JP5239685B2 - 画像記録体の作製装置、及び、ラミネート装置 - Google Patents
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一般的に、ベルトニップ方式のラミネート装置では、例えば、ベルトを張架する張架ロールの軸方向端部にストッパーと呼ばれる張架ロール径よりも大きいフランジ(規制部材)を設け、このフランジ(規制部材)にベルト側面が接触することにより、ベルトの幅方向の動きを規制し蛇行を抑制している。
請求項1に係る発明は、
コアシートと少なくとも片面に画像が形成された光透過性フィルムとを、前記光透過性フィルムの画像が形成された面が前記コアシートの面と対向するように積層する積層手段と、
前記コアシートと光透過性フィルムとの積層体を加熱加圧することで、前記コアシートの表面を前記光透過性フィルムでラミネートするためのラミネート手段と、
を備え、
前記ラミネート手段が、
互いに対向して配置される一対の無端ベルトと、
前記一対の無端ベルトを張架するための一対の張架ロールと、
前記一対の無端ベルトのうち少なくとも一方の無端ベルトの幅方向の動きを規制する規制部材と、
前記規制部材が設けられた無端ベルトの外周面と接触して配設される接触部材であって、前記無端ベルトをその外周面と内周面とから挟持する接触部材と、
を備える画像記録体の作製装置。
前記接触部材が、前記無端ベルトの外周面から内周面に向かって当該無端ベルトを押圧する部材である請求項1に記載の画像記録体の作製装置。
前記接触部材が、一対の無端ベルト同士が対向する側とは反対の無端ベルトの外周面及び内周面と接触して配設される請求項1に記載の画像記録体の作製装置。
前記接触部材が、板状部材である請求項1に記載の画像記録体の作製装置。
前記接触部材が、ロール状部材である請求項1に記載の画像記録媒体の作製装置。
前記一対の無端ベルトが、金属製の無端ベルトである請求項1に記載の画像記録体の作製装置。
互いに対向して配置される一対の無端ベルトと、
前記一対の無端ベルトを張架するための一対の張架ロールと、
前記一対の無端ベルトのうち少なくとも一方の無端ベルトの幅方向の動きを規制する規制部材と、
前記規制部材が設けられた無端ベルトの外周面と接触して配設される接触部材であって、前記無端ベルトをその外周面と内周面とから挟持する接触部材と、
を備え、
前記一対の無端ベルトの間に被ラミネート体を通過させることでラミネートするラミネート装置。
請求項2に係る発明によれば、接触部材が無端ベルトを押圧しない場合に比べ、インパルス騒音の発生が抑制される。
請求項3に係る発明によれば、接触部材の配設位置を考慮しない場合に比べ、インパルス騒音の発生が抑制される。
請求項4に係る発明によれば、接触部材が他の形状の場合に比べ、インパルス騒音の発生が抑制される。
請求項5に係る発明によれば、接触部材が他の形状の場合に比べ、無端ベルトの回転抵抗を低減しつつ、インパルス騒音の発生が抑制される。
請求項1に係る発明によれば、接触部材が外周面のみに接触する場合に比べ、インパルス騒音の発生が抑制される。
請求項6に係る発明によれば、インパルス騒音が発生しやすい金属製の無端ベルトを適用した場合でも、インパルス騒音の発生が抑制される。
請求項7に係る発明によれば、インパルス騒音の発生が抑制される。
なお、フランジ35A(規制部材)は、インレットロール35に限られず、テンションロール32に配設してもよい。フランジ35Aは規制部材(ストッパー)としての役割を担うが、形状は円盤状に限られず、角板状であってもよく、上記ロールとは独立して配設してもよい。
ここで、図5は、他の実施形態に係るラミネート装置を示す概略側面図である。図6は、他の実施形態に係るラミネート装置を示す概略平面図である。
具体的には、図7及び図8に示すように、一対の無端ベルト31をその外周面と内周面とから挟持するロール状の騒音抑制部材70が配設させる。この形態では、無端ベルト31を挟持する一対のロール状の騒音抑制部材70を無端ベルト31毎に2組配設している。そして、無端ベルト31の内部に配設するロール状の騒音抑制部材70を、加熱加圧ロール34及び冷却ロール33がそれぞれ兼ねて配設されている。無論、当該無端ベルト31の内部に配設するロール状の騒音抑制部材70は、加熱加圧ロール34及び冷却ロール33とは独立して別途配設してもよい。
−ラミネート装置−
ラミネート装置としては上述したラミネート装置30と同じ構造のものを用いた。
無端ベルトとしてはステンレス製のベルト(厚み0.2mm、周長800mm、幅340mm)のものを使用した。
騒音抑制部材としては、幅360mm、長さ200mm、厚み1.2mmのステンレス製のベース部材に表面がテフロン(登録商標)コートされた厚み2mmのシリコンゴムを貼り付けて構成した。この騒音抑制部材がベルトを挟むように約50Nの力で上下とも押さえつけた。尚、テフロン(登録商標)コートされたシリコンゴムで構成したのは無端ベルトとの摺動抵抗を抑制するためである。
騒音を測定するための騒音計としては小野測器製LA5110を用い、ラミネート装置30の正面から1m離れた位置を測定ポイントとして上記騒音計を設置した。
ラミネート装置30の測定状態としては加熱温度を135℃、加熱加圧ロール34間の荷重として1KN、無端ベルトの送り速度を5mm/sに設定して実施した。また、積層体は搬送させず、空回転の状態で測定を実施した。
以下に示す騒音抑制部材を用いた以外は、実施例Aと同様にして騒音を測定した。
−騒音抑制部材−
騒音抑制部材としては、幅360mm、長さ20mm、厚み1.2mmのステンレス製のベース部材に表面がテフロン(登録商標)コートされた厚み2mmのシリコンゴムを貼り付けて構成した。この騒音抑制部材がベルトを挟むように約100Nの力で上下とも押さえつけた。尚、ベルトを押えた箇所はインレットロールと加熱加圧ロールの間の1箇所のみである。
以下に示す騒音抑制部材を用いた以外は、実施例Aと同様にして騒音を測定した。
−騒音抑制部材−
騒音抑制部材としては、シャフト(ステンレス材)の外周面に5mmの厚みで設けられたシリコーンゴム層を有するロールを使用した。この騒音抑制部材を加熱加圧ロールと対向する位置にそれぞれ配置した。加熱加圧ロールへの押圧荷重はそれぞれ約100KNとした。
また、同様に上記騒音部材を冷却ロール側にもそれぞれ配置した。冷却ロールへの押圧荷重はそれぞれ約100KNとした。
実施例Aで使用したラミネート装置から、騒音抑制部材70を取り外して、実施例Aと同様にして騒音を測定した。
以上の各実施例、比較例により得られた騒音の測定結果を表1に示す。尚、表中の暗騒音は装置に電源が入っていない状態、定常状態は装置が稼動している状態、インパルス騒音はフランジとの接触・弾かれによりベルトから発生する音を示している。
騒音対策が何も施されていない場合には84dBのインパルス騒音が発生していたが、実施例A〜Cまで全て15dB以上のインパルス騒音を抑制する効果があった。また、実施例Aではベルトのほぼ全面を押さえ込むような構成としたため、抑制効果が最も良いという結果であった。
2 画像
3 表面フィルム
4 画像
5 裏面フィルム
6 両面テープ
7 コアシート保持ホルダー
7A 窓穴
10 画像形成装置
11 フィルム収納部
12 画像形成部
13 搬送路
14 排出口
15 搬送路
16 反転路
17 カム
20 丁合い装置
21 搬送路
22 コアシート収納部
24 搬送路
26 仮止め装置
30 ラミネート装置
31 無端ベルト
32 テンションロール
33 冷却ロール
34 加熱加圧ロール
35 インレットロール
35A フランジ
36 テンションバネ
37 冷却ファン
39 冷却板
46 箱状部材
50 クリーニング装置
51 除電装置
52 クリーニングロール
70 騒音抑制部材
70A 基材
70B ゴム層
70C シャフト
Claims (7)
- コアシートと少なくとも片面に画像が形成された光透過性フィルムとを、前記光透過性フィルムの画像が形成された面が前記コアシートの面と対向するように積層する積層手段と、
前記コアシートと光透過性フィルムとの積層体を加熱加圧することで、前記コアシートの表面を前記光透過性フィルムでラミネートするためのラミネート手段と、
を備え、
前記ラミネート手段が、
互いに対向して配置される一対の無端ベルトと、
前記一対の無端ベルトを張架するための一対の張架ロールと、
前記一対の無端ベルトのうち少なくとも一方の無端ベルトの幅方向の動きを規制する規制部材と、
前記規制部材が設けられた無端ベルトの外周面と接触して配設される接触部材であって、前記無端ベルトをその外周面と内周面とから挟持する接触部材と、
を備える画像記録体の作製装置。 - 前記接触部材が、前記無端ベルトの外周面から内周面に向かって当該無端ベルトを押圧する部材である請求項1に記載の画像記録体の作製装置。
- 前記接触部材が、一対の無端ベルト同士が対向する側とは反対の無端ベルトの外周面及び内周面と接触して配設される請求項1に記載の画像記録体の作製装置。
- 前記接触部材が、板状部材である請求項1に記載の画像記録体の作製装置。
- 前記接触部材が、ロール状部材である請求項1に記載の画像記録媒体の作製装置。
- 前記一対の無端ベルトが、金属製の無端ベルトである請求項1に記載の画像記録体の作製装置。
- 互いに対向して配置される一対の無端ベルトと、
前記一対の無端ベルトを張架するための一対の張架ロールと、
前記一対の無端ベルトのうち少なくとも一方の無端ベルトの幅方向の動きを規制する規制部材と、
前記規制部材が設けられた無端ベルトの外周面と接触して配設される接触部材であって、前記無端ベルトをその外周面と内周面とから挟持する接触部材と、
を備え、
前記一対の無端ベルトの間に被ラミネート体を通過させることでラミネートするラミネート装置。
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JP2008244826A JP5239685B2 (ja) | 2008-09-24 | 2008-09-24 | 画像記録体の作製装置、及び、ラミネート装置 |
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