JP5481362B2 - センタリングベル取り外し工具 - Google Patents
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Description
また、プレス金型において打込み部品を抜き外す場合においては、ハンマー部材を力一杯動かして抜き外しており、多大な労力を費やすこと、前記打込み部品に損傷を与えることが問題となっており、これを改善するために、治具(取り外し工具)を使って打込み部品の抜き外しを容易にし、多大な労力を費やさずに済み、前記打込み部品に損傷を与えないようにする工夫がなされている(特許文献1)。
図4は、センタリングベルを装着した充填バルブの正面断面図であり、(a)は充填バルブから容器Pに液体を充填している状態を示し、(b)は充填を阻止されている状態を示す図で、(b)の図において(a)の図と共通する部分については記号の付与を一部省略している。
図4において、充填バルブ10は、充填液体を貯留するフィラボウルの底板20の穴に液密に嵌装された中空状のバルブ本体17の内径側に、中空孔16pを有するベントチューブ16が挿入されてスペーサ22を介してキャップ23によって前記バルブ本体17に位置固定されているとともに、中空状の充填ノズル15の上部外径側が前記バルブ本体17の内径側と液密に上下方向の摺動をするようになっていて、隙間15pには前記底板20を持つフィラボウル内の液体が通過できるように構成されている。
なお、前記フィラボウルについての詳細な構造説明は省略する。
なお、液体が容器P内へ流入されるのに伴って、容器P内の気体(空気)は、前記フィラボウル内の液面の上方に突き出ているベントチューブ16の中空孔16pを経由して、前記フィラボウル内の液面LLの上方の空間に通気されるようになっている。
所定量の液体充填の後、図示しない制御装置からの指令による前記図示しない容器台の下降によって容器Pが下降すると、充填ノズル15がばね18の作用によって矢印E方向へ下降し、前記V部を閉じて容器Pへの充填が終了する。
しかしながら、前記センタリングベル11を取り外す際には、該センタリングベル11の内径側と前記充填ノズル15の下部外径側との接触面で、前記センタリングベル11の右側を下げようとすると右側下部と左側上部にこじれが生じ、前記センタリングベル11の左側を下げようとすると左側下部と右側上部にこじれが生じるというように、こじれながら取り外すことになって、前記センタリングベル11の内径側および前記充填ノズル15の下部外径側の径が大きい場合は、前記こじれが大きく生じやすく、センタリングベル11の取り外しに多大な労力と時間を費やすという恐れがあり、場合によってはプラスチックハンマーで前記センタリングベル11を叩きながら取り外していたことから、該センタリングベル11および前記充填バルブ10が損傷を受けるという恐れがあった。
しかしながら、前記特許文献1の技術では、引き抜き対象部品(打込み部品)が治具(工具)の中心部側にある場合を示しており、大きい外径の引き抜き対象部品が治具の外周側にあって、引き抜く際に前記引き抜き対象部品に左右のこじれが大きく生じやすい場合については、従来技術では対応できないという恐れがある。
(1)第1の手段のセンタリングベル取り外し工具は、容器に液体を充填する充填バルブに対して着脱可能に装着され、前記容器の口部を前記充填バルブにセンタリングするセンタリングベルを前記充填バルブから取り外すためのセンタリングベル取り外し工具において、その側面が前記センタリングベルに係止可能で、その底中央部に雌ねじ付きの孔を有するとともに一の部材によって一体に形成された筒体と、該筒体の雌ねじと螺合する雄ねじを有し、その上部に断面がU字形状で側面に突起を有する円筒状受体を接合した軸体と、その上部が前記充填バルブに当接可能で、その外周部に設けた円周状の溝が前記円筒状受体の前記突起と摺動可能な係合により前記円筒状受体との上下方向の位置決めをされ、かつ、前記円筒状受体の底部に配置した軸受によってスラスト荷重を支持されながら前記円筒状受体内で回転自在となっているブロック体とから構成され、前記筒体を前記センタリングベルに係止した状態で、前記軸体を回転させることによって前記軸体を前記筒体に対して相対的に上昇させ、前記突起と前記溝との係合を介した前記ブロック体の上昇に伴って前記ブロック体を前記充填バルブに当接させた後、さらに前記軸体を回転させて、前記ブロック体は回転されずに、前記筒体が前記軸体に対して相対的に下降することに伴って、前記センタリングベルを前記充填バルブから取り外せるようにしたことを特徴とする。
(発明の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係わるセンタリングベル取り外し工具の正面断面図である。
図2は、図1におけるA方向矢視図である。
図3は、センタリングベル取り外しについて説明する図で、図1に相当する図であり、(a)はセンタリングベル取り外し工具が充填バルブに当接した状態を示し、(b)はセンタリングベルが充填バルブから取り外されつつある状態を示す図である。
図1から図3において、従来技術として説明した図4と同じ構造のものについては同じ記号を付してあり、重複する説明は省略する。
なお、前記説明では、筒体3の底板3aにボス3bを設けた場合を説明したが、ボス3bを設けない底板としてもよいことはもちろんである。
また、前記軸体5の下部には該軸体5を回転させるための図示しない工具(ラチェット等)と係合できる六面体5cが接合されている。
なお、前記軸受7は、スラスト軸受としてもよく、また、アンギュラーコンタクト軸受としてもよく、前記ブロック体4のスラスト荷重を受けて、前記受体5rが前記ブロック体4に対して水平回転自在なものであればよい。
さらに、前記ブロック体4の溝4hと前記ピン6との当接箇所も、滑らかに摺動できるようになっている。
充填バルブ10を充填終了後に分解洗浄する等の際に、前記充填バルブ10に装着してあるセンタリングベル11を取り外す時には、先ず、図示しないCIP用の配管接手等を取り外すとともに、該センタリングベル11が充填バルブ10に装着されているスナップリング14を取り外す。
次いで、センタリングベル取り外し工具1の筒体3を、ブロック体4が充填ノズル15に当接しない状態で、即ち、図1に示すような状態で、前記センタリングベル11に装着してあるピン12に溝3gを介して嵌着する。
この際、前記ブロック体4が軸受7でスラスト荷重を受けられて水平回転自在となっているので、角面4sが前記傾斜面15bに当接しても、前記角面4sと前記傾斜面15bとの間の相対的な滑りがなく、前記充填ノズル15の傾斜面15bが損傷を受けることはない。
3 筒体
3a 底板
3b ボス
3p 筒部
3t (ボス3bの孔に設けられた)雌ねじ
4 ブロック体
4h 溝
4s (ブロック体4の)角面
5 軸体
5c 六面体
5r (円筒状)受体
5t (軸体5の外径の)雄ねじ
6 ピン
7 (スラスト)軸受
10 充填バルブ
11 センタリングベル
12 ピン
13a スペーサ
13b スペーサ
13c シール材
13cs 当接部
14 スナップリング
15 充填ノズル
15s 顎
15b (充填ノズルの)傾斜面
15p 隙間
16 ベントチューブ
16p 中空孔
17 バルブ本体
17s 顎
19 (ベントチューブ16の下方の傾斜面に嵌装された)Oリング
20 底板
22 スペーサ
23 キャップ
P 容器
Claims (2)
- 容器に液体を充填する充填バルブに対して着脱可能に装着され、前記容器の口部を前記充填バルブにセンタリングするセンタリングベルを前記充填バルブから取り外すためのセンタリングベル取り外し工具において、その側面が前記センタリングベルに係止可能で、その底中央部に雌ねじ付きの孔を有するとともに一の部材によって一体に形成された筒体と、該筒体の雌ねじと螺合する雄ねじを有し、その上部に断面がU字形状で側面に突起を有する円筒状受体を接合した軸体と、その上部が前記充填バルブに当接可能で、その外周部に設けた円周状の溝が前記円筒状受体の前記突起と摺動可能な係合により前記円筒状受体との上下方向の位置決めをされ、かつ、前記円筒状受体の底部に配置した軸受によってスラスト荷重を支持されながら前記円筒状受体内で回転自在となっているブロック体とから構成され、
前記筒体を前記センタリングベルに係止した状態で、前記軸体を回転させることによって前記軸体を前記筒体に対して相対的に上昇させ、前記突起と前記溝との係合を介した前記ブロック体の上昇に伴って前記ブロック体を前記充填バルブに当接させた後、さらに前記軸体を回転させて、前記ブロック体は回転されずに、前記筒体が前記軸体に対して相対的に下降することに伴って、前記センタリングベルを前記充填バルブから取り外せるようにしたことを特徴とするセンタリングベル取り外し工具。 - 請求項1に記載するセンタリングベル取り外し工具において、前記ブロック体の前記充填バルブとの当接箇所の材料を前記充填バルブの当接面の材料より低い硬度の材料で構成したことを特徴とするセンタリングベル取り外し工具。
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