JP5989969B2 - 符号化装置、及び、符号化装置の制御方法 - Google Patents
符号化装置、及び、符号化装置の制御方法 Download PDFInfo
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Description
複数の符号化方式を持っている場合には、ハードウェア制限やシステム構成の限界により、同時に生成できる符号化方式に対して一定の負荷がかかった場合や設定組み合わせにより、実現できる生成方式に合わせて出力制約を設けていることがある。
例えば、特許文献1には、符号化のビットレート変換において、ネットワーク帯域に応じてクライアント端末毎にビットレート変換を行うシステムが提案されている。また、特許分権1には、少ないリソースで複数のビットレート変換を実現するため、符号化方式変換単位で切り替えて出力するような制限を設けることが記載されている。
すなわち、ビットレート変換に対してすべての変換方式を同時に動作させ、ネットワーク帯域毎に送信するレートを切り替える場合、システム上は不要なビットレート変換や構成としてすべてのビットレート変換が同時に行える必要がある。複数の能力が高いビットレート変換装置があれば有効であるが、監視カメラやセキュリティカメラのような小型装置においては、装置システム上の制約やコストのために符号化変換や映像出力に制限があるため実現が困難である。また、接続性向上における標準化されたプロトコルにおいては、システムの大小や装置の性能に問わず、同一のインターフェースで符号化方式や配信パラメータを設定することを目的としているため、システムに依存した設定値については考慮されていない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の符号化方式で撮像データを符号化可能な符号化装置において、制限すべき符号化設定の発生を、簡易なシステムで低減することである。
また、本発明の符号化装置は、例えば、以下の構成を有する。すなわち、撮像手段による撮像データを第1の符号化方式で符号化する第1の符号化手段と、前記撮像手段による撮像データを第2の符号化方式で符号化する第2の符号化手段と、前記第1の符号化方式に対応するパラメータのリスト、及び、前記第2の符号化方式に対応するパラメータのリストを保存する保存手段と、前記第1及び第2の符号化方式のうちいずれかで符号化された撮像データをネットワークを介してクライアントへ送信する送信手段と、前記撮像データの符号化方式を指定するための指定情報を前記クライアントから受信する受信手段と、前記指定情報の受信に応じた前記符号化方式の変更を制限する制限手段とを有し、前記制限手段は、前記指定情報と、前記保存手段が保存する前記リストとに基づいて、前記制限を行うか否かを判断する。
以下、図を参照して、第1の実施例による監視カメラである符号化装置について説明する。なお、本形態では、監視カメラに符号化装置が含まれる構成について説明するが、これらが別の装置であっても良い。
また、本形態の監視カメラ6001のCPU2010は、ネットワーク6002を介したクライアント(表示装置A、B)から、符号化方式及び符号化パラメータの少なくともいずれかを指定するための指定情報を受信することができる。この指定情報は、図5に示した符号化方式や符号化パラメータを設定・変更するためのコマンドに含まれる。
以下、図を参照して、本発明の第2の実施例による、映像符号化設定方法について説明する。
2002 CCD
2003 内部バス
2004 信号処理部
2005 符号化部A
2006 符号化部B
2007 符号化部C
2008 配信制御部
2009 通信部
2010 CPU
2011 RAM
2012 ROM
2013 レンズ制御部
6001 監視カメラ
6002 ネットワーク
6003 表示装置A
6004 表示装置B
Claims (6)
- 撮像手段による撮像データを第1の符号化方式で符号化する第1の符号化手段と、
前記撮像手段による撮像データを第2の符号化方式で符号化する第2の符号化手段と、
前記第1の符号化方式に対応するパラメータのリスト、及び、前記第2の符号化方式に対応するパラメータのリストを保存する保存手段と、
前記第1及び第2の符号化方式のうちいずれかで符号化された撮像データをネットワークを介してクライアントへ送信する送信手段と、
前記撮像データの符号化方式を指定するための指定情報を前記クライアントから受信する受信手段と、
前記指定情報の受信に応じた前記符号化方式の変更を制限する制限手段と
を有し、
前記第1の符号化手段は、第1の種類数の解像度の撮像データの符号化を行うことが可能であり、
前記第2の符号化手段は、前記第1の種類数よりも少ない第2の種類数の解像度の撮像データの符号化を行うことが可能であり、
前記制限手段は、前記第1の符号化手段が撮像データを前記第1の符号化方式で符号化している場合に、前記指定情報に応じて符号化方式を前記第1の符号化方式から前記第2の符号化方式に変更することを制限し、前記第2の符号化手段が撮像データを前記第2の符号化方式で符号化している場合に、前記指定情報に応じて符号化方式を前記第2の符号化方式から前記第1の符号化方式に変更することを特徴とする符号化装置。 - 前記制限手段は、前記指定情報と、前記保存手段が保存する前記リストとに基づいて、前記制限を行うか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
- 撮像手段による撮像データを第1の符号化方式で符号化する第1の符号化手段と、
前記撮像手段による撮像データを第2の符号化方式で符号化する第2の符号化手段と、
前記第1の符号化方式に対応するパラメータのリスト、及び、前記第2の符号化方式に対応するパラメータのリストを保存する保存手段と、
前記第1及び第2の符号化方式のうちいずれかで符号化された撮像データをネットワークを介してクライアントへ送信する送信手段と、
前記撮像データの符号化方式を指定するための指定情報を前記クライアントから受信する受信手段と、
前記指定情報の受信に応じた前記符号化方式の変更を制限する制限手段と
を有し、
前記制限手段は、前記指定情報と、前記保存手段が保存する前記リストとに基づいて、前記制限を行うか否かを判断することを特徴とする符号化装置。 - 第1の符号化手段が、撮像手段による撮像データを第1の符号化方式で符号化する第1の符号化ステップと、
第2の符号化手段が、前記撮像手段による撮像データを第2の符号化方式で符号化する第2の符号化ステップと、
前記第1の符号化方式に対応するパラメータのリスト、及び、前記第2の符号化方式に対応するパラメータのリストを保存手段に保存する保存ステップと、
前記第1及び第2の符号化方式のうちいずれかで符号化された撮像データをネットワークを介してクライアントへ送信する送信ステップと、
前記撮像データの符号化方式を指定するための指定情報を前記クライアントから受信する受信ステップと、
前記撮像手段による撮像データを符号化する符号化方式を前記指定に応じて変更する場合に、前記指定情報により指定された符号化方式と共存可能な前記パラメータを、前記保存手段に保存されたリストに基づいて前記クライアントに提供する提供ステップと、
前記指定情報の受信に応じた前記符号化方式の変更を制限する制限ステップと
を有し、
前記第1の符号化手段は、第1の種類数の解像度の撮像データの符号化を行うことが可能であり、
前記第2の符号化手段は、前記第1の種類数よりも少ない第2の種類数の解像度の撮像データの符号化を行うことが可能であり、
前記制限ステップにおいて、前記第1の符号化手段が撮像データを前記第1の符号化方式で符号化している場合に、前記指定情報に応じて符号化方式を前記第1の符号化方式から前記第2の符号化方式に変更することを制限し、前記第2の符号化手段が撮像データを前記第2の符号化方式で符号化している場合に、前記指定情報に応じて符号化方式を前記第2の符号化方式から前記第1の符号化方式に変更することを特徴とする制御方法。 - 前記制限ステップにおいて、前記指定情報と、前記保存手段が保存する前記リストとに基づいて、前記制限を行うか否かを判断することを特徴とする請求項4記載の符号化装置。
- 第1の符号化手段が、撮像手段による撮像データを第1の符号化方式で符号化する第1の符号化ステップと、
第2の符号化手段が、前記撮像手段による撮像データを第2の符号化方式で符号化する第2の符号化ステップと、
前記第1の符号化方式に対応するパラメータのリスト、及び、前記第2の符号化方式に対応するパラメータのリストを保存手段に保存する保存ステップと、
前記第1及び第2の符号化方式のうちいずれかで符号化された撮像データをネットワークを介してクライアントへ送信する送信ステップと、
前記撮像データの符号化方式を指定するための指定情報を前記クライアントから受信する受信ステップと、
前記撮像手段による撮像データを符号化する符号化方式を前記指定に応じて変更する場合に、前記指定情報により指定された符号化方式と共存可能な前記パラメータを、前記保存手段に保存されたリストに基づいて前記クライアントに提供する提供ステップと、
前記指定情報の受信に応じた前記符号化方式の変更を制限する制限ステップと
を有し、
前記制限ステップにおいて、前記指定情報と、前記保存手段が保存する前記リストとに基づいて、前記制限を行うか否かを判断することを特徴とする制御方法。
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