JP5484386B2 - 移動体監視装置、移動体監視システム及びナビゲーション装置 - Google Patents
移動体監視装置、移動体監視システム及びナビゲーション装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5484386B2 JP5484386B2 JP2011075392A JP2011075392A JP5484386B2 JP 5484386 B2 JP5484386 B2 JP 5484386B2 JP 2011075392 A JP2011075392 A JP 2011075392A JP 2011075392 A JP2011075392 A JP 2011075392A JP 5484386 B2 JP5484386 B2 JP 5484386B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile
- monitoring device
- information
- monitoring
- moving body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
その対応策として、自主防犯を支援するために無線通信を利用した移動体監視システムが存在する。
従来の移動体監視システムとしては、例えば特許文献1に開示されるシステムがある。このシステムは、位置認識システムと双方向移動通信システムとを有する通信器と、この通信器と双方向に通信可能とされてなる監視装置を備える。そして、通信器から監視装置への送信信号を用いて位置認識システムに認識された位置情報を監視装置へ送信するとともに、監視装置から通信器への送信信号を用いて位置認識システムに認識された位置情報を通信器から監視装置へ送信する。これにより、移動体の位置情報を正確に把握することができ、移動体の所持者が犯罪に巻込まれた場合にその居場所を特定できる。
図1は、この発明に係る移動体監視装置の構成を示すブロック図である。以降では、移動体に搭載又は携帯されることを対象とした移動体監視装置について説明するが、当該装置をインフラ機器に適用してもよいものとする。図1において、この発明に係る移動体通信装置は、移動体に搭載又は携帯され、位置情報取得部110、識別情報記憶部120、移動状態情報取得部130、取得情報制御部140、履歴情報記憶部150、及び無線通信部160を備える。
なお、上記機器は、GPS(Global Positioning System)受信ICが既に組み込まれた製品であり、比較的に安価及び容易に組み込みが可能である。また、既存の通信網を利用できることが期待できる。以降では、移動体に搭載又は携帯される移動体監視装置を、単に「移動体が有する移動体監視装置」と呼ぶこととする。
有料道路の渋滞を防止するために開発された料金支払いを自動化するためのシステム、ETC(Electric Toll Collection;登録商標)が普及している。よって、このシステムに対応する機器が搭載される場合には、路車間狭域通信を利用することで位置情報を取得することも可能である。
具体的には、取得情報制御部140は、位置情報取得部110から得られる各種情報、識別情報記憶部120から得られる識別情報及び移動状態情報取得部130から得られる移動体の状態を表す要素情報をエンコード化して状態情報を作成する。位置情報取得部110から得られる各種情報が、例えばGPS情報であれば、当該情報のデコードを実施して時刻情報や位置情報の抽出や速度情報、方位情報の演算を実施する。
なお、移動体の状態を表す要素情報として車速パルスやケイデンス情報が取得できる場合は、より精度の高い速度演算が可能なものとして当該演算結果を優先して利用できるものとする。エンコードされた移動体の移動体の状態を表す要素情報の一例は、図3に示すようになる。図3の例では、識別情報(ID)が“1”、つまり自装置の位置情報(緯度経度)、移動速度、方位が、移動体の状態を表す要素情報として取得され、これらの情報を纏めたテーブル情報が状態情報として作成される。
また、取得情報制御部140から特定の識別情報に係る履歴情報の参照要求が取得された場合には、該履歴情報を取得情報制御部140へ提供するものとする。
また、上記データベースをデータ管理装置10が有するものとしているが、路側監視装置4,5が有してもよいものとする。
図6は、実施の形態1に係る移動体監視システムによる処理動作を示すフローチャートである。この図6に沿って処理の詳細を述べる。なお、図6は、実施の形態1に係る移動体監視システムを構成する路側監視装置4を利用して、移動体監視装置の監視処理が行われる場合、すなわち車両1の移動ルート上に存在する路側監視装置4を用いた監視処理を例に挙げて説明する。
データベースに移動体監視装置100に係る識別情報(ID)“1”が登録されて車両1が監視対象である場合(ステップST601;YES)、データ管理装置10は、上記のデータベースに登録されている移動体監視装置100の状態情報又は履歴情報に基づいて、車両1が路側監視装置4の設置地点へ到達する所定の通行時間(予想通過時間)を経過しているか否かを確認する(ステップST602)。なお、路側監視装置4の取得情報制御部140が、この判定を行うようにしてもよい。
なお、上記実施の形態1では、路側監視装置4が移動体監視装置100と行う移動体監視処理動作について示したが、路側監視装置5においても同様に実施されるものである。
図7は、この発明の実施の形態2に係る移動体監視システムの構成を示す図である。実施の形態2に係る移動体監視システムは、移動体1〜3、移動体1,2,3がそれぞれ有する移動体監視装置100,200,300、路側監視装置6,7、及びデータ管理装置10を含んで構成される。なお、実施の形態2における移動体1,2は、人を示すものとし、移動体1,2を人1,2と適宜記載する。また、路側監視装置6,7は、本システムにおいて必須の装置ではなく、既存の路上インフラ設備が存在する状況下では利用できることを示唆するものである。
例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)等の簡易発信装置もしくはスマートフォン等の携帯端末に搭載することが想定される。
図8は、実施の形態2に係る移動体監視システムによる処理動作を示すフローチャートであり、実施の形態2に係る移動体監視システムを利用して、監視者3が、人1の探索を行う場合について述べる。例えば、人1が携帯通信網に接続可能な環境下であれば、人1が有する移動体監視装置100が、直接データ管理装置10と通信するか、もしくは監視者3が有する移動体監視装置300と通信することで、移動体監視装置100の状態や位置を確認可能となる。しかし、人1が位置情報を取得できない環境下又は携帯通信網と電波状況等の関係で接続しにくい環境下では、監視者3は、移動体監視装置100の状況や位置を確認することが不可能である。なお、図7の例では、人1が家20に存在する例を示しているが、当該状況に限定するものではなく、例えば登山やウィンタースポーツをしている状況下等が想定される。
次に、ステップST802において、データ管理装置10は、移動体監視装置100の識別情報(ID)“1”とともに、人1が監視対象である旨を、移動体監視装置100,200及び路側監視装置6,7へ通知する(ステップST802)。ここでは、上述の通り、人1は家20の内部に存在するため、移動体監視装置100は、当該通知を取得することはできないものとする。
ここで、移動体監視装置200の履歴情報記憶部150において、識別情報(ID)“1”に係る移動体監視装置100との通信履歴を示す履歴情報が存在する場合、上記実施の形態1で示したように当該情報をデータ管理装置10へ送信することも可能であるが、既に説明済みのため、詳細な説明を割愛する。
この通知を受けた移動体監視装置の取得情報制御部140は、識別情報(ID)“1”に係る履歴情報が履歴情報記憶部150に存在するか否かを確認する(ステップST808)。ここで、識別情報(ID)“1”に係る履歴情報が存在する場合(ステップST808;YES)、この移動体監視装置は、自発的にもしくは移動体監視装置200を介して、データ管理装置10へ識別情報(ID)“1”に係る履歴情報を送信する(ステップST809)。
つまり、移動体監視装置300の取得情報制御部140が、移動体監視装置同士の相互監視で得られた移動体監視装置100の履歴情報から、監視対象の人1の現在の移動状態(現在位置やこれからの移動ルート等)を推測する。例えば、監視対象の人1の移動速度が一定以上であれば、人1の移動手段や移動方位が取得できるので、目的地の推測も可能となる。
図9は、この発明の実施の形態3に係る移動体監視システムの構成を示す図である。実施の形態3に係る移動体監視システムは、移動体1〜3,1a、移動体1,2,3,1aがそれぞれ有する移動体監視装置100,200,300,800、路側監視装置9及びデータ管理装置10を含んで構成される。なお、実施の形態3における移動体1,2は、自転車を示すものとし、移動体1,1a,2を自転車1,1a,2と適宜記載する。また、路側監視装置9は、本システムにおいて必須の装置ではなく、既存の路上インフラ設備が存在する状況下では利用できることを示唆するものである。
(1)路側監視装置9を利用した自転車1の監視処理
図10は、実施の形態3に係る移動体監視システムによる路側監視装置を利用した監視処理の一例を示すフローチャートであり、実施の形態3に係る移動体監視システムを構成する路側監視装置9を利用して行われる移動体監視処理の一例を示している。ここでは、駐輪場に存在する路側監視装置9を用いて自転車1を監視する。
その後、路側監視装置9の取得情報制御部140は、識別情報記憶部120の記憶内容をモニタして、移動体監視装置100が継続して監視対象であるか否かを確認する(ステップST1003)。ここで、移動体監視装置100が監視対象でない場合(ステップST1003;NO)は、監視処理を終了する。
一方、移動体監視装置100が継続して監視対象である場合(ステップST1003;YES)、路側監視装置9の取得情報制御部140は、無線通信部160を用いて、移動体監視装置100と一定周期で通信を行うことで、自転車1が路側監視装置9の通信エリア内に存在するか否かを確認する(ステップST1004)。移動体監視装置100が路側監視装置9の通信エリアに存在する場合(ステップST1004;YES)、ステップST1003の処理に戻って、監視処理を継続する。
その後、データ管理装置10は、データベースの登録内容を検索して、監視者3が自転車1の所有者であるか否かの照合を行うとともに、移動体監視装置300を含む各装置へ移動体監視装置100が監視対象であることを報知する(ステップST1006)。
これにより、移動体監視装置300を介して、監視者3が、自転車1の盗難を認識できるとともに、自転車2の駐輪時における路側監視装置9を介した履歴情報もしくは自転車1aの履歴情報によって、移動体監視装置100の過去の識別情報(ID)“1”、位置情報P1、時刻情報T1及び状態情報S1(ここでは、ケイデンス情報の取得が期待できる)を取得することが可能となる。
また、移動体監視装置同士が相互に監視することで、監視者3に管理される移動体監視装置300の取得情報制御部140は、移動体監視装置100の履歴情報から、監視対象の自転車1の過去の移動ルート、移動時間、移動方位及び移動速度を把握して、これらの情報から、監視対象の自転車1の現在の移動状態を推測する。
上述の例では、移動体監視装置300の取得情報制御部140が、ケイデンス情報や移動速度情報から、盗難後(盗難にあった旨の通知後)の自転車1の移動状況を推測する。このように、自転車1の盗難後の移動状態を推測することにより、自転車1を容易に探索することができる。
図11は、実施の形態3に係る移動体監視システムによる路側監視装置を利用しない監視処理の一例を示すフローチャートであり、実施の形態3に係る移動体監視システムを構成する路側監視装置9を利用しないで行われる移動体監視処理の一例を示している。ここでは、駐輪場に存在する路側監視装置9を用いずに自転車1を監視する。
一方、移動体監視装置100が継続して監視対象である場合(ステップST1103;YES)、移動体監視装置300の取得情報制御部140は、無線通信部160を介して移動体監視装置100と一定周期で通信を行うことで、自転車1が移動体監視装置300の通信エリア内に存在するか否かを確認する(ステップST1104)。移動体監視装置100が移動体監視装置300の通信エリアに存在する場合(ステップST1104;YES)、ステップST1103の処理に戻って、監視処理を継続する。
移動体監視装置100が移動体監視装置300の通信エリアに存在しない場合(ステップST1104;NO)、移動体監視装置300の取得情報制御部140は、無線通信部160を用いて、監視対象である自転車1に盗難があった旨を識別情報(ID)“1”とともに、データ管理装置10へ送信する(ステップST1105)。
また、移動体監視装置同士が相互に監視することで、監視者3に管理された移動体監視装置300の取得情報制御部140は、移動体監視装置100の履歴情報から、自転車1の過去の移動ルート、移動時間、移動方位及び移動速度を把握して、これらの情報から、監視対象の自転車1の現在の移動状態を推測する。
上述の例では、移動体監視装置300の取得情報制御部140が、ケイデンス情報や移動速度情報から、盗難後(盗難にあった旨の通知後)の自転車1の移動状況を推測する。このように、自転車1の盗難後の移動状態を推測することにより、自転車1を容易に探索することができる。
図12は、実施の形態3に係る移動体監視システムによる路側監視装置を利用しない監視処理の別の一例を示すフローチャートであり、実施の形態3に係る移動体監視システムを構成する路側監視装置9を利用しないで行う移動体監視処理を示している。ここでは、盗人8が、移動体監視装置800を搭載する自転車1aを盗む場合に自転車1aを監視する例を示す。
上記の例では、WAVE通信からWiFi通信に切り替えることで、盗人8に盗まれた自転車1aに搭載された移動体監視装置800との通信確立が期待できる。なお、移動体監視装置100と移動体監視装置800が同一の乗物に存在する場合は、必ずしもWAVE通信を利用する必要はなく、WiFi機能であれば、携帯端末等の様々な既存の機器でも利用できる。
図13は、実施の形態3に係る移動体監視システムによる路側監視装置を利用しない監視処理のさらに別の一例を示すフローチャートであり、実施の形態3に係る移動体監視システムを構成する路側監視装置9を利用しないで行う移動体監視処理を示している。ここでは、盗人8が、移動体監視装置800を搭載する自転車1aを盗む場合に自転車1aを監視する例を示す。なお、移動体監視装置200は、監視対象でないものとする。
例えば、監視対象の自転車1aが有する移動体監視装置800に係る識別情報(ID)“8”が含まれていた場合(ステップST1303;YES)に、移動体監視装置200の無線通信部160は、待ち時間(バックオフ)を短めに設定する(ステップST1304)。ここで、移動体監視装置200は監視対象でないものとしているが、移動体監視装置200が監視対象である場合においても、待ち時間(バックオフ)を短く設定することで優先して通信を実施してもよい。
この待ち時間が経過すると、移動体監視装置200の無線通信部160は、移動体監視装置800に係る識別情報(ID)“8”を含む受信情報も併せてマルチホップ通信を行うことで、情報の送受信を行う(ステップST1305)。
この実施の形態4は、実施の形態1〜3に示した移動体監視装置をナビゲーション装置に適用した場合を示している。
図14は、この発明の実施の形態4に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。図14において、実施の形態4に係るナビゲーション装置は、移動体に搭載又は携帯され、移動体監視装置の構成である、位置情報取得部110、識別情報記憶部120、移動状態情報取得部130、取得情報制御部140、履歴情報記憶部150、無線通信部160に加え、ナビゲーション処理部170、表示部170a、地図DB記憶部180及び入力部190を備える。なお、図14において、図1と同一構成要素には、同一符号を付して説明を省略する。
地図DB記憶部180は、地図データが登録された地図データベースを記憶する記憶装置である。入力部190は、外部からの情報入力を受け付ける構成部であり、例えば表示部170aの表示画面を用いたタッチパネル等の入力手段で実現される。
また、車両、鉄道、船舶又は航空機等の移動体に、人が携帯して持ち込んで使用されるPND(Portable Navigation Device)等に適用してもかまわない。
Claims (12)
- 移動体に搭載又は携帯され、複数の移動体監視装置が相互に通信可能に構成された移動体監視システムの移動体監視装置において、
自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記移動体監視装置に固有な識別情報を記憶する識別情報記憶部と、
前記移動体の状態を表す要素情報を取得する移動状態情報取得部と、
前記移動体監視装置の位置情報、識別情報、及び移動体の状態を表す要素情報からなる移動体の状態情報を作成するとともに、前記状態情報を時系列にまとめた履歴情報を作成する制御部と、
前記移動体監視装置の履歴情報を、当該移動体監視装置に固有な識別情報に対応付けて記憶する履歴情報記憶部と、
外部装置と通信を行う通信部とを備え、
前記制御部は、前記通信部により他の移動体監視装置との間で状態情報を送受信して、前記他の移動体監視装置から受信した状態情報に含まれる識別情報が、監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報である場合、当該移動体監視装置から履歴情報を受信して前記履歴情報記憶部に格納し、前記監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報でない場合は、監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報を前記他の移動体監視装置へ通知し、
前記移動状態情報取得部は、自装置を搭載する移動体の施錠の有無を検出し、
前記制御部は、前記移動状態情報取得部により自装置の施錠が検出されると、前記通信部により他の移動体監視装置と通信して、自装置の識別情報とともに自装置が監視対象である旨を送信することを特徴とする移動体監視装置。 - 前記制御部は、前記通信部により受信した状態情報に含まれる識別情報が、監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報である場合、前記通信部により当該移動体監視装置とは異なる移動体監視装置へ当該状態情報を通知することを特徴とする請求項1記載の移動体監視装置。
- 前記制御部は、前記通信部により新たに受信された監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報が、識別情報記憶部に記憶されている識別情報と一致しない場合、前記新たに受信された前記識別情報を、監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報として前記識別情報記憶部に記憶することを特徴とする請求項1記載の移動体監視装置。
- 前記制御部は、前記通信部により新たに受信された監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報が、識別情報記憶部に記憶されている識別情報と一致しない場合、前記新たに受信された前記識別情報を含む履歴情報を履歴情報記憶部から検索し、当該履歴情報記憶部に前記新たに受信された前記識別情報を含む履歴情報があれば、前記監視対象の移動体の移動体監視装置とは異なる移動体監視装置へ当該履歴情報を通知することを特徴とする請求項1記載の移動体監視装置。
- 前記制御部は、前記通信部により新たに受信された監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報が、識別情報記憶部に記憶されている識別情報と一致する場合、前記通信部により履歴情報記憶部に記憶された前記監視対象の移動体に搭載又は携帯された移動体監視装置の履歴情報を、前記監視対象の移動体の移動体監視装置とは異なる移動体監視装置へ通知することを特徴とする請求項1記載の移動体監視装置。
- 前記通信部は、監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報を含む情報を受信すると、当該情報の通信相手の移動体監視装置との情報の送受信における通信待ち時間を、他の移動体監視装置よりも短くすることを特徴とする請求項1記載の移動体監視装置。
- 前記通信部は、自身の通信エリア内に存在する移動体監視装置との間で通信ができない場合、異なる通信方式に切り替えて再度通信を行うことを特徴とする請求項1記載の移動体監視装置。
- 前記制御部は、所定のエリア以外で前記移動状態情報取得部により自装置の解錠が検出されると、自装置を搭載する監視対象の移動体に異常が発生したと判断し、前記通信部により自装置に固有な識別情報、自装置を搭載する移動体の状態情報、及び履歴情報記憶部に記憶した自装置の履歴情報の少なくとも一つを、他の移動体監視装置へ通知することを特徴とする請求項1記載の移動体監視装置。
- 前記制御部は、前記通信部により受信された監視対象の移動体の移動体監視装置の履歴情報から、当該移動体の移動状態を推測することを特徴とする請求項1記載の移動体監視装置。
- 路側装置に搭載された移動体監視装置と、移動体に搭載又は携帯された複数の移動体監視装置とが相互に通信可能に構成された移動体監視システムにおいて、
前記路側装置に搭載された移動体監視装置は、
自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記路側装置に搭載された移動体監視装置と前記移動体に搭載又は携帯された複数の移動体監視装置とに固有な識別情報を記憶する識別情報記憶部と、
外部装置と通信を行う通信部と、
前記通信部により請求項1記載の移動体監視装置との間で状態情報を送受信して、前記状態情報を時系列にまとめた履歴情報を作成する制御部と、
前記履歴情報を記憶する履歴情報記憶部とを備え、
前記路側装置に搭載された移動体監視装置の制御部は、前記移動体に搭載又は携帯された複数の移動体監視装置が自装置の設置地点を経由する所定の移動ルートで移動した場合に、所定の予想通過時間内に、当該移動体が自装置の設置地点に到達すれば、前記通信部により当該移動体監視装置との間で状態情報を送受信し、当該移動体が自装置の設置地点に到達しなければ、前記通信部により当該移動体の前記移動ルートでの移動に異常が発生したことを、他の前記移動体に搭載又は携帯された複数の移動体監視装置へ通知することを特徴とする移動体監視システム。 - 移動体に搭載又は携帯された複数の移動体監視装置とが相互に通信可能に構成された移動体監視システムにおいて、
前記移動体監視装置は、
自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記移動体監視装置に固有な識別情報を記憶する識別情報記憶部と、
前記移動体の状態を表す要素情報を取得する移動状態情報取得部と、
前記移動体監視装置の位置情報、識別情報及び前記移動体の状態を表す要素情報からなる前記移動体の状態情報を作成するとともに、前記状態情報を時系列にまとめた履歴情報を作成する制御部と、
前記移動体監視装置の履歴情報を、当該移動体監視装置に固有な識別情報に対応付けて記憶する履歴情報記憶部と、
外部装置と通信を行う通信部とを備え、
前記制御部は、前記通信部により他の移動体監視装置との間で状態情報を送受信して、前記他の移動体監視装置から受信した状態情報に含まれる識別情報が、監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報である場合、当該移動体監視装置から履歴情報を受信して前記履歴情報記憶部に格納し、前記監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報でない場合は、監視対象の移動体の移動体監視装置に固有な識別情報を前記他の移動体監視装置へ通知し、
前記移動状態情報取得部は、自装置を搭載する移動体の施錠の有無を検出し、
前記制御部は、前記移動状態情報取得部により自装置の施錠が検出されると、前記通信部により他の移動体監視装置と通信して、自装置の識別情報とともに自装置が監視対象である旨を送信することを特徴とする移動体監視システム。 - 移動体に搭載又は携帯されるナビゲーション装置において、
請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記載の移動体監視装置と、
前記移動体の目的地の設定入力を受け付ける入力部と、
前記位置情報取得部に取得された前記移動体の位置情報、前記入力部で設定入力された目的地及び地図データ記憶部から取得した地図データを用いてナビゲーション処理を行うナビゲーション処理部とを備え、
前記制御部は、前記通信部により受信された監視対象の移動体の移動体監視装置の履歴情報から当該移動体の移動状態を推測し、推測結果に応じたナビゲーション処理を行うように前記ナビゲーション処理部を制御することを特徴とするナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011075392A JP5484386B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 移動体監視装置、移動体監視システム及びナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011075392A JP5484386B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 移動体監視装置、移動体監視システム及びナビゲーション装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013231084A Division JP5657084B2 (ja) | 2013-11-07 | 2013-11-07 | 移動体監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012208849A JP2012208849A (ja) | 2012-10-25 |
JP5484386B2 true JP5484386B2 (ja) | 2014-05-07 |
Family
ID=47188492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011075392A Expired - Fee Related JP5484386B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 移動体監視装置、移動体監視システム及びナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5484386B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015032055A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 株式会社東芝 | 車両管理システムおよび車両管理装置 |
JP7373728B2 (ja) * | 2018-05-30 | 2023-11-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 監視支援装置および監視支援方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4342664B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2009-10-14 | 富士通テン株式会社 | 緊急通報装置 |
JP2003244745A (ja) * | 2002-02-14 | 2003-08-29 | Mitsubishi Electric Corp | 移動体追跡装置 |
JP4015925B2 (ja) * | 2002-11-08 | 2007-11-28 | アルパイン株式会社 | 車両搭載装置及び車両追跡システム |
JP2005267505A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Fujitsu Ltd | 交通管理システム |
JP2008191914A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Denso Corp | 路車間セキュリティシステム |
JP2009093400A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Panasonic Corp | 監視システム |
-
2011
- 2011-03-30 JP JP2011075392A patent/JP5484386B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012208849A (ja) | 2012-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10837790B2 (en) | Productive and accident-free driving modes for a vehicle | |
JP6354542B2 (ja) | 車両自動運転システム | |
CN104590208B (zh) | 用于提供车辆已被接近的通知的方法、系统和设备 | |
JP2020074169A (ja) | 車両システム、自動運転車両、車両制御方法、およびプログラム | |
US11960287B2 (en) | Technology for managing autonomous vehicle operation in emergency situations | |
JP5866807B2 (ja) | 歩行者端末装置、コンピュータプログラム、及び、情報報知方法 | |
CN103198715B (zh) | 辅助泊车系统及泊车、安全报警方法 | |
CN104349503A (zh) | 提供无线通信装置在车辆之外的通知的方法、系统和设备 | |
CN101860986A (zh) | 一种监视用户安全的方法、移动终端及服务器 | |
JP5652342B2 (ja) | 歩行者端末装置、コンピュータプログラム、及び、無線通信方法 | |
JP5657084B2 (ja) | 移動体監視装置 | |
JP6037194B2 (ja) | 車載器、移動体端末装置 | |
US10527733B2 (en) | Position information common management system for mobile object | |
JP5484386B2 (ja) | 移動体監視装置、移動体監視システム及びナビゲーション装置 | |
US11772603B2 (en) | Passenger authentication and entry for autonomous vehicles | |
CN212112749U (zh) | 路口车辆监测系统 | |
JP4472658B2 (ja) | 運転支援システム | |
KR20180085600A (ko) | 교통신호등 제어 시스템 및 그 방법 | |
JP2007172116A (ja) | タクシーの配車案内システム | |
JP4784554B2 (ja) | プローブデータ収集システム | |
JP4301603B2 (ja) | 自動車の駐車場情報提供方法 | |
JP2003281693A (ja) | 事故監視サーバー、車載通信機、信号通信機、および事故監視システム | |
JP2010239383A (ja) | 位置情報管理システム、位置情報管理装置、位置情報管理方法 | |
JP5853434B2 (ja) | 歩行者端末装置、コンピュータプログラム、路側装置、車載装置、及び、情報記憶方法 | |
JP2016099642A (ja) | 車両の走行支援通信装置および通信システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130904 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130910 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5484386 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |