JPH0828908A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
空気調和機の室外ユニットInfo
- Publication number
- JPH0828908A JPH0828908A JP16832594A JP16832594A JPH0828908A JP H0828908 A JPH0828908 A JP H0828908A JP 16832594 A JP16832594 A JP 16832594A JP 16832594 A JP16832594 A JP 16832594A JP H0828908 A JPH0828908 A JP H0828908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outdoor unit
- capacitor
- electronic parts
- air conditioner
- electrical component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 前記電装品箱内部の通気性を高め、温度上昇
を抑えるとともに、仮にコンデンサがパンクし発火して
も他の電装部品に着火して類焼することのない空気調和
機の室外ユニットを提供することを目的としている。 【構成】 筐体内の仕切り板１４によって熱交換室と機
械室とに区画し、熱交換室に、熱交換器と空調ファン１
３、機械室に圧縮機１２と、同圧縮機等を制御するため
のインバータ用パワー半導体を取り付ける放熱フィン１
とコンデンサ４と基板３を備える電装品箱１１とを設け
てなる室外ユニットにおいて、前記電装品箱に備える放
熱フィンを空調用ファンの冷却風通路に面して配置し、
前記放熱フィンの略中央直角に仕切り２ａを設けて電装
品収納部２を２部屋に分割し、一方の部屋にコンデンサ
以外の電装部品を取り付ける基板を、他方の部屋にコン
デンサを収納し、外郭を壁２ｂで覆うようにしている。
を抑えるとともに、仮にコンデンサがパンクし発火して
も他の電装部品に着火して類焼することのない空気調和
機の室外ユニットを提供することを目的としている。 【構成】 筐体内の仕切り板１４によって熱交換室と機
械室とに区画し、熱交換室に、熱交換器と空調ファン１
３、機械室に圧縮機１２と、同圧縮機等を制御するため
のインバータ用パワー半導体を取り付ける放熱フィン１
とコンデンサ４と基板３を備える電装品箱１１とを設け
てなる室外ユニットにおいて、前記電装品箱に備える放
熱フィンを空調用ファンの冷却風通路に面して配置し、
前記放熱フィンの略中央直角に仕切り２ａを設けて電装
品収納部２を２部屋に分割し、一方の部屋にコンデンサ
以外の電装部品を取り付ける基板を、他方の部屋にコン
デンサを収納し、外郭を壁２ｂで覆うようにしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】インバータ駆動される空気調和機
の室外ユニットに係わり、特に、電装品箱に電装品を収
納する方法に関する。
の室外ユニットに係わり、特に、電装品箱に電装品を収
納する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、インバータ駆動される空気調和機
の圧縮機と、空調ファンと、前記圧縮機と空調ファンを
仕切っている仕切りと、インバータ用パワー半導体を取
り付ける放熱フィンとコンデンサと基板を備える電装品
箱とで構成する室外ユニットにおいて、前記電装品箱
は、図４に示すように、コンデンサ以外の電装部品を取
り付ける基板３と、コンデンサ４を同一の収納部２に収
納していた。このため、収納部２の内部温度が上昇し、
コンデンサ４がパンクしたり、発火した場合に、前記基
板３までも類焼してしまうという問題があった。
の圧縮機と、空調ファンと、前記圧縮機と空調ファンを
仕切っている仕切りと、インバータ用パワー半導体を取
り付ける放熱フィンとコンデンサと基板を備える電装品
箱とで構成する室外ユニットにおいて、前記電装品箱
は、図４に示すように、コンデンサ以外の電装部品を取
り付ける基板３と、コンデンサ４を同一の収納部２に収
納していた。このため、収納部２の内部温度が上昇し、
コンデンサ４がパンクしたり、発火した場合に、前記基
板３までも類焼してしまうという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、前記電装品箱内部の通気性を高め、温度
上昇を抑えるとともに、仮にコンデンサがパンクし発火
しても他の電装部品に着火して類焼することのない空気
調和機の室外ユニットを提供することを目的としてい
る。
題点を解決し、前記電装品箱内部の通気性を高め、温度
上昇を抑えるとともに、仮にコンデンサがパンクし発火
しても他の電装部品に着火して類焼することのない空気
調和機の室外ユニットを提供することを目的としてい
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、筐体内の仕切り板によって熱交換室と機械
室とに区画し、熱交換室に、熱交換器と送風ファン、機
械室に圧縮機と、同圧縮機等を制御するためのインバー
タ用パワー半導体を取り付ける放熱フィンとコンデンサ
と基板を備える電装品箱とを設けてなる室外ユニットに
おいて、前記電装品箱に備える放熱フィンを空調用ファ
ンの冷却風通路に面して配置し、前記放熱フィンの略中
央直角に仕切りを設けて電装品収納部を２部屋に分割
し、一方の部屋にコンデンサ以外の電装部品を取り付け
る基板を、他方の部屋にコンデンサを収納し、外郭を壁
で覆うようにしている。また、前記電装品箱に備える仕
切りおよび電装品収納部の壁は、不燃性材料で形成して
いる。また、前記電装品収納部の壁は、前記放熱フィン
の両側部と放熱フィンと対向する面を開放するか、前記
放熱フィンの両側部と放熱フィンと対向する面に複数の
通気孔を設けている。また、前記放熱フィンは、前記仕
切りと直角にフィンを配置し、通気を良くしている。
決するため、筐体内の仕切り板によって熱交換室と機械
室とに区画し、熱交換室に、熱交換器と送風ファン、機
械室に圧縮機と、同圧縮機等を制御するためのインバー
タ用パワー半導体を取り付ける放熱フィンとコンデンサ
と基板を備える電装品箱とを設けてなる室外ユニットに
おいて、前記電装品箱に備える放熱フィンを空調用ファ
ンの冷却風通路に面して配置し、前記放熱フィンの略中
央直角に仕切りを設けて電装品収納部を２部屋に分割
し、一方の部屋にコンデンサ以外の電装部品を取り付け
る基板を、他方の部屋にコンデンサを収納し、外郭を壁
で覆うようにしている。また、前記電装品箱に備える仕
切りおよび電装品収納部の壁は、不燃性材料で形成して
いる。また、前記電装品収納部の壁は、前記放熱フィン
の両側部と放熱フィンと対向する面を開放するか、前記
放熱フィンの両側部と放熱フィンと対向する面に複数の
通気孔を設けている。また、前記放熱フィンは、前記仕
切りと直角にフィンを配置し、通気を良くしている。
【０００５】
【作用】以上のように構成したので、本発明の空気調和
機の室外ユニットにおいては、電装品箱の収納部から放
熱フィンに向かって風が流れ、内部温度上昇を抑えると
ともに、電装部品の収納部の外郭を不燃性材料で形成す
る壁で覆い、内部を不燃性材料で形成する仕切りで２部
屋に分割し、コンデンサを分離しているので、コンデン
サがパンクして発火したとしても、他の電装部品を類焼
することがない。
機の室外ユニットにおいては、電装品箱の収納部から放
熱フィンに向かって風が流れ、内部温度上昇を抑えると
ともに、電装部品の収納部の外郭を不燃性材料で形成す
る壁で覆い、内部を不燃性材料で形成する仕切りで２部
屋に分割し、コンデンサを分離しているので、コンデン
サがパンクして発火したとしても、他の電装部品を類焼
することがない。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の室外ユニットを詳細に説明する。図１は本発明によ
る空気調和機の室外ユニットの電装品箱の一実施例を示
す一部を透視した斜視図，図２はその断面図，図３は空
気調和機の室外ユニットの一部断面した全体斜視図であ
る。図において、１は放熱フィンで、インバータ用パワ
ー半導体１ａが取り付けてあり、前記放熱フィンを送風
ファンの冷却風通路に面して配置するとともに、後述の
収納部２の仕切り２ａに直角方向に配置している。前記
収納部２は、前記放熱フィン１の略中央直角に配置する
前記仕切り２ａと、外郭に配置する壁２ｂで構成し、前
記放熱フィン１をネジ１ｂで前記壁２ｂに固定してい
る。前記仕切り２ａおよび壁２ｂは、鉄，アルミ等の金
属板または不燃性の合成樹脂等で形成している。また、
壁２ｂの前記放熱フィンの両側部を開放し、放熱フィン
１と対向する面に複数の通気孔２ｃを設けている。３は
基板で、コンデンサ４以外の電装部品を取り付けてお
り、前記仕切り２ａにネジ等３ａで固定している。前記
コンデンサ４は、前記壁２ｂにネジ等４ａで固定してい
る。図３において、 １０はインバータ駆動空気調和
機，１１は上述の構成による本発明の電装品箱，１２は
圧縮機，１３は送風ファンである。１４は仕切り板で、
筐体を送風ファン１３を収納する熱交換室と、圧縮機１
２を収納する機械室とを仕切って区画している。
機の室外ユニットを詳細に説明する。図１は本発明によ
る空気調和機の室外ユニットの電装品箱の一実施例を示
す一部を透視した斜視図，図２はその断面図，図３は空
気調和機の室外ユニットの一部断面した全体斜視図であ
る。図において、１は放熱フィンで、インバータ用パワ
ー半導体１ａが取り付けてあり、前記放熱フィンを送風
ファンの冷却風通路に面して配置するとともに、後述の
収納部２の仕切り２ａに直角方向に配置している。前記
収納部２は、前記放熱フィン１の略中央直角に配置する
前記仕切り２ａと、外郭に配置する壁２ｂで構成し、前
記放熱フィン１をネジ１ｂで前記壁２ｂに固定してい
る。前記仕切り２ａおよび壁２ｂは、鉄，アルミ等の金
属板または不燃性の合成樹脂等で形成している。また、
壁２ｂの前記放熱フィンの両側部を開放し、放熱フィン
１と対向する面に複数の通気孔２ｃを設けている。３は
基板で、コンデンサ４以外の電装部品を取り付けてお
り、前記仕切り２ａにネジ等３ａで固定している。前記
コンデンサ４は、前記壁２ｂにネジ等４ａで固定してい
る。図３において、 １０はインバータ駆動空気調和
機，１１は上述の構成による本発明の電装品箱，１２は
圧縮機，１３は送風ファンである。１４は仕切り板で、
筐体を送風ファン１３を収納する熱交換室と、圧縮機１
２を収納する機械室とを仕切って区画している。
【０００７】以上の構成において、つぎにその動作を説
明する。図１の矢印は空気の流れを示しており、収納部
２の２つの部屋に流れ込む空気は基板３に取り付ける電
装部品とコンデンサ４の熱を奪い、さらに、放熱フィン
１を冷却し、空調ファン１３により外部に放出してい
る。また、コンデンサ４が仮にパンクして発火したとし
ても、不燃性材料で形成する仕切り２ａ及び壁２ｂがこ
れを覆い隠している。
明する。図１の矢印は空気の流れを示しており、収納部
２の２つの部屋に流れ込む空気は基板３に取り付ける電
装部品とコンデンサ４の熱を奪い、さらに、放熱フィン
１を冷却し、空調ファン１３により外部に放出してい
る。また、コンデンサ４が仮にパンクして発火したとし
ても、不燃性材料で形成する仕切り２ａ及び壁２ｂがこ
れを覆い隠している。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機の室外ユニットによれば、収納部２から放熱フィ
ン１に向かって風が流れて内部温度上昇を抑えるととも
に、電装部品の収納部２の外郭を不燃性材料で形成する
壁２ｂで覆い、内部を不燃性材料で形成する仕切り２ａ
で２部屋に分割し、コンデンサ４を分離しているので、
コンデンサ４がパンクして発火したとしても、他の電装
部品に類焼することがない。
調和機の室外ユニットによれば、収納部２から放熱フィ
ン１に向かって風が流れて内部温度上昇を抑えるととも
に、電装部品の収納部２の外郭を不燃性材料で形成する
壁２ｂで覆い、内部を不燃性材料で形成する仕切り２ａ
で２部屋に分割し、コンデンサ４を分離しているので、
コンデンサ４がパンクして発火したとしても、他の電装
部品に類焼することがない。
【図１】本発明による空気調和機の室外ユニットの電装
品箱の一実施例を示す一部を透視した斜視図である。
品箱の一実施例を示す一部を透視した斜視図である。
【図２】本発明による空気調和機の室外ユニットの電装
品箱の一実施例を示す断面図である。
品箱の一実施例を示す断面図である。
【図３】本発明による空気調和機の室外ユニットの一実
施例を示す一部断面した全体斜視図である。
施例を示す一部断面した全体斜視図である。
【図４】従来の空気調和機の室外ユニットの電装品箱を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１ 放熱フィン ２ 収納部 ２ａ仕切り ２ｂ壁 ２ｃ通風孔 ３ 基板 ３ａ取付ネジ ４ コンデンサ ４ａ取付ネジ １０ インバータ駆動空気調和機の室外ユニット １１ 電装品箱 １２ 圧縮機 １３ 送風ファン １４ 仕切り板
Claims (5)
- 【請求項１】 筐体内の仕切り板によって熱交換室と機
械室とに区画し、熱交換室に、熱交換器と送風ファン、
機械室に圧縮機と、同圧縮機等を制御するためのインバ
ータ用パワー半導体を取り付ける放熱フィンとコンデン
サと基板を備える電装品箱とを設けてなる室外ユニット
において、前記電装品箱に備える放熱フィンを空調用フ
ァンの冷却風通路に面して配置し、前記放熱フィンの略
中央直角に仕切りを設けて電装品収納部を２部屋に分割
し、一方の部屋にコンデンサ以外の電装部品を取り付け
る基板を、他方の部屋にコンデンサを収納し、外郭を壁
で覆うようにしていることを特徴とする空気調和機の室
外ユニット。 - 【請求項２】 前記電装品箱に設ける仕切りおよび電装
品収納部の壁は、不燃性材料で形成していることを特徴
とする請求項１記載の空気調和機の室外ユニット。 - 【請求項３】 前記電装品収納部の壁は、前記放熱フィ
ンの両側部と放熱フィンと対向する面を開放するように
しているを特徴とする請求項１記載の空気調和機の室外
ユニット。 - 【請求項４】 前記電装品収納部の壁は、前記放熱フィ
ンの両側部と放熱フィンと対向する面に複数の通気孔を
設けていることを特徴とする請求項１記載の空気調和機
の室外ユニット。 - 【請求項５】 前記放熱フィンは、前記仕切りと直角に
フィンを配置し、通気を良くしていることを特徴とする
請求項１記載の空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16832594A JPH0828908A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16832594A JPH0828908A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828908A true JPH0828908A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15865952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16832594A Pending JPH0828908A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0828908A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2814783A1 (fr) * | 2000-09-29 | 2002-04-05 | Sanden Corp | Compresseur actionne par un moteur |
| JP2009192116A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却庫 |
| JP2011064339A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Daikin Industries Ltd | 電装品箱 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP16832594A patent/JPH0828908A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2814783A1 (fr) * | 2000-09-29 | 2002-04-05 | Sanden Corp | Compresseur actionne par un moteur |
| JP2009192116A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却庫 |
| JP2011064339A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Daikin Industries Ltd | 電装品箱 |
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