JPH0894909A - レンズ制御装置およびそれを使用したビデオカメラ装置 - Google Patents

レンズ制御装置およびそれを使用したビデオカメラ装置

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JPH0894909A
JPH0894909A JP6226859A JP22685994A JPH0894909A JP H0894909 A JPH0894909 A JP H0894909A JP 6226859 A JP6226859 A JP 6226859A JP 22685994 A JP22685994 A JP 22685994A JP H0894909 A JPH0894909 A JP H0894909A
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zoom
lens
mode
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video camera
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Hisasumi Ando
寿純 安藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安定した見やすい再生画を容易に得ると共に被
写体像を所望する大きさで撮像する。 【構成】マイコン2から制御信号ZD,FDを駆動部
3,7に供給してレンズ5,9の位置を制御する。スイ
ッチ11の端子a選択時、マイコン2で信号MSに基づ
き連続ズームモードと判断し、レバー1の操作中はレン
ズ5,9を所定方向に移動して連続ズームを行う。端子
b選択時、信号MSでTELEモードと判断し外部メモ
リ10からレンズ9の位置データを読み出す。レンズ5
をTELE端とし、データに基づきレンズ9を所定位置
に移動する。端子c選択時、信号MSでMIDDLEモ
ードと判断し、レンズ5を可動範囲の中間位置としデー
タに基づきレンズ9を移動する。端子d選択時、信号M
SでWIDEモードと判断し、レンズ5をWIDE端と
しデータに基づきレンズ9を移動する。レンズ5,9の
移動後は、信号LDに基づきレンズ9を移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオカメラ
装置に適用して好適なレンズ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばビデオカメラ装置のレンズ
制御装置では、被写体にピントを合わせた状態で被写体
像の大きさを自由に可変できるズーム機能が備えられて
いる。ここで、図2を参照して従来のレンズ制御装置の
構成について説明する。
【0003】図2において、1はズームレバーである。
このズームレバー1は、被写体像を大きく(画角を小さ
く)したり小さく(画角を大きく)するための操作部で
あり、ズームレバー1を操作することにより操作信号Z
Cがレンズ制御マイクロコンピュータ(以下「レンズ制
御マイコン」という)2に供給される。なお、ズーム動
作において被写体像を大きくする方向をTELE側(望
遠側)、小さくする方向をWIDE側(広角側)とす
る。
【0004】レンズ制御マイコン2では、供給された操
作信号ZCがTELE側の操作信号であるか、あるいは
WIDE側の操作信号であるかの判別が行われる。この
判別結果に基づきズームレンズを移動させるためのズー
ム駆動制御信号ZDがズームモータ駆動部3に供給され
る。
【0005】このズームモータ駆動部3では、ズーム駆
動制御信号ZDに基づきズームモータ4の駆動信号ZM
Dが生成されてズームモータ4に供給される。このた
め、ズームレバー1が操作されている間は駆動信号ZM
Dがズームモータ4に供給されて、4群のレンズで構成
されるインナーフォーカスレンズの第2群レンズ(以下
「ズームレンズ」という)5が所定の方向に移動され
る。
【0006】ところで、この第4群レンズ(マスターレ
ンズ)でフォーカスを合わせるインナーフォーカスレン
ズでは、ズーム動作に伴いフォーカスが変化するため
に、ズームレンズ5の位置に応じて第4群レンズ(以下
「フォーカスレンズ」という)9の位置を例えば図3に
示すトラッキングカーブにそって移動する必要がある。
なお、第1群レンズ13および第3群レンズ14は固定
レンズである。
【0007】図3において、横軸はズームレンズ5の位
置を示しており縦軸はフォーカスレンズ9の位置を示し
ている。また、実線aは被写体まで距離が25cmのと
きに被写体にピントが合うズームレンズ5の位置に対す
るフォーカスレンズ9の位置を示しており、実線bは被
写体までの距離が2mのときに被写体にピントが合うズ
ームレンズ5の位置に対するフォーカスレンズ9の位置
を示している。このトラッキングカーブのデータをレン
ズ制御マイコン2の内部のメモリに記憶させておき、上
述したズーム操作を行わせる時に、このデータを参照し
ながらフォーカスレンズ9の位置を制御することとな
る。
【0008】本来、このトラッキングカーブは被写体ま
での距離に応じて必要とされるのでトラッキングカーブ
の数は無限とされるが、実際には代表値の数本(例えば
8mm,54mm,25cm,53cm,2m,∞,
等)のトラッキングカーブのデータをメモリに記憶して
おき、被写体までの距離に対応するトラッキングカーブ
のデータが記憶されていない場合には、前後のデータの
比例配分で補間される。
【0009】ズームレンズ5にはレンズ位置を検出する
ための位置検出センサ6が配設されて、この位置検出セ
ンサ6からズームレンズ5の位置を示す位置信号ZPS
がレンズ制御マイコン2に供給される。またレンズ制御
マイコン2には、被写体までの距離を示す距離信号LD
が図示しないオートフォーカス回路からレンズ制御マイ
コン2に供給される。
【0010】このレンズ制御マイコン2では、位置信号
ZPSと距離信号LDに基づきフォーカスレンズの移動
量が算出されてフォーカス駆動制御信号FDが生成され
る。このフォーカス駆動制御信号FDは、フォーカス駆
動部7に供給されて駆動信号FMDとされてフォーカス
レンズ9を移動するためのフォーカスモータ8に供給さ
れる。このため、ズーム動作が行われても自動的にフォ
ーカスレンズ9がピントの合う位置に移動されるので被
写体にピントが合った状態が保持される。なお、フォー
カスレンズ9には絶対位置検出のための絶対位置検出セ
ンサ12が配設されており、絶対位置検出センサ12か
らの位置信号FPSはレンズ制御マイコン2に供給され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のレン
ズ制御装置は、ズームレバーが操作されている期間中は
連続したズーム動作が行われるものである。このため、
例えばこのレンズ制御装置を用いたビデオカメラの撮像
信号を記録するビデオカメラ装置を初心者が使用する場
合、ズームレバーが頻繁に操作されることにより被写体
像の大きさが常に変化した状態で画像が記録されてしま
い、安定して見やすい再生画を得ることができない場合
があった。
【0012】また、ズーム機能を有しない固定焦点タイ
プのビデオカメラ装置では、安定して見やすい再生画を
容易に得ることはできるが、被写体像を所望する大きさ
で撮像できず、初心者にとっては使い易いがマニア層に
とっては物足りないものであった。
【0013】そこで、この発明では、安定した見やすい
再生画を容易に得ることができ、しかも被写体像を所望
する大きさで撮像することもできるレンズ制御装置およ
びそれを使用したビデオカメラ装置を提供するものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るレンズ制御装置は、ズームレンズと、ズームレンズの
位置を可変するズームレンズ駆動手段と、ズームレンズ
の位置を連続的に可変してズーム動作を行う連続ズーム
モードとズームレンズの位置を段階的に可変してズーム
動作を行う固定ズームモードを選択するモード切換手段
と、モード切換手段で連続ズームモードが選択されたと
きにズームレンズ駆動手段でズームレンズの位置を連続
的に可変する第1のズーム操作手段と、モード切換手段
で固定ズームモードが選択されたときにズームレンズ駆
動手段でズームレンズの位置を段階的に可変する第2の
ズーム操作手段とを有するものである。
【0015】請求項2記載の発明に係るレンズ制御装置
は、フォーカスレンズと、フォーカスレンズの位置を可
変するフォーカスレンズ駆動手段と、固定ズームモード
で段階的に可変されるズームレンズ位置に対応したフォ
ーカスレンズ位置のデータを記憶したメモリ手段を備
え、モード切換手段で固定ズームモードが選択されたと
きに第2のズーム操作手段で可変されるズームレンズ位
置に対応したフォーカスレンズ位置のデータをメモリ手
段から読み出し、このデータに基づきフォーカスレンズ
駆動手段でフォーカスレンズ位置を可変するものであ
る。
【0016】請求項3記載の発明に係るレンズ制御装置
は、第1のズーム操作手段と第2のズーム操作手段を兼
用したものである。
【0017】請求項4記載の発明に係るビデオカメラ装
置は、請求項1,請求項2また請求項3に記載のレンズ
制御装置を使用したビデオカメラの撮像信号を記録する
ビデオカメラ装置であって、モード切換手段の選択動作
を録画動作中は禁止するものである。
【0018】請求項5記載の発明に係るビデオカメラ装
置は、請求項1,請求項2また請求項3に記載のレンズ
制御装置を使用したビデオカメラの撮像信号を記録する
ビデオカメラ装置であって、モード切換手段で固定ズー
ムモードが選択されたときに、第2のズーム操作手段の
ズームレンズ位置の可変動作を録画動作中は禁止するも
のである。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明においては、モード切換手
段によって、ズームレンズの位置を連続的に可変してズ
ーム動作を行う連続ズームモードとズームレンズの位置
を段階的に可変してズーム動作を行う固定ズームモード
が選択される。このモード切換手段で連続ズームモード
が選択されたときには、第1のズーム操作手段によって
ズームレンズの位置が連続的に可変される。また固定ズ
ームモードが選択されたときには、第2のズーム操作手
段によってズームレンズの位置が段階的に可変される。
【0020】このため、従来の連続的なズーム動作に加
えて所定のズーム位置でズームレンズを固定することが
出来るので、例えばビデオカメラ装置に使用したときに
は、連続的なズーム動作によって被写体像を所望する大
きさで記録することができると共に、所定の位置でズー
ムレンズを固定することによって被写体像の大きさをほ
ぼ所望する大きさとした安定して見やすい再生画を容易
に得ることが可能となる。
【0021】請求項2記載の発明においては、モード切
換手段で固定ズームモードが選択されたときに第2のズ
ーム操作手段で可変されるズームレンズ位置に対応した
フォーカスレンズ位置のデータがメモリ手段から読み出
されて、このデータに基づきフォーカスレンズ駆動手段
でフォーカスレンズの位置が移動される。
【0022】このため、レンズ駆動制御手段でレンズ位
置を算出するための演算処理を行う必要がなく、速やか
にモード切換を行うことが可能となる。
【0023】請求項3記載の発明においては、第1のズ
ーム操作手段と第2のズーム操作手段が兼用されるの
で、1つのズーム操作手段を操作することで連続ズーム
モードが選択された場合にはズーム量を連続的に可変す
ることができると共に固定ズームモードが選択された場
合にはズーム量を段階的に可変することができるため操
作性を向上させることが可能となる。
【0024】請求項4および請求項5記載の発明におい
ては、モード切換手段の選択動作あるいはモード切換手
段で固定ズームモードが選択されたときの第2のズーム
操作手段のズームレンズ位置の可変動作は、ビデオカメ
ラ装置の録画動作中は禁止されるので、誤操作すること
なく簡単に被写体像を所望する大きさで記録することが
可能となる。
【0025】
【実施例】以下、図1を参照しながらこの発明に係るレ
ンズ制御装置をビデオカメラ装置に使用した一実施例の
構成について説明する。なお、図1において図2と対応
する部分については同一符号を付しその詳細な説明は省
略する。
【0026】図1のレンズ制御マイコン2には、例えば
2PROM等の不揮発性メモリで構成される外部メモ
リ部10が接続される。電源供給端子21は、抵抗器2
2〜25の直列回路を介して接地される。抵抗器22と
抵抗器23の接続点は、レンズ制御マイコン2に接続さ
れると共にモード切換スイッチ11の固定端子aに接続
される。また、抵抗器23と抵抗器24の接続点はモー
ド切換スイッチ11の固定端子bに接続されており、抵
抗器24と抵抗器25の接続点はモード切換スイッチ1
1の固定端子cに接続される。なお、モード切換スイッ
チ11の固定端子dと可動端子は接地される。
【0027】以上のように構成されたレンズ制御装置に
おいて、抵抗器22〜25の抵抗値をそれぞれR22,R
23,R24,R25、電源供給端子21から供給される電源
の電圧値をVCCとすると、モード切換スイッチ11で固
定端子aが選択されたときには、レンズ制御マイコン2
に供給される信号MSの電圧値は接地レベルとされる。
【0028】このとき、レンズ制御マイコン2では供給
された信号MSの電圧値に基づき、上述した従来のズー
ム動作モードが選択されたと判断されてズームレバー1
の操作に応じた連続のズーム動作が行われる。
【0029】次に、モード切換スイッチ11で固定端子
bが選択されたときには、レンズ制御マイコン2に供給
される信号MSの電圧値は(R23/(R22+R23))×
VCCとされる。レンズ制御マイコン2では、供給された
信号MSの電圧値に基づきTELEモードが選択された
と判断される。このとき、ズームレンズ5がズームレン
ズ5の可動範囲のTELE端(結像側の端部)とされた
ときの距離信号LDに対するフォーカスレンズ位置デー
タ(被写体にピントが合うフォーカスレンズの位置を示
すデータ)が外部メモリ10から読み出される。その
後、レンズ制御マイコン2から制御信号ZDがズームモ
ータ駆動部3に供給されて、ズームレンズ5がTELE
端に移動されると共に、外部メモリ10から読み出され
たデータに基づき制御信号FDがフォーカスモータ駆動
部7に供給されて、フォーカスレンズ9が所定位置に移
動される。なお、ズームレンズ5およびフォーカスレン
ズ9が移動後は、被写体の移動に追従してオートフォー
カス回路からの距離信号LDに基づきフォーカスレンズ
9が自動的に移動される。このため、ズームレバー1を
操作することなくズーム動作をTELE側に固定した被
写体像を得ることができる。
【0030】モード切換スイッチ11で固定端子cが選
択されたときには、レンズ制御マイコン2に供給される
信号MSの電圧値は((R23+R24)/(R22+R23+
R24))×VCCとされる。レンズ制御マイコン2では、
供給された信号MSの電圧値に基づきMIDDLEモー
ドが選択されたと判断される。このとき、ズームレンズ
5が可動範囲の中間位置(以下「MID位置」という)
とされたときの距離信号LDに基づくフォーカスレンズ
位置データが外部メモリ10から読み出される。その
後、レンズ制御マイコン2から制御信号ZDがズームモ
ータ駆動部3に供給されて、ズームレンズ5がMID位
置に移動されると共に、外部メモリ10から読み出され
たデータに基づき制御信号FDがフォーカスモータ駆動
部7に供給されて、フォーカスレンズ9が所定位置に移
動される。なお、ズームレンズ5およびフォーカスレン
ズ9が移動後は、被写体の移動に追従してオートフォー
カス回路からの距離信号LDに基づきフォーカスレンズ
9が自動的に移動される。このため、ズームレバー1を
操作することなくズーム動作をTELE側とWIDE側
の中間に固定した被写体像を得ることができる。
【0031】モード切換スイッチ11で固定端子dが選
択されたときには、レンズ制御マイコン2に供給される
信号MSの電圧値は((R23+R24+R25)/(R22+
R23+R24+R25))×VCCとされる。レンズ制御マイ
コン2では、供給された信号MSの電圧値に基づきWI
DEモードが選択されたと判断される。このとき、ズー
ムレンズ5がズームレンズ5の可動範囲のWIDE端
(被写体側の端部)とされたときの距離信号LDに基づ
くフォーカスレンズ位置データが外部メモリ10から読
み出される。その後、レンズ制御マイコン2から制御信
号ZDがズームモータ駆動部3に供給されて、ズームレ
ンズ5がWIDE端に移動されると共に、外部メモリ1
0から読み出されたデータに基づき制御信号FDがフォ
ーカスモータ駆動部7に供給されて、フォーカスレンズ
9が所定位置に移動される。なお、ズームレンズ5およ
びフォーカスレンズ9が移動後は、被写体の移動に追従
してオートフォーカス回路からの距離信号LDに基づき
フォーカスレンズ9が自動的に移動される。このため、
ズームレバー1を操作することなくズーム動作をWID
E側に固定した被写体像を得ることができる。
【0032】なお、外部メモリ部10には、ズームレン
ズ5がTELE端、WIDE端あるいはMID位置され
たときの予め設定された被写体距離に対するピントが合
うフォーカスレンズ位置データ(例えば被写体までの距
離が25cm、53cm、2m等の場合の代表値として
のフォーカスレンズ位置データ)を記憶させておき、ズ
ームレンズ5の各位置(TELE端、WIDE端あるい
はMID位置)における被写体との距離が任意の場合に
対するフォーカスレンズ9の位置は、上記代表値を基に
比例配分による補間でもって算出して求め、この位置デ
ータに基づきフォーカスレンズ9を制御してもよい。
【0033】このように本例のレンズ制御装置では、モ
ード切換スイッチ11によって、ズームレンズの位置を
連続的に可変してズーム動作を行う連続ズームモードと
ズームレンズ5の位置を固定した3つの固定ズームモー
ド(ズームレンズ5の位置をTELE端とするTELE
モード,WIDE端とするWIDEモード,MID位置
とするMIDDLEモード)を切り換えて選択すること
ができる。またモード切換スイッチ11によって連続ズ
ームモードが選択されたときには、ズームレバー1によ
ってズームレンズの位置が連続的に可変できる。このた
め、ビデオカメラ装置に使用したときには、連続ズーム
モードが選択されると連続的なズーム動作によって被写
体像の大きさを任意に可変することができ、被写体像を
所望する大きさで撮像することができる。また3つの固
定ズームモードを任意に選択することで安定して見やす
い再生画を容易に得ることができる。
【0034】また、外部メモリ10から読み出されたフ
ォーカスレンズ位置データに基づいてフォーカスレンズ
9が移動されるので、レンズ制御マイコン2でレンズ位
置を算出するための演算処理を行う必要がなく、速やか
にモード切換を行うことができる。
【0035】なお、モード切換スイッチ11では連続ズ
ームモードと固定ズームモードのいずれかを選択するも
のとして、モード切換スイッチ11で連続ズームモード
が選択されたときにはズームレバー1によってズームレ
ンズの位置を連続的に可変させると共に、モード切換ス
イッチ11で固定ズームモードが選択されたときには、
ズームレバー1によってズームレンズの位置を段階的に
可変するものとしてもよい。この場合、ズーム操作手段
を操作することでズーム量を連続的あるいは段階的に可
変することができるので操作性を向上させることができ
る。また、固定ズームモードは3モードに限られるもの
ではなく、2モードや4モード以上であってもよい。
【0036】さらに、この発明に係るレンズ制御装置を
使用したビデオカメラの撮像信号を記録するビデオカメ
ラ装置において、ビデオカメラ装置が録画動作中である
場合には、レンズ制御マイコン2に供給される信号MS
を無効として連続ズームモードと固定ズームモードの切
換あるいは3つの固定ズームモードの切換を禁止するも
のとすれば、誤操作することなく簡単に被写体像を所望
する大きさで記録することができる。
【0037】なお、上述の実施例ではビデオカメラ装置
に適用した場合について述べたがスチルカメラやプロジ
ェクタ等にも適用できることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、モード切
換手段によって、ズームレンズの位置を連続的に可変し
てズーム動作を行う連続ズームモードとズームレンズの
位置を段階的に可変してズーム動作を行う固定ズームモ
ードが選択される。このモード切換手段で連続ズームモ
ードが選択されたときには、第1のズーム操作手段によ
ってズームレンズの位置が連続的に可変される。また固
定ズームモードが選択されたときには、第2のズーム操
作手段によってズームレンズの位置が段階的に可変され
る。
【0039】このため、従来の連続的なズーム動作に加
えて所定のズーム位置でズームレンズを固定することが
出来るので、例えばビデオカメラ装置に使用したときに
は、連続的なズーム動作によって被写体像を所望する大
きさで記録することができると共に、所定の位置でズー
ムレンズを固定することによって被写体像の大きさをほ
ぼ所望する大きさとした安定して見やすい再生画を容易
に得ることができる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、モード切換
手段で固定ズームモードが選択されたときに第2のズー
ム操作手段で可変されるズームレンズ位置に対応したフ
ォーカスレンズ位置のデータがメモリ手段から読み出さ
れて、このデータに基づきフォーカスレンズ駆動手段で
フォーカスレンズの位置が移動される。
【0041】このため、レンズ駆動制御手段でレンズ位
置を算出するための演算処理を行う必要がなく、速やか
にモード切換を行うことができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、第1のズー
ム操作手段と第2のズーム操作手段が兼用されるので、
1つのズーム操作手段を操作することで連続ズームモー
ドが選択された場合にはズーム量を連続的に可変するこ
とが可能とされると共に固定ズームモードが選択された
場合にはズーム量を段階的に可変することが可能となり
操作性を向上させることができる。
【0043】請求項4および請求項5記載の発明によれ
ば、モード切換手段の選択動作あるいはモード切換手段
で固定ズームモードが選択されたときの第2のズーム操
作手段のズームレンズ位置の可変動作は、ビデオカメラ
装置の録画動作中は禁止されるので、誤操作することな
く簡単に被写体像を所望する大きさで記録することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレンズ制御装置をビデオカメラ
装置に使用した実施例の構成を示す図である。
【図2】従来のレンズ制御装置の構成を示す図である。
【図3】ズームレンズ位置とフォーカスレンズ位置の関
係(トラッキングカーブ)を示す図である。
【符号の説明】 1 ズームレバー 2 レンズ制御マイコン 3 ズームモータ駆動部 4 ズームモータ 5 第2群レンズ(ズームレンズ) 6 位置検出センサ 7 フォーカスモータ駆動部 8 フォーカスモータ 9 第4群レンズ(フォーカスレンズ) 10 外部メモリ 11 モード切換スイッチ 12 絶対位置検出センサ 13 第1群レンズ(固定レンズ) 14 第3群レンズ(固定レンズ) 21 電源供給端子 22〜25 抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/232 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズームレンズと、 上記ズームレンズの位置を可変するズームレンズ駆動手
    段と、 上記ズームレンズの位置を連続的に可変してズーム動作
    を行う連続ズームモードと上記ズームレンズの位置を段
    階的に可変してズーム動作を行う固定ズームモードを選
    択するモード切換手段と、 上記モード切換手段で連続ズームモードが選択されたと
    きに、上記ズームレンズ駆動手段で上記ズームレンズの
    位置を連続的に可変する第1のズーム操作手段と、 上記モード切換手段で固定ズームモードが選択されたと
    きに、上記ズームレンズ駆動手段で上記ズームレンズの
    位置を段階的に可変する第2のズーム操作手段とを有す
    ることを特徴とするレンズ制御装置。
  2. 【請求項2】 フォーカスレンズと、 上記フォーカスレンズの位置を可変するフォーカスレン
    ズ駆動手段と、 上記固定ズームモードで段階的に可変されるズームレン
    ズ位置に対応したフォーカスレンズ位置のデータを記憶
    したメモリ手段を備え、 上記モード切換手段で固定ズームモードが選択されたと
    きに、上記第2のズーム操作手段で可変されるズームレ
    ンズ位置に対応したフォーカスレンズ位置のデータを上
    記メモリ手段から読み出し、このデータに基づき上記フ
    ォーカスレンズ駆動手段で上記フォーカスレンズ位置を
    可変することを特徴とする請求項1に記載のレンズ制御
    装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のズーム操作手段と上記第2の
    ズーム操作手段を兼用したことを特徴とする請求項1ま
    た請求項2に記載のレンズ制御装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1,請求項2また請求項3に
    記載のレンズ制御装置を使用したビデオカメラの撮像信
    号を記録するビデオカメラ装置において、 上記モード切換手段の選択動作を録画動作中は禁止する
    ことを特徴とするビデオカメラ装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1,請求項2また請求項3に
    記載のレンズ制御装置を使用したビデオカメラの撮像信
    号を記録するビデオカメラ装置において、 上記モード切換手段で固定ズームモードが選択されたと
    きに、上記第2のズーム操作手段のズームレンズ位置の
    可変動作を録画動作中は禁止することを特徴とするビデ
    オカメラ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012142717A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Nikon Corp 撮像装置
KR20150131322A (ko) * 2013-03-15 2015-11-24 캐논 가부시끼가이샤 촬상장치

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