信を行う毎に、発信電話番号に応じてユーザが登録しておいた通信方式に切り替えて発信可能な機能を付加した携帯電話機が、特許文献1で開示されている。
このような携帯電話機では、発信を行う毎に通信方式を選択するための操作が不要になり、操作性に優れている。
特開2001−119452号公報
しかしながら、このような携帯電話機においては常に、登録しておいた発信電話番号に応じた通信方式に切り替えて発信するために、ユーザが予め通信費用や電波状況などに応じて受信待ち受け、及び発信のために選択していた通信方式を用いて発信されない場合があり問題である。
そこで本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、発信時に通信方式を選択する場合に、常に登録しておいた発信電話番号に応じた通信方式のみが優先して選択されるのではなく、ユーザの意図が反映されていると考えられる発信前に選択している通信方式にも基づいて通信方式を選択して発信する携帯電話機を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、本発明に係る携帯端末は、複数の通信方式の1つを選択して外部端末と通信を行うマルチバンド携帯端末であって、前記複数の通信方式の何れかをユーザ指示に応じて選択して保持する通信方式保持手段と、電話番号と、前記複数の通信方式の何れかの通信方式とを関連付けた情報である通信方式決定情報をグループ化して記憶する記憶手段と、前記通信方式決定情報のグループを特定するために必要な情報を含んだユーザの発信指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段で発信指示を受け付けた場合、当該発信指示で特定されるグループ内の前記通信方式決定情報の前記通信方式のうち、通信方式保持手段で保持されている前記通信方式と、一致する前記通信方式に関連付けられた電話番号を選択して発信する発信手段と、を備えることを特徴とする
ここで、発信前に携帯端末に設定されて保持されていた通信方式は、その通信方式を続けて使いたいというユーザの意図が反映されていると考えられる。本発明に係る携帯端末は上記のように構成されるため、その発信前に携帯端末に設定されて保持されていた通信方式と予め対応付けられた電話番号が選択され発信できるようになり、ユーザが望まない通信方式が選ばれてしまう場合がなくなり、改めてユーザが通信方式を選択しなおして切り替える煩雑な操作が軽減される。
また、前記受付手段が受け付ける前記通信方式決定情報のグループを特定するために必要な情報は、特定の前記グループを指定する情報であって、前記発信手段は、前記受付手段で受け付けた前記情報により指定される特定の前記グループ内の前記通信方式決定情報の前記通信方式のうち、通信方式保持手段で選択した前記通信方式と一致する前記通信方式に関連付けられた電話番号を選択して発信することを特徴とするとしてもよい。
このようにするだけで、例えば電話番号を同一人物でグループ化して登録した場合、人物を指定して発信する時、その人物に対して登録された電話番号のうち、端末に設定されて保持されている通信方式に一致した通信方式と対応付けられた電話番号にその通信方式を用いて発信することが可能になり、ユーザが望まない通信方式が選ばれてしまう場合がなくなり、改めてユーザが通信方式を選択しなおして切り替える煩雑な操作が軽減される。
また、前記受付手段が受け付ける前記通信方式決定情報のグループを特定するために必要な情報は、前記通信方式決定情報に登録されている電話番号であって、前記発信手段は、前記電話番号を含む前記通信方式決定情報のグループを特定し、当該グループ内の前記通信方式決定情報の前記通信方式のうち、通信方式保持手段で選択した前記通信方式と一致する前記通信方式に関連付けられた電話番号を選択して発信することを特徴とするとしてもよい。
このようにするだけで、例えば電話番号を同一人物でグループ化して登録した場合、電話番号を指定して発信する時、その電話番号が登録された人物に対して登録された複数の電話番号のうち、端末に設定されて保持されている通信方式に一致した通信方式と対応付けられた電話番号にその通信方式を用いて、目的の相手に対して発信することが可能になになり、ユーザが望まない通信方式が選ばれてしまう場合がなくなり、改めてユーザが通信方式を選択しなおして切り替える煩雑な操作が軽減される。
また、前記発信手段はさらに、一致する前記通信方式と対応する電話番号がない場合に、ユーザに対してその旨報知する手段を有することを特徴とする、としてもよい。このようにするだけで、ユーザは現在端末に設定して保持している通信方式を用いて、記憶している通信方式に基づいた発信が出来ないことを知ることができる。
また、前記発信手段はさらに、一致する前記通信方式に関連付けられた電話番号がない場合に、記憶手段によって記憶されている前記通信方式決定情報の何れかの電話番号を選択して、当該電話番号に対応付けられた前記通信方式で当該電話番号に発信することを特徴とする、としてもよい。
これにより、現在端末に設定して保持している通信方式を用いて、記憶している通信方式に基づいた発信が出来ない場合でも、記憶している通信方式に切り替えて発信することが可能になり、手動で通信方式を切り替えて発信する煩雑な操作が不要になる。
以下、本発明の実施の形態に係る携帯電話機を図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態では、第1の通信システムとしてGSM(Global System for Mobile Communications)、第2の通信システムとしてPHS(Personal Handyphone System)がそれぞれ用いられるものとする。
<構成>
図1は本発明に係る携帯電話機1の構成を示すブロック図である。この携帯電話機1は、二つの独立した移動体通信方式であるPHSとGSMによる発信受信を行うことが可能な従来のデュアルバンド携帯電話機に、後で詳しく述べる従来とは異なるアルゴリズムに従う制御動作を行うようにしたものである。
この携帯電話機1は、共通アンテナ001、GSM無線部003、PHS無線部002、制御部005、音声出力部006、音声入力部007、入力部009、表示部008、記憶部004から構成されている。
共通アンテナ001は、GSM無線部003及びPHS無線部002からの各電気信号を電磁波に変換して携帯電話機1の外部に放出する機能を有する。また、この共通アンテナ001は、基地局(図示しない)からの電磁波を受信して電気信号に変換する機能を有する。変換された電気信号は、GSM無線部003またはPHS無線部002に伝送される。
GSM無線部003及びPHS無線部002は共通アンテナ001から供給された電気信号を復調して受信データとして制御部005に送出する機能を有する。GSM無線部003及びPHS無線部002はさらに制御部005からの送信データを変調して共通アンテナ001に送出する機能を有する。
音声出力部006は、制御部005からの音声信号に基づいて受信された音声を発生する。音声入力部007は、送信する音声を電気信号に変換し制御部005に供給する。入力部009には、例えば電源を投入するための電源スイッチ、ダイアル番号を入力するためのテンキー等が設けられている。入力部009は使用者が上記テンキー等を用いて入力した操作情報を制御部005に伝送する機能を有する。表示部008は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)で構成され、制御部005が、日付、時刻、受信された電界強度、ダイアル番号、その他種々のメッセージを表示する機能を有する。
記憶部004は、制御部005で実行されるプログラムやデータを記憶するメモリ群であり、不揮発性メモリの領域と、揮発性メモリの領域で構成される。
記憶部004に記憶されているデータには後で詳しく説明する電話帳データが含まれる。さらに、公知従来の携帯電話機と同じように、着信履歴及び発信履歴が記憶部004に記憶されている。これらのデータが記憶されている領域は記憶部004のうち、携帯電話機1の電源がオフにされても、データが消滅してしまうことのない不揮発性メモリの領域である。
制御部005は、記憶部004に記憶されたプログラム及び、入力部009から取得した操作情報に従って処理を行うことにより、携帯電話機1の各部を制御する機能を有する。この制御部005は、例えばマイクロプロセッサ(CPU)で構成することができる。
制御部005は、GSM無線部003とPHS無線部002を切り替えて、何れかの無線部を通じて信号をやり取りすることによって、それぞれGSM或いはPHSの通信方式での発信受信を行うことができる。ユーザはどちらの通信方式を用いて発信受信するか(以後"モード"と呼ぶ)を、入力部009に備えられた設定ボタン等を押下することによって設定することが可能であり、制御部005は設定されたモードに切り替えてそのモードを保持し、発信受信を行う。また、何れのモードが設定されて保持されているかについての情報は記憶部004に格納されている。
<データ>
以下、記憶部004に格納される電話帳データについて説明する。
図3は電話帳データ100の構成及び内容例を示す図である。電話帳データ100は、グループ101、相手先102、電話番号103、発信モード104を含んで構成されるデータである。
発信モード104は、どのモードを用いて電話番号103を発信するか電話番号103と対応付けたデータであり、相手先102は電話番号103の詳細を示し、グループ101は、それらの相手先を例えば人物でグループ化したデータである。これらは、使用者が入力部009を用いて設定することが可能である。
例えば電話番号103を電話帳データ100に登録を登録する際には、図4に示すように制御部005は表示部200の表示部位201に、その電話番号103を、PHSまたはGSMどちらの発信モードに登録するかを尋ねる表示を行うための処理を行い、それに応じたユーザが、表示部位202または表示部位203に対応する入力部009に備えられた設定ボタンを押下することによってPHSまたはGSMモードが1つの電話番号103に対して登録され、記憶部004に格納される。
さらに、着信履歴、発信履歴は公知従来の携帯電話機と同様に記憶部004に格納されており、それらの履歴データは、電話番号、着信/発信時刻などを含んで構成される。
<動作>
次に、上記のように構成される携帯電話機1の動作を説明する。ただし、発信以外の動作については従来公知の携帯電話機と同様の動作であるので、本明細書では記述しない。
ユーザが発信を行う際には次の4つの方法で発信を行うことが可能である。すなわち、電話帳から人を指定して発信する、電話帳から電話番号を指定して発信する、電話番号を直接入力して発信する、着信履歴あるいは、発信履歴から発信する、の4つの方法である。
図5は、ユーザが入力部009に備えられた設定ボタン等を押下することにより、電話帳データ100を表示する旨の命令が制御部005に伝えられ、それを受けた制御部005が表示部300に電話帳データ100のうちグループ101を表示部位301に示した例である。
ユーザは表示部位301に示されたグループ101を、ユーザは入力部009に備えられた設定ボタン等を押下することにより選択することが可能であって、選択した後、例えば表示部位302に対応する入力部009に備えられた設定ボタンあるいは発信ボタン等を押下等することによって、選択したグループ101が示す人を指定して発信することができる。
また、ユーザは表示部位301に示されたグループ101の何れかを選択して、例えば表示部位303に対応する入力部009に備えられた設定ボタン等を押下等することによって、電話帳データ100の詳細な表示画面を表示させて編集することが可能である。
図6は電話帳データ100の詳細な表示画面の例である。表示画面400は、電話帳データ100の電話番号103及びそれに対応して設定された発信モード104を表示する表示部位401を備え、ユーザは入力部009に備えられた設定ボタン等を押下することにより発信モードと対応付けられた電話番号を選択することが可能であって、選択した後、例えば表示部位402に対応する入力部009に備えられた設定ボタンあるいは発信ボタン等を押下等することによって、電話番号を指定して発信することができる。
さらに、ユーザは公知従来の携帯電話機が備える機能と同様に、記憶部004に格納された着信履歴及び発信履歴を参照して、電話番号を指定して発信する機能を有し、また勿論、直接電話番号を入力して発信することが可能である。
図2は携帯電話機1の発信処理を示すフローチャートである。
同図に示す発信処理は、例えばユーザによって入力部009から発信指示がなされたときに、制御部005がその指示に対応して各機能部を制御して発信を行う処理である。
電話帳データ100のグループ101あるいは、電話番号を指定した発信指示を入力部009から受けた制御部005は、その発信指示が、電話帳データ100のグループ101で示される人を指定した発信指示の場合(ステップS001でYES)、処理をステップS003に移す。電話帳データ100に登録された人を指定した発信指示ではなく電話番号を指定した発信指示の場合、処理をステップS002に移す。ただし、ここでは着信履歴及び発信履歴からの発信も電話番号を指定した発信指示に含む。
ステップS002では、制御部005は、記憶部004から電話帳データ100を読み込み、受け付けた電話番号と一致する電話番号103を電話帳データ100から検索して発見した場合、処理をステップS003に移す。発見できなかった場合は、設定されて保持されている発信モードを記憶部004から読み込み、そのモードで、指定された電話番号の発信を行う(ステップS005)。
さて、ステップS003では制御部005はまず、設定されて保持されている発信モードを記憶部004から読み込む。次に、その同じモードでの電話番号の登録があるか否かを電話帳データ100を検索する(ステップS003)。ただしここでその検索範囲は、電話帳データ100のグループ101で示される人を指定した発信指示の場合は、そのグループ101内であり、電話番号を指定した発信指示の場合はその電話番号103が登録されたグループ101内である。
ここで、その同じモードに設定された電話番号の登録が電話帳データ100にあった場合(ステップS003でYES)、その電話番号を選択して(ステップS004)、設定されて保持されている発信モードにて発信を行う(ステップS005)。しかしながら、その同じモードに設定された電話番号の登録が電話帳データ100になかった場合(ステップS003でNO)、制御部005は処理をステップS006に移す。
ステップS006で制御部005は、発信指示が電話番号を指定した指示の場合はその電話番号を選択する。発信指示が、電話帳データ100のグループ101で示される人を指定した発信指示の場合は、例えばそのグループ101内を検索して最初に発見した電話番号を選択する。ここで、電話帳データ100に、電話番号103のそれぞれに対して電話帳データ100に登録した日時のフィールドを新たに加えて、グループ101内で最初に登録した電話番号を選択するとしてもよい。
制御部005は、現在設定されて保持されているモードから、電話帳データ100にて選択した電話番号103に対応付けられている発信モード104に、切り替えて処理を続行してよいか否かをユーザに問う画面を表示部008に表示するための処理を行う。図7にその例を示す。
同図に示すように、表示部500はその旨を問う内容を表示する表示部位501を備え、ユーザは、例えば表示部位502及び503に対応する入力部009に備えられた設定ボタン等を押下等することによって、処理を続行するか否かの選択をすることが可能である。
ここで、ユーザが処理を続行する選択をした場合(ステップS007でYES)、制御部005は、現在設定されて保持されているモードから、電話帳データ100にて選択した電話番号103に対応付けられている発信モード104に、切り替えて(ステップS008)、選択した電話番号で発信する(ステップS005)。
ステップS007でユーザが処理を続行しない選択をした場合(ステップS007でNO)、制御部005は処理を終える。
以下、図3に示した電話帳データ100を記憶部004に格納していると仮定した携帯電話機1の動作を説明する。ただし、携帯電話機1のモードはPHSに設定されていることとする。
まず、ユーザが入力部009に備えられた入力ボタン等を押下することにより、電話帳データ100が表示された場合の画面例が図5である。ここでユーザが入力部009に備えられた入力ボタン等を押下することによって、図に示すように「三洋二郎」を選択して、発信する旨を入力部009から入力した場合の処理を以下に述べる。
電話帳データ100のグループ101で示される人を指定した発信指示を受けた制御部005はステップS001から処理をステップS003に移す。
ステップS003において、制御部005はまず現在設定されて保持されているモード(この場合PHS)を記憶部004から読み込み、電話帳データ100の「三洋二郎」のグループ内に、「PHS」で登録されている電話番号103があるか検索する。図3に示すデータの場合、「○×○−□△○×−××××」が「PHS」に登録されているので(ステップS003でYES)、制御部005はその電話番号「○×○−□△○×−××××」を選択して(ステップS004)PHSモードで発信して(ステップS005)、発信処理を終える。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態においては、GSM及びPHSといった2つの通信方式に適応可能な携帯電話機について説明したが、通信方式は上記に限定されない。例えば、GSMとUMTSでもよいし、PDCとPHSでもよい。また2つではなく3つ以上の通信方式に適応した携帯電話機にも適用可能である。
(2)上記実施の形態においては、ユーザは携帯電話機が利用できる複数の通信方式のうち何れかの通信方式に設定してその通信方式を保持することが可能であるとしたが、複数の通信方式を同時に保持することが可能であるとしてもよい。
(3)上記実施の形態においては、電話帳データ100で1つの電話番号103に対して1つの発信モード104を登録するとしたが、複数の発信モード104が登録できるとしても良いし、発信モード104を登録しなくてもよい。通信方式を登録しない場合は常に、携帯電話機が設定して保持しているモードにて発信が行われる。
(4)上記実施の形態においては、ステップS007にて、ユーザが処理の続行しない選択をした場合(ステップS007でNO)、制御部005は処理を終える、としたが、制御部005は現在設定されて保持されているモードにて、選択した電話番号を発信するとしてもよい。
(5)上記実施の形態においては、登録済みの電話番号が入力され発信指示された場合(S002でYES)も、入力した電話番号と同じグループに登録されている電話番号のうち、携帯電話機が設定して保持しているモードと一致するモードに関連付けされている電話番号を
選択して発信する(S003〜S005)としたが、電話帳に登録済みの電話番号が指定された発信指示の場合、その電話番号に関連付けて登録されているモードに切り替えて、その電話番号を発信するとしてもよい。
(6)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよい。
本発明に係る携帯端末は、発信時に通信方式を選択する場合に、常に登録しておいた発信電話番号に応じた通信方式のみが優先して選択されるのではなく、ユーザの意図が反映されていると考えられる発信前に選択している通信方式にも基づいて通信方式を選択して発信するために、複数の通信方式に対応したマルチバンド携帯端末等に有用である。
本発明に係る携帯電話機1の構成を示すブロック図である。 携帯電話機1の発信処理を示すフローチャートである。 電話帳データ100の構成及び内容例を示す図である。 携帯電話機1の表示部008の表示例である。 携帯電話機1の表示部008の表示例である。 携帯電話機1の表示部008の表示例である。 携帯電話機1の表示部008の表示例である。
符号の説明
1 携帯電話機
001 共通アンテナ
002 PHS無線部
003 GSM無線部
004 記憶部
005 制御部
006 音声出力部
007 音声入力部
008 表示部
009 入力部

Claims (6)

  1. 複数の通信方式の1つを選択して外部端末と通信を行うマルチバンド携帯端末であって、
    前記複数の通信方式の何れかをユーザ指示に応じて選択して保持する通信方式保持手段と、
    電話番号と、前記複数の通信方式の何れかの通信方式とを関連付けた情報である通信方式決定情報をグループ化して記憶する記憶手段と、
    前記通信方式決定情報のグループを特定するために必要な情報を含んだユーザの発信指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で発信指示を受け付けた場合、当該発信指示で特定されるグループ内の前記通信方式決定情報の前記通信方式のうち、通信方式保持手段で保持されている前記通信方式と、一致する前記通信方式に関連付けられた電話番号を選択して発信する発信手段と、
    を備えることを特徴とする
    マルチバンド携帯端末。
  2. 前記受付手段が受け付ける前記通信方式決定情報のグループを特定するために必要な情報は、特定の前記グループを指定する情報であって、
    前記発信手段は、前記受付手段で受け付けた前記情報により指定される特定の前記グループ内の前記通信方式決定情報の前記通信方式のうち、通信方式保持手段で選択した前記通信方式と一致する前記通信方式に関連付けられた電話番号を選択して発信する
    ことを特徴とする
    請求項1記載のマルチバンド携帯端末。
  3. 前記受付手段が受け付ける前記通信方式決定情報のグループを特定するために必要な情報は、前記通信方式決定情報に登録されている電話番号であって、
    前記発信手段は、前記電話番号を含む前記通信方式決定情報のグループを特定し、当該グループ内の前記通信方式決定情報の前記通信方式のうち、通信方式保持手段で選択した前記通信方式と一致する前記通信方式に関連付けられた電話番号を選択して発信する
    ことを特徴とする
    請求項1記載のマルチバンド携帯端末。
  4. 前記発信手段はさらに、一致する前記通信方式に関連付けられた電話番号がない場合に、ユーザに対してその旨報知する手段を有することを特徴とする、
    請求項1、2、3記載のマルチバンド携帯端末。
  5. 前記発信手段はさらに、一致する前記通信方式に関連付けられた電話番号がない場合に、記憶手段によって記憶されている前記通信方式決定情報の何れかの電話番号を選択して、当該電話番号に対応付けられた前記通信方式で当該電話番号に発信することを特徴とする、
    請求項1、2、3、4記載のマルチバンド携帯端末。
  6. CPUを備える携帯端末に複数の通信方式の1つを選択して外部端末と通信させるためのプログラムであって、
    前記複数の通信方式の何れかをユーザ指示に応じて選択して保持する通信方式保持ステップと、
    電話番号と、前記複数の通信方式の何れかの通信方式とを関連付けた情報である通信方式決定情報をグループ化して記憶する記憶ステップと、
    前記通信方式決定情報のグループを特定するために必要な情報を含んだユーザの発信指示を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで発信指示を受け付けた場合、当該発信指示で特定されるグループ内の前記通信方式決定情報の前記通信方式のうち、通信方式保持ステップで保持されている前記通信方式と、一致する前記通信方式に関連付けられた電話番号を選択して発信する発信ステップと、
    を含むことを特徴とする
    プログラム。
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