JP5485726B2 - 除湿装置および除湿装置の劣化判定方法 - Google Patents
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Description
めの再生区域と、の少なくとも2区域に区分けするための区分手段と、前記除湿ユニットを、前記区分手段によって区分された夫々の区域に対して順に繰り返し割り当てる、区域変更手段と、前記区域変更手段による区域変更の速度を、前記除湿区域を通過することで除湿された空気の湿度が所定の範囲内となるように制御する速度制御手段と、前記速度制御手段によって制御された区域変更の速度、または該速度に応じて変化する制御値に基づいて、前記除湿ユニットの劣化の進行度を判定する劣化判定手段と、を備える除湿装置である。
た空気の温度は、除湿前の空気の温度よりも高くなる。この温度上昇幅は、除湿前の空気の湿度が低くなるほど小さくなり、除湿前の空気の湿度が高くなるほど大きくなる。このため、除湿前後の空気の温度と除湿対象空気の湿度の関係を予め実験やシミュレーション等で調べておき、除湿前後の空気の温度に基づいて、除湿対象空気の湿度を推定することが出来る。
と、前記除湿ユニットを、前記区分手段によって区分された夫々の区域に対して順に繰り返し割り当てる、区域変更手段と、を備える除湿装置において、前記区域変更手段による区域変更の速度を、前記除湿区域を通過することで除湿された空気の湿度が所定の範囲内となるように制御する速度制御ステップと、前記速度制御手段によって制御された区域変更の速度、または該速度に応じて変化する制御値に基づいて、前記除湿ユニットの劣化の進行度を判定する劣化判定ステップと、を実行する、除湿装置の劣化判定方法である。
であっても除湿ユニットであってもよい)タイプの往復動式除湿装置にも適用可能である。また、本発明は、除湿ロータのゾーン分割比や除湿ロータのサイズには無関係に適用可能であり、また、複数段の除湿ロータを有する除湿装置にも適用可能である。
湿ダクト22には風量計23が設けられており、風量計23は、除湿ダクト22を介して乾式除湿装置1に取り込まれる風量を計測し、制御演算装置CUへ風量信号を送信する。
こととなる。このような場合、ロータ回転数を下げても設計仕様どおりの供給露点が得られるため、ドライルーム側に不都合はなく、且つ再生熱量を小さくできるメリットがある。
図7は、本実施形態に係る劣化診断処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに示された処理は、管理者による診断開始を指示する操作が行われたことを契機として、または予め設定されたタイミングが訪れたことを契機として開始される。なお、本フローチャートに示された処理の具体的な内容および順序は、本発明を実施する場合の一例であり、具体的な処理内容および処理順序は、実施の形態に適したものが適宜採用されてよい。
本発明によれば、従来は除湿ゾーン出口13aの露点温度が悪化しなければ判断できなかった除湿ロータ11の劣化について、除湿ゾーン出口13aの露点温度を悪化させることなく、且つロータの劣化によって給気露点が上昇する前に、ロータの劣化を把握し、ロータの劣化診断を行うことが可能である。また、装置稼働状態で劣化診断が可能なため、従来のサンプリング調査のように装置を停止する必要がない。
なお、除湿ゾーン入口12aの湿度は、露点センサ(湿度センサ)48等の測定器を用いる方法に代えて、除湿ゾーン出入口12a、13aに設置した温度センサによって得られた温度差から算出することとしてもよい。温度センサは露点センサ(湿度センサ)等に比べ安価であり、空気中の汚染物質(ガスや粉塵)の影響を受けにくくメンテナンスが容易であるため、温度センサを用いることで、安価に信頼性を高めることが出来る。
本実施形態において、ロータ回転数を変化させるにあたっては、以下に説明するパージ風量の制御、および再生風量の制御の何れかまたは両方を、ロータ回転数の制御と併せて実行することとしてもよい。図10は、本実施形態において、図1に示す除湿装置1に、パージ風量および再生風量を制御するための手段が追加された除湿装置1bを示す図である。
・・・式(3)
上記説明した劣化診断処理では、好適回転数ωBESTと診断時のロータ回転数ωPVとを比較することによって、除湿ロータ11の劣化の進行度を判定することとしているが、ロータの回転数を正常値と比較する代わりに、ロータの回転数に応じて変化するヒータの加熱量、再生風量(再生風量制御を追加した場合)、パージ風量(パージ風量制御を追加した場合)を正常値と比較することによっても、劣化診断を行うことが出来る。
湿ゾーン入口絶対湿度とパージ風量の関係を示す図である。制御演算装置CUは、診断時のパージ風量を、正常な状態(劣化のない状態)において給気露点を設定範囲に維持可能な好適パージ風量と比較することで、劣化診断を行うことが出来る。
11 除湿ロータ
11a 除湿ゾーン
11b 再生ゾーン
11c パージゾーン
12、13 セクション分割カセット
Claims (6)
- 通過する空気の除湿を行うための除湿ユニットを有する除湿装置であって、
前記除湿ユニットを、除湿対象の空気を通過させて除湿するための除湿区域と、温度調節された空気を通過させることで該除湿ユニットの除湿能力を再生させるための再生区域と、の少なくとも2区域に区分けするための区分手段と、
前記除湿ユニットを、前記区分手段によって区分された夫々の区域に対して順に繰り返し割り当てる、区域変更手段と、
前記区域変更手段による区域変更の速度を、前記除湿区域を通過することで除湿された空気の湿度が所定の範囲内となるように制御する速度制御手段と、
前記速度制御手段によって制御された区域変更の速度、または該速度に応じて変化する制御値に基づいて、前記除湿ユニットの劣化の進行度を判定する劣化判定手段と、
を備える除湿装置。 - 前記除湿対象の空気の湿度を取得する湿度取得手段と、
前記除湿ユニットの劣化がないと仮定した場合の、前記湿度取得手段によって湿度が取得された除湿対象空気を除湿して湿度を前記所定の範囲内とするための区域変更の速度である好適速度を取得する好適速度取得手段と、を更に備え、
前記劣化判定手段は、前記好適速度と、前記速度制御手段によって制御されている実際の速度とを比較することで、前記除湿ユニットの劣化の進行度を判定する、
請求項1に記載の除湿装置。 - 前記除湿対象の空気の温度と前記除湿区域を通過することで除湿された空気の温度とを取得する温度取得手段を備え、
前記湿度取得手段は、予め準備された、前記除湿対象空気の温度および前記除湿された空気の温度と前記除湿対象の空気の湿度との対応関係に基づいて、前記除湿対象の空気の湿度を推定して取得する、
請求項2に記載の除湿装置。 - 前記区分手段は、前記除湿ユニットを、前記除湿区域と、前記再生区域と、通過する空気によって該除湿ユニットの放熱を行うためのパージ区域と、に区分けし、
前記パージ区域に導入される空気の風量であるパージ風量を、前記速度制御手段によって制御される区域変更の速度の変化に比例して変化するように制御するパージ風量制御手段を更に備える、
請求項1から3の何れか一項に記載の除湿装置。 - 前記区分手段は、前記除湿ユニットを、前記除湿区域と、前記再生区域と、通過する空気によって該除湿ユニットの放熱を行うためのパージ区域と、に区分けし、
前記再生区域に導入される空気の風量である再生風量を、前記パージ区域を通過することでパージに用いられた空気の温度が一定となるように制御する再生風量制御手段を更に備える、
請求項1から4の何れか一項に記載の除湿装置。 - 通過する空気の除湿を行うための除湿ユニットを、除湿対象の空気を通過させて除湿するための除湿区域と、温度調節された空気を通過させることで該除湿ユニットの除湿能力を再生させるための再生区域と、の少なくとも2区域に区分けするための区分手段と、前記除湿ユニットを、前記区分手段によって区分された夫々の区域に対して順に繰り返し割り当てる、区域変更手段と、を備える除湿装置において、
前記区域変更手段による区域変更の速度を、前記除湿区域を通過することで除湿された空気の湿度が所定の範囲内となるように制御する速度制御ステップと、
前記速度制御手段によって制御された区域変更の速度、または該速度に応じて変化する制御値に基づいて、前記除湿ユニットの劣化の進行度を判定する劣化判定ステップと、
を実行する、除湿装置の劣化判定方法。
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