JP4872418B2 - 画像記録体の作製装置、及び画像記録体の作製方法 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明は、小型化、低価格化が可能な画像記録体の作製方法、作製装置を得ることを目的とする。
本発明の画像記録体の作製装置は、
シート状フィルムの表面に電子写真方式により画像を形成する画像形成手段と、
前記シート状フィルムと支持体とを、少なくとも前記シート状フィルムの前記画像が形成された画像形成面と前記支持体の板面とが対向するように積層した積層体とする積層手段と、
前記積層体の搬送方向とは異なる方向から前記支持体を前記積層手段へ搬送する支持体搬送手段と、
前記積層体を加熱・加圧することにより、前記支持体を前記シート状フィルムによってラミネートするラミネート手段と、
を有することを特徴としている。
・前記支持体収納手段は、前記積層手段よりも前記積層体の搬送方向下流側に配設されること。
・前記支持体収納手段は、前記積層手段から前記積層体の搬送方向に対して直交方向に位置するように配設されること。
・前記支持体搬送手段は、前記積層体の搬送方向に対して反対方向から前記支持体を前記積層手段へ搬送すること
シート状フィルムの表面に電子写真方式により画像を形成する画像形成工程と、
前記シート状フィルムと支持体とを、少なくとも前記シート状フィルムの前記画像が形成された画像形成面と前記支持体の板面とが対向するように積層した積層体とする積層工程と、
前記積層体を加熱・加圧することにより、前記支持体を前記シート状フィルムによってラミネートするラミネート工程と、
を有し、
前記積層体の搬送方向とは異なる方向から前記支持体を搬送し、前記シート状フィルムと積層することを特徴としている。
本発明において用いられるコアシートは、プラスチックシート(画像記録体)としたときの光透過性フィルムに形成された画像が見えやすいよう不透明であることが好ましく、白色に着色されていることがより好ましい。
本発明における光透過性フィルムは、光透過性を有することが必要であり、この光透過性フィルムに使用可能な基体は、透明性を有することが必要である。ここで、透明性とは、例えば、可視光領域の光をある程度、透過する性質をいい、本発明においては、少なくとも形成された画像が、画像が形成された面と反対側の面から基体を通して目視できる程度に透明であればよい。
また、上記各種プラスチックのフィルムの中でも、ポリエステルフィルム、特に、前記PETGや、前記PETにポリカーボネートを混ぜアロイ化させたもの、さらに二軸延伸しないPETで、A−PETと呼ばれる非晶質系ポリエステル等をより好ましく用いることができる。
上記ビカット軟化温度が70℃に満たないと、加熱圧着工程において、コアシート(コア)に光透過性フィルムを十分に密着・接着させることができない場合がある。また、ビカット軟化温度が130℃を超えると、上記密着・接着は十分であっても画像(画像形成材料)又は後述する塗工層が軟化しすぎてしまい、画像に欠陥(画像流れ)が発生してしまう場合がある。
上記表面抵抗率が1×108Ωに満たないと、特に、高温高湿時に画像記録体の抵抗値が低くなりすぎ、例えば転写部材からの転写トナーが乱れる場合があり、また、表面抵抗率が1×1013Ωを超えると、画像記録体として使用される光透過性フィルムの抵抗値が高くなりすぎ、例えば転写部材からのトナーをフィルム表面に移行できず、転写不良による画像欠陥が発生する場合がある。
また、電子写真用ラミネートフィルムにおいて、片面のみが上記範囲の表面抵抗率を有する場合には、当該面は画像が形成される側の面であることが好ましい。
前記機能性制御手段は、光沢性、耐光性、抗菌性、難燃性、離型性、及び帯電性を制御する機能から選択される少なくとも1つ以上の機能を有するものであることが好ましく、具体的には、基体の表面に対し、光沢性、耐光性、抗菌性、難燃性、離型性、導電性、さらに好ましくは耐湿性、耐熱性、撥水性、耐磨耗性及び耐傷性などの様々な機能を付加及び/又は向上させるために設けられる。これにより、前記機能性制御手段を有する電子写真用ラミネートフィルムは、様々な使用条件に対して耐性を有することができる。
また、図5(b)に示されるように、基準壁61は、ヒンジ65により矢印E方向(つまり、ヒンジ65を中心とした円周方向)に可動し、61bで示される箇所に移動することで、積層体39の搬送が可能となる。
図7には、第2の実施形態に係る搬送装置及びラミネート装置の周辺を示す上面図を示す。
12 画像形成装置
14 丁合い装置
16 ラミネート装置
18 光透過性フィルムスタッカー
20 画像形成部
21、23 画像
22 光透過性フィルム
22a 光透過性フィルム(表面フィルム)
22b 光透過性フィルム(裏面フィルム)
30 画像記録体
33 クリーニング装置
34 コアシートスタッカー
36 トレイ
38 コアシート
39 積層体
44 仮止め装置
46(46A、46B) ベルト
48(48A、48B) インレットロール
50(50A、50B) テンションロール
52(52A、52B) ベルトクリーニング装置
54(54A、54B) 加熱加圧ロール
56(56A、56B) 冷却ファン
58(58A、58B) 冷却ロール
60(60A、60B) テンションバネ
Claims (4)
- シート状フィルムの表面に電子写真方式により画像を形成する画像形成手段と、
前記シート状フィルムと支持体とを、少なくとも前記シート状フィルムの前記画像が形成された画像形成面と前記支持体の板面とが対向するように積層した積層体とする積層手段と、
前記積層体の搬送方向とは異なる方向から前記支持体を前記積層手段へ搬送する支持体搬送手段と、
前記積層体を加熱・加圧することにより、前記支持体を前記シート状フィルムによってラミネートするラミネート手段と、
を有することを特徴とする画像記録体の作製装置。 - 前記支持体を収納する支持体収納手段を有し、
前記支持体収納手段は、前記積層手段から前記積層体の搬送方向に対して直交方向に位置するように配設されることを特徴とする請求項1に記載の画像記録体の作製装置。 - 前記支持体を収納する支持体収納手段を有し、
前記支持体収納手段は、前記積層手段よりも前記積層体の搬送方向下流側に配設されることを特徴とする請求項1に記載の画像記録体の作製装置。 - シート状フィルムの表面に電子写真方式により画像を形成する画像形成工程と、
前記シート状フィルムと支持体とを、少なくとも前記シート状フィルムの前記画像が形成された画像形成面と前記支持体の板面とが対向するように積層した積層体とする積層工程と、
前記積層体を加熱・加圧することにより、前記支持体を前記シート状フィルムによってラミネートするラミネート工程と、
を有し、
前記積層体の搬送方向とは異なる方向から前記支持体を搬送し、前記シート状フィルムと積層することを特徴とする画像記録体の作製方法。
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