JP5488869B2 - 電子写真受像用樹脂製ホルダー - Google Patents
電子写真受像用樹脂製ホルダー Download PDFInfo
- Publication number
- JP5488869B2 JP5488869B2 JP2009114849A JP2009114849A JP5488869B2 JP 5488869 B2 JP5488869 B2 JP 5488869B2 JP 2009114849 A JP2009114849 A JP 2009114849A JP 2009114849 A JP2009114849 A JP 2009114849A JP 5488869 B2 JP5488869 B2 JP 5488869B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- resin
- electrophotographic image
- layer
- receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims description 56
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims description 56
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 28
- 229920002799 BoPET Polymers 0.000 claims description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 64
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 16
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 15
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 15
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 14
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 12
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 10
- ZWEHNKRNPOVVGH-UHFFFAOYSA-N 2-Butanone Chemical compound CCC(C)=O ZWEHNKRNPOVVGH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 7
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 7
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 5
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 5
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000011161 development Methods 0.000 description 4
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 4
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N Toluene Chemical compound CC1=CC=CC=C1 YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 3
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- POAOYUHQDCAZBD-UHFFFAOYSA-N 2-butoxyethanol Chemical compound CCCCOCCO POAOYUHQDCAZBD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 2
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 2
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 2
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 125000000118 dimethyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000013500 performance material Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000002345 surface coating layer Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
電子写真受像層を有する外面の表面電気抵抗が1.0×108〜1.0×1013Ωであり、上記内面同士の他方は、表面電気抵抗が1×10 13 Ω以下の帯電防止層を有しており、
かつ外面同士の静止摩擦係数が、上記樹脂シート片同士が積層して接触する内面同士の静止摩擦係数よりも大きく、
上記外面同士の静止摩擦係数が0.2〜0.8、上記内面同士の静止摩擦係数が0.1〜0.5であることを特徴とする。
上述の如く、本発明の電子写真受像用樹脂製ホルダーは、積層した複数の樹脂シート片を有し、これら樹脂シート片は連結部で部分的に連結されている。
同図において、このクリアホルダー1は、矩形をなし透明ないしは半透明の樹脂シート片10及び12が、連結部20で部分的に連結して積層された構造を有している。
また、本実施形態では、連結部20は矩形シート片10及び12のそれぞれ長辺に形成されており、更に、この長辺に隣接する隣辺(短辺)にも連結部22が形成されており、図示しない書類などを保持できるようになっている。
同図において、この樹脂シート片10は、基材である透明PETシート10mを有し、クリアホルダー1の外面を構成する外面側にはベースコート層10bとトップコート層10tが順次積層されており、ベースコート層10bが電子写真受像層として機能し、トップコート層10tは帯電防止機能を有している。一方、PETシート10mの内面側には帯電防止層10rが形成されている。
なお、本実施形態においては、PETシート10mの厚さは約125μm、トップコート層の厚さは約1μm以下、ベースコート層10bの厚さは約1〜5μm、帯電防止層10rの厚さは約1μm以下である。
図3において、樹脂シート片10と樹脂シート片12とは、それぞれトップコート層10tと12tを最表面としており、連結部20で連結されている。
この図に示すように、本実施形態では、連結部20はミシン目で形成されており、このミシン目に沿ってシート片10,12を折り曲げ(山折り)、更に短辺を超音波溶着して連結部22を形成することにより、クリアホルダー1が形成される(図1参照)。
このように、本実施形態では、1枚のシート片を折り曲げることにより、連結部20を構成したが、2枚のシート片を超音波溶着などによって接合することにより、連結部20を構成してもよい。
ここで、外面同士の静止摩擦係数については、クリアホルダーが複数枚セットされた場合が該当し、例えば、上記の実施形態においては、クリアホルダー1のシート片10のトップコート層10tと、他のクリアホルダーのシート片12のトップコート層12tとの間の静止摩擦係数がこれに該当する。
一方、内面同士の静止摩擦係数は、当該クリアホルダーの内面同士のものであり、例えば、上記の実施形態ではシート片10の帯電防止層10rとシート片12の帯電防止層12rとの間の静止摩擦係数がこれに該当する。
本発明において、静止摩擦係数は、JIS−P8147に準拠して測定されるものである。
更に、シート片を折り曲げる際には、ミシン目を形成することが好ましく、この場合、長さ0.1〜5.0mmミシン目を0.1〜0.5mmピッチで形成することが好ましい。
<ホルダー外面の電子写真受像層の形成>
[下地層塗布液の調製]
・組成
非晶性ポリエステル樹脂
東洋紡社製バイロン200 …30質量%
メチルエチルケトン …49.99質量%
トルエン …20質量%
ポリエーテル変性シリコーンオイル
東レダウコーニング社製 SH3749 …0.01質量%
更に、レベリング剤としてシリコーンオイルを加え、下地層塗布液を調製した。
・組成
アクリル系帯電防止性樹脂
綜研化学社製 エレコンドPQ−10 …29.9質量%
エタノール …70質量%
シリコーン樹脂粉体 モメンティブパーフォーマンス
マテリアルズ社製 トスパール120(2μm) …0.1質量%
ベースフィルムとして、2軸延伸のポリエチレンテレフタレートフィルムである東洋紡社製コスモシャインA4300の125μmを用い、予め420mm×320mmの矩形板状にカットした。
(1)下地層の形成
バーコータ#20を用いて、下地層塗布液を上記フィルム上に全面塗布し、高温送風乾燥機にて120℃で3分間乾燥した。この時の塗布乾燥膜厚は、5μmであった。
(2)上層の形成
バーコータ#7を用いて、(1)で形成した下地層の上に上層塗布液を塗布し、高温送風乾燥機にて120℃で1分間乾燥した。この層の乾燥膜厚は、1μmであった。
以上のようにして、ホルダー外面の電子写真受像層を形成した。
ホルダーを成型する際に折り曲げて内側となる面を内面とする。
[帯電防止層の形成]
上述のように形成した電子写真受像層の反対面に、電子写真受像層で用いた上層塗布液をバーコータ#7で全面に塗布し、120℃で1分間乾燥した。この層の乾燥膜厚は、1μmであった。
上述用にして、外面及び内面の処理層を設けた後、420mm×320mmのフィルムにつき長手方向の部分を真ん中より折り曲げ、210mm×320mmとなるようにした。
なお、この折り曲げの際には、60℃の熱をかけ十分に荷重をかけながら折り曲げ、折り曲げ部分の対向する面が浮かないように処理を行った。
次いで、折り曲げた方向と直角方向に対し超音波融接着装置を用い、短辺同士を接合し、本例のホルダーを成型した(図1参照)。
本例のホルダーについて、下記の各種性能の評価を行った。
I.まず、各面間のJIS P−8147に基づく静摩擦係数について東洋精機社製摩擦測定機ANを用いて行った。測定結果を表1に示す。
なお、I−1ホルダー外面同士の静摩擦係数と、I−2ホルダー内部間の静摩擦係数を測定した。
一方、この摩擦係数が低すぎると、プリンター用紙給紙部分にセットした場合、ピックアップするローラーとの間に摩擦が生じにくく、ホルダーに全く印刷を施すことができないことがあり、更には、各アシストロールに対しても滑りが生じて斜行したりし、斜めに印刷されるなど画像が正常に印刷されないことがある。
II−1ホルダー外面(印刷面)の表面電気抵抗と、II−2ホルダー内面の表面電気抵抗を測定した。
逆に、表面電気抵抗が適性値よりも低いと、搬送経路においては全く問題ないが、トナー転写工程の際にやはり所望の画像が得られないことがある。
I−1及びII−1の項目以外にホルダーという特殊な形態をとっており、折り曲げ部分の湾曲の度合いや、折り曲げた短辺部のシール部分の強度や形状に起因する問題の確認を行うために行った。
搬送性に問題の合った枚数の数値を記載した。
外面を構成する材料等トータル的な評価を行った。表1中では、以下のように標記した。
透明で良好な画像が得られるもの:◎
良好な画像が得られるもの:○
色がかすれたり、細線が若干不鮮明なもの:△
画像が大幅に乱れているもの:×
2枚以上の樹脂フィルム構成物からなるホルダーであるため、熱的挙動がOHP等の一枚で構成されるものと違いがありトナーの溶融状態に変化があり、画像の密着性が変化することを確認することと、ホルダーの使用条件がOHP等と違いハンドリングにおける過酷な条件が考えられ、通常よりも強度が要求されることを評価した。
コインスクラッチテストにより、画像の基材からの剥がれ易さを評価した。表1中では、以下のように標記した。
全くはがれない:◎
ほとんどはがれない:○
フィルム基材表面から部分的にはがれる:△
基材表面から簡単にはがれる:×
I−2、II−2のトータル的評価及びベース樹脂フィルムの物性の適切性の評価を行った。
すべてのI〜IIのパラメーターを満足していてもベースとなる樹脂フィルムの耐熱性、収縮性等が満足いくものでなければ、変形を起こして問題が起こる。表1中では、以下のように標記した。
ほとんど変形が無い:◎
時間とともに元の形状に戻る:○
ホルダーが変形して元に戻らない:△
ホルダーとして使用できない:×
実施例1と同様に、外面の電子写真受像層と、内面となる面を設け、更に内面の全体に下記組成の材料(白色コート層)をバーコーター#20にて塗布し、120℃で5分間高温送風乾燥機にて乾燥した。この層の乾燥膜厚は10μmであった。
・組成
セルロース系樹脂 …30.0質量%
2〜3μm微粒子酸化チタン …30.0質量%
ブチルセロソルブ …40.0質量%
次いで、実施例1と同様の操作を繰り返して本例のホルダーを作製し、同様に評価を行った。得られた結果を表1に示す。
実施例1と同様に、外面の電子写真受像層と、内面となる面を設け、更に内面の全体に下記組成の材料(白色コート層)をバーコーター#20にて塗布し、120℃で5分間高温送風乾燥機にて乾燥した。この層の乾燥膜厚は13μmであった。
・組成
セルロース系樹脂 …25.0質量%
2〜3μm微粒子酸化チタン …25.0質量%
0.08μm微粒子炭酸カルシウム …10.0質量%
ブチルセロソルブ …40.0質量%
次いで、実施例1と同様の操作を繰り返して本例のホルダーを作製し、同様に評価を行った。得られた結果を表1に示す。
外面の上層処理を行わないように作製した以外は、実施例2と同様の操作を繰り返し、本例のホルダーを作製した。上記同様に評価を行った。得られた結果を表1に示す。
内面の処理を外面の下地処理層と同じように行った以外は、実施例1と同様の操作を繰り返し、本例のホルダーを作製した。上記同様に評価を行った。得られた結果を表1に示す。
外面の上層コート材料及び内面の処理層を以下に記載の組成に変更した。それ以外は実施例1と同様の操作を繰り返し、本例のホルダーを作製した。上記同様に評価を行った。得られた結果を表1に示す。
[帯電防止性上層塗布液及び内面帯電防止性塗布液の調製]
・組成
アクリル系帯電防止性樹脂
綜研化学社製 エレコンドPQ−10 …19.9質量%
エタノール …80.0質量%
ポリエチレン2〜3μm微粒子
住友化学工業社製 フロービーズHE−3040 …0.1質量%
上記組成において、容器内にエタノールを入れ、攪拌しながらエレコンドPQ−10を加え、更に滑剤のポリエチレン樹脂粉体を加え均一に分散した。
ホルダーを成型する条件を変更した以外は、実施例1と同様の操作を繰り返した。即ち、折曲げ工程において、中心線に2mmピッチでミシン目加工を行い更に折り曲げを行った。
上記同様に評価を行った。得られた結果を表1に示す。
内面の処理層を下記の組成に変更した以外は、実施例1と同様の操作を繰り返し、本例のホルダーを得た。評価結果を表1に示す。
・組成
アクリル系帯電防止性樹脂
綜研化学社製 エレコンドPQ−10 …29.0質量%
エタノール …40.0質量%
メチルエチルケトン …29.0質量%
ジメチルシリコーン1000cst …1.0質量%
外面のコート層を下地処理層なしに上層のみの構成とし、その他は実施例1と同様の操作を繰り返し、本例のホルダーを得た。評価結果を表1に示す。
外面の上層のコート材料を以下に記載の組成に変更した以外は、実施例1と同様の操作を繰り返し、本例のにホルダーを作製した。評価結果を表1に示す。
(帯電防止性上層塗布液の調整)
(組成)
アクリル系帯電防止性樹脂
綜研化学社製 エレコンドPQ−10 …30.0質量%
エタノール …65.0質量%
0.08μm微粒子炭酸カルシウム …5.0質量%
上記組成において、容器内にエタノールを入れ、攪拌しながらエレコンドPQ−10を加え、更に炭酸カルシウム粉体を加え均一に分散した。
実施例1と比較例1との比較において、比較例1は内面の静止摩擦係数が高く、これに起因して定着装置部分においてホルダー内部のずれが生じにくくフィルムの波打ちやたわみが見られた。また、比較例3は、摩擦係数は比較例1ほど高くないが表面電気抵抗が高く静電気に起因するずれの生じにくさが問題となり、同様に波うち等が発生している。しかも、書類をホルダー内部に収容する際、静電気によってスムーズな出し入れができない。
比較例3の内面の処理において、粉体の添加が無く平滑性が高い点も起因しているようであった。比較例2においては、印刷面の表面電気抵抗が高くトナーが正確に転写されず画像が悪かった。
実施例1〜5のように熱に対してある一定範囲での軟化傾向を示す中間層を設けることが、画像の密着性を向上させているようであった。
例えば、樹脂シート片の形状は必ずしも矩形である必要はない。また、樹脂シート片同士の接合は、書類などを収容するための入れ口が確保されていればよく、樹脂シートが矩形をなす場合、対応する3辺同士を接合してもよい。
よって、各人お気に入りの電子写真が印刷された樹脂製クリアーホルダーを簡単に作製することが可能であり、オリジナリティに富むクリアーホルダーを簡易に実現することができる。
10 樹脂シート片
10t トップコート層
10b ベースコート層
10m PETシート
10r 帯電防止層
12 樹脂シート片
20 連結部
22 連結部
Claims (6)
- 積層した複数の樹脂シート片が部分的に連結した連結部を有する電子写真受像用樹脂製ホルダーであって、
電子写真受像層を有する外面の表面電気抵抗が1.0×108〜1.0×1013Ωであり、上記内面同士の他方は、表面電気抵抗が1×10 13 Ω以下の帯電防止層を有しており、
かつ外面同士の静止摩擦係数が、上記樹脂シート片同士が積層して接触する内面同士の静止摩擦係数よりも大きく、
上記外面同士の静止摩擦係数が0.2〜0.8、上記内面同士の静止摩擦係数が0.1〜0.5であることを特徴とする電子写真受像用樹脂製ホルダー。 - 上記内面同士の少なくとも一方が摩擦調整層を有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真受像用樹脂製ホルダー。
- 2枚の上記樹脂シート片を有し、これらの樹脂シート片が同一形状の矩形状をなし、この樹脂シート片同士が対応する一辺、隣接する二辺又は三辺で部分的に連結され、上記連結部を構成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真受像用樹脂製ホルダー。
- 上記連結部が、ミシン目を利用した折曲部から構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電子写真受像用樹脂製ホルダー。
- 上記連結部が、超音波接合によって形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の電子写真受像用樹脂製ホルダー。
- 上記樹脂シート片が、2軸延伸のPETフィルムから構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つの項に記載の電子写真受像用樹脂製ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009114849A JP5488869B2 (ja) | 2009-05-11 | 2009-05-11 | 電子写真受像用樹脂製ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009114849A JP5488869B2 (ja) | 2009-05-11 | 2009-05-11 | 電子写真受像用樹脂製ホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010262238A JP2010262238A (ja) | 2010-11-18 |
JP5488869B2 true JP5488869B2 (ja) | 2014-05-14 |
Family
ID=43360328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009114849A Expired - Fee Related JP5488869B2 (ja) | 2009-05-11 | 2009-05-11 | 電子写真受像用樹脂製ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5488869B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7127259B2 (ja) * | 2017-09-25 | 2022-08-30 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0741001A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-02-10 | Canon Inc | 封 筒 |
JP3264764B2 (ja) * | 1993-12-24 | 2002-03-11 | 株式会社リコー | 袋状シート |
JP2000250248A (ja) * | 1999-03-04 | 2000-09-14 | Ricoh Co Ltd | 電子写真転写用タックフィルム |
JP2001088484A (ja) * | 1999-09-24 | 2001-04-03 | Teikoku Printing Inks Mfg Co Ltd | ファイルホルダ |
JP4258767B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2009-04-30 | 武浩 宮本 | 付箋 |
JP4640781B2 (ja) * | 2005-03-03 | 2011-03-02 | アキレス株式会社 | クリアーホルダー |
JP2008279602A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Kanbi Kako:Kk | 書類ホルダー |
JP5297601B2 (ja) * | 2007-06-01 | 2013-09-25 | 大王製紙株式会社 | フォーム用紙 |
-
2009
- 2009-05-11 JP JP2009114849A patent/JP5488869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010262238A (ja) | 2010-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6387478B2 (en) | Color electrophotographic image receiving material | |
JP4100189B2 (ja) | 情報記録媒体及びその製造方法 | |
JP6870198B2 (ja) | 熱転写受像シート | |
EP0687223B1 (en) | Permanent xerographic toner-receptive index divider | |
JP5488869B2 (ja) | 電子写真受像用樹脂製ホルダー | |
JP2011201180A (ja) | 熱転写シート及びそれを用いた画像形成方法 | |
JPH07199756A (ja) | トナー記録用紙の記録消去方法 | |
WO2018062039A1 (ja) | 熱転写シート | |
JP2005224994A (ja) | プラスチックシートの作製方法及びプラスチックシートの作製装置 | |
JP3477257B2 (ja) | 粘着シート | |
JP4433695B2 (ja) | 画像記録方法 | |
JP2005035070A (ja) | 情報記録媒体、その製造方法、及び、該製造方法に用いる情報記録媒体製造装置 | |
JP4022325B2 (ja) | カラーppc用フィルム | |
JP2007183376A (ja) | 画像形成装置 | |
WO2002005037A1 (fr) | Papier d'enregistrement electrophotographique | |
JP2005271217A (ja) | 情報記録媒体及びその作製方法 | |
JP6716842B2 (ja) | 熱転写受像シート及び熱転写受像用シート | |
JP2010058975A (ja) | 基材保持体、及び画像記録体の作製装置 | |
JP3144564B2 (ja) | ラベル用積層体 | |
JP2004195973A (ja) | プラスチックシートの作製方法、プラスチックシートの作製装置及びプラスチックシート | |
JP2004188603A (ja) | プラスチックシートの作製方法及びその作製装置、プラスチックシート、丁合い装置 | |
JP4692653B2 (ja) | プラスチックシートの作製方法及びその作製装置、並びに丁合い装置 | |
JP2000352834A (ja) | 電子写真用受像材料 | |
JP2006151513A (ja) | 画像記録材料の梱包体及び画像記録材料の梱包方法、並びに画像形成方法 | |
JP2005088280A (ja) | 電子写真用積層耐水紙 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20101018 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20101018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20101018 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120229 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131008 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20140205 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5488869 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |