JP5488962B2 - アンテナ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、無線装置に用いられるアンテナ回路に関し、特には広範囲の周波数帯において通信する無線装置において、アンテナの共振周波数を変化させる可変整合回路が設けられたアンテナ回路に関するものである。
近年、携帯電話等の無線装置が急速に普及し、通信に使用する帯域も多岐に亘っている。特に、最近の携帯電話では、デュアルバンド方式、トリプルバンド方式、クワッドバンド方式等と呼ばれるように、複数の送受信帯域を一つの通信機器に装備する例が多くなっている。
クワッドバンド方式の携帯電話で使用する通信システムの周波数帯域は、例えばGSM850/900帯(824〜960MHz)、DCS帯(1710〜1850MHz)、PCS帯(1850〜1990MHz)、UMTS帯(1920〜2170MHz)であって、連続する3つの周波数帯であるDCS帯、PCS帯、UMTS帯は、GSM帯の略2〜2.5倍の周波数である。
かかる状況下、携帯電話等の無線装置に内蔵されるアンテナ回路を構成するアンテナとして、複数の送受信帯域に対応できるマルチバンドアンテナが要求されている。
通常アンテナを構成する放射素子(放射電極とも呼ばれる)は、基本となる周波数で共振するとともに、更に高次の周波数でも共振する。例えば1/4波長での共振を基本モードとすれば、高次モードでは3/4波長での共振となる。このような複数の共振を上手く利用することで、GSM帯とDCS帯、PCS帯、UMTS帯に対応したマルチバンドアンテナとすることが行われている。
ここで、最も低周波で共振する周波数を含み、高周波回路と整合可能、即ち電圧定在波比VSWRが所定の数値以下となる周波数帯を基本周波数帯とし、それよりも高次の共振を生じる周波数を含む周波数帯を高次周波数帯とする。
最近のマルチバンドアンテナは、先に例示した通信システムをカバーすることが求められるが、基本周波数帯でカバーする周波数帯域幅はGSM850/900帯で136MHz、比帯域幅は約15.3%〔136MHz/892MHz〕であり、高次周波数帯でカバーする周波数帯域幅はDCS帯、PCS帯、UMTS帯で460MHzであり、比帯域幅は約23.7%〔460MHz/1940MHz〕であって、帯域幅が広い。従って、一つの放射素子による共振だけでは十分な帯域幅が確保出来ず、使用が困難である場合があった。
このような帯域幅が得られない問題に対して特許文献1には、共振周波数が僅かに異なる逆F型アンテナと逆L型アンテナで構成し、共通の給電回路から直接給電することで、広周波数帯域で動作可能なアンテナとすること、更にアンテナを基本周波数帯用と高次周波数帯用との2層構造とし、計4つの放射素子により基本周波数帯と高次周波数帯において広帯域で動作可能なマルチバンドアンテナとすることが開示されている。
特許文献1に開示されたマルチバンドアンテナでは、近接配置された2つの放射素子を、それぞれ僅かに異なる共振周波数で動作させる。そのVSWR特性は2つの共振を重ね合わせた双峰特性を示し、広周波数帯域で低VSWRとなるが、それぞれの放射素子が独立して共振するため、共振周波数間でVSWR特性が劣化する領域が発現する。
VSWR波形が重なる重複点(周波数)ではVSWR特性が劣化するものの、その程度は電力反射に著しく影響を与える程では無いので、一見、アンテナ特性に影響しないと思われるが、重複点及びその前後の周波数において放射利得が低下する問題があった。
このような問題に対して特許文献2には、図14に示す様にアンテナANTに可変リアクタンス素子(バリキャップダイオード)CR1を接続し、その容量値を変化させることで、共振周波数を利用する周波数にあわせて調整して異なる周波数で無線通信を可能とすることが提案されている。
また特許文献3には、図15に示す様に、アンテナと接続し高周波信号の周波数に応じてインピーダンスを調整する入力整合回路と、入力整合回路に接続され、高周波信号の周波数から所望の周波数を抽出する第1の共振回路と、第1の共振回路に接続され、高周波信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力側に接続され、高周波信号の周波数に応じて共振周波数を調整する第2の共振回路とを備え、入力整合回路、第1の共振回路及び第2の共振回路にそれぞれ複数のキャパシタンス素子を並列接続するとともに、前記キャパシタンス素子にそれぞれスイッチング素子を接続し、高周波信号の周波数に応じてキャパシタンス素子の接続を切り換えて全体の容量値を変化させる広帯域送受信装置が開示されている。
例示された整合回路や第1の共振回路では4つのキャパシタンス素子とスイッチング素子を備えており、4bitの制御信号を与えて16種類の共振周波数を持たせることが記載されている。
デジタル信号で制御される入出力整合回路等は所謂デジタル可変容量回路であって、キャパシタンス素子の容量が単一の単一容量アレイや、上位のキャパシタンス素子が下位のキャパシタンス素子の2倍となる様に構成された2進重み付け容量アレイ等が良く知られている。例えば特許文献4には、容量値Cbnのn個のキャパシタンス素子と、各キャパシタンス素子の接続を切り替えるスイッチ列Snと、各スイッチを制御するためのバイナリカウンタなどによる制御回路を備え、スイッチSnに入力されるバイナリコードの値によって、容量値を一定値でステップ可変とするデジタル可変容量回路が開示されている。
特開2003−124742号 特開平10−107671号 特開2006−325163号 特開2000−150779号
引用文献2で用いられるバリキャップダイオードやバラクタダイオードと呼ばれる可変容量ダイオードは、逆バイアス電圧を印加されることで内部の空乏層の幅が変化し、これにより静電容量を連続的に変化させることが出来るものである。図16に示す様に、逆方向電圧に対して、逆方向電圧が大きくなれば静電容量値は減少する挙動を示す。
しかしながら携帯電話等の移動体通信装置では低消費電力化が進みバッテリーの低電圧化に伴って、可変容量ダイオードに印加できる電圧の変化幅も小さくなり、静電容量の変化範囲も制限される。また逆バイアス電圧を任意に変化させて印加するためのバイアス供給回路が必要であるとともに、静電容量の変化も印加電圧に対して単純に反比例となる訳ではないので、その調整に時間を有し、また回路として大型になり易いといった問題があった。
また可変容量ダイオードは、一般的に耐電力が低く容量の非線形性に基づく歪特性が大きい。このため取り扱う電力の小さな受信回路にしか利用出来ないという問題がある。引用文献3の整合回路においてスイッチとして用いられるトランジスタもまた信号歪みが生じ易く、信号歪みにより発生した高調波成分がアンテナから放射されるなど、高周波大電力を扱う場合に問題となる。
図17(a)はトランジスタFETの等価回路であり、動作状態では図17(b)に示す様に数オームの抵抗として表され、非動作状態では、図17(c)に示す様にドレイン−ゲート間容量Cdg及びソース−ゲート間容量Cgと、ドレイン−ソース間容量Cdsとが並列に接続された合成容量として表される。なおここでは、ボディ領域−ドレイン間容量、及びボディ領域−ソース間容量については省略している。
スイッチとしての動作はドレインD−ソースS間のインピーダンスの挙動によって実現される。トランジスタFETのゲートGに印加されるゲート電圧がピンチオフ電圧よりも小さいときに、ドレイン−ソース間のインピーダンスは十分に大きく、トランジスタFETがターンオンするゲート電圧が与えられると十分小さくなり電流が流れ始める。通常、トランジスタFETが動作状態の場合には、ゲート電圧はトランジスタFETがターンオンする電圧よりも十分大きな電圧が設定され、トランジスタFETが非動作状態の場合には、ゲート電圧はピンチオフ電圧よりも十分小さな電圧が設定される。
しかしながら、前述のようにバッテリーの低電圧化に伴って印加できる電圧の変化幅も小さくなり、トランジスタFETが動作・非動作状態におけるゲート電圧の差は小さくなる傾向にある。
このような場合には、トランジスタFETがターンオンするに十分なゲート電圧を与える様に、トランジスタFETが非動作状態となるゲート電圧はピンチオフ電圧に近づけて設定される。即ちトランジスタFETが非動作状態となるゲート電圧とピンチオフ電圧との電圧差VRFが減少する。その結果、非動作状態のトランジスタFETに大電力の高周波信号が加わると、その自己バイアス効果でゲート−ソース間、ゲート−ドレイン間のそれぞれの電圧差が高周波信号によって変動するため、ゲート−ソース間、ゲート−ドレイン間に十分な電圧差のない状態では、高周波信号の振幅のピークにおいて、ゲート電圧が高周波信号によって変調を受け、変調を受けたゲート電圧がピンチオフ電圧を越えて大きくなり、ついにはピンチオフ状態となって出力電圧波形が歪む場合があった。
通常トランジスタFETは多段接続され、その接続段数によって高周波信号の電圧を分圧することで、1段構成の場合よりも歪み難い構成とされるが、それでもなお十分では無かった。
給電回路からの出力電圧を昇圧回路で昇圧してゲート電圧として供給することも可能であるが、回路全体が大型化するとともに、昇圧回路においても電力消費されるのでバッテリーの消費を早めてしまう。
そこで本発明では、アンテナの共振周波数を変化させる可変整合回路が設けられたアンテナ回路において、簡便な方法にてアンテナから放射される高調波発生を低減し、かつ広範囲の周波数帯に対応可能なマルチバンド対応のアンテナ回路を提供することを目的とする。
第1の発明は、基本周波数帯の高周波信号と、それよりも高い周波数を含む高次周波数帯の高周波信号とを分波する給電回路側に配置され分波回路と、前記分波回路とアンテナとの間に接続された可変整合回路と、前記アンテナと可変整合回路との間にフィルタを備えたアンテナ回路であって、前記可変整合回路は基本周波数帯の高周波信号の経路に配置されたデジタル可変容量回路を含み、前記デジタル可変容量回路は、キャパシタンス素子とトランジスタとを直列接続してなるコンデンサユニットを複数並列に接続してなり、各コンデンサユニットのトランジスタのゲートに制御データのビットを与えてON/OFF制御し、可変容量回路の合成容量を変化させてアンテナの共振周波数を可変とすることを特徴とするアンテナ回路である。
本発明においては、前記分波回路が高周波スイッチであって、前記アンテナと前記可変整合回路との間に配置されるフィルタとして、ノッチフィルタ、バンドパスフィルタ、あるいはハイパスフィルタのいずれかが接続されるのが好ましい。
また本発明においては、前記分波回路がローパスフィルタとバンドパスフィルタからなり、前記ローパスフィルタと前記可変整合回路が接続し、更に前記アンテナと前記可変整合回路との間にノッチフィルタ、バンドパスフィルタ、あるいはハイパスフィルタのいずれかが接続されるのが好ましい。
第2の発明は、アンテナと給電回路との間に可変整合回路が設けられたアンテナ回路であって、前記可変整合回路は信号経路に配置されたデジタル可変容量回路を含み、前記デジタル可変容量回路は、第1端子と第2端子との間に、キャパシタンス素子とトランジスタとを直列接続してなるコンデンサユニットが複数並列に接続し、キャパシタンス素子側が前記第1端子側と接続し、前記トランジスタ側が第2端子側と接続してなり、少なくとも第1端子又は第2端子と各コンデンサユニットのトランジスタのゲートとの間に付加容量が接続され、各コンデンサユニットのトランジスタのゲートに制御データのビットを与えてON/OFF制御し、デジタル可変容量回路の合成容量を変化させて、アンテナの共振周波数を可変させたことを特徴とするアンテナ回路である。
第3の発明は、アンテナと給電回路との間に可変整合回路が設けられたアンテナ回路であって、前記可変整合回路は信号経路とグランドとの間に配置されたデジタル可変容量回路を含み、前記デジタル可変容量回路は、第1端子と第2端子との間に、キャパシタンス素子とトランジスタとを直列接続してなるコンデンサユニットが複数並列に接続し、キャパシタンス素子側が前記第1端子側と接続し、前記トランジスタ側が第2端子側と接続してなり、前記第2端子側に付加容量が直列接続し、前記可変容量回路と前記付加容量に対して並列にインダクタンス素子が接続され、各コンデンサユニットのトランジスタのゲートに制御データのビットを与えてON/OFF制御し、デジタル可変容量回路の合成容量を変化させて、アンテナの共振周波数を可変とすることを特徴とするアンテナ回路である。
本発明においては、トランジスタがMOS−FETであるのが好ましい。
本発明によれば、アンテナの共振周波数を変化させる可変整合回路が設けられたアンテナ回路において、高調波発生を低減し、かつ広範囲の周波数帯に対応可能なマルチバンド対応のアンテナ回路を提供することが出来る。
本発明のアンテナ回路において用いる可変整合回路の構成の一例を示す図である。 本発明のアンテナ回路において用いるデジタル可変容量回路の構成の一例を示す図である。 デジタル可変容量回路のコンデンサユニットの構成の一例を示す図である。 本発明のアンテナ回路において用いるデジタル可変容量回路の他の構成例を示す図である。 本発明のアンテナ回路において用いるデジタル可変容量回路の他の構成例を示す図である。 デジタル可変容量回路の制御データに対する容量値の変化を示す図である。 本発明のアンテナ回路におけるアンテナの共振周波数の変化を示す図である。 本発明のアンテナ回路の構成の一例を示す図である。 本発明のアンテナ回路の構成の他の例を示す図である。 本発明のアンテナ回路の構成の他の例を示す図である。 本発明のアンテナ回路におけるアンテナの共振周波数の変化を示す図である。 本発明のアンテナ回路の構成の他の例を示す図である。 本発明のアンテナ回路におけるアンテナの共振周波数の変化を示す図である。 従来のアンテナ回路の構成の例を示す図である。 従来のアンテナ回路の構成の他の例を示す図である。 従来のアンテナ回路で用いられるバリキャップダイオードの容量特性を示す図である。 (a)ダイオードを示す図であり、(b)その動作時の等価回路図であり、(c)その非動作時の等価回路図である。
本発明において用いる可変整合回路の基本的な動作について説明する。図1は可変整合回路を含むアンテナ回路であり、図2は可変整合回路に用いるデジタル可変容量回路の等価回路である。
図1に示したアンテナ回路はアンテナ100と直列に接続されたデジタル可変容量回路10、前記デジタル可変容量回路10を制御する制御回路205、整合回路20で構成される可変整合回路15と、給電回路50を含むものである。
この構成ではアンテナ100のインダクタンスLantとデジタル可変容量回路10のキャパシタンスCtunとの直列共振回路を利用し、その直列共振周波数(角周波数ω)を、デジタル可変容量回路10のキャパシタンスを変化させて可変するものである。
デジタル可変容量回路10は、例えば図2に示すように構成される。すなわち、端子T1と端子T2との間に、第1キャパシタンス素子C6が接続されるとともに、第2キャパシタンス素子C1〜C5と、MOS−FETを用いたスイッチ回路SW1〜SW5で構成されるコンデンサユニットCU1〜CU5が接続される。各コンデンサユニットCU1〜CU5は、例えば図3のように第2キャパシタンス素子C1と、多段接続されたMOS−FET(FET11〜FET1n)のドレイン−ソース間との直列回路として構成されている。
なおデジタル可変容量回路を備えた可変整合回路15は、アンテナを構成する放射素子の近傍に配置するのが好ましい。アンテナから給電回路までの間は、同軸ケーブルなどで引き回す場合があり、給電回路側から見込んだ等価容量は数十〜100pF程度にもなる。可変整合回路が給電回路側にある場合には、このような等価容量が可変容量回路に接続するため、デジタル可変容量回路の合成容量を変化させてもアンテナの共振周波数の実効的な可変範囲は著しく減少する。
そして、このデジタル可変容量回路10は、端子T1がアンテナ100側、端子T2が給電回路50側となるように接続される。なおデジタル可変容量回路10の接続の方向は特に限定されるものでは無く、端子T1を給電回路50側へ、T2をアンテナ側へ接続するようにしても良い。
前記デジタル可変容量回路10の各コンデンサユニットCU1〜CU5においては、各第2キャパシタンス素子と、MOS−FETとの接続方向を同じとしているが、図4に示す様に、第2キャパシタンス素子とMOS−FETとの接続順を入れ替えたコンデンサユニットを準備し、極性を逆にして並列接続しても良い。この場合MOS−FETは極性が逆相となるように動作するので、過入力に対する非線形歪も相殺することが出来るので好ましい。
また図5に示したデジタル可変容量回路10のように、MOS−FETに付加容量Cadd(1a、1b…5a、5b)を接続するのも好ましい。端子T1、端子T2とMOS−FETのゲート間に付加容量Caddを接続することで、例えばコンデンサユニットCU1では、MOS−FET(FET11)側の端子T1と共通信号線61との間に付加容量Cadd1aが接続され、MOS−FET(FET1n)側の端子T2と共通信号線61との間には付加容量Cadd1bが接続される。これ等の付加容量はMOS−FET(FET11)においてはドレイン−ゲート間容量を大きな値とし、MOS−FET(FET1n)においてはソース−ゲート間容量を大きな値とする。その結果、それらの部分のインピーダンスが他のゲート間容量(図17のCgd,Cgs)よりも小さくなるので、分圧される電圧は他のゲート間容量に印加される電圧よりも低くなり、全体として大電力の高周波信号が入力されても歪み難くなる。図5においては、各コンデンサユニットと端子T1,端子T2間に付加容量を配置しているが、歪み低減の効果は、その一部に付加容量を配置する場合であっても効果の程度は減じられるものの同様に作用する。
各コンデンサユニットCU1〜CU5において多段接続されたMOS−FETのドレイン端子への電圧供給は共通信号線61〜65で行なわれ、各共通信号線61〜65の入力ポートP13〜P53にはMOS−FETをON/OFF制御するためのデータのビットが与えられる。
端子T1と端子T2との間に、第1キャパシタンス素子C6とコンデンサユニットCU1〜CU5が並列に接続されるが、各コンデンサユニットCU1〜CU5のキャパシタンス素子の容量値は、各データのビットに対応して2進重み付け容量アレイとして構成されるのが好ましい。例えばコンデンサユニットCU1〜CU5の順で下位ビットから上位ビットに対応する場合、コンデンサユニットCU1の第2キャパシタンス素子C1の容量値を他の第2キャパシタンス素子C2〜C5よりも小さく構成する。その容量値がn pFであれば、その上位ビットにあたるコンデンサユニットCU2の第2キャパシタンス素子C2の容量値は2×n pF、コンデンサユニットCU3の第2キャパシタンス素子C3の容量値は2×n pF、コンデンサユニットCU4の第2キャパシタンス素子C4の容量値は2×n pF、コンデンサユニットCU5の第2キャパシタンス素子C5の容量値は2×n pFとして構成される。
従って、デジタル可変容量回路10の全体の容量値は、MOS−FETをON/OFF制御するためのデータのビットが”00000”であれば、第1キャパシタンス素子C6の容量値となり、ビットが”11111”であれば、第1キャパシタンス素子C6の容量値と第2キャパシタンス素子C1〜C5の合成容量Cとなり、容量の調整分解能は、この場合5ビットであるので、32段階で容量値を調整することが出来る。
デジタル可変容量回路10の容量値C(合成容量)の変化に対して、共振周波数は1/√cに比例し変化する。図6に示すようにその容量値Cは制御データ(ビット列)”00000”のCminから制御データ(ビット列)”11111”のCmaxまで直線状に変化する。例えば基本周波数帯で共振周波数を可変とする場合には、可変容量範囲の中心値である略(Cmax−Cmin)/2の容量値で、基本周波数帯の略中心周波数に対応する周波数f1において共振するようにアンテナ回路の回路定数を設定する。
図7に示す様に制御データによって、周波数f1を中心に共振周波数を周波数f0〜f2のように変化させることが出来、換言すれば32種類の共振周波数をアンテナに持たせることが出来る。当然ビット数に応じて可変可能なステップ数や容量可変範囲が異なり、共振周波数の変化幅も異なる。それらは必要に応じて適宜設定される。
先に述べた様に、一つの放射素子で基本周波数帯と高次周波数帯で共通のアンテナとする場合には、放射素子は基本となる周波数で共振するとともに、更に高次の周波数でも共振する。
可変整合回路15は、デジタル可変容量回路10と、これに接続する整合回路20を含み、前記整合回路20によって基本周波数帯と高次周波数帯において、アンテナ回路と給電回路とのインピーダンス整合を得る。このため、デジタル可変容量回路10による容量値の変化が高次周波数帯におけるインピーダンス整合を悪化させる場合があり、基本周波数帯におけるアンテナの共振周波数を変化させると、高次周波数帯における周波数特性にも影響が生じる。
このため高次周波数帯の高周波信号を扱う場合には、デジタル可変容量回路10の制御データを高次周波数帯で所望の特性が得られる制御データに固定して使用するのが好ましい。電力消費を低減する観点からは、制御データ(ビット列)”00000”として、MOS−FETを非動作状態とし、高次周波数帯で所望の特性が得られるように整合回路20の回路定数を設定するのがより好ましい。
制御回路205からの制御データは、正論理式で”0”と”1”で表されるビット列として各コンデンサユニットCU1〜CU5に与えられる。通常ビットが”0”であれば0Vに近い電圧が与えられ、”1”であれば3V等の電源電圧に近い電圧が与えられる。”Low”と”Hi”、又は”L”と”H”と表現される場合もある。
基本周波数帯において、送信チャンネルごとに反射電力が最小となる制御データを予め計測し、同様に受信チャンネルごとに受信強度が最大となる制御データを予め計測し、それらを記憶させた記憶手段から、無線通信装置において通信に使用されるチャンネルに応じて、前記記憶手段から反射電力が最小となる、あるいは受信強度が最大となる制御データを制御回路205より、デジタル可変容量回路10に与える。あるいは反射電力や受信強度の測定手段からの計測結果に基づいて制御回路205を変化させ、もっとも好適な制御データを制御回路205より与える様にすれば、信号増幅の為の電力消費が抑えられ、受信及び送信性能に優れた無線通信装置とすることが出来る。
本発明のアンテナ回路では、MOS−FETの歪に着目すれば、可変整合回路15が設けられる基本周波数帯の高周波信号の経路と、高次周波数帯の高周波信号の経路を分離するのが好ましい。
図8は、アンテナを基本周波数帯用の放射素子100と高次周波数帯用の放射素子101とに分けて構成するアンテナ回路のブロック図を示す。給電回路50側に基本周波数帯の高周波信号と高次周波数帯の高周波信号を分波する分波回路60が配置される。分波回路60は、単極双投(SPDT)の高周波スイッチや、通過帯域の異なる低周波側フィルタと高周波側フィルタを並列に接続してなるダイプレクサで構成される。前記低周波側フィルタとしてはローパスフィルタやバンドパスフィルタが好ましく、前記高周波側フィルタとしてはハイパスフィルタやバンドパスフィルタを用いるのが好ましい。
基本周波数帯の高周波信号の経路には、分波回路60側から順に整合回路20、デジタル可変容回路10が接続され、更に放射素子100との間にフィルタ回路30が配置される。フィルタ回路30はローパスフィルタやバンドパスフィルタで構成され、デジタル可変容回路10により生じる高調波を除去するように機能する。従って、デジタル可変容回路10に大電力の高周波信号を入力し高調波が発生してもフィルタ回路30によって除去されるため、放射素子100から無用な高周波信号を放射することが無い。
高次周波数帯の高周波信号の経路には、不要な周波数成分を除去するフィルタ回路40が必要に応じて配置される。2つの放射素子100,101は近接して配置される場合が多く、放射素子100から放射された基本周波数帯の高周波信号が、放射素子101に入射して高周波電流を誘起すると、高次周波数帯の高周波信号の経路を介して給電回路側へ流入し、障害を生じさせる場合がある。
この様な場合には、フィルタ回路40としてハイパスフィルタ又はバンドパスフィルタを用いて基本周波数帯の高周波信号が給電回路側へ流入するのを防ぐのが好ましい。また、放射素子101から高次周波数帯の高周波信号の経路を見た基本周波数帯のインピーダンスが十分に高インピーダンスとならない場合には、フィルタ回路40と放射素子101との間に移相回路を設けて移相調整しても良い。
図9は、アンテナを基本周波数帯と高次周波数帯で共通の放射素子100を用い、基本周波数帯と高次周波数帯とで信号経路を異ならせたアンテナ回路のブロック図を示す。図8に示したアンテナ回路において示した回路と同様の機能を有する部位には、同一の符号を付与している。異なる点は、放射素子100に分波回路65を接続する点である。この分波回路65は前記分波回路60と同様に、基本周波数帯の高周波信号と高次周波数帯の高周波信号を分波するものであり、ダイプレクサで構成するのが好ましい。この場合もまた、デジタル可変容回路10に大電力の高周波信号を入力し高調波が発生してもフィルタ回路30によって除去されるため、放射素子100から無用な高周波信号を放射することが無い。
(実施例1)
以下本発明に係るアンテナ回路について詳細に説明する。図10は本発明の一実施例に係るマルチバンド対応のアンテナ回路のブロック図である。基本的な回路構成は先に説明した図8のアンテナ回路と同じなので、共通する部分は説明を省く。
このアンテナ回路は給電回路50が構成される主回路基板(図示せず)と分離したアンテナ用基板(図示せず)を用いる構成であって、主回路基板には給電回路50のほかに、アンテナ回路の分波回路60と、基本周波数帯の高周波信号経路の整合回路20が、それぞれリアクタンス素子Lf1,Lf2,Ls,Cf1,Cf2,C,3,Cf4,Cs1を用いて構成されている。アンテナ用基板と主回路基板との間の高周波信号経路は同軸ケーブル70a,70bにより構成している。
アンテナ用基板には、基本周波数帯用の放射素子100と、高次周波数帯用の放射素子101と、基本周波数帯の高周波信号経路にローパスフィルタ回路30と、デジタル可変容量回路10が設けられ、ローパスフィルタ回路30はそれぞれリアクタンス素子L1, C1を用いて構成されている。
デジタル可変容量回路10は、先に図2で説明したものと同一の構成であって、端子T1が放射素子100に、端子T2が整合回路20側へ接続され、信号経路に直列に配置されている。また、デジタル可変容量回路10の第1キャパシタンス素子C6、コンデンサユニットCU1,CU2,CU3,CU4,CU5の第2インダクタンス素子C1,C2,C3,C4,C5容量値は、それぞれ、C1=0.1pF,C2=0.2pF,C3=0.4pF,C4=0.8pF,C5=1.6pF,C6=1.3pFとしている。従って容量可変範囲は1.3pF〜4.4pFとなる。
放射素子100,101のそれぞれは、厚さ0.2mm、幅1mmの薄板状のCu板金を帯状に形成し、幾重にも折り返された帯状導体として構成され、それぞれ基本周波数帯域あるいは高次周波数帯内の周波数で並列共振する長さの逆Fアンテナとなっている。
主回路基板、アンテナ基板は共に、銅張両面導体基板(ガラスエポキシ基板)として構成され、前記放射素子100,101はアンテナ基板に立設され、ローパスフィルタ回路30のリアクタンス素子L1,C1と、デジタル可変容量回路10を構成する制御回路と、第1キャパシタンス素子C6、及びコンデンサユニットCU1,CU2,CU3,CU4,CU5とが一体構成されたデジタル可変容量素子をアンテナ基板に実装している。
図11はデジタル可変容量回路10に与える制御データによるアンテナの共振周波数の変化を示すVSWR特性図である。制御データを”LLLLL”〜”HHHHH”と変化させることで、VSWRが3以下の特性を維持しながら、アンテナの共振周波数を830〜845MHzの間で移動させることが出来た。またローパスフィルタ回路30によって放射素子100からの高調波の放射が減じられており、実用上問題ないレベルであった。本実施例によれば、アンテナの共振周波数を広範囲で変化させることが出来、かつ高調波発生が少ない、広範囲の周波数帯に対応可能なマルチバンド対応のアンテナ回路が得られた。
(実施例2)
以下本発明に係る他のアンテナ回路について詳細に説明する。図12は本発明の一実施例に係るマルチバンド対応のアンテナ回路のブロック図である。
このアンテナ回路は、基本周波数帯と高次周波数帯で共通の放射素子100と、高周波信号の経路とグランドとの間に配置された共振回路と、前記共振回路と給電回路50との間に配置された整合回路20を備える。
前記共振回路は、デジタル可変容量回路10と、これに直列接続されたキャパシタンス素子Cp1と、デジタル可変容量回路10とキャパシタンス素子Cp1との直列回路と並列に接続されたインダクタンス素子Lp1とからなる。この共振回路において、デジタル可変容量回路10により容量値を変化させることでアンテナの共振周波数を可変としている。なお前記直列回路において、キャパシタンス素子Cp1は2pFに設定しており、デジタル可変容量回路10で得られる最大の容量値の2倍を超えないようにしている。このような構成によって共振回路に印加する高周波信号の電圧がキャパシタンス素子Cp1とデジタル可変容量回路10とに分圧されることなり、その結果デジタル可変容量回路10に歪が発生するのを押さえることが出来た。
デジタル可変容量回路10は実施例1で用いたものと同じ素子を用いた。
図13はデジタル可変容量回路10に与える制御データによるアンテナの共振周波数の変化を示すVSWR特性図である。制御データを”LLLLL”〜”HHHHH”と変化させることで、VSWRが3以下の特性を維持しながら、アンテナの共振周波数を815〜975MHzの間で移動させることが出来た。本実施例によっても、アンテナの共振周波数を広範囲で変化させることが出来、かつ高調波発生が少ない、広範囲の周波数帯に対応可能なマルチバンド対応のアンテナ回路が得られた。
10 デジタル可変容量回路
15 可変整合回路
20 整合回路
30 フィルタ回路
50 給電回路
60,65 分波回路
100,101 放射素子(アンテナ)

Claims (6)

  1. 基本周波数帯の高周波信号と、それよりも高い周波数を含む高次周波数帯の高周波信号とを分波する給電回路側に配置され分波回路と、前記分波回路とアンテナとの間に接続された可変整合回路と、前記アンテナと可変整合回路との間にフィルタを備えたアンテナ回路であって、
    前記可変整合回路は基本周波数帯の高周波信号の経路に配置されたデジタル可変容量回路を含み、
    前記デジタル可変容量回路は、キャパシタンス素子とトランジスタとを直列接続してなるコンデンサユニットを複数並列に接続してなり、各コンデンサユニットのトランジスタのゲートに制御データのビットを与えてON/OFF制御し、可変容量回路の合成容量を変化させてアンテナの共振周波数を可変とし、
    前記トランジスタがMOS−FETであることを特徴とするアンテナ回路。
  2. 前記分波回路が高周波スイッチであって、前記アンテナと前記可変整合回路との間に配置されるフィルタとして、ノッチフィルタ、バンドパスフィルタ、あるいはハイパスフィルタのいずれかが接続されたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ回路。
  3. 前記分波回路がローパスフィルタとバンドパスフィルタからなり、前記ローパスフィルタと前記可変整合回路が接続し、更に前記アンテナと前記可変整合回路との間にノッチフィルタ、バンドパスフィルタ、あるいはハイパスフィルタのいずれかが接続されたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ回路。
  4. アンテナと給電回路との間に可変整合回路が設けられたアンテナ回路であって、
    前記可変整合回路は信号経路に配置されたデジタル可変容量回路を含み、
    前記デジタル可変容量回路は、第1端子と第2端子との間に、キャパシタンス素子とトランジスタとを直列接続してなるコンデンサユニットが複数並列に接続し、キャパシタンス素子側が前記第1端子側と接続し、前記トランジスタ側が第2端子側と接続してなり、少なくとも第1端子又は第2端子と各コンデンサユニットのトランジスタのゲートとの間に付加容量が接続され、
    各コンデンサユニットのトランジスタのゲートに制御データのビットを与えてON/OFF制御し、デジタル可変容量回路の合成容量を変化させて、アンテナの共振周波数を可変させたことを特徴とするアンテナ回路。
  5. アンテナと給電回路との間に可変整合回路が設けられたアンテナ回路であって、
    前記可変整合回路は信号経路とグランドとの間に配置されたデジタル可変容量回路を含み、
    前記デジタル可変容量回路は、第1端子と第2端子との間に、キャパシタンス素子とトランジスタとを直列接続してなるコンデンサユニットが複数並列に接続し、キャパシタンス素子側が前記第1端子側と接続し、前記トランジスタ側が第2端子側と接続してなり、
    前記第2端子側に付加容量が直列接続し、前記デジタル可変容量回路と前記付加容量に対して並列にインダクタンス素子が接続され、
    各コンデンサユニットのトランジスタのゲートに制御データのビットを与えてON/OFF制御し、デジタル可変容量回路の合成容量を変化させて、アンテナの共振周波数を可変とすることを特徴とするアンテナ回路。
  6. 前記トランジスタがMOS−FETであることを特徴とする請求項4又は5に記載のアンテナ回路。
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