JP5490290B1 - 電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造 - Google Patents

電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数の増加及びコストの増加を抑えることができる電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造の提供。
【解決手段】給電部構造は、電動モータ2のコイルに接続される接続用端子27と、制御回路ユニット3に接続される給電用端子28とを含み、接続用端子と給電用端子とは樹脂製の共通の保持部材29によって保持されており、給電用端子の圧入部28cは保持部材の被圧入部30に圧入されており、保持部材の被圧入部の形状は、給電用端子の板幅方向に長く且つ給電用端子の板厚方向に短く、被圧入部における前記給電用端子の板幅方向でいう両端部の寸法をL1とし、中央部の寸法をL2とし、給電用端子の板厚をTとしたとき、圧入されていない時の状態で、L2<T<L1を満たす。
【選択図】図3

Description

本発明は、操作力をアシストする電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造に関するものである。
従来、自動車等の電動パワーステアリング用電動モータ装置の給電部構造は、コイル接続用端子を含むバスバーユニットと、外部接続用端子を含むブラケットホルダユニットとで構成されている。
バスバーユニットは、合成樹脂製の本体部内に銅製のバスバーがインサート成形されており、バスバーは、コイル接続用端子である給電用端子と、バスバー端子とで構成されている。ブラケットホルダユニットは、合成樹脂製の本体部内に銅製のターミナルがインサート成形されており、ターミナルは、外部接続用端子である外部給電用端子と、接続端子とで構成されている。両者はそのバスバー端子と接続端子とが溶接で接続され、バスバーユニットの給電用端子は、コイルと接続されており、ブラケットホルダユニットの外部給電用端子は、ECUと接続されている(例えば特許文献1参照)。
そして、かかる給電部構造では、銅製の部材をインサート成形したバスバーユニットと、ブラケットホルダユニットとを溶接によって接続している。
特開2008−79469号公報
しかしながら、上述した従来の電動パワーステアリング用電動モータ装置の給電部構造では、コイル接続用端子を含むバスバーユニットと、外部接続用端子を含むブラケットホルダユニットとが、絶縁性の維持と寸法精度向上とのため、それぞれ合成樹脂製の本体部内に銅製の部材をインサート成形した構造となっている。このため、部品点数の増加、コストの増加という欠点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、部品点数の増加及びコストの増加を抑えることができる、電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明は、アシストトルクを出力する電動モータのコイルに接続される接続用端子と、前記電動モータの駆動を制御する制御回路ユニットに接続される給電用端子とを含んだ、電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造であって、前記接続用端子と、前記給電用端子とは、樹脂製の共通の保持部材によって保持されており、前記給電用端子の圧入部は、前記保持部材の被圧入部に圧入されており、前記保持部材の被圧入部の形状は、前記給電用端子の板幅方向に長く且つ該給電用端子の板厚方向に短く、前記被圧入部における前記給電用端子の板幅方向でいう両端部の寸法をL1とし、前記被圧入部における前記給電用端子の板幅方向でいう中央部の寸法をL2とし、前記給電用端子の板厚をTとしたとき、前記寸法L1、前記寸法L2及び前記板厚Tは、圧入されていない時の状態で、L2<T<L1を満たす。
本発明によれば、部品点数の増加及びコストの増加を抑えることができる、電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造を提供することができる。
この発明の実施の形態1に関し電動パワーステアリング用電動モータ装置の内部構造を模式的に示す図である。 電動パワーステアリング用電動モータ装置の固定子をターミナルユニット側から見た正面図である。 この発明の実施の形態1の保持部材の被圧入部の平面図である。 図3のIV−IV線からみた、保持部材の被圧入部の断面図である。 図3のV−V線からみた、保持部材の被圧入部の断面図である。 この発明の実施の形態1の給電用端子の正面図である。 この発明の実施の形態1の給電用端子の側面図である。 この発明の実施の形態1の保持部材の被圧入部に給電用端子の圧入部を圧入した状態の断面図である。 この発明の実施の形態2の保持部材の被圧入部の断面図である。 図9の矢印Xからみた保持部材の被圧入部の裏面図である。 この発明の実施の形態3の保持部材の被圧入部の断面図である。 図11の矢印XIIからみた保持部材の被圧入部の裏面図である。
以下、本発明の電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造を、自動車等の移動体の電動パワーステアリング用電動モータ装置の給電部構造として実施した場合の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に関し電動パワーステアリング用電動モータ装置の内部構造を模式的に示す図である。電動パワーステアリング用電動モータ装置1は、自動車のハンドルに対してアシストトルクを出力する電動モータ2と、電動モータ2の出力軸の駆動を制御する制御回路ユニット3とを備えており、本電動パワーステアリング用電動モータ装置1は、10極12スロットのデルタ結線構造となっている。
電動モータ2は、回転子4と、ハウジング5に嵌着されたフレーム6と、フレーム6の内壁面に固定された固定子7と、固定子7の片側端面に固定されたターミナルユニット8と、回転子4の端部に圧入され減速機構(図示せず)に連結されるボス9とを有している。
回転子4は、フロントベアリング10及びリヤベアリング11により回転自在に支持されたシャフト12と、シャフト12に固定されたコア13と、コア13の表面に固定されたマグネット14と、マグネット14の表面を覆う保護カバー15とを有している。
固定子7は、軸線方向に延びたスロット(図示せず)が周方向に間隔をおいて形成された固定子鉄心16と、この固定子鉄心16のスロットにボビン17を介して銅線を巻回し構成された固定子巻線18とを有している。
制御回路ユニット3は、ヒートシンク19の一端側にパワー素子20等を実装し電動モータ2に電力を供給するための駆動部21と、マイコン22等を実装し電力の供給を制御するための制御回路23と、駆動部21に電力を供給するターミナル部24とを有している。駆動部21のパワー素子20には、駆動部モータターミナル25が接合されており、駆動部21のパワー素子20は、駆動部モータターミナル25を介して、ターミナルユニット8(後述する給電用端子28)と電気的に接合されている。駆動部21におけるヒートシンク19側(パワー素子20側)つまり電動モータ2との反対側には、回転子4の回転角度を検出する回転位置センサであるレゾルバ26が取り付けられている。
図2は、電動パワーステアリング用電動モータ装置の固定子をターミナルユニット側から見た正面図である。ターミナルユニット8は、銅等の金属である接続用端子27と、銅等の金属である給電用端子28と、それら接続用端子27及び給電用端子28を保持する樹脂製の保持部材29とを含んでいる。給電用端子28と接続用端子27とは、樹脂製である共通の保持部材29で保持されている。
接続用端子27は、U相用端子27U、V相用端子27V、W相用端子27Wの3種類があり、各接続用端子27U、27V、27Wはそれぞれ、本体27aと、腕部27bと、中継接合部27cとに区分される(なお、図示ではU相用端子27Uを代表として本体、腕部、中継接合部を説明している)。給電用端子28は、板状の部材からなり、本体28aと、中継接合部28bと、板状の圧入部28cと、制御回路ユニット3に対する電気接合部28dとに区分される。保持部材29は、溝部29aと、外壁29bと、内壁29cと、絶縁壁29dと、給電用端子台29eと、ボビン17に対する嵌合部29fとに区分される。
接続用端子27の半円形状の本体27aは、保持部材29の溝部29aに挿入、保持されており、接続用端子27の腕部27bは、固定子巻線18のコイル端部とヒュージング溶接等にて電気的に接合されている。各接続用端子27U、27V、27Wは、保持部材29の絶縁壁29dで絶縁されている。
一方、給電用端子28については、本体28aの着座面28eが、保持部材29の給電用端子台29eに着座するまで、圧入部28cが保持部材29に圧入されている。接続用端子27の中継接合部27cと給電用端子28の中継接合部28bとは溶接等により電気的に接合され、これにより、デルタ結線を構成している。
給電用端子28の圧入部28cの圧入先である、保持部材29の被圧入部30を平面的にみた状態を、図3に示す。また、かかる被圧入部30の異なる方向の断面を、図4及び図5に示す。また、図6及び図7は、給電用端子の正面図及び側面図である。さらに、図8は、保持部材の被圧入部に、給電用端子の圧入部を圧入した状態の断面図である。
保持部材29の被圧入部30は、図3〜図5から了解されるように、給電用端子28の板幅方向(図3の紙面左右方向)に長く且つ給電用端子28の板厚方向(図3の紙面上下方向)に短い、平面視、略長方形の穴である。換言すれば、被圧入部30における、給電用端子28の板幅方向の寸法が、被圧入部30における、給電用端子28の板厚方向の寸法よりも大きい。また、圧入されていない時の状態で、被圧入部30における給電用端子28の板厚方向の寸法は、給電用端子28の板幅方向にわたって一定ではない。すなわち、図3に示されるように、平面的にみた上記略長方形の、給電用端子28の板幅方向でいう中央部31の寸法L2は、平面的にみた上記略長方形の、給電用端子28の板幅方向でいう両端部の寸法L1に比べて小さくなっている。そして、給電用端子28の板厚をTとすると、圧入されていない時の状態で、L2<T<L1の関係が満たされる。
上記のような関係により、給電用端子28の圧入部28cは、保持部材29の被圧入部30全体というよりも被圧入部30の中央部31(すなわち被圧入部30の長手方向である給電用端子28の板幅方向の中央部)のみに圧入される。
また、保持部材29における、被圧入部30が形成された部分は、その一面側が圧入側としての開口側(開口部)32であり、他面側が閉口側33となっている。開口側32には、穴奥側から開口に向かって幅広となる4面のテーパ部32a、32b、32c、32dが設けられている。
給電用端子28の圧入部28cは、図6に示されるように、平らな先端34と、テーパ部35と、テーパ部35との接続部38とを有している。テーパ部35は、接続部38に向かって幅広となっており、テーパ部35の幅広部の終端36と、接続部38との連結部は、円弧部37となっている。
以上のように構成された電動パワーステアリング用電動モータ装置の給電部構造においては、給電用端子28と接続用端子27とは、同一の樹脂製の保持部材29で保持されているため、部品点数の削減、コスト削減ができる。また、給電用端子28の一部は、保持部材29に圧入する構造であるが、樹脂部材の寸法精度には限界がある。このため、圧入部の締代にバラツキが発生することにより、給電用端子の圧入が不適となり、位置精度が悪化し組立て性も悪化することが考えられるところ、本実施の形態1では次のような工夫がなされている。すなわち、本実施の形態1では、保持部材29の被圧入部30の形状は、給電用端子28の板幅方向に長く、板厚方向に短い略長方形で、且つ、被圧入部30の中央部31の寸法L2は、両端部の寸法L1に比べて小さくなっている。このため、給電用端子28の圧入部28cは、保持部材29の被圧入部30の中央部31のみに圧入される構造となっている。これにより、保持部材29の圧入部寸法にバラツキが発生しても圧入力のバラツキは抑制されるため、給電用端子28は保持部材29に正常且つ所望に圧入、着座、保持、位置決めされることとなり、給電用端子28の位置精度が向上し、組み立て性も向上する。
また、保持部材29において被圧入部30のある部分は、一面側が開口側32であり、他面側が閉口側33である。すなわち、被圧入部30は、底のある穴部(凹部)であるため、万が一、圧入により樹脂製の保持部材29が削れることがあったとしても、削れ滓は、保持部材29の被圧入部30という凹部内に留まるため、削れ滓がモータ内に落下し回転子と固定子との間に挟まれることによるロストルクが増加してしまうといった問題を予防することができる。
また、保持部材29の被圧入部30の圧入入口側(開口側32)は、穴奥側から開口に向かって幅広となるテーパ部32a、32b、32c、32dを有しているため、給電用端子28を圧入する際、保持部材29と多少の位置ズレが発生しても位置矯正されるため、給電用端子28は保持部材29に正常に圧入される。
また、給電用端子28の圧入部28cには、先端34に向かって幅狭となるようなテーパ部35が設けられているため、給電用端子28を圧入する際、保持部材29と多少の位置ズレが発生しても位置矯正されるため、給電用端子28は保持部材29に正常に圧入される。
さらに、給電用端子28の圧入部28cは、テーパ部35の幅広部の終端36と接続部38とがつながる部分(連結する部分)に円弧部37を有しているため、給電用端子28を圧入する際、保持部材29と多少の位置ズレが発生しても、保持部材29の被圧入部30の内壁に接触する面積が小さいため、圧入力の増大を抑制することができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。なお、本実施の形態2は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。図9は、本実施の形態2の保持部材の被圧入部の断面図であり、図10は、図9の矢印Xからみた保持部材の被圧入部の裏面図である。
本実施の形態2における、保持部材129では、上述した実施の形態1と同様な被圧入部30が設けられており、その被圧入部30の圧入入口(略長方形の圧入側開口部32)との反対側に、一対の裏面溝138が形成されている。裏面溝138は、被圧入部30における給電用端子28の板厚方向両側に配置されている。図10における、一対の裏面溝138と、投影的に点線で示される被圧入部30との位置・形状関係から分かるように、裏面溝138は、圧入方向から投影的(平面的)にみて、略長方形の被圧入部30の長手側の外形と、距離をおいて配置するように形成されている。換言すると、一対の裏面溝138はそれぞれ、圧入方向から投影的(平面的)にみて、被圧入部30から、給電用端子28の板厚方向に離れている。
このように構成された本実施の形態2の電動パワーステアリング用電動モータ装置の給電部構造においては、上述した実施の形態1における利点に加え、次のような利点が得られている。給電用端子28の圧入部28cは、その長手方向である板幅方向の中央部31が圧入されるが、その際、上記のL2<T<L1の関係から、保持部材29の被圧入部30は、外側に広がろうとする。一方、保持部材29の略長方形圧入側開口部32の反対側には、略長方形の長手側から外側に、ある距離を置いて一対の裏面溝138が設けられているため、保持部材29の被圧入部30から裏面溝138までの肉厚が薄くなっている。このため、裏面溝138が無い場合と比較して少ない力で圧入することができ、結果、圧入力のバラツキはさらに抑制される。尚、上記裏面溝138は、底のある凹部から形成された態様として説明しているが、これに代えて、底のない貫通穴から形成された態様でもよい。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について説明する。なお、本実施の形態3は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1又は2と同様であるものとする。図11は、本実施の形態3の保持部材の被圧入部の断面図であり、図12は、図11の矢印XIIからみた保持部材の被圧入部の裏面図である。
本実施の形態2における、保持部材229は、上述した実施の形態1における被圧入部30に代えて、貫通穴からなる被圧入部239が設けられている。貫通穴からなる被圧入部239は、実施の形態1における被圧入部30において底を無くし、裏面側233(他面側、圧入側開口部32との反対側)まで貫通させた態様である。
また、本実施の形態2における、保持部材229は、その被圧入部239の圧入入口(略長方形の圧入側開口部32)との反対側に、一対の裏面穴240が形成されている。裏面穴240は、被圧入部239における給電用端子28の板厚方向両側に配置されている。図12における、一対の裏面穴240と、投影的に点線で示される被圧入部239との位置・形状関係から分かるように、裏面穴240は、圧入方向から投影的(平面的)にみて、略長方形の被圧入部239の長手側の外形と、距離をおいて配置するように形成されている。換言すると、一対の裏面穴240はそれぞれ、圧入方向から投影的(平面的)にみて、被圧入部239から、給電用端子28の板厚方向に離れている。
このように構成された本実施の形態3の電動パワーステアリング用電動モータ装置の給電部構造においては、上述した実施の形態1における利点に加え、次のような利点が得られている。本実施の形態3では、保持部材229の被圧入部239は、貫通穴となっており、さらに、保持部材229の略長方形圧入側開口部32の長手側から外側に、ある距離を置いて裏面穴240が設けられ、その裏面穴240が貫通穴となっている。このため、裏面側が閉じている底のある被圧入部の場合と比べ、少ない力で圧入することができ、結果、圧入力のバラツキはさらに抑制され、且つ、圧入により樹脂製の保持部材の削れを大幅に抑制することもできる。また、裏面穴240は、貫通穴であるので、圧入の開始段階から、圧入力の低下及び保持部材の削れ抑制の効果が得られる利点がある。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
まず、上記実施の形態は、主に自動車のハンドルの操舵動作をアシストする対象に適用するものとして説明しているが、本発明は、これに限定されず、自動車以外の移動体における操作動作をアシストする対象や、施設・設備における操作動作をアシストする対象に適用することも可能であろう。
また、本発明は、給電部構造として説明しているが、かかる給電部構造を備えた電動パワーステアリング用電動モータ装置、さらには、電動パワーアシスト用モータ装置として実施することも可能である。
また、本発明に関する、電動モータは、10極12スロットのデルタ結線で例示されているものの、これには限定されない。すなわち、電動モータにおける極数とスロット数との組み合わせは任意でよく、結線もデルタ、Y結線いずれでもよい。
1 電動パワーステアリング用電動モータ装置、2 電動モータ、3 制御回路ユニット、27 接続用端子、28 給電用端子、28c 圧入部、29,129,229 保持部材、30,239 被圧入部、32 開口側、32a〜32d テーパ部、34 先端、35 テーパ部、36 終端、37 円弧部、138 裏面溝、240 裏面穴。

Claims (8)

  1. アシストトルクを出力する電動モータのコイルに接続される接続用端子と、前記電動モータの駆動を制御する制御回路ユニットに接続される給電用端子とを含んだ、電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造であって、
    前記接続用端子と、前記給電用端子とは、樹脂製の共通の保持部材によって保持されており、
    前記給電用端子の圧入部は、前記保持部材の被圧入部に圧入されており、
    前記保持部材の被圧入部の形状は、前記給電用端子の板幅方向に長く且つ該給電用端子の板厚方向に短く、
    前記被圧入部における前記給電用端子の板幅方向でいう両端部の寸法をL1とし、
    前記被圧入部における前記給電用端子の板幅方向でいう中央部の寸法をL2とし、
    前記給電用端子の板厚をTとしたとき、
    前記寸法L1、前記寸法L2及び前記板厚Tは、圧入されていない時の状態で、L2<T<L1を満たす、
    電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造。
  2. 前記保持部材において前記被圧入部のある部分は、一面側が開口側であり、他面側が閉口側であり、前記被圧入部は、底のある穴部である、
    請求項1の電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造。
  3. 前記保持部材の被圧入部は、貫通穴である、
    請求項1の電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造。
  4. 前記保持部材において前記被圧入部の圧入入口側は、穴奥側から開口に向かって幅広となるテーパ部を有している、
    請求項2又は3の電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造。
  5. 前記保持部材において前記被圧入部の圧入入口側と反対側には、一対の裏面溝が形成されており、
    前記裏面溝は、前記被圧入部における前記給電用端子の板厚方向両側に配置されており、
    前記一対の裏面溝はそれぞれ、圧入方向から投影的にみて、前記被圧入部から、前記給電用端子の板厚方向に離れている、
    請求項1〜4の何れか一項の電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造。
  6. 前記被圧入部における前記給電用端子の板厚方向両側には、裏面穴が形成されており、
    前記一対の裏面穴はそれぞれ、圧入方向から投影的にみて、前記被圧入部から、前記給電用端子の板厚方向に離れている、
    請求項1〜4の何れか一項の電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造。
  7. 前記給電用端子の圧入部には、先端に向かって幅狭となるようなテーパ部が設けられている、
    請求項1〜6の何れか一項の電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造。
  8. 前記給電用端子の圧入部は、前記テーパ部の幅広部の終端と該テーパ部への接続部とがつながる部分に、円弧部を有している、
    請求項7の電動パワーアシスト用モータ装置の給電部構造。
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