JPH08129310A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH08129310A
JPH08129310A JP6266648A JP26664894A JPH08129310A JP H08129310 A JPH08129310 A JP H08129310A JP 6266648 A JP6266648 A JP 6266648A JP 26664894 A JP26664894 A JP 26664894A JP H08129310 A JPH08129310 A JP H08129310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endless belt
cooling
roller
electrophotographic apparatus
metal body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6266648A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Mochizuki
明 望月
Goro Sato
五郎 佐藤
Junichi Matsuno
順一 松野
Minoru Murakoshi
稔 村越
Shigeki Numata
重喜 沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6266648A priority Critical patent/JPH08129310A/ja
Publication of JPH08129310A publication Critical patent/JPH08129310A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 定着器の発熱体6をばねなどの弾性部材5と
ソレノイドなどの駆動源4で支持するとともに、発熱体
の直後に弾性部材66と駆動源32で支持した熱容量の
大きな金属ローラ3を転写ベルト27に接触するように
配置して、冷却ファン30で冷却する。 【効果】 発熱体6で熱せられた転写ベルト27とトナ
ー26とを、金属ローラ3により瞬時に接触冷却し、強
制空気冷却のみに比べて冷却時間を短縮し、感光ドラム
22の熱損傷を確実に防止できる。弾性部材と駆動源と
により金属ローラおよび発熱体を移動させる機構を採用
したので、金属ローラ3および発熱体6が記録材21の
厚さの変化に追従し、ベルト上にトナーが残るオフセッ
ト問題も防止でき、カット紙から冊子等の厚さが変わる
記録材21まで印字が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置に係り、
特に、感光ドラムなどの感光体上に形成したトナー像を
中間転写体すなわち無端ベルトに一旦転写した後、無端
ベルト上のトナー像を記録材に転写し同時に定着する転
写定着手段および無端ベルトの冷却手段に関する。
【0002】
【従来の技術】中間転写体を用いたトナー像の転写技術
の従来例としては、特開平05−107950号があ
る。この従来例では、中間転写体である無端ベルトが線
状発熱体を採用した定着器により加熱されることは記載
されているが、定着後の無端ベルトの冷却については、
特別な配慮が何も示されていない。すなわち、無端ベル
ト上のトナーを固化させるために、転写材の背面からフ
ァンにより強制的に冷却する手段が用いられているが、
その後、無端ベルトを清掃するためにヒータによる再加
熱がなされており、再加熱後の冷却については、何も説
明されていない。
【0003】一方、定着器の従来例としては、特開昭6
3ー313182号がある。この従来例では、発熱体と
剥離ローラとの間に無端ベルトを冷却する放熱フィンを
設けてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】中間転写体として用い
られる無端ベルトは、転写定着のための加熱から所定時
間経過後、次の印字のために感光ドラムに接触する。有
機系感光体を用いている感光ドラムは、熱に弱いため、
無端ベルトを高くても40℃程度以下まで冷却する必要
がある。無端ベルトをファン等の強制冷却手段で冷却す
るには、無端ベルト近くに強制冷却用のファンを設けて
いた。また、無端ベルトに接触して熱せられた空気を電
子写真装置外に排気するため、ファン等の排気手段を設
けていた。
【0005】転写定着段階で、150℃程度に熱せられ
た無端ベルトを40℃程度以下まで冷却するには、無端
ベルトの回転軸方向に流速10m/sで強制冷却して
も、5秒以上の時間がかかるので、無端ベルトの周長を
長くするか、無端ベルトの周速度を遅くする必要があ
り、強制空気冷却のみでは、電子写真装置の小型化や高
速化は困難であった。
【0006】一方、放熱フィンを用いて無端ベルトを冷
却することは可能であるが、例えば冊子のようにページ
をめくると厚さが変化する記録材の場合、または、カッ
ト紙と冊子とを混在させて受入れ、印字する場合、放熱
フィンに接触している無端ベルトと記録材との間に隙間
が生じてしまい、トナーが固化する前に無端ベルトが記
録材から離れてしまう。トナーと無端ベルトとの間には
電気的な引力が働いているため、無端ベルト上にオフセ
ットが残ってしまう。このオフセットを避けるには、ト
ナーを十分固化させてから、無端ベルトを記録材から剥
離しなければならず、発熱体から剥離ローラまでの間で
は、無端ベルトと記録材とが接触状態になることが必要
である。
【0007】なお、無端ベルトの冷却手段として冷却ロ
ーラをベルトに接触させる例が、特開平4−36267
9号に記載されている。しかし、開くページによって厚
さが変化する例えば預金通帳等の冊子に印字する場合
に、オフセットが生じてしまう問題は解決できなかっ
た。
【0008】電子写真装置では、トナー潜像を感光ドラ
ム上に描き、この感光ドラムまたは中間転写体である無
端ベルトから印字対象の紙に転写する。その際に、感光
ドラムまたは無端ベルトから紙にトナーを引き付けるた
めに、コロナ放電等で電界を発生させる。この電界が所
定以上の強度の場合は、トナー像は正確に紙に転写され
るが、電界強度が不足している場合または電界強度がば
らついている場合は、正確な転写ができず、トナー像に
中抜けや飛び散り等の不具合が発生する。厚さが0.1
mm程度の普通のカット紙の場合は、紙の電気的性質が
安定しているが、開くページによっては厚さが数mm程
度まであり、しかも空隙が生じやすい冊子の場合は、電
気的性質にばらつきが大きく、トナーを一様に転写する
ことは容易でない。その結果、中抜けや線細りなどが生
じてしまい、冊子物の印字またはカット紙と冊子物との
印字に電子写真方式を採用することは、困難であった。
【0009】本発明の目的は、送風による強制冷却に比
べて冷却時間を大幅に短縮するとともに、記録材の厚さ
の変化に追従でき、ベルト上にトナーが残るオフセット
問題が無く、冊子やカット紙などの種々の厚さの記録材
への印字が可能な電子写真装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、感光ドラムを帯電させる帯電手段と、感
光ドラムを露光する露光手段と、感光ドラムにトナーを
付着させてトナー像を形成する現像手段と、感光ドラム
上のトナー像を中間転写体である無端ベルトに転写する
転写手段と、無端ベルト上のトナー像をカット紙および
/または冊子の記録材に熱定着する発熱体を含む定着手
段とからなる電子写真装置において、定着手段が、記録
材の厚さに応じて発熱体を記録材に向かって上下させる
駆動手段を備え、無端ベルトに接触して無端ベルトおよ
び溶解したトナーを接触冷却しつつ無端ベルトおよびト
ナーを転写材に押圧する金属体を定着手段の近くで無端
ベルト回転方向下流に備え、金属体を冷却する冷却手段
を備えた電子写真装置を提案するものである。
【0011】定着手段は、線状発熱体を含むことがで
き、接触冷却用金属体とは、具体的には、金属ローラで
ある。
【0012】接触冷却用金属体も、記録材の厚さに応じ
てその金属体を記録材に向かって上下させる駆動手段を
備えることが望ましい。
【0013】接触冷却用金属体を冷却する冷却手段は、
例えば送風機であり、その場合は、送風機から接触冷却
用金属体に向かう風ガイドを備えることができる。ま
た、送風機は、定着器の作動と同時にまたは作動後に接
触冷却用金属体に送風するようにする。一方、送風機
は、無端ベルトの温度が所定の温度以下になると送風を
停止することが、省エネルギーや騒音低減等の観点から
望ましい。
【0014】接触冷却用金属体を冷却する冷却手段は、
接触冷却用金属体内部に液体冷媒を通す冷却手段とする
こともできる。
【0015】いずれの場合も、転写手段の無端ベルト
が、感光ドラムからトナー像を転写された後に感光ドラ
ムから離れ、逆転可能であり、接触冷却用金属体が、定
着手段を中心に前後に各1体ずつ設置されるようにする
と、記録材の挿入方向と引出方向で、トナー像を往復印
字することも可能となる。
【0016】
【作用】本発明においては、無端ベルトに比べて熱容量
の大きな金属ローラに無端ベルトを接触させて接触冷却
するので、送風のみによる強制冷却に比べて、冷却時間
を大幅に短縮できる。また、ばねなどの弾性部材とソレ
ノイドなどの駆動源とにより金属ローラおよび発熱体を
移動させる機構を採用したので、記録材の厚さの変化に
追従でき、冊子などの種々の厚さの記録材への印字が可
能となる。さらに、金属ローラとの接触冷却では、金属
ローラが記録材の厚さの変化に追従でき、冷却時間の短
縮効果もあるので、ベルト上にトナーが残るオフセット
の問題も解決される。したがって、カット紙とともに冊
子物の印字が可能で小型かつ高速な電子写真装置が得ら
れる。
【0017】
【実施例】次に、図1ないし図12を参照して、本発明
による電子写真装置の実施例を説明する。
【0018】図1は、本発明による電子写真装置の一実
施例の構成を示す図である。本実施例においては、ペー
パーパン12とこのペーパーパン12に所定間隔で対向
配置されたペーパーガイド11およびペーパーガイド1
9とが、冊子21または図示していないカット紙を搬送
する搬送路を形成している。本明細書では、便宜上、ペ
ーパーパン12を第1ガイドと呼び、ペーパーガイド1
1およびペーパーガイド19を第2ガイドと呼ぶことも
ある。第1ガイドと第2ガイドとの間隔は、搬送する冊
子等の最大厚さよりも広くなるように決定される。
【0019】前記搬送路には、搬送手段として、搬送駆
動ローラ10,20と、これらの搬送駆動ローラにそれ
ぞれ対向する搬送従動ローラ9,18とが配置されてい
る。搬送従動ローラ9,18は、それぞればね等の弾性
部材8,17で支持されている。弾性部材8,17は、
ソレノイド等の駆動源7,16によって支持されて、搬
送従動ローラ9,18が冊子21を押す力を制御してい
る。なお、冊子21の厚さが薄いかまたは搬送抵抗が低
い場合は、搬送従動ローラ9,18を上下させることな
く搬送できるので、駆動源7,16は、無くてもよい。
一方、より強い搬送力を持たせるために、ローラ9,1
8も、搬送駆動ローラにすることもある。印字部に冊子
21が進入したことを検知したり、冊子21の位置を決
めるために、センサ13および15を備える。
【0020】PTC(Positive Temperature Coefficien
t)サーミスタ等の線状発熱体6は、ソレノイド等の変位
駆動源4とばね等の弾性部材5により支持されている。
線状発熱体6には、ペーパーパン12を介して、バック
アップローラ14が対向している。
【0021】誘電体層を有する無端ベルト27は、ロー
ラ1,2,3により支えられ、駆動されている。3個の
ローラのうち、無端ベルト27の搬送方向から見て線状
発熱体6の近くで下流側に配置されているローラ3は、
金属等からなるベルト冷却用ローラであり、無端ベルト
27に比べて、熱容量が大きい。ローラ3は、ばね等の
弾性支持体33とソレノイド等の変位駆動源32とによ
り支持されている。なお、ソレノイド32はソレノイド
4と兼用してもよい。
【0022】無端ベルト27は、線状発熱体6の熱が通
過しやすいように、0.1mm以下の厚さにしてある。
無端ベルト27は、線状発熱体6により150℃程度に
熱せられた後に、所定の長さL1だけ離れた位置にある
ローラ3に接触して冷却される。
【0023】無端ベルト27の熱容量Qbは、A4サイ
ズの用紙の全面を印字する場合には、無端ベルト27の
厚さを0.1mmとし、比熱を1.1J/℃/gとし、比重
を1.42g/cm3とし、幅を210mmとし、長さを
294mmとし、加熱温度差を150℃とすると、熱量
Qbは、約1491Jとなる。
【0024】同様に、金属ローラ3の熱容量Qrは、金
属ローラ6の半径を10mmとし、幅を210mmと
し、比熱を0.64J/℃/gとし、比重を7.86g/c
3とすると、約331.9J/℃となる。
【0025】したがって、無端ベルト27のA4サイズ
分の大きさが熱せられた場合に、ローラ3の温度上昇
は、約4.5℃程度となる。詳しくは図7を参照して後
述するが、ローラ3との接触冷却では、ローラ3の熱伝
導率が冷却速度に影響するので、強制冷却に比べ、無端
ベルト27の冷却速度が速い。
【0026】熱せられたローラ3は、冷却ファン30に
より、強制冷却される。冷却ファン30は、無端ベルト
27によって囲まれた領域内の空気を外に向かって追い
出す方向に風を送るよう配置されているが、外部の冷た
い空気を送り込む方向にすることも可能である。いずれ
の場合も、ローラ3の冷却効率をより高めるために、冷
却ファン30とローラ3との間に風のガイド部材を配置
してもよい。また、ローラ3の冷却は、空冷に限らず、
内部に液体を通す等の方式を採用することもできる。
【0027】有機系感光ドラム22には、帯電器23,
露光器24,現像器25,クリーナ28a,28b,除
電器29が近接して配置されており、トナー26が、現
像器25から感光ドラム22へ静電力で移り、トナー像
を形成する。なお、搬送ローラ10および20の間隔L
0は、冊子21の閉じた状態での搬送方向長さよりも短
く設定する。このように設定すると、表紙への印字も可
能となる。本実施例では、冊子の綴り部と直交する方向
に冊子を搬送しているが、冊子の綴り部と平行に搬送す
る場合には、冊子の綴り部方向の長さよりも短く設定す
ればよい。ただし、バックアップローラ14を駆動した
場合は、バックアップローラ14と発熱体6とで冊子2
1を挟持し搬送できるので、上記間隔L0は、バックア
ップローラ14と搬送ローラ20との間隔になる。
【0028】図2から図6を参照して、図1の実施例の
動作を説明する。図2は、図1に示す実施例の動作を説
明する図である。冊子またはカット紙21は、搬送ロー
ラ18,20により、ペーパーパン12上を、A方向に
搬送される。冊子またはカット紙21が搬送されている
間あるいは搬送されるより前に、感光ドラム22が、B
方向に回転して、感光ドラム22への帯電器23による
帯電プロセス,露光器24による静電潜像形成プロセ
ス,現像器25によるトナー像形成プロセスが、実行さ
れる。一方、感光ドラム22のB方向への回転に同期し
て、誘電体層を有する無端ベルト27が、搬送ローラ
1,2,3により、C方向に動くので、感光ドラム22
上のトナー像は、無端ベルト27に転写される。
【0029】図3は、図1に示す実施例の図2に続く動
作を説明する図である。冊子またはカット紙21は、搬
送ローラ18,20等によりA方向に搬送され、センサ
15により検知された後、さらに所定距離を搬送されて
停止する。無端ベルト27上のトナー像を冊子またはカ
ット紙21に定着させるために、ローラ1がD方向に動
き、これに同期して、無端ベルト27の張力をほぼ一定
に保ちつつ、熱源6,ばね5,駆動源4,ベルト冷却用
ローラ3,ばね33,駆動源32が、E方向に移動す
る。ここでは図示していないが、無端ベルト27の張力
を一定に保つため、張力センサを設け、張力センサから
の信号により、搬送ローラ1および駆動源4,32の変
位量を制御する。無端ベルト27は、やがて冊子21に
接触する。接触面上のトナー像のトナー26は、無端ベ
ルト27の背面より、熱源6で加熱され、駆動源4とば
ね5とにより、所定圧力で冊子21に押しつけられる。
したがって、冊子21は、無端ベルト27とバックアッ
プローラ14aとより、挟持されることになる。無端ベ
ルト27上のトナー26は電荷を持っており、電荷と無
端ベルト27の誘電体層に発生した電荷とは逆極性なの
で、トナー26は電気的引力で無端ベルト27に固着し
た状態を保とうとする。しかし、トナー26は、発熱体
6およびバックアップローラ14aにより加熱加圧され
て溶解し、冊子またはカット紙21の記録材の繊維の間
に入り込む。
【0030】図4は、図1に示す実施例の図3に続く動
作を説明する図である。冊子21は、挟持された時点か
ら、再びA方向に搬送される。冊子21がA方向へ動く
速度と無端ベルト27が動く速度とは、一般には一致し
ている。発熱体6とベルト冷却用ローラ3の(図1に示
した)距離L1だけ冊子21を移動させた後、ベルト冷却
用ローラ3およびバックアップローラ14bにより、ト
ナー26のガラス転移温度θg以下まで、トナー26を
加圧冷却すると、無端ベルト27上のトナー26は、冊
子またはカット紙21の記録材の繊維のすき間に入り込
んだ状態で固化する。固化したトナー26は、記録材に
定着する。加圧冷却すれば、無端ベルト27上にトナー
26が残ってしまうオフセット問題を防止できる。既に
述べたように、本実施例のベルト冷却用ローラ3は、冷
却ファン30により強制空気冷却される。
【0031】図5は、図1に示す実施例の図4に続く動
作を説明する図である。続いて、冊子またはカット紙2
1が、A方向に搬送されて、冊子21の綴り部21aが
発熱体6に近づくと、ソレノイド等の駆動源4により、
発熱体6,ばね5は、Er方向に動き、ローラ1もDr
方向に移動する。したがって、冊子またはカット紙21
と無端ベルト27とは、非接触状態になる。
【0032】図6は、図1に示す実施例の図5に続く動
作を説明する図である。冊子21の綴り部21aに発熱
体6が近づいたことは、センサ15からの移動量と冊子
21の大きさとから判断される。なお、冊子21の綴り
部21aの近くにも印字する必要がある場合には、印字
時の押圧力よりも大きい力で無端ベルト27を押す。そ
れは、冊子21の綴り部21aの付近には、ふくらみが
在る場合が多く、このふくらみを抑えなければ、高精度
に印字できないからである。冊子21の綴り部21aの
近くを越えると、熱源6,ばね5,33,駆動源4,3
2,冷却用ローラ3は、再びE方向に移動し、ローラ1
は、D方向に移動する。この際も、無端ベルト27の張
力をほぼ一定に保つ。
【0033】その後、ここでは図示していないが、転写
定着ベルト27上のトナー像がなくなるか、印字終了の
命令が出されると、駆動源4は、ばね5および熱源6を
Er方向に持ち上げ、同様に、駆動源32は、ばね33
およびローラ3をEr方向に持ち上げ、ローラ1は、D
r方向に移動する。冊子21は、次の処理のため、搬送
ローラ9,10により、ペーパーパン12に上を図1に
示した状態に戻るように搬送される。
【0034】図7は、本発明の無端ベルトと従来例の無
端ベルトの冷却方法による冷却特性の違いを比較して示
す図である。自然冷却曲線は、無端ベルト27を温度θ
0まで加熱した後に自然冷却した場合の無端ベルト27
の温度変化を示し、強制空気冷却曲線は、無端ベルト2
7を温度θ0まで加熱した後に無端ベルトの回転軸方向
から送風し無端ベルトを強制冷却した場合の無端ベルト
の温度変化を示し、接触冷却曲線は、自然冷却でT0
経過した後に無端ベルト27をベルト冷却用金属ローラ
3に接触させ冷却した場合の温度変化を示している。
【0035】無端ベルト27を温度θ0まで加熱した後
に、T0秒経過したところで、無端ベルトに比べ熱容量
が大きいベルト冷却用金属ローラ3に無端ベルトを接触
させると、無端ベルト27に蓄えられていた熱は、ベル
ト冷却用金属ローラ3に熱伝達する。この熱伝達は、無
端ベルト27とベルト冷却用金属ローラ3との温度差の
影響も受ける。そこで、ベルト冷却用金属ローラ3は、
冷却ファン30等により雰囲気温度に予め冷却してお
く。無端ベルト27とベルト冷却用金属ローラ3が接触
すると、Tr秒内にベルトの温度は、Tr秒内にガラス
転移温度θgに低下する。そのため、トナー26の温度
もガラス転移温度θg以下になり、冊子またはカット紙
等の記録材21の繊維間に入り込んだトナー26は固化
し、記録材21に定着する。また、図1の説明で述べた
ように、無端ベルト27をA4サイズ分加熱した場合で
も、約4.5℃程度しか温度上昇しないため、連続的に
印字しても冷却用金属ローラ3の冷却性能は、大きくは
低下しない。感光ドラム22の許容温度θd以下に無端
ベルト27を冷却するのに、強制空気冷却のみでは、T
a秒かかるが、ベルト冷却用金属ローラ3の接触冷却と
強制空気冷却とを併用する本実施例の場合、Td秒で冷
却できる。このため、ベルト冷却用金属ローラ3を用い
る接触冷却では、無端ベルト27の周長を短くでき、高
速印字が可能となる。
【0036】なお、無端ベルト27の温度が所定温度以
下の時は、消費電力を削減し、騒音を低減するために、
冷却ファン30を停止させ、送風しないようにすること
もできる。
【0037】図8は、無端ベルトの構造の一例を示す図
である。図8の無端ベルトは、トナーの離型性を考慮し
て、テフロン層40と導電性と耐熱性を考慮したカーボ
ン混入のポリイミド層41とから構成されている。図8
の無端ベルト27を用いる場合は、ベルトの摩擦帯電を
考慮しなければならない。したがって、ここでは図示し
ていないが、無端ベルト27が熱源6を過ぎて感光ドラ
ム22に接するまでの間に、無端ベルトを除電する必要
がある。
【0038】図9は、無端ベルトの構造の他の例を示す
図である。図9に示した無端ベルトは、テフロン層42
と誘電性ポリイミド層43と導電性ポリイミド層44と
から構成されている。図9の無端ベルト27を用いる場
合は、上記除電の必要はないが、搬送ローラ1,2,3
の少なくとも一層をアースする必要がある。また、誘電
性ポリイミド層43と導電性ポリイミド層44の接着で
は、繰り返しの熱変形による剥離を考慮する必要があ
る。
【0039】図10は、無端ベルトの構造の別の例を示
す図である。図10に示した無端ベルトは、誘電性テフ
ロン層45と導電性ポリイミド層46とからなる。図1
0の無端ベルト27を用いる場合は、誘電性テフロン層
45の絶縁破壊を考慮して、このテフロン層の厚さを2
0μm以上とする必要がある。本例の場合も、除電の必
要はない。
【0040】図11は、本発明による電子写真装置を冊
子プリンタに応用した実施例の全体の系統構成を示す図
である。冊子プリンタ200は、挿入口100と、セン
サ101,123と、搬送ローラ102,103,10
6,107,127,124と、搬送路135と、磁気
情報読み書き部104と、磁気情報認識部130と、イ
メージ読み取り部105と、イメージ情報認識部131
と、駆動モータ108と、感光ドラム121と、帯電器
120と、レーザまたはLED光源119と、現像器1
18と、無端ベルト129と、無端ベルト搬送ローラ1
15,122,116,117と、定着器100と、ば
ね102と、駆動源113と、ペーパーガイド126,
128と、データインターフェイス132と、演算部1
33と、制御部134とを備えている。
【0041】挿入口100からA方向に挿入された冊子
136は、センサ101を通過する。その通過信号に応
じて、磁気情報読み書き部104は、冊子136の磁気
ストライプに書き込まれている情報を読み取り、磁気情
報認識部130は、その情報を認識する。一方、イメー
ジ情報読み取り装置105は、何ページあるかまた何行
目まで印字済みか等の印字情報を読み取り、イメージ情
報認識部131は、そのイメージ情報を認識する。
【0042】演算部133は、上記2つの情報に基づい
て、印字すべきか否かを判断する。印字すると判断した
場合は、制御部134から印字命令や印字データ等を送
る。他方、冊子136の移動量をセンサ110からカウ
ントし、綴り部前のページと綴り部近くと綴り部後のペ
ージとに印字する押圧力を計算する。この印字データ
は、他のコンピュータ等から通信にて送られてくる場合
もある。演算部133が、その冊子136について、予
め決まった枠や欄と必要な文字や数字を印字するフォー
マット印字が必要だと判断した場合は、フォーマット印
字情報とフォーマット内に書き込む情報とを演算部13
3で合成する。なお、フォーマット印字情報は、ROM
等に記憶しておく場合もある。
【0043】演算部133は、印字データをフォント展
開する。レーザまたはLED光源119と現像器118
は、そのフォントデータを、帯電器120により帯電し
た感光ドラム121上に描画し、トナー像を形成する。
このトナー像は、ポリイミドやテフロン等で作られ誘電
性,導電性,トナー離型を備えた無端ベルト129上に
転写される。転写されたトナー像は、搬送ローラ11
5,116,122により一定張力に保たれた無端ベル
ト129とともに移動し、定着器111,駆動源113
とばね112により、冊子136上に定着される。この
際、演算部133は、磁気情報およびイメージ情報より
冊子136の厚さを判断し、センサ100の出力および
駆動モータ108の回転角度情報等により、冊子136
の位置を判断する。
【0044】演算部133は、冊子136の厚さ,形
状,印字位置等の情報に基づいて、駆動源113に押圧
力制御命令を送る。前記命令により、冊子136の綴り
部近くで押圧力を高めたり、冊子136に印字する際に
厚さに応じて押圧力を制御したりする。本発明において
は、押圧力を制御するので、厚さの異なる1ページ内に
線や図形を正確に印字できる。したがって、冊子136
内にフォーマット印字を行うことが可能となる。なお、
感光ドラム121上の印字に寄与しなかったトナーは、
クリーナ117bで除去される。また、無端ベルト12
9上で転写定着されなかったトナーは、クリーナ117
aで除去される。
【0045】図12は、図11の冊子プリンタ200に
よりフォーマット印字された冊子201の一例を示す斜
視図である。フォーマット印字とは、白紙の状態の冊子
201に、例えば日付,符号,金額A,金額B,残高等
の印字欄202を印字することである。一般に、綴り部
203を境にして冊子の厚さが、開けたページによって
異なる。また、綴り部203の近くは、冊子にふくらみ
が生じやすい。本実施例においては、定着時の押圧力を
制御できるので、無端ベルト上のトナー像の変形を招く
ことなく、冊子201上に定着可能となる。
【0046】なお、上記実施例では、冊子を挿入する方
向で印字する場合を説明したが、本発明はこの方向の印
字モードには限定されない。すなわち、感光ドラム22
から無端ベルト27への転写が済んだ段階で両者を離れ
させれば、無端ベルト27を冊子21を最奥部から入口
側に戻す動作に追従させることも可能になり、例えば機
械内部で冊子21のページをめくる機構と組合せれば、
往復印字モードを達成できる。ただし、感光ドラム22
の保護のために、無端ベルト27を所定温度以下に冷却
して感光ドラムに接触させる必要があるので、この場合
は、再転写に先立って、無端ベルト27を図1の時計回
り方向に移動させてローラ3により接触冷却するか、ロ
ーラ3および関連する機構を発熱体6に関して反対側に
すなわちローラ2に近い側にもう1セット設置すること
になる。
【0047】すなわち、無端ベルト27が、感光ドラム
22からトナー像を転写された後に感光ドラム22から
離れ、逆転可能であり、金属ロール3が、定着手段を中
心に前後に各1体ずつ設置されるようにすると、冊子2
1等の記録材の挿入方向と引出方向で、トナー像を往復
印字することも可能となる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、感光ドラム上のトナー
像を中間媒体である無端ベルトに一旦転写した後、無端
ベルトから冊子またはカット紙等の記録材に加熱加圧し
て定着する転写定着一体形の電子写真装置において、無
端ベルトに比べて熱容量の大きな金属ローラに接触させ
て無端ベルトを接触冷却するので、送風のみによる強制
冷却に比べて、冷却時間を大幅に短縮できる。特に、ば
ねなどの弾性部材とソレノイドなどの駆動源とにより金
属ローラおよび発熱体を移動させる機構を採用したの
で、記録材の厚さの変化にも追従でき、冊子などの種々
の厚さの記録材への印字が可能となる。また、本発明の
金属ローラとの接触冷却では、金属ローラが記録材の厚
さの変化に追従でき、冷却時間の短縮効果とあいまっ
て、ベルト上にトナーが残るオフセットの問題も解決さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子写真装置の一実施例の構成を
示す図である。
【図2】図1に示す実施例の動作を説明する図である。
【図3】図1に示す実施例の図2に続く動作を説明する
図である。
【図4】図1に示す実施例の図3に続く動作を説明する
図である。
【図5】図1に示す実施例の図4に続く動作を説明する
図である。
【図6】図1に示す実施例の図5に続く動作を説明する
図である。
【図7】無端ベルトの冷却方法による冷却特性の違いを
比較して示す図である。
【図8】無端ベルトの構造の一例を示す図である。
【図9】無端ベルトの構造の他の例を示す図である。
【図10】無端ベルトの構造の別の例を示す図である。
【図11】本発明による電子写真装置を冊子プリンタに
応用した実施例の全体の系統構成を示す図である。
【図12】図11の冊子プリンタ200によりフォーマ
ット印字された冊子の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
6 発熱体(PTCサーミスタ) 11 ペーパーガイド 12 ペーパーパン 13 センサ 14 バックアップローラ 15 センサ 19 ペーパーガイド 21 冊子 22 感光ドラム 23 帯電器 24 露光器 25 現像器 26 トナー 27 無端ベルト 40 テフロン層 41 導電性ポリイミド層 42 テフロン層 43 誘電性ポリイミド層 44 導電性ポリイミド層 45 誘電性テフロン層 46 導電性ポリイミド層 100 挿入口 101 センサ 102 ばね 103 搬送ローラ 104 磁気情報読み書き装置 105 イメージ情報読み取り装置 106 搬送ローラ 107 搬送ローラ 108 モータ 109 バックアップローラ 110 センサ 111 定着器 113 駆動源 114 除電器 115,116,122 無端ベルト搬送ローラ 117 クリーナ 118 現像器 119 レーザ/LED 120 帯電器 121 感光ドラム 123 センサ 124 搬送ローラ 126 ペーパーガイド 127 搬送ローラ 128 ペーパーガイド 129 無端ベルト 130 磁気情報認識部 131 イメージ情報認識部 132 インターフェイス部 133 演算部 134 操作部 135 搬送路 136 冊子 200 冊子プリンタ 201 冊子 202 印字欄 203 綴り部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/16 101 21/20 (72)発明者 村越 稔 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部応用 システム本部内 (72)発明者 沼田 重喜 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部応用 システム本部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラムを帯電させる帯電手段と、感
    光ドラムを露光する露光手段と、感光ドラムにトナーを
    付着させてトナー像を形成する現像手段と、感光ドラム
    上のトナー像を中間転写体である無端ベルトに転写する
    転写手段と、前記無端ベルト上のトナー像をカット紙お
    よび/または冊子の記録材に熱定着する発熱体を含む定
    着手段とからなる電子写真装置において、 前記定着手段が、前記記録材の厚さに応じて前記発熱体
    を前記記録材に向かって上下させる駆動手段を備え、 前記無端ベルトに接触して前記無端ベルトおよび溶解し
    たトナーを接触冷却しつつ前記無端ベルトおよびトナー
    を転写材に押圧する金属体を前記定着手段の近くで前記
    無端ベルト回転方向下流に備え、 前記金属体を冷却する冷却手段を備えたことを特徴とす
    る電子写真装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子写真装置におい
    て、 前記定着手段が、線状発熱体を含むことを特徴をする電
    子写真装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電子写真装置
    において、 前記接触冷却用金属体が、金属ローラであることを特徴
    をする電子写真装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項に記載
    の電子写真装置において、 前記接触冷却用金属体が、前記記録材の厚さに応じて前
    記金属体を前記記録材に向かって上下させる駆動手段を
    備えたことを特徴をする電子写真装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一項に記載
    の電子写真装置において、 前記接触冷却用金属体を冷却する冷却手段が、送風機で
    あることを特徴をする電子写真装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電子写真装置におい
    て、 前記送風機から前記接触冷却用金属体に向かう風ガイド
    を備えたことを特徴をする電子写真装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の電子写真装置
    において、 前記送風機が、前記定着器の作動と同時にまたは作動後
    に前記接触冷却用金属体に送風する送風手段であること
    を特徴をする電子写真装置。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし7のいずれか一項に記載
    の電子写真装置において、 前記送風機が、前記無端ベルトの温度が所定の温度以下
    になると送風を停止する送風手段であることを特徴をす
    る電子写真装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし4のいずれか一項に記載
    の電子写真装置において、 前記接触冷却用金属体を冷却する冷却手段が、前記接触
    冷却用金属体内部に液体冷媒を通す冷却手段であること
    を特徴をする電子写真装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか一項に記
    載の電子写真装置において、 前記転写手段の前記無端ベルトが、前記感光ドラムから
    トナー像を転写された後に前記感光ドラムから離れ、逆
    転可能であり、 前記接触冷却用金属体が、前記定着手段を中心に前後に
    各1体ずつ設置され、 前記記録材の挿入方向と引出方向で、前記トナー像を往
    復印字することを特徴とする電子写真装置。
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