実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1について図1乃至図9を参照しながら説明する。
図1はこの発明の実施の形態1における空気調和機の制御を行う制御装置を中心とする装置構成を示す図である。ここでは、特に使用者に報知を行うための装置構成を示している。リモートコントローラー1(以下、リモコン1という)は、使用者が設定指示した運転モード、設定温度、設定湿度などに係る信号(設定操作信号)を情報として送信する指示入力装置である。ここで、運転モードには冷房運転モード、暖房運転モード、除湿運転モード、送風運転モードなどがある。
例えばマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)を中心とする制御装置2は、入力部3、CPU(Central Processing Unit )4、メモリ5、出力部6で構成する。入力部3は、リモコン1から送られた信号をCPU4が処理できるように信号の変換などを行う。CPU4は、入力部3の処理により得られる設定データなどに基づいて演算処理、判断処理などを行う。記憶部となるメモリ5は、各種の制御設定値など、CPU4が処理を行うために必要とするデータなどを記憶する。例えば、CPU4が処理を行い、ブザー8にメロディとして発生させる音を決定する処理をおこなうためのプログラム、鳴動周波数、鳴動時間、鳴動停止時間を、鳴動させる音の数分だけ規定してメロディを発生させるためのデータなどを記憶している。出力部6は、CPU4が処理を行って得られた演算結果、判断結果などに係るデータに基づいて、表示装置7に表示指示信号を送信する。また、鳴動装置であるブザー8に鳴動指示信号を送信する。
図2は空気調和機本体(室内機)9が有する表示装置7の表示例を示す図である。本実施の形態では、例えば冷媒回路において、凝縮器又は蒸発器となる室内側熱交換器を有する空気調和機本体9が表示装置7を有している。ここでは室内機として説明するが、圧縮機等も備えた空気調和機としてもよい。また、ここでは、表示装置7を空気調和機本体9の前面パネル10背後に格納し、表示内容を透過して表示させるようにしている。前面パネル10は光を透過しやすい素材にて構成されている。
表示装置7の表示内容について、運転ランプ11は、空気調和機の動作状態を示す表示をする。また、ECOモニター12は、例えば空気調和機本体9が有する赤外線サーモパイルセンサー15を活用した省エネルギー対応の運転を行っている状態など(例えば暖房運転において検出床温度が高いときには省エネルギー対応の運転をしているなど)を示す表示をする。さらに、温度モニター13は現在の室内温度などを表示する。そして、おしらせランプ14は、使用者に対し、省エネルギー、快適性、利便性などの恩恵を享受できるような情報(以下、おしらせ情報という)があることを報知するための表示をする。
ここで、図2の表示は一例を示したものである。ここでは、おしらせランプ14のようにお知らせ情報に係る表示を行う表示手段が存在していれば、表示装置7が表示する内容の構成が図2のようでなくてもよい。また、図2に示す表示内容に限定するものではない。また、例えば透過表示されるように工夫されておらず、表示装置7が直接前面に現れて表示を行うものであってもよい。また、おしらせ情報に係る表示手段についても、図2のようなおしらせランプ14に限定するものではない。
ブザー8は鳴動音(ブザー音)を発生させるための鳴動装置である。ブザー8は、鳴動周波数を異ならせることで、複数の音階の鳴動音を発生させることができる。このため、ブザー8から鳴動音をメロディとして発生させることができる。ここで、ブザー8がどのような音階の音をどれだけの時間鳴動させるかについては、メモリ5が記憶するプログラムなどに基づいて制御装置2が送信する鳴動指示信号によって定まる。
図3は制御装置2をお知らせ情報などの報知に係る処理機能に基づいて表した図である。次に、実施の形態1の空気調和機の制御装置2(マイコン)の機能について説明する。以下で説明する処理は、前述したように、CPU4がメモリ5に記憶されたプログラムに基づいて実行することにより行われる。このため、処理動作の主体は、基本的に制御装置2であるものとして説明する。
まず、リモコン1からの設定操作信号に基づく報知について説明する。図3において、リモコン1から送信される設定操作信号を受信部16(図1の入力部3に相当する)が情報として受信する。この時点では信号は0または1の二値を表す記号的な信号にすぎない。この記号的な信号を受信内容解析部17が解析する。そして、どのような指示、要求などがなされたかを判断する。鳴動音判断処理部18は、受信内容解析部17が処理した解析結果に基づいて、リモコン1から空気調和機本体9に設定操作信号が送られたこと及び送られた指示などの内容を使用者に認識させるための反応音(以下、設定操作反応音という)を判断する。そして、鳴動音指示部19(図1の出力部6に相当する)では鳴動音判断処理部18が判断した設定操作反応音に基づいてブザー8を鳴動させるべく、鳴動指示信号を送信する。具体的には、鳴動音指示部19は、判断に係る設定操作反応音に対応して、メモリ5に記憶された鳴動周波数、鳴動時間、鳴動停止時間を、鳴動させる音の数分だけ規定したデータに基づいて鳴動指示信号を送信し、メロディとしてブザー8を鳴動させる。ここで、例えば鳴動音判断処理部18の判断結果を表示処理部21へ引き渡し、表示装置7にリモコン1から設定操作信号が送られたことを示す表示を行うようにしてもよい。
次におしらせ情報に係る報知について説明する。図3において、おしらせ内容判断部20は、おしらせ情報があるかどうか及びそのおしらせ情報の内容(以下、おしらせ内容という)を判断する。判断手順については特に限定するものではないが、例えば他の手段からの信号が送信されると判断してもよいし、所定時間(例えば30分)毎に判断するようにしてもよい。そして、おしらせ情報があると判断すると、判断結果を鳴動音判断処理部18及び表示処理部21へ引き渡す。鳴動音判断処理部18は、おしらせ内容判断部20が処理した判断結果に基づいて、おしらせ内容に対応する音(おしらせ音)を判断する。そして、鳴動音指示部19は、判断に係るおしらせ音に対応した鳴動指示信号を送信してブザー8を鳴動させる。また、表示処理部21はおしらせ内容判断部20が処理した判断結果に基づいて、おしらせランプ14を点灯動作させるか、点滅動作させるかを判断する。表示指示部22では表示処理部21の判断に基づいて、表示装置7に対して具体的な表示動作を指示するための表示指示信号を送信して表示させる(例えば点灯動作なら表示輝度、点滅動作なら表示輝度と点灯時間と消灯時間と点滅間隔などの指示を行う)。
図4はおしらせ内容と各おしらせ内容に応じて鳴動させるおしらせ音との関係を表すおしらせ内容表を示す図である。図4において、内容概略欄はおしらせ内容の概要について示している。また、表示文章欄は各おしらせ内容に基づいてリモコン1などに表示させる文章例を示している。
ここで文章の表示について説明する。例えば、制御装置2は、表示装置7のおしらせランプ14を点灯又は点滅させる、あるいはブザー8を鳴動させる、あるいはおしらせランプ14による表示とブザー8による鳴動の両方で、おしらせ情報の報知に係る処理を行う。使用者は、報知があることに気がつくと、リモコン1が有する情報引き出しボタン(例えば、後述の発明の実施の形態2の図10に記載のおしらせナビボタンのようなボタン)を押下する。ボタンの押下によりリモコン1から送られた信号に基づいて、空気調和機本体9(制御装置2)からおしらせ内容判断部20が判断したおしらせ内容に対応する、例えば番号のデータを含む信号をリモコン1に送信する。リモコン1は空気調和機本体9から送信された番号のデータを解析してリモコン1の表示部(例えば、後述の発明の実施の形態2の図10に記載のサブ液晶部24のような表示部)に、番号に対応させた、上述した表示文章欄の文章を表示する。使用者は、表示部に表示された文章を見ることによりおしらせ内容を理解することとなる。
さらに、種別欄はそのおしらせ内容の特性を示している。ここでは、空気調和機の異常に関連する場合に「警告」、省エネルギー性に関連する場合に「省エネ」、快適性に関連する場合に「快適」、空気調和機の現在の運転状況に関連する場合に「状況」と分類している。使用おしらせ音欄は、各おしらせ内容について鳴動させる音を示している。図4では、種別欄が「警告」の場合には警告おしらせ音とし、「警告」以外のものは通常おしらせ音を鳴動させるものとして規定している。各おしらせ内容に基づいてどのおしらせ音を鳴動させるかを判断する処理は、鳴動音判断処理部18が行っている。
ここで、図4ではおしらせ内容を5つとして例示しているが、5つに限定するものではない。また、例示しているおしらせ内容以外にもおしらせ内容が存在していてもよい。全てのおしらせ内容に種別を規定し、それに対応するおしらせ音を規定していれば、特に図4に例示しているものに限定するものではない。
また、図4の例では、各おしらせ内容に、通常おしらせ音、警告おしらせ音のいずれかのおしらせ音を対応付け、鳴動させるものとしている。例えば、警告おしらせ音については空気調和機の異常状態のように、重要なおしらせ内容を報知するために鳴動させるものである。このため、おしらせ音としても通常おしらせ音とは趣の異なった、より注意を引くような音とする。一方、通常おしらせ音は、相対的に警告おしらせ音ほどには注意を引かないような音とする。また、表示装置7のおしらせランプ14は、通常おしらせ音を鳴動させるようなおしらせ情報の場合には点灯させるようにし、警告おしらせ音を鳴動させるようなおしらせ情報の場合には点滅させるようにして、表示上も使用者の注意を引くように工夫するとよい。
図5はおしらせ音の設定を規定するおしらせ音鳴動動作規定表を示す図である。図5では、図4で説明した警告おしらせ音及び通常おしらせ音について、使用者が注意を引くように差をつけて鳴動させる思想に基づいて作られた具体的な鳴動仕様の例を示している。図5において、使用音と楽譜の欄は、使用する音(音階)などを、イメージとして楽譜で表現している。また、鳴動仕様欄では、使用する音について、その音を鳴動させる順番、各音の鳴動時間(図5中ではON時間と表記)と鳴動後の停止時間(図5中ではOFF時間と表記)及び各音の音階名とその鳴動周波数を記載している。このため、鳴動仕様欄に記載したとおりの鳴動時間、鳴動停止時間で、鳴動周波数の音を記載された順番通りに鳴動させると、使用音と楽譜欄に表現されているようなメロディをブザー8の鳴動により実現することができる。
ここで、警告おしらせ音については、音階差に違和感を感じるやや不快な音の並び(例えば不協和音を構成する音を使用するなど)とし、これを繰返して鳴動させることにより警告を想起させるようにして強く注意を引くようなメロディとしている。また、通常おしらせ音については、きれいな音の並び(例えば協和音を構成する音を使用し滑らかに音程が上がっていくように構成したり、例えば音程を上下させる場合に音程差が大きくならないように音を並べるなど)とし、音自身からはあまり強い意味を感じさせない落ち着いたメジャーコード感を持った短くシンプルなメロディとしている。また、使用する音については、高齢者が聴き取りにくい高周波数の音を使用しないように配慮することが望ましい。具体的には2.5kHz以下の周波数の音を鳴動させるようにすることが望ましい。
図4及び図5における例では、おしらせ音を、警告おしらせ音と通常おしらせ音の2種類とした。例えば通常おしらせ音について、更に細かく分類したおしらせ音を使用するようにすると、使用者はおしらせ音を聴いただけで、おしらせ内容を概略理解できるようになることが期待できる。
図6はおしらせ内容表の別例を示す図である。図6は、使用おしらせ音の欄の内容が図4と異なる。図6の例では、種別欄が「警告」の場合には図4と同じように警告おしらせ音とするが、「省エネ」の場合には通常おしらせ音(強)とする。また、「快適」の場合には通常おしらせ音(中)とし、「状況」の場合には通常おしらせ音(弱)として、通常おしらせ音をさらに3種類に分類している。
ここで、例えば通常おしらせ音(強)を鳴動させる場合は、そのおしらせ内容が使用者にとって非常に恩恵を享受できる内容である場合にするとよい。そして、通常おしらせ音(中)や通常おしらせ音(弱)よりも注意を引くような音を鳴動させるようにする。また、通常おしらせ音(中)の場合には、通常おしらせ音(強)ほど使用者が益するおしらせ内容ではないが、通常おしらせ音(弱)よりは益するおしらせ内容である場合にするとよい。そして、通常おしらせ音(強)よりも弱く、通常おしらせ音(弱)よりも強く注意を引くような音を鳴動させるようにする。通常おしらせ音(弱)の場合には、通常おしらせ音(強)や通常おしらせ音(中)よりも使用者が益するおしらせ内容ではない場合にするとよい。そして、通常おしらせ音(強)や通常おしらせ音(中)ほど注意を引かないような音を鳴動させるようにする。一方、警告おしらせ音については前述したように空気調和機の異常状態のような重要なおしらせ内容を報知するものであるから、おしらせ音としても通常おしらせ音とは趣の異なったより注意を引くような音を鳴らすようにする。また、表示装置7のおしらせランプ14は、通常おしらせ音を鳴動させるようなおしらせ情報の場合には点灯とし、警告おしらせ音を鳴動させるようなおしらせ情報の場合には点滅の表示を行うようにして表示上も使用者の注意を引くように工夫する。
図7はおしらせ音鳴動動作規定表の別例を表す図である。図7では、図6で説明した警告おしらせ音及び通常おしらせ音(強)/(中)/(弱)について、使用者が注意を引くように差をつけて鳴動させる思想に基づいて作られた具体的な鳴動仕様の例を示している。図7において示している各欄は基本的には図5と同じである。ここでは、通常おしらせ音(強)/(中)/(弱)のメロディについて説明する。例えば、通常おしらせ音(弱)については、きれいな音の並び(例えば協和音を構成する音を使用し滑らかに音程が上がっていくように構成するなど)とし、音自身からはあまり強い意味を感じさせない落ち着いたメジャーコード感を持った短くシンプルなメロディとしている。これに対し、通常おしらせ音(中)については、通常おしらせ音(弱)よりもやや複雑なコード感で使用者に「何かな?」と思わせる音の並び(音程が上がる方向だけではなく、下がる方向の要素も入れて構成するなど)とする。そして、繰返しを行うことで通常おしらせ音よりも注意を引くようなメロディとしている。さらに、通常おしらせ音(強)については、通常おしらせ音(弱)、(中)よりも音数を増やし、さらに後半ではコードを変化させることで通常おしらせ音の中では一番強く注意を引くようなメロディとしている。ここで、使用する音については、具体的には2.5kHz以下の周波数で鳴動させるような音を使用するようにすることが望ましい。
このようにして各おしらせ音の鳴動に変化をつけて差異をつけることにより、おしらせ内容に応じて使用者の注意を引く度合いに差をつけることが可能となる。ここで、図5及び図7における各おしらせ音は一例であって、同様の目的・思想によって各おしらせ音に差を生じさせることが可能であればこの例に限定するものではない。また、おしらせ内容とおしらせ音との関連付け方も、おしらせ内容に関わらず、おしらせ音が1種類のみ、あるいは空気調和機の異常などの警告おしらせ音と、それ以外のものは通常おしらせ音のようにして2種類のみなどとしてもよい。ただし、おしらせ音を1種類のみとした場合には、単におしらせ情報があるということをブザー8から報知するのみとなるため、使用者がおしらせ内容を概略理解することができなくなる。
ここでは、空気調和機の異常に対して、警告おしらせ音を発するようにしているが、運転累積時間が所定時間を経過したらフィルターの手入れを促すようなおしらせ内容を設定して警告おしらせ音と同じ音を鳴動させるようにしてもよい。また、例えば、図4、図6に記載している種別欄において、例えば「促し」という種別を新たに設定し、対応する新たなおしらせ音を関連付け、鳴動させるようにしてもよい。
ここで、ブザー8によっておしらせ情報があるということを使用者に報知し、そのおしらせ内容(図4や図6の表示文章欄で示されているおしらせの内容を使用者に具体的に伝達する文章)はリモコンの表示部に表示されるようにしている。例えば、空気調和機本体9に音声ICを搭載して、文章データに基づいて発声させるようにしてもよい。ただし、音声ICはブザー8に比べて高価であり、またスピーカーなどの別部品も必要となるため、コストが更に高価となる。また、省スペースに搭載しなければいけないという構造的な制約がある場合もある。このような場合にはブザー8の方が都合がよい。
また、就寝中などにおいておしらせ音を鳴動させると、安眠阻害となってしまうなどの懸念が想定される。そこで、例えば所定の機能が設定されているなどと判断すると、制御装置2は、ブザー8に鳴動指示信号を送信しないようにする。このとき、表示装置7のおしらせランプ14に表示指示信号を送信して表示による報知を行うようにしてもよいし、鳴動指示信号と同様に表示指示信号を送信しないようにしてもよい。ここで、所定の機能とは、例えば設定時刻になる又は設定した時間が経過すると、自動的に電源をOFFにする「切りタイマー」機能がある。また、就寝中の状態に最適化された運転(例えば就寝中は体温が低下するという特性に合わせて就寝時用の設定温度で動作させるようにするなど)を行う「ねむり運転」機能がある。さらに、時刻設定を行っている場合には、就寝しているであろうと思われる時間帯(例えば0:00〜7:00の間など)を予め登録しておき、現在時刻が就寝時間帯であると判断すると、鳴動指示信号を送信しないようにしてもよい。ここで、予め登録しておく就寝時間帯は、メモリ5に予め記憶させておくようにしてもよいが、使用者が任意に設定することが可能なようにしておくと更に使用者の利便性が高まる。また、例えば設定操作反応音について適用するようにしてもよい。
図8は設定操作反応音の設定を規定する設定操作反応音鳴動動作規定表を示す図である。次に、前述した設定操作反応音について説明をする。前述したように、鳴動音判断処理部18は、受信内容解析部17が処理した解析結果に基づいて、設定操作反応音を判断し、鳴動音指示部19が対応する鳴動指示信号を送信する。鳴動音判断処理部18における具体的な処理内容としては、例えば、電源OFFから電源ONとなったときに設定されていた運転モードが何か、また、電源ON中において運転モードを変更する操作をされたかどうか、設定温度や設定湿度を上げる操作をされたか、下げる操作をされた、また、他の操作がなされたかについて判断する。
図8では、図7におけるおしらせ音種別欄が設定操作反応音種別欄となっている。例えば設定温度や設定湿度を上げる操作がなされた場合には、設定操作反応音種別欄の上げる音(3拍打ち)に対応する鳴動仕様により鳴動させるように規定している。そして、鳴動仕様欄に記載したとおりの鳴動時間、鳴動停止時間で、鳴動周波数の音を記載された順番通りに鳴動させることで、使用音と楽譜欄に表現されているようなメロディを鳴動させることができる。同様に、設定温度や設定湿度を下げる操作がなされた場合には、下げる音(3拍打ち)に対応する鳴動仕様により鳴動させるように規定している。また、電源ON中に運転モードが変更操作された場合、電源OFFから電源ONに操作された場合には、変更、設定に係る運転モード音(暖房/冷房/除湿/送風)に対応する鳴動仕様により鳴動させるように規定している。
ここで、本実施の形態1では上記以外の操作がなされた場合には固定周波数の単純な音で鳴動させるようにする。これは全ての操作に対して鳴動周波数を可変させて鳴動させるようにすると、使用者としては多種多様な音が氾濫し、聞き分けることが困難になるためである。このため、主要機能の操作のみについて鳴動周波数を可変させて鳴動させるようにし、主要機能操作とそれ以外の操作とで鳴動音に差異を生じさせるようにする。ただし、例えば聞き分けが可能であるならば、本実施の形態1に記載している設定操作反応音の数に限定せず、増やすようにしてもよい。例えば、電源ONから電源OFFにする設定操作がなされた場合も、ブザー8から所定のメロディを鳴動させるようにしてもよい。
また、各設定操作反応音について、例えば上げる音(3拍打ち)の場合には使用する音が自然な並びで音階が上昇するように構成する。また、下げる音(3拍打ち)の場合には使用する音が自然な並びで音階が下降するように構成する。これにより、上げる/下げるという操作を想起させることができる。
図9は設定操作反応音鳴動動作規定表の別例を表す図である。図8では3つの音を使用するので3拍打ちとしたが、例えば図9のように2つの音を使用して2拍打ちで鳴動するように構成してもよい。3拍打ちの場合には上げる/下げるという認識性が高まるという効果があるものの、音数が多いためうるささ感が増加するという懸念要素がある。一方、2拍打ちの場合には3拍打ちの場合に比べて上げる/下げるという認識性が劣るものの音数が少ないためすっきりした聴感が得られるという効果があるため、目的と効果を鑑みて両者のいずれかを採用するようにすればよい。また、図8の3拍打ちの上げる音/下げる音、図9の2拍打ちの上げる音/下げる音で表しているように、上げる音と下げる音とで使用する各音の高さを同一とせずに、一部、あるいは全ての音の高さを異なるように構成すると、音階が上がっているのか、下がっているのかをより強く認識でき、上げる音/下げる音の認識性を高めることができるので、このような音で構成するとよい。
次に運転モード音について、暖房については寒い環境から暖めたいという運転であるため、低音域の周波数の音を使用し、なおかつ、上げる音/下げる音とも区別ができるように音階が上がる方向と下がる方向を含むような音の並びとしている。同様に冷房については暑い環境から冷やしたいという運転内容であるため、暖房の場合と比べ高音域の周波数の音を使用し清涼感を感じさせ暖房の場合と同じように音階が上がる方向と下がる方向を含むような音の並びとしている。また、除湿については運転としては冷房運転に類似したものであるため、使用する音としても冷房で使用する音と同じか類似の音を使用するようにし、冷房と区別するため音の並びを変えるような工夫をした音の並びとしている。送風の場合にはいずれの場合でもなく、かつこれらの音と区別できるような音の並びで構成するようにしている。また、図示しないが、空気調和機が実際に空調する際の温度変化に関連付けて、暖房時は温度を上げるので、音階が上昇するメロディ、冷房時は温度を下げるので、音階が下降するメロディ(このとき、上述した上げる音/下げる音と区別するため、音数を変えるなど行う)、送風時、あるいは除湿時は、温度を積極的に制御するものではないので、音階を変化させずに、固定周波数で鳴動パターン(鳴動ON/OFF時間の組み合わせ)を変化させた音とし、記号的な音で構成する思想としてもよい。いずれの場合でも、使用する音については、具体的には2.5kHz以下の周波数で鳴動させるような音を使用するようにすることが望ましい。
ここで、図8及び図9の内容は各設定操作反応音の一例であって、同様の目的・思想によって各設定操作反応音の差を生じせしめることが可能であれば、この例に限定するものではない。
以上のように、本実施の形態1の空気調和機の報知装置では、使用者が恩恵を享受するようなおしらせ情報を空気調和機が検出したときに、表示装置7による表示と並列させてブザー8による音の鳴動によっても使用者へおしらせ内容があることを報知することができるようにしているので、表示装置7によってのみ報知した場合に比べ、使用者がおしらせ情報に気づきやすくなり、使用者が恩恵を享受する確率が増加するという効果を有する。
また、鳴動音判断処理部18(制御装置2)が、複数種のおしらせ音の中から、おしらせ内容に基づいて対応するおしらせ音を判断し、ブザー8に鳴動させるようにしたので、例えば、使用者がリモコン1などに表示される文章などを見ることなく、おしらせ音だけでおしらせ内容を概略認識することができるようになる。このため、例えば、特に自分に恩恵が得られるようなおしらせ内容について文章などにより詳しく知るようにし、そうでないものは見ないというような使用者の多様なニーズに応えることができるという効果を有する。
また、例えば切タイマーが設定されている場合、ねむり運転モードが設定されている場合、就寝中と考えられる就寝時間帯の場合などにおいて、おしらせ音を鳴動させないようにしたので、おしらせ音が鳴動したことによって、例えば使用者の安眠を阻害するようなことなどがないという効果を有する。
また、鳴動音判断処理部18(制御装置2)が、設定操作信号に基づいて、複数種の設定操作反応音の中から、対応する設定操作反応音を判断し、ブザー8に鳴動させるようにしたので、例えば、使用者に対して、空気調和機本体9が設定操作信号を受信したことを認識させると共に設定操作した内容を認識できるという効果を有する。
また、使用者がリモコンなどにより操作を行った場合に、その操作が空気調和機に伝達されたのかどうかを認識させるために鳴動させる、操作に対する反応音(設定操作反応音)について、電源ON、電源OFFの操作をしたときや、運転モードが変更されたときや、あるいは、設定温度や設定湿度の上げ/下げ操作などの使用頻度の高い重要機能に絞ってブザー8の鳴動周波数を変化させるようにしたので、空気調和機が発する多種多様な設定操作反応音の中で、重要機能の操作性、認識性を更に向上させることができるという効果を有する。特に電源ON時にはそのとき設定されている運転モードに対応する設定操作反応音を発生させることで、認識性を更に向上させることができる。
また、音声ICなどの大きなコストをかけずに、廉価な鳴動装置であるブザー8にて音によるおしらせ内容などの報知を実現するようにしたので、報知装置を低コストで生産できる。また、音声ICなどを使用した場合に必要となるスピーカーなどの別個の部品を搭載する必要もないので、省スペースに搭載しなければならないなどの搭載上の構造的制約に関する課題を著しく低減することが可能となるという効果を有する。
実施の形態2.
上記の実施の形態1では、例えば使用者が就寝中の状況においておしらせ音が鳴動して安眠を阻害するようなことがないように、所定の機能が設定されている場合には、ブザー8に鳴動させないようにした。本実施の形態では、さらに、おしらせ音を鳴動させるか否かを使用者が任意に選択できるようにするものである。
図10は実施の形態2に係るリモコン1の外観を示す図である。また、図11はおしらせ音設定画面を表す図である。ここで、空気調和機の基本的構成は実施の形態1と同様である。また、実施の形態1と同一または相当部分には同じ符号を付す。
図10において、リモコン1にはリモコン扉25が備えられ、開閉自在な機構となっている。図10の(A)はリモコン扉25を閉じた状態のリモコン1の外観図、図10の(B)はリモコン扉25を開いた状態のリモコン1の外観図を示している。リモコン扉25を開いた状態にすると内部の詳細設定ボタン群26が現れ、リモコン扉25上のボタン(図10の(A)の冷房、除湿切換、暖房、おしらせナビ、ミスト、入タイマー、切タイマーの各ボタンを意味する)だけでは操作できない細かい設定を行うことができるようになっている。
また、表示部としてはメイン液晶部23とサブ液晶部24とを備えている。メイン液晶部23においては、リモコン扉25の開閉状態に応じて切換え表示が可能なように構成されている。例えば図10の(A)のように設定温度や設定湿度などの主要情報のみを大型文字で視認性を向上させる画面を表示する。また、図10の(B)のように空気調和機の細かな設定状態を一覧形式で表示できる詳細設定状態に係る画面を表示したりする。この切換えを、メイン液晶部23をフルドットタイプの液晶を用いて実現するようにしてもよいし、ドットタイプではない液晶を使用する場合には、前後に2枚の液晶を重ねて組み合わせて使用するようにして実現してもよい。また、サブ液晶部24は、運転モードや、おしらせ情報の内容を示す文章を表示したり、メイン液晶部23では表示しきれないような更に細かい設定項目などを選択的に表示することができるようにドットタイプの液晶を用いて構成している。例えば、本発明の実施の形態2では、空気調和機本体9(ブザー8)からおしらせ音を鳴らすようにするか、鳴らさないようにするかを使用者が任意に選択できる設定項目をリモコン1に表示し、選択設定できるようにしている(以下、おしらせ音鳴動選択設定とよぶ)。この設定項目に関してはメイン液晶部23では表示せず、サブ液晶部24に表示するものとする。
次に、おしらせ音鳴動選択設定の具体的な設定方法について、おしらせ音設定に関わる表示状態については図11を用いて、操作方法については図10の(B)を用いて説明する。例えば、図10の(B)における設定項目ボタン27を使用者が押下すると、詳細設定項目の設定画面がサブ液晶部24に表示される。詳細設定項目が複数存在する場合には、設定項目ボタン27を押下するたびにサブ液晶部24に順番に各設定項目が表示されるようにしている。おしらせ音の設定画面が表示されると図11のようになる。
図11に示すように、おしらせ音設定画面は、サブ液晶部24の1行目に「おしらせ音」と表示される。また、2行目にはおしらせ音設定に関して設定する内容が表示される。図11においては、おしらせ音を鳴らさないようにする設定状態を示す「鳴らさない」と、おしらせ音を鳴らすようにする設定状態を示す「鳴らす」とが表示されている。
また、サブ液晶部24には選択内容指示アイコン31が合わせて表示されており、選択内容指示アイコン31により指し示されている設定状態が現在設定されている状態を示している。図11の(A)は選択内容指示アイコン31が「鳴らさない」の表示を指し示しているため、おしらせ音を鳴らさない設定状態にあることを示している。一方、図11の(B)は選択内容指示アイコン31が「鳴らす」の表示を指し示しているため、おしらせ音を鳴らす設定状態にあることを示している。おしらせ音を「鳴らさない」「鳴らす」の選択状態を切換えるには、図10の(B)の選択ボタン(上)28、もしくは選択ボタン(下)29を使用者が押下すると、選択内容指示アイコン31が図11の(A)もしくは(B)のように交互に表示され、これによりおしらせ音を「鳴らさない」又は「鳴らす」の選択が可能となる。最終的にどちらかの設定にするかは、図10に示す決定ボタン30を使用者が押下することで確定する。おしらせ音設定が終了すると、サブ液晶部24には、図11に表示されているような詳細設定項目の設定画面から図10に表示されているような運転モードを表示するような通常の画面に切換わる。
また、おしらせ音の設定状態を選択するときに使用するボタンは選択ボタン(上)28、もしくは選択ボタン(下)29はどちらを押下してもよいとした。例えば選択項目がA、B、Cの3つがあるような場合だと、選択ボタン(上)28を押下すると、「選択項目A」→「選択項目B」→「選択項目C」→「選択項目A」のように循環的に切換わる。また、選択ボタン(下)29を押下すると、「選択項目A」→「選択項目C」→「選択項目B」→「選択項目A」のように循環的に切換わる。以上のように、両者の違いは選択する際の循環方向が異なるだけである。このため、おしらせ音の場合のように選択項目数が2つの場合には両者のボタンの動作に違いはない。
ここで、おしらせ音の設定状態を「鳴らさない」側に設定している場合には、おしらせ情報が見つかってもおしらせ音を鳴動させない。このような場合に、表示装置7のおしらせランプ14を点灯もしくは点滅させるという表示のみの動作で使用者に報知してもよいし、表示による報知さえも行わないように動作させてもよい。
また、おしらせ音の設定状態を「鳴らす」側で設定している場合であっても、実施の形態1で説明したように、例えば所定の機能が設定されている場合には、おしらせ音を鳴動させないようにしてもよい。このとき、表示装置7のおしらせランプ14に表示指示信号を送信して表示による報知を行うようにしてもよいし、鳴動指示信号と同様に表示指示信号を送信しないようにしてもよい。
ここで、本発明の実施の形態2では、メイン液晶部23とサブ液晶部24でリモコン1の表示装置を構成するようにした。また、リモコン扉25を備えるようにしてリモコン扉25を開くと内部に詳細設定ボタン群26を配置するようにした。さらに、リモコン扉25の開閉動作によってメイン液晶部23の表示内容を切換えるようにした。そして、おしらせ音の設定状態を詳細設定ボタン群26の中のボタンで選択操作・決定し、操作内容をサブ液晶部24に表示したりするようにした。ただ、リモコン1を以上のような構成などに限定するものではない。本実施の形態では、基本的におしらせ音を設定できるようになっていさえすればよい。このため、例えば、おしらせ音設定ボタンをリモコン1に配置して直接設定できるように構成してもよいし、空気調和機本体9に切り換えスイッチなどを用意して設定できるように構成してもよい。
以上のように、本発明の実施の形態2の空気調和機の報知装置では、おしらせ音を鳴らすか鳴らさないかをリモコン1から選択できるように構成したので、空気調和機が自発的に鳴動するようなおしらせ音を鳴らしたくないといった要望や、おしらせ情報をおしらせ音により逐次気づかせて欲しいという要望など、使用者の多様なニーズに応えることができるという効果を有する。
また、例えばおしらせ音を鳴らすという設定状態にしていた場合でも、「切りタイマー」機能が設定されているとき、ねむり運転モードの場合、就寝時間帯である場合などには、おしらせ音を鳴動させないようにできるようにしたので、例えば、使用者が就寝中であるときにおしらせ音が鳴動して使用者の安眠を阻害するようなことがないという効果を有する。
実施の形態3.
上記の実施の形態1では、使用者がリモコン1を操作したときの設定操作反応音について、主要機能の操作については鳴動周波数を可変させて鳴動させるようにし、他の操作がなされた場合には単純な音で鳴動させるようにした。本実施の形態3では、設定操作に応じて鳴動周波数を可変させた設定操作反応音を鳴動させるか、すべての設定操作反応音を固定周波数の音で鳴動させるかを使用者が任意に選択できるようにする。
図12は本発明の実施の形態3に係る設定操作反応音の設定状態を表す図である。本実施の形態における空気調和機の基本的構成は、実施の形態1や実施の形態2と同様である。また、実施の形態1や実施の形態2と同一または相当部分には同じ符号を付す。
本実施の形態3のリモコンは実施の形態2と同様なリモコンである。ただ、鳴動周波数を可変させて設定操作反応音を鳴動させるか(音階ありモード。以下、UD(ユニバーサルデザイン)音モードと呼ぶ)、すべての設定操作反応音を固定周波数の単純な音で鳴動させるか(音階なしモード。以下、シンプル音モードと呼ぶ)を使用者が任意に選択できる設定項目をリモコン1に表示し、選択設定できるようにしている(以下、設定操作反応音選択設定とよぶ)点が実施の形態2と異なる。
本実施の形態3の設定操作反応音の設定方法は、実施の形態2におけるおしらせ音設定の方法と基本的に同じである。ただ、図11におけるサブ液晶部24の1行目の「おしらせ音」という表示が、図12では「設定操作反応音」となっており、現在設定している設定項目が設定操作反応音の状態であることを示すようになっている。そして、図11におけるサブ液晶部24の2行目の「鳴らさない」と「鳴らす」という表示が、図12ではそれぞれ「シンプル音」と「UD音」となっており、設定操作反応音の設定内容を表示するようになっている。このため、設定の選択方法や、決定方法、図の(A)と(B)の意味は実施の形態2と同様である。
設定操作反応音をシンプル音として設定しておくと、設定操作反応音は固定周波数の単純な音で鳴動するように動作する。一方、設定操作反応音をUD音として設定しておくと本発明の実施の形態1のように、設定操作に応じて鳴動周波数を可変させて設定操作反応音を鳴動させることで、設定操作の内容が認識できるようにすることができる。
以上のように、本発明の実施の形態3の空気調和機の報知装置は、設定操作反応音を、鳴動周波数を可変させて鳴動させるようにするか、固定周波数で鳴動させるようにするかをリモコン1から選択できるように構成したので、使用者の多様なニーズに応えることができるという効果を有する。例えば、複数種の鳴動にうるささ感を感じる使用者は固定周波数で鳴動させるようにすればよい。また、表示装置を見なくても操作内容を判断したい場合には鳴動周波数を可変させるようにすればよい。
実施の形態4.
上記の実施の形態1では、おしらせ内容とおしらせ音とをあらかじめ対応付けておき、、おしらせ内容判断部20が判断したおしらせ内容に対応するおしらせ音をブザー8により鳴動させるようにした。本実施の形態4においては、各おしらせ内容を報知する頻度に応じたおしらせ音を鳴動させるようにする。ここで、本実施の形態における空気調和機の基本的構成は、実施の形態1や実施の形態2と同様である。また、実施の形態1などと同一または相当部分には同じ符号を付す。
次に本実施の形態における具体的鳴動手順などについて説明する。各おしらせ内容の報知回数をメモリ5に記憶しておく。例えば、おしらせ1に係るおしらせ内容を初めて報知したときには1回とする。その後同じおしらせ1に係るおしらせ内容を再度報知したときには2回とし、以下同様に、3回、4回…として、報知回数を計数し、メモリ5に記憶する。同様に他のおしらせ内容についても計数してメモリ5に記憶する。
このようにして全てのおしらせ内容について個別に計数した報知回数と、各おしらせ音とを対応付ける。例えば、報知回数が1回〜5回までは通常おしらせ音(強)を対応付け、6回〜10回までは通常おしらせ音(中)を対応付け、11回以上は通常おしらせ音(弱)を対応付けるようにする。このようにすることで、報知が多いおしらせ内容については使用者の注意をあまり引かないようにし、報知が少ないおしらせ内容については、使用者の注意を引くようにして、気づきやすくする。ここで、例えば、20回以上はおしらせ音を鳴動させないようにし、おしらせランプ14による表示のみの報知だけにするようにしてもよい。また、各おしらせ音を切換える報知回数(上述例だと報知回数が6回、11回でおしらせ音が切換わる)は、この回数に限定するものではない。また、異常などの警告おしらせ音については、実施の形態1と同じように、報知回数に関係なく警告おしらせ音を鳴動させるようにしてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態4の空気調和機は、おしらせ内容毎に報知した回数を数え、その回数に応じたおしらせ音をブザー8から鳴動させるようにし、このとき、報知回数が低いときほど注意を引いて気づかれやすいようなおしらせ音を鳴動させるようにしたので、例えば、何回も報知されたおしらせ内容はあまり有益ではなく、まだ報知されていない又は報知回数が少ないおしらせ内容については関心があるというような使用者にとっては利便性が高くなるという効果を有する。
実施の形態5.
図13は本発明の実施の形態5に係る空気調和機の構成図である。本実施の形態では、上述した報知装置を有する空気調和機の空気調和を行う機器例について説明する。図13の冷凍空気調和機は、室外機100と、前述した空気調和機本体9を構成する室内機200とを配管接続し、冷媒回路を構成して冷媒を循環させている。
室外機100は、本実施の形態においては、圧縮機101、室外側熱交換器102、四方弁103及び絞り装置(膨張弁)104を有している。圧縮機101は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機101は、インバータ装置等を備え、運転周波数を任意に変化させることにより、圧縮機101の容量(単位時間あたりの冷媒を送り出す量)を細かく変化させることができるようにしてもよい。室外側熱交換器102は、冷媒と空気(室外の空気)との熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては蒸発器として機能し、冷房運転時においては凝縮器として機能する。また、四方弁103は、室外側制御装置110からの指示に基づいて冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り換える。絞り装置104は、開度を変化させることで、室内機200の室内側熱交換器201内における冷媒の圧力を調整するために設ける。
一方、室内機200は、室内側熱交換器201及び室内側送風機202を有している。室内側熱交換器201は冷媒と空気との熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては凝縮器として機能し、冷房運転時においては蒸発器として機能する。室内側送風機202は、空調対象空間である室内に、室内側熱交換器201において冷媒との熱交換を行った空気を送り込む。室内機200には、前述した実施の形態で説明した報知装置を搭載している。
本実施の形態では、以上のようにして冷媒回路を構成した空気調和機により運転することで、前述したおしらせ内容、操作指示を反映した運転を行うことができる。ここでは、室外機100と室内機200とを分離した構成の空気調和機としているが、一体構成したものでも適用することができる。