JP5483516B2 - 位置検出装置、位置検出装置を有する光学系と撮像装置 - Google Patents

位置検出装置、位置検出装置を有する光学系と撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、磁石と磁気センサを用いた位置検出装置、位置検出装置を有する光学系と撮像装置に関する。
近年、様々なセンサがあらゆるところで用いられるようになっている。
例えば、特許文献1や特許文献2に記載されている様にデジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラの手ぶれが起きたときにレンズの位置を検出して補正する手ぶれ補正装置や自動焦点調整を行う光学系のレンズの位置検出装置では、瞬時に高精度な位置検出を行う機能を有するセンサが必要となると同時に、位置検出装置全体の小型化が強く求められている。また、携帯電話等の市場においては、CCD等の固体撮像素子を有するモバイルカメラを搭載する端末が多数存在するようになり、モバイルカメラに適用される光学系においてはさらに位置検出装置全体の小型化が求められている。
上記のような要求を満たすため、特許文献2に記載されている様に光学レンズ等の位置検出装置にセンサを用いずに、ステッピングモーターの駆動ステップパルスをカウントすることにより光学レンズ等の位置検出を行うものや、特許文献3のようにホールセンサ(磁気センサ対)を用いて光学レンズ等の位置検出を行うことで位置検出装置の小型化への対応が行われているものがある。図1にこのようなホールセンサを用いた位置検出装置の例を示した。図1では、ビデオカメラ100の内部において、磁石101が取付けられた変倍レンズ103の位置をホールセンサ102a、102bにより検出し、ホールセンサから変倍レンズの位置の情報を含む信号が、アンプ109およびA/D変換器110を経由して処理回路107に送信される。そして、処理回路107から駆動回路108へ信号が送られ、駆動回路108がモーター106を制御することにより、固定レンズ104と固定レンズ105との間で、変倍レンズの位置が制御される。
特開2002−229090号 特開平06−014231号 特開2005−331399号 特開2004−348173号 特願2005−364090号
しかしながら、特許文献2に記載されているようなステッピングモーターの駆動ステップパルスをカウントする位置検出装置では、ステッピングモーターの脱調などにより高精度な位置検出ができない問題がある。さらにデジタルビデオカメラ等ではステッピングモーターの駆動音が音声ノイズとして記録されてしまうということも問題視されている。また、ステッピングモーターは他の駆動源と比較して大きいので、機器全体の小型化を阻害するという問題もある。
また、特許文献3の図1に記載されているような構成で光学レンズの位置を検出する方式では、高精度でレンズの位置を検出できるものの、磁束検出手段から所望の信号を得るためには、磁石と磁束検出手段の間に一定の距離を保たなければならず、さらなる小型化、薄型化の妨げになることが問題視されている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、従来と同等の高精度の位置検出機能を維持しつつ、従来よりも磁束検出手段と磁石との間の距離を縮めることが可能で、小型化、薄型化に適した位置検出装置を提供する事にある。
上記課題を解決するために、請求項1は、位置を検出する物体に取り付けられると共に、相対的移動方向に沿ったその両端面における磁束の向きが互いに反転するように形成された磁石と、前記磁石の前記相対的移動による磁束の変化を検出する第1及び第2の磁束検出手段とを備える位置検出装置であって、前記磁石の磁壁面に前記2つの磁束検出手段を結ぶ直線が含まれ、前記磁石の前記2つの磁束検出手段に対する相対的移動方向が前記磁壁面に平行、かつ前記2つの磁気検出手段を結ぶ直線に平行であり、前記磁石の移動距離に対する前記第1の磁束検出手段の出力電圧と、前記磁石の移動距離に対する前記第2の磁束検出手段の出力電圧との差分値に基づいて、前記磁石の基準点からの位置を表す前記磁石の移動距離を検出することを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記2つの磁束検出手段が前記磁石の着磁方向に平行な磁束成分を検出する事が可能であることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記2つの磁束検出手段がそれぞれホールセンサであることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1乃至第3のいずれかの態様の位置検出装置を用いた光学系であることを特徴とする。
また、本発明の第5の態様の撮像装置は、第4の態様の光学系を用いたことを特徴とする。
以上の手段について図2を用いて詳しく説明する。図2には、本発明の位置検出装置の基本的な構成が示されている。すなわち、本発明の位置検出装置は、磁石202と磁石202の磁束検出手段210a、210b、磁束検出手段210a、210bからの信号を処理回路208に送信するためのアンプ206およびA/D変換器207、および処理回路208から送信された信号に従って、磁石202を有する移動部品を矢印212の方向に駆動する駆動回路209から構成されている。磁石202は、重心201と磁壁203をもち、磁壁203を含む面を磁壁面204といい、磁壁面204に垂直な方向を着磁方向211という。以下、これらの構成要素について説明する。
磁石とは、エネルギーを静磁エネルギーの形で蓄えている物質であり、一度磁化したら残留磁化を保つ磁性材料であり、フェライト、アルニコ、希土類などが使われる。これら磁石は、N極S極をそれぞれ単極着磁した幾何学的に対称面を有するものであれば良い。具体的な形状の例は、図2の磁石202である。磁石は、幾何学的な対称面を有していれば良く、図2の磁石202の形状に制限されるものではない。
磁壁とは、本発明の様に単極着磁した場合、S極とN極の境目に存在する。また、着磁方向と磁壁を含む平面は直交する。
磁壁面とは、磁壁を無限遠まで広げた平面で磁壁を含んでいる。磁石が移動する場合、磁壁面は、その位置毎に存在することになるが、本発明において、図2に示されているように磁石202は磁気検出手段210a、210bを結ぶ直線205の上を直線205と平行な方向に移動するので、磁壁面204は一意に決まる。
磁石の磁束検出手段に対する相対的移動とは、磁束検出手段に対する磁石の重心の相対的移動を言う。相対的な移動であるので磁石が動いても、磁束検出手段が動いても良い。
磁束検出手段とは、ホールセンサ、磁気抵抗効果素子や、磁気インピーダンス素子、その他様々な磁気センサ及びそれらの組合せであり、これらの駆動、処理回路等の周辺回路を含めたものでもよい。
ホールセンサとしては、磁気増幅を行うための磁性体チップなどを用いていないGaAs、InAs、InSbなどの化合物半導体からなるホールセンサ、又は、Si、GeなどのIV族半導体からなるホールセンサを用いることができる。当然、上記材料を複数個組み合わせたものでも構わない。磁性体チップなどの磁気増幅を行うための部材は、磁気ヒステリシスを持ち、磁石相対位置の検出精度を落とす要因になりうるが、検出精度がそれほど求められない用途においては、磁性体チップなどを用いたホールセンサを用いても問題にならない。
磁束検出手段を結ぶ直線とは、各磁束検出手段の磁束を検出する感磁面中央間を結ぶ直線である。
位置検出装置とは、磁束発生源である磁石と、複数の磁束検出手段と、これらの駆動、処理回路等の周辺回路を含めたものよりなる装置である。図2には、アンプ206やA/D変換器207を記載しているが、磁束検出手段の出力が充分に大きい場合、これらの部品が必要なくなることもありうる。
光学系とは、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の撮像装置や、プロジェクター等の投影装置や、ODD等に用いられる光ピックアップに用いられる、レンズ群、アクチュエータ、CCD等の部品からなるものである。上記で記載したものは、あくまで一例であり、当然これらに限定されるものではない。
撮像装置とは、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなど映像を記録または保存できる機器のことである。上記で記載したものは、あくまで一例であり、当然これらに限定されるものではない。
本発明によれば、従来と同等の高精度の位置検出機能を維持しつつ、従来よりも磁束検出手段と磁石の間の距離を縮めることが可能で、小型化、薄型化に適した位置検出装置を提供する事が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施形態1>
図3、図4を用いて、位置検出装置の概略構成を説明する。図3に示されている位置検出装置は、移動する物体に取り付けられている磁石301(磁石の幅W、磁石の長さL、磁石の高さH)の、装置本体などの固定されている物体に取り付けられているホールセンサS1、S2に対する相対位置を検出する。ここで、第1のホールセンサS1と第2のホールセンサS2を結ぶ線分の距離は、符号SLで示される。そして、ホールセンサS1、S2の感磁面の中心と磁石下面との距離は、符号SMDで示される。また、磁石の中心の移動範囲は、符号STで示される。
磁石301は、幅W[mm]、高さH[mm]、長さL[mm]の直方体で、Y軸方向に単極着磁されているものである。図3において、X軸、Z軸は、磁壁面に平行な方向であり、Y軸は、磁壁面に垂直な方向である。ここで、Z軸は磁石から基板面に向かう基板面に垂直な方向である。また、磁石301の磁壁はY軸方向に直交し、磁石301の幅Wの中点に磁壁は位置する。X軸は、磁石301の移動方向303に平行な方向であり、Y軸は、磁石301の移動方向303に垂直な方向である。下記の実施形態1、実施形態2では、磁石はすべてネオジム焼結磁石で、残留磁束密度は1200mT(一般的なネオジウム焼結磁石の値)である。以下に示すのは本発明に係る位置検出装置の1例であり、これに限定されるものではない。
以下で説明する実施形態1と実施形態2において、第1のホールセンサS1と第2のホールセンサS2は、規定の距離SLを隔てて基板304上に実装され、磁石301はホールセンサS1、S2に対向するように配置される。この際、磁石301は、磁石301の磁壁面(磁石301の磁壁302を含む面)に第1、第2のホールセンサを結ぶ直線が含まれるように配置される。第1と第2のホールセンサS1、S2の検出可能な磁束の方向は、磁石の着磁方向に平行な方向(Y軸方向)である。また、磁石301の運動方向303は、磁壁面に平行な方向(X軸方向)である。
また、ホールセンサS1、S2からの信号は、アンプ305およびA/D変換器306を経由して、処理回路307に送信され、処理回路307から送信された信号に従って、磁石301を有する移動部品を図3の矢印303の方向に、処理回路307と接続された駆動回路308が駆動する。
図3には、アンプ305やA/D変換器306を記載しているが、磁束検出手段の出力が充分に大きい場合、これらの部品が必要なくなることもありうる。
また、図4には、磁石301の中心の移動範囲ST、磁石301が移動する左端402、磁石301が移動する右端403、磁石301がホールセンサS1、S2に対して中心に位置しているときの磁石301の中心位置401、ホールセンサS1、S2の感磁面の中央404a、404b、感磁面の中心404a、404bと磁石301の下面との距離SMDが示されている。
次に、ホールセンサS1、S2の出力から磁石301の位置を求める手順を、図5を用いて説明する。図5には、磁石301の中心の移動範囲501、磁石301が移動する左端503、磁石301が移動する右端504、磁石301がホールセンサS1、S2に対して中心に位置しているときの磁石301の中心位置502が示されている。本構成ではホールセンサを2個用いている。磁石が可動範囲を端から端に動く際の各ホールセンサS1、S2の出力は、センサ位置により異なる。磁石301に対して最適な位置にホールセンサS1、S2を配置した場合、ホールセンサS1からの出力信号を出力信号A、ホールセンサS2からの出力信号を出力信号Bとする。このとき、出力信号A、Bを、図3に記載の処理回路307によって(出力信号A−出力信号B)/(出力信号A+出力信号B)の演算を行うと、磁石の移動に対し線形に近い信号を得る事ができる。この際、磁石301とホールセンサS1、S2の配置によっては、(出力信号A−出力信号B)の演算で磁石の移動に対し線形に近い信号を得ることができる。したがって、配置関係によっては、磁石の位置を算出する時に(出力信号A−出力信号B)を用いることができる。
図5において、磁石の左端が可動範囲の左端503に位置したとき、ホールセンサS1、S2はそれぞれ中段のグラフの△で示した値を出力する。その出力を処理回路307で演算を行い、下段に示す線形化信号△を出力する。次に、磁石301の右端が可動範囲の右端504に位置した時も同様の処理を行う。磁石が右端に位置した時の出力信号A、Bと線形化信号は、それぞれ中段と下段のグラフにおいて□で示される。線形化信号△と線形化信号□の2点を直線補間したものを線形式として定義し、実際に磁石が動いた時は、この線形式に当てはめて磁石の位置を算出する。
出力信号Aと出力信号Bは磁束密度に比例する事から、静磁場解析のコンピュータによる磁気シミュレーションを行い、その磁束密度を図5におけるホールセンサの信号に対応させ、位置検出装置の検出分解能の計算を行った。
静磁場解析のコンピュータシミュレーションは磁場H[A/m]を求める事が可能であれば微分方程式法(有限要素法、差分法など)、積分方程式法(境界要素法、磁気モーメント法など)何れを用いても構わない。
まず、広い温度範囲において、分解能5μmで2mm(±1mm)の範囲を位置検出する場合について示す。図3、4における各構成部品のパラメータの最適値の設計例を説明する。
直方体磁石の長さL=2.5mm、直方体磁石の幅W=2.9mm、直方体磁石の高さH=0.9mmとする。
また、直方体磁石のホールセンサS1、S2に対向する平面(磁石下面)からホールセンサS1、S2の感磁面の中心までの距離SMD=1.2mm、第1のホールセンサS1の感磁面の中心と第2のホールセンサS2の感磁面の中心との距離SL=0.8mm とする。ホールセンサS1、S2の感磁面の中心から磁石の上面までの距離(H+SMD)は2.1mmとなる。
上記設計の際、図16に示すように、ホールセンサS1、S2をばらばらに実装基板に搭載するよりも、全てのホールセンサS1、S2を、電極1601を設置した1つのモールドパッケージ1602内に搭載しても良い。この場合、ホールセンサS1、S2の配置誤差が小さくなり、位置検出装置の高精度化に貢献できる。また、例えば、Si基板上に全てのホールセンサS1、S2を設けることも可能である。従って、ホールセンサS1とホールセンサS2とを、1つのパッケージ内に封入しても良い。
図11〜13は、直方体磁石の移動距離に対する磁束密度の変化を示す。
図11は磁石の移動距離に対する第1のホールセンサS1の位置での磁束密度変化11を、図12は磁石の移動距離に対する第2のホールセンサS2の位置での磁束密度変化12を、図13は磁石の移動距離に対する、第2のホールセンサS2の位置での磁束密度から第1のホールセンサS1の位置での磁束密度を引いた磁束密度の変化の差13を、表している。
これにより、磁石の移動に対して第2のホールセンサS2の位置での磁束密度から第1のホールセンサS1の位置での磁束密度を引いた差磁束密度が線形に近い曲線で変化することが分かる。
ホールセンサの出力電圧は磁束密度の大きさに比例するので、第1のホールセンサS1の出力電圧Vaと、第2のホールセンサS2の出力電圧Vbとの差分値は、磁石の移動距離に対して線形に近い出力特性を持つことになる。
図14は、上記パラメータでの構成例において、直方体磁石の移動に対する、ホールセンサS1の出力電圧Vaと、ホールセンサS2の出力電圧Vbとの差分値(Va−Vb)を、出力電圧の和(Va+Vb)で割った値を、磁気シミュレーション値から求めた結果を示す。図14(b)は、図14(a)の領域22を拡大した図である。理想直線(線形式)は符号21で示される。
磁気シミュレーションの前提として、2個のホールセンサS1、S2の感度を2.4mV/mT(一般的なホールセンサの感度)、直方体磁石の残留磁束密度Brを1200mT(一般的なネオジム焼結磁石の値)として行った。
図11〜13と図14に示した磁気シミュレーション結果より、本発明の位置検出装置では、直方体磁石の移動に対する、ホールセンサS1の出力電圧Vaと、ホールセンサS2の出力電圧Vbとの差分値を、出力電圧の和で割った値が高い線形性を持ち、理想の直線(線形式)とよく一致することが分かる。
ここで、図14(a)に記載した理想直線21は、直方体磁石の移動距離が+1mmにおける2個のホールセンサS1、S2の出力電圧の差分値(Va−Vb)を、出力電圧の和(Va+Vb)で割った値と、直方体磁石の移動距離が−1mmにおける2個のホールセンサS1、S2の出力電圧の差分値(Va−Vb)を、出力電圧の和(Va+Vb)で割った値とを結んだ直線である。
図14(b)より、第1のホールセンサS1の出力電圧Vaと、第2のホールセンサS2の出力電圧Vbとの差分値(Va−Vb)を、出力電圧の和(Va+Vb)で割った値は、少しではあるが理想直線からずれているのが分かる。
一般的には、この理想直線上の値を用いて位置検出を行うため、第1のホールセンサS1の出力電圧Vaと、第2のホールセンサS2の出力電圧Vbとの差分値(Va−Vb)を、出力電圧の和(Va+Vb)で割った値の理想直線21からのずれが大きければ、位置検出誤差が大きくなる。
図15は、直方体磁石の移動距離が+1mmにおける2個のホールセンサS1、S2の出力電圧の差を和で割った値と、直方体磁石の移動距離が−1mmにおける2個のホールセンサS1、S2の出力電圧の差分値を和で割った値を結んだ直線を理想直線21として、理想直線21と図14に示した磁気シミュレーション結果のずれから換算した位置検出における誤差を示した図である。
図15に示す結果より、位置検出誤差は最大でも5μm以下であり、分解能は全ストローク2mmに対して0.25%と高精度な位置検出を達成していることが分かる。
当然、図14で示した磁気シミュレーション結果から最小2乗法で求めた直線を理想直線21としてもかまわない。最小2乗法で求めた直線を理想直線21とすると、さらに位置検出誤差は小さくなり、分解能は高くなる。
このように、本発明の位置検出装置を用いることにより、以下の比較条件を用いた従来の位置検出装置と比較して、著しく薄型な位置検出装置を実現できる。
<比較条件>
図6に従来の位置検出装置の構成を示す。図6の位置検出装置は、移動する物体に取り付けられている磁石601(磁石の幅W、磁石の長さL、磁石の高さH)の、装置本体などの固定されている物体に取り付けられているホールセンサS1、S2に対する相対位置を検出する。ここで、第1のホールセンサS1と第2のホールセンサS2を結ぶ線分の距離は、符号SLで示される。そして、ホールセンサS1、S2の感磁面の中心と磁石下面との距離は、符号SMDで示される。また、磁石の中心の移動の方向は、符号603で示される。
磁石601は、幅W[mm]、高さH[mm]、長さL[mm]の直方体で、Z軸方向に単極着磁されているものである。図6において、X軸、Y軸は、磁壁面に平行な方向であり、Z軸は、磁壁面に垂直な方向である。ここで、Z軸は磁石から基板面に向かう基板面に垂直な方向である。磁石601の高さHの中点に磁壁は位置する。また、X軸は、磁石601の移動方向603に平行な方向であり、Y軸は、磁石601の移動方向603に垂直な方向である。下記の実施形態1、実施形態2では、磁石はすべてネオジム焼結磁石で、残留磁束密度は1200mT(一般的なネオジウム焼結磁石の値)である。
以下で説明する比較条件において、第1のホールセンサS1と第2のホールセンサS2は、規定の距離SLを隔てて基板604上に実装され、磁石601はホールセンサS1、S2に対向するように配置される。この際、磁石601は、磁石601の幅Wを二等分する対称面に第1、第2のホールセンサを結ぶ直線が含まれるように配置される。
また、ホールセンサS1、S2からの信号は、アンプ605およびA/D変換器606を経由して、処理回路607に送信され、処理回路607から送信された信号に従って、磁石601を有する移動部品を図6の矢印603の方向に、処理回路607と接続された駆動回路608が駆動する。
従来の位置検出装置の構成である比較条件の構成では、図6に示されているように、第1のホールセンサS1と第2のホールセンサS2は、規定の距離SLを隔てて基板上に実装され、磁石はホールセンサS1、S2に対向するように配置される。この際、磁石は第1、第2のホールセンサを結ぶ直線が含まれる基板に垂直な平面と磁石の磁壁面とが垂直に交わるように配置され、磁石のホールセンサに対する相対運動方向が磁壁面に平行である。すなわち、比較条件では、実施形態1の構成と異なり、磁石601の磁壁面(磁石601の磁壁602を含む面)に第1、第2のホールセンサを結ぶ直線が含まれない。
比較条件においても上記の実施形態1の実施条件と同様に、広い温度範囲において分解能5μmで2mm(±1mm)の範囲を位置検出する。
比較条件としては、従来、移動する物体に取り付けられている磁石(磁石の幅W、磁石の長さL、磁石の高さH)の装置本体などの固定されている物体に取り付けられているホールセンサS1、S2に対する相対位置を検出する位置検出装置に用いられている構成を示す。比較条件の概略を図6に示した。ここで、第1のホールセンサS1と第2のホールセンサS2を結ぶ線分の距離は符号SLで示される。そして、ホールセンサS1、S2の感磁面の中心と磁石下面との距離は符号SMDで示される。
実施形態1とは異なり、着磁方向は基板に直行する方向(Z軸方向)であり、磁壁面は磁石下面(X−Y平面)および基板に平行であり、ホールセンサは磁壁面上に無い。第1と第2のホールセンサS1、S2の検出可能な磁束の方向は、磁石の着磁方向に平行な方向(Z軸方向)である。また、磁石の移動方向は、磁壁面に平行な方向(X軸方向)である。
以下、図6における各構成部品のパラメータの最適値の設計例を説明する。
直方体磁石の長さL=2.6mm、直方体磁石の幅W=1.4mm、直方体磁石の高さH=0.8mmとする。
また、直方体磁石のホールセンサS1、S2に対向する平面(磁石下面)からホールセンサS1、S2の感磁面の中心までの距離SMD=1.8mm、第1のホールセンサS1の感磁面の中心と第2のホールセンサS2の感磁面の中心との距離SL=1.5mm とする。これより、比較条件ではホールセンサS1、S2の感磁面の中心から磁石の上面までの距離(H+SMD)は2.6mmとなることが分かる。
これらの結果より、実施形態1の実施条件の構成を用いた位置検出装置のH+SMDのほうが、従来の構成(比較条件)を用いた位置検出装置のH+SMDよりも0.5mmだけ短くすることができ、実施形態1により位置検出装置の薄型化が可能となることが分かる。この位置検出装置を用いることにより、本発明によれば携帯電話等のモバイルカメラに搭載される光学系レンズユニットの大きさから考慮すると、著しく位置検出装置を薄型化できるという効果を得ることがわかる。また、上記の位置検出装置を撮像装置に用いることもできる。
<実施形態2>
実施形態2の構成は、図3に示されている実施形態1の構成と同様である。
実施形態2の位置検出装置と従来(比較条件を用いた位置検出装置)の位置検出装置の双方において、共に同じように位置検出装置の構成条件を変化させたときの分解能比と磁石下面とホールセンサS1、S2の感磁面の中心との距離SMDの関係を磁気シミュレーションによって求め、その結果を図7〜10に示した。ここで、比較条件の構成は、図6に示されている構成と同様である。
ここで言う装置の構成条件とは、磁石の幅W、高さH、長さLと、二つのホールセンサS1、S2を結ぶ線の距離SLのことである。また、ここで言う分解能比とは、実際の磁石の移動距離と位置検出装置が検出した磁石の移動距離の差を誤差とし、その誤差の最大値を磁石の可動範囲で除した値とする。単位は[μm/mm]である。図7〜10では、縦軸を分解能比、横軸を磁石下面とホールセンサS1、S2の感磁面の中心との距離(SMD)とした。
上記の位置検出装置の構成条件の違いは図7〜10の凡例で示す。具体的には、図7〜10において、実施条件123−1.5とは実施条件WHL−SLの事であって、磁石の幅W=1mm、高さH=2mm、長さL=3mm、ホールセンサS1、S2間の距離SL=1.5mmの本発明(実施形態1)の構成を用いた位置検出装置の事である。また、図7〜10において、比較条件123−1.5とは比較条件WHL−SLの事であって、磁石の幅W=1mm、高さH=2mm、長さL=3mm、ホールセンサS1、S2間の距離SL=1.5mmの従来(比較条件)の構成を用いた位置検出装置の事である。
全ての実施条件及び比較条件において、磁石の寸法は磁石の幅Wを1mm、2mm、高さHを1mm、2mm、長さLを2、3mmとし、ホールセンサS1、S2の間の距離SLは0.8mm、1.5mmとして、これらの条件を網羅的に与え磁気シミュレーションを行った。磁石のストロークは、全ての実施条件及び比較条件において、2mmとした。
これらの違いを図7〜10に磁石の長さL、ホールセンサS1、S2間の距離SLで分けて表した。
図7はホールセンサS1、S2間の距離SL=0.8mm、磁石の長さL=2mmで、磁石の幅W、高さHはそれぞれ(W[mm]、H[mm])=(1mm、1mm)、(1mm、2mm)、(2mm、1mm)、(2mm、2mm)という条件下での磁気シミュレーション結果を示している。
図8はホールセンサS1、S2間の距離SL=0.8mm、磁石の長さL=3mmで、磁石の幅W、高さHは図7に示したものと同様であるという条件下での磁気シミュレーション結果を示している。
図9はホールセンサS1、S2間の距離SL=1.5mm、磁石の長さL=2mmで、磁石の幅W、高さHは図7に示したものと同様であるという条件下の磁気シミュレーション結果を示している。
図10はホールセンサS1、S2間の距離SL=1.5mm、磁石の長さL=3mmで、磁石の幅W、高さHは図7に示したものと同様であるという条件下の磁気シミュレーション結果を示している。
図7〜10に示した磁気シミュレーション結果より、実施形態2の構成を用いた位置検出装置では、磁石の大きさが同じでも従来の構成を用いた比較条件下の位置検出装置に比べ、磁石下面とホールセンサS1、S2の感磁面の中心との距離(SMD)が近い領域において、従来の構成を用いた比較条件下の位置検出装置と同等以上の分解能を得られるという効果が得られることが分かる。
この位置検出装置を用いることにより、本発明によれば携帯電話等のモバイルカメラに搭載される光学系レンズユニットの大きさから考慮すると、著しく位置検出装置を薄型化できるという効果を得ることがわかる。また、上記の位置検出装置を撮像装置に用いることもできる。
位置検出装置の例を示した図である。 本発明の磁石と磁気センサの配置図である。 本発明の位置検出装置に用いられる構成の斜視図である。 本発明の位置検出装置に用いられる構成のY方向からの側面図である。 ホールセンサを用いて位置検出する際の信号処理方法の一例を示す説明図である。 従来の位置検出装置に用いられる比較条件の構成の斜視図である。 ホールセンサS1、S2間の距離SL=0.8mm、磁石の長さL=2mmでの実施条件、比較条件下での分解能比と磁石下面とホールセンサS1、S2の感磁面の中心との距離(SMD)の関係を示した図である。 ホールセンサS1、S2間の距離SL=0.8mm、磁石の長さL=3mmでの実施条件、比較条件下での分解能比と磁石下面とホールセンサS1、S2の感磁面の中心との距離(SMD)の関係を示した図である。 ホールセンサS1、S2間の距離SL=1.5mm、磁石の長さL=2mmでの実施条件、比較条件下での分解能比と磁石下面とホールセンサS1、S2の感磁面の中心との距離(SMD)の関係を示した図である。 ホールセンサS1、S2間の距離SL=1.5mm、磁石の長さL=3mmでの実施条件、比較条件下での分解能比と磁石下面とホールセンサS1、S2の感磁面の中心との距離(SMD)の関係を示した図である。 磁石の移動距離に対する第1のホールセンサS1の位置での磁束密度変化を示す説明図である。 磁石の移動距離に対する第2のホールセンサS2の位置での磁束密度変化を示す説明図である。 磁石の移動距離に対する、第2のホールセンサS2の位置での磁束密度から第1のホールセンサS1の位置での磁束密度をひいた差磁束密度の変化を示す説明図である。 (a)は図2の位置検出装置を用いてパラメータの最適値にした場合において、直方体磁石の移動距離に対する、ホールセンサ間の出力電圧の差分値を出力電圧の和で割った値を磁気シミュレーションから求めた結果を示す説明図であり、(b)は拡大図である。 図13に示した、理想直線と磁気シミュレーション結果とのずれとから換算した、直方体磁石の移動距離に対する、位置検出誤差を示す説明図である。 モールドパッケージの例を示した図である。
符号の説明
W 磁石の幅
L 磁石の長さ
H 磁石の高さ
S1 ホールセンサ
S2 ホールセンサ
SL 距離
SMD 距離
ST 磁石の中心の移動範囲
11 磁束密度変化
12 磁束密度変化
13 磁束密度の変化の差
21 理想直線
22 領域

Claims (5)

  1. 位置を検出する物体に取り付けられると共に、相対的移動方向に沿ったその両端面における磁束の向きが互いに反転するように形成された磁石と、前記磁石の前記相対的移動による磁束の変化を検出する第1及び第2の磁束検出手段とを備える位置検出装置であって、
    前記磁石の磁壁面に前記2つの磁束検出手段を結ぶ直線が含まれ、
    前記磁石の前記2つの磁束検出手段に対する相対的移動方向が前記磁壁面に平行、かつ前記2つの磁気検出手段を結ぶ直線に平行であり、
    前記磁石の移動距離に対する前記第1の磁束検出手段の出力電圧と、前記磁石の移動距離に対する前記第2の磁束検出手段の出力電圧との差分値に基づいて、前記磁石の基準点からの位置を表す前記磁石の移動距離を検出することを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記2つの磁束検出手段が前記磁石の着磁方向に平行な磁束成分を検出する事が可能であることを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 前記2つの磁束検出手段がそれぞれホールセンサであることを特徴とする請求項1又は2に記載の位置検出装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の位置検出装置を用いたことを特徴とする光学系。
  5. 請求項4に記載の光学系を用いたことを特徴とする撮像装置。
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