JP2004195973A - プラスチックシートの作製方法、プラスチックシートの作製装置及びプラスチックシート - Google Patents

プラスチックシートの作製方法、プラスチックシートの作製装置及びプラスチックシート Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成手段として従来の電子写真装置を大きく改造することなく用い、高解像度の画像が形成されたプラスチックシートを高い生産性で製造することができるプラスチックシートの作製方法及び作製装置、並びにその作製方法により作製されるプラスチックシートを提供すること。
【解決手段】光透過性フィルム20の片面に、電子写真方式により定着画像を形成し、コアシート38を介して、2つの光透過性フィルム20をその画像面を互いに対面させて積層した積層体を位置決する位置決めを行なった後、位置決めされた積層体を加熱・加圧することにより、コアシートを2つの光透過性フィルムでラミネートするラミネートを施して、片方の面に画像が形成された2つの光透過性フィルム22(22a、22b)と、画像面を対面させた2つの光透過性フィルム間に挟持されたコアシート38と、を含んで構成されるプラスチックシートを作製する方法、及びそれに用いる作製装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置によって直接画像形成(記録)されてなるプラスチック光透過性フィルムによりラミネートされたプラスチックシートに関し、より詳細には、顔写真入りキャッシュカードや社員証、学生証、個人会員証、居住証、各種運転免許証、各種資格取得証明等の非接触式又は接触式個人情報画像情報入り情報媒体、さらに医療現場などで用いる本人照合用画像シートや画像表示板、表示ラベルなどに用いられるプラスチックシートの作製方法、作製装置に関する。
近年、画像形成技術の発達に伴って、凹版印刷、凸版印刷、平版印刷、グラビヤ印刷及びスクリーン印刷などの様々な印刷法により、同一品質の画像を、大量かつ安価に形成する手段が知られている。そして、このような印刷法は、ICカード、磁気カード、光カード、あるいはこれらが組み合わさったカードなど、所定の情報を納め、外部装置と接触又は非接触に交信可能な情報媒体の表面印刷にも多く用いられている。
しかしながら、例えば上記スクリーン印刷は、印刷しようとする画像の数に応じた印刷版が多数必要であり、カラー印刷の場合には、さらにその色の数だけ印刷版が必要となる。そのため、これら印刷方法は、個人の識別情報(顔写真、氏名、住所、生年月日、各種免許証など)に個々に対応するには不向きである。
上記問題点に対して、現在もっとも主流となっている画像形成手段は、インクリボン等を用いた昇華型や溶融型の熱転写方式を採用したプリンタ等による画像形成方法である。しかし、これらは個人の識別情報を容易に印字することはできるが、印刷速度を上げると解像度が低下し、解像度を上げると印刷速度が低下するという問題を依然抱えている。
これに対して、電子写真方式による画像形成(印刷)は、像担持体表面を一様に帯電させ、画像信号に応じて露光し、露光部分と非露光部分との電位差による静電潜像を形成させ、その後、前記帯電と反対(あるいは同一)の極性を持つトナーと呼ばれる色粉(画像形成材料)を静電現像させることにより、前記像担持体表面に可視画像(トナー画像)を形成させる方法で行われる。カラー画像の場合は、この工程を複数回繰り返すこと、あるいは画像形成器を複数並配置することによりカラーの可視画像を形成し、これらを画像記録体に転写、定着(固定化:主に熱による色粉の溶融と冷却による固化)することによりカラー画像を得る方法で行われる。
上述のように、電子写真方式では、像担持体表面の静電潜像を画像信号により電気的に形成するため、同じ画像を何度でも形成できるだけでなく、異なる画像に対しても容易に対応でき画像形成することが可能である。また、像担持体表面のトナー画像は、ほぼ完全に画像記録体表面に転移させることができ、像担持体表面にわずかに残存するトナー画像も、樹脂ブレードやブラシ等により容易に除去することができるため、多品種少量生産に向けた印刷物を容易に作製することが可能である。
また、上記トナーは、通常、熱溶融性樹脂及び顔料、並びに場合によっては帯電制御剤などの添加剤を溶融混合し、この混練物を粉砕、微粒子化して形成される。さらに、前記電子写真方式における静電潜像は、上記微粒子化されたトナーに比べてかなり高い解像度を持っており、前記スクリーン印刷やインクリボンの熱転写方式の解像度と比べても十分な解像度が期待できる。
カラー画像についても、カラートナーとしてシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの四原色を用い、これらを混合することにより、理論的に印刷と同様の色を再現できる。また、上記カラートナーでは、トナー樹脂と顔料とを比較的自由に配合できるため、トナーによる画像隠蔽性を増加させることは容易である。
前述の電子写真装置を使用して、各種カードの印字を行った例としては以下のものが挙げられる。
例えば、各種個人情報の他に、不可視バーコードを厚さ250μmの塩化ビニルシートや厚さ280μmのポリエステルシートに電子写真法で印字し、それぞれ印字面にオーバー光透過性フィルムを重ね、熱プレス機でラミネートする方法が提示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記シートにおいてはシート間摩擦係数が大きすぎ、シート間で密着するためシート搬送性が悪く、電子写真装置が止まってしまったり、上記のような250μm以上の厚さの絶縁物(シート)には、画像形成材料(トナー)が十分に転写しにくく画像欠陥が増大してしまったりする。また、前記比較的低温で軟化する樹脂光透過性フィルムを電子写真装置に使用して印字しようとすると、定着工程において、定着温度が光透過性フィルムの軟化温度より高いため粘着性が発現し、定着装置に巻き付きジャムが発生する問題がある。さらに、画像形成材料が定着装置にオフセットしたり、前記250μm厚のシートの定着を続けると、シートのエッジ(角)で定着装置を必要以上に痛めてしまったりする場合もある。
また、光透過性シートに個人識別情報を印字し、さらに、上記印字は鏡像で行うことも提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、前記プラスチック光透過性フィルムへの画像形成だけでなく、定着画像が形成されたプラスチック光透過性フィルムとコアとなる基材とを搬送・積層する工程やラミネートする工程の自動化については、検討がほとんどなされておらず、生産性向上の観点から、上記各工程や製造装置を設計する必要がある。
特開2001−92255号公報 特開平11−334265号公報
本発明は、上記従来技術の問題点を解決することを目的とする。
すなわち、本発明は、画像形成手段として従来の電子写真装置を大きく改造することなく用い、高解像度の画像が形成されたプラスチックシートを高い生産性で製造することができるプラスチックシートの作製方法及び作製装置、並びにその作製方法により作製されるプラスチックシートを提供することを目的とする。
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、本発明は、
(1) 少なくとも片方の面に画像が形成された2つの光透過性フィルムと、2つの光透過性フィルム間に挟持されたコアシートと、を含んで構成されるプラスチックシートの作製方法であって、
前記光透過性フィルムに、電子写真方式により定着画像を形成する画像形成工程と、
前記コアシートを介して、2つの前記光透過性フィルムを積層した積層体を位置決する位置決め工程と、
位置決めされた前記積層体を加圧することにより、前記コアシートを2つの前記光透過性フィルムでラミネートするラミネート工程と、
を備えることを特徴とするプラスチックシートの作製方法。
(1)の発明では、薄厚の光透過性フィルムに電子写真方式により高解像度の画像が形成させ、従来、電子写真方式では画像が形成不可能な肉厚のコアシートに画像が形成された光透過性フィルムを、その画像面をコアシート側に対面させて圧着させる。このため、画像形成手段として従来の電子写真装置を大きく改造することなく用い、高解像度の画像が形成されたプラスチックシートを高い生産性で製造することが可能となる。なお、ラミネート工程では、加圧だけではなく、必要に応じて加熱しラミネートしてもよい。
(2)前記位置決め工程において、2つの前記光透過性フィルムを、その画像面を対面させて積層させることを特徴とする前記(1)に記載のプラスチックシートの作製方法。
(2)の発明では、光透過性フィルムの画像面が内側(コアシート側)になるので、プラスチックシートが摺擦されていも画像が劣化することがなく、長期に渡って高品位な画質を維持することが可能である。
(3)前記位置決め工程において、2つの前記光透過性フィルムを、その非画像面を対面させて積層させることを特徴とする前記(1)に記載のプラスチックシートの作製方法。
(3)の発明では、光透過性フィルムの非画像面が内側(コアシート側)になり、光透過性フィルムとコアシートとの接着界面に画像が介在しないため、光透過性フィルム及びコアシート間の十分な接着が得られ、長期使用でも破損し難く、信頼性の高いプラスチックシートを得ることができる。
(4) 前記画像形成工程を経た前記光透過性フィルムを、選択的にその表裏を反転させて、前記位置決め工程へ搬送し、前記位置決め工程において、2つの前記光透過性フィルムを積層させることを特徴とする前記(1)に記載のプラスチックシートの作製方法。
(4)の発明では、例えば、コアシートの表裏に圧着される光透過性フィルムに画像を連続して形成するとき、この2つの光透過性フィルム一方を選択して、その表裏を反転させて位置決め工程へ搬送させる。例えば、光透過性フィルムをその画像面を対面させて積層させる場合、位置決め工程において、各材料を自重により重ね合わせて位置決めする際、一番下層に位置する光透過性フィルム(裏面に圧着される光透過性フィルム)は常に画像面が上方を向いて配置され、一番上層に位置する光透過性フィルム(表面に圧着される光透過性フィルム)は常に画像面が下方を向いて配置されなければならない。なお、光透過性フィルムをその非画像面を対面させて積層させる場合、画像面を逆方向に向けるように配置される。
このため、選択的に画像形成工程を経た光透過性フィルムの表裏を反転させることで、光透過性フィルムの積層位置に応じて、各光透過性フィルムは常に画像面が上方或いは下方を向くように位置決め工程へ搬送されることとなり、連続した位置決めが行なわれ、より効率良くプラスチックシートを作製することが可能となる。
(5) 前記光透過性フィルムを、選択的にその表裏を反転させて前記画像形成部へ供給し、前記画像形成工程において、光透過性フィルムの第1面、又は第1面とは反対の第2面に定着画像を形成することを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載のプラスチックシートの作製方法。
また、(6) 光透過性フィルムを積層して収納した第1の光透過性フィルム収納部と、第1の光透過性フィルム収納部とは異なる方向に光透過性フィルム原反の巻き面を向けて光透過性フィルムを積層した第2の光透過性フィルム収納部とから、選択的に光透過性フィルムを画像形成工程へと供給し、前記画像形成工程において、前記光透過性フィルムの第1面、又は第1面とは反対の第2面に定着画像を形成することを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載のプラスチックシートの作製方法。
ここで、光透過性フィルム原反の巻き面とは、ロール状に巻かれていた状態での内側(ロール軸側)を向いている光透過性フィルム面のことである。
光透過性フィルムによりラミネートする際には、重ねられる2つの光透過性フィルムは、光透過性フィルム原反の巻き面が同じ方向を向いていた方が、反りやねじれが生じることことなく、より綺麗にラミネートすることが可能である。一方、位置決め工程においては、コアシートを介して、2つの光透過性フィルムをその画像面を対面させて重ね合わせる必要がある。このため、光透過性フィルムの画像面は、例えば、コアシートの表面に圧着され光透過性フィルムと、裏面に圧着される光透過性フィルムとでは異なることがよい。
そこで、(5)の発明では、例えば、コアシートの表裏に圧着される光透過性フィルムに画像を連続して形成するとき、この2つの光透過性フィルムの一方を選択して、その表裏を反転させて画像形成工程へ搬送させる。そして、例えば、コアシートの表面に圧着される光透過性フィルムは、その第1の面に定着画像を形成され、一方、コアシートの裏面に圧着される光透過性フィルムが、第1の面とは反対の第2面に定着画像を形成される。このため、2つの光透過性フィルムの一方を選択して、その表裏を反転させて画像形成工程へ搬送させことで、光透過性フィルムの積層位置に応じて、各光透過性フィルムには、常に光透過性フィルム原反の巻き面が同じ方向を向いて積層されるように画像が形成されることとなり、反りやねじれが生じることことなく、より綺麗にラミネートすることが可能となる。
また、(6)の発明では、第1及び2の光透過性フィルム収納部から、互いに異なる方向に光透過性フィルム原反の巻き面を向けて積層した光透過性フィルムを、選択的に光透過性フィルムを画像形成工程へと供給するため、上記(5)の発明と同様に、光透過性フィルムの積層位置に応じて、各光透過性フィルムには、常に光透過性フィルム原反の巻き面が同じ方向を向くように画像が形成されることとなり、反りやねじれが生じることことなく、より綺麗にラミネートすることが可能となる。
(7) 前記位置決め工程において、前記画像形成工程を経て定着画像が形成された光透過性フィルムと、前記画像形成工程を経ずに予め定着画像が形成された光透過性フィルムとを、積層させることを特徴とする前記(1)に記載のプラスチックシートの作製方法。
(7)の発明では、例えば、コアシートの一方の面に圧着される光透過性フィルムの画像として全て同じものを使用する場合に、一方の光透過性フィルムには、予め電子写真方式で画像を形成しておき、この光透過性フィルムと、画像形成工程を経て定着画像が形成された光透過性フィルムと、位置決め工程においてコアシートを介して重ね合わせる。このため、一方の光透過性フィルムの画像形成のみを行なうので、効率良くプラスチックシートが作製可能となる。
(8) 少なくとも片方の面に画像が形成された2つの光透過性フィルムと、2つの光透過性フィルム間に挟持されたコアシートと、を含んで構成されるプラスチックシートの作製装置であって、
光透過性フィルムを収容する光透過性フィルム収納部と、
前記光透過性フィルム収納部から供給された光透過性フィルムに、電子写真方式により定着画像を形成する画像形成部と、
コアシートを介して、2つの光透過性フィルムを積層した積層体を位置決する位置決め部と、
位置決めされた積層体を加圧して、コアシートを2つの光透過性フィルムでラミネートするラミネート部と、
を備えることを特徴とするプラスチックシートの作製装置。
(8)の発明では、上記(1)の発明と同様に、画像形成手段として従来の電子写真装置を大きく改造することなく用い、高解像度の画像が形成されたプラスチックシートを高い生産性で製造することが可能となる。
(9)前記位置決め部において、2つの前記光透過性フィルムを、その画像面を対面させて積層させることを特徴とする前記(8)に記載のプラスチックシートの作製装置。
(9)の発明では、上記(2)の発明と同様に、光透過性フィルムの画像面が内側(コアシート側)になるので、プラスチックシートが摺擦されていも画像が劣化することがなく、長期に渡って高品位な画質を維持することが可能である。
(10)前記位置決め部において、2つの前記光透過性フィルムを、その非画像面を対面させて積層させることを特徴とする前記(8)に記載のプラスチックシートの作製装置。
(10)の発明では、上記(3)の発明と同様に、光透過性フィルムの非画像面が内側(コアシート側)になり、光透過性フィルムとコアシートとの接着界面に画像が介在しないため、光透過性フィルム及びコアシート間の十分な接着が得られ、長期使用でも破損し難く、信頼性の高いプラスチックシートを得ることができる。
(11) 前記画像形成部から前記位置決め部へと前記光透過性フィルムを供給する搬送路には、選択的に前記光透過性フィルムの表裏を反転させる第1の反転手段を設けることを特徴とする前記(8)に記載のプラスチックシートの作製装置。
(11)の発明では、上記(4)の発明と同様に、光透過性フィルムの積層位置に応じて、各光透過性フィルムは常に画像面が上方或いは下方を向くように位置決め工程へ搬送されることとなり、連続した位置決めが行なわれ、より効率良くプラスチックシートを作製することが可能となる。
(12) 前記光透過性フィルム収納部から前記画像形成部へと前記光透過性フィルムを供給する搬送路には、選択的に前記光透過性フィルムの表裏を反転させる第2の反転手段を設けることを特徴と(8)〜(11)のいずれか1項に記載のプラスチックシートの作製装置。
また、(13) 前記光透過性フィルム収納部として、光透過性フィルムを積層して収納した第1の光透過性フィルム収納部と、第1の光透過性フィルム収納部とは異なる方向に光透過性フィルム原反の巻き面を向けて光透過性フィルムを積層した第2の光透過性フィルム収納部と、を設けることを特徴とする前記(8)〜(11)のいずれか1項に記載のプラスチックシートの作製装置。
(12)、(13)の発明では、それぞれ上記(5)、(6)の発明と同様に、光透過性フィルムの積層位置に応じて、各光透過性フィルムには、常に光透過性フィルム原反の巻き面が同じ方向を向くように画像が形成されることとなり、反りやねじれが生じることことなく、より綺麗にラミネートすることが可能となる。
(14) 前記画像形成部を経ずに予め定着画像が形成された光透過性フィルムを収納する第3の光透過性フィルム収納部を設けたことを特徴とする前記(8)に記載のプラスチックシートの作製装置。
(14)の発明では、上記(7)の発明と同様に、光透過性フィルムの反転などを行なうことなく、効率良くプラスチックシートが作製可能となる。
(15) 前記画像形成部と前記位置決め部とは個別に独立して設けられると共に、前記第1の反転手段を前記画像形成部及び前記位置決め部の一方に一体的に設けたことを特徴とする前記(11)に記載のプラスチックシートの作製装置。
(16) 前記画像形成部と前記位置決め部とは個別に独立して設けられると共に、前記第3の光透過性フィルム収納部を前記画像形成部及び前記位置決め部の一方に一体的に設けたことを特徴とする前記(14)に記載のプラスチックシートの作製装置。
(17) 前記(1)〜(7)のいずれかに記載のプラスチックシートの作製方法により得られたことを特徴とするプラスチックシート。
(18) 少なくとも片方の面に画像が形成された光透過性フィルムと、光透過性フィルムを圧着されたコアシートと、を含んで構成されるプラスチックシートの作製方法であって、
前記光透過性フィルムに、電子写真方式により定着画像を形成する画像形成工程と、
前記コアシートと前記光透過性フィルムとを、積層した積層体を位置決する位置決め工程と、
位置決めされた前記積層体を加圧することにより、前記コアシートを前記光透過性フィルムでラミネートするラミネート工程と、
を備えることを特徴とするプラスチックシートの作製方法。
(19)前記位置決め工程において、前記光透過性フィルムは、その画像面を前記コアシートに対面させて積層させることを特徴とする前記(18)に記載のプラスチックシートの作製方法。
(20) 前記位置決め工程において、前記光透過性フィルムは、その非画像面を前記コアシートに対面させて積層させることを特徴とする前記(18)に記載のプラスチックシートの作製方法。
(18)、(19)、(20)の発明は、上記(1)、(2)、(3)の発明と同様に、一つの光透過性フィルムを用いた場合でも、画像形成手段として従来の電子写真装置を大きく改造することなく用い、高解像度の画像が形成されたプラスチックシートを高い生産性で製造することが可能となる。
以上、本発明によれば、画像形成手段として従来の電子写真装置を大きく改造することなく用い、高解像度の画像が形成されたプラスチックシートを高い生産性で製造することができるプラスチックシートの作製方法及び作製装置、並びにその作製方法により作製されるプラスチックシートを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本発明の実施の形態では、プラスチックシートの作製装置と共に、プラスチックシートの製造方法についても説明する。
なお、実質的に同様の機能を有するものには、全図面通して同じ符号を付して説明し、場合によってはその説明を省略することがある。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るプラスチックシートの作製装置を示す概略構成図である。
図1に示すプラスチックシートの作製装置10は、画像形成装置12、丁合い装置14と、ラミネート装置16(ラミネート部)と、から構成されている。
画像形成装置12は、例えば、光透過性フィルムスタッカー18と、画像形成部20と、光透過性フィルムスタッカー18から画像形成部へ光透過性フィルム22を搬送する搬送路24と、画像形成部20から排出口28へ光透過性フィルム22を搬送する搬送路26とから構成されている。その他の構成は省略する。
光透過性フィルムスタッカー18には、光透過性フィルム22が収納されると共に、通常の給紙装置に備えられているようなピックアップロールや給紙ロールが備えられ、所定のタイミングで給紙ロール等が回転し、画像形成部20へ光透過性フィルム22を搬送する。
画像形成部20は、図示しないが、潜像を形成する潜像担持体と、該潜像を少なくともトナーを含む現像剤を用いて現像し、トナー画像を得る現像器と、現像されたトナー画像を光透過性フィルム22に転写する転写器、光透過性フィルム22に転写されたトナー画像を加圧して定着する定着器などを含む、公知の電子写真方式の装置で構成されている。
搬送路24、26は、駆動ローラ対を含む複数のローラ対やガイド(図示せず)から構成されており、さらに搬送路26には、光透過性フィルム22の搬送方向を180°反転させる反転路26aが設けられている。搬送路26と反転路26aとの分岐付近には、光透過性フィルム22の案内方向を変更するカム32が設けられている。この反転路26aで光透過性フィルム22を往復させ、再び搬送路26に戻すと、光透過性フィルム22の搬送方向が180°反転されると共に、光透過性フィルム22の表裏が反転して搬送される。
丁合い装置14は、コアシートスタッカー34と、丁合いトレイ36(位置決め部)、コアシートスタッカー34から丁合いトレイ36へコアシート38を供給する搬送路40と、画像形成装置12の排出口28から排出された光透過性フィルム22を、丁合いトレイ36へ供給する搬送路42と、から構成されている。
コアシート38を丁合いトレイ36へ供給する搬送路40排出部と、光透過性フィルム22を丁合いトレイ36へ供給する搬送路42排出部は、高さ方向に並列して設けられている。
搬送路40、42としては、平滑な板状部材と、その表面を光透過性フィルム22を搬送させるための搬送ロールが設けられた構成であってもよく、また回転するベルト状の搬送体で構成されていてもよい。そして光透過性フィルム22が画像形成装置12から排出されるタイミング、又はコアシート38が排出されるタイミングで搬送ロールやベルトが回転し、光透過性フィルム22又はコアシート38を丁合いトレイ36に搬送する。
コアシートスタッカー34には、コアシート38が収納されると共に、通常の給紙装置に備えられているようなピックアップロールや給紙ロールが備え、丁合いトレイ36がコアシートスタッカー34の排出口の位置に移動した直後のタイミングで給紙ロール等が回転し、丁合いトレイ36にコアシート38を搬送する。
丁合いトレイ36は、搬送路40排出部と搬送路42排出部からコアシート38及び光透過性フィルム22がそれぞれ供給されるように、例えば、その端部の一部が上下(図中上下)に張架されたベルト外壁に連結されており、当該ベルトの回転駆動に伴い昇降するよう構成されている。このような昇降手段に限らず、モーター駆動方式など、公知の昇降手段を適用させることができる。また、積層されたコアシート38及び光透過性フィルム22の端部を揃える位置決め手段(図示しない)が設けられている。
丁合いトレイ36には、コアシート38を介して2つの光透過性フィルム22を積層した積層体を仮止めする仮止め装置44が設けられている。この仮止め装置は、例えば、ヒータなどにより加熱されるよう金属からなる一対の突片で構成されており、この加熱された一対の突片により積層体の端部近傍を挟むことで、積層体の端部近傍が熱溶着されて仮止めされる。
ここで、仮止め装置44による仮止め方法は、上記に限られず、既存のその他の方式、例えば、加熱した針状の部材を積層体の垂直方向に貫通させたり、超音波振動子を搭載した部材で積層体を挟み、超音波振動により発生した熱により溶着することも可能である。また、熱を用いずに機械的に積層体の動きを拘束する方式、例えば、ホチキスの針等を用いて固定したり、或いは搬送経路に沿って積層体とともに移動可能なグリッパーにより固定してもよい。
仮止め装置44は、丁合いトレイ36からラミネート装置16への積層体の搬送路上に設けられる場合には、仮止め装置44は、仮止め時のみ丁合いトレイ36の端部に配置され、それ以外のときは上記搬送路から退避できる構造をとる必要がある。
ラミネート装置16は、例えば、一対のベルト46から構成されるベルトニップ方式を採用することができる。それぞれのベルト46は、加熱・加圧ロール48と、張架ロール50により張架されてている。そして、一対のベルト46排出部には、排出トレイ56が設けられている。
ラミネート装置16における圧着方法としては、特に限定されるものではなく、従来公知の各種ラミネート技法、並びにラミネート装置をいずれも好適に採用することができる。例えば、前記積層体を熱ロール対などによるニップ部に挿通させることにより、両者をある程度熱溶融させ熱融着させる、通常のラミネート技法、並びにラミネート装置、あるいは熱プレス技法、ならびに熱プレス装置を用いて、圧着させることができる。
本実施形態では、まず、画像形成装置12において、光透過性フィルム22のうち、コアシート38の裏面(図面中下側)に圧着される第1の光透過性フィルム22aが、光透過性フィルムスタッカー18から搬送路24を経由して画像形成部20へと供給され、第1の光透過性フィルム22aの上面(図中上側)に電子写真方式により所定のトナー画像が転写された後、定着され定着画像が形成される(画像形成工程)。このとき、第1の光透過性フィルム22aの上面に定着画像が形成されているので、第1の光透過性フィルム22aは、そのまま搬送路26を経て排出口28へ搬送され、丁合い装置14へと送られる。
そして、丁合い装置14において、第1の光透過性フィルム22aは、丁合い装置14の搬送路42を経て、丁合いトレイ36へと供給される。ここで、搬送路42排出部を出た第1の光透過性フィルム22は、第1の光透過性フィルム22aの画像面は上面を向くように、その自重により丁合いトレイ36への供給される。
次に、丁合いトレイを、搬送路40排出部付近まで昇降させ、コアシート38を、コアシートスタッカー34から搬送路40を経て、丁合いトレイ36へと供給される。ここで、搬送路40排出部を出たコアシート38は、その自重により丁合いトレイ36へと供給され、第1の光透過性フィルム22aと重ねられる。
次に、画像形成装置12において、コアシート38の表面(図面中上側)に圧着される第2の光透過性フィルム22bが、光透過性フィルムスタッカー18から搬送路24を経由して画像形成部20へと供給され、第2の光透過性フィルム22bの上面(図中上側)に電子写真方式により所定のトナー画像が転写された後、定着され定着画像が形成される(画像形成工程)。第2の光透過性フィルム22bの上面に定着画像が形成されているので、第2の光透過性フィルム22bは、搬送路26を通り、一端、反転路26aを経由して、再び搬送路26に戻り排出口28へ搬送され、丁合い装置14へと送られる。
このとき、搬送路26と反転路26aの分岐付近において、カム32はその先端が搬送路26に重なるように駆動され、カム32の先端位置に到達した第2の光透過性フィルム22は搬送方向が変更され、反転路26aへと案内搬送される。そして、第2の光透過性フィルム22bが反転路26aに到達した後、図示しない駆動ロールを反転させ、2の光透過性フィルム22bを反転路26aで往復移動させて、再び搬送路26に戻す。このため、搬送路26に戻った第2の光透過性フィルム22bは、搬送方向が180°反転される共に、その表裏も反転し、画像面が下側(図中下側)を向いて搬送されることとなる。
そして、丁合い装置14において、第2の光透過性フィルム22bは、丁合い装置14の搬送路42を経て、丁合いトレイ36へと供給される。ここで、搬送路42排出部を出た第2の光透過性フィルム22bは、第2の光透過性フィルム22bの画像面が下面は上面を向くように、その自重により丁合いトレイ36への供給され、コアシート38と重ねられる。
このように、丁合いトレイ36には、画像面が上向きの第1の光透過性フィルム22a、コアシート38、及び画像面が下向きの第2の光透過性フィルム22bの順番で供給されると共に重ねられる(位置決め工程)。この積層体は、コアシート38を介して、第1の光透過性フィルム22a及び第2の光透過性フィルム22bがその画像面を対面して積層されている。
次に、丁合いトレイ36上の第1の光透過性フィルム22a、コアシート38、及び第2の光透過性フィルム22bの端部を、図示しない位置決め手段により揃え、続いて、仮止め装置により、積層体の端部を仮止めを施した後、ラミネート装置へ搬送される。なお、光透過性フィルム22、コアシート38のサイズを同等にしており、積層体の端部を揃えることで、位置決めが行なわれる。
最後、ラミネート装置において、第1の光透過性フィルム22a、コアシート38、及び第2の光透過性フィルム22bの積層体を、一対のベルト46ニップ間に通過させて加熱・加圧処理をし、コアシート38を第1の光透過性フィルム22a及び第2の光透過性フィルム22bでラミネートする(ラミネート工程)。
ラミネートされた積層体は、排出トレイ56に排出され、プラスチックシートが得られる。ここで、プラスチックシートに個別の画像が複数形成されている場合、この各画像毎に裁断し、所定のサイズのプラスチックシートを得る。
以上のように、本実施形態では、2つ光透過性フィルム22の片面に電子写真方式により画像を形成し、コアシート38を介して、この2つの光透過性フィルム22をその画像面を対面させてラミネートすることで、画像形成手段として従来の電子写真装置を大きく改造することなく用い、高解像度の画像が形成されたプラスチックシートを高い生産性で製造することが可能である。
また、本実施形態では、画像形成装置12における画像形成部20から排出口28と光透過性フィルム22を搬送する搬送路26の途中に反転路26aを設けて、光透過性フィルム22のうち、丁合いトレイ36上の下側に供給される第1の光透過性フィルム22aは反転路26aを経由させず、上側に供給される第2の光透過性フィルム22bは反転路26aを経由させその表裏を反転させて搬送するといった具合に、選択的に光透過性フィルム22の表裏を反転させることで、連続した位置決めが行なわれ、より効率良くプラスチックシートを作製することが可能となる。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の実施の形態に係るプラスチックシートの作製装置を示す概略構成図である。
図2に示すプラスチックシートの作製装置は、画像形成装置12における光透過性フィルムスタッカー18から画像形成部20へ光透過性フィルム22を搬送する搬送路24に、反転路24aが設けられている以外は、第1の実施形態と同様な構成なので、他の構成の説明は省略する。また、本実施形態における反転路24aは、第1の実施形態における画像形成部20から排出口28へと光透過性フィルム22を搬送する搬送路26に設けられた反転路26aと同様な構成であるため、その説明も省略する。
本実施例では、丁合いトレイ36上の下側に供給される第1の光透過性フィルム22aは、そのまま、搬送路24を経て画像形成部20へ供給され、光透過性フィルム22の第1面に画像を形成される。第1面に画像が形成された第1の光透過性フィルム22aは、そのまま、搬送路26を経て排出口へと送られ、丁合いトレイ36へと供給される。
一方、丁合いトレイ36上の上側に供給される第2の光透過性フィルム22bは搬送路24を通り、一端、反転路24aを経由して、再び搬送路24に戻り、画像形成部20へ供給され、光透過性フィルム22の第1面とは反対の第2面に画像を形成される。そして、第2面に画像が形成された第2の光透過性フィルム22bは、搬送路26を通り、一端、反転路26bを経由して、再び搬送路26に戻り、排出口28へと送られ、丁合いトレイ36へと供給される。
このとき、重ねられる第1の光透過性フィルム22a、第2の光透過性フィルム22bは、互いに異なる面に画像が形成されており、且つコアシート38を介して画像面を対面させて積層するため、光透過性フィルム原反の巻き面が同じ方向を向いている。
このように、本実施形態では、光透過性フィルム原反の巻き面が同じ方向を向いている状態で光透過性フィルム22を積層させ、ラミネートを施すので、反りやねじれが生じることなく、より綺麗にラミネートすることが可能となる。
(第3の実施の形態)
図3は、本発明の第3の実施の形態に係るプラスチックシートの作製装置を示す概略構成図である。
図3に示すプラスチックシートの作製装置は、光透過性フィルムスタッカー18として、第1の光透過性フィルムスタッカー18a(第1の光透過性フィルム収納部)、第2の光透過性フィルムスタッカー18b(第2の光透過性フィルム収納部)とが設けられている以外は、第1の実施形態と同様な構成なので、他の構成の説明は省略する。
第1の光透過性フィルムスタッカー18aと第2の光透過性フィルムスタッカー18bには、光透過性フィルム原反の巻き面が互いに異なる方向を向いて、それぞれ丁合いトレイ36上の下側に供給される第1の光透過性フィルム22a、丁合いトレイ36上の上側に供給される第2の光透過性フィルム22bが収納されている。
このため、第1の光透過性フィルムスタッカー18aと第2の光透過性フィルムスタッカー18bから画像形成部20へ供給した光透過性フィルム22a、22bは、互いに異なる面に画像が形成され、これらをコアシート38を介して画像面を対面させて積層すると、光透過性フィルム原反の巻き面が同じ方向を向くこととなる。
このように、本実施形態でも、光透過性フィルム原反の巻き面が同じ方向を向いている状態で光透過性フィルム22を積層させ、ラミネートを施すので、反りやねじれが生じることことなく、より綺麗にラミネートすることが可能となる。
(第4の実施の形態)
図4は、本発明の第4の実施の形態に係るプラスチックシートの作製装置を示す概略構成図である。
図4に示すプラスチックシートの作製装置は、予め画像が形成された光透過性フィルム22cが収納される光透過性フィルムスタッカー58(第3の光透過性フィルム収納部)と、フィルムスタッカー58から丁合いトレイ36へと光透過性フィルム22cを搬送する搬送路60を備え、反転路26aを備えない以外は、第1の実施形態と同様な構成なので、他の構成の説明は省略する。なお、搬送路60は、画像形成装置12内で、搬送路24と連結されている。
また、フィルムスタッカー58には、丁合いトレイ36上の下側に供給される光透過性フィルム22として、予め画像が形成された光透過性フィルム22cが、その画像面を上方(図中上側)を向けて積層して収納されている。
本実施形態では、まず、画像形成装置12において、コアシート38の裏面(図面中下側)に圧着される、予め画像が形成された光透過性フィルム22cが、フィルムスタッカー58から搬送路60、さらに搬送路26を経て排出口28へ搬送され、丁合い装置14へと送られる。
次に、丁合い装置14において、予め画像が形成された光透過性フィルム22cは、丁合い装置14の搬送路42を経て、丁合いトレイ36へと供給される。ここで、搬送路42排出部を出た光透過性フィルム22cは、光透過性フィルム22cの画像面が上面を向くように、その自重により丁合いトレイ36への供給される。
そして、第1の実施形態と同様に、コアシート38、コアシート38の表面(図面中上側)に圧着される第2の光透過性フィルム22bが、丁合いトレイ36に供給され、重ね合わされた後、ラミネート装置16においてラミネートされて、プラスチックシートが得られる。
このように、本実施形態では、コアシート38の裏面に圧着される光透過性フィルム22に予め画像を形成しておき、これを丁合いトレイ36へ供給して、重ねあわせるので、例えば、一方の光透過性フィルム22bのみの画像形成のみを行なうため、効率良くプラスチックシートが作製可能となる。この形態は、例えば、コアシートの一方の面に圧着される光透過性フィルムの画像として全て同じものを使用する場合に好適に適用される。
なお、本実施形態では、予め画像が形成された光透過性フィルム22cが収納されるフィルムスタッカー58は、画像形成装置12に設けられた形態を説明したが、丁合い装置14に設けられた形態でもよい。
ここで、上記第1〜4の実施形態により得られるプラスチックシートについて説明する。
図1に示すように、プラスチックシートは、図1に示すように、プラスチックシートは、コアシート1と画像2、4が形成された第1の光透過性フィルム3及び第2の光透過性フィルム5とが、画像2、4が形成された側の面がコアシート1と各々と対向するように重ねられ、ラミネートされてなる。
なお、本発明に用いられるコアシート、光透過性フィルムの材質等については以下の通りである。
−コアシート−
本発明において用いられるコアシートは、プラスチックシートとしたときの光透過性フィルムに形成された画像が見えやすいよう不透明であることが好ましく、白色に着色されていることがより好ましい。
コアシートの材質としては、プラスチックが使用される。具体的には、アセテートフィルム、三酢酸セルローズフィルム、ナイロンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリイミドフィルム、セロハンなどがあり、中でもポリエステルフィルムが好ましく用いられる。特に、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましく用いられている。
コアシートとしては、これらに顔料や染料などが添加され着色される。また、コアシートは、フィルム状、板状であってもよいし、可とう性を有しない程度、又は、コアシートとしての要求に必要な強度を有する程度に厚みを有する形状であってもよい。
なお、本発明のプラスチックシートをICカードや磁気カード等に適用させる場合、コアシートには、ICチップ、アンテナ、外部端子等が埋め込まれる。また、磁気ストライプやホログラム等が別途印刷されたり、必要に応じて文字がエンボス処理されることもある。
本発明に用いられるコアシートとしては、厚さ50〜5000μmの範囲のプラスチックからなるフィルムを用いることが好ましく、厚さ100〜1000μmの範囲のPETフィルムを用いることがより好ましい。
−光透過性フィルム−
本発明における光透過性フィルムに使用可能な基体は、透明性を有することが必要である。ここで、透明性とは、例えば、可視光領域の光をある程度、透過する性質をいい、本発明においては、少なくとも形成された画像が、画像が形成された面と反対側の面から基体を通して目視できる程度に透明であればよい。
上記基体としては、前記コアシートの材料として用いることができるプラスチックのフィルムを同様に使用することができる。
また、上記各種プラスチックのフィルムの中でも、ポリエステルフィルム、特に、PET(ポリエチレンテレフタレート)のエチレングリコール成分の半分前後を1,4−シクロヘキサンメタノール成分に置き換えたPETGと呼ばれるものや、前記PETにポリカーボネートを混ぜアロイ化させたもの、さらに二軸延伸しないPETで、A−PETと呼ばれる非晶質系ポリエステル等をより好ましく用いることができる。
前記ポリエステル等の材料は、従来カード用のコアシート(コア)材料として用いられてきたポリ塩化ビニルが、可燃物廃棄時の燃焼によるダイオキシン発生させるものとして環境に良いものではないことが認識され、使用されなくなってきたことにも対応できるものである。本発明においては、上記塩素を含まないコアシートの使用を考慮し、さらなる材料として、前記ポリスチレン系樹脂フィルム、ABS樹脂フィルム、AS(アクリロニトリル−スチレン)樹脂フィルム、またPETフィルムや、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂フィルムに、ポリエステルやEVA等のホットメルト系接着剤が付加されているフィルム等も好ましく用いることができる。
上記基体のビカット軟化温度は、70〜130℃の範囲であることが好ましく、80〜120℃の範囲であることがより好ましい。
上記ビカット軟化温度が70℃に満たないと、ラミネート工程において、コアシート(コア)にラミネートフィルムを十分に密着・接着させることができない場合がある。また、ビカット軟化温度が130℃を超えると、上記密着・接着は十分でも画像(画像形成材料)又は後述する塗工層が軟化しすぎてしまい、画像に欠陥(画像流れ)が発生してしまう場合がある。
上記ビカット軟化温度とは熱可塑性樹脂の軟化温度評価の一方法から測定されるものであって、その測定方法は、成形されたプラスチック材料の耐熱性を試験する方法として、熱可塑性樹脂に対しては、JIS K7206やASTM D1525、ISO306にその方法が規定されている。
一方、基体の少なくとも片面の表面抵抗値が108〜1013Ω/□の範囲であることが好ましく、109〜1011Ω/□の範囲であることがより好ましい。
上記表面抵抗値が108Ω/□に満たないと、特に、高温高湿時に画像記録体の抵抗値が低くなりすぎ、例えば転写部材からの転写トナーが乱れる場合があり、また、表面抵抗値が1013Ω/□を超えると、画像記録体として使用されるラミネートフィルムの抵抗値が高くなりすぎ、例えば転写部材からのトナーをフィルム表面に移行できず、転写不良による画像欠陥が発生する場合がある。
なお、上記表面抵抗値は、23℃、55%RHの環境下で、円形電極(例えば、三菱油化(株)製ハイレスターIPの「HRプローブ」)を用い、JIS K6991に従って測定することができる。
また、電子写真用ラミネートフィルムにおいて、片面のみが上記範囲の表面抵抗値を有する場合には、当該面は画像が形成される側の面であることが好ましい。
前記基体の少なくとも片面の表面抵抗値を108〜1013Ω/□の範囲に制御するにあたっては、基体となるフィルム製造時、直接界面活性剤、高分子導電剤や導電性微粒子などを樹脂中に添加したり、上記フィルム表面に界面活性剤を塗工したり、金属薄膜を蒸着したり、あるいは接着剤などに界面活性剤などを適量添加したりすることで調整することができる。
前記基体の厚さは、50〜500μmの範囲が好ましく、75〜200μmの範囲がより好ましい。厚さが50μmに満たないと、画像形成装置の定着機で搬送不良となる場合があり、500μmを超えると画像形成装置の転写機で画質劣化を招く場合がある。
本発明における光透過性フィルムは、基体の片面に画像受像層が形成されることが好ましく、またこの画像受像層が形成される面と反対側の面に機能性制御手段が設けられることが好ましい。
前記機能性制御手段は、光沢性、耐光性、抗菌性、難燃性、離型性、及び帯電性を制御する機能から選択される少なくとも1つ以上の機能を有するものであることが好ましく、具体的には、基体の表面に対し、光沢性、耐光性、抗菌性、難燃性、離型性、導電性、さらに好ましくは耐湿性、耐熱性、撥水性、耐磨耗性及び耐傷性などの様々な機能を付加及び/又は向上させるために設けられる。これにより、前記機能性制御手段を有する光透過性フィルムは、様々な使用条件に対して耐性を有することができる。
なお、上記各実施形態では、コアシートを、片方の面に画像が形成された2つの光透過性フィルム間に挟持むようにラミネートして作製し、ブラスチックシートの反りの発生を防止しているが、例えば、コアシートが厚手で反りを考慮しなくてもよい場合には、必要に応じて一方の光透過性フィルム(好ましくはコアシートの裏面側の光透過性フィルム)を省いてもよい。
なお、上記各実施形態では、2つの光透過性フィルムをその画像面を対向させて積層する形態を説明したが、2つの光透過性フィルムをその非画像面を対向させて積層する形態(即ち、フィルムの画像面を互いに外側に向けて積層する形態)でもよい。この形態では、例えば、第1〜3の実施形態において、第1の光透過性フィルム22aを反転路26aにより反転させて丁合い装置14に送り、第2の光透過性フィルム22bをそのまま反転させずに丁合い装置14に送ることで実施することができる(図1〜3参照)。また、第4の実施形態においては、フィルムスタッカー58に予め画像が形成された光透過性フィルム22cをその画像面が下方(図中下側)に向けて収納し、光透過性フィルム22cを丁合い装置14へ送り、第2の光透過性フィルム22bをそのまま反転させずに丁合い装置14に送ることで実施することができる(図4参照)。
なお、上記何れの実施の形態においても、限定的に解釈されるものではなく、本発明の要件を満足する範囲内で実現可能であることは、言うまでもない。
第1の実施の形態に係るプラスチックシートの作製装置を示す概略構成図である。 第2の実施の形態に係るプラスチックシートの作製装置を示す概略構成図である。 第3の実施の形態に係るプラスチックシートの作製装置を示す概略構成図である。 第4の実施の形態に係るプラスチックシートの作製装置を示す概略構成図である。 各実施の形態で作製されるプラスチックシートを示す概略構成図である。
符号の説明
10 プラスチックシートの作製装置
12 画像形成装置
14 丁合い装置
16 ラミネート装置
18 光透過性フィルムスタッカー
20 画像形成部
22 光透過性フィルム
24、26、40、42、60 搬送路
24a、26a 反転路
28 排出口
32 カム
34 コアシートスタッカー
36 丁合いトレイ
38 コアシート
46 ベルト
56 排出トレイ
58 フィルムスタッカー
58 光透過性フィルムスタッカー

Claims (20)

  1. 少なくとも片方の面に画像が形成された2つの光透過性フィルムと、2つの光透過性フィルム間に挟持されたコアシートと、を含んで構成されるプラスチックシートの作製方法であって、
    前記光透過性フィルムに、電子写真方式により定着画像を形成する画像形成工程と、
    前記コアシートを介して、2つの前記光透過性フィルムを積層した積層体を位置決する位置決め工程と、
    位置決めされた前記積層体を加圧することにより、前記コアシートを2つの前記光透過性フィルムでラミネートするラミネート工程と、
    を備えることを特徴とするプラスチックシートの作製方法。
  2. 前記位置決め工程において、2つの前記光透過性フィルムを、その画像面を対面させて積層させることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックシートの作製方法。
  3. 前記位置決め工程において、2つの前記光透過性フィルムを、その非画像面を対面させて積層させることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックシートの作製方法。
  4. 前記画像形成工程を経た前記光透過性フィルムを、選択的にその表裏を反転させて、前記位置決め工程へ搬送し、前記位置決め工程において、2つの前記光透過性フィルムを積層させることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックシートの作製方法。
  5. 前記光透過性フィルムを、選択的にその表裏を反転させて前記画像形成部へ供給し、前記画像形成工程において、光透過性フィルムの第1面、又は第1面とは反対の第2面に定着画像を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラスチックシートの作製方法。
  6. 光透過性フィルムを積層して収納した第1の光透過性フィルム収納部と、第1の光透過性フィルム収納部とは異なる方向に光透過性フィルム原反の巻き面を向けて光透過性フィルムを積層した第2の光透過性フィルム収納部とから、選択的に光透過性フィルムを画像形成工程へと供給し、前記画像形成工程において、前記光透過性フィルムの第1面、又は第1面とは反対の第2面に定着画像を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラスチックシートの作製方法。
  7. 前記位置決め工程において、前記画像形成工程を経て定着画像が形成された光透過性フィルムと、前記画像形成工程を経ずに予め定着画像が形成された光透過性フィルムとを、積層させることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックシートの作製方法。
  8. 少なくとも片方の面に画像が形成された2つの光透過性フィルムと、2つの光透過性フィルム間に挟持されたコアシートと、を含んで構成されるプラスチックシートの作製装置であって、
    光透過性フィルムを収容する光透過性フィルム収納部と、
    前記光透過性フィルム収納部から供給された光透過性フィルムに、電子写真方式により定着画像を形成する画像形成部と、
    コアシートを介して、2つの光透過性フィルムを積層した積層体を位置決する位置決め部と、
    位置決めされた積層体を加圧して、コアシートを2つの光透過性フィルムでラミネートするラミネート部と、
    を備えることを特徴とするプラスチックシートの作製装置
  9. 前記位置決め部において、2つの前記光透過性フィルムを、その画像面を対面させて積層させることを特徴とする請求項8に記載のプラスチックシートの作製装置。
  10. 前記位置決め部において、2つの前記光透過性フィルムを、その非画像面を対面させて積層させることを特徴とする請求項8に記載のプラスチックシートの作製装置。
  11. 前記画像形成部から前記位置決め部へと前記光透過性フィルムを供給する搬送路には、選択的に前記光透過性フィルムの表裏を反転させる第1の反転手段を設けることを特徴とする請求項8に記載のプラスチックシートの作製装置。
  12. 前記光透過性フィルム収納部から前記画像形成部へと前記光透過性フィルムを供給する搬送路には、選択的に前記光透過性フィルムの表裏を反転させる第2の反転手段を設けることを特徴と請求項8〜11のいずれか1項に記載のプラスチックシートの作製装置。
  13. 前記光透過性フィルム収納部として、光透過性フィルムを積層して収納した第1の光透過性フィルム収納部と、第1の光透過性フィルム収納部とは異なる方向に光透過性フィルム原反の巻き面を向けて光透過性フィルムを積層した第2の光透過性フィルム収納部と、を設けることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載のプラスチックシートの作製装置。
  14. 前記画像形成部を経ずに予め定着画像が形成された光透過性フィルムを収納する第3の光透過性フィルム収納部を設けたことを特徴とする請求項8に記載のプラスチックシートの作製装置。
  15. 前記画像形成部と前記位置決め部とは個別に独立して設けられると共に、前記第1の反転手段を前記画像形成部及び前記位置決め部の一方に一体的に設けたことを特徴とする請求項11に記載のプラスチックシートの作製装置。
  16. 前記画像形成部と前記位置決め部とは個別に独立して設けられると共に、前記第3の光透過性フィルム収納部を前記画像形成部及び前記位置決め部の一方に一体的に設けたことを特徴とする請求項14に記載のプラスチックシートの作製装置。
  17. 請求項1〜7のいずれかに記載のプラスチックシートの作製方法により得られたことを特徴とするプラスチックシート。
  18. 少なくとも片方の面に画像が形成された光透過性フィルムと、光透過性フィルムを圧着されたコアシートと、を含んで構成されるプラスチックシートの作製方法であって、
    前記光透過性フィルムに、電子写真方式により定着画像を形成する画像形成工程と、
    前記コアシートと前記光透過性フィルムとを、積層した積層体を位置決する位置決め工程と、
    位置決めされた前記積層体を加圧することにより、前記コアシートを前記光透過性フィルムでラミネートするラミネート工程と、
    を備えることを特徴とするプラスチックシートの作製方法。
  19. 前記位置決め工程において、前記光透過性フィルムは、その画像面を前記コアシートに対面させて積層させることを特徴とする請求項18に記載のプラスチックシートの作製方法。
  20. 前記位置決め工程において、前記光透過性フィルムは、その非画像面を前記コアシートに対面させて積層させることを特徴とする請求項18に記載のプラスチックシートの作製方法。
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