JP5492730B2 - 二重容器 - Google Patents
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Description
本発明に係る二重容器は、硬質材からなる有頂筒状のホルダーと、該ホルダーに着脱可能に装着されたレフィール容器と、を備え、該レフィール容器は、内容物が収容される容器体と、該容器体の口部に装着された装着キャップを有する注出器と、を備え、該レフィール容器は、前記ホルダー内に下方から挿入されることで、該ホルダーの頂壁部に形成された挿通孔から前記注出器が突出するとともに、前記容器体が該ホルダー内に配置された状態で、前記ホルダーに装着された二重容器であって、前記装着キャップには、その外周面から下方に延在する弾性板が周方向に間隔をあけて複数配設され、該弾性板には、前記頂壁部上に配置された係止部が設けられていることを特徴とする。
ここで、レフィール容器をホルダーに装着するときには、レフィール容器をホルダー内に下方から挿入し、注出器に挿通孔を下方から上方に通過させる。このとき、各弾性板の係止部が挿通孔の開口縁部に径方向の内側から摺接し、各弾性板が径方向の内側に弾性変形させられながら、係止部が前記開口縁部を下方から上方に乗り越えることで、各弾性板が復元変形して係止部が前記頂壁部上に配置されることとなる。このように、注出器に挿通孔を下方から上方に通過させながら、弾性板の弾性力を利用して係止部を前記頂壁部上に配置することで、レフィール容器をホルダー内に下方から挿入する操作のみでレフィール容器をホルダーに装着させることが可能になり、装着作業を容易に行うことができる。
なお容器体が、例えば袋状やパウチ状などとされ、ホルダーよりも軟質な軟質材からなる場合には、ホルダーとレフィール容器とが周方向に相対的に回転し、ホルダーの内面と容器体と外面とが当接しても回転が規制され難いため、前述の作用効果が顕著に奏功されることとなる。
以下、図面を参照し、本発明に係る第1実施形態の二重容器を説明する。
図1に示すように、二重容器1は、硬質材からなる有頂筒状のホルダー2と、該ホルダー2に着脱可能に装着されたレフィール容器3と、を備えている。またレフィール容器3は、内容物が収容される容器体4と、該容器体4の口部4aに装着された装着キャップ9を有する注出器5と、を備えている。
容器本体部6は、例えば合成樹脂フィルムをアルミニウム等の金属膜で被覆した熱融着性樹脂シートからなる可撓性を有する袋体(パウチ)であり、前記熱融着性樹脂シートの周縁部を熱融着などで貼り合わせることで密封されている。
なお、スパウト7の下側部分7aは、例えば熱融着により容器本体部6の上端部の内面に固着されており、図示の例では、該下側部分7aには、周方向に延在する環状突部7bが、上下方向に間隔をあけて複数形成されている。
装着キャップ9は、前記口部4aの外周面側に装着された大径部12と、大径部12よりも上方に位置する小径部13と、が、段部14を介して連設されてなる2段(多段)の円筒状に形成されており、これらのうち、小径部13の上端部が装着キャップ9の上端部となっている。
図2に示すように、ホルダー2を上下方向に沿って上方から見た上面視形状は、前後方向に長い長方形状(矩形状)に形成されている。
図2に示すように、前記上面視において、ホルダー2の頂壁部2aにおける中央孔22の開口縁部22aは、装着キャップ9の大径部12に倣う形状となっており、中央孔22の内径は、装着キャップ9の大径部12の外径よりも若干大きくなっている。
このように構成された回り止め部29では、ホルダー2とレフィール容器3とが周方向に相対的に回転したときに、弾性板25の側端部25aが第1突部30の外端部に当接することで回転が規制される。
本実施形態では、レフィール容器3をホルダー2内に下方から挿入し、注出器5に挿通孔20を下方から上方に通過させることで、ホルダー2にレフィール容器3を装着する。このとき注出器5は、押下ヘッド10、ストッパ部11および装着キャップ9の順に挿通孔20を通過することとなる。これらのうち、押下ヘッド10が挿通孔20を通過するときは、押下ヘッド10の本体筒部15が中央孔22を通過するとともに、注出筒部17の前記前側部分17aが前方孔24を通過する。また、ストッパ部11が挿通孔20を通過するときは、挿通孔20のうちの中央孔22を通過する。
はじめに、両弾性板25を左右方向の外側から内側に押し込んで、装着キャップ9の大径部12と弾性板25との間の隙間26が狭まるように弾性板25を弾性変形させながら、レフィール容器3を把持する。このとき、各弾性板25の滑り止め部28を押し込むことで、レフィール容器3を安定して把持することができる。
また本実施形態のように、容器体4が、例えば袋状やパウチ状などとされ、ホルダー2よりも軟質な軟質材からなる場合には、ホルダー2とレフィール容器3とが周方向に相対的に回転し、ホルダー2の内面と容器体4と外面とが当接しても回転が規制され難いため、前述の作用効果が顕著に奏功されることとなる。
次に、本発明に係る第2実施形態の二重容器を説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
例えば、前記各実施形態では、注出器5はストッパ部11を備えているものとしたが、ストッパ部11はなくても良い。
さらに前記各実施形態では、弾性板25は、装着キャップ9において、容器軸Oを左右方向に挟む両側から下方に延在するように一対配設されているものとしたが、これに限られるものではない。例えば弾性板25は、周方向に間隔(例えば等間隔)をあけて3つ以上配設されていても良い。
さらに前記各実施形態では、ホルダー2には回り止め部29が設けられているものとしたが、回り止め部29はなくても良い。この場合、側方孔23を設けるのに代えて、中央孔22の内径を大きくすることで、装着キャップ9および両弾性板25が挿通孔20を通過するときに、各弾性板25が中央孔22を通過し、弾性板25の表面が、中央孔22の開口縁部22aに摺接する構成としても良い。
さらに前記各実施形態では、ホルダー2の上面視形状が矩形状とされ、ホルダー2が四角筒状に形成されているものとしたが、有頂筒状であればこれに限られるものではない。例えばホルダー2が、有頂円筒状や半球状(ドーム状)に形成されていても良い。
2 ホルダー
2a 頂壁部
3 レフィール容器
4 容器体
4a 口部
5 注出器
9 装着キャップ
16 注出孔
20 挿通孔
25 弾性板
25a 側端部
27 係止部
29 回り止め部
41 規制部
O 容器軸(キャップ軸)
Claims (4)
- 硬質材からなる有頂筒状のホルダーと、
該ホルダーに着脱可能に装着されたレフィール容器と、を備え、
該レフィール容器は、内容物が収容される容器体と、該容器体の口部に装着された装着キャップを有する注出器と、を備え、
該レフィール容器は、前記ホルダー内に下方から挿入されることで、該ホルダーの頂壁部に形成された挿通孔から前記注出器が突出するとともに、前記容器体が該ホルダー内に配置された状態で、前記ホルダーに装着された二重容器であって、
前記装着キャップには、その外周面から下方に延在する弾性板が周方向に間隔をあけて複数配設され、
該弾性板には、前記頂壁部上に配置された係止部が設けられていることを特徴とする二重容器。 - 請求項1記載の二重容器であって、
前記弾性板は、前記装着キャップにおいて、キャップ軸を径方向に挟む両側から下方に延在するように一対配設されていることを特徴とする二重容器。 - 請求項1または2に記載の二重容器であって、
前記ホルダーには、前記弾性板において周方向を向く側端部に当接することで、該ホルダーと前記レフィール容器との周方向の相対的な回転を規制する回り止め部が設けられていることを特徴とする二重容器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の二重容器であって、
前記弾性板の下端部は、前記挿通孔から下方に延在し、
該下端部には、前記頂壁部に下方から係合する規制部が設けられていることを特徴とする二重容器。
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Family Applications (1)
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