JP5488289B2 - 酸素センサ素子 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用内燃機関の燃焼制御等に用いられる酸素センサ素子に関する。
車両用内燃機関の燃焼制御等に用いられる酸素センサ素子としては、例えば、先端が閉塞されると共に基端が開放され、内側に基準ガス室が設けられたコップ型の固体電解質体と、該固体電解質体の外側面に形成され、被測定ガスと接触する測定電極と、固体電解質体の内側面に形成された基準電極とを有し、基準ガス室にヒータを挿入配置してなる構成のものが知られている。
上記酸素センサ素子は、例えば、Pt(白金)等の触媒作用によりセンサ出力を得ることから、電極材料としてPt等を使用している。しかしながら、貴金属のPt等は高価であるため、製品コストが高くなってしまう。そのため、使用量を削減することが低コスト化を図るための必須の課題となっている。
そこで、特許文献1では、高温となる素子先端部(検出部)のみに測定電極及び基準電極が固定電解質体を介して対向する位置に形成された酸素センサ素子が提案されている。これによれば、電極の形成面積を小さくすることができるため、電極材料の使用量を削減し、低コスト化を図ることができる。
特開平11−153571号公報
ところで、酸素センサ素子のセンサ出力は、温度によって変化する。そのため、センサ出力の安定化のために素子の温度制御が行われている。温度制御の手法としては、素子の抵抗温度特性を用いたものが一般的である。これは固体電解質体のインピーダンスが温度と1対1の関係を持つことから、素子抵抗をモニタリングすることで素子温度を把握することができ、素子抵抗が一定の範囲に維持されるように素子温度を調整することで素子温度を一定の範囲に制御するというものである。近年、燃費向上、触媒浄化率向上の観点から、550℃以上の高温でのセンサ使用の要求が高くなっており、高温での温度ばらつきが小さいセンサ素子が望まれている。
しかしながら、上記特許文献1の酸素センサ素子は、活性時間、応答性といった特性を確保するため、また素子に対する排ガスの接触方向によって方向性が生じることを防止するため、素子先端部の外側面に形成した測定電極に対向する位置に基準電極が形成されている。そのため、活性時間を短くするために固体電解質体を大きくすることができない一般的な酸素センサ素子では、特に550℃以上の高温において、温度に対するインピーダンス変化が小さくなり、素子温度を精度良く制御することができず、素子温度のばらつきが大きくなってしまうという問題が生じていた。
本発明は、かかる問題点を鑑みてなされたもので、素子温度をより精度良く制御することができ、かつ、電極材料削減による低コスト化も図ることができる酸素センサ素子を提供しようとするものである。
第1の発明は、先端が閉塞されると共に基端が開放され、内側に基準ガス室が設けられたコップ型の固体電解質体と、該固体電解質体の外側面に形成され、被測定ガスと接触する測定電極と、上記固体電解質体の内側面に形成された基準電極とを有し、上記基準ガス室にヒータを挿入配置してなる酸素センサ素子であって、
上記測定電極は、上記固体電解質体の先端部における上記外側面を覆うように形成されており、
上記基準電極は、上記固体電解質体の上記内側面のうち、上記固体電解質体を介して上記測定電極に対向する領域である測定電極対向領域内に形成されており、
上記ヒータは、上記固体電解質体の上記内側面の上記測定電極対向領域における上記基準電極が形成されていない部分に接触しており、
上記測定電極の面積S1と上記基準電極の面積S2とが0.385≦S2/S1<0.723の関係を満たすことを特徴とする酸素センサ素子にある(請求項1)。
第2の発明は、先端が閉塞されると共に基端が開放され、内側に基準ガス室が設けられたコップ型の固体電解質体と、該固体電解質体の外側面に形成され、被測定ガスと接触する測定電極と、上記固体電解質体の内側面に形成された基準電極とを有し、上記基準ガス室にヒータを挿入配置してなる酸素センサ素子であって、
上記基準電極は、上記固体電解質体の先端部における上記内側面を覆うように形成されており、
上記測定電極は、上記固体電解質体の上記外側面のうち、上記固体電解質体を介して上記基準電極に対向する領域である基準電極対向領域内に形成されるとともに上記固体電解質体の上記外側面の上記基準電極対向領域内において周方向に分割して形成されており、
上記ヒータは、少なくとも一部が上記固体電解質体の上記内側面における上記測定電極に対向する位置に接触しており、
上記基準電極の面積S2と上記測定電極の面積S1とが0.05≦S1/S2<1.38の関係を満たすことを特徴とする酸素センサ素子にある(請求項)。
第1の発明の酸素センサ素子において、上記測定電極は、上記固体電解質体の先端部における上記外側面を覆うように形成されており、上記基準電極は、上記固体電解質体の上記内側面の上記測定電極対向領域内に形成されている。そして、上記測定電極の面積S1と上記基準電極の面積S2とが0.385≦S2/S1<0.723の関係を満たしている。これにより、上記酸素センサ素子の温度をより精度良く制御することができる。
すなわち、本発明は、上記測定電極の面積S1に対する上記基準電極の面積S2を所定の範囲で小さくすることにより、上記酸素センサ素子の温度に対する上記固体電解質体のインピーダンスの傾き(以下、適宜、温度勾配という)が大きくなることを見出したことに大きな特徴がある。そして、上記温度勾配が大きくなることにより、インピーダンスの検出によって上記酸素センサ素子の温度をより正確に把握することができる。これにより、センサ出力の安定化のために上記酸素センサ素子の温度制御を行う際、該酸素センサ素子の温度をより精度良く所望の温度に制御することができる。また、特に、上記ヒータは、上記固体電解質体の上記内側面の上記測定電極対向領域における上記基準電極が形成されていない部分に接触している。そのため、抵抗値が最も低くなる上記ヒータとの接触部分に上記基準電極を形成しないことにより、上記温度勾配をより一層大きくすることができる。
また、上記測定電極の面積S1に対する上記基準電極の面積S2を所定の範囲で小さくしているため、上記測定電極の面積S1を一定とし、上記測定電極対向領域全体に上記基準電極を形成した場合に比べて、該基準電極の電極形成面積を小さくすることができる。これにより、Pt(白金)等の貴金属が用いられる電極材料の使用量を削減し、低コスト化を図ることができる。
第2の発明の酸素センサ素子において、上記基準電極は、上記固体電解質体の先端部における上記内側面を覆うように形成されており、上記測定電極は、上記固体電解質体の上記外側面の上記基準電極対向領域内に形成されている。そして、上記基準電極の面積S2と上記測定電極の面積S1とが0.05≦S1/S2<1.38の関係を満たしている。これにより、上記酸素センサ素子の温度をより精度良く制御することができる。
すなわち、本発明は、上記第1の発明とは逆に、上記基準電極の面積S2に対する上記測定電極の面積S1を所定の範囲で小さくすることにより、上記温度勾配が大きくなることを見出したことに大きな特徴がある。そして、上記第1の発明と同様に、上記温度勾配が大きくなることにより、インピーダンスの検出によって上記酸素センサ素子の温度をより正確に把握することができる。これにより、センサ出力の安定化のために上記酸素センサ素子の温度制御を行う際、該酸素センサ素子の温度をより精度良く所望の温度に制御することができる。また、特に、上記測定電極は、上記固体電解質体の上記外側面の上記基準電極対向領域内において周方向に分割して形成されており、上記ヒータは、少なくとも一部が上記固体電解質体の上記内側面における上記測定電極に対向する位置に接触している。そのため、上記測定電極が周方向に分割して形成されていることにより、上記測定電極と上記基準電極との面積比S1/S2を容易に変更することができ、上記温度勾配の調整が容易となる。また、上記ヒータが上記基準電極に接触していると共にその接触部分に上記測定電極が対向していることにより、活性時間を短く、応答性を高くすることができる。
また、上記基準電極の面積S2に対する上記測定電極の面積S1を所定の範囲で小さくしているため、上記基準電極の面積S2を一定とし、上記基準電極対向領域全体に上記測定電極を形成した場合に比べて、該測定電極の電極形成面積を小さくすることができる。これにより、Pt(白金)等の貴金属が用いられる電極材料の使用量を削減し、低コスト化を図ることができる。
このように、本発明によれば、素子温度をより精度良く制御することができ、かつ、電極材料削減による低コスト化も図ることができる酸素センサ素子を提供することができる。
参考例1における、酸素センサ素子を示す説明図。 参考例1における、酸素センサ素子の内部構造を示す説明図。 参考例1における、酸素センサ素子の内部構造を示す拡大図。 参考例1における、酸素センサの構造を示す説明図。 実験例1における、酸素センサ素子の内部構造を示す説明図。 実験例1における、(a)酸素センサ素子の内部構造を示す説明図、(b)図6(a)におけるA−A線矢視断面図。 実験における、酸素センサ素子の内部構造を示す説明図。 実験における、酸素センサ素子の内部構造を示す拡大図。 実験における、素子温度と素子抵抗Zacとの関係を示す説明図。 参考における、酸素センサ素子を示す説明図。 参考における、酸素センサ素子の内部構造を示す説明図。 参考における、酸素センサ素子の内部構造を示す拡大図。 実験における、酸素センサ素子を示す説明図。 実験における、酸素センサ素子を示す説明図。 実験における、酸素センサ素子を示す説明図。
上記第1及び第2の発明において、上記酸素センサ素子の温度に対する上記固体電解質体のインピーダンスの傾きである上記温度勾配は、次のようにして求めることができる。すなわち、上記酸素センサ素子の温度X(℃)とインピーダンスY(Ω)との関係をグラフに表し、その近似曲線Y=a・bX(b:定数)を導き出す。これにより、上記温度勾配の値aを求めることができる。
上記第1の発明において、上記測定電極は、上記固体電解質体の先端部における上記外側面を覆うように形成されている。すなわち、上記固体電解質体の先端部における上記外側面に対して周方向全周にわたって形成されている。
また、上記測定電極は、例えば、上記固体電解質体の先端から上記測定電極の後端までの距離を上記固体電解質体の軸方向全長の50%に設定することができる。
また、上記測定電極の面積S1と上記基準電極の面積S2との関係が、S2/S1≧0.723の場合には、上記温度勾配を大きくするという本発明の効果を十分に得ることができないおそれがある。なお、S2/S1<0.010の場合には、上記測定電極の面積S1に対する上記基準電極の面積S2が非常に小さくなり、上記測定電極と上記基準電極との間において導通不良が生じるおそれがある。
また、上記基準電極は、上記固体電解質体の上記内側面の上記測定電極対向領域内において周方向に連続して形成され、上記酸素センサ素子の軸心と上記基準電極の周方向の両端とがなす角度が10°〜360°であることが好ましい(請求項)。
この場合には、周方向の角度を変更することにより、面積比S2/S1を容易に変更することができ、上記温度勾配の調整が容易となる。
上記第2の発明において、上記基準電極は、上記固体電解質体の先端部における上記内側面を覆うように形成されている。すなわち、上記固体電解質体の先端部における上記内側面に対して周方向全周にわたって形成されている。
また、上記基準電極は、例えば、上記固体電解質体の先端から上記基準電極の後端までの距離を上記固体電解質体の軸方向全長の50%以下に設定することができる。
また、上記基準電極の面積S2と上記測定電極の面積S1との関係がS1/S2<0.05の場合には、上記基準電極の面積S2に対する上記測定電極の面積S1が小さくなりすぎ、上記測定電極と上記基準電極との間において導通不良が生じるおそれがある。
一方、S1/S2≧1.38の場合には、上記温度勾配を大きくするという本発明の効果を十分に得ることができないおそれがある。
また、上記基準電極の面積S2と上記測定電極の面積S1とが0.41≦S1/S2<1.38の関係を満たすことが好ましい(請求項)。
この場合には、上記温度勾配が極端に大きく変化しないことから、面積比S1/S2に対する上記温度勾配のばらつきを抑制することができる。
参考例1)
例の酸素センサ素子1は、図1〜図3に示すごとく、先端が閉塞されると共に基端が開放され、内側に基準ガス室13が設けられたコップ型の固体電解質体10と、固体電解質体10の外側面101に形成され、被測定ガスと接触する測定電極11と、固体電解質体10の内側面102に形成された基準電極12とを有し、基準ガス室13にヒータ2を挿入配置してなる。
同図に示すごとく、測定電極11は、固体電解質体10の先端部100における外側面101を覆うように形成されており、基準電極12は、固体電解質体10の内側面102のうち、固体電解質体10を介して測定電極11に対向する領域である測定電極対向領域102a内に形成されている。
また、測定電極11の面積S1と基準電極12の面積S2とが0.010≦S2/S1<0.723の関係を満たす。
以下、これを詳説する。
図1、図2に示すごとく、酸素センサ素子1は、先端側が閉塞され、基端側が開放されている有底筒状のコップ型の固体電解質体10を有する。
図1に示すごとく、固体電解質体10の外側面101には、測定電極11が形成されている。測定電極11は、固体電解質体10の先端部100における外側面101を覆うように周方向全周にわたって形成されている。
また、固体電解質体10の外側面101には、測定電極11に対して導通するように外側リード部111及び外側ターミナル部112が形成されている。
図2に示すごとく、固体電解質体10の内側面102には、基準電極12が形成されている。基準電極12は、固体電解質体10の内側面102のうち、固体電解質体10を介して測定電極11に対向する領域である測定電極対向領域102a内に形成されている。本例では、測定電極対向領域102aの先端側において、基準電極12が周方向全周にわたって形成されている。
また、固体電解質体10の内側面102には、基準電極12に対して導通するように内側リード部121及び内側ターミナル部122が形成されている。
図1、図2に示すごとく、固体電解質体10の外側面101に形成された測定電極11の電極形成面積をS1とし、固体電解質体10の内側面102の測定電極対向領域102a内に形成された基準電極12の電極形成面積をS2とした場合に、0.010≦S2/S1<0.723の関係を満たす。
本例では、固体電解質体10は、部分安定化ジルコニアよりなる。また、測定電極11、外側リード部111、外側ターミナル部112、基準電極12、内側リード部121、内側ターミナル部122は、いずれもPt(白金)よりなる。
また、測定電極11、外側リード部111、外側ターミナル部112、基準電極12、内側リード部121、内側ターミナル部122は、固体電解質体10の外側面101又は内側面102に、貴金属化合物であるジベンジリデンPtを含有するペーストをパッド印刷等により所望の形状に印刷し、熱処理を施してPt核形成部を得た後、無電解メッキを施すことによって形成する。
図3に示すごとく、基準ガス室13には、棒状のヒータ2が挿入配置されている。ヒータ2は、固体電解質体10の内側面102の測定電極対向領域102aにおける基準電極12が形成されている部分に接触している。また、ヒータ2の先端部200には、発熱抵抗体(図示略)が内蔵されている。
そして、酸素センサ素子1は、ヒータ2により加熱された状態において、被測定ガスと基準ガスとの酸素濃度差に対応した電位差が固体電解質体10の測定電極11と基準電極12との間に生じ、この電位差によって被測定ガスの酸素濃度を求めることができるよう構成されている。
次に、本例の酸素センサ素子1を用いた酸素センサ3の構造を説明する。
図4に示すごとく、酸素センサ3は、ハウジング30を有し、このハウジング30に酸素センサ素子1がシール固定されている。
ハウジング30の先端側には、被測定ガス室310が形成されており、酸素センサ素子1を保護するための二重の被測定ガス側カバー311、312が設けてある。また、ハウジング30の基端側には、三段の大気側カバー321、322、323が設けてある。
同図に示すごとく、大気側カバー322、323の基端側には、リード線371、381、391が挿入された弾性絶縁部材35が設けてある。
リード線371は、ヒータ2に対して通電し、これを発熱させるためのものである。また、リード線381、391は、固体電解質体において発生した電流を信号として取り出し、これを外部に送るためのものである。
同図に示すごとく、リード線381、391の先端側には、接続端子382、392が設けてある。接続端子382、392は、酸素センサ素子1に固定された金属端子383、393に接触し、導通している。
また、金属端子383、393は、それぞれ酸素センサ素子1の外側ターミナル部112、内側ターミナル部122(図1、図2参照)に対して接触固定されている。
次に、本例の酸素センサ素子1における作用効果について説明する。
本例の酸素センサ素子1において、測定電極11は、固体電解質体10の先端部100における外側面101を覆うように形成されており、基準電極12は、固体電解質体10の内側面102の測定電極対向領域102a内に形成されている。そして、測定電極11の面積S1と基準電極12の面積S2とが0.010≦S2/S1<0.723の関係を満たしている。これにより、酸素センサ素子1の温度をより精度良く制御することができる。
すなわち、本例は、測定電極11の面積S1に対する基準電極12の面積S2を所定の範囲で小さくすることにより、酸素センサ素子1の温度に対する固体電解質体10のインピーダンスの傾き(温度勾配)が大きくなることを見出したことに大きな特徴がある。そして、上記温度勾配が大きくなることにより、インピーダンスの検出によって酸素センサ素子1の温度をより正確に把握することができる。これにより、センサ出力の安定化のために酸素センサ素子1の温度制御を行う際、酸素センサ素子1の温度をより精度良く所望の温度に制御することができる。
また、測定電極11の面積S1に対する基準電極12の面積S2を所定の範囲で小さくしているため、測定電極11の面積S1を一定とし、測定電極対向領域102a全体に基準電極12を形成した場合に比べて、基準電極12の電極形成面積を小さくすることができる。これにより、Pt(白金)等の貴金属が用いられる電極材料の使用量を削減し、低コスト化を図ることができる。
このように、本例によれば、素子温度をより精度良く制御することができ、かつ、電極材料削減による低コスト化も図ることができる酸素センサ素子1を提供することができる。
(実
次に、表1、表2に示すごとく、試料A1〜A12の酸素センサ素子について性能試験を行った。
試料A1〜A12の酸素センサ素子は、参考例1の酸素センサ素子と同様の構造である。ただし、基準電極の構成がそれぞれ異なる。
具体的には、試料A1は、図5に示すごとく、基準電極12が固体電解質体10の内側面102の測定電極対向領域102a全体に形成されている従来品である。
試料A2、A3は、図2に示すごとく、基準電極12が測定電極対向領域102aの先端側において、周方向全周にわたって形成されている。そして、基準電極12の先端長さがそれぞれ異なっている。
試料A4〜A11は、図6(a)、(b)に示すごとく、基準電極12が測定電極対向領域102a内において、周方向に連続して形成されている。そして、基準電極12の周面積を9〜180°の範囲で変更したものである。なお、図6は、試料A4の酸素センサ素子1である。
試料A12は、図7に示すごとく、基準電極12が測定電極対向領域102aの基端側において、周方向全周にわたって形成されている。そして、図8に示すごとく、ヒータ2が固体電解質体10の内側面101の測定電極対向領域102aにおける基準電極12が形成されていない部分に接触している。
次に、表1に示す酸素センサ素子(試料A1〜A12)の各項目について説明する。
ヒータの接点位置(mm)は、酸素センサ素子1の先端からヒータ2の先端までの距離a1である(図3参照)。
測定電極の先端長さ(mm)は、酸素センサ素子1の先端から測定電極11の後端までの距離a2である(図1参照)。
測定電極のリード周長さ(mm)は、外側リード部111の周方向の長さa3である(図1参照)。
基準電極の先端長さ(mm)は、酸素センサ素子1の先端から基準電極12の後端までの距離a4である(図2参照)。
基準電極の周長さ(mm)は、基準電極12の周方向の長さである。
基準電極の電極端面位置(mm)は、酸素センサ素子1の先端から基準電極12の先端までの距離a5である(図7参照)。
基準電極のリード周長さ(mm)は、内側リード部121の周方向の長さa6である(図2参照)。
基準電極の周面積(°)は、酸素センサ素子1の軸心Oと基準電極12の周方向の両端とがなす角度θである(図6(b)参照)。
面積比S2/S1は、測定電極11の面積S1に対する基準電極12の面積S2の割合である。
Figure 0005488289
次に、表2に示す酸素センサ素子(試料A1〜A12)の性能試験について説明する。
VAについては、モデルガス特性検査装置を用い、ガス温度400℃、素子ヒータOFF(自己発熱なし)の条件において、モデルガス中で酸素センサ素子を自己フィードバックさせたときの出力振幅VAを測定した。
VAの判定は、0.75V以上のものを◎、0.65V以上0.75V未満のものを○、0.65V未満のものを×とした。
温度勾配aについては、電気炉を用い、大気雰囲気中の条件において、ヒータ通電により素子先端を550℃、650℃、750℃に加熱する。このとき、酸素センサ素子に10kHzの交流電圧を印加したときに得られる電流値から算出される素子抵抗を測定する。そして、素子温度X(℃)と素子抵抗(インピーダンス)Y(Ω)との関係をグラフに表し、その近似曲線Y=a・bX(b:定数)を導き出す。これにより、温度勾配の値aを求める。
温度勾配aの判定は、測定電極及び対向電極を対向する位置に設けた従来品である試料A1の温度勾配a=88.2を基準として、温度勾配aが88.2以下のものを×、88.2超え98.2以下のものを○、98.2を超えるものを◎とした。
Figure 0005488289
次に、表2に示す酸素センサ素子(試料A1〜A12)の性能試験の結果について説明する。
従来品の試料A1の面積比S2/S1(=0.723)よりも面積比S2/S1が小さい試料A2〜A12は、いずれも温度勾配判定が○又は◎であった。また、VAの判定も◎であった。
なお、面積比S2/S1が0.010よりも小さい試料A1は、測定電極の面積S1に対する基準電極の面積S2が非常に小さいため、測定電極と基準電極との間において導通不良が生じるおそれがある。
以上の結果から、試料A2〜A10、A12のように、面積比S2/S1を0.010≦S2/S1<0.723とすることにより、温度勾配aを大きくすることができることがわかった。そして、酸素センサ素子の温度をより精度良く所望の温度に制御することができることがわかった。
また、図9は、従来品の試料A1及び試料A2、A5、A6の素子温度(℃)と素子抵抗Zac(Ω)との関係を示したものである。
同図からもわかるように、試料A2、A5、A6は、従来品の試料A1に比べて温度勾配aが大きい。また、試料A2、A5、A6は、面積比S2/S1が小さくなるにしたがって、温度勾配aが大きくなっている。
参考
本例は、図10〜図12に示すごとく、測定電極11及び基準電極12の構成を変更した例である。
本例では、図10に示すごとく、基準電極12は、固体電解質体10の先端部100における内側面102を覆うように周方向全周にわたって形成されている。
図11に示すごとく、測定電極11は、固体電解質体10の外側面101のうち、固体電解質体10を介して基準電極12に対向する領域である基準電極対向領域101a内に形成されている。本例では、基準電極対向領域101aの先端側において、測定電極11が周方向全周にわたって形成されている。
図12に示すごとく、ヒータ2は、固体電解質体10の内側面102における測定電極11に対向する位置に接触している。
図10、図11に示すごとく、固体電解質体10の外側面101に形成された測定電極11の電極形成面積をS1とし、固体電解質体10の内側面102の測定電極対抗領域102a内に形成された基準電極12の電極形成面積をS2とした場合に、0.05≦S1/S2<1.38の関係を満たす。
その他は、参考例1と同様の構成である。
次に、本例の酸素センサ素子1における作用効果について説明する。
本例は、参考例1とは逆に、基準電極12の面積S2に対する測定電極11の面積S1を所定の範囲で小さくすることにより、上記温度勾配が大きくなることを見出したことに大きな特徴がある。そして、参考例1と同様に、上記温度勾配が大きくなることにより、インピーダンスの検出によって酸素センサ素子1の温度変化をより正確に知ることができる。これにより、センサ出力の安定化のために酸素センサ素子1の温度制御を行う際、酸素センサ素子1の温度をより精度良く所望の温度に制御することができる。
また、基準電極12の面積S2に対する測定電極11の面積S1を所定の範囲で小さくしているため、基準電極12の面積S2を一定とし、基準電極対向領域101a全体に測定電極11を形成した場合に比べて、測定電極11の電極形成面積を小さくすることができる。これにより、Pt(白金)等の貴金属が用いられる電極材料の使用量を削減し、低コスト化を図ることができる。
このように、本例によれば、素子温度をより精度良く制御することができ、かつ、電極材料削減による低コスト化も図ることができる酸素センサ素子1を提供することができる。
(実
次に、表3〜表6に示すごとく、試料B1〜B23の酸素センサ素子について性能試験を行った。
試料B1〜B23の酸素センサ素子は、参考の酸素センサ素子と同様の構造である。ただし、測定電極の構成がそれぞれ異なる。
具体的には、試料B1は、図13に示すごとく、測定電極11が固体電解質体10の外側面101の基準電極対向領域101a全体に形成されている従来品である。
試料B2〜B6、B17〜B20は、図14に示すごとく、測定電極11が基準電極対向領域101a内に形成されており、その測定電極11が周方向に分割されている。そして、測定電極11の対称軸角度、検出部本数及び検出部幅がそれぞれ異なるものである。なお、図14は、試料B18の酸素センサ素子1である。
試料B7、B8は、図10に示すごとく、測定電極11が固体電解質体10の先端部100における外側面101を覆うように周方向全周にわたって形成されている。そして、測定電極11の先端長さがそれぞれ異なっている。
試料B9〜B16は、図10を参照のごとく、測定電極11が基準電極対向領域101a内において、周方向に連続して又は分割して形成されている。そして、測定電極11の周長さ、検出部本数、検出部幅及び周面積がそれぞれ異なるものである。
試料B21〜B23は、図15に示すごとく、測定電極11が基準電極対向領域101aの基端側において、周方向全周にわたって形成されている。そして、測定電極11の先端長さ及び電極端面位置が異なるものである。なお、図15は、試料B23の酸素センサ素子1である。
次に、表3、表4に示す酸素センサ素子(試料B1〜B23)の各項目について説明する。ただし、上記表1の項目と同じものについては説明を省略する。
測定電極の周長さ(mm)とは、測定電極11の周方向の長さである。ただし、測定電極11が分割されている場合には、各測定電極11の周方向の長さの合計である。
測定電極の電極端面位置(mm)とは、酸素センサ素子1の先端から測定電極11の先端までの距離a7である(図15参照)。
測定電極の対称軸角度(°)とは、酸素センサ素子1の軸心を中心とする回転対称軸の軸同士間の角度である。
測定電極の検出部本数とは、測定電極11が周方向に分割されている数である。
測定電極の検出部幅(mm)とは、周方向に分割された各測定電極11の周方向の幅a8である(図14参照)。
測定電極のリード周長さ(mm)とは、外側リード部111の周方向の長さa9である(図10参照)。
測定電極の周面積(°)とは、酸素センサ素子1の軸心と測定電極11(周方向に分割されている場合には分割された各測定電極11)の周方向の両端とがなす角度である。
面積比S1/S2とは、測定電極11の面積S2に対する基準電極12の面積S1の割合である。
Figure 0005488289
Figure 0005488289
次に、表5、表6に示す酸素センサ素子(試料B1〜B23)の性能試験について説明する。
VAについては、実と同様の方法であり、同様に判定を行った。
温度勾配aについては、実と同様の方法で求める。また、温度勾配aの判定は、測定電極及び対向電極を対向する位置に設けた従来品である試料B1の温度勾配a=88.2を基準として、温度勾配aが88.2以下のものを×、88.2超え98.2以下のものを○、98.2を超えるものを◎とした。
応答性については、エンジン評価ベンチにおいて、ガス温度400℃、素子温度550℃の条件において、リッチとリーンとを強制的にステップ応答させたときのリッチからリーンの出力変化時間及びリーンからリッチへの出力変化時間の和を測定した。応答差は、ある向きで測定した出力変化時間の和と180°回転させた状態で出力変化時間の和との差(応答性差(ms))を測定した。
応答性の判定は、応答性差が400ms以上のものを×、400ms未満のものを○とした。
Figure 0005488289
Figure 0005488289
次に、表5、表6に示す酸素センサ素子(試料B1〜B23)の性能試験の結果について説明する。
従来品の試料B1の面積比S1/S2(=1.38)よりも面積比S1/S2が小さい試料B2〜B26は、いずれも温度勾配判定が◎であった。また、VAの判定も◎であった。また、応答性の判定は、検出部本数が1であり、測定電極が軸対称に配置されていない試料B2、B9については×であったが、それ以外のものについては○であった。
なお、面積比S1/S2が0.05よりも小さい試料B16は、基準電極の面積S2に対する測定電極の面積S1が非常に小さいため、測定電極と基準電極との間において導通不良が生じるおそれがある。
以上の結果から、試料B2〜B15、B17〜B23のように、面積比S1/S2を0.05≦S1/S2<1.38とすることにより、温度勾配aを大きくすることができることがわかった。そして、酸素センサ素子の温度をより精度良く所望の温度に制御することができることがわかった。
1 酸素センサ素子
10 固体電解質体
100 先端部
101 外側面
102 内側面
102a 測定電極対向領域
11 測定電極
12 基準電極
13 基準ガス室
2 ヒータ

Claims (4)

  1. 先端が閉塞されると共に基端が開放され、内側に基準ガス室が設けられたコップ型の固体電解質体と、該固体電解質体の外側面に形成され、被測定ガスと接触する測定電極と、上記固体電解質体の内側面に形成された基準電極とを有し、上記基準ガス室にヒータを挿入配置してなる酸素センサ素子であって、
    上記測定電極は、上記固体電解質体の先端部における上記外側面を覆うように形成されており、
    上記基準電極は、上記固体電解質体の上記内側面のうち、上記固体電解質体を介して上記測定電極に対向する領域である測定電極対向領域内に形成されており、
    上記ヒータは、上記固体電解質体の上記内側面の上記測定電極対向領域における上記基準電極が形成されていない部分に接触しており、
    上記測定電極の面積S1と上記基準電極の面積S2とが0.385≦S2/S1<0.723の関係を満たすことを特徴とする酸素センサ素子。
  2. 請求項1に記載の酸素センサ素子において、上記基準電極は、上記固体電解質体の上記内側面の上記測定電極対向領域内において周方向に連続して形成され、上記酸素センサ素子の軸心と上記基準電極の周方向の両端とがなす角度が10°〜360°であることを特徴とする酸素センサ素子。
  3. 先端が閉塞されると共に基端が開放され、内側に基準ガス室が設けられたコップ型の固体電解質体と、該固体電解質体の外側面に形成され、被測定ガスと接触する測定電極と、上記固体電解質体の内側面に形成された基準電極とを有し、上記基準ガス室にヒータを挿入配置してなる酸素センサ素子であって、
    上記基準電極は、上記固体電解質体の先端部における上記内側面を覆うように形成されており、
    上記測定電極は、上記固体電解質体の上記外側面のうち、上記固体電解質体を介して上記基準電極に対向する領域である基準電極対向領域内に形成されるとともに上記固体電解質体の上記外側面の上記基準電極対向領域内において周方向に分割して形成されており、
    上記ヒータは、少なくとも一部が上記固体電解質体の上記内側面における上記測定電極に対向する位置に接触しており、
    上記基準電極の面積S2と上記測定電極の面積S1とが0.05≦S1/S2<1.38の関係を満たすことを特徴とする酸素センサ素子。
  4. 請求項に記載の酸素センサ素子において、上記基準電極の面積S2と上記測定電極の面積S1とが0.41≦S1/S2<1.38の関係を満たすことを特徴とする酸素センサ素子。
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