JP5489704B2 - 詰め替え容器 - Google Patents
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また、中栓の注出口を開封した後に本容器の口部を詰め替え容器の中栓に螺着するため、その螺合作業中に誤って詰め替え容器を倒すと、詰め替え容器内の内容物がこぼれ出るおそれがある。
また、中栓に本容器の口部を螺着する際に本容器を倒立姿勢にするため、本容器の内側に内容物が残留していると本容器内の内容物がこぼれ出る。したがって、本容器内の内容物を使い切った後でないと詰め替え作業を行うことができないという問題がある。
本発明に係る詰め替え容器は、本容器に詰め替える内容物が収容されるとともに可撓性を具備する容器本体と、該容器本体に設けられ、該容器本体の内部に連通する連通孔が形成された基台部材と、該基台部材に前記容器本体の外部に向けて突設され内部が前記連通孔に連通するとともに、前記本容器の注入口部内に挿入可能な注出筒と、該注出筒の内部を閉塞するとともに、前記注入口部の径方向の内側に配設された刃部によって押圧されることで破断可能なシール部材と、前記連通孔内に装着され、内部を通して前記容器本体内の内容物を前記注出筒内に注入させる装着筒、および該装着筒から前記容器本体の内部に向けて延在する支持体を有する支持部材と、を備えていることを特徴とする。
また、詰め替えに際し、注出筒の内部を閉塞するシール部材が、注入口部の径方向の内側に配設された刃部によって破断されるので、詰め替え容器の開封と同時に注出筒および注入口部を通して内容物が本容器内に詰め替えられることとなり、内容物をこぼすことを抑制できる。
またこのように、容器本体の減容変形時に、支持体に、容器本体をその内側から支持させることができるので、内容物の注出に伴って容器本体が倒れ込むのを抑制することが可能になり、詰め替え作業をより容易化することができる。
なお、容器本体の横断面視形状が、扁平形状となっている場合、一対の支持体が、該横断面視形状の短軸方向に対向配置されていることが好ましい。この場合、一対の支持体が、該横断面視形状の短軸方向に対向配置されているので、容器本体の減容変形時に、支持体により、容器本体をその内側から効果的に支持させることができる。
図1に示すように、詰め替え容器1は、後述する本容器20に詰め替える図示しない内容物が収容されるとともに可撓性を具備する容器本体2と、該容器本体2に取り付けられ、該容器本体2の内部に連通する連通孔3が形成された基台部材4と、該基台部材4に容器本体2の外部に向けて突設され内部が連通孔3に連通する注出筒5と、該注出筒5の内部を閉塞するとともに、後述する本容器20の刃筒部(刃部)41によって押圧されることで破断可能なシール部材6と、連通孔3内に嵌合(装着)された嵌合筒(装着筒)7、および該嵌合筒7から容器本体2の内部に向けて延在する支持体8を有する支持部材9と、を備えている。なお、容器本体2と基台部材4とが一体成形されていても良い。
なお、側面部材10および底面部材11としては、例えば、合成樹脂フィルムやアルミ箔などを積層した溶着性樹脂シートを採用することができる。
注出筒5は、大径部15と小径部16とが、下側から上側にこの順に連設された構成となっている。図示の例では、小径部16は、大径部15よりも第1容器軸O1方向に沿った大きさが大きくなっている。
シール部材6は、注出筒5の小径部16の上端部内を閉塞している。このシール部材6の外周縁部には、破断容易な弱化部17が全周にわたって形成され、シール部材6は、この弱化部17を介して注出筒5の小径部16の上端部の内周面に連結されている。
図示の例では、嵌合筒7の下端には、第1容器軸O1を間に挟んで配置された一対の脚部18が形成されている。脚部18は、嵌合筒7の径方向の外側に向けて延びる板状体とされ、脚部18の上端面は、基台部材4の下端面に当接している。そして、一対の支持体8はそれぞれ、脚部18の下端面から下方に向けて突設されており、これらの一対の支持体8は、容器本体2の横断面視形状の短軸方向A(短手方向)に対向配置されている。
図3に示すように、本容器20は、内容物が収容される容器体21と、容器体21の口部21aに装着される注出キャップ24と、注出キャップ24を覆うとともに注出キャップ24に着脱可能に装着される有頂筒状の計量キャップ25と、を備えている。
なお、図示の例では、容器体21、注出キャップ24および計量キャップ25は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置された状態で配設されている。以下、この共通軸を第2容器軸O2といい、この本容器20において、第2容器軸O2に沿って計量キャップ25側を上側、容器体21側を下側という。
装着筒体32は、下側部分34が上側部分35よりも小径の多段の筒状に形成されるとともに下側部分34が注出キャップ24内に挿入された挿入筒部36と、注出キャップ24の外筒部28の上側部分27に螺合するとともに上端が挿入筒部36の段部に連結されたねじ筒部37と、を備えている。
下筒部38の内径は、挿入筒部36の下側部分34の内径と同等とされるとともに、詰め替え容器1の注出筒5よりも大径となっており、この下筒部38には、注出筒5が挿入可能となっている。
上筒部39は、下端部が下筒部38の上端部に着脱可能に外嵌されるとともに、下筒部38にヒンジ部40を介して連結されている。なお上筒部39は、下筒部38の上端開口を開閉可能に該下筒部38に装着されていれば、これに限られず、例えば、上筒部39が下筒部38に着脱可能に螺着されていても良い。
刃筒部41は、第2容器軸O2と同軸に配設され、下端部が下筒部38内に位置するとともに、上端部が下筒部38よりも上方に向けて突出し上筒部39内に位置している。刃筒部41の上端面は、第2容器軸O2に対して傾斜している。なお図示の例では、刃筒部41は、上面視でノズル筒部23の径方向の内側に位置している。
また、刃筒部41の外周面の下端は、その周方向に間隔をあけて配設された複数の連結片42により、下筒部38の内周面に連結されている。
まず、図4に示すように、本容器20の計量キャップ25(カップ本体33)の前記上筒部39をヒンジ部40回りに回動させて下筒部38の上端開口を開放する。
ここで本実施形態では、容器本体2が可撓性を具備しているので、該容器本体2が、内容物の注出に伴って減容変形するものの、この減容変形時に、支持体8により、容器本体2がその内側から支持される。したがって、容器本体2が、容器本体2の内部と嵌合筒7の内部との連通を遮断するように減容変形するのが抑制され、容器本体2の内部と嵌合筒7の内部との連通が、一対の支持体8同士の間8Aを通して確保される。
また、詰め替えに際し、注出筒5の内部を閉塞するシール部材6が、下筒部38の径方向の内側に配設された刃筒部41によって破断されるので、詰め替え容器1の開封と同時に注出筒5および下筒部38を通して内容物が本容器20内に詰め替えられることとなり、内容物をこぼすことを抑制できる。
さらにまた、一対の板状の支持体8が、前記短軸方向Aに対向配置されているので、容器本体2の減容変形時に、支持体8により、容器本体2をその内側から効果的に支持させることができる
例えば、図5に示す詰め替え容器50のように、注出筒5の先端側部分が、基端側部分と別部材で構成されていても良い。
この詰め替え容器50では、注出筒5の大径部(基端側部分)15の上端部の外周面に雄ねじ51が形成されている。そして、注出筒5の小径部(先端側部分)16の下端部は、大径部15の上端部内に嵌合されるともに、小径部16の下端部の外周面には、内周面に前記雄ねじ51に螺着される雌ねじ52が形成されたねじ筒部53の上端が連結されている。
図6および図7に示す支持部材60の支持体61は、第1容器軸O1に沿った容器本体2の内側から見た下面視で十字状をなしている。なおこの支持部材60では、嵌合筒7の下端には、その径方向の外側に向けて突設されるとともに上端面が基台部材4の下端面に当接するフランジ部62が形成されており、このフランジ部62の下端面に、前記支持体61が突設されている。
また、図8に示す支持部材70の支持体71は、嵌合筒7から容器本体2の内部に向けて延在するとともに、第1容器軸O1に沿って延びる螺旋状となっている。図示の例では、支持体71は、二重螺旋状をなすように一対配設されている。
例えば、前記実施形態では、刃部として、筒状の刃筒部41を採用したがこれに限られるものではない。例えば、周方向に複数のスリットが形成された筒体や、円錐状の突起など、種々の形状を採用することが可能である。
さらに、前記実施形態では、刃筒部41は、計量キャップ25の前記下筒部38の径方向の内側に配設されているものとしたが、これに代えて、例えば、注出キャップ24の前記ノズル筒部23内に配設されていても良い。この場合、注出筒5は、本容器20の注出キャップ24のノズル筒部(注入口部)23内に挿入可能であれば良い。さらにまた、注出キャップ24の径方向の内側に位置するノズル筒部23を刃筒部としても良い。この場合、注出筒5は、本容器20の外筒部28の上側部分(注入口部)27内に挿入可能であれば良い。
前述の構成においては、計量キャップを注出キャップ24から外した状態で詰め替えることが可能であり、計量キャップとして、1パーツからなる一般的なキャップを使用することができる。
また、前記実施形態では、注出キャップ24に計量キャップ25が装着されるものとしたが、計量キャップ25に代えて、計量用ではなく、単に注出口30を覆うためのオーバーキャップを採用しても良い。
2 容器本体
3 連通孔
4 基台部材
5 注出筒
6 シール部材
7 嵌合筒(装着筒)
8、61、71 支持体
9、60、70 支持部材
20 本容器
38 下筒部(本容器の注入口部)
41 刃筒部(刃部)
O1 第1容器軸(装着筒の軸線)
Claims (2)
- 本容器に詰め替える内容物が収容されるとともに可撓性を具備する容器本体と、
該容器本体に設けられ、該容器本体の内部に連通する連通孔が形成された基台部材と、
該基台部材に前記容器本体の外部に向けて突設され内部が前記連通孔に連通するとともに、前記本容器の注入口部内に挿入可能な注出筒と、
該注出筒の内部を閉塞するとともに、前記注入口部の径方向の内側に配設された刃部によって押圧されることで破断可能なシール部材と、
前記連通孔内に装着され、内部を通して前記容器本体内の内容物を前記注出筒内に注入させる装着筒、および該装着筒から前記容器本体の内部に向けて延在する支持体を有する支持部材と、を備えていることを特徴とする詰め替え容器。 - 請求項1記載の詰め替え容器であって、
前記支持体は、板状に形成されるとともに前記装着筒の軸線を間に挟んで対向するように一対配設されていることを特徴とする詰め替え容器。
Priority Applications (1)
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JP2009296005A JP5489704B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 詰め替え容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009296005A JP5489704B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 詰め替え容器 |
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JP2011136702A JP2011136702A (ja) | 2011-07-14 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2009296005A Active JP5489704B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 詰め替え容器 |
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2009
- 2009-12-25 JP JP2009296005A patent/JP5489704B2/ja active Active
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