JP5497168B2 - 浚渫船システム - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、海底から物質を回収し、この回収済み物質を船外のバージに放出する、専用の浮動浚渫用船舶に関する。
先行技術では、JP201247077号またはJP2001348905号のいずれかの図1〜図4に図示される浚渫船が知られている。この浚渫船は、
船体および甲板を有する構造物と、
浚渫船を操舵して前方へ移動させるための操舵手段およびモーターと、
上記甲板上に設けられたリールと、
上記リールに巻き取られる、あるいは、展開されて水へ降ろされるように構成された、細長い可撓性吸引ホースと、
この可撓性吸引ホースの第1の端部に接続され、海底に置かれると下方からの吸引を行うために、下向きに開口した第1の自由端部を有する非自走式の剛性浚渫ヘッドと、
可撓性吸引ホースに接続された、上記物質と水との混合物を通過させて吸引するためのポンプと、
上記甲板上に設置されるとともに、剛性浚渫ヘッドおよび懸垂用ロープ長制御部の両方に接続し巻いたり解いたりできるように構成された懸垂用ロープを備え、
*船上の動作停止位置と船外の動作位置との間で可撓性吸引ホースおよび剛性浚渫ヘッド(11)を移動させる、
*可撓性吸引ホースおよび剛性浚渫ヘッドを水中に降ろし、引き上げるためのホイスト手段と、
*第1の端部を介して可撓性吸引ホースに接続され、かつ
*第2の端部において、回収済み物質を通過させて船外の上記バージに放出するための移送ヘッドによって延びた、少なくとも1つの移送チューブと、を備え、
上記移送チューブおよび移送ヘッドは、甲板に対し相対移動し、
*格納区画では甲板上に格納され、
*かつ、回収済み物質を船外へ放出しなければならないときには、浚渫船(1)の外部において配備区画に配備されるように構成されている。
一般に、本発明は、特に浚渫された物質の陸揚げが可能な港から遠く離れた外海で船舶が浚渫しなければならない場合に、浚渫された物質の回収速度を上昇させることを目的としている。
具体的に、JP201247077号またはJP2001348905号のいずれかの開示を考慮すれば、解決する問題は、海底の浚渫区域すべてを探索する速さを改善すること、および、物質を吸引し、そしてその吸引した物質をバージに移す効率および安全性を改善することである。
結果として、一方では吸上げ速度を上げること、他方では浚渫された物質の運搬を考慮する。
少なくともこのような課題の一部を解決するための提案を以下に記す。すなわち、
上記ホイスト手段は、
*浚渫船が前方へ移動し物質が吸引されているときに、水中に降ろされた状態の可撓性吸引ホースおよび剛性浚渫ヘッドを牽引する、
*一方では、後方を向きかつ海底に置かれた第1の自由端部を有する剛性浚渫ヘッドの傾斜を制御するように構成され、
上記リールから展開された可撓性吸引ホースの長さを制御するために、吸引ホース長制御部が備えられ、
浚渫船が前方へ移動し物質が吸引されているときに、剛性浚渫ヘッドと海面との間で所定の長さを有する可撓性吸引ホースが、剛性浚渫ヘッドの傾斜の如何に関わらず上記所定の長さで湾曲するように、可撓性吸引ホースにおける展開された部分の長さ、および、懸垂用ロープにおける解かれた部分の長さのいずれか一方に合わせて他方を調節するために、上記吸引ホース長制御部および上記懸垂用ロープ長制御部の両方に接続された主要長さ制御部が備えられている。
上記課題との関連において提供され得る別の可能な仕様の1つとして、上記移送チューブと可撓性吸引ホースとの間の接続部は、回収済み物質を上記本浚渫船上で格納するためのピットもホッパーもなしに、水を含む吸引したすべての混合物を、移送ヘッドを介して浚渫船の外部の上記バージに放出させるように構成されていることが好ましい。
さらに、海底の浚渫区域から水中の物質を回収して放出する際の上記短所の少なくとも一部を解決することを目的とする浚渫方法(船舶の部品を部分的に設計または製造すること、および、船舶を操縦して航行することを含む)についても本発明の対象とする。本方法は、
浚渫船に設置された回転リールに巻き取られ、展開されるように構成された可撓性ホースを介して、航行中の浚渫船に接続された、水中に降ろした浚渫ヘッドの第1の自由端部から、上記可撓性ホースを介して水と物質(3)との混合物を吸引するステップと、
上記浚渫船から一群のバージのうちの1つに物質を移送するステップと、を含む浚渫方法(1)であって、
上記吸引ステップでは、上記混合物を吸引し、一方では、
*浚渫船が上記海底の浚渫区域を前方へ航行し、
*水中に降ろした浚渫ヘッドおよび可撓性吸引ホースを浚渫船(1)によって牽引し、
*浚渫ヘッドの第1の自由端部が後方を向いて海底に置かれるように、水中に降ろした浚渫ヘッドの水中での傾斜を制御し、
*水中に降ろした部分の長さが可変である可撓性吸引ホースが浚渫ヘッドの傾斜の如何に関わらず上記水中に降ろした部分が湾曲するように、可撓性吸引ホースにおける水中に降ろした部分の長さを調整し、
上記移送ステップでは、混合物を吸引しながら物質を移送する。
蓄積された物質を浚渫船には一切格納せず、可撓性吸引ホースを介して混合物を吸引しながら、浚渫船に並んで航行中の上記一群のバージ27のうちの1つに、吸引した混合物をただちに移送する。
好ましくは、同目的を達成するために、
牽引される可撓性吸引ホースの曲率を、懸垂用ロープの解かれた部分の長さに応じて変化させること、および/または、
上記屈曲性を有する吸引ホースの水中に降ろした部分の長さを調整するステップでは、上記剛性浚渫ヘッドが海底に置かれて吸引している間は、可撓性吸引ホースが長手方向に緩められるように、この長さを調節することを含むことが好ましい。
さらに、上記の課題に対して解決策を提供するために、以下のようなアッセンブリについても本発明の対象とする。すなわち、本アッセンブリは、
上述の特徴点のうちの少なくとも一部を備えた浮動浚渫用船舶と、
この浚渫船に並んで浮動しているバージと、を備え、
上記バージが所定の容積を有する船荷室を備え、
この船荷室が上向きに開口し、水を含めた上記混合物が積み込まれ、
船荷室に積み込まれた回収済み物質が上記所定の容積に対応する量を超えた際には、この上向きの開口によって、水は船荷室から溢れて流出することができる、アッセンブリである。
添付の図面を参照しながら、特に浚渫船および方法に関する詳細について、さらなる特徴および利点とともに、次にさらに記載する。ただし、本発明は図面に一切限定されるものではない。
図1は、浚渫された混合物を積み込むように構成されたバージを記号で示すと共に、上から見た浚渫船の好適な実施形態を示している。
図2は、横方向(矢印II)から見た、浚渫船を示している。
図3は、上から見た、浚渫船(本質的にはバージである)におけるいくつかの要素を示している。
図4は、浚渫船とバージとの間での積み替えの一例を示している。
図5は、図2と同じように見た図であり、縮小して示している。
図6および図8は、横方向(図2と同じ方向)から見た、連続する2つの代替的な実施形態を示している。
図7は、図6をバージとともに上から見た様子を示す図である。
図1および図2には、各種物質3を水3aから吸上げて、該物質を船外へ放出する、専用の浮動浚渫用船舶1のベストモードを示す。なお、船外へ放出された物質は、他船によって所定の目的地まで搬送される。
物質とは、砂、砂利、堆積物などの、海底から吸引可能である任意の物質を意味している。
海底とは、海洋(または海もしくは任意の水面)の底を意味している。
上記船舶1は、(後部)甲板10によってカバーされた船体1aを備えた構造物100を有する。(後部)甲板10には、前方に船橋楼甲板12が立設している。
浚渫船1の甲板10の上には、以下の各手段が設けられている。すなわち、細長い可撓性吸引ホース7を巻き取るように構成された回転リール5と、この吸引ホースを水中に降ろし、引き上げ、および、牽引するためのホイスト手段9と、可撓性吸引ホース7の第1の端部7aに設置された、各種物質3を浚渫するための剛性浚渫ヘッド11と、吸引ホースに接続された、該物質と水との混合物を通過させて吸引するためのポンプ手段13と、吸引した混合物(物質と水)を浚渫船の外部に放出するように構成された一群の移送ヘッド15bを有する放出ユニット15と、浚渫船上の吸引ホース7と放出ユニット15との間に設置された、吸引した混合物を吸引ホースから放出ユニットへ移送するための移送パイプユニット17とである。
上記剛性浚渫ヘッド11は、長軸11cを有する細長い構造物である。本構造物11は非自走式である。つまり、(水中)車両(例えば、仏国特許出願公開第2919015号明細書に開示されている車両32)ではない。
この剛性浚渫ヘッド11は、海底30に置かれたときに下方からの吸引を行うために下向きに開口している第1の自由端部11aを有する。
リール5は、横軸を中心として回転する。
このリールから、吸引ホース7は水中に解かれ得、ポンプ13が動作中には、上記各種物質、さらに、すべての混合物(水および回収した物質)を上方へ放出するようになっている。
吸引ホース7は、好ましくは、可撓性弾性物質からなるチューブであり、機械的に補強されていてもよい。
浚渫作業は特に外海において実施されることがあり、ホース7はリール5の周囲に巻かれるので、ホースの長さは船舶の長さより長い。
(甲板10上の後方の位置に配置された)ホイスト手段9よりも前方(FW)の船舶の区画から浚渫ヘッド11を水中で牽引するために、浚渫船は牽引手段21をさらに備えている。図2には、牽引手段21/21aが好適に、船体1aの前部10’aと浚渫ヘッド11との間で延びることが示されている。
また、上記ホイスト手段9およびリール5は、可撓性吸引ホース7が、浚渫ヘッド11とともに、次に説明する第1の動作停止位置と第2の動作位置との間で移動できるように、該甲板上に設置される。第1の動作停止位置は、舷側10aの甲板の上方の、船体の第1の舷側100aの近くに位置している。また、第2の動作位置は、船体の第1の舷側100aに沿って斜め下の方向にぶら下げられることによって水中に位置している。
上記第1の舷側100aは、右舷であっても左舷であってもよい。
可撓性吸引ホース/浚渫ヘッドのアッセンブリ部が移動しやすくすることを考慮して、可撓性吸引ホースを巻き取るためのリール5の回転の中心となるリール5の軸5aは、好ましくは、船舶の横転軸1aにほぼ平行である。
船舶の全体的な安定性のためには、軸5aを横転軸1aに平行に設置することは、価値のある解決策となるはずである(図1を参照)。
図2に示すように、牽引手段は、船舶が航行中に浚渫ヘッドを水中で操舵できるように、船舶(船体1a)と浚渫ヘッド11との間で長さが可変となるケーブル21aを備えていることが好ましい。
ロール(つまりドラム)22aはモーター(ウインチ)手段22bに連結されており、牽引手段の長さは水深(図2においてLと記す)の関数として調節可能である。
好ましくは、図示するようにアッセンブリ7/11を船体の舷側100aに沿ってぶら下げることが可能であれば、ドラム22aは好ましくは、上記舷側10a/100aに近い前方に設置される。モーター手段22bは、好ましくは、船首の近くに配置された船橋楼甲板12から操作される。
ドラム22aを、相対的に低い後部甲板10に比べて高い位置に設けられている前部甲板100上に配置することは好適である。なんらかの問題が万一発生しても、より速く安全に手を打つことができる。また、牽引手段の長さを調節することは非常に重要となり得るので、一層好適である。
前部甲板100は、船橋楼甲板12の近くに、船橋楼甲板12よりも前方に配置されている。
図1に示すように、移送パイプユニット17は、甲板10上に設けられており、好適には、剛性パイプ17aを備えている。パイプ17aは、浚渫船の甲板の上方に配置され該甲板に固定されており、吸引した混合物を可撓性ホース7から放出ユニット15へ移送するためのものである。
浚渫作業の速さおよび効率を改善するために、図3および図4は、放出ユニット15が、好ましくは、第1の端部170aでは移送パイプユニット17に、また、第2の端部151bでは移送ヘッド15bに接続される剛性チューブ15aを備えることを示している。
同図に示すように、上記移送ヘッド15bはチューブ15aに対し横断して延びており、浚渫船の外部に配置されるように構成されている。
同図に示すように、上記放出チューブ15aおよび移送ヘッド15bは横断する方向に向いており、また、上記ヘッドは船舶の長軸および隣のバージの長軸のどちらにも平行に延びており(図1を参照)、その結果、対応する細長い通路が物質に対して供される。
図1に示すように、一群の平行な放出チューブ15a/ヘッド15bが、船体1aの第2の舷側100bに沿って設けられる(図4も参照)。
上記記載および図面から、可撓性ホース7は、剛性浚渫ヘッド11およびポンプ13とともに、図面中の船舶の一方の舷(右舷または左舷)100aを跨いで昇降させられるように構成されていることが理解できるであろう。
この目的を達成するために、ケーブル26を有し、好ましくは浚渫ヘッド11に接続された上記ホイスト手段9は、甲板10の舷側10aに設置されている。
ケーブル26は、巻いたりほどいたりできるように構成され、かつ剛性浚渫ヘッド11および懸垂用ロープ長制御部110のどちらにも接続された懸垂用ロープを規定する。
このような懸垂用ロープ長制御部110は、好ましくは、懸垂用ロープ26が接続されるウインチを、コンピュータユニットに接続されたセンサおよび/またはその他の長さを測定するデバイスとともに備えている。
このような懸垂用ロープ長制御部110を介して、浚渫船1が前方へ移動し、物質が吸引されているときに、ホイスト手段9は、後方(BW)を向いて水中で海底30に置かれた第1の自由端部11aを有する剛性浚渫ヘッドの傾斜Aを制御しながら、水中に降ろされた状態の可撓性吸引ホース7および剛性浚渫ヘッド11を牽引するように構成されている。
上記船舶には、リール5から解かれた可撓性吸引ホースの長さを制御するための吸引ホース長制御部120がさらに設けられている。
このような制御部は懸垂用ロープ長制御部110に非常に類似している。これは、どちらも巻き取り/展開、または、巻き/解きが可能な構造物の長さを制御、および、必要であれば調節するように構成されているからである。その結果、上述の手段と同一の手段が使用可能なのである。
さらに、上記船舶には、可撓性吸引ホース長制御部120および懸垂用ロープ長制御部110の両方に接続された主要長さ制御部130が船上に設けられている。
主要長さ制御部130は、可撓性吸引ホースが、浚渫船が前方(FW)へ移動し、物質(ここでは混合物すべて)がホース7を介して吸引されているときに(正確には、その間に)、剛性浚渫ヘッドの傾斜A(図1、図6、図8を参照)の如何に関わらず長さL1の方向に湾曲するように、可撓性吸引ホース7の展開した部分の長さ、および、懸垂用ロープ26(のうちの少なくとも1本)の解かれた部分の長さのいずれか一方に合わせて他方を調節するために設けられた監視制御部である。
上記図に示すように、L1は、剛性浚渫ヘッド(接続部7a)とホース7の入水位置7bにおける海面300との間で軸11aに沿って延びるホースの長さである(図5、図6、図8を参照)。
よって、この場合、L2(剛性浚渫ヘッドと海面300との間の直線的な長さ)はL1未満になる。同様に、ケーブル26a、26bの解かれた部分の長さは、吸引動作時にはL1未満になる。
曲率は、船舶の前進速度、および、水の抵抗に応じて変化し得る。
さらに、上記展開された部分の長さ、および、解かれた部分の長さそれぞれの替わりに、リール5の周囲に巻き取られている残りの長さ、および/または懸垂用ロープ26のうちの少なくとも1つの周囲に巻かれている残りの長さが用いられ得る。
この主要長さ制御部130(つまり監視制御部)は、上述の可撓性吸引ホース長制御部120のコンピュータおよび懸垂用ロープ長制御部110のコンピュータの両方に接続されたコンピュータを備えている。
参照値(ゼロ)を、浚渫ヘッド11が甲板10上にあるときに解かれた各部分の長さとすることも可能である(図1に実線で示す)。
船上に設置される測定器140は、海面300と海底30との間の水深、または、(浚渫ヘッド前方の)海底と船舶との間の距離(例えば鉛直距離D(図8))を測定または算出するように構成される。
センサ150(例えば「ソナー」)を使用することもできる。
セ用いられる測定器140がンサ150を備えてもよい場合、測定器140は、好ましくは、(少なくとも長さ監視制御部130に接続した)各長さ制御部110、120、130に接続される。
測定器140によって記録されるデータに基づき、各制御部110、120、130は個別に、または、共通に動作し、制御対象である対応する長さを調節する。
このような解決策によって、たとえ海底レベルが変化しても、および/または、波が高すぎても、可撓性吸引ホース7および吸引動作に影響が与えられることを防止する。
上述の展開された/巻き取られた長さ、および解かれた/巻かれた長さはそれぞれ、所定の参照長さを参照して測定または算出されることが理解できるであろう。
外海で移送ヘッドがうねりや波に対して過度に応答することを避けるために、放出ユニット15は、運動、とりわけ図面において浚渫船に対して相対回転し、放出ヘッドが甲板10の上方で区画SZに格納され(図3)、かつ、吸引した混合物を船外へ放出するときには、浚渫船の外部の配備区画(図3のDZ)に配備されるように構成される。
本実施形態では、少なくとも1つの軸はすべて軸1aに平行である。放出ユニット15の回転軸は、図3では23a、23bとして示されている。
具体的には、上記放出ユニットが、第1の横軸23aおよび第2の横軸23bを中心として、浚渫船の甲板に対して相対回転し、上記格納位置と配備位置との間で回転し、少なくとも1つの移送ヘッド15bがすべて上下運動できるように構成されることが好ましい。
この結果、放出ユニットは横軸を中心として上下運動する。
このような解決策によって、甲板上で放出ユニットのために割り当てられた空間を効率的に制限できる。特に、好ましくは、非動作状態で、放出ユニットを直立位置で格納することが可能になっている(図1および図3に濃い連続線で示す)。
各チューブ15aは、好適には、横軸23bの周囲に、チューブの中間部で連結された少なくとも第1の細長い(チューブ)部分153aおよび第2の細長い(チューブ)部分153bを備えている。さらに、第1の細長い部分153aは、好ましくは、該部分が甲板10(横軸23a、図1)に接続される下端部155で連接されている。
この結果、非動作状態では、軸23bが上向きかつ後向き、および、放出ヘッド15bが下向き(かつ後向き)の状態で、第1の細長い部分153aおよび第2の細長い部分153bがほぼ鉛直に折り畳まれること、一方で、動作状態(図1および図3に鎖線で示す)では、横軸23aが後向き、および、放出ヘッド15bがバージ27上で前向きの状態で、いわゆる第1の細長い部分および第2の細長い部分が(広げられて)前方へ(いくらか水平に)配備されることが、上記の記載および図1〜図3から理解できる。なお、バージ27はエンジン搭載型バージであり、好ましくはタグボートまたは自走式バージである。
吸引を改善することを考慮して、ポンプ手段13は、浚渫ヘッド11の近くに設置された浚渫ポンプ13aを備えており、この結果、浚渫ヘッドが物質を浚渫している間は本浚渫ポンプを水中に降ろすことができる(図2を参照)。
船舶を浚渫区画上に正確に配置するために、浚渫船1は、好ましくは、船橋楼甲板12から制御される、船舶を移動させるための1つ以上の船載型主電動機(Propulsion motor)手段25を備えている。
より正確には、上記船載型主電動機手段は、好適には、物質3を浚渫区画30(例えば海底)から浚渫し、混合物を吸引しながら、浚渫船の位置を調整できるように構成される。
この結果、浚渫船は、物質を浚渫し混合物を吸引する際に浚渫船を一時的に保持するように構成された、いかなる川底固定手段、海底固定手段、川底繋留手段、および、海底繋留手段(例えば従来の錨)をも備える必要がない。
この結果、船舶は「自由に航行できる」船となる。
図4では、浮動バージ27が、浚渫船1に並んで配置されるように構成される(再度図1を参照)。
上記の記載ならびに図1および図4に示すように、このようなバージ27が、配備動作位置まで延ばされた放出ユニット15の前(下方)に、上記船体の第2の舷側100bに沿って配置される。
浮動バージ27は、物質を搬送かつ積載するように構成された浮動ユニットである。浮動バージ27は、船体26、甲板水平部28、および、船荷室29を備えている。なお、船荷室29の上方には、船荷室中にある吸引した混合物を放出するための放出ユニットヘッド15bが、浚渫船の外部に設置可能である。
船荷室29は上向きに開口する。
さらに、以下のシステムによって、浚渫船1の外部で混合物を上記堆積物船荷室29に移送する、本発明の解決策の適合性が向上する。
船舶1が自由に航行できる船であれば、上記ユニット27がモーター搭載型バージであることが一層好ましい。このバージは、タグボートによって推進されるか、または、自走式バージである。
特に、うねりおよび/または波が高いときに、吸引した混合物を船舶1からユニット27へ積み替える際の安全のために、このような解決策によって、上記船舶とユニットとからなるアッセンブリがほぼ横に並んで(船舶1の舷側100a)航行することが可能になる。上記混合物を浚渫船からユニット27に放出する際に、浚渫船と浮動バージとを取り外し可能に繋ぐための係船手段を使用しなくてもよくなる。
具体的には、追尾式の位置制御システムを用いれば、浚渫船および浮動バージのそれぞれの横に並んだ相対的な位置を制御することができる。
この目的のために、吸上げ船およびバージの両方の速さならびに航路の制御を、船舶1およびユニット27の舵250、274に接続されたそれぞれのモーター手段25、272を介して同期することも可能である(図1を参照)。それぞれの舵柄操作者の制御の下で、上記手段によって、浚渫および/または積み替え作業中に、両船1、27を所定の距離の範囲(横方向および縦方向)内に維持できる。
舷門内に配置された舵および舵柄によって、船舶1の操舵を可能にするように構成された操舵手段を全体的に規定することができる。
その他の構成として、電子位置制御システム33を船舶1に組み込み、上記混合物を船舶からユニット27に放出する際に、該船舶および浮動バージ27の横に並んだそれぞれの相対的な位置を動的に制御することもできる。このとき、位置制御システム33とモーター手段25とを互いに接続すればよい。好ましくは、ユニット27にも、位置制御システム33に無線接続され、モーター272および舵274を制御するように構成される協調電子位置手段34が設けられる。
いずれにしても、係船手段および/または防舷手段を、船舶1とバージ27との間で使用することもできる。
積み替え時に、放出ユニットヘッド15bはいわゆる配備区画DZに配置され(図1)、好適には、船舶1および浮動バージ27の横に並んだそれぞれの相対的な位置とともに、その水平方向位置および/または鉛直方向位置がユニット27の堆積物の積載の程度の関数として調整される。
吸引した混合物をバージ27に積み込む速さおよび効率を改善するために、放出された吸引混合物が船荷室29に徐々に積み込まれると該混合物を含む水が徐々に船外へ溢れ出すように、船荷室29が甲板水平部28で上向きに開口し、外部と自由に通じるように構成されることが好ましい。
好適には、浮動バージ27は、船荷室29をカバーするように構成されたいかなるカバー手段をも有しない(図4を参照)。
さらに、ユニット27が物質でいっぱいになり、水が船荷室29内の移送されてきた混合物から流れ出た際の吸引物質を放出する動作をスピードアップするために、浮動バージ27は、開口した最上部から積み込んで、船体の底部から放出するように構成されたスプリット型バージであってもよい(図4の区画32を参照。この区画で、船荷室29の底部に船体の一部として可動フラップを設置すればよい)。
上記説明から、上向きに開口した船荷室29を有するバージ27を上記放出ユニット15とともに用いることによって、水を含む回収済み混合物をバージに積み込むことができるようになり、また、上向きの開口部によって、船荷室に積み込まれた回収済み物質3が船荷室29の所定の容積に対応する量を超えた際に(越えている間)、水が船荷室から溢れて流出することができるようになることは明らかである。
上記(各)移送チューブ15aと可撓性吸引ホース7との間の接続を、ピットもホッパーも用いないで、さらに、上記ホースを介して吸引された回収済み物質3を浚渫船に格納するための船荷室(例えば船荷室29)も用いないで、吸引した水を含む吸引した混合物すべてが移送ヘッド15bを介して浚渫船の外部へバージ27に放出されるように構成することが好ましいことも明らかである。
なお、図1、図6、図8から、さらに、好ましくは、
・ホイスト手段9が、それぞれ前側懸垂用ロープ26aおよび後側懸垂用ロープ26bを有する前側ホイスト部9aおよび後側ホイスト部9bを備え、
・リール(5)が甲板10上で、前側ホイスト部と後側ホイスト部との間、または、前側ホイスト部9aの前方のいずれかに設置され、かつ、
・上記可撓性吸引ホース7が、上記剛性浚渫ヘッドの軸11aに対してある角度Bをなす方向、または、前方から見ると該剛性浚渫ヘッドの軸11cに対して平行な方向のいずれかで、上方から上記剛性浚渫ヘッド11、13に横方向に接続される(図5を参照)。
図8では角度Bがほぼ直角であるが、図6では角度Bは斜めの角度であり、こうすることによって、上方の後部(BW)から延びるホース7を剛性浚渫ヘッド11に接続できる。
図2では、リール5が前側ホイスト部9aの前に設置されており、上方の前部(FW)から延びる可撓性吸引ホース7が、いわゆる剛性浚渫ヘッドの軸11aに平行な方向に、剛性浚渫ヘッド11、13に接続される。
図示した3つの実施形態では、前側懸垂用ロープ26aおよび後側懸垂用ロープ26bが、どちらも傾斜Aを調節するための剛性浚渫ヘッド11、13に取り付けられている。
剛性浚渫ヘッドを前後に動作できるので、このような課題によって傾斜制御Aの効率が向上する。
次に、上述の手段すべて、または、その一部を用いて実施可能ないわゆる浚渫方法を考慮すると、該方法は、水中の物質3を海底の浚渫区域30から回収し、バージに好ましくはただちに放出するように構成される。
さらに説明することが依然有用であるかぎりにおいて、本方法は、
・水中に降ろした浚渫ヘッド11の第1の自由端部から、可撓性ホース7を介して水と物質3との混合物を吸引するステップと、
・浚渫船から一群のバージ27のうちの1つに物質を移送するステップと、を含む方法であって、
・上記吸引ステップでは、
・混合物を吸引する一方で、
*浚渫船が上記海底の浚渫区域30を前方へ航行し、
*水中に降ろした浚渫ヘッド11および可撓性吸引ホースを浚渫船によって牽引し、
*浚渫ヘッドの第1の自由端部11aが後方(BW)を向いて海底30に置かれるように、水中に降ろした浚渫ヘッドの水中での傾斜Aを制御し、
*屈曲性を有する吸引ホースは、傾斜Aの如何に関わらず屈曲性を有する吸引ホース7が湾曲するように、水中に降ろした部分の長さを調整し、
・物質をバージに移送する上記ステップでは、牽引される吸引ホースを介して混合物を吸引しながら物質を移送する。
さらに、上述のように、
・このホース7の曲率を、好ましくは、懸垂用ロープ26、26a、26bの解かれた部分(または、巻かれた部分)の長さに応じて変化させ、
・上記移送ステップが、蓄積された物質3を船舶1には一切格納せず、屈曲性を有する吸引ホースを介して物質と水との混合物を吸引しながら、浚渫船に並んで航行中の上記の一群のバージのうちの1つに、吸引した混合物をただちに移送することを含む。
屈曲性を有する吸引ホースの過度の力による損傷を防止することを再度考慮して、屈曲性を有する吸引ホースの水中に降ろした部分の長さを調整する上記ステップが、上記剛性浚渫ヘッドが海底30に置かれて混合物を吸引している間は、屈曲性を有する吸引ホース7を長手方向に緩める、つまり、長手方向にほぼ張力(波が及ぼす張力、水および航行速度は除く)がゼロになるように、この長さを調節することを含んでもよい。
同様に、
・自由に航行できる吸上げ船1を浚渫区域で航行させながら、該船舶1から、水と物質とのいわゆる混合物3/3aを、屈曲性を有する吸引ホース7を介してポンプユニット13(好ましくは、水中に降ろしたポンプユニット13a)によって吸引し、
・吸引した混合物を、吸上げ船から、吸上げ船に並んで航行している一群の自由に航行できるバージ27のうちの1つにただちに移送することが好ましい。
好ましくは、
・本オペレーションの間、一群のバージのうちの上記複数の空のバージが、吸上げ船1の近くを航行する(図4を参照)し、
・吸上げ船に並んで航行する1つの自由に航行できるバージ(例えば27)が吸引した物質でいっぱいになると、いっぱいになったバージが1つの空のバージ(例えば27a)にできるだけ早く置き換えられる。
その結果、水と堆積物との混合物3/3aを吸引する上記ステップが、吸引した混合物を放出ユニット15および移送ユニット15bを介して移送する上記ステップとともに、同時に実施されることが好ましい。
船舶1が自走式船舶ではない場合、船舶1は、押船(push tug)または曳船(pull tug)によって押される、または、引かれる(好適ではない実施形態)。
浚渫船は特に外海において浚渫するように構成されているとしても、河川や湖沼などの任意の水系において使用可能である。
浚渫された混合物を積み込むように構成されたバージを記号で示すと共に、上から見た浚渫船の好適な実施形態を示している。 横方向(矢印II)から見た、浚渫船を示している。 上から見た、浚渫船(本質的にはバージである)におけるいくつかの要素を示している。 浚渫船とバージとの間での積み替えの一例を示している。 図2と同じように見た図であり、縮小して示している。 横方向(図2と同じ方向)から見た、連続する2つの代替的な実施形態を示している。 図6をバージとともに上から見た様子を示す図である。 横方向(図2と同じ方向)から見た、連続する2つの代替的な実施形態を示している。

Claims (11)

  1. 海底(30)から物質(3)を回収し、この回収済み物質(3)を船外のバージに放出する、専用の浮動浚渫用船舶(1)であって、浮動浚渫用船舶(1)は、
    船体(1a)および甲板(10)を有する構造物(100)と、
    浚渫船を操舵して前方へ移動させるための操舵手段およびモーターと、
    甲板(10)上に設けられたリール(5)と、
    このリール(5)に巻き取られる、あるいは、展開されて水に降ろされるように構成された、細長い可撓性吸引ホース(7)と、
    この可撓性吸引ホース(7)の第1の端部(7a)に接続され、海底に置かれると下方からの吸引を行うために、下向きに開口した第1の自由端部(11a)を有する非自走式の剛性浚渫ヘッド(11)と、
    可撓性吸引ホース(7)に接続された、物質(3)と水(3a)との混合物を通過させて吸引するためのポンプ(13)と、
    上記甲板上に設置されるとともに、剛性浚渫ヘッド(11)および懸垂用ロープ長制御部(110)の両方に接続し巻いたり解いたりできるように構成された懸垂用ロープ(26)を備え、
    *船上の動作停止位置と船外の動作位置との間で可撓性吸引ホース(7)および剛性浚渫ヘッド(11)を移動させる、
    *可撓性吸引ホース(7)および剛性浚渫ヘッド(11)を水中に降ろし、引き上げるためのホイスト手段と、
    *第1の端部(150b)を介して可撓性吸引ホース(7)に接続され、かつ
    *第2の端部(151b)において、回収済み物質(3)を通過させて船外の上記バージに放出するための移送ヘッド(15b)によって延びた、少なくとも1つの移送チューブ(15a)と、を備え、
    上記移送チューブ(15a)および移送ヘッド(15b)は、甲板(10)に対し相対移動し、
    *格納区画では甲板(10)上に格納され、
    *かつ、回収済み物質(3)を船外へ放出しなければならないときには、浚渫船(1)の外部において配備区画に配備されるように構成された、浮動浚渫用船舶(1)であって、
    上記ホイスト手段は、
    *浚渫船(1)が前方へ移動し物質が吸引されているときに、水中に降ろされた状態の可撓性吸引ホース(7)および剛性浚渫ヘッド(11)を牽引する、
    *一方では、後方を向きかつ海底に置かれた第1の自由端部を有する剛性浚渫ヘッド(11)の傾斜を制御するように構成され、
    上記リール(5)から展開された可撓性吸引ホース(7)の長さを制御するために、吸引ホース長制御部(120)が備えられ、
    浚渫船(1)が前方へ移動し物質(3)が吸引されているときに、剛性浚渫ヘッド(11、13)と海面との間で所定の長さを有する可撓性吸引ホースが、剛性浚渫ヘッドの傾斜の如何に関わらず上記所定の長さで湾曲するように、可撓性吸引ホースにおける展開された部分の長さ、および、懸垂用ロープにおける解かれた部分の長さのいずれか一方に合わせて他方を調節するために、上記吸引ホース長制御部および上記懸垂用ロープ長制御部(110)の両方に接続された主要長さ制御部(130)が備えられたことを特徴とする浮動浚渫用船舶(1)。
  2. 上記剛性浚渫ヘッド(11、13)は、ある軸に沿って細長く伸びており、
    上記ホイスト手段(9)は、前側懸垂用ロープおよび後側懸垂用ロープ(26a、26b)それぞれとともに備えられた、前側ホイスト部および後側ホイスト部(9a、9b)を備え、
    上記リール(5)は、甲板上で、
    *前側ホイスト部と後側ホイスト部との間、
    *または、前側ホイスト部の前方のいずれかに設置され、
    上記可撓性吸引ホース(7)は、
    *上記剛性浚渫ヘッドの軸(11a)に対してある角度をなす方向、
    *または、前方から見て、上記剛性浚渫ヘッドの軸(11a)に対して平行な方向のいずれかで、上方から上記剛性浚渫ヘッド(11、13)に横方向で接続されることを特徴とする、請求項1に記載の浮動浚渫用船舶(1)。
  3. 上記前側懸垂用ロープおよび後側懸垂用ロープの両方(26a、26b)は、上記傾斜を調節するために剛性浚渫ヘッド(11、13)に取り付けられていることを特徴とする、請求項2に記載の浮動浚渫用船舶(1)。
  4. 上記リール(5)およびホイスト手段(9)は、屈曲性を有する吸引ホース(7)および自走できない浚渫ヘッド(11)を、船体の第1の側において、移動させること、水中に降ろすこと、および、引き上げることのために甲板上に設置され、
    上記移送ヘッド(15b)は、該第1の側とは反対の船体の第2の側において、浚渫された物質(3)を通過させて船外の上記バージに放出するために甲板上に設置されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の浮動浚渫用船舶(1)。
  5. 第1の端部では、上向きに傾斜させると上記剛性浚渫ヘッドの上側前方部に取り付けられ、第2の端部では、上記船舶の前端部付近でホイスト手段(9)およびリール(5)の前方において、構造物(100)に取り付けられる牽引用ケーブル(21)をさらに備えていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の浮動浚渫用船舶(1)。
  6. 上記移送チューブ(15a)と可撓性吸引ホース(7)との間の接続部は、回収済み物質を上記浚渫船上に格納するためのピットもホッパーもなしに、水を含む吸引したすべての混合物を、移送ヘッド(15b)を介して浚渫船(1)の外部の上記バージに放出させるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の浮動浚渫用船舶(1)。
  7. 海底の浚渫区域(30)から水中の物質(3)を回収して放出する浚渫方法(1)であって、
    浚渫船(1)に設置された回転リール(5)に巻き取られ、展開されるように構成された可撓性ホース(7)を介して航行中の浚渫船(1)に接続された、水中に降ろした浚渫ヘッド(11)の第1の自由端部から、上記可撓性ホース(7)を介して水と物質(3)との混合物を吸引するステップと、
    上記浚渫船(1)から一群のバージ(27)のうちの1つに物質(3)を移送するステップと、を含む浚渫方法(1)であって、
    上記吸引ステップでは、上記混合物を吸引し、一方では、
    *浚渫船(1)が上記海底の浚渫区域(30)を前方へ航行し、
    *水中に降ろした浚渫ヘッド(11)および可撓性吸引ホース(7)を浚渫船(1)によって牽引し、
    *浚渫ヘッドの第1の自由端部が後方を向いて海底に置かれるように、水中に降ろした浚渫ヘッド(11)の水中での傾斜を制御し、
    *水中に降ろした部分の長さが可変である可撓性吸引ホースが浚渫ヘッドの傾斜の如何に関わらず上記水中に降ろした部分が湾曲するように、可撓性吸引ホース(7)における水中に降ろした部分の長さを調整し、
    上記移送ステップでは、混合物を吸引しながら物質を移送することを特徴とする、浚渫方法(1)。
  8. 上記移送ステップでは、蓄積された物質(3)を浚渫船には一切格納せず、可撓性吸引ホースを介して混合物を吸引しながら、浚渫船(1)に並んで航行中の上記一群のバージ(27)のうちの1つに、吸引した混合物をただちに移送する、請求項7に記載の浚渫方法(1)。
  9. 牽引される可撓性吸引ホース(7)の曲率を、懸垂用ロープの解かれた部分の長さに応じて変化させることを含む、請求項7または8に記載の浚渫方法(1)。
  10. 上記可撓性吸引ホース(7)における水中に降ろした部分の長さを調整するステップでは、上記剛性浚渫ヘッドが海底に置かれて吸引している間は、可撓性吸引ホース(7)が長手方向に緩められるように、この長さを調節する、請求項7〜9のいずれか一項に記載の浚渫方法(1)。
  11. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の浮動浚渫用船舶(1)と
    この浚渫船に並んで浮動しているバージと、を備え、
    上記バージは、所定の容積を有する船荷室(29)を備え、
    この船荷室(29)は上向きに開口し、水を含む上記混合物が積み込まれ、
    船荷室(29)に積み込まれた回収済み物質(3)は、上記所定の容積に対応する量を超えたときに、上記上向きの開口によって、水が船荷室(29)から溢れて流出できるようになっている、アッセンブリ。
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