JP5480029B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5480029B2
JP5480029B2 JP2010139293A JP2010139293A JP5480029B2 JP 5480029 B2 JP5480029 B2 JP 5480029B2 JP 2010139293 A JP2010139293 A JP 2010139293A JP 2010139293 A JP2010139293 A JP 2010139293A JP 5480029 B2 JP5480029 B2 JP 5480029B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
random number
unit
display unit
emitting elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010139293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012000325A (ja
Inventor
貴博 井川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2010139293A priority Critical patent/JP5480029B2/ja
Publication of JP2012000325A publication Critical patent/JP2012000325A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5480029B2 publication Critical patent/JP5480029B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Description

この発明は、弾球遊技機(パチンコ機)などの遊技機に関する。
遊技機設置営業店(ホール)などに設置されている弾球遊技機(いわゆるパチンコ機)は、遊技球(遊技媒体とも呼ぶ)を用いて遊技を行うものである。借り受けた遊技球を弾球遊技機の遊技盤に設けられている盤面へ打ち出し、当該遊技球が予め定められた入賞口に入るごとに所定数の遊技球を払出すようになっている。払い出される遊技球は賞球と呼ばれる。
近年、パチンコ機においては、遊技盤の中央に設けられる可変表示装置(センター役物)の表示画面によって遊技者に特別な利益を発生させるものが知られている。例えば、可変表示装置(センター役物)に表示される図柄が変動し停止した時の図柄の組合せによって「当たり」と称される動作が開始し、遊技盤面の下方に設けられる大入賞装置が連続して開放され、その間に多数の入賞が得られることから遊技者に大量の賞品球が払出されるものがある。このようなパチンコ機は、当たり判定用の乱数発生手段を具備し、始動入賞装置に遊技球が落入したときに、乱数発生手段の乱数を抽出するとともに可変表示装置(センター役物)の図柄変動を開始させ、当該抽出した乱数の値が予め定めた条件に合致するときに可変表示装置(センター役物)の表示変動を当たり図柄で停止させ、当たり動作を開始する。乱数発生手段として、カウンタやレジスタ等のハードウエアで構成されるもの又はソフトウエアで実行されるカウンタで実現されるものがある。
遊技機は、賞球の払い出し、抽選及びその入賞判定などを含む遊技処理を行うために、マイコンを搭載した制御部と、前記制御部からの命令に基づき照明や音響や液晶表示装置に画像を表示するなどの演出を行うための副制御部とを備える。遊技機では、抽選、入賞、払い出し、演出の制御をプログラムで実現している。制御部や副制御部のプログラムは遊技に関する重要な制御を行っている。
副制御部は、主に遊技に係る演出処理を担当する。演出には、上記液晶表示装置のほかに、いわゆる7セグLEDが用いられることがある。7セグLEDは、日の字(8の字)状に配列された7つの棒状の発光素子(LED、セグメント)からなり、一般的には、0〜9の一桁の数字をデジタル表示するものである。7つの要素(セグメント)を備えるため、7セグLEDあるいは7セグ表示器(7セグメント表示器)と呼ばれる。
パチンコ機においては、7セグ表示器による特別図柄表示装置(メインデジタル)を備えるものがある。特別図柄は、特別図柄表示装置に表示される数字や絵柄であり、その機種の大当たり・ハズレを表示する図柄のことである。特別図柄が変動している時間は、特別図柄変動時間と呼ばれ、これは要するに「デジタル回転時間」である。
7セグ表示器に表示される文字や記号などにより確変図柄に昇格するのかしないのか解るようになっている。確率変動(確変)とは、デジパチタイプや権利物タイプのパチンコに搭載されているシステムの一つで、大当たり(特別電動役物の開放)確率や小当たり(普通電動役物の開放)確率を上昇させることにより、次の大当たりを容易に得ることを可能にするシステムである。
また、7セグ表示器の表示により、時短の有無もわかるようになっている。時短つまり「時間短縮」は、デジパチタイプや権利物タイプのパチンコに搭載されている機能であり、大当たり(特別電動役物の開放)終了後、強力なデジタル短縮機能と普通電動役物(電動チューリップなど)の開放による始動口(スタートチャッカー)への入賞のサポート(いわゆる「電チューサポート」)を組み合わせ、一定回転数まで持ち玉を減らさずに効率よく回転させる機能、あるいは、特別図柄(メインデジタル)の変動時間を通常よりも短縮し、時間効率を高める機能を指す(単に「時短」といった場合は前者を指すことが多く、後者は「短縮機能」などと呼ばれる)。
7セグ表示器の表示は刻々と変化する特殊なパターン(英数字とは異なる不規則な表示パターン)であり、遊技者の目を楽しませるが、その意味する内容、つまり確変図柄に昇格するのかしないのか、時短の有無は容易に分からないようになっており、遊技機の演出として遊技者に期待や緊張感を与えるようになっている。7セグ表示器の表示はそのような目的を達成できるように設計されている。
特開2004−298370号公報 遊技状態に応じテーブルの乱数上限値を変更可能にした。 特開2008−086492号公報 乱数カウンタの初期値に1ループごとに初期値を加算し、乱数更新処理のスタート位置を変更する。
7セグ表示器の特別図柄の表示形態と、当該図柄の確定後に起こり得る事象(大当たりかそれとも小当りか、確変か時短か、時短の回数はいくらか等)との対応を遊技者に暗記されると、遊技者に期待や緊張感を与えることにならず、遊技性に多大な影響を及ぼす可能性がある。
このような不都合を解決するために、遊技機の7セグ表示器の表示において、特別図柄の表示形態を多様にすることが考えられる。
特別図柄の表示形態を決定するプログラム手段として一般的に考えられるのは、以下の2通りである。
(手法1)図柄の表示形態をテーブル化し、そのデータを選択することをプログラムする。
(手法2)プログラムによって更新された乱数やカウンタの値を表示データとして当てはめる。
上記(手法1)についてはテーブルの容量が増え、遊技機の限られたデータ容量を圧迫することとなり効率的でないという問題が有り、上記(手法2)については、表示形態に、例えば、ひとつのセグメントしか発光しない(1ビットしか立たない)覚えやすい表示形態が含まれてしまい上記課題を解決できない、さらに、乱数値によっては全てのセグメントが消灯する表示形態があり得るが、これは故障と区別できない、などといった問題が発生する。
本発明は、上述したテーブルの容量が増える、覚えやすい表示形態が含まれるなどの問題を発生することなく、特別図柄の表示形態を多様にすることのできる遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、抽選処理を含む遊技に係る制御処理を実行する制御部と、複数の発光素子を含み、前記複数の発光素子の少なくとも一部が個別に点灯又は消灯される第1表示部と、複数の発光素子を含む第2表示部と、前記制御部から前記抽選処理の結果を受けてこれに基づき前記第1表示部及び前記第2表示部の前記発光素子の点灯又は消灯を制御する表示制御部とを備え、
前記第1表示部及び前記第2表示部は一体となって前記抽選処理の結果を表示するものであり、
前記抽選処理の結果は、前記第1表示部の表示態様を決定するための第1乱数と、前記第2表示部の表示態様を決定するための第2乱数とを含み、
前記表示制御部は、
前記第2乱数に基づき前記第1乱数を変換する変換部と、
前記変換部で変換された前記第1乱数を前記第1表示部の前記複数の発光素子の前記少なくとも一部にそれぞれ対応する複数のビットの値に変換するテーブルとを含み、
前記テーブルで変換された前記複数のビットの値に基づいて前記第1表示部の前記複数の発光素子の前記少なくとも一部をそれぞれ点灯又は消灯し、
前記第2乱数に含まれる複数のビットの値に基づいて前記第2表示部の前記複数の発光素子をそれぞれ点灯又は消灯させる、ものである。
前記第1表示部は7セグメント表示器であり、前記第2表示部は前記7セグメント表示器の近傍に設けられる複数の発光素子であり、
前記テーブルは、前記7セグメント表示部の点灯パターンを予め記憶するものであり、
前記表示制御部は、さらに、前記テーブルにおいて、前記変換部で変換された前記第1乱数に対応する点灯パターンが存在しないときに、前記変換部で変換された前記第1乱数を前記点灯パターンの存在する値に変換する値調整部を含む、ようにしてもよい。
この発明によれば、抽選処理の結果を、第1表示部の表示態様を決定するための第1乱数と、第2表示部の表示態様を決定するための第2乱数とに分け、前記第2乱数に基づき前記第1乱数を変換し、変換された値に基づき第1表示部の点灯制御を行うので、第1表示部及び第2表示部で行う特別図柄の表示形態を多様にすることができる。しかも、第1表示部の点灯制御に用いるテーブルのデータ量を抑制することができる。
遊技機の表面構造を示す斜視図である。 遊技機の裏面構造を示す斜視図である。 遊技者から見た盤面の様子を示す図(正面図)である。 発明の実施の形態に係る遊技機の機能ブロック図である。 制御部のハードウエア構成の説明図である。 発明の実施の形態に係る遊技機の特別図柄表示制御系統のブロック図、及び、特別図柄表示部の構成(配置)の説明図(平面図)である。 発明の実施の形態に係る遊技機の変換テーブルの説明図である。 発明の実施の形態に係る遊技機の特別図柄表示制御の処理フローチャートである。 発明の実施の形態に係る遊技機の特別図柄表示態様の説明図である。 遊技機の特別図柄表示態様の説明図(比較例)である。
弾球遊技機の構造概略について図1及び図2を参照して説明を加える。
まず、図1を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の外部的構造につき説明する。
外枠50は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備など)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。
本体部材51は、外枠50の内部に備えられ、ヒンジ部51aを介して外枠に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。この本体部材51は、枠状に形成されその内側に空間部を有している。
開口枠扉52は、遊技機の前面側となる前記本体部材51の前面に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。
なお、開口枠扉52の開口部にガラス製又は樹脂製からなる透明板部材が設けられ、開口部近傍に電飾52a、スピーカ52b、などが取り付けられている。
後述する遊技盤(図1では示していない)は、本体部材51の空間部に臨むように、本体部材51に所定の固定部材を用いて着脱自在に装着されている。遊技盤の本体部材51への装着後は、その遊技領域を前記開口部より観察することができる。
球受皿付き扉53は、遊技機前面において本体部材51の下部に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、遊技球を貯留する球受皿を少なくとも備えた扉部材である。なお、本実施形態における球受皿付き扉には、以下の部材が取り付けられている。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ発射駆動装置48へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿。
(2)該貯留され発射駆動装置48へと案内された遊技球を前記遊技盤10の盤面11に設けられた遊技領域へと打出す操作を行う回動式操作ハンドル48b。
(3)ブリペイドカード読込み処理関係及び借り受ける遊技球の貸出し処理関係の指示をするボタンを備えた球貸し関係の操作部。
(4)球受皿に貯留させた遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出解除するための球受皿用の貯留球排出操作ボタン。
次に、図2を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の内部的構成を説明する。
40は、前述したように、本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。
40bは、前記本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、前記制御部40にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部である。
42は、賞球の払い出し制御を行う払出制御部である。
43は、遊技球を払い出す遊技球払出装置である。
44は、図示しないランプや電飾52aを制御する電飾制御部である。
46は、スピーカ52bを制御駆動して音響を発生させる音響制御部である。
49は発射駆動装置48を制御する制御装置であって、回動式操作ハンドル48bを介して遊技球を盤面に設けられた遊技領域へと打出し制御を行うための発射制御装置である。
図3は遊技機の遊技盤の正面図である。
図3において、11は遊技盤10の盤面である。盤面11は、誘導レール12と、誘導レール12で区画された略円形の遊技領域を落下した遊技球を外部へ導く排出口(アウト口)13と、遊技領域を移動する遊技球の方向を変化せしめる釘14や風車14aなどの障害物を複数個備える矩形の盤面である。
前述した盤面11の遊技領域は、誘導レール12(遊技球を滑走させる滑走部と遊技球を規制する規制部を含む)により略円形状となるように区画形成され、打出された遊技球の移動範囲を規制する領域である。前記滑走部に規制部が続くように設けられている。前記滑走部は全体として螺旋をなして盤面11に配設されている。
前記排出口(アウト口)13は、遊技領域に投入された遊技球が集束する位置に設けられた回収開口部である。
障害物14としての遊技釘は、遊技球と接触させることにより移動方向を不規則にし、又は移動方向を規制するために、盤面11の適宜な位置に打込まれる複数の棒状部材である。
30aは、遊技領域の中央やや上側に設けられ、演出用表示ランプやLCD(液晶表示装置)などの可変表示部をひとつ又は複数有する可変表示装置(センター役物)である。
図3では、盤面11の左側に7セグLED(7セグ表示器)55が設けられている。
30bは、スルーチャッカー(入賞チャッカー)である。
30cは、普通入賞口を有する普通入賞装置である。
30dは、始動入賞口を有するスタートチャッカー(始動入賞装置)である。
30eは、大入賞口を有するアタッカーである。
以下の説明で、30b乃至30dをまとめて入賞口30などと記すことがある。
なお、図示されていないが、上記30b、30c、30dの内部には球通過検出器20b、20c、20dが設けられている(同図の括弧内の符号はそのことを意味する)。
スタートチャッカー30dの始動入賞装置は特定入賞装置と、アタッカー30eの大入賞装置は特別入賞装置とも呼ばれる。
スタートチャッカー(始動入賞装置)30dは、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる可動片をその両側に備え、遊技球を入賞させることにより可変表示を行わせると共に賞球を遊技者に獲得させる入賞装置である。
アタッカー(大入賞装置)30eは、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態となる可動扉が駆動制御されるものであり、遊技球を入賞させることにより他の入賞装置と比較してより多くの賞球を獲得させる入賞装置である。
図4は本発明の実施の形態に係る遊技機の機能ブロック図である。
40は、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部(「メイン基板」とも呼ばれる)である。制御部40は遊技領域を移動(流下)して入賞口30b〜30dを通過した遊技球をそれぞれ検出する球通過検出器20b〜20dの信号を入力とし、入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた抽選・判定を行う入賞判定部40aを含む。
41は可変表示装置(センター役物)30aの演出用表示ランプを点灯させたり、LCD(液晶表示装置)に演出に係る画像を表示させる表示制御部である(後述の副制御部40bと併せて「サブ基板」とも呼ばれる)。
可変表示装置(センター役物)30aのLCDは、大当り状態に係わる特定図柄を変動表示すると共に背景画像や各種のキャラクタなどをアニメーション的に表示する装置である。スタートチャッカー(始動入賞装置)30dを遊技球が通過したことが検出されると、表示される図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のスタートチャッカー(始動入賞装置)30dの通過時点において抽選された抽選用乱数値により決定される停止図柄をLCDに表示して停止するようになっている。アタッカー30eは、前方に開放可能な開閉板を備える。LCDの変動停止後の図柄が「777」などの当り図柄のとき、「大当り」と称する特別遊技が開始され、アタッカー30eの開閉板が予め定めた回数だけ開放されるようになっている。アタッカー30eの開閉板が開放された後、所定時間が経過し、又は所定数の遊技球が入賞すると開閉板が閉じる。
42は、入賞判定部40aの信号を受けて入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた遊技球払出装置43を制御する払出制御部である。
43は、遊技利益として入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた所定数の遊技球を払出す駆動源を備えた遊技球払出装置である。
また、制御部40は、7セグLED55を制御する7セグLED表示制御部47を含む。7セグLED55は、例えば、後述するような、7セグメントLEDと2個のLED(計10ビットのデータに対応する)により表示される特別図柄表示装置である。
40bは、制御部40にて生成した処理情報を得ることにより、光の点滅・音響の発生などの演出を含む所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部(「サブ基板」とも呼ばれる)である。
44は、遊技盤10あるいは遊技機筐体に設けられたランプ・電飾52aなどを点灯制御するためのランプ制御部である。
46は、遊技盤10あるいは遊技機筐体に設けられたスピーカ52bを通じて効果音・音声を発生させる音響制御部である。
PSは、制御部40、副制御部40bその他のユニットに+5Vなどの直流電圧を供給する電源部である。電源部PSは、電源をオンオフする電源スイッチPWとともに、メモリクリアスイッチMCLRを備えている。電源スイッチPWをオンする際に、メモリクリアスイッチMCLRを操作することで、メモリをクリアして遊技機を初期状態から起動することができる。
遊技球が遊技領域に設けられた入賞装置30b〜30dには、それぞれ内部に球通過検出器(例えばスイッチ)20b〜20dが設けられ、遊技球の通過を検出できるようになっている。いずれかの入賞装置30b〜30dの位置を通過すると、これを球通過検出器20b〜20dが検出し、これを受けて入賞判定部40aが所定の抽選・判定処理を行う。例えば、球通過検出器20bがスルーチャッカー(入賞チャッカー)30bを通過した遊技球を検知したとき、所定の抽選を行い、当選したときはスタートチャッカー(始動入賞装置)30dを所定時間開放する。すなわち、スタートチャッカー(始動入賞装置)30dの左右両側に互いに対向して設けられた一対の可動片を、それぞれ外側へ開放させる。併せて当選の旨を可変表示装置(センター役物)30aに表示する。そして、遊技球がスタートチャッカー(始動入賞装置)30dを通過したことを検知したとき、所定の抽選を行い、当選したときはアタッカー30eの大入賞装置を開放する。
7セグLED表示制御部47は、制御部40に設けられた入賞判定部40aにおける所定条件の成立(例えば、始動入賞装置30dヘの遊技球の入賞等)に基づく電子的な当否抽選の結果に応じて、その識別表示情報を7セグLED表示制御部47に可変表示させる表示制御装置である。例えば、入賞判定部40aは、プログラムのメインループの実行中にタイマ割込が発生したとき、乱数更新処理を実行し、そのソフトウエア乱数に基づき図柄決定乱数を生成する。
図5は、制御部40のハードウエア構成の説明図である。図4の制御部40は、実際には図5のハードウエア構成で実現される。すなわち、複数のビット(配線)からなるバスBUSに、CPU(処理装置)、ROM(不揮発性記憶部)、メモリM(読み出し及び書き込み可能なメモリ、RWM)及びI/O(入出力装置)が接続されている。なお、CPU、I/Oなどはひとつのチップに形成され、ひとつのユニット(IC)としてまとめられていることもある。
図5のI/Oには、7セグLED55が接続されている。I/Oは、7セグLEDの複数のセグメントと直結されていて、各セグメントを独立に点灯又は消灯させることができる。これにより、プログラムにより数値以外の表示も可能になっている。ここで、「直結」とは、CPUから7セグLEDの複数のセグメントをそれぞれ独立に点灯又は消灯させることができるように接続されているということを意味する。したがって、I/Oと7セグLEDの間に駆動回路(バッファ)が設けられていたとしても、上記のように点灯又は消灯させることができれば、「直結」されていることになる。これに対し、I/Oと7セグLEDの間にデコーダIC(汎用ICとして74LS47、4511などがある)が設けられている場合は、「直結」ではない。
図4の制御部40で実行される遊技に係る演出処理は、図5のROMに予め記憶されたプログラムに従ってCPUが動作することで実行される。CPUは、処理を行う際に各種データをメモリMに記憶させ、必要に応じて読み出し、処理を行い、必要に応じて再度記憶する、といった処理を行う。メモリMはバッテリバックアップを受けていることがあり、この場合は電源断の間でもその記憶内容は保持されている。
図6(a)は、発明の実施の形態に係る7セグLED表示制御部47の機能ブロック図である。上述のように、7セグLED表示制御部47は図5の回路が所定のプログラムを実行することで実現されるが、図6は当該処理をブロック図で表現したものである。なお、図6に即して7セグLED表示制御部47をハードウエアで構成することもできる。
図6(b)は、7セグLED55の構成例を示す。7セグLED55は、複数の発光素子を含み、数字などの図柄の表示が可能な第1表示部(一般的な7セグLED)と、複数の発光素子(例えば発光ダイオード)を含む第2表示部とを備えるものである。図6の例では、7セグLED55は、8つの発光素子55a〜55hを備える7セグLEDとこれに隣接して設けられた(関連して配置された)2つのLED55−1及び55−2とからなる。従来の遊技機はLED55−1及び55−2を備えていない。第1表示部及び第2表示部により、発明の実施の形態の7セグLED55は、従来では不可能であった表現を可能にするものである。第1表示部55a〜55h及び第2表示部LED55−1及び55−2は一体となって抽選処理の結果を表示するものである。
なお、第1表示装置は複数の発光素子を含み、様々な態様の表示が可能なものであればよく、7セグメントLEDでなくても構わない。英数字を表示しないものであってもよい。7セグメントLEDは、7つあるいは8つの発光素子を含むが、これ以上の発光素子を含んでもよい。この場合、第1乱数のビット数では足りない発光素子(8ビットのとき第9番目以降の発光素子)は常時点灯あるいは常時消灯、又は第1乱数以外の情報に基づき点灯又は消灯させるようにしてもよい。
図6(a)の変換部471、値調整部472及び乱数A−表示パターンテーブル(以下、単に「テーブル」と記す)473が、7セグLED表示制御部47を構成する。
471は、図柄決定乱数B(第2乱数)に基づき図柄決定乱数A(第1乱数)を変換する変換部である。
上述のように、図柄決定乱数は入賞判定部40aで生成されるものであるが、当該図柄決定乱数は複数のビットから成る2進数であり、例えば、それらビットの一部を図柄決定乱数Bとし、残りを図柄決定乱数Aとする。図柄決定乱数Bで点灯駆動されるLEDが2つであれば、図柄決定乱数Bは2ビットである。
472は、乱数A−表示パターンテーブル473において、変換部471で変換された結果に対応する点灯パターンが存在しないときに、前記変換部で変換された前記第1乱数を前記点灯パターンの存在する値に変換する値調整部である。例えば、図柄決定乱数Aに図柄決定乱数Bを加算又は減算することでテーブル473の表の範囲を外れたときに、それを表の範囲に戻すものである。典型的には、テーブル473の入力範囲(ビット)を外れたときに、剰余を求めること、あるいは予めさだめられた定数を減算又は加算することなどを行う。あるいは単に、桁あふれを無視し下位ビットのみを有効とするようにしてもよい。
473は、7セグメント表示部の点灯パターンを予め記憶するもの、すなわち、変換部471で変換された値(値調整部472で調整されたときはその値)を第1表示部の複数の発光素子55a〜55hにそれぞれ対応する複数のビットの値に変換するテーブルである。テーブルの例を、図7に示す。同図は説明の便宜のために簡略化したものであり、実際ははるかに大きな表である。同図の例は、入力が0〜3(2ビット)のいずれかであり、これらに発光素子55a〜55hの点灯又は消灯のいずれかの値が対応付けられている(同図中でa〜hは、それぞれ55a〜55hを意味する)。同図では、0が消灯を示し、1が点灯を示す。入力が0であるときAに相当する表示が行われ、入力が1であるときLを左右反転させたような表示が行われ、入力が2であるときhに相当する表示が行われ、入力が3であるときPに相当する表示が行われる(図10参照)。
7セグLED表示制御部47は、テーブル473で変換された複数のビットの値に基づいて第1表示部の複数の発光素子55a〜55hをそれぞれ点灯又は消灯し、図柄決定乱数Bに含まれる複数のビットの値に基づいて第2表示部の複数の発光素子55−1,55−2をそれぞれ点灯又は消灯する。
図8は、図6(a)の装置の処理フローチャートを示し、図9は、当該処理による第1表示部55a〜55hと第2表示部55−1,55−2の点灯の様子を示す説明図である。以下、これらを参照して、発明の実施の形態の装置の動作を説明する。
S1:図柄決定乱数A及びBを受ける。
入賞判定部40aで生成される図柄決定乱数を受ける。前述のように図柄決定乱数に含まれる複数のビットを図柄決定乱数AとBに分ける。
S2:図柄決定乱数Bに基づき第2表示部で表示を行う。
例えば、図柄決定乱数Bが2ビットの場合、00Bのとき発光素子55−1と55−2はいずれも消灯、01Bのとき発光素子55−1のみ点灯、10Bのとき発光素子55−2のみ点灯、11Bのとき両方の発光素子が点灯するように制御する。
この例では図柄決定乱数Bの各ビットと発光素子が一対一で対応しているが、これには限定されない。例えば、4つの発光素子を備え、00Bから11Bまで変化する際にひとつの発光素子を順番に点灯するやり方(デコーダ方式)でもよい。
S3:図柄決定乱数Bに基づき図柄決定乱数Aを変換する。
図6(a)の例では、(変換された図柄決定乱数A)=(図柄決定乱数A)−(図柄決定乱数B)という変換を行っている。これにより、図柄決定乱数Aは図柄決定乱数Bの影響を受け、たとえ図柄決定乱数Aが一定であってもこれによる第1表示部の表示形態は、図柄決定乱数Bにより変化する(図9参照)。
このように、7セグ表示器の特別図柄の表示形態と、当該図柄の確定後に起こり得る事象との対応関係が複雑になり、遊技者にとって暗記しづらくなり、したがって、遊技者に期待や緊張感を与えることができる。
参考までに、S3の変換を行わない場合の表示パターンを図10に示す。同図からわかるように、図柄決定乱数Aが一定であれば、図柄決定乱数Bの値にかかわらず第1表示部の表示形態は同じであるから、遊技者は特別図柄の表示形態と当該図柄の確定後に起こり得る事象との対応関係を容易に暗記することができる。
なお、上述のように、変換した結果の値を調整するようにしてもよい。
上記変換方式は一例であり、他のやり方を採用することができる。他の例を列挙する。
・図柄決定乱数Aと図柄決定乱数Bを加算する。
・図柄決定乱数Aと図柄決定乱数Bを乗算する。
・図柄決定乱数Aの各ビットを図柄決定乱数Bに基づきシフトする。
・図柄決定乱数Aと図柄決定乱数Bの論理演算(論理和、論理積、排他的論理和など)を行う。
S4:変換された図柄決定乱数Aに基づきテーブルを参照し第1表示部の表示パターンを得る。
例えば、図7のテーブルに従い、変換された図柄決定乱数Aを複数の発光素子55a〜55hの点灯パターン(0又は1)に変換する。
S5:得られた表示パターンに基づき第1表示部で表示を行う。
S4で得た点灯パターン(0又は1)に従って、複数の発光素子55a〜55hをそれぞれ点灯する。
以上の処理により、図9に示すように、図柄決定乱数Bの値により、図柄決定乱数Aの表示パターンが変化する。同図において、図柄決定乱数Bが1増えるごとに、図柄決定乱数Aの表示パターンはひとつずつ繰り下がる。図柄決定乱数Bは2ビットであるから、4増えると元に戻る(4mod4=0)。
この発明の実施の形態によれば、次のような効果を奏する。
(効果1)図柄決定乱数Bに基づき図柄決定乱数Aを変換しているので、遊技機の7セグ表示器の表示おいて、特別図柄の表示形態を多様にすることができる。
(効果2)テーブルを用いて表示パターンに変換しているので、例えば、ひとつのセグメントしか発光しない(1ビットしか立たない)ような、覚えやすい表示形態を避けることができる(そのような単純なパターンを予めテーブルから除くことができる)。
(効果3)しかも、テーブルを用いつつ、そのデータ量を抑制することができる。図柄決定乱数をAとBとに分けずにそのまま使用する場合と比べて、必要なデータ量は少なくて済む。
上記(効果3)について補足説明を加える。
例えば、図柄決定乱数が10ビットであり、図柄決定乱数Bが2ビットで、図柄決定乱数Aが残り8ビットであるとする。
7セグメントLEDである第1表示部は、最大256パターン(全消灯含む)の表示形態を持つ。下部LEDである第2表示部は、最大4パターン(全消灯を含む)の表示形態を持つ。このため、併せて1024(=256×4)パターンの表示形態を作成することができる。
もし、図柄決定乱数Bに基づき図柄決定乱数Aの変換を行わないと、いかに多くの表示パターンを持つとしても、第1表示部の表示パターンだけで図柄の種別が判別可能となってしまうため、第2表示部は意味をなさなくなる。
そこで、発明の実施の形態では、上述の図柄決定乱数Bに基づき図柄決定乱数Aを変換することで第1表示部と第2表示部の組み合わせによる表示パターンを複雑化している。
説明を繰り返すと、次の処理を行っている。
・図柄決定乱数Bに応じてデータテーブルのスタート位置を変更する。
すなわち、図柄決定乱数Bが0のときデータテーブルは0からスタートするが、図柄決定乱数Bが1のときデータテーブルは所定値(例えば15)からスタートする。以下同様に、2の場合は所定値の2倍(30)、3の場合は所定値の3倍(45)からスタートする。
・データテーブルのスタート位置の変更により、テーブルの上限(例えば235)を超えたとき、スタート位置を0に戻す。
・上記例の場合、235×4=940パターンの表示パターンを持つことができるようになる。なお、テーブルの上限が255でないのは、全部消灯、ひとつのセグメントのみが点灯するパターン、数字などの記憶しやすいパターンを、テーブルから予め除いているためである(どのパターンを除くかは任意である)。
仮に、(手法1)図柄の表示形態をテーブル化し、そのデータを選択することをプログラムする、によりメインデジタルの制御を行うようにすると、最大で10ビット=1024の表示パターンをテーブルに記憶する必要があり、最大1kBのデータ容量を必要とする。他の処理も含めて規則で認められているデータ容量は最大3kBであり、特別図柄の表示のためにそのかなりの部分を費やすことは実際上困難である。したがって(手法1)は現実的ではない
発明の実施の形態によれば、データ容量が著しく増えることはない(上記例では四分の一で済む)。7セグメント表示部において判別の容易な表示パターンの出現を回避しつつ、特別図柄の表示形態を多様にすることができる。
なお、この発明の実施の形態は、スロットマシンのような他の遊技機についても適用できる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
40 制御部
40a 入賞判定部
47 7セグLED表示制御部
55 7セグLED
55a〜55h 第1表示部
55−1,55−2 第2表示部
471 変換部
472 値調整部
473 乱数A−表示パターンテーブル

Claims (2)

  1. 抽選処理を含む遊技に係る制御処理を実行する制御部と、複数の発光素子を含み、前記複数の発光素子の少なくとも一部が個別に点灯又は消灯される第1表示部と、複数の発光素子を含む第2表示部と、前記制御部から前記抽選処理の結果を受けてこれに基づき前記第1表示部及び前記第2表示部の前記発光素子の点灯又は消灯を制御する表示制御部とを備え、
    前記第1表示部及び前記第2表示部は一体となって前記抽選処理の結果を表示するものであり、
    前記抽選処理の結果は、前記第1表示部の表示態様を決定するための第1乱数と、前記第2表示部の表示態様を決定するための第2乱数とを含み、
    前記表示制御部は、
    前記第2乱数に基づき前記第1乱数を変換する変換部と、
    前記変換部で変換された前記第1乱数を前記第1表示部の前記複数の発光素子の前記少なくとも一部にそれぞれ対応する複数のビットの値に変換するテーブルとを含み、
    前記テーブルで変換された前記複数のビットの値に基づいて前記第1表示部の前記複数の発光素子の前記少なくとも一部をそれぞれ点灯又は消灯し、
    前記第2乱数に含まれる複数のビットの値に基づいて前記第2表示部の前記複数の発光素子をそれぞれ点灯又は消灯させる、ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1表示部は7セグメント表示器であり、前記第2表示部は前記7セグメント表示器の近傍に設けられる複数の発光素子であり、
    前記テーブルは、前記7セグメント表示部の点灯パターンを予め記憶するものであり、
    前記表示制御部は、さらに、前記テーブルにおいて、前記変換部で変換された前記第1乱数に対応する点灯パターンが存在しないときに、前記変換部で変換された前記第1乱数を前記点灯パターンの存在する値に変換する値調整部を含むことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
JP2010139293A 2010-06-18 2010-06-18 遊技機 Expired - Fee Related JP5480029B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010139293A JP5480029B2 (ja) 2010-06-18 2010-06-18 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010139293A JP5480029B2 (ja) 2010-06-18 2010-06-18 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012000325A JP2012000325A (ja) 2012-01-05
JP5480029B2 true JP5480029B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=45533004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010139293A Expired - Fee Related JP5480029B2 (ja) 2010-06-18 2010-06-18 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5480029B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6617069B2 (ja) * 2016-04-08 2019-12-04 山佐株式会社 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012000325A (ja) 2012-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5346714B2 (ja) 遊技機
JP4797654B2 (ja) 遊技機
JP5899543B2 (ja) 遊技台
JP5346715B2 (ja) 遊技機
JP5635953B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2011125587A (ja) 遊技台
JP2006280917A (ja) 遊技機及びその演出方法
JP5425546B2 (ja) 遊技機
JP2007037857A (ja) スロットマシン
JP2007029540A (ja) 遊技機
JP5480029B2 (ja) 遊技機
JP2007000415A (ja) スロットマシン
JP4798316B2 (ja) 遊技機
JP5680318B2 (ja) 遊技機
JP2012239682A (ja) パチンコ機
JP2009066043A (ja) スロットマシン
JP2010178972A (ja) 遊技機
JP7405442B2 (ja) 遊技機
JP2020078398A (ja) 遊技機
JP4798315B2 (ja) 遊技機
JP2011092604A (ja) パチンコ遊技機
JP4973777B2 (ja) 遊技機
JP2022189291A (ja) 遊技機
JP6181424B2 (ja) 遊技機
JP2020078400A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5480029

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees