JP6084080B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6084080B2
JP6084080B2 JP2013053593A JP2013053593A JP6084080B2 JP 6084080 B2 JP6084080 B2 JP 6084080B2 JP 2013053593 A JP2013053593 A JP 2013053593A JP 2013053593 A JP2013053593 A JP 2013053593A JP 6084080 B2 JP6084080 B2 JP 6084080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
command
vsm
monitoring camera
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013053593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014179879A (ja
JP2014179879A5 (ja
Inventor
崇博 岩崎
崇博 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2013053593A priority Critical patent/JP6084080B2/ja
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to CN201810959561.2A priority patent/CN108718387B/zh
Priority to RU2015142814A priority patent/RU2613176C1/ru
Priority to KR1020157029735A priority patent/KR101699311B1/ko
Priority to CN201480016129.XA priority patent/CN105052128B/zh
Priority to EP14765747.2A priority patent/EP2975836B1/en
Priority to EP18183526.5A priority patent/EP3422695B1/en
Priority to BR112015021275A priority patent/BR112015021275A2/pt
Priority to PCT/JP2014/056918 priority patent/WO2014142309A1/ja
Priority to US14/484,062 priority patent/US9742999B2/en
Publication of JP2014179879A publication Critical patent/JP2014179879A/ja
Publication of JP2014179879A5 publication Critical patent/JP2014179879A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6084080B2 publication Critical patent/JP6084080B2/ja
Priority to US15/651,439 priority patent/US10542213B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/667Camera operation mode switching, e.g. between still and video, sport and normal or high- and low-resolution modes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B31/00Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus
    • G11B31/006Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus with video camera or receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/66Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
    • H04N23/661Transmitting camera control signals through networks, e.g. control via the Internet
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/695Control of camera direction for changing a field of view, e.g. pan, tilt or based on tracking of objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
    • H04N5/772Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera the recording apparatus and the television camera being placed in the same enclosure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • H04N7/183Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a single remote source

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、撮像部を有し撮像画像を録画する撮像装置に関し、特に録画の状態に基づく撮像部の設定変更の制御に関する。
従来、受信装置へ撮像画像を送信する撮像装置において、外部機器から撮像装置の設定変更や、画像の配信の開始を指示するコマンド群が実装されてきた。
前述のコマンド群には、外部機器から、撮像装置の圧縮符号化部が、撮像部が生成した画像データを符号化して外部機器へ配信するための配信画像を生成する際の配信画像の解像度を変更するコマンドも含まれている。
また従来、撮像部と記憶部を備え、撮像された複数の画像のうち、特徴的な画像のみが記憶部に記憶されるように制御することで、長時間記録を実現しようとする撮像装置が開示されている(特許文献1)。
特開2007−288478号公報
前述のような配信画像の録画が行われている場合に、圧縮符号化部の解像度等の設定変更が行われると、不整合が生じ、配信画像の生成が行えなくなる場合がある。
このような配信画像が録画対象となっている場合、録画を継続できなくなってしまい、継続的な監視データの録画を妨げる可能性があるという課題があった。
また、前述のような配信画像の録画が行われている最中に、録画対象データの解像度や圧縮符号化方式が変更されてしまうと、1つの録画ファイルに複数種類の録画データが含まれてしまい、録画ファイルが正常に再生できなくなってしまう恐れがあった。
上述の課題を解決するために、本発明による撮像装置は、圧縮符号化された映像データを含むストリームを出力する録画ソースと、前記録画ソースが出力するストリームを録画する録画ファイルと、前記録画ソースと前記録画ファイルを関連付け、録画状態を管理する録画ジョブと、前記録画ソースに関するパラメータを、ネットワークを介して接続された外部機器から送信されるコマンドによって変更する指示手段と、前記録画ジョブの録画状態に応じて、前記録画ジョブに関連付けられている前記録画ソースに対する前記指示手段によるコマンドの受け付け可否を切り換えるよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とした。
本発明の撮像装置によれば、次のようなことができる。即ち、生成する配信画像の録画が行われている最中に、撮像部が生成する画像データ或いは、圧縮符号化部が生成する配信画像の解像度等が変更されることで、両者の組み合わせに不整合が生じることによって、録画が中断されることを防ぐことができる。これにより、継続的な監視データの記録を実現することができる。また、単一の録画データに複数種類の録画データが含まれることを防ぐことができ、より好適な再生が行える録画を実現することができる。
本発明の実施例1に係る監視カメラの外観図である。 本発明の実施例1に係る、監視カメラを含むシステム構成図である。 本発明の実施例1に係る、監視カメラの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る、監視カメラが保持するパラメータの構造を示す図である。 本発明の実施例1に係る、撮像部と圧縮符号化部の依存関係を示す表である。 本発明の実施例1に係る、監視カメラとクライアント装置との間におけるコマンドシーケンスである。 本発明の実施例1に係る、再起動を伴わない、監視カメラとクライアント装置との間におけるコマンドシーケンスである。 本発明の実施例1に係る、再起動を伴う、監視カメラとクライアント装置との間におけるコマンドシーケンスである。 本発明の実施例2に係る、圧縮符号化部の出力解像度の変更を行う、監視カメラとクライアント装置との間におけるコマンドシーケンスである。 本発明の実施例2に係る、再起動を伴う、監視カメラとクライアント装置との間におけるコマンドシーケンスである。 本発明の実施例3に係る、監視カメラとクライアント装置との間におけるコマンドシーケンスである。 本発明の実施例3に係る、出力解像度の変更を伴う、監視カメラとクライアント装置との間におけるコマンドシーケンスである。 本発明の実施例1に係る、SetVideoSourceModeコマンド処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1に係る、GetVideoEncorderConfigurationOptionsコマンドを監視カメラが受信した場合の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1に係る、SetVideoEncorderConfigurationsコマンドを監視カメラが受信した場合の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1に係る、監視カメラの再起動処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例2に係る、GetVideoSourceConfigurationOptionsコマンドを監視カメラが受信した場合の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例2に係る、SetVideoEncorderConfigurationコマンドを監視カメラが受信した場合の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例3に係る、SetVideoSourceコマンドを監視カメラが受信した場合の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例3に係る、SetVideoEncorderConfigurationコマンドを監視カメラが受信した場合の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1に係る、監視カメラ1000のVSMおよびVECの設定を行うクライアント装置に最適な設定画面を説明するための図である。 本発明の実施例5に係る、監視カメラが保持するパラメータの構造を説明するための図である。 本発明の実施例5に係る、監視カメラとクライアント装置との間におけるコマンドシーケンスである。 本発明の実施例4に係る、SetVideoSourceModeを監視カメラが受信した場合の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例4に係る、SetVideoEncorderConfigurationコマンドを監視カメラが受信した場合の処理を示している。 本発明の実施例5に係る、監視カメラの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施例5に係る、SetVideoSourceModeを監視カメラが受信した場合の処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施例を説明する。
従来、受信装置へ撮像画像を送信する撮像装置において、外部機器から撮像装置の設定変更や、画像の配信の開始を指示するコマンド群が実装されてきた。そのようなコマンド群の例として、ONVIF(Open Network Video Interface Forum)により策定された規格によって定義されるものを想定する。
本実施例では、前述のコマンド群には、外部機器から、撮像装置の撮像部が生成する画像データの解像度を変更するコマンドが含まれているものとする。また、本実施例では、このコマンド群には、撮像装置の圧縮符号化部が、撮像部が生成した画像データを符号化して外部機器へ配信するための配信画像を生成する際の配信画像の解像度を変更するコマンドも含まれている。
例えば、本実施例では、前述のONVIF規格に、前者のコマンドとしてSetVideoSourceModeコマンド、後者のコマンドとしてSetVideoEncoderConfigurationコマンドが定義されていることを想定する。
前述のような配信画像の録画が行われている場合に、撮像部、或いは圧縮符号化部の解像度等の設定変更が行われると、両者の組み合わせに不整合が生じ、配信画像の生成が行えなくなる場合がある。
例えば、撮像部の出力解像度が1600x1200ピクセル(解像度縦横比=4:3)であり、圧縮符号化部の出力解像度が1280x1024ピクセル(解像度縦横比=4:3)であった場合を想定する。
このような想定の場合に、撮像部の出力解像度が1920x1080(FullHD、解像度縦横比=16:9)に変更されると、整合しない解像度縦横比(解像度縦横比=4:3)を設定されている圧縮符号化部が配信画像を生成できなくなってしまう。
このような配信画像が録画対象となっている場合、録画を継続できなくなってしまい、継続的な監視データの録画を妨げる可能性があるという課題があった。
また、前述のような配信画像の録画が行われている最中に、録画対象データの解像度や圧縮符号化方式が変更されてしまうと、1つの録画ファイルに複数種類の録画データが含まれてしまい、録画ファイルが正常に再生できなくなってしまう恐れがあった。
図1において、1000は、本発明の1つの実施例である監視カメラを示す図である。1101は、監視カメラ1000のレンズの向きをパン方向に変更するパン機構である。また、1102は、このレンズの向きをチルト方向に変更するチルト機構である。さらに、1103は、このレンズのズーム倍率を変更するズーム機構である。
続いて、図2は、監視カメラ1000を含むシステム構成図である。2000は、本実施例における外部機器を示すクライアント装置である。監視カメラ1000とクライアント装置2000とは、IPネットワーク網1500を介して相互に通信可能な状態に接続されている。
クライアント装置2000は、監視カメラ1000に対して、後述する撮像パラメータ変更や雲台駆動、映像ストリーミング開始等を指示するための各種コマンドを送信する。監視カメラ1000は、それらのコマンドに対するレスポンスや映像ストリーミングをクライアント装置2000に送信する。
続いて、図3は、監視カメラ1000の内部構成を示すブロック図である。図3において、1001は、制御部であり、監視カメラ1000を構成する各要素を統括的に制御する。この制御部1001は、例えばCPUで構成される。
1002は、記憶部である。記憶部1002は、主に制御部1001が実行するプログラム格納領域、プログラム実行中のワーク領域、後述する撮像部1003が生成する画像データの格納領域等、様々なデータの格納領域として使用される。
1003は、撮像部である。この撮像部1003は、被写体を撮影して取得したアナログ信号をデジタルデータに変換し、撮像画像として記憶部1002に出力する。
撮像部1003は、出力する画像データの解像度、フレームレートおよび使用可能な圧縮符号化方式を変更するためのVidoeSourceModeを複数サポートする。後述のSetVideoSourceModeコマンドによって、これらVideoSourceModeの切り換えが可能である。
1004は、圧縮符号化部である。圧縮符号化部1004は、撮像部1003が出力した撮像画像に対してJPEG或いはH.264等の形式に基づき圧縮符号化処理を行うことで画像データを生成し、記憶部1002に出力する。圧縮符号化部1004が出力する画像データの解像度の種類には、撮像部1003の各モードとの間に、後述する図5に示すような依存関係が存在する。
1005は、通信部である。この通信部1005は、各制御コマンドを外部機器から受信する場合、また各制御コマンドに対するレスポンスを外部機器へ送信する場合に使用される。
1006は、撮像制御部である。制御部1001が入力するパン角度、チルト角度、ズーム倍率の値に従って、チルト機構1101、パン機構1102、及びズーム機構1103を制御するために使用される。また制御部1001の問い合わせに応じて、監視カメラ100の現在のパン角度値、チルト角度値、ズーム倍率値を提供する。
以上、図2を参照し監視カメラ1000の内部構成について説明したが、図2に示す処理ブロックは、本発明におけるセキュリティカメラの好適な実施例の一例を説明したものでありこの限りではない。音声入力部を備える、或いは撮像制御部を取り除くなど、本発明の要旨の範囲内で、種々の変形及び変更が可能である。
本実施例にて使用するコマンド、パラメータ等の名称と内容を以下に説明する。
続いて、図4は、本実施例における監視カメラ1000が保持するパラメータの構造を図示している。
MediaProfile6100とは、監視カメラの各種設定項目を関連づけて記憶するためのパラメータセットである。このMediaProfile6100は、MediaProfile6100のIDであるProfileTokenと、VideoSourceConfiguration6102、VideoEncoderConfiguration6103を含む。
また、MediaProfile6100は、PTZConfiguration6104のほか、音声のエンコーダ等を含む各種設定項目へのリンクを保持する。つまり、このリンクによって、MediaProfile6100は、PTZConfiguration6104のほか、音声のエンコーダ等を含む各種設定項目と関連付けられる。
VideoSource6101とは、監視カメラ1000が備える1つの撮像部1003の性能を示すパラメータの集合体である。このVideoSource6101は、VideoSource6101のIDであるVideoSourceTokenと、撮像部1003が出力可能な画像データの解像度を示すResolutionを含む。
なお、本実施例におけるResolutionは、解像度設定に相当する。
また、VideoSource6101は、この撮像部1003が出力可能な画像データの最大解像度、フレームレートおよび使用可能な圧縮符号化方式を含むVideoSourceMode6105を複数サポートする。つまり、VideoSource6101は、これら複数のVideoSorceMode6105のうちのいずれか1つと関連付けられる。
さらに、SetVideoSourceModeコマンドによって、VideoSource6101に関連付けられるVideoSourceModeを切り替えることができる。なお、このようなVideoSourceMode6105の詳細は後述する。また、以降、VideoSourceModeをVSMと略して表記することがある。
VideoSourceConfiguration6102とは、監視カメラ1000が備えるVideoSource6101をMediaProfile6100に関連付けるパラメータの集合体である。このVideoSourceConfiguration6102は、VideoSource6101が出力する画像データのうち、どの部分を切り出して配信画像とするかを指定するためのデータであるBoundsを含む。
VideoEncoderConfiguration6103とは、画像データの圧縮符号化に関するエンコーダ設定をMediaProfile6100に関連付けるパラメータの集合体である。
監視カメラ1000における撮像部1003は、VideoSource6101およびVideoSourceConfiguration6102の内容に基づいて画像データを出力する。
この出力された画像データは、本VideoEncoderConfiguration6103内に設定される圧縮符号化方式(例えばJPEGやH.264)、フレームレート、或いは解像度等のパラメータに従って圧縮符号化される。そして、この圧縮符号化された画像データは、通信部1005を介してクライアント装置2000に配信する。
VideoEncoderConfiguration6103は、VideoEncoderConfiguration6103のIDであるVideoEncoderConfigurationTokenを含む。
また、VideoEncoderConfiguration6103は、圧縮符号化方式を指定するためのEncoding、監視カメラ1000からの出力画像の解像度を指定するためのResolutionを含む。なお、本実施例におけるEncodingは、圧縮符号化方式設定に相当する。
さらに、VideoEncoderConfiguration6103は、圧縮符号化品質を指定するためのQuality、監視カメラ100からの出力画像の最大フレームレートを指定するためのFramerateLimitを含む。他にも、VideoEncorderConfiguration6103は、最大ビットレートを指定するBitrateLimitを含む。
以降、VideoEncoderConfigurationをVECと略して表記することがある。
PTZConfiguration6104とは、監視カメラ1000のパン機構1101、チルト機構1102、及びズーム機構1103に関する設定をMediaProfile6100に関連付けるパラメータの集合体である。PTZConfiguration6104は、パン機構、チルト機構、及びズーム機構における実際のパン・チルト角度値とズーム倍率値を表現する座標系に関する情報を含む。
続いて、図5を用いて、監視カメラ1000がサポートするVSMと、各VSMと整合するVEC6103の設定内容を説明する。ここで、図5は、撮像部1003と圧縮符号化部1004との依存関係を説明するためのテーブルである。
図5に示すテーブルは、監視カメラ100における記憶部1002に予め記憶されており、制御部1001によって随時参照される。
図5における4000は、監視カメラ1000が内部処理で使用するVSMのモード番号を示している。本実施例における監視カメラ1000は、S1、S2およびS3の3つのVSMをサポートしている。つまり、監視カメラ1000は、これら3つのVSMを記憶部1002に保持している。
4001は、各VSMにおいて撮像部1003が出力することができる最大の解像度を示すMaxResolutionパラメータである。また、4002は、各VSMにおいて撮像部1003が出力可能な最大フレームレートを示すMaxFramerateパラメータである。
4003は、各VSMにおいて使用可能なVECの圧縮符号化方式を示すEncodingパラメータである。4004は、各VSMに切り替えられた際に、撮像部1003が再起動を要するか否かを示すRebootFlagパラメータである。
例えば、SetVideoSourceModeコマンドにより、値がTrueのRebootFlag4004に対応付けられたVSMへの切り替えが発生すると、監視カメラ1000の再起動処理が発生する。
なお、4000〜4003のパラメータに加えて、VSMはEnabledフラグを含む。現在撮像部1003に設定されている有効なVSMのEnabledフラグはTrue、それ以外にはFalseが設定される。
4005〜4007は、外部機器からSetVideoEncoderConfgiurationコマンドによってVEC6103に設定可能な、VEC6103の各パラメータの設定可能範囲、選択肢を、VSM毎に示している。
4005は、圧縮符号化方式の選択肢を示している。例えば、VSMがS1である場合は、H.264のみが圧縮符号化方式として選択可能であることを示している。
4006は、VECの解像度であるResolutionの選択肢を示している。本設定値によって、圧縮符号化部1004が出力する配信画像の解像度が決まる。例えば、VSMがS2の場合は、3200x2400、2048x1536、1024x768、及び640x480の解像度が選択可能であることを示している。
4007は、VECのFramerateLimitの設定可能範囲を示している。例えば、ViodeoSourceModeがS3の場合は、1〜30fpsのFramerateLimitが指定可能であることを示している。
これら4005、4006、及び4007の選択肢は、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドによって、監視カメラ1000から外部機器へ通知される。
図6は、監視カメラ1000とクライアント装置2000との間における、設定開始から映像配信までの典型的なコマンドシーケンスを示している。ここでトランザクションとは、クライアント装置2000から監視カメラ1000へ送信されるコマンドと、それに対して監視カメラ1000がクライアント装置2000へ返送するレスポンスのペアのことを指している。
7098は、ネットワーク加入通知イベントである。監視カメラ1000は、本イベントをマルチキャストでネットワークに送信し、このネットワークに接続されている外部機器に対して、コマンド受け付け可能となったことを示す。
7099は、GetServiceCapabilitiesコマンドのトランザクションである。GetServiceCapabilitiesコマンドは、監視カメラ1000がサポートする機能を示す機能情報を返送するように指示するコマンドである。
この機能情報には、監視カメラ1000がVSMの切り替えに対応するどうかを示す情報が含まれる。
7100は、GetVideoSourceConfigurationsコマンドのトランザクションである。このコマンドにより、クライアント装置2000は、監視カメラ1000が保持するVideoSourceConfiguration6102のリストを取得する。
7101は、GetVideoEncoderConfigurationsコマンドのトランザクションである。このコマンドにより、クライアント装置2000は、監視カメラ1000が保持するVEC6103のリストを取得する。
7102は、GetConfigurationsコマンドのトランザクションである。このコマンドにより、クライアント装置2000は、監視カメラ1000が保持するPTZCofiguration6104のリストを取得する。
7103は、CreateProfileコマンドのトランザクションである。このコマンドにより、クライアント装置2000は、監視カメラ1000に新たなMediaProfile6100を作成し、そのProfileTokenを得る。
このコマンドの処理後、監視カメラ1000は、MediaProfileに何らかの変更があったことをネットワーク上のクライアント装置に通知するべくMediaProfile変更通知イベントを送信する。
7104は、AddVideoSourceConfigurationコマンドのトランザクションである。また、7105は、AddVideoEncoderConfigurtionコマンドのトランザクションである。7109は、AddPTZConfigurationコマンドのトランザクションである。
これらのコマンドにてIDを指定することで、クライアント装置2000は、このIDで指定したMediaProfileに所望のVideoSourceConfiguration、VEC、及びPTZConfigurationを関連付けることができる。
これらのコマンド処理後、監視カメラ1000は、MediaProfileに何らかの変更があったことをネットワーク上のクライアント装置に通知するべくMediaProfile変更通知イベントを送信する。
7106は、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドのトランザクションである。このコマンドにより、クライアント装置2000は、IDによって指定したVECにおいて、監視カメラ1000が受付可能な各パラメータの選択肢や設定値の範囲を取得する。
7107は、SetVideoEncoderConfigurationコマンドのトランザクションである。このコマンドにより、クライアント装置2000は、VideoEncoderConfiguration6103の各パラメータを設定する。このコマンドの処理後、監視カメラ1000は、VECに何らかの変更があったことをネットワーク上のクライアント装置に通知するべくVEC変更通知イベントを送信する。
7110は、GetStreamUriコマンドのトランザクションである。このコマンドにより、クライアント装置2000は、指定したMediaProfileの設定に基づいて監視カメラ1000が配信ストリームを取得するためのアドレス(URI)を取得する。
7111は、Describeコマンドのトランザクションである。7110において取得したURIを使用してこのコマンドを実行することにより、クライアント装置2000は、監視カメラ1000がストリーム配信するコンテンツの情報を要求して取得する。
7112は、Setupコマンドのトランザクションである。7110において取得したURIを使用してこのコマンドを実行することにより、クライアント装置2000と監視カメラ1000との間で、セッション番号を含むストリームの伝送方法が共有される。
7113は、Playコマンドのトランザクションである。7112において取得したセッション番号を使用してこのコマンドを実行することにより、クライアント装置2000は、監視カメラ1000に対してストリームの開始を要求する。
7114は、配信ストリームである。監視カメラ1000は、7113において開始を要求されたストリームを、7112において共有された伝送方法によって配信する。
7115は、Teardownコマンドのトランザクションである。7112において取得したセッション番号を使用してこのコマンドを実行することにより、クライアント装置2000は、監視カメラ1000に対してストリームの停止を要求する。
7116は、ネットワーク離脱通知イベントである。監視カメラ1000は、このイベントをマルチキャストでネットワークに送信し、接続されている外部機器に対して、コマンド受け付け不可能となったことを示す。
図7は、監視カメラ1000とクライアント装置2000との間において、再起動を伴わないVSMのモード変更を行う場合の典型的なコマンドシーケンスを示している。
7200は、GetServiceCapabilitiesコマンドのトランザクションである。GetServiceCapabilitiesコマンドは、監視カメラ1000がサポートする機能を示す機能情報を返送するように指示するコマンドである。この機能情報には、監視カメラ1000がVSMの切り替えに対応するどうかを示す情報が含まれる。
7201は、GetVideoSourceModeコマンドのトランザクションである。GetVideoSourceModeコマンドは、クライアント装置2000が指定したIDのVideoSource6101がサポートするVSMのリストを返送するように指示するコマンドである。
クライアント装置2000は、GetServiceCapabilitiesコマンド7200によって監視カメラ1000がVSMの切り替えに対応していると判断した場合に、このコマンドによって監視カメラ1000がサポートするVSMを取得する。
監視カメラ1000の制御部1001は、GetVideoSourceModeコマンドを受信すると、記憶部1002に保存されている図5に示すS1〜S3の各VSMのパラメータを取得し、通信部1005を介してクライアント装置2000に返信する。
7202は、SetVideoSourceModeコマンドのトランザクションである。SetVideoSourceModeコマンドは、クライアント装置2000が指定したVideoSource6101のVSMを、変更するよう指示するコマンドである。監視カメラ1000の制御部1001は、VSMの切り替え後、VSMの変更をネットワーク上のクライアント装置に通知するべくVSM変更通知イベントを送信する。
7203は、7202に示すSetVideoSourceModeの切り替えによってVideoSurceModeとVECとの間に発生した不整合を更新する処理を示している。この更新が行われた場合は、監視カメラ1000の制御部1001は、VEC変更通知イベントを送信し、VECの設定値と、VECの設定値の選択肢の再取得をネットワーク上のクライアント装置に通知する。
7204、7205は、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンド、及びGetVideoEncoderConfigurationsコマンドの各トランザクションである。7203に示すVEC変更通知イベントを受信したクライアント装置2000は、これらのコマンドによって、更新されたVECの設定値と、VECの設定値の選択肢を取得する。
図8は、監視カメラ1000とクライアント装置2000との間において、再起動を伴うVSMのモード変更を行う場合の典型的なコマンドシーケンスを示している。図8において、7201から前の部分と、7204から後の部分は図7と同様である。
7399は、再起動を要するVSMへ変更するSetVideoSourceModeコマンドのトランザクションである。この場合、監視カメラ1000は、このタイミングではVSM変更通知イベントを送信しない。
7400は、7399に示すSetVideoSourceModeの切り替えによってVSMとVECとの間に発生した不整合を更新する処理を示している。この場合、監視カメラ1000は、このタイミングではVEC変更通知イベントを送信しない。
7401は、監視カメラ1000の再起動処理である。ネットワーク離脱通知イベントを送信し、再起動処理を行い、ネットワーク加入通知イベントを送信する。
7402、7403は、VSM変更通知イベントとVEC変更通知イベントであり、監視カメラ1000は、再起動後にこれらのイベントを送信し、クライアント装置1000に設定値の再取得を促す。
続いて、図13は、前述のSetVideoSoruceModeコマンドをクライアント装置2000から監視カメラ1000が受信した場合の処理を示している。
つまり、制御部1001は、このSetVideoSourceModeコマンドをクライアント装置から受信したと判定した場合には、この処理を開始する。一方、制御部1001は、このSetVideoSourceModeコマンドをクライアント装置2000から受信していないと判定した場合には、この処理を開始しない。
ステップS1000では、制御部1001は、通信部1005を介して配信中のビデオストリームを停止させる。
ステップS1001において制御部1001は、入力されたVSMがS1〜S3の何れであるかを判別し、該当するVSMの設定値を記憶部1002より取得し、取得したVSMの設定値を撮像部1003へ設定する。
つまり、制御部1001は、まず、クライアント装置2000から受信したSetVideoSourceModeコマンドで指定されたVSMの設定値を記憶部1002から読み出し、読み出した設定値を撮像部1003に設定する。
ステップS1002において制御部1001は、ステップS1001において判別したVSMに対応するEnableフラグをTrueに設定し、他のVSMに対応するEnableフラグをFalseに設定する。
ステップS1003において制御部1001は、クライアント装置2000へ正常レスポンスを送信する。
ステップS1004において制御部1001は、ステップS1001で設定値を設定されたVSMのRebootFlagを参照し、再起動を要するVSMに変更されたかどうかを判定する。そして、制御部1001は、再起動を要すると判定した場合には、ステップS1020へ、再起動を要しないと判定した場合には、ステップS1005へ処理を移す。
ステップS1005において制御部1001は、通信部1005を介して、VSMの変更をネットワーク上のクライアント装置2000に通知するべくVSM変更通知イベントを送信する。
ステップS1020において制御部1001は、VSM変更通知イベント送信フラグをONに設定する。本フラグは後述する再起動処理において、制御部1001が参照する。
ステップS1021において制御部1001は、再起動開始フラグをONに設定する。本フラグは、各コマンド処理終了後に制御部1001によって参照され、ON場合は、制御部1001は、各コマンド処理に引き続いて再起動処理を実行する。
ステップS1006において制御部1001は、記憶部1003に記憶されている図5のテーブルを参照し、記憶されている全VECの設定されている情報と、現在のVSMに対応するVECの選択肢4005、4006および4007に整合するか否かを判定する。ここで、この情報は、圧縮符号化形式Encoding、解像度Resolution、及び最大フレームレートFramerateLimitである。
制御部1001は、これら選択肢と整合しないVECがいずれか1つでも存在した場合、制御部1001は処理をステップS1007に移し、存在しない場合は、本コマンドの処理を終了する。
ステップS1007において制御部1001は、ステップS1006において不整合が発生したVECのパラメータを、整合する内容に変更する。変更の方法にはさまざまな実装が考えられる。
例えば、VSM=S3のときEncoding=JPEG,Resultion=320x240,FramerateLimit=25fpsとなっているVideoEncoderConfiguraionがあったとする。
このときVSMがS3からS1に変更された場合、このVideoEnocderConfigurationは、EncodingはJPEGからH.264へ変更されるようにしても良い。また、このときVSMがS3からS1に変更された場合、このVideoEnocderConfigurationは、Resolutionは320x240から960x540へ変更されるようにしても良い。
さらに、このときVSMがS3からS1に変更された場合、このVideoEnocderConfigurationは、FramerateLimitは25fpsから20fpsへ変更されるようにしてもよい。
例えばEncodingに不整合が発生した場合、新しいVSMに整合するEncodingのリストの先頭のものに変更されるようにしてもよい。
例えばResolutionに不整合が発生した場合、現在のVSMに整合するResolutionのリストの序列と同じ序列の解像度に変更されるようにしてもよい。即ち、VSM=S3からS1に変更されたとき、S3における解像度選択肢の先頭序列である1024x768が指定されていたVSMの解像度は、S1における先頭解像度のResolutionである3840x2160に変更されるようにしてもよい。
例えばFramerateLimitに不整合が発生した場合、新しいVSMに整合するFramerateLimitのうち最も近い値に変更されるようにしても良い。即ち、VSM=S2からS1に変更されたとき、S2において28fpsであったFramerateLimitは、S1において20fpsに変更されるようにしてもよい。
ステップS1008において制御部1001は、新しいVSMは再起動を要するよう示唆されているものかどうかを判定する。再起動不要の場合はステップS1009へ、再起動を要する場合はステップS1030へ処理を移す。
ステップS1009において制御部1001は、通信部1005を介して、VECの変更をネットワーク上のクライアント装置に通知するべくVEC変更通知イベントを送信する。
ステップS1020において制御部1001は、VEC変更通知イベント送信フラグをONに設定する。本フラグは後述する再起動処理において、制御部1001が参照する。
続いて、図14は、監視カメラ1000が前述のGetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドをクライアント装置2000から受信した場合の処理を示している。
ステップS1100において制御部1001は、現在VideoSource6101に設定されているVSMがS1〜S3の何れであるかを、Enableフラグを参照して判別する。
ステップS1101、S1102、及びS1103では、制御部1001は、記憶部1002に記憶されている図5のテーブルを参照し、現在のVSMに整合する圧縮符号化形式Encodingの選択肢を取得する。また、制御部1001は、記憶部1002に記憶されている図5のテーブルを参照し、現在のVSMに整合するVECの解像度の選択肢、及び最大フレームレートFramerateLimitの選択肢を取得する。
例えば、現在のVSMがS3であった場合、圧縮符号化方式Encodingの選択肢としてH.264とJPEG、Resolutionの選択肢として1024x768、640x480、320x240、176x144が取得される。また、現在のVSMがS3であった場合、FramerateLimitとして1〜30fpsが取得される。
ステップS1104において制御部1001は、記憶部1002から現在のVSMに依存しないVECの選択肢や設定範囲を取得する。例えばQualityの設定可能範囲として1〜5、BitrateLimitの選択肢として1〜60Mbpsが取得される。
ステップS1105において制御部1001は、ステップS1101からステップS1104において取得した選択肢や設定範囲を、正常レスポンスに含めて、通信部1005を介してクライアント装置2000へ返送する。
続いて、図15は、監視カメラ1000が前述のSetVideoEncoderConfigurationコマンドをクライアント装置2000から受信した場合の処理を示している。
ステップS1200において制御部1001は、記憶部1003に記憶されている図4のテーブルを参照し、本コマンドによって受信したSetVECに入力されている情報が、現在のVSMに整合するか否かを判定する。この情報とは、解像度Resolution、圧縮符号化形式Encoding、及びFramerateLimitである。
そして、制御部1001は、この情報の中に何れか一つでも整合しない情報がある場合には、制御部1001は処理をステップS1210に移す。
ステップS1201において制御部1001は、本コマンドによって受信したVECの設定値を記憶部1002に記憶し、圧縮符号化部1004に設定する。なお、本コマンドは、Quality、Quality、BitrateLimit、Encoding、FramerateLimit、Resolutionを含む。
ステップS1202において制御部1001は、クライアント装置2000へ正常レスポンスを送信する。
ステップS1203において制御部1001は、通信部1005を介して、VECの変更をネットワーク上のクライアント装置に通知するべくVEC変更通知イベントを送信する。
ステップS1210において制御部1001は、クライアント装置200へエラーレスポンスを送信する。
続いて、図16は、再起動処理である。本処理は各コマンド受信処理の直後に、再起動開始フラグがONであった場合に制御部1001によって実行される処理である。
ステップS1700において制御部1001は、通信部1005を介して、再起動の開始をネットワーク上のクライアント装置に通知するべく、ネットワーク離脱通知イベントを送信する。
ステップS1701において制御部1001は、監視カメラ1000の実際の再起動処理を行う。
ステップS1702において制御部1001は、通信部1005を介して、再起動の完了をネットワーク上のクライアント装置に通知するべく、ネットワーク加入通知イベントを送信する。
ステップS1703において制御部1001は、VEC変更通知イベント送信フラグを判定する。ONであった場合、ステップS1704に処理を移す。
ステップS1704において制御部1001は、通信部1005を介して、VECの変更をネットワーク上のクライアント装置に通知するべくVEC変更通知イベントを送信する。
ステップS1705において制御部1001は、VSM変更通知イベント送信フラグを判定する。ONであった場合、ステップS1706に処理を移す。
ステップS1706において制御部1001は、通信部1005を介して、VSMの変更をネットワーク上のクライアント装置に通知するべくVSM変更通知イベントを送信する。
続いて、図21は、本実施例説明される監視カメラ1000のVSM、及びVECの設定を行うクライアント装置2000に最適な設定画面を示している。
9000は、LiveViewエリアである。クライアント装置2000は、本設定画面が開かれたときに、前述の図6に示すシーケンスを実行し、トランザクション7113において得られる映像のストリームを本LiveViewエリアに表示する。
9001は、VSM選択エリアである。クライアント装置2000は、本設定画面が開かれたときに併せて実行するGetServiceCapabilitiesのトランザクション7099によって、監視カメラ1000がVSMの切り替えに対応しているかを判定する。対応している場合、GetVideoSourceModeのトランザクション7200によって得られるVSMを、9002に示すようにユーザが択一できるよう本エリアにリストする。本エリアにおいて、現在の設定とは異なるVSMが選択されると、クライアント装置2000は、SetVideoSourceModeコマンドを実行し、監視カメラ1000のVSMを変更する。
このとき、クライアント装置2000は、前述の図7に示すトランザクションを実行し、LiveViewエリア9000には、新しい設定の映像ストリームが表示されるようにする。クライアント装置2000は、図7のトランザクションにおけるGetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドで得られた結果を用いて、本画面におけるVideoEncoderの各パラメータの選択肢や設定範囲を更新する。これにより、クライアント装置2000は、常にVSMと整合するVECの設定値の選択肢や設定範囲をユーザに提供することが可能となる。
9003、9004は、監視カメラ1000のVEC6103の設定値をユーザに変更させるための、VideoEncoderの設定画面を切り替えるタブである。本例においてタブの数は2であるが、GetVideoEncoderConfigurationsコマンドによって得られる監視カメラ1000がサポートするVEC6103の数だけ表示するようにしてもよい。
9005は、各VECの圧縮符号化形式をユーザに選択させるエリアである。本設定画面が開かれたときの図6のトランザクションに含まれる、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドによって得られた圧縮符号化形式Encordingの選択肢が表示される。
或いは、VSM選択エリアで新しいVSMが選択されたときの図7のトランザクションに含まれる、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドによって得られた圧縮符号化形式Encordingの選択肢が表示される。
9006は現在選択可能なEncodring、9007は現在選択不可能なEncordingを示している。
9008は、VEC6103に含まれるFramerateLimit、BitrateLimit、及びQualityを選択させるDetailエリアである。9009、9010、及び9011の各設定範囲は、本設定画面が開かれたときの図6に含まれる、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドによって得られるそれぞれの設定範囲の内容が反映される。
或いは、これらの各設定範囲は、VSM選択エリアで新しいVSMが選択されたときの図7のトランザクションに含まれる、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドにより得られる夫々の設定範囲の内容が反映される。
9012は、VEC6103の解像度Resolutionを選択するエリアである。
9013のドロップダウンリストには、次のような内容が表示される。即ち、本設定画面が開かれたときの図6のトランザクションに含まれる、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドで得られたResolutionパラメータの選択肢の内容である。
或いは、9013のドロップダウンリストには、次のような内容が表示される。即ち、VSM選択エリアで新しいVSMが選択されたときの図7のトランザクションに含まれる、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドによって得られたResolutionパラメータの選択肢の内容である。
9014は、Applyボタンである。ユーザにより本ボタンが押されると、クライアント装置200は、SetVideoEncoderconfigurationを監視カメラ1000に対して送信する。この送信により、9005、9008、及び9012に選択されているパラメータが監視カメラ1000の圧縮符号化部に反映される。
以上の実施例により、監視カメラ1000は、クライアント装置2000によりVSMが変更された場合、次のような処理を行う。即ち、VECの設定内容と、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドで提供する選択肢の内容とを、VSMに整合する内容に更新する処理である。
また更新された際、監視カメラ1000は、新しいVSMが再起動を要するかどうかに関わらず、VECの内容を再取得するよう促す。これによって、監視カメラ1000とクライアント装置2000の間における撮像部、及び圧縮符号化部の設定値、及び設定可能範囲の不整合が発生しないようにすることができる。即ち、撮像部が生成する画像データの解像度が変更された場合でも、圧縮符号化部が生成する配信画像の解像度を含む各種設定に不整合が生じることを防ぐことができ、解像度変更後の配信画像の生成、及び更なる設定値の変更が簡便に行えるようになる。
実施例1において、撮像部のモードの切り替えに応じて、圧縮符号化部の設定内容と設定可能選択肢を整合させるよう更新し、クライアント装置に設定値の再取得を促す監視カメラに言及しながら、本発明の実施の形態を説明した。
しかしながら実施例1では、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドによって提供する圧縮符号化部の解像度の選択肢の種類を、VSMに整合するものだけに限定することになっているが、この限りではない。
GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンドで、常に全ての解像度の選択肢をクライアント装置に提供するようにしてもよい。そして、クライアント装置2000がSetVideoEncoderConfigurationコマンドによって設定する圧縮符号化部の新しい設定値に併せて、次のような処理をするようにしてもよい。
即ち、監視カメラ1000がVSMをそれと整合するモードに内部的に切り替えるようにし、更新されたVSMの内容をクライアント装置2000に再取得するよう促す通知を送信するようにしてもよい。
以上の点を考慮した本発明の第2の実施例を以下に説明する。尚、実施例1と同じ部分については説明を省略する。
図1の1000は、本発明の1つの実施形態である監視カメラを示す図である。図2は、監視カメラ1000を含むシステム構成図である。図3は、監視カメラ100の内部構成を示す図である。図4は、本実施例における監視カメラ1000が保持するパラメータの構造を図示している。図5のテーブルは、監視カメラ1000がサポートするVSMと、各VSMと整合するVEC6103の設定可能範囲の内容を示している。
図6は、監視カメラ1000とクライアント装置2000の間における、設定開始から映像配信までの典型的なコマンドシーケンスを示している。
図9は、監視カメラ1000とクライアント装置2000の間において、圧縮符号化部1004の出力解像度の変更を行う場合の典型的なコマンドシーケンスを示している。
7300は、7107に示すVECの設定変更によって発生したVSMとVECの不整合を解消するよう、VSMを更新する処理を示している。ここで再起動を伴わないVSMへ更新が行われた場合は、監視カメラ1000の制御部1001は、VSM変更通知イベントを送信し、VSMの再取得をネットワーク上のクライアント装置に通知する。
7301、7302は、GetVideoEncoderConfigurationOptionsコマンド、及びGetVideoEncoderConfigurationsコマンドのトランザクションである。7107に示すVEC変更通知イベントを受信したクライアント装置2000は、これらのコマンドによって、更新されたVECの設定値と、VECの設定値の選択肢を取得する。
7303は、GetVideoSourceModeコマンドのトランザクションである。7300に示すVSM変更通知イベントを受信したクライアント装置2000は、本トランザクションによって、更新されたVSMに含まれるEnableフラグを参照することで、VSMの更新を確認することができる。
図10は、監視カメラ1000とクライアント装置2000の間において、圧縮符号化部1004の出力解像度の変更を行う場合で、且つ再起動を伴うVSMの更新が発生する場合の典型的なコマンドシーケンスを示している。図10において、7107から前の部分と、7301から後の部分は図9と同様である。
7500は、7107に示すVECの設定変更によって発生したVSMとVECの不整合を解消するよう、VSMを更新する処理を示している。ここで再起動を伴うVSMへ更新が行われた場合は、監視カメラ1000は、VSM変更通知イベントを送信しない。
7502は、VSM変更通知イベントであり、監視カメラ1000は、再起動後に本イベントを送信し、クライアント装置1000に設定値の再取得を促す。
図17は、監視カメラ1000がGetVideoSourceConfigurationOptionsコマンドをクライアント装置2000から受信した場合の処理を示している。
ステップS1300において制御部1001は、記憶部1002に記憶されている図4のテーブルを参照し、VSMに関わらず全ての取り得るVECの解像度の選択肢を取得する。
ステップS1301において制御部1001は、記憶部1002に記憶されている図4のテーブルを参照し、全ての取り得るVECの圧縮符号化形式の選択肢、即ちJPEG、MPEG4、及びH.264を取得する。
ステップS1302において制御部1001は、記憶部1002に記憶されている図4のテーブルを参照し、全ての取り得るVECのFramerateLimitのうち最大の値、即ち30fpsを取得する。
ステップS1303において制御部1001は、記憶部1002から現在のVSMに依存しないVECの選択肢や設定範囲を取得する。例えばQualityの設定可能範囲として1〜5、BitrateLimitの設定値として60Mbpsが取得される。
ステップS1304において制御部1001は、ステップS1300からステップS1303において取得した選択肢や設定範囲を、正常レスポンスに含めて、通信部1005を介してクライアント装置2000へ返送する。
図18は、監視カメラ1000が前述のSetVideoEncoderConfigurationコマンドをクライアント装置2000から受信した場合の処理を示している。
ステップS1201〜S1203は、前述のとおりである。
ステップS1400において制御部1001は、記憶部1003に記憶されている図5のテーブルを参照し、受信したVECに設定されている情報が現在のVSMに整合するか否かを判定する。ここで、この情報とは、圧縮符号化形式Encoding、解像度Resolution、及び最大フレームレートFramerateLimitである。
整合する場合は本コマンド処理を終了させる。整合しない場合制御部1001は処理をステップS1410に移す。
ステップS1410において制御部1001は、記憶部1003に記憶されている図4のテーブルを参照し、現在のVSMを、本コマンドに入力されたVECが整合するVSMに切り替える。例えば、VSMがS1であるときに、Resolutionが640x480として本コマンドに入力された場合、この解像度に整合するS3にVSMが切り替えられる。
ステップS1411において制御部1001は、設定されたVSMのRebootFlagを参照し、再起動を要するVSMに変更されたかどうかを判定する。制御部1001は、再起動要の場合はステップS1010へ、再起動不要の場合はステップS1005へ処理を移す。
ステップS1412において制御部1001は、通信部1005を介して、VSMの変更をネットワーク上のクライアント装置に通知するべくVSM変更通知イベントを送信する。
ステップS1411において制御部1001は、更新されたVSMのRebootFlagを参照し、再起動を要するVSMに変更されたかどうかを判定する。制御部1001は、再起動要の場合はステップS1420へ、再起動不要の場合はステップS1412へ処理を移す。
ステップS1412において制御部1001は、通信部1005を介して、VSMの変更をネットワーク上のクライアント装置に通知するべくVSM変更通知イベントを送信する。
ステップS1420において制御部1001は、VSM変更通知イベント送信フラグをONに設定する。
ステップS1421において制御部1001は、再起動開始フラグをONに設定する。
図16は、再起動処理の詳細を示している。
図21は、本実施例説明される監視カメラ1000のVSM、及びVECの設定を行うクライアント装置2000に最適な設定画面を示している。
9012は、VEC6103の解像度Resolutionを選択するエリアである。9103のドロップダウンリストには、本設定画面が開かれたときに実行されるGetVideoEncoderConfigurationOptionsによって得られるResolutionパラメータの選択肢の内容が表示される。本実施例の監視カメラ1000は、図17に示されている通り、図5のテーブルから得られる全ての解像度を選択肢として提供するため、ドロップダウンリスト9103は、全ての解像度が表示される結果となる。
クライアント装置2000は、図18、或いは図16において送信されるVSM変更通知イベントを受信した場合、GetVideoSourceModeコマンドによって得られるEnableフラグを参照する。そして、クライアント装置2000は、この参照により、更新されて有効になっているVSMを判定し、9001のVSM選択エリアに反映する。
以上に示した第二の実施形態によれば、監視カメラ1000は現在のVSMの如何に関わらず、取り得るVECの設定内容全てを選択肢としてクライアント装置2000に提供する。そして圧縮符号化部の解像度を含め、現在のVSMに整合しないVECのパラメータが指定された場合は、内部的に整合するVSMに更新する。また更新された際、監視カメラ1000は、新しいVSMが再起動を要するかどうかに関わらず、VSMの内容を再取得するよう促す。これによって、監視カメラ1000とクライアント装置2000の間における撮像部、及び圧縮符号化部の設定値、及び設定可能範囲の不整合が発生しないようにすることができる。即ち、圧縮符号化部が生成する配信画像の解像度を含む各種設定が変更された場合でも、撮像部が生成する画像データの解像度に不整合が生じることを防ぐことができ、解像度変更後の配信画像の生成、及び更なる設定値の変更が簡便に行えるようになる。
実施例1、2においては、VSM,及びVECの設定値と設定範囲の再取得をクライアントに促す方法として、VSM変更通知イベント、及びVEC変更通知イベントを例示したが、この限りではない。
更新されたパラメータの再取得をクライアントに促すタイミングで、ネットワークからの離脱通知イベント、ネットワーク加入通知イベントを送信することで、監視カメラ1000の設定値を再取得するよう促すようにしてもよい。
以上の点を考慮した本発明の第3の実施の形態を以下に説明する。尚、実施例1、2と同じ部分については説明を省略する。
図1の1000は、本発明の1つの実施形態である監視カメラを示す図である。図2は、監視カメラ1000を含むシステム構成図である。図3は、監視カメラ100の内部構成を示す図である。図4は、本実施例における監視カメラ1000が保持するパラメータの構造を図示している。図5のテーブルは、監視カメラ1000がサポートするVSMと、各VSMと整合するVEC6103の設定可能範囲の内容を示している。
図6は、監視カメラ1000とクライアント装置2000の間における、設定開始から映像配信までの典型的なコマンドシーケンスを示している。
図11は、監視カメラ1000とクライアント装置2000の間における、VSMの設定変更から映像配信までの典型的なコマンドシーケンスを示している。図11において、7201以前と、7204以降は図7と同様である。
7600は、SetVideoSourceModeコマンドのトランザクションである。SetVideoSourceModeコマンドは、クライアント装置2000が指定したVideoSource6101のVSMを、変更するよう指示するコマンドである。
7601は、7600に示すSetVideoSourceModeの切り替えによってVSMとVECとの間に発生した不整合を更新する処理を示している。
7602は、監視カメラ1000の制御部1001が、VSM、及びVECの変更をネットワーク上のクライアント装置に通知するべくネットワーク離脱通知イベント、及びネットワーク加入通知イベントを送信する処理を示している。ここで、7600に示すVSMの切り替えが再起動を要するものであった場合、ネットワーク離脱通知イベントとネットワーク加入通知イベントの間に、監視カメラ1000の再起動処理が行われるようにしてもよい。
図12は、監視カメラ1000とクライアント装置2000の間において、圧縮符号化部1004の出力解像度の変更を行う場合の典型的なコマンドシーケンスを示している。図12において、7106以前と、7301以降は図9と同様である。
7700は、SetVideoEncoderConfigurationコマンドのトランザクションである。このコマンドにより、クライアント装置2000は、VideoEncdorConfiguration6103の各パラメータを設定する。
7701は、7700に示すVECの設定変更によって発生したVideoSurceModeとVECの不整合を解消するよう、VSMを更新する処理を示している。
7702は、監視カメラ1000の制御部1001が、VEC、及びVSMの変更をネットワーク上のクライアント装置に通知するべくネットワーク離脱通知イベント、及びネットワーク加入通知イベントを送信する処理を示している。ここで、7701に示すVSMの切り替えが再起動を要するものであった場合、ネットワーク離脱通知イベントとネットワーク加入通知イベントの間に、監視カメラ1000の再起動処理が行われるようにしてもよい。
図17は、監視カメラ1000がGetVideoSourceConfigurationOptionsコマンドをクライアント装置2000から受信した場合の処理である。
図19は、監視カメラ1000が前述のSetVideoSoruceコマンドをクライアント装置2000から受信した場合の処理を示している。図中のステップS1503以前は、図13と同様である。
ステップS1500において制御部1001は、ステップS1006と同様の判定を行う。何れか一つでも整合しないVECが存在した場合、制御部1001は処理をステップS1007に移し、存在しない場合は、ステップS1502に処理を移す。
ステップS1502、及びステップS1505において制御部1001は、通信部1005を介して、VSM、及びVECの変更をネットワーク上のクライアント装置に通知するべくネットワーク離脱通知イベント、及びネットワーク加入通知イベントを送信する.
ステップS1503において制御部1001は、設定されたVSMのRebootFlagを参照し、再起動を要するVSMに変更されたかどうかを判定する。制御部1001は、再起動要の場合はステップS1701を実行し、再起動不要の場合はステップS1505へ処理を移す。
図20は、監視カメラ1000が前述のSetVideoEncoderConfigurationコマンドをクライアント装置2000から受信した場合の処理を示している。各ステップの処理は、いずれも前述の通りであり説明は省略する。
図21は、本実施例説明される監視カメラ1000のVSM、及びVECの設定を行うクライアント装置2000に最適な設定画面を示している。
以上に示した実施形態3によれば、監視カメラ1000は、クライアント装置2000によってVSM、或いはVECの一方が変更された場合、他方を整合する内容に更新する。また更新された際、監視カメラ1000は、再起動を要するかどうかに関わらず、ネットワーク離脱、及びネットワーク再加入通知イベントをクライアント装置2000に送信する。これによって、監視カメラ1000とクライアント装置2000の間における撮像部、及び圧縮符号化部の設定値、及び設定可能範囲の不整合が発生しないようにすることができる。即ち、撮像部が生成する画像データの解像度が変更された場合でも、圧縮符号化部が生成する配信画像の解像度を含む各種設定に不整合が生じることを防ぐことができ、解像度変更後の配信画像の生成、及び更なる設定値の変更が簡便に行えるようになる。
本実施例では、監視カメラ1000が備える記録部1002に、監視カメラ1000が生成する映像を含むメディアデータを記録可能な実施の形態を説明する。尚、実施例1、2、或いは3と同じ部分については説明を省略する。
図22は、本実施例における監視カメラ1000が保持するパラメータの構造を図示している。本実施例にて使用するコマンド、パラメータ等の名称と内容を以下に説明する。
RecordingJob6200は、ProfileTokenにより指定される記録対象のメディアデータと、後述のRecordingTokenにより指定される記録先ファイルであるRcordingとの関連付けを指定するパラメータの集合体である。なお、本実施例におけるRecordingJob6200は、記録ジョブに相当する。
Recording6300は、RecordingJob6200によって関連付けられているメディアデータを記録するファイルである。VideoTrack6301、AudioTrack6302、及びMetadataTrack6303の3つトラックをそれぞれ追加、削除することによって、映像データ、音声データ、及びメタデータのうち、記録する対象のデータが指定される。
なお、本実施例におけるMetadataTrack6304は、テキストデータに相当する。また、本実施例におけるRecording6300は、記録ファイルに相当する。
Recording6300の選択は、各RecordingのIDであるRecordingTokenによって行われる。
RecordingJob6200は、記録先ファイルを指定するRecordingToken、記録対象のメディアデータを指定するRecordingSource6202により構成される。さらに、RecordingJob6200は、外部から記録の開始・停止を指示するためのMode、記録の優先度を示すPriority、記録の録画の状態を示すStateによっても構成される。
ここで、Stateは、記録停止中を示すIdleと、記録中を示すActive、異常発生中を示すErrorのいずれかによって示される。RecordingJob6200に対して、RecordingSource6202は複数指定可能である。
なお、本実施例におけるRecordingSource6202は、記録ソースに相当する。また、本実施例におけるStateは、記録状態に相当する。
RecordingSource6202は、記録対象のメディアデータの出力元をProfileTokenによって指定するSourceTokenによって構成される。さらに、RecordingSource6202は、当該RecordingSource6202が現在記録に使用されているかどうかを示すState、記録対象のメディアデータの種別を選択するVideoTrack6204によっても構成される。
なおかつ、RecordingSource6202は、AudioTrack6205、及びMetadataTrack6206によっても構成される。各Track6204、6205、6206はそれぞれ現在記録に使用されているかどうかを示すStateを保持する。RecordingSourceのState、及びVideoTrack、AudioTrack、MetaedataTrackのStateは、次のいずれかによって示される。すなわち、記録に使用されていないことを示すIdle、記録中を示すActive、異常発生中を示すErrorである。
なお、本実施例におけるIdleおよいErrorは、記録中以外の状態に相当する。
図23は、監視カメラ1000とクライアント装置2000の間における、設定開始から記録実施までの典型的なコマンドシーケンスを示している。監視カメラ1000におけるMediaProfile6100の設定は、図6のコマンドシーケンスにてすでに実施されているものとする。
7900は、GetServicesコマンドのトランザクションである。GetServicesコマンドは、監視カメラ1000がサポートする機能をサービス単位で返送するよう指示するコマンドである。返送される情報には、監視カメラ1000がメディアデータの記録に関するサービスを提供可能かどうかを示す情報が含まれる。
7901は、GetServiceCapabilitiesコマンドのトランザクションである。GetServiceCapabilitiesコマンドは、監視カメラ1000がサポートする機能を示す機能情報を返送するよう指示するコマンドである。本機能情報には、監視カメラ1000が後述するRecordingの生成・削除及びTrackの生成・削除等に対応しているかどうかを示す情報が含まれる。
7902は、GetEventPropertiesコマンドのトランザクションである。GetEventPropertiesコマンドは、監視カメラ1000がサポートするイベント通知の種類を提供するコマンドである。
7903は、Subscribeコマンドのトランザクションである。Subscribeコマンドは、監視カメラ1000がサポートするイベントの配信を指示するコマンドである。クライアント装置2000は、Subscribeコマンドを予め実行しておくことによって、後述するTrackCreationイベントや、ConfigurationChangeイベントを監視カメラ1000から受信することができるようになる。
7904は、GetRecrodingsコマンドのトランザクションである。GetRecordingsコマンドは、監視カメラ1000が保持するRecording6300のリストを返送させるコマンドである。監視カメラ1000は、記憶部1002に保存されている全てのRecording6300のRecordingTokenを返送する。
7905は、CreateRecordingsコマンドのトランザクションである。CreateRecordingsコマンドは、監視カメラ1000に新たなRecording6300を作成するよう指示するコマンドである。監視カメラ1000は、新たなRecordingが作成されると、RecordingCreationイベントを送信する。
7906は、CreateTracksコマンドのトランザクションである。CreateTracksコマンドは、監視カメラ1000の指定されたRecording6300に対して、次のような指示をするためのコマンドである。すなわち、VideoTrack6301、AudioTrack6302、或いはMetadataTrack6303を必要に応じて作成するようなである。
そして、監視カメラ1000は、新たなTrackが作成されると、TrackCreationイベントを送信する。
7907は、SetTrackConfigurationコマンドのトランザクションである。SetTrackConfigurationコマンドによって、指定されたRecording6300のTrackの設定値を変更することができる。
7908は、GetRecordingJobsコマンドのトランザクションである。GetRecordingJobsコマンドは、監視カメラ1000が保持するRecordingJob6200のリストを返送させるコマンドである。監視カメラ1000は、記憶部1002に保存されている全てのRecordingJob6200のリストを返送する。
7909は、CreateRecordingJobコマンドのトランザクションである。CreateRecordingJobコマンドは、監視カメラ1000に対して新たなRecordingJob6200を作成させるコマンドである。
7910は、SetRecordingJobConfigurationコマンドのトランザクションである。SetRecordingJobConfigurationコマンドによって、指定されたRecordingJob6200の設定値を変更することができる。
7911は、SetRecordingJobConfigurationコマンドのトランザクションである。SetRecordingJobConfigurationコマンドによって、指定されたRecordingJob6200の設定値を変更することができる。
7912、7913は、SetRecordingJobModeコマンドのトランザクションである。SetRecordingJobModeコマンドは、指定するRecordingJobのモードを切り替えることにより、記録の開始と停止を監視カメラ1000に指示するコマンドである。例えば、7912においてModeがActiveに変更され、7913でModeoがIdleに変更された場合、7912と7913の間は、対象のRecordingJob6200の設定値に従って記録が行われることになる。記録が行われている間は、RecordingJob6200のStateがActiveとなり、記録が終了するとIdleとなる。
7930は、SetVideoSourceModeコマンドのトランザクションである。本コマンドの処理の詳細は図24において解説する。
続いて、図24は、監視カメラ1000が前述のSetVideoSoruceModeコマンドをクライアント装置2000から受信した場合の処理を示している。
ステップS1800において、制御部1001はSetVideoSourceModeコマンドの対象となっているVideoSource6101を記録対象とするRecordingJob6200が存在するかどうかを判定する。
具体的には、次のようなRecordingJob6200が記憶部1002に存在するか否かを判定する。即ち、対象のVideoSource6101を参照するVideoSourceConfiguration6102を含むMediaProfile6100を、SourceToken6203で記録対象に指定するRecordingJob6200である。
存在する場合は、制御部1001は、当該VideoSourceは記録に使用される可能性があると判断し、ステップS1801に処理を移す。存在しない場合は、処理をS1802に移し、VideoSourceMode変更処理を実施する。ここでVideoSourceMode変更処理とは、図13のステップS1000以降に示される処理である。
ステップS1801において制御部1001は、対象のVideoSource6101を記録対象としている全てのRecordingJob6200について、現在記録が行われているかどうかを判定する。具体的には、RecordingJob6200のStateがActive=記録中かどうかを判定する。1つでも記録中であった場合制御部1001は、VideoSourceMode切り替え不可能と判断し、ステップS1803おいてコマンド送信元のクライアント装置2000にエラー応答を送信する。1つも記録中でない場合制御部1001は、処理をステップS1802に移す。
続いて、図25は、監視カメラ1000が前述のSetVideoSoruceModeコマンドをクライアント装置2000から受信した場合の処理を示している。
ステップS1900において、制御部1001は、次のようなRecordingJob6200が存在するか否かを判定する。即ち、SetVideoEncoderConfigurationコマンドの対象となっているVideoEncoderConfiguration6103を記録対象とするRecordingJob6200である。
具体的には、次のようなRecordingJob6200が記憶部1002に存在するか否かを判定する。即ち、対象のVideoEncoderConfiguration6103を含むMediaProfile6100を、SourceToken6203において記録対象に指定するRecordingJob6200である。
存在する場合は、制御部1001は、当該VideoEncoderConfiguration6103は記録に使用される可能性があると判断し、ステップS1901に処理を移す。存在しない場合は、処理をS1902に移し、VideoEncoderConfiguration変更処理を実施する。ここでVideoEncoderConfiguration変更処理とは、図15のステップS1200以降に示される処理である。
ステップS1901において制御部1001は、対象のVideoEncoderConfiguration6103を記録対象としている全てのRecordingJob6200について、現在記録が行われているかどうかを判定する。具体的には、RecordingJob6200のStateがActive=記録中かどうかを判定する。1つでも記録中であった場合制御部1001は、VideoEncoderConfiguration変更不可能と判断し、ステップS1903おいてコマンド送信元のクライアント装置2000にエラー応答を送信する。1つも記録中でない場合制御部1001は、処理をステップS1902に移す。
以上に示した実施形態4によれば、監視カメラ1000は、録画に使用されているVSM、或いはVECの変更を行わないようにし、録画に使用されていない場合は変更を行うように制御することができる。これによって両者の組み合わせに不整合が生じることによって、録画が中断されることを防ぐことができる。なおかつ、継続的な監視データの記録を実現することができるとともに、単一の録画データに複数種類の録画データが含まれることを防ぐことができより好適な再生が行える録画を実現することができる。
実施例4においては、VSM及びVECを含むMediaProfileを参照する録RecordingJobが現在記録実施中かどうかを条件に、VSM及びVECの変更コマンドの受け付け可否を判定しているが、この限りではない。RecordingJobが記録対象データとしてVideoTrackを含むかどうかを判定し、VideoTrackが録画対象でない場合は、現在記録実施中であってもVSM及びVECを変更可能とするよう制御してもよい。
さらにVideoTrackが録画対象であり、RecordingJobのStateがActiveであっても、次のような場合には、VSM及びVECを変更可能とするよう制御してもよい。即ち、対象のMediaProfileをSourceTokenとするRecordingSourceのStateがIdleである場合である。また、対象のMediaProfileをSourceTokenとするRecordingSourceのVideoTrackのStateがIdleである場合である。
上記を実現する実施の形態を、実施例5として以下に説明する。尚、実施例1〜4と同じ部分については説明を省略する。
図22は、本実施例における監視カメラ1000が保持するパラメータの構造を図示している。本実施例にて使用するコマンド、パラメータ等の名称と内容を以下に説明する。
AudioSource6101とは、監視カメラが備える集音部の性能を示すパラメータの集合体であり、AudioSource6111のIDであるAudioSourceTokenと、集音部が出力可能な音声データのビット長のパラメータを含む。
AudioSourceConfiguration6112とは、監視カメラが備えるAudioSource6111をMediaProfile6100に関連付けるパラメータの集合体である。AudioEncoderConfiguration6113とは、音声データの圧縮符号化に関するエンコーダ設定をMediaProfile6100に関連付けるパラメータの集合体である。
監視カメラ1000は、音声データを、本AudioEncoderConfiguration6113内に設定される圧縮符号化方式(例えばG.711やAAC)又はビットレート等のパラメータに従って圧縮符号化し、クライアント装置2000に配信する。この音声データは、AudioSource6111、及び後述するAudioSourceConfiguration6112の内容に基づいて出力される音声データである。
或いは、RecordingJob6200によって記録対象データとして指定されている場合は、記録の開始とともにRecording6300のAudio Trackに記録される。
AudioEncoderConfiguration6113は、AudioEncoderConfiguration6113のIDであるAudioEncoderConfigurationTokenを指定する。
また、AudioEncoderConfiguration6113は、圧縮符号化方式を指定するEncoding、圧縮符号化品質を指定するQuality、および出力音声のビットレートを指定する。AudioEncoderConfigurationをAECと略して表記することがある。
図23における7930は、SetVideoSourceModeコマンドのトランザクションである。本コマンドの処理の詳細は図27において解説する。
続いて、図26は、監視カメラ1000の内部構成を示すためのブロック図である。図26において、1007は集音部であり、例えばマイクで構成される。集音部1007は取得した音声をデジタル化し圧縮符号化部1004へデータを出力する。
1004は圧縮符号化部である。圧縮符号化部1004は、撮像部1003が出力したデータに対してJPEG或いはH.264等の形式に基づき圧縮符号化処理を行うことで画像データを生成し、記憶部1002に出力する。また、集音部1007が出力したデータに対してG.711、AAC等の形式に基づきアシュク符号化処理を行い、記憶部1002へ出力する。
続いて、図27を用いて、監視カメラ1000が前述のSetVideoSoruceModeコマンドをクライアント装置2000から受信した場合の処理を説明する。
ステップS2000において、制御部1001はSetVideoSourceModeコマンドの対象となっているVideoSource6101を記録対象とするRecordingJob6200が存在するかどうかを判定する。
具体的には、MediaProfile6100を、SourceToken6203において記録対象に指定するRecordingSource6202が、いずれかのRecordingJob6200において存在するかどうかを判定する。ここで、このMediaProfile6100は、対象のVideoSource6101を参照するVideoSourceConfiguration6102を含む。
存在する場合は、制御部1001は、当該VideoSourceは記録に使用される可能性があると判断し、ステップS2001に処理を移す。存在しない場合は、処理をステップS1802に移し、VideoSourceMode変更処理を実施する。ここでVideoSourceMode変更処理とは、図13のステップS1000以降に示される処理である。
ステップS2001において制御部1001は、S2000で見つけた当該VideoSource使用するいずれかのRecordingSource6202は、VideoTrackを含むかどうかを判定する。VideoTrackを含まない場合制御部1001は処理をステップS1802に移す。VideoTrackを含むRecordingSource6202が存在する場合は、制御部1001は処理をステップS2002に移す。
ステップS2002では、制御部1001は、次のようなRecordingSource6202につき、VideoTrackのStateがActive=記録中か否かを判定する。即ち、対象のVideoSource6101を記録対象とし、且つVideoTrackを含むRecordingSource6202である。
1つでも記録中であった場合制御部1001は、VideoSourceMode切り替え不可能と判断し、ステップS1803おいてコマンド送信元のクライアント装置2000にエラー応答を送信する。1つも記録中でない場合制御部1001は、処理をステップS1802に移し、VideoSourceMode変更処理を実施する。
ステップS2000〜S2002と同様の処理を図25に示すSetVideoEncoderConfigurationコマンド処理にも適用可能であるが説明は省略する。
以上の実施例5によれば、監視カメラ1000は、VSM、或いはVECがRecordingJobに参照され録画が行われている場合でも、VideoTrackが録画されていない場合はVSM、及びVECの設定変更を受け付けるようにすることができる。これにより、VSM、及びVECの設定変更を可能な限り許可しながら、継続的な監視データの記録を実現することができるとともに、単一の録画データに複数種類の録画データが含まれることを防ぐことができより好適な再生が行える録画を実現することができる。
以上、本発明を実装した監視カメラ、アプリケーションプログラム、及びクライアント装置の動作を実施例1及び2に示したが、実施形態は必ずしも上述の限りでなく、部分的に変更されてもよい。即ち、
(1) ステップS1300において、全ての取り得るVECの解像度の選択肢を提供するようになっているが、この限りではない。例えば、すでにある解像度のビデオストリームが監視カメラ1000から配信されている場合に限って、現在のVSMに適合する解像度のみを選択肢として提供するようにしてもよい。
(2) ステップS1410において、SetVideoEncoderConfigurationの解像度の設定だけに基づいてVSMが選択されて切り換えられるようにしているがこの限りではない。また、適合するVSMが複数存在する場合も考えられる。従って、解像度のみならず、圧縮符号化形式、FramerateLimit等、他の複数の圧縮符号化部の設定に基づいて、最も適合するVSMが選択されるようにしてもよい。
(3) ステップS1301においては、全ての取り得るVECの圧縮符号化形式を選択肢として取得しているがこの限りではない。全てのVSMに共通して整合する圧縮符号化形式の選択肢のみを取得するようにしてもよい。こうすることで、選択肢の提供範囲が減る一方、ステップS1201において、その時点で選択されているVSMに不整合な圧縮符号化形式がSetVideoEncoderConfigurationコマンドによって指定されることを防ぐことができる。
(4) ステップS1302においては、全ての取り得るVECのFramerateLimitのうちの最大値を取得するようになっているがこの限りではない。全てのVSMに共通して整合する最大のFramerateLimitを取得するようにしてもよい。こうすることで、選択肢の提供範囲が減る一方、ステップS1201において、その時点で選択されているVSMに不整合なFramerateLimitがSetVideoEncoderConfigurationコマンドによって指定されることを防げる。
(5) ステップS1701において、監視カメラ1000の再起動処理について言及しているが、ここでの再起動については様々な実装が考えられる。例えば、変更されたVSC及びVECの処理に関連する実行プロセスの再起動、或いは監視カメラ1000のオペレーティングシステムの再起動などであってもよい。
(6) 図15の7402、及び7403において、両通知がネットワーク離脱・加入通知イベントに続いて送られるようになっているがこの限りではなく、これらの順序は入れ替えられても良い。同様に図10の7107に含まれるVideoEncoderConfiguration変更通知イベントと7502のVideoSourceMode変更通知イベントのネットワーク離脱・加入通知イベントとの順序は入れ替えられても発明の趣旨を損なわない。
(7) 実施例5では、VSM及びVECの設定変更可否を、VideoTrackが録画に使用されているかどうかを判定することで切り替えたが、これに限るものではない。つまり、AECに対する同様の設定変更可否を、AudioTrackが録画に使用されているかどうかを判定することで切り替え可能であることは言うまでもない。Metadataに関する設定変更可否を、MetadataTrackが録画に使用されているかどうかによって切り替え可能であることも同様である。
(8) ステップS1800、及びステップS1801に示されているVSM及びVECの設定変更可否の切り替えは、録画開始のトリガの種別等に基づいて、優先度の高い録画の場合のみ行うようにしてもよい。
1000 監視カメラ
1001 制御部
2000 クライアント装置
4000 VideoSourceMode
6101 VideoSource
9001 VideoSourceMode選択エリア

Claims (4)

  1. 圧縮符号化された映像データを含むストリームを出力する記録ソースと、
    前記記録ソースが出力するストリームを記録する記録ファイルと、
    前記記録ソースと前記記録ファイルを関連付け、記録状態を管理する記録ジョブと、
    前記記録ソースに関するパラメータを、ネットワークを介して接続された外部機器から送信されるコマンドによって変更する指示手段と、
    前記記録ジョブの記録状態に応じて、前記記録ジョブに関連付けられている前記記録ソースに対する前記指示手段によるコマンドの受け付け可否を切り換えるよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記記録状態が記録中である場合は、前記指示手段によるコマンドの受け付けを不可とし、前記記録状態が記録中以外である場合は、前記指示手段によるコマンドの受け付けを可能とするよう制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記録ソースは、前記記録装置に接続されている撮像手段と、前記撮像手段が出力する撮像画像を圧縮符号化して画像データのストリームを出力するエンコーダとを含み、
    前記コマンドとは、
    少なくとも異なる出力画像の解像度設定と、
    使用可能な出力画像の圧縮符号化方式設定を含む前記撮像手段の複数のモードを変更するコマンドと、
    少なくともエンコーダに入力される解像度設定と圧縮符号化方式設定を含むエンコーダ設定を変更するコマンドと、
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記記録ソースは、圧縮符号化された音声データ、及びテキストデータを更に含むストリームを出力し、前記記録ジョブ、或いは記録ファイルは、記録対象データとして、前記映像データ、前記音声データ、及び前記テキストデータのうち1つ以上が予め設定可能であるとき、前記制御手段は、前記記録ジョブの記録状態が記録中か否かに関わらず、前記記録ジョブに関連づけられている記録ファイルの記録対象データに含まれていない記録ソースのデータに対するパラメータを変更するするコマンドは、前記指示手段によるコマンドの受け付けを可能とするよう制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
JP2013053593A 2013-03-15 2013-03-15 撮像装置 Active JP6084080B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013053593A JP6084080B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 撮像装置
PCT/JP2014/056918 WO2014142309A1 (ja) 2013-03-15 2014-03-14 撮像装置
KR1020157029735A KR101699311B1 (ko) 2013-03-15 2014-03-14 촬상장치
CN201480016129.XA CN105052128B (zh) 2013-03-15 2014-03-14 摄像设备
EP14765747.2A EP2975836B1 (en) 2013-03-15 2014-03-14 Imaging device
EP18183526.5A EP3422695B1 (en) 2013-03-15 2014-03-14 Imaging apparatus
CN201810959561.2A CN108718387B (zh) 2013-03-15 2014-03-14 摄像设备、客户端设备及其控制方法和记录介质
RU2015142814A RU2613176C1 (ru) 2013-03-15 2014-03-14 Устройство формирования изображений
BR112015021275A BR112015021275A2 (pt) 2013-03-15 2014-03-14 aparelho de formação de imagem
US14/484,062 US9742999B2 (en) 2013-03-15 2014-09-11 Imaging apparatus
US15/651,439 US10542213B2 (en) 2013-03-15 2017-07-17 Imaging apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013053593A JP6084080B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 撮像装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014179879A JP2014179879A (ja) 2014-09-25
JP2014179879A5 JP2014179879A5 (ja) 2016-04-28
JP6084080B2 true JP6084080B2 (ja) 2017-02-22

Family

ID=51536956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013053593A Active JP6084080B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 撮像装置

Country Status (8)

Country Link
US (2) US9742999B2 (ja)
EP (2) EP2975836B1 (ja)
JP (1) JP6084080B2 (ja)
KR (1) KR101699311B1 (ja)
CN (2) CN105052128B (ja)
BR (1) BR112015021275A2 (ja)
RU (1) RU2613176C1 (ja)
WO (1) WO2014142309A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102537559B1 (ko) 2016-11-14 2023-05-26 한화비전 주식회사 영상촬영장치에서 다양한뷰모드를 제공하는 방법
JP7022540B2 (ja) * 2017-09-08 2022-02-18 キヤノン株式会社 情報処理装置およびその制御方法
US20230007174A1 (en) * 2021-07-05 2023-01-05 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup signal processing apparatus, image pickup signal processing method, and storage medium

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0894909A (ja) * 1994-09-21 1996-04-12 Sony Corp レンズ制御装置およびそれを使用したビデオカメラ装置
US6269122B1 (en) * 1998-01-02 2001-07-31 Intel Corporation Synchronization of related audio and video streams
US7839926B1 (en) * 2000-11-17 2010-11-23 Metzger Raymond R Bandwidth management and control
JP2003198900A (ja) * 2001-12-21 2003-07-11 Sanyo Electric Co Ltd ディジタルカメラ
JP2006109404A (ja) * 2004-09-07 2006-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd アダプタ装置及びネットワークカメラシステム
JP4649980B2 (ja) * 2004-12-21 2011-03-16 ソニー株式会社 画像編集装置、画像編集方法、プログラム
JP4247626B2 (ja) * 2005-01-20 2009-04-02 ソニー株式会社 再生装置および再生方法
JP2006310900A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Hitachi Ltd 画像監視装置
JP2007013881A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Canon Inc 撮像装置
JP4689440B2 (ja) * 2005-11-04 2011-05-25 キヤノン株式会社 撮像装置、及び処理方法
JP2007184039A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Canon Inc 情報記録装置
JP2007288478A (ja) 2006-04-17 2007-11-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像装置及び画像記録装置
JP2007336116A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Hitachi Ltd 映像記録再生装置
JP2008147790A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Canon Inc 記録装置及びその制御方法
KR101142379B1 (ko) * 2007-02-14 2012-05-18 삼성전자주식회사 디지털 방송 재생 방법 및 장치, 디지털 방송 녹화 방법
US20090049491A1 (en) * 2007-08-16 2009-02-19 Nokia Corporation Resolution Video File Retrieval
JP5444639B2 (ja) * 2007-11-20 2014-03-19 パナソニック株式会社 サーバ装置と分散サーバシステム
CN101217643B (zh) * 2007-12-26 2010-12-29 广东威创视讯科技股份有限公司 动态采集捕获、显示不同大小分辨率图像的方法及其装置
JP2009206931A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Sony Corp カメラ、カメラの制御方法、エンコーダ、エンコーダの制御方法およびカメラ装置
US8358665B2 (en) * 2008-08-15 2013-01-22 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for controlling the presentation of multimedia data from a multiplex signal between devices in a local area network
JP5478866B2 (ja) * 2008-10-06 2014-04-23 キヤノン株式会社 撮像装置、その制御方法及びプログラム
CN102137248B (zh) * 2010-01-21 2015-05-20 腾讯科技(深圳)有限公司 视频分辨率的切换方法及装置、终端及切换系统
JP5643552B2 (ja) * 2010-06-28 2014-12-17 キヤノン株式会社 撮像装置
JP5989969B2 (ja) * 2011-04-15 2016-09-07 キヤノン株式会社 符号化装置、及び、符号化装置の制御方法
US9432704B2 (en) * 2011-11-06 2016-08-30 Akamai Technologies Inc. Segmented parallel encoding with frame-aware, variable-size chunking

Also Published As

Publication number Publication date
BR112015021275A2 (pt) 2017-07-18
CN108718387A (zh) 2018-10-30
JP2014179879A (ja) 2014-09-25
EP2975836A1 (en) 2016-01-20
EP2975836A4 (en) 2016-10-26
US20170318223A1 (en) 2017-11-02
EP3422695A1 (en) 2019-01-02
WO2014142309A1 (ja) 2014-09-18
KR20150131322A (ko) 2015-11-24
RU2613176C1 (ru) 2017-03-15
CN105052128A (zh) 2015-11-11
EP2975836B1 (en) 2018-08-01
US9742999B2 (en) 2017-08-22
EP3422695B1 (en) 2020-12-23
US10542213B2 (en) 2020-01-21
KR101699311B1 (ko) 2017-01-24
US20140376875A1 (en) 2014-12-25
CN105052128B (zh) 2018-09-04
CN108718387B (zh) 2021-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6103999B2 (ja) 画像データ送信装置、画像データ受信装置、画像データ送信方法、画像データ受信方法、及びプログラム
CN111787392A (zh) 一种视频投屏方法、装置、电子设备和存储介质
JP5838925B2 (ja) 通信システム、端末装置、動画の表示方法、及びプログラム
CN114189696B (zh) 一种视频播放方法及设备
WO2021251127A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、撮像装置、画像転送システム
WO2014002979A1 (ja) 通信システム、端末装置、登録方法、及びプログラム
JP6270555B2 (ja) 画像処理システム、撮像装置及びその制御方法
JP6084080B2 (ja) 撮像装置
JP6338746B2 (ja) 撮像システム、撮像装置、撮像装置における通信方法、及びプログラム
JP6204655B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム
JP6173640B1 (ja) 通信装置、通信方法、プログラム、及び、撮像装置
JP5042000B2 (ja) 記録再生装置
JP2009200965A (ja) 映像配信装置及びその制御方法、並びに映像配信システム
JP6529635B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、及びプログラム
JP6343377B2 (ja) 撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、撮像システムの制御方法およびプログラム
JP2017103822A (ja) 通信装置、通信方法、及び、プログラム
JP2016213690A (ja) 画像表示装置、サーバ及びクライアント
JP6566826B2 (ja) 画像処理装置、およびその制御方法、および制御プログラム
JP2011193182A (ja) 画像再生装置、制御方法、制御プログラム及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160314

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170124

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6084080

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151