JP5496068B2 - 軸部材のすべり軸受構造 - Google Patents

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Description

本発明は、軸部材のすべり軸受構造、特に、自動車用の内燃機関などに用いられる軸部材のすべり軸受構造に関する。
一般に、かかる軸部材のすべり軸受構造では、軸部材及び軸受部材の摺動面間のクリアランスに潤滑油を供給して潤滑油膜を形成し、この潤滑油膜内に生ずる油膜圧力により荷重を支持することで、摩擦損失の低減、磨耗や焼付き防止作用をもたらすようにしている。
従来からこのような摺動面間のクリアランスに潤滑油を保持するために、軸受の内周面に周方向に多数の細溝ないしは条痕を並列に形成した技術などが提案されている。
そして、特許文献1には、回転軸が接触する軸受部材に凹部を形成し、該凹部に軸受部材よりも熱膨張率の大きい材料からなる収縮部材を埋め込むことにより、軸受部が冷えた状態のときには凹部を油溜まりとし、熱を帯びるようになると収縮部材の膨張により面一の摺動面を形成させ、良好な潤滑特性を得ると共に、面圧を低減させて耐焼付性を向上させた軸受構造が開示されている。
特開2007−285456号公報
ところで、自動車用の内燃機関などでは、その暖機完了後は、すべり軸受構造でのそれほど大きな摺動抵抗(摩擦損失)は発生しないが、例えば、極低温(−30℃程度)から室温(20〜25℃程度)での低温始動時には非常に大きな摺動抵抗を生じている。これは、潤滑油の粘度が温度に依存し、かかる低温時には粘度が急激に増大するからである。
そこで、このような低温時の摺動抵抗を下げるために、軸受部の早期の温度上昇を図りたいが、かかる低温時では供給される潤滑油自体の温度も低く温度上昇が遅れること、及びせん断抵抗により発生した熱により潤滑油温度が上昇するにしても、この潤滑油は軸受部から直ぐに流出してしまうことから、軸受部の温度上昇に時間がかかるという問題があった。
一方、暖機完了後の定常運転や高速運転での高温時(80〜120℃程度)では、十分な潤滑油量がないと過度の温度上昇を招き、焼き付きなどの不具合を発生させることから、高温時に十分な冷却能力を発揮できるすべり軸受構造が求められている。
なお、上述の特許文献1に開示された軸受構造は、回転軸が接触する軸受部材に形成された凹部に軸受部材よりも熱膨張率の大きい材料からなる収縮部材を埋め込み、軸受部が冷えた状態のときには凹部が油溜まりとなるようにするもので、軸受部の温度の早期上昇を意図するものではない。
そこで、本発明は、上記従来の実情に鑑みなされたもので、低温時の摺動抵抗の早期低減が可能で、高温時の潤滑油による冷却作用を阻害することのない軸部材のすべり軸受構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る軸部材のすべり軸受構造の一形態は、相対的に回転可能な軸部材及び軸受部材の摺動面間に潤滑油が供給される軸部材のすべり軸受構造において、前記軸受部材の内周面の両端部に環状溝を形成し、該環状溝に対応する箇所に前記軸部材及び軸受部材と別体の環状部材を配置し、前記環状部材は、その内径が、低温時には前記軸受部材の内径よりも小さく、高温時には前記軸受部材の内径と同一又はより大きくなるような熱膨張率を有する材料で形成されていることを特徴とする。
なお、本明細書において、「低温時」とは、軸受部の温度が上述の極低温(−30℃程度)から室温(20〜25℃程度)にある状態、及び「高温時」とは、同じく軸受部の温度が上述の暖機完了後の定常運転や高速運転での高温時(80〜120℃程度)にある状態を意味する。
この一形態の軸部材のすべり軸受構造によれば、環状部材は、その内径が低温時には軸受部材の内径よりも小さく、高温時には軸受部材の内径と同一又はより大きくなるように変形する。したがって、低温時には、環状部材と軸部材とのクリアランスが軸部材と軸受部材とのクリアランスよりも小さくなり、軸部材及び軸受部材の摺動面間に供給された潤滑油の軸受部の両端から漏れる量が制限されるので、軸受部に保持された潤滑油がせん断されて加熱され、軸受部の温度が早期に上昇する。一方、高温時には、環状部材と軸部材とのクリアランスが軸部材と軸受部材とのクリアランスと同一又はより大きくなり、潤滑油が軸受部の両端から漏れる量が制限されないので、潤滑油による冷却作用が奏される。
ここで、上記一形態に加えて、前記軸部材の外周面には、前記軸受部材のそれぞれの環状溝に相対する箇所に、環状溝が形成されていてもよい。
この形態によれば、低温時に環状部材が収縮するとき、その内径が軸部材の外周面に形成された環状溝内に入り込むようにし、環状部材と軸部材とのクリアランスをゼロにして潤滑油が軸受部の両端から漏れるのを極端に制限(シール)することができる。従って、熱膨張比の大きな材質の環状部材を用いることができ、シールできる温度範囲が拡がり、より細やかな制御が可能となる。また、この形態では、軸部材と軸受部材との組付けの際に、環状部材を軸部材の外周面に形成された環状溝に位置決めした後に、環状部材と共に軸部材を軸受部材に取り付ければよく、組付け性が向上する。なお、軸部材の外周面に形成される環状溝には、環状部材の内径部が若干入り込む程度でよいので、この軸部材の外周面に形成される環状溝は軸受部材の内周面に形成される環状溝の深さよりも浅くてもよい。
さらに、上記の形態に加えて、前記軸受部材の環状溝内で前記環状部材の背面に前記潤滑油を供給する油路が形成されていてもよい。
この形態によれば、軸部材及び軸受部材の摺動面間に供給される潤滑油が、当該油路を介して軸受部材の環状溝内で環状部材の背面に供給される。従って、環状部材はその背面から油圧により押圧されて、軸部材とのクリアランスが小さく(ほとんどゼロ)維持される。潤滑油の粘度が高い低温時には、供給される潤滑油の油圧も高くなるが、このように環状部材と軸部材とのクリアランスが小さく維持されることにより、潤滑油の軸受部からの流出が制限され、軸受部の温度上昇を助けることができる。
本発明によれば、低温時の摺動抵抗の早期低減が可能で、高温時の潤滑油による冷却作用を阻害することがない。
本発明に係る軸部材のすべり軸受構造の第1の実施形態を示す横断面図である。 図1の軸部材のすべり軸受構造の下側半分の縦断面図であり、(A)は、低温時、(B)は温度上昇時を示す。 本発明に係る軸部材のすべり軸受構造の実施形態に用いられる環状部材の一例を示す斜視図である。 本発明に係る軸部材のすべり軸受構造の第2の実施形態を示し、(A)は横断面図、(B)は下側半分の縦断面図である。 本発明に係る軸部材のすべり軸受構造の第3の実施形態を示し、(A)は横断面図、(B)は下側半分の縦断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
まず、本発明をエンジンのクランクシャフトのすべり軸受構造に適用した第1の実施の形態につき、図1及び2を参照して説明する。図1及び2において、10は回転する軸部材としてのクランクシャフトのメインジャーナル、12はメインジャーナル10を回転自在に支持するための軸受部材としてのジャーナルベアリングである。ジャーナルベアリング12は、不図示のシリンダブロックに形成された上側ハウジング14a及びこれに締結されるベアリングキャップに形成された下側ハウジング14bからなるハウジング14に収容され、挟まれて固定されている。
なお、本実施の形態では、ジャーナルベアリング12は、上側ジャーナルベアリング12a及び下側ジャーナルベアリング12bとで構成されている。そして、上側ジャーナルベアリング12a及び下側ジャーナルベアリング12bは、それぞれ、上側裏金12a1及び下側裏金12b1に上側ライニング12a2及び下側ライニング12b2が、それぞれ、装着されて構成されている(なお、図2には、下側裏金12b1と下側ライニング12b2とで構成される下側ジャーナルベアリング12bのみが示されている)。そして、メインジャーナル10と、上側ジャーナルベアリング12a及び下側ジャーナルベアリング12bで構成されているジャーナルベアリング12とは、それらの全周に亘り所定のクリアランスを有するように設定され、このクリアランスに対し油通路15及び上側ジャーナルベアリング12aに形成され油孔を介して潤滑油が供給される。
そこで、本実施形態における軸受部材としてのジャーナルベアリング12では、第1の実施形態として、上側ジャーナルベアリング12aと下側ジャーナルベアリング12bの内周の摺動面において、その両端部にそれぞれ環状溝16(上側環状溝16aと下側環状溝16bとからなる)が連続して形成されている(なお、図2には下側ジャーナルベアリング12b及び下側環状溝16bのみが示されている)。そして、これらの環状溝16に対応する箇所にメインジャーナル10及びジャーナルベアリング12と別体の環状部材18が配置されている。
当該環状部材18は、図3に示すように、幅wと厚さtのほぼ矩形断面を有する環状とされ、軸受部への装着に便利なように合口18aが形成されている。そして、環状部材18は、その外径部が環状溝16内に位置されて、低温時には、その内径部が図2(A)に示すようにジャーナルベアリング12の内径よりも小さく、換言すると、メインジャーナル10の外径とほぼ同一となり、定常運転時や高速運転時といった温度上昇時の高温時には、その内径部が図2(B)に示すようにジャーナルベアリング12の内径と同一又はこれより大きく、換言すると、環状部材18の厚さtの分が環状溝16内に埋没するようになるように変形する熱膨張率を有する材料(例えば、樹脂)で形成されている。ここで用いられる環状部材18としては、ポリイミド樹脂を挙げることができる。
なお、環状溝16の深さは、高温時に膨張した環状部材18の内径部がジャーナルベアリング12の内径と同一又はより大きくなるように決定される。
このように構成された本実施の形態によれば、今、エンジンが冷機状態にある低温時での始動時には、環状部材18は収縮状態にあり、その内径が、図2(A)に示すように、ジャーナルベアリング12の内径よりも小さく、環状部材18とメインジャーナル10とのクリアランスがメインジャーナル10とジャーナルベアリング12とのクリアランスよりも小さい状態にある。この状態では、メインジャーナル10及びジャーナルベアリング12の摺動面間のクリアランスに油通路15を介して供給された潤滑油は、その流出が収縮状態にある環状部材18によって妨げられて、ジャーナルベアリング12による軸受部の両端からの潤滑油漏れ量が制限される。したがって、環状部材18の間の軸受部に保持された潤滑油は、メインジャーナル10の回転に伴いせん断されて熱を発生し、この結果、軸受部の温度が早期に上昇することになる。
一方、エンジンの暖機後の高温時には、環状部材18が熱膨張状態にあり、その内径がジャーナルベアリング12との内径と同一又はより大きくなるように変形し、図2(B)に示すように、環状部材18とメインジャーナル10とのクリアランスがメインジャーナル10とジャーナルベアリング12とのクリアランスと同一又はより大きくなる。この状態では、油通路15を介して供給された潤滑油は、膨張状態にある環状部材18によってその流出が妨げられず、ジャーナルベアリング12による軸受部の両端からの潤滑油漏れ量が制限されないので、潤滑油による軸受部の冷却作用が奏される。
次に、本発明に係る軸部材のすべり軸受構造の第2の実施形態を、図4を参照して説明する。この第2実施形態が上述の第1実施形態と異なるのは、軸部材であるメインジャーナル10の外周面に、軸受部材であるジャーナルベアリング12のそれぞれの環状溝16に径方向で相対する箇所に、環状溝20が形成されている点のみであるから、同一機能部位については第1の実施形態で用いたのと同一の符号を用い重複説明を避ける。なお、図4(B)には、下側ジャーナルベアリング12bに形成された環状溝16bに径方向で相対する箇所に形成された環状溝20が示されているが、この環状溝20はメインジャーナル10の外周面の全周にわたり形成されることは言うまでもない。
この第2の実施形態においては、低温時に環状部材18が、その内径がメインジャーナル10の外周面に形成された環状溝20内に入り込み、環状部材18とメインジャーナル10とのクリアランスはゼロとなるように収縮変形する。その結果、環状部材18は、第1の実施形態に比べて、潤滑油がジャーナルベアリング12の両端から漏れるのをほぼ完全に制限(シール)することになる。また、変形許容量がメインジャーナル10の環状溝20の分、増大されるので、環状部材18として熱膨張比の大きな材質の部材を用いることができ、シールできる温度範囲が拡がり、より細やかな制御が可能となる。
また、この第2の実施形態では、クランクシャフトと軸受ハウジングとの組付けの際に、環状部材18をメインジャーナル10の外周面に形成された環状溝20に位置決めした後に、環状部材18と共にクランクシャフトを軸受ハウジングに取り付ければよく、組付け性が向上する。
なお、メインジャーナル10の外周面に形成される環状溝20には、環状部材18の内径部が若干入り込む程度でよいので、この環状溝20はジャーナルベアリング12の内周面に形成される環状溝16の深さよりも浅くてもよい。
次に、本発明に係る軸部材のすべり軸受構造の第3の実施形態を、図5を参照して説明する。この第3実施形態が上述の第1実施形態と異なるのは、軸受部材としてのジャーナルベアリング12の環状溝16内で環状部材18の背面に潤滑油を供給する油路が形成された点のみであるから、同一機能部位については第1の実施形態で用いたのと同一の符号を用い重複説明を避ける。
すなわち、この第3の実施形態では、シリンダブロックに形成された上側ハウジング14a及びこれに締結されるベアリングキャップに形成された下側ハウジング14bからなるハウジング14に、油通路15に連通する油溝22が形成され、さらに、この油溝22と環状溝16内で環状部材18の背面とに連通する油路24がジャーナルベアリング12に形成されている。図5(B)には、下側裏金12b1と下側ライニング12b2とで構成される下側ジャーナルベアリング12bの下側裏金12b1に油路24が形成された実施形態が示されている。
この形態によれば、メインジャーナル10及びジャーナルベアリング12の摺動面間に油通路15を介して供給される潤滑油が、油溝22及び油路24を介してジャーナルベアリング12の環状溝16内で環状部材18の背面に供給される。従って、環状部材18はその背面から油圧により押圧されて、メインジャーナル10とのクリアランスが小さく(ほとんどゼロ)に維持される。潤滑油の粘度が高い低温時には、供給される潤滑油の油圧も高くなるが、このように環状部材18とメインジャーナル10とのクリアランスが小さく維持されることにより、潤滑油の軸受部からの流出が制限され、軸受部の温度上昇を助けることができる。また、エンジンの停止時には、長い時間、軸受部からの潤滑油の流出を阻止することができるのである。
なお、上記説明では、本発明をクランクシャフトのメインジャーナルの軸受部に適用した実施形態につき説明したが、他の部位のすべり軸受構造、例えば、クランクシャフトのピン部、カムシャフトのメインジャーナル軸受部などにも本発明を適用することが可能であることは言うまでもない。また、ジャーナルベアリングを有さない直受けの軸受構造の場合であっても、軸部材を支持する軸受ハウジングに上述の環状溝を形成し、上述の環状部材を配置するようにしても同様の効果を得ることができる。
10 メインジャーナル(軸部材)
12(12a、12b) ジャーナルベアリング(軸受部材)
14(14a、14b) 軸受ハウジング
15 油通路
16 軸受部材の環状溝
18 環状部材
20 軸部材の環状溝
22 油溝
24 油路

Claims (3)

  1. 相対的に回転可能な軸部材及び軸受部材の摺動面間に潤滑油が供給される軸部材のすべり軸受構造において、
    前記軸受部材の内周面両端部に環状溝を形成し、該環状溝に対応する箇所に前記軸部材及び軸受部材と別体の環状部材を配置し、
    前記環状部材は、その内径が、低温時には前記軸受部材の内径よりも小さく、高温時には前記軸受部材の内径と同一又はより大きくなるような熱膨張率を有する材料で形成されていることを特徴とする軸部材のすべり軸受構造。
  2. 前記軸部材の外周面には、前記軸受部材のそれぞれの環状溝に相対する箇所に、環状溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の軸部材のすべり軸受構造。
  3. 前記軸受部材の環状溝内で前記環状部材の背面に前記潤滑油を供給する油路が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の軸部材のすべり軸受構造。
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