JP5478866B2 - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、格納位置と使用位置との間を移動するストロボを備えた撮像装置、その制御方法及びプログラムに関するものである。
近年、デジタルカメラは、静止画の撮影に加えて動画の撮影を行う機能を有するものがある。その中でも、一眼レフデジタルカメラの場合は、内蔵ストロボを必要に応じてポップアップさせて利用する、いわゆるポップアップストロボを有するものが多くある。ポップアップストロボは、動画撮影中に必要とすることはない。しかしながら、動画撮影中に動画撮影を一瞬止めて静止画を撮ることができるような一眼レフデジタルカメラでは、静止画を撮るときにストロボが必要であるとの測光結果を得た場合、ストロボがポップアップする。
上述した一眼レフデジタルカメラにおいて、ストロボがポップアップするときに、手ぶれ防止のセンサがメカの振動を検知してしまうことで、手ぶれ制御に対して誤作動を引き起こす可能性がある。このような問題に対して、特許文献1では、動画撮影中にストロボがオートポップアップするとき、手ぶれ防止装置に対し所定の時間、手ぶれ制御を停止するような処理を行なっている。
特開2005−173467号公報
一方、動画撮影中にストロボをポップアップさせるには、モータ等により自動でポップアップさせる場合と、フックを外す等して手動でポップアップさせる場合とがある。モータ等により自動でポップアップさせる場合、ポップアップ駆動が何らかの要因で阻害されてしまい、ストロボのポップアップが行われない場合があった。
ここで、静止画撮影の場合、ストロボのポップアップが行われなかったとしても、ストロボ駆動の失敗処理において、エラー処理を行ない、撮影にストロボが必要な状況であったがストロボを使用することができなかったことを撮影者に通知することができる。
しかしながら、動画撮影中の場合、静止画撮影の場合と同じような処理をすると、撮影中である動画撮影の操作性に影響を与えてしまうという問題がある。すなわち、動画撮影は継続できるのに、エラー表示をすることで、撮影中の動画の表示を確認することができなかったり、ポップアップ失敗のエラー状態から復帰するために一旦動画撮影を中断する操作が要求されたりしてしまうという問題がある。なお、特許文献1では、動画撮影中にストロボのポップアップが失敗した場合の処理についての課題、解決手段については何ら開示されていない。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、動画撮影中にストロボのポップアップが失敗した場合であっても、動画撮影を良好に行うことができるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮像素子と、格納位置と使用位置との間を移動する発光手段と、前記撮像素子から連続して出力される画像信号を連続して記録する動画撮影を実行しているときに、動画を表示する画像表示手段と、を備える撮像装置であって、前記発光手段が前記使用位置に位置するように指示する指示手段と、前記発光手段が前記使用位置に位置するかどうかを検知する検知手段と、前記指示手段により前記発光手段が前記使用位置に位置するように指示された後に、前記検知手段により前記発光手段が前記使用位置に位置しないことが検知される場合、エラー処理を行うエラー処理手段とを有し、前記エラー処理手段は、前記動画撮影を実行しているときには、前記動画撮影を終了した後、前記発光手段が前記使用位置に位置していなかったことを前記画像表示手段にて通知することを特徴とする。
本発明によれば、動画撮影中に発光手段が使用位置に位置しない場合であっても、動画撮影を妨げることなく、良好に行うことができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るカメラ(撮像装置)の外観を示す図である。図1(a)は、カメラの正面図である。図1(b)は、カメラの背面図である。
図1に示すように、カメラ100は、レリーズボタン101と、ストロボ102と、ストロボアップボタン103と、背面ディスプレイ104と、防振レンズ105とを含んでいる。
レリーズボタン101は、2段階で押し込むことができるスイッチである。ユーザが半押しすることにより、1段目のSW1(第1のスイッチ)がONになる。また、ユーザが全押しすることにより、2段目のSW2(第2のスイッチ)がONになる。
ストロボ102は、閃光発光装置である。ストロボ102は、格納位置と使用位置との間を移動することができるように構成されている。格納位置とは、ストロボ102がダウン状態であって、カメラ本体に格納される位置をいう。本実施形態のカメラは、ペンタプリズムの上部に格納されるように構成されている。また、使用位置とは、ストロボ102がアップ状態であって、カメラ本体の上部に突出した位置をいう。
ストロボアップボタン103は、ストロボ102を手動で突出させるための押しボタン式スイッチである。
背面ディスプレイ104は、カメラ100本体の背面に設けられた画像表示部である。背面ディスプレイ104には、カメラ100が撮影している動画を表示したり、各種設定メニューをGUI形式で表示したり、カメラ100の測光値や動作状態を表示したりする。
防振レンズ105は、光学式手ぶれ防止駆動装置を有するレンズである。図1に示す防振レンズ105は、カメラ100本体と着脱することができるものである。
次に、図2を参照して、本実施形態に係るカメラの回路図について説明する。図2は、本実施形態に係るカメラの回路図の一例を示す図である。
カメラ100は、MPU206、AFセンサ226、交換レンズドライバ214を含んでいる。
MPU206は、カメラ100の制御用マイクロプロセッサである。本実施形態のMPU206は、ROM又はフラッシュメモリ、EEPROM等の不揮発性メモリとRAMのような揮発性メモリとを備え、更に、各種I/O回路を組み込んであるワンチップマイコンである。したがって、図2では、MPU206とその他の回路のインタフェイスの詳細は省略して図示している。例えば、MPU206とAFセンサ226との接続は、実線で繋いでいるが、実際はシリアル通信インタフェイスにより接続されている。
AFセンサ(AF−SNS)226は、焦点を調節する。AFセンサ226は、レンズ光学系からの光束が分割されて撮像面と光学的に等しく位置付けられた面とに配置されている。AFセンサ226は、MPU206からのシリアル通信による制御に基づいて作動する。AFセンサ226は、位相差AFで利用するための焦点検出データをシリアル通信で、MPU206に送信する。
交換レンズドライバ(LCM)214は、MPU206からの制御に基づいて交換レンズの接続端子に対して電源供給を行なったり、シリアル通信の中継を行なったりする。
本実施形態のカメラ100は、交換レンズ212を着脱することができる。図2では、鎖線で囲まれた矩形領域が交換レンズ212である。交換レンズ212は、図1に示す防振レンズ105に対応する。交換レンズ212は、絞り装置209、光学式手ぶれ防止駆動装置210、レンズ制御用マイクロプロセッサ211、モータ208、エンコーダ207を含んでいる。
絞り装置(EMD)209は、絞りを制御するものである。
光学式手ぶれ防止駆動装置(ISU)210は、手ぶれを防止するためにレンズを移動させて、ぶれ補正を行なう駆動装置である。
レンズ制御用マイクロプロセッサ(LPU)211は、交換レンズ212全体を制御する。
モータ(LMTR)208は、フォーカシングレンズの駆動を行なうモータである。
エンコーダ(ENCF)207は、モータ208によるレンズの駆動を読み取るものである。
また、カメラ100は、ディスプレイドライバ224、ストロボポップアップ用のスイッチ204、画像表示部225、第1のスイッチ222、第2のスイッチ223を含んでいる。
ディスプレイドライバ224は、画像表示部225を駆動するものである。ディスプレイドライバ224は、動画撮影のときに撮影している画像を表示したり、エラーになったときにメッセージを表示したりする。ディスプレイドライバ224は、MPU206からの通信により制御されて表示を行なう。また、ディスプレイドライバ224には、スイッチ入力ポートが設けられている。したがって、ディスプレイドライバ224は、通信によりMPU206に対し、スイッチ検知状態を通知することができる。
ストロボポップアップ用のスイッチ204は、ディスプレイドライバ224に接続されている。図1に示すストロボアップボタン103がユーザによって押下されることにより、ストロボポップアップ用のスイッチ204がONになる。ストロボポップアップ用のスイッチ204がONになると、ディスプレイドライバ224は、通信によりMPU206に対し、スイッチ検知状態を通知する。
画像表示部(DSP)225は、タッチパネル式であり、図1に示す背面ディスプレイ104に対応する。
第1のスイッチ222は、図1に示すレリーズボタン101のSW1に対応する。
第2のスイッチ223は、図1に示すレリーズボタン101のSW2に対応する。
第1のスイッチ222と第2のスイッチ223とは、MPU206の割り込みポートに接続されている。したがって、MPU206は、第1のスイッチ222と第2のスイッチ223とのON/OFFの変化を検知することができる。
また、カメラ100は、モータ203、第1の信号出力ポート218、第2の信号出力ポート219、第1の電磁石216、第2の電磁石217、ストロボ202、ポップアップ開始検知スイッチ227、ポップアップ位置検知スイッチ205を含んでいる。
モータ(MTR)203は、カメラ100の動作に用いるものである。モータ203は、正転することで撮影動作を行い、逆転することでストロボポップアップ動作を行うようになっている。
第1の信号出力ポート(SMG1)218と第2の信号出力ポート(SMG2)219とは、カメラ100のシャッタ走行を制御するための信号を出力するポートである。第1の信号出力ポート218は、増幅器を介して第1の電磁石(MG1)216に接続されている。また、第2の信号出力ポート219は、増幅器を介して第2の電磁石(MG2)217に接続されている。
ストロボ(POPST)202は、図1に示すストロボ102に対応する。ストロボ202は、モータ203が逆転することでストロボ202を係止しているフックが外れ、スプリングの付勢力によりポップアップする。この機構は、ストロボ202を使用位置に駆動する駆動部の一例に対応する。
ポップアップ開始検知スイッチ(POPCTL)227は、ストロボ202のポップアップ開始を検知するスイッチである。ポップアップ開始検知スイッチ227は、モータ203が回転したときに信号が変化するモータ駆動位相基板と接触している。ポップアップ開始検知スイッチ227は、モータ203の逆転によりストロボ202を係止しているフックが外れるところまで駆動が進んだことを検知する。
ポップアップ位置検知スイッチ(POPEND)205は、ストロボ202のポップアップ位置を検知するスイッチである。フックが外れてから、スプリングの付勢力でストロボ202のポップアップが完了するまでには、数十〜百数十ミリ秒程度の時間を要する。ここで、ストロボ202は、スプリングの付勢力でポップアップするために、カメラ100の上部に障害物がある等して、ストロボ202が押さえられ、ポップアップできない状況も考慮する必要がある。したがって、ポップアップ開始検知スイッチ227とは別に、ポップアップ位置検知スイッチ205は、ストロボ202の使用位置までポップアップしたことを検知し、ポップアップ動作の完了を検知する。
ポップアップ開始検知スイッチ227によるポップアップ開始の検知と、ポップアップ位置検知スイッチ205によるポップアップ位置の検知との検知結果を合わせることで、ポップアップ駆動によりストロボ202が正常に使用位置に駆動されたかを検知することができる。
次に、図3に示すフローチャートを参照して、動画撮影中に静止画撮影の測光を行ない、ストロボ発光が必要なためオートポップアップを行なうシーケンスについて説明する。図3に示すフローチャートの動作処理は、MPU206が備えるI/Oに接続された各種ハードウェアをROMに格納されたプログラムにより処理することで、実現される。
まず、ステップS301では、カメラ100が動画撮影を開始し、動画撮影中の状態から処理が開始される。すなわち、カメラ100では撮像素子から連続して出力される画像信号を連続して記録する動画撮影をしている。ここでの前提条件として動画を撮影する処理は別のタスクにより処理されている。したがって、図3に示すフローチャートでは、動画撮影中のスイッチ操作や測光結果に応じたストロボポップアップ処理、静止画撮影処理の発端となるイベントを生成するタスクの処理を示している。
ステップS302では、動画撮影中においてユーザは、静止画撮影をするために、図1に示すレリーズボタン101を半押しする。レリーズボタン101が半押されることで、MPU206は、第1のスイッチ222のONを検出する。
次に、ステップS303では、MPU206は、静止画撮影用測光演算を行う。ここでは、MPU206は、動画撮影時の撮像素子の出力等に基づいて静止画撮影に用いる絞り値やシャッタスピード等測光値を求める。
次に、ステップS304では、MPU206は、ステップS303による演算結果に基づいて、ストロボ202が必要であるか否かの条件判定を行なう。なお、測光値に基づいてストロボ202を自動でポップアップしない場合、カメラ100のストロボアップ指示ボタンであるストロボポップアップ用のスイッチ204がONされたか否かを判定してもよい。ストロボ202が必要な場合、ステップS305に処理を進める。ストロボ202が必要ない場合、ステップS316に処理を進める。
ステップS305では、MPU206は、ストロボ202のポップアップを許可するか否かを判定する。ここで、ポップアップを許可しない場合とは、後述するストロボのポップアップが失敗し、ストロボ202をポップアップすることができなかった場合等である。ポップアップを許可する場合、ステップS306に処理を進める。ポップアップを許可しない場合、ステップS316に処理を進める。
ステップS306では、MPU206は、メカニカル制御を行なうタスクに対してストロボのポップアップ駆動を指示するイベントを発生させる。この処理は、指示手段の一例に対応する。モータ203は、逆転することでストロボ202をポップアップ駆動させる。
ステップS307では、MPU206は、メカニカル制御を行なうタスクから、ストロボ202のポップアップが成功したか否かの結果を受信する。すなわち、MPU206は、ストロボ202が正常に使用位置に駆動されたか否かの結果を受信する。この処理は、検知手段の一例に対応する。本実施形態では、ストロボ202が正常にポップアップする場合、ポップアップ開始検知スイッチ227がONになってから、所定の安定時間経過した後、ポップアップ位置検知スイッチ205がストロボ202のポップアップ位置を検知する。したがって、MPU206は、上述の所定の安定時間、ポップアップ位置検知スイッチ205の信号を待機する。
ステップS308では、MPU206は、ストロボ202のポップアップが成功したか否かを判定する。ポップアップ位置検知スイッチ205の信号がポップアップ成功の場合、ステップS315に処理を進める。ポップアップ位置検知スイッチ205の信号がポップアップ失敗の場合、ステップS309に処理を進める。
ステップS309では、MPU206は、ポップアップ失敗を、例えばMPU206のメモリに記憶する。また、MPU206は、ポップアップ失敗の回数をカウントして記憶する。
次に、ステップS310では、MPU206は、リトライ駆動するか否かを判定する。ここでは、動画撮影が行なわれていない場合であって、ポップアップ失敗の回数が2回以下の場合、リトライ駆動を行う。リトライ駆動する場合、ステップS306の処理に戻る。リトライ駆動しない場合、ステップS311に処理を進める。なお、本実施形態では、カメラ100は動画撮影中なので、ステップS311に処理を進める。また、ポップアップ失敗の回数は、2回以下に限られない。例えば、ユーザが任意に設定できるように構成してもよい。
ステップS311では、MPU206は、静止画撮影におけるISO設定の上限をアップさせる処理を行なう。この処理は、変更手段の一例に対応する。すなわち、ここでは、ストロボ202がポップアップ失敗であったため、静止画撮影においてストロボ撮影をすることができない。したがって、MPU206は、ISO設定を一時的に高感度にして、少しでも明るくして撮影を行うようにする。なお、動画撮影が行なわれていない場合、この処理を行わず、MPU206は、ストロボ202のポップアップが失敗したことを画像表示部225に表示したり、カメラ100の操作を一旦禁止したりするエラー処理を行う。
ステップS312では、MPU206は、遅延リトライ許可をするか否かを判定する。ここで、遅延リトライ許可とは、ストロボ202のポップアップのリトライ動作を連続で行なわず、所定の間隔で行なうことを許可することをいう。遅延リトライ許可をする場合、ステップS313に処理を進める。遅延リトライ許可をしない場合、ステップS314に処理を進める。
ステップS313では、MPU206は、遅延リトライの間隔を計測するタイマを起動する。
ステップS314では、MPU206は、動画撮影を継続する。また、MPU206は、動画撮影をそのまま継続した状態で、一連のポップアップ処理を終了する。このように、動画撮影中に静止画撮影を行うためのストロボ202のポップアップが失敗したときは、通常の静止画撮影のエラー処理と異なり、MPU206は、エラー表示を行わず、動画撮影を継続する。ステップS314の処理の後、ステップS301の処理に戻る。
一方、ステップS315では、MPU206は、レンズ制御用マイクロプロセッサ211に対して、ストロボ202のポップアップ駆動に伴う振動が生じることを通知する。この処理は、通知手段の一例に対応する。この通知に基づいて、レンズ制御用マイクロプロセッサ211は、光学式手ぶれ防止駆動装置210を駆動させて動画撮影中のポップアップ駆動の振動が、画像に及ぼす影響を抑えるようにする。
次に、ステップS316では、MPU206は、ユーザによりレリーズボタン101が全押しされたか、すなわち、第2のスイッチ223が押下されたか否かを判定する。第2のスイッチ223が押下された場合、ステップS317に処理を進める。第2のスイッチ223が押下されていない場合、ステップS303の処理に戻る。
ステップS317では、MPU206は、静止画の撮影を行う。ここでは、MPU206は、動画とは別に静止画撮影の発端となるイベントを発生させる。画像の取得に関する処理は他のタスクが動作して行なうので、その説明は省略する。
ステップS318では、MPU206は、動画撮影が終了したか否かを判定する。動画撮影が終了した場合、ステップS319に処理を進める。動画撮影が終了していない場合、ステップS314に処理を進める。
ステップS319では、MPU206は、ポップアップ失敗の記憶がメモリにあるか否かを判定する。ポップアップ失敗の記憶がある場合、ステップS320に処理を進める。ポップアップ失敗の記憶がメモリにない場合、ステップS321に処理を進める。
ステップS320では、MPU206は、画像表示部225にストロボ202のポップアップ駆動が失敗したことを通知するエラー表示を行う。このように、撮影した動画が終了した後に画像表示部225にエラー表示を行う。その後、ステップS321に処理を進める。
ステップS321では、MPU206は、図示しないスタンバイ状態に戻る。
このように、本実施形態によれば、動画撮影中にストロボをポップアップ駆動するにあたり、ポップアップ駆動が失敗した場合、失敗後のエラー表示やリトライ動作を行わないことで動画撮影を優先することができる。したがって、ポップアップが失敗した場合であっても、良好な動画撮影を行うことができる。
また、動画撮影時にストロボをポップアップする操作をされた場合や静止画撮影でストロボが必要な場合に、ストロボがポップアップ駆動したとしても、ポップアップ駆動により振動を防止して、良好な動画撮影を行うことができる。
なお、上述した説明では、光学式手ぶれ防止駆動装置を有するレンズとして、カメラ100との間で着脱可能なレンズ212を用いる場合について説明したが、この場合に限らない。すなわち、レンズはカメラ100に対して一体に構成されていてもよい。
上述した本発明の実施形態における撮像装置を構成する各手段、並びに撮像装置の制御方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムを実行することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
本実施形態に係るカメラの外観を示す図である。 本実施形態に係るカメラの回路図である。 本実施形態に係るカメラの動作処理を示すフローチャートである。
符号の説明
101 レリーズボタン
102 ポップアップストロボ
103 ストロボアップボタン
104 背面ディスプレイ
105 防振レンズ

Claims (5)

  1. 撮像素子と、格納位置と使用位置との間を移動する発光手段と、前記撮像素子から連続して出力される画像信号を連続して記録する動画撮影を実行しているときに、動画を表示する画像表示手段と、を備える撮像装置であって、
    前記発光手段が前記使用位置に位置するように指示する指示手段と、
    前記発光手段が前記使用位置に位置するかどうかを検知する検知手段と、
    前記指示手段により前記発光手段が前記使用位置に位置するように指示された後に、前記検知手段により前記発光手段が前記使用位置に位置しないことが検知される場合、エラー処理を行うエラー処理手段とを有し、
    前記エラー処理手段は、前記動画撮影を実行しているときには、前記動画撮影を終了した後、前記発光手段が前記使用位置に位置していなかったことを前記画像表示手段にて通知することを特徴とする撮像装置。
  2. ISO設定を変更する変更手段を更に有し、
    前記動画撮影を実行しているときであって、前記検知手段により前記発光手段が前記使用位置に位置しないことが検知される場合には、前記変更手段は、ISO設定を高感度に変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 光学式手ぶれ防止駆動装置を有するレンズに対して、ぶれ補正を行うように通知する通知手段を更に有し、
    前記動画撮影をしているときであって、前記指示手段により前記発光手段が前記使用位置に位置するように指示された後に、前記検知手段により前記発光手段が前記使用位置に位置することが検知される場合には、
    前記通知手段は、前記レンズに対して、ぶれ補正を行うように通知することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 撮像素子と、格納位置と使用位置との間を移動する発光手段と、前記撮像素子から連続して出力される画像信号を連続して記録する動画撮影を実行しているときに、動画を表示する画像表示手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記発光手段が前記使用位置に位置するように指示する指示ステップと、
    前記発光手段が前記使用位置に位置するかどうかを検知する検知ステップと、
    前記指示ステップにて前記発光手段が前記使用位置に位置するように指示された後に、前記検知ステップにより前記発光手段が前記使用位置に位置しないことが検知される場合、エラー処理を行うエラー処理ステップとを有し、
    前記エラー処理ステップでは、前記動画撮影を実行しているときには、前記動画撮影を終了した後、前記発光手段が前記使用位置に位置していなかったことを前記画像表示手段にて通知することを特徴とする制御方法。
  5. 撮像素子と、格納位置と使用位置との間を移動する発光手段と、前記撮像素子から連続して出力される画像信号を連続して記録する動画撮影を実行しているときに、動画を表示する画像表示手段と、を備える撮像装置を制御するためのプログラムであって、
    前記発光手段が前記使用位置に位置するように指示する指示ステップと、
    前記発光手段が前記使用位置に位置するかどうかを検知する検知ステップと、
    前記指示ステップにて前記発光手段が前記使用位置に位置するように指示された後に、前記検知ステップにより前記発光手段が前記使用位置に位置しないことが検知される場合、エラー処理を行うエラー処理ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記エラー処理ステップでは、前記動画撮影を実行しているときには、前記動画撮影を終了した後、前記発光手段が前記使用位置に位置していなかったことを前記画像表示手段にて通知することを特徴とするプログラム。
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