JP2013197175A - 集積回路および無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル信号制御により容量を可変する可変容量素子を有する集積回路に大きな信号が入力されても素子が破壊されることを防ぐことを可能にする。
【解決手段】第1の端子と第2の端子との間に並列に接続される、所定の単位容量の2b−1倍の容量を有するb個のサブ回路(bは1以上の整数)を備え、b番目の前記サブ回路は、直列に接続される少なくとも2つのキャパシタ及び少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子からなる構成が2b−1個並列に接続される構成を備え、前記少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子は、前記サブ回路ごとに一斉にスイッチング動作が行われ、前記少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子の内、少なくとも1つのスイッチ素子は、前記少なくとも2つのキャパシタの間に設けられることを特徴とする、集積回路が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、集積回路および無線通信装置に関する。
電荷を蓄積するキャパシタは、電子装置内で広く用いられる。一般にキャパシタは、基本的に絶縁体により分離された2つの導電板を有する。キャパシタは、フィルタ、アナログ−デジタル変換器、メモリ素子、種々の制御装置、電力増幅器、調整可能なマッチング回路等を含む複数の電子回路内で用いられる。
携帯電話等の無線通信装置においては、アンテナのインピーダンスを調整するために、大信号に耐えられると共に高いQ値を有する可変容量素子の実現が望まれている。その一つとして、半導体上に線形性の高いMIM(Metal Insulation Metal)容量とトランジスタスイッチとを設けて実現するデジタル信号制御型の可変容量素子がある(例えば特許文献1参照)。
特表2011−515832号公報
しかし、特許文献1に記載されている可変容量素子は、振幅が10〜15Vにもなる大信号が入力されてきた場合に、RF端子に近いキャパシタに大きな電圧がかかってしまい、キャパシタが破壊されてしまうおそれがあるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、デジタル信号制御により容量を可変する可変容量素子を有する集積回路に大きな信号が入力されても素子が破壊されることを防ぐことが可能な、新規かつ改良された集積回路および無線通信装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1の端子と第2の端子との間に並列に接続される、所定の単位容量の2b−1倍の容量を有するb個のサブ回路(bは1以上の整数)を備え、b番目の前記サブ回路は、直列に接続される少なくとも2つのキャパシタ及び少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子からなる構成が2b−1個並列に接続される構成を備え、前記少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子は、前記サブ回路ごとに一斉にスイッチング動作が行われ、前記少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子の内、少なくとも1つのスイッチ素子は、前記少なくとも2つのキャパシタの間に設けられることを特徴とする、集積回路が提供される。
かかる構成によれば、b個のサブ回路は、第1の端子と第2の端子との間に並列に接続される、所定の単位容量の2b−1倍の容量を有する。そして、b番目の前記サブ回路は、直列に接続される少なくとも2つのキャパシタ及び少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子からなる構成が2b−1個並列に接続される構成を備えており、少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子は、前記サブ回路ごとに一斉にスイッチング動作が行われ、前記少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子の内、少なくとも1つのスイッチ素子は、前記少なくとも2つのキャパシタの間に設けられる。その結果、かかる集積回路はデジタル信号制御により容量を可変する可変容量素子を有する集積回路に大きな信号が入力されても素子が破壊されることを防ぐことが可能となる。
前記少なくとも2つのキャパシタの内の1つは前記第1の端子に最も近い位置に設けられるようにしてもよい。
前記第2の端子は接地電位に接続されるようにしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、上記集積回路を備える、無線通信装置が提供される。
以上説明したように本発明によれば、デジタル信号制御により容量を可変する可変容量素子を有する集積回路に大きな信号が入力されても素子が破壊されることを防ぐことが可能な、新規かつ改良された集積回路を提供することができる。
従来のデジタル信号制御により容量を可変する可変容量素子を有する集積回路1000を示す説明図である。 図1に示した集積回路1000のサブ回路1002を簡略化させた説明図である。 本発明の一実施形態にかかる集積回路100の構成を示す説明図である。 MIMキャパシタおよびスタック構成のFETに加わる電圧について示す説明図である。 MIMキャパシタおよびスタック構成のFETに加わる電圧について示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる集積回路100を備える無線通信装置200の構成を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.従来技術の問題点>
本発明の好適な実施の形態について説明する前に、従来のデジタル信号制御により容量を可変する可変容量素子を有する集積回路の構成と、その集積回路の問題点について説明する。従来技術の問題点を説明した後に、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、従来のデジタル信号制御により容量を可変する可変容量素子を有する集積回路1000を示す説明図である。図1に示したように、従来の可変容量素子を有する集積回路1000は、容量CMIMを有するMIMキャパシタに直列に結合された、複数のスタックされたスイッチングFETを有している。集積回路1000には、bビットの制御信号がb0、b1、・・・、b(b−1)のビット単位で供給され、これらの制御信号によって集積回路1000全体としての容量が決まる。そして図1に示したように、集積回路1000は、RF端子と接地端子との間に設けられる。
有するMIMキャパシタ1004、1020、1022は、それぞれ同一の容量CMIMを有するように設計される。制御信号b0の供給を受けるスイッチングFETがオンになると、直列に接続されたMIMキャパシタに電荷が蓄積される。同様に、制御信号b1の供給を受けるスイッチングFETがオンになると、直列に接続されたMIMキャパシタに電荷が蓄積され、その容量は制御信号b0によりスイッチングFETがオンになった場合の2倍の容量(2×CMIM)となる。集積回路1000は、以降、制御信号b0によりスイッチングFETがオンになった場合の4倍(4×CMIM)、8倍(8×CMIM)、・・・、2b−1倍(2b−1×CMIM)の容量の電荷の蓄積が可能となるように構成されており、bビットの制御信号の値を変化させることで蓄積可能な容量を変化させることができる。
集積回路1000に含まれるサブ回路1002は、MIMキャパシタ1004に直列に接続され、スタック構成に配置されたシャントFET1006、1008、1010、1012、1014、1016を有する。また、スタックされたFETの各ゲートには、ゲート抵抗器Rを介して制御線1040が接続されている。制御線1040からは、bビットの制御信号のうち、最下位ビット(LSB)がサブ回路1002に供給され、その最下位ビットの制御信号によってシャントFET1006、1008、1010、1012、1014、1016のオン・オフが制御される。また、シャントFET1006、1008、1010、1012、1014、1016の各ドレイン−ソース間には、ドレイン−ソース抵抗器RDSが設けられる。そして、直列に接続されたドレイン−ソース抵抗器RDSによって、MIMキャパシタ1004とグランド接点1018との間が接続される。
かかる構成を有する集積回路1000は、bビットの制御信号の値を変化させることで蓄積可能な容量を変化させることができるという利点を有するが、以下のような問題を有する。
図2は、図1に示した集積回路1000のサブ回路1002を簡略化させた説明図であり、入力端に15Vの信号振幅を有する信号が入力された場合の電圧分布について示したものである。ここでは、MIMキャパシタの耐圧を5V、FETの耐圧を4Vと仮定する。なお、図2ではFETは2つのみ図示している。
各FETのソース−ドレイン間は容量と見立てることができるが、FETに存在する寄生素子によって、電圧分布の不均一が生じる。
図2に示したようなサブ回路1002に、入力端のRF端子に15Vの信号振幅を有する信号が入力された場合には、MIMキャパシタに12V程度の電圧が掛かり得る。MIMキャパシタの耐圧が5V程度では、入力端のRF端子に大きな信号が入力されるとキャパシタが破壊されるおそれがある。
そこで、以下で説明する本発明の好適な実施の形態においては、入力端のRF端子に大きな信号が入力されても、キャパシタやFETが破壊されるおそれの無い集積回路について説明する。
<2.本発明の一実施形態>
[集積回路の構成]
図3は、本発明の一実施形態にかかる集積回路100の構成を示す説明図である。図3に示した集積回路100は、デジタル信号制御により容量を可変することができる集積回路である。以下、図3を用いて本発明の一実施形態にかかる集積回路100の構成について説明する。
図3に示したように、本発明の一実施形態にかかる集積回路100は、容量Cを有するMIMキャパシタに直列に結合された、複数のスタックされたスイッチングFETを有している。集積回路100には、bビットの制御信号がb0、b1、・・・、b(b−1)のビット単位で供給され、これらの制御信号によって集積回路100全体としての容量が決まる。そして図3に示したように、集積回路100は、RF端子RF1と接地端子RF2との間に設けられる。RF端子RF1には、アンテナ(図示せず)で受信された信号が供給される。なお、本発明においては端子RF2は接地されていない端子またはポートに接続されていてもよい。
スイッチングFETは、例えばGSM規格やWCDMA規格における高い電力処理要件に適合するようにスタックされる。GSM規格やWCDMA規格では、およそ+30〜35dBmの電力処理が要求され、信号振幅に換算すると10〜15V程度の電圧に耐え得る構成が要求される。
集積回路100は、サブ回路110−1、110−2、・・・、110−bで構成される。サブ回路110−1は、RF端子RF1の入力端にMIMキャパシタが設けられるとともに、そのMIMキャパシタからスイッチングFET SW1を挟んだ位置にもMIMキャパシタが設けられる。図3では省略したが、MIMキャパシタとスイッチングFET SW1とが、接地端子RF2の出力端まで交互に直列に結合されていてもよい。
サブ回路110−1は、スイッチングFET SW1が、bビットの制御信号のうち、最下位ビット(LSB)の信号b0が、ゲート抵抗器Rを介して供給されることで一斉にオン・オフされる。サブ回路110−1におけるスイッチングFET SW1が一斉にオンされると、サブ回路110−1のMIMキャパシタに電荷が蓄積可能になる。
サブ回路110−2は、RF端子RF1と接地端子RF2との間でサブ回路110−1が2つ並列に接続されている構成を有する。以降、各サブ回路は、サブ回路110−1が3つ、4つ、・・・、b−1個並列に接続されている構成を有する。
MIMキャパシタCは、それぞれ同一の容量を有するように設計される。制御信号b0の供給を受けるスイッチングFETがオンになると、直列に接続されたMIMキャパシタに電荷が蓄積される。同様に、制御信号b1の供給を受けるスイッチングFETがオンになると、直列に接続されたMIMキャパシタに電荷が蓄積され、その容量は制御信号b0によりスイッチングFETがオンになった場合の2倍の容量(2×C)となる。集積回路100は、以降、制御信号b0によりスイッチングFETがオンになった場合の4倍(4×C)、8倍(8×C)、・・・、2b−1倍(2b−1×C)の容量の電荷の蓄積が可能となるように構成されており、bビットの制御信号の値を変化させることで蓄積可能な容量を変化させることができる。
以上、図3を用いて本発明の一実施形態にかかる集積回路100の構成について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる集積回路100の動作について説明する。
[集積回路の動作]
上述したように、集積回路100には、bビットの制御信号がb0、b1、・・・、b(b−1)のビット単位で供給され、これらの制御信号によって集積回路100全体としての容量が決まる。
例えば、最下位ビットb0のみによって、サブ回路110−1のシャントFETがオンになり、他のサブ回路のシャントFETがオフになっている状態では、集積回路100は、サブ回路110−1に設けられる複数のMIMキャパシタにのみ電荷が蓄積可能な状態となる。
最下位から2番目のビットb1のみによって、サブ回路110−2のシャントFETがオンになり、他のサブ回路のシャントFETがオフになっている状態では、集積回路100は、サブ回路110−2に設けられる複数のMIMキャパシタにのみ電荷が蓄積可能な状態となる。この場合、集積回路100は、最下位ビットb0のみによってサブ回路110−1のシャントFETがオンになっている場合の容量の2倍の容量の電荷が蓄積可能な状態となっている。
最下位ビットb0のみによってサブ回路110−1のシャントFETがオンになっている場合の容量の3倍の容量の電荷を蓄積可能にするには、集積回路100は、最下位ビットb0および最下位から2番目のビットb1によって、サブ回路110−1とサブ回路110−2のシャントFETをオンにする。同じく4倍の容量の電荷を蓄積可能にするには、集積回路100は、最下位から3番目のビットb2によってサブ回路のシャントFETをオンにする。
このように、bビットの制御信号をビット単位で変化させてサブ回路110−1、110−2、・・・、110−bに供給することで、本実施形態にかかる集積回路100はサブ回路110−1のシャントFETがオンになっている場合の容量を基準として容量を変化させることができる。なお実際には、全てのシャントFETがオフになっている場合でも、シャントFETの寄生容量が存在するので、本実施形態にかかる集積回路100は、その寄生容量をベースとして容量を変化させることになる。
そして本実施形態に係る集積回路100は、従来の集積回路1000と異なり、1つのサブ回路にMIMキャパシタが少なくとも2つ、シャントFETを挟んで設けられている。1つのサブ回路にMIMキャパシタが少なくとも2つ、シャントFETを挟んで設けられていることで、RF端子RF1に大きな電圧振幅を有する信号が供給された場合であっても、素子の破壊を防ぐことが出来る。
ここで、MIMキャパシタおよびスタック構成のFETに加わる電圧について説明する。図4は、MIMキャパシタおよびスタック構成のFETに加わる電圧について示す説明図であり、入力端のRF端子RF1と、出力端の接地端子RF2との間に、MIMキャパシタを3つ直列に接続し、その後段にシャントFETを2つ直列に接続した状態を示したものである。ここでは、MIMキャパシタの耐圧を5V、FETの耐圧を4Vと仮定する。なお、図4では説明の便宜上、シャントFETは2つのみ図示している。
図4のように、MIMキャパシタとシャントFETとを直列に接続し、入力端のRF端子RF1に15Vの電圧振幅を有する信号が入力された場合、例えば、MIMキャパシタに掛かる電圧はそれぞれ4V、前段のシャントFETに2V、後段のシャントFETに1Vとなる。
図4のように、MIMキャパシタとシャントFETとを直列に接続すると、MIMキャパシタに掛かる電圧は、図2の場合に比べて分散されるので、MIMキャパシタの破壊という事態には至らない。しかし、MIMキャパシタに掛かる電圧と、シャントFETに掛かる電圧とのバランスが悪く、シャントFETに電圧があまり掛からないことでMIMキャパシタの耐圧マージンが少なくなる。
そこで、図3に示したように、MIMキャパシタとシャントFETとを交互に直列に接続することで、MIMキャパシタに掛かる電圧と、シャントFETに掛かる電圧とのバランスを改善し、各素子の耐圧マージンを大きくすることができる。
図5は、MIMキャパシタおよびスタック構成のFETに加わる電圧について示す説明図であり、図3に示した集積回路100のサブ回路110−1を簡略化させた説明図である。図5は、入力端のRF端子RF1と、出力端の接地端子RF2との間に、MIMキャパシタを3つ直列に接続し、MIMキャパシタの間にシャントFETを挿入した状態を示したものである。ここでは、MIMキャパシタの耐圧を5V、FETの耐圧を4Vと仮定する。なお、図5では説明の便宜上、シャントFETは2つのみ図示している。
図5のように、MIMキャパシタとシャントFETとを直列に接続し、入力端のRF端子RF1に15Vの電圧振幅を有する信号が入力された場合、例えば、MIMキャパシタに掛かる電圧はRF端子RF1に近い順から4V、3V、3Vとなり、シャントFETに掛かる電圧はRF端子RF1に近い順から3V、2Vとなる。
図5に示したように、MIMキャパシタとシャントFETとを交互に接続することで、シャントFETにも電圧が掛かるようになる。従って、集積回路100の各サブ回路は、図5に示したように、MIMキャパシタとシャントFETとを交互に接続すると、各素子の耐圧マージンが大きくなる。そして、図3に示した集積回路100は、およそ+30〜35dBmの電力処理が要求され、信号振幅に換算すると10〜15V程度の電圧に耐え得ることが要求されるGSM規格やWCDMA規格による無線通信を行う無線通信装置に用いることができる。
<3.無線通信装置の構成>
続いて、図3に示した集積回路100を備える無線通信装置の構成例について説明する。図6は、図3に示した本発明の一実施形態にかかる集積回路100を備える無線通信装置200の構成を示す説明図である。以下、図6を用いて本発明の一実施形態にかかる集積回路100を備える無線通信装置200の構成について説明する。
図6に示した無線通信装置は、例えばGSM規格やWCDMA規格による無線通信を実行するものである。図6に示したように、無線通信装置200は、可変容量素子を備える集積回路100と、アンテナ210と、受信回路220と、制御回路230と、メモリ240と、バッテリ250と、を含んで構成される。
受信回路220は、アンテナ210が受信した信号に対して所定の受信処理を実行する。受信回路220が実行する所定の受信処理には、例えば周波数変換処理やミキシング処理、A/D変換処理等がある。受信回路220は、アンテナ210が受信した信号に対して所定の受信処理を実行すると、デジタルの信号を制御回路230に供給する。
制御回路230は、受信回路220から供給されるデジタルの信号に基づいて、無線通信装置200を制御するための各種処理を実行する。制御回路230は、メモリ240に格納されているコンピュータプログラムを読み出して順次実行することで、無線通信装置200の動作を制御することができる。そして制御回路230は、集積回路100の蓄積容量を変化させるためのbビットの制御信号を集積回路100へ出力する。集積回路100は、制御回路230から供給されるbビットの制御信号に基づいて蓄積容量を変化させることができる。バッテリ250は、制御回路230を動作させるための電力を蓄えるものであり、例えば二次電池で構成される。
以上、図6を用いて本発明の一実施形態にかかる集積回路100を備える無線通信装置200の構成について説明したが、図6に示したのは本発明の一実施形態にかかる集積回路100を備える無線通信装置の一つの例に過ぎず、もちろん本発明の一実施形態にかかる集積回路100を備える無線通信装置の構成はかかる例に限定されるものではない。
<4.まとめ>
以上説明したように本発明の一実施形態によれば、デジタル信号制御により容量を可変する可変容量素子を有する集積回路を提供することができる。かかる集積回路は、1つのサブ回路が、直列に接続される複数のMIMキャパシタと、そのMIMキャパシタ間に挿入されてスタック構成されるシャントFETとを有する。
MIMキャパシタとシャントFETとを交互に接続することで、シャントFETにも電圧が掛かるようになる。従って、本発明の一実施形態にかかる集積回路100の各サブ回路は、MIMキャパシタとシャントFETとを交互に接続すると、各素子の耐圧マージンが大きくなる。そして、発明の一実施形態にかかる集積回路100は、およそ+30〜35dBmの電力処理が要求され、信号振幅に換算すると10〜15V程度の電圧に耐え得ることが要求されるGSM規格やWCDMA規格による無線通信を行う無線通信装置に用いることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 集積回路
110−1、110−2、・・・、110−b サブ回路
200 無線通信装置
210 アンテナ
220 受信回路
230 制御回路
240 メモリ
250 バッテリ


Claims (4)

  1. 第1の端子と第2の端子との間に並列に接続される、所定の単位容量の2b−1倍の容量を有するb個のサブ回路(bは1以上の整数)を備え、
    b番目の前記サブ回路は、
    直列に接続される少なくとも2つのキャパシタ及び少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子からなる構成が2b−1個並列に接続される構成を備え、
    前記少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子は、前記サブ回路ごとに一斉にスイッチング動作が行われ、
    前記少なくとも2つのスタックされたスイッチ素子の内、少なくとも1つのスイッチ素子は、前記少なくとも2つのキャパシタの間に設けられることを特徴とする、集積回路。
  2. 前記少なくとも2つのキャパシタの内の1つは前記第1の端子に最も近い位置に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記第2の端子は接地電位に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の集積回路。
  4. 請求項1に記載の集積回路を備える、無線通信装置。
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