JP5488964B2 - 電装品箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電装品を収容する電装品箱に関するものである。
制御基板、インバータ基板、リアクタなどの電装品を電装品箱に収容して、空気調和機などが備える室外機に取付ける技術が知られている。(例えば、下記特許文献1)
図4に示すように、従来の電装品箱4は、開口部を有する容体48と、前記開口部を開閉する蓋体49とを備えた筐体40の内部空間を、第一空間S1と第二空間S2とに隔てる隔壁41を備える。第一空間S1側に制御基板42、端子台43が配置され、第二空間S2側にリアクタ44、インバータ基板45、ファンドライバ基板46が配置されている。筐体40の第一空間S1側の下面に開口部O1が、第二空間S2側の下面に開口部O2がそれぞれ形成され、第一空間S1側の上面側に排気口47が設けられている。電装品から発生した熱を放熱するための放熱空気が、開口部O1、O2の両方から筐体40の内部に流入し、排気口47から筐体40の外部へ排出される。電装品箱の外部に設けられた不図示の端子と接続された配線50が、開口部O1を通じて第一空間S1側に収容された端子台43に設けられている不図示の端子と接続されている。
電装品箱4に収容された電装品から発生した熱を効率よく放熱するためには、放熱空気を筐体40の内部で効率よく循環させて外部へ排出することが好ましい。第二空間S2側に配置されたリアクタ44、インバータ基板45、ファンドライバ基板46などの電装品は、第一空間S1側に配置された制御基板42、端子台43よりも発熱量が大きい。このため、第二空間S2側の放熱を効率よく行うためには、第一空間S1側より多くの放熱空気をより効率よく循環させる必要がある。電装品箱4は、隔壁41によって第一空間S1側と隔てられた第二空間S2側にも放熱空気を効率よく流入させるために開口部O2が設けられている。
しかしながら、図5に示すように、電装品箱4は、開口部O2が複数のスリット状に形成されており、開口部O1よりも面積が小さい。このため、第二空間S2側に流入する放熱空気の量が少なく、放熱を行うのに十分な量の放熱空気を確保し難い。(図4点線矢印参照)
また、電装品箱4は、排気口47が筐体40の前面側に設けられている。このため、筐体40の内部空間に流入した放熱空気は、その多くが第一空間S1を通じて排気口47から排出されてしまい、放熱空気を第二空間S2側で効率よく循環させることがほとんどできない。(図4実線矢印参照)
上述のとおり、電装品箱4は、第一空間S1側の放熱空気の循環効率が、第二空間S2側の放熱空気の循環効率よりも高い。このため、電装品全体の発熱量に対する放熱効率がよくない。
特開2007−218534号公報
本発明の目的は、従来と比べて電装品全体の発熱量に対する放熱効率を高めた電装品箱を提供することにある。
本発明の電装品箱は、電装品を収容する筐体と、筐体の内部空間を、第一電装品を収容する第一空間と、第一電装品より発熱量が大きい第二電装品を収容する第二空間とに隔てる隔壁と、第一空間と第二空間とに放熱空気を供給する給気口と、放熱空気を排気する排気口と、を備えた電装品箱であって、筐体の内部空間の排気口側を当該排気口が第二空間と連通するように隔壁とともに第一空間と第二空間とに仕切ることで第一空間側に流入する放熱空気の量を制限する仕切り部材を設けたことを特徴とする。
本発明の電装品箱は、第一空間の第一電装品よりも下流側に絞り開口部が設けられていることを特徴とする。
本発明の電装品箱は、隔壁と仕切り部材とが一体に形成されていることを特徴とする。
本発明の電装品箱は、第一空間と第二空間とが給気口側で連通していることを特徴とする。
本発明の電装品箱は、給気口が配線引込み口であることを特徴とする。
本発明の電装品箱は、第一空間を構成する筐体の一部が開閉自在に形成されていることを特徴とする。
本発明に係る電装品箱によれば、第一空間の排気口側を仕切る仕切り部材を設けたことにより、第一空間側に流入する放熱空気の量を制限して第二空間側に流入する放熱空気の流を増やすことができる。これにより、より多くの放熱空気を第二空間側へ供給し、第二空間側の放熱空気の循環効率を高めることができるため、電装品全体の発熱量に対する放熱効率を高めることができる。
第一空間の第一電装品よりも下流側に絞り開口部が設けられているため、第一空間側で発生した熱を吸熱して上昇した放熱空気を効率よく筐体の外部へ排出することができる。これにより、第一空間側の放熱効率を高めることができる。一方、仕切り部材を採用することで、第二空間側の放熱効率自体を著しく低下させることもない。したがって、電装品全体の発熱量に対する放熱効率をさらに高めることができる。
隔壁と仕切り部材とを一体に形成することができるため、構成部品の数や組立に要する工程数を低減することができる。これにより、製造コストを低減することができる。
第一空間と第二空間とが給気口側で連通しているため、第一空間側から第二空間側への自然対流による放熱空気の流入を促進させることができる。これにより、両空間における、放熱空気の循環効率と放熱効率とを高めることができる。
給気口から配線を引込むため、配線引込み口を別に設ける必要がない。これにより、電装品箱に設けられる開口部の数を必要最小限に抑えることができるため、水分が電装品箱の内部に進入する危険性を低減することができる。
第一空間を構成する筐体の一部が開閉自在に形成されているため、メンテナンスを行う機会が比較的に多い電装品を第一空間側に配置することにより、これらのメンテナンスを容易に行うことができる。
本実施形態の電装品箱の断面を示す模式図である。 他の実施形態に係る電装品箱の断面を示す模式図である。 更に他の実施形態に係る電装品箱の断面を示す模式図である。 従来の電装品箱の断面を示す模式図である。 従来の電装品箱の下面を示す模式図である。
以下、本発明に係る電装品箱の実施形態について図面を用いて説明する。図面は模式的に示しており、実物とは異なる場合がある。本明細書において、同一の符号で示されている場合は、同一の部材を示すものとする。また、図4において、電装品箱4の上部に示した細線矢印が示す電装品箱4の上面、下面、前面、背面の方向は、図1〜図3においても同様であるものとする。
図1に示すように、本実施形態の電装品箱1は、電装品を収容する筐体10と、筐体10の内部空間を、第一電装品を収容する第一空間S1と、第一電装品より発熱量が大きい第二電装品を収容する第二空間S2とに隔てる隔壁11と、第一空間S1と第二空間S2とに放熱空気を供給する給気口12と、放熱空気を排気する排気口13と、を備えた電装品箱1であって、第一空間S1の排気口13側を仕切る仕切り部材14を設けたことを特徴とする。図1において、第一電装品とは、制御基板42、端子台43を指すものであり、第二電装品とは、リアクタ44、インバータ基板45、ファンドライバ基板46を指す。上記電装品とは、第一電装品及び第二電装品の総称である。仕切り部材14により、第一空間S1側に流入する放熱空気の量を制限して第二空間S2側に流入する放熱空気の量を増やすことで、第二空間S2側の放熱空気の循環効率を高める。
筐体10は、電装品を収容する空間を有する箱である。筐体10の形状は直方体が好ましいが、任意である。筐体10の大きさは取付けされる室外機の大きさや、収容する電装品の大きさなどにより適宜設計される。筐体10の材質としては、金属製が好ましいが、その他の材料を用いてもよい。本実施形態の筐体10は、開口部を有する容体18と、前記開口部を開閉する蓋体19とから成る。
隔壁11は、第一空間S1と第二空間S2との間に設けられた薄板部材である。隔壁11は、第一空間と第二空間との間を遮る部材であればよいが、電装品を配設する箇所は平面状であるのが好ましい。隔壁11の形状や大きさは、筐体10の形状や大きさによって適宜設計される。隔壁11の材質としては、金属製が好ましいが、その他の材料を用いてもよい。
給気口12は、第一空間S1側と第二空間S2側の両空間に放熱空気を供給するために設けられている。給気口12は、電装品箱1の下面に設けるのが好ましいが、これに限定されない。例えば、電装品箱1の下面側側面に設けてもよい。給気口12の形状や大きさは、放熱を行うのに十分な放熱空気を前記両空間に供給できるように適宜設計される。本実施形態の給気口12は、容体18の開口部を蓋体19で閉じたときに、他の部分よりも低く構成された容体18の開口縁部と、これに対向する蓋体19との間に形成される長方形状の開口部が電装品箱1の下面に設けられている。
排気口13は、放熱空気を筐体10の外部へ排出するために設けられている。放熱空気は、電装品から発生した熱を吸熱して上昇するため、電装品箱1の上面側に設けるのが好ましい。本実施形態の排気口13は、容体18の開口部を蓋体19で閉じたときに、蓋体19に形成された段部191と、容体18との間に形成される長方形状の開口部が電装品箱1の上面側前面に設けられている。これにより、水分が筐体10内部に進入する危険性を低減している。
仕切り部材14は、隔壁11と蓋体19との間に設けられた薄板部材であり、第一空間S1の排気口13側を仕切るように構成されている。仕切り部材14は、第一空間S1側に流入する放熱空気の量を制限するために設けられている。したがって、仕切り部材14は、第一空間S1の排気口13側を完全に密閉するものでなくてもよい。例えば、仕切り部材14と蓋体19又は隔壁11との間に、不図示の隙間を有する構成であってもよい。仕切り部材14の材質としては、金属製が好ましいが、その他の材料を用いてもよい。
なお、上述した隔壁11と仕切り部材14とは一体に形成してもよい。例えば、隔壁11と仕切り部材14とを溶接加工などによって連結してもよく、薄板部材を折り曲げて形成してもよい。これにより、構成部品の数や組立に要する工程数を低減することができるため、製造コストを低減することができる。
本実施形態の電装品箱1は、第一空間S1と第二空間S2とが給気口12側で連通している。図1に示すように、隔壁11の下端部111と筐体10の下面との間に連通部15を有する。連通部15は、隔壁11の下端部111と筐体10の下面との間の一部に設けられていてもよく、隔壁11の下端部111と筐体10の下面との間が全て開口していてもよい。
配線50は、電装品箱1の外部に設けられた不図示の端子と、第一空間S1側に収容された端子台43に設けられている不図示の端子とを接続するために用いられる。配線50を筐体10の内部に引込むための配線引込み口が必要であるが、本実施形態の電装品箱1は、給気口12が配線引込み口となっている。
また、本実施形態の電装品箱1は、第一空間S1を構成する筐体10の一部が開閉自在に形成されている。図1に示すように、筐体10は、開口部を有する容体18と、前記開口部を開閉する蓋体19とで構成されている。容体18に設けられる開口部は、電装品箱1の前面側が略全面にわたって開口していてもよく、電装品箱1の前面側の一部のみが開口していてもよい。蓋体19は、容体18にネジ止めなどにより着脱される形態であってもよく、容体18の一部に蝶番などによって固定された状態で開閉される形態であってもよい。容体18に設けられる開口部の大きさや蓋体19の構成は、収容する電装品の大きさや配置などにより適宜設計することができる。
次に、本実施形態の電装品箱1の作用について図1を用いて説明する。なお、図1に示す実線矢印及び点線矢印は、放熱空気の流れを示すものであり、点線矢印よりも実線矢印の方が放熱空気の流量が多いことを意味する。
電装品箱1を備えた不図示の室外機が運転する際に、電装品箱1に収容された電装品が発熱する。上述のとおり、第一空間S1側に収容された第一電装品(制御基板42、端子台43)の発熱量よりも、第二空間S2側に収容された第二電装品(リアクタ44、インバータ基板45、ファンドライバ基板46)の発熱量の方が大きい。したがって、第一空間S1側よりも、第二空間S2側の方が高温になる。前記電装品から発生した熱を放熱するための放熱空気が給気口12から筐体10の内部空間に流入する。流入した放熱空気は、第一空間S1側と第二空間S2側の両空間に供給される。
第一空間S1側に流入した放熱空気は、仕切り部材14によって上昇を遮られる。一部の放熱空気は、自然対流により第二空間S2側に流入するが、ほとんどの放熱空気は第一空間S1側に滞留する。時間経過とともに、第一空間S1側の放熱空気の密度が飽和状態となり、第一空間S1側への放熱空気の流入が制限される。第一空間S1内で発生した熱は、滞留している放熱空気を介して筐体10(本実施形態では蓋体19)に伝熱されることで放熱することができる。したがって、第一空間S1側では、放熱空気を効率よく循環させなくとも、放熱を行うことが可能である。
一方、第二空間S2側に流入した放熱空気は、第二空間S2内で発生した熱を吸熱して上昇する。上昇した放熱空気は、排気口13を通じて筐体10の外部へ排出される。第二空間S2は第一空間S1よりも高温になるが、第一空間S1側への流入を制限された放熱空気を第二空間S2側へ流入させることができるため、放熱を行うのに十分な量の放熱空気を確保することができる。また、放熱空気が第二空間S2内を効率よく循環するため、効率よく放熱を行うことができる。
従来の電装品箱4は、第一空間S1側の放熱空気の循環効率が、第二空間S2側の放熱空気の循環効率よりも高いため、電装品全体の発熱量に対する放熱効率がよくない。これに対して、本実施形態の電装品箱1は、第二空間S2側の放熱空気の循環効率のほうが第一空間S1側の放熱空気の循環効率よりも高い構成となっている。したがって、本実施形態の電装品箱1によれば、第一電装品よりも発熱量が大きい第二電装品が収容された第二空間S2側へ、より多くの放熱空気を供給し、且つ、第二空間S2側の放熱空気の循環効率を高めることができるため、電装品全体の発熱量に対する放熱効率を高めることができる。
また、本実施形態の電装品箱1によれば、第一空間S1と第二空間S2とが給気口12側で連通しているため、第一空間S1側から第二空間S2側への自然対流による放熱空気の流入を促進させることができる。これにより、両空間における、放熱空気の循環効率と放熱効率とを高めることができる。
また、本実施形態の電装品箱1によれば、給気口12から配線50を引込むため、配線引込み口を別に設ける必要がない。電装品箱1の外部に設けられた不図示の端子と、第一空間S1側に収容された端子台43に設けられている不図示の端子とを配線50により接続するためには、配線50を筐体10の内部に引込むための配線引込み口が必要である。しかしながら、室外機は、屋外に設置されることが多く、雨曝しになることも想定されるため、電装品箱1に設けられる開口部の数は必要最小限であることが好ましい。雨水などの水分が電装品箱1の内部に進入する危険性が増えるからである。本実施形態の電装品箱1によれば、筐体10に設けられる開口部の数を必要最小限に抑えることができるため、水分が電装品箱1の内部に進入する危険性を低減することができる。
また、本実施形態の電装品箱1によれば、第一空間S1を構成する筐体10の一部が開閉自在に形成されているため、メンテナンスを行う機会が比較的に多い電装品を第一空間S1側に配置することにより、これらのメンテナンスを容易に行うことができる。即ち、蓋体19を開けるだけで制御基板42や端子台43に容易にアクセスでき、メンテナンスが終了すれば蓋体19を閉じればよい。このように、メンテナンスを行うために分解作業等を要しないのでメンテナンスが容易であり、作業時間を短縮できる。
以上、本実施形態の電装品箱1について説明してきたが、本発明の電装品箱は、他の形態で実施することができる。
例えば、図2に示すように、本発明の電装品箱は、図1に示す仕切り部材14に代えて、絞り開口部211を任意の位置に備えた仕切り部材21を設けたことを特徴とする電装品箱2であってもよい。なお、図2において、図1に示した放熱空気の流れを示す矢印は省略している。図2に示す電装品箱2において、上述した電装品箱1と同一符号の構成部材についての説明は省略する。
仕切り部材21は、絞り開口部211を備えること以外は、上述した仕切り部材14と同じ特徴を有する薄板部材である。絞り開口部211は、第二空間S2を通じて排気口13と連通している。第一空間S1側で発生した熱を吸熱して上昇した放熱空気の一部は、絞り開口部211を通じて第二空間へと移動し(図2点線矢印参照)、排気口13から筐体10の外部へ排出される。
仕切り部材21は、第一空間S1側に流入する放熱空気の量を制限できればよい。したがって、絞り開口部211の大きさは、第一空間S1側に流入する放熱空気の量を制限できる程度に小さいことが好ましい。言い替えれば、第一空間S1側の放熱空気の循環効率が、第二空間S2側の放熱空気循環効率よりも高くならない大きさでなければならない。
係る実施形態の電装品箱2によれば、第一空間S1側で発生した熱を吸熱して上昇した放熱空気を効率よく筐体10の外部へ排出することができる。これにより、第一空間側の放熱効率を高めることができる。一方、仕切り部材21を採用することで、第二空間S2側の放熱効率自体を著しく低下させることもない。したがって、電装品全体の発熱量に対する放熱効率をさらに高めることができる。
また、図3に示すように、本発明の電装品箱は、図1に示す筐体10に代えて、開口部を有する容体38と、前記開口部を開閉する蓋体39とで構成される筐体30において、蓋体39が仕切り部材14の近辺に絞り開口部391を備えることを特徴とする電装品箱3であってもよい。なお、図3においても上述した図2と同様に、図1に示した放熱空気の流れを示す矢印は省略している。図3に示す電装品箱3において、上述した電装品箱1と同一符号の構成部材についての説明は省略する。
絞り開口部391は、筐体30の外部と連通している。第一空間S1側で発生した熱を吸熱して上昇した放熱空気の一部は、絞り開口部391を通じて筐体10の外部へ排出される。(図3点線矢印参照)上述した絞り開口部211と同様に、絞り開口部391の大きさは、第一空間S1側に流入する放熱空気の量を制限できる程度に小さいことが好ましい。言い替えれば、第一空間S1側の放熱空気の循環効率が、第二空間S2側の放熱空気循環効率よりも高くならない大きさでなければならない。係る実施形態に係る電装品箱3においても、上述した電装品箱2と同様の効果を得ることができる。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、何れかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。
1、2、3、4...電装品箱、10、30、40...筐体、11、41...隔壁、12...給気口、13、47...排気口、14、21...仕切り部材、15...連通部、18、38、48...容体、19、39、49...蓋体、42...制御基板、43...端子台、44...リアクタ、45...インバータ基板、46...ファンドライバ基板、50...配線、111...隔壁の下端部、191...段部、211、391...絞り開口部、S1...第一空間、S2...第二空間、O1、O2...開口部。

Claims (6)

  1. 電装品を収容する筐体と、
    前記筐体の内部空間を、第一電装品を収容する第一空間と、前記第一電装品より発熱量が大きい第二電装品を収容する第二空間とに隔てる隔壁と、
    前記第一空間と前記第二空間とに放熱空気を供給する給気口と、
    前記放熱空気を排気する排気口と、を備えた電装品箱であって、
    前記筐体の内部空間の前記排気口側を該排気口が前記第二空間と連通するように前記隔壁とともに前記第一空間と前記第二空間とに仕切ることで前記第一空間側に流入する前記放熱空気の量を制限する仕切り部材を設けたことを特徴とする電装品箱。
  2. 前記第一空間の前記第一電装品よりも下流側に絞り開口部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の電装品箱。
  3. 前記隔壁と前記仕切り部材とが一体に形成されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の電装品箱。
  4. 前記第一空間と前記第二空間とが、前記給気口側で連通していることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の電装品箱。
  5. 前記給気口が配線引込み口であることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の電装品箱。
  6. 前記第一空間を構成する前記筐体の一部が、開閉自在に形成されていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載の電装品箱。
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